JP6257746B2 - 通信システム、サーバ装置及び通信方法 - Google Patents

通信システム、サーバ装置及び通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、通信技術に関する。
従来から通信技術に関して様々な技術が提案されている。例えば特許文献1には、プッシュツートーク(PTT)によるグループ通信に関する技術が開示されている。セルラーシステムを利用したプッシュツートークは、特に「プッシュツートークオーバーセルラー(PoC)」と呼ばれている。
特許第5230840号公報
複数の通信端末がプッシュツートークによるグループ通信を行う場合に、呼設定できない通信端末が存在する際には、特許文献1の技術では、当該通信端末はグループ通信を行うことができない。
そこで、本発明は上述の点に鑑みて成されたものであり、複数の通信端末がプッシュツートークによるグループ通信をより確実に行うことを可能にする技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る通信システムの一態様は、複数の通信端末と、サーバ装置とを備え、一のグループを構成する複数の通信端末は、前記サーバ装置を通じて、プッシュツートークによるグループ通信を行うことが可能であり、前記サーバ装置は、前記グループに含まれる第1通信端末から呼設定要求が送信された場合に、前記グループにおいて呼設定できない第2通信端末が存在するときには、前記グループに含まれる通信端末に対して、前記サーバ装置を介さない直接通信を行うことが可能な通信相手端末を発見する発見処理の実行の指示を送信し、前記サーバ装置から前記発見処理の実行の指示を受信した第3通信端末が、前記発見処理の結果、前記第2通信端末と前記直接通信を行うことが可能である場合には、前記第3通信端末を通じて、前記サーバ装置と前記第2通信端末との間の呼設定が行われる。
また、本発明に係る通信システムの一態様では、前記サーバ装置は、前記グループにおいて呼設定できない前記第2通信端末が存在するときには、呼設定できない通信端末が存在することを前記第1通信端末に通知し、前記第1通信端末は、呼設定できない通信端末が存在することが前記サーバ装置から通知された場合、前記グループに含まれる通信端末に対する前記発見処理の実行の指示を決定し、前記サーバ装置は、前記第1通信端末が前記発見処理の実行の指示を決定した場合に、前記グループに含まれる通信端末に対して前記発見処理の実行の指示を送信する。
また、本発明に係る通信システムの一態様では、前記サーバ装置は、前記グループにおいて呼設定できない前記第2通信端末が存在するときには、前記グループに含まれる通信端末に対する前記発見処理の実行の指示を自ら決定する。
また、本発明に係る通信システムの一態様では、前記サーバ装置は、前記グループにおいて呼設定できない前記第2通信端末が存在するときには、前記グループの各通信端末に対して前記発見処理の実行の指示を送信する。
また、本発明に係る通信システムの一態様では、前記サーバ装置は基地局を通じて通信端末と通信し、前記サーバ装置は、前記グループにおいて呼設定できない前記第2通信端末が存在するときには、前記グループにおいて、前記第2通信端末が最後に通信していた基地局と通信可能な通信端末のみに前記発見処理の実行の指示を送信する。
また、本発明に係るサーバ装置の一態様は、通信端末を制御するサーバ装置であって、受信部と、送信部とを備え、一のグループを構成する複数の通信端末は、前記サーバ装置を通じて、プッシュツートークによるグループ通信を行うことが可能であり、前記グループに含まれる第1通信端末からの呼設定要求を前記受信部が受信した場合に、前記グループにおいて呼設定できない第2通信端末が存在するときには、前記送信部は、前記グループに含まれる通信端末に対して、前記サーバ装置を介さない直接通信を行うことが可能な通信相手端末を発見する発見処理の実行の指示を送信し、前記サーバ装置から前記発見処理の実行の指示を受信した第3通信端末が、前記発見処理の結果、前記第2通信端末と前記直接通信を行うことが可能である場合には、前記第3通信端末を通じて、前記サーバ装置と前記第2通信端末との間の呼設定が行われる。
また、本発明に係るサーバ装置の一態様では、前記グループにおいて呼設定できない前記第2通信端末が存在するときには、前記グループに含まれる通信端末に対する前記発見処理の実行の指示を自ら決定する決定部がさらに設けられている。
また、本発明に係るサーバ装置の一態様では、前記送信部は、前記グループにおいて呼設定できない前記第2通信端末が存在するときには、前記グループの各通信端末に対して前記発見処理の実行の指示を送信する。
また、本発明に係るサーバ装置の一態様では、前記送信部は基地局を通じて通信端末と通信し、前記送信部は、前記グループにおいて呼設定できない前記第2通信端末が存在するときには、前記グループにおいて、前記第2通信端末が最後に通信していた基地局と通信可能な通信端末のみに前記発見処理の実行の指示を送信する。
