JP6264718B2 - レーザレーダの調整方法 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザレーダ調整装置及びレーザレーダの調整方法に関する。
走行路に存在する先行車両や障害物の判別、または、道路の車線区分を示す白線やキャッツアイ等のレーンマーカの検出のために、車両等に搭載される走査型レーザレーダを用いた物体種別判別装置が一般的に用いられている。レーザレーダ装置は、車両等の前方にレーザ光を出射し、出射されたレーザ光が先行車両や障害物等において反射され、この反射光を受光することにより、車両等の前方に存在している先行車両や障害物等を検出することができる。
一般的な走査型レーザレーダ装置の動作原理について図1に基づき説明する。図1に示されるように、このレーザレーダ装置では、送光部910、受光部920、制御部となるECU(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)930等を有している。尚、送光部910及び受光部920は、自動車等の車両の前方に存在している物体を検出することができるように、車両の前方に設置されている。
送光部910は、パルス状のレーザ光を出射する半導体レーザダイオード(LD:laser diode)911、光スキャナ912、LD911からの光を光スキャナ912に導くための入力光学系913、光スキャナ912を通過した光ビームについて、路面対する傾斜角等を制御するための出力光学系914等を備えている。LD911は、LD駆動回路915を介してECU930に接続されており、ECU930からの駆動信号によりレーザ光を出射する。光スキャナ912は、光スキャナ駆動回路916を介しECU930と接続されており、所定の固定周波数でLD911から出射された光ビームを水平方向に繰り返し走査する。光スキャナ912における光ビームの走査角は走査角モニタ917によって検出され、ECU930側に出力され、光スキャナ駆動信号にフィードバックすることにより走査角度及び走査周波数を制御する。
受光部920は、受光レンズ921及び受光素子922等を有しており、車両前方の物体から反射されたレーザ光は受光レンズ921及び不図示のミラー素子等を介し受光素子922に入射する。受光素子922は、フォトダイオード等により形成されており、反射光における光強度に対応する電圧値の電気信号を出力する。受光素子922より出力された電気信号は、増幅器941において増幅され、コンパレータ942に出力される。コンパレータ942では増幅器941からの出力電圧の値を基準電圧V0と比較し、出力電圧の値がV0よりも大きくなったときに、所定の受光信号を時間計測回路943に出力する。
時間計測回路943には、ECU930からLD駆動回路915へ出力される駆動信号も入力しており、LD駆動信号を出力してから所定の受光信号が発生するまでの時間、即ち、レーザ光を出射した時刻と、反射光を受光した時刻の時間差を計測時間データとして、ECU930に出力する。この計測時間データに基づいて、ECU930において、物体までの距離を容易に算出することができる。
このような構成の走査型レーザレーダ装置において、送光部910に用いられる光スキャナ912として、ポリゴンミラーやガルバノミラー等を用いたものがあり、例えば、図2に示すように、ポリゴンミラー等の走査ミラー951の脇にLD911及びコリメートレンズ等の入力光学系913を配置したものがある。この光スキャナ912においては、LD911から出射されたレーザ光は入力光学系913を介し、ミラー952で反射され、走査ミラー951におけるミラー面951aに照射される。走査ミラー951は回転軸951bを中心に回転しており、ミラー面951aに照射された光は反射されるため、水平方向において広範囲にレーザビームを出射させ走査することができる。これにより、広範囲な領域において距離測定が可能となる。
特許文献1には、このような走査型レーザレーダ装置を自動車等の車両に搭載する際の調整方法が開示されている。具体的には、走査型レーザレーダ装置に備えられた半導体レーザ等の光源より、被検出物となる物体に光を照射(投光)し、物体において反射された反射光を走査型レーザレーダ装置に備えられた受光素子で測定し、調整を行なう方法が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示されている方法は、既に、走査型レーザレーダ装置内において、光源からの投光軸と受光素子への受光軸とが一致した状態となっていることを前提とするものである。しかしながら、この投光軸と受光軸とを合わせる調整方法については、何ら開示されてはいない。
尚、投光軸と受光軸とがずれていると、被検出物となる物体からの反射光を受光することができない場合や、受光することができたとしても十分な光量が得られない場合が生じ、所望の距離測定を行なうことができないといった問題が発生する。
ところで、このような走査型レーザレーダ装置においては、走査型レーザレーダ装置に備えられている光源より、被検出物に向けて光を照射し、被検出物において反射された反射光が最も強くなる位置に受光素子が位置するように調整することにより、ある程度の光量の受光が可能となり、距離の測定を行なうことは可能である。
一方、近年においては、高速で走る車両を検出するため、より遠くの物体を検知することが求められており、また、子供のような小さな移動物体を検知し判別することも求められている。具体的には、例えば、200m先に存在している車両を検出する場合や、50m先に存在している人を検出する場合について考える。これらの場合において、200m先に存在している車両の場合、車両の幅を2mmと仮定すると、約0.57°の角度の幅を検知する必要がある。また、50m先に存在している人の場合、人の幅を0.5mと仮定すると、約0.57°の角度の幅を検知する必要がある。更に、このように検知されたものが何であるのかを判別するためには、この角度の幅を5〜10分割し、約0.1°の角度の幅を分解することができる装置が必要となる。
