JP6253446B2 - 無線基地局装置、無線移動局装置および無線通信方法 - Google Patents

無線基地局装置、無線移動局装置および無線通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数の無線移動局装置との間で無線通信を行う無線基地局装置、無線基地局装置との間で無線通信を行う無線移動局装置、および、無線基地局装置と無線移動局装置との間の無線通信方法に関するものである。
従来の時分割多元接続方式による、無線基地局装置と複数の無線移動局装置とから成る無線通信システムでは、無線フレームを時分割し、時分割されたタイムスロット(time slot)を各無線移動局装置が使用することによって、無線通信が行われている。
従来の無線通信システムでは、無線移動局装置へタイムスロットを効率的に割り当てるため、無線移動局装置の要求する送信データ量とその優先度とを無線基地局装置において監視し、無線移動局装置への割当タイムスロット数を動的に制御する技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2002−44719号公報
しかしながら、特許文献1には、優先度の高いデータが逼迫した状態で、優先度の低いデータに適切にタイムスロットを割り当てる方法については記載されていない。
例えば、優先度が高いデータのデータ量が無線フレームの最大タイムスロット数を超える場合、優先度が高いデータを全て送信完了するまで、優先度の低いデータにタイムスロットを割り当てることができない。そのため、過渡的に優先度の高いデータの送信要求が大量にあった場合、優先度の低いデータは、送信されるまでに大幅な遅延が生じたり、データ破棄しなければならなくなったりするという問題があった。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、優先度の低いデータに割当可能な無線リソースが少ない場合においても、優先度の低いデータに一定のスループットを確保させた状態で無線通信を行うことができる無線基地局装置、無線移動局装置および無線通信方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様に関する無線基地局装置は、複数の無線リソースを有する無線フレームを使用して、少なくとも1つの無線移動局装置と無線通信を行う無線基地局装置であり、前記無線移動局装置の、未送信データの送信バッファ量およびデータ毎の優先度に基づいて、前記無線移動局装置の前記未送信データが優先度毎に使用する無線リソース割当数を決定する割当部を備え、前記割当部は、前記無線移動局装置の前記未送信データが、全優先度について少なくとも1つの前記無線リソースが1無線フレーム内に割り当てられるように、前記無線リソース割当数を決定し、前記割当部は、各優先度の前記未送信データの前記送信バッファ量に、当該優先度に対応して設定された0より大きい重み付け係数を乗算した値の比に応じて、各優先度の前記無線リソース割当数を決定する。
本発明の別の態様に関する無線基地局装置は、複数の無線リソースを有する無線フレームを使用して、少なくとも1つの無線移動局装置と無線通信を行う無線基地局装置であり、前記無線移動局装置の、未送信データの送信バッファ量およびデータ毎の優先度に基づいて、前記無線移動局装置の前記未送信データが優先度毎に使用する無線リソース割当数を決定する割当部を備え、前記割当部は、前記無線移動局装置の前記未送信データが、全優先度について少なくとも1つの前記無線リソースが1無線フレーム内に割り当てられるように、前記無線リソース割当数を決定し、優先度毎の前記無線リソース割当数と、前記未送信データにおける当該優先度の前記送信バッファ量とを比較し、データが割り当てられない余剰リソースが存在するか否かを検出する余剰リソース検出部をさらに備える。
本発明の一態様に関する無線移動局装置は、複数の無線リソースを有する無線フレームを使用して、無線基地局装置と無線通信を行う無線移動局装置であり、未送信データの送信バッファ量およびデータ毎の優先度を少なくとも含む送信情報を、前記無線基地局装置に送信する送信部と、前記無線基地局装置において前記送信情報に基づいて決定された、前記無線移動局装置の前記未送信データが優先度毎に使用する無線リソース割当数を少なくとも含む割当情報を受信する受信部と、前記割当情報に基づいて、前記未送信データを優先度毎に前記無線リソースに割り当てる割当制御部とを備え、前記無線リソース割当数は、前記無線移動局装置の前記未送信データが、全優先度について少なくとも1つの前記無線リソースが1無線フレーム内に割り当てられるように決定され、各優先度の前記無線リソース割当数は、各優先度の前記未送信データの前記送信バッファ量に、当該優先度に対応して設定された0より大きい重み付け係数を乗算した値の比に応じて決定されている。
