JP6279371B2 - 計量装置 - Google Patents

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Description

本発明は、客が計量を行う計量装置に関する。
スーパーマーケット等の店舗の食料品売り場においては、計り売りされる商品の計量が、店員ではなく、客自身に任される場合がある。そのような商品の計量に用いられるセルフ式の計量装置として、容器及び商品を含む被計量物が載置される計量皿と、被計量物を計量する計量部と、商品が入れられた容器を特定する特定部と、特定された容器の質量値を被計量物の質量値から減じて商品の質量値を算出する算出部と、算出された商品の質量値に基づく商品の価格が表示されたラベルを発行するラベル発行部と、を備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−108817号公報
上述したようなセルフ式の計量装置においては、不慣れな客によって商品が計量皿にこぼされて、そのままの状態で放置される場合がある。また、発行されたラベルがラベル発行部に取り残されて、そのままの状態で放置される場合がある。これらの状態は、いずれも、計量装置の適切な運用に支障をきたすものである。
そこで、本発明は、適切な運用に支障をきたす異常が放置され、計量装置の使用に不慣れな客によってそのまま不正確な計量が行われるのを抑制することができる計量装置を提供することを目的とする。
本発明の計量装置は、客が計量を行う計量装置であって、容器及び商品を含む被計量物が載置される計量皿と、計量皿に載置された被計量物を計量する計量部と、計量皿周囲における人の存在を検知する人検知部と、人検知部によって人の存在が検知されない場合に、異常の発生の有無を判断する異常判断部と、を備える。
計量皿周囲に人が存在している状態においては、計量部の計量値がゼロでなかったり、或いは、発行されたラベルがラベル発行部に残っていたりしても、それらは、異常ではない場合がある。本発明の計量装置では、計量皿周囲において人の存在が検知されない場合に異常の発生の有無が判断されるため、計量装置の適切な運用に支障をきたす異常の発生の有無が正確に検出される。よって、本発明の計量装置によれば、計量装置の適切な運用に支障をきたす異常が放置され、計量装置の使用に不慣れな客によってそのまま不正確な計量が行われるのを抑制することが可能となる。
本発明の計量装置は、異常判断部によって異常の発生が有ったと判断された場合に、異常の発生を報知する報知部を更に備えてもよい。これによれば、計量装置の適切な運用に支障をきたす異常な状態の早期解消が可能となる。
本発明の計量装置では、異常判断部は、計量部の計量値がゼロでないと判断されたきに、異常の発生が有ったと判断してもよい。これによれば、例えば、商品が計量皿にこぼされた状態で放置され、計量装置の使用に不慣れな客によってそのまま不正確な計量が行われるのを確実に抑制することができる。
本発明の計量装置は、商品の質量値に基づく商品の価格が表示されたラベルを客に発行するラベル発行部を更に備え、異常判断部は、ラベル発行部にラベルが残っていると判断されたときに、異常の発生が有ったと判断してもよい。これによれば、発行されたラベルがラベル発行部に取り残された状態で放置され、計量装置の使用に不慣れな客によって誤ったラベルが商品に貼られるのを確実に抑制することができる。
本発明の計量装置は、計量皿を含む撮像領域の画像を撮る撮像部を更に備え、異常判断部は、撮像領域の画像に基づいて撮像領域に物体が存在すると判断されたときに、異常の発生が有ったと判断してもよい。これによれば、例えば、商品が計量皿にこぼされた状態で放置され、計量装置の使用に不慣れな客によってそのまま不正確な計量が行われるのを確実に抑制することができる。
本発明の計量装置は、計量皿を含む撮像領域の画像を撮る撮像部と、計量部のゼロ点補正を行うゼロ点補正部と、を更に備え、ゼロ点補正部は、撮像領域の画像に基づいて撮像領域に物体が存在しないと判断された場合に、ゼロ点補正を行ってもよい。これによれば、商品が計量皿にこぼされている状態や、客の手ないし容器が計量皿に触れている状態で、計量部のゼロ点補正が行われることが防止され、計量皿が空の適切な状態で計量部のゼロ点補正が行われる。よって、被計量物の計量を正確な状態で維持することが可能となる。
本発明によれば、適切な運用に支障をきたす異常が放置され、計量装置の使用に不慣れな客によってそのまま不正確な計量が行われるのを抑制することができる計量装置を提供することが可能となる。
