JP6269083B2 - 座標検出システム、座標検出装置、及び光強度調整方法 - Google Patents

座標検出システム、座標検出装置、及び光強度調整方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6269083B2
JP6269083B2 JP2014005223A JP2014005223A JP6269083B2 JP 6269083 B2 JP6269083 B2 JP 6269083B2 JP 2014005223 A JP2014005223 A JP 2014005223A JP 2014005223 A JP2014005223 A JP 2014005223A JP 6269083 B2 JP6269083 B2 JP 6269083B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical signal
coordinate detection
light
light intensity
pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014005223A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015133061A (ja
Inventor
澤田 圭人
圭人 澤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2014005223A priority Critical patent/JP6269083B2/ja
Publication of JP2015133061A publication Critical patent/JP2015133061A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6269083B2 publication Critical patent/JP6269083B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)

Description

本発明は、座標検出システム、座標検出装置、及び光強度調整方法に関する。
近年、タッチパネル、液晶一体型タブレット、電子ボード等において、光学式(遮断方式、発光方式等)の座標検出が利用されている。遮断方式では、発光部から発光する光が、座標支持部(電子ペン、手等)で遮断されたことを受光部で検知することにより、座標を検出する。発光方式では、座標支持部に、発光部(LED:Light Emitting Ddiode、再帰反射材等)を取り付け、発光部から発光する光を、受光部で検知することにより、座標を検出する。
発光手段から光が照射される座標検出領域内に、指示手段を挿入し、各撮像素子での結像位置に基づいて、該指示手段の二次元座標位置を検出することで、精密な光軸合わせを不要とする座標検出装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
発光方式の座標検出を利用する場合、電子ペン(発光部)と光学センサーとの間の距離に基づいて、発光部の光強度を調整し、精度の高い座標検出を行うことが好ましい。しかしながら、電子ボード上に設けられる全ての光学センサー(4つ以上)に応じて、発光部の光強度を最適化することは、困難である。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、電子ペンから発光する光を、精度の高い座標検出を行うことが可能な光強度に調整する座標検出装置を提供することを目的とする。
本実施の形態の座標検出装置は、盤面に対して指示動作を行う指示部により発光された光信号に基づいて、指示部によって指示された座標を検出する座標検出装置であって、光信号が入力される複数の光信号入力手段と、光信号入力手段によって入力された光信号から所定の光信号を抽出する抽出手段と、抽出手段によって抽出された所定の光信号に基づいて、所定の光信号の光強度を測定する測定手段と、測定手段によって測定された所定の光信号の光強度に基づいて、指示部により発光される光信号の光強度の制御を行う制御手段と、を有し、前記光信号は、時分割に基づき多重化され、前記光信号の波形パターンは、領域認識用パターンと、座標検知用パターンとを含むことを要件とする。
本発明の実施の形態によれば、電子ペンから発光する光を、精度の高い座標検出を行うことが可能な光強度に調整する座標検出装置を提供することができる。
本実施形態に係る座標検出装置を例示する図である。 実施形態1に係る座標検出装置を例示する図である。 実施形態1に係る座標検出の処理手順を説明する図である。 LEDを使用した白色発光を説明する図である。 実施形態2に係る光信号の波形パタ−ンを例示する図である。 実施形態2に係る座標検出装置を例示する図である。 実施形態2に係る座標検出の処理手順を説明する図である。 実施形態3に係る座標検出システムのシステム構成を例示する図である。 実施形態4に係るコンピュータのハードウェア構成を例示する図である。
