JP6268896B2 - 接触子 - Google Patents

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Description

本発明は、接触子、例えばセンサあるいはノズルセンサに用いられる接触子に関する。
従来、センサ等に使用される接触子としては、例えば、特開2009−128218号公報(特許文献1)に記載されたものがある。この接触子は、略ジグザグ状に形成されている変形部と、変形部の両端に各々設けられている接触部とを備えている。
特開2009−128218号公報
しかしながら、前記従来の接触子では、略ジグザグ状に形成されている変形部を電気が流れるが、変形部の電気抵抗が大きく、電気が流れにくい。このため、所望の導通性を確保できないという問題があった。
本発明は、前述の問題点に鑑み、所望の導通性を有し、接触信頼性の高い接触子を提供することを課題とする。
本発明の接触子は、両端に導電端子を有する蛇腹体と、前記導電端子の各々の基部から両側に延在する一対の第1,第2弾性可動腕部と、を備え、一対の前記第1,第2弾性可動腕部の自由端部が、前記導電端子の軸心方向の押圧に応じて相互に接離可能に配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、導電端子を軸心方向に押圧したときに、第1,第2弾性可動腕部の自由端部が接触し、接触抵抗を低下させることができるので、所望の導通性を有し、接触信頼性の高い接触子が得られる。
本発明に係る他の実施形態としては、一対の前記第1,第2弾性可動腕部の前記自由端部に、相互に対向する接触部が形成されており、前記第1弾性可動腕部の前記接触部と前記第2弾性可動腕部の前記接触部とが、前記導電端子の軸心方向で接触する構成としてもよい。
本実施形態によれば、導電端子を軸心方向に押圧したときに、第1弾性可動腕部の接触部と第2弾性可動腕部の接触部とが、導電端子の軸心方向で接触するので、小さな操作力で操作できる。
本発明に係る他の実施形態としては、一対の前記第1,第2弾性可動腕部の前記自由端部の前記接触部が、相互に対向する当接面を各々有しており、前記導電端子を押圧して前記蛇腹体を圧縮させたときに、前記第1弾性可動腕部の前記当接面と前記第2弾性可動腕部の前記当接面とが、面接触する構成としてもよい。
本実施形態によれば、導電端子を押圧して蛇腹体を圧縮させたときに、第1弾性可動腕部の当接面と第2弾性可動腕部の当接面とが面接触するので、接触信頼性の高い接触子が得られる。
本発明に係る他の実施形態としては、一対の前記第1,第2弾性可動腕部が、前記蛇腹体に沿って直線的に延在すると共に、一対の前記第1,第2弾性可動腕部の前記自由端部の前記接触部が、相互に対向する係合爪部を各々有しており、前記導電端子が押圧されていない自由状態において、前記第1弾性可動腕部の前記係合爪部と前記第2弾性可動腕部の前記係合爪部とが、相互に係合接触する構成としてもよい。
本実施形態によれば、導電端子が押圧されていない自由状態において、第1弾性可動腕部の係合爪部と第2弾性可動腕部の係合爪部とが係合接触する。このため、前述の実施形態と動作原理の異なる接触子が得られ、設計の自由度が広くなるという利点がある。
本発明に係る他の実施形態としては、一対の前記第1,第2弾性可動腕部が蛇腹形状を有している構成としてもよい。
本実施形態によれば、設計の自由度が広くなるという利点がある。
本発明に係る他の実施形態としては、一対の前記第1,第2弾性可動腕部が、前記蛇腹体に沿って直線的に延在すると共に、一対の前記第1,第2弾性可動腕部の相互に対向する自由端部の少なくともいずれか一方に接点部が形成されており、前記導電端子を押圧して前記蛇腹体を圧縮させたときに、前記第1弾性可動腕部と前記第2弾性可動腕部とが、前記接点部を介して接触する構成としてもよい。
本実施形態によれば、導電端子を押圧して蛇腹体を圧縮させたときに、第1弾性可動腕部と第2弾性可動腕部とが接点部を介して圧接するので、電気抵抗を低減し、所望の導通性を確保し、接触信頼性の高い接触子が得られる。
本発明に係る他の実施形態としては、前記蛇腹体が、直線形状の中間部と、平行に隣り合う前記中間部を接続する円弧部とからなる構成としてもよい。
本実施形態によれば、設計し易い接触子が得られる。
本発明に係る他の実施形態としては、前記蛇腹体と前記導電端子との接続位置を、前記導電端子の軸心上に配置した構成としてもよい。
本実施形態によれば、蛇腹体と導電端子の接続位置を、導電端子の軸心上に配置した場合には、小さな操作力で操作でき、寿命の長い接触子が得られる。
本発明のセンサは、前記接触子を備えることを特徴とする。
