JP6264160B2 - 半導体物理量センサ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、半導体物理量センサ装置に関する。
従来、圧力センサや加速センサなどの半導体物理量センサ装置では、測定精度を向上させるために、トリミング等により特性調整を行うことが多い。このような半導体物理量センサ装置の特性調整のためのトリミング方法として、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)やEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などの不揮発性メモリに書き込まれたトリミングのための補正データ(トリミングデータ)に基づいて電気的トリミングを行う方法が公知である(例えば、下記特許文献1,2参照。)。
また、近年、半導体物理量センサ装置の高機能化の要求が高まっており、1製品の中により多くの機能が搭載されている。このような高機能化の要求に対して、下記特許文献2には、温度センサを内蔵した圧力センサが開示されている。下記特許文献2の技術では、電流発生手段から温度検出部に対して所定量の電流を供給した際に電圧測定手段によって測定された電圧値に基づいて温度検出を行っている。
特開2002−310735号公報 特開2006−324652号公報
しかしながら、通常、温度センサ等の付加機能(セル)をIC(Integrated Circuit)チップに内蔵した場合、追加したセルから電気信号を取り出すために出力端子を新たに設け、この出力端子とICチップ上の電極パッドとをボンディングワイヤによって接続する必要がある。このため、出力端子を新たに追加することが困難である場合、再設計が必要になるなどコスト増につながるという問題がある。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、新たに端子を追加することなく、新たな付加機能を追加することができる半導体物理量センサ装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、トリミングデータを不揮発性メモリに書き込むために用いる既存の端子を付加機能の出力端子として用いることにより、新たに端子を追加することなく、新たな付加機能を内蔵させることができることを見出した。本発明は、このような知見に基づいてなされたものである。
具体的には、この発明にかかる半導体物理量センサ装置は、検知した物理量に応じた電気信号を生成する第1センサ素子と、前記第1センサ素子の出力特性を調整するためのトリミングデータを電気的な書き込み動作によって記憶する不揮発性の主メモリ回路と、を備え、前記トリミングデータに基づいて前記第1センサ素子の出力特性を調整する半導体物理量センサ装置であって、次の特徴を有する。所定電圧の入力信号が入力される入力端子が設けられている。検知した温度に応じた電気信号を生成する第2センサ素子が設けられている。前記入力端子に印加された前記所定電圧と予め設定された参照電圧との大小を比較し、当該比較結果に基づいて、前記主メモリ回路への書き込み動作を制御する制御信号を出力する比較回路が設けられている。前記制御信号に基づいて、前記入力端子と前記第2センサ素子とを接続する第1スイッチのオン・オフを切り換える第1切換回路が設けられている。そして、前記第1切換回路によって前記第1スイッチをオン状態に切り換え、前記入力端子と前記第2センサ素子とが接続されたときに、前記入力端子を、前記第2センサ素子により生成された電気信号を外部へ出力する出力端子として用いる。
また、この発明にかかる半導体物理量センサ装置は、上述した発明において、前記比較回路は、前記所定電圧が前記参照電圧未満であるときに、前記制御信号として、前記主メモリ回路への書き込み動作を禁止する第1特定信号を出力し、前記第1切換回路は、前記第1特定信号に基づいて前記第1スイッチをオン状態に切り換えることを特徴とする。
また、この発明にかかる半導体物理量センサ装置は、上述した発明において、一端が前記入力端子に接続され、他端が接地された抵抗体と、前記制御信号に基づいて、前記入力端子と前記抵抗体とを接続する第2スイッチのオン・オフを切り換える第2切換回路と、をさらに備える。そして、前記第2切換回路は、前記第1特定信号に基づいて前記第2スイッチをオフ状態に切り換え、前記入力端子と前記抵抗体との接続を切り離すことにより、前記第2切換回路にかかる電圧を接地レベルに引き下げることを特徴とする。