この0.1°の角度の幅の分解とは、f=100mmのレンズで集光される受光部の場合では、受光面において約0.17mmの大きさとなり、この程度のずれ等がある場合には、検出されたものが何であるのか、正確な検出を行なうことができない。
また、図3(a)に示されるように、投光される光の光量(光のパワー)分布がX座標において偏っている場合、受光部において反射光を検出して、最大の強度のなる位置に受光部が位置するように調整すると、図4に示されるように、測定領域が光の光量分布のピークに引っ張られて、検出領域4Aaが横方向にずれてしまう。即ち、本来、図3(b)に示されるように、光が投光されている領域内に検出領域3Aaが設定されることが望ましいにもかかわらず、投光される光の光量分布が偏っている場合、図4に示されるように、検出領域4Aa内に、光が投光されていない領域4Baが含まれて設定されてしまう。このように、検出領域4Aaに光が投光されていない領域4Baが含まれると、光が投光されていない領域4Baにおいては、被対象物の検出をすることはできないため、好ましくない。尚、図3(a)は、投光される光のX座標の位置と光のパワーとの関係を示す図であり、図3(b)は、投光される光のビームプロファイル等を示す図である。
以上のように、車両等に搭載される走査型レーザレーダ装置は、検知される物体の遠距離化や高精度化により、より高精度な投光軸と受光軸を合わせることが求められている。即ち、光の投光においては、所望の領域に光を投光することができ、光の受光においては、受光範囲内において確実に受光することが求められている。
尚、投光軸については、特許文献2に開示されているように、カメラ等により直接投光されている光の発光点を検知することや、被検出物に投光された光を検知することにより、投光軸の調整を行なうことは可能である。しかしながら、受光軸に関しては、開示されてはおらず、高い精度で受光軸を合わせる方法はなかった。
よって、車両等に搭載される走査型レーザレーダ装置において、受光部を高い精度で調整することのできるレーザレーダ調整装置及びレーザレーダの調整方法が求められている。
本発明の一観点によれば、光を投光する光源と、前記投光された光が被検出物において反射され前記反射された光を検出する受光部と、を有するレーザレーダを調整するレーザレーダ調整装置において、前記受光部において検出することが予定される検出予定領域内に設けられた複数の発光部と、前記検出予定領域の外に設けられた複数の発光部と、前記検出予定領域内に設けられた発光部及び前記検出予定領域の外に設けられた発光部における発光を制御する発光制御部と、を有し、前記検出予定領域内に設けられた発光部及び前記検出予定領域の外に設けられた発光部を発光させて、前記検出予定領域内に設けられた発光部からの光が検出され、前記検出予定領域の外に設けられた発光部からの光が検出されないように、前記受光部を調整することを特徴とする。
また、本発明の他の一観点によれば、光を投光する光源と、前記投光された光が被検出物において反射され、前記反射された光を検出する受光部と、を有するレーザレーダを調整するレーザレーダ調整方法において、前記受光部において検出することが予定される検出予定領域内に複数の発光部が設けられており、前記検出予定領域の外にも複数の発光部が設けられており、前記検出予定領域内に設けられた発光部を発光させ、前記検出予定領域の外に設けられた発光部を発光させ、前記検出予定領域内に設けられた発光部からの光が検出され、前記検出予定領域の外に設けられた発光部からの光が検出されないように、前記受光部を調整することを特徴とする。
また、本発明の他の一観点によれば、光を投光する光源と、前記投光された光が被検出物において反射され、前記反射された光を検出する受光部と、を有するレーザレーダを調整するレーザレーダの調整方法において、前記受光部において検出することが予定される検出予定領域内に設けられた発光部を発光させ、前記検出予定領域の外に設けられた発光部を発光させ、前記検出予定領域内に設けられた発光部からの光が検出され、前記検出予定領域の外に設けられた発光部からの光が検出されないように、前記受光部を調整するものであって、前記検出予定領域内に設けられた発光部における発光の周期と、前記検出予定領域の外に設けられた発光部における発光の周期とは、異なるものであることを特徴とする。
本発明によれば、車両等に搭載される走査型レーザレーダ装置において、受光部を高い精度で調整することのできるレーザレーダ調整装置及びレーザレーダの調整方法を提供することができる。
走査型レーザレーダ装置の構成図 図1における光スキャナの説明図 光源より投光される光量分布が偏っている場合の説明図(1) 光源より投光される光量分布が偏っている場合の説明図(2) 調整されるレーザレーダ装置の構造図 調整されるレーザレーダ装置の説明図 第1の実施の形態におけるレーザレーダ調整装置の説明図(1) 第1の実施の形態におけるレーザレーダ調整装置の説明図(2) 第1の実施の形態におけるレーザレーダ調整装置の説明図(3) 第1の実施の形態におけるレーザレーダ調整装置の説明図(4) 第1の実施の形態におけるレーザレーダ調整装置の説明図(5) 第1の実施の形態におけるレーザレーダ調整装置の説明図(6) 第1の実施の形態におけるレーザレーダ装置の調整方法の説明図(1) 第1の実施の形態におけるレーザレーダ装置の調整方法の説明図(2) 第1の実施の形態におけるレーザレーダ装置の調整方法の説明図(3) 第1の実施の形態におけるレーザレーダ装置の調整方法の説明図(4) 第1の実施の形態におけるレーザレーダ装置の調整方法の説明図(5) 第1の実施の形態におけるレーザレーダ装置の調整方法の説明図(6) 第1の実施の形態におけるレーザレーダ装置の調整方法の説明図(7) 第1の実施の形態におけるレーザレーダ装置の調整方法の説明図(8) 第1の実施の形態におけるレーザレーダ装置の調整方法の説明図(9) 第2の実施の形態におけるレーザレーダ調整装置の説明図(1) 第2の実施の形態におけるレーザレーダ調整装置の説明図(2)