本発明のセンサによれば、所望の導通性を有し、接触信頼性の高い接触子を備えたセンサが得られる。
本発明のノズルセンサは、前記接触子を備えることを特徴とする。
本発明のノズルセンサによれば、所望の導通性を有し、接触信頼性の高い接触子を備えたノズルセンサが得られる。
(A)は、本発明の接触子の第1実施形態を示す斜視図、(B)は、動作前を示す正面図、(C)は、動作時を示す正面図である。 (A)は、図1に示す接触子をハウジング内に収納した状態の動作前を示めす正面断面図、(B)は、動作時を示す正面断面図である。 (A)は、本発明の接触子の第2実施形態を示す斜視図、(B)は、動作前を示す正面図、(C)は、動作時を示す正面図である。 (A)は、図3に示す接触子をハウジング内に収納した状態の動作前を示めす正面断面図、(B)は、動作時を示す正面断面図である。 (A)は、本発明の接触子の第3実施形態を示す斜視図、(B)は、動作前を示す正面図、(C)は、動作後の静止状態を示す正面図、(D)は、動作時を示す正面図である。 (A)は、図5に示す接触子をハウジング内に収納した状態の動作前を示めす正面断面図、(B)は、動作後の静止状態を示す正面断面図、(C)は、動作時を示す正面断面図である。
以下、本発明の接触子を、図示の実施形態に基づいて詳細に説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態の接触子10は、図1に示すように、蛇腹体20と、蛇腹体20の両端に設けられた第1,第2導電端子30,40と、第1導電端子30の基部から両側に延在する一対の第1弾性可動腕部50と、第2導電端子40の基部から両側に延在する一対の第2弾性可動腕部60とで構成され、例えば、電鋳法で形成されている。また、接触子10は、図2に示すように、ハウジング70内に収納される。
第1導電端子30と第2導電端子40とは、互いの軸心が同一線上にあると共に、軸心に対して直交し、かつ、第1導電端子30と第2導電端子40との中間に位置する中間線を対称軸とする線対称の位置関係を有している。
蛇腹体20は、直線形状の中間部23と、隣り合う中間部23,23を接続する円弧部24とで形成されている。中間部23は、第1,第2導電端子30,40の軸心方向に対して直交する方向に配置されている。蛇腹体20は、断面のアスペクト比が1.5以上、好ましくは2以上であるよう形成されている。なお、断面のアスペクト比は、蛇腹体20の断面における厚さ寸法と高さ寸法との比を意味する。
第1導電端子30は、正面略T字形状を有している。第1導電端子30の軸心上には、先端部に接点31が形成されている一方、基部に蛇腹体20の一端21が一体に接続されている。また、基部には幅広部32が形成されており、この幅広部32の両側から一対の第1弾性可動腕部50,50が突設されている。一対の第1弾性可動腕部50,50は、第1導電端子30の軸心を対称軸とする線対称の位置関係を有している。なお、幅広部32の幅は、蛇腹体20の幅よりも大きくなるよう形成されており、蛇腹体20と一対の第1弾性可動腕部50,50とが接触しないようになっている。
第1弾性可動腕部50は、直線形状の中間部53と、平行に隣り合う中間部53,53を接続する円弧部54とで形成された蛇腹形状を有しており、蛇腹体20に沿って延在している。第1弾性可動腕部50の先端の自由端部は、中間部53により構成されており、第2導電端子40に対向する側に、接触部の一例の当接面51が設けられている。
第2導電端子40は、第1導電端子30と同一の構成を有している。すなわち、第2導電端子40は、正面略T字形状を有し、第2導電端子40の軸心上には、先端部に接点41が形成されている一方、基部に蛇腹体20の一端22が一体に接続されている。また、基部には幅広部42が形成されており、この幅広部42の両側から一対の第2弾性可動腕部60,60が突設されている。一対の第2弾性可動腕部60,60は、第2導電端子40の軸心を対称軸とする線対称の位置関係を有している。なお、幅広部42の幅は、第1導電端子30と同様、蛇腹体20の幅よりも大きくなるよう形成されており、蛇腹体20と一対の第2弾性可動腕部60,60とが接触しないようになっている。
第2弾性可動腕部60は、第1弾性可動腕部50と同一の構成を有している。すなわち、直線形状の中間部63と、平行に隣り合う中間部63,63を接続する円弧部64とで形成された蛇腹形状を有しており、蛇腹体20に沿って延在している。第2弾性可動腕部60の先端の自由端部は、中間部63により構成されており、第1導電端子30に対向する側に接触部の一例の当接面61が設けられている。
