JP6280639B2 - 複数品種の工業製品を生産する生産システム - Google Patents

複数品種の工業製品を生産する生産システム Download PDF

Info

Publication number
JP6280639B2
JP6280639B2 JP2016519016A JP2016519016A JP6280639B2 JP 6280639 B2 JP6280639 B2 JP 6280639B2 JP 2016519016 A JP2016519016 A JP 2016519016A JP 2016519016 A JP2016519016 A JP 2016519016A JP 6280639 B2 JP6280639 B2 JP 6280639B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
production
specification data
waste
collection
instruction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016519016A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2015173887A1 (ja
Inventor
清水 浩二
浩二 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Corp
Original Assignee
Fuji Machine Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Machine Manufacturing Co Ltd filed Critical Fuji Machine Manufacturing Co Ltd
Publication of JPWO2015173887A1 publication Critical patent/JPWO2015173887A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6280639B2 publication Critical patent/JP6280639B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/418Total factory control, i.e. centrally controlling a plurality of machines, e.g. direct or distributed numerical control [DNC], flexible manufacturing systems [FMS], integrated manufacturing systems [IMS] or computer integrated manufacturing [CIM]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Description

本明細書は、複数品種の工業製品を順に生産する生産システムに関し、特に、工業製品の生産に伴って廃棄物を発生する生産システムに関する。
特開2004−296982号公報に、部品実装基板を生産する部品装着システムが記載されている。この部品装着システムは、廃棄物ボックスを有しており、テープ屑や不良部品といった、部品実装基板の生産時に発生する廃棄物を、廃棄物ボックスに回収するように構成されている。廃棄物ボックスに回収された廃棄物は、廃棄物ボックスが一杯になったときや、一日の生産の最初又は最後などに、作業者によって回収される。
通常、部品装着システムは、単一品種の生産に限られず、複数品種の生産に使用される。この場合、各々の品種で発生する様々な廃棄物が、同じ廃棄ボックスへ一緒に回収され、区別されることなく処分されている。この点に関して、従来の技術では特に問題視されていないが、特定の品種の生産で発生した廃棄物が、他の品種の生産で発生した廃棄物と一緒に処分された場合、例えば機密情報が漏洩するといった問題が生じ得る。このような問題を避けるためには、特定の品種の生産で発生した廃棄物を、様々な廃棄物が混在する廃棄ボックスのなかから抽出し、所定のルールに従って処分することが考えられる。しかしながら、面倒な作業が必要とされるとともに、見逃された廃棄物が他の廃棄物と共に不適切に処分されることも考えられる。
上記した問題は、部品装着システムに限られず、複数品種の工業製品を順に生産する生産システムにも共通して存在し得る。
上記した実情を考慮して、本明細書は、工業製品の生産システムで発生する廃棄物に関して新規な技術を開示する。
上記の課題を解決するために、生産システムが開示される。この生産システムは、少なくとも第1の品種と第2の品種とを含む、複数品種の工業製品を順に生産する。この生産システムは、第1の品種の生産に用いられる第1の生産仕様データと、第2の品種の生産に用いられる第2の生産仕様データとを記憶する記憶手段と、前記第1の生産仕様データと第2の生産仕様データとの少なくとも一方に基づいて、作業者に作業指示を与える指示手段とを備える。そして、第1及び第2の生産仕様データの少なくとも一方には、当該品種の生産で発生する廃棄物に定められた回収ルールが記述されている。このような構成によると、生産システムは、生産仕様データに記述された回収ルールに応じて、廃棄物を回収するタイミング及び/又はそのルールを、作業者に適切に指示することができる。
