JP6279551B2 - 多様なデータの使用のためのユーザー機器の改善 - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、35U.S.C.§119に基づく、2012年5月2日に出願された“UE Enhancement for Diverse Data Application,”と題する米国特許仮出願第61/641,714号の優先権を主張し、その内容は参照することにより本明細書に組み込まれる。
開示される実施形態は、概して移動通信ネットワークに関し、より詳細には、多様なデータの使用のためのUEの改善に関する。
移動データは、携帯電話加入者および移動データトラフィックの両方から見て、驚異的な速さで増えている。移動データの急激な増加は、ネットワーク容量およびネットワーク効率の大幅な向上を必要とする。現在、既存の第3世代(3G)移動ネットワークはネットワークの輻輳問題に直面しており、このことは多くのマーケットにおいて、コールの失敗、より低いデータレートおよび遅い応答時間をもたらしている。データトラフィックの増加と同時に、iPhone、AndroidフォンおよびBlackberryフォンユーザーのようなスマートフォン加入者の急速な取り込みは、事実上の常時接続(always−on)機能のサポートのために、移動ネットワークにさらなるプレッシャーをかけている。常時接続機能はいくつかの問題を引き起こす。第1に、キープアライブおよびステータスアップデートのように、常時接続機能の多くは、頻繁なトラフィックを生じさせる。第2に、それは、頻繁なコンテキスト確立および解除のために、ネットワークにおけるシグナリングを著しく増加させる。第3に、それは、ユーザー装置のバッテリー寿命に悪影響を与える。第4に、常時接続機能をサポートするためのオーバーヘッドが、そのデータペイロードに比して非常に大きい。
ロング・ターム・エボリューション(LTE)は、 より高いデータレート、より低いレイテンシ、および改善されたシステム容量を提供する、改善されたユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)である。LTEシステムにおいて、進化型地上無線アクセスネットワークは、ユーザー機器(UE)と呼ばれる複数の移動局と通信する、進化型ノードBs(eNBs)と呼ばれる複数の基地局を含む。UEは、ダウンリンクおよびアップリンクを介して基地局またはeNBと通信することができる。ダウンリンク(DL)とは基地局からUEへの通信のことである。アップリング(UL)とはUEから基地局への通信のことである。LTEシステムは、当初から、常時接続のトラフィックを処理するのによく適応している。例えば、LTEシステムは、モビリティ管理エンティティ(MME)によって、接続モードにおけるより長いスリープモード、物理層制御チャネルにおける動的容量(dynamic capacity)、および拡大するコアネットワークのシグナリング容量におけるフレキシビリティをサポートする。
LTEシステムの改善にもかかわらず、それは依然として容量および効率の問題に直面している。例えば、移動ネットワークの操作者は常にデータトラフィックよりもリアルタイムの音声トラフィックを優先させる。回線交換音声トラフィックのためにネットワーク全域でリソースが蓄えられている。3GおよびLTEネットワークのような新しい無線データネットワークも、ビデオ会議のような大量のデータトラフィックのためのサポートを最適化している。しかしながら、このような設計は、チャットのアプリケーション(chatty applications)およびキープアライブメッセージのような短く、低頻度のデータセッションのアプリケーションにはうまく機能しない。ニュース、天気、およびソーシャルネットワーキングのような多くの一般的なアプリケーションは、ネットワークに周期的に接続および切断をし、更新を行う。これらのアプリケーションは少量のユーザーデータを含むが、セッションを確立および中断(tear down)するのに依然として大量のシグナリングトラフィックを必要とする。ネットワークを介するスマートフォンアプリケーションの数の増加に伴って、 シグナリングオーバーヘッドがデータトラフィックを、より高くはないとしても、30%から50%上回っていると推測される。これらアプリケーションは、大きい制御オーバーヘッドおよびシグナリングロードを生じる。頻繁なバックグランドのトラフィックはバッテリー消費のために最適化されていないため、UEのバッテリー寿命も大きな関心事となっている。さらに、UEの長いスリープサイクルはUEのバッテリー寿命を延ばすのに役立つが、それはネットワーク制御のハンドオーバーにはさほどうまく機能しない。UEが長いスリープサイクルにあるとき、それはモビリティ測定を実行しない。ネットワークでは結果的に、UEのハンドオーバーの準備を効率的に補助するのに精度の低い測定がなされるようになる。
第1の問題点(issue)は、 非連続性(間欠)受信(discontinuous reception, DRX)または非連続性送信(discontinuous transmission, DTX)の遷移に関するものである。2Gおよび3Gでは、UEはアイドル状態において非連続性受信(DRX)を用い、バッテリー寿命を延長させる。LTEシステムは、接続状態にDRXを導入した。接続状態における長いDRXは、 バッテリー寿命を向上させるのに役立つと共に、ネットワークシグナリングオーバーヘッドを低減させる。しかしながら、現在のLTEでは、接続状態のDRXは、アップリンクにおいて何らトラフィックシェーピングの利益ももたらさない。トラフィックシェーピングは、接続状態のDRXにおいてダウンリンクに利用可能であるが、それは厳格に定義されている。トラフィックシェーピングでは、トラフィックタイプまたはUEの状態に関するいかなる情報も考慮されない。このような設計は、接続モードの休止機能(dormancy feature)の利益を制限する。
第2の問題点は、UEがアイドルモードに入る遷移に関するものである。LTEシステムにおける同様のネットワーク非効率の問題は、アイドル状態に遷移することに関連している。2つの無線リソース制御(RRC)状態、つまりRRC IDLE状態およびRRC CONNECTED状態がある。現在のところ、RRC CONNECTED状態からRRC IDLE状態への遷移はネットワークにより制御されている。RRC IDLE状態へ遷移することの主な目的は、パワーセービングのためである。しかし、RRC状態の遷移は、大きなシグナリングオーバーヘッドを生じさせる。さらに、頻繁なRRC状態の変化も、より多くのシステムリソースの使用を強いる可能性があり、ネットワークにおいてシグナリングオーバーヘッドが増加することになる。あるアプリケーションのトラフィックでは、現在のRRC状態遷移の設計は、パワーセービングおよび/またはシステム効率を相殺し得る。
第3の問題点は、UEの測定レポートおよび無線リンク障害(RLF)の検出に関するものである。現在のLTEシステムにおける1つの問題は、UEの測定および測定レポートのトリガが厳格な(rigid)ことである。それらは、バックグラウンドトラフィック、パワーセービングまたは非パワーセービング状態のようなUEのトラフィックのタイプに適応していない。さらに、UEは、N310/N311/T310の手順に基づく物理層の問題、MAC層からのランダムアクセス問題の表示(indication)、および最大再送数に達したという無線リンク制御(RLC)層からの表示を基に、RLFが検出されると見なす。一旦、RLFが検出されると、UEは、RLF情報を収集すると共に保存し、かつRRC接続の確立を試みる。かかる試みが失敗する場合、UEはRRC IDLE状態に戻る。よって、一旦UEがRLFが検出されるとみなすと、それはコストのかかる一連の手順を呼び出すであろう。現在のRLFトリガでは、バックグラウンドトラフィック、パワーセービングまたは非パワーセービング状態のようなトラフィックタイプは考慮されない。このことは、早過ぎる時にRLFを宣言するという結果となって、失敗したRRC再確立に続く非アクセス層(non−access stratum, NAS)の回復をトリガし得、それはさらなるコアネットワークのシグナリングを生じさせる。