また、本発明に係る通信方法の一態様は、(a)一のグループを構成する複数の通信端末が、サーバ装置を通じて、プッシュツートークによるグループ通信を行う工程と、(b)前記サーバ装置が、前記グループに含まれる第1通信端末から呼設定要求が送信された場合に、前記グループにおいて呼設定できない第2通信端末が存在するときには、前記グループに含まれる通信端末に対して、前記サーバ装置を介さない直接通信を行うことが可能な通信相手端末を発見する発見処理の実行の指示を送信する工程と、(c)前記サーバ装置から前記発見処理の実行の指示を受信した第3通信端末が、前記発見処理の結果、前記第2通信端末と前記直接通信を行うことが可能である場合には、前記第3通信端末を通じて、前記サーバ装置と前記第2通信端末との間の呼設定が行われる工程とを備える。
また、本発明に係る通信方法の一態様は、通信端末を制御するサーバ装置の通信方法であって、一のグループを構成する複数の通信端末は、前記サーバ装置を通じて、プッシュツートークによるグループ通信を行うことが可能であり、(a)前記サーバ装置が、前記グループに含まれる第1通信端末からの呼設定要求を受信した場合に、前記グループにおいて呼設定できない第2通信端末が存在するときには、前記グループに含まれる通信端末に対して、前記サーバ装置を介さない直接通信を行うことが可能な通信相手端末を発見する発見処理の実行の指示を送信する工程と、(b)前記サーバ装置から前記発見処理の実行の指示を受信した第3通信端末が、前記発見処理の結果、前記第2通信端末と前記直接通信を行うことが可能である場合には、前記サーバ装置が、前記第3通信端末を通じて、前記第2通信端末との間の呼設定を行う工程とを備える。
本発明の一態様によれば、複数の通信端末がプッシュツートークによるグループ通信をより確実に行うことができる。
この発明の目的、特徴、局面、及び利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
通信システムの構成を示す図である。 通信端末の構成を示す図である。 基地局の構成を示す図である。 サーバ装置の構成を示す図である。 通信システムの動作を示す図である。 通信システムの動作を示す図である。 通信システムの構成を示す図である。 通信システムの動作を示す図である。 通信システムの動作の変形例を示す図である。
図1は実施の形態に係る通信システム1の構成を示す図である。本実施の形態に係る通信システム1は、例えば、3GPP(3rd Generation Partnership Project)によって規定されるE−UTRANを含む通信システムである。
図1に示されるように、通信システム1は、複数の通信端末2と、複数の基地局3と、複数のゲートウェイ装置4と、複数のサーバ装置5とを備えている。図1には、一例として、5つの通信端末2A〜2Dと、2つの基地局3A,3Bと、2つのゲートウェイ装置4A,4Bと、3つのサーバ装置5A〜5Cとが示されている。3GPPでは、通信端末2は「UE(User Equipment)」と呼ばれ、基地局3は「eNB(E-UTRAN NodeB)」と呼ばれ、ゲートウェイ装置4は「S−GW(Serving Gateway)」と呼ばれる。3GPPでは、複数のeNBで構成されるネットワークがE−UTRANと呼ばれる。
通信端末2は、例えば、スマートフォン等の携帯電話機、タブレット等である。基地局3は通信端末2と無線通信するとともに、ゲートウェイ装置4と有線通信する。基地局3はゲートウェイ装置4と無線通信しても良い。ゲートウェイ装置4及びサーバ装置5はインターネット等のネットワーク6に接続されている。通信端末2は、基地局3及びゲートウェイ装置4を通じて、あるいは基地局3、ゲートウェイ装置4及びサーバ装置5を通じて、他の通信端末2と通信する。図1の例では、基地局3Aは通信端末2A,2Eと通信し、基地局3Bは通信端末2B,2C,2Dと通信する。また基地局3Aはゲートウェイ装置4Aと通信し、基地局3Bはゲートウェイ装置4Bと通信する。
本実施の形態では、通信端末2は、他の通信端末2と、プッシュツートークによる通信を行うことが可能である。具体的には、通信端末2は、他の通信端末2と、プッシュツートークオーバーセルラー(PoC)による通信を行うことが可能である。また本実施の形態では、複数の通信端末2は、プッシュツートーク(具体的にはPoC)によるグループ通信を行うことが可能である。各サーバ装置5は、プッシュツートークのためのサーバ装置である。サーバ装置5は、例えば、プッシュツートークを利用する会社等のユーザごとに設けられている。例えば、サーバ装置5Aはバス会社用のサーバ装置であって、サーバ装置5Bは警察機関用のサービス装置であって、サーバ装置5Cは消防機関用のサーバ装置である。サーバ装置5B,5Cは、パブリックセーフティで利用されるプッシュツートークのためのサーバ装置であると言える。なお、サーバ装置5をプッシュツートーク以外のサービスで利用しても良い。
図2は通信端末2の構成を示す図である。図2に示されるように、通信端末2は、通信部20と、制御部21と、プッシュツートーク用のボタン22(以後、「PTTボタン22」と呼ぶ)と、表示部23と、マイク24と、スピーカ25とを備えている。図示していないが、通信端末2はこれら以外にも電池及び撮像部等を備えている。
