JP6256876B2 - 加速度センサーとそれを用いた能動除振装置 - Google Patents

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Description

原子の遷移周波数に発光素子からの光の周波数を安定化することで極めて正確な原子時計が実現されている。この際、その光のスペクトル線幅を極めて狭くしたクロックレーザー光を出力する光源が用いられるが、これは、外部光共振器を用いて構成される場合がある。その外部共振器は設置された環境から振動の影響を受ける事が知られている。本発明は、その振動の影響をその振動加速度の負帰還制御で抑制するための、共通のスペーサーに設けた複数の光共振器による、加速度センサーとそれを用いた能動除振装置に関するものである。
狭いスペクトル線幅のレーザー光源としては、次の方式のものが知られている。
(1)図8(a)に示す様に、ピエゾ素子で光共振器の長さを調整できるレーザー発振器からのレーザー光を、それと同様にピエゾ素子で長さを調整できるファブリペロー光干渉計に通し、ファブリペロー光干渉計で波長走査しその走査に同期して光検出を行い、検出した光強度で、PID(Proportional Integral Derivative、比例積微分)制御で光共振器のピエゾ素子を制御することで、ファブリペロー光干渉計の透過スペクトルの頂点にロックするレーザー光源。
(2)図8(b)に示す様に、ピエゾ素子で光共振器の長さを調整できるレーザー発振器からのレーザー光を、参照用のファブリペロー光干渉計に通し、ファブリペロー光干渉計による吸収信号で、上記光共振器の長さを調整することで、参照するファブリペロー光干渉計の透過スペクトルのスロープにロックするレーザー光源。
(3)図8(c)に示す様に、電圧で発振波長を制御可能なレーザー発振器からの光を位相変調して、参照するファブリペロー光干渉計に入力し、その反射光を上記位相変調信号で同期検波して得た信号を帰還して上記レーザー発振器の発振波長を制御することで、その発振波長を、参照するファブリペロー光干渉計の透過スペクトルにロックすることができる。これは、PDH法(Pound-Drever-Hall method)として、知られている。
(4)また、充分に出力光波長が安定なレーザー光源があり波長の安定なレーザー光を用いることが可能な場合は、そのレーザー光をVCO(電圧制御発振器)の出力でシフトする波長シフターに入力することで、波長上記のいずれのレーザー発振器でもその代わりとすることができる。
非特許文献2には、図9に示す、Sr用クロックレーザー安定化システム全体図が記載されている。非特許文献1の図3におけるクロックレーザーでは、まずダイオードレーザーを用いた上記PDH法による予備安定化共振器(prestabilization共振器)部分で、比較的波長の安定なレーザー光を生成する。このレーザー光の波長を波長シフター(その図3ではAOM)で波長を僅かに変えて、ULE共振器に入力する。このULE共振器は、ULEスペーサーのファブリペロー共振器で、上記の様に、共振波長が非常に安定な特性を示す。また、このULE共振器は、フィネスFが非常に高く、透過スペクトルの幅は非常に狭い。上記波長シフターは、上記ULE共振器の透過スペクトルに一致するように、波長シフターを用いて予備安定化共振器で安定化したレーザー光を調整する。この調整は、PDH法によるもので、帰還信号として、レーザー光と上記安定化したレーザー光とのずれに応じた電圧または電流が帰還信号となる。例えば電圧に応じて発振周波数の変化するVCO(電圧制御発振器)で、この帰還信号を周波数の変化に変換し、上記波長シフターに印加する。この帰還ループによって、上記ULE共振器の透過スペクトルにロックされたクロックレーザー光を得ることができる。
光共振器はその安定な共振器長をレファレンス(基準)として周波数変動のない局部光発振器を作成するためのキーとなる部品である。
ファブリペロー光干渉計のスペーサーの材料としては、ULE(Ultra-Low-Expansion、Corning社)ガラスが望ましいことが知られている。これは、非特許文献1の記載にあるように、ULEガラスの熱膨張係数は約10-8/K、クリープは0.2〜0.5×10-15/s、とそれぞれ小さいことからである。1つのULEガラス部材には、従来1つの光共振器が設けられている。
