JP6255705B2 - プロジェクター、及びプロジェクターの制御方法 - Google Patents

プロジェクター、及びプロジェクターの制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6255705B2
JP6255705B2 JP2013088113A JP2013088113A JP6255705B2 JP 6255705 B2 JP6255705 B2 JP 6255705B2 JP 2013088113 A JP2013088113 A JP 2013088113A JP 2013088113 A JP2013088113 A JP 2013088113A JP 6255705 B2 JP6255705 B2 JP 6255705B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
correction amount
projector
correction
projection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013088113A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014212467A (ja
Inventor
小沢 孝
孝 小沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2013088113A priority Critical patent/JP6255705B2/ja
Publication of JP2014212467A publication Critical patent/JP2014212467A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6255705B2 publication Critical patent/JP6255705B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Projection Apparatus (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)

Description

本発明は、プロジェクター、及びプロジェクターの制御方法に関する。
従来、画像をスクリーン等の投写面に投写するプロジェクターにおいて、投写面(スクリーン等)に対してプロジェクターの設置位置が正対していない場合に投写画像に歪みが生じる(投写歪)。例えば、スクリーンに対してプロジェクターを上下または左右方向に傾けて投写する、あおり投写を行った場合、スクリーンに表示される画像が台形状に歪む現象(台形歪)が生じる。このため、特許文献1のように、光変調装置で画像を形成する際に台形歪を相殺するように歪ませた画像を形成することによって投写画像を補正するプロジェクターが知られている。
また、特許文献2のように、プロジェクターの設置角度を自動検出して、台形歪補正を行うプロジェクターも開示されている。
特開平9−261568号公報 特開2003−283963号公報
しかしながら、特許文献1に開示される台形歪補正処理においては、補正前の画像に対して画素の間引きを行うので、補正後の画像は画質が劣化するという問題がある。補正量が大きければ画素間引き量が大きくなり、画質の劣化も大きくなる。そのため、画質の劣化を抑えるためにはプロジェクターの設置位置を変更し、補正量を抑える必要があった。また、特許文献2に開示される台形歪補正処理においては、プロジェクターの設置角度を自動検出して台形歪補正を行うため、ユーザーは、画像が補正されていることに気付かず、画質が劣化した状態のままプロジェクターを使用してしまうという問題があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係るプロジェクターは、光源から射出された光を、画像入力端子から入力される画像信号に基づく画像情報に応じて変調し、投写面に投写する画像投写手段を有するプロジェクターであって、前記投写面に投写された投写画像の投写歪を補正する補正量を設定する補正量設定手段と、前記補正量に基づき、前記投写画像の歪補正を実行する歪補正手段と、前記補正量がゼロでない場合に、補正画像に前記歪補正がされていることを報知する報知手段と、を備えたことを特徴とする。
本適用例によれば、歪補正の補正量がゼロでない場合に、報知手段により投写画像に歪補正がされていることをユーザーに報知する。これにより、ユーザーが歪補正されていることに気付かないままプロジェクターを使用することを防止し、プロジェクターの設置位置を見直すなど歪補正の補正量を抑えるよう促すことが可能となる。
[適用例2]上記適用例に記載のプロジェクターにおいて、前記報知手段は、当該プロジェクターの設定項目を設定するメニュー設定モードにおいて、前記投写面上に報知画像を投写することにより報知することが好ましい。
本適用例によれば、プロジェクターの設定項目を設定するメニュー設定モードにおいて、報知画像が投写される。これにより、プロジェクターの使用開始時や設定変更時などにメニュー設定モードを開始したとき、投写画像に歪補正がされていることをユーザーに報知することが可能となる。
[適用例3]上記適用例に記載のプロジェクターにおいて、当該プロジェクターは複数の前記画像入力端子を備え、前記報知手段は、前記画像信号が入力される前記画像入力端子を切り換えたとき、前記投写面上に報知画像を投写することにより報知することが好ましい。
本適用例によれば、画像信号が入力される画像入力端子を切り換えたときに報知画像が投写される。これにより、プロジェクターの使用開始時や入力変更時などにおいて、画像信号を入力する画像入力端子を切り換えたとき、投写画像に歪補正がされていることをユーザーに報知することが可能となる。
