JP6275170B2 - スリッター用刃具ホルダ - Google Patents

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Description

本願の発明は、紙、フィルム等の連続したシート状の長尺巻物を連続して所望の幅で切断しながらその製品を巻取るスリッター用刃具ホルダに関するものであり、特に、刃を簡単・迅速に取り替えることができる刃具ホルダに関するものである。
布、複合材料等の製品を、スリッターによって任意の幅で切断しながらその製品を巻取る作業が国内外の工場において行われている。
製品を切断するための刃を、スリッターの刃具ホルダに取り付けるために、例えば特許文献1には、ねじ留めによって刃が刃具ホルダの刃保持部に取り付けられることが概説されている。
特開2015−217467号公報
従来のスリッターの刃具ホルダには、以下のような解決すべき課題が残されている。
以下、図7を参照して、従来のスリッターの刃具ホルダが有する課題について説明する。
図7(a)を参照すると、スリッター1の軸2(図1参照)に通され所定の位置に配置される従来型の刃具ホルダ16’が示されている。この刃具ホルダ16’は、軸2に対して摺動可能な寸法を有する穴22’が形成されたベース部26’と、このベース部26’から軸2の軸方向に対して直角方向に延びた刃保持部28’と、を含む。
図7(b)を参照すると、刃押さえ板54が、2つのボルト56、56’によって刃保持部28’に固定されている。
さらに、刃固定ボルト58が刃押さえ板54に留められ、刃固定ボルト58の軸先端部が刃固定板60を強く押圧して、刃固定板60及び刃保持部28’によって、製品30を切断するための刃6が把持される。ここで、刃6の取り替え時に、この把持状態を解除するときに刃固定板60を刃具ホルダ16’上で保持するための、刃固定板保持ボルト62が、刃押さえ板54、刃固定板開きスプリング64、及びライナー66を介して、刃固定板60に留められている。このように、刃6は、刃押さえ板54に留められたボルトによって、刃具ホルダ16’に取り付けられる。
従来型の刃具ホルダ16’では、刃の取り替え時に、作業者が、刃固定ボルト58を緩めて刃を取り替え、このボルト58、及び必要に応じて緩くなったボルト56、56’を両側(図7(b)参照)から再度堅く締める作業を行っていた。そのため、複数の刃6を取り替えるための多大な労力と作業時間を要し、また、力仕事を要するため作業者が限定されていた。さらに、多数の刃6がスリッター1の軸2上に配置される場合、図7(b)の両側から計4個のボルトを開け閉めするための、工具の挿入スペース(換言すると、作業者が、多数の刃具ホルダ16’を、1つずつ固定解除、移動、刃取り替え、そして元の位置に戻して固定する作業)などを要することもあった。そして、摩耗、破損等による、この刃取り替えは、比較的頻繁に行う必要があり、刃の取り替えを簡単・迅速に行うことができる刃具ホルダのニーズが存在していた。
本願の発明は、以上のような事情に鑑みてなされたものであり、作業者が刃を刃具ホルダから簡単・迅速に取り替えることができるようにすることを目的とする。
(発明の態様)
以下の発明の態様は、本発明の構成を例示するものであり、本発明の多様な構成の理解を容易にするために、項別けして説明するものである。又、各項は、本発明の技術的範囲を限定するものではない。よって、発明を実施するための最良の形態を参酌しつつ、各項の構成要素の一部を置換し、削除し、又は、更に他の構成要素を付加したものについても、本願発明の技術的範囲に含まれ得るものである。
(1)長尺の巻物状の製品を、該製品と平行に延びる軸に備えた刃により所望の幅で切断するスリッターに用いられる刃具ホルダであって、前記軸に対して摺動可能な寸法を有する孔が形成されたベース部と、該ベース部から前記軸の軸方向に対して直角方向に延びる刃保持部と、刃を介在させて前記刃保持部と係合可能な刃押さえ部とを備えており、前記刃保持部と前記刃押さえ部との一方に、永久磁石と、前記軸の軸方向に平行なガイドピンと、刃の外形に倣って形成された凹部とが設けられ、他方に、前記ガイドピンに対して摺動可能な寸法を有する孔と、前記凹部に係合する凸部とが設けられ、かつ、前記刃保持部と前記刃押さえ部とは磁性材料で構成されており、さらに、前記刃保持部と前記刃押さえ部との一方に、前記ガイドピンの軸方向に対して直角方向に延びる回転軸周りに回転可能な開閉回転カム部が配置され、前記開閉回転カム部は、前記刃保持部と前記刃押さえ部とを前記軸の軸方向に係合/分離するためのカム形状を有する、ことを特徴とする刃具ホルダ。