ULEガラスは上記の様に比較的熱膨張係数やクリープ値が小さい。しかし、一般に、原子時計に求められる安定度を実現するためには、ミリケルビン単位の温度管理が求められる。
一般に、共振器長は共振器を支持する点から伝わる地面振動や真空ポンプ等からの振動によって変化するため、除振性能は極めて重要である。通常、上記のクロックレーザーは、大型の除振台上に設置され、全体としては大規模な装置となり、現状では可搬性に問題がある。そこで、可搬性の改善を目的に、除振台自体を省略するか、少なくとも簡易型の除振台で済ませることができるようにすることが望まれている。
より具体的には、例えば、地面振動の影響を抑制するためには除振台を利用するが、一般に除振台は共振周波数を持ち、除振性能が発揮されるのは、この共振周波数より高周波側である。例えば、光周波数標準の用途に使用されるフットプリントサイズが1m×1m程の市販の除振台では、最も低い共振周波数でも0.5Hzとなっている。地面振動は、例えば、海岸に打ち寄せる波の影響を受けて、周期が数秒以上の周波数領域に振幅のピークを持ち、その振幅は極めて小さいものであるが、共振器の支持点に到達する上記地面振動の影響を抑えるのは現在極めて困難である。このため、通常、その支持点が振動しても共振器長が変化しないような共振器の形状を工夫して、その影響を低減することが行われている。
除振装置は、受動型除振装置と能動型除振装置とに分類することができる。概して、前者には大質量の台(またはステージ)が用いられ、後者は小質量の台が用いられる。この分類において、本発明は、能動型除振装置に属する。
一般に、能動型除振装置でも、テーブルトップのサイズの場合、共振器に到達する0.1Hz域の振動に感度を持つ加速度センサーの作成は困難である。このように、低周波数域で感度をもつ加速度計の作成が困難である理由は、非常にゆっくりした振動を振動として峻別する際に必要な、謂わば「動かないレファレンス」が無いことによる。
光共振器を用いた従来の加速度センサーとしては、例えば、特許文献1(米国特許出願公開第2013/0327146号明細書)の開示がある。この開示では、光共振器の一方の反射鏡をバネ仕掛けで可動にし、共振器に加速度が印加されると上記光共振器の共振周波数が変化することを用い、その共振周波数の変化を計測することで、その共振器に印加された加速度を検出するものである。しかし、本発明は、これとは異なる構造のものを用いる。
また、光共振器自体を振動に対して鈍感にする工夫もなされており、非特許文献3には、光共振器スペーサーの中心に空洞があり両端に高反射率の平面鏡と球面鏡が1枚ずつついた光共振器をマウントで横向きに支持した振動不感型光共振器が記載されている。この振動不感型光共振器は、マウントの支持位置を最適化することで振動不感型にするものである。また、非特許文献4には、光共振器を縦にマウントした光共振器を用いて、ダイオードレーザーからの出力光の波長を安定化した例が記載されている。
また、クロックレーザー光の発生器例としては、非特許文献2の図3に、Sr用クロックレーザー安定化システム全体図が記載されている。非特許文献1の図3におけるクロックレーザーでは、まずダイオードレーザーを用いた上記PDH法による予備安定化共振器(prestabilization共振器)部分で、比較的波長の安定なレーザー光を生成する。このレーザー光の波長を波長シフター(その図3ではAOM)で波長を僅かに変えて、ULE共振器に入力する。このULE共振器は、ULEスペーサーのファブリペロー共振器で、上記の様に、共振波長が非常に安定な特性を示す。また、このULE共振器は、フィネスFが非常に高く、透過スペクトルの幅は非常に狭い。上記波長シフターは、上記ULE共振器の透過スペクトルに一致するように、波長シフターを用いて予備安定化共振器で安定化したレーザー光を調整する。この調整は、PDH法によるもので、帰還信号として、レーザー光と上記安定化したレーザー光とのずれに応じた電圧または電流が帰還信号となる。例えば電圧に応じて発振周波数の変化するVCO(電圧制御発振器)で、この帰還信号を周波数の変化に変換し、上記波長シフターに印加する。この帰還ループによって、上記ULE共振器の透過スペクトルにロックされたクロックレーザー光を得ることができる。
米国特許出願公開第2013/0327146号明細書 米国特許出願公開第2008/0271533号明細書