本発明を実施するための形態について、以下に説明する。尚、同じ部材等については、同一の符号を付して説明を省略する。
〔第1の実施の形態〕
第1の実施の形態におけるレーザレーダの調整方法及びレーザレーダ調整装置について説明する。最初に、図5に基づき、本実施の形態において調整されるレーザレーダ装置について説明する。このレーザレーダ装置100は、光源となるLD(レーザダイオード)11、LD駆動回路12、LD11において点灯した光を投光するための投光レンズ13、受光素子となるAPD21、APD駆動回路22、APD21において受光する光を集光する受光レンズ23、制御回路30、時間計測回路40を有している。尚、本実施の形態においては、APD21、APD駆動回路22及び受光レンズ23等により受光部20が形成されている。LD駆動回路12は制御回路30と接続されており、LD駆動回路12と制御回路30との接続部分は時間計測回路40と接続されており、APD駆動回路22は時間計測回路40と接続されており、時間計測回路40は制御回路30と接続されている。
このレーザレーダ装置100は、制御回路30からLD駆動回路12にLD点灯信号が送られると、このLD点灯信号に基づきLD駆動回路12により駆動されたLD11が点灯する。このように、LD11が点灯することにより発せられた光は、投光レンズ13等を介し、平行光や任意の広がり角を有する光となり被検出物となる物体に向けて投光される。
被検出物となる物体に投光された光は、被検出物において反射され、この反射された光の一部は、受光レンズ23により集光され、APD21において受光される。APD21において受光された光は、APD21及びAPD駆動回路22により、電気信号に変換され、受信信号として時間計測回路40に入力される。時間計測回路40では、図6(a)に示されるLD点灯信号におけるタイミングと、図6(b)に示されるAPD21の受光により生じた受信信号のタイミングとを比較して、投光された後、被対象物において反射され、受光されるまでに要した時間が計測時間として算出され、この計測時間に関する情報が時間計測回路40から出力されて、制御回路30に入力される。制御回路30では、計測時間に基づき、被対象物までの距離を算出する。尚、このレーザレーダ装置100においては、レーザレーダ装置100から被対象物までの間で光が往復するため、計測時間の半分の時間に対応する距離が被対象物までの距離として算出される。
また、図5においては、投光される光及び受光される光は、便宜上、一方向となるような記載がなされているが、LD11より投光レンズ13を介し投光される光をスキャンしてもよい。同様に、受光レンズ23を介しAPD21において受光される光が広い範囲となるように形成されていてもよく、また、APD21により受光される領域が時間とともに変化するように形成してもよい。
次に、このレーザレーダ装置100を作製する際に用いられるレーザレーダ調整装置及びレーザレーダの調整方法について説明する。図7は、レーザレーダ装置100より、本実施の形態におけるレーザレーダ調整装置110に光が投光されている状態を示すものである。レーザレーダ装置100を組立てる際には、本実施の形態におけるレーザレーダ調整装置110において、略円形の投光されている領域50の中心と、略円形の検出したい領域となる検出予定領域51の中心とが、略一致するように調整を行なう。この際、更に、投光されている領域50が、検出予定領域51の全体をカバーするように微調整を行なう。これにより、検出予定領域51の全範囲に、光が投光されるようにすることができる。尚、本実施の形態においては、このような調整を行なうことにより、投光されている領域50の中心及び検出予定領域51の中心は、本実施の形態におけるレーザレーダ調整装置110における中心部111に略一致するものとする。
本実施の形態においては、本実施の形態におけるレーザレーダ調整装置110を用いて、受光部20におけるAPD21、受光レンズ23等を調整することにより、受光軸を合わせる。図8は、本実施の形態におけるレーザレーダ調整装置110をより詳細に示すものである。本実施の形態におけるレーザレーダ調整装置110には、中心部111を中心に放射状に発光部が配列されている発光部群121、122、123、124が設けられている。例えば、図8に示す場合には、中心部111より+Y軸方向には第1の発光部群121が設けられており、+X軸方向には第2の発光部群122が設けられており、−Y軸方向には第3の発光部群123が設けられており、−X軸方向には第4の発光部群124が設けられている。第1の発光部群121においては、中心部111より近い位置より順に、発光部A1、A2、A3、A4、A5となるように配列されており、発光部A1、A2は、検出予定領域51内に設置されており、発光部A3、A4、A5は、検出予定領域51の外に設置されている。また、第2の発光部群122においては、中心部111より近い位置より順に、発光部B1、B2、B3、B4、B5となるように配列されており、発光部B1、B2は、検出予定領域51内に設置されており、発光部B3、B4、B5は、検出予定領域51の外に設置されている。また、第3の発光部群123においては、中心部111より近い位置より順に、発光部C1、C2、C3、C4、C5となるように配列されており、発光部C1、C2は、検出予定領域51内に設置されており、発光部C3、C4、C5は、検出予定領域51の外に設置されている。また、第4の発光部群124においては、中心部111より近い位置より順に、発光部D1、D2、D3、D4、D5となるように配列されており、発光部D1、D2は、検出予定領域51内に設置されており、発光部D3、D4、D5は、検出予定領域51の外に設置されている。このように、本実施の形態におけるレーザレーダ調整装置においては、発光部が複数設けられている。