移動通信ネットワークにおいては、上述したような問題の解決が求められている。
多様なデータの使用のためのユーザー機器の改善の方法が開示される。本発明の1実施形態では、無線ネットワークにおいて、長いDRX状態または短いDRX状態にあるUEが、非連続性受信(DRX)および/または非連続性送信(DTX)オペレーションを適用する。UEが長いDRX状態にあるという表記(notation)は、UEが長いスリープ期間を有する長いDRXサイクルを用いるということに相当し、UEが短いDRX状態にあるという表記は、UEが短いスリープ期間を有する短いDRXサイクルを用いるということに相当する。UEはデータ伝送(data transmission)を送信または受信する。UEは、1つまたはそれ以上の予め定義されたトラフィック条件を検出する。検出されたトラフィック条件に基づいて、UEはDRX遷移を実行する。本発明の1実施形態において、1つまたはそれ以上の予め定義されたトラフィック条件が検出されると、UEは、短いDRX状態に遷移する代わりに、長いDRX状態にとどまる。本発明の別の実施形態では、1つまたはそれ以上の予め定義されたトラフィック条件を検出すると、UEは、短いDRXにおける持続期間を延長する。本発明のさらに別の実施形態では、ネットワークのDRX遷移コマンドを受信すると、UEは、トラフィック条件情報をネットワークに送信すると共にDRX遷移を実行し、このうち、ネットワークコマンドはトラフィック条件に基づくものである。
本発明の他の実施形態において、UEはアイドルモードトリガ条件を設定する。UEは、1つまたはそれ以上の予め定義されたトラフィック条件を検出する。トリガ条件が満たされると、UEは、トラフィック条件に基づいてアイドルモード遷移アクションを実行し、アイドルモードに遷移する。本発明の1実施形態において、1つまたはそれ以上の予め定義されたトラフィック条件が検出されると、UEはインアクティビティタイマー(inactivity timer)を再起動する。本発明の別の実施形態では、UEは、トラフィック条件に基づいて、アイドルモード補助情報をネットワークへ送信する。ネットワークはアイドルモードコマンドメッセージをUEへ送信する。ネットワークコマンドメッセージを受信すると、UEはアイドル状態に入る。
本発明の他の実施形態において、UEは、1つまたはそれ以上の予め定義されたトラフィック条件を検出する。UEは、予め定義されたトラフィック条件に基づいて、RLFトリガパラメータを適応的に調整する。
他の実施形態および利点は、以下の詳細な説明において記載される。この概要は、本発明を定義することを意図するものではない。本発明は、特許請求の範囲によって定義される。
【図1】図1は、本発明の実施形態に従ったトップレベルフローチャートを概略的に示す図である。
【図2】図2は、本発明のいくつかの実施形態をサポートするUEの例示的ブロック図を示す図である。
【図3】図3は、本発明の実施形態に従った動的DRX状態遷移の例示的ブロック図を概略的に示す図である。
【図4A】図4Aは、UEが、データ伝送を受信後に、検出されたトラフィック条件に基づいて長いDRX状態にとどまる場合の例示的手順を示す図である。
【図4B】図4Bは、UEが、データ伝送を受信後に、検出されたトラフィック条件に基づいて短いDRX状態に遷移する場合の例示的手順を示す図である。
【図5】図5は、本発明の1実施形態に従った、長いDRX状態から短いDRX状態への動的遷移の例示的フローチャートである。
【図6A】図6Aは、トラフィック条件が禁止条件が存在しないことを示すときにデータ伝送後インアクティビティタイマーが延長される場合の例示的シナリオを示す図である。
【図6B】図6Bは、トラフィック条件が禁止条件が存在しないことを示すときにデータ伝送後短いDRXサイクルタイマーが延長される場合の例示的シナリオを示す図である。
【図7】図7は、トラフィック条件に基づいてUEがDRXインアクティビティタイマーおよび/または短いDRXサイクルタイマーを動的に更新する例示的フローチャートである。
【図8】図8は、UEがネットワークコマンドに基づいてDRX状態遷移を実行する、およびネットワークがUEから受信したトラフィック条件に基づいてDRXコマンドを決定する場合の例示的フローチャートである。
【図9】図9は、本発明の実施形態に従った、ネットワークコマンドによる動的DRX遷移の例示的フローチャートである。
【図10】図10は、UEにより検出されたトラフィック条件に基づく動的DRX遷移の例示的フローチャートである。
【図11】図11は、アイドル遷移補助データがUEからネットワークへ送信される場合のアイドルモード遷移の例示的フローチャートである。
【図12】図12は、トラフィック条件に基づいてUEがインアクティビティタイマーを起動または再起動する場合の例示的フローチャートである。
【図13】図13は、トラフィック条件に基づいてインアクティビティタイマーが起動されない場合の例示的フローチャートである。
【図14】図14は、1つまたはそれ以上のトラフィック条件に基づいてUEがアイドル状態に遷移する場合の例示的フローチャートである。
【図15】図15は、ユーザープレーンアクティビティに基づいてUEが測定レポートを送信する場合の例示的フローチャートである。
【図16】図16は、検出されたトラフィック条件に基づいてTTTタイマーが満了する前にUEが測定レポートをトリガする場合の例示的フローチャートである。
【図17】図17は、トラフィック条件に基づいてUEがRLFをトリガする場合の例示的フローチャートである。
以下に、本発明のいくつかの実施形態が詳細に参照され、その例は添付の図面に示される。
図1は、本発明の実施形態に従ったトップレベルフローチャートを概略的に示している。無線ネットワークは、基地局eNB102と接続するユーザー機器UE101を含む。1つの新規な態様によると、UE101は、1つまたはそれ以上のトラフィック条件に基づいて動的DRX遷移アクションを実行する。ULのトラフィックシェーピングを実行するためのソリューションを提供することが、本発明の目的である。さらに、本発明は、トラフィックタイプ、パワーセービングまたは非パワーセービング状態などのようなその他の要因に基づいて、UEの休止(dormancy)パラメータを動的に調整するためのソリューションを提供する。パワーセービングまたは非パワーセービングは、厳密にはそれぞれパワーセービング状態または非パワーセービング状態、で表され得る。ユーザーがインタラクティブモードにあるとき、UEは通常、スクリーンがオンの非パワーセービング状態にあるであろう。ユーザーが非インタラクティブ状態にあるとき、UEは、スクリーンがオフのパワーセービングモードに入るであろう。よって、 非インタラクティブ状態およびパワーセービングモード/状態という表記は同意義と見なされ、かつインタラクティブ状態および非パワーセービングモード/状態という表記は同意義と見なされる。UEがかかるモードまたは状態にあるかどうかは、UEからネットワークへ信号で伝えられ、UEはパワーセービングを優先するかどうかを示す。休止アルゴリズムに追加のシナリオおよびパラメータを挿入することで、UEは、何らユーザーのクオリティ・オブ・サービス(QoS)の影響なしに、より長くスリープ状態にとどまることができる。それは、制御オーバーヘッドをさらに減らすことができると共に、UEのスリープ効率を向上させる。図1の例では、ステップ111において、UE101はトラフィック条件を検出する。ステップ112においてUE101はDRX状態に入る。DRX状態は長いDRX状態または短いDRX状態であり得る。ステップ121において、UE101はトラフィック条件に基づいてDRX/DTX遷移アクションを実行する。