本項に記載の刃具ホルダは、刃押さえ部または刃保持部が、ガイドピンに対して摺動案内され、刃具ホルダの刃保持部または刃押さえ部に備えられた永久磁石の吸着力によって、刃保持部または刃押さえ部と係合し、製品を切断するための刃が、刃保持部と刃押さえ部とに把持される。
また、刃の取り替え時には、刃保持部と刃押さえ部の一方に設けられた開閉回転カム部を回転させることによって、刃保持部から刃押さえ部を分離して刃の把持を解除することとなる。
刃の把持を解除した後、永久磁石の吸着力によって刃保持部または刃押さえ部上に刃を保持させた状態(仮留め状態)で、作業者が刃を取り替えることとなる。
この際、刃保持部または刃押さえ部に形成された、刃の外形に倣った凹部に、刃が嵌まり込むことで、新しい刃についても凹部に倣って位置決めされた状態で凹部に嵌まり込み、かつ、永久磁石の吸着力によって仮止めされる。この仮止め状態で、開閉回転カム部を元の角度に戻して、刃保持部と刃押さえ部を再び係合させて、新しい刃が凹凸部間に把持され、刃具ホルダに取り付けられることとなる。
回転カム部は、ガイドピンの軸方向に対して直角方向、すなわち、刃保持部及び刃押さえ部の係合/分離方向と直角の方向に延びる回転軸周りに回転可能となっており、この回転操作を、後述のごとくガイドピンの軸方向に対して直角方向から行うこととすれば、回転操作のための作業空間が、スリッターの軸方向と直角方向に確保される。このため、前記ガイドピンの軸方向に対して直角方向の軸回りに回転する開閉回転カム部が配置されるので、上記の刃取り替え作業は、多数の刃がスリッターの軸上に配置されていたとしても、刃具ホルダの現在位置を変えることなく、行うことができる。
(2)上記(1)項において、前記開閉回転カム部は、前記回転軸周りの回転位相に応じて、前記開閉回転カム部を備える前記刃保持部または前記刃押さえ部の一方から、他方に向けて出没するカム形状を有することを特徴とする刃具ホルダ。
本項に記載の刃具ホルダは、(1)項における開閉回転カム部の一実施形態となる。
すなわち、開閉回転カム部は、回転軸周りの回転位相に応じて、開閉回転カム部を備える刃保持部または刃押さえ部の一方から、他方に向けて出没するカム形状を有することから、開閉回転カム部が、それを備える刃保持部または刃押さえ部の一方から、他方に向けて突出する回転位相へと回転操作されることで、刃保持部と刃押さえ部とは、回転カム部によって互いに離間する方向へと押される。そして、永久磁石の吸着力に抗して刃保持部と刃押さえ部とが軸方向に分離することとなる。
一方、開閉回転カム部が、それを備える刃保持部または刃押さえ部の一方から、他方に向けて突出しない回転位相へと回転操作されることで、永久磁石の吸着力により刃保持部と刃押さえ部とが軸方向に接近し、刃保持部と刃押さえ部とが係合することとなる。
(3)上記(1)(2)項において、前記開閉回転カム部が、前記ガイドピンの軸方向に対して直角方向から回転操作可能な位置に設けられていることを特徴とする刃具ホルダ。
本項に記載の刃具ホルダは、開閉回転カム部がガイドピンの軸方向に対して直角方向から回転操作可能な位置に設けられていることで、開閉回転カム部の回転操作のための作業空間が、軸方向と直角方向に確保される。このため、多数の刃がスリッターの軸上に配置されていたとしても、刃具ホルダの現在位置を変えることなく、刃の取り替え作業が行われるものとなる。
(4)上記(2)項において、前記刃保持部と前記刃押さえ部とは、前記開閉回転カム部によって分離される際に、一方から他方に向けての前記開閉回転カム部の出没量と同等の距離だけ、前記ガイドピンに沿った方向に互いに離間されることを特徴とする刃具ホルダ。
本項に記載の刃具ホルダは、開閉回転カム部によって刃保持部と刃押さえ部とが離間される距離が、刃保持部と刃押さえ部との一方から他方に向けての開閉回転カム部の出没量と同等の距離となる。すなわち、開閉回転カム部の出没量と同等の僅かな距離だけ刃保持部と刃押さえ部とを離間させることで、多数の刃が軸上に配置されている場合であっても、刃具ホルダの現在位置を変えることなく、刃の取り替え作業が行われるものである。
