JP6255207B2 - 空気調和機の室内機及びこれを用いた空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和機に関する。
空気調和機の室内機が設置されている部屋の在室者を検出し、その検出結果を空調制御に反映させる空気調和機が知られている。
例えば、特許文献1には、部屋の様子を撮影できる画像センサを本体に配設し、画像センサからの画像情報に基づいて異常を検出するステップと、異常の発生時にセキュリティ会社からの警備員の派遣を行うステップを備えた空気調和機を用いた管理システムが開示されている。
特開2007−57231号公報
特許文献1の空気調和機を用いた管理システムは、画像情報を外部のセキュリティ会社へ送信する必要があり、プライバシーの問題がある。さらに、セキュリティ会社が画像情報から異常を認識するには、対象とする家庭の家族構成や、家庭が例えば留守であるかなどを常時把握していなければならないなどセキュリティ会社にとって負担が大きい。
そこで、本発明は、セキュリティ対策が可能な空気調和機の室内機を提供することを目的とする。
本発明の空気調和機の室内機は、被空調室内を撮像する撮像手段と、撮像手段により撮像された画像から在室者が検知されたときに外部の情報端末へ通知する外部通知モードと、撮像手段により撮像された画像から在室者が検知されたときに外部の情報端末へ通知しない非通知モードと、外部通知モード及び非通知モードを選択することができる通知モード設定部を有する制御手段と、被空調室内の照度を測定する照度測定手段と、在室者の位置の変化に基づいて在室者の活動量を算出する活動量算出手段とを備え、通知モード設定部で外部通知モードが選択されている場合であって、照度測定手段で測定された被空調室内の照度が設定値以下であり、且つ、活動量算出手段で算出された在室者の活動量が設定値以上であるときに、外部の情報端末へ通知する
本発明によれば、セキュリティ対策が可能な空気調和機の室内機を提供することができる。
第1実施形態に係る空気調和機の室内機、室外機及びリモコンの正面図である。 第1実施形態に係る室内機の側断面図である。 第1実施形態に係る制御を構成するブロック図である。 第1実施形態に係る制御のフローチャート図である。 第2実施形態に係る制御のフローチャート図である。 第3実施形態に係る複数の空気調和機でグループを構成するときの構成図である。
本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る空気調和機の室内機、室外機及びリモコンの正面図である。図1に示すように、空気調和機は、室内機1と、室外機2と、リモコン3と、を備えている。室内機1と室外機2とは冷媒配管で接続され、周知の冷媒サイクルによって、室内機1が設置されている室内を空調する。また、室内機1と室外機2とは、通信ケーブル(図示せず)を介して互いに情報を送受信するようになっている。
室外機2は、筐体ベースに室外熱交換器、圧縮機、電装品、室外送風ファン、膨張機構、各種センサ、などの内部構造体を収容している。
室外熱交換器は複数本の伝熱管を有し、送風ファンにより室外機2背面側から空気を取り込み、伝熱管を通流する冷媒と熱交換させ、空気を冷却又は加熱するように構成されている。伝熱管は、前記した冷媒配管に連通し、周知の冷媒サイクルの一部を構成している。室外機2における各種センサは、室外の温度を測る外気温センサを含む。
リモコン3は運転のオン/オフや冷房、暖房などの切り替え、温度や湿度の設定や風速風向の設定を行う。リモコン3は、時刻、カレンダ、エアコンの据付位置を制御装置26へ出力する。
リモコン3はユーザによって操作され、室内機1のリモコン3受信部に対して赤外線信号を送信する。当該信号の内容は、運転要求、設定温度の変更、タイマ、運転モードの変更、停止要求などの指令である。空気調和機は、これらの信号に基づいて、冷房モード、暖房モード、除湿モードなどの空調運転を行う。
[撮像手段の基本構成]
図1に示すように、室内機1は、撮像手段20と温度検出手段21を備えている。また、室内機1は、室内の温度を測る室温センサ、室内の湿度を測る湿度センサを備えている。照度センサ、臭いセンサ、気圧センサを備えてもよい。
撮像手段20は、例えばCMOSイメージセンサやCCD(Charge Coupled Device)カメラなどの撮像可能なカメラであり、撮像手段20のレンズの光軸32が水平線33に対して所定角度だけ下方を向くように設置されている。撮像手段20は、前面パネル11の左右方向中央の下部に設置されているが、同一の画角で部屋のより広い範囲を見られるように前面パネル11の上端にあってもよい。
撮像手段20は、被空調室内を経時的に撮像して、撮像した画像を画像情報として制御手段20に搭載されているA/D変換器に適宜出力する。A/D変換器は、撮像手段20からアナログ信号として入力される画像情報をデジタル信号に変換し、撮像データとして在室者検出部27に出力する電子回路である。A/D変換器を撮像手段20に内蔵して在室者検出部27に出力するとしてもよい。撮像データの解像度は例えばVGA(Video Graphics Array)にするなど、所望の検出精度やカメラの仕様、制御手段26の処理能力から決めればよい。
