JP6277745B2 - 無線機およびコンピュータプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、デジタル方式の音声通信を採用した無線機、およびその無線機の機能を実現するコンピュータプログラムに関する。
近年、アマチュア無線等の世界において、より高速の通信を実現し、またクリアな音声での交信を楽しむために、音声通信のデジタル化とネットワーク化が普及しつつある(例えば、特許文献1参照)。アマチュア無線のデジタル音声通信においては、音声信号は符号化されてデジタル信号に変換され、パケット化された後に送信される。
以下、図9を参照して、デジタル方式の音声通信を採用したアマチュア無線システムについて簡単に説明する。
図9に示すアマチュア無線システム100では、複数の無線機1(1a〜1e)をカバーするエリア2(2a、2b)毎にレピータ3(3a、3b)が設置されている。図9の例では、レピータ3aがカバーするエリア2aに無線機1a、1b、1cが存在し、レピータ3bがカバーするエリア2b内に無線機1d、1eが存在する。
隣接するレピータ3a、3b間は、マイクロ波を利用して音声およびデータが多重化された状態で送信される。レピータ3a、3bで結ばれたサービスエリアをゾーン5という。複数のゾーン5(5a、5b、5c)の間は、ゲートウェイ4を介してインターネット6で結ばれている。
上述のアマチュア無線システム100においては、音声信号がパケット化され、かつパケットのヘッダ部に送信先、送信元のコールサイン等を示すデータが付加されたことに伴い、アナログ音声通信ではできなかった多くの機能を実現できるようになった。
例えば、図9のアマチュア無線システム100を用いることで、以下に示すような様々な形態の交信を実現できる。
(1)各エリア2内での無線機1同士の直接の交信
(2)各エリア2内での無線機1同士のレピータ3を介した交信
(3)同一ゾーン5内の異なるエリア2の無線機1同士のレピータ3を介した交信
(4)異なるゾーン5の無線機1同士のゲートウェイ4とインターネット6を介した交信
上述したアマチュア無線システムにおいて、レピータによってカバーするエリア間に隙間、すなわち無線機の電波が届かない場所が生じるのを防ぐため、エリアが重なり合うように設定されている。このため、エリアが重なり合う場所に無線機が設置されている場合には、交信に使用するレピータを選択する必要がある。
上述した無線システムに使用する無線機には、エリアが重なり合うことに対応して「レピータスキャン機能」が実装されている。この機能は、重なり合うそれぞれのエリアをカバーするレピータのリストを作成し、このリストに基づき、通信に使用するレピータを順次切り替えて交信の相手を探すものである。
上述したレピータスキャンを実行するためには、予めレピータリストを作成しておく必要がある。無線機のメモリには、国内外に設置された全てのレピータに関するデータが掲載されたレピータのマスターリストが格納されているため、ユーザは、このマスターリストからレピータスキャンの対象とするレピータのデータを抽出してリストを作成する。
無線機が固定局である場合には、レピータリストの作成は比較的容易であるが、無線機が移動局、例えば車載型や携帯型の無線機の場合には、移動につれて通信可能なレピータが変わるため、上述の方法ではレピータリストを作成することができない。
出願人は、先に、無線機に接続もしくは内蔵されたGPSレシーバで取得した緯度・経度情報に基づき、無線機に隣接する場所に設置されたレピータの情報を自動的に抽出する発明を提案した(特許文献1参照)。
特開2013−31086号公報
特許文献1に記載の発明を利用すれば、無線機に近接する場所に設置された、通信に使用できる可能性の高いレピータのリストを簡単に作成できる。そして作成したレピータリストに基づいてレピータスキャンを実行すれば、近接する複数のレピータを用いて交信の相手を探すことができる。
その一方で、移動に伴って通信可能なレピータが変わるため、無線機のユーザは、交信ができなくなった時点で、レピータリストを作り直す必要がある。そのためには、ユーザが、無線機を操作して新たなレピータリストを作成する必要がある。
特に車載型の無線機の場合、高速道路や自動車専用道路を走行中は、スキャン中に自局の位置が短時間で大きく変化するので、レピータリストを頻繁に作り直す必要がある。
しかし、運転中の無線機の操作は運転手の注意を散漫にし、事故発生の原因ともなるので、サービスエリア等に自動車を停めてからレピータリストを作り直さなければならず、不便であった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、移動中での操作を必要とすることなく、自動でレピータリストを作成できる無線機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明にかかる無線機は、アナログ音声信号をしてデジタル音声信号に変換した後、ヘッダ部に送信先および送信元の無線機を識別する識別子、ならびにこれらの無線機が属するエリアのレピータを識別する識別子のデータが含まれ、データ部にA/D変換および符号化された音声信号のデータが含まれるパケットを生成し、当該パケットを無線信号に変換して送信し、かつ受信する無線機であって、
前記パケットを生成すると共に無線信号に変換する送信部と、
受信した無線信号を復調して前記パケットを取り出す受信部と、
当該受信部で取り出されたパケットから音声信号を再生する音声コーデックと、
前記無線機の位置を示す情報を取得する位置情報取得手段と、
前記送信部、受信部、音声コーデックおよび位置情報取得手段の動作を制御するコントローラと、
複数箇所に設置された前記レピータの位置情報および識別子のデータを含むマスターリストが格納されたメモリと、を備え、
前記コントローラは、
前記位置情報取得手段から入手した前記無線機の現在位置を示す情報を、前記マスターリストに掲載されたレピータの位置情報と比較して、前記無線機から一定距離内に設置されたレピータを抽出してレピータリストを作成すると共に、
前記レピータリストに掲載されたレピータを用いて、他局との交信に用いるレピータを順次切り替えるレピータスキャンを実行し、
前記レピータスキャンを実行する際又は前記レピータスキャン実行中において、前記位置情報取得手段から取得した位置情報に基づき、前記レピータリストを作成したときの前記無線機の位置と現在の無線機の位置との間の距離を算出し、当該算出値があらかじめ定めた値を超えたとき、新たなレピータリストを作成することを特徴とする。
ここで、前記コントローラは、前記レピータリストを作成したときの無線機の位置情報を前記メモリに格納しておき、
前記レピータスキャンを実行する際、前記メモリに格納しておいた無線機の位置情報と、前記位置情報取得手段から取得した無線機の位置情報とに基づいて、前回、前記レピータリストを作成したときの前記無線機の位置と現在の無線機の位置との間の距離を算出し、当該算出値があらかじめ定めた値を超えないとき、前記メモリに格納された前回作成のレピータリストを使用することが好ましい。
前記レピータリストには、前記レピータの位置情報、識別子、ならびにアップリンクおよびダウンリンクの周波数が含まれており、前記コントローラは、前記レピータリストから選択したレピータの識別子とアップリンクの周波数を前記送信部に通知し、ダウンリンクの周波数を前記受信部に通知する。
また本発明にかかるコンピュータプログラムは、コンピュータを、A/D変換され符号化された音声信号を含むパケットのヘッダ部から、送り先および送り元の無線機を識別する識別子、ならびにこれらの無線機が属するエリアのレピータを識別する識別子のデータを取り出し、その内容を解析するコントローラとして機能させるコンピュータプログラムであって、
前記コントローラは、
前記位置情報取得手段から入手した前記無線機の現在位置を示す情報を、前記マスターリストに掲載されたレピータの位置情報と比較して、前記無線機から一定距離内に設置されたレピータを抽出してレピータリストを作成すると共に、
前記レピータリストに掲載されたレピータを用いて、他局との交信に用いるレピータを順次切り替えるレピータスキャンを実行し、
前記レピータスキャンを実行する際又は前記レピータスキャン実行中において、 前記位置情報取得手段から取得した位置情報に基づき、前記レピータリストを作成したときの前記無線機の位置と現在の無線機の位置との間の距離を算出し、その値があらかじめ定めた値を超えたとき、新たなレピータリストを作成することを特徴とする。
本発明にかかる無線機を用いれば、レピータリストの作成にユーザの操作を必要としないため、移動中にユーザの手を煩わすことなく、レピータスキャン機能を働かせて交信を楽しむことができる。
本発明の実施の形態にかかる無線機の構成を示すブロック図である。 無線機によって送信されるパケットの構成を示す図である。 無線機を搭載した自動車が道路上を移動する様子を示した図である。 不揮発性メモリに格納されたレピータのマスターリストの一例を示す図である。 表示部の画面に表示された受信機の位置情報を示す図である。 レピータスキャンを実行する際の処理の流れを説明するフローチャートである(その1)。 レピータスキャンを実行する際の処理の流れを説明するフローチャートである(その2)。 レピータスキャンを実行する際の処理の流れを説明するフローチャートである(その3)。 デジタル方式の音声通信を採用したアマチュア無線システムの構成を示す図である。