尚、本実施の形態においては、発光部A1、A2、A3、A4、A5、B1、B2、B3、B4、B5、C1、C2、C3、C4、C5、D1、D2、D3、D4、D5は、本実施の形態におけるレーザレーダ装置において検知される波長の光を発する素子、例えば、発光ダイオードLED(Light Emitting Diode)等により形成されている。また、本実施の形態におけるレーザレーダ装置において検知される波長領域が赤外領域である場合には、発光部A1、A2、A3、A4、A5、B1、B2、B3、B4、B5、C1、C2、C3、C4、C5、D1、D2、D3、D4、D5は、赤外光を発する素子により形成されている。この場合、赤外光は可視領域の光ではないため、後述するように、発光部A1、A2、A3、A4、A5、B1、B2、B3、B4、B5、C1、C2、C3、C4、C5、D1、D2、D3、D4、D5は、赤外光を発光する素子と赤色光等の可視光を発光する素子とを一組として形成してもよい。尚、レーザレーダ装置において検知される波長領域が紫外領域である場合には、レーザレーダ調整装置における発光部は、紫外光を発する素子により形成される。
また、図9に示されるように、本実施の形態におけるレーザレーダ調整装置110においては、発光部A1、A2、A3、A4、A5、B1、B2、B3、B4、B5、C1、C2、C3、C4、C5、D1、D2、D3、D4、D5は、レーザレーダ調整装置110内に設けられた発光制御部となるLED発光制御用コントローラ130に各々接続されている。
図10に示されるように、発光制御部となるLED発光制御用コントローラ130には、9個のスイッチSW1、SW2、SW3、SW4、SW5、SW6、SW7、SW8、SW9が設けられている。尚、図10においては、第1の発光部群121と、第2の発光部群122の一部を示し、第2の発光部群122の残りと、第3の発光部群123、第4の発光部群124における図示は省略されている。LED発光制御用コントローラ130においては、スイッチSW1、SW2、SW3、SW4、SW5の一方の側の端子は接地(GND電位)されており、スイッチSW6、SW7、SW8、SW9の一方の側の端子は所定の電圧(+V)が印加されている。
また、スイッチSW1の他方の側の端子は発光部A1、B1、C1、D1の一方の側の端子と接続されており、スイッチSW2の他方の側の端子は発光部A2、B2、C2、D2の一方の側の端子と接続されており、スイッチSW3の他方の側の端子は発光部A3、B3、C3、D3の一方の側の端子と接続されており、スイッチSW4の他方の側の端子は発光部A4、B4、C4、D4の一方の側の端子と接続されており、スイッチSW5の他方の側の端子は発光部A5、B5、C5、D5の一方の側の端子と接続されている。
また、スイッチSW6の他方の側の端子は発光部A1、A2、A3、A4、A5の他方の側の端子と接続されており、スイッチSW7の他方の側の端子は発光部B1、B2、B3、B4、B5の他方の側の端子と接続されており、スイッチSW8の他方の側の端子は発光部C1、C2、C3、C4、C5の他方の側の端子と接続されており、スイッチSW9の他方の側の端子は発光部D1、D2、D3、D4、D5の他方の側の端子と接続されている。
図11には、操作するスイッチの組み合わせと発光する発光部との関係を示す。具体的には、スイッチSW1とスイッチSW6を閉じることにより発光部A1が発光し、スイッチSW2とスイッチSW6を閉じることにより発光部A2が発光し、スイッチSW3とスイッチSW6を閉じることにより発光部A3が発光し、スイッチSW4とスイッチSW6を閉じることにより発光部A4が発光し、スイッチSW5とスイッチSW6を閉じることにより発光部A5が発光する。また、スイッチSW1とスイッチSW7を閉じることにより発光部B1が発光し、スイッチSW2とスイッチSW7を閉じることにより発光部B2が発光し、スイッチSW3とスイッチSW7を閉じることにより発光部B3が発光し、スイッチSW4とスイッチSW7を閉じることにより発光部B4が発光し、スイッチSW5とスイッチSW7を閉じることにより発光部B5が発光する。また、スイッチSW1とスイッチSW8を閉じることにより発光部C1が発光し、スイッチSW2とスイッチSW8を閉じることにより発光部C2が発光し、スイッチSW3とスイッチSW8を閉じることにより発光部C3が発光し、スイッチSW4とスイッチSW8を閉じることにより発光部C4が発光し、スイッチSW5とスイッチSW8を閉じることにより発光部C5が発光する。また、スイッチSW1とスイッチSW9を閉じることにより発光部D1が発光し、スイッチSW2とスイッチSW9を閉じることにより発光部D2が発光し、スイッチSW3とスイッチSW9を閉じることにより発光部D3が発光し、スイッチSW4とスイッチSW9を閉じることにより発光部D4が発光し、スイッチSW5とスイッチSW9を閉じることにより発光部D5が発光する。尚、スイッチSW1、SW2、SW3、SW4、SW5、SW6、SW7、SW8、SW9における操作は、人により行なわれるものであってもよく、また、制御機器等により行なわれるものであってもよい。