「光格子時計のための線幅1Hz級レーザの開発」、産総研計量標準報告 Vol. 7, No. 1 2008年3月 11-24頁 「3−3 ストロンチウム光格子時計」、情報通信研究機構季報 135-144 Vol.56 Nos.3/4 2010 S. A. Webster, M. Oxnorrow, and P. Gill, Phys. Rev. A 75, 011701(R) (2007) A. D. Ludlow, X. Huang, M. Notcutt, M. Zanon-Willette, S. M. Foreman, M. M. Boyd, and J. Ye, Opt. Lett. 32, 641 (2007)
外部光共振器を用いて構成したクロックレーザー光を出力する光源について、設置された環境から振動の影響を受ける事が知られている。本発明は、その振動の影響を抑制するために、共通のスペーサーに設けた複数の光共振器による加速度センサーを実現し、さらに、その加速度センサーを用いて、上記の影響を振動加速度の負帰還制御で抑制する能動除振装置を実現するものである。
本発明の加速度センサーでは、光共振器のスペーサーの中心に設けられたメインの共振光学パス以外に、そのスペーサーの偏心位置に複数の光学パスを配置し、これらの共振器の共振周波数の相対値の変動は共振器に到達した振動を反映するものである、という特性を利用する。この場合、上述の「動かないレファレンス」は光共振器そのものであり、また、上記相対値の変動は差動検出で得られるため、温度変化による共振器長変動などのコモン成分は相殺される。さらには、共振器スペーサーの材料として例えばシリコン単結晶等の結晶性材料を利用すれば、ガラスの場合と異なり、共振器長のエージングドリフトが少なく、その超低周波数領域での周波数成分が低減され、振動感度を一段と低域まで持たせることができる。さらに負帰還として、この共振器を可動ピエゾステージ等に設置し、上記相対値の変動として検出される振動が抑制されるように上記ピエゾステージを駆動する。これによってアクティブ除振が可能となる。この場合、加速度センサーは共振器そのものであるため、一般に生じやすいセンサーから光共振器長への伝達関数における位相遅れ等も気にする必要がなくなる。
このため、本発明は、共振器に到達した振動を検出することができる加速度センサーで共通のスペーサーに設けた複数の光共振器であり、特に、
ファブリペロー型光共振器の共振周波数の変化をレーザー光を用いて測定し加速度を検出する加速度センサーであって、
複数の光共振器を備える複合光共振器と、
上記複数の光共振器のそれぞれの共振周波数の少なくとも2つの比較から上記複合光共振器に印加された加速度を導出する加速度導出手段と、を備え、
上記複合共振器は、中心線に対する回転対称性を有するスペーサー材を共通のスペーサーとする3つ以上の光共振器用にそれぞれの空洞を備える複合光共振器であり、
上記空洞のそれぞれは互いに並行し、
上記空洞の1つは上記中心線を含む位置に設けられ、他の空洞は上記中心線を含まない位置で該中心線についての対称位置に設けられたものである。
上記複合光共振器は、重力方向に光路が設けられ、
上記共通のスペーサーの外周に設けられた支持部における支持点で支持され、
上記支持点の各々は、上記中心線を含まない位置に設けられたいずれか2つの上記空洞からの等距離面上の上記中心線から等距離の位置に設けたものである。
上記スペーサー材に単結晶を用いることで、共振周波数における経年変化が抑制された光共振器を構成することができる。
また、上記中心線を含まない位置に設けられた上記光共振器の数と上記支持点の数は各々3であり、
上記光共振器を順にA、B、Cとし、該A、B、Cの上記中心線に対するそれぞれの反対側にある支持点を支持点A、B、Cとし、支持点A、B、Cを含む平面上の直交座標をxy座標とするとき、
上記加速度導出手段は、y方向加速度をBとCの上記中心線を含む位置に設けられた上記光共振器からのそれぞれの共振周波数偏移の差から導出し、x方向加速度をAの上記中心線を含む位置に設けられた上記光共振器からの共振周波数偏移から導出するものである。
また、上記xy座標について、
x方向の加速度を、BとCの上記中心線を含む位置に設けられた上記光共振器からの共振周波数偏移の平均からAの上記中心線を含む位置に設けられた上記光共振器からの共振周波数偏移を引くことで、得るものである。