また、この発明にかかる半導体物理量センサ装置は、上述した発明において、さらに次の特徴を有する。前記比較回路は、前記所定電圧が前記参照電圧以上であるときに、前記制御信号として、前記主メモリ回路への書き込み動作を許可する第2特定信号を出力する。前記第1切換回路は、前記第2特定信号に基づいて前記第1スイッチをオフ状態に切り換え、前記入力端子と前記第2センサ素子との接続を切り離す。そして、前記第2特定信号に基づいて前記主メモリ回路に前記トリミングデータを書き込む。
また、この発明にかかる半導体物理量センサ装置は、上述した発明において、さらに次の特徴を有する。一端が前記入力端子に接続され、他端が接地された抵抗体が設けられている。前記制御信号に基づいて、前記入力端子と前記抵抗体とを接続する第2スイッチのオン・オフを切り換える第2切換回路が設けられている。そして、前記第2切換回路は、前記第2特定信号に基づいて前記第2スイッチをオン状態に切り換え、前記入力端子と前記抵抗体とを接続する。
また、この発明にかかる半導体物理量センサ装置は、上述した発明において、前記第2センサ素子の動作電圧は、前記参照電圧未満であることを特徴とする。
本発明にかかる半導体物理量センサ装置によれば、第2センサ素子の出力信号を外部へ出力するときに、例えば主メモリ回路に書き込み動作を制御するイネーブル信号が入力される既存の入力端子と、新たに追加した第2センサ素子と、が接続されるように第1スイッチをオン状態に切り換えて、当該入力端子を、第2センサ素子の出力端子として用いることができるため、新たに端子を追加することなく、新たな付加機能を追加することができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態にかかる半導体物理量センサ装置の全体構成の一例を示すブロック図である。 本発明を適用して半導体チップ上に形成した半導体物理量センサ装置の要部構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態にかかる半導体物理量センサ装置の動作時の状態を示す回路図である(High信号書き込み時)。 本発明の実施の形態にかかる半導体物理量センサ装置の動作時の状態を示す回路図である(Low信号書き込み時)。 本発明の実施の形態にかかる半導体物理量センサ装置において温度センサの出力信号を外部へ出力するときの状態を示す回路図である。 比較例の半導体物理量センサ装置の動作状態を示す回路図である(High信号書き込み時)。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる半導体物理量センサ装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の実施の形態の説明および添付図面において、同様の構成には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(実施の形態)
実施の形態にかかる半導体物理量センサ装置の構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態にかかる半導体物理量センサ装置の全体構成の一例を示すブロック図である。この半導体物理量センサ装置1は、例えば、動作選択回路11、補助メモリ回路12、主メモリ回路13、調整回路14、センサ素子(第1センサ素子)で構成されるホイートストーンブリッジ回路15、増幅回路16、共通化回路17、センサ素子(第2センサ素子)で構成される温度検出回路18、および第1から第8までの8個の端子21〜28を備えている。
第1端子21は、半導体物理量センサ装置1の接地電位を供給する端子である。第2端子22は、半導体物理量センサ装置1の動作電圧を供給する端子である。第3端子23は、直列ディジタルデータ(シリアルデータ)の入出力を行う端子である。すなわち、第3端子23は、半導体物理量センサ装置1とその外部の回路との間で直列ディジタルデータの授受に供される。第4端子24は、外部クロックを入力する端子である。すなわち、第4端子24は、半導体物理量センサ装置1に外部クロックを供給するための端子である。
第5端子(入力端子)25は、内部ディジタル回路の制御信号を入力する端子である。また、第5端子25は、温度検出回路18の検出信号を外部へ出力する端子を兼ねる。第6端子26は、主メモリ回路13にデータを書き込む際に、第2端子22に印加される動作電圧以上の電圧を供給する端子である。第7端子27は、主メモリ回路13にデータを書き込む際に、第2端子22に印加される動作電圧以上で、かつ第6端子26の印加電圧とは異なる電圧を供給する端子である。第8端子28は、半導体物理量センサ装置1の検出信号を装置外部へ出力する端子である。
