JP6262697B2 - 鉄蓋への携帯電話用アンテナの取付構造 - Google Patents

鉄蓋への携帯電話用アンテナの取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP6262697B2
JP6262697B2 JP2015178531A JP2015178531A JP6262697B2 JP 6262697 B2 JP6262697 B2 JP 6262697B2 JP 2015178531 A JP2015178531 A JP 2015178531A JP 2015178531 A JP2015178531 A JP 2015178531A JP 6262697 B2 JP6262697 B2 JP 6262697B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
antenna
hole
iron
mobile phone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015178531A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017055297A (ja
Inventor
良一 鳥海
良一 鳥海
光信 梶田
光信 梶田
勉 金子
勉 金子
清水 孝
孝 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Nippon Chutetsukan KK
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
Nippon Chutetsukan KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd, Nippon Chutetsukan KK filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
Priority to JP2015178531A priority Critical patent/JP6262697B2/ja
Publication of JP2017055297A publication Critical patent/JP2017055297A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6262697B2 publication Critical patent/JP6262697B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Support Of Aerials (AREA)

Description

この発明は、鉄蓋へのアンテナの取付構造、特に、鉄蓋に形成したアンテナ専用の貫通孔に容易かつ強固にアンテナを取り付けることができる、鉄蓋への携帯電話用アンテナの取付構造に関するものである。
例えば、埋設ガス管路からのガス漏れを検知する方法として、マンホール内に監視装置を設置し、監視装置からのガス検知信号をマンホールの鉄蓋に取り付けたアンテナから発信し、このガス検知信号を監視所等で受信する方法があった。なお、鉄蓋には、マンホール以外に設置される、例えば、通信電力分野での人が入れない手孔に設置される鉄蓋も含まれる。
この方法によれば、埋設ガス管路からのガス漏れを遠隔検知することができるが、この際、マンホールの鉄蓋に取り付けられるアンテナは、鉄蓋上を通過する車両等の関係で、鉄蓋に強固に取り付ける必要がある。
鉄蓋へのアンテナの取付構造の一例が特許文献1に開示されている。以下、この鉄蓋へのアンテナの取付構造を従来取付構造といい、図面を参照しながら説明する。
図12は、従来取付構造を示す断面図である。
図12に示すように、従来取付構造は、マンホール21の鉄蓋22に予め形成された空気孔23に先細りテーパー状のベース部24を嵌め込むものであった。ベース部24は、可撓性を有する絶縁物により構成され、下細りテーパー状をなし、その最大径は、空気孔23の径より若干大きく形成されている。ベース部24の上面には、絶縁体25により覆われたアンテナ26が取り付けられている。アンテナ26には、保護カバー27により被覆された伝送ケーブル28が接続され、伝送ケーブル28は、ベース部24を貫通して、マンホール21内に設置された監視装置(図示せず)にコネクタ29を介して接続される。
ベース部24の最大径は、空気孔23の径より若干大きく形成されているので、ベース部24をその弾性力に抗して空気孔23内に挿し込むことによって、アンテナ26は、マンホール21の鉄蓋22に取り付けられる。
特開2008−109556号公報
上記従来取付構造によれば、アンテナ26をマンホール21の鉄蓋22に比較的、容易に取り付けることができるが、以下のような問題があった。