また、前述したように、発光部A1、A2、A3、A4、A5、B1、B2、B3、B4、B5、C1、C2、C3、C4、C5、D1、D2、D3、D4、D5は、赤外光を発光する素子と赤色光等の可視光を発光する素子とを一組として形成したものであってもよい。具体的には、図12に示されるように、発光部A1を例に説明すると、発光部A1は赤外光発光素子A1aと赤色光発光素子A1bとを一組として形成したものであってもよい。この場合、例えば、赤外光発光素子A1aが、1.3V、50mAの赤外光LEDの場合、74Ωの抵抗R1が接続され、赤色光発光素子A1bが、1.3V、50mAの赤色LEDの場合、64Ωの抵抗R2が接続される。
同様に、図10にも示されるように、発光部A2は赤外光発光素子A2aと赤色光発光素子A2bとを一組として形成したものであってもよく、発光部A3は赤外光発光素子A3aと赤色光発光素子A3bとを一組として形成したものであってもよく、発光部A4は赤外光発光素子A4aと赤色光発光素子A4bとを一組として形成したものであってもよく、発光部A5は赤外光発光素子A5aと赤色光発光素子A5bとを一組として形成したものであってもよく、発光部B1は赤外光発光素子B1aと赤色光発光素子B1bとを一組として形成したものであってもよく、発光部B2は赤外光発光素子B2aと赤色光発光素子B2bとを一組として形成したものであってもよい。また、図示はしないが、他の発光部B3、B4、B5、C1、C2、C3、C4、C5、D1、D2、D3、D4、D5についても、同様に、赤外光発光素子と赤色光発光素子とを一組として形成したものであってもよい。
尚、レーザレーダ装置における受光素子が、受光特性上可視光も検知してしまう場合には、赤色光発光素子の発光を制御するための不図示のスイッチを更に設け、必要な場合においてのみ、赤色光発光素子を発光させてもよい。
(レーザレーダの調整方法)
次に、本実施の形態におけるレーザレーダの調整方法について説明する。本実施の形態におけるレーザレーダの調整方法は、前述した本実施の形態におけるレーザレーダ調整装置を用いて行なう。
最初に、図13(a)に示すように、レーザレーダ調整装置110における第1の発光部群121、第2の発光部群122、第3の発光部群123、第4の発光部群124において、中心部111に最も近い発光部A1、B1、C1、D1を発光させる。この際、図13(b)に示されるタイミング、即ち、発光部A1、発光部B1、発光部C1、発光部D1の順に発光させる。ここで、レーザレーダ装置において検出される領域が所望の位置となっている場合、即ち、検出予定領域51と実際に検出される領域とが一致している場合には、発光部A1、B1、C1、D1は、検出予定領域51内に存在しているため、図13(b)に示されるように、発光部A1、B1、C1、D1において各々発光した光が、すべてAPD21において検出され、APD駆動回路22を介し受信信号が出力される。尚、この工程においては、発光部A1、B1、C1、D1以外の発光部は発光してはいない。即ち、発光部A1、B1、C1、D1以外の発光部における発光は停止している。
次に、図14(a)に示すように、レーザレーダ調整装置110における第1の発光部群121、第2の発光部群122、第3の発光部群123、第4の発光部群124において、中心部111に2番目に近い発光部A2、B2、C2、D2を発光させる。この際、図14(b)に示されるタイミング、即ち、発光部A2、発光部B2、発光部C2、発光部D2の順に発光させる。ここで、レーザレーダ装置において検出される領域が所望の位置となっている場合、即ち、検出予定領域51と実際に検出される領域とが一致している場合には、発光部A2、B2、C2、D2は、検出予定領域51内に存在しているため、図14(b)に示されるように、発光部A2、B2、C2、D2において各々発光した光が、すべてAPD21において検出され、APD駆動回路22を介し受信信号が出力される。尚、この工程においては、発光部A2、B2、C2、D2以外の発光部は発光してはいない。即ち、発光部A2、B2、C2、D2以外の発光部における発光は停止している。
次に、図15(a)に示すように、レーザレーダ調整装置110における第1の発光部群121、第2の発光部群122、第3の発光部群123、第4の発光部群124において、中心部111に3番目に近い発光部A3、B3、C3、D3を発光させる。この際、図15(b)に示されるタイミング、即ち、発光部A3、発光部B3、発光部C3、発光部D3の順に発光させる。ここで、レーザレーダ装置において検出される領域が所望の位置となっている場合、即ち、検出予定領域51と実際に検出される領域とが一致している場合には、発光部A3、B3、C3、D3は、検出予定領域51の外に存在しているため、図15(b)に示されるように、発光部A3、B3、C3、D3において各々発光した光が、すべてAPD21において検出されず、APD駆動回路22を介し受信信号が出力されることはない。尚、この工程においては、発光部A3、B3、C3、D3以外の発光部は発光してはいない。即ち、発光部A3、B3、C3、D3以外の発光部における発光は停止している。
ここで、もし、図16(a)に示すように、レーザレーダ装置において検出される領域52が所望の位置より+X軸方向にずれている場合、即ち、検出予定領域51に対し実際に検出される領域52が+X軸方向にずれている場合には、図16(b)に示されるように、発光部B3において発光した光が、APD21において検出され、APD駆動回路22を介し受信信号が出力される。このような場合には、図15(b)に示されるように、発光部B3において発光した光が検出されないように、受光部20におけるAPD21や受光レンズ23等の位置を調節する。これにより、検出予定領域51と実際に検出される領域とを略一致させることができ、レーザレーダ装置の調整を行なうことができる。