上記A、BおよびCの各々の共振周波数偏移は、上記光共振器A、B、Cに入射される、上記中心線を含む位置に設けられた上記光共振器にロックされたレーザー光の周波数からのA、BおよびCのそれぞれの共振周波数の偏移である。
また、本発明は、共通のスペーサーに設けた複数の光共振器による加速度センサーを用いた能動除振装置であって、
上記複合光共振器を搭載する被駆動台と、
面上を動く様に上記被駆動台を駆動する駆動系と、
上記加速度導出手段の出力を上記駆動系に印加して負帰還する負帰還回路と、を備え、
上記負帰還によって上記加速度検出手段の出力を抑制するものである。
本発明によって、光共振器に於いて従来1Hz以下の地面振動の影響を除振することが困難であった問題が解消する。現在1秒の安定度で10の16乗台の光共振器が実現し、さらなる改善のためには除振性能の一段の向上が求められている。また、従来は低域にある共振器材料のエージングの効果と振動による共振器長の変化を峻別することが困難であったが、単結晶材料を共振器として利用することでエージングの効果が低減されたため、本発明はこの点を解決する。また、重量のある除振台の利用が困難な可搬型や衛星搭載の局部光周波数発振器においても本発明を利用することによって除振性能を与えることが出来る。そのほか、極低温下で動作させる究極の光共振器においては、冷凍機の振動に対する処方箋が求められている。本発明は冷凍機の振動に対する除振としても有効である。
本発明の構成例の1部分となる、光共振器105の共振波長にレーザー光源101の発振波長をロックすることで波長安定化した安定化光源100の例を示すブロック図である。 安定化光源100のレーザー光源101の代わりに、レーザー光201が入力される場合に光共振器205の共振波長にロックすることで波長安定化した安定化光源200のブロック図である。 本発明の共通のスペーサーに設けた複数の光共振器による加速度センサーを構成する光共振器を示す模式図である。 共通のスペーサーに設けた複数の光共振器による加速度センサーの構成例を示すブロック図である。 加速度センサーの構成例を示すブロック図である。 共通のスペーサーに設けた複数の光共振器による加速度センサーを用いた能動除振装置で、除振台を駆動する方式の構成例を示し、(a)正面図、(b)平面図であり、(c)は、駆動電圧発生器である。 共通のスペーサーに設けた複数の光共振器による加速度センサーを用いた能動除振装置で、複合光共振器の筐体を駆動する方式の構成例を示し、(a)正面図、(b)平面図であり、(c)は、駆動電圧発生器である。 従来方式の狭いスペクトル線幅のレーザー光源例を示す図である。(a)は、ピエゾ素子で光共振器の長さを調整するもの、(b)は、参照するファブリペロー光干渉計の透過スペクトルのスロープにロックするもの、(c)は、PDH法(Pound-Drever-Hall method)として、知られているものである。 従来の、Sr用クロックレーザー安定化システム全体図を示す図である。
以下に、この発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の説明においては、同じ機能あるいは類似の機能をもった装置に、特別な理由がない場合には、同じ符号を用いるものとする。
図1に、本発明の構成例の1部分となる、光共振器105の共振波長にレーザー光源101の発振波長をロックすることで波長安定化した安定化光源100の例を示す。これは、上記PDH法に沿ったものである。この例では、レーザー光源101には半導体レーザーを用いており、印加する電流を変えることで発振波長を僅かに調整することができる。出力されるレーザー光は、ビームスプリッタ107で分岐されたものである。アイソレータ102は、レーザー光源101の発振動作の戻り光による擾乱を防止するものである。光変調器103において発振器110からの信号で位相変調された光は、その光量が半波長板111と偏光ビームスプリッタ104で調整され、光共振器105に入射する。光共振器からの出力光はアイソレーション用の4分の1波長板106を透過した後偏光ビームスプリッタ104で反射され、光検出器108に入射する。帰還光は光検出器108で電気信号に変換され、同期検波器209において発振器110からの信号で同期検波される。同期検波の出力は、PID112で平滑され、上記半導体レーザーに帰還する。この帰還ループによって、レーザー光源の出力波長を光共振器の共振スペクトルにロックすることができる。上記の様に帰還制御されない状態のレーザー光源101の出力光の半値全幅は、光共振器105の共振(共鳴)スペクトルの半値全幅よりも大きい。しかし、一般に、上記の帰還制御でロックされた状態のレーザー光源101の出力光の半値全幅は、光共振器105の共振(共鳴)スペクトルの半値全幅よりも小さい。