また、撮像手段20としてカメラのかわりに焦電型センサを用いてもよい。但し、焦電型センサの場合は熱源の移動が必要である一方、カメラは熱源が動かなくても検出できる利点があるという違いがある。さらに、画像の解析による個人認証が可能になること、録画機能を追加すれば不審者を検知したときに録画データから不審者の割り出しが容易になることなどから、カメラを用いる方が効果的である。
温度検出手段21は、例えば横×縦が1×1画素、4×4画素、1×8画素で構成されるサーモパイルであり、前面パネル11の左右方向中央の下部に、撮像手段20と水平方向または鉛直方向に位置するように近接して設置され、照明装置(照明手段)22の熱に影響を受けない程度に離して設置する。同一の画角で部屋のより広い範囲を検出できるよう、前面パネル11の上端にあってもよい。
照明装置22は撮像手段20に隣接して設け、撮像手段20と同様にステッピングモータ(図示せず)で回動する。また、撮像手段20の撮像範囲を照らせる範囲で、例えば前面パネル11の上段に設けても、別体として設けてもよく、さらに照明装置22を固定してもよい。なお、照明装置22を空気調和機に内蔵させず、外部の照明装置22を照明制御手段によって制御してもよい。
温度検出手段21は、撮像手段20と同様に、視野の中心が水平線33に対して所定角度だけ下方を向くように設置されている。撮像手段20と同等の視野角を得るために、正面を中央として左右に回動させることができる構造となっている。温度検出手段21の視野角は、横1×縦8画素の場合、横5°×縦45°程度となる。この温度検出手段21を左右方向に、検出範囲が重ならないように30回回動させることで、撮像手段20と同等の150°の視野角を構成している。温度検出手段21の回動は、ステッピングモータ(図示せず)で行い、温度検出手段21とステッピングモータとは、例えばギアやアームで接続する。温度検出手段21とステッピングモータを直接接続してもよい。温度検出手段21は、他のセンサと独立して駆動する。
温度検出手段21の駆動のタイミングは、撮像手段20の駆動のタイミングと同期し、回動しながら撮像範囲の温度検出を行う。あるいは、撮像手段20の撮像する範囲と温度検出手段21の検出する範囲が重なるタイミングで、駆動する。
温度検出手段21は撮像手段20の撮像範囲の温度検出を行い、温度検出データは制御手段26に出力する。撮像データのみでの在室者検知は、例えばポスターなどに写っている人を実在の人物として誤検知する可能性がある。そこで温度検出手段21を用いて熱源を合わせて確認することで、誤検知を防ぐことができる。
スピーカー24は電装品7付近に設置されている。スピーカー24から発信する音を被空調室内の広範囲に聞こえるように、前面パネル11の左右方向中央の下部にあってもよい。スピーカー24から発信する音はブザーでも音声でも良い。特に音声であれば、例えば不審者を検知した場合に、「不審者を検知しました。居住者に通報しました」などと報知すれば、ブザーよりわかりやすい警告が可能となり、防犯に効果的である。
LEDランプ25は、前面パネル11の左右方向中央の下部に設置されている。LEDランプ25で報知する場合は、点滅の間隔を通常運転で使われる点滅より早くすることや、輝度を高くすることなど通常とは異なる動作をすると、警告として伝わりやすくなる。また、LEDランプ25のかわりに、照明装置22を報知に使用してもよい。
図2は、第1実施形態に係る室内機の側断面図である。筐体ベース4は、熱交換器5、送風ファン6、電装品7、各種センサ8などの内部構造体を収容している。熱交換器5は複数本の伝熱管を有し、送風ファン6により室内機1内に取り込まれた空気を、伝熱管を通流する冷媒と熱交換させ、前記空気を加熱又は冷却するように構成されている。なお、伝熱管は、前記した冷媒配管(図示せず)に連通し、周知の冷媒サイクル(図示せず)の一部を構成している。
左右風向板9は、室内機1マイコン(図示せず)からの指示に従い、下部に設けた回動軸(図示せず)を支点にして左右風向板9用モータ(図示せず)により回動される。
上下風向板10は、室内機1マイコンからの指示に従い、両端部に設けた回動軸(図示せず)を支点にして上下風向板10用モータ(図示せず)により回動される。
前面パネル11は、室内機1の前面を覆うように設置されており、下端を軸として前面パネル11用モータ(図示せず)により回動可能な構成となっている。ちなみに、前面パネル11を、下端に固定されるものとして構成してもよく、回動できない構成であってもよい。
送風ファン6が回転することによって、吸込口12及びフィルタ13を介して室内空気を取り込み、熱交換器5で熱交換された空気が吹出口14に導かれる。さらに、吹出口14に導かれた空気は、左右風向板9及び上下風向板10によって風向きを調整され、空気吹出し口15から外部に送り出されて室内を空調する。