以下、図面及び表を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
〈第1の実施の形態〉
図1に、本実施の形態に係る座標検出装置100の概略構成の一例を示す。座標検出装置100は、光学式の座標検出装置である。
座標検出装置100は、電子ボード(盤面)110、電子ペン(指示部)120、センサー130、140、150、160(複数の光信号入力手段)、を含む。
電子ペン120は、電子ボード110内に存在し、電子ボード110対して指示動作を行う。センサー130、センサー140、センサー150、センサー160は、座標検出用の光学センサーであり、電子ボード110の角部(4箇所)に、設けられる。なお、光学センサーの個数は、特に限定されるものではないが、少なくとも、電子ボード110上に、4つ以上設けられることが好ましい。
例えば、図1では、センサー130に対応する信号の周波数がFa[Hz]、センサー140に対応する信号の周波数がFb[Hz]、センサー150に対応する信号の周波数がFc[Hz]、センサー160に対応する信号の周波数がFd[Hz]であるとする。各センサーに対応する信号の周波数は、同一であっても、異なっていても良い。
いずれの場合であっても、座標検出装置100は、各光学センサーから取得する距離情報(電子ペン120と各センサーとの間の距離)に基づいて、電子ペン120から発光する光を、各光学センサーに応じて最適な光強度に調整することができる。
次に、図2及び図3を用いて、座標検出装置100における座標検出の方法の一例について、説明する。図3は、図2に示す座標検出装置100を用いて座標検出を行う場合のフローチャートの一例である。
なお、図3において、スタート直後は、電子ペンは光学センサーからの距離情報を取得することができないため、デフォルトの蛍光体を選択する。又、処理の途中で、電子ペンのスイッチがオフになると、処理は一旦終了する。処理の途中でのスイッチがオフなる場合については、図が煩雑になるため記載を割愛する。
図2に示す座標検出装置100において、電子ペン120は、光強度測定部121、蛍光体判定部122、蛍光体選択部123、蛍光体124、紫外LED125を含み、各センサーは、分光/反射処理部170を含む。
蛍光体選択部123と分光/反射処理部170との間で、白色光の振幅は減衰する。又、分光/反射処理部170と光強度測定部121との間で、単色光(4種類)の振幅は減衰する。
光強度測定部121は、光フィルター、電圧変換部、強度測定部、等により構成される。光フィルター、電圧変換部、強度測定部は、それぞれ、電子ボード110上に設けられるセンサーと、同じ個数設けられる(図2では4個)。電圧変換部としては、例えば、フォトダイオード等を用いることができる。
光強度測定部121は、分光/反射処理部(抽出手段)170から抽出された単色光(所定の光信号)を、光フィルターに通し、該単色光が、該当する単色光(該当するセンサーに対応する所定の光信号)であるか否かを判定する。
又、光強度測定部121は、抽出された単色光が、該当する単色光であると判定する場合、該光を電圧変換部にて、電圧変換する。一方、光強度測定部121は、抽出された単色光が、該当する単色光ではないと判定する場合、該光を電圧変換部にて、電圧変換しない。
更に、光強度測定部(測定手段)121は、電圧変換された単色光(アナログ電圧値)の強度を、強度測定部にて測定し、光強度信号(デジタル信号)として出力する(図3のS201参照)。光強度の測定は、電子ペンの内部に備えられる光強度測定部121により行われても良いし、電子ペンの外部(座標検出装置の内部)に備えられる不図示の測定手段により行われても良い。
なお、電圧変換された単色光の強度に依存して、該単色光の最大振幅は、変化する。分光/反射処理部170と光強度測定部121との間の距離に基づいて、単色光の振幅は減衰するため、強度測定部により測定された光強度に対応させて、単色光の振幅が減衰する度合い(程度)を判定することが可能である。
蛍光体判定部122は、光強度測定部121から入力される複数(4個)の光強度信号から、距離情報(各センサーと電子ペン120との間の距離)を取得し、該距離情報に基づいて、どの蛍光体を選択すべきか判定する。又、蛍光体判定部122は、判定結果を蛍光体セレクト信号(デジタル信号)として、蛍光体選択部123へ出力する(図3のS202参照)。
蛍光体選択部123は、蛍光体判定部122から入力される蛍光体セレクト信号と、蛍光体124から照射される白色光に基づいて、出力すべき白色光(選択した白色光)を出力し(図3のS203参照)、出力すべきではない白色光をマスクする。又、蛍光体選択部(制御手段)123は、光強度測定部121によって測定された所定の光信号の光強度に基づいて、指示部により発光される光信号の光強度の制御を行う。なお、光強度の制御は、電子ペンの内部に備えられる蛍光体選択部123により行われても良いし、電子ペンの外部(座標検出装置の内部)に備えられる不図示の制御手段により行われても良い。
蛍光体124は、紫外LED125から照射される紫外光を、各蛍光体(蛍光体_α1〜蛍光体_αN)に通し、複数の単色光を多重化した光と同等の光(混合光)を発光する。蛍光体124の個数は、特に限定されず、混合光の調整具合、電子ペンの実装都合(面積、コスト、等)等を考慮して、適宜設定すれば良い。