当然のことながら、上記のロック動作によって、上記プローブ光生成手段である安定化光源100の上記帰還信号によるレーザー光の波長調整可能速度は、抑制しようとする上記ファブリペロー型光共振器の共振波長のドリフト速度よりも大きいことが必要である。つまり、抑制できる上記ドリフトの周波数帯域は、上記帰還信号による帰還制御の周波数帯域に限られる。
ここで、光共振器としては、上記の様にULEスペーサーを用いミリケルビン範囲で温度管理したもので、外界の振動を遮断した状態で使用することで安定化したものや、所定の原子やイオンの吸収スペクトルを用いたものでもよい。
本発明の構成例の1部分となり、上記とは別の部分の例を図2に示す。図2は、安定化光源100のレーザー光源101の代わりに、レーザー光201が入力される場合に光共振器205の共振波長にロックすることで波長安定化した安定化光源200のブロック図である。この例では、レーザー光201を波長シフター202でシフトすることで波長を可変にしている。また、同期検波器209の出力である帰還信号は、PID112で平滑された後、VCO(電圧制御発振器)213で、帰還信号の強度に応じた周波数の交流信号を含む波長シフター用信号に変換される。この波長シフター用信号の上記周波数のオフセットは、オフセット電圧源214の電圧を調整することで設定することができる。この安定化光源200は、光共振器205を基準とした入射レーザー光201の波長変動を反映した電気信号を出力する(出力b)。ここでPDH法のための変調は独立な光変調器203を利用して行うほか、安定化光源201からの変調されている出力光を利用することもできる。当然のことであるが、上記VCOの代わりにシンセサイザー方式の信号発生器を用いることができる。
この場合も、上記と安定化光源100の場合と同様に、上記プローブ光生成手段である安定化光源200の上記帰還信号によるレーザー光の波長調整可能速度は、抑制しようとする上記ファブリペロー型光共振器の共振波長のドリフト速度よりも大きいことが必要である。つまり、抑制できる上記ドリフトの周波数帯域は、上記帰還信号による帰還制御の周波数帯域に限られる。
本発明の、共通のスペーサーに設けた複数の光共振器による加速度センサーに用いる複合光共振器300の例を図3に、その複合光共振器300を用いた加速度センサーの例を図4、図5に示す。図3は、光共振器の構成例とともに、その光共振器に、図中の矢印方向に地上の重力加速度に相当する9.8m/s2の加速度が印加された場合の数値シミュレーションによる結果で、その光共振器に起こる歪による各点の光軸方向(z方向)の変位量分布を示す。色の濃い部分の歪が大きく、共振器B側で窪み、C側で出張る。
図3に示す複合光共振器300は、例えば上記ULE製の樽型スペーサーを鉛直にして共通スペーサーとし、縦に並行する4本の空洞を設け、それらの空洞の両端に高反射率の反射鏡M1、M2、A1、A2、B1、B2、C1、C2を設けて、各々の空洞を光共振器(310、310A、310B、310C)として用いる複合光共振器である。因みにM1、M2は、中心にある光共振器のものであり、その他は、その周りの光共振器のものである。上記空洞の1つ(中心空洞の光共振器310)は上記樽型スペーサーの中心線を含み、その中心線と空洞との中心線とは一致するようにする。他の空洞(光共振器310A、310B、310C)は、この例では、上記中心空洞の周りの回転対象の位置に、その中心から等距離に配置している。その空洞の配置例は、上記空洞の1つは上記中心線を含む位置に設けられ、他の空洞は上記中心線を含まない位置で該中心線についての対称位置に設ける。共通スペーサーの構成材料としては、上記ULE等低熱膨張ガラスの他に、例えばシリコンやサファイアなどの、単結晶を用いることができる。この場合、経年変化を抑制することができるが、より高度の温度制御が求められる場合がある。
