JP6260583B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、各種情報を表示する表示装置に関するものである。
従来の表示装置として、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1の表示装置では、車両の状態に関連する表示画像を表示領域に表示するディスプレイ装置と、ディスプレイ装置の表示領域上に位置し、第1部分と第2部分とから構成される加飾部(装飾ユニット)と、第1部分と第2部分のうち、少なくとも一方を、ディスプレイ装置の表示面に沿って移動させる移動機構とを備えている。
第1、第2部分は、例えば、リング形状を半分に分割した半円形を成しており、半円形の開口側が互いに向き合うように配置されている。そして、移動機構によって、第1、第2部分は、例えば、表示領域上の左右方向に移動されるようになっている。よって、第1、第2部分が互いに向き合って近接すると、円形(リング状)の一体的な加飾部が形成され、また、第1、第2部分が離間されると、表示領域上の左右の両端側に2つの半円形の加飾部が形成されるようになっている。
そして、第1、第2部分が移動機構によって近接された場合、あるいは離間された場合に、加飾部の内側の領域には、それぞれ、異なる表示画像が表示される。また、加飾部の外側領域には、更に異なる表示画像が表示され、加飾部の位置および形状に合わせた表示が行われ、表示画像を種々変化させることができるようになっている。
特開2013−44619号公報
しかしながら、上記特許文献1の表示装置では、第1、第2部分が移動されることで、加飾部によって形成される表示領域は、1つの円形領域となるか、あるいは2つの半円形領域となるかの違いが得られるだけであり、加飾部の内側領域のトータル面積、および加飾部の外側領域のトータル面積は同一である。つまり、特許文献1では、各種表示画像を表示する領域は、加飾部(第1、第2部分)の内側と、外側とで単純に区画されており、区画に応じた表示領域しか形成できず、新たに表示領域を拡大することはできない。
本発明の目的は、上記問題に鑑み、分割部分から成る加飾部を移動させたときに、表示パターンを大きく変更させると共に、表示領域の拡大をも可能とする表示装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
本発明では、複数の情報を表示する表示部(110)と、
表示部(110)の視認側に配置され、複数の分割部分(1211、1212)に分割されており、複数の情報のうち、所定の情報の外側部を加飾する加飾部(121)と、
複数の分割部分(1211、1212)の少なくとも一方を移動させる移動機構(130)と、
表示部(110)の表示状態、および移動機構(130)の作動を制御する制御部(140)と、を備える表示装置であって、
制御部(140)は、
移動機構(130)によって、複数の分割部分(1211、1212)が表示部(110)の面(111)に沿って一体化された状態と、分割部分(1211、1212)の一方を回転移動させて、視認方向から見て他方に重ねられた状態とを形成可能として、
分割部分(1211、1212)が一体化された状態で、加飾部(121)の内側領域に第1の所定の情報(111a)を表示し、分割部分(1211、1212)が重ねられた状態で、分割部分(1211、1212)の内側と、この内側に連続する外側とを1つの領域にして第1の所定の情報(111a)とは異なる第2の所定の情報(111d)を表示するようになっており、
複数の分割部分(1211、1212)が一体化されたときは、互いの端部同士が当接するようになっており、
移動機構(130)は、分割部分(1211、1212)の一方(1211)を回転移動させる前に、端部同士を一旦、表示部(110)の面(111)に沿う方向に所定量離間させ、複数の分割部分(1211、1212)を相対的に表示部(110)の面(111)に直交する方向に移動させることを特徴としている。
この発明によれば、複数の分割部分(1211、1212)が一体化された状態では、複数の分割部分(1211、1212)の内側に第1の所定情報を表示すると共に、一体化された分割部分(1211、1212)の外側に、異なる別の情報を表示することができる。
また、一方の分割部分(1211)が他方の分割部分(1212)に重ねられた状態では、一方の分割部分(1211)は、視認されない形となり、一方の分割部分(1211)による表示領域の境界ラインをなくすことができる。よって、重ねられた分割部分(1211、1212)の内側と、この内側に連続する外側とを1つの領域にして、第2の所定情報を表示するための表示領域を新たに形成することができる。
この新たな表示領域は、従来のように移動させたとしても分割部分(1211、1212)が視認される場合に対して、各段に面積の大きな領域として形成することが可能となる。よって、加飾部(121)における分割部分(1211、1212)の少なくとも一方を移動させたときに、重ねられた状態をも形成可能とすることで、表示パターンを大きく変更させると共に、表示領域の拡大をも可能とする表示装置を提供することが可能となる。
尚、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