本発明の一実施形態の計量装置を含むネットワークの構成図である。 本発明の一実施形態の計量装置の斜視図である。 本発明の一実施形態の計量装置のブロック図である。 ラベル発行機構の構成図である。 撮像領域の画像の一例を示す図である。 異常判断時における制御部の処理手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
(1)全体構成
図1に示される計量装置1は、スーパーマーケット等の店舗100の食料品売り場において、客自身による惣菜等の商品の計量に用いられるセルフ式の計量装置である。計量装置1は、客が所望の商品を所望の容器に入れて計量を行った際に、商品の質量値に基づく商品の価格が表示されたラベルを発行する。客は、発行されたラベルを容器に貼って、所望のレジ端末103に持参する。以下、商品が容器に入れられたものを「被計量物」という。
計量装置1は、図1に示されるように、店舗100に構築されたネットワーク101を介して店舗サーバ102及び複数のレジ端末103のそれぞれと通信可能となっている。店舗サーバ102は、商品に関する各種情報を記憶している。各レジ端末103は、客に請求する金額の算出、及び客の支払いに対する釣銭の算出等を行う。店舗サーバ102には、各レジ端末103に入力された商品に関する情報(具体的には、商品の価格、商品番号等)がネットワーク101を介して送られ、当該情報が蓄積される。
図2に示されるように、計量装置1は、本体部2、計量皿3及びタッチパネル(報知部)4を備えている。本体部2には、計量機構(計量部)5が設けられている。計量皿3は、本体部2から上側に突出する計量機構5の皿装着部5aに対して着脱自在に装着されている。タッチパネル4は、本体部2の背面から上側に延在する2本の支柱6によって支持されている。タッチパネル4は、主として客が見たり操作したりするために用いられるが、各種設定等を行う場合には店員が見たり操作したりするために用いられる。
(2)各部構成
図2及び図3に示されるように、計量装置1は、計量皿3、タッチパネル4、計量機構5、カメラ(撮像部)7、人感センサ(人検知部)8、ラベル発行機構(ラベル発行部)9、スピーカ(報知部)11、店舗側無線部(報知部)12、通信部13、HDD20及び制御部30を備えている。これらの構成要素のうち、計量機構5、ラベル発行機構9、店舗側無線部12、通信部13、HDD20及び制御部30は、本体部2内に収容されている。
(2−1)計量皿
計量皿3には、容器及び商品を含む被計量物が載置される。計量皿3は、例えば金属からなり、その表面には、容器を識別し易い色が施されている。例えば、容器が白色である場合には、計量皿3の表面は黒色であることが好ましい。
(2−2)計量機構
計量機構5は、計量皿3に載置された被計量物を計量する。計量機構5は、被計量物の質量値を制御部30に送信する。
(2−3)カメラ
カメラ7は、タッチパネル4の下側において2本の支柱6に掛け渡された支持部材6aに取り付けられており、計量皿3を含む撮像領域の画像を上側から撮る。カメラ7は、撮像領域の画像を制御部30に送信する。
(2−4)人感センサ
人感センサ8は、カメラ7の左側及び右側に位置するように支持部材6aに取り付けられており、計量皿3周囲における人の存在を検知する。人感センサ8は、例えば赤外線センサ又は超音波による距離センサ等であり、計量装置1の正面側の空間における人の存在を検知する。人感センサ8は、計量皿3周囲における人の存在を検知した際に、その旨を示す信号を制御部30に送信する。
(2−5)ラベル発行機構
ラベル発行機構9は、商品の質量値に基づく商品の価格が表示されたラベルを客に発行する。図4に示されるように、ラベル発行機構9は、回転軸91及び印字装置92を有している。回転軸91は、複数のラベル用白紙Lが等間隔で貼り付けられた長尺状の台紙がロール状に巻かれてなるラベル用白紙ロールを回転可能に支持する。印字装置92は、ラベル用白紙ロールから台紙と共に繰り出されたラベル用白紙Lに、商品の質量値に基づく商品の価格等を印字する。印字装置92によって印字されたラベル用白紙Lは、ラベルとして、ラベル発行口9aにおいて客に提供される。
ラベル発行口9a付近には、発行したラベルがラベル発行口9aに残っているか否かを検知するための投受光センサ93が配置されている。印字装置92の上流側には、ラベル用白紙ロールから繰り出された台紙上にラベル用白紙Lが存在するか否かを検知するための投受光センサ94が配置されている。投受光センサ94を印字装置92から所定枚数分だけ上流側に配置することで、残っているラベル用白紙Lの枚数(ラベル用白紙ロールの残量)を把握することができる。