補助メモリ回路12は、第4端子24に入力された外部クロックに基づく動作タイミングで、外部から供給された直列ディジタルデータを内部で使用するために並列ディジタルデータ(パラレルデータ)に変換する。また、補助メモリ回路12は、内部で使用している並列ディジタルデータを外部へ出力するために直列ディジタルデータに変換する。また、補助メモリ回路12は、動作選択回路11に制御データを供給する。具体的には、補助メモリ回路12は、例えばシフトレジスタである。主メモリ回路13は、第6端子26および第7端子27の印加電圧に応じて、補助メモリ回路12から供給された並列ディジタルデータよりなるトリミングデータを記憶する。具体的には、主メモリ回路13は、例えばPROM(Programmable Read Only Memory)、EPROMやEEPROMなどの不揮発性メモリである。
動作選択回路11は、第5端子25に入力された制御信号、および補助メモリ回路12から供給された制御データに基づいて、補助メモリ回路12および主メモリ回路13にデータの入出力を制御する信号を供給する。ホイートストーンブリッジ回路15は、被測定媒体の物理量に応じた出力信号を発生する。具体的には、ホイートストーンブリッジ回路15は、例えば印加圧力に応じた出力信号を発生させる半導体歪みゲージにより構成されるゲージ回路であってもよい。増幅回路16は、ホイートストーンブリッジ回路15の出力信号を増幅し、それを第8端子28を介して外部へ出力する。
調整回路14は、補助メモリ回路12または主メモリ回路13から供給されたトリミングデータに基づいて、ホイートストーンブリッジ回路15に対して温度特性を考慮した感度調整を行い、また増幅回路16に対して温度特性を考慮したオフセット調整を行う。共通化回路17は、温度検出回路18の出力信号を外部へ出力する出力端子を、内部ディジタル回路の制御信号を入力する第5端子25に共通化する機能を有する。温度検出回路18は、半導体物理量センサ装置1の内部の温度に応じた出力信号を発生させる。具体的には、温度検出回路18は、例えば、温度変化に対してトランジスタのベース−エミッタ間の電圧がほぼ直線的に変化する特性を利用した温度センサであってもよい。
これら動作選択回路11、補助メモリ回路12、主メモリ回路13、調整回路14、ホイートストーンブリッジ回路15、増幅回路16、共通化回路17および温度検出回路18は、例えば同一半導体チップ上に形成されており、CMOS(相補型金属−酸化膜−半導体)製造プロセスにより製造される能動素子および受動素子のみで構成されている。動作選択回路11、補助メモリ回路12、主メモリ回路13および共通化回路17はディジタル回路部を構成する。一方、調整回路14、ホイートストーンブリッジ回路15、増幅回路16および温度検出回路18はアナログ回路部を構成する。
次に、本発明を適用して半導体チップ上に形成した半導体物理量センサ装置の要部の構成について説明する。図2は、本発明を適用して半導体チップ上に形成した半導体物理量センサ装置の要部構成の一例を示すブロック図である。図2には、図1の共通化回路による入力(接続)切換のための構成の一例を示す。半導体物理量センサ装置3は、端子パッド共通化回路31、温度センサ(第2センサ素子)32、シフトレジスタ33およびEPROM34を備えている。また、半導体物理量センサ装置3には、外部からの電源供給や信号の授受のために、GND端子41、Vcc端子42およびE端子(入力端子)43が設けられている。
GND端子41およびVcc端子42は、それぞれ半導体物理量センサ装置3に接地電位および特に限定しないが、たとえば5Vの電源電位を供給するための端子である。E端子43には、半導体物理量センサ装置3内のディジタル回路の動作状態を制御するためのイネーブル信号が外部から供給される。具体的には、E端子43には、EPROM34にトリミングデータを書き込むためのトリガとなる所定電圧(以下、入力電圧とする)Vinの入力信号(書き込み制御信号)が供給される。書き込み制御信号とは、High信号(第2特定信号)またはLow信号(第1特定信号)の2値である。High信号は、EPROM34への書き込み動作を許可するための書き込み制御信号である。Low信号は、EPROM34への書き込み動作を禁止するための書き込み制御信号である。また、E端子43は、温度センサ32の出力信号を装置外部へ出力する端子として機能する。温度センサ32の出力信号は、装置外部に配置されたA/Dコンバータ53によって計測される。
端子パッド共通化回路31は、コンパレータ(比較回路)311、第1,2ゲート回路(第1,2切換回路)312,313およびプルダウン抵抗314を備える。また、端子パッド共通化回路31は、E端子43とシフトレジスタ33および温度センサ32との間に接続されている。コンパレータ311は、E端子43とシフトレジスタ33との間に接続されている。コンパレータ311には、E端子43に入力信号が供給されることで印加された入力電圧Vinと、予め設定された参照電圧Vrefとが入力される。参照電圧Vrefは、例えば、一定電圧を保持するための一般的な構成の電圧源(以下、参照電圧源とする)によって生成される。参照電圧Vrefは、EPROM34のHigh信号とLow信号との間の電圧値を有し、EPROM34の書き込み制御信号を決定するための基準となる。具体的には、参照電圧Vrefは、Vcc端子42に印加される電圧V1(例えば5V)よりも低く、かつGND端子41に印加される電圧V0(例えば0V)よりも高い(V0<Vref<V1)。
