JP6268304B2 - 赤外線撮像装置、固定パターンノイズ算出方法、及び固定パターンノイズ算出プログラム - Google Patents

赤外線撮像装置、固定パターンノイズ算出方法、及び固定パターンノイズ算出プログラム Download PDF

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Description

本発明は、赤外線撮像装置、固定パターンノイズ算出方法、及び固定パターンノイズ算出プログラムに関する。
従来、赤外線撮像装置では、赤外線検出画素がもつ感度のばらつきや回路のゲイン及びオフセットのばらつきなどの装置固有の固定パターンノイズ(Fixed Pattern Noise、以下、FPNと略する。)が発生する。特に、赤外線検出画素が2次元状に配置された撮像素子を有する赤外線撮像装置では、各赤外線検出画素が特性の変動を有しているため、結果として、比較的長い時間で変化するFPNが発生する。
赤外線撮像装置にこのようなFPNが発生すると、均一な温度の面を撮像しても、均一な輝度(濃度)の撮像画像が得られない。そこで、赤外線線撮像装置では、装置内にシャッタを設け、外部から赤外線検出画素に入射する光を遮断した状態でFPNを算出し、FPNを補正することが行われている(例えば特許文献1参照)。
また、赤外線撮像装置に関するものではないが、撮像装置におけるFPN補正を行う技術として特許文献2がある。
特許文献2は、動画撮像中に得た複数の撮像画像データを重畳し、重畳後の撮像画像データから高周波成分をフィルタによって抽出することでFPNを算出する撮像装置を開示している。
また、特許文献3は、輝度が一様の複数の撮像画像データの平均に近い値を与える連続関数を求め、この平均からこの連続関数を減算してFPN補正を行う方法を開示している。
日本国特開2009−089138号公報 日本国特開2006−140982号公報 日本国特開平02−046072号公報
特許文献1のように、シャッタを閉じた状態でFPNを算出する方法では、赤外線撮像装置の動作中に、定期的にシャッタが閉じることになる。このため、動画撮像中であれば、撮像される動画像が定期的に途切れることになる。
特許文献2に記載の撮像装置は、シャッタを閉じることなくFPNを算出することができる。しかし、特許文献2に記載の撮像装置は可視光を撮像する装置が前提であり、赤外線撮像装置に適用しても十分なFPN補正を行うことができない。
つまり、赤外線撮像装置におけるFPNは高周波成分であるとは限らず、高周波成分以外のFPNも存在する。このため、特許文献2に記載の方法を赤外線撮像装置に適用すると、高周波成分以外のFPNを除去することができず、撮像画像品質を十分に向上させることができない。
特許文献3に記載の方法は、輝度が一様の複数の撮像画像データを得る必要があるため、動画撮像に適用することはできない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、動画像を途切れることなく撮像しながら、FPNを高精度に算出することのできる赤外線撮像装置と固定パターンノイズ算出方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の赤外線撮像装置は、二次元状に配置された複数の赤外線検出画素を含む撮像素子と、上記撮像素子により上記撮像素子に対して動く動体を含む被写体を撮像して得られた複数の撮像画像データから選択した複数の選択撮像画像データの各々の少なくとも一部を平均した平均画像データを、上記複数の赤外線検出画素の少なくとも一部から出力される固定パターンノイズとして記憶する固定パターンノイズ算出部と、を備えるものである。
本発明の固定パターンノイズ算出方法は、二次元状に配置された複数の赤外線検出画素を含む撮像素子により上記撮像素子に対して動く動体を含む被写体を撮像して得られた複数の撮像画像データから選択した複数の選択撮像画像データの各々の少なくとも一部を平均した平均画像データを、上記複数の赤外線検出画素の少なくとも一部から出力される固定パターンノイズとして記憶する固定パターンノイズ算出ステップを備えるものである。
本発明の固定パターンノイズ算出プログラムは、二次元状に配置された複数の赤外線検出画素を含む撮像素子により上記撮像素子に対して動く動体を含む被写体を撮像して得られた複数の撮像画像データから選択した複数の選択撮像画像データの各々の少なくとも一部を平均した平均画像データを、上記複数の赤外線検出画素の少なくとも一部から出力される固定パターンノイズとして記憶する固定パターンノイズ算出ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、動画像を途切れることなく撮像しながら、FPNを高精度に算出することのできる赤外線撮像装置と固定パターンノイズ算出方法及びプログラムを提供することができる。