本発明の別の新規な態様は、接続状態にあるUEのアイドル状態への遷移を含む。 状態遷移は、トラフィックタイプ、DRX状態、パワーセービングまたは非パワーセービング状態、およびUEにより制御されて状態遷移を補助することのできるその他のパラメータの情報(knowledge)を適用することによって最適化される。本発明は、アイドルモード遷移のシグナリングを減らすことにより制御オーバーヘッドを減少させるための、およびアイドルモードへの早過ぎる遷移を回避するためのソリューションを提供する。図1の例では、UE101は、ステップ113において、トラフィック条件を検出する。ステップ114において、UE101はアイドルモード遷移を開始する。ステップ122において、UE101はトラフィック条件に基づいて、UEのアイドルへの遷移アクション(transition to Idle actions)を実行する。
本発明の別の新規な態様は、トラフィックタイプ、パワーセービングまたは非パワーセービング状態のような追加の情報を考慮することによりRLFを検出するより動的な方法をUEに与える。この改善されたRLF手順により、UEがより高いQoSを必要とする場合にハンドオーバーのためのサーチの速いトリガは依然維持しながら、UEは、QoSに影響が無いときに、RLFの宣言を遅らせることができる。図1の例では、UE101は、ステップ115において、トラフィック条件を検出する。ステップ116において、UE101はRLF遷移を実行する。ステップ123において、トラフィックレポートに基づき、UE101はRLFアクションを実行する。
図2は、本発明のいくつかの実施形態をサポートするUEの例示的ブロック図を示している。UEは、アンテナ201に接続され、アンテナ201からRF信号を受信し、それらをベースバンド信号に変換し、そしてそれらをプロセッサ212に送信するRF送受信機モジュール211を備える。RF送受信機211はまた、 プロセッサ212から受信したベースバンド信号も変換し、それらをRF信号に変換し、そしてアンテナ201へ送出する。プロセッサ212は、受信したベースバンド信号を処理し、そして異なる機能モジュールを起動してUE内の機能を実行させる。メモリ213はプログラム命令およびデータを格納して、UEの動作を制御する。図2はさらに、本発明の実施形態を実現するUE中の10個の機能モジュール221から225を示している。機能モジュールは、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、またはこれら任意の組み合わせによって実施され得る。
トラフィック条件モジュール221はトラフィック条件を検出する。DRX状態およびアイドル状態のような現在の休止−覚醒(起動)(dormancy−awake)の決定では、異なるタイプのトラフィックまたはアクティビティは考慮されない。バックグラウンドトラフィックのようないくつかのトラフィックタイプはQoSの要求がより低い。UE内に動作中の複数のアプリケーションがあることがあり、各々はわずかなバックグラウンドトラフィックを生じる。トラフィック検出モジュール221は、これらトラフィックを検出すると共に、条件に基づいて決定を行うことができる。トラフィック条件の別の例は、UEがアクティブであるかどうかである。スクリーンがアクティブとなっている、アプリケーションウィンドウがユーザーに対し表示されている、または最近ユーザーによりアプリケーションへ入力があったといったような、ユーザーとUEにおける1つまたはそれ以上のアプリケーションとの間にあるインタラクション(interaction)があるとき、UEはアクティブである。UEがアクティブであるとき、データ伝送は恐らくあるであろう。よって、UEは覚醒状態(起動状態)により長くとどまることを決定し得る。他の例は、論理チャネルのパワーセービングまたは非パワーセービング状態である。データを送信または受信しているアプリケーションによってUEがアクティブである場合、データ伝送の論理チャネルは、非パワーセービング状態にある。一方、UEが非アクティブまたはパワーセービング状態にある場合、データ伝送は、遅延により耐性があるものと見なされ得る。故に、スクリーンがオフである、および、バックグラウンドデータ伝送がQoS要求の低いものであるなど、UEが非パワーセービングモードにあるとき、UEは、より優れたバッテリー性能を持てるように、より長くスリープモードにとどまることができる。トラフィック検出モジュール221は、ユーザープレーンアクティビティレベルのような他のUEの状況を検出することができ、さらに、ある事前設定された情報、ネットワーク命令、およびトラフィック条件の決定に際して動的に受信したその他の情報を入手することができる。
DRX/DTXモジュール222はDRX/DTX遷移アクションを処理する。 モジュール222は、トラフィック条件モジュール221からトラフィック条件を取り込むと共に、他のDRX/DTX状態に遷移するかどうかについて決定する。トラフィック条件に基づいて、DRX/DTXモジュール222は、短いDRXサイクル時間およびDRXインアクティビティタイマーのようなDRX/DTXパラメータを動的に変更/更新することもできる。UEアイドル状態遷移モジュール223は、トラフィック条件モジュール221からトラフィック条件を取り込むと共に、接続状態からアイドル状態へ遷移するかどうかについて決定する。測定モジュール224は、トラフィック条件モジュール221からトラフィック条件を取り込むと共に、測定レポートをいつ送信するか、およびモビリティ測定をいつ行うかに関して動的に決定する。RLFモジュール225は、測定モジュール224から出力された測定レポートおよびトラフィック条件モジュール221からのトラフィック条件を取得する。RLFモジュール225は 、測定レポートおよびトラフィック条件に基づいて、RLFを宣言するかどうかを動的に決定する。
DRX/DTXオペレーション
図3は、本発明の実施形態に従った動的DRX状態遷移の例示的ブロック図を概略的に示している。UEは、より長いスリープ時間を有する長いDRXと、より短いスリープ時間を有する短いDRXとの両方をサポートするよう構成されてい得る。長いDRX301は2つのサブ状態(sub−states)、つまり長いDRX311における覚醒状態と、長いDRX312におけるスリープ状態と、を有する。UEが長いDRX311における覚醒状態にある間、UEはデータ伝送を受信することができる。 UEが長いDRX311における覚醒状態に入るとき、オン持続時間(on−duration)タイマーは動作している。通常、ステップ321において、オン持続時間タイマーが満了すると、UEは、長いDRX311における覚醒状態から、長いDRX312におけるスリープ状態に変わる。長いDRX312におけるスリープ状態においては、UEはデータ伝送を受信しない。長いDRXサイクルタイマーが満了すると、ステップ322において、UEは遷移し、長いDRX311における覚醒状態に戻る。同様に、短いDRX302は2つのサブ状態、つまり短いDRX313における覚醒状態と、短いDRX314におけるスリープ状態とを有する。UEが短いDRX313における覚醒状態にある間、UEはデータ伝送を受信することができる。UEが短いDRX313における覚醒状態に入るとき、オン持続時間タイマーは動作している。通常、ステップ324において、オン持続時間タイマーが満了すると、UEは、短いDRX313における覚醒状態から、短いDRX314におけるスリープ状態に変わる。短いDRX314におけるスリープ状態においては、UEはデータ伝送を受信しない。短いDRXサイクルタイマーが満了すると、ステップ323において、UEは遷移し、短いDRX313における覚醒状態に戻る。 ステップ326において、短いDRX313における覚醒状態においてUEがデータ伝送を受信すると、UEは短いDRX313における覚醒状態に引き続きとどまる。