)上記(2)〜(4)のいずれか1項において、前記開閉回転カム部として六角穴付きボルトが用いられ、かつ、該六角穴付きボルトの頭部には、平面視で円状の外形を一部切り落として形成された、切欠き部を備えることを特徴とする刃具ホルダ。
本項に記載の刃具ホルダは、(2)項における開閉回転カム部の頭部の一実施形態となる。
すなわち、開閉回転カム部として六角穴付きボルトが用いられることで、ボルト頭部の六角穴に六角レンチを係合させ、開閉回転カム部の回転操作を、ガイドピンの軸方向に対して直角方向から行うものとなる。しかも、ボルト頭部の六角穴に対する六角レンチの係合は確実に行われることから、開閉回転カム部の回転操作に要する回転トルクを、六角レンチを介して、小さな操作力で確実に付与するものとなる。
また、六角穴付きボルトの頭部には、平面視で円状の外形を一部切り落として形成された、切欠き部を備えることから、この切欠き部が、開閉回転カム部を備える刃保持部または刃押さえ部の一方から、他方に向けて突出しない回転位相へと、六角穴付きボルトが回転操作されることで、上記(2)項のごとく、永久磁石の吸着力により、刃保持部と刃押さえ部とが係合することとなる。
一方、ボルト頭部の切欠き部を外れた位置、すなわち、ボルト頭部の平面視で円状の外形が維持された位置が、開閉回転カム部を備える刃保持部または刃押さえ部の一方から、他方に向けて突出する回転位相へと、六角穴付きボルトが回転操作されることで、上記(2)項のごとく、永久磁石の吸着力に抗して、刃保持部と刃押さえ部とが軸方向に分離することとなる。
しかも、開閉回転カム部として用いられる六角穴付きボルトの軸部が、刃保持部及び刃押さえ部の係合/分離方向と直角の方向に延びる回転軸となることで、当該回転軸周りに開閉回転カム部が回転する際の、回転精度を確保するものとなる。更には、六角穴付きボルトの軸部が、刃保持部または刃押さえ部のネジ孔と螺合することで、上記回転操作の回転角度の範囲内では、開閉回転カム部がそれを備える刃保持部または刃押さえ部から脱落することもない。
)上記(3)〜(5)のいずれか1項において、前記永久磁石は、ネオジウムまたはフェライトから成ることを特徴とする刃具ホルダ。
本項に記載の刃具ホルダは、ネオジウムまたはフェライトといった永久磁石の強力な吸着力(例えば8kgf程度)により、刃押さえ部が刃保持部に堅く係合し、刃が、刃保持部と刃押さえ部によって堅く把持される。そのため、本刃具ホルダを用いたスリッターは、製品切断時に刃に外力が加わっても、刃具ホルダから刃が抜け落ちることなく、製品を確実に切断することとなる。
なお、上記(1)(3)項の特徴を含むものが本願の請求項1、上記(1)〜(3)項の特徴を含むものが本願の請求項2、上記(1)(2)(4)項の特徴を含むものが本願の請求項3、上記(1)〜(3)(5)項又は上記(1)(2)(4)(5)項の特徴を含むものが本願の請求項4、上記(1)(2)(5)項の特徴を含むものが本願の請求項5に、夫々相当する。更に、上記(1)(3)(6)項、上記(1)〜(3)(6)項、上記(1)(2)(4)(6)項、上記(1)〜(3)(5)(6)項、上記(1)(2)(4)〜(6)項、或いは、上記(1)(2)(5)(6)項の特徴を含むものが本願の請求項6に相当する。
本発明によれば、作業者が刃を刃具ホルダから簡単・迅速に取り替えることが可能となる。
(a)は、本発明に係るスリッター用刃具ホルダを使用可能なスリッターの、全体構造を示す正面図であり、(b)は、その側面図である。 (a)は、本発明に係る刃具ホルダの刃保持部及び刃押さえ部が係合した状態の平面図であり、(b)は、刃保持部及び刃押さえ部が分離した状態の平面図であり、(c)は、(a)、(b)の側面図である。 (a)は、図2に示される刃保持部の側面図であり、(b)は、その裏面図であり、(c)は、その正面図である。 (a)は、図2に示される刃押さえ部の正面図であり、(b)は、その側面図であり、(c)は、その平面図である。 (a)は、本発明の刃具ホルダの刃保持部と刃押さえ部とを係合/分離するための、開閉回転カム部の側面図であり、(b)は、その平面図である。 本発明のスリッターの軸上に配置される、他の実施形態としての二段式の刃具ホルダの正面図である。 (a)は、従来型の刃具ホルダのベース部、刃保持部、刃押さえ板、及び刃固定板の側面図であり、(b)は、(a)のI‐I線に沿った断面図である。