(2−6)タッチパネル
図2及び図3に示されるように、タッチパネル4は、客向けの様々な情報を含む画像を表示する。例えば、タッチパネル4は、客の接近によって人感センサ8が人の存在を検知した際に、購入手順の案内用の画像の表示を開始する。具体的には、タッチパネル4は、被計量物を計量皿3に載置することを客に促す画像、上述したラベルを発行するために、タッチパネル4に表示された発行ボタンを押下することを客に促す画像、及び発行したラベルを容器に貼り付けることを客に促す画像等を表示する。
(2−7)スピーカ
スピーカ11は、支持部材6aに内蔵されており、客向けの様々な情報を含む音声を出力する。例えば、スピーカ11は、客の接近によって人感センサ8が人の存在を検知した際に、タッチパネル4による画像の表示に連動した音声を出力する。
(2−8)店舗側無線部
店舗側無線部12は、店員が所持する携帯端末と無線通信を行う。例えば、店舗側無線部12は、人感センサ8が客の存在を所定時間以上継続して検知した際に、その旨を示す信号を店員の携帯端末に送信する。これにより、店員は、計量装置1の操作に困惑しているような客に対し、迅速にサービスを提供することができる。また、店舗側無線部12は、ラベル発行機構9におけるラベル用白紙ロールの残量が所定量以下となった場合、及び未使用の容器の数が所定数以下となった場合等に、その旨を示す信号を店員の携帯端末に送信する。
(2−9)通信部
通信部13は、店舗サーバ102及び複数のレジ端末103のそれぞれと通信を行う。例えば、通信部13は、ラベル発行機構9が発行したラベルに関する情報を店舗サーバ102及び複数のレジ端末103のそれぞれに送信する。ラベルに関する情報としては、ラベルに記載された商品の価格の他、ラベルを発行した時間等が挙げられる。
(2−10)HDD
HDD20には、容器情報テーブル21その他の各種情報が格納されている。容器情報テーブル21においては、容器の種類と容器の質量値とが対応付けられている。
(2−11)制御部
制御部30は、CPU、RAM及びROMによって構成されたマイクロコンピュータであって、計量装置1を構成する各部と接続されている。ROMには、計量装置1を制御するための制御プログラムが格納されている。CPUは、ROMに格納された制御プログラムに基づいて、計量装置1を制御する。RAMは、CPUがROMに格納された制御プログラムを実行する際のワークメモリとして機能する。
制御部30は、容器特定部31、質量値算出部32、ラベル情報生成部33、異常判断部34、ゼロ点補正部35及び報知制御部36として機能する。
(2−11−1)容器特定部及び質量値算出部
容器特定部31は、カメラ7から送信された撮像領域の画像に基づいて、容器の種類を特定する。質量値算出部32は、容器特定部31によって特定された種類の容器の質量値を容器情報テーブル21から取得し、計量機構5から送信された被計量物の質量値から容器の質量値を減じて、商品の質量値を算出する。
(2−11−2)ラベル情報生成部
ラベル情報生成部33は、ラベル発行機構9によって発行されるラベルに表示すべき情報を生成する。当該情報としては、商品の消費期限、商品の単価、質量値算出部32によって算出された商品の質量値、及び商品の質量値に基づく商品の価格等が挙げられる。なお、ラベル情報生成部33は、タッチパネル4を介して客に入力された商品の種類に基づいて、商品の消費期限及び単価等を決定する。
(2−11−3)異常判断部
異常判断部34は、人感センサ8によって人の存在が検知されない場合に、異常の発生の有無を判断する。具体的には、異常判断部34は、人感センサ8によって人の存在が検知されない場合において、計量機構5の計量値がゼロでないと判断されたきに、異常の発生が有ったと判断する。また、異常判断部34は、人感センサ8によって人の存在が検知されない場合において、ラベル発行機構9が発行したラベルがラベル発行機構9に残っていると判断されたときに、異常の発生が有ったと判断する。更に、異常判断部34は、人感センサ8によって人の存在が検知されない場合において、カメラ7から送信された撮像領域の画像に基づいて撮像領域に物体が存在すると判断されたときに、異常の発生が有ったと判断する。
物体には、被計量物、被計量物以外の物(トング、トレー、調味料の小袋等)及び人体の少なくとも一部分(手、足等)が含まれる。例えば、図5に示されるように、計量皿3を含む撮像領域の画像Iに、計量装置1の各部以外の物体S(ここでは、手、足)が写り込んでいる場合には、異常判断部34は、撮像領域に物体が存在すると判断する。