(1)ベース部24は、鉄蓋22の下面に密着する支持部30により支持されているが、支持部30は、鉄蓋22の下面にマグネット等により圧着されるのみであるので、車両等の通過により、ベース部24にこれを空気孔23内に押し込む力が作用した場合、アンテナ26がベース部24と共に、規定位置より下方部の空気孔23まで押し込まれる結果、アンテナ26がその機能を十分に発揮できないおそれがあった。
(2)上記(1)の問題は、ベース部24が下細りテーパー状に形成されていることにより生じるが、これによって、ベース部24を空気孔23の規定位置に固定し難かった。しかも、一旦、ベース部24を空気孔23内に押し込んだ後、ベース部24の位置を上部に移動させる必要が生じた場合、ベース部24を空気孔23の下部から抜き取って再度、挿入し直す必要があり、ベース部24の挿入に時間を要していた。
(3)ベース部24が故意または車両等の通過により空気孔23内に押し込まれた場合、ベース部24が空気孔23から抜け落ちてしまうおそれがあった。
(4)アンテナ26は、その大きさが大きいほど高性能となるので、大きい方が好ましいが、既存の空気孔23の径は、特許文献1に記載されているように、12mmから20mmであるので、当然、アンテナ26の大きさもこの程度の大きさにせざるを得ない。
従って、この発明の目的は、マンホールの鉄蓋に、空気孔の径より大きく、かつ、段部を有するアンテナ専用の貫通孔を新たに形成することによって、貫通孔内に挿入されるシャフトに押し込み力が作用しても、アンテナが貫通孔内に必要以上に押し込まれたり、貫通孔から抜け落ちるおそれがなく、しかも、優れた機能を有するアンテナを容易かつ強固に鉄蓋に取り付けることができる、鉄蓋へのアンテナの取付構造を提供することにある。
この発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、下記を特徴とするものである。
請求項1に記載の発明は、路面に設置される鉄蓋に形成された、上部に段部を有するアンテナ専用の貫通孔と、前記貫通孔内に挿入される、上部に前記段部と係合する係合部を有し、下部に雄ねじが切られた中空シャフトと、前記貫通孔内に挿入された前記シャフトを前記鉄蓋に固定する固定手段とからなり、前記シャフトの上面には、凹陥部が形成され、前記凹陥部内には、携帯電話用アンテナが収容され、前記アンテナには、前記シャフトを通り前記マンホール内に設置された監視装置に接続される伝送ケーブルが接続され、前記シャフトを前記貫通孔内に挿入後、前記携帯電話用アンテナは、前記固定手段により前記シャフトと共に、前記鉄蓋に取り付けられ、前記固定手段は、座金と前記雄ねじと螺合する固定用ナットとからなり、前記シャフトの側部には、開口が形成され、前記伝送ケーブルは、前記開口から前記シャフトの外部に露出し、前記シャフトは、前記シャフトの下端が前記鉄蓋の裏面に形成された補強リブの下面から突出する長さを有していることに特徴を有するものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記貫通孔の前記段部および前記シャフトの前記係合部は、何れも、下細りテーパー状に形成されていることに特徴を有するものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記貫通孔の前記段部は、階段状に形成され、前記シャフトの前記係合部は、フランジ状に形成されていることに特徴を有するものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3の何れか1つに記載の発明において、前記貫通孔は、既存の前記鉄蓋に新たに形成されることに特徴を有するものである。
請求項5記載の発明は、請求項1から4の何れか1つに記載の発明において、前記シャフトは、金属製であることに特徴を有するものである。
請求項6記載の発明は、請求項1から5の何れか1つに記載の発明において、前記アンテナは、保護カバーにより覆われ、前記凹陥部内には、充填剤が充填されていることに特徴を有するものである。
請求項7記載の発明は、請求項1から6の何れか1つに記載の発明において、前記鉄蓋は、マンホールに設置されることに特徴を有するものである。
この発明によれば、路面に設置される鉄蓋、例えば、マンホールの鉄蓋に、空気孔の径より大きく、かつ、段部を有するアンテナ専用の貫通孔を新たに形成し、上部に前記段部と係合する係合部を有し、下部に雄ねじが切られた、アンテナが収容された中空シャフトを前記貫通孔に挿入し、前記シャフトを、座金と前記雄ねじと螺合するナットとからなる固定手段により鉄蓋に固定することによって、前記シャフトに押し込み力が作用しても、前記シャフトが貫通孔内に必要以上に押し込まれたり、前記貫通孔から抜け落ちるおそれがない。
また、この発明によれば、鉄蓋にアンテナ専用の貫通孔を新たに形成することによって、高性能のアンテナを鉄蓋に取り付けることができる。
また、この発明によれば、シャフトの上面に形成した凹陥部内に、保護カバーにより覆われた、伝送ケーブルが接続されたアンテナを収容し、前記凹陥部内に充填剤を充填することにより、アンテナがユニット化されるので、アンテナの取り付けや交換が容易に行える。