[適用例4]上記適用例に記載のプロジェクターにおいて、前記画像入力端子に画像信号が入力されているか否かを検出する画像信号検出手段をさらに備え、前記報知手段は、前記画像信号検出手段による前記画像信号の検出状態が変化したとき、前記投写面上に報知画像を投写することにより報知することが好ましい。
本適用例によれば、画像入力端子に入力される画像信号の検出状態が変化したときに報知画像が投写される。これにより、プロジェクターに入力する映像機器の接続変更などにより画像信号の検出状態が変化したとき、投写画像に歪補正がされていることをユーザーに報知することが可能となる。
[適用例5]上記適用例に記載のプロジェクターにおいて、前記報知手段は、前記補正量が所定の範囲を超えている場合に報知することが好ましい。
本適用例によれば、投写画像に施された歪補正の補正量が所定の範囲を超えている場合に報知することにより、補正量が所定の範囲内なら報知せず、所定の範囲を超えた場合にのみ報知することができる。これにより、歪補正の補正量が大きくなりプロジェクターの設置位置も見直した方がいい場合にのみユーザーに報知することが可能となる。
[適用例6]上記適用例に記載のプロジェクターにおいて、入力操作を受け付ける入力操作手段をさらに備え、前記補正量設定手段は、前記報知画像を投写している場合、前記入力操作手段より所定の補正量変更操作を受け付けたときに前記補正量がゼロまたは所定の範囲内になるよう変更することが好ましい。
本適用例によれば、プロジェクターの設置位置を変えることができないような場合に、歪補正の補正量をゼロまたは所定の範囲内に変更し、投写画像の画質の劣化を抑えることが可能となる。
[適用例7]本適用例に係るプロジェクターの制御方法は、光源から射出された光を画像情報に応じて変調し、投写面に投写する画像投写手段を有するプロジェクターの制御方法であって、前記投写面に投写された投写画像の投写歪を補正する補正量を設定する補正量設定ステップと、前記補正量に基づき、前記投写画像の歪補正を実行する歪補正ステップと、前記補正量がゼロでない場合に、補正画像に前記歪補正がされていることを報知する報知ステップと、を有することを特徴とする。
本適用例によれば、歪補正の補正量がゼロでない場合に、報知ステップを実行することにより投写画像に歪補正がされていることをユーザーに報知する。これにより、ユーザーが歪補正されていることに気付かないままプロジェクターを使用することを防止し、プロジェクターの設置位置を見直すなど歪補正の補正量を抑えるよう促すことが可能となる。
実施形態に係るプロジェクターの回路構成を示すブロック図。 液晶ライトバルブを示す正面図。 プロジェクターの設置角度検出の原理を示す説明図。 台形歪を説明するための説明図。 台形歪補正を説明するための説明図。 報知画像が投写された状態を示す図。 プロジェクターが補正量の設定を行うときの動作を示すフローチャート。 プロジェクターのメニュー設定モードの動作を示すフローチャート。 プロジェクターが画像入力端子を切り換えたとき、および画像信号の検出状態の変化を検出した場合の動作を示すフローチャート。 プロジェクターが報知画像投写中に補正量の設定変更操作を受け付けたときの動作を示すフローチャート。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また、実施形態における特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
なお、本実施形態においては、投写歪の一例として台形歪について記述する。台形歪補正が歪補正に相当する。
(実施形態)
図1は、本実施形態のプロジェクター1の回路構成を示すブロック図である。
図1に示すように、プロジェクター1は、画像入力端子6、画像投写手段10、台形歪補正手段15、OSD処理手段16、画像信号処理手段17、画像信号入力手段18、角度検出手段19、制御手段20、記憶手段21、光源制御手段22、入力操作手段23、報知LED25、画像信号検出手段26、電源端子30、電源部31等で構成されており、これらは図示しない筐体の内部または外面に収容されている。
画像投写手段10は、光源11、光変調装置としての3つの液晶ライトバルブ12R,12G,12B、投写光学系としての投写レンズ13、液晶駆動手段14等を含んでいる。画像投写手段10は、光源11から射出された光を、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bで変調し、変調された画像を投写レンズ13から投写することによってスクリーンSC等の投写面に投写画像を表示する。画像投写手段10は報知手段にも相当する。
光源11は、超高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等からなる放電型の光源ランプ11aと、光源ランプ11aが放射した光を液晶ライトバルブ12R,12G,12B側に反射するリフレクター11bとを含んで構成されている。
光源11から射出された光は、図示しないインテグレーター光学系によって輝度分布が略均一な光に変換され、図示しない色分離光学系によって光の3原色である赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の各色光成分に分離された後、それぞれ液晶ライトバルブ12R,12G,12Bに入射する。
図2は、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを示す正面図である。液晶ライトバルブ12R,12G,12Bは、一対の透明基板間に液晶が封入された液晶パネル等によって構成される。図2に示すように、各透明基板の内面には、液晶に対して微小領域(画素12p)毎に駆動電圧を印加可能な透明電極(画素電極)が、矩形の領域(画素領域12a)内にマトリックス状に形成されている。
液晶駆動手段14が、入力される画像情報に応じた駆動電圧を各画素12pに印加すると、各画素12pは、画像情報に応じた光透過率に設定される。このため、光源11から射出された光は、この液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを透過することによって変調され、画像情報に応じた画像光が色光毎に形成される。
形成された各色の画像光は、図示しない色合成光学系によって画素毎に合成されてカラーの画像光となった後、投写レンズ13によってスクリーンSC等に拡大投写され投写画像となる。
本実施形態では、光源として光源ランプ11aを用いて投写するプロジェクター1を例示したが、本発明は、光源としてLED(Light emitting diode)光源やレーザー光源などを用いて投写するプロジェクターにも適用することができる。
なお、本実施形態では、画像投写手段10は、3つの液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを用いた透過型液晶方式の投写光学系を例示したが、反射型液晶表示方式やマイクロミラーデバイス方式(ライトスイッチ表示方式)など、他の表示方式の光変調装置を採用しても良い。
図1に戻り、制御手段20は、図示しないCPU(Central Processing Unit)や、各種データ等の一時記憶に用いられるRAM(Random Access Memory)等を備え、記憶手段21に記憶されている制御プログラム(図示せず)に従って動作することによりプロジェクター1の動作を統括制御する。つまり、制御手段20は、記憶手段21とともにコンピューターとして機能する。また、制御手段20は補正量設定手段に相当し、記憶手段21の台形歪補正情報21aに台形歪補正の補正量を設定する。
記憶手段21は、フラッシュメモリーやFeRAM(Ferroelectric RAM:強誘電体メモリー)等の書き換え可能な不揮発性のメモリーにより構成されている。記憶手段21には、プロジェクター1の動作を制御するための制御プログラムや、プロジェクター1の動作条件等を規定する各種設定データ等が記憶されている。本実施形態では記憶手段21は、台形歪補正情報21aを保存する。台形歪補正情報21aには台形歪補正の補正方向(垂直方向、水平方向)、補正量、角度検出手段19の検出した設置角度に対応する補正量などが保存される。台形歪補正手段15は台形歪補正情報21aの補正量に基づき投写画像に台形歪補正を実行する。
入力操作手段23は、ユーザーがプロジェクター1に対して各種指示を行うための複数の操作キーを備えている。入力操作手段23が備える操作キーとしては、電源のオン・オフを交互に切り替えるための電源キーや、画像信号入力手段18に入力される複数の画像入力端子6を切り替えるための入力切替キー、各種設定を行うための設定メニューを重畳表示させるメニューキー、メニューからユーザーが設定項目を選択するカーソルキー、各種設定を決定するための決定キー、設定中の画面を戻すためのエスケープキー等がある。
ユーザーが入力操作手段23の各種操作キーを操作すると、入力操作手段23は、ユーザーの操作内容に応じた操作信号を制御手段20に出力する。なお、入力操作手段23は、リモートコントローラー(リモコン)信号受信手段(図示せず)と遠隔操作が可能なリモートコントローラー(図示せず)を有した構成としてもよい。この場合、リモートコントローラーは、使用者の操作内容に応じた赤外線等の操作信号を発し、リモコン信号受信手段がこれを受信して制御情報として制御手段20に伝達する。
報知LED25は、図示しないプロジェクター1の筐体の外面に備えられ、プロジェクター1の各種動作状態を報知する。本実施形態において報知LED25は、報知手段に相当し、台形歪補正情報21aの補正量が所定の範囲外であることを報知する。
角度検出手段19は、加速度センサー19a(図3参照)等を有して構成され、制御手段20の指示に基づいて、プロジェクター1の設置角度を検出する。そして、検出した設置角度を制御手段20に通知する。
ここで、プロジェクター1の設置角度を検出する方法について説明する。図3は、プロジェクター1の設置角度検出の原理を示す説明図である。本図は、プロジェクター1とその設置面H、およびスクリーンSCを投写方向の右側側面から表した図である。設置面Hは水平であるものとする。本実施形態ではプロジェクター1の設置角度の検出に、加速度センサー19aを用いる。加速度センサー19aは、プロジェクター1内部に実装されており、図3の一点鎖線上の図中左側方向(プロジェクター1後方)に働く加速度を検出する。
図3に示すように、プロジェクター1を設置角度θ傾斜して設置すると、図示するように、一点鎖線上の加速度成分は、g・sinθとなる。加速度センサー19aは、この加速度成分に応じた電圧を出力する。これにより、角度検出手段19は、加速度センサー19aから出力された電圧値に基づいてプロジェクター1の設置角度を検出することできる。
なお、本実施形態では、加速度センサー19aを用いるものとしたが、プロジェクター1の設置角度を検出できる機構であれば、加速度センサー19aに限定するものではない。
図1に戻り、光源制御手段22は、制御手段20の指示に基づいて、光源11に対する電力の供給と停止とを制御し、光源11の点灯、および消灯を切り替える。
画像信号入力手段18は、複数の画像入力端子6より、ビデオ再生装置やパーソナルコンピューター等、外部の画像出力装置から、図示しないケーブル、又は通信機器などを介して画像情報が入力される。入力された画像情報は、制御手段20の指示に基づき、画像信号処理手段17、および画像信号検出手段26に出力される。なお、画像信号入力手段18は、無線通信や光通信などの受信部を備え、外部機器から無線によって画像信号を入力する構成にしてもよい。
画像信号検出手段26は、画像信号入力手段18に画像入力端子6から有効な画像信号が入力されているか否かの検出結果を制御手段20に出力する。
画像信号処理手段17は、制御手段20の指示に基づき、画像信号入力手段18から入力される画像情報を、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bの各画素の階調を表す画像情報に変換する。ここで、変換された画像情報は、赤(R)、緑(G)、青(B)の色光別になっており、各液晶ライトバルブ12R,12G,12Bのすべての画素に対応する複数の画素値によって構成されている。画素値とは、対応する画素の光透過率を定めるものであり、この画素値によって、各画素を透過し射出する光の強弱(階調)が規定される。
OSD処理手段16は、制御手段20の指示に基づいて、投写画像上に、メニュー画像やメッセージ画像等のOSD(オンスクリーンディスプレイ)画像を重畳して表示するための処理を行う。OSD処理手段16は、図示しないOSDメモリーを備えており、OSD画像を形成するための図形やフォント等を表すOSD画像情報を記憶している。
制御手段20が、OSD画像の重畳表示を指示すると、OSD処理手段16は、必要なOSD画像情報をOSDメモリーから読み出し、投写画像上の所定の位置にOSD画像が重畳されるように、画像信号処理手段17から入力される画像情報にこのOSD画像情報を合成する。OSD画像情報が合成された画像情報は、台形歪補正手段15に出力される。
なお、制御手段20からOSD画像を重畳する旨の指示がない場合には、OSD処理手段16は、画像信号処理手段17から入力される画像情報を、そのまま台形歪補正手段15に出力する。
台形歪補正手段15は、スクリーンSCに対してプロジェクター1を傾けた状態で画像を投写する場合に、投写画像が傾斜方向に拡大してしまう歪(台形歪)を抑制するために、入力される画像データの補正(台形歪補正)を行う。入力操作手段23から入力される台形歪補正指示の情報や、角度検出手段19が検出したプロジェクター1の設置角度の情報に基づいて、制御手段20は、台形歪補正手段15に対して台形歪補正の実施を指示し、台形歪補正手段15は台形歪補正を実施する。なお、台形歪補正手段15は、歪補正手段に相当する。
台形歪補正とは、画像データから画素値の間引きを行って、傾斜方向に向かうほど投写画像を縮小させるものであり、台形歪補正手段15は、補正後の画像データを液晶駆動手段14に出力する。
なお、台形歪補正を行わない場合には、OSD処理手段16から出力される画像データが、そのまま液晶駆動手段14に出力される。
液晶駆動手段14が、OSD処理手段16より入力される画像情報、即ち画素12p毎の画素値に従って液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを駆動すると、画像情報に応じた画像が投写レンズ13より投写され、スクリーンSCの投写面に投写画像が表示される。
電源部31には、電源端子30を介してAC100V等の電力が外部から供給される。電源部31は、入力した電力(交流電力)を所定の直流電力に変換して、プロジェクター1の各部に電力を供給する。また、電源部31は、制御手段20の指示に基づいて、画像の投写に必要な電力(動作電力)を各部に供給する状態(電源オン状態)と、動作電力の供給を停止して、電源をオンにするための操作を待機する状態(スタンバイ状態)とを切り替えることができる。
次に、台形歪補正手段15による台形歪補正について、図4、および図5を用いて説明する。
図4は、台形歪を説明するための説明図であり、画像データに対して台形歪補正を施していない状態を示す図である。ここで、同図(a)は、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを光入射面側から見た正面図、同図(b)は、プロジェクター1が水平に投写を行う様子を示す側面図、同図(c)は、そのときにスクリーンSCに表示される投写画像を示す正面図である。また、同図(d)は、プロジェクター1を傾けた状態で投写する様子を示す側面図であり、同図(e)は、そのときにスクリーンSCに表示される投写画像を示す正面図である。
なお、図4において、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bに向かって左右方向(水平方向の左右)を±x方向、上下方向(垂直方向の上下)を±y方向とし、スクリーンSCに向かって左右方向(水平方向の左右)を±X方向、上下方向(垂直方向の上下)を±Y方向とする。ここで、スクリーンSCのX方向及びY方向は、それぞれ液晶ライトバルブ12R,12G,12Bのx方向、及びy方向に対応するものであり、例えば、画素領域12aの右上(+x,+y側)の画素を透過した光は、スクリーンSCの右上(+X,+Y側)に投写される。
また、図4、および図5において、画素領域12aや投写画像Ga内に示した格子状の模様は、画素領域12aに形成された画像と、スクリーンSCに投写された投写画像Gaとの対応を示すために補助的に付加した線であり、実際にこのような模様を表示することを意味するものではない。
図4(a)に示すように、台形歪補正を行わない場合には、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bは、台形歪補正手段15から入力される画像データに基づいた画像(入力画像Gi)を画素領域12aの全体で形成する。つまり、この場合には、入力画像Giを形成するための領域(画像形成領域12i)は、画素領域12aと一致する。ここで、図4(b),(c)に示すように、プロジェクター1が水平に設置され、スクリーンSCに対して傾きのない投写を行う場合には、スクリーンSCに表示される投写画像Ga(入力画像Gi)は、画素領域12aと同じ矩形状となる。
一方、図4(d),(e)に示すように、プロジェクター1をスクリーンSCに対して傾けて設置し、上方(+Y方向)に向けて投写を行う場合には、スクリーンSCに表示される投写画像Gaは、傾斜方向(+Y方向)に向かうほど、±X方向及び+Y方向に拡大されて台形状に歪む。本実施形態では、このように+Y方向(垂直方向)の傾斜投写を行った場合の台形歪補正について記載する。
図5は、台形歪補正を説明するための説明図であり、同図(a)は、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを光入射面側から見た正面図、同図(b)は、傾斜投写を行う場合にスクリーンSCに表示される補正画像としての投写画像を示す正面図である。
台形歪補正手段15は、OSD処理手段16から入力される画像データから画素値の間引きを行い、補正を行わない場合に比べて、投写画像Gaが傾斜方向(+Y方向)に向かうほど縮小するような補正を施す。
具体的には、図5(a)に示すように、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bの画素領域12aに、補正を行わない投写画像Gaと反対向きの台形形状、即ち傾斜方向(+y方向)に向かうほど横幅が縮小する形状の画像形成領域12iを設定する。さらに、画像データから、あおり投写による拡大の程度が高い位置ほど多くの画素値を間引くことにより、この画像形成領域12i内に入力画像Giを形成する。
また、台形歪補正手段15は、画像形成領域12iの外側の領域12nに含まれる各画素12pの光透過率が最小となるように画像データを補正する。
この結果、図5(b)に示すように、傾斜投写による入力画像Giのゆがみが補正されるとともに、領域12nに対応する投写画像Ga内の領域Gnには光がほとんど照射されないことから、入力画像Giは、正規の形状(矩形状)でスクリーンSCに表示される。なお、画素値の間引きに伴う階調情報の欠落を補うために、間引きの対象となる画素に近接する画素の画素値を、間引かれる画素値に応じて補正することが望ましい。
次に、本実施形態のプロジェクター1の動作を図7〜図10のフローチャートを用いて説明する。図7はプロジェクター1が台形歪補正の補正量の設定を行うときの動作、図8はプロジェクター1のメニュー設定モードの動作、図9はプロジェクター1が画像信号入力手段18に入力される画像入力端子6を切り換えたときの動作、および画像信号の検出状態の変化を検出した場合の動作、図10はプロジェクター1が報知画像投写中に補正量の設定変更操作を受け付けたときの動作、を示すフローチャートである。
また、図6は、報知画像PA1が投写された状態を示す図であり、同図(a)は、メニュー設定モードでの報知画像PA1を示す図であり、同図(b)は、画像入力端子6を切り換えた状態での報知画像PA1を示す図であり、同図(c)は、画像信号検出状態の変化を検出した状態での報知画像PA1を示す図である。なお、図6に示す報知画像PA1は、以降の、図7〜図10のフローチャートを説明する中で適宜用いる。
〔補正量の設定〕
図7に示すように、プロジェクター1が台形歪補正の補正量の設定動作をスタートすると(ステップS101)、制御手段20は、台形歪補正情報21aに台形歪補正の補正量を設定する(ステップS102)。具体的には、プロジェクター1が電源オンするとき、およびプロジェクター1が動作中に角度検出手段19が設置角度の変化を検出した場合は、角度検出手段19が検出した設置角度に基づく補正量を台形歪補正情報21aに設定する。また、入力操作手段23による補正量変更操作を受け付けた場合には、操作に基づく補正量を台形歪補正情報21aに設定する。次にステップS103に遷移する。ステップS102が補正量設定ステップに相当する。
ステップS103において、制御手段20は、台形歪補正手段15に指示し、台形歪補正情報21aに設定された補正量に基づく台形歪補正を実行させる。次に、ステップS104に遷移する。ステップS103が歪補正ステップに相当する。
ステップS104において、制御手段20は、台形歪補正の補正量が所定の範囲内か否かを調べる。補正量が所定の範囲内の場合(ステップS104:Y)には、ステップS106に遷移する。補正量が所定の範囲外の場合(ステップS104:N)には、ステップS105に遷移する。ここで、所定の範囲とは例えば補正量が+5〜−5の範囲か、または補正量が0、つまり台形歪補正が行われていないかどうかを表す。
ステップS105において制御手段20は、報知LED25により、補正量が所定範囲外であることを報知させ、ステップS107に遷移する。ステップS105が報知ステップに相当する。
ステップS106において制御手段20は、報知LED25により、補正量が所定範囲外であることを報知していたら報知を終了させ、ステップS107に遷移する。
ステップS107において、本動作フローを終了する。
〔メニュー設定モードの動作〕
図8に示すように、プロジェクター1が動作中に、入力操作手段23のメニューキーなどにより、メニュー設定モードを開始すると(ステップS201)、制御手段20は画像投写手段10によりメニュー設定画面(図6(a)参照)を投写し(ステップS202)、ステップS203に遷移する。
ステップS203において、制御手段20は、台形歪補正の補正量が所定の範囲内か否かを調べる。補正量が所定の範囲内の場合(ステップS203:Y)には、ステップS205に遷移する。補正量が所定の範囲外の場合(ステップS203:N)には、ステップS204に遷移する。
ステップS204において制御手段20は、画像投写手段10により、補正量が所定の範囲を超えていることを報知する報知画像PA1をメニュー設定画面に重畳させて投写させ、ステップS205に遷移する。報知画像PA1を図6(a)の右上に示す。報知画像PA1は台形歪補正の方向、補正量がわかるようになっている。
なお、図6に示す報知画像PA1は、台形歪補正の方向が垂直方向、補正量が+6であり、上方向に向かうほど水平方向に縮小する補正であることを示している。図示しないが、台形歪補正の方向が水平方向である場合は、報知画像PA1は90度回転し、右方向または左方向に向かうほど垂直方向に縮小する補正であることを示す画像になる。
ステップS205において、制御手段20は、入力操作手段23のメニューキーなどによりメニュー設定モードの終了操作を受け付けたか否かを調べる。メニュー設定モードの終了操作を受け付けた場合(ステップS205:Y)には、ステップS206に遷移する。メニュー設定モードの終了操作を受け付けていない場合(ステップS205:N)には、ステップS205に戻る。
ステップS206において制御手段20は、画像投写手段10により、報知画像PA1が投写されている場合は消去し、ステップS207に遷移する。
ステップS207において制御手段20は、画像投写手段10により、メニュー設定画面を消去して元の動作に戻り、本動作フローを終了する(ステップS208)。
〔画像入力端子を切り換えたときの動作〕
図9に示すように、プロジェクター1が動作中に、入力操作手段23の入力切替キー操作により、画像信号が入力される画像入力端子6の切り換え操作を受け付けると(ステップS301)、制御手段20は画像信号入力手段18に指示して画像入力端子6を切り換え(ステップS302)、ステップS303に遷移する。
ステップS303において、制御手段20は、台形歪補正の補正量が所定の範囲内か否かを調べる。補正量が所定の範囲内の場合(ステップS303:Y)には、ステップS305に遷移する。補正量が所定の範囲外の場合(ステップS303:N)には、ステップS304に遷移する。
ステップS304において制御手段20は、画像投写手段10により、補正量が所定の範囲を超えていることを報知する報知画像PA1(図6(b),(c)参照)を投写させ、ステップS305に遷移する。
ステップS305において、本動作フローを終了する。
〔画像信号検出状態の変化を検出したときの動作〕
図9に示すように、プロジェクター1が動作中に、画像信号検出手段26により、画像信号入力手段18に入力される画像信号の検出状態が変化したことを検出すると(ステップS311)、制御手段20は画像信号の入力状態に基づき、画像投写手段10により入力画像、または画像信号が入力されていないことを示す画像(図6(c)参照)を投写(ステップS312)させ、ステップS303に遷移する。ステップS303以降は上述したので説明は省略する。
〔報知画像投写中に補正量の設定変更操作を受け付けたときの動作〕
図10に示すように、プロジェクター1が報知画像PA1(図6(a)〜(c)参照)を投写中に入力操作手段23により補正量の設定変更操作を受け付けると(ステップS401)、制御手段20は台形歪補正情報21aの補正量を所定の値に設定し(ステップS402)、ステップS403に遷移する。ここで、所定の値とは例えばゼロまたは所定の小さい値である。
ステップS403において、制御手段20は、台形歪補正手段15に指示し、台形歪補正情報21aに設定された補正量に基づく台形歪補正を実行させる。次に、ステップS404に遷移する。なお、設定された補正量がゼロの場合には台形歪補正を行わない画像が投写される。
ステップS404において制御手段20は、画像投写手段10により、報知画像PA1を消去し、本動作フローを終了する(ステップS405)。
上述した実施形態によれば、以下の効果を得られる。
本実施形態のプロジェクター1によれば台形歪補正の補正量がゼロでない場合に、報知LED25により投写画像に歪補正がされていることをユーザーに報知する。これにより、ユーザーが歪補正されていることに気付かないままプロジェクター1を使用することを防止し、プロジェクター1の設置位置を見直すなど歪補正の補正量を抑えるよう促すことが可能となる。
また、プロジェクター1の設定項目を設定するメニュー設定モードにおいて、報知画像PA1が投写される。これにより、プロジェクター1の使用開始時や設定変更時などにメニュー設定モードを開始したとき、投写画像に歪補正がされていることをユーザーに報知することが可能となる。
また、画像信号が入力される画像入力端子6を切り換えたときに報知画像PA1が投写される。これにより、プロジェクター1の使用開始時や入力変更時などにおいて、画像信号を入力する画像入力端子6を切り換えたとき、投写画像に歪補正がされていることをユーザーに報知することが可能となる。
また、画像入力端子6に入力される画像信号の検出状態が変化したときに報知画像PA1が投写される。これにより、プロジェクター1に入力する映像機器の接続変更などにより画像信号の検出状態が変化したとき、投写画像に歪補正がされていることをユーザーに報知することが可能となる。
また、投写画像に施された歪補正の補正量が所定の範囲を超えている場合に報知することにより、補正量が所定の範囲内なら報知せず、所定の範囲を超えた場合にのみ報知することができる。これにより、歪補正の補正量が大きくなりプロジェクター1の設置位置も見直した方がいい場合にのみユーザーに報知することが可能となる。
また、プロジェクター1の設置位置を変えることができないような場合に、所定の操作により、歪補正の補正量をゼロまたは所定の範囲内に変更し、投写画像の画質の劣化を抑えることが可能となる。
また、本実施形態は、以下のように変更してもよい。
(変形例1)
上述した実施形態ではプロジェクター1は投写歪として台形歪を補正するが、これ以外にも、画像の上下に対して中央が窪んだように歪む糸巻型歪や、画像の上下に対して中央が膨らんだように歪む樽型歪を補正するようにしてもよい。
(変形例2)
上述した実施形態において、台形歪補正の補正量が所定の範囲を超えている場合に報知するが、報知する範囲を多段階にし、例えば補正量が+1〜+5,−1〜−5のときは第1報知、補正量が+6以上、−6以下のときは第2報知、というように報知の仕方を変えるようにしてもよい。
1…プロジェクター、6…画像入力端子、10…画像投写手段、11…光源、12R,12G,12B…液晶ライトバルブ、13…投写レンズ、14…液晶駆動手段、15…台形歪補正手段、16…OSD処理手段、17…画像信号処理手段、18…画像信号入力手段、19…角度検出手段、19a…加速度センサー、20…制御手段、21…記憶手段、21a…台形歪補正情報、22…光源制御手段、23…入力操作手段、25…報知LED、26…画像信号検出手段、30…電源端子、31…電源部、SC…スクリーン、PA1…報知画像。