第1実施形態の表示装置の全体構成を示すブロック図である。 ノーマルモード時における表示状態を示す正面図である。 第1移動機構を示す説明図である。 図3のIV方向から見た斜視図である。 図3のV方向から見た第2移動機構を示す説明図である。 分割部分が一体状態から移動される際の初期の動きを示す説明図である。 分割部分が重ねられた状態に移動される際の動きを示す説明図である。 分割部分が重ねられた状態を示す説明図である。 図8のIX方向から見た斜視図である。 オートドライブモード時における表示状態を示す正面図である。 分割部分が重ねられた状態から更に左右方向に移動される際の動きを示す説明図である。 スポーツモード時における分割部分の配置を示す説明図である。 図12のXIII方向から見た斜視図である。 スポーツモード時における表示状態を示す正面図である。 オーディオ操作時における表示状態を示す正面図である。 注意喚起時における表示状態を示す正面図である。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。各実施形態で具体的に組み合わせが可能であることを明示している部分同士の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても実施形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
(第1実施形態)
第1実施形態における表示装置100を図1〜図16を用いて説明する。第1実施形態における表示装置100は、液晶ディスプレイ110の画像表示面111に、種々の情報画像(複数の情報)を表示することにより、車両に関連する各種情報を運転者に提供する装置であり、車両用として設定されている。
表示装置100による表示は、制御部140によって制御されるようになっており、一体状態あるいは分割状態での配置が可能となる加飾リング121、122と、画像表示面111に映し出される各種情報画像との組み合わせによって形成されるようになっている。表示装置100は、図2に示すように、正面側を運転席側(ユーザ側)に向けた姿勢にて、車室内に設けられたインストルメントパネル内に収容されている。表示装置100は、後述する各種走行モード、オーディオ操作時、あるいは他車両に対する注意喚起時等に応じて、表示モードが切替えられるようになっている(図2、図10、図14、図15、図16)。
図1に示すように、車両には、イグニッションリレー11、バッテリー12、および車内LAN(Local Area Network)13等が搭載されている。表示装置100の制御部140には、イグニッションリレー11を介して、バッテリー12から電力が供給されるようになっている。また、車内LAN13からは、制御部140に対して各種入力情報が出力されるようになっている。各種入力情報とは、ここでは、ユーザ(視認者)が選択操作する、ノーマルモードスイッチ、スポーツモードスイッチ、オートドライブスイッチ、オーディオスイッチ等に入力された情報である。また、車両には、車両外部後方の状況を撮影するカメラが設けられており、このカメラによって撮影された画像データは、制御部140に出力されるようになっている。
表示装置100は、図1〜図6に示すように、液晶ディスプレイ110、加飾リング121、122、移動機構130、および制御部140等を備えている。ここで、液晶ディスプレイ110を基準とした場合の3軸方向を、図3、図4中に示すように、左右方向、上下方向、および前後方向と定義しておく。各方向は、車両で見た場合の左右、上下、前後と同じである。特に、前後方向において、液晶ディスプレイ110は前側に対応し、ユーザは後ろ側に対応する。
液晶ディスプレイ110は、画像表示面111に配列された複数の画素を制御することにより、カラー表示を実現するドットマトリクス方式の表示器である。液晶ディスプレイ110は、制御部140によって逐次取得された制御信号に基づいて描画した各種情報画像を、画像表示面111に連続的に形成することにより、映像を表示する。画像表示面111に表示される映像は、バックライト112からの光によって透過照明されるようになっている。液晶ディスプレイ110は、本発明の表示部および画像表示部に対応し、また、画像表示面111は、本発明の表示部の面に対応する。
液晶ディスプレイ110は、移動可能に形成された加飾リング121、122の位置に応じて画像表示面111上に形成される各種領域a01〜a11に、それぞれ異なる各種情報画像111a〜111jを形成するようになっている(詳細後述)。
加飾リング121、122は、液晶ディスプレイ110のユーザ側(視認側)で、画像表示面111における各種情報画像111a〜111jの外側部に配置されて、液晶ディスプレイ110を立体的に見せるようにすると共に、各種情報画像111a〜111jの外側部の見栄えを向上させる加飾部となっている。加飾リング121、122は、本実施形態では、液晶ディスプレイ110上において、基本の表示モードとしていわゆる二眼メータ(図2)を形成するように、2つ(121、122)設けられている。一つの加飾リング121の基本位置は、画像表示面111の右側となっており、また、もう一つ加飾リング122の基本位置は、画像表示面111の左側となっている。
各加飾リング121、122は、それぞれ、複数の分割部分に分割されており、分割部分が移動されることで、一体化あるいは分割化が可能となっている。即ち、加飾リング121は、分割部分1211、1212を有している。分割部分1211は、本発明の一方の分割部分に対応し、また、分割部分1212は、本発明の他方の分割部分に対応する。同様に、加飾リング122は、分割部分1221、1222を有している。分割部分1221は、本発明の一方の分割部分に対応し、また、分割部分1222は、本発明の他方の分割部分に対応する。
各加飾リング121、122は、一体化されているときは、全体形状が文字通りリング状を成しており、例えば樹脂材から形成された本体部の表面に、塗装、蒸着、あるいはメッキ等によって、金属色(例えばシルバー色)を呈する表面処理層が設けられて形成されている。
図3、図4に示すように、加飾リング121における各分割部分1211、1212は、それぞれ、リング形状を縦割りにしたような半円形状を成している。各分割部分1211、1212の周方向に直交する断面形状は、例えば台形形状となっている。