なお、蛍光体_α1〜蛍光体_αNとして、それぞれ素材の異なる蛍光体を使用することにより、各蛍光体から発光する光を、それぞれ異なる光とすることが可能になる。つまり、各蛍光体から発光する光を周波数多重分割すると、赤色、緑色、黄色、青色、等の単色光を得られるが、素材の異なる蛍光体を使用すれば、光強度の異なる複数の光を得られる。
紫外LED125は、紫外光を発光し、蛍光体124に照射する。紫外LED125と蛍光体124とを組み合わせることで、白色光を生成することができる。白色光の生成は、紫外LEDと蛍光体との組み合わせに特に限定されるものではない。例えば、図4(A)に示す様に、青色LEDと、緑色LEDと、赤色LEDとを組み合わせて、各LEDの強度調整により白色光を生成しても良い。又、例えば、図4(B)に示す様に、青色LEDと黄色蛍光体との組み合わせにより白色光を生成しても良い。
なお、紫外LEDと蛍光体とを組み合わせて、白色光を生成する場合は、図4(A)及び図4(B)の場合と比較して、構成を簡素化できる、比較的コストを抑えられる、等の利点を有する。
分光/反射処理部170は、蛍光体選択部123から入力される光信号(白色光)を周波数分割に基づき多重化し、特定の単色光(所定の光信号)を抽出する。分光/反射処理部170は、抽出した単色光を、光強度測定部121へ出力する(図3のS204参照)。つまり、分光/反射処理部170は、抽出した単色光を、光強度測定部121へフィードバックする(フィードバックされる単色光の振幅は減衰している)。これにより、電子ペン120は、4種類の単色光が、どのセンサーに対応する光信号であるかを認識し、又、4種類の単色光の光強度を認識することが可能になる。
分光/反射処理部170は、各センサー近傍に設けられ、各センサーと同じ個数設けられる。分光/反射処理部170により、蛍光体選択部123から入力される光信号(白色光)を周波数分割に基づき多重化することで、光信号を同時に送受信することが可能になる。
なお、蛍光体選択部123から入力される白色光の振幅は、蛍光体選択部123と分光/反射処理部170との間の距離に基づいて減衰する。分光/反射処理部170は、減衰した白色光を分光する。このため、分光/反射処理部170が出力する単色光は、蛍光体選択部123と分光/反射処理部170との間の距離に依存する光となる。
本実施の形態に係る座標検出装置100によれば、電子ボード110(盤面)に設けられた4つ以上のセンサーが、所定の光信号を抽出して距離情報等を電子ペン120(指示部)へフィードバックする。該距離情報に基づいて、全てのセンサーに応じて光強度が最適化された光を電子ペン120が発光するため、座標検出装置100は、高精度な座標検出を行うことが可能になる。
〈第2の実施の形態〉
本実施の形態では、第1の実施の形態とは異なる構成を有する座標検出装置について説明する。本実施の形態では、時分割に基づき多重化された光信号を用いて座標検出を行う。
図5に、本実施の形態に係る座標検出装置における光信号の波形パタ−ンを示す。光信号の波形パタ−ンは、領域認識用パターンとペン座標検知用パターンとを含む。
図5(A)は、使用領域が、1周期の1/4のみの時間領域となる場合の、領域認識用パターンとペン座標検知用パターンである。領域認識用パターンは、どのセンサーに対応する光信号であるかを判別するために、ピーク数が調整されたパターンである。ペン座標検知用パターンは、光強度調整のために、Duty幅が調整されたパターンである。図5(A)に示す1周期の1/4のみの時間領域を使用する波形パターンを、時分割に基づき多重化し、図5(B)に示す波形パターンとすることにより、各センサーに対応する波形パターンを用いて、座標検出を行うことが可能になる。
例えば、図5(B)に示す様に、センサー130に対応する領域認識用パターンは、ピークを1つ有する波形パターンとなる。又、例えば、図5(B)に示す様に、センサー140に対応する領域認識用パターンは、ピークを2つ有する波形パターンとなる。又、例えば、図5(B)に示す様に、センサー150に対応する領域認識用パターンは、ピークを3つ有する波形パターンとなる。又、例えば、図5(B)に示す様に、センサー160に対応する領域認識用パターンは、ピークを4つ有する波形パターンとなる。
更に、例えば、図5(B)に示す様に、センサー130及びセンサー160に対応するDuty幅を調整したパターンは、センサー140、センサー150に対応するDuty幅を調整したパターンと比較して、Duty幅が広くなる。又、例えば、図5(B)に示す様に、センサー140に対応するDuty幅を調整したパターンは、各センサーの中で、最もDuty幅が狭くなる。又、例えば、図5(B)に示す様に、センサー150に対応するDuty幅を調整したパターンは、センサー140に対応するDuty幅を調整したパターンと比較して、Duty幅が広くなり、センサー130及びセンサー160に対応するDuty幅を調整したパターンと比較して、Duty幅が狭くなる。