Claims (8)

  1. 光源から射出された光を、画像入力端子から入力される画像信号に基づく画像情報に応じて変調し、投写面に投写する画像投写手段を有するプロジェクターであって、
    前記投写面に投写された投写画像の投写歪を補正する補正量を設定する補正量設定手段と、
    前記補正量に基づき、前記投写画像の歪補正を実行する歪補正手段と、
    前記補正量がゼロでない場合に、補正画像に前記歪補正がされていることを報知する報知手段と、
    入力操作を受け付ける入力操作手段と、
    を備え
    前記報知手段は、当該プロジェクターの設定項目を設定するメニュー設定モードにおいて、前記投写面上に報知画像を投写することにより報知し、
    前記補正量設定手段は、前記報知画像を投写している場合、前記入力操作手段より所定の補正量変更操作を受け付けたときに前記補正量がゼロまたは所定の範囲内になるよう変更することを特徴とするプロジェクター。
  2. 光源から射出された光を、画像入力端子から入力される画像信号に基づく画像情報に応じて変調し、投写面に投写する画像投写手段を有するプロジェクターであって、
    前記投写面に投写された投写画像の投写歪を補正する補正量を設定する補正量設定手段と、
    前記補正量に基づき、前記投写画像の歪補正を実行する歪補正手段と、
    前記補正量がゼロでない場合に、補正画像に前記歪補正がされていることを報知する報知手段と、
    数の前記画像入力端子と、
    を備え、
    前記報知手段は、
    前記画像信号が入力される前記画像入力端子を切り換えたとき、前記投写面上に報知画像を投写することにより報知することを特徴とするプロジェクター。
  3. 光源から射出された光を、画像入力端子から入力される画像信号に基づく画像情報に応じて変調し、投写面に投写する画像投写手段を有するプロジェクターであって、
    前記投写面に投写された投写画像の投写歪を補正する補正量を設定する補正量設定手段と、
    前記補正量に基づき、前記投写画像の歪補正を実行する歪補正手段と、
    前記補正量がゼロでない場合に、補正画像に前記歪補正がされていることを報知する報知手段と、
    前記画像入力端子に画像信号が入力されているか否かを検出する画像信号検出手段と、
    を備え、
    前記報知手段は、
    前記画像信号検出手段による前記画像信号の検出状態が変化したとき、前記投写面上に報知画像を投写することにより報知することを特徴とするプロジェクター。
  4. 光源から射出された光を、画像入力端子から入力される画像信号に基づく画像情報に応じて変調し、投写面に投写する画像投写手段を有するプロジェクターであって、
    前記投写面に投写された投写画像の投写歪を補正する補正量を設定する補正量設定手段と、
    前記補正量に基づき、前記投写画像の歪補正を実行する歪補正手段と、
    前記補正量がゼロでない場合に、補正画像に前記歪補正がされていることを報知する報知手段と、
    を備え、
    前記報知手段は、前記補正量が所定の範囲を超えている場合に報知することを特徴とするプロジェクター。
  5. 光源から射出された光を画像情報に応じて変調し、投写面に投写する画像投写手段を有するプロジェクターの制御方法であって、
    前記投写面に投写された投写画像の投写歪を補正する補正量を設定する補正量設定ステップと、
    前記補正量に基づき、前記投写画像の歪補正を実行する歪補正ステップと、
    前記補正量がゼロでない場合に、補正画像に前記歪補正がされていることを報知する報知ステップと、
    を有し、
    前記報知ステップでは、当該プロジェクターの設定項目を設定するメニュー設定モードにおいて、前記投写面上に報知画像を投写することにより報知し、
    前記補正量設定ステップでは、前記報知画像を投写している場合、所定の補正量変更操作を受け付けたときに前記補正量がゼロまたは所定の範囲内になるよう変更することを特徴とするプロジェクターの制御方法。
  6. 光源から射出された光を、画像入力端子から入力される画像信号に基づく画像情報に応じて変調し、投写面に投写する画像投写手段を有するプロジェクターの制御方法であって、
    前記投写面に投写された投写画像の投写歪を補正する補正量を設定する補正量設定ステップと、
    前記補正量に基づき、前記投写画像の歪補正を実行する歪補正ステップと、
    前記補正量がゼロでない場合に、補正画像に前記歪補正がされていることを報知する報知ステップと、
    を有し、
    当該プロジェクターは、複数の前記画像入力端子を備え、
    前記報知ステップでは、前記画像信号が入力される前記画像入力端子を切り換えたとき、前記投写面上に報知画像を投写することにより報知することを特徴とするプロジェクターの制御方法。
  7. 光源から射出された光を、画像入力端子から入力される画像信号に基づく画像情報に応じて変調し、投写面に投写する画像投写手段を有するプロジェクターの制御方法であって、
    前記投写面に投写された投写画像の投写歪を補正する補正量を設定する補正量設定ステップと、
    前記補正量に基づき、前記投写画像の歪補正を実行する歪補正ステップと、
    前記補正量がゼロでない場合に、補正画像に前記歪補正がされていることを報知する報知ステップと、
    前記画像入力端子に画像信号が入力されているか否かを検出する画像信号検出ステップと、
    を有し、
    前記報知ステップでは、前記画像信号検出ステップにおいて前記画像信号の検出状態が変化したとき、前記投写面上に報知画像を投写することにより報知することを特徴とするプロジェクターの制御方法。
  8. 光源から射出された光を画像情報に応じて変調し、投写面に投写する画像投写手段を有するプロジェクターの制御方法であって、
    前記投写面に投写された投写画像の投写歪を補正する補正量を設定する補正量設定ステップと、
    前記補正量に基づき、前記投写画像の歪補正を実行する歪補正ステップと、
    前記補正量がゼロでない場合に、補正画像に前記歪補正がされていることを報知する報知ステップと、
    を有し、
    前記報知ステップでは、前記補正量が所定の範囲を超えている場合に報知することを特徴とするプロジェクターの制御方法。
JP2013088113A 2013-04-19 2013-04-19 プロジェクター、及びプロジェクターの制御方法 Expired - Fee Related JP6255705B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013088113A JP6255705B2 (ja) 2013-04-19 2013-04-19 プロジェクター、及びプロジェクターの制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013088113A JP6255705B2 (ja) 2013-04-19 2013-04-19 プロジェクター、及びプロジェクターの制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014212467A JP2014212467A (ja) 2014-11-13
JP6255705B2 true JP6255705B2 (ja) 2018-01-10

Family

ID=51931910

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013088113A Expired - Fee Related JP6255705B2 (ja) 2013-04-19 2013-04-19 プロジェクター、及びプロジェクターの制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6255705B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20190349556A1 (en) * 2017-02-01 2019-11-14 Sharp Kabushiki Kaisha Projection suitability detection system, projection suitability detection method, and non-transitory medium
JP7167503B2 (ja) 2018-06-27 2022-11-09 セイコーエプソン株式会社 プロジェクター
JP6784280B2 (ja) * 2018-06-27 2020-11-11 セイコーエプソン株式会社 プロジェクターおよびプロジェクターの制御方法
JP2021071567A (ja) 2019-10-30 2021-05-06 カシオ計算機株式会社 投影装置、設置状態検知方法および設置状態検知プログラム
JP7160018B2 (ja) * 2019-11-07 2022-10-25 カシオ計算機株式会社 投影装置、設置状態検知方法、および設置状態検知プログラム
JP7400788B2 (ja) * 2021-09-30 2023-12-19 セイコーエプソン株式会社 プロジェクターの制御方法、及びプロジェクター

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3680807B2 (ja) * 2002-03-20 2005-08-10 セイコーエプソン株式会社 台形歪み補正を行うプロジェクタ
JP4267025B2 (ja) * 2006-11-27 2009-05-27 三菱電機株式会社 映像表示装置
JP2007251964A (ja) * 2007-04-02 2007-09-27 Hitachi Ltd 表示装置
JP2009147585A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Seiko Epson Corp プロジェクタの制御方法、制御プログラム及びプロジェクタ
JP5386883B2 (ja) * 2008-08-20 2014-01-15 セイコーエプソン株式会社 プロジェクタ、及びプロジェクタの制御方法
JP2013066006A (ja) * 2011-09-16 2013-04-11 Seiko Epson Corp 画像表示装置、画像表示装置の制御方法、およびプロジェクター

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014212467A (ja) 2014-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6127757B2 (ja) プロジェクター、およびプロジェクターの制御方法
JP6255705B2 (ja) プロジェクター、及びプロジェクターの制御方法
JP5884380B2 (ja) プロジェクター、およびプロジェクターの制御方法
US8641204B2 (en) Projector and method for registration adjustment
US9892536B2 (en) Image display device and image adjustment method of image display device
JP2010152267A (ja) プロジェクタ
JP2013105171A (ja) プロジェクター及びその制御方法
US20140092117A1 (en) Image display apparatus and method for correcting luminance unevenness produced by image display apparatus
US20100165302A1 (en) Projector and method of controlling the same
JPWO2015133105A1 (ja) プロジェクターおよびプロジェクターの制御方法
JP5782888B2 (ja) プロジェクター
JP2015185985A (ja) プロジェクター、およびプロジェクターの制御方法
JP2013005251A (ja) プロジェクター、及びプロジェクターの制御方法
JP2013243445A (ja) プロジェクター、及びプロジェクターの制御方法
JP2013085159A (ja) プロジェクター、及びプロジェクターの制御方法
JP2013125055A (ja) プロジェクター、及びプロジェクターの制御方法
JP2013077988A (ja) プロジェクター、およびプロジェクターの制御方法
JP6127393B2 (ja) プロジェクターシステム、プロジェクターシステムの制御方法、及びプロジェクター
JP2016008999A (ja) プロジェクター、およびプロジェクターの制御方法
JP2009253718A (ja) 電子機器、プロジェクタ、電子機器の制御方法、及び電子機器システム
JP6070871B2 (ja) プロジェクター及びその制御方法
JP2014115363A (ja) 画像表示装置、および画像表示装置の制御方法
JP2013160978A (ja) プロジェクター、及びプロジェクターの制御方法
JP2008277953A (ja) プロジェクタ
JP5685972B2 (ja) プロジェクター、およびプロジェクターの制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20150113

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160328

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20160617

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20160624

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170314

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170328

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6255705

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees