JP6259290B2 - 背負い式送風作業機用のグリップ - Google Patents

背負い式送風作業機用のグリップ Download PDF

Info

Publication number
JP6259290B2
JP6259290B2 JP2014006293A JP2014006293A JP6259290B2 JP 6259290 B2 JP6259290 B2 JP 6259290B2 JP 2014006293 A JP2014006293 A JP 2014006293A JP 2014006293 A JP2014006293 A JP 2014006293A JP 6259290 B2 JP6259290 B2 JP 6259290B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grip
blower
pipe
working machine
base end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014006293A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015134991A (ja
Inventor
木下 裕介
裕介 木下
弘樹 武藤
弘樹 武藤
良浩 山内
良浩 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamabiko Corp
Original Assignee
Yamabiko Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamabiko Corp filed Critical Yamabiko Corp
Priority to JP2014006293A priority Critical patent/JP6259290B2/ja
Priority to US14/587,001 priority patent/US9363949B2/en
Publication of JP2015134991A publication Critical patent/JP2015134991A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6259290B2 publication Critical patent/JP6259290B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01GHORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
    • A01G20/00Cultivation of turf, lawn or the like; Apparatus or methods therefor
    • A01G20/40Apparatus for cleaning the lawn or grass surface
    • A01G20/43Apparatus for cleaning the lawn or grass surface for sweeping, collecting or disintegrating lawn debris
    • A01G20/47Vacuum or blower devices

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Description

本発明は、パワーブロワや散布機として知られている背負い式送風作業機に関し、より詳しくは送風作業機の送風パイプに装着されるグリップに関する。
落ち葉や刈り草などを吹き寄せる携帯式作業機としてパワーブロワが知られている。また、その一つの応用例として、薬剤を散布する散布機が知られている。この種の作業機は手持ち式と背負い式とに大別される。特許文献1は背負い式送風作業機の典型例を開示している。この特許文献1の背負い式送風作業機を説明すると、動力源(エンジン)と、この動力源によって駆動されるブロワ本体とを背負った状態で作業者が作業を行う。具体的には、ブロワ本体には蛇腹チューブを介して送風パイプが接続され、この送風パイプは作業者の側方を通って前方に延びている。パワーブロワであれば作業者は送風パイプの向きを左右、上下に操作して、送風パイプから吐出されるエアで落ち葉などを吹き寄せることができる。また、散布機であれば作業者は送風パイプの向きを左右、上下に操作して、送風パイプから吐出されるエアに混入した薬剤を散布する。
この送風パイプの操作のために、送風パイプには、作業者が手で握るグリップが用意されている。特許文献1に開示の送風作業機のグリップは、送風パイプから上方に延びる直線状の形状を有している。グリップに関し、様々な提案がなされている。
特許文献2は、上方に延びる直線状のグリップを送風パイプの軸線から横方向にオフセットして配置することを提案している。
特許文献3は、送風パイプと作業者の手首とを結束することを提案している。特許文献4はピストル型のグリップを開示している。
特開2003−253638号公報 特許第4555282号公報 USP 7,543,725号公報 USP 6,105,206号公報
図18を参照して従来の問題点を説明する。図18に図示の参照符号1は従来の典型的な背負い式パワーブロワを示す。図18に図示のパワーブロワ1は、エンジン2によって駆動されるブロワ本体4を有し、このブロワ本体4に接続されたメインパイプ6に蛇腹チューブ8を介して送風パイプ10が連結されている。送風パイプ10は作業者の側方を通って前方に延びており、送風パイプ10の先端からエアが吐出される。
送風パイプ10の後端部つまり作業者に近い近位端部にはグリップ12が設けられている。このグリップ12は、特許文献1で説明したタイプであり、送風パイプ10の軸線から上方に向けて延びる直線状の形状を有している。作業者はグリップ12を握って送風パイプ10を操作する。
パワーブロワ1に搭載されるエンジン2として、排気量の異なる複数種類のエンジンが採用されるが、グリップ12は共通であるのが通例である。すなわち、比較的小排気量のエンジン2を搭載したパワーブロワ1であっても、比較的大排気量のエンジン2を搭載したパワーブロワ1であってもグリップ12は同じである。グリップ12は、送風パイプ10に対して脱着可能であり、作業者の好みや体型に応じて、各人に適した位置に固定して使用される。作業者は、送風パイプ10から真っ直ぐに起立した状態の直線状のグリップ12を把持して作業することになる。
作業者にとって理想的な腕と手の姿勢は、腕Arを送風パイプ10の軸線L1に沿って延ばし、そして、作業者の手Hでグリップ12と握手する状態になるのが好ましい。グリップ12を把持する作業者の手Hには、送風パイプ10の先端を所望の位置に位置決めするための第1の負荷に加えて、外側に変位しようとする送風パイプ10からの第2の負荷が加わる。この第2の負荷は、エンジン2の排気量が大きいほど大きくなる。
上記の理想を求めてグリップ12の前傾角度θを規定するのが好ましい。しかし、上述したように一種類のグリップ12が、排気量の異なるエンジン2によって駆動される複数種類のパワーブロワ1に適用されているのが実情である。このことから、パワーブロワ1の機種や作業者の体型によっては上述した前傾角度θが特定の作業者にとって理想的とは言えない場合がある。
作業者は、このグリップ12を把持して、送風パイプ10の先端を上下左右に変位させながら作業を進めることになる。グリップ12を把持する手Hには、エンジン2の出力を増減する毎に横方向に変位しようとする送風パイプ10からの第2の負荷が加わる。この力はエンジン2の排気量(出力)が大きい程、強くなる。
作業者の体型(特に身長)に応じて、作業者は送風パイプ10に対するグリップ12の相対位置を決めて固定した後に作業を開始する。しかし、グリップ12の調整範囲は限定的である。また、疲労や作業環境の変化などに応じて、その都度グリップ12の位置を微調整したくても、グリップ12の位置調整が面倒である。このことから作業者はグリップ12を把持する手の位置や把持加減を変えることで対処しているのが実情である。
本発明の目的は、作業者の疲労を軽減することのできる背負い式送風作業機およびグリップを提供することにある。
本発明の更なる目的は、グリップを把持する態様の自由度を高めることのできる背負い式送風作業機およびグリップを提供することにある。
本発明の更なる目的は、出力の異なる駆動源を備えた複数種類の背負い式送風作業機に共通のグリップを適用しても、このグリップを把持する態様の自由度によって、作業者の疲労を軽減することのできる背負い式の送風作業機およびグリップを提供することにある。
上記の技術的課題は、本発明によれば、
動力源と該動力源によって駆動されるブロワ本体とを背負って、該ブロワ本体に連結された送風パイプを操作しながら該送風パイプの先端から吐出されるエアを使って作業する背負い式送風作業機に適用されるグリップであって、
該グリップが、
前記送風パイプへの取り付け部を構成するベース部と、
該ベース部に連設された基端部を有し、前記送風パイプから離れる方向に延びる縦グリップ部と、
該縦グリップ部の自由端から前記送風パイプに沿って後方に延びる横グリップ部とを有し、
前記横グリップ部が、前記送風パイプを把持する手の甲に隣接して位置し、また、平面視したときに、前記基端部から後方に向けて且つ外方に傾斜して延びていることを特徴とする背負い式送風作業機用のグリップを提供することにより達成される。
本発明の好ましい実施形態では、
前記縦グリップ部の基端部が、該基端部を親指と人差し指とで挟み込むことができる太さの形状を有し、
前記縦グリップ部が、前記基端部と、該基端部よりも上方且つ太い上方部分と、前記基端部と前記上方部分との間の段部とを有する。
この実施態様によれば、作業者が手の平を前記送風パイプの周面に臨ませた状態で、親指と人差し指とで前記縦グリップ部の前記基端部を挟み込んで前記送風パイプを操作することができる。また、上記の段部によって親指と人差し指とが送風パイプから離れる方向に変位するのを阻止することができる。
なお、本発明によれば、前記横グリップ部が、平面視したときに、前記基端部から後方に向けて且つ外方に傾斜して延びている。これにより、送風パイプに手を当てがった態様を取るときに、手を送風パイプにアクセスするのが容易である。
本発明の他の目的及び作用効果は、後に説明する好ましい実施例の詳しい説明から明らかになろう。
第1実施例のグリップを斜め前方側から見た斜視図である。 第1実施例のグリップを作業者側から見た正面図である。 第1実施例のグリップを送風パイプの先端側から見た背面図である。 作業者側から見たときに、第1実施例のグリップの左側面図である。 作業者側から見たときに、第1実施例のグリップの右側面図である。 第1実施例のグリップの平面図である。 第1実施例のグリップの底面図である。 作業者が横グリップ部を把持した例を示す平面図である。 図8に関連した図であり、作業者側から見た斜視図である。 作業者が送風パイプに手の平を当てて縦グリップ部の基端部を把持した例を示す平面図である。 図10に関連した図であり、作業者側から見た斜視図である。 横グリップ部の先端部分を把持した例を示し、作業者側から見た斜視図である。 送風パイプを把持した例を示し、作業者側から見た斜視図である。 第2実施例のグリップの背面図であり、第1実施例の図3に相当する図である。 第2実施例のグリップの平面図であり、第1実施例の図6に相当する図である。 第3実施例のグリップの背面図であり、第1実施例の図3に相当する図である。 第3実施例のグリップの平面図であり、第1実施例の図6に相当する図である。 従来の典型的なグリップの問題点を説明するための図である。
以下に、添付の図面に基づいて本発明の好ましい実施例を説明する。
第1実施例(図1〜図13)
図1〜図7は第1実施例のグリップ100を示し、グリップ100の具体的な使用方法を図8〜図13に示す。このグリップ100は、図18を参照して説明した背負い式送風機1に適用可能である。すなわち、背負い式のパワーブロワ及び散布機に適用可能である。以下の説明において、図18で説明した部材には同じ参照符号を付して実施例のグリップ100の詳細を説明する。以下の説明において、「前」とは、送風パイプ10の先端側を意味する。「後」とはブロワ本体4側を意味する。「外方」とは、作業者から離れる方向を意味する。「内方」とは、作業者に近づく方向を意味する。なお、「右」「左」は作業中の作業者から見たときの右左を意味する。
図1は、第1実施例のグリップ100を斜め前方側から見た斜視図である。グリップ100はプラスチック成型品である。図2は、グリップ100を作業者側から見たときの正面図である。図3は、グリップ100の背面図である。図4は、グリップ100の左側面図である。図5は、グリップ100の右側面図である。図6はグリップ100の平面図である。図7は、グリップ100の底面図である。
図1〜図7を参照して第1実施例のグリップ100の概要を説明する。第1実施例のグリップ100は、送風パイプ10の比較的リジッドな部分に取り付けられる円筒状のベース部102を有する。そして、この円筒状のベース部102に、ベース部102から半径方向に遠ざかる方向に延びる縦グリップ部104の基端が連設されている。縦グリップ部104の自由端には横グリップ部106の先端が連設され、この横グリップ部106は、縦グリップ部104から後方に延びている。
円筒状のベース部102は、図2、図3から良く分かるように、縦グリップ部104とは直径方向の対抗した位置で分割されており、左右のベース部102L、120Rの端102Le、102Reが互いに対面した状態にある。この端102Le、102Reをボルトナット(図示せず)によって強制的に接近させることによりベース部102を送風パイプ10に固定することができる。逆に、ボルトナット(図示せず)を緩めて、端102Le、102Reを離反させることにより、ベース部102の送風パイプ10に対する前後位置及び円周方向位置を調整することができる。この構成は従来から既知であることからその詳しい説明は省略する。
縦グリップ部104は、送風パイプ10の中心線Cから半径方向に延びる仮想線FL上に延びている(図3)。縦グリップ部104の基端部104aつまりベース部102に隣接する部分は、縦グリップ部104を削り落とした形状を有している。図10、図11を参照して後に説明するように、この基端部104aは親指と人差し指で挟み込むのに適当な形状及び太さに形作られている。すなわち、作業者が手の平を送風パイプ10の周面に沿わせた状態で親指と人差し指とで基端部104aを把持するのに適合する太さ及びラウンドした形状となるように基端部104aが形作られている。
すなわち、作業者が手の平を送風パイプ10に当てた状態で親指と人差し指とで基端部104aを挟み込むことができるように基端部104aの太さが設定され、また、この親指と、人差し指と、親指と人差し指との間の股とで基端部104aを握り締めたとしても痛くならないように、基端部104aの周面、特に後面及び左右の側面を親指、人差し指及びこれらの間の股の形状に適合したラウンドした形状に形作られている。
縦グリップ部104は、上記基端部104aを削り落とした形状に形作られているため、これよりも上方部分104bとの間に段部104cを備えている。この段部104cは、基端部104aに係合した親指、人差し指、親指と人差し指との間の股が上方に抜け出すのを規制する機能を奏する。つまり、段部104cは、親指、人差し指、親指と人差し指との間の股に対するストッパの機能を有している。親指、人差し指、親指と人差し指との間の股の当たりを和らげるために、この段部104cもラウンドした形状にするのが好ましい。
縦グリップ部104の上方部分104bは、これを手で把持できる太さを有し、その周面はラウンドした形状を有している。そして、縦グリップ部104は上方に向かうに従って徐々に細くなると共に後方に向けて湾曲して前述した横グリップ部106に連なっている。すなわち、縦グリップ部104と横グリップ部106との連結部分はラウンドした外形輪郭を有し、このラウンドした連結部分も手で把持できるのに都合の良い太さ及び外形輪郭に形作られている。
横グリップ部106は作業者が手で握るのに都合の良い太さ及びその周面がラウンドした外形輪郭を有している。横グリップ部106は上述したように後方に延びている。具体的には、横グリップ部106は、例えば作業者が手の平を送風パイプ10に当てた状態で送風パイプ10を強く又は軽く把持したときに、横グリップ部106が手の甲を覆い且つ手の甲よりも更に後方に延びる長さを有している。
横グリップ部106は、送風パイプ10の長手方向に沿ってこれと略並行に延びていてもよいが、この実施例では、側面視したときに、横グリップ部106は後方に延びるに従って徐々に送風パイプ10に接近するように傾斜している。横グリップ部106の後端部106a(後端部106aの下面)は、図3から最も良く分かるように、側面視したときに、前方の部分106bよりも送風パイプ10側に湾曲した形状を有している。換言すれば、横グリップ106の後端部106aの下面が、下方に向けて膨らみ出した形状を有している(図4、図5)。これにより送風パイプ10を把持した手が横グリップ106から抜け出すのを阻止することができる。
横グリップ部106は、これを平面視したときに、図6から最もよく分かるように、送風パイプ10の中心線Cに対して後方に向かうに従って徐々に外方に向けて延びている。すなわち、横グリップ部106は、平面視したときに、縦グリップ部104から後方に進むに従って外方に延びている。平面視したときの横グリップ部106の送風パイプ10に対する傾斜角度をβで図示してある(図6)。
図1〜図7を参照して説明したグリップ100は、このグリップ100を組み付けた送風パイプ10を直接的に把持することを含めてグリップ100のその把持方法に多様性を与えることができる。図8〜図13はその典型的な具体例を示す。
図8、図9は横グリップ部106を把持した例を示す。図中、符号RHは作業者の右手を示す。図8は平面図である。図9は作業者側(斜め後方)から見た斜視図である。横グリップ部106は手で把持するのに都合の良い太さ及びラウンドした周面を有している。また、平面視したときに、上述したように横グリップ部106が縦グリップ部104から後方に延びるに従って送風パイプ10に対して外方に傾斜しているため(角度β:図6)、作業者は、自然な態様で右手を差し延べた状態で横グリップ部106を把持することができる。
図10、図11は、送風パイプ10に右手RHの手の平を当てた状態で縦グリップ部104の基端部104aを親指Thと人差し指Ffで挟み込んだ状態を示している。図10は平面図である。図11は作業者側(斜め後方)から見た斜視図である。図11から、この状態の親指Thと人差し指Ff及びこれらの間の股の部分が縦グリップ部104の段部104cによって支持されていることが分かるであろう。勿論、段部104cの下方に向いた面は、この状態の親指Th、好ましくは人差し指Ff、更に好ましくは親指Thと人差し指Ffとの間の股に沿う面形状に形作るのが好ましいのは言うまでもない。
図12は、縦グリップ部104と横グリップ部106との連結部分を、親指Thの付け根と、中指Mf及び薬指Rfとで把持し、親指Thと人差し指Ffを延ばした状態で縦グリップ部104に当てた状態を示す。この状態でグリップ100を把持したときに各指が自然な状態となるように、縦グリップ部104と横グリップ部106との連結部分の形状を形作るのが好ましいのは言うまでもない。これにより、図12に図示の態様でグリップ100を把持したときに、手に対して優しい当たりを提供することができる。
図13は、右手RHの手の平を送風パイプ10の上に当てた状態で送風パイプ10を把持した状態を示す。上述したように、横グリップ部106は後方に向けて且つ横方向外方に傾斜して延びているため、送風パイプ10の上から右手RHの手の平を送風パイプ10に当てることができる。また、横グリップ部106が送風パイプ10を把持する右手RHの甲に隣接して位置しているため、送風パイプ10から右手RHが完全に離れてしまうのを横グリップ部106によって阻止することができる。
また、横グリップ部106の後端部106aが、前述したように、下方に向けて膨らみ出した形状を有し(図4、図5)、後端部106aの少なくとも下面が前方の部分106bよりも送風パイプ10に接近する方向に湾曲した形状を有していることから、図13から良く理解できるように、この後端部106aによって右手RHが上方及び後方に抜け出してしまうのを阻止することができる。
上述した把持方法は一例に過ぎないが、上述した例からも、第1実施例のグリップ100によれば、送風パイプ10を直接的に把持することを含めてグリップ100の把持方法に多様性を提供できることが容易に理解できるであろう。
第2、第3実施例(図14〜図17)
図14、図15は第2実施例のグリップ200を示し、図16、図17は第3実施例のグリップ300を示す。これら第2、第3実施例のグリップ200、300は、前述した第1実施例のグリップ100の変形例でもある。したがって、第2、第3実施例のグリップ200、300の説明において、第1実施例と同じ要素には同じ参照符号を付すことにより、その詳細な説明を省略し、第2、第3実施例のグリップ200、300の特徴部分を以下に説明する。
平面視したときに、横グリップ部106は、縦グリップ部104から後方に且つ外方に傾斜しているのは上記の第1実施例のグリップ100と同じである(図6)。横グリップ部106の傾斜角度をβで図示してある(図15、図17)。
第2、第3実施例のグリップ200、300は、平面視したときに、横グリップ部106の後端部106aが送風パイプ10側に徐々に接近する形状を有している。換言すれば、横グリップ部106の後端部106aが送風パイプ10側に湾曲又は屈曲した形状を有している。この形状を説明するために「屈曲」という言葉を使うと、この屈曲角に関して、図15には、第2実施例のグリップ200の屈曲角を「γ1」で図示してある。図17には、第3実施例のグリップ300の屈曲角を「γ2」で図示してある。第2実施例のグリップ200と第3実施例のグリップ300とを対比したときに、屈曲角γは、第2実施例のグリップ200の方が第3実施例のグリップ300よりも大きい(γ1>γ2)。
第2、第3実施例のグリップ200、300は、平面視したときに、横グリップ部106の後端部106aが送風パイプ10側に徐々に接近する形状を有しているため、横グリップ部106の前方部分106bと送風パイプ10との間に位置している右手RH(特に図13に図示の送風パイプ10に右手RHを当てがっている状態のとき)が、横グリップ部106と送風パイプ10との間から抜け出すのを阻止することができる。
勿論、第2、第3実施例のグリップ200、300の横グリップ部106においても、第1実施例と同様に、側面視したときに、その後端部106aの少なくとも下面が送風パイプ10に接近する形状を有していても良い(図4、図5)。
4 ブロワ本体
10 送風パイプ
100 実施例のグリップ
102 筒状のベース部
C 送風パイプの中心線
104 縦グリップ部
104a 縦グリップ部の基端部
104b 縦グリップ部の基端部よりも上方の部分
104c 基端部と上方部分との間の段部
106 横グリップ部
106a 横グリップ部の後端部
106b 横グリップ部の後端部よりも前方の部分
RH 右手
Th 親指
Ff 人差し指
Mf 中指
Rf 薬指

Claims (9)

  1. 動力源と該動力源によって駆動されるブロワ本体とを背負って、該ブロワ本体に連結された送風パイプを操作しながら該送風パイプの先端から吐出されるエアを使って作業する背負い式送風作業機に適用されるグリップであって、
    該グリップが、
    前記送風パイプへの取り付け部を構成するベース部と、
    該ベース部に連設された基端部を有し、前記送風パイプから離れる方向に延びる縦グリップ部と、
    該縦グリップ部の自由端から前記送風パイプに沿って後方に延びる横グリップ部とを有し、
    前記横グリップ部が、前記送風パイプを把持する手の甲に隣接して位置し、また、平面視したときに、前記基端部から後方に向けて且つ外方に傾斜して延びていることを特徴とする背負い式送風作業機用のグリップ。
  2. 前記送風パイプが蛇腹チューブを介して前記ブロワ本体に連結されている、請求項1に記載の背負い式送風作業機用のグリップ。
  3. 前記縦グリップ部の基端部が、該基端部を親指と人差し指とで挟み込むことができる太さの形状を有し、
    前記縦グリップ部が、前記基端部と、該基端部よりも上方且つ太い上方部分と、前記基端部と前記上方部分との間の段部とを有する、請求項1又は2に記載の背負い式送風作業機用のグリップ。
  4. 前記段部が前記基端部から後方及び左右に突出している、請求項3に記載の背負い式送風作業機用のグリップ。
  5. 前記横グリップ部の後端部が、平面視したときに、後方に向かうに従って前記送風パイプに近づく形状を有している、請求項に記載の背負い式送風作業機用のグリップ。
  6. 前記縦グリップ部が、側面視したときに、前記基端部から離れるに従って徐々に後方に向けて湾曲した形状を有する、請求項1〜のいずれか一項に記載の背負い式送風作業機用のグリップ。
  7. 前記縦グリップ部と前記横グリップ部との連結部分がラウンドした外形輪郭を有する、請求項に記載の背負い式送風作業機用のグリップ。
  8. 前記横グリップ部が、前記送風パイプを把持した手よりも後方に延びている、請求項1〜のいずれか一項に記載の背負い式送風作業機用のグリップ。
  9. 前記横グリップ部の後端部の少なくとも下面が、後方に向かうに従って前記送風パイプに接近する方向に湾曲している、請求項に記載の背負い式送風作業機用のグリップ。
JP2014006293A 2014-01-16 2014-01-16 背負い式送風作業機用のグリップ Active JP6259290B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014006293A JP6259290B2 (ja) 2014-01-16 2014-01-16 背負い式送風作業機用のグリップ
US14/587,001 US9363949B2 (en) 2014-01-16 2014-12-31 Grip for backpack-type air blowing machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014006293A JP6259290B2 (ja) 2014-01-16 2014-01-16 背負い式送風作業機用のグリップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015134991A JP2015134991A (ja) 2015-07-27
JP6259290B2 true JP6259290B2 (ja) 2018-01-10

Family

ID=53520275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014006293A Active JP6259290B2 (ja) 2014-01-16 2014-01-16 背負い式送風作業機用のグリップ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9363949B2 (ja)
JP (1) JP6259290B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USD863020S1 (en) * 2015-09-14 2019-10-15 Anthony F. Frascello Sliding auxiliary tool handle

Family Cites Families (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2244585A (en) * 1939-12-19 1941-06-03 Jacob M Tweit Supplementary handle
US2378867A (en) * 1943-01-21 1945-06-19 James H Reichart Separable handle and band clamp
US2361417A (en) * 1943-11-15 1944-10-31 James H Reichart Endless, self-clamping handled band
JPS6129778Y2 (ja) * 1978-02-15 1986-09-02
US4155582A (en) * 1978-04-03 1979-05-22 Reisner Robert J Handle accessory for work tools
JPH0623213Y2 (ja) * 1985-09-27 1994-06-22 ヤマト農磁株式会社 散布管用把持具
US4794667A (en) * 1986-07-01 1989-01-03 Nelson Stanley E Detachable auxiliary handle
JPH086522Y2 (ja) * 1990-05-09 1996-02-28 株式会社共立 噴管支持ハンドル
US5499852A (en) * 1995-03-15 1996-03-19 Seigendall; Jay R. Second handle attachment for a tool
US5713191A (en) * 1995-08-23 1998-02-03 Gopher Products, Llc Monofilament line based cutter assembly
US5661960A (en) * 1995-09-07 1997-09-02 Smith; Walker Power tool arm engaging assembly and wheeled platform for a line trimmer
US5794307A (en) * 1996-11-04 1998-08-18 Overcash; Rufus B. Wheelbarrow handle extension
US6105206A (en) 1999-04-13 2000-08-22 Department Of Water And Power City Of Los Angeles Portable electrically powered blower apparatus
US6260732B1 (en) * 2000-02-16 2001-07-17 Alexander Khodush Carton handle
US6485076B1 (en) * 2001-03-08 2002-11-26 William Nai-Jen Chang Versatile attachment for a shovel
US7637882B2 (en) * 2001-04-26 2009-12-29 Advance Handle Company, Llc Multiple use handle support for distributing forces
US6701623B2 (en) * 2002-01-10 2004-03-09 Electrolux Home Products, Inc. Collapsable transverse handle for elongated tool
KR20030072000A (ko) * 2002-03-05 2003-09-13 삼성광주전자 주식회사 진공청소기의 관절조립체 및 이를 구비하는 진공청소기
JP3682604B2 (ja) 2002-03-07 2005-08-10 株式会社共立 送風作業機及び通気カバー
US6865779B2 (en) * 2003-01-24 2005-03-15 David D. Gillanders Ergonomic brace for inline power tool
SE0300389D0 (sv) 2003-02-12 2003-02-12 Electrolux Ab Handle arrangement for a blower
US7543725B2 (en) 2003-09-05 2009-06-09 Harry Herzog Vibration damping support strap
US7431362B2 (en) * 2005-04-19 2008-10-07 Rod Kent-Fawkes Carton holder
JP4207040B2 (ja) * 2005-08-19 2009-01-14 三菱電機株式会社 電気掃除機
DE102005046227B4 (de) * 2005-09-28 2009-10-01 Andreas Stihl Ag & Co. Kg Arbeitsgerät mit Einhand- und Zeihandbedienung
WO2007109058A2 (en) * 2006-03-15 2007-09-27 Millen Brian W Device and method for casting
US7437796B2 (en) * 2007-01-24 2008-10-21 Roll, Llc Backpack having a reservoir
US8480325B2 (en) * 2007-08-07 2013-07-09 Arigala Painting, Inc. Paint trimmer
US7971914B1 (en) * 2010-01-05 2011-07-05 Pladson James M Auxiliary handle attachment for a tool
US8667643B2 (en) * 2010-09-10 2014-03-11 Euro-Pro Operating Llc Method and apparatus for assisting pivot motion of a handle in a floor treatment device
DE102011014344A1 (de) * 2011-03-18 2012-09-20 Andreas Stihl Ag & Co. Kg Blasgerät
US8973200B2 (en) * 2012-04-11 2015-03-10 Mark Mallett Ergonomic sweeping device

Also Published As

Publication number Publication date
US9363949B2 (en) 2016-06-14
US20150196181A1 (en) 2015-07-16
JP2015134991A (ja) 2015-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USD948813S1 (en) Portable pet grooming system
US20170127739A1 (en) Gripping Glove
US9192222B2 (en) Backpack work machine
USD718930S1 (en) Tool pouch accessory pad
TWI364377B (ja)
US20180147715A1 (en) Handle
JP5431744B2 (ja) トップハンドル式携帯動力作業機
US20050241111A1 (en) Ergonomic handle with thumb support
US20110221147A1 (en) Triangular loop handle with three grips
US20220041246A1 (en) Ergonomic Handlebar Systems
JP6259290B2 (ja) 背負い式送風作業機用のグリップ
US20050221738A1 (en) Orbital sander with vertical handle
US6305052B1 (en) Handle with concave/convex profile
JP6250989B2 (ja) 携帯式作業機用のグリップ及びこれを備えた刈払機
EP2687078A1 (en) Work machine and control handle to be attached thereto
US20100000053A1 (en) Portable blower grip
US20150204038A1 (en) Novel hand-held snow shovel system
JP2015112536A (ja) 背負い式動力噴霧機
JP2015112536A5 (ja)
US20060283284A1 (en) Grip
US7063050B2 (en) Engine-driven handheld vacuum/blower
WO2021136923A1 (en) Hand grip comprising an arm portion
US20140259696A1 (en) Knife that Relieves Pressure on Metacarpophalangeal Joint of Index Finger
US20220095532A1 (en) Hand rakepan
WO2021014391A1 (en) Ergonomic grip extension assembly for cycle handles

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161017

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170816

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170822

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171012

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171208

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6259290

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250