通信部20は、アンテナ20aを共有する送信部20s及び受信部20rを備えており、アンテナ20aを使用して基地局3と無線通信を行う。受信部20rは、アンテナ20aで受信された受信信号に対して増幅処理及びダウンコンバート等を行って制御部21に出力する。送信部20sは、制御部21から入力される送信信号に対してアップコンバート及び増幅処理等を行ってアンテナ20aに入力する。これにより、アンテナ20aから無線信号が送信される。
制御部21は、CPU(Central Processing Unit)及びメモリ等で構成されている。制御部21は、通信部20から入力される受信信号に対して復調処理等を行って、当該受信信号に含まれるデータを取得する。制御部21は取得したデータに基づいて表示部23等を制御して各種動作を行う。また制御部21は、各種データを含む送信信号を生成して通信部20に出力する。これにより、制御部21で生成されたデータは、通信部20の送信部20sから送信される。また制御部21はPTTボタン22に対する操作を検出する。
PTTボタン22は、プッシュツートークによる通信が行われる際に通信端末2の使用者によって操作される。使用者は、PTTボタン22を押しながら話すことによって、自身の音声を通話相手に伝えることができる。つまり、複数の通信端末2の間でプッシュツートークによる通信(通話)が行われる場合には、PTTボタン22が押されている通信端末2が発言権(「フロア」とも呼ばれる)を有することになる。
表示部23は、例えば液晶ディスプレイであって、文字、図形等の各種情報を表示する。マイク24は、通信端末2の外部から入力される音を電気的な音信号に変換して制御部21に出力する。スピーカ25は、制御部21が生成する電気的な音信号を音に変換して出力する。
図3は基地局3の構成を示す図である。図3に示されるように、基地局3は、端末側通信部30と、制御部31と、上位側通信部32とを備えている。端末側通信部30は通信端末2と無線通信を行い、上位側通信部32はゲートウェイ装置4と有線通信を行う。
端末側通信部30は、アンテナ30aを共有する送信部30s及び受信部30rを備えており、アンテナ30aを使用して通信端末2と無線通信を行う。受信部30rは、アンテナ30aで受信された受信信号に対して増幅処理及びダウンコンバート等を行って制御部31に出力する。送信部30sは、制御部31から入力される送信信号に対してアップコンバート及び増幅処理等を行ってアンテナ30aに入力する。
上位側通信部32は送信部32s及び受信部32rを備えている。受信部32rは、ゲートウェイ装置4からの受信信号からデータを取得し、取得したデータを制御部31に出力する。送信部32sは、制御部31が生成したデータを含む送信信号を生成し、当該送信信号をゲートウェイ装置4に送信する。
制御部31はCPU及びメモリ等で構成されている。制御部31は、端末側通信部30から入力される受信信号に対して復調処理等を行って、当該受信信号に含まれるデータを取得する。制御部31は取得したデータに基づいて上位側通信部32の制御等の各種動作を行う。また制御部31は、各種データを含む送信信号を生成して端末側通信部30に出力する。これにより、制御部31で生成されたデータは、端末側通信部30の送信部30sから送信される。
制御部31は、上位側通信部32からのデータに基づいて、端末側通信部30の制御等の各種動作を行う。制御部31は各種データを生成して上位側通信部32に出力する。これにより、制御部31で生成されたデータは、上位側通信部32の送信部32sから送信される。
図4はサーバ装置5の構成を示す図である。サーバ装置5は、例えば一般的なコンピュータと同様の構成を有している。図4に示されるように、サーバ装置5は、通信部50及び制御部51を備えている。通信部50は、送信部50s及び受信部50rを備えており、ネットワーク6に接続されている。受信部50rはネットワーク6からのデータを受信して制御部51に送信する。送信部50sは制御部51で生成されたデータをネットワーク6に送信する。制御部51はCPU及びメモリ等で構成されている。制御部51は、受信部50rからのデータに基づいて各種動作を行う。また制御部51は、送信データを生成して送信部50sに入力する。
サーバ装置5はネットワーク6を通じてゲートウェイ装置4と通信することが可能である。ゲートウェイ装置4は、サーバ装置5と同様の構成を有しており、通信部及び制御部を備えている。
以上のような構成を有する通信システム1では、2つの通信端末2の間において電話機能による通信(通話)が行われる場合には、当該2つの通信端末2は、基地局3及びゲートウェイ装置4を通じて互いに通信を行う。
例えば、図1の例において、基地局3Aのサービスエリア(通信エリア)内に存在する通信端末2Aと、基地局3Bのサービスエリア内に存在する通信端末2Cとが電話機能による通信を行う際には、通信端末2A及び通信端末2Cは、基地局3Aと、当該基地局3Aに接続されたゲートウェイ装置4Aと、当該ゲートウェイ装置4Aにネットワーク6を介して接続されたゲートウェイ装置4Bと、当該ゲートウェイ装置4Bに接続された基地局3Bとを通じて互いに通信を行う。
一方で、複数の通信端末2の間においてプッシュツートークによる通信(通話)が行われる場合には、当該複数の通信端末2は、基地局3、ゲートウェイ装置4及びサーバ装置5を通じて互いに通信を行う。