部品装着システムの構成を模式的に示す図。 生産仕様データの構成を模式的に示す図。 部品装着装置の機械的な構成を模式的に示す図。 部品装着装置の電気的な構成を模式的に示す図。 各品種に定められた回収ルールの一例を示すテーブル。 生産ラインが複数品種を生産する順序の一例を示す図。 各品種に定められた回収ルールを別の一例を示すテーブル。 生産ラインが複数品種を生産する順序の別の一例を例示す図。
本技術の一実施形態において、指示手段は、第1の品種の生産から第2の品種の生産への移行時に、第1及び第2の生産仕様データの少なくとも一方に記述された回収ルールに基づいて、作業者に廃棄物の回収指示を与えることが好ましい。例えば、指示手段は、第1及び第2の生産仕様データの一方に、特定の回収ルールが記述されているときは、他方に記述された回収ルールにかかわらず、作業者に廃棄物の回収指示を与えてもよい。あるいは、第1及び第2の生産仕様データに記述された回収ルールの関係に基づいて、作業者に廃棄物の回収指示を与えてもよい。
上記した実施形態において、指示手段は、第1の生産仕様データに記述された回収ルールと、第2の生産仕様データに記述された回収ルールとが一致しないときに、作業者に廃棄物の回収指示を与えることが好ましい。このような構成によると、第1の品種の生産で発生する廃棄物と、第2の品種の生産で発生する廃棄物との間で、回収ルールが互いに異なるときに、第2の品種の生産に先立って、作業者に廃棄物の回収指示を与えることができる。それにより、第1の品種の生産で発生した廃棄物に、第2の品種の生産で発生する廃棄物が混ざり合うことを、事前に防止することができる。
上記した実施形態において、指示手段は、回収指示を作業者に与えるときに、第1の生産仕様データに記述された回収ルールを、さらに指示することが好ましい。このような構成によると、作業者は、廃棄物の回収を適切な回収ルールに従って行うことができる。
上記した実施形態において、生産システムは、指示手段が作業者に廃棄物の回収指示を与えたときに、作業者による廃棄物の回収が完了するまで、前記第2の品種の生産の開始を保留することが好ましい。この場合、生産システムは、廃棄物の回収の完了をセンサによって検出してもよいし、廃棄物の回収を完了した作業者からの指示を待ってもよい。
本技術の一実施形態において、指示手段は、第1の品種の生産中に作業者が廃棄物の回収を行うときは、第1の生産仕様データに記述された回収ルールを作業者に指示することが好ましい。加えて、又は代えて、指示手段は、第2の品種の生産中に作業者が廃棄物の回収を行うときは、第2の生産仕様データに記述された回収ルールを作業者に指示することが好ましい。このような構成によると、生産する品種の移行時に限られず、作業者が任意のタイミングで廃棄物を回収するときでも、作業者に有用な指示を与えることができる。
本技術の一実施形態において、指示手段は、回収指示を作業者に可視的に表示する表示手段をさらに備えることが好ましい。但し、指示手段は、可視的な表示手段に限られず、音声や振動によって作業者に回収指示を与えるものであってもよい。
本技術の一実施形態において、生産システムは、工業製品として、回路基板に電子部品を装着した部品実装基板を生産するシステムであることが好ましい。この場合、第1及び第2の生産仕様データには、それぞれ、第1及び第2の品種の部品実装基板の生産に用いられる複数の電子部品が記述されていることが好ましい。加えて、第1及び第2の生産仕様データは、部品実装基板の生産に必要な各種の情報が含むことができる。
上記した実施形態において、第1の生産仕様データには、当該第1の生産仕様データに記述された電子部品に基づいて回収ルールが記述されており、第2の生産仕様データには、当該第2の生産仕様データに記述された電子部品に基づいて回収ルールが記述されていることが好ましい。部品実装基板の生産において、部品実装基板に使用される電子部品に関する情報は、機密情報として管理したいという要望が多く存在する。そのためには、生産仕様データに記述された電子部品に基づいて、即ち、部品実装基板に使用される電子部品に基づいて、回収ルールを定めることが有効である。
図面を参照して実施例の部品装着システム10について説明する。部品装着システム10は、複数品種の部品実装基板を生産する生産システムである。図1に示すように、部品装着システム10は、データサーバ20と、データ管理装置30と、少なくとも一つの生産ライン50を備える。各々の生産ライン50は、電気通信回線40を介してデータサーバ20に接続されており、データサーバ20との間で通信可能となっている。
生産ライン50は、一例ではあるが、はんだ印刷装置52と、一又は複数の部品装着装置54と、検査装置56とを有する。はんだ印刷装置52は、回路基板にはんだを印刷する装置であり、部品装着装置54は、はんだ印刷後の回路基板に電子部品を装着する装置である。そして、検査装置56は、電子部品が装着された回路基板を検査する装置である。データサーバ20は、各々の生産ライン50が使用する電子データが記憶されている。データ管理装置30は、データサーバ20と通信可能に接続されており、データサーバ20に対する電子データの追加、編集、削除といったデータ処理に用いられる。
各々の生産ライン50は、データサーバ20に記憶された電子データを用いて、部品実装基板を生産する。例えば、データサーバ20には、生産仕様データ100が記憶されている。図2に示すように、生産仕様データ100には、部品実装基板の品種A〜E毎に用意された、複数の生産仕様データ100a〜100eが含まれている。例えば、生産ライン50は、品種Aの生産仕様データ100aを使用することによって、品種Aの部品実装基板を生産することができ、品種Bの生産仕様データ100bを使用することによって、品種Bの部品実装基板を生産することができる。生産ライン50は、複数の生産仕様データ100a〜100eを選択的に使用することによって、複数品種A〜Eの部品実装基板を任意の順序で生産することができる。
生産仕様データ100には、基板データ102と、生産プログラム104と、回収ルール106とが記述されている。基板データ102は、部品実装基板の生産に使用される回路基板を記述するデータである。生産プログラム104は、部品実装基板の生産に使用される複数の電子部品を記述するデータである。生産プログラム104には、回路基板に装着する電子部品の順序、それぞれの電子部品の装着位置、及びその他の情報が記述されている。なお、生産仕様データ100の構成は特に限定されない。生産仕様データ100は、生産する品種A〜Eに応じて選択的に使用される電子データであればよく、基板データ102及び生産プログラム104を含まないデータであってもよいし、その他の情報が記述されたデータであってもよい。生産仕様データ100に記述された回収ルール106については、後段において詳細に説明する。
図3、図4を参照して、部品装着装置54を説明する。但し、この説明は、生産ライン50において廃棄物を発生する装置の一例を示すものであって、生産ライン50及びそれを構成する装置の限定を意図するものではない。
図3、図4に示すように、部品装着装置54は、回路基板2を支持するコンベア62と、電子部品4を供給する複数の部品フィーダ64と、部品フィーダ64が供給する電子部品4をコンベア62上の回路基板2に装着するヘッド66を備える。また、部品装着装置54は、ヘッド66を移動させる移動装置68と、ヘッド66が保持する電子部品4の良否を判定するためのカメラ70とを備える。これらに加え、部品装着装置54は、ノズル交換装置やディップユニットといった、各種の装置をさらに備えてもよい。
部品装着装置54は、タッチパネル80と制御装置82とを備える。タッチパネル80は、作業者からの指示を受け付けるユーザインターフェースであり、かつ、各種の情報を作業者に表示する表示装置である。制御装置82は、部品装着装置54の動作を制御する。図4に示すように、制御装置82は、記憶装置84と処理装置86とを有する。記憶装置84は、データサーバ20から取得した生産仕様データ100を記憶する。処理装置86は、記憶装置84が記憶する生産仕様データ100に基づいて、部品装着装置54を制御するのに必要な処理を実行する。
部品装着装置54はさらに、廃棄物ボックス72と、廃棄物ボックスの回収量を検出するセンサ74と、部品フィーダ64が発生するテープ屑6を切断するテープカッター76とを備える。廃棄物ボックス72は、部品装着装置54で発生する廃棄物を回収する容器である。例えば、廃棄物ボックス72は、部品フィーダ64が発生するテープ屑6やテープリール8を廃棄物として回収することができる。また、廃棄物ボックス72は、ヘッド66から落下した電子部品4や、カメラ70によって不良品とされた電子部品4を、廃棄物として回収することができる。なお、廃棄物ボックス72は、廃棄物を回収する回収部の一例である。部品装着装置54は、廃棄物ボックス72に加えて、又は代えて、廃棄物トレイ、廃棄物コンベア、廃棄物バッグといった他の回収部を備えてもよい。
生産ライン50で発生する廃棄物には、機密情報が含まれることがある。例えば、廃棄物ボックス72に回収された電子部品4、テープ屑6、テープリール8から、部品実装基板に使用される電子部品4の特性が把握されることがある。部品実装基板の生産において、使用される電子部品4の特性は、外部への漏洩が避けられるべき機密情報の一つといえる。従って、生産ライン50で発生した廃棄物は、適切に処分される必要があり、それによって、機密情報が外部に漏洩することを防ぐことができる。そこで、本実施例の部品装着システム10では、品種A〜E毎に定められた廃棄物の回収ルール106が、生産仕様データ100に記述されている。例えば図5に示すように、回収ルール106として、品種Aには第1ルールを定め、品種B、Cには第2ルールを定め、品種D、Eには第3ルールを定めることができる。なお、各品種A〜Eの回収ルール106は、主に、各品種A〜Eの生産に使用される電子部品4に基づいて定められている。例えば、品種Bと品種Cにおいて、同じ製造業者の電子部品が使用されているときは、同じ回収ルールを割り当てることができる。