本発明の一実施形態を説明するための赤外線撮像装置の概略構成を示す図である。 FPN算出部19による移動範囲に対応するFPNの算出方法を説明するための図である。 図1に示す赤外線撮像装置のFPN算出動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示す赤外線撮像装置の構成の変形例を示す図である。 図4に示す赤外線撮像装置のFPN算出動作を説明するためのフローチャートである。 選択撮像画像データの数Nと移動速度Vとの関係を示す図である。 (a),(b)はFPNの算出方法の変形例を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態を説明するための赤外線撮像装置の概略構成を示す図である。
図1に示す赤外線撮像装置は、撮像レンズ1と、撮像レンズ1を通して被写体を撮像する撮像素子3と、アナログ信号処理部6と、アナログデジタル変換回路(A/D変換回路)7と、撮像素子駆動部10と、を備える。
撮像素子3は、撮像レンズ1を介して集光された、被写体から放射された赤外線(一般的には、波長8μm〜12μmの光)を検出する二次元状に配置された複数の赤外線検出画素を有する。撮像素子3は、撮像素子駆動部10により駆動される。
赤外線検出画素に用いる赤外線検出素子としては、例えば焦電素子が挙げられる。或いは、ゼーベック効果を生じさせる熱電対を接続したサーモパイル型、温度上昇による抵抗値の変化を利用したボロメータ型などの赤外線検出素子を用いることもできる。
なお、赤外線検出素子についてはこれらに限定されるべきものでなく、赤外線を検出できるものであればその種類は問わない。本明細書では、撮像素子3の全ての赤外線検出画素から出力される画素信号の集合を撮像画像データという。
アナログ信号処理部6は、撮像素子3から出力される撮像画像データの各画素信号値にゲインを乗じて増幅する増幅処理を含むアナログ信号処理を行う。
A/D変換回路7は、アナログ信号処理部6から出力されるアナログの撮像画像データをデジタルデータに変換する。
アナログ信号処理部6、A/D変換回路7、及び撮像素子駆動部10は、システム制御部11によって制御される。
システム制御部11には、操作部14を通してユーザからの指示信号が入力される。
更に、赤外線撮像装置の電気制御系は、メインメモリ16と、メインメモリ16に接続されたメモリ制御部15と、A/D変換回路7から出力される撮像画像データを表示部23で表示可能な形式に変換する処理等を行うデジタル信号処理部17と、撮像素子3により撮像して得られる撮像画像データに動体(動く物体)が含まれるか否かを判定する動体判定部18と、撮像素子3の赤外線検出画素から出力されるFPNを算出するFPN算出部19と、着脱自在の記録媒体21が接続される外部メモリ制御部20と、表示部23が接続される表示制御部22と、を備える。
メモリ制御部15、デジタル信号処理部17、FPN算出部19、外部メモリ制御部20、及び表示制御部22は、制御バス24及びデータバス25によって相互に接続され、システム制御部11からの指令によって制御される。
動体判定部18は、撮像素子3により撮像して得られる時系列で並ぶ複数の撮像画像データの比較(例えばパターンマッチング等)により、撮像画像データから動体を検出する処理行い、動体を検出した場合に、撮像画像データに動体が含まれると判定する。
FPN算出部19は、一定期間で撮像素子3により撮像して得られた撮像画像データのうち、撮像素子3に対して動く動体を含む被写体を撮像して得られた複数の撮像画像データから複数の選択撮像画像データを選択する。FPN算出部19は、選択した複数の選択撮像画像データの各々の少なくとも一部を平均した平均画像データを、撮像素子3の複数の赤外線検出画素の少なくとも一部のFPNとしてメインメモリ16のFPN記憶領域に記憶する。
FPN算出部19は、具体的には、複数の選択撮像画像データにおいて、この複数の選択撮像画像データの各々のうちの動体の移動範囲内のデータを平均して平均画像データを生成する。FPN算出部19は、この平均画像データをこの移動範囲に対応する赤外線検出画素のFPNとしてメインメモリ16のFPN記憶領域に記憶する。
図2は、FPN算出部19による移動範囲に対応するFPNの算出方法を説明するための図である。