以下、本願の発明に係る好適な実施の形態を、添付図面を参照しながら説明するが、以下に記載される装置及びその各構成要素、各部品、各箇所、各材料は、本願の発明の実施の形態の一例であり、これに限られるものではない。また、図中、同一の符号を付した部分は同一物、同一部材を表し、装置や部材の各寸法、各比率は実際のものを反映したものではなく、概略的に示したものである。
以下、作業者が刃6を簡単・迅速に取り替えるための、本発明の刃具ホルダ16について、図2(a)〜(c)を参照しながら詳細に説明する。
図2(c)を参照すると、本発明の刃具ホルダ16は、スリッター1の軸2(図1参照)に対して摺動可能な内壁面(穴径寸法)22aを有する穴22が形成されたベース部26と、このベース部26から軸2の軸線方向に対して直角方向に延びた刃保持部28とを含むものである。本発明の刃具ホルダ16は、さらに、特に図3に示されているような刃保持部28と係合可能な、刃押さえ部40(図4参照)を含むものである。
本実施の形態では、図3(a)〜(c)に示されているように、刃保持部28は、刃6と接触する面に凹部29を有し、この凹部29内に永久磁石42が収容され、例えばねじ留めによって、永久磁石42が、刃6と接触するように刃保持部28に固定されている。
この図において、永久磁石42は直方体に形成されているが、刃6、刃押さえ部40等の形状に合わせた他の形状(例えば円筒形)でもよい。また、永久磁石42は、後述する刃押さえ部40の適切な位置に設けられていてもよい。
また、刃保持部28は、刃押さえ部40の移動のための、軸2の軸方向に平行な2つのガイドピン44、44’と、刃押さえ部40に摺接して、刃押さえ部40のガイドピン44、44’に沿った方向の移動の際のガイドとなる、ガイド用突起部46を備えている。なお、ガイドピン44の本数は、これに限定されず、必要に応じて1本でも3本以上でもよい。
さらに、刃保持部28には、永久磁石42の吸着力により刃6を仮留めするための、刃6の外形に倣った凹部28aが形成されている(図3(c)参照)。
その一方で、図4に示されているように、刃押さえ部40には、2つのガイドピン44、44’の各々に対して摺動可能な内壁面(穴径)を有し、かつ、内部に部分的にドライベアリング48、48’(図2(a)参照)が嵌入された穴50、50’が、形成されている。
また、刃押さえ部40には、刃6を介在させて、刃保持部28の凹部28aと係合可能な凸部40cが形成されている。
さらに、刃押さえ部40は、図4に示されているように、2つのガイドピン44、44’の軸方向に対して直角方向になるような向きで形成されたネジ孔52を有する。このネジ孔52は、図5に示されているような、六角穴付きボルトからなる開閉回転カム部68が螺合するものであり、ネジ孔52の開口端には、開閉回転カム部68の頭部68aが嵌入するための深座ぐり52aが形成されている。
ここで、開閉回転カム部68の頭部68aは、これに限定されないが、図5(a)に示されているように一端部が直線的に切除された、カム形状(切欠き部68b)を有する。
当然のことながら、このカム形状、開閉回転カム部68の配置位置、径などは、図2(a)に見られるように刃保持部28に対して刃押さえ部40を係合させ、必要に応じて分離(図2(b)参照)可能な構成であれば、如何なる形状、位置、寸法でもよい。
これに伴い、深座ぐり52aは、刃保持部28と刃押さえ部40との係合/分離を妨げないように、開閉回転カム部68のカム形状に対応して形成される。
なお、このカムは六角穴付きボルトに限定されず(開閉回転カム部)、例えば、同様のカム機能を発揮するカム形状を頭部に有する、開閉カムピン(図示せず)が用いられてもよい。
この場合、開閉カムピンを回転可能に通す軸孔(図示せず)が刃押さえ部40に形成され、開閉カムピンをこの軸孔に通して、開閉カムピンがこの軸孔から脱落しないように軸先端部をピン留めして、開閉回転カム部68と同様に用いることとしてもよい。
これにより、刃具ホルダ16の刃保持部28に備えられた永久磁石42の吸着力によって、刃押さえ部40に形成された穴50、50’を介して刃押さえ部40が、ガイドピン44、44’に対して摺動して刃保持部28と係合し、製品30を切断するための刃6が、刃具ホルダ16の刃保持部28と刃押さえ部40によって製品切断時に把持される(図2(a)参照)。当然のことながら、このとき、開閉回転カム部68は、刃保持部28と刃押さえ部40との係合を妨げない角度に保持されており、このときの開閉回転カム部68の配置に応じて、深座ぐり52aが形成されている。
なお、この深座ぐり52aは任意のものであり、例えば、深座ぐり52aの深さだけ、刃押さえ部40全体をカット加工してもよい。
開閉回転カム部68の頭部がカム形状を有するため、刃6を取り替える場合は、開閉回転カム部68を、例えば、図示の例では、六角レンチで少なくとも約30°一方向(例えば反時計回り)に回転させることのみによって、刃保持部28から刃押さえ部40を分離して刃6の把持を解除することができる。このとき、2つの部材28、40の最大距離は、図示の例では約2mmとなる。ここで、突起部46が、刃押さえ部40をさらにガイドしており、刃押さえ部40の移動によってガイドピン44、44’へかかる負荷を軽減している。
また、刃押さえ部40の穴50、50’の周囲に部分的にドライベアリング48、48’を備えることによって、刃押さえ部40は、ガイドピン44、44’に対してより円滑に摺動することができる。
刃6の把持を解除した後、刃保持部28上に刃6を保持させた状態(仮留め状態)で、作業者が刃を取り替えることができる。その後、開閉回転カム部68を、少なくとも約30°逆方向(例えば時計回り)に回転させることによって、元の角度に戻して、刃具ホルダ16の刃保持部28と刃押さえ部40を再び係合させて、新しい刃が再度把持される。
永久磁石42は、これに限定されないが、ネオジウムまたはフェライトから成る。当然のことながら、刃押さえ部40及び刃保持部28は磁性材料である。
永久磁石42の強力な吸着力(例えば8kgf程度)により、刃押さえ部40が刃保持部28に堅く係合し、刃6が、刃具ホルダ16の刃保持部28と刃押さえ部40によって常時堅く把持される。そのため、製品切断時に刃具ホルダ16から刃6が抜け落ちることなく、製品30を確実に切断することができる。
また、多数の刃6がスリッター1の軸2上に配置されていたとしても、作業者がスリッター1の正面から開閉回転カム部68を回して(図2(a)参照)、刃を取り替える作業を行うことができるので、従来型の刃具ホルダ16’のように刃具ホルダの位置を変える必要がない。
また、上述した刃保持部28と刃押さえ部40に設けられたすべての構成要素(ガイドピン44、44’、開閉回転カム部、凹凸部など)は、相互逆の関係になってもよい。
上述したように、本発明の実施の形態に係るスリッター用刃具ホルダ16によれば、図2(a)に示されている永久磁石42及び開閉回転カム部68を備えた簡素な機構で、作業者が刃6を簡単・迅速に取り替えることができる。
例えば、従来、刃の取り替えに30分程要していた作業が、5分程度ですむようになる。また、これまでのような力仕事が不要になるため、より多くの作業員が刃取り替え作業を行えるようになった。
以上のごとく、刃押さえ部40または刃保持部28が、ガイドピン44、44’に対して摺動案内され、刃具ホルダ16の刃保持部28または刃押さえ部40に備えられた永久磁石42の吸着力によって、刃保持部28または刃押さえ部40と係合し、製品を切断するための刃6が、刃保持部28と刃押さえ部40とに把持される。
また、刃の取り替え時には、刃保持部28と刃押さえ部40の一方に設けられた開閉回転カム部68を回転させることによって、刃保持部28から刃押さえ部40を分離して刃の把持を解除する。
刃の把持を解除した後、永久磁石42の吸着力によって刃保持部28または刃押さえ部40上に刃6を保持させた状態(仮留め状態)で、作業者が刃を取り替える。
この際、刃保持部28または刃押さえ部40に形成された、刃の外形に倣った凹部(28a)に、刃が嵌まり込むことで、新しい刃についても凹部に倣って位置決めされた状態で凹部に嵌まり込み、かつ、永久磁石42の吸着力によって仮止めされる。この仮止め状態で、開閉回転カム部68を元の角度に戻して、刃保持部28と刃押さえ部40を再び係合させて、新しい刃が凹凸部間に把持され、刃具ホルダ16に把持される。