図3は、第1実施形態に係る制御を構成するブロック図である。
報知手段23は、例えば音と光である。音の発生源は、例えばスピーカー24であり、光の発生源は、例えばLED(Light Emitting Diode)ランプ25である。報知手段23は、制御手段26の指示を受けて、被空調室内にスピーカー24を通して音を、LEDランプ25を通して光を、発信して報知する。
制御手段26は、リモコン3から入力される指令信号、及び室内機1の各種センサ8および室外機2の各種センサから入力されるセンサ出力などに応じて、空気調和機の動作を統括制御する。
また、制御手段26は在室者検出部27、在室者判定部28、通知モード設定部29、ネットワーク通信部30を備え、在室者の検知による被空調室内の監視と、被空調室が不在から在室に変化したときに外部の情報端末31への出力と被空調室内への報知を行う。
在室者検出部27は、撮像手段20が出力した撮像データ又は温度検出手段21が出力した温度検出データを解析して、被空調室内の在室者数と顔など在室者の特徴を検出する。検出した在室者数と在室者の特徴は、在室者判定部28に出力される。
撮像データの解析は、例えば人の頭部、胸部、腕、足等の人の身体を検出する人体検出部や、人の顔の位置を検出する顔検出部等、空気調和機の仕様に合わせた検出部を内包することにより、各種の画像処理を行い、被空調室内の在室者数と検出者の特徴を検出する。なお、人体を検出する際、人の身体のシルエットを基に人体を検出する方法においては、ポスターに写っている人や、人の身体の形に類似したものを実在の身体として誤検出してしまう場合が考えられる。そこで、温度検出データを見て検出位置の熱源を確認するほか、顔検出、個人検出、または人の顔のパーツや肌等から性別や年齢を推測する制御等、その他の画像検出を併用することにより、正確な検出が可能となる。通知モード設定部29の設定による検出精度の変更は、例えば、こうした画像処理方法を変えるなどで実現できる。
この各種画像処理の方法は、本発明を適用する空気調和機の一例であり、空気調和機の仕様に応じて、適当な検出方法を設定した場合であっても同様の効果を得る事ができることは言うまでもない。
通知モード設定部29では、外部/室内通知モード、外部通知モード、室内通知モード及び非通知モードのいずれか1つの通知モードが設定されると、次に変更されるまで保持する。通知モードの設定はリモコン3や専用のアプリケーションをインストールした外部の情報端末31から行われる。なお、通知モードの選択肢はいずれか1個以上であればよく、必ずしも4個である必要はない。
外部/室内通知モードは外部の情報端末31への通知及び室内への報知を行う。これにより、ユーザへ不審者の検知の連絡と在室者への警告が同時に行われ、迅速な対応が可能となる。
外部通知モードは外部の情報端末31への通知を行う。これにより、家族の帰宅時など、在室者への報知が不要なときに効果的である。
室内通知モードは室内への報知を行う。例えば、防犯に使用するときに、不審者への警告は行いたいが、不審者が入ったことは不安になるなどで知りたくない人が使用するのに効果的である。
非通知モードは何も行わないモードである。これは在室者検知を行わないときのモードである。
従来、ユーザが自宅を留守にしているときに、自宅に不審者などが入っても把握する方法が無いという課題があった。一方で、在宅時など留守ではないときは人を検知したことを通知する必要もなく、使い分けができる必要があった。
そこで、本実施形態の空気調和機は、外部/内部通知モードをはじめとする各種通知モードを設け、必要なときにのみ人を検出した結果を通知するようにした。具体的には、被空調室内を撮像する撮像手段20と、撮像手段20により撮像された画像から在室者が検知されたときに外部の情報端末31へ通知する外部通知モードと、撮像手段20により撮像された画像から在室者が検知されたときに外部の情報端末31へ通知しない非通知モードと、外部通知モード及び非通知モードを選択することができる通知モード設定部29を有する制御手段26を備える。なお、非通知モードには、積極的に非通知モードを選択する場合だけでなく、外部通知モードを選択しないときに自動的に非通知モードが選択される場合も含まれる。
本実施形態によれば、例えば家族で長期の旅行中という状況など室内で人を検知し得ない状況において、外部/室内通知モード又は外部通知モードを設定しておくことで人を検知したら不審者が侵入したとみなすことができる。一方で、在宅時に非通知モードを設定しておくことで、家族を不審者と誤検知するのを防止することができる。