コンパレータ311は、E端子43に印加された入力電圧Vinと予め設定された参照電圧Vrefとの大小を比較し、当該比較結果に基づいてEPROM34の書き込み制御信号(High信号またはLow信号)を出力する。具体的には、E端子43に印加された入力電圧Vinが参照電圧Vref以上である場合(Vin≧Vref)、コンパレータ311は、EPROM34のHigh信号を出力する。一方、E端子43に印加された入力電圧Vinが参照電圧Vref未満である場合(Vin<Vref)、コンパレータ311は、EPROM34のLow信号を出力する。すなわち、コンパレータ311は、EPROM34への書き込みを行うための動作モードにおいては、E端子43に入力された入力信号と同じ信号を出力する。また、コンパレータ311の出力信号(すなわちEPROM34の書き込み制御信号)は、第1,2ゲート回路312,313を構成するスイッチのオン(ON)・オフ(OFF)を切り換えるゲート制御信号となる。
第1ゲート回路312は、E端子43と温度センサ32との間に接続され、コンパレータ311の出力信号に基づいてE端子43と温度センサ32との接続の切り換えを行う。具体的には、第1ゲート回路312は、p型MOSFET312a、n型MOSFET312bおよびインバータ312cからなる一般的なトランスミッション(伝送)ゲート(第1スイッチ)で構成されている。p型MOSFET312aおよびn型MOSFET312bは相補に接続され、コンパレータ311の出力信号に基づいてゲート駆動する。インバータ312cは、入力側にコンパレータ311が接続され、出力側にp型MOSFET313aのゲートが接続されている。
第1ゲート回路312を設けることにより、コンパレータ311の出力信号がEPROM34のHigh信号である場合に、p型MOSFET312aおよびn型MOSFET312bのドレイン・ソース間がオフ状態となり、E端子43と温度センサ32との接続が切り離される(第1ゲート回路312のオフ動作)。一方、コンパレータ311の出力信号がEPROM34のLow信号である場合には、p型MOSFET312aおよびn型MOSFET312bのドレイン・ソース間が導通してオン状態となり、E端子43と温度センサ32とが接続される(第1ゲート回路312のオン動作)。
第2ゲート回路313は、E端子43とプルダウン抵抗314との間に接続され、コンパレータ311の出力信号に基づいてE端子43とプルダウン抵抗314との接続の切り換えを行う。具体的には、第2ゲート回路313は、p型MOSFET313a、n型MOSFET313bおよびインバータ313cからなる一般的なトランスミッションゲート(第2スイッチ)で構成されている。p型MOSFET313aおよびn型MOSFET313bは相補に接続され、コンパレータ311の出力信号に基づいてゲート駆動する。インバータ313cは、入力側にコンパレータ311が接続され、出力側にn型MOSFET313bのゲートが接続されている。
第2ゲート回路313を設けることにより、コンパレータ311の出力信号がEPROM34のHigh信号である場合に、p型MOSFET313aおよびn型MOSFET313bのドレイン・ソース間が導通してオン状態となり、E端子43とプルダウン抵抗314とが接続される(第2ゲート回路313のオン動作)。一方、コンパレータ311の出力信号がEPROM34のLow信号である場合には、p型MOSFET313aおよびn型MOSFET313bのドレイン・ソース間がオフ状態となり、E端子43とプルダウン抵抗314との接続が切り離される(第2ゲート回路313のオフ動作)。
温度センサ32は、半導体物理量センサ装置3の内部の温度を検出する。温度センサ32の動作電圧は、参照電圧Vref未満である。具体的には、温度センサ32は、1つのnpnトランジスタ、または直列(多段)に接続された複数のnpnトランジスタにより構成されている。温度センサ32を構成するnpnトランジスタの段数に基づいて、温度センサ32の動作電圧、すなわちコンパレータ311の参照電圧Vrefが決定される。図2には、5つのnpnトランジスタ321〜325が多段に接続された温度センサ32を示している。具体的には、温度センサ32は、npnトランジスタ321のコレクタにnpnトランジスタ322のエミッタが接続され、npnトランジスタ322のコレクタにnpnトランジスタ323のエミッタが接続され、以降順次npnトランジスタ323からnpnトランジスタ325まで接続されてなる。