また、本実施の形態においては、本実施の形態におけるレーザレーダ調整装置を用いて、より短時間でレーザレーダ装置の調整を行なうことも可能である。
具体的には、図17(a)に示すように、レーザレーダ調整装置110における第1の発光部群121、第2の発光部群122、第3の発光部群123、第4の発光部群124において、検出予定領域51内の最も外側の発光部、即ち、中心部111に2番目に近い発光部A2、B2、C2、D2を、図17(b)に示すように同時に発光させる。ここで、レーザレーダ装置において検出される領域が所望の位置となっている場合、即ち、検出予定領域51と実際に検出される領域とが一致している場合には、発光部A2、B2、C2、D2は、検出予定領域51内に存在しているため、図17(b)に示されるように、発光部A2、B2、C2、D2において発光した光は、APD21において検出され、APD駆動回路22を介し受信信号が出力される。尚、この工程においては、発光部A2、B2、C2、D2以外の発光部は発光してはいない。即ち、発光部A2、B2、C2、D2以外の発光部における発光は停止している。
次に、図18(a)に示すように、レーザレーダ調整装置110における第1の発光部群121、第2の発光部群122、第3の発光部群123、第4の発光部群124において、検出予定領域51の外の最も内側の発光部、即ち、検出予定領域51の外であって最も中心部111に近い発光部、具体的には、中心部111に3番目に近い発光部A3、B3、C3、D3を、図18(b)に示すように同時に発光させる。ここで、レーザレーダ装置において検出される領域が所望の位置となっている場合、即ち、検出予定領域51と実際に検出される領域とが一致している場合には、発光部A3、B3、C3、D3は、検出予定領域51の外に存在しているため、図18(b)に示されるように、発光部A3、B3、C3、D3において発光した光は、APD21において検出されず、APD駆動回路22を介し受信信号が出力されることはない。尚、この工程においては、発光部A3、B3、C3、D3以外の発光部は発光してはいない。即ち、発光部A3、B3、C3、D3以外の発光部における発光は停止している。
従って、図17(a)に示されるように、発光部A2、B2、C2、D2を発光させた場合には、図17(b)に示されるように、APD21において光が検出され受信信号が出力され、図18(a)に示されるように、発光部A3、B3、C3、D3を発光させた場合には、図18(b)に示されるように、APD21において光が検出されず受信信号が出力されないように、受光部20におけるAPD21や受光レンズ23等の位置を調節する。これにより、検出予定領域51と実際に検出される領域とを略一致させることができ、レーザレーダ装置の調整を行なうことができる。
尚、APD21や受光レンズ23等の位置により、1つまたは4つの発光部において発光した光では、光量が不足し、APD21において光が検出されない場合がある。このような場合には、図17(a)に示す場合に代えて、図19に示すように、レーザレーダ調整装置110における第1の発光部群121、第2の発光部群122、第3の発光部群123、第4の発光部群124において、検出予定領域51内の発光部、即ち、発光部A1、B1、C1、D1、A2、B2、C2、D2の全てを発光させて光量の不足を補ってもよい。この場合、発光部A1、B1、C1、D1、A2、B2、C2、D2以外の発光部における発光は停止している。同様に、図18(a)に示す場合に代えて、図20に示すように、レーザレーダ調整装置110における第1の発光部群121、第2の発光部群122、第3の発光部群123、第4の発光部群124において、検出予定領域51の外の発光部、即ち、発光部A3、B3、C3、D3、A4、B4、C4、D4、A5、B5、C5、D5の全てを発光させて光量の不足を補ってもよい。この場合、発光部A3、B3、C3、D3、A4、B4、C4、D4、A5、B5、C5、D5以外の発光部における発光は停止している。
また、上記においては、発光部A2等を発光させるタイミングと、発光部A3等を発光させるタイミングとをずらした場合について説明したが、図21(a)に示されるように発光部A2等を発光させる周期と、図21(b)に示されるように発光部A3等を発光させる周期とを変えて、同時に発光させてもよい。
ここで、レーザレーダ装置において検出される領域が所望の位置となっている場合、即ち、検出予定領域51と実際に検出される領域とが一致している場合には、発光部A2等は検出予定領域51内に存在しており、発光部A3等は検出予定領域51の外に存在しているため、図21(c)に示されるように、発光部A2等における発光周期の光はAPD21において検出され、発光部A3等における発光周期の光はAPD21において検出されない。従って、APD駆動回路22を介し発光部A2等における発光周期の受信信号が出力される。
これに対し、検出予定領域51と実際に検出される領域とが一致していない場合には、検出予定領域51内に存在している発光部A2等における光の他、検出予定領域51の外に存在している発光部A3等における光も検出される。従って、図21(d)、(e)、(f)に示されるように、APD駆動回路22を介し出力される受信信号は、発光部A2等における発光周期と発光部A3等における発光周期とが重なり合った受信信号が出力される。よって、この場合には、図21(c)に示されるような受信信号が出力されるように、受光部20におけるAPD21や受光レンズ23等の位置を調節する。
〔第2の実施の形態〕