また、本実施形態では被空調室内を撮像する撮像手段20と、被空調室内に報知する報知手段(スピーカ24)と、撮像手段20により撮像された画像から在室者が検知されたときに報知手段が被空調室内へ報知する室内通知モードと、撮像手段20により撮像された画像から在室者が検知されたときに報知手段が被空調室内へ報知しない非通知モードと、室内通知モード及び非通知モードを選択することができる通知モード設定部29を有する制御手段26とを備える。例えば家族で長期の旅行中という状況など室内では人検知し得ない状況において、外部/室内通知モード又は室内通知モードを設定しておくことで人を検知したら不審者への警告をすることができる。
本実施形態における撮像手段20のCCDカメラの視野角はおよそ60°であり、撮像にあたって撮像手段20の撮像範囲が被空調室に対して狭く、全てを撮像できないという課題があった。
そこで、撮像手段20にステッピングモータなど駆動装置を設けて駆動するようにし、被空調室全体を撮像できるようにした。すなわち、通知モード設定部29で外部通知モード又は室内通知モードが選択されている場合に、撮像手段20は左右方向に回動して室内を撮像する。空調運転が停止している時においても、外部通知モード、室内通知モード又は外部/室内通知モードが選択されている場合、撮像手段20を左右方向に回動するようにしている。
本実施形態では、正面を中央として左右に45°回動可能な構造としている。撮像手段20の回動は、ステッピングモータ(図示せず)で行い、撮像手段20とステッピングモータとは、例えばギアやアームで接続する。撮像手段20とステッピングモータを直接接続してもよい。
撮像は左、中央、右の順で行われ、右を撮像したら中央に戻って撮像し、左に戻る。以上の構造と一連の撮像シークエンスの継続により、カメラの視野角以上の検出範囲を確保し、室内機1が設置されている室内を適切に撮像できるようになっている。本実施形態によれば、人が空気調和機の正面にいない場合でも検知可能となる。
なお、空調運転が停止している時であって、外部通知モード、室内通知モード又は外部/室内通知モードが選択されている場合に、撮像手段20を回動させるかわりに、検出範囲を例えば部屋のドアや窓など、人の出入りがある範囲や不審者を発見しやすい範囲に限定して、その特定の方向に固定するとしてもよい。撮像範囲が狭くても防犯に十分な効果がある。
在室者判定部28は、被空調室内の在室者数の変化と在室者が誰であるかを解析する解析部を内包し、在室者検出部27が出力した被空調室内の在室者数を経時的に確認し、在室者が0人から1人以上になったかを判定する。また、在室者検出部27が出力した在室者の特徴と、保持する居住者の顔の画像情報など個人認証に必要な情報をもとに、在室者の認証を行う。人検知にあたっては、家族とその他の人以外とを区別して検知し、家族を不審者のように検知することがないようにする必要がある。
本実施形態では、家族など登録した人とそれ以外を区別して検知するために、個人認証機能を備えている。個人認証は、個人認証に必要なデータは登録者の顔や身体の撮像データを事前に撮像して登録者の顔や身体の特徴を登録しておき、撮像データから検出した在室者の特徴とマッチングして行う。
撮像手段20により撮像された画像から検出された在室者の特徴量を検出する特徴量検出手段と、特徴量検出手段により在室者の特徴量が検出された頻度に基づいて、特徴量を有する在室者を家族か否か判定する判定手段とを備え、通知モード設定部29で外部通知モードが選択されている場合で、撮像手段20により撮像された画像から在室者が検知され、且つ、検知された在室者が判定手段により家族ではないと判定されたときに、外部の情報端末31へ通知する。
個人認証は、人体検出手段、顔検出手段、特徴量検出手段及び判定手段によって行われる。人体検出手段は、撮像手段20から入力される画像情報に基づいて所定時間ごとに、在室者の頭部を含む人体を検出し、この人体に関する情報(以下「人体情報」とう。)を記録手段に格納する。尚、「頭部を含む人体を検出する」とは、頭部(頭領域)、肩部(肩領域)、及び足部(足領域)を含む全身を検出する場合を含む。人体検出部は、頭の横幅・縦幅、肩幅、頭の中心位置、頭と肩の位置、身長、着衣量、皮膚表面温度、皮膚の色、色温度等の検出した人体の特徴量を検出し、判定手段に出力する。人体検出部は、検出した人体をラベリングし、検出した人体とその特徴量を対応付ける。尚、人体検出手段の処理は、顔検出手段の処理と比較して粗い画素間隔で実行される。
顔検出手段は、人体検出手段によって検出される人体の位置に基づき、在室者の顔を検出する。顔検出部は、在室者の顔の横幅・縦幅、顔の輪郭、目の位置、目のサイズ、眉の位置、眉のサイズ、目と眉の位置、鼻の位置、鼻のサイズ、目と眉と鼻の位置、口の位置、口のサイズ、目と眉と鼻と口の位置、顔の明暗のレイアウト、顔の表面温度、顔の色、顔の色温度等の特徴量をラベリングと対応付けて判定手段に出力する。
特徴量検出手段は、顔検出手段により検出された顔に基づき、在室者の年齢や性別等の属性を推定する。特徴量検出手段は、在室者の目の位置や口のサイズ等の特徴量から、在室者の年齢や性別を推定する。特徴量検出手段は、推定した在室者の属性をラベリングと対応付けて判定手段に出力する。