各npnトランジスタ321〜325は、それぞれ、ベースとコレクタとが短絡されている。npnトランジスタのベースとコレクタとを短絡させることにより、ベースとコレクタとの間のpn接合は常に同電位に保たれ機能しないため、電気的には、ベースとエミッタとの間のpn接合のみが機能する。したがって、各npnトランジスタ321〜325は、それぞれダイオードとして機能する。すなわち、各npnトランジスタ321〜325において、ベースとコレクタとの接続点がダイオードのアノードとなり、コレクタがカソードとなる。npnトランジスタ321のエミッタ(カソード)は接地されており、ベースとコレクタとの接続点(アノード)は第1ゲート回路312のp型MOSFET312aおよびn型MOSFET312bのドレインに接続されている。
温度センサ32を構成するnpnトランジスタ321〜325のいわゆるダイオード順方向電圧Vfは、第1ゲート回路312のオン動作により、温度センサ32の出力信号としてE端子43から出力される。E端子43は、装置外部に配置された抵抗体51を介して電源電位の外部端子52に接続されている。E端子43とGND端子41との間にはA/Dコンバータ53が接続されている。このため、温度センサ32には、(電源電圧−E端子43の電圧)/(抵抗体51の抵抗値)=電流値Iによって求められる電流値Iが流れる。E端子43とGND端子41との間の電圧、すなわちE端子43から装置外部へ出力された温度センサ32の出力信号は、A/Dコンバータ53によって計測される。
プルダウン抵抗314の一端は、第2ゲート回路313のp型MOSFET313aおよびn型MOSFET313bのドレインに接続されている。すなわち、プルダウン抵抗314は、第2ゲート回路313を介してE端子43に接続されている。プルダウン抵抗314の他端は接地されている。プルダウン抵抗314は、第2ゲート回路313がオフ状態にあるときに、第2ゲート回路313にかかる電圧を接地レベルに引き下げて、第2ゲート回路313に強制的にEPROM34のLow信号を供給する機能を有する。これにより、第2ゲート回路313にノイズなどが入ったときに第2ゲート回路313が誤動作することを防止することができ、第2ゲート回路313のオフ状態を維持することができる。
シフトレジスタ33は、CLK端子(不図示、図1の第4端子24に対応)に入力された外部クロックに同期して、外部から供給された直列ディジタルデータを並列ディジタルデータに変換する。また、シフトレジスタ33は、EPROM34に記憶されている並列ディジタルデータよりなるトリミングデータを直列ディジタルデータに変換する。シフトレジスタ33には、例えば、DS端子(不図示、図1の第3端子23に対応)から供給された制御データや、EPROM34へ供給するデータ、調整回路(不図示、図1の調整回路14に対応)へ供給するトリミングデータ、EPROM34から供給されたデータなどが格納される。EPROM34は、シフトレジスタ33から供給された並列ディジタルデータよりなるトリミングデータを記憶する。
これら端子パッド共通化回路31、温度センサ32、シフトレジスタ33およびEPROM34は、それぞれ、図1の共通化回路17、温度検出回路18、補助メモリ回路12および主メモリ回路13としての機能を有する。GND端子41、Vcc端子42およびE端子43は、それぞれ第1端子21、第2端子22および第5端子25に対応している。また、図示省略するが、半導体物理量センサ装置3は、図1に示す半導体物理量センサ装置1と同様に動作選択回路11、調整回路14、ホイートストーンブリッジ回路15、増幅回路16および第3,4,6〜8端子23,24,26〜28に対応する構成部を備えている。
次に、上述した半導体物理量センサ装置3の動作について説明する。図3,4は、本発明の実施の形態にかかる半導体物理量センサ装置の動作時の状態を示す回路図である。図5は、本発明の実施の形態にかかる半導体物理量センサ装置において温度センサの出力信号を外部へ出力するときの状態を示す回路図である。図3,4には、EPROM34にトリミングデータを書き込むときの、例えば半導体物理量センサ装置3の製品としての運用前の調整時の動作状態を示す。具体的には、図3には、EPROMの書き込み制御信号がHigh信号である場合を示し、図4には、EPROM34の書き込み制御信号がLow信号である場合を示す。図5には、半導体物理量センサ装置3の製品としての運用時の動作状態を示す。図6は、比較例の半導体物理量センサ装置の動作状態を示す回路図である。