UEは長いDRX301から短いDRX302へ遷移することができ、その逆もまた同じである。ステップ325において、データ伝送が開始する。ステップ325におけるデータ伝送は、UEをトリガして長いDRX301から短いDRX302へ遷移させる。一方、UEが短いDRX302にあるとき、それは長いDRX301に遷移することができる。ステップ334において、短いDRXサイクルタイマーが満了すると、UEは短いDRX302から長いDRX301へ遷移する。あるいは、ステップ335において、長いDRX状態に移ることをUEに指示するネットワークコマンドをUEが受信すると、UEは短いDRX302から長いDRX301へ遷移する。従来では、システムはデータトラフィックまたはトラフィック条件のタイプを区別しない。よって、ステップ325において、あらゆるタイプのデータ伝送が、長いDRX301から短いDRX302へ移るようUEをトリガする。本発明の1つの新規な態様において、UEは、バックグラウンドトラフィック、パワーセービングまたは非パワーセービング状態、データトラフィック量、およびその他の条件のような、トラフィック条件を検出する。かかる条件に基づいて、UEは長いDRX301にとどまるこ決定をし得る。例えば、ステップ331において、トラフィック条件が、少量のまたは低QoSデータ伝送を示すとき、UEは、 短いDRX302へ遷移する代わりに、長いDRX311における覚醒状態にとどまる。同様に、ステップ332において、UEは、それに長いDRX301にとどまるよう指示するネットワークコマンドを受信し得る。UEは、該コマンドを受信すると、短いDRX302へ遷移する代わりに、長いDRX311における覚醒状態にとどまる。1つの好ましい実施形態において、ステップ332におけるネットワークコマンドは、UEから送信されたトラフィック情報に基づくものである。本発明の別の好ましい実施形態では、ネットワークコマンドはMAC制御要素(CE)を用いる。あるいは、それはRRCシグナリングにより伝送されてよい。ステップ333において、UEは、パワーセービング状態においてデータ伝送が発生することを検出する。このトラフィック条件を検出すると、UEは、短いDRX302へ遷移する代わりに、長いDRX311における覚醒状態にとどまる。UEは、UEの休止−覚醒オペレーションに影響を及ぼし、これによって現在のDRX状態遷移を動的に変更する他のトラフィック条件を考慮し得る。
図4Aおよび4Bは、動的に調整された長いDRX状態から短いDRX状態へのUEの遷移の2つの例示的シナリオを示している。通常、UEを短いDRXに移らせるよりもむしろ、UEを長いDRXに保つことの方が、より長いスリープ状態のために、UEのパワーセービングを高め得る。次の長いDRXの伝送の機会まで後続の伝送がバッファリングされるであろう場合に、それはトラフィックシェーピングにより有益となるであろう。長いDRX状態にとどまることの主な問題は、例えば、UEが高度にインタラクティブなモード(highly interactive mode)にあるときに、それがユーザー体験に悪影響を与える可能性があるということである。他のシナリオ、例えばバルクデータ伝送、高優先度/重要度のトラフィック、例えばシグナリング無線ベアラ(SRB)伝送などは、短いDRXを必要とするであろう。図4Aおよび4Bは、トラフィック条件に基づいてUEが長いDRXサイクルにとどまる、または短いDRXサイクルに入る場合のシナリオを示している。
図4Aは、UEが、データ伝送を受信した後に、検出されたトラフィック条件に基づいて長いDRX状態にとどまる場合の例示的手順を示している。UEは長いDRX状態に入る。長いDRXサイクル401においては、オン持続時間中に受信されたデータ伝送はない。しかしながら、UEは、トラフィック条件を監視する。長いDRXサイクル402のオン持続時間の間、ステップ411においてUEは物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)伝送を受信する。データ伝送を受信すると、ステップ412においてUEはインアクティビティタイマーを起動する。従来では、タイマーが満了すると、UEは短いDRX状態に入るであろう。本発明の1実施形態では、ステップ413において、UEは、UEまたはデータ伝送が用いていた論理チャネルが非インタラクティブ(non−interactive)またはパワーセービングモードにあることを示すトラフィック条件を検出する。よって、UEは長いDRX状態にとどまり、長いDRXサイクル403に入る。他の検出されるトラフィック条件もまた、長いDRX状態にとどまるようUEに決定させることができる。かかるトラフィック条件の例は、バックグラウンドトラフィック条件、短くかつ非時間依存型のトラフィック、および少ないトラフィック量を含む。
図4Bは、UEが、データ伝送を受信した後に、検出されたトラフィック条件に基づいて短いDRX状態に遷移する場合の例示的手順を示している。長いDRXサイクル421において、オン持続時間中に受信されたデータ伝送はない。しかしながら、UEはトラフィック条件を監視する。長いDRXサイクル422のオン持続時間の間、ステップ431においてUEはPDCCH伝送を受信する。データ伝送を受信すると、ステップ432においてUEはインアクティビティタイマーを起動する。ステップ433において、UEは、UEまたはデータ伝送が用いていた論理チャネルのいずれかがインタラクティブまたは非パワーセービングモードにあることを検出する。よって、UEは短いDRXサイクルに遷移し、短いDRXサイクル422に入る。短いDRXサイクル422におけるオン持続時間の間、UEはデータ伝送を受信しなかった。そして、UEは短いDRXサイクル423に入る。短いDRXサイクル423におけるオン持続時間の間、UEはデータ伝送を受信しなかった。短いDRXサイクルタイマーが満了すると、UEは長いDRXサイクル424に入る。本発明の1実施形態では、データ伝送、および検出された以下のトラフィック条件のうちの少なくとも1つがある場合に、UEは長いDRX状態から短いDRX状態に変わる。第1は、データ伝送または伝送のためにバッファリングされたデータが、予め定められたしきい値を超える場合である。本発明の1実施形態において、UL伝送では、長いDRXから短いDRXへの遷移は、バッファ状態報告(BSR)中のバッファ状態レポートに関連し得る。第2の条件は、データ伝送が特定の論理チャネルまたは論理チャネルグループ用のものである場合である。本発明の1実施形態において、論理チャネルは、高優先度のチャネルまたはSRBである。第3の条件は、データ伝送が特定のULまたはDL伝送である場合である。これは、応答が予期される場合に伝送がタイムクリティカルなシグナリング手順であるときの条件である。例えば、イベントトリガ型(event triggered)測定レポートが送られているとき、UEはそれに応じたネットワーク無線リソース管理(RRM)再構成またはハンドオーバーを予期するであろう。第4の条件は、UEまたは論理チャネル/ベアラが非パワーセービングモードにある場合である。