分割部分1211の周方向に直交する方向の寸法(以下、幅寸法)は、半円形状の周方向にわたって同一となっている。これに対して、分割部分1212の幅寸法は、半円形状の開口側端部においては、分割部分1211の幅寸法と同等としつつも、半円形状の周方向の中央部において、分割部分1211の幅寸法よりも大きくなっている。換言すると、分割部分1211の幅寸法は、分割部分1212の幅寸法よりも小さく成るように設定されている。
分割部分1211は、移動可能な可動用分割部分となっており、分割部分1211の半円形状の開口側端部(2カ所)のうち、一方(図3では下側)の開口側端部には、径方向の外側に延びる腕部1211aが一体的に設けられている。腕部1211aの延設された先端部は、後述する第1移動機構131Aのベルト131cの所定位置に接続されている。
また、分割部分1212は、画像表示面111に対して、位置固定された固定用分割部分となっており、画像表示面111の右端部領域で、半円形状の開口側が画像表示面111の中心側を向くように配置されている。
各分割部分1211、1212は、液晶ディスプレイ110の画像表示面111に対して、所定の寸法Lだけ離れた位置に配置されている。この所定の寸法Lは、後述するように(図9)、可動用の分割部分1211が、固定用の分割部分1212と画像表示面111との間に入り込むことが可能となる寸法である。
加飾リング122においても、上記加飾リング121と同様の構成となっている。即ち、加飾リング122における各分割部分1221、1222は、それぞれ、リング形状を縦割りにしたような半円形状を成している。各分割部分1221、1222の周方向に直交する断面形状は、例えば台形形状となっている。
分割部分1221の幅寸法は、半円形状の周方向にわたって同一となっている。これに対して、分割部分1222の幅寸法は、半円形状の開口側端部においては、分割部分1221の幅寸法と同等としつつも、半円形状の周方向の中央部において、分割部分1221の幅寸法よりも大きくなっている。換言すると、分割部分1221の幅寸法は、分割部分1222の幅寸法よりも小さく成るように設定されている。
分割部分1221は、移動可能な可動用分割部分となっており、分割部分1221の半円形状の開口側端部(2カ所)のうち、一方(図3では下側)の開口側端部には、径方向の外側に延びる腕部1221aが一体的に設けられている。腕部1221aの延設された先端部は、後述する第1移動機構131Bのベルト131cの所定位置に接続されている。
また、分割部分1222は、画像表示面111に対して、位置固定された固定用分割部分となっており、画像表示面111の左端部領域で、半円形状の開口側が画像表示面111の中心側を向くように配置されている。
各分割部分1221、1222は、液晶ディスプレイ110の画像表示面111に対して、所定の寸法Lだけ離れた位置に配置されている。この所定の寸法Lは、後述するように(図9)、可動用の分割部分1221が、固定用の分割部分1222と画像表示面111との間に入り込むことが可能となる寸法である。
移動機構130は、加飾リング121の分割部分1211、1212、および加飾リング122の分割部分1221、1222のうち、それぞれの加飾リング121、122において、少なくとも一方の分割部分を移動させるための機構となっている。ここでは、移動機構130は、可動用の分割部分1211、1221を移動させるようになっている。
移動機構130は、分割部分1211、1221を画像表示面111に沿って回転移動および平行移動させるための第1移動機構131A、131Bと、分割部分1211、1221を画像表示面111に対して直交する方向、つまり、前後方向に移動させるための第2移動機構132A、132Bとを備えている。
図3に示すように、第1移動機構131A、および131Bは、それぞれプーリー131a、131b、ベルト131c、およびモータ131dを有している。第1移動機構131Aは、分割部分1211を回転移動させる機構となっており、また、第1移動機構131Bは、分割部分1221を回転移動させる機構となっている。第1移動機構131A、および131Bは、液晶ディスプレイ110の中心位置に対して、左右対称となるように配置されている。
プーリー131a(図8、図12)は、各加飾リング121、122が円形状を成す場合に、画像表示面111の左右にそれぞれ配置される際の、各加飾リング121、122の中心位置下側で、液晶ディスプレイ110の外方に対応する位置に配置されている。また、プーリー131b(図3、図8)は、液晶ディスプレイ110の中心位置上側で、液晶ディスプレイ110の外方に対応する位置に配置されている。
ベルト131cは、各プーリー131a、131b間に掛けられており、分割部分1212、1222と同心形状となるような円弧ラインに沿う円弧部分と、液晶ディスプレイ110の上端の水平ラインに沿う水平部分とが連続的に形成されるようになっている。そして、ベルト131cの所定位置に、各分割部分1211、1221の各腕部1211a、1221aの先端部が接続されている。
モータ131dは、プーリー131aに接続されており、プーリー131aを回転駆動させるようになっている。モータ131dは、プーリー131aに対して正回転、および逆回転させることが可能となっている。モータ131dの作動は、制御部140によって制御されるようになっている。
図5に示すように、第2移動機構132A、および132Bは、軸部132a、軸支持部132b、モータ132c、および弾性部132d等を有している。第2移動機構132Aは、分割部分1211と共に移動し、分割部分1211を前後方向に移動させる機構となっており、また、第2移動機構132Bは、分割部分1221と共に移動し、分割部分1221を前後方向に移動させる機構となっている。