例えば、図1の例において、通信端末2Aと通信端末2Cとがプッシュツートークによる個別通信(一対一の通信)を行う場合であって、通信端末2Aが発言権を有する場合には、通信端末2Aから送信されたデータ(音声データ)は、基地局3A及びゲートウェイ装置4Aを通じてサーバ装置5に入力される。サーバ装置5は入力されたデータをゲートウェイ装置4B及び基地局3Bを通じて通信端末2Cに送信する。
また図1の例において、通信端末2A、通信端末2B及び通信端末2Eがプッシュツートークにおける一のグループを構成している場合を考える。この場合において、通信端末2Aが発言権を有する際には、通信端末2Aから送信されたデータ(音声データ)は、基地局3A及びゲートウェイ装置4Aを通じてサーバ装置5に入力される。そして、サーバ装置5は、入力されたデータを、ゲートウェイ装置4B及び基地局3Bを通じて通信端末2Bに送信するとともに、ゲートウェイ装置4A及び基地局3Aを通じて通信端末2Eに送信する。
このように、プッシュツートークによるグループ通信においては、発言権を有する通信端末2が送信するデータは、いったんサーバ装置5に入力され、当該データはサーバ装置5から、グループにおける他の複数の通信端末2に対してブロードキャストされる。
なお、プッシュツートークによるグループ通信が行われる一のグループが2つの通信端末2で構成されている場合には、当該グループでのグループ通信は個別通信と同じようになる。
以後、プッシュツートークによる通信において、発言権を有する通信端末2、言い換えれば音声データを送信する通信端末2を「発信端末2」と呼ぶ。また、プッシュツートークによる通信において、発言権を持っていない通信端末2、言い換えれば音声データを受信する通信端末2を「ターゲット端末2」と呼ぶ。そして、プッシュツートークによるグループ通信が行われる一のグループを「PTTグループ」と呼ぶ。
<通信端末間の直接通信>
本実施の形態では、通信端末2は、他の通信端末2が近くに存在する場合には、当該他の通信端末2と、基地局3及びゲートウェイ装置4を介さない直接通信が可能となっている。通信端末2間の直接通信は「D2D(Device to Device)」と呼ばれる。3GPPでは、D2Dは、“ProSe(Proximity Services) Communication”の“direct mode”として規定されている。
<プッシュツートークによる通信>
プッシュツートークによる個別通信及びグループ通信においては、発信端末2からは呼設定要求が送信され、サーバ装置5とターゲット端末2との間で呼設定が行われる。サーバ装置5とターゲット端末2との間の呼設定が完了すると、発信端末2とターゲット端末2の間でのプッシュツートークによる通信が可能となる。
図5は通信端末2Aが発信端末2Aであって、通信端末2Bがターゲット端末2Bである場合の通信システム1の動作を示す図である。通信端末2Aは、PTTボタン22が押された状態になると、発信端末2Aとなり、図5に示されるように呼設定要求を送信する。サーバ装置5は、発信端末2Aから送信される呼設定要求を、基地局3A及びゲートウェイ装置4Aを通じて受信する。サーバ装置5は、呼設定要求を受信すると、呼設定要求が発生したことを通知するための要求発生通知を送信する。サーバ装置5からの要求発生通知はゲートウェイ装置4B及び基地局3Bを通じてターゲット端末2Bに送信される。
要求発生通知を受信したターゲット端末2Bは応答信号を送信する。この応答信号は基地局3B及びゲートウェイ装置4Bを通じてサーバ装置5に送信される。サーバ装置5は、ターゲット端末2Bからの応答信号を受信すると、ターゲット端末2Bと通信可能であると判断する。そして、サーバ装置5は、ターゲット端末2Bと必要な情報のやり取りを行って、ターゲット端末2Bとの間で呼設定を行う。
サーバ装置5は、ターゲット端末2Bとの間の呼設定が完了すると、設定完了通知を送信する。この設定完了通知は、ゲートウェイ装置4A及び基地局3Aを通じて発信端末2Aに送信される。発信端末2Aにおいてターゲット端末2Bについての設定完了通知が受信されると、発信端末2Aとターゲット端末2Bとの間でPTT通信が行われて、発信端末2Aからの音声データが、基地局3A、ゲートウェイ装置4A、サーバ装置5、ゲートウェイ装置4B及び基地局3Bを通じてターゲット端末2Bで受信される。
なお、通信システム1において、通信端末2A,2Bを含むPTTグループでプッシュツートークによるグループ通信が行われ、ターゲット端末2B以外の他のターゲット端末2が存在する場合には、サーバ装置5は、発信端末2Aからの呼設定要求に応じて当該他のターゲット端末2にも要求発生通知を送信する。当該他のターゲット端末2はターゲット端末2Bと同様に動作して、サーバ装置5と当該他のターゲット端末2との間に呼設定が行われる。これにより、通信端末2A,2Bとその他の通信端末2を含むPTTグループでプッシュツートークによるグループ通信が可能となる。
ここで、PTTグループを構成する複数の通信端末2の間でプッシュツートークによるグループ通信が行われる場合に、PTTグループに含まれるあるターゲット端末2が各基地局3のサービスエリア外に存在する等の理由により、当該ターゲット端末2に対して呼設定できない場合には、当該ターゲット端末2はグループ通信を行うことが難しくなる。