本発明の別の態様に関する無線移動局装置は、複数の無線リソースを有する無線フレームを使用して、無線基地局装置と無線通信を行う無線移動局装置であり、未送信データの送信バッファ量およびデータ毎の優先度を少なくとも含む送信情報を、前記無線基地局装置に送信する送信部と、前記無線基地局装置において前記送信情報に基づいて決定された、前記無線移動局装置の前記未送信データが優先度毎に使用する無線リソース割当数を少なくとも含む割当情報を受信する受信部と、前記割当情報に基づいて、前記未送信データを優先度毎に前記無線リソースに割り当てる割当制御部とを備え、前記無線リソース割当数は、前記無線移動局装置の前記未送信データが、全優先度について少なくとも1つの前記無線リソースが1無線フレーム内に割り当てられるように決定され、優先度毎の前記無線リソース割当数と、前記未送信データにおける当該優先度の前記送信バッファ量とを比較し、データが割り当てられない余剰リソースが存在するか否かを検出する余剰リソース検出部をさらに備え、前記割当制御部は、前記余剰リソースが検出された場合には、当該余剰リソースに、前記割当情報に基づく優先度とは異なる優先度の前記未送信データを割り当てる。
本発明の一態様に関する無線通信方法は、複数の無線リソースを有する無線フレームを使用して、無線基地局装置と少なくとも1つの無線移動局装置とが無線通信を行う無線通信システムにおいて、前記無線移動局装置が、未送信データの送信バッファ量およびデータ毎の優先度を少なくとも含む送信情報を、前記無線基地局装置に送信する送信工程と、前記無線基地局装置が、前記送信情報に基づいて、前記無線移動局装置の前記未送信データが優先度毎に使用する無線リソース割当数を決定する決定工程と、前記無線移動局装置が、少なくとも前記無線リソース割当数を含む割当情報を受信する受信工程と、前記無線移動局装置が、前記割当情報に基づいて、前記未送信データを優先度毎に前記無線リソースに割り当てる割当工程とを備え、前記決定工程は、前記無線移動局装置の前記未送信データが、全優先度について少なくとも1つの前記無線リソースが1無線フレーム内に割り当てられるように、前記無線リソース割当数を決定する工程であり、前記決定工程は、各優先度の前記未送信データの前記送信バッファ量に、当該優先度に対応して設定された0より大きい重み付け係数を乗算した値の比に応じて、各優先度の前記無線リソース割当数を決定する工程である。
本発明の別の態様に関する無線通信方法は、複数の無線リソースを有する無線フレームを使用して、無線基地局装置と少なくとも1つの無線移動局装置とが無線通信を行う無線通信システムにおいて、前記無線移動局装置が、未送信データの送信バッファ量およびデータ毎の優先度を少なくとも含む送信情報を、前記無線基地局装置に送信する送信工程と、前記無線基地局装置が、前記送信情報に基づいて、前記無線移動局装置の前記未送信データが優先度毎に使用する無線リソース割当数を決定する決定工程と、前記無線移動局装置が、少なくとも前記無線リソース割当数を含む割当情報を受信する受信工程と、前記無線移動局装置が、前記割当情報に基づいて、前記未送信データを優先度毎に前記無線リソースに割り当てる割当工程とを備え、前記決定工程は、前記無線移動局装置の前記未送信データが、全優先度について少なくとも1つの前記無線リソースが1無線フレーム内に割り当てられるように、前記無線リソース割当数を決定する工程であり、無線基地局装置と複数の無線移動局装置とが無線通信を行う無線通信システムにおいて、前記送信工程の前に、前記無線基地局装置が、複数の前記無線移動局装置のうちのいずれか1つのみの前記無線移動局装置に対し、当該無線移動局装置が前記無線基地局装置の圏内に位置しているか否かを確認するための在圏確認要求メッセージを送信する確認要求工程をさらに備える。
本発明の上記態様によれば、全優先度について少なくとも1つの無線リソースが割り当てられるため、優先度が高いデータ量が無線フレームの最大無線リソース数を超える状態においても、優先度の低いデータにも無線リソースの割当が可能となる。よって、優先度の低いデータについても一定のスループットを確保させた状態で、無線通信を行うことができる。
本発明の目的、特徴、局面、および利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
実施形態に関する無線通信システムの構成を概念的に示す図である。 実施形態に関する無線基地局装置および無線移動局装置の動作を示すシーケンス図である。 実施形態に関する基地局装置が、無線移動局装置の送信情報を基に無線リソース割当を行う場合の無線フレーム構成を示す図である。 実施形態に関する無線移動局装置が、優先度を基にタイムスロットを確定するときの無線フレーム構成を示す図である。 実施形態に関する無線通信システムの構成を概念的に示す図である。 実施形態に関する無線基地局装置および無線移動局装置の動作を示すシーケンス図である。 実施形態に関する無線移動局装置が、優先度を基にタイムスロットを確定する場合の無線フレーム構成を示す図である。 実施形態に関する無線基地局装置および無線移動局装置の動作の前半部を示すシーケンス図である。 実施形態に関する無線基地局装置および無線移動局装置の動作の後半部を示すシーケンス図である。 実施形態に関する無線通信システムの構成を概念的に示す図である。 実施形態に関する無線基地局装置および無線移動局装置の動作を示すシーケンス図である。
以下、添付の図面を参照しながら実施形態について説明する。なお、以下の実施形態においては、時分割多元接続方式での無線通信について記載するが、後述するように、本発明は、他の無線通信方式においても適用可能である。
<第1実施形態>
<構成>
図1は、本実施形態に関する無線基地局装置および無線移動局装置を備える無線通信システムの構成を概念的に示す図である。
図1に示されるように、無線通信システムは、無線基地局装置110と、無線移動局装置120と、無線移動局装置130とを備える。なお、無線移動局装置130の構成については、無線移動局装置120と同様であるので、図示を省略している。
無線基地局装置110、無線移動局装置120および無線移動局装置130は、時分割多元接続方式による無線通信を行う。そして、無線通信システムにおける音声端末113と無線移動局装置120(または無線移動局装置130)における音声端末123との間で音声通信が行われ、無線通信システムにおけるデータ端末114と無線移動局装置120(または無線移動局装置130)におけるデータ端末124との間でデータ通信が行われる。
無線基地局装置110は、通信制御部111と、無線通信部112とを備える。
通信制御部111は、さらに、在圏管理部111aと、無線リソース割当部111bと、移動局送信情報処理部111cとを備える。
在圏管理部111aは、無線基地局装置110の配下に在圏する無線移動局装置120および無線移動局装置130の在圏確認を定期的に行う。
無線リソース割当部111bは、無線移動局装置120および無線移動局装置130の、タイムスロット割当数およびタイムスロット位置に関する無線リソース割当を行う。
移動局送信情報処理部111cは、無線移動局装置120および無線移動局装置130の送信待ちデータ量を算出する。
無線通信部112は、無線基地局装置110の通信データを無線信号に変換し、複数のタイムスロット(無線リソース)を有する無線フレームを用いて無線移動局装置120および無線移動局装置130と無線通信を行う。
また、無線基地局装置110は、無線通信システムにおいて音声端末113およびデータ端末114と接続される。なお、音声端末113およびデータ端末114は、例えば、複数の無線基地局装置を統括する図示しない制御局装置等を介して、無線基地局装置110に接続される構成も良い。
無線移動局装置120は、通信制御部121と、無線通信部122と、音声端末123と、データ端末124とを備える。
通信制御部121は、さらに、在圏通知部121aと、スロット割当制御部121bと、送信情報管理部121cと、送信バッファ121dとを備える。
在圏通知部121aは、無線基地局装置110への在圏登録要求および在圏確認応答を行う。
スロット割当制御部121bは、優先度に応じて使用するタイムスロット(無線リソース)を確定する。
送信情報管理部121cは、送信バッファ121dに保持されている送信情報(未送信データの送信バッファ量およびデータ毎の優先度)の管理を行う。
送信バッファ121dは、音声端末123およびデータ端末124からの優先度付き送信データを一時的に保存する。
音声端末123およびデータ端末124は、無線基地局装置110に接続される音声端末113およびデータ端末114と通信を行う。なお、音声端末123およびデータ端末124は、無線移動局装置120に必ずしも備えられていなくともよい。
<動作>
図2は、本実施形態に関する無線基地局装置および無線移動局装置の動作を示すシーケンス図である。
前提として、無線基地局装置110は、無線移動局装置120および無線移動局装置130からの在圏登録要求メッセージ等により、在圏管理部111aにおいて各無線移動局装置の在圏状態を認識している状態とする(第111ステップ(S111))。
また、無線移動局装置120および無線移動局装置130は、送信バッファ121dに保持されている送信情報(未送信データの送信バッファ量およびデータ毎の優先度)を、送信情報管理部121cに設定している(第121ステップ(S121))。
無線基地局装置110の在圏管理部111aは、無線通信部112を介して無線移動局装置120に在圏確認要求メッセージを送信する。そして、無線移動局装置120の在圏通知部121aは、無線通信部122を介して在圏確認要求メッセージを受信する(A11)。
無線移動局装置120の在圏通知部121aは、送信情報管理部121cに設定された送信情報(未送信データの送信バッファ量およびデータ毎の優先度)を取得し、送信情報(未送信データの送信バッファ量およびデータ毎の優先度)を付加した在圏確認応答メッセージを、無線通信部122を介して無線基地局装置110に送信する。
無線基地局装置110の在圏管理部111aは、無線通信部112を介して在圏確認応答メッセージを受信する(A12)。
また、無線基地局装置110は、無線移動局装置130との間でも上述と同様のシーケンス処理を行う(A13およびA14)。
無線基地局装置110の移動局送信情報処理部111cは、在圏管理部111aから在圏する全ての無線移動局装置の送信情報(未送信データの送信バッファ量およびデータ毎の優先度)を取得する。そして、移動局送信情報処理部111cは、当該取得した情報から、優先度に応じて重み付けした送信待ちデータ量を無線移動局装置毎に算出する。例えば、各優先度の未送信データの送信バッファ量に、当該優先度に対応して設定された0より大きい重み付け係数を乗算した値を算出する。算出結果は、無線リソース割当部111bに転送する。無線リソース割当部111bでは、算出した送信待ちデータ量に応じて、各無線移動局装置の無線リソース割当(タイムスロット割当数およびタイムスロット位置)を決定する(第112ステップ(S112))。例えば、算出した値の比に応じて、タイムスロット割当数を決定する。ここで、特定の優先度に関して算出した値が小さく、タイムスロット1つ分に相当する比率に達しない場合であっても、当該優先度に属するデータ量が0でない限り、タイムスロットを1つは割り当てる。
無線基地局装置110の無線リソース割当部111bは、決定した無線リソース割当(タイムスロット割当数およびタイムスロット位置)を付加した報知情報メッセージを、無線通信部112を介して無線移動局装置120および無線移動局装置130に送信する。無線移動局装置120および無線移動局装置130のスロット割当制御部121bは、無線通信部122を介して報知情報メッセージを受信する(A15)。
無線移動局装置120および無線移動局装置130のスロット割当制御部121bは、受信した報知情報メッセージから、自無線移動局装置に割り当てられたタイムスロット割当数およびタイムスロット位置を把握する。そして、各スロット割当制御部121bは、割り当てられたタイムスロットの中で、優先度に応じて使用するタイムスロットを確定する(第122ステップ(S122))。
無線移動局装置120および無線移動局装置130のスロット割当制御部121bは、確定したタイムスロットにおいて、送信バッファ121dの送信データを、無線通信部122を介して無線基地局装置110にバースト送信する(A16およびA17)。無線移動局装置120および無線移動局装置130は、送信バッファ121dに保持している送信結果を反映した最新の送信情報(未送信データの送信バッファ量およびデータ毎の優先度)を、それぞれ送信情報管理部121cに設定する(第123ステップ(S123))。
以降、上述の動作は、無線基地局装置110の在圏確認要求メッセージ送信から繰り返し行う(A18)。
図3は、本実施形態に関する無線基地局装置110が、無線移動局装置の送信情報を基に無線リソース割当を行う場合の無線フレーム構成を示す図である。
無線移動局装置120および無線移動局装置130の送信バッファ121dは、優先度別に送信データを保持している(無線移動局装置120の送信バッファ121dにおけるB11およびB12、無線移動局装置130の送信バッファ121dにおけるB13およびB14)。
無線基地局装置110の無線リソース割当部111bは、上述の情報を基に優先度に応じて重み付けした送信待ちデータ量を移動局送信情報処理部111cから受信し、送信待ちデータ量の割合に応じて無線フレームのタイムスロットを割り当てる(B15)。
図4は、本実施形態に関する無線移動局装置が、優先度を基にタイムスロットを確定するときの無線フレーム構成を示す図である。
無線移動局装置120および無線移動局装置130のスロット割当制御部121bは、無線基地局装置110から割り当てられたタイムスロットの中で、送信データの優先度に応じて使用するタイムスロットを確定する。図3および図4の例では、優先度の重み付け係数が「高」は3、「低」は1とされているので、タイムスロットを優先度「高」向けに3つ連続で割り当て、次に優先度「低」向けに1つ割り当て、以降は同様に、優先度「高」向けおよび「低」向けの割り当てを繰り返す。つまり、無線移動局装置120にタイムスロット番号1から7が割り当てられている場合、タイムスロット番号1から3を優先度「高」向け、タイムスロット番号4を優先度「低」向け、タイムスロット番号5から7を優先度「高」向けに割り当てる。なお、タイムスロット番号7は、割り当て対象の優先度「高」データが送信バッファ121dにないため、余剰状態となる。また、タイムスロット番号8から10は、無線移動局装置130に割り当てられているため、無線移動局装置120では使用しない(C11)。
同様に無線移動局装置130には、タイムスロット番号8から10が割り当てられており、タイムスロット番号8から10に優先度「高」向けを割り当てる。また、タイムスロット番号10は余剰状態となる(C12)。
<効果>
本実施形態によれば、無線基地局装置が、無線移動局装置の、未送信データの送信バッファ量およびデータ毎の優先度に基づいて、無線移動局装置の未送信データが優先度毎に使用するタイムスロット割当数(無線リソース割当数)を決定する割当部として、無線リソース割当部111bを備える。
無線リソース割当部111bは、無線移動局装置の未送信データが、全優先度について少なくとも1つのタイムスロット(無線リソース)が1無線フレーム内に割り当てられるように、タイムスロット割当数を決定する。
このような構成によれば、全優先度について少なくとも1つのタイムスロットが割り当てられるため、優先度が高いデータ量が無線フレームの最大タイムスロット数を超える状態においても、優先度の低いデータにもタイムスロットの割当が可能となる。よって、優先度の低いデータについても一定のスループットを確保させた状態で、無線通信を行うことができる。
また、本実施形態によれば、無線移動局装置が、送信部および受信部としての無線通信部122と、割当制御部としてのスロット割当制御部121bとを備える。
送信部としての無線通信部122は、未送信データの送信バッファ量およびデータ毎の優先度を少なくとも含む送信情報を、無線基地局装置110に送信する。
受信部としての無線通信部122は、無線基地局装置110において送信情報に基づいて決定された、無線移動局装置の未送信データが優先度毎に使用するタイムスロット割当数を少なくとも含む割当情報を受信する。
スロット割当制御部121bは、割当情報に基づいて、未送信データを優先度毎にタイムスロットに割り当てる。
そして、タイムスロット割当数は、無線移動局装置の未送信データが、全優先度について少なくとも1つのタイムスロットが1無線フレーム内に割り当てられるように決定されている。
このような構成によれば、全優先度について少なくとも1つのタイムスロットが割り当てられるため、優先度が高いデータ量が無線フレームの最大タイムスロット数を超える状態においても、優先度の低いデータにもタイムスロットの割当が可能となる。よって、優先度の低いデータについても一定のスループットを確保させた状態で、無線通信を行うことができる。
また、本実施形態によれば、無線通信方法が、送信工程と、決定工程と、受信工程と、割当工程とを備える。
送信工程は、無線移動局装置が、未送信データの送信バッファ量およびデータ毎の優先度を少なくとも含む送信情報を、無線基地局装置110に送信する工程である。
決定工程は、無線基地局装置110が、送信情報に基づいて、無線移動局装置の未送信データが優先度毎に使用するタイムスロット割当数を決定する工程である。
受信工程は、無線移動局装置が、少なくともタイムスロット割当数を含む割当情報を受信する工程である。
割当工程は、無線移動局装置が、割当情報に基づいて、未送信データを優先度毎にタイムスロットに割り当てる工程である。
また、決定工程は、無線移動局装置の未送信データが、全優先度について少なくとも1つのタイムスロットが1無線フレーム内に割り当てられるように、タイムスロット割当数を決定する工程である。
このような構成によれば、全優先度について少なくとも1つのタイムスロットが割り当てられるため、優先度が高いデータ量が無線フレームの最大タイムスロット数を超える状態においても、優先度の低いデータにもタイムスロットの割当が可能となる。よって、優先度の低いデータについても一定のスループットを確保させた状態で、無線通信を行うことができる。
また、本実施形態によれば、無線移動局装置の送信情報(未送信データの送信バッファ量とデータ毎の優先度)に応じた、無線移動局装置に無線リソースの割当が可能となるため、無線リソースを有効に利用できる効果がある。
また、本実施形態によれば、優先度の種類(例えば優先度「中」等)の追加、または、優先度の重み付け係数の変更により、利用するアプリケーションに応じた多様なタイムスロットの割当が可能となる。
また、本実施形態によれば、無線移動局装置の在圏確認応答メッセージに送信情報(未送信データの送信バッファ量およびデータ毎の優先度)を付加しており、従来の移動体通信で使用されるタイムスロット割当要求のためのメッセージが省略できるため、無線帯域利用の効率化が可能となる。
なお、本実施形態においては、在圏する無線移動局装置の装置数が2つの場合で説明したが、それ以外の装置数もよい。また、タイムスロット数は10個の場合で説明したが、それ以外のタイムスロット数も良い。
また、在圏確認要求メッセージおよび在圏確認応答メッセージは、報知情報メッセージまたはバースト送信の前に送受信する順序で説明したが、その順序が逆になっても良い。なぜなら、無線基地局装置は報知情報メッセージを送信する際に、最も直前に受信した在圏確認応答メッセージを基に無線リソース割当情報を決定するためであり、順序が逆になった場合は、次の報知情報メッセージに在圏確認応答メッセージの内容が反映されることとなるからである。
また、無線移動局装置は、送信情報(未送信データの送信バッファ量およびデータ毎の優先度)を即座に無線基地局装置に伝達するため、在圏確認要求メッセージを受信した場合に限らず、送信情報管理部121cが更新される度に在圏確認応答メッセージを送信してもよい。
<第2実施形態>
<構成>
図5は、本実施形態に関する無線基地局装置および無線移動局装置を備える無線通信システムの構成を概念的に示す図である。図1に示された場合と同じ符号が付された構成は、同様の機能を有するものであり、その詳細な説明は省略する。
無線移動局装置120aの通信制御部125は、図1に示された場合に加えて、さらに余剰スロット検出部121eを備える。余剰スロット検出部121eは、スロット割当制御部121bがタイムスロットを割り当てた際に、余剰スロット(送信データが入っていないスロット)の検出を行う。
<動作>
図6は、本実施形態に関する無線基地局装置および無線移動局装置の動作を示すシーケンス図である。図2に示された場合と同じ符号が付された構成は、同様の機能を有するものであり、その詳細な説明は省略する。
無線移動局装置120aおよび無線移動局装置130aのスロット割当制御部121bは、受信した報知情報メッセージから、自無線移動局装置に割り当てられたタイムスロット割当数およびタイムスロット位置を把握する。そして、各スロット割当制御部121bは、割り当てられたタイムスロットの中で、優先度に応じて使用するタイムスロットを仮確定する(第122aステップ(S122a))。
無線移動局装置120aおよび無線移動局装置130aの余剰スロット検出部121eは、仮確定したタイムスロットの中で余剰スロットの有無を確認し、その結果をスロット割当制御部121bに転送する。具体的な検出方法としては、例えば、優先度毎のタイムスロット割当数と、未送信データにおける当該優先度の送信バッファ量とを比較し、データが割り当てられないスロットが存在するか否かを検出する方法がある。スロット割当制御部121bは、余剰スロットが存在する場合には、本来割り当てられているデータの優先度とは異なる優先度のデータを追加で割り当て、余剰スロットが存在しない場合には追加の割り当て処理は行わずに、タイムスロットを確定させる(第122bステップ(S122b))。
図7は、本実施形態に関する無線移動局装置が、優先度を基にタイムスロットを確定する場合の無線フレーム構成を示す図である。
無線移動局装置120aおよび無線移動局装置130aのタイムスロット番号7および10以外は、第1実施形態での割当方法と同様であるため、詳細な説明は省略する。
第1実施形態では、図3および図4で示されるように、無線移動局装置120aはタイムスロット番号7に余剰スロットが発生するが、優先度「高」のデータが送信バッファ121dにないために、無駄なタイムスロットが発生していた(C11)。
そこで図7に示されるように、余剰スロット検出部121eにおいて余剰スロットを検出し、またスロット割当制御部121bにおいて優先度「低」のデータをタイムスロット番号7にさらに割り当てる(D11)。
同様に、無線移動局装置130aでは、タイムスロット番号10に優先度「低」のデータをさらに割り当てる(D12)。
<効果>
上述のように、本実施形態によれば、無線移動局装置が優先度に応じてタイムスロットの仮確定をした際に発生する余剰スロット(余剰リソース)に対して、優先度の異なるデータを割り当てる。よって、余剰を活用した割当ができるため、第1実施形態の効果に加え、タイムスロット(無線リソース)の使用効率を向上させることが可能となる。
なお、本実施形態において、優先度「高」の余剰スロットに優先度「低」のデータを割り当てたが、逆に優先度「低」の余剰スロットに優先度「高」のデータを割り当ててもよい。
<第3実施形態>
図8は、本実施形態に関する無線基地局装置および無線移動局装置の動作の前半部を示すシーケンス図であり、図9は、本実施形態に関する無線基地局装置および無線移動局装置の動作の後半部を示すシーケンス図である。図2に示された場合と同じ符号が付された構成は、同様の機能を有するものであり、その詳細な説明は省略する。
第1実施形態では、報知情報メッセージを1回送信する度に、在圏する全ての無線移動局装置に在圏確認要求メッセージを送信しているため、無線移動局装置の装置数が増えた場合に、在圏確認要求メッセージおよび在圏確認応答メッセージの伝送回数が増加するため、その他のアプリケーション用データの送受信に必要な無線リソースを浪費してしまう。
そこで、本実施形態では、無線基地局装置110は、報知情報メッセージを1回送信する度に送信する在圏確認要求メッセージは、1つの無線移動局装置宛だけとする(A11、A13、A18)。
<効果>
上述のように、第3実施形態によれば、在圏する無線移動局装置の装置数に関わらず、無線基地局装置が報知情報メッセージを1回送信する度に送信する在圏確認要求メッセージは、1つの無線移動局装置宛だけとなる。そのため、特に在圏する無線移動局装置が増えた場合においても、在圏確認用に関する無線リソースの浪費の増加を防ぐことが可能となる。
なお第3実施形態は、第2実施形態と組み合わせてもよい。
<第4実施形態>
<構成>
図10は、本実施形態における無線基地局装置および無線移動局装置を備える無線通信システムの構成を概念的に示す図である。図1に示された場合と同じ符号が付された構成は、同様の機能を有するものであり、その詳細な説明は省略する。
無線基地局装置110aの通信制御部115は、図1に示された場合に加えて、スロット割当制御部111dと、余剰スロット検出部111eとを備える。
スロット割当制御部111dは、優先度に応じて使用するタイムスロットを確定する。
余剰スロット検出部111eは、スロット割当制御部121bがタイムスロットを割り当てた際に、余剰スロット(送信データが入っていないスロット)の検出を行う。
また、無線移動局装置120および無線移動局装置130のスロット割当制御部121bが、優先度に応じて使用するタイムスロットを確定する機能は、無線基地局装置110aのスロット割当制御部111dにおいて実現されるため、スロット割当制御部121bにおいては行われない。
<動作>
図11は、本実施形態に関する無線基地局装置および無線移動局装置の動作を示すシーケンス図である。図2に示された場合と同じ符号が付された構成は、同様の機能を有するものであり、その詳細な説明は省略する。
無線基地局装置110aのスロット割当制御部111dは、無線リソース割当部111bが決定した無線リソース割当(タイムスロット割当数およびタイムスロット位置)を基に、優先度に応じて無線移動局装置120および無線移動局装置130が使用するタイムスロットを仮確定する(第113aステップ(S113a))。
無線基地局装置110aの余剰スロット検出部111eは、仮確定したタイムスロットの中で余剰スロットの有無を確認し、その結果をスロット割当制御部111dに転送する。具体的な検出方法としては、例えば、優先度毎のタイムスロット割当数と、未送信データにおける当該優先度の送信バッファ量とを比較し、データが割り当てられないスロットが存在するか否かを検出する方法がある。スロット割当制御部111dは、余剰スロットが存在する場合には、本来割り当てられているデータの優先度とは異なる優先度のデータを追加で割り当て、余剰スロットが存在しない場合には追加の割り当て処理は行わずに、タイムスロットを確定させる(第113bステップ(S113b))。
無線リソース割当部111bは、確定したタイムスロットを付加した報知情報メッセージを、無線通信部112を介して無線移動局装置120および無線移動局装置130に送信する。無線移動局装置120および無線移動局装置130のスロット割当制御部121bは、無線通信部122を介して報知情報メッセージを受信する(A15)。
無線移動局装置120および無線移動局装置130のスロット割当制御部121bは、受信した報知情報メッセージから、自無線移動局装置の確定したタイムスロット情報を取得し、確定したタイムスロットにおいて送信バッファ121dの送信データを、無線通信部122を介して無線基地局装置110にバースト送信する(A16およびA17)。
<効果>
上述のように、本実施形態によれば、第1実施形態、第2実施形態および第3実施形態において無線移動局装置が行っていた、優先度に応じたタイムスロット割当機能を、無線基地局装置において実現できる。そのため、無線移動局装置の処理負荷を軽減させることが可能となる。
なお、上述の実施形態では、無線基地局装置と複数の無線移動局装置との間における、時分割多元接続方式での無線通信方法について説明しているが、本発明は、無線基地局装置と複数の無線移動局装置との間における、周波数分割多元接続方式、または、直交周波数分割多元接続方式による場合でも、その無線リソースの割当対象をサブキャリア(無線リソースブロック)とすることで、実現可能である。
また、本発明は、上述の実施形態にそのまま限定されるものではなく、要旨の逸脱および論理的な矛盾がない限りにおいて、構成要素または機能の変形、削除、組み合わせ、分割、さらには再配置が可能である。
上記実施形態では、各構成要素の材質、材料または実施の条件等についても記載しているが、これらはすべての局面において例示、本発明が記載したものに限られるものではない。よって、例示されていない無数の変形例(任意の構成要素の変形または省略、さらには、異なる実施形態間の自由な組み合わせを含む)が、本発明の範囲内において想定され得る。
110,110a 無線基地局装置、111,115,121,125 通信制御部、111a 在圏管理部、111b 無線リソース割当部、111c 移動局送信情報処理部、111d,121b スロット割当制御部、111e,121e 余剰スロット検出部、112,122 無線通信部、113,123 音声端末、114,124 データ端末、120,120a,130,130a 無線移動局装置、121a 在圏通知部、121c 送信情報管理部、121d 送信バッファ。

Claims (6)

  1. 複数の無線リソースを有する無線フレームを使用して、少なくとも1つの無線移動局装置と無線通信を行う無線基地局装置であり、
    前記無線移動局装置の、未送信データの送信バッファ量およびデータ毎の優先度に基づいて、前記無線移動局装置の前記未送信データが優先度毎に使用する無線リソース割当数を決定する割当部を備え、
    前記割当部は、前記無線移動局装置の前記未送信データが、全優先度について少なくとも1つの前記無線リソースが1無線フレーム内に割り当てられるように、前記無線リソース割当数を決定し、
    前記割当部は、各優先度の前記未送信データの前記送信バッファ量に、当該優先度に対応して設定された0より大きい重み付け係数を乗算した値の比に応じて、各優先度の前記無線リソース割当数を決定する、
    線基地局装置。
  2. 複数の無線リソースを有する無線フレームを使用して、少なくとも1つの無線移動局装置と無線通信を行う無線基地局装置であり、
    前記無線移動局装置の、未送信データの送信バッファ量およびデータ毎の優先度に基づいて、前記無線移動局装置の前記未送信データが優先度毎に使用する無線リソース割当数を決定する割当部を備え、
    前記割当部は、前記無線移動局装置の前記未送信データが、全優先度について少なくとも1つの前記無線リソースが1無線フレーム内に割り当てられるように、前記無線リソース割当数を決定し、
    優先度毎の前記無線リソース割当数と、前記未送信データにおける当該優先度の前記送信バッファ量とを比較し、データが割り当てられない余剰リソースが存在するか否かを検出する余剰リソース検出部をさらに備える、
    線基地局装置。
  3. 複数の無線リソースを有する無線フレームを使用して、無線基地局装置と無線通信を行う無線移動局装置であり、
    未送信データの送信バッファ量およびデータ毎の優先度を少なくとも含む送信情報を、前記無線基地局装置に送信する送信部と、
    前記無線基地局装置において前記送信情報に基づいて決定された、前記無線移動局装置の前記未送信データが優先度毎に使用する無線リソース割当数を少なくとも含む割当情報を受信する受信部と、
    前記割当情報に基づいて、前記未送信データを優先度毎に前記無線リソースに割り当てる割当制御部とを備え、
    前記無線リソース割当数は、前記無線移動局装置の前記未送信データが、全優先度について少なくとも1つの前記無線リソースが1無線フレーム内に割り当てられるように決定され、
    各優先度の前記無線リソース割当数は、各優先度の前記未送信データの前記送信バッファ量に、当該優先度に対応して設定された0より大きい重み付け係数を乗算した値の比に応じて決定されている、
    線移動局装置。
  4. 複数の無線リソースを有する無線フレームを使用して、無線基地局装置と無線通信を行う無線移動局装置であり、
    未送信データの送信バッファ量およびデータ毎の優先度を少なくとも含む送信情報を、前記無線基地局装置に送信する送信部と、
    前記無線基地局装置において前記送信情報に基づいて決定された、前記無線移動局装置の前記未送信データが優先度毎に使用する無線リソース割当数を少なくとも含む割当情報を受信する受信部と、
    前記割当情報に基づいて、前記未送信データを優先度毎に前記無線リソースに割り当てる割当制御部とを備え、
    前記無線リソース割当数は、前記無線移動局装置の前記未送信データが、全優先度について少なくとも1つの前記無線リソースが1無線フレーム内に割り当てられるように決定され、
    優先度毎の前記無線リソース割当数と、前記未送信データにおける当該優先度の前記送信バッファ量とを比較し、データが割り当てられない余剰リソースが存在するか否かを検出する余剰リソース検出部をさらに備え、
    前記割当制御部は、前記余剰リソースが検出された場合には、当該余剰リソースに、前記割当情報に基づく優先度とは異なる優先度の前記未送信データを割り当てる、
    線移動局装置。
  5. 複数の無線リソースを有する無線フレームを使用して、無線基地局装置と少なくとも1つの無線移動局装置とが無線通信を行う無線通信システムにおいて、
    前記無線移動局装置が、未送信データの送信バッファ量およびデータ毎の優先度を少なくとも含む送信情報を、前記無線基地局装置に送信する送信工程と、
    前記無線基地局装置が、前記送信情報に基づいて、前記無線移動局装置の前記未送信データが優先度毎に使用する無線リソース割当数を決定する決定工程と、
    前記無線移動局装置が、少なくとも前記無線リソース割当数を含む割当情報を受信する受信工程と、
    前記無線移動局装置が、前記割当情報に基づいて、前記未送信データを優先度毎に前記無線リソースに割り当てる割当工程とを備え、
    前記決定工程は、前記無線移動局装置の前記未送信データが、全優先度について少なくとも1つの前記無線リソースが1無線フレーム内に割り当てられるように、前記無線リソース割当数を決定する工程であり、
    前記決定工程は、各優先度の前記未送信データの前記送信バッファ量に、当該優先度に対応して設定された0より大きい重み付け係数を乗算した値の比に応じて、各優先度の前記無線リソース割当数を決定する工程である、
    線通信方法。
  6. 複数の無線リソースを有する無線フレームを使用して、無線基地局装置と少なくとも1つの無線移動局装置とが無線通信を行う無線通信システムにおいて、
    前記無線移動局装置が、未送信データの送信バッファ量およびデータ毎の優先度を少なくとも含む送信情報を、前記無線基地局装置に送信する送信工程と、
    前記無線基地局装置が、前記送信情報に基づいて、前記無線移動局装置の前記未送信データが優先度毎に使用する無線リソース割当数を決定する決定工程と、
    前記無線移動局装置が、少なくとも前記無線リソース割当数を含む割当情報を受信する受信工程と、
    前記無線移動局装置が、前記割当情報に基づいて、前記未送信データを優先度毎に前記無線リソースに割り当てる割当工程とを備え、
    前記決定工程は、前記無線移動局装置の前記未送信データが、全優先度について少なくとも1つの前記無線リソースが1無線フレーム内に割り当てられるように、前記無線リソース割当数を決定する工程であり、
    無線基地局装置と複数の無線移動局装置とが無線通信を行う無線通信システムにおいて、
    前記送信工程の前に、前記無線基地局装置が、複数の前記無線移動局装置のうちのいずれか1つのみの前記無線移動局装置に対し、当該無線移動局装置が前記無線基地局装置の圏内に位置しているか否かを確認するための在圏確認要求メッセージを送信する確認要求工程をさらに備える、
    線通信方法。
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