軸部132aは、画像表示面111に対して直交する方向(前後方向)に延びており、長手方向の一端側は、腕部1211aの先端部に接続されている。そして、軸部132aの長手方向に沿う面で、分割部分1211、1221の半円形状の開口側を向く面には、例えば、頂点が鈍角を成す三角形状の凹部が繰り返し形成された複数の段部132a1が設けられている。複数の段部132a1の間隔は、分割部分1211、1221が前後方向に移動される際の移動距離に等しく設定されている。
軸支持部132bは、軸部132aが長手方向に挿通される筒状の部材であり、軸部132aの長手方向に沿う内周面には、頂点が鈍角を成す三角形状の凸部が繰り返し形成されて、段部132a1と噛み合う複数の段部132b1が設けられている。軸部132aの段部132a1が形成されている側とは反対側の面と、軸支持部132bの内周面との間には、段部132b1の段差に対応する分の隙間が設けられている。
モータ132cは、軸支持部132bに固定されると共に、軸部132aの長手方向の他端側に接続されており、軸部132aを長手方向に摺動させるようになっている。モータ132cによって、軸部132aが長手方向に摺動されると、軸部132aの段部132a1が、軸支持部132bの段部132b1を乗り越えようとして、軸部132aには、長手方向の動きに加えて、長手方向に直交する方向(画像表示面111の左右方向)の動きが発生されるようになっている。この左右方向の動きは、各加飾リング121、122が、図3に示す位置にあるときに、固定用の分割部分1212、1222に対して、可動用の分割部分1211、1221が離れる方向の動きとなる。
弾性部132dは、例えば、コイル状のスプリングが使用されて、各腕部1211a、1221aと、各軸支持部132bとの間に介在されており、各腕部1211a、1221aを画像表示面111側に引張るような付勢力を発生させるようになっている。
制御部140は、車内LAN13から得られる各種入力情報を基に、移動機構130による加飾リング121、122の配置を制御すると共に、加飾リング121、122の配置に応じて、液晶ディスプレイ110における各種情報画像111a〜111jの表示を制御するようになっている(詳細後述)。
次に、上記構成に基づく表示装置100の作動について説明する。制御部140は、ユーザが選択操作するノーマルモードスイッチ、スポーツモードスイッチ、オートドライブスイッチ、オーディオスイッチ等の入力内容に応じて、また、車両外部後方の状況を撮影するカメラの撮影画像データに応じて、加飾リング121、122の配置を変更させつつ、各種情報画像111a〜111jの表示を切替えるようになっている。
1.ノーマルモード時の表示
ノーマルモードは、エコ走行を重視した通常の走行モードである。ユーザによってノーマルモードが選択されると、制御部140は、移動機構130(モータ131d、132c)を作動させて、図3、図4に示すように、加飾リング121、122が、それぞれ円形状を成して、画像表示面111の左右位置に配置されるようにする。
つまり、制御部140は、加飾リング121において、固定用の分割部分1212の半円形状の開口側の両端部に、分割部分1211の半円形状の開口側の両端部がそれぞれ互いに当接して、円形形状の加飾リング121となるように、分割部分1211を移動させる。同様に、制御部140は、加飾リング122において、固定用の分割部分1222の半円形状の開口側の両端部に、分割部分1221の半円形状の開口側の両端部がそれぞれ互いに当接して、円形形状の加飾リング122となるように、分割部分1221を移動させる。加飾リング121、および122における上記の状態は、本発明の複数の分割部分が表示部の面に沿って一体化された状態、に対応する。
このとき、図2に示すように、画像表示面111は、加飾リング121、122によって、第1〜第3領域a01〜a03に区画される。第1領域a01は、加飾リング121の内側の領域である。第2領域a02は、加飾リング122の内側の領域である。第3領域a03は、加飾リング121と、加飾リング122との間の領域である。
そして、制御部140は、第1領域a01に、車両の走行速度を示すスピードメータ画像111aを表示させ、第2領域a02に、エコ走行状態にあるか否かを示すエコドライブインジケータ画像111bを表示させ、第3領域a03に、GPSシステムを用いたカーナビゲーション装置による目的地への案内を示すカーナビ画像111cを表示させる。スピードメータ画像111a、エコドライブインジケータ画像111b、およびカーナビ画像111cは、本発明の第1の所定の情報に対応する。
尚、スピードメータ画像111aは、中心部において車速値(5km/h)が表示され、この車速値の下側にシフトレバーのポジション位置を示す記号(D)が表示され、更に、加飾リング121の内周側に、目盛、数字、および指針によって形成される車速用の指針式メータが表示される画像となっている。
また、エコドライブインジケータ画像111bは、現在の走行において、回生エネルギーの活用によるバッテリー12への充電モード(CHARGE)になっているか、エコ状態での走行(ECO)となっているか、あるいは、エンジン負荷の高いパワー状態での走行(POWER)になっているかを指針によって示す画像となっている。
また、カーナビ画像111cは、目的地への進行方向を示す画像となっている。カーナビ画像111cには、現在の外気温度(16℃)、時刻(11:25)、残燃料に基づく航続可能距離(134km)、および所定位置からの積算走行距離(1234km)を示す画像が加えられている。
2.オートドライブモード時の表示
オートドライブモードは、例えば、高速道路での走行において、車速維持、前車両との車間距離維持、走行車線維持、緊急ブレーキ操作等を自動制御する走行モードである。ユーザによってオートドライブモードが選択されると、制御部140は、移動機構130(モータ131d、132c)を作動させて、図8、図9に示すように、加飾リング121、122が、それぞれ半円形状を成して、画像表示面111の左右位置に配置されるようにする。
つまり、制御部140は、加飾リング121において、固定用の分割部分1212に対して、可動用の分割部分1211がユーザ側から見て重ねられるように、分割部分1211を回転移動させる。同様に、制御部140は、固定用の分割部分1222に対して、可動用の分割部分1221がユーザ側から見て重ねられるように、分割部分1221を回転移動させる。加飾リング121、および122における上記の状態は、本発明の重ねられた状態に対応する。
具体的には、制御部140は、まず、図5、図6に示すように、第2移動機構132A、132Bにおけるモータ132cを作動させて、軸部132aを画像表示面111側に向けて(前方向に)摺動させる。すると、段部132a1が段部132b1を乗り越えようとするため、軸部132aが長手方向と交差する方向(左右方向)に移動される。これに伴い、軸部132aに接続されている分割部分1211、1221は、図6(b)に示すように、画像表示面111に沿う左右方向に、固定側の分割部分1212、1222から段部132b1の段差分(所定量)だけ、離れる(離間する)ように移動する。
更に、制御部140は、軸部132aを画像表示面111側に向けて摺動させ、分割部分1211、1221を、画像表示面111側に移動させる。これに伴い、図6(c)に示すように、分割部分1211、1221は、固定側の分割部分1212、1222よりも画像表示面111側に移動して、図4で説明した所定の寸法L内に入り込む。そして、段部132a1が次の段部132b1に噛み合うと、軸部132aが、長手方向と交差する方向(左右方向)において、もとの位置に戻される。よって、図6(d)に示すように、分割部分1211、1221は、固定用の分割部分1212、1222側に近づくように移動する。
そして、制御部140は、更に、第1移動機構131A、131Bにおけるモータ131dを作動させて、分割部分1211、1221を回転移動させる。図7に示すように、可動用の分割部分1211、1221は、腕部1211a、1221aがベルト131cの円弧部分を通過することによって、それぞれ回転するようにして、固定用の分割部分1212、1222の画像表示面111側を移動していく。そして、制御部140は、腕部1211a、1221aの先端部の位置が、液晶ディスプレイ110の下側から、反対の上側に位置したときに、第1移動機構131A、131Bを停止させる。
このとき、図8、図9に示すように、可動用の分割部分1211、1221は、それぞれ、固定用の分割部分1212、1222と重なりあって、ユーザ側からは見えない状態となり、加飾リング121、122は、半円形状となって視認されることになる。加飾リング121、および122における上記の状態は、本発明の分割部分の一方を回転移動させて、視認方向から見て他方に重ねられた状態、に対応する。
このとき、図10に示すように、画像表示面111には、半円形状となった加飾リング121、122によって、第4領域a04が形成される。第4領域a04は、画像表示面111において、半円形状の加飾リング121、122の内側と、この内側に連続する外側とが1つになって形成される領域である。第4領域a04は、ほぼ、画像表示面111の全体を用いた領域となっている。
そして、制御部140は、第4領域a04に、オートドライブモード中であることを示すオートドライブ画像111dを表示させる。オートドライブ画像111dは、本発明の第2の所定の情報に対応する。
尚、オートドライブ画像111dは、オートドライブ中であることを示す「AUTO DRIVE」表示、鳥瞰的に描かれた自車両および自車両の両側に複数配置された車線、車速値(74km/h)、現在の外気温度(16℃)、時刻(11:25)、残燃料に基づく航続可能距離(134km)、および所定位置からの積算走行距離(1234km)等が表示される大型の画像となっている。
3.スポーツモード時の表示
スポーツモードは、走行条件に応じてきびきびとした走行が可能となるような、走行性能を重視した走行モードある。ユーザによってスポーツモードが選択されると、制御部140は、移動機構130(モータ131d)を作動させて、図11〜図13に示すように、可動用の分割部分1211、1221を画像表示面111の中心部側に平行移動(左右方向移動)させて、分割部分1211、1221が互いに当接して一体化されるようにする。
具体的には、制御部140は、第1移動機構131A、131Bにおけるモータ131dを作動させて、可動用の分割部分1211、1221を平行移動させる。つまり、各腕部1211a、1221aがベルト131cの水平部分を通過することによって、可動用の分割部分1211、1221が、それぞれ固定用の分割部分1212、1222と重なる位置から、画像表示面111の中央部に向けて、左右方向に移動するようにする。
図11に示すように、分割部分1211は、画像表示面111の中央部に向けて左側に移動する。また、分割部分1221は、画像表示面111の中央部に向けて右側に移動する。そして、制御部140は、各分割部分1211、1221の半円形状の各開口側端部が互いに当接する位置まで移動されたときに、第1移動機構131A、131Bを停止させる。
このとき、図12、図13に示すように、画像表示面111の中央部に、分割部分1211、1221による円形形状の加飾リングが形成配置される。尚、固定用の分割部分1212、1222は、画像表示面111の左右の両側に配置されている。中央部に形成される加飾リングは、固定用の分割部分1212、1222に対して、画像表示面111側にあり、所定の寸法L内に配置されている。
このとき、図14に示すように、画像表示面111には、円形形状となった加飾リング(分割部分1211、1221)、および分割部分1212、1222によって、第5〜第7領域a05〜a07が形成される。第5領域a05は、円形形状となった加飾リングの内側の領域である。第6領域a06は、分割部分1212の内側の領域である。第7領域a07は、分割部分1222の内側の領域である。
そして、制御部140は、第5領域a05に、エンジンの回転速度を示すタコメータ画像111eを表示させ、第6領域06に、エンジンオイルの状態を示すオイル状態画像111fを表示させ、第7領域07に、燃料残量およびエンジン冷却水の温度を示す燃料水温画像111gを表示させる。
尚、タコメータ画像111eは、中心部において車速値(75km/h)が表示され、更に、分割部分1211、1221の内周側に、目盛および数字を有するエンジン回転速度用の円弧状バーグラフが表示される画像となっている。
また、オイル状態画像111fは、分割部分1212の内周側に、目盛および数字を有するオイル圧力用の円弧状バーグラフが表示され、この圧力用のバーグラフの更に内周側に、目盛および数字を有するオイル温度用の円弧状バーグラフが表示される画像となっている。
また、燃料水温画像111gは、分割部分1222の内周側に、文字、数字および目盛を有する燃料残量用の円弧状バーグラフが表示され、この燃料残量用のバーグラフの更に内周側に、数字および目盛を有する冷却水温用の円弧状バーグラフが表示される画像となっている。
また、円形形状となった加飾リング(分割部分1211、1221)の外側領域には、現在の外気温度(16℃)、時刻(11:25)、残燃料に基づく航続可能距離(134km)、および所定位置からの積算走行距離(1234km)等が表示されるようになっている。
4.オーディオ操作時の表示
ユーザによって、例えば、ステアリングに設けられたオーディオスイッチが操作されると、制御部140は、移動機構130(モータ131d、132c)を作動させて、基本となる2つの加飾リング121、122(図2)のうち、図15に示すように、加飾リング122側において、固定用の分割部分1222に対して、可動用の分割部分1221がユーザ側から見て重ねられるように、分割部分1221を回転移動させる。これにより、右側の加飾リング121は、円形形状のまま残り、左側の加飾リング122は、半円形状となる。加飾リング122における上記の状態は、本発明の重ねられた状態に対応する。
このとき、図15に示すように、画像表示面111には、円形形状の加飾リング121、および半円形状となった加飾リング122によって、第8領域a08、および第9領域a09に区画される。第8領域a08は、加飾リング121の内側の領域である。第9領域a09は、画像表示面111において、半円形状の加飾リング122の内側と、この内側に連続する外側とが1つになって形成される領域である。第9領域a09は、半円形状の加飾リング122の内側から、加飾リング121の外側に至る領域となっている。
そして、制御部140は、第8領域a08に、車両の走行速度を示すスピードメータ画像111aを表示させ、第9領域a09に、オーディオの作動状態を示すオーディオ画像111hを表示させる。オーディオ画像111hは、本発明の第2の所定の情報に対応する。
スピードメータ画像111aは、ノーマルモード時で説明したものと同一である。また、オーディオ画像111hは、CDプレーヤー、ラジオ、テレビ等の複数のオーディオ機器の作動状態が、複数重ねられたページ形式で表示される画像となっている。そして、選択されたオーディオ機器のページがユーザ側に表示されて、ユーザに視認されるようになっている。図15では、例えば、CDプレーヤーでの再生時における再生曲の曲番、曲名、アーティスト名等が表示されている例を示している。
尚、オーディオ画像111hには、現在の外気温度(16℃)、時刻(11:25)、残燃料に基づく航続可能距離(134km)、および所定位置からの積算走行距離(1234km)を示す画像が加えられている。
5.注意喚起時の表示
車両外部後方の状況を撮影するカメラによって、例えば、自車両に対して所定距離以内に近接した他車両が撮影(認識)されると、制御部140は、移動機構130(モータ131d、132c)を作動させて、基本となる2つの加飾リング121、122(図2)のうち、図16に示すように、加飾リング121側において、固定用の分割部分1212に対して、可動用の分割部分1211がユーザ側から見て重ねられるように、分割部分1211を回転移動させる。これにより、左側の加飾リング122は、円形形状のまま残り、右側の加飾リング121は、半円形状となる。加飾リング121における上記の状態は、本発明の重ねられた状態に対応する。
このとき、図16に示すように、画像表示面111には、円形形状の加飾リング122、および半円形状となった加飾リング121によって、第10領域a10、および第11領域a11に区画される。第10領域a10は、加飾リング122の内側の領域である。第11領域a11は、画像表示面111において、半円形状の加飾リング121の内側と、この内側に連続する外側とが1つになって形成される領域である。第11領域a11は、半円形状の加飾リング121の内側から、加飾リング122の外側に至る領域となっている。
そして、制御部140は、第10領域a10に、近接する後方の他車両の様子を通常のサイドミラーのように示すサイドミラー画像111iを表示させ、第11領域a11に、オートドライブモードの表示をもとに、自車両に対する他車両の状況を鳥瞰図的に示す後続車画像111jを表示させる。