上記共通スペーサーは、その外周に支持用の台や枠を有しそれに支持部を設けて支持する。この支持については、台座から上に伸びる支持具や、上からつりさげる支持具などを用いることができる。例えば、上記共通スペーサーの中心線の円周上の位置に等距離で各空洞を設ける場合、その円周を等分し上記支持部の2つの支持点の中間に設ける。
図4に本発明の共通のスペーサーに設けた複数の光共振器による加速度センサー400の例を示す。これは、図3に示す複合光共振器300を用いたものである。まず、レーザー光源501からのレーザー光は、図1の安定化光源100と同様な構成で光共振器410にロックされ、上記レーザー光は光分岐器407で分岐され分岐器407A、407B、407Cに順次送られる。光分岐器407で分岐されたレーザー光が安定化光源100における出力aに相当する。この構成で光共振器410の周りに配置された光共振器410A、410B、410Cには、光共振器410で安定化されたレーザー光がほぼ等しく分岐されて供給される。同調部402A、402B、402Cには、例えば、それぞれ図2の同調部250の構成を適用することができる。また、図2におけるVCOから分岐された出力bが、上記のそれぞれの共振器についての周波数fA、fB、fCに相当する。また、周知の様に周波数と位相は同等であって、微小な周波数変化を検出する際には、角速度に時間を乗じた位相についての位相変化を検出することがよく行われている。この周波数fA、fB、fCについては、印加された加速度に起因しないオフセット分がそれぞれ含まれているのでその周波数分を低減しておくことが望ましい。
上記周波数fAの信号について、周波数から電流または電圧に変換する変換器403を用いて、x方向の加速度(ax)に比例した電圧信号(または電流信号)に変換する。また、上記周波数fB、fCの信号について、周波数混合器404で信号積をとることで混合し、低周波側濾波器405でその低周波数側の側帯波成分を選択する。この側帯波成分については、変換器406を用いて、y方向の加速度(ay)に比例した電圧信号(または電流信号)に変換する。この変換の出力におけるオフセット分を差し引くことで、上記の様に周波数を差し引くことの代わりとすることもできる。また、上記変換器403、406は、デジタル信号に変換してそれを出力するものであってもよい。この際に、上記オフセット分を除去した分についてデジタル変換することが望ましい。
また、上記周波数fA、fB、fCについて、各々を周波数カウンタあるいは位相計測器を用いてデジタル信号に変換することで、周波数fAがx方向の加速度(ax)の線形関数になり、周波数fBとfCとの差がy方向の加速度(ay)の線形関数となるので、容易に上記の乗算器や濾波器をデジタル演算装置で置き換えることができる。
図5に示す共通のスペーサーに設けた複数の光共振器による加速度センサー500の例では、図4における上記周波数fB、fCの信号について、周波数混合器504で信号積をとることで混合し、低周波側濾波器506でその低周波数側の側帯波信号成分を選択する。この側帯波信号については、変換器508を用いて、y方向の加速度(ay)に比例した電流信号(または電圧信号)に変換する。また、周波数fB、fCの信号の上記混合による信号について、高周波側濾波器509で、その高周波数側の側帯波成分を選択し、この信号を分周器510に通して半分の周波数に分周し、この分周した信号と周波数fAの信号と周波数混合器503で信号積をとることで混合し、低周波側濾波器505でその低周波数側の側帯波信号成分を選択する。この選択された信号は、変換器507を用いてx方向の加速度(ax)に比例した電流信号(または電圧信号)に変換する。上記変換器507、508は、デジタル信号を出力するものであってもよい。
また、上記実施例1の場合と同様に、上記周波数fA、fB、fCについて、各々を周波数カウンタあるいは位相計測器を用いてデジタル信号に変換することで、周波数fBとfCとの平均と周波数fAとの差がx方向の加速度(ax)の線形関数となり、また、周波数fBとfCとの差がy方向の加速度(ay)の線形関数となるので、容易に上記の乗算器や濾波器をデジタル演算装置で置き換えることができる。
上記加速度センサーの出力を用いて、その複合光共振器にかかる加速度を能動的に抑制することができる。これによって、複合光共振器300に印加される加速度が抑制され、特に光共振器310や410に印加される加速度が抑制されるため、図4または図5の光出力の周波数をより安定化することができる。