(2−11−4)ゼロ点補正部
ゼロ点補正部35は、所定タイミングで、計量機構5のゼロ点補正を行う。ただし、ゼロ点補正部35は、カメラ7から送信された撮像領域の画像に基づいて撮像領域に物体が存在しないと判断された場合に、ゼロ点補正を行う。なお、ゼロ点補正とは、計量器(本実施形態では、計量機構5)の傾き、周囲の風や温度の変化、計量皿3の汚れ等の要因により、無荷重の状態で計量値が「0」以外になることがあり、正確な計量を維持するため、それを「0」に補正することである。
(2−11−5)報知制御部
報知制御部36は、タッチパネル4、スピーカ11及び店舗側無線部12を介して報知すべき情報の生成、タッチパネル4に対する画像表示制御、スピーカ11に対する音声出力制御、並びに店舗側無線部12に対する信号送信制御等を行う。報知制御部36は、異常判断部34によって異常の発生が有ったと判断された場合に、タッチパネル4、スピーカ11及び店舗側無線部12の少なくとも1つに、異常の発生を報知させる。
(3)異常判断時における制御部の処理手順
異常判断時における制御部30の処理手順について、図6を参照して説明する。制御部30は、処理を開始させると、人感センサ8から送信された信号に基づいて、計量皿3周囲の所定領域に人が存在するか否かを判断する(ステップS01)。ステップS01の判断処理の結果、人が存在した場合には、制御部30は、ステップS01の判断処理に戻る。一方、ステップS01の判断処理の結果、人が存在しなかった場合には、制御部30は、計量機構5の計量値が0であるか否かを判断する(ステップS02)。
ステップS02の判断処理の結果、計量機構5の計量値が0でなかった場合には、制御部30は、計量皿3を含む撮像領域の画像をカメラ7に撮らせる(ステップS03)。続いて、制御部30は、カメラ7から送信された画像に基づいて、計量皿3を含む撮像領域に物体が存在するか否かを判断する(ステップS04)。ステップS04の判断処理の結果、撮像領域に物体が存在した場合には、制御部30は、異常の発生が有ったと判断し、計量皿3周囲を確認する旨をタッチパネル4、スピーカ11及び店舗側無線部12の少なくとも1つに報知させて(ステップS05)、処理を終了させる。一方、ステップS04の判断処理の結果、撮像領域に物体が存在しなかった場合には、制御部30は、計量機構5のゼロ点補正を行って(ステップS06)、処理を終了させる。
ステップS02の判断処理の結果、計量機構5の計量値が0であった場合には、制御部30は、ラベル発行機構9が発行したラベルがラベル発行機構9に残っているか否かを判断する(ステップ07)。ステップS07の判断処理の結果、ラベル発行機構9にラベルが残っていた場合には、制御部30は、異常の発生が有ったと判断し、ラベル発行機構9を確認する旨をタッチパネル4、スピーカ11及び店舗側無線部12の少なくとも1つに報知させて(ステップS08)、処理を終了させる。
一方、ステップS07の判断処理の結果、ラベル発行機構9にラベルが残っていなかった場合には、制御部30は、計量皿3を含む撮像領域の画像をカメラ7に撮らせる(ステップS09)。続いて、制御部30は、カメラ7から送信された画像に基づいて、計量皿3を含む撮像領域に物体が存在するか否かを判断する(ステップS10)。ステップS10の判断処理の結果、撮像領域に物体が存在した場合には、制御部30は、異常の発生が有ったと判断し、計量皿3周囲を確認する旨をタッチパネル4、スピーカ11及び店舗側無線部12の少なくとも1つに報知させて(ステップS08)、処理を終了させる。一方、ステップS10の判断処理の結果、撮像領域に物体が存在しなかった場合には、制御部30は、異常の発生が無かったものとして、処理を終了させる。
なお、ステップS04,S10の判断処理では、制御部30は、カメラ7から送信された画像を、予め取得した基準画像と比較することにより、撮像領域に物体が存在するか否かを判断する。また、ステップS05,S08の報知処理では、タッチパネル4及びスピーカ11のそれぞれは、客及び店員の少なくとも一方に対して報知を行い、店舗側無線部12は、店員の携帯端末に対して報知を行う。
(4)特徴及び作用・効果
以上のように構成された計量装置1では、計量皿3周囲に人が存在している状態においては、計量機構5の計量値がゼロでなかったり、或いは、発行されたラベルがラベル発行機構9に残っていたりしても、それらは、異常ではない場合がある。計量装置1では、計量皿3周囲において人の存在が検知されない場合に異常の発生の有無が判断されるため、計量装置1の適切な運用に支障をきたす異常の発生の有無が正確に検出される。よって、計量装置1によれば、計量装置1の適切な運用に支障をきたす異常が放置され、計量装置1の使用に不慣れな客によってそのまま不正確な計量が行われるのを抑制することが可能となる。