尚、後続車画像111jには、現在の外気温度(16℃)、時刻(11:25)、残燃料に基づく航続可能距離(134km)、および所定位置からの積算走行距離(1234km)を示す画像が加えられている。
以上のように、本実施形態では、加飾リング121は、分割部分1211、1212から形成され、また、加飾リング122は、分割部分1221、1222から形成されている。各分割部分1211、1212、1221、1222のうち、分割部分1211、1221は、移動機構130によって移動可能となっている。
また、制御部140は、移動機構130によって、分割部分1211、1221が、画像表示面111に沿ってそれぞれ分割部分1212、1222に対して一体化された状態と、分割部分1211、1221を回転移動させて、視認方向から見て分割部分1212、1222に重ねられた状態とを形成可能としている。
これにより、分割部分1211、1221が分割部分1212、1222に一体化された状態では、例えば、ノーマルモード時のように、一体化された加飾リング121、122の内側に第1の所定情報(111a、111b)を表示すると共に、加飾リング121、122の外側に、異なる別の情報(111c)を表示することができる。
また、分割部分1211、1221が分割部分1212、1222に重ねられた状態では、例えば、オートドライブモード時、オーディオ操作時、あるいは注意喚起時のように、分割部分1211、1221は、ユーザに視認されない形となり、分割部分1211、1221による表示領域の境界ラインをなくすことができる。よって、重ねられた分割部分の内側と、この内側に連続する外側とを1つの領域にして、第2の所定情報(111d、111i、111j)を表示するための表示領域を新たに形成することができる。
この新たな表示領域は、従来のように移動された分割部分1211、1212がユーザに視認される場合に対して、各段に面積の大きな領域として形成することが可能となる。よって、複数の分割部分1211、1212、1221、1222から成る加飾リング121、122を移動させたときに、重ねられた状態をも形成可能とすることで、表示パターンを大きく変更させると共に、表示領域の拡大をも可能とする表示装置100を提供することができる。
また、分割部分1211、1221が、分割部分1212、1222に一体化されたときは、互いの端部同士が当接するようになっている。そして、第1移動機構131A、131Bによって分割部分1211、1221を回転移動させる前に、第2移動機構132A、132Bによって、当接する端部同士を一旦、画像表示面111に沿う方向に所定量離間させ、分割部分1212、1222に対して、分割部分1211、1221を相対的に画像表示面111に直交する方向に移動させるようにしている。これにより、分割部分1211、1221を回転移動させるために、分割部分1211、1221を画像表示面111に対して交差する方向(前後方向)に移動させる際に、分割部分の端部同士が接触することがなくなり、摩擦を伴う移動をなくして、スムースな回転移動が可能となる。
また、分割部分1211、1221の幅寸法は、分割部分1212、1222の幅寸法よりも小さく設定されており、重ねられた状態が形成される際は、分割部分1211、1221は、分割部分1212、1222に対して、画像表示面111に近い側に配置されるようにしている。これにより、分割部分が重ねられたときに、ユーザ側から見て、分割部分1211、1221が分割部分1212、1222に確実に隠れるようにすることができるので、重ねられた状態において違和感のないものとすることができる。
また、分割部分1211、1221は、分割部分1212、1222に対して、第1移動機構131A、131Bによって、一体化された状態に対して、例えば、スポーツモード時のように、平行移動により、画像表示面111に沿って互いに離間された状態も形成可能となっている。これにより、互いに離間された分割部分を用いた異なる情報の表示が可能となり、更に、情報表示のパターンを増やすことができる。
また、本実施形態では、加飾リングは、複数(例えば2つ)設けられるものとしており、これにより、複数の加飾リング121、122を用いて、更に多くの異なる情報の表示が可能となる。
また、表示部は、画像によって複数の情報を表示する液晶ディスプレイ(画像表示部)110としている。これにより、実体のある指針等の可動部を不要とした表示が可能となり、分割部分1211、1221を移動させる際に、可動部との干渉を考慮する必要がなくなる。つまり、移動機構130の設定の自由度を高めることができる。また、可動部を必要としない分、表示の制約を受けずに、多種類の情報の表示設定が可能となる。
(その他の実施形態)
上記実施形態では、ノーマルモード時、オートドライブモード時、スポーツモード時、オーディオ操作時、および注意喚起時における加飾リング121、122の配置、および各種情報画像の表示内容について説明した。しかしながら、本発明の趣旨に基づけば、最小限、加飾リングは1つの設定として、ノーマルモード時、およびオートドライブモード時に相当する表示形態を有するものとしてもよい。
また、上記実施形態では、加飾リングを2つ設けるものとしたが、1つの場合、または3つ以上の場合としてもよい。また、加飾リング121、122は、円形形状を成すものとしたが、これに限らず、楕円形状、多角形状等としてもよい。
また、第1移動機構131A、131Bとして、プーリー131a、131b、およびベルト131cを用いたものとしたが、これに限らず、ネジ部材、歯車部材等を使用した移動機構としてもよい。
また、分割部分1211、1212を可動用の分割部分とし、また、分割部分1221、1222を固定用の分割部分としたが、分割部分1211、1212、および分割部分1221、1222の両者を、可動用の分割部分としてもよい。