図6、図7に、上記加速度出力を負帰還に用いて、複合光共振器300に印加される加速度を抑制するための構成例を示す。
図6の(a)正面図と(b)の平面図は、第1除振台601上に除振台支柱603x、603y、604で支えられた第2除振台602上に複合光共振器を複合光共振器支柱605A、605B、605Cで支持する構成を示す。複合光共振器支柱と第2除振台602との間に、例えば電歪素子や磁歪素子からなる駆動素子610x、610yとばね606x、606yを設けて、駆動電圧Vx、Vyを印加し、検出した加速度ベクトルと逆に、x、y方向に駆動して複合光共振器に印加される振動加速を抑制するように能動除振装置を構成する。上記複合光共振器300は、その第2除振台602に設置される。上記加速度出力を増幅した後、駆動素子610x、610yに上記加速度が抑制される極性で印加する。上記駆動電圧Vx、Vyは、実施例1での記載の様に図4(403から406)や図5(503から510)のブロック図に沿った処理で得ることができるが、デジタル化された上記fA、fB、fCについては、図6(c)に示すように、演算器605で3元ベクトルを2元ベクトルに変換する所定の変換行列に従って変換することで上記駆動電圧Vx、Vyを得ることができる。また、上記駆動素子は、電歪素子や磁歪素子の働きがプッシュプルになるように第2除振台602を挟んで向かい合う様に配置してもよい。但し、この場合、プッシュプルとなる一対の駆動素子によって新たな歪が光共振器に誘起されない様にするため、ばねを駆動素子と第2除振台602の間に挟むことが有効な場合もある。
図7の(a)正面図と(b)の平面図は、第1除振台上の複合光共振器300を電歪素子や磁歪素子で3方向に駆動するものである。その電歪素子や磁歪素子は、光共振器300を支持する他に、xy面上での動きを駆動する。上記加速度出力は、xy直交2元ベクトルから120度の角度で交わる3元ベクトルの各成分に変換され、また増幅された後、その電歪素子や磁歪素子に上記加速度が抑制される極性で印加する。
また、図7(c)の場合、デジタル信号に変換された周波数fA、fB、fCについて、各々を周波数カウンタあるいは位相計測器を用いてデジタル信号に変換することで、負帰還を実現するために、これらの値を入力して各電歪素子や磁歪素子に印加すべき電流値や電圧値に変換するための変換行列を構成することは、容易である。
一般に、上記の3元ベクトルでの駆動による場合は、力の合成を光共振器のスペーサーで行うことで新たな歪が光共振器に発生しやすいので、駆動力の合成は光共振器の枠とは異なる枠または台で行って、光共振器に歪が発生しない構造とすることは容易である。
本発明によって、光共振器に於いて従来1Hz以下の地面振動の影響を省スペースで除振することが困難であった問題が解消する。現在1秒の安定度で10のマイナス16乗台の光共振器が実現し、さらなる改善のためには除振性能の一段の向上が求められている。また、従来は低域にある共振器材料のエージングの効果と振動による共振器長の変化を峻別することが困難であったが、単結晶材料を共振器として利用することでエージングの効果が低減されたため、本発明はこの点を解決する。また、重量のある除振台の利用が困難な可搬型や衛星搭載の局部光周波数発振器においても本発明を利用することによって除振性能を与えることが出来る。そのほか、極低温下で動作させる究極の光共振器においては、冷凍機の振動に対する処方箋が求められている。本発明は冷凍機の振動に対する除振としても有効である。
100 安定化光源
101 レーザー光源
102 アイソレータ
103 光変調器
104 偏光ビームスプリッタ
105 光共振器
106 4分の1波長板
107 分岐器
108 光検出器
109 同期検波器
110 発振器
111 半波長板
112 PID
200 安定化光源
201 レーザー光
202 波長シフター
203 光変調器
204 偏光分岐器
205 光共振器
206 4分の1波長板
208 光検出器
209 同期検波器
210 発振器
211 半波長板
212 PID
213 VCO
214 オフセット電圧源
250 同調部
300 複合光共振器
310、310A、310B、310C 光共振器
400 加速度センサー
402A、402B、402C 同調部
403 周波数電圧変換器
404 周波数混合器