また、この発明によれば、シャフトの側部に開口を形成し、前記開口から伝送ケーブルをシャフトの外部に出すことによって、鉄蓋を地面に置いたときに、前記伝送ケーブルがシャフトの下面と地面との間に挟まれ、鉄蓋の自重によって損傷することを回避することができる。
また、この発明によれば、シャフトの側部に開口を形成し、前記シャフトの下端を鉄蓋の裏面に形成された補強リブの下面から突出させることによって、鉄蓋を地面に置いたときに、前記伝送ケーブルが鉄蓋の補強リブの下面と地面との間に挟まれ、鉄蓋の自重によって損傷することを回避することができる。
この発明の、鉄蓋への携帯電話用アンテナの取付構造を示す断面図である。 鉄蓋に形成された貫通孔を示す断面図である。 アンテナが収容されたシャフトを示す断面図である。 この発明の、鉄蓋へのアンテナの別の取付構造を示す断面図である。 鉄蓋に形成された別の貫通孔を示す断面図である。 この発明の、鉄蓋へのアンテナの更に別の取付構造を示す断面図である。 伝送ケーブルの損傷原因を示す断面図である。 シャフトの下端にナットを取り付けた鉄蓋を地面に置いた状態を示す断面図である。 伝送ケーブルの損傷の回避手段を示す断面図である。 伝送ケーブルの損傷の別の回避手段を示す断面図である。 伝送ケーブルの損傷のさらに別の回避手段を示す断面図である。 従来取付構造を示す断面図である。
次に、この発明の、鉄蓋への携帯電話用アンテナの取付構造の一実施態様を、図面を参照しながら説明する。
ここで、鉄蓋には、マンホールの鉄蓋以外に、人が入れない通信電力分野の手孔等に設置される鉄蓋も含む。従って、路面に設置される鉄蓋すべてを含むが、以下、マンホールの鉄蓋を例にあげて説明する。
図1は、この発明の、鉄蓋へのアンテナの取付構造を示す断面図、図2は、鉄蓋に形成された貫通孔を示す断面図、図3は、アンテナが収容されたシャフトを示す断面図である。
図1から図3において、1は、マンホール2の鉄蓋3に形成された貫通孔であり、後述する携帯電話用アンテナ8の専用貫通孔である。貫通孔1は、上部に下細りテーパー状の段部1aが形成されている。段部1aには、後述する中空シャフト4の係合部4cが係合する。
4は、貫通孔1内に挿入される金属製の中空シャフトである。シャフト4の上面には、凹陥部4aが形成され、シャフト4の中心部には、後述する伝送ケーブルが挿通される挿通孔4bが形成され、シャフト4の上部には、貫通孔1の段部1aと係合する、下細りテーパー状の係合部4cが形成され、シャフト4の下部には、後述するナット7が螺合する雄ねじ4dが切られている。
5は、貫通孔1内に挿入されたシャフト4を鉄蓋3に固定する固定手段である。固定手段5は、座金6と、シャフト4の雄ねじ4bと螺合するナット7とからなっている。
8は、シャフト4の凹陥部4a内に収容された平面基板からなるアンテナである。アンテナ8は、接着剤9により凹陥部4aの内面に接着される保護カバー10により覆われ、凹陥部4a内には、充填剤11が充填されている。アンテナ8には、シャフト4の挿通孔4bを通り、マンホール2内に設置された監視装置(図示せず)に、コネクタ12を介して接続される伝送ケーブル13が接続されている。
このように、アンテナ8は、シャフト4内に収容され、ユニット化されているので、アンテナの取り付けや交換が容易に行える。
この発明の、鉄蓋へのアンテナの取付構造によれば、以下のようにして、アンテナ8が鉄蓋3に取り付けられる。
鉄蓋3に、アンテナ8の専用の貫通孔1を形成する。貫通孔1の径は、既設の鉄蓋の空気孔(図7参照)より大きい。これによって、面積の大きい、高性能のアンテナを鉄蓋に取り付けることができる。
次に、シャフト4内に収容され、ユニット化されたアンテナ8をシャフト4と共に、鉄蓋3の貫通孔1内に挿入する。この際、シャフト4の係合部4cが貫通孔1の段部1aに係合するので、シャフト4は、常に規定位置に挿入される。この結果、シャフト4が車両の走行や故意により貫通孔1内に必要以上に押し込まれるおそれは皆無となるので、アンテナ8は、その機能を十分に発揮することができる。
次に、座金6をシャフト4に挿入した後、ナット7をシャフト4の雄ねじ4dにねじ込む。これによって、アンテナ8が収容されたシャフト4が鉄蓋3に強固に固定される。座金6を介してシャフト4をナット7により固定することによって、鉄蓋3の厚さが薄くても、アンテナ8を収容する関係で、所定長さが必要なシャフト4を鉄蓋3に固定することができる。
このようにして、アンテナ8を鉄蓋3に容易かつ強固に取り付けることができる。
次に、この発明の、鉄蓋へのアンテナの別の取付構造について、図面を参照しながら説明する。
図4は、この発明の、鉄蓋へのアンテナの別の取付構造を示す断面図、図5は、鉄蓋に形成された別の貫通孔を示す断面図である。
図4および図5において、図1および図2におけると同一番号のものは、同一物を示す。
図4および図5に示す別の取付構造と、図1および図2に示す取付構造との相違点は、別の取付構造においては、貫通孔1の段部1aは、階段状に形成され、シャフト4の係合部4cは、フランジ状に形成されている点と、シャフト4の雄ねじ4dが形成されている部分と凹陥部4aが形成されている部分とが同一太さになっている点である。図1および図2に示す取付構造では、シャフト4の雄ねじ4dが形成されている部分は、凹陥部4aが形成されている部分に比べて細くなっている。