また、第2移動機構132A、132Bによって、分割部分1211、1212、1221、1222のうち、分割部分1211、1221を画像表示面111に近づく方向に移動させるようにした。しかしながら、第2移動機構132A、132Bを分割部分1212、1222側に設けて、分割部分1212、1222を画像表示面111から離れる方向に移動させるようにしてもよい。
また、分割部分1211、1221、および分割部分1212、1222が一体化されるときに、それぞれの端部が互いに当接するようにしたが、初期設定として微小な隙間を設けるようにすることで、第2移動機構132A、132Bにおける段部132a1、132b1を廃止することができる。
また、分割部分1211、1221、および分割部分1212、1222が一体化されるときに、画像表示面111に対して、初期設定として両者が段違いとなるように配置することで、第2移動機構132A、132Bを廃止することができる。
また、分割部分1211、1221の幅寸法を、分割部分1212、1222の幅寸法よりも小さくなるようにしたが、同等となるようにしてもよい。
また、表示部として液晶ディスプレイ110を用いるものとしたが、液晶表示部に回動する指針を設けた指針表示部を有するものを用いてもよい。また、液晶ディスプレイ110に代えて、例えば、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ等としてもよい。
また、制御部140によって提供されていた制御手段としての機能は、上記のものとは異なるハードウェアおよびソフトウェア、あるいはこれらの組み合わせによっても提供可能である。
また、上記実施形態では、各走行モード等における表示内容を、各種画像111a〜111jを用いて説明したが、これらに限定されるものではなく、種々変更可能である。
また、本表示装置100は、車両に適用される装置として説明したが、本発明は、車両用に限らず、各種民生用機器、各種輸送機器等に用いられる表示装置全般に適用可能である。
100 表示装置
110 液晶ディスプレイ(表示部、画像表示部)
111 画像表示面(表示部の面)
111a スピードメータ画像(第1の所定情報)
111b エコドライブインジケータ画像(第1の所定情報)
111c カーナビ画像(第1の所定情報)
111d オートドライブ画像(第2の所定画像)
121、122 加飾リング(加飾部)
1211、1221 分割部分(一方の分割部分)
1212、1222 分割部分(他方の分割部分)
130 移動機構
140 制御部

Claims (5)

  1. 複数の情報を表示する表示部(110)と、
    前記表示部(110)の視認側に配置され、複数の分割部分(1211、1212)に分割されており、複数の前記情報のうち、所定の情報の外側部を加飾する加飾部(121)と、
    複数の前記分割部分(1211、1212)の少なくとも一方を移動させる移動機構(130)と、
    前記表示部(110)の表示状態、および前記移動機構(130)の作動を制御する制御部(140)と、を備える表示装置であって、
    前記制御部(140)は、
    前記移動機構(130)によって、複数の前記分割部分(1211、1212)が前記表示部(110)の面(111)に沿って一体化された状態と、前記分割部分(1211、1212)の一方を回転移動させて、視認方向から見て他方に重ねられた状態とを形成可能として、
    前記分割部分(1211、1212)が一体化された状態で、前記加飾部(121)の内側領域に第1の所定の情報(111a)を表示し、前記分割部分(1211、1212)が重ねられた状態で、前記分割部分(1211、1212)の内側と、この内側に連続する外側とを1つの領域にして前記第1の所定の情報(111a)とは異なる第2の所定の情報(111d)を表示するようになっており、
    複数の前記分割部分(1211、1212)が一体化されたときは、互いの端部同士が当接するようになっており、
    前記移動機構(130)は、前記分割部分(1211、1212)の一方(1211)を回転移動させる前に、前記端部同士を一旦、前記表示部(110)の面(111)に沿う方向に所定量離間させ、複数の前記分割部分(1211、1212)を相対的に前記表示部(110)の面(111)に直交する方向に移動させることを特徴とする表示装置。
  2. 複数の前記分割部分(1211、1212)のうち、一方の分割部分(1211)の幅寸法は、他方の分割部分(1212)の幅寸法よりも小さく設定されており、前記重ねられた状態が形成される際は、前記一方の分割部分(1211)は、前記他方の分割部分(1212)に対して、前記表示部(110)の面(111)に近い側に配置されることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記移動機構(130)は、複数の前記分割部分(1211、1212)が前記一体化された状態に対して、前記表示部(110)の面(111)に沿って互いに離間された状態も形成可能とすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記加飾部(121)は、複数設けられたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の表示装置。
  5. 前記表示部(110)は、画像によって複数の前記情報を表示する画像表示部であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の表示装置。
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