そこで、本実施の形態では、PTTグループにおいて、呼設定できなかったターゲット端末2が存在する場合であっても、呼設定できなかったターゲット端末2と直接通信可能な他のターゲット端末2を発見することによって、呼設定できなかったターゲット端末2がプッシュツートークによるグループ通信を行うことを可能にしている。以下にこの点について詳細に説明する。以下では、通信端末2が各基地局3のサービスエリア外に存在する状態、言い換えれば、通信端末2が、複数の基地局3で構成されるネットワーク(E−UTRAN)のカバレッジ外に存在する状態を「圏外」と呼ぶ。
図6はPTTグループを構成する通信端末2A,2B,2Cがプッシュツートークによるグループ通信を行う際の通信システム1の動作を示す図である。図6の例では、通信端末2Aが発信端末2Aとなっており、通信端末2B,2Cがターゲット端末2B,2Cとなっている。そして図6の例では、通信端末2Cは、基地局3Bのサービスエリア内からサービスエリア外に移動して、圏外の通信端末2となっており、サーバ装置5が通信端末2Cと通信不能となっている。基地局3Bのサービスエリア内に存在するターゲット端末2Bに関する処理については、図5と同様であるため、以下では、ターゲット端末2Cに関連する処理を中心に説明する。図6には、ターゲット端末2Cに関連する処理が主に示されている。
図6に示されるように、PTTボタン22が押されている発信端末2Aは、上記と同様に呼設定要求を送信する。この呼設定要求はサーバ装置5で受信される。サーバ装置5は、呼設定要求を受信すると要求発生通知を送信する。サーバ装置5からの要求発生通知はゲートウェイ装置4Bを通じて基地局3Bで受信される。
基地局3Bは、要求発生通知を受信すると、ターゲット端末2B,2Cと通信可能か判断する。各基地局3では、通信可能な通信端末2、つまりサービスエリア内の通信端末2が管理されていることから、基地局3Bはターゲット端末2B,2Cと通信可能か判断することができる。本例では、ターゲット端末2Bは基地局3Bのサービスエリア内に存在し、ターゲット端末2Cは圏外の通信端末2であることから、基地局3Bはターゲット端末2Bと通信可能であり、ターゲット端末2Cと通信不能である。
基地局3Bは、受信した要求発生通知を、通信可能なターゲット端末2Bに送信する一方で、ターゲット端末2Cと通信できないことを意味するエラー通知を送信する。このエラー通知はゲートウェイ装置4Bを通じてサーバ装置5で受信される。サーバ装置5は、エラー通知を受信すると、ターゲット端末2Cとの間での呼設定が失敗したことを通知するための設定失敗通知を送信する。この設定失敗通知は、ゲートウェイ装置4A及び基地局3Aを通じて発信端末2Aで受信される。
発信端末2Aは、設定失敗通知を受信すると、つまりPTTグループにおいて呼設定できないターゲット端末2が存在することがサーバ装置5から通知されると、PTTグループに含まれる通信端末2に対して、直接通信を行うことが可能な通信相手端末2を発見する発見処理の実行を指示することを決定する。この決定は制御部21で行われる。つまり、制御部21は、PTTグループに含まれる通信端末2に対して、直接通信を行うことが可能な通信相手端末2を発見する発見処理の実行を指示することを決定する決定部として機能する。そして、発信端末2は、PTTグループの通信端末2に対する発見処理の実行の指示を決定したことを通知するための実行決定通知を送信する。この発見処理は、3GPPでの“ProSe Communication”では“discovery”と呼ばれている。
発信端末2Aから送信される実行決定通知は、基地局3A及びゲートウェイ装置4Aを通じてサーバ装置5で受信される。サーバ装置5は、実行決定通知を受信すると、ゲートウェイ装置4及び基地局3を通じて、PTTグループを構成する複数の通信端末2のそれぞれに対して発見処理の実行の指示(以後、「発見処理実行指示」と呼ぶことがある)を送信する。本例では、PTTグループのうち、発信端末2A及びターゲット端末2Bは、発見処理実行指示を受信できるものの、圏外のターゲット端末2Cは発見処理実行指示を受信できない。
発見処理実行指示を受信した通信端末2は、直接通信を行うことが可能な通信相手端末2を発見する発見処理を開始する。具体的には、通信端末2は同期信号を送信し、当該同期信号に対する応答信号を受信するか否かを確認する。同期信号を受信した通信端末2は応答信号を送信する。以後、発見処理において通信端末2が送信する同期信号を「直接通信用同期信号」と呼ぶ。直接通信用同期信号としては、3GPPで規定されている「プライマリ同期信号(Primary Synchronization Signal)」及び「セカンダリー同期信号(Secondary Synchronization Signal)」の少なくとも一方を採用することができる。前者は「PSS」と呼ばれ、後者は「SSS」と呼ばれる。
通信端末2は、直接通信用同期信号を送信してから所定時間T1経過するまでに、圏外のターゲット端末2Cから応答信号を受信しない場合には、ターゲット端末2Cとは直接通信を行うことができないと判断して発見処理を終了する。そして、通信端末2は、ターゲット端末2Cとは直接通信を行うことができない旨を基地局3及びゲートウェイ装置4を通じてサーバ装置5に通知する。