制御装置82は、生産仕様データ100の回収ルール106に基づいて、作業者に廃棄物の回収指示を与える。例えば図6に示すように、生産ライン50が、品種A〜Eを順に生産することを想定する。この場合、処理装置86は、品種Aの生産から品種Bの生産への移行時T1に、品種Aの生産仕様データ100aに記述された回収ルール106と、品種Bの生産仕様データ100bに記述された回収ルール106とを比較する。そして、処理装置86は、両者の回収ルール106が一致しないときに、作業者に廃棄物の回収指示を与える。この廃棄物の回収指示は、タッチパネル80を用いて可視的に表示される。このとき、タッチパネル80は、移行前の品種Aの回収ルール106を、メッセージ(例えば「袋につめて製造元(ABCカンパニー)へ返却」)等によって、さらに表示してもよい。
作業者は、タッチパネル80に表示された回収指示に応じて、廃棄物ボックス72から廃棄物を回収する。それにより、回収ルール106の相違する廃棄物が、同じ廃棄物ボックス72に混在することを、未然に防ぐことができる。同様の処理は、生産する品種を移行する他の時点T2、T3、T4でも行われる。図6に示す例では、品種Aから品種Bへの移行時T1と、品種Cから品種Dへの移行時T3において、作業者に回収指示が与えられる。一方、品種Bから品種Cへの移行時T2と、品種Dから品種Eへの移行時T4では、作業者に回収指示は与えられない。
制御装置82は、作業者に廃棄物の回収指示を与えた後は、作業者による廃棄物の回収が完了するまで、次の品種の生産の開始を保留する。この場合、作業者は、廃棄物の回収を完了した後に、タッチパネル80を操作することによって、次の品種の生産を開始させることができる。なお、制御装置82は、センサ74の出力信号に基づいて、作業者による廃棄物の回収の完了を検出し、次の品種の生産を開始することもできる。
作業者による廃棄物の回収は、上記したタイミングに限られない。例えば、制御装置82は、センサ74の出力信号に基づいて、廃棄物ボックス72の廃棄物が一杯になったときに、作業者に廃棄物の回収指示を与えることができる。あるいは、制御装置82は、テープカッターの切断回数が所定回数に達したときに、廃棄物ボックス72の廃棄物が一杯になったと推定して、作業者に廃棄物の回収指示を与えてもよい。さらに、作業者が任意のタイミングで自発的に廃棄物の回収を行ってもよい。このような場合、制御装置82は、例えば品種Aの生産中であれば、品種Aに定められた回収ルール106を作業者に指示し、品種Bの生産中であれば、品種Bに定められた回収ルール106を指示するとよい。また、制御装置82は、一日の生産の終了時T5に、その日の最後に生産した品種Eの回収ルール106を作業者に指示してもよいし、一日の生産の開始時T0に、その前日に最後に生産した品種の回収ルール106を作業者に指示してもよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、請求の範囲を限定するものではない。請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
例えば、廃棄物の回収ルール106は、複数品種A〜Eの全てに定めなくてもよい。図7、図8に示すように、複数品種A〜Eのなかの一つの品種Cのみに、例えば「特別ルール」といった回収ルール106を定めてもよい。この場合、品種Cの生産仕様データ100cのみに回収ルール106が記述され、他の品種A、B、D、Eの生産仕様データ100a、100b、100d、100eには、回収ルール106が記述されなくてもよい(即ち、回収ルール106はブランクデータでよい)。
上記の場合でも、制御装置82は、一の品種の生産から他の品種の生産への移行時に、その二つの品種の生産仕様データ100を参照する。そして、制御装置82は、二つの生産仕様データ100の少なくとも一方に、所定の回収ルール106(この例では「特別ルール」)が記述されているときは、他方の生産仕様データ100の回収ルール106にかかわらず、作業者に廃棄物の回収指示を与える。即ち、図8に例示する生産スケジュールでは、品種Bから品種Cへの移行時T2と、品種Cから品種Dへの移行時T3において、作業者に廃棄物の回収指示が与えられる。これにより、品種Cの生産で発生する廃棄物のみが、他の品種A、B、D、Eの生産で発生する廃棄物から区別して回収される。
実施例で説明した技術は、部品装着システム10に限られず、複数品種の工業製品を生産する生産システムに広く適用することができる。本技術を適用することによって、生産する工業製品の種類にかかわらず、生産システムで発生する廃棄物を適切に処分することが可能となり、機密情報の漏洩といった問題を未然に避けることができる。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:回路基板
4:電子部品
6:テープ屑
8:テープリール
10:部品装着システム
20:データサーバ
30:データ管理装置
50:生産ライン
52:印刷装置
54:部品装着装置
56:検査装置
64:部品フィーダ
66:ヘッド
72:廃棄物ボックス
74:センサ
76:テープカッター
80:タッチパネル
82:制御装置
84:記憶装置
86:処理装置
100:生産仕様データ
102:基板データ
104:生産プログラム
106:回収ルール

Claims (10)

  1. 少なくとも第1の品種と第2の品種とを含む、複数品種の工業製品を順に生産する生産システムであって、
    前記第1の品種の生産に用いられる第1の生産仕様データと、前記第2の品種の生産に用いられる第2の生産仕様データとを記憶する記憶手段と、
    前記第1の生産仕様データと第2の生産仕様データとの少なくとも一方に基づいて、作業者に作業指示を与える指示手段と、を備え、
    前記第1及び第2の生産仕様データの少なくとも一方には、当該品種の生産で発生する廃棄物に定められた回収ルールが記述されている、
    生産システム。
  2. 前記指示手段は、前記第1の品種の生産から前記第2の品種の生産への移行時に、前記第1及び第2の生産仕様データの少なくとも一方に記述された回収ルールに基づいて、作業者に前記廃棄物の回収指示を与える、請求項1に記載の生産システム。
  3. 前記指示手段は、前記第1の生産仕様データに記述された回収ルールと、前記第2の生産仕様データに記述された回収ルールとが一致しないときに、作業者に前記廃棄物の回収指示を与える、請求項2に記載の生産システム。
  4. 前記指示手段は、前記回収指示を作業者に与えるときに、前記第1の生産仕様データに記述された回収ルールをさらに指示する、請求項2又は3に記載の生産システム。
  5. 前記指示手段が作業者に前記廃棄物の回収指示を与えたときは、作業者による廃棄物の回収が完了するまで前記第2の品種の生産の開始を保留する、請求項2から4のいずれか一項に記載の生産システム。
  6. 前記指示手段は、前記第1の品種の生産中に作業者が廃棄物の回収を行うときは、前記第1の生産仕様データに記述された回収ルールを作業者に指示する、請求項1から5のいずれか一項に記載の生産システム。
  7. 前記指示手段は、前記第2の品種の生産中に作業者が廃棄物の回収を行うときは、前記第2の生産仕様データに記述された回収ルールを作業者に指示する、請求項1から6のいずれか一項に記載の生産システム。
  8. 前記指示手段は、前記回収指示を作業者に可視的に表示する表示手段をさらに備える、請求項1から7のいずれか一項に記載の生産システム。
  9. 前記工業製品は、回路基板に電子部品を装着した部品実装基板であり、
    前記第1及び第2の生産仕様データには、それぞれ、前記第1及び第2の品種の部品実装基板の生産に用いられる複数の電子部品が記述されている、請求項1から8のいずれか一項に記載の生産システム。
  10. 前記第1の生産仕様データには、当該第1の生産仕様データに記述された電子部品に基づく前記回収ルールが記述されており、
    前記第2の生産仕様データには、当該第2の生産仕様データに記述された電子部品に基づく前記回収ルールが記述されている、請求項9に記載の生産システム。
JP2016519016A 2014-05-13 2014-05-13 複数品種の工業製品を生産する生産システム Active JP6280639B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2014/062711 WO2015173887A1 (ja) 2014-05-13 2014-05-13 複数品種の工業製品を生産する生産システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2015173887A1 JPWO2015173887A1 (ja) 2017-04-20
JP6280639B2 true JP6280639B2 (ja) 2018-02-14