図2において、符号G1,G2,G3は、それぞれ、撮像素子3により動体OBを含む被写体を順次撮像して得られた撮像画像データを示す。
動体判定部18は、撮像画像データG1と撮像画像データG2の比較により動体OBを検出する。動体OBが検出されると、撮像画像データG1,G2,G3において、動体OBが移動した移動範囲Hを特定することができる。
図2では、撮像画像データG2において、撮像画像データG1における動体OBが存在していた位置を破線で示している。また、撮像画像データG3において、撮像画像データG1における動体OBが存在していた位置を破線で示し、撮像画像データG2における動体OBが存在していた位置を一点鎖線で示している。
FPN算出部19は、撮像画像データG1,G2,G3から検出された動体OBの軌跡により、撮像画像データG1,G2,G3の各々において、動体OBが移動した移動範囲Hを特定する。
具体的には、撮像画像データG3において、動体OBが存在している領域と、撮像画像データG1において動体OBが存在していた領域と、撮像画像データG2において動体OBが存在していた領域とを全て内包する範囲を移動範囲Hとする。
FPN算出部19は、撮像画像データG3における移動範囲H内の各画素信号値と、撮像画像データG2における移動範囲H内の各画素信号値と、撮像画像データG1における移動範囲H内の各画素信号値とを平均して平均画像データを生成する。
FPN算出部19は、この平均画像データを、撮像画像データにおける移動範囲Hの各画素信号値を出力する赤外線検出画素(移動範囲Hに対応する赤外線検出画素)のFPNとしてメインメモリ16に記憶する。
図2における移動範囲Hでは、撮像画像データ毎に、動体OBの位置がランダムに変化する。このため、この移動範囲H内の各画素信号値を3つの撮像画像データで平均すると、被写体に対応する信号成分は相殺されて小さくなる。このため、平均画像データには、FPNに対応する信号成分だけが残る。したがって、この平均画像データをFPNとして用いることが可能となる。
図2では、3つの撮像画像データについて移動範囲H内の画素信号値の平均を求める例を説明したが、平均を算出する対象となる選択撮像画像データの数が増えることで、被写体に対応する信号成分を極力小さくすることができるため、平均画像データをFPNとして用いることが可能となる。
図3は、図1に示す赤外線撮像装置のFPN算出動作を説明するためのフローチャートである。
赤外線撮像装置の電源がオンされると、システム制御部11が撮像素子3に被写体の動画撮像を開始させる(ステップS1)。
動画撮像が開始されると、撮像素子3から撮像画像データが出力され、この撮像画像データが処理されてメインメモリ16に記憶される(ステップS2)。メインメモリ16に記憶された撮像画像データは、デジタル信号処理部17により、FPN補正領域に記憶されているFPNが減算されるFPN補正等の処理が行われて記録用データに変換される。この記録用データに基づく画像は表示部23に表示されるとともに、この記録用画像データは記録媒体21に記録される。
図1に示す赤外線撮像装置では、例えば、撮像素子3による動画撮像中は、撮像素子3から1秒間に60個の撮像画像データが出力される。メインメモリ16には、300個の撮像画像データが記憶可能となっており、300個の撮像画像データが記憶された後は、最も古い撮像画像データが削除されて、その代わりに最新の撮像画像データが記憶される。
メインメモリ16のFPN記憶領域に記憶されているFPNの更新タイミングになると(ステップS3:YES)、動体判定部18は、メインメモリ16に記憶された過去一定期間(例えば5秒間)に撮像して得られた複数(=300個)の撮像画像データに対し、動体検出処理を行う(ステップS4)。
メインメモリ16のFPN記憶領域に記憶されているFPNの更新タイミングは、予め決められたタイミングであり、ここでは、5秒に1回のタイミングとする。なお、ステップS3においてFPNの更新タイミングではない場合には、ステップS1に処理が戻る。
ステップS4の動体検出処理の結果、動体判定部18が動体を検出した場合(ステップS5:YES)、FPN算出部19は、メインメモリ16に記憶されている300個の撮像画像データのうちの動体を含む複数の撮像画像データから、複数の撮像画像データを選択する。ここで選択した撮像画像データを選択撮像画像データという。ステップS5の判定がNOのときはステップS1に処理が戻る。
FPN算出部19は、選択した複数の選択撮像画像データの各々のうちの動体が移動する移動範囲内の画素信号値を平均して平均画像データを生成する(ステップS6)。