まず、EPROM34への書き込み動作を行う動作モードにおいて、EPROM34の書き込み制御信号がHigh信号である場合の動作について説明する。図3に示すように、コンパレータ311にE端子43からのイネーブル信号30が入力され、コンパレータ311によってE端子43に印加された入力電圧Vinと参照電圧Vrefとが比較される。E端子43に印加された入力電圧Vinが参照電圧Vref以上である場合(Vin≧Vref)、コンパレータ311の出力信号はEPROM34のHigh信号30aとなる。このEPROM34のHigh信号30aにより、第1ゲート回路312によってE端子43と温度センサ32との接続が切り離され(第1ゲート回路312のオフ動作)、第2ゲート回路313によってE端子43とプルダウン抵抗314とが接続される(第2ゲート回路313のオン動作)。
また、シフトレジスタ33にEPROM34のHigh信号30aが入力されることにより、EPROM34にトリミングデータが記憶される。このとき、第1ゲート回路312によってE端子43と温度センサ32との接続が切り離されない場合、図6に示す比較例の半導体物理量センサ装置103のように、E端子43に印加された入力電圧Vinにより温度センサ32を構成するnpnトランジスタ321〜325に大きなダイオード順方向電流Ifが流れる。このため、温度センサ32が発熱し、温度センサ32を構成するnpnトランジスタ321〜325が破壊に至る虞がある。温度センサ32に大きなダイオード順方向電流Ifが流れる理由は、EPROM34への書き込み動作時、書き込み制御信号の値によらず、温度センサ32が常に動作しているからである。
本発明においては、EPROM34の書き込み制御信号がHigh信号30aである場合に、E端子43と温度センサ32との接続を切り離すため、温度センサ32が破壊に至ることを防止することができる。また、EPROM34の書き込み制御信号がHigh信号30aである場合には、第2ゲート回路313によってE端子43とプルダウン抵抗314とが接続されるため、温度センサ32の出力がE端子43から外部へ出力されることを防止することができる。EPROM34に書き込まれるトリミングデータは、例えばDS端子から供給される。
一方、EPROM34への書き込み動作を行う動作モードにおいて、図4に示すように、E端子43に印加された入力電圧Vinが参照電圧Vref未満である場合(Vin<Vref)、コンパレータ311の出力信号はEPROM34のLow信号30bとなる。このEPROM34のLow信号30bにより、第1ゲート回路312によってE端子43と温度センサ32とが接続され(第1ゲート回路312のオン動作)、第2ゲート回路313によってE端子43とプルダウン抵抗314との接続が切り離される(第2ゲート回路313のオフ動作)。この第2ゲート回路313のオフ動作時には、第2ゲート回路313にかかる電圧がプルダウン抵抗314によって接地レベルに引き下げられるため、第2ゲート回路313に強制的にEPROM34のLow信号30bを供給することができる。半導体物理量センサ装置3の動作が不安定になることを防止することができる。
また、シフトレジスタ33にEPROM34のLow信号30bが入力されることにより、半導体物理量センサ装置3は、EPROM34に記憶されたデータを用いてトリミングを行う定常状態となる。また、このとき、第1ゲート回路312のオン動作によりE端子43と温度センサ32とが接続されているため、温度センサ32の出力信号(検出信号)をE端子43から外部へ出力可能な状態となる。E端子43と温度センサ32とが接続されていることで温度センサ32に電流が流れるが、コンパレータ311の出力信号がEPROM34のLow信号30bである場合、E端子43に印加される入力電圧Vinは十分に低い。したがって、温度センサ32に大電流は流れず、温度センサ32が破壊に至ることはない。
したがって、半導体物理量センサ装置3の製品としての運用時には、図5に示すように、温度センサ32の動作電圧(すなわちE端子43に印加される入力電圧Vin)がコンパレータ311に印加される参照電圧Vref未満となるように設計すればよい(Vin<Vref)。これにより、温度センサ32の出力信号を外部へ出力するときには、コンパレータ311の出力信号は常にEPROM34のLow信号30cとなる。このため、半導体物理量センサ装置3の製品としての運用時に、温度センサ32の出力信号30dをE端子43から外部へ出力することができるとともに、EPROM34に記憶されたデータを用いて例えば圧力センサ(不図示、図1のホイートストーンブリッジ回路15に対応)の出力特性をトリミングする定常状態とすることができる。