ハウジング70は、図2に示すように、前記接触子10を収納可能なスリット71を有する直方体状であり、その上端部および下端部に、圧入孔72,72がそれぞれ形成されている。前記圧入孔72,72は、接触子10をハウジング70内に収納したときに、第1,第2導電端子30,40が、各々の軸心方向に移動可能な寸法で形成されている。
第1実施形態の接触子10をハウジング70に収納した状態では、図2(A)に示すように、第1弾性可動腕部50,50の当接面51,51と第2弾性可動腕部60,60の当接面61,61との間には隙間が形成されており、第1弾性可動腕部50,50と第2弾性可動腕部60,60とは接触していない。
そして、第1,第2導電端子30,40を、それぞれハウジング70内に圧入すると、蛇腹体20が圧縮され、第1導電端子30の幅広部32および第2導電端子40の幅広部42がハウジング70内に向かって移動する。このため、各導電端子の幅広部32,42が第1,第2導電端子30,40の軸心方向に移動することにより、図2(B)に示すように、第1弾性可動腕部50,50の当接面51,51と第2弾性可動腕部60,60の当接面61,61とが、第1,第2導電端子30,40の軸心方向で面接触し、導通する。この結果、小さな操作力で操作できる。
第1実施形態の接触子10では、動作位置において、第1弾性可動腕部50,50と第2弾性可動腕部60,60とは、各々の当接面51,61により面接触するため、接触抵抗を低下させることができると共に、安定した電気的接触を得ることができ、このため、接触抵抗が小さく、接触信頼性の高い接触子10が得られる。
また、第1,第2導電端子30,40の幅広部32,42の両側から、一対の第1,第2弾性可動腕部50,60を突設し、一対の第1,第2弾性可動腕部50,60が、第1,第2導電端子30,40の軸心を対称軸とする線対称の位置関係を有している。このため、第1,第2導電端子30,40を、それぞれハウジング70内に圧入して当接面51,61を接触させたときに、蛇腹体20に第1,第2導電端子30,40の軸心方向とは異なる方向の力が加わりにくい。この結果、第1,第2弾性可動腕部50,60が面接触して導通した後も、蛇腹体20の第1,第2導電端子30,40の軸心方向の伸縮を安定して確保できる。
なお、第1,第2弾性可動腕部50,60の当接面51,61が面接触して導通した後、さらに、第1,第2導電端子30,40をハウジング70内に圧入すると、第1,第2弾性可動腕部50,60が圧縮される。このとき、第1,第2弾性可動腕部50,60のバネ力が、蛇腹体20の圧縮を阻む方向に働くため、第1,第2弾性可動腕部50,60が面接触し導通した後の第1,第2導電端子30,40の押し過ぎを防止できる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態の接触子110は、図3に示すように、蛇腹体20と、蛇腹体20の両端に設けられた第1,第2導電端子30,40と、第1導電端子30の基部から両側に延在する一対の第1弾性可動腕部120と、第2導電端子40の基部から両側に延在する一対の第2弾性可動腕部130とで構成され、例えば、電鋳法で形成されている。また、接触子110は、図4に示すように、ハウジング70内に収納される。なお、第1実施形態と同一部分については、同一参照番号を付して説明を省略し、第1実施形態と異なる点について説明する。
第1弾性可動腕部120は、蛇腹体20に沿って直線的に延在している。第1弾性可動腕部120の先端の自由端部には、蛇腹体20に向かって突出する接点部121が突設されている。
第2弾性可動腕部130は、第1弾性可動腕部120同様、蛇腹体20に沿って直線的に延在している。また、第2弾性可動腕部130は、第1弾性可動腕部120よりも若干内側に位置しており、第2弾性可動腕部130の軸心が接点部121,121と重なるように配置されている。
第2実施形態の接触子110をハウジング70に収納した状態では、図4(A)に示すように、第1弾性可動腕部120,120と第2弾性可動腕部130,130との間には隙間が形成されており、接触していない。
そして、第1,第2導電端子30,40を、それぞれハウジング70内に圧入すると、蛇腹体20が圧縮され、第1導電端子30の幅広部32および第2導電端子40の幅広部42がハウジング70内に向かって移動する。各導電端子の幅広部32,42が移動することにより、図4(B)に示すように、第1弾性可動腕部120,120の接点部121,121と、第2弾性可動腕部130,130とが接触する。そして、接点部121,121の突出形状により、第1弾性可動腕部120,120と第2弾性可動腕部130,130とが、摺動状態で、互いに弾性変形する。