FPN算出部19は、FPN記録領域に記録されている上記移動範囲に対応する赤外線検出画素のFPNを上記平均画像データで上書きして、上記移動範囲に対応する赤外線検出画素のFPNを更新する(ステップS7)。
以上のように、図1に示す赤外線撮像装置によれば、動画撮像中であっても、シャッタを閉じることなく、また、動画像の画質を変動させることなくFPNを算出することができる。また、複数の選択撮像画像データの平均によってFPNを算出するため、動画撮像中でも問題なく適用することができる。
また、FPN算出部19は、複数の選択撮像画像データの平均を算出することでFPNを生成する。このため、生成されたFPNを用いて撮像画像データのFPN補正を行うことで、高周波成分以外のFPNについても除去することが可能となり、撮像画像品質を向上させることができる。
赤外線撮像装置を自動車等の車に搭載した場合には、車が移動を開始することで、被写体全体が動体となる。そのため、図3で説明した処理により、撮像素子3の全ての赤外線検出画素に対してFPNを更新していくことが可能となる。
なお、同じ期間中に得られた動体を含む複数の撮像画像データであっても、この動体が細かく動いている場合には、より少ない数の選択撮像画像データの平均によって、被写体に対応する信号成分を小さくすることができる。
このため、FPN算出部19は、メインメモリ16に記憶された動体を含む複数の撮像画像データにおける動体の移動量の積算値が大きいほど、平均画像データの算出対象とする選択撮像画像データの数を少なくするのが好ましい。
この場合、動体判定部18は、動体を含む複数の撮像画像データに含まれる動体の移動ベクトル(図2の符号M1,M2)をFPN算出部19に通知する。
FPN算出部19は、動体を含む複数の撮像画像データについて求められた複数の移動ベクトルの各々の大きさ(動体の移動量に相当)の積算値を求める。そして、FPN算出部19は、求めた積算値に応じた数の選択撮像画像データを、動体を含む撮像画像データの中から選択し、選択した選択撮像画像データについて、移動範囲内のデータを平均して平均画像データを生成する。
このようにすることで、撮像する被写体の状況に応じて、FPN算出に要する時間及び演算処理量を最適化することができる。
図4は、図1に示す赤外線撮像装置の構成の変形例を示す図である。図4に示す赤外線撮像装置は、車に搭載して用いることを想定している。
図4に示す赤外線撮像装置は、動体判定部18の代わりに速度検出部30を設け、FPN算出部19の機能を一部変更している点を除いては、図1に示す赤外線撮像装置と同じ構成である。
速度検出部30は、赤外線撮像装置の移動速度を検出する。速度検出部30は、赤外線撮像装置に設けられた加速度センサやGPS(Global Positioning System)センサ等の物理センサによって移動速度を検出するものを用いることができる。又は、速度検出部30は、撮像素子3により連続撮像して得られる複数の撮像画像データに共通に含まれる被写体部分の動きベクトルを演算し、この動きベクトルの大きさに基づいて、移動速度を検出してもよい。
図5は、図4に示す赤外線撮像装置のFPN算出動作を説明するためのフローチャートである。図5において、図3と同じ処理には同一符号を付して説明を省略する。
FPNの更新タイミングになると、FPN算出部19は、速度検出部30により検出された移動速度を取得し、移動速度が閾値TH1以上か否かを判定する(ステップS14)。
移動速度が閾値TH1未満であればステップS1に処理が戻る。一方、移動速度が閾値TH1以上であれば、FPN算出部19は、メインメモリ16に記憶されている300個の撮像画像データのうち、最新のものからN個(Nは2以上の自然数)の撮像画像データを選択撮像画像データとして選択する。そして、選択したN個の選択撮像画像データについて、各画素信号値を平均して、平均画像データを生成する(ステップS15)。
次に、FPN算出部19は、FPN記憶領域に記憶されている全ての赤外線検出画素のFPNを、ステップS15で生成した平均画像データで上書きして、FPNを更新する(ステップS16)。
移動速度が閾値TH1以上になっている場合、すなわち、赤外線撮像装置を搭載する車が移動している場合には、被写体全体が撮像素子3に対して動く動体となる。このため、FPN更新のタイミングで移動速度が閾値TH1以上になっていれば、そのタイミングよりも前に得られてメインメモリ16に記憶された最新のものから数えてN個の撮像画像データの各々は、全く異なる被写体を撮像して得た撮像画像データとなる。したがって、このN個の撮像画像データを平均することで、被写体に応じた信号成分を相殺してFPNだけを残した平均画像データを得ることができる。