次に、図6及び図7を用いて、座標検出装置100における座標検出の方法の一例について、説明する。図7は、図6に示す座標検出装置100を用いて座標検出を行う場合のフローチャートの一例である。
なお、図7において、スタート直後は、電子ペンは光学センサーからの距離情報を取得することができないため、デフォルトのDutyを選択する。又、処理の途中で、電子ペンのスイッチがオフになると、処理は一旦終了する。処理の途中でのスイッチがオフなる場合については、図が煩雑になるため記載を割愛する。
図6に示す座標検出装置100において、電子ペン120は、光強度測定/Duty調整部321、多重化処理部322を含み、各センサーは、特定波形抽出部323を含む。
光強度測定/Duty調整部321と特定波形抽出部323との間で、光信号(分割後)は減衰する。
光強度測定/Duty調整部321は、電圧変換部、パターン判別部、強度判別部、Duty調整部、等により構成される。電圧変換部、パターン判別部、強度判別部、Duty調整部は、それぞれ、電子ボード110上に設けられるセンサーと、同じ個数設けられる(図6では4個)。電圧変換部としては、例えば、フォトダイオード等を用いることができる。
光強度測定/Duty調整部321は、特定波形抽出部323から抽出された所定の光信号を、電圧変換部にて、電圧変換する。更に、光強度測定/Duty調整部321は、電圧変換された光信号の領域認識用パターンを、パターン判別部にて、該当する領域認識用パターン(該当するセンサーに対応する所定の光信号における領域認識用パターン)であるか否かを判別する。光強度測定/Duty調整部321は、領域認識用パターンが、該当するパターンであると判定する場合、強度判別部にて、ペン座標検知用パターンの振幅を測定し、光の強度を判別する。一方、光強度測定/Duty調整部321は、領域認識用パターンが、該当するパターンではないと判定する場合、強度判別部にて、ペン座標検知用パターンの振幅を測定せず、光の強度を判別しない。
更に、光強度測定/Duty調整部321は、判別した強度に基づいて、Duty調整部にて、ペン座標検知用パターンのDuty幅を最適な幅に調整する。光強度測定/Duty調整部321は、Duty幅が最適な幅に調整された電気信号(Duty調整後)を、多重化処理部322へ出力する(図7のS301参照)。
なお、特定波形抽出部323と光強度測定/Duty調整部321との間の距離に基づいて、光の振幅は減衰するため、強度判別部により、光の振幅が減衰する度合い(程度)を判定することが可能である。
多重化処理部322は、光強度測定/Duty調整部321から入力される電気信号(Duty調整後)を、時分割に基づいて多重化し、光信号(多重化後)として、特定波形抽出部323へ出力する(図7のS302参照)。つまり、多重化処理部322は、全てのセンサーに応じて最適な光強度に調整された電気信号を、多重化し、光信号に変換して出力する。
特定波形抽出部323は、パターンスルー/マスク処理部、パターン判別部、等により構成される。パターンスルー/マスク処理部、パターン判別部は、センサーの個数と同じ個数設けられる。
特定波形抽出部323は、パターン判別部にて、多重化処理部322から入力される光信号(多重化後)が、該当するセンサー領域のパターンであるか否かを判別する。特定波形抽出部323は、光信号が、該当するセンサー領域のパターンであると判定する場合、パターンスルー/マスク処理部にて、該光信号を、スルーさせて、出力する(図7のS303参照)。一方、特定波形抽出部323は、光信号が、該当するセンサー領域のパターンではないと判定する場合、パターンスルー/マスク処理部にて、該光信号を、マスクして、出力しない。
多重化処理部322と特定波形抽出部323との間の距離に基づいて、光の振幅は減衰する。特定波形抽出部323は、減衰した光の特定時間領域を、所定の光信号として出力するため、該信号は、多重化処理部322と特定波形抽出部323との間の距離に依存する光となる。
なお、該当する領域認識用パターンを、先読みし、予め設定することも可能である。該当する領域認識用パターンを読み取った後に、特定波形抽出部323にて、光信号をマスクするか、或いは光信号をスルーするかを判定する場合、該領域認識用パターンを、光強度測定/Duty調整部321へ送信することができない。しかしながら、センサー130のパターン、センサー140のパターン、センサー150のパターン、センサー160のパターンの順番で多重化されていることを前提にすれば、該当する領域認識用パターンを、予め設定し、該当する領域認識用パターンを光強度測定/Duty調整部321へ送信することが可能である。例えば、センサー160の領域認識用パターンを認識したら、センサー130の領域認識用パターンをスルーさせる、という制御を行えば良い。これにより、座標検出装置の検出精度を高めることが可能である。
〈第3の実施の形態〉
本実施の形態では、第1の実施の形態に係る座標検出装置を用いた座標検出システムについて説明する。図8に、本実施の形態に係る座標検出システムのシステム構成の一例を示す。
座標検出システム500は、ディスプレイ200、4つの検出部11a〜11d(任意の1つ以上検出部を示す場合は、単に検出部11という)、4つの周辺発光部15a〜15d(任意の1つ以上検出部を示す場合は、単に周辺発光部15という)、コンピュータ100、及び、付加的な要素としてPC(Personal Computer)300を有している。なお、4つの周辺発光部15a〜15dは本発明の実施形態では必要の無い構成なので、詳細な説明は省略する。
コンピュータ100にはPCが接続されており、コンピュータ100は、PC300が出力した映像をディスプレイ200に表示することができる。
コンピュータ100には座標検出システム500に対応したアプリケーションがインストールされており、アプリケーションは検出部からの信号に基づきユーザが操作した位置を検出する。アプリケーションは位置に基づきジェスチャーを解析し、コンピュータ100を制御する。なお、アプリケーションは、操作用のメニューをディスプレイ200に表示することができる。
例えば、ユーザが線を描画するメニューに触れた後、発光部を有する電子ペン等の指示具13でディスプレイ200の盤面に図形を描画した場合、コンピュータ100は指示具13が有する発光部からの光に基づいて、指示具13が触れている位置をリアルタイムに解析して、時系列の座標を作成する。コンピュータ100は時系列の座標を接続して線を作成しディスプレイ200に表示する。図8ではユーザが三角形の形状に沿って指示具13を移動させたため、コンピュータ100は一連の座標を1つのストローク(三角形)として記録する。そして、PC300の画像と合成してディスプレイ200に表示する。
このように、ディスプレイ200がタッチパネル機能を有していなくても、座標検出システム500を適用することで、ユーザは指示具13でディスプレイ200に触れるだけで様々な操作が可能になる。
〈第4の実施の形態〉
本実施の形態では、第1の実施の形態に係る座標検出装置を用いた座標検出システムに適用されるコンピュータついて説明する。図9に、コンピュータのハードウェア構成の一例を示す。
コンピュータ2100は、市販の情報処理装置又は座標検出システム用に開発された情報処理装置である。コンピュータ2100は、アドレスバスやデータバス等のバスライン2118を介して電気的に接続されたCPU2101、ROM2102、RAM2103、SSD2104、ネットワークコントローラ2105、外部記憶コントローラ2106、センサコントローラ2114、GPU2112、及び、キャプチャデバイス2111を有している。
CPU2101はアプリケーションを実行して座標検出システムの動作全体を制御する。ROM2102にはIPL等が記憶されており、主に起動時にCPU2101が実行するプログラムが記憶されている。RAM2103は、CPU2101がアプリケーションを実行する際のワークエリアとなる。SSD2104は、座標検出システム用のアプリケーション2119や各種データが記憶された不揮発メモリである。ネットワークコントローラ2105は、不図示のネットワークを介してサーバなどと通信する際に通信プロトコルに基づく処理を行う。なお、ネットワークは、LAN又は複数のLANが接続されたWAN(例えばインターネット)などである。
外部記憶コントローラ2106は、着脱可能な外部メモリ2117に対する書き込み又は外部メモリ2117からの読み出しを行う。外部メモリ2117は、例えばUSBメモリ、SDカードなどである。キャプチャデバイス2111は、PC2300が表示装置に表示している映像を取り込む(キャプチャする)。GPU2112は、ディスプレイの各ピクセルの画素値を演算する描画専用のプロセッサである。ディスプレイコントローラ2113は、GPU2112が作成した画像をディスプレイに出力する。
センサコントローラ2114には、4つの検出部2211a〜2211dが接続されており、指示具2213が有する発光部からの光に基づく三角測量方式による座標の検出を行う。詳しくは後述する。
なお、本実施形態では、コンピュータ2100は指示具2213と通信する必要はないが、通信機能を有していてもよい。この場合、図示するようにコンピュータ2100は電子ペンコントローラ2116を有し、指示具2213から押圧信号を受信する(指示具2213が通知手段を有している場合)。これにより、コンピュータ2100は先端が押圧されているか否かを検出することができる。
なお、座標検出システム用のアプリケーションは、外部メモリ2117に記憶された状態で流通されてもよいし、ネットワークコントローラ2105を介して不図示のサーバからダウンロードされてもよい。アプリケーションは圧縮された状態でも実行形式でもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の実施形態の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
100 座標検出装置
110 電子ボード(盤面)
120 電子ペン(指示部)
121 光強度測定部(測定手段)
123 蛍光体選択部(制御手段)
124 蛍光体
125 紫外LED
130,140,150,160, センサー(光信号入力手段)
170 分光/反射処理部(抽出手段)
500 座標検出システム
特開2001−290603号公報

Claims (9)

  1. 盤面に対して指示動作を行う指示部により発光された光信号に基づいて、前記指示部によって指示された座標を検出する座標検出システムであって、
    前記光信号が入力される複数の光信号入力手段と、
    前記光信号入力手段によって入力された光信号から所定の光信号を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出された前記所定の光信号に基づいて、前記所定の光信号の光強度を測定する測定手段と、
    前記測定手段によって測定された前記所定の光信号の光強度に基づいて、前記指示部により発光される光信号の光強度の制御を行う制御手段と、を有し、
    前記光信号は、時分割に基づき多重化され、
    前記光信号の波形パターンは、領域認識用パターンと、座標検知用パターンとを含む
    座標検出システム。
  2. 前記指示部は、1つの紫外LEDと複数の蛍光体とを組み合わせて、白色光を生成する、請求項1に記載の座標検出システム。
  3. 前記指示部は、赤色LEDと、緑色LEDと、青色LEDとを組み合わせて、白色光を生成する、請求項1に記載の座標検出システム。
  4. 前記領域認識用パターンは、予め設定される、請求項1に記載の座標検出システム。
  5. 盤面に対して指示動作を行う指示部により発光される時分割に基づき多重化され、かつ、領域認識用パターンと、座標検知用パターンの波形パターンを含む光信号に基づいて、前記指示部によって指示された座標を検出する座標検出装置であって、
    前記光信号が入力される複数の光信号入力手段と、
    前記光信号入力手段によって入力された光信号から所定の光信号を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出された前記所定の光信号に基づいて、前記所定の光信号の光強度を測定する測定手段と、
    前記測定手段によって測定された前記所定の光信号の光強度に基づいて、前記指示部により発光される光信号の光強度の制御を行う制御手段と、を有する座標検出装置。
  6. 前記指示部は、1つの紫外LEDと複数の蛍光体とを組み合わせて、白色光を生成する、請求項5に記載の座標検出装置。
  7. 前記指示部は、赤色LEDと、緑色LEDと、青色LEDとを組み合わせて、白色光を生成する、請求項5に記載の座標検出装置。
  8. 前記領域認識用パターンは、予め設定される、請求項5に記載の座標検出装置。
  9. 盤面に対して指示動作を行う指示部により発光される時分割に基づき多重化され、かつ、領域認識用パターンと、座標検知用パターンの波形パターンを含む光信号に基づいて、前記指示部によって指示された座標を検出する座標検出装置における光信号調整方法であって、
    複数の光信号入力手段に、前記光信号が入力されるステップと、
    前記光信号入力手段によって入力された光信号から所定の光信号を抽出するステップと、
    抽出された前記所定の光信号に基づいて、前記所定の光信号の光強度を測定するステップと、
    測定された前記所定の光信号の光強度に基づいて、前記指示部により発光される光信号の光強度の制御を行うステップと、を有する、光信号調整方法。
JP2014005223A 2014-01-15 2014-01-15 座標検出システム、座標検出装置、及び光強度調整方法 Expired - Fee Related JP6269083B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014005223A JP6269083B2 (ja) 2014-01-15 2014-01-15 座標検出システム、座標検出装置、及び光強度調整方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014005223A JP6269083B2 (ja) 2014-01-15 2014-01-15 座標検出システム、座標検出装置、及び光強度調整方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015133061A JP2015133061A (ja) 2015-07-23
JP6269083B2 true JP6269083B2 (ja) 2018-01-31

Family

ID=53900184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014005223A Expired - Fee Related JP6269083B2 (ja) 2014-01-15 2014-01-15 座標検出システム、座標検出装置、及び光強度調整方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6269083B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7270140B2 (ja) 2019-09-30 2023-05-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 音声処理システム及び音声処理装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6733451B2 (ja) * 2015-12-17 2020-07-29 株式会社リコー 座標検出システム、座標検出方法、画像処理装置、及びプログラム

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002229726A (ja) * 2001-02-02 2002-08-16 Canon Inc 座標入力装置
JP2004302976A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Sony Corp 手書き入力データ処理装置
US7649527B2 (en) * 2003-09-08 2010-01-19 Samsung Electronics Co., Ltd. Image display system with light pen
EP2005279A2 (en) * 2006-03-15 2008-12-24 Koninklijke Philips Electronics N.V. Remote control pointing technology with roll detection
JP2009028229A (ja) * 2007-07-26 2009-02-12 Shikibo Ltd クッション材
JP2010231267A (ja) * 2009-03-25 2010-10-14 Fuji Xerox Co Ltd 記録装置、入力装置および記録システム
JP2012221142A (ja) * 2011-04-07 2012-11-12 Seiko Epson Corp 表示装置および電子機器
JP2013175142A (ja) * 2012-01-27 2013-09-05 Sharp Corp 座標入力装置、及び座標入力システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7270140B2 (ja) 2019-09-30 2023-05-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 音声処理システム及び音声処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015133061A (ja) 2015-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10324566B2 (en) Enhanced interaction touch system
US9442606B2 (en) Image based touch apparatus and control method thereof
JP6282758B2 (ja) 投射型映像表示装置および映像表示方法
JP6135239B2 (ja) 画像処理装置、画像処理プログラム、画像処理方法
EP2237563A2 (en) Device and method for displaying an image
US20110267262A1 (en) Laser Scanning Projector Device for Interactive Screen Applications
US20050168448A1 (en) Interactive touch-screen using infrared illuminators
US9679533B2 (en) Illumination apparatus with image projection
TW201423484A (zh) 動態偵測系統
JP2011521331A (ja) 光学ベゼル付き対話型入力装置
KR101327886B1 (ko) 터치 패널 시스템과 지연 보상 방법
TW201017497A (en) Touch screen display apparatus for performing flash mode and method of operating the apparatus
US8436837B2 (en) Stylus input system
JP6269083B2 (ja) 座標検出システム、座標検出装置、及び光強度調整方法
JP2016122382A (ja) システム、描画方法、情報処理装置、プログラム
WO2017060943A1 (ja) 光測距装置及び映像投写装置
US20090278817A1 (en) Touch-Screen Apparatus and Image-Capturing System Thereof
US20150177857A1 (en) Navigation device and image display system
WO2019050459A1 (en) TOUCH DEVICE
US10296142B2 (en) Information display device, system, and recording medium
JP2019170540A (ja) 生体の測定装置及びプログラム
US9569013B2 (en) Coordinate detection system, information processing apparatus, and recording medium
JP2015138299A (ja) 指示具及び座標検出システム
US11460956B2 (en) Determining the location of a user input device
JP4637927B2 (ja) 入力装置のスキャン制御方法、その装置及び記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170110

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170823

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170912

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171102

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171218

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6269083

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees