JP6277479B2 - 登録システム - Google Patents

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Description

本発明は、建物に設置される設備機器に関連してサービスを提供するための情報を、サーバに登録する登録システムに関する。
従来、設備機器の消費電力を監視する技術、設備機器の稼働状態を監視する技術が種々提案されている(たとえば、特許文献1、特許文献2参照)。設備機器の監視には通信技術が採用されており、監視される設備機器と監視する装置とは別の場所に配置されていることが多い。
特開2013−87990号公報 特開2013−96825号公報
上述のように、監視される設備機器を監視する装置が設備機器に対して遠方に配置されている場合、設備機器を監視する装置は、設備機器の設置施工が完了したことを、設備機器が設置された場所の情報に結びつけて管理する必要がある。しかしながら、この種の情報を管理する管理者は、設備機器を設置する施工業者の届け出を待つほかなく、情報の登録漏れが生じやすいという課題を有している。
本発明は、建物に設置される設備機器について、設備機器が設置された場所を登録する作業を簡易化することによりサーバへの情報の登録漏れを抑制することを可能にした登録システムを提供することを目的とする
本発明に係る登録システムは、建物に設置された設備機器の地理上の場所を特定する第1の場所情報と前記設備機器の設置施工が完了していることを示す設置確認の情報とが対応づけられた情報、及び、前記建物に設置された通信機能を有する電力メータの地理上の場所を特定する第2の場所情報と前記電力メータを特定する識別情報とが対応づけられた情報を記憶する記憶部と、前記第1の場所情報と前記第2の場所情報とを照合することにより、前記設備機器と前記電力メータとを紐付けるための前記識別情報を抽出する照合部と、抽出した前記識別情報を前記設備機器に通知する通知部とを備えるサーバを含むことを特徴とする。
この登録システムは、前記第1の場所情報を前記設備機器の施工現場で取得する取得部と、前記設置確認の情報を受け付ける受付部と、前記受付部が前記設置確認の情報を受け付けたことを契機として前記第1の場所情報および前記設置確認の情報を電気通信回線を通して前記サーバに送信する通信部とを、さらに備えることが好ましい。
本発明の構成によれば、建物に設置された設備機器の場所情報を設備機器の施工現場で取得し、かつ、設備機器の設置施工が完了したことを表す設置確認の情報を受け付けている。また、場所情報および設置確認の情報は、第1の通信部を通してサーバに送信され、サーバにおいて互いに対応付けて第1の記憶部に記憶される。したがって、建物に設置される設備機器について、設備機器の設置施工が完了したときに、設備機器が設置されている現場に関する場所情報がサーバに登録されることになり、設備機器の現場作業で必要な情報をサーバに登録することが可能になる。つまり、設備機器の設置を行う作業現場において、サーバへの情報の登録を簡単に行えるようになり、サーバへの情報の登録漏れが抑制される。
実施形態を示すブロック図である。 実施形態における設備機器の一例を示す概略構成図である。
以下に説明する設備機器の登録システムは、図1に示すように、サーバ20と取得部11と受付部12と第1の通信部13(通信部)とを備える。サーバ20は、建物に設置された設備機器30の地理上の場所を特定する第1の場所情報D11と、設備機器30の設置施工が完了していることを示す設置確認の情報F11とを対応付けて記憶する第1の記憶部21(記憶部)を備える。取得部11は、第1の場所情報D11を設備機器30の施工現場で取得し、受付部12は、設置確認の情報F11を受け付ける。第1の通信部13は、受付部12が設置確認の情報F11を受け付けたことを契機として第1の場所情報D11および設置確認の情報F11を電気通信回線40を通してサーバ20に送信する。サーバ20は、受信した第1の場所情報D11および設置確認の情報F11を第1の記憶部21に記憶させる。