405 低周波側濾波器
406 周波数電圧変換器
407、407A、407B、407C 光分岐器
410、410A、410B、410C 光共振器
500 加速度センサー
503、504 周波数混合器
505、506 低周波側濾波器
507、508 周波数電圧変換器
509 高周波側濾波器
510 分周器
601、602 除振台
603x、603y、604 除振台支柱
605A、605B、605C 複合光共振器支柱
606x、606y ばね
610x、610y 駆動素子
701 除振台
710A、710B、710C 駆動素子

Claims (6)

  1. ファブリペロー型光共振器の共振周波数の変化をレーザー光を用いて測定し加速度を検出する加速度センサーであって、
    複数の光共振器を備える複合光共振器と、
    上記複数の光共振器のそれぞれの共振周波数の少なくとも2つの比較から上記複合光共振器に印加された加速度を導出する加速度導出手段と、を備え、
    上記複合共振器は、中心線に対する回転対称性を有するスペーサー材を共通のスペーサーとする3つ以上の光共振器用にそれぞれの空洞を備える複合光共振器であり、
    上記空洞のそれぞれは互いに並行し、
    上記空洞の1つは上記中心線を含む位置に設けられ、他の空洞は上記中心線を含まない位置で該中心線についての対称位置に設けられていることを特徴とする加速度センサー。
  2. 上記複合光共振器は、重力方向に光路が設けられ、
    上記共通のスペーサーの外周に設けられた支持部における支持点で支持され、
    上記支持点の各々は、上記中心線を含まない位置に設けられたいずれか2つの上記空洞からの等距離面上の上記中心線から等距離の位置に設けたものであることを特徴とする、請求項1に記載の加速度センサー。
  3. 上記中心線を含まない位置に設けられた上記光共振器の数と上記支持点の数は各々3であり、
    上記光共振器を順にA、B、Cとし、該A、B、Cの上記中心線に対するそれぞれの反対側にある支持点を支持点A、B、Cとし、支持点A、B、Cを含む平面上の直交座標をxy座標とし、x軸方向を上記中心線から支持点Aに向かう方向とし、y軸方向を支持点Cから支持点Bに向かう方向とするとき、
    上記加速度導出手段は、y方向加速度をBとCの上記中心線を含む位置に設けられた上記光共振器からのそれぞれの共振周波数偏移の差から導出し、x方向加速度をAの上記中心線を含む位置に設けられた上記光共振器からの共振周波数偏移から導出するものであることを特徴とする、請求項1または2のいずれか1つに記載の加速度センサー。
  4. 上記中心線を含まない位置に設けられた上記光共振器の数と、上記支持点の数は、各々3であり、
    上記光共振器を順にA、B、Cとし、該A、B、Cの上記中心線に対するそれぞれの反対側にある支持点を支持点A、B、Cとし、支持点A、B、Cを含む平面上の直交座標をxy座標とし、x軸方向を上記中心線から支持点Aに向かう方向とし、y軸方向を支持点Cから支持点Bに向かう方向とするとき、
    上記加速度導出手段は、y方向加速度をBとCの上記中心線を含む位置に設けられた上記光共振器からのそれぞれの共振周波数偏移の差から導出し、x方向の加速度を、BとCの上記中心線を含む位置に設けられた上記光共振器からの共振周波数偏移の平均からAの上記中心線を含む位置に設けられた上記光共振器からの共振周波数偏移を引くことで、得るものであることを特徴とする、請求項1または2のいずれか1つに記載の加速度センサー。
  5. 上記A、BおよびCの各々の共振周波数偏移は、上記光共振器A、B、Cに入射される、上記中心線を含む位置に設けられた上記光共振器にロックされたレーザー光の周波数からのA、BおよびCのそれぞれの共振周波数の偏移であることを特徴とする、請求項3または4のいずれか1つに記載の加速度センサー。
  6. 上記複合光共振器を搭載する被駆動台と、
    面上を動く様に上記被駆動台を駆動する駆動系と、
    上記加速度導出手段の出力を上記駆動系に印加して負帰還する負帰還回路と、を備え、
    上記負帰還によって上記加速度検出手段の出力を抑制するものであることを特徴とする、請求項1から5のいずれか1つに記載の加速度センサーを用いた能動除振装置。
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