以下、本発明の実施の形態にかかる無線機について、図面を参照しながら説明する。本実施の形態では、車載型の無線機すなわち無線機が自動車に搭載されている場合について説明を行う。
<無線機の構成>
図1に、デジタル音声通信を採用した本実施の形態にかかる無線機の構成を示す。無線機1は、マイク11、スピーカ12、AF増幅器13、音声コーデック14、送信部15、送受切替部16、アンテナ17および20、受信部18、GPSレシーバ19、コントローラ21、操作部26ならびに表示部28で構成されている。図中、太線の矢印は音声信号やデータの流れを示し、細線の矢印は制御系統の信号の流れを示している
マイク11は、送信用の音声を入力としてアナログ音声信号を生成し、その音声信号をAF増幅器13に出力する。一方、スピーカ12は、AF増幅器13から出力されたアナログ音声信号を音声に変換する。
AF(Audio Frequency)増幅器13は、マイク11から入力されたアナログ音声信号を増幅して音声コーデック14に供給する。また、音声コーデック14から供給された受信音声のアナログ音声信号を増幅してスピーカ12に出力する。
音声コーデック14は、AF増幅器13から供給されたアナログ音声信号をA/D(アナログ/デジタル)変換および符号化して送信部15に出力する。音声コーデック14はまた、受信部18から供給されたデジタル音声信号を復号化し、更にD/A(デジタル/アナログ)変換した後、AF増幅器13に出力する。
送信部15は、音声コーデック14から供給されたデジタル音声信号に無線通信用のヘッダを付すと共に、後述するPTTスイッチ27の出力に基づいて分割し、図2に示す送信用のパケットを生成する。パケットの構成については、後に図2を用いて詳述する。送信部15は更に、パケットを構成するデジタルデータで搬送波を変調し、必要に応じて周波数変換を行い、送受切替部16を介してアンテナ17から送信する。
送受切替部16は、PTTスイッチ27が押されてオンになると送信部15からの送信信号をアンテナ17に導き、PTTスイッチ27が放されてオフになるとアンテナ17の受信信号を受信部18に導く。
受信部18は、コントローラ21からの指示信号に従って受信周波数を切り替え、受信周波数に同調して受信信号を増幅し、更に復調してパケットを再生する。そして再生したパケットからヘッダ部を取り除いて音声コーデック14に供給する。
GPS(Global Positioning System)レシーバ19は無線機1の位置情報を取得するための装置で、アンテナ20で受信した電波に基づいて計測された緯度と経度の情報を含むパケットをコントローラ21に供給する。
なお、本実施の形態では、無線機の位置情報取得手段として内蔵型のGPSレシーバ19を用いたが、市販のGPSレシーバを無線機1に取り付け、そのGPSレシーバから位置情報を取得するようにしてもよい。
コントローラ21は無線機1の動作を制御する。コントローラ21は、CPU(Central Processing Unit)22、CPU22の動作を規定するプログラムを記憶したROM(Read Only Memory)23、CPU22のワークメモリとして機能するRAM(Random Access Memory)24、およびレピータのコールサイン等のデータを格納する不揮発性メモリ25を備えている。
操作部26は、種々の入力やユーザの指示をコントローラ21に伝達する。操作部26にはPTT(Push To Talk)スイッチ27が含まれている。PTTスイッチ27は、押す(オンにする)と送受切替部16が送信側に切り替わってアンテナ17から送信が行われ、放す(オフにする)と、送受切替部16が受信側に切り替わり、受信した音声信号、ならびにデータ信号の復調が行われる。
表示部28は液晶ディスプレイ等で構成され、種々のデータを表示するのに用いられる。表示部28の画面には、無線機1がアマチュア無線信号を受信したこと(呼び出しがあったこと)や、送信元(自局)や送信先(相手局)のコールサイン、ニックネーム等が表示される。
<パケットの構成>
次に、図2を参照して、送信部15で生成されるパケットの構成を説明する。パケットの構成は、デジタル方式の音声通信の一連のデータを、どのような順番でどのようにまとめて送信するかを示したものである。