このように、図4に示した赤外線撮像装置によれば、赤外線撮像装置の移動速度が閾値TH1以上の場合に、撮像素子3によって撮像された過去N個の撮像画像データの各々の各画素信号値の平均を、各赤外線検出画素のFPNとして算出する。このため、図1に示した赤外線撮像装置と同様に、動画撮像時における動画像の途切れを発生させたり、動画像の画質が変動したりするのを防ぐことができる。
また、撮像画像データから動体を検出する処理が不要となるため、図1に示す赤外線撮像装置よりも簡単にFPNを算出することができる。
なお、上記閾値TH1は、あまりに小さい値に設定すると、ステップS15で選択するN個の選択撮像画像データに差が生じなくなり、平均化による被写体に応じた信号成分の相殺効果が弱くなる。このため、上記閾値TH1は、この相殺効果が期待できる程度に大きな値に設定しておく。
また、図5のステップS15で選択する選択撮像画像データの数Nは、ステップS14で判定した移動速度の大きさに応じて決定してもよい。
図6は、選択撮像画像データの数Nと移動速度Vとの関係を示す図である。図6では、閾値TH1を5[m/s]としている。
図6に示すように、移動速度Vが大きいほど、Nの数を小さくすることで、FPN算出に要する演算量の削減が可能となる。
以上のように、図1及び図4に示す赤外線撮像装置では、撮像素子3に対して動く動体を含む被写体を撮像して得られた複数の撮像画像データから選択した複数の選択撮像画像データの各々の一部又は全部を平均し、平均して得た平均画像データをFPNとして記憶する。
図3のステップS6や図5のステップS15において平均を算出する対象となる複数の選択撮像画像データの同じ座標位置に、同じ被写体(例えば空)が含まれていると、平均画像データにおけるこの部分の画素信号値は、被写体に応じた信号成分が相殺されず、そのまま残る可能性がある。
そこで、FPN算出部19は、平均画像データを生成した後、この平均画像データを、図7(a)に示すように複数(図7(a)では4つ)のエリア61に分割する。符号60は平均画像データを示す。
FPN算出部19は、各エリア61について、エリア61内の画素信号値を平均して4つのエリア平均値Avを算出する。FPN算出部19は、4つのエリア平均値Avのうちの最小値Minを抽出し、平均画像データ60の各画素信号値のうちの閾値TH2以上となる画素信号値を、この最小値Minで置き換えて、最終的なFPNとする。
又は、FPN算出部19は、平均画像データを生成した後、平均画像データの各画素信号値のうちの最小値を抽出し、平均画像データの各画素信号値のうちの閾値TH2以上となる画素信号値を、抽出した最小値で置き換えて、最終的なFPNとする。
このようにすることで、撮像画像データの各画素信号値からFPNを減算するFPN補正をデジタル信号処理部17が行った場合に、空に対応する画素信号値が小さくなりすぎるのを防ぐことができ、被写体の濃淡を反映した画像を提供可能となる。
閾値TH2は、固定パターンノイズとして発生しうる信号値よりも十分に大きな値に設定しておく。これにより、複数の選択撮像画像データで動かない被写体部分があった場合でのFPN算出精度を向上させることができる。
本実施形態のFPN算出部19が行う各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムとして提供することもできる。このようなプログラムは、このプログラムをコンピュータが読取可能な一時的でない(non−transitory)記録媒体に記録される。
このような「コンピュータ読取可能な記録媒体」は、たとえば、CD−ROM(Compact Disc−ROM)等の光学媒体や、メモリカード等の磁気記録媒体等を含む。また、このようなプログラムを、ネットワークを介したダウンロードによって提供することもできる。
以上説明してきたように、本明細書には以下の事項が開示されている。
開示された赤外線撮像装置は、二次元状に配置された複数の赤外線検出画素を含む撮像素子と、上記撮像素子により上記撮像素子に対して動く動体を含む被写体を撮像して得られた複数の撮像画像データから選択した複数の選択撮像画像データの各々の少なくとも一部を平均した平均画像データを、上記複数の赤外線検出画素の少なくとも一部から出力される固定パターンノイズとして記憶する固定パターンノイズ算出部と、を備えるものである。