設備機器30は、通信機能を有する電力メータ50と通信する第2の通信部31を備えることが望ましい。この場合、サーバ20は、第2の記憶部22(記憶部)と照合部23と第3の通信部24(通知部)とを備えることが望ましい。第2の記憶部22は、電力メータ50が設置されている地理上の場所を特定する第2の場所情報D12と、電力メータ50を特定する識別情報D13とを対応付けて格納する。照合部23は、第1の記憶部21に設置確認の情報F11が記憶されたことを契機として、第2の記憶部22が記憶している第2の場所情報D12を第1の場所情報D11と照合する。さらに、照合部23は、照合の結果、第2の記憶部22から第1の場所情報D11に対応する識別情報D13を抽出する。第3の通信部24は、設備機器30が電力メータ50とを紐付けるように、照合部23が抽出した識別情報D11を設備機器30に通知する。
以下に説明する設備機器の登録方法は、第1の場所情報D11と設置確認の情報F11とを対応付けてサーバ20の第1の記憶部21に記憶させる。第1の場所情報D11は、建物に設置された設備機器30の地理上の場所を特定し、設置確認の情報F11は、設備機器30の設置施工が完了していることを示す。第1の場所情報D11は取得部11が取得し、設置確認の情報F11は受付部12が受け付ける。受付部12が設置確認の情報F11を受け付けたことを契機として第1の場所情報D11および設置確認の情報F11を第1の通信部13が電気通信回線40を通してサーバ20に送信する。サーバ20が受信した第1の場所情報D11および設置確認の情報F11は、第1の記憶部21に記憶される。
以下、図1を用いて実施形態をさらに詳しく説明する。本実施形態で説明する技術は、建物に設置される設備機器30の施工が完了しているか否かを管理することにより、設備機器30の運営に役立てることを目的としている。本実施形態では、設備機器30が設置されたことをもって、通信機能を有する電力メータ50(いわゆる、スマートメータ)と設備機器30とを通信可能にする場合を例示する。設備機器30の運営管理には、電力メータ50との通信のほか、設備機器30を管理対象として管理を開始することなどが含まれる。設備機器30の管理には、設備機器30の動作を監視して故障や劣化を検出すること、設備機器30に関して保守あるいは点検の時期を管理することなどが含まれる。
設備機器30の運営管理には、少なくとも設備機器30が設置された地理上の場所を把握することが必要であり、設備機器30の管理を開始するには設備機器30の設置が完了していることを知る必要がある。そのため、設備機器30に関する情報を管理するサーバ20が設けられ、サーバ20には、設置施工が完了した設備機器30に関して、設備機器30が設置された地理上の場所が登録される。
サーバ20が記憶する情報は、インターネットあるいは移動体電話網のような電気通信回線40を通して与えられる情報と、電力メータ50を管理する事業者からあらかじめ取得している情報とを含む。前者の情報は、設備機器30の施工者などが操作する端末10から受信して第1の記憶部21に記憶され、後者の情報は、第2の記憶部22に格納される。
端末10は、設備機器30が設置されている地理上の場所を特定する第1の場所情報D11と、設備機器30の設置施工が完了していることを示す設置確認の情報F11とを送信する。一方、サーバ20は、第1の記憶部21に第1の場所情報D11と設置確認の情報F11とを対応付けて記憶する。
第2の記憶部22には、電力メータ50が設置されている地理上の場所を特定する第2の場所情報D12と、電力メータ50ごとにユニークに設定された識別情報D13とが対応付けて登録されている。この種の情報は、電力メータ50を管理する電気事業者などが保有する情報であるから、サーバ20の管理者は、この種の情報を電力メータ50を管理する事業者から取得する必要がある。
サーバ20は、コンピュータを用いて構成される。サーバ20は、通常は複数台のコンピュータで構成され、複数台のコンピュータは地理上で一箇所に集中的に配置される場合と、地理上で異なる場所に分散して配置される場合とがある。
サーバ20は、第1の記憶部21に格納された情報および第2の記憶部22に格納された情報を管理するデータベース管理システムを構築している。サーバ20に構築されたデータベース管理システムは、第1の記憶部21に格納された第1の場所情報D11と、第2の記憶部22に格納された第2の場所情報D12とを照合する照合部23を備える。