開閉回転カム部68は、ガイドピン44、44’の軸方向に対して直角方向、すなわち、刃保持部28及び刃押さえ部40の係合/分離方向と直角の方向に延びる回転軸周りに回転可能となっており、この回転操作を、後述のごとくガイドピン44、44’の軸方向に対して直角方向から行うこととすれば、回転操作のための作業空間が、スリッター1の軸2方向と直角方向に確保される。このため、前記ガイドピン44、44’の軸方向に対して直角方向の軸回りに回転する開閉回転カム部68が配置されるので、上記の刃取り替え作業は、多数の刃がスリッターの軸上に配置されていたとしても、刃具ホルダ16の現在位置を変えることなく、行うことができる。
また、開閉回転カム部68は、回転軸周りの回転位相に応じて、開閉回転カム部68を備える刃保持部28または刃押さえ部40の一方から、他方に向けて出没するカム形状を有することから、開閉回転カム部68が、それを備える刃保持部28または刃押さえ部40の一方から、他方に向けて突出する回転位相へと回転操作されることで、刃保持部28と刃押さえ部40とは、開閉回転カム部68によって互いに離間する方向へと押される。そして、永久磁石42の吸着力に抗して刃保持部28と刃押さえ部40とが軸2方向に分離する。
一方、開閉回転カム部68が、それを備える刃保持部28または刃押さえ部40の一方から、他方に向けて突出しない回転位相へと回転操作されることで、永久磁石42の吸着力により刃保持部28と刃押さえ部40とが軸2方向に接近し、刃保持部28と刃押さえ部40とが係合する。
またさらに、開閉回転カム部68として六角穴付きボルトが用いられることで、ボルト頭部68aの六角穴に六角レンチを係合させ、開閉回転カム部68の回転操作を、ガイドピン44、44’の軸方向に対して直角方向から行うものとなる。しかも、ボルト頭部68aの六角穴に対する六角レンチの係合は確実に行われることから、開閉回転カム部68の回転操作に要する回転トルクを、六角レンチを介して、小さいか、あるいはある程度の操作力で確実に付与するものとなる。
また、六角穴付きボルトの頭部68aには、平面視で円状の外形を一部切り落として形成された、切欠き部68bを備えることから、この切欠き部68bが、開閉回転カム部68を備える刃保持部28または刃押さえ部40の一方から、他方に向けて突出しない回転位相へと、六角穴付きボルトが回転操作されることで、永久磁石42の吸着力により、刃保持部28と刃押さえ部40とが係合する。
一方、ボルト頭部68aの切欠き部68bを外れた位置、すなわち、ボルト頭部68aの平面視で円状の外形が維持された位置が、開閉回転カム部68を備える刃保持部28または刃押さえ部40の一方から、他方に向けて突出する回転位相へと、六角穴付きボルトが回転操作されることで、永久磁石42の吸着力に抗して、刃保持部28と刃押さえ部40とが軸方向に分離する。
しかも、開閉回転カム部68として用いられる六角穴付きボルトの軸部が、刃保持部28及び刃押さえ部40の係合/分離方向と直角の方向に延びる回転軸となることで、当該回転軸周りに開閉回転カム部68が回転する際の、回転精度を確保するものとなる。更には、六角穴付きボルトの軸部が、刃保持部28または刃押さえ部40のネジ孔と螺合することで、上記回転操作の回転角度の範囲内では、開閉回転カム部68がそれを備える刃保持部28または刃押さえ部40から脱落することもない。
ここで、図2(b)に示されているように、スリッター1の軸2(図1参照)に、刃具ホルダ16のベース部26に形成された穴22を介して刃具ホルダ16が通される。ここで、ベース部26の軸方向における断面は、正方形に形成されているが、軸2の軸方向における断面形状の変更に合わせた他の形状(例えば正六角形)でもよい。
次に、図1(a)及び(b)を参照しながら、本発明の実施の形態に係る刃具ホルダ16を使用可能な、スリッター1の全体動作についても簡単に説明する。
図1(a)に示されているように、本発明のスリッター1は、フレーム上に軸(上軸)2が配置されており、上軸2に複数の刃6が取付けられる。刃の種類を特定する必要はないが、刃6として、例えば、剃刀や薄刃などが用いられる。
図1(b)に示されているように、さらに、フレーム上に下軸4、4’が配置されており、下軸4、4’にはローラー8、8’が取付けられている。図示の例では、下軸4、4’の各々は、水平方向に平行に並んで、上軸2と下軸4’とは鉛直方向に対向している。これら下軸4と下軸4’の間には、ローラー等からなる搬送路(図示せず)を介して被切断物(長尺の巻物状の製品30)が供給され、下軸4と下軸4’のローラー上を走行させる製品30に刃6を差し込むことによって製品30が直線状に切断される。