図5は、本発明の1実施形態に従った、長いDRX状態から短いDRX状態への動的遷移の例示的フローチャートである。UE501は、無線ネットワークに接続しているeNB502と接続する。ステップ511において、UE501は長いDRX状態に入る。ステップ512において、UE502はトラフィック条件を検出する。例示的なトラフィック条件は前のセクションに挙げられている。他のトラフィック条件がUE501によって検出可能であるということが、当業者により理解される。よりリアルタイムのデータ伝送、または大量の伝送が、短いDRX状態に遷移することの必要性を示すであろう一方で、より遅延に耐性のあるトラフィック条件は、長いDRX状態にとどまることの利点を示すであろう。UE501はこれらトラフィック条件を収集および更新し続ける。ステップ521において、データ伝送が検出される。ステップ513において、UE501はトラフィック条件情報を収集し、それらを比較する。UE501は、ステップ513において、特定のアルゴリズムを実行して、収集した各種トラフィック条件を評価し得る。かかるアルゴリズムは簡単な決定であり得る、または動的に設定され得る。UE501は、継続的に、または周期的に、またはある予め定義されたトリガイベントが起こるときに、すべての収集したトラフィック条件を評価することができる。トラフィック条件を決定すると、予め定義されたトラフィック条件のうちの少なくとも1つが満たされる場合に、UE501は、ステップ515において、短いDRX状態に遷移する。予め定義されたトラフィック条件の組は、予め設定される、および/または動的に更新されるものであってよい。ステップ513においてUEが予め定義されたトラフィック条件のいずれも検出しない、またはステップ513におけるトラフィック条件が遅延耐性トラフィックタイプを示す場合、ステップ514においてUE501は長いDRX状態にとどまる。本発明の1実施形態では、ステップ522において、UE501はトラフィック条件同期メッセージをネットワークへ送信する。このメッセージは、ネットワークに、現在のUEのDRX状態、DRXパラメーターの更新および/またはUE501によって検出されるその他の関連するトラフィック条件を示すためのものである。ネットワークは、それが受信するトラフィック条件からUEの状態を得ること、または明示的状態遷移情報を受信することによって、UE501と同期することができる。同期は、UE状態の変化もしくはトラフィック条件の変化のようなトリガイベントがあるときになされ得る、または周期的に更新され得る。同期スキームは、設定可能(configurable)でかつ動的に更新されるものであってよい。
動的DRX遷移スキームの別の態様は、インアクティビティタイマーおよび/または短いDRXサイクルタイマーを動的に調整または延長するというものである。図6Aおよび6Bは、トラフィック条件に基づいてインアクティビティタイマーおよび短いDRXサイクルタイマーが延長されるときの、2つの例示的シナリオを示している。2つの図は延長の1つの実施を示しているが、両タイマーは同時に延長可能であることが当業者により理解される。
図6Aは、本発明の実施形態にしたがい、トラフィック条件が禁止条件が存在しないことを示すときにデータ伝送後インアクティビティタイマーが延長される場合の例示的シナリオを示している。UEは長いDRXサイクル601に入る。そのオン持続時間の間、データ伝送はない。次のオン持続時間に、ステップ611においてUEはPDCCHデータ伝送を受信する。ステップ612において、UEは、UEまたはデータ伝送が用いていた論理チャネルがインタラクティブまたは非パワーセービングモードにあることを検出する。UEはさらに、検出された禁止条件はないことを検出する。禁止条件は、予め設定された、または動的に更新されるものであってよい。第1の禁止条件は、データ伝送または伝送のためにバッファリングされたデータが予め定められたしきい値を下回る場合である。第2は、データ伝送が高優先度のチャネルまたはSRBのような予め定義された論理チャネルまたは論理チャネルグループのうちの1つではないことである。第3のそれは、データ伝送がULまたはDLにおける予め定義された特定の伝送のうちの1つではないことである。第4のそれは、UEまたは611データ伝送が用いていた論理チャネルがパワーセービングモードにあることである。UEが全ての条件を満たすと判断すると、UEはステップ613においてインアクティビティタイマーを延長する。延長されたインアクティビティタイマーの満了を受けて、UEは短いDRXサイクル602に入り、次いで短いDRXサイクル603に入る。ステップ614において、正規の(regular)短いDRXサイクルタイマーが満了する。UEは長いDRXサイクル604に入る。
図6Bは、本発明の実施形態に従って、トラフィック条件が禁止条件が存在しないことを示すときにデータ伝送後短いDRXサイクルタイマーが延長される場合の例示的シナリオを示している。UEは長いDRXサイクル621に入る。そのオン持続時間の間、データ伝送はない。次のオン持続時間に、ステップ631においてUEはPDCCHデータ伝送を受信する。ステップ633において、UEはインアクティビティタイマーを起動する。インアクティビティタイマーの満了を受けて、ステップ632において、UEは、UEまたはデータ伝送が用いていた論理チャネルがインタラクティブまたは非パワーセービングモードにあることを検出する。UEはさらに、検出された禁止条件はないことを検出する。禁止条件は、予め設定された、または動的に更新されものであってよい。禁止イベントは上に定義したものと同じである。UEが全ての条件を満たすと判断すると、UEは短いDRXサイクルタイマーを延長する。UEは短いDRXサイクル622に入り、次いで短いDRXサイクル623に入る。短いDRXサイクルタイマーが延長されるため、UEは、短いDRXサイクル624に入ることによって短いDRXにより長くとどまる。ステップ634において、延長された短いDRXサイクルタイマーが満了する。UEは長いDRXサイクル625に入る。
図7は、本発明の実施形態に従って、トラフィック条件に基づきUEがDRXインアクティビティタイマーおよび/または短いDRXサイクルタイマーを動的に更新する例示的フローチャートを示している。UE701はeNB702と接続し、それは無線ネットワークに接続している。ステップ711において、UE701はトラフィック条件を検出する。ステップ721において、UE701はデータ伝送を検出する。ステップ712において、UE701はトラフィック条件に基づいてアクションを決定する。例示的トラフィック条件は前のセクションに挙げられている。UE701が他のトラフィック条件を検出可能であるということは、当業者により理解される。UE701はこれらトラフィック条件を収集および更新し続ける。ステップ712において、UE701はトラフィック条件情報を収集し、それらを比較する。UE701は、ステップ712において、特定のアルゴリズムを実行して、収集した各種トラフィック条件を評価することができる。かかるアルゴリズムは簡単な決定である得る、または動的に設定され得る。トラフィック条件は、継続的に、または周期的に決定され得る、または決定が必要とされるときに決定され得る。トラフィック条件を決定すると、UE701は、ステップ713において、UEが覚醒状態により長くとどまるようインアクティビティタイマーおよび/または短いDRXサイクルタイマーを延長する。ステップ712においてUE701が条件が満たされていないと判断する場合、ステップ714においてUE701はインアクティビティタイマーまたは短いDRXサイクルタイマーのいずれも延長しない。本発明の1実施形態では、ステップ722において、UE701はトラフィック条件同期メッセージをネットワークへ送信する。このメッセージは、ネットワークに、現在のUEのDRX状態、DRXパラメーターの更新および/またはUE701によって検出されるその他の関連するトラフィック条件を示すためのものである。ネットワークは、それが受信するトラフィック条件からUEの状態を得ること、または明示的状態遷移情報を受信することによって、UE701と同期することができる。他の同期メッセージも採用され得る。同期は、UE状態の変化もしくはトラフィック条件の変化のようなトリガイベントがあるときになされ得る、または周期的に更新され得る。同期スキームは、設定可能でかつ動的に更新されるものであってよい。
上に示したように、トラフィック条件が検出される場合に、UEのDRX状態および/またはDRXパラメータを動的に調整することがUEにおいてなされ得る。かかる実施は追加のメッセージを含まず、かつ条件が既知である場合に決定はUEに固有である(local to)。しかしながら、このようなスキームは、UEとネットワーク間における同期外れのリスクを有する。上に示したように、ある種の同期が、潜在的な同期外れの問題を解決するために実行されなければならない。UEの動的DRX状態遷移を実施する別の方法は、 ネットワークコマンドによるものである。
図8は、本発明の実施形態に従った例示的フローチャートを示しており、ここで、ネットワークコマンドに基づいてUEがDRX状態遷移を実行し、このうちネットワークはUEから受信したトラフィック条件に基づいてDRXコマンドを決定する。UE801はeNB802と接続し、それは無線ネットワークに接続している。ステップ811において、UE801はトラフィック条件を検出する。トラフィック条件は、UEのパワーセービング/非パワーセービング状態、バックグラウンドトラフィックタイプ、ユーザープレーンアクティビティ、およびその他のトラフィックタイプ、トラフィック条件関連情報を含み得る。トラフィック条件は、予め設定されたものであってよい、または動的に更新されかつUEとネットワーク間で同期されるものであってよい。ステップ821において、UE801はこれらトラフィック条件をネットワークに送信する。トラフィック条件は、UE状態の変化もしくはトラフィック条件の変化のようなトリガイベントがあるときに送信され得る、または周期的に更新され得る。トラフィック条件は、遅延耐性、バックグラウンドトラフィック、パワーセービングまたは非パワーセービングデータのようなULデータの特徴に関してネットワークに情報を提供することによるULトラフィックのタギング(tagging)も含み得る。データのコンテキストを識別することによって、ネットワークは、UEのDRX遷移に関してより良い決定をすることができる。ステップ812において、UE801からトラフィック条件を受信すると、eNB802はDRXコマンドを決定する。本発明の1実施形態では、決定は、eNBの代わりに、ネットワークにおいてなされる。本発明の他の実施形態では、決定は、他のネットワークエンティティによってなされ得る。ステップ822において、ネットワークはUE801にDRXコマンドを送信する。ネットワークのDRXコマンドの例は、このデータ伝送の後に長いDRXに移るもしくは長いDRXにとどまる、このデータ伝送の後に予め定められたDRX設定を用いる、スリープ状態への遷移のために長いもしくは短いもしくは中間のインアクティビティタイマーを用いる、または短いDRXから移行するために長い、短い、中間のインアクティビティタイマーを使用することを含む。本発明の1つの好ましい実施形態において、DRXコマンドは、例えばMACヘッダーなどにおいて、DLデータ伝送と共に送信される。コマンドは、データ伝送後に、直接DRXオペレーションに適用され得る。シグナリングオーバーヘッドは最小になるであろう。本発明の別の好ましい実施形態において、あるDRXアクション設定は予め設定されたものであり、かつコマンドは、それらの予め設定されたコマンドを指すであろう。ステップ813において、ネットワークDRXコマンドを受信すると、UE801はそれに応じてDRX遷移アクションを実行する 。
従来では、DRXにおけるトラフィックシェーピングはDLのみに適用される。本発明のいくつかの好ましい実施形態では、UEは、ULに伝送の休止を適用する。UEは、ULにおいて、ある特定の機会(occasions) にのみ伝送することが許可される。UL伝送機会の期間は、最大スケジューリング要求期間より長く設定され得る。上記のようなUL伝送機会の制限は、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)およびULにおける他の競合ベースの伝送に適用可能であり得る。ULトラフィックシェーピングに関する1つの問題は、UEとネットワークの同期外れの可能性である。UEとネットワーク間の同期外れの問題を回避するため、通信の一方の側がコンテキスト識別を担当し、かつ他のトラフィック条件を検出する。かかる情報は、その後に他方の側にシグナリングされる。例えば、UEは、MACヘッダー中に情報要素(IE)を加えることによってULデータにタグ付けすることができ、このデータが遅延耐性型/バックグラウンドトラフィックか、または非パワーセービングか、または対話型(conversational)かをネットワークに知らせる。本発明の別の実施形態では、UEは、ULにおけるデータ伝送に情報を含めることによって、論理チャネルまたはUEの非パワーセービング/パワーセービング状態を報告する。本発明の別の実施形態では、ネットワークはかかる情報を要求することができ、かつUEは、トラフィック情報をネットワークに送信することによって応答し得る。
図9は、本発明の実施形態に従った、ネットワークコマンドによる動的DRX遷移の例示的フローチャートである。ステップ901において、UEは1つまたはそれ以上のトラフィック条件を検出する。ステップ902において、UEはトラフィック条件情報をネットワークに送信する。ステップ903において、UEは、トラフィック条件情報に基づくネットワークDRXコマンドに従ってDRX遷移アクションを実行する。
図10は、本発明の実施形態に従った、UEにより検出されたトラフィック条件に基づく動的DRX遷移の例示的フローチャートである。ステップ1001において、長いDRX状態または短いDRX状態のいずれかにあるUEは、無線ネットワークにおいて不連続のDRXまたはDTXを適用する。ステップ1002において、UEは論理チャネルでデータ伝送を送信または受信する。ステップ1003において、UEは1つまたはそれ以上のトラフィック条件を検出する。ステップ1004において、UEはトラフィック条件に基づいてDRX遷移アクションを実行する。
アイドル−接続遷移(Idle−Connected Transition)
トラフィック条件に基づいてUEのDRX状態遷移および/またはDRXパラメーターを動的に調整することは、ユーザー体験への影響なしにUEのバッテリー寿命を向上させる。もう1つのコストのかかるオペレーションは、アイドル状態への遷移である。現在のシステムにおいて、アイドルモード遷移トリガはネットワーク内にあり、アイドルへの遷移をトリガするために明示的シグナリングが起動される。RRC解除コマンドを受信するため、UE ULを同期させるのに、相当量のオーバーヘッドがある。かかるオーバーヘッドは、アイドル遷移トリガが動的に適応可能であり、UEにおけるトラフィック条件を考慮に入れる場合に、減少され得る。
図11は、本発明の実施形態に従った、動的なUEの接続からアイドルへの遷移の例示的フローチャートを示しており、このうちアイドル遷移補助データがUEからネットワークへ送信される。UE1101はeNB1102と接続し、それは無線ネットワークに接続している。ステップ1111において、UE1101はトラフィック条件を検出する。本発明の1つの好ましい実施形態では、ステップ1121において、UE1101はRRC測定レポートを介してアイドル遷移補助データをネットワークに送信する。補助データは他のメッセージを介してネットワークに送信されてよい。補助データは通常、アクティブに進行している(actively ongoing)トラフィックのトラフィックタイプ、例えばバックグラウンドまたは時間パターン特徴(time pattern characterization)、UEのパワーセービングまたは非パワーセービング状態、UEの休止/覚醒状態、例えばDRX覚醒など、伝送または受信状態、および上の情報に関する最近の履歴の情報などを含む。UEの移動速度のようなその他のトラフィック条件情報もまた、該報告に含まれ得る。アイドル遷移補助データは測定レポート伝送時に送信され得る、またはデータをネットワークへ伝送するときに伝送され得る。ステップ1112において、eNB1102は、アイドル遷移補助データを受信すると、RRC接続を解除するかどうかを決定する。該決定がネットワークにおける他のエンティティによってなされ得ることが、当業者により理解される。ステップ1122において、ネットワークは、受信したアイドル遷移補助データに基づいて、RRC解除メッセージをUE1101に送信する。RRC解除メッセージを受信すると、UE1101はステップ1113においてアイドルに移る。
より効率的にUEをアイドル状態に移行させるためのもう1つの方法は、ユーザーのインタラクティビティーに依存した異なるアイドル遷移トリガーを適用することである。特に、UEがパワーセービング状態にあるとき、UEは、より遅くではなく、より早くアイドル状態に移る。ユーザーがパワーセービング状態にあるときは、ユーザーはさらなる遅延に気付かないであろうからである。ユーザーのインタラクティビティーは、非パワーセービング状態にあるUEとして検出されてよく、かつ伝送が予め定められたしきい値を超えることに基づくものであってよい。
図12は、本発明の実施形態に従った例示的フローチャートを示しており、このうち、UEはトラフィック条件に基づいてインアクティビティタイマーを起動または再起動する。UE1201はeNB1202と接続し、それは無線ネットワークに接続している。ステップ1211において、UE1201はインタラクティブ/非パワーセービング状態に入る。ステップ1221において、UE1201はデータ伝送を送信または受信する。UE1201は 、このステップにおいて、その非パワーセービング状態についてネットワークに通知してもよい。ステップ1212において、UE1201はインアクティビティタイマーを起動する。アイドル遷移タイマー値は長いものに設定される。アイドル遷移タイマー値は、予め定義されたトラフィック条件のグループのうちの少なくとも1つによって決まる。予め定義されたトラフィック条件は、予め設定された、または動的に更新されるものであってよい。第1のトラフィック条件は、タイマーを起動するデータ伝送のデータ量である。第2のトラフィック条件は、高優先度のチャネルのような、タイマーを起動する伝送のための論理チャネルまたはベアラのタイプである。第3のトラフィック条件は、タイマーを起動するデータ伝送が、ある予め定義された特定のULまたはDLのいずれのためのものかということである。第4のトラフィック条件は、UEまたはタイマーを起動するデータ伝送の論理チャネルがパワーセービングまたは非パワーセービング状態のいずれにあるかということである。本発明の1実施形態では、ステップ1222において、UE1201はトラフィック条件同期メッセージをネットワークに送信する。次に、ステップ1213において、UE1201は非インタラクティブ/パワーセービング状態に入る。ステップ1223において、 UE1201データ伝送を送信または受信する。 本発明の1実施形態において、UE1201は、パワーセービング状態についてeNB1202に通知することもできる。ステップ1214において、UE1201はインアクティビティタイマーを起動または再起動すると共に、タイマー値を短いものに設定する。本発明の1実施形態では、ステップ1224において、UE1201はトラフィック条件同期メッセージをeNB1202に送信する。ステップ1225において、インアクティビティタイマーが満了する。ステップ1216において、UE1201はアイドル状態に移る。
図13は、トラフィック条件に基づいてインアクティビティタイマーが再起動されない場合の、本発明の実施形態に従った例示的フローチャートを示している。UE1301はeNB1302に接続され、それは無線ネットワークに接続されている。ステップ1311において、UE1301はトラフィック条件を検出する。ステップ1321において、UE1301はデータ伝送を送信または受信する。UE1301は、データ伝送を検出すると、データ伝送の量が予め定められたしきい値を上回っていること、データ伝送が特定の予め定義された論理チャネルまたは無線ベアラ用であること、データ伝送が予め定義された特定のアップリンクまたはダウンリンクシグナリング伝送であること、およびUEまたは論理チャネルが1つまたはそれ以上の任意のトラフィック条件に基づいて条件付きで非パワーセービング状態にあること、を含む任意の二次的な条件に基づいて、条件付でインアクティビティタイマーを起動/再起動するかどうかを決定する。ステップ1312において、UE1301は、UEがより長く接続にとどまってコストのかかる不必要な状態遷移を回避し得るように、インアクティビティタイマーを起動または再起動する。ステップ1322において、UE1301はSRB伝送を受信する。SRBは制御プレーンアクティビティのためのものであるため、それは将来予測されるUEのアクティビティとは関係ない。故に、かかるアクティビティは無視されなければならない。ステップ1313において、UE1301は、それを再起動することなく、インアクティビティタイマーを継続させる。特定のイベントがアイドル状態へのUEの遷移においてファクターでない(none−factor)場合の状況を識別するために、他のトラフィック条件が、予め設定され、または動的に更新され得る。かかるイベントは、一旦設定されると、アイドル状態へのUEの移行(entering)を遅らせることなく、インアクティビティタイマーを動作させ続けることをUEに許す。ステップ1314において、UEのインアクティビティタイマーが満了する。ステップ1315において、UE1301はアイドルに移る。
図14は、1つまたはそれ以上のトラフィック条件に基づいてUEがアイドル状態に遷移する、本発明の実施形態による例示的フローチャートを示している。ステップ1401において、UEは、無線ネットワークにおけるUEにより、UEアイドルモードトリガ条件を設定する。ステップ1402において、UEは1つまたはそれ以上の予め定義されたトラフィック条件を検出する。ステップ1403において、UEは、トラフィック条件に基づいてUEアイドル遷移アクションを実行する。ステップ1404において、トリガ条件が満たされると、UEはアイドルモードへ遷移する。
RLFおよび測定レポートのトリガ
UEのトラフィック条件を考慮することによって、DRX状態遷移およびアイドル状態遷移においてユーザー体験に影響を及ぼすことなく、UEはより効率的となり得る。他の問題点は、モビリティ測定レポートおよび無線リンク障害のトリガに関するものである。モビリティ測定パフォーマンスは、DRXサイクルだけではなく、ユーザープレーンに基づいたものでなければならない。ユーザープレーンのアクティビティがより高くなると、UEがよりアクティブになるために、UEによってより多くの測定がなされなければならない。UEがデータを送信もしくは受信していない、またはバックグラウンドトラフィックだけを送信もしくは受信しているとき、UEは、UEがDRXサイクルにおいていつ覚醒(起動)するかを測定することができる。しかしながら、短いDRXまたはインアクティビティタイマーが動作中であるときのように、データ伝送のためにUEがアクティブであるとき、UEは追加のモビリティ測定もしなければならない。このことは、ユーザーがインタラクティブであり、かつUEをアクティブに使用しているときに、UEのモビリティ測定パフォーマンスを向上する。このことは、コストのかかるバッテリー消費なしに、良好なエンドユーザーのQoSを促進する。UEがディープスリープ状態にあるとき、モビリティ測定パフォーマンスは低下するであろう。しかしながら、この場合、ユーザーはUEを使っていないため、それに気付かないだろう。
モビリティ測定に加え、UEはRLFの宣言にあたりUEのトラフィック条件を考慮しなければならない。その際に、UEは早過ぎるRLFを回避することができ、最終的に、失敗したRRC再確立に続くNAS回復を回避することができる。よってそれは、旧セルにより長くとどまることに対し、有益である。しかしながら、かかるアプローチはコンテキストセンシティブである必要があり、かつユーザーQoSの影響がある場合には旧セルの長時間のサーチはなされるべきではない。例えば、UEが非パワーセービング状態にある場合、UEは最良のセルをサーチすると共に、再接続してQoSを確保しなければならない。