また、異常判断部34は、人感センサ8によって人の存在が検知されない場合において、計量機構5の計量値がゼロでないと判断されたきに、異常の発生が有ったと判断する。これにより、例えば、商品が計量皿3にこぼされた状態で放置され、計量装置1の使用に不慣れな客によってそのまま不正確な計量が行われるのを確実に抑制することができる。
また、異常判断部34は、人感センサ8によって人の存在が検知されない場合において、ラベル発行機構9が発行したラベルがラベル発行機構9に残っていると判断されたときに、異常の発生が有ったと判断する。これにより、発行されたラベルがラベル発行機構9に取り残された状態で放置され、計量装置1の使用に不慣れな客によって誤ったラベルが商品に貼られるのを確実に抑制することができる。
また、異常判断部34は、人感センサ8によって人の存在が検知されない場合において、カメラ7から送信された撮像領域の画像に基づいて撮像領域に物体が存在すると判断されたときに、異常の発生が有ったと判断する。これにより、例えば、商品が計量皿3にこぼされた状態で放置され、計量装置1の使用に不慣れな客によってそのまま不正確な計量が行われるのを確実に抑制することができる。
また、計量装置1では、異常判断部34によって異常の発生が有ったと判断された場合に、タッチパネル4、スピーカ11及び店舗側無線部12の少なくとも1つが、異常の発生を報知する。これにより、計量装置1の適切な運用に支障をきたす異常な状態の早期解消が可能となる。
また、計量装置1では、カメラ7から送信された撮像領域の画像に基づいて撮像領域に物体が存在しないと判断された場合に、ゼロ点補正部35が計量機構5のゼロ点補正を行う。これにより、商品が計量皿3にこぼされている状態や、客の手ないし容器が計量皿3に触れている状態で、計量機構5のゼロ点補正が行われることが防止され、計量皿3が空の適切な状態で計量機構5のゼロ点補正が行われる。よって、被計量物の計量を正確な状態で維持することが可能となる。
(5)変形例
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、計量装置1の各部には、上述した材料、形状及び構成に限らず、様々な材料、形状及び構成を適用することができる。
1…計量装置、3…計量皿、4…タッチパネル(報知部)、5…計量機構(計量部)、7…カメラ(撮像部)、8…人感センサ(人検知部)、9…ラベル発行機構(ラベル発行部)、11…スピーカ(報知部)、12…店舗側無線部(報知部)、34…異常判断部、35…ゼロ点補正部。

Claims (6)

  1. 客が計量を行う計量装置であって、
    容器及び商品を含む被計量物が載置される計量皿と、
    前記計量皿に載置された前記被計量物を計量する計量部と、
    前記計量皿周囲における人の存在を検知する人検知部と、
    前記人検知部によって前記人の存在が検知されない場合に、異常の発生の有無として前記計量皿が空の適切な状態であるか否かを判断する異常判断部と、を備える、計量装置。
  2. 前記異常判断部によって前記異常の発生が有ったと判断された場合に、前記異常の発生を報知する報知部を更に備える、請求項1記載の計量装置。
  3. 前記異常判断部は、前記計量部の計量値がゼロでないと判断されたきに、前記計量皿が空の適切な状態でないと判断する、請求項1又は2記載の計量装置。
  4. 前記商品の質量値に基づく前記商品の価格が表示されたラベルを前記客に発行するラベル発行部を更に備え、
    前記異常判断部は、前記ラベル発行部に前記ラベルが残っていると判断されたときに、前記異常の発生が有ったと判断する、請求項1〜3のいずれか一項記載の計量装置。
  5. 前記計量皿を含む撮像領域の画像を撮る撮像部を更に備え、
    前記異常判断部は、前記撮像領域の前記画像に基づいて前記撮像領域に物体が存在すると判断されたときに、前記計量皿が空の適切な状態でないと判断する、請求項1〜4のいずれか一項記載の計量装置。
  6. 前記計量皿を含む撮像領域の画像を撮る撮像部と、
    前記計量部のゼロ点補正を行うゼロ点補正部と、を更に備え、
    前記ゼロ点補正部は、前記撮像領域の前記画像に基づいて前記撮像領域に物体が存在しないと判断された場合に、前記ゼロ点補正を行う、請求項3記載の計量装置。
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