照合部23は、設備機器30の施工完了がサーバ20に通知された後に、第1の記憶部21に格納された第1の場所情報D11に一致する第2の場所情報D12を抽出し、該当する第2の場所情報D12に対応する電力メータ50の識別情報D13を抽出する。つまり、第1の場所情報D11が示す地理上の場所(住所)に設置された電力メータ50の識別情報D13を取得する。したがって、照合部23は、設置施工が終了した設備機器30と同じ場所に配置されている電力メータ50の識別情報D13を抽出することになる。
サーバ20は、照合部23が抽出した電力メータ50の識別情報D13を、設備機器30に通知するために第3の通信部24を備える。第3の通信部24は、設置施工の完了を通知した設備機器30に対して、端末10を経由して識別情報D13を通知するか、あるいは端末10を経由せずに識別情報D13を直接通知する。第3の通信部24が、どちらの通信経路を利用するかは、サーバ20と設備機器30との間に形成する通信路の形態による。なお、端末10からの第1の場所情報D11および設置確認の情報F11は、サーバ20に設けられた第4の通信部25が受信する。したがって、第3の通信部24は、第4の通信部25と兼用されていてもよい。
サーバ20が通信する端末10は、電気通信回線40を通して通信が可能であれば構成の制限はとくにない。本実施形態では、端末10が、スマートフォン、タブレット端末のような汎用のモバイル端末であって、アプリケーションプログラムにより以下の機能を実現することを想定して説明する。さらに、モバイル端末は、測位システムの端末(地球上の位置を取得するGPS(Grobal Positioning System)などの端末)としての機能を有していることが望ましい。
モバイル端末は、入力装置と出力装置と通信装置とを一体に備えた一種のコンピュータであるから、プログラム(アプリケーションプログラム)を実行することにより、以下に説明する端末10の機能を実現することができる。すなわち、以下に説明する各種の機能を有する処理部は端末10が備えるプロセッサにプログラムを実行させることにより実現される。端末10は、以下に説明する機能を持っていれば、汎用のモバイル端末ではなく専用の端末であってもよい。
サーバ20は、設備機器30との間で電気通信回線40を通して通信してもよい。ただし、サーバ20が電気通信回線40を通して設備機器30と直接通信する構成を採用すると、設備機器30に電気通信回線40と通信する構成が必要になり、設備機器30のコスト増につながる可能性がある。
そのため、サーバ20と設備機器30とは、端末10を介在させて通信を行うことが望ましい。この場合、端末10は、電気通信回線40を通してサーバ20と通信し、設備機器30との間ではbluetooth(登録商標)のような近距離無線通信を行うことが望ましい。端末10がスマートフォン、タブレット端末などから選択される場合、この種の通信機能は、端末10が備えている通信機能を流用すればよい。この種の端末10は移動体通信(つまり、無線通信)を行うための通信機能を備えるから、この通信機能を用いることができる。
端末10は、サーバ20との間では電気通信回線40を通して通信するから、VPN(Virtual Private Network)を構築し、情報の漏洩を防止することが望ましい。また、端末10は、設備機器30との間では近距離無線通信を行うから、情報の漏洩を防止する技術は簡易化することが可能である。
端末10は、入力装置14としてタッチパネルを備え、出力装置15として液晶表示器のようなフラットパネルディスプレイを備える構成を想定する。入力装置14は、テンキーあるいはアルファベットキーのようなキーボードであってもよい。端末10がスマートフォン、タブレット端末などから選択される場合、これらの入力装置14および出力装置15も端末10が備える構成を流用することができる。
本実施形態では、設備機器30が図2に示す構成の分電盤100である場合を例として説明する。図示する分電盤100は、主幹ブレーカ101と複数個の分岐ブレーカ102とを備える一般的な分電盤の構成に加え、以下の構成が付加可能である。