パケットPaはヘッダ部Phとデータ部Pdとで構成されている。ヘッダ部Phには、同期信号h1、フラグh2、送り先レピータのコールサインh3、送り元レピータのコールサインh4、送信先コールサインh5、送信元コールサインh6が含まれている。
ヘッダ部Phのうち同期信号h1は、入力信号の同期をとり、またこれより信号であることを表す信号である。フラグh2は、レピータ経由通信、直接通信、レピータ制御信号等を表すデータであり、複数ビットのデータで構成されている。
送り先レピータのコールサインh3は、例えば送信先の無線機が属するエリア内のレピータのコールサイン、送り元レピータのコールサインh4は送信元の無線機が属するエリア内のレピータのコールサインである。また送信先コールサインh5は、送信する相手局の無線機のコールサイン、送信元コールサインh6は、自局の無線機のコールサインである。これらのコールサイン(h3〜h6)は、送信先および送信元の無線機、更には無線信号を中継するレピータを識別するための識別子としての役割を果たす。なお送信先コールサインh5については、不特定の局を呼び出すCQとすることもできる。
データ部Pdは、デジタル化された音声フレームd1と、小さな静止画やメモ等のデータを含むデータフレームd2が交互に配置され、最後にパケットの終わりを示す終話フレームd3が付加されている。
<アマチュア無線の交信動作>
次に、図1、図2および前述の図9を参照して、アマチュア無線の交信動作を説明する。以下、レピータスキャンの前提となる、任意のエリア内の無線機1の局が、同じエリア内の不特定の局を呼び出す場合、具体的には、図9のエリア内の無線機1aが、同じエリア内の無線機1b、1cを呼び出す場合について説明する。
ユーザは交信に先立ち、無線機1aの操作部26を操作して、交信に必要な情報、例えば送信元(自局)コールサインや送り元レピータのコールサインを、不揮発性メモリ25に格納しておく。
交信の際、ユーザは無線機1aの操作部26を操作し、送り元レピータのコールサインおよび不特定に局を呼び出す際のコールサインを指定して、呼び出しを指示する。なお、本ケースでは送り先レピータは存在しないため、コールサインの設定は行わない。
操作部26から入力された情報は、コントローラ21によって送信部15に通知され、コントローラ21の指示に従って送信部15でパケットが生成される。図2に示したようにパケットPaのヘッダ部Phには、送り元レピータ3aのコールサインh4、送信先が不特定であることを示すコールサインh5、および送信元(自局)である無線機1aのコールサインh6の各情報が含まれる。
送信部15で生成され無線信号に変換されたパケットPaは、送受切替部16およびアンテナ17を介して送信される。無線機1aから送信されたパケットPaは、レピータ3aによって中継され、エリア2a内に存在する無線機1b、1cに到達する。
無線機1b、1cで受信した無線信号は、アンテナ17および送受切替部16を介して受信部18に供給され、受信部18で復調されてパケットPaが再生される。更に、受信部18で再生されたパケットPaからヘッダ部Phが取り除かれ、音声コーデック14に供給される。
音声コーデック14に供給された音声データは復号化され、さらにアナログの音声信号に変換されてAF増幅器13に供給される。AF増幅器13で増幅された音声信号はスピーカ12から出力され、送信元のユーザの声が再生される。「CQ」の呼び出しに対して交信を希望するユーザは、PTTスイッチ27を押して応答する。
一方、受信部18で再生されたパケットPaはコントローラ21に供給される。コントローラ21のCPU22は、ECC(Error Check Code)チェックなどにより、受信したパケットPaが有効なパケットであるか否かを判別する。
CPU22は、有効と判別されたパケットPaのヘッダ部PhのデータをRAM24に格納すると共に、ヘッダ部Phの情報を解析する。CPU22は、解析結果に基づいて、受信したパケットPaの送信先コールサインや送信元コールサインを表示部28に表示する。
<レピータリストの作成>
前述したように、レピータスキャンを実行するためには、通信可能なレピータのリスト(以降、これを「レピータリスト」という)を作成しておく必要がある。また、本実施の形態にかかる無線機は、自動車等の移動体に搭載する車載型の無線機を前提としている。車載型の無線機の場合、移動につれて通信可能なレピータが変わるため、移動するごとにレピータのリストを作り直す必要がある。
本発明では、予め、位置情報を含む全てのレピータに関するデータを掲載したマスターリストをコントローラ21の不揮発性メモリ25に格納しておくと共に、GPSレシーバ19で取得した無線機1の位置情報に基づいて、通信できる可能性の高いレピータ3として、無線機から一定の距離内に設置されたレピータを、マスターリストから抽出してレピータリストを作成している。
以下、図3、図4および図5を参照して、レピータリストの作成方法について説明する。図3は、無線機を搭載した自動車が道路上を移動する様子を示したものである。図中、自動車の移動経路Rを一点鎖線で示している。経路Rの周辺には、複数のレピータ3a〜3mが設置されている。
経路Rを移動中の自動車が位置P1に到達したときに、ユーザが無線機1の操作部26に設けられたレピータスキャン開始用のキー(図示せず)を押すと、コントローラ21によってレピータリストが作成される。レピータリストの作成は、コントローラ21の不揮発性メモリ25に格納されたレピータのマスターリストと、GPSレシーバ19で取得した位置情報とに基づいて行われる。
図4にマスターリスト一例を示す。マスターリストには、国内外に設置されている全てのレピータに関する6種類のデータD1〜D6が含まれている。データD1はレピータ3が設置されている場所の住所を示す名称である。データD2はレピータ3の位置情報であり、緯度を示すデータLATと経度を示すデータLONを含んでいる。例えば、A町に設置されたレピータの位置情報は(LAT1、LON1)で表される。
データD3はレピータ毎に付与されたコールサインである。またデータD4、D5およびD6は、レピータ3と無線機1との間で通信を行う際の周波数に関するデータであり、D4はダウンリンクの周波数、すなわちレピータ3から無線機1への送信周波数を示す。
一方、アップリンクの周波数、すなわち無線機1からレピータ3への送信周波数は、データD4、D5およびD6を用いて算出される。データD6はダウンリンクの周波数D4とアップリンクの周波数の差分(オフセット)を示し、データD5はその差分をシフトする方向を示す。データD5が+の場合、データD6の値をデータD4の値に加えることにより、またデータD5が−の場合、データD6の値をデータD4の値から引くことにより、アップリンクの周波数が得られる。
図4に示すように、レピータ3の送受信の周波数は、隣接するレピータ間で混信が生じないようにずらして設定されている。例えば、マスターリストの1段目に示すA町のレピータのダウンリンクの周波数はfd1MHzであり、アップリンクの周波数は(fd1+Δd)MHzである。
一方、GPSレシーバ19から出力されるGPSセンテンスには緯度と経度を示す情報が含まれている。図5は、GPSレシーバ19で取得した無線機1の現在位置を示す情報DPを表示部28に表示した例である。図中、「MY POSITION」は、送り元の無線機1aの位置情報であることを示し、「34°37′000″N」は緯度を、「135°36′000″E」は経度を示している。
コントローラ21のCPU22は、図5に示す無線機1の現在位置の情報DPと図4に示すレピータの設置位置の情報D2を用いてレピータリストを作成する。
具体的には、CPU22は、無線機1の位置情報とマスターリストのレピータ3の位置情報D2に基づいて、無線機1の現在位置P1とレピータ3の設置位置との間の距離を算出し、無線機1の現在位置P1から半径r内に設置されているレピータ(図3では3a、3b、3cおよび3e)のデータを抽出して、レピータを距離の短い順に並べたリストを作成する。なお、半径rは、通常、数十kmから数百kmの範囲に設定される。
作成されたレピータリストのデータは、作成時点の無線機の位置P1を示す位置情報のデータと共に不揮発性メモリ25に格納される。
CPU22は、このようにして作成したレピータリストに基づいてレピータスキャンを実行する。具体的には、リストの1番目に掲載されたレピータ、すなわち無線機1との距離が一番短いレピータ(図3では3c)を選択し、そのコールサインを送信部15に通知する。
同時にCPU22は、レピータのアップリンクおよびダウンリンクの周波数のデータ(図4のD4、D5およびD6)をリストから読み出し、アップリンクの周波数は送信部15に通知し、ダウンリンクの周波数は受信部18に通知する。送信部15は送信周波数を通知された周波数に設定し、受信部18は受信周波数を通知された周波数に設定する。
上述の処理により、無線機1はレピータリストの1番目に掲載されたレピータを用いて、不特定局を対象とした交信の音声を聞ける状態となる。以降、リストの2番目以降に掲載されたレピータについても、同様の処理が繰り返される。なお、レピータスキャンについては、後に図7を参照して詳述する。
一方、自動車は時間の経過と共に経路R上を移動するため、位置P1において作成したレピータリストでは、無線機からの電波が届かないレピータが生じる。このため、新たなレピータリストを作成する必要が生じる。本実施の形態では、直近のレピータリストを作成した位置P1の位置情報と自動車の現在の位置情報から両者の間の距離を算出し、その値が予め定めた距離に達した時点で新たなレピータリストを作成している。
具体的には、CPU22は、直近のレピータリストを作成した位置P1の位置情報を不揮発性メモリ25から読み出し、この位置情報とGPSレシーバ19から入手した自動車の現在位置の位置情報とを用いて両者の間の距離を算出する。そして、図3に示したように、位置P1と自動車の現在位置との間の距離が、予め定めた距離Lに達した時点(図3の位置P2)において、CPU22は、上述と同様の方法で新たなレピータリストを作成する。
その後も、CPU22は、直近のレピータリストを作成した位置の位置情報と自動車の現在の位置情報から両者の間の距離を算出し、その値が予め定めた距離Lに達する毎に(図3のP3、P4およびP5の各位置)、新たなレピータリストの作成を繰り返す。このように、自動車の移動に伴ってレピータリストの作成を作成し直すことによって、常に、自動車に近接する位置に設置されたレピータを用いて交信を行うことができる。
<レピータスキャンの実行>
次に、図6、図7および図8のフローチャートを参照してレピータスキャンを実行する際の処理の流れを説明する。
CPU22は、常時、GPSレシーバ19から送信される位置情報を受信して、無線機1の位置を確認できる状態にある。
この状態において、ユーザが操作部26に設けられたレピータスキャン開始のキー(図示せず)を押すと、CPU22は、不揮発性メモリ25からレピータのマスターリストを読み出し、リストに掲載されたレピータの位置情報と無線機の現在の位置情報に基づいて、レピータと無線機との間の距離を算出する。そして、その距離が予め定めた距離r以下のレピータをマスターリストから抽出する(ステップS11)。
マスターリストに掲載された全てのレピータについて上述の処理を行い、条件を満たすレピータの抽出を完了した後(ステップS12でYes)、抽出したレピータのデータを無線機1からの距離が近い順に並べてレピータリストを作成する(ステップS13)。作成されたレピータリストは、不揮発性メモリ25に格納される(同ステップ)。
CPU22は、作成されたレピータリストに基づいてレピータスキャンを実行する(ステップS14)。図7のフローチャートを参照して、レピータスキャンの処理の流れを説明する。
CPU22は、レピータリストに掲載された1番目のレピータ3cを選択し、そのレピータのコールサインを送信部15に通知する(ステップS21)。更にCPU22は、選択されたレピータの周波数のデータをリストから読み出し、アップリンクの周波数を送信部15に通知し、ダウンリンクの周波数を受信部18に通知する(同ステップ)。
送信部15は、転送されたコールサインを送り元レピータのコールサインとしてパケットに設定し、また送信周波数を通知されたアップリンクの周波数に切り替える(ステップS22)。一方、受信部18は、受信周波数を通知されたダウンリンクの周波数に切り替える(ステップS23)。
このようにして交信の準備が終了すると、受信部18はレピータ3aから送信された不特定の局を対象とするパケットを受信できる状態となる。受信部18で受信し、音声コーデック14で再生された音声信号は、スピーカ12から出力される。ユーザは、再生された音声の相手局と交信を行いたいときは、PTTスイッチ27を操作して交信を開始する(ステップS24)。
スピーカ12から再生される音声が途絶えたとき、すなわち音声コーデック14から出力される音声信号の強度が所定の値以下となったときから一定時間が経過したとき(ステップS25でYes)、交信の相手局が存在しないと判断してステップS21の処理に戻り、CPU22は、レピータリストの2番目に掲載されたレピータのデータを用いて上述と同様の処理を行う。
なお、切り替えられた受信周波数では、建物等が障害となってレピータ3からの信号を受信できない場合がある。このような場合にも、CPU22は、受信周波数が切り替えられてから一定時間経過した時点で、音声信号が途絶えた場合と同様にステップS21の処理に戻る。
このようにして、レピータリストに掲載された全てのレピータについて、ステップS21〜S23の処理が繰り返されることにより、ユーザは通信可能なレピータを用いて不特定の局との交信を楽しむことができる。レピータリストの最後に掲載されたレピータによる交信が終了した後、1番目に掲載されたレピータによる交信に戻って、同様の処理が繰り返される。
図6の説明に戻って、ステップS14のレピータスキャンが実行されている間、自動車は経路Rに沿って移動するため、レピータリストに掲載されたレピータでは、通信ができない場合が発生する。このため、CPU22は、GPSレシーバ19から受信した位置情報に基づいて、前回レピータリストを作成した位置P1と現在の位置との間の距離を算出する(ステップS15)。
算出した距離が予め定めた値L(10km程度)に到達したとき、CPU22は、前回レピータリストを作成した位置から一定距離だけ移動したと判断し(ステップS16でYes)、ステップS11の処理に戻って新たなレピータリストを作成する。一方、算出した距離が予め定めた値未満の場合は(ステップS16でNo)、ステップS15の処理に戻って、位置P1と現在の位置との間の距離の算出を続ける。
このように、前回レピータリストを作成した位置から無線機3が一定の距離移動する毎にレピータリストを作成し直すことにより、常に、無線機に近接した位置に設置されたレピータを用いて他局との交信を行うことができる。図3において、位置P1で最初のレピータリストが作成された後、位置P2、P3、P4およびP5に到達する毎に、新たなレピータリストが作成される。
なお、レピータリストの作成速度は自動車の移動速度に比べて桁違いに速いため、自動車が位置P1、P2、P3、P4およびP5のそれぞれの地点に到達したときにレピータリストが作成されたと考えて差し支えない。
次に、図8のフローチャートを参照して、レピータスキャンの動作を一旦停止した後、再度レピータスキャンを実行するときの処理の流れを説明する。図8では、図6で説明したステップS11〜S16の処理に、ステップS17〜S19の処理が付加されている。
ユーザが操作部26のレピータスキャン開始のキー(図示せず)を押すと、CPU22は、不揮発性メモリ25から読み出した、直近にレピータリストを作成した位置の位置情報と、GPSレシーバ19から受信した位置情報とに基づいて、前回のレピータスキャンにおいて最後にレピータリストを作成した位置と現在の位置との間の距離を算出し(ステップS17)、その距離が予め定めた値L以上であるか否かを判断する(ステップS18)。
前回レピータリストを作成した位置と現在の位置との距離がL以上の場合、自動車が前回レピータリストを作成した位置から一定以上移動したと判断し(ステップS18でYes)、CPU22は、ステップS11の処理に移って新たなレピータリストを作成する。
一方、前回レピータリストを作成した位置から一定距離移動していない場合には(ステップS18でNo)、不揮発性メモリ25に格納された前回のレピータリストを読み出し(ステップS19)、そのレピータリストに基づいてレピータスキャンを実行する(ステップS14)。以後の処理は、図6のフローチャートに示した流れと変わりがない。
以上説明したように、本実施の形態にかかる無線機では、直近のレピータリストを作成した位置の位置情報と自動車の現在の位置情報から両者の間の距離を算出し、その値が予め定めた値に達した時点で新たなレピータリストを作成している。このように、前回レピータリストを作成した位置から無線機が一定距離移動する毎にレピータリストを作成し直すことにより、常に、近接した位置に設置されたレピータを用いて、他局との交信を楽しむことができる。
なお、本実施の形態では、無線機を自動車に搭載する車載型の無線機について説明したが、本発明は、ユーザが持ち運んで使用する携帯型の無線機についても適用できることは云うまでもない。
また本実施の形態では、無線機の電源がオフの場合にデータが消滅しないように、マスターリストのデータを不揮発性メモリに格納したが、バッテリでバックアップされたRAMに格納するようにしてもよい。
また、本実施の形態のコントローラの機能をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録媒体(例えばCD−ROM)に記録して配布したり、ネットワークで配信したりしてもよい。このコンピュータプログラムは、コンピュータの記録媒体に記録されインストールされる。
1 無線機
2、2a、2b エリア
3、3a〜3m レピータ
4 ゲートウェイ
5、5a,5b,5c ゾーン
6 インターネット
11 マイク
12 スピーカ
13 AF増幅器
14 音声コーデック
15 送信部
16 送受切替部
17、20 アンテナ
18 受信部