図6は、この発明の、鉄蓋へのアンテナのさらに別の取付構造を示す断面図である。
図6において、図1および図2におけると同一番号のものは、同一物を示す。
図6に示すさらに別の取付構造と、図1および図2に示す取付構造との相違点は、さらに別の取付構造においては、貫通孔1の段部1aは、階段状に形成され、シャフト4の係合部4cは、フランジ状に形成されている点である。
上記何れの取付構造においても、アンテナ8が貫通孔1内に必要以上に押し込まれたり、貫通孔1から抜け落ちるおそれがなく、しかも、優れた機能を有するアンテナ8を容易かつ強固に鉄蓋3に取り付けることができる。
上記何れの取付構造において、以下のような問題がある。
図7に示すように、シャフト4の下端が鉄蓋3の裏面に形成された補強リブ14の下面より突出している場合、鉄蓋3を地面(GL)に置いたときに、伝送ケーブル13がシャフト4の下面と地面との間に挟まれ、伝送ケーブル13が鉄蓋3の自重によって損傷するおそれがある。
なお、シャフト4の下端が鉄蓋3の裏面に形成された補強リブ14の下面より突出していない場合であっても、鉄蓋3を地面に置いたときに、伝送ケーブル13が補強リブ14の下面と地面との間に挟まれ、伝送ケーブル13が鉄蓋3の自重によって損傷するおそれがある。
これらの問題を解決するには、図9に示すように、シャフト4の側部に、シャフト4の長手方向に溝を切ることによって開口4eを形成し、シャフト4の長さをシャフト4の下端が鉄蓋3の裏面に形成された補強リブ14の下面から突出する長さとし、伝送ケーブル13を開口4eからシャフト4の外部に出すようにすれば良い。シャフト4の下端には、ナット15を螺合させて、開口4eを閉鎖する。
このようにすることによって、鉄蓋3を地面に置いたときには、図8に示すように、ナット15が地面に当接し、伝送ケーブル13は、開口4eからシャフト4の外部に出るので、伝送ケーブル13がシャフト4の下面あるいは鉄蓋3の補強リブ14の下面と地面との間に挟まれ、伝送ケーブル13が鉄蓋3の自重によって損傷するおそれを回避することができる。
別の手段として、図10に示すように、シャフト4の前記溝が形成された部分に結束バンド16を巻き付けて、シャフト4に開口4eを形成しても良い。
さらに別の手段として、図11に示すように、シャフト4に開口4eを形成せずに、シャフト4の下端にエルボ管17を接続し、エルボ管17にフレキシブル管18を接続しても良い。
上記何れの手段においても、伝送ケーブル13がシャフト4の下面あるいは鉄蓋3の補強リブ14の下面と地面との間に挟まれ、伝送ケーブル13が鉄蓋3の自重によって損傷おそれを回避することができる。
以上説明したように、この発明によれば、マンホール2の鉄蓋3に、空気孔の径より大きく、かつ、段部1aを有するアンテナ専用の貫通孔1を新たに形成し、上部に段部1aと係合する係合部4cを有し、下部に雄ねじ4dが切られた、アンテナ8が収容された中空シャフト4を貫通孔1に挿入し、シャフト4を、座金6と雄ねじ4dと螺合するナット7とからなる固定手段5により鉄蓋3に固定することによって、シャフト4に押し込み力が作用しても、シャフト4が貫通孔1内に必要以上に押し込まれたり、貫通孔1から抜け落ちるおそれがない。
また、この発明によれば、鉄蓋3にアンテナ専用の貫通孔1を新たに形成することによって、高性能のアンテナ8を鉄蓋3に取り付けることができる。
また、この発明によれば、シャフト4の上面に形成した凹陥部4a内に、保護カバー10により覆われた、伝送ケーブル13が接続されたアンテナ8を収容し、凹陥部4a内に充填剤11を充填することにより、アンテナ8がユニット化されるので、アンテナ8の取り付けや交換が容易に行える。
また、この発明によれば、シャフト4の側部に開口4eを形成し、開口4eから伝送ケーブル13をシャフト4の外部に出すことによって、鉄蓋3を地面に置いたときに、伝送ケーブル13がシャフト4の下面と地面との間に挟まれ、鉄蓋3の自重によって損傷することを回避することができる。
また、この発明によれば、シャフト4の側部に開口4eを形成し、シャフト4の下端を鉄蓋3の裏面に形成された補強リブ14の下面から突出させることによって、鉄蓋3を地面に置いたときに、伝送ケーブル13が鉄蓋3の補強リブ14の下面と地面との間に挟まれ、鉄蓋3の自重によって損傷することを回避することができる。
1:貫通孔
1a:段部
2:マンホール
3:鉄蓋
4:シャフト
4a:凹陥部
4b:挿通孔
4c:係合部
4d:雄ねじ
4e:開口
5:固定手段
6:座金
7:ナット
8:アンテナ
9:接着剤
10:保護カバー
11:充填剤
12:コネクタ
13:伝送ケーブル
14:補強リブ
15:ナット
16:結束バンド
17:エルボ管
18:フレキシブル管
21:マンホール
22:鉄蓋
23:空気孔
24:ベース部
25:絶縁体
26:アンテナ
27:保護カバー
28:伝送ケーブル
29:コネクタ
30:支持部