分電盤100に付加可能な構成は、分岐ブレーカ102により分岐された分岐回路ごとの使用電力を計測する電力センサ103、複数種類の分散型電源104,105,106、他装置と通信する通信ユニット110などである。
電力センサ103は、分岐ブレーカ102の台数に等しい個数のロゴスキーコイルを備える電流センサ1031と、電流センサ1031が計測した電流値と分岐回路の線間の電圧とを用いて電力を算出する電力計算部1032とを備える。この電力センサ103は、分電盤100の工場出荷前に組み込んでおくことが可能であるが、分電盤100が設置された現場で分電盤100に取り付けることも可能である。そのため、分電盤100の筐体は、電流センサ1031を取り付けるスペースSP1と、電力計算部1032の回路基板を取り付けるスペースSP2とが設けられている。
分散型電源104は、太陽電池のように自然エネルギーにより発電する発電装置であって電力系統への逆潮流が許容されている分散型電源を想定している。また、分散型電源105は、蓄電池であって、系統電源と分散型電源104との少なくとも一方の電力により充電され、建物内の電気負荷に電力を放電する構成を想定している。分散型電源104および分散型電源105は、電力変換装置120を通して分電盤100に接続される。電力変換装置120を接続する場合、分電盤100における主幹ブレーカ101の一次側(系統電源側)に、連携ブレーカ108が配置される。そのため、分電盤100には、連携ブレーカ108を内蔵するためのスペースSP3が設けられている。
電力変換装置120は、直流と交流との間の電力変換を行う変換器を内蔵している。また、電力変換装置120は、連携ブレーカ108に接続される連携端子と、系統電源が停電した場合に電力を出力するための自立端子とを備える。
系統電源から受電可能な期間には、連携端子を通して変換器が連携ブレーカ108に接続される。この状態では、分散型電源104(太陽電池)が発電した電力が建物内の電気負荷で利用可能になり、かつ分散型電源104が発電した電力を電力系統に逆潮流させることが可能になる。また、系統電源の電力を用いて分散型電源105(蓄電池)の充電を行うことが可能になり、分散型電源105に蓄電した電力を建物内の電気負荷で利用可能になる。
系統電源の停電時には、連携端子は変換器から切り離され、変換器は自立端子に接続される。したがって、分散型電源104および分散型電源105の電力を自立端子から建物内の電気負荷に供給することが可能になる。分散型電源104および分散型電源105から供給可能な電力には制限があるから、自立端子を通して電力が供給される電気負荷は特定の電気負荷に制限されることが望ましい。
ところで、分散型電源106は、燃料電池(電力変換器を含む)を想定している。分散型電源106は、分電盤100において主幹ブレーカ101の二次側に接続される。具体的には、分岐ブレーカ102が配置されるスペースSP4の一部を流用して配置される連携ブレーカ109に、分散型電源106が接続される。分散型電源106が発電した電力は電力系統に逆潮流を行うことが許容されていない。したがって、主幹ブレーカ101と連携ブレーカ109との間で電力の向きが監視され、分散型電源106から主幹ブレーカ101に向かう向きの電力が生じないように分散型電源106の出力が調節される。
図示する分電盤100は、上述したように、主幹ブレーカ101、分岐ブレーカ102、電力センサ103、連携ブレーカ108、連携ブレーカ109を収納するためのスペースSP1〜SP4のほかに、通信ユニット110を収納するスペースSP5も備える。通信ユニット110は、通信機能を有した電力メータ50(いわゆる、スマートメータ)、建物で利用される電気負荷の動作を管理するHEMS(Home Energy Management System)コントローラ51などと通信する機能を有する。
通信ユニット110は、電力メータ50、HEMSコントローラ51のほかにも、通信機能を有する様々な装置と必要に応じて通信が可能になるように、ベース111上に複数個の通信アダプタ112が取り付けられる構成を採用している。つまり、必要に応じて通信アダプタ112を選択してベース111に取り付けることによって、様々な装置との通信が可能になる。ベース111は、インターネットのような電気通信回線を通して通信する機能を備え、分電盤100とは別に設けられたサーバ52などとの間で情報を伝送することが可能になっている。通信により収集される情報は、HEMSコントローラ51のほか、通信ユニット110と通信する様々な装置で相互に利用することが可能になる。なお、電力センサ103が収集した情報も通信ユニット110を通して様々な装置で利用される。