次に、第2の実施の形態について説明する。図22は、レーザレーダ装置100より、本実施の形態におけるレーザレーダ調整装置210に光が投光されている状態を示すものである。本実施の形態は、レーザレーダ装置100より投光されている領域250及び検出したい領域となる検出予定領域251の形状がともに略長方形である場合に関するものである。
本実施の形態におけるレーザレーダ調整装置210において、投光されている領域250の中心と、検出予定領域251の中心とが、略一致するように調整を行なう。この際、更に、投光されている領域250が、検出予定領域251の全体をカバーするように微調整を行なう。これにより、検出予定領域251の全てに、投光された光が照射される。尚、本実施の形態においては、このレーザレーダ調整装置210を用いて、レーザレーダ装置100の受光部20におけるAPD21、受光レンズ23等の調整を行なう。
図23は、本実施の形態におけるレーザレーダ調整装置210をより詳細に示すものである。本実施の形態におけるレーザレーダ調整装置210には、検出予定領域251の外形を形成している線に対して、略垂直方向に発光部が配列されている発光部群221〜228を有している。尚、本実施の形態においては、検出予定領域251はY軸方向が長手方向となり、X軸方向が短手方向となるものとする。
具体的には、図23に示す場合には、レーザレーダ調整装置210は、+Y軸方向沿った第1の発光部群221、+X軸方向に沿った第2の発光部群222、第3の発光部群223、第4の発光部群224、−Y軸方向沿った第5の発光部群225、−X軸方向に沿った第6の発光部群226、第7の発光部群227、第8の発光部群228を有している。
第1の発光部群221においては、検出予定領域251の内側から外側に向かって、発光部a1、a2、a3、a4、a5の順に配列されており、発光部a1、a2は、検出予定領域251内に設置されており、発光部a3、a4、a5は、検出予定領域251の外に設置されている。また、第2の発光部群222においては、検出予定領域251の内側から外側に向かって、発光部b1、b2、b3、b4、b5の順に配列されており、発光部b1、b2は、検出予定領域251内に設置されており、発光部b3、b4、b5は、検出予定領域251の外に設置されている。また、第3の発光部群223においては、検出予定領域251の内側から外側に向かって、発光部c1、c2、c3、c4、c5の順に配列されており、発光部c1、c2は、検出予定領域251内に設置されており、発光部c3、c4、c5は、検出予定領域251の外に設置されている。また、第4の発光部群224においては、検出予定領域251の内側から外側に向かって、発光部d1、d2、d3、d4、d5の順に配列されており、発光部d1、d2は、検出予定領域251内に設置されており、発光部d3、d4、d5は、検出予定領域251の外に設置されている。また、第5の発光部群225においては、検出予定領域251の内側から外側に向かって、発光部e1、e2、e3、e4、e5の順に配列されており、発光部e1、e2は、検出予定領域251内に設置されており、発光部e3、e4、e5は、検出予定領域251の外に設置されている。また、第6の発光部群226においては、検出予定領域251の内側から外側に向かって、発光部f1、f2、f3、f4、f5の順に配列されており、発光部f1、f2は、検出予定領域251内に設置されており、発光部f3、f4、f5は、検出予定領域251の外に設置されている。また、第7の発光部群227においては、検出予定領域251の内側から外側に向かって、発光部g1、g2、g3、g4、g5の順に配列されており、発光部g1、g2は、検出予定領域251内に設置されており、発光部g3、g4、g5は、検出予定領域251の外に設置されている。また、第8の発光部群228においては、検出予定領域251の内側から外側に向かって、発光部h1、h2、h3、h4、h5の順に配列されており、発光部h1、h2は、検出予定領域251内に設置されており、発光部h3、h4、h5は、検出予定領域251の外に設置されている。尚、本実施の形態においては、本実施の形態におけるレーザレーダ調整装置210を用いて、第1の実施の形態と同様の方法により調整することが可能である。
本実施の形態におけるレーザレーダ調整装置210においては、Y軸方向における調整には、第1の発光部群221と、第5の発光部群225を用いる。また、X軸方向における調整には、第2の発光部群222、第3の発光部群223、第4の発光部群224と、第6の発光部群226、第7の発光部群227、第8の発光部群228を用いる。また、第2の発光部群222と第4の発光部群224とのずれ量、第6の発光部群226と第8の発光部群228とのずれ量を比較することにより、レーザレーダ装置において検出される領域が斜めになっていないか判断することも可能である。また、第2の発光部群222、第3の発光部群223、第4の発光部群224と、第6の発光部群226、第7の発光部群227、第8の発光部群228とにおいて検出される発光部の位置を調べることにより、レーザレーダ装置において検出される領域がくの字状になっていないか判断することも可能である。
このように、本実施の形態においては、検出予定領域251が略長方形状の場合であっても、第1の実施の形態と同様に、レーザレーダ装置100の調整を行なうことが可能である。
尚、上記以外の内容については、第1の実施の形態と同様である。