開示された赤外線撮像装置は、上記固定パターンノイズ算出部は、上記複数の選択撮像画像データの各々のうちの上記動体の移動範囲内のデータを平均して上記平均画像データを生成し、その平均画像データを上記移動範囲に対応する上記赤外線検出画素の固定パターンノイズとして記憶するものである。
開示された赤外線撮像装置は、上記固定パターンノイズ算出部は、上記複数の撮像画像データに含まれる上記動体の移動量の積算値を算出し、上記積算値が大きいほど、上記選択撮像画像データの数を少なくするものである。
開示された赤外線撮像装置は、上記固定パターンノイズ算出部は、上記複数の選択撮像画像データの各々の全部を平均した平均画像データを、上記複数の赤外線検出画素から出力される固定パターンノイズとして記憶するものである。
開示された赤外線撮像装置は、移動速度を検出する速度検出部を更に備え、上記固定パターンノイズ算出部は、上記速度検出部により検出された移動速度が大きいほど、上記選択撮像画像データの数を少なくするものである。
開示された赤外線撮像装置は、上記固定パターンノイズ算出部は、上記平均画像データを構成する画素信号値のうちの最小値、又は、上記平均画像データを複数エリアに分割して得られる各エリアの画素信号値の平均値のうちの最小値を、上記平均画像データの画素信号値のうち閾値以上となる画素信号値と置き換えて、上記固定パターンノイズを算出するものである。
開示された固定パターンノイズ算出方法は、二次元状に配置された複数の赤外線検出画素を含む撮像素子により上記撮像素子に対して動く動体を含む被写体を撮像して得られた複数の撮像画像データから選択した複数の選択撮像画像データの各々の少なくとも一部を平均した平均画像データを、上記複数の赤外線検出画素の少なくとも一部から出力される固定パターンノイズとして記憶する固定パターンノイズ算出ステップを備えるものである。
開示された固定パターンノイズ算出方法は、上記固定パターンノイズ算出ステップでは、上記複数の選択撮像画像データの各々のうちの上記動体の移動範囲内のデータを平均して上記平均画像データを生成し、その平均画像データを上記移動範囲に対応する上記赤外線検出画素の固定パターンノイズとして記憶するものである。
開示された固定パターンノイズ算出方法は、上記固定パターンノイズ算出ステップでは、上記複数の撮像画像データに含まれる上記動体の移動量の積算値を算出し、上記積算値が大きいほど、上記選択撮像画像データの数を少なくするものである。
開示された固定パターンノイズ算出方法は、上記固定パターンノイズ算出ステップでは、上記複数の選択撮像画像データの各々の全部を平均した平均画像データを、上記複数の赤外線検出画素から出力される固定パターンノイズとして記憶するものである。
開示された固定パターンノイズ算出方法は、上記固定パターンノイズ算出ステップでは、上記撮像素子を搭載する赤外線撮像装置の移動速度が大きいほど、上記選択撮像画像データの数を少なくするものである。
開示された固定パターンノイズ算出方法は、上記固定パターンノイズ算出ステップでは、上記平均画像データを構成する画素信号値のうちの最小値、又は、上記平均画像データを複数エリアに分割して得られる各エリアの画素信号値の平均値のうちの最小値を、上記平均画像データの画素信号値のうち閾値以上となる画素信号値と置き換えて、上記固定パターンノイズを算出するものである。
開示された固定パターンノイズ算出プログラムは、二次元状に配置された複数の赤外線検出画素を含む撮像素子により上記撮像素子に対して動く動体を含む被写体を撮像して得られた複数の撮像画像データから選択した複数の選択撮像画像データの各々の少なくとも一部を平均した平均画像データを、上記複数の赤外線検出画素の少なくとも一部から出力される固定パターンノイズとして記憶する固定パターンノイズ算出ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明は、特に車載用カメラ等に適用して利便性が高く、有効である。
本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
本出願は、2014年9月29日出願の日本特許出願(特願2014−199015)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
3 撮像素子
19 FPN算出部

Claims (13)

  1. 二次元状に配置された複数の赤外線検出画素を含む撮像素子と、
    前記撮像素子により前記撮像素子に対して動く動体を含む被写体を撮像して得られた複数の撮像画像データから選択した複数の選択撮像画像データの各々の少なくとも一部を平均した平均画像データを、前記複数の赤外線検出画素の少なくとも一部から出力される固定パターンノイズとして記憶する固定パターンノイズ算出部と、を備える赤外線撮像装置。