判定手段は、人体検出手段、位置・人数・活動量検出手段、顔検出手段、特徴量検出手段からの出力及び記録手段のデータベースから、ラベリングされた在室者の個人を認証する。認証した結果は再び記録手段に出力され、人体検出部、位置・人数・活動量検出部、顔検出部、属性推定部からの出力は、随時追加/更新される。
なお、例えば30日間検出し続けた場合など一定の期間で一定の日数又は一定の回数以上撮像データで検出した人を被空調室内で生活している家族として登録し、制御装置20が持つメモリなどに保持してもよい。
また、ユーザに対して検知した人が登録者である場合に、外部の情報端末31に具体的に登録者名を伝えるようにしてもよい。個人認証機能を導入せずに、ユーザに撮像データを送ることで判断してもらうようにしてもよい。
なお、家族とその他の人と区別して検知できるようにしたとしても、家族をその他の人と誤検知する可能性がある。そこで、本実施形態では、家族を不審者と誤検知しないために、事前に正面や横顔など、様々な方向や距離からの撮像データを保持しておき、個人認証時に複数枚の撮像データとマッチングして判断してもよく、また、複数セットの撮像データを解析してもよい。個人認証機能の有効無効はユーザが設定できるようにしてもよく、その場合は外部の情報端末31でモード設定と合わせて設定できるようにすればよい。
撮像手段20の撮像にはある程度の照度が必要であり、夜など被空調室が暗いときは撮像データが不鮮明で検知できないという課題がある。そこで、本実施形態の空気調和機は、被空調室内の照度を測定する照度測定手段(照度センサ又は撮像手段20)を備え、制御手段26は照明装置22を制御する照明制御手段を有し、通知モード設定部29で外部通知モードが選択されている場合であって、照度測定手段で測定された被空調室内の照度が設定値以下であるときに、照明装置22を点灯し、撮像手段20が被空調室内を撮像する。
撮像方向の照度の測定には、照度センサを照明装置22に内蔵する、室内機1の各種センサ8に設ける、カメラで照度を測るなどすればよい。カメラで照度を測る場合、撮像素子を搭載し、該撮像素子に入射する光の明るさの段階を判定する。
なお、照明装置22を設けることで被空調室内が暗くても鮮明に撮影でき、個人認証を行うときに識別精度を確保できるが、設けなくてもよく、その場合は照度を考慮せずに撮像すればよい。
また、温度検出手段21で熱源を検知することで、被空調室内に存在する何かを検知できる。ただし、熱源では個人認証ができないので、照明装置22を設け、被空調室の照度が低いときは、照明装置22を用いて明るくしてから撮像することとした。これにより、夜でも鮮明な撮像が可能となり、人検知ができるほか、個人認証も可能となる。
ネットワーク通信部30は、インターネットなどのネットワークに接続し、所定のインターネット上のサーバもしくは所定のクラウドサービスを経由して、一般的に使用される任意の、携帯電話、スマートフォン、タブレットPC、PC、専用コントロール端末、集中コントロール端末などと、データ通信を行う。これにより、各種の運転指令信号を含む各種の情報を通信できる構成であることから、外部の情報端末31からリモコン3と同様に、空気調和機への運転開始、運転停止を含む運転指令や、運転モードの変更など、各種設定や制御を行える構成としても良い。このとき、例えばスマートフォンに搭載されている音声認識ソフトを用いて、音声指令によって空気調和機へ運転指示を行うなど、通信に使用する情報端末の仕様に応じた各種の操作も可能である。なお、無線LAN接続アダプタ、Wi−Fiアダプタを空気調和機に用いるようにしてもよく、また、有線で接続するようにしてもよい。
外部の情報端末31からの操作には、専用のアプリケーションを提供し、アプリケーションとのデータ通信を行うとすればよい。ネットワークへの接続は一般家庭で使用される方式の通信装置、例えば有線式のLAN接続、または無線LAN接続によりインターネット用のモデムを通して行われる。
ユーザは専用のアプリケーションを使用して、制御手段20に対して、設定するモードと外部の情報端末31のメールアドレスを出力する。外部の情報端末31は例えば携帯電話会社のデータ通信サービスなど各々が使用可能な方法でデータ通信を行い、制御手段20に指示する。専用のアプリケーションからのモードの設定は何度でもできるとし、非通知モード以外のモードが設定されている間はこの機能は有効となる。
専用のアプリケーションと対象の空気調和機の制御手段20との結び付けは、例えば空気調和機の購入時に制御手段20と通信するためのIDとパスワードを提供し、ユーザは専用のアプリケーションにそのIDとパスワードを入力することで、通信できるようにすればよい。
また、データ通信による外部の情報端末31への通信はメールや専用のアプリケーションのコールなどで行う。外部の情報端末31はインターネットなどのネットワークに接続し、ネットワーク通信部30より送信され、所定のインターネット上のサーバもしくは所定のクラウドサービスを経由したデータを受信し、ユーザに通知する。
なお、ネットワークに接続される特性上、コンピュータウィルスやハッキングなどにより撮像データなどが不正に取り出され悪用される事のないよう、制御手段26では、在室者検出部27での検出結果のみをネットワーク通信部30に出力する構成とし、撮像データを画像として取り出せない構成としても良い。このとき、外部の情報端末31で撮像データを直接見る事ができなくなるのみで、在室者がいることを通知するという点で同様の効果を得る事ができる。外部の情報端末31が室内機1の近くにある場合は、赤外線や無線を用いて直接通信してもよいことは言うまでもない。
次に、図3を用いて、本実施形態に係る制御手段26における制御を説明する。在室者検出部27は、撮像手段20で撮像した撮像データ、温度検出手段21で検出した被空調室内の温度検出データに基づき、被空調室内を解析する。在室者判定部28は在室者検出部27で解析した解析結果に基づき、被空調室内が在室者の不在から在室に変更があるかを判定する。不在から在室に変更があった場合、又は、在室者が在室から不在に変更があった場合、ネットワーク通信部30を通じて外部の情報端末31へ出力する。なお、報知手段23によって被空調室内への報知を行ってもよい。
通知モード設定部29で設定された通知モードに応じて、外部の情報端末31へ出力する内容を変更できるようにしてもよい。外部の情報端末31へ出力する内容は、例えば、在室者を検知した日時、場所、検知した人を認証した結果、検知した旨を伝える文章、被空調室内の撮像データなどがある。撮像データは、セキュリティを考慮して、検知した人の顔部分だけに限定するなどしてもよい。出力する方法はメールのほか、専用アプリケーションを呼び出すコールなどである。
図4は、第1実施形態に係る制御のフローチャート図である。まず、設定モードがどのモードであるかを判断し、設定モードが非通知モード以外である場合に不審者検出を実行する。
次に、撮像方向の照度を測定し、その照度が撮像手段20の最低照度以下であれば、照明装置22を使用して撮像する。
撮像方向の照度が撮像手段20の最低照度以上である場合および照明装置22を設けていない場合は、撮像手段20で撮像し、撮像手段20を回動する。さらに、温度検出手段21が撮像手段20の撮像方向に対して回動しながら温度を検出する。撮像手段20が左、中、右の1セット分撮像したら、撮像データを解析する。
撮像データを解析して、被空調室内が不在から在室に変化したときは、個人認証を実行する。個人認証の結果、登録者ではなく、未知の人であった場合、設定モードに従って通知する。在室者判定部28が個人認証機能を有していない場合、被空調室内が不在から在室に変化したとき、設定モードに従って通知する。
設定モードが内部通知モードである場合、室内への報知を行う。設定モードが外部通知モードである場合、ネットワーク通信部30を通して外部の情報端末31に出力する。設定モードが外部/内部通知モードである場合、室内への報知及び外部の情報端末への出力を実行する。
以上、設定モードが非通知モードに設定されるまで繰り返す。なお、フローチャートでは1連の検出及び通知のシークエンスが済んだときに設定モードの確認を行っているが、設定モードを常に監視し、設定モードが非設定モードになった時点で機能を停止するとしてもよい。
なお、照明装置22の使用基準を撮像手段20の最低照度としたが、個人認証に求める精度を考慮して、最低照度以上の照度でも照明装置22を使用するとしてもよい。
(第2実施形態)
第1実施形態と異なる部分について説明し、第1実施形態と重複する部分については説明を省略する。本実施形態では、個人認証機能を実装していない場合に、例えば夜の睡眠時間で部屋の照度は低いが照明装置(照明手段)22が使用できないときに、侵入者を検出するとともに、在室者の異常も検知して通知する。
在室者検出部27は、被空調室内の在室者数とともに、在室者の活動量を解析する。温度検出手段21が出力した温度検出データも使ってもよい。検出した在室者数と在室者の位置情報は、在室者判定部28に出力される。
在室者判定部28については、被空調室内の在室者数の変化に加え、撮像データおよび温度検出データを時系列に沿って解析し、在室者の活動量についても判定に加える。
撮像手データで不審者を検出する場合、暗い状況で家族を不審者と誤検知する可能性があるという課題がある。室内の照度が低い状態では、在室者はベッドなど特定位置にいて、トイレなどで時々退出する程度のものと考えられる。つまり、在室者がいる状態でさらに増えたときはもちろん、在室者の活動量が高い状態や在室者が退出してから戻ってこない状態が異常と考えられる。
そこで、照度が一定値以下で一定時間連続して動く人を不審者と判断するとした。具体的には、被空調室内の照度を測定する照度測定手段(照度センサ又は撮像手段20)と、在室者の位置、又は、在室者の顔の位置の変化に基づいて在室者の活動量を算出する活動量算出手段とを備え、通知モード設定部29で外部通知モードが選択されている場合であって、照明装置23で測定された被空調室内の照度が設定値以下であり、且つ、活動量算出手段で算出された在室者の活動量が設定値以上であるときに、外部の情報端末へ通知する。