したがって、温度センサ32の出力信号30dを外部へ出力するときには、E端子43を、温度センサ32の出力信号30dを外部へ引き出すための出力端子としてのみ用いることができ、温度センサ32を正常に動作させることができる。温度センサ32の出力信号30dを計測するには、上述したように、電源電位の外部端子52と半導体物理量センサ装置3のE端子43との間に抵抗体51を配置し、A/Dコンバータ53によって抵抗体51のE端子43側の端部とGND端子41との間の電圧を検出すればよい(図2)。一方、EPROM34にトリミングデータを書き込む動作モードのときには、温度センサ32の出力信号30dが外部に出力されない構成となるため、E端子43を、イネーブル信号が外部から供給する入力端子としてのみ用いることができる。
上述したEPROM34の動作モードは一例であり、さらに他の制御フラグに基づいて複数の動作モードを追加可能である。例えば、制御フラグとして、DS端子からの制御データや、CLK端子の入力信号、CG端子(不図示、図1の第6端子26に対応)およびEV端子(不図示、図1の第7端子27に対応)に印加される電圧値などを用いてもよい。EPROM34の書き込み制御信号がHigh信号30aである場合の動作モードは、EPROM34にトリミングデータを書き込む他に、例えば、シフトレジスタ33から外部に直列ディジタルデータを出力する、シフトレジスタ33に格納されたデータを用いてトリミングを行う、シフトレジスタ33に格納されたデータをEPROM34に転送する、および、EPROM34に記憶されたデータをシフトレジスタ33に転送するなどの動作モードを追加可能である。EPROM34の書き込み制御信号がHigh信号30aである場合の動作モードは、EPROM34に記憶されたデータを用いてトリミングを行う他に、例えば、外部からシフトレジスタ33に直列ディジタルデータを入力するなどの動作モードを追加可能である。
以上、説明したように、実施の形態によれば、端子パッド(E端子)とEPROMおよび温度センサとの間に端子パッド共通化回路を設けることにより、温度センサの出力信号を外部へ出力するときに、既存の端子パッドと新たに追加した温度センサとが接続されるように第1ゲート回路をオン状態に切り換えて、当該端子パッドを、温度センサの出力端子として用いることができる。これにより、新たに端子を追加することなく、新たな付加機能を追加することができる。例えば、自動車用の温度センサの場合、端子パッド共通化回路は端子パッドよりも占有面積を小さくすることができるため、チップ面積を縮小化させることができ、コストを低減することができる。また、端子パッドよりも端子パッド共通化回路の占有面積が大きくなる場合であっても、端子数を増加させることなく、従来と同じ端子数を維持することができるため、既存の製造設備や検査設備を用いることができる。このため、製造コスト的に有利であるとともに、端子数を増やすことができない場合にも有利である。
また、実施の形態によれば、端子パッド(E端子)に入力される温度センサの動作電圧はEPROMのHigh信号(電源電位レベル)とLow信号(接地レベル)との間の参照電圧未満であるため、温度センサの出力信号を外部へ出力するときに、EPROMへの書き込み制御信号は常にLow信号となる。したがって、誤動作等を生じさせることなく、温度センサの出力信号を取り出すことができる。また、トリミングデータをEPROMに書き込む際にイネーブル信号が供給される端子パッドは、製品完成後のトリミング時にのみ用いられ、このトリミング後、製品として半導体物理量センサ装置を実際に運用するときには製品機能上使用されない端子となる。このため、既存の端子を有効に利用することができる。したがって、付加機能を追加した半導体物理量センサ装置において、各機能の信頼性を損なうことなく、安価でかつ端子数の少ない半導体物理量センサ装置が得られる。
以上において本発明にかかる半導体物理量センサ装置は、湿度、速度、加速度、光、磁気または音など種々の物理量に対する各センサ装置に適用できる。また、上述した実施の形態では、E端子を温度センサの出力端子として用いた構成としているが、これに限らず、既存の他の端子を温度センサの出力端子として用いた構成としてもよい。この場合、温度センサの出力端子を兼ねる他の端子と、シフトレジスタおよび温度センサとの間に端子パッド共通化回路を配置すればよい。温度センサの出力端子を兼ねる他の端子には、周期が比較的長い信号や振幅が比較的広い信号が入力または出力される端子(例えばDS端子など)を用いるのが好ましい。また、上述した実施の形態では、付加機能として温度センサを追加する場合を例に説明しているが、これに限らず、本発明においては、半導体物理量センサ装置の主センサと異なる物理量を検知する他のセンサを付加機能として追加することも可能である。
以上のように、本発明にかかる半導体物理量センサ装置は、自動車用、医療用または産業用などの各種装置等に用いる圧力センサや加速度センサなどの半導体物理量センサ装置に有用であり、特に、EPROMを用いた電気的トリミングにより感度調整や温度特性調整やオフセット調整を行う構成の半導体物理量センサ装置に適している。