Family

ID=54479459

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016519016A Active JP6280639B2 (ja) 2014-05-13 2014-05-13 複数品種の工業製品を生産する生産システム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6280639B2 (ja)
WO (1) WO2015173887A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7497114B2 (ja) 2020-04-22 2024-06-10 ヤマハ発動機株式会社 部品実装機および部品実装方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05183253A (ja) * 1991-12-04 1993-07-23 Toppan Printing Co Ltd プリント配線板の製造工程設計装置
JP2579014Y2 (ja) * 1992-02-21 1998-08-20 三洋電機株式会社 部品装着装置
JPH10224086A (ja) * 1997-02-12 1998-08-21 Tdk Corp 電子部品装着システム
JP3592074B2 (ja) * 1998-03-27 2004-11-24 株式会社日立ハイテクインスツルメンツ 電子部品自動装着装置
JP2006019622A (ja) * 2004-07-05 2006-01-19 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置
JP2011129599A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Panasonic Corp 部品実装装置および部品実装方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2015173887A1 (ja) 2017-04-20
WO2015173887A1 (ja) 2015-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3927380B2 (ja) 生産システムを対象としたncデータ管理装置及びncデータ管理方法
JP6442525B2 (ja) 部品実装ラインの段取り替え支援システム及び段取り替え支援方法
EP2899605A1 (en) Production system and program switching method used for same
JP2012033071A (ja) 電子部品実装ラインの管理システム
JP6280639B2 (ja) 複数品種の工業製品を生産する生産システム
JP6333824B2 (ja) 基板作業機が用いるデータの処理装置とそれを有する基板作業システム
JP6052996B2 (ja) 生産管理装置
JP2016086007A (ja) 部品実装システムにおける基板の生産管理方法
JP6285222B2 (ja) 支援装置
WO2016151833A1 (ja) 部品実装ラインの最適化装置および部品実装ラインの最適化方法
KR102015584B1 (ko) 데이터 생성기
JPWO2018020594A1 (ja) 基板生産管理装置および基板生産管理方法
JP6152169B2 (ja) 電子部品装着機が用いるデータを表示する装置
EP3484255B1 (en) Production plan creation system and production plan creation method
JP2006201887A (ja) 作業指示書作成システム
JP6138195B2 (ja) データ管理装置及び方法
WO2016103330A1 (ja) 対基板作業管理装置
JP6535048B2 (ja) 電子部品装着機が用いるデータを表示する装置
JP2007249464A (ja) 生産支援方法
JP7083966B2 (ja) 部品実装管理装置、部品実装管理方法、部品実装管理プログラム、記録媒体
JP7495245B2 (ja) 管理装置
JP7083962B2 (ja) 画像検索装置、部品実装システムおよび画像検索方法
JP3561321B2 (ja) 実装ラインにおけるライン監視方法
JP2017050473A (ja) 支援装置
JP5961096B2 (ja) 加工プログラム作成システムおよび加工プログラム作成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170404

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180119

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6280639

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250