刃6は、上軸2に沿って移動可能な刃具ホルダ16に取り付けられ、上軸2上に移動可能に配置される。図2(b)に見られるように、この刃具ホルダ16は、通常、ホルダ1個に対して、取り付けられる刃が1枚となるように構成されている。
しかしながら、図に示されているように、刃具ホルダ16’’の刃保持部28’’を二段にして、刃具ホルダ1個に対して、2枚の刃6を取り付けてもよい。この場合、刃間の距離は、例えば、約25mmである。
本発明の一実施形態として、位置決めフォーク12が、エアシリンダ10に取付けられており、また、この位置決めフォーク12は、任意の駆動機構、例えば、モータ20を駆動することによって、モータ20に連結されているボールねじ14、及び、ガイド軸18、18’に沿って、エアシリンダ10と共に移動するように構成されている。本発明の刃具ホルダ16は、この位置決めフォーク12によって上軸2に沿って移動することによって、図1(a)の左右方向の所定の位置に位置決めされる。
上軸2上の複数の刃6の各々の移動目標位置は、図1(b)に示されている、刃物位置検出センサ24により測定された測定値(現在位置)に基づいて、製品の寸法(厚み)に合わせて設定される。このため、刃具ホルダ16の各々を上軸2の所望の位置に正確に位置決めすることができ、製品(被切断物)を所望の幅で正確に切断することができる。
ここで、刃6の上軸2上の位置変更は、具体的には、製品の切断幅(厚み)に合わせてタッチパネル(図示せず)で作業者が設定することによって行われる。
任意の1つの刃6の位置決めの手順としては、(1)製品の切断幅に合わせてタッチパネルで数値設定、(2)刃具ホルダ16が現在、どの位置にあるかを刃物位置検出センサ24によって測定し、その位置を記憶、(3)現在の刃6の位置と設定値を比較して効率の良い位置決め方法を演算、(4)刃6の位置変更を実行、となる。
以下、本発明の刃具ホルダ16を軸2上の所定の位置に配置するための構造について、図2(a)、(b)を参照しながら説明する。
図2(b)に見られるように、永久磁石32が刃具ホルダ16のベース部26に備えられ、この永久磁石32の吸着力により、常時、刃具ホルダ16が軸2上の所望の位置に固定される。そのうえで、軸2に対する刃具ホルダ16の静止摩擦力に相当する、この吸着力を上回る外力を、モータ20の駆動によって軸方向に加えることにより、刃具ホルダ16のベース部26が軸2に対して摺動し、製品の寸法(厚み)に応じて刃具ホルダ16を軸上の異なる所望の位置まで移動させる。
図2(b)において、永久磁石32は直方体に形成されているが、軸2,穴22またはベース部26などの形状に合わせた他の形状(例えばV字型)でもよい。
その後、モータ20の駆動を停止して、刃具ホルダ16を所定の位置で固定する。また、位置決めフォーク12及び刃具ホルダ16には、焼入れ処理がなされているため、これらの部品の耐摩耗性や耐疲労性は、向上されている。
また、永久磁石32として、製品20を切断する間に、刃保持部28に対して軸方向に加わる力を十分上回る強力な吸着力を有する、ネオジウムまたはフェライト(これに限定されない)が選択される。
図2(b)に示されているように、ベース部26は、さらに、軸2を包囲するようにドライベアリング34を備えている。また、永久磁石32は、このドライベアリング34の一部に当接している。このドライベアリング34によって、刃具ホルダ16は、軸2上をより円滑に移動することができる。
1 スリッター 2 軸(上軸)
6 刃(剃刀) 16 刃具ホルダ
22 刃具ホルダのベース部の穴 26 ベース部
28 刃保持部 30 製品
40 刃押さえ部 42 永久磁石
44、44’ ガイドピン 48、48’ ドライベアリング
50、50’ 刃押さえ部40の穴 68 開閉回転カム部(六角穴付きボルト、開閉カムピン)

Claims (6)

  1. 長尺の巻物状の製品を、該製品と平行に延びる軸に備えた刃により所望の幅で切断するスリッターに用いられる刃具ホルダであって、
    前記軸に対して摺動可能な寸法を有する孔が形成されたベース部と、該ベース部から前記軸の軸方向に対して直角方向に延びる刃保持部と、刃を介在させて前記刃保持部と係合可能な刃押さえ部とを備えており、