1,3 半導体物理量センサ装置
11 動作選択回路
12 補助メモリ回路
13 主メモリ回路
14 調整回路
15 ホイートストーンブリッジ回路
16 増幅回路
17 共通化回路
18 温度検出回路
21 第1端子
22 第2端子
23 第3端子
24 第4端子
25 第5端子
26 第6端子
27 第7端子
28 第8端子
30 イネーブル信号
30a EPROMのHigh信号
30b,30c EPROMのLow信号
30d 温度センサの出力信号
31 端子パッド共通化回路
32 温度センサ
33 シフトレジスタ
34 EPROM
41 GND端子
42 Vcc端子
43 E端子
51 抵抗体
52 外部端子
53 A/Dコンバータ
311 コンパレータ
312 第1ゲート回路
312a 第1ゲート回路を構成するp型MOSFET
312b 第1ゲート回路を構成するn型MOSFET
312c 第1ゲート回路を構成するインバータ
313 第2ゲート回路
313a 第2ゲート回路を構成するp型MOSFET
313b 第2ゲート回路を構成するn型MOSFET
313c 第2ゲート回路を構成するインバータ
314 プルダウン抵抗
321〜325 温度センサを構成するnpnトランジスタ
Vref 参照電圧

Claims (6)

  1. 検知した物理量に応じた電気信号を生成する第1センサ素子と、前記第1センサ素子の出力特性を調整するためのトリミングデータを電気的な書き込み動作によって記憶する不揮発性の主メモリ回路と、を備え、前記トリミングデータに基づいて前記第1センサ素子の出力特性を調整する半導体物理量センサ装置であって、
    所定電圧の入力信号が入力される入力端子と、
    検知した温度に応じた電気信号を生成する第2センサ素子と、
    前記入力端子に印加された前記所定電圧と予め設定された参照電圧との大小を比較し、当該比較結果に基づいて、前記主メモリ回路への書き込み動作を制御する制御信号を出力する比較回路と、
    前記制御信号に基づいて、前記入力端子と前記第2センサ素子とを接続する第1スイッチのオン・オフを切り換える第1切換回路と、
    を備え、
    前記第1切換回路によって前記第1スイッチをオン状態に切り換え、前記入力端子と前記第2センサ素子とを接続したときに、前記入力端子を、前記第2センサ素子により生成された電気信号を外部へ出力する出力端子として用いることを特徴とする半導体物理量センサ装置。
  2. 前記比較回路は、前記所定電圧が前記参照電圧未満であるときに、前記制御信号として、前記主メモリ回路への書き込み動作を禁止する第1特定信号を出力し、
    前記第1切換回路は、前記第1特定信号に基づいて前記第1スイッチをオン状態に切り換えることを特徴とする請求項1に記載の半導体物理量センサ装置。
  3. 一端が前記入力端子に接続され、他端が接地された抵抗体と、
    前記制御信号に基づいて、前記入力端子と前記抵抗体とを接続する第2スイッチのオン・オフを切り換える第2切換回路と、
    をさらに備え、
    前記第2切換回路は、前記第1特定信号に基づいて前記第2スイッチをオフ状態に切り換え、前記入力端子と前記抵抗体との接続を切り離すことにより、前記第2切換回路にかかる電圧を接地レベルに引き下げることを特徴とする請求項2に記載の半導体物理量センサ装置。
  4. 前記比較回路は、前記所定電圧が前記参照電圧以上であるときに、前記制御信号として、前記主メモリ回路への書き込み動作を許可する第2特定信号を出力し、
    前記第1切換回路は、前記第2特定信号に基づいて前記第1スイッチをオフ状態に切り換え、前記入力端子と前記第2センサ素子との接続を切り離し、
    前記第2特定信号に基づいて前記主メモリ回路に前記トリミングデータを書き込むことを特徴とする請求項1または2に記載の半導体物理量センサ装置。
  5. 一端が前記入力端子に接続され、他端が接地された抵抗体と、
    前記制御信号に基づいて、前記入力端子と前記抵抗体とを接続する第2スイッチのオン・オフを切り換える第2切換回路と、
    をさらに備え、
    前記第2切換回路は、前記第2特定信号に基づいて前記第2スイッチをオン状態に切り換え、前記入力端子と前記抵抗体とを接続することを特徴とする請求項4に記載の半導体物理量センサ装置。
  6. 前記第2センサ素子の動作電圧は、前記参照電圧未満であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の半導体物理量センサ装置。
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