一方で、通信端末2は、直接通信用同期信号を送信してから所定時間T1経過するまでに、ターゲット端末2Cからの応答信号を受信する場合には、ターゲット端末2Cとの間で直接通信のための通信接続処理を行う。これにより、当該通信端末2とターゲット端末2Cとの間での直接通信が可能となる。発見処理実行指示を受信した通信端末2は、ターゲット端末2Cとの間で直接通信のための通信接続処理が完了すると、その旨を通知するための接続完了通知を、基地局3及びゲートウェイ装置4を通じてサーバ装置5に送信する。
本例では、図7に示されるように、圏外のターゲット端末2Cは、ターゲット端末2Bの近くに存在し、発信端末2Aの近くには存在しない。したがって、ターゲット端末2Bは、直接通信用同期信号を送信してから所定時間T1経過するまでにターゲット端末2Cから応答信号を受信し、発信端末2Aは、直接通信用同期信号を送信してから所定時間T1経過するまでにターゲット端末2Cから応答信号を受信しない。したがって、ターゲット端末2Bはターゲット端末2Cと直接通信が可能となり、発信端末2Aはターゲット端末2Cと直接通信できない。
なお、圏外のターゲット端末2Cは、複数の通信端末2から直接通信用同期信号を受信した場合には、例えば、受信レベルが最も大きい直接通信用同期信号を送信する通信端末2にだけ応答信号を送信する。
サーバ装置5は、PTTグループの通信端末2から接続完了通知を受信すると、発信端末2Aに対して、ターゲット端末2Cと通信可能であることを通知するための通信可能通知を送信する。一方で、サーバ装置5は、PTTグループのどの通信端末2からも接続完了通知を受信しない場合には、発信端末2Aに対して、ターゲット端末2Cと通信不能であることを通知する。
発信端末2Aは、通信可能通知を受信すると、ターゲット端末2Cとの通信が可能であることを表示部23等を使用して、発信端末2Aの使用者に通知する。また発信端末2Aは、ターゲット端末2Cと通信不能であることが通知されると、ターゲット端末2Cと通信不能であることを表示部23等を利用して、発信端末2Aの使用者に通知する。
発信端末2Aは、通信可能通知を受信した後、PTTボタン22が再度押された状態になると、図8に示されるように、呼設定要求を送信する。サーバ装置5は、発信端末2Aから送信される呼設定要求を受信すると要求発生通知を送信する。サーバ装置5からの要求発生通知は、ゲートウェイ装置4B及び基地局3Bを通じて、基地局3Bのサービスエリア内に存在するターゲット端末2Bに送信される。
要求発生通知を受信したターゲット端末2Bは応答信号を送信するとともに、当該要求発生通知を直接通信によって圏外のターゲット端末2Cに送信する。要求発生通知を受信したターゲット端末2Cは直接通信によって応答信号をターゲット端末2Bに送信する。ターゲット端末2Cから応答信号を受信したターゲット端末2Bは、当該応答信号をサーバ装置5に送信する。
このように、圏外のターゲット端末2Cと直接通信することが可能なターゲット端末2Bは、当該ターゲット端末2Cとサーバ装置5との間のデータを中継する中継端末として機能する。
サーバ装置5は、ターゲット端末2Bから、ターゲット端末2Cが送信した応答信号を受信すると、ターゲット端末2Cと通信可能であると判断する。そして、サーバ装置5は、ターゲット端末2Cと必要な情報のやり取りを行って、ターゲット端末2Cとの間で呼設定を行う。サーバ装置5は、ターゲット端末2Cとの間の呼設定が完了すると、設定完了通知を発信端末2Aに送信する。
発信端末2Aにおいて、ターゲット端末2B及びターゲット端末2Cについての設定完了通知が受信されると、発信端末2A、ターゲット端末2B及びターゲット端末2Cの間でプッシュツートークによるグループ通信が行われる。このグループ通信では、サーバ装置5は、発信端末2Aから音声データを受信すると、当該音声データをターゲット端末2Bに送信する。ターゲット端末2Bは、受信した音声データを処理するとともに(具体的には音声データに基づいてスピーカ25から音声を出力させる)、当該音声データをターゲット端末2Cに直接通信で送信する。ターゲット端末2Cは、受信した音声データを処理する。その後、当該グループ通信において、例えば、通信端末2Cが発信端末2Cとなり、通信端末2A,2Bがターゲット端末2A,2Bになったときには、発信端末2Cは直接通信で音声データをターゲット端末2Bに送信する。ターゲット端末2Bは受信した音声データをサーバ装置5に送信する。サーバ装置5は受信した音声データを、ターゲット端末2A,2Bに送信する。ターゲット端末2A及びターゲット端末2Cのそれぞれは、サーバ装置5から受信した音声データを処理する。
なお、通信端末2は、各基地局3のサービスエリア外に移動して圏外となったときには、圏外となってから所定時間T2の間だけ、他の通信端末2が送信する直接通信用同期信号を監視しても良い。つまり、通信端末2は、圏外となったときには、圏外となってから所定時間T2の間だけ、他の通信端末2が送信する直接通信用同期信号を受信できるようにしても良い。通信端末2についての所定時間T2として、例えば、当該通信端末2を含むPTTグループでのグループ通信の呼設定要求が発生する間隔の平均値が採用される。
また、上記の例において、発信端末2Aが、圏外のターゲット端末2Cの近くに位置する場合には、発信端末2Aが、サーバ装置5とターゲット端末2Cとの間のデータを中継する中継端末として機能することがある。