つまり、第2実施形態の接触子110は、動作位置において、第1弾性可動腕部120,120および第2弾性可動腕部130,130のバネ力により、第1,第2導電端子30,40の軸心方向に対して略直交する方向に、常に互いに押圧し合う。このため、第1弾性可動腕部120,120および第2弾性可動腕部130,130が常に圧接し、導通している。この結果、接触抵抗を低下させることができると共に、安定した電気的接触を得ることができ、接触抵抗が小さく、接触信頼性の高い接触子110が得られる。
また、第1,第2導電端子30,40の幅広部32,42の両側から、一対の第1,第2弾性可動腕部120,130を突設し、一対の第1,第2弾性可動腕部120,130が、第1,第2導電端子30,40の軸心を対称軸とする線対称の位置関係を有している。このため、第1,第2導電端子30,40を、それぞれハウジング70内に圧入して第1弾性可動腕部120の接点部121と第2弾性可動腕部130とを接触させたときに、蛇腹体20に第1,第2導電端子30,40の軸心方向とは異なる方向の力が加わりにくい。この結果、第1,第2弾性可動腕部120,130が圧接して導通した後も、蛇腹体20の第1,第2導電端子30,40の軸心方向の伸縮を安定して確保できる。
なお、接点部121は、第2弾性可動腕部130に設けてもいいし、第1弾性可動腕部120および第2弾性可動腕部130の両方に設けてもよい。つまり、第1,第2弾性可動腕部120,130の相互に対向する自由端部の少なくともいずれか一方に接点部121が形成されていればよい。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態の接触子210は、図5に示すように、蛇腹体20と、蛇腹体20の両端に設けられた第1,第2導電端子30,40と、第1導電端子30の基部から両側に延在する一対の第1弾性可動腕部220と、第2導電端子40の基部から両側に延在する一対の第2弾性可動腕部230とで構成され、例えば、電鋳法で形成されている。また、接触子210は、図6に示すように、ハウジング70内に収納される。なお、第1実施形態と同一部分については、同一参照番号を付して説明を省略し、第1実施形態と異なる点について説明する。
第1弾性可動腕部220は、蛇腹体20に沿って直線的に延在している一方、第1弾性可動腕部220の先端の自由端部には、接触部の一例の、内方に向かって湾曲するかぎ爪状の係合爪部221が形成されている。
第2弾性可動腕部230は、第1弾性可動腕部220同様、蛇腹体20に沿って直線的に延在していると共に、第1弾性可動腕部120よりも若干内側に配置されている。また、第2弾性可動腕部230の先端の自由端部には、接触部の一例の、外方に湾曲するかぎ爪状の係合爪部231が形成されている。
第3実施形態の接触子210をハウジング70に収納した状態では、図6(A)に示すように、第1弾性可動腕部220,220と第2弾性可動腕部230,230との間には隙間が形成されており、接触していない。
そして、第1導電端子30および第2導電端子40を、それぞれハウジング70内に圧入すると、蛇腹体20が圧縮され、第1導電端子30の幅広部32および第2導電端子40の幅広部42がハウジング70内に向かって移動する。各導電端子の幅広部32,42が移動することにより、第1弾性可動腕部220,220の係合爪部221,221と、第2弾性可動腕部230,230の係合爪部231,231とが接触する。そして、係合爪部221,231のかぎ爪形状により、第1弾性可動腕部220,220と第2弾性可動腕部230,230とが、摺動状態で、互いに弾性変形する。
さらに、第1導電端子30および第2導電端子40をハウジング70内に圧入すると、図6(C)に示すように、係合爪部221,231同士の接触が解除され、第1弾性可動腕部220,220と第2弾性可動腕部230,230との間の導通を切ることができる。
一旦、係合爪部221,231同士の接触が解除されるまで第1導電端子30および第2導電端子40がハウジング70内に圧入されると、その後、接触子10は、図6(B)に示すように、第1,第2導電端子30,40が押圧されていない自由状態において、第1,第2弾性可動腕部220,230の係合爪部221,231が相互に噛み合い、接触する(係合接触状態)。
この係合接触状態では、第1弾性可動腕部220,220および第2弾性可動腕部230,230は、蛇腹体20のバネ力により、最初の状態(図6(A)の状態)に復帰する方向に引っ張られているので、係合爪部221,231を介して、常に導通している。このため、接触抵抗を低下させることができると共に、安定した電気的接触を得ることができ、接触抵抗が小さく、接触信頼性の高い接触子210が得られる。
なお、係合爪部221の形状は、かぎ爪状に限らず、設計に応じて適宜変更できる。例えば、係合爪部231の形状を適宜定めることによって、図6(B)に示す導通状態(第1,第2弾性可動腕部220,230が係合接触して導通した状態)から、図6(C)に示す非導通状態(第1,第2弾性可動腕部220,230間の接触が解除され導通が切れた状態)にするために必要な力、また、非導通状態から導通状態にするために必要な力を調整できる。
第3実施形態の接触子210では、第1,第2導電端子30,40の幅広部32,42の両側から、一対の第1,第2弾性可動腕部220,230を突設し、一対の第1,第2弾性可動腕部220,230が、第1,第2導電端子30,40の軸心を対称軸とする線対称の位置関係を有している。このため、第1,第2導電端子30,40を、それぞれハウジング70内に圧入して第1弾性可動腕部220と第2弾性可動腕部230との間の導通を切ったときに、蛇腹体20に第1,第2導電端子30,40の軸心方向とは異なる方向の力が加わりにくい。この結果、第1,第2弾性可動腕部220,230間の導通を切った後も、蛇腹体20の第1,第2導電端子30,40の軸心方向の伸縮を安定して確保できる。
第1ないし第3実施形態の接触子10,110,210は、電鋳法で形成されているが、これに限らない。プレス加工等、第1ないし第3実施形態の接触子10,110,210を形成できる方法であれば、他の加工方法を任意に選択できる。
第1ないし第3実施形態の接触子10,110,210の第1弾性可動腕部50,120,220および第2弾性可動腕部60,130,230の長さ寸法は、設計に応じて適宜選択できる。
第1ないし第3実施形態の接触子10,110,210では、直線形状の中間部23と、隣り合う中間部23,23を接続する円弧部24とで蛇腹形状を構成しているが、これに限らない。例えば、曲線形状の中間部23を用いてもよい。
第1ないし第3実施形態のハウジング70は、一体成形されたものであってもよいし、分割できるものであってもよい。
第1ないし第3実施形態の接触子10,110,210の各々の構成要素は、可能ならば、互いに入れ替え、あるいは追加してもよいことは勿論である。
本発明に係る接触子は、センサあるいはノズルセンサとして利用できるだけでなく、スイッチ、バッテリ等の接続端子としても利用できる。
10,110,210 接触子
20 蛇腹体
21 一端部
22 他端部
23,53,63 中間部
24,54,64 円弧部
30 第1導電端子
31,41 接点
32,42 幅広部
40 第2導電端子
50,120,220 第1弾性可動腕部
51,61 当接面
60,130,230 第2弾性可動腕部
70 ハウジング
71 スリット
72 圧入孔
121 接点部
221,231 係合爪部

Claims (7)

  1. 両端に導電端子を有する蛇腹体と、
    前記導電端子の各々の基部から両側に延在する一対の第1,第2弾性可動腕部と、を備え、
    一対の前記第1,第2弾性可動腕部の自由端部が、前記導電端子の軸心方向の押圧に応じて相互に接離可能に配置され
    一対の前記第1,第2弾性可動腕部の前記自由端部に、相互に対向する接触部が形成されており、
    前記第1弾性可動腕部の前記接触部と前記第2弾性可動腕部の前記接触部とが、前記導電端子の軸心方向で接触し
    一対の前記第1,第2弾性可動腕部が蛇腹形状を有している、接触子。
  2. 一対の前記第1,第2弾性可動腕部の前記自由端部の前記接触部が、相互に対向する当接面を各々有しており、
    前記導電端子を押圧して前記蛇腹体を圧縮させたときに、前記第1弾性可動腕部の前記当接面と前記第2弾性可動腕部の前記当接面とが、面接触する、請求項1に記載の接触子。
  3. 一対の前記第1,第2弾性可動腕部が、前記蛇腹体に沿って直線的に延在すると共に、一対の前記第1,第2弾性可動腕部の相互に対向する自由端部の少なくともいずれか一方に接点部が形成されており、
    前記導電端子を押圧して前記蛇腹体を圧縮させたときに、前記第1弾性可動腕部と前記第2弾性可動腕部とが、前記接点部を介して接触する、請求項1に記載の接触子。
  4. 前記蛇腹体が、直線形状の中間部と、平行に隣り合う前記中間部を接続する円弧部とで構成されている、請求項1からのいずれか1項に記載の接触子。
  5. 前記蛇腹体と前記導電端子との接続位置を、前記導電端子の軸心上に配置した、請求項1からのいずれか1項に記載の接触子。
  6. 請求項1からのいずれか1項に記載の接触子を備えるセンサ。
  7. 請求項1からのいずれか1項に記載の接触子を備えるノズルセンサ。
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