上述したように、本実施形態では、設備機器30として分電盤100を想定している。ただし、分電盤100は一例であって、分電盤100の具体的な構成は、設備機器30の本質ではないので、以下では、設備機器30の構成を簡略化して説明する。
本実施形態は、図1に示すように、設備機器30が電力メータ50と通信することを前提としている。電力メータ50は、いわゆるスマートメータであって、計量した電力量を通信により送信することが可能になっている。本実施形態では、分電盤100に設けられた通信ユニット110が電力メータ50と通信する機能を有している。つまり、設備機器30である分電盤100と電力メータ50とが通信することにより、電力メータ50が計測した電力量を、分電盤100とは別のサーバ52、HEMSコントローラ51などに送信することが可能になる。なお、通信ユニット110において電力メータ50と通信する構成が、第2の通信部31として機能することになる。
設備機器30が電力メータ50と通信する場合、一般的には、設備機器30は、自身が設置された建物に設置されている電力メータ50と通信可能であることが求められる。たとえば、設備機器30が上述のような分電盤100である場合、分電盤100は、自身が受電している電力量を計測している電力メータ50と通信しなければ、意味のある情報を取得することができない。
本実施形態は、電力メータ50が設置されている場所を示す第2の場所情報D12と、設備機器30が設置されている場所を示す第1の場所情報D11とが一致していれば、設備機器30と電力メータ50とが同じ建物に属しているとみなしている。つまり、上述したように、サーバ20が、第1の場所情報D11と第2の場所情報D12とが一致する場合に、該当する識別情報D13を設備機器30に引き渡す処理を行っている。このような処理により、設備機器30は同じ建物に属する電力メータ50の識別情報D13を受け取ることが可能になる。
ところで、サーバ20に設備機器30の設置施工の完了を通知すると同時に、第1の場所情報D11を送信するために、サーバ20と通信可能な端末10が用いられる。端末10は、第1の場所情報D11を取得する取得部11と、設置確認の情報F11を受け付ける受付部12とを備える。
取得部11は、端末10に内蔵されている測位システムの端末としての機能と、測位システムを用いて計測された位置に基づいて設備機器30が設置されている場所の住所を第1の場所情報D11として取得する処理部とにより構成される。測位システムは地球上の座標位置を計測するから、取得部11は、設備機器30が設置されている現場において、測位システムが求めた座標位置と住所とを対応付けているサーバ(通常は、サーバ20とは別に存在している)に問い合わせることによって、設備機器30が設置されている場所の住所を第1の場所情報D11として取得する。サーバへの問い合わせは、端末10が備える通信機能により電気通信回線40を通して行われる。
一方、受付部12は、設備機器30の設置施工の終了を示す設置確認の情報F11を受け付ける。受付部12は、端末10が備える入力装置14と出力装置15とを制御することにより実現される。設備機器30の施工業者は、設備機器30の設置施工が完了したときに、施工完了の報告を行うためのアプリケーションプログラムを立ち上げると、設置施工の完了を通知するための画面が出力装置15に表示される。この状態で、入力装置14を操作することにより、受付部12を通して設置確認の情報F11が入力される。
一般に、設備機器30を設置する施工業者は、設備機器30の設置施工の完了を報告する報告書を作成するから、報告書を作成するためのアプリケーションプログラムを端末10で実行可能にしていることが望ましい。アプリケーションプログラムが設置施工に関する報告書を作成する機能を有している場合、報告書に必要な情報が入力された後に、設置施工の完了を通知するための画面が表示されるようにすることが望ましい。このような処理を行うことにより、報告書の作成と設置施工の完了とを結びつけることが可能になり、施工業者による報告書の作成忘れを防止することができる。