  2. 請求項1記載の赤外線撮像装置であって、
    前記固定パターンノイズ算出部は、前記複数の選択撮像画像データの各々のうちの前記動体の移動範囲内のデータを平均して前記平均画像データを生成し、当該平均画像データを前記移動範囲に対応する前記赤外線検出画素の固定パターンノイズとして記憶する赤外線撮像装置。
  3. 請求項2記載の赤外線撮像装置であって、
    前記固定パターンノイズ算出部は、前記複数の撮像画像データに含まれる前記動体の移動量の積算値を算出し、前記積算値が大きいほど、前記選択撮像画像データの数を少なくする赤外線撮像装置。
  4. 請求項1記載の赤外線撮像装置であって、
    前記固定パターンノイズ算出部は、前記複数の選択撮像画像データの各々の全部を平均した平均画像データを、前記複数の赤外線検出画素から出力される固定パターンノイズとして記憶する赤外線撮像装置。
  5. 請求項4記載の赤外線撮像装置であって、
    移動速度を検出する速度検出部を更に備え、
    前記固定パターンノイズ算出部は、前記速度検出部により検出された移動速度が大きいほど、前記選択撮像画像データの数を少なくする赤外線撮像装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項記載の赤外線撮像装置であって、
    前記固定パターンノイズ算出部は、前記平均画像データを構成する画素信号値のうちの最小値、又は、前記平均画像データを複数エリアに分割して得られる各エリアの画素信号値の平均値のうちの最小値を、前記平均画像データの画素信号値のうち閾値以上となる画素信号値と置き換えて、前記固定パターンノイズを算出する赤外線撮像装置。
  7. 二次元状に配置された複数の赤外線検出画素を含む撮像素子により前記撮像素子に対して動く動体を含む被写体を撮像して得られた複数の撮像画像データから選択した複数の選択撮像画像データの各々の少なくとも一部を平均した平均画像データを、前記複数の赤外線検出画素の少なくとも一部から出力される固定パターンノイズとして記憶する固定パターンノイズ算出ステップを備える固定パターンノイズ算出方法。
  8. 請求項7記載の固定パターンノイズ算出方法であって、
    前記固定パターンノイズ算出ステップでは、前記複数の選択撮像画像データの各々のうちの前記動体の移動範囲内のデータを平均して前記平均画像データを生成し、当該平均画像データを前記移動範囲に対応する前記赤外線検出画素の固定パターンノイズとして記憶する固定パターンノイズ算出方法。
  9. 請求項8記載の固定パターンノイズ算出方法であって、
    前記固定パターンノイズ算出ステップでは、前記複数の撮像画像データに含まれる前記動体の移動量の積算値を算出し、前記積算値が大きいほど、前記選択撮像画像データの数を少なくする固定パターンノイズ算出方法。
  10. 請求項7記載の固定パターンノイズ算出方法であって、
    前記固定パターンノイズ算出ステップでは、前記複数の選択撮像画像データの各々の全部を平均した平均画像データを、前記複数の赤外線検出画素から出力される固定パターンノイズとして記憶する固定パターンノイズ算出方法。
  11. 請求項10記載の固定パターンノイズ算出方法であって、
    前記固定パターンノイズ算出ステップでは、前記撮像素子を搭載する赤外線撮像装置の移動速度が大きいほど、前記選択撮像画像データの数を少なくする固定パターンノイズ算出方法。
  12. 請求項7〜11のいずれか1項記載の固定パターンノイズ算出方法であって、
    前記固定パターンノイズ算出ステップでは、前記平均画像データを構成する画素信号値のうちの最小値、又は、前記平均画像データを複数エリアに分割して得られる各エリアの画素信号値の平均値のうちの最小値を、前記平均画像データの画素信号値のうち閾値以上となる画素信号値と置き換えて、前記固定パターンノイズを算出する固定パターンノイズ算出方法。
  13. 二次元状に配置された複数の赤外線検出画素を含む撮像素子により前記撮像素子に対して動く動体を含む被写体を撮像して得られた複数の撮像画像データから選択した複数の選択撮像画像データの各々の少なくとも一部を平均した平均画像データを、前記複数の赤外線検出画素の少なくとも一部から出力される固定パターンノイズとして記憶する固定パターンノイズ算出ステップをコンピュータに実行させるための固定パターンノイズ算出プログラム。
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