これは家族であれば部屋の照明をつけてから動く、寝ていて動かない、トイレなどで一時的に退出している、のいずれかであり、照明を付けないまま部屋を動き続けるのは異常な状態であると考えたことによる。これにより、不審者の行動の特徴から検知することが可能となる。
なお、不審者が照明やライトを付けて動き回る場合が考えられる。そこで、その場合は撮像データをユーザに送りユーザ側で判断することができるようにしてもよい。これにより、不審者の判断ができるようになる。
また、不審者検出機能の開始時における在室者数を基準として、在室者が増加したとき、在室者が高活動量で一定時間検出され続けるとき、又は、在室者が減ってから一定時間経っても在室者数が戻らないときに通知モード設定部29の通知モードに従って通知することとした。具体的には、被空調室内の照度を測定する照度測定手段を備え、通知モード設定部で外部通知モードが選択されている場合であって、照明装置22で測定された被空調室内の照度が設定値以下であり、且つ、撮像手段20で検出された在室者の数が増減したときに、外部の情報端末31へ通知する。本実施形態によれば、他者が侵入した場合はもちろん、例えば在室者が被介護者であるとき、何かあっても家族に通知され、対応することが可能となる。
検出から通知までの一定時間は想定される行動に合わせて任意で決めればよい。例えば、在室者がトイレで外室して戻るまで5分程度、部屋に戻ってからベッドで落ち着くまで2分程度と考えて設定するのも1つである。また、ユーザに設定させてもよく、この場合は、在室者の能力や、被空調室から想定される行き先までの距離を考慮された時間にすることができる。
なお、本実施形態の運転中に照度が上がった場合は、被空調室の照明の点灯か在室者が持つライトなどの点灯によるものと考えられる。この場合は、第1実施形態の通りに検知するように切り替えるか、また、異常を検知したとして通知するか、撮像データをユーザに送りユーザで判断するようにすればよい。
図5は、第2実施形態に係る制御のフローチャート図である。本実施形態に係るフローチャートを示す。本実施形態では、左、中、右の1セットを撮像および温度検出した後、撮像データと温度検出データから、在室者数と在室者の位置情報を検出し、在室者数が初期の人数と同じだが、高活動量の人を一定時間検出している場合、在室者が初期の人数より多い場合、在室者が初期の人数より少なく、その状態が一定時間続いている場合に、設定モードに合わせて通知する。
撮像手段20は被空調室全体を撮像するために、正面を中央として左右に回動する構成となっているため、1部屋分の撮像データを1枚の撮像データとして扱う必要がある。そこで、例えば撮像手段20が左、中央、右でそれぞれ撮像した画像データを1セットとして、1セット毎の撮像データを経時的に解析して在室者数の変化を判定する。撮像手段20の回動順を例にすれば、左、正面、右での撮像データを1セット、次に右、正面、左での撮像データを1セットとする、という具合である。もちろん、撮像手段20が回動しない場合は、取得した撮像データを経時的に解析して判定すればよい。
〔第3実施形態〕
図6は、第1実施形態に係る複数の空気調和機でグループを構成するときの構成図である。集中コントローラは、1つ以上の空気調和機で構成するグループ毎に管理しており、さらにグループ毎に1つ以上の外部の情報端末31が紐付けされている。
複数の空気調和機をビルなどで集中管理する場合は、不在から在室に変更があった場合、又は、在室者が在室から不在に変更があった場合、空気調和機の集中コントローラに出力する。集中コントローラは、空気調和機のグループを判断し、そのグループに紐付けされている外部の情報端末31へ出力する。
例えば、総務部の2部屋に空気調和機が1台ずつ設けられており、この2台でグループを構成し、さらにこのグループに総務部員が所有する外部の情報端末31が紐付けされているとする。どちらかの部屋の空気調和機で人を検知した場合、空気調和機は集中コントローラに出力し、集中コントローラはグループ判定手段を用いて総務部のグループで人を検知したと判断し、紐付けられた総務部員の外部の情報端末31に通知されるという具合である。
以上説明した通り、本実施形態によれば、ユーザが日常生活において持ち歩いている携帯電話やスマートフォンなどを利用して、留守中の自宅への人の出入りや、出入りした人が誰かを知ることが可能になるとともに、空気調和機に空き巣など不審者へのセキュリティ対策となる機能を付与することが可能となる。
近年では、携帯電話やスマートフォンを1人1台所有することが一般的となっており、また空気調和機も各部屋に1台設置されることが一般的となっていることから、空気調和機が防犯カメラのような役割を担い、ユーザが即座に確認できるこれらの外部の情報端末に対して即座に状況をお知らせすることで、万が一のことがあっても、ユーザは状況を把握し、対応することが可能である。
さらに、1台の空気調和機に対して複数台の外部の情報端末を登録しておけば、在室者検出のお知らせが1度に送られることから、家族の誰かが仕事などの都合で見逃しても、他の誰かが認識し、早期対応が可能である。
在室者の把握については人検出の精度が重要であり、特に不審者の侵入に対して警告する場合に誤検出すると、ユーザに不要な不安を持たせるとともに、対応に無駄な時間をかけることになる。そこで、本発明では、留守中のモードに合わせて精度を変更するようにしたことで誤検出を防止できるため、機能としての信頼性も十分に持つものである。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置き換えをすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理、処理手順は、それらの一部または全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現しても良い。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現しても良い。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリやハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられる物を示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えても良い。
1 室内機
2 室外機
3 リモコン
4 筺体ベース
5 熱交換器
6 送風ファン
7 電装品
8 各種センサ
9 左右風向板
10 上下風向板
11 前面パネル
12 吸込口
13 フィルタ
14 吹出口
15 空気吹出口
20 撮像手段
21 温度検出手段
22 照明装置
23 報知手段
24 スピーカー
25 LEDランプ
26 制御手段
27 在室者検出部
28 在室者判定部
29 通知モード設定部
30 ネットワーク通信部
31 外部の情報端末
32 光軸
33 水平線

Claims (6)

  1. 被空調室内を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された画像から在室者が検知されたときに外部の情報端末へ通知する外部通知モードと、前記撮像手段により撮像された画像から在室者が検知されたときに外部の情報端末へ通知しない非通知モードと、前記外部通知モード及び前記非通知モードを選択することができる通知モード設定部を有する制御手段と
    被空調室内の照度を測定する照度測定手段と、
    在室者の位置の変化に基づいて在室者の活動量を算出する活動量算出手段とを備え、
    前記通知モード設定部で前記外部通知モードが選択されている場合であって、前記照度測定手段で測定された被空調室内の照度が設定値以下であり、且つ、前記活動量算出手段で算出された在室者の活動量が設定値以上であるときに、外部の情報端末へ通知する空気調和機の室内機。
  2. 前記通知モード設定部で前記外部通知モードが選択されているとき、前記撮像手段は左右方向に回動して室内を撮像することを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室内機。
  3. 前記撮像手段により撮像された画像から検出された在室者の特徴量を検出する特徴量検出手段と、
    前記特徴量検出手段により前記在室者の前記特徴量が検出された頻度に基づいて、前記特徴量を有する前記在室者を家族か否か判定する判定手段とを備え、
    前記通知モード設定部で前記外部通知モードが選択されている場合で、前記撮像手段により撮像された画像から在室者が検知され、且つ、検知された在室者が前記判定手段により家族ではないと判定されたときに、外部の情報端末へ通知する請求項1に記載の空気調和機の室内機。
  4. 記制御手段は照明手段を制御する照明制御手段を有し、
    前記通知モード設定部で前記外部通知モードが選択されている場合で、前記照度測定手段で測定された被空調室内の照度が設定値以下であるときに、前記照明制御手段によって照明手段を点灯し、前記撮像手段が被空調室内を撮像することを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室内機。
  5. 前記通知モード設定部で前記外部通知モードが選択されている場合であって、前記照度測定手段で測定された被空調室内の照度が設定値以下であり、且つ、前記撮像手段で検出された在室者の数が増減したときに、外部の情報端末へ通知する請求項1に記載の空気調和機の室内機。
  6. 求項1乃至のいずれかに記載の空気調和機の室内機と、
    圧縮機と室外熱交換器と室外送風ファンと膨張機構とを有する室外機とを備える空気調和機。
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