    前記刃保持部と前記刃押さえ部との一方に、永久磁石と、前記軸の軸方向に平行なガイドピンと、刃の外形に倣って形成された凹部とが設けられ、他方に、前記ガイドピンに対して摺動可能な寸法を有する孔と、前記凹部に係合する凸部とが設けられ、かつ、前記刃保持部と前記刃押さえ部とは磁性材料で構成されており、
    さらに、前記刃保持部と前記刃押さえ部との一方に、前記ガイドピンの軸方向に対して直角方向に延びる回転軸周りに回転可能な開閉回転カム部が配置され、前記開閉回転カム部は、前記刃保持部と前記刃押さえ部とを前記軸の軸方向に係合/分離するためのカム形状を有
    前記開閉回転カム部が、前記ガイドピンの軸方向に対して直角方向から回転操作可能な位置に設けられていることを特徴とする刃具ホルダ。
  2. 前記開閉回転カム部は、前記回転軸周りの回転位相に応じて、前記開閉回転カム部を備える前記刃保持部または前記刃押さえ部の一方から、他方に向けて出没するカム形状を有することを特徴とする請求項1記載の刃具ホルダ。
  3. 長尺の巻物状の製品を、該製品と平行に延びる軸に備えた刃により所望の幅で切断するスリッターに用いられる刃具ホルダであって、
    前記軸に対して摺動可能な寸法を有する孔が形成されたベース部と、該ベース部から前記軸の軸方向に対して直角方向に延びる刃保持部と、刃を介在させて前記刃保持部と係合可能な刃押さえ部とを備えており、
    前記刃保持部と前記刃押さえ部との一方に、永久磁石と、前記軸の軸方向に平行なガイドピンと、刃の外形に倣って形成された凹部とが設けられ、他方に、前記ガイドピンに対して摺動可能な寸法を有する孔と、前記凹部に係合する凸部とが設けられ、かつ、前記刃保持部と前記刃押さえ部とは磁性材料で構成されており、
    さらに、前記刃保持部と前記刃押さえ部との一方に、前記ガイドピンの軸方向に対して直角方向に延びる回転軸周りに回転可能な開閉回転カム部が配置され、前記開閉回転カム部は、前記刃保持部と前記刃押さえ部とを前記軸の軸方向に係合/分離するためのカム形状を有し、
    前記開閉回転カム部は、前記回転軸周りの回転位相に応じて、前記開閉回転カム部を備える前記刃保持部または前記刃押さえ部の一方から、他方に向けて出没するカム形状を有し、
    前記刃保持部と前記刃押さえ部とは、前記開閉回転カム部によって分離される際に、一方から他方に向けての前記開閉回転カム部の出没量と同等の距離だけ、前記ガイドピンに沿った方向に互いに離間されることを特徴とする刃具ホルダ。
  4. 前記開閉回転カム部として六角穴付きボルトが用いられ、かつ、該六角穴付きボルトの頭部には、平面視で円状の外形を一部切り落として形成された、切欠き部を備えることを特徴とする請求項2又は3記載の刃具ホルダ。
  5. 長尺の巻物状の製品を、該製品と平行に延びる軸に備えた刃により所望の幅で切断するスリッターに用いられる刃具ホルダであって、
    前記軸に対して摺動可能な寸法を有する孔が形成されたベース部と、該ベース部から前記軸の軸方向に対して直角方向に延びる刃保持部と、刃を介在させて前記刃保持部と係合可能な刃押さえ部とを備えており、
    前記刃保持部と前記刃押さえ部との一方に、永久磁石と、前記軸の軸方向に平行なガイドピンと、刃の外形に倣って形成された凹部とが設けられ、他方に、前記ガイドピンに対して摺動可能な寸法を有する孔と、前記凹部に係合する凸部とが設けられ、かつ、前記刃保持部と前記刃押さえ部とは磁性材料で構成されており、
    さらに、前記刃保持部と前記刃押さえ部との一方に、前記ガイドピンの軸方向に対して直角方向に延びる回転軸周りに回転可能な開閉回転カム部が配置され、前記開閉回転カム部は、前記刃保持部と前記刃押さえ部とを前記軸の軸方向に係合/分離するためのカム形状を有し
    前記開閉回転カム部は、前記回転軸周りの回転位相に応じて、前記開閉回転カム部を備える前記刃保持部または前記刃押さえ部の一方から、他方に向けて出没するカム形状を有し、
    前記開閉回転カム部として六角穴付きボルトが用いられ、かつ、該六角穴付きボルトの頭部には、平面視で円状の外形を一部切り落として形成された、切欠き部を備えることを特徴とする刃具ホルダ。
  6. 前記永久磁石は、ネオジウムまたはフェライトから成ることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の刃具ホルダ。
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