19 GPSレシーバ
21 コントローラ
25 不揮発性メモリ
26 操作部
27 PTTスイッチ
28 表示部
100 アマチュア無線システム
Pa パケット
Ph ヘッド部
Pd データ部
T テーブル
D1〜D6 データ
DP 位置情報

Claims (5)

  1. アナログ音声信号をしてデジタル音声信号に変換した後、ヘッダ部に送信先および送信元の無線機を識別する識別子、ならびにこれらの無線機が属するエリアのレピータを識別する識別子のデータが含まれ、データ部にA/D変換および符号化された音声信号のデータが含まれるパケットを生成し、当該パケットを無線信号に変換して送信し、かつ受信する無線機であって、
    前記パケットを生成すると共に無線信号に変換する送信部と、
    受信した無線信号を復調して前記パケットを取り出す受信部と、
    当該受信部で取り出されたパケットから音声信号を再生する音声コーデックと、
    前記無線機の位置を示す情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記送信部、受信部、音声コーデックおよび位置情報取得手段の動作を制御するコントローラと、
    複数箇所に設置された前記レピータの位置情報および識別子のデータを含むマスターリストが格納されたメモリと、を備え、
    前記コントローラは、
    前記位置情報取得手段から入手した前記無線機の現在位置を示す情報を、前記マスターリストに掲載されたレピータの位置情報と比較して、前記無線機から一定距離内に設置されたレピータを抽出してレピータリストを作成すると共に、
    前記レピータリストに掲載されたレピータを用いて、他局との交信に用いるレピータを順次切り替えるレピータスキャンを実行し、
    前記レピータスキャンを実行する際又は前記レピータスキャン実行中において、 前記位置情報取得手段から取得した位置情報に基づき、前記レピータリストを作成したときの前記無線機の位置と現在の無線機の位置との間の距離を算出し、当該算出値があらかじめ定めた値を超えたとき、新たなレピータリストを作成することを特徴とする無線機。
  2. 前記コントローラは、前記レピータリストに掲載されたレピータのうち前記無線機との間の距離が近い順にレピータを切り替える、請求項に記載の無線機。
  3. 前記コントローラは、前記レピータリストを作成したときの無線機の位置情報を前記メモリに格納しておき、
    前記レピータスキャンを実行する際、前記メモリに格納しておいた無線機の位置情報と、前記位置情報取得手段から取得した無線機の位置情報とに基づいて、前回、前記レピータリストを作成したときの前記無線機の位置と現在の無線機の位置との間の距離を算出し、当該算出値があらかじめ定めた値を超えないとき、前記メモリに格納された前回作成のレピータリストを使用する、請求項またはに記載の無線機。
  4. 前記レピータリストには、前記レピータの位置情報、識別子、ならびにアップリンクおよびダウンリンクの周波数が含まれており、
    前記コントローラは、前記レピータリストから選択したレピータの識別子とアップリンクの周波数を前記送信部に通知し、ダウンリンクの周波数を前記受信部に通知することを特徴とする、請求項1ないしのいずれかに記載の無線機。
  5. コンピュータを、
    A/D変換され符号化された音声信号を含むパケットのヘッダ部から、送り先および送り元の無線機を識別する識別子、ならびにこれらの無線機が属するエリアのレピータを識別する識別子のデータを取り出し、その内容を解析するコントローラとして機能させるコンピュータプログラムであって、
    前記コントローラは、
    前記位置情報取得手段から入手した前記無線機の現在位置を示す情報を、前記マスターリストに掲載されたレピータの位置情報と比較して、前記無線機から一定距離内に設置されたレピータを抽出してレピータリストを作成すると共に、
    前記レピータリストに掲載されたレピータを用いて、他局との交信に用いるレピータを順次切り替えるレピータスキャンを実行し、
    前記レピータスキャンを実行する際又は前記レピータスキャン実行中において、 前記位置情報取得手段から取得した位置情報に基づき、前記レピータリストを作成したときの前記無線機の位置と現在の無線機の位置との間の距離を算出し、その値があらかじめ定めた値を超えたとき、新たなレピータリストを作成することを特徴とするコンピュータプログラム。
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