Claims (7)

  1. 路面に設置される鉄蓋に形成された、上部に段部を有するアンテナ専用の貫通孔と、前記貫通孔内に挿入される、上部に前記段部と係合する係合部を有し、下部に雄ねじが切られた中空シャフトと、前記貫通孔内に挿入された前記シャフトを前記鉄蓋に固定する固定手段とからなり、前記シャフトの上面には、凹陥部が形成され、前記凹陥部内には、携帯電話用アンテナが収容され、前記アンテナには、前記シャフトを通り前記マンホール内に設置された監視装置に接続される伝送ケーブルが接続され、前記シャフトを前記貫通孔内に挿入後、前記携帯電話用アンテナは、前記固定手段により前記シャフトと共に、前記鉄蓋に取り付けられ、前記固定手段は、座金と前記雄ねじと螺合する固定用ナットとからなり、前記シャフトの側部には、開口が形成され、前記伝送ケーブルは、前記開口から前記シャフトの外部に露出し、前記シャフトは、前記シャフトの下端が前記鉄蓋の裏面に形成された補強リブの下面から突出する長さを有していることを特徴とする、鉄蓋への携帯電話用アンテナの取付構造。
  2. 前記貫通孔の前記段部および前記シャフトの前記係合部は、何れも、下細りテーパー状に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の、鉄蓋への携帯電話用アンテナの取付構造。
  3. 前記貫通孔の前記段部は、階段状に形成され、前記シャフトの前記係合部は、フランジ状に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の、鉄蓋への携帯電話用アンテナの取付構造。
  4. 前記貫通孔は、既存の前記鉄蓋に新たに形成されることを特徴とする、請求項1から3の何れか1つに記載の、鉄蓋への携帯電話用アンテナの取付構造。
  5. 前記シャフトは、金属製であることを特徴とする、請求項1から4の何れか1つに記載の、鉄蓋への携帯電話用アンテナの取付構造。
  6. 前記アンテナは、保護カバーにより覆われ、前記凹陥部内には、充填剤が充填されていることを特徴とする、請求項1から5の何れか1つに記載の、鉄蓋への携帯電話用アンテナの取付構造。
  7. 前記鉄蓋は、マンホールに設置されることを特徴とする、請求項1から6の何れか1つに記載の、鉄蓋への携帯電話用アンテナの取付構造。
JP2015178531A 2015-09-10 2015-09-10 鉄蓋への携帯電話用アンテナの取付構造 Active JP6262697B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015178531A JP6262697B2 (ja) 2015-09-10 2015-09-10 鉄蓋への携帯電話用アンテナの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015178531A JP6262697B2 (ja) 2015-09-10 2015-09-10 鉄蓋への携帯電話用アンテナの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017055297A JP2017055297A (ja) 2017-03-16
JP6262697B2 true JP6262697B2 (ja) 2018-01-17