図15は、ユーザープレーンアクティビティに基づいてUEが測定レポートを送信する場合の、本発明に従った例示的フローチャートを示している。UE1501はeNB1502に接続され、それは無線ネットワークに接続されている。ステップ1521において、UE1501はRRC CONNECTED状態に入る。ステップ1511において、UE1501は非インタラクティブ/パワーセービング状態を検出する。ステップ1522において、イベント条件が満たされ、かつ測定レポートタイマー(TTTタイマー)が起動される。ステップ1512において、UE1501はユーザープレーンアクティビティを検出する。一旦ユーザープレーンアクティビティが検出されると、TTTタイマーが満了でなくても、ステップ1523においてUE1501は測定レポートをeNB1502に送信する。ステップ1513において、UE1501は、RLFパラメーターを動的に更新するのに用いられ得るトラフィック条件を検出する。第1のトラフィック条件は、長いDRX非アクティブ状態、短いDRX非アクティブ状態およびDRXアクティブ状態を含むDRX状態であり、ここでDRXアクティブ状態とはデータ伝送が進行中であることを意味する。第2のトラフィック条件はパワーセービング/非パワーセービング状態である。第3のトラフィック条件は、測定レポート送達の成功である。他のトラフィック条件は、ネットワークによる設定または動的な更新に基づいて追跡され得る。予め定義されたトラフィック条件のうちの1つまたはそれ以上を検出すると、UE1501はRLFパラメーターを動的に調整する。例えば、UE1501が非インタラクティブ/パワーセービング状態にあることを検出すると、RLFタイマーは、RLFを後に発生させるよう適応的に調整され得る。例えば、LTE N310は増加し、LTE N311は減少し、かつLTE T310は増加し得る。ステップ1514において、UE1501は無線の悪条件を検出する。ステップ1524において、UE1501はT310タイマーを起動する。しかしながら、T310の値は適応型(adaptive)T310タイマー値である。適応型タイマー値は、少なくとも部分的に、UE1501により検出されるトラフィック条件に基づくものである。ステップ1525において、UE1501は測定レポートを送信すると共に、T310Aタイマーを起動する。しかしながら、T310Aの値は適応型T310Aタイマー値である。適応型タイマー値は、少なくとも部分的に、UE1501により検出されるトラフィック条件に基づくものである。N310およびN311のような他のRLFパラメーターも、トラフィック条件に基づいて動的に更新され得る。適応型RFLパラメーターは、予め設定され、かつUEとネットワーク間で同期され得る。本発明の1実施形態において、ある同期メッセージがUE1501からeNB1502に送信されて、トラフィック条件および他の状態の変化およびパラメーターの変化が同期される。
図16は、検出されたトラフィック条件に基づいてTTTタイマーが満了する前にUEが測定レポートをトリガする場合の、本発明の実施形態による例示的フローチャートを示している。UE1601はeNB1602に接続し、それは無線ネットワークに接続している。ステップ1621において、UE1601はRRC測定構成メッセージ(measurement configuration message)を受信する。ステップ1611において、UE1601はトラフィック条件を検出する。ステップ1612において、UE1601はアクティブ状態または短いDRX状態に入る。ステップ1613において、UE1601は、測定イベント移行条件(measurement configuration entering condition)が満たされ、かつTTTフィルタリングがなされたと判断する。ステップ1614において、UE1601は非アクティブまたは長いDRX状態に遷移する。次に、ステップ1622において、UE1601はRRC測定レポートをeNB1602に送信する。測定レポートを受信すると、ステップ1615においてeNB1602はRRC再確立のため他のセルを準備する。ステップ1616において、UE1601は、ハンドオーバー測定レポートが送信される前に、RLFを宣言する。
図17は、トラフィック条件に基づいてUEがRLFをトリガする場合の、本発明の実施形態に従った例示的フローチャートである。ステップ1701において、UEはRRC接続を確立する。ステップ1702において、UEは1つまたはそれ以上の予め定義されたトラフィック条件を検出する。ステップ1703において、UEはRRC接続の物理層の問題を検出する。ステップ1704において、UEは、予め定義されたトラフィック条件に基づいて、無線リンク障害トリガパラメータ(radio link failure triggering parameters)を適応的に調整する。
説明の目的で、特定の実施形態と関連して本発明が記載されているが、本発明はこれらに限定されない。したがって、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲を逸脱することなく、これら記載された実施形態の各種変更、調節(adaptation)、および各種特徴の組み合わせが実施可能である。
101 UE
102 eNB
201 アンテナ
211 RF送受信機モジュール
212 プロセッサ
213 メモリ
501 UE
502 eNB
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Claims (4)

  1. 無線ネットワークにおいて、長いDRX状態または短いDRX状態のいずれかにあるユーザー機器(UE)が、非連続性受信(DRX)オペレーションを適用する工程、
    データ伝送の送信または受信を含む、DRX状態遷移をトリガする1つ以上のDRX状態遷移に係るトリガイベント、及び、DRX状態遷移に係るタイマーの満了を検出する工程、
    複数のトラフィック条件を検出する工程であって、前記トラフィック条件は、前記データ伝送または伝送のためにバッファリングされたデータが予め定められたしきい値を超えているかどうか、前記データ伝送が予め定義された論理チャネルのうちの1つまたは予め定義された論理チャネルグループのうちの1つのためのものであるかどうか、前記データ伝送が予め定義された特定のアップリンクまたはダウンリンク伝送であるかどうか、及び前記UEまたは前記論理チャネルが非パワーセービング状態にあるかどうか、という条件を含む工程、及び
    前記トラフィック条件に基づいて、前記DRX状態遷移を禁止する工程
    を含む方法。
  2. 前記トラフィック条件の1つは、前記DRX状態遷移を禁止するネットワークコマンドであり、
    前記ネットワークコマンドは、UEによるトラフィック条件情報に基づく
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記DRX状態は、前記長いDRX状態であり、
    前記DRX状態遷移を禁止する前記トラフィック条件の1つは、バックグラウンドトラフィックまたは低QoSトラフィックである、
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記トラフィック条件同期メッセージは、前記ワイヤレスネットワークに、前記UEのDRX状態、DRXパラメーターの更新、および/または前記UEによって検出されるトラフィック条件を、示すためのものであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
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