以上のように、本実施の形態では、サーバ装置5は、PTTグループに含まれる発信端末2から呼設定要求が送信された場合に、当該PTTグループにおいて呼設定できないターゲット端末2が存在するときには、当該PTTグループに含まれる通信端末2に対して、直接通信を行うことが可能な通信相手端末を発見する発見処理の実行の指示を送信する。そして、サーバ装置5から発見処理の実行の指示を受信した通信端末2が、発見処理の結果、呼設定できなかったターゲット端末2と直接通信を行うことが可能である場合には、発見処理を実行した通信端末2を通じて、サーバ装置5と当該ターゲット端末2の間の呼設定が行われる。これにより、一度呼設定できなかったターゲット端末2は呼設定されるようになり、当該ターゲット端末2を含むPTTグループでは、プッシュツートークによるグループ通信を行うことができる。よって、PTTグループを構成する複数の通信端末2は、それに圏外の通信端末2が含まれる場合であっても、プッシュツートークによるグループ通信をより確実に行うことができる。
上記の例では、サーバ装置5は、PTTグループに含まれる各通信端末2に対して発見処理実行指示を送信していた。しかしながら、サーバ装置5は、PTTグループにおいて、圏外の通信端末2が最後に通信していた基地局3と通信可能な通信端末2のみに、発見処理実行指示を送信しても良い。上記の図7の例では、サーバ装置5は、PTTグループにおいて、圏外の通信端末2Cが最後に通信していた基地局3Bと通信可能な通信端末2Bのみに、発見処理実行指示を送信しても良い。これにより、圏外の通信端末2とは遠い通信端末2、つまり圏外の通信端末2とは直接通信することができない通信端末2が発見処理実行指示を受信する可能性が低減することができる。よって、当該通信端末2において無駄な発見処理が実行されることを抑制することができる。各基地局3は自身と通信可能な通信端末2をリアルタイムに管理していることから、各基地局3が自身と通信可能な通信端末2についての管理情報を適宜サーバ装置5に送信することによって、サーバ装置5は、圏外となった通信端末2が最後に通信していた基地局3を特定することができる。
また上記の例では、PTTグループに含まれる通信端末2に対して発見処理の実行を指示することを、発信端末2が決定していたが、サーバ装置5が決定しても良い。図9はこの場合の通信システム1の動作を示す図である。図9には、図6と同様に、図7に示される状況での通信システム1の動作が示されている。サーバ装置5が、ターゲット端末2Cと通信できないことを意味するエラー通知を基地局3Bから受信するまでの通信システム1の動作は図6と同様である。
サーバ装置5では、基地局3Bからエラー通知が受信されると、制御部51が、PTTグループに含まれる通信端末2に対して発見処理の実行を指示することを、通信端末2等の他の装置からの指示なく自ら決定する。制御部51は、PTTグループに含まれる通信端末2に対して発見処理の実行を指示することを決定する決定部として機能する。そして、サーバ装置5は、ゲートウェイ装置4及び基地局3を通じて、PTTグループを構成する複数の通信端末2のそれぞれに対して発見処理実行指示を送信する。サーバ装置5が発見処理実行指示を送信した後の通信システム1の動作は図6と同様である。
このように、サーバ装置5が、PTTグループに含まれる通信端末2に対して発見処理の実行を指示することを自ら決定する場合には、発信端末2での処理が簡素化されるとともに、サーバ装置5は発見処理実行指示をすぐに送信することができる。
以上のように、通信システム1は詳細に説明されたが、上記した説明は、全ての局面において例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。また、上述した各種変形例は、相互に矛盾しない限り組み合わせて適用可能である。そして、例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
1 通信システム
2 通信端末
3 基地局
5 サーバ装置
20s 送信部
20r 受信部
21,31,51 制御部
30s 送信部
30r 受信部
50s 送信部
50r 受信部

Claims (11)

  1. 複数の通信端末と、
    サーバ装置と
    を備え、
    一のグループを構成する複数の通信端末は、前記サーバ装置を通じて、プッシュツートークによるグループ通信を行うことが可能であり、
    前記サーバ装置は、前記グループに含まれる第1通信端末から呼設定要求が送信された場合に、前記グループにおいて呼設定できない第2通信端末が存在するときには、前記グループに含まれる通信端末に対して、前記サーバ装置を介さない直接通信を行うことが可能な通信相手端末を発見する発見処理の実行の指示を送信し、
    前記サーバ装置から前記発見処理の実行の指示を受信した第3通信端末が、前記発見処理の結果、前記第2通信端末と前記直接通信を行うことが可能である場合には、前記第3通信端末を通じて、前記サーバ装置と前記第2通信端末との間の呼設定が行われる、通信システム。
  2. 請求項1に記載の通信システムであって、