上述した実施の形態における説明においては、発光部群における発光部の数が5個の場合について説明したが、これに限定されることはなく、発光部の数は4個以下であってもよく、6個以上であってもよい。また、発光部群の数についても同様である。尚、他の方法と組み合わせることにより同様な調整を行なうことができる場合には、発光部及び発光部群は1であってもよい。また、発光部は、LED以外のものであって、所定の波長の光を発光するLDやランプ等であってもよく、更には、所定の波長の電磁波を発するものであってもよい。また、発光部の前に拡散板を設けた構造のものであってもよく、更には、線状や面状にLEDが配列されているアレイ状に形成されたものであってもよい。
また、上記においては、LED等の発光、非発光の制御を行うレーザレーダ調整装置について説明したが、本実施の形態は、各々のLED等の前にシャッター等を設け、LED等を発光させた状態で、シャッター等を開閉する制御を行うものであってもよい。また、上記においては、複数のLED等が2次元的に配列されているレーザレーダ調整装置について説明したが、本実施の形態におけるレーザレーダ調整装置は、複数のLED等に代えて、赤外光を発光するディスプレイ等を用いたものであってもよい。例えば、赤外光を発光するEL(Electro Luminescence)ディスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等を用いたものであってもよい。
また、レーザレーダ装置において検出予定領域の形状を略円形または略長方形の場合について説明したが、これ以外の形状であってもよい。
尚、上述した実施の形態のように、精度の高い調整を行なうことができるということは、精度の高いレーザレーダ装置を作製することができることを意味するものである。
以上、本発明の実施に係る形態について説明したが、上記内容は、発明の内容を限定するものではない。
11 LD(レーザダイオード:光源)
12 LD駆動回路
13 投光レンズ
20 受光部
21 APD(受光素子)
22 APD駆動回路
23 受光レンズ
30 制御回路
40 時間計測回路
50 投光されている領域
51 検出予定領域(検出したい領域)
52 検出される領域
100 レーザレーダ装置
110 レーザレーダ調整装置
111 中心部
121 第1の発光部群
122 第2の発光部群
123 第3の発光部群
124 第4の発光部群
130 LED発光制御用コントローラ
A1〜A5、B1〜B5、C1〜C5、D1〜D5 発光部
SW1〜SW9 スイッチ
特開2002−236177号公報 特開平11−38123号公報

Claims (7)

  1. 光を投光する光源と、前記投光された光が被検出物において反射され、前記反射された光を検出する受光部と、を有するレーザレーダを調整するレーザレーダの調整方法において、
    前記受光部において検出することが予定される検出予定領域内に複数の発光部が設けられており、前記検出予定領域の外にも複数の発光部が設けられており、
    前記検出予定領域内に設けられた発光部を発光させ、
    前記検出予定領域の外に設けられた発光部を発光させ、
    前記検出予定領域内に設けられた発光部からの光が検出され、前記検出予定領域の外に設けられた発光部からの光が検出されないように、前記受光部を調整することを特徴とするレーザレーダの調整方法。
  2. 前記検出予定領域内に設けられた発光部を発光させた後、前記検出予定領域内に設けられた発光部の発光を停止し、前記検出予定領域の外に設けられた発光部を発光させること、
    または、前記検出予定領域の外に設けられた発光部を発光させた後、前記検出予定領域の外に設けられた発光部の発光を停止し、前記検出予定領域内に設けられた発光部を発光させること、
    を特徴とする請求項に記載のレーザレーダの調整方法。
  3. 光を投光する光源と、前記投光された光が被検出物において反射され、前記反射された光を検出する受光部と、を有するレーザレーダを調整するレーザレーダの調整方法において、
    前記受光部において検出することが予定される検出予定領域内に設けられた発光部を発光させ、
    前記検出予定領域の外に設けられた発光部を発光させ、
    前記検出予定領域内に設けられた発光部からの光が検出され、前記検出予定領域の外に設けられた発光部からの光が検出されないように、前記受光部を調整するものであって、
    前記検出予定領域内に設けられた発光部における発光の周期と、前記検出予定領域の外に設けられた発光部における発光の周期とは、異なるものであることを特徴とするレーザレーダの調整方法。
  4. 前記検出予定領域内に設けられた発光部を発光させる際には、前記検出予定領域内に設けられた複数の発光部を発光させて、前記検出予定領域の外に設けられた発光部を発光させる際には、前記検出予定領域の外に設けられた複数の発光部を発光させて、前記受光部を調整することを特徴とする請求項からのいずれかに記載のレーザレーダの調整方法。
  5. 前記検出予定領域の形状は、略円形であって、
    前記発光部は、複数設けられており、
    前記発光部は、前記検出予定領域の中心部より放射状に配列されていることを特徴とする請求項からのいずれかに記載のレーザレーダの調整方法。
  6. 前記検出予定領域の形状は、略長方形であって、
    前記発光部は、複数設けられており、
    前記発光部は、前記検出予定領域の外形を形成している線に対し、略垂直方向に配列されていることを特徴とする請求項からのいずれかに記載のレーザレーダの調整方法。
  7. 各々の前記発光部は、可視光を発光する素子と、紫外光または赤外光を発光する素子とにより形成されており、
    前記紫外光または赤外光を発光する素子を発光させた際には、前記可視光を発光する素子も発光させるものであることを特徴とする請求項からのいずれかに記載のレーザレーダの調整方法。
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