Family

ID=58319390

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015178531A Active JP6262697B2 (ja) 2015-09-10 2015-09-10 鉄蓋への携帯電話用アンテナの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6262697B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111478041A (zh) * 2017-05-24 2020-07-31 侯苏华 移动通信终端
JP6936698B2 (ja) * 2017-10-30 2021-09-22 日本鋳鉄管株式会社 鉄蓋へのアンテナの取付け構造
KR102314609B1 (ko) * 2021-05-28 2021-10-19 코비코 주식회사 스마트 맨홀뚜껑의 안테나모듈 방수 및 매립 구조

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002054167A (ja) * 2000-08-09 2002-02-20 Pentafu Kk マンホールの遠隔監視装置
JP2008150903A (ja) * 2006-12-19 2008-07-03 Cs Engineers:Kk マンホール用icタグ取付装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017055297A (ja) 2017-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6262697B2 (ja) 鉄蓋への携帯電話用アンテナの取付構造
US10505352B2 (en) Sealing cover boot and cover and interconnection junctions protected thereby
US9531180B2 (en) Waterproof cable assembly/connector
RU2521960C2 (ru) Уплотнение для электрических кабелей
US20220299550A1 (en) Utility cover for use with automated metering equipment
KR20140113200A (ko) 지상개폐기의 케이블 고정장치
JP3177641U (ja) 配線分岐用管継手装置
KR101618133B1 (ko) 케이블 커넥터 장치
CN105409067A (zh) 防液连接器
EP2390698A1 (en) Sealed optoelectronic isolation connection device and sealed cabin
JP2017127048A (ja) パイプ取付部品およびパイプの端部構造
KR200360412Y1 (ko) 맨홀일체형 안테나
JP6936698B2 (ja) 鉄蓋へのアンテナの取付け構造
KR101736498B1 (ko) 해저케이블 접속장치
JP2019138077A (ja) 電子機器の固定用構造体および漏水検知装置
US20160363731A1 (en) Device for transitioning from trunk cable to jumper cable
US20160281904A1 (en) Protector for covering a tube flange
KR101842837B1 (ko) 관 연결 소켓
JP2013233012A (ja) 配線ボックス
JP7075082B2 (ja) ケーブル設置・分岐用コンクリート製品
JP2013177918A (ja) 分岐継手
KR101529695B1 (ko) 해상 풍력용 제이튜브씰
KR101545321B1 (ko) 서브마린케이블 아머 클램프 어셈블리 및 그 시공 방법
JP2013161531A (ja) 端子取付板
KR101511067B1 (ko) 통신 케이블용 행거

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170825

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20170914

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20170914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170926

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171026

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6262697

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250