    前記サーバ装置は、前記グループにおいて呼設定できない前記第2通信端末が存在するときには、呼設定できない通信端末が存在することを前記第1通信端末に通知し、
    前記第1通信端末は、呼設定できない通信端末が存在することが前記サーバ装置から通知された場合、前記グループに含まれる通信端末に対する前記発見処理の実行の指示を決定し、
    前記サーバ装置は、前記第1通信端末が前記発見処理の実行の指示を決定した場合に、前記グループに含まれる通信端末に対して前記発見処理の実行の指示を送信する、通信システム。
  3. 請求項1に記載の通信システムであって、
    前記サーバ装置は、前記グループにおいて呼設定できない前記第2通信端末が存在するときには、前記グループに含まれる通信端末に対する前記発見処理の実行の指示を自ら決定する、通信システム。
  4. 請求項1乃至請求項のいずれか一つに記載の通信システムであって、
    前記サーバ装置は、前記グループにおいて呼設定できない前記第2通信端末が存在するときには、前記グループの各通信端末に対して前記発見処理の実行の指示を送信する、通信システム。
  5. 請求項1乃至請求項のいずれか一つに記載の通信システムであって、
    前記サーバ装置は基地局を通じて通信端末と通信し、
    前記サーバ装置は、前記グループにおいて呼設定できない前記第2通信端末が存在するときには、前記グループにおいて、前記第2通信端末が最後に通信していた基地局と通信可能な通信端末のみに前記発見処理の実行の指示を送信する、通信システム。
  6. 通信端末を制御するサーバ装置であって、
    受信部と、
    送信部と
    を備え、
    一のグループを構成する複数の通信端末は、前記サーバ装置を通じて、プッシュツートークによるグループ通信を行うことが可能であり、
    前記グループに含まれる第1通信端末からの呼設定要求を前記受信部が受信した場合に、前記グループにおいて呼設定できない第2通信端末が存在するときには、前記送信部は、前記グループに含まれる通信端末に対して、前記サーバ装置を介さない直接通信を行うことが可能な通信相手端末を発見する発見処理の実行の指示を送信し、
    前記サーバ装置から前記発見処理の実行の指示を受信した第3通信端末が、前記発見処理の結果、前記第2通信端末と前記直接通信を行うことが可能である場合には、前記第3通信端末を通じて、前記サーバ装置と前記第2通信端末との間の呼設定が行われる、サーバ装置。
  7. 請求項に記載のサーバ装置であって、
    前記グループにおいて呼設定できない前記第2通信端末が存在するときには、前記グループに含まれる通信端末に対する前記発見処理の実行の指示を自ら決定する決定部をさらに備える、サーバ装置。
  8. 請求項及び請求項のいずれか一つに記載のサーバ装置であって、
    前記送信部は、前記グループにおいて呼設定できない前記第2通信端末が存在するときには、前記グループの各通信端末に対して前記発見処理の実行の指示を送信する、サーバ装置。
  9. 請求項及び請求項のいずれか一つに記載のサーバ装置であって、
    前記送信部は基地局を通じて通信端末と通信し、
    前記送信部は、前記グループにおいて呼設定できない前記第2通信端末が存在するときには、前記グループにおいて、前記第2通信端末が最後に通信していた基地局と通信可能な通信端末のみに前記発見処理の実行の指示を送信する、サーバ装置。
  10. (a)一のグループを構成する複数の通信端末が、サーバ装置を通じて、プッシュツートークによるグループ通信を行う工程と、
    (b)前記サーバ装置が、前記グループに含まれる第1通信端末から呼設定要求が送信された場合に、前記グループにおいて呼設定できない第2通信端末が存在するときには、前記グループに含まれる通信端末に対して、前記サーバ装置を介さない直接通信を行うことが可能な通信相手端末を発見する発見処理の実行の指示を送信する工程と、
    (c)前記サーバ装置から前記発見処理の実行の指示を受信した第3通信端末が、前記発見処理の結果、前記第2通信端末と前記直接通信を行うことが可能である場合には、前記第3通信端末を通じて、前記サーバ装置と前記第2通信端末との間の呼設定が行われる工程と
    を備える、通信方法。
  11. 通信端末を制御するサーバ装置の通信方法であって、
    一のグループを構成する複数の通信端末は、前記サーバ装置を通じて、プッシュツートークによるグループ通信を行うことが可能であり、
    (a)前記サーバ装置が、前記グループに含まれる第1通信端末からの呼設定要求を受信した場合に、前記グループにおいて呼設定できない第2通信端末が存在するときには、前記グループに含まれる通信端末に対して、前記サーバ装置を介さない直接通信を行うことが可能な通信相手端末を発見する発見処理の実行の指示を送信する工程と、
    (b)前記サーバ装置から前記発見処理の実行の指示を受信した第3通信端末が、前記発見処理の結果、前記第2通信端末と前記直接通信を行うことが可能である場合には、前記サーバ装置が、前記第3通信端末を通じて、前記第2通信端末との間の呼設定を行う工程と
    を備える、通信方法。
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