取得部11と受付部12とは、上述のように端末10の機能を利用することにより実現される。つまり、取得部11は、第1の場所情報D11を自動的に取得し、また受付部12は、施工業者にとって必要な作業を行うことに伴って設置確認の情報F11が自動的に発行する。なお、測位システムが利用できない地下のような場所であれば、入力装置14を用いて、住所を第1の場所情報D11として手入力すればよい。また、造成地のように住所が未定である場合は、測位システムが計測した座標位置を第1の場所情報D11に用いることも可能である。
端末10は、取得部11が取得した第1の場所情報D11と、受付部12で受け付けた設置確認の情報F11とをサーバ20に送信する第1の通信部13を備える。第1の通信部13は、端末10が備える通信機能の一部により実現され、サーバ20との間で電気通信回線40を通してセキュア通信を行う機能を有する。
また、第1の通信部13は、受付部12が設置確認の情報F11を受け付けたことを契機として第1の場所情報D11を設置確認の情報F11と併せてサーバ20に送信する。ここで、受付部12が設置確認の情報F11を受け付けるまでに、第1の場所情報D11が未取得である場合、第1の通信部13は、出力装置15を用いて未取得の情報を取得するように端末10の利用者に通知する。
端末10から送信された第1の場所情報D11および設置確認の情報F11をサーバ20が受け取ると、サーバ20は、第1の記憶部21に第1の場所情報D11と設置確認の情報F11とを対応付けて記憶する。その後、上述したように、第1の場所情報D11が第2の場所情報D12と照合され、電力メータ50の識別情報D13が抽出される。そして、識別情報D13は、第3の通信部24を通して設備機器30に通知されるから、設備機器30は同じ場所に配置された電力メータ50と認識し、電力メータ50との通信が可能になる。なお、設備機器30と電力メータ50とのアドレスは別に通知され、また通信に用いる暗号鍵は識別情報D13とは別に、サーバ20、設備機器30、電力メータ50のいずれかにおいて生成される。
なお、設備機器30が設置現場での設定による調整を必要とする場合、設備機器30は、設定の終了をもって、設置確認の情報F11を受付部12に自動的に入力するように構成されていてもよい。この場合、設備機器30は、端末10との間で近距離無線通信を利用して設置確認の情報F11を端末10に通知することが望ましい。
11 取得部
12 受付部
13 第1の通信部
20 サーバ
21 第1の記憶部
22 第2の記憶部
23 照合部
24 第3の通信部
30 設備機器
31 第2の通信部
40 電気通信回線
50 電力メータ
D11 第1の場所情報
D12 第2の場所情報
D13 識別情報
F11 設置確認の情報

Claims (2)

  1. 建物に設置された設備機器の地理上の場所を特定する第1の場所情報と前記設備機器の設置施工が完了していることを示す設置確認の情報とが対応づけられた情報、及び、前記建物に設置された通信機能を有する電力メータの地理上の場所を特定する第2の場所情報と前記電力メータを特定する識別情報とが対応づけられた情報を記憶する記憶部と、
    前記第1の場所情報と前記第2の場所情報とを照合することにより、前記設備機器と前記電力メータとを紐付けるための前記識別情報を抽出する照合部と、
    抽出した前記識別情報を前記設備機器に通知する通知部とを
    備えるサーバ
    を含む登録システム。
  2. 前記第1の場所情報を前記設備機器の施工現場で取得する取得部と、
    前記設置確認の情報を受け付ける受付部と、
    前記受付部が前記設置確認の情報を受け付けたことを契機として前記第1の場所情報および前記設置確認の情報を電気通信回線を通して前記サーバに送信する通信部とを、さらに備える
    請求項1に記載の登録システム。
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