JP6251383B2 - 債務不履行となる企業の蓋然性の計算 - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、2013年5月2日出願の米国仮特許出願第61/818,784号の優先権を主張し、その内容全体が参照によって本明細書に組み込まれる。
本開示は、予測採点法の分野に属し、より詳細には信用力の採点の分野に関する。
この節に記載された手法は、追求され得るが、必ずしも従来考えられ、又は追求された手法ではない。したがって、この節に記載された手法は、本出願の特許請求の範囲に対して従来技術ではないことがあり、この節に包含することによって、従来技術とは認められない。
信用力スコアは企業に対する遅延支払の蓋然性を割り当てる、即ち債務不履行の蓋然性を割り当てる。2種類の信用力スコア、即ち判断的及び統計的信用力スコアがある。判断的スコアは、顧客信用調査管理者の判断及び経験に基づいて顧客信用調査管理者が作成する。統計的スコアは、企業の信用力価値を表すためのそのような企業の信用調査書記録の統計的解析の結果である。
統計において、回帰分析は、変数間の関係を推定するための統計的処理である。回帰分析は、従属変数と1つ又は複数の独立変数との間の関係に焦点を当てる場合、いくつかの変数をモデル化し分析する技法を含む。回帰分析は、独立変数のいずれか1つが変更される場合、その他の独立変数が固定されながら従属変数の典型的な値が、どのように変化するかを理解するのに役立つ。
回帰分析の精度は、部分的に、使用されるモデルの形態、及び独立変数の選択に依存する。即ち、適格なモデル及び独立変数の適切な選択によって、より正確な結果が得られ得る。
信用力の採点のための分析すべきデータは、一般にデータベースに記憶される。生成され、記憶され、処理される今日のデータ量の増加に起因して、運用データベースは、運用効率のために、構成され、分類され、フォーマット化される(例えば、処理量、処理速度、記憶保持能力)。これらの運用データベースに見出される生データは、しばしば経営分析者及び意思決定者にとって困惑させ理解できないように思われる数字及びコードの行及び列として存在する。更に、現代のデータベースに記録される生データの範囲及び膨大さは、有用な情報を検索することを困難にする。
したがって、回帰分析のためにモデルを開発し、独立変数を識別し選択するために1つ又は複数のデータベースからのデータを分析する技法が必要である。
本開示の目的は、回帰分析のためにモデルを開発し、かつ独立変数を識別し選択するために1つ又は複数のデータベースからのデータを分析する技法を提供することである。
本開示のさらなる目的は、モデルを利用して、対象企業に関連するデータを評価して対象企業の信用力スコアを生成する技法を提供することである。
これらの目的を実現するために、コンピュータを使用して、(a)データソースから電子通信により企業の記述子を受信すること、(b)前記記述子をデータベースのデータと整合させ、これにより整合を生成すること、この時前記データは前記企業の固有の識別子を含み、(c)ログに前記固有の識別子を含む信号を保存することと、(d)前記ログにおいて前記固有の識別子を含む信号量を計数し、これにより前記固有の識別子に対する前記信号数を生成することと、(e)前記信号数に基づいて前記企業の信用力スコアを計算することと、を含む操作を実行する方法が提供される。本方法を実行するシステム、及びプロセッサを制御して本方法を実行する記憶装置も提供される。
本開示の技法の使用のためのシステムのブロック図である。
図1のシステムの処理モジュールのブロック図である。
図2の処理モジュールの構成要素である活動信号発生器のブロック図である。
図2の処理モジュールの構成要素である売掛金処理モジュールのブロック図である。
図4の売掛金処理モジュールにより実行される例示的仮計算をリストする表の説明図である。
図2の処理モジュールの構成要素であるモデル発生器のブロック図である。
図5のモデル発生器により生成される第1の例示的モデル開発データセットをリストする表の説明図である。
図5のモデル発生器により生成される第2の例示的モデル開発データセットをリストする表の説明図である。
図2の処理モジュールの構成要素である採点処理のブロック図である。
図6の採点処理により採点される単一の企業のスコアカードの例を示す表である。
2つ以上の図面に共通の構成要素又は特徴は、それぞれの図面において同一の参照番号によって示される。
本開示は、支払を遅滞している対象企業の蓋然性を計算するためのシステム及び方法を提供する。システム及び方法は、蓋然性の割当てが実験的に導出され、実験的に実証され得る統計的スコアを利用する。蓋然性は、本明細書において活動信号として参照される、対象企業の不払い活動に関係するデータに基づいて計算される。活動信号は、他の企業により行われる記録維持処理から導出される。遅滞している対象企業の蓋然性は、対象企業に関する遅延支払とデータとの間の関係を見出す数理的技法から導出される。システムにより開発され利用されるモデルは、著しく遅滞している企業の不良の業績の定義を与える。採点処理は、モデルを利用して、対象企業のスコアを生成する。
図1は、本明細書に開示された技法を使用するためのシステム100のブロック図である。システム100は、(a)コンピュータ105と、(b)ネットワーク150を介してコンピュータ105に通信可能に結合され、集合的にデータソース145呼ばれる、データソース145−1、145−2〜145−Nとを備える。
ネットワーク150は、データ通信ネットワークである。ネットワーク150は、私設ネットワーク又は公衆ネットワークであってもよく、
(a)例えば、部屋をカバーするパーソナルエリアネットワーク、(b)例えば、建物をカバーするローカルエリアネットワーク、(c)例えば、キャンパスをカバーするキャンパスエリアネットワーク、(d)例えば、都市をカバーするメトロポリタンエリアネットワーク、(e)例えば、大都市圏、広域境界又は国境にわたって接続する領域をカバーする、ワイドエリアネットワーク、又は(f)インターネットのうちのいずれか又は全てを含み得る。通信は、電子信号及び光信号によりネットワーク150を介して行われる。
データソース145のそれぞれは、企業についての情報、即ち、データを備える実体、組織又は推移である。データソース145の例は、企業登記、電話帳、職員データ、売掛金請求書レベルの支払データ、他の企業についての引き合いを含む。
コンピュータ105は、データソース145からのデータを処理し、また、売掛金データ130、詳細取引データ135、及び企業参照データ140として本明細書において指定されたデータを処理し、活動信号データ(ASD)160及びスコア165として指定されるデータを生成する。
売掛金データ130は、商品又はサービスを他の企業に提供した複数の企業から取得した売掛金データ、又は支払猶予期間である。対象となる企業についての売掛金データ130は、商品又はサービスの対象となる企業への納入業者から取得される。例えば、会社Bが、会社Aへの商品又はサービスの納入業者であると仮定する。会社Bは、その帳簿に会社Aから支払われるべき売掛金額を示す。実際に、会社Aへ商品又はサービスを提供する会社が多数ある可能性があり、したがって、会社Aに対する売掛金データは、これらの多くの会社からの会社Aについての売掛金データを含むであろう。
詳細取引データ135は、対象となる企業についての他のデータであり、売掛金データ130から導出され得る。詳細取引データ135の例は、支払期日を6か月過ぎたアカウントの数及び未払い額合計を含む。
企業参照データ140は、企業を記述するデータである。例えば、対象企業について、企業参照データ140は、対象企業の固有の識別子、企業情報、財務諸表、従来の取引データを含むであろう。固有の識別子は、一意的に対象企業を識別する識別子である。データ汎用番号付システム(DUNS)の数字は、したがってそのような固有の識別子として働く。企業情報は、従業員数、操業年数、事業が分類される業界、例えば小売りなどの企業に関する情報である。財務諸表は、流動比率、即ち、(現在資産−在庫)/現在債務、及び債務合計額などの財務情報である。従来の取引データは、支払期日を30日以上過ぎた額、支払期日を30日以上過ぎた支払経験の数、順調な支払経験の数などの情報である。
ASD160は、会社についての情報を含むデータ構造であり、この情報はデータソース145から取得されるデータから導出される。一般に、対象となる企業に関して、ASD160は、対象となる企業に関連する他の会社による支払動向のレベルを示す。
スコア165は、信用力スコアが付与される企業の信用力価値を示す信用力スコアである。
売掛金データ130、詳細取引データ135、企業参照データ140、ASD160及びスコア165は、1つ又は複数のデータベースに記憶される。1つ又は複数のデータベースは、単一の記憶装置、又は複数のそれぞれ独立した記憶装置を有する分散記憶システムとして構成され得る。システム100においては、1つ又は複数のデータベースは、コンピュータ105に直接結合したものとして示されるが、ネットワーク150により、コンピュータ105から遠隔に配置され、コンピュータ105に結合され得る。
コンピュータ105は、ユーザーインターフェース110、プロセッサ115、プロセッサ115に結合されたメモリ120を含む。コンピュータ105は、本明細書においてはスタンドアロン装置として示されるが、そのように限定されず、むしろ分散処理システムにおいて他の装置(図示せず)に結合し得る。ユーザーインターフェース110は、使用者が情報及び命令選択をプロセッサ115に伝達することを可能にするための、キーボード又は音声認識サブシステムなどの入力装置を含む。
ユーザーインターフェース110はまた、表示装置若しくはプリンタ、又は音声合成器などの出力装置を含む。マウス、トラックボール、又はジョイスチックなどのカーソル制御は、使用者が追加の情報及び命令選択をプロセッサ115に伝達するために表示装置上でカーソルを操作することを可能にする。
プロセッサ115は、命令に応答し命令を実行する論理回路で構成される電子装置である。
メモリ120は、コンピュータプログラムにより符号化された有形のコンピュータ可読記憶装置である。この点に関連して、メモリ120は、プロセッサ115の動作を制御するためのプロセッサ115により可読かつ実行可能なデータ及び命令、即ちプログラムコードを記憶する。メモリ120は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、ハードドライブ、読み出し専用メモリ(ROM)、又はそれらの組合せで実装され得る。メモリ120の構成要素のうちの1つは、処理モジュール125である。
処理モジュール125は、プロセッサ115によって可読であり、プロセッサ115を制御して企業の採点を実行する、即ち債務不履行の蓋然性を割り当てることによって企業を評価する命令のモジュールであり、債務不履行の蓋然性は、遅滞のスコア、即ちスコア165に変換される。処理モジュール125は、ユーザーインターフェース110に結果を出力し、またネットワーク150を介して遠隔装置(図示せず)に出力を向け得る。
本文書において、処理モジュール125又はその下位の処理によって実行される動作を説明する。しかしながら、実際には動作がコンピュータ105によって実行され、より具体的にはプロセッサ115によって実行される。
用語「モジュール」は、本明細書において使用され、独立型構成要素又は複数の下位の構成要素の統合された構成のいずれかとして具現化され得る機能的動作を指す。したがって、処理モジュール125は、単一のモジュール又は互いに協働して動作する複数のモジュールとして実装され得る。更に、本明細書において処理モジュール125は、メモリ120にインストールされ、したがってソフトウェアに実装されるように記載されるが、ハードウェア(例えば、電子回路)、ファームウェア、ソフトウェア、又はそれらの組合せのいずれにも実装され得る。
処理モジュール125は、すでにメモリ120にロードされていると示されるが、メモリ120への後続のロードのために記憶装置199上に構成され得る。記憶装置199は、処理モジュール125をコンピュータ可読記憶媒体の上に記録する有形の該コンピュータ可読記憶媒体である。記憶装置199の例は、コンパクトディスク、磁気テープ、読み出し専用メモリ、光記憶媒体、ハードドライブ又は複数の並列ハードドライブからなるメモリユニット、及びユニバーサルシリアルバス(USB)フラッシュドライブを含む。代替として、記憶装置199は、ランダムアクセスメモリ、又は遠隔の記憶システムに配置され、ネットワーク150を介してコンピュータ105に結合される他のタイプの電子記憶装置であり得る。
実際に、データソース145、売掛金データ130、詳細取引データ135、及び企業参照データ140は、多くの、例えば数百万のデータ項目を表すデータを含む。したがって、実際に、データは人によって処理され得ず、代わりに、コンピュータ105などのコンピュータを必要とする。
図2は、処理モジュール125のブロック図である。処理モジュール125は、いくつかの下位のモジュール、即ち、活動信号データ(ASD)発生器205、売掛金(A/R)処理210、モデル発生器215、及び採点処理220を含む。手短には、
(a)ASD発生器205はデータソース145からのデータを分析し、ASD160を生成し、ASD160は、上述のように、対象となる企業に関連する、他の会社による、対象となる企業に関する支払動向のレベルを示し、
(b)A/R処理210は、対象企業の納入業者からの売掛金データ130を分析し、対象企業が、債務の支払に関して良好な資産状態にあるかどうか、又は債務の支払を遅滞しているかどうかを示す重みを生成し、
(c)モデル発生器215は、様々な企業データ、ASD160、及びA/R処理210からの重みを処理し、これらに基づき企業を採点するモデルを生成し、
(d)採点処理220は、モデル発生器215からのモデルを利用して、スコア165を生成する。ASD発生器205、A/R処理210、モデル発生器215、採点処理220のそれぞれは、以下に更に詳細に説明される。
図3は、上述のようにデータソース145からのデータを分析するとともに、ASD160を生成するASD発生器205のブロック図である。ASD発生器205は、整合処理305、ロギング処理310、及びアグリゲータ315を含む。
上述のデータソース145は、企業についての情報、即ちデータを備える企業実態、組織、又は推移である。データのフォーマットは、システム100の動作には特には関連しないが、例示の目的で、データが記録に整理されることを仮定する。記述子301は、そのような記録の例であり、企業の様々な態様を記述するデータ、例えば、名称、住所、電話番号である。実際に、記述子301は、そのような多くの態様を含む。
整合処理305は、データソース145から、記述子301を受信し、又はその他の方法で取得し、記述子301をデータ企業参照データ140のデータと整合させる。
記述子301の属性は、一定ではない方法でデータソース145に企業ごとに取り込まれる。コンピュータ105は、利用可能な記述子301の情報を使用し、それに基づいて情報を最適な整合にする。例として、最も正確な整合を達成するための最大限必要な情報は、企業の名称及びその電話番号の情報を有することであると考えてみる。例示的なデータソース145−2及び記述子301は、企業名称のみについての情報を提供した。これは、整合の精度を限定するが、コンピュータ105は、記述子301から情報を取り出し、データベース140を検索して最も高い達成可能な精度及び整合で企業の記録を見出す。
上述の企業参照データ140は企業を記述するデータである。企業参照データ140は、記録に整理される。そのような1つの記録、即ち記録340は、代表的な例である。記録340は、固有の識別子341、企業情報342、財務諸表343、及び従来の取引データ344を含む。
本明細書において使用される整合とは、データ記憶装置からデータを検索すること、例えば、所与の照会に最良に整合する記録をデータベースから検索することを意味する。したがって、整合処理305は、企業参照データ140から記述子301に最良に整合するデータを検索する。
最良の整合は、必ずしも正しい整合とは限らないので、整合を見出すと、整合処理305はまた、正しい整合の信頼度のレベルを示す信頼度コードを提供する。例えば、5の信頼度コードは、整合がほとんど正しいこと、また1の信頼度コードは、正しい整合の比較的低い確実性を有することを示し得る。
整合処理305は、整合を見出すと、
(a)データが受信されたソースの識別、
(b)整合がなされた時間(日付を含む)、
(c)固有の識別子341、及び
(d)信頼度コード
を含む信号306を生成する。
ロギング処理310は、信号306を受信し、この信号をメタデータ320として本明細書において指定されるログに入力する。
実際に、ASD発生器205、又は下位の処理、即ち、整合処理305、ロギング処理310、及びアグリゲータ315は、データソース145からの複数の記述子を処理するように処理ループにおいて動作するであろう。したがって、整合処理205は、複数の信号を生成するであろうが、ここで信号306はそのような信号の1つに過ぎない。
表1は、いくつかの例示的メタデータ320をリストする。
Figure 0006251383
例えば、表1の行1は、整合処理305が第1の信号、即ち信号1を生成したことを示し、第1の信号は、整合処理305が、時間t0でデータソース145−2からの記述子301を企業参照データ140のデータに整合させたことを示す。この整合は、記述子301が固有の識別子00000001によって識別される企業に関係し、整合が2の信頼度コードを有することを示す。実際に、メタデータ320は、多くの、例えば何百万のデータ行を含むであろう。
アグリゲータ315は、データをメタデータ320から集約して、ASD160を生成する。より具体的には、アグリゲータ315は、ある期間、即ち期間312に属するメタデータ320を考慮し、各固有の識別子に対して閾値313以上の信頼度コードを有する信号の全数、及び整合の全数を維持する。したがって、対象企業について、ASD160は、固有の識別子330、信号数335、及び信頼度コード(CC)整合336を含む。信号数335は、期間312中に整合した特定の固有の識別子に対する全信号数である。CC整合336は、閾値313以上の信頼度コードを有するそのような整合の全数である。
例えば、表1を参照して、期間312がt0〜t4の期間を定義し、閾値313が3の閾値の値を定義すると仮定する。表2は、ASD160に対応する例示的データをリストする。
Figure 0006251383
表2は、t0〜t4の期間中、固有の識別子00000001について、3つの全信号(表1、信号1、3及び4を参照)があり、そのような3つの信号のうち、3以上の信頼度コードを有する2つが整合した(表1、行3及び4を参照)。表2には示していないが、ASD160は、信号306から導出された他の情報、例えば閾値313以上の信頼度コードを有する最大数の整合から得られたデータを提供したデータソース145の識別を含み得る。実際に、期間312は、ASD発生器205がかなりの数の事象を寄せ集めることを可能にする長さ、例えば12か月であろう。したがって、ASD160は、多くの、例えば数百万のデータ行を含むであろう。
図4は、A/R処理210のブロック図であり、A/R処理210は、上述のように、対象企業の納入業者からの売掛金データ130を分析し、対象企業が、債務の支払について良好な資産状態にあるか、又は債務の支払を遅滞しているかどうかを示す重みを生成する。
実行中、A/R処理210は仮計算418を生成する。図4Aは、例示的仮計算418をリストする表、即ち表450を示す。
A/R処理210はステップ405で始まる。
ステップ405において、A/R処理210は、固有の識別子330によって識別される対象企業に対する売掛金データ130を取得する。より具体的には対象企業の各納入業者、即ち債権者に対して、A/R処理210は、対象企業から納入業者に支払うべき残高、及び支払期日を過ぎた残高の額、例えば、支払期日を91日以上過ぎた残高の額を取得する。この情報は、仮計算418に記憶される。
表450は、例えば、対象企業が(a)納入業者−1から$100,000を借入れ、そのうち、支払期日を91日以上過ぎたものが$0であり、(b)納入業者−10から$1,000,000を借入れ、そのうち支払期日を91日以上過ぎたものが$150,000であることを示している。
ステップ405から、A/R処理210は、ステップ410に進む。
ステップ410において、A/R処理210は対象企業による借入残高合計、及び支払期日を91日以上過ぎた残高合計の額を計算する。この情報は、仮計算418に記憶される。表450は、例えば、(a)借入残高合計が$1,900,000であり、(b)残高合計のうち$180,000が支払期日を91日以上過ぎていることを示す。
ステップ410から、A/R処理210はステップ415に進む。
ステップ415において、A/R処理210は不履行率を計算し、リスクのあるアカウントを識別する。
対象企業の信用力を評価する一技法は、
(b)借入残高合計に対する(a)支払期日を過ぎた残高合計の比率を計算することである。この比率が、特定の値、例えば、0.10を超える場合、例えば10%を超える特定のパーセントが支払期日を過ぎていることを示す場合、対象企業は、不良の信用リスクとして等級別にされる。表450に示されたデータを使用して、
支払期日を過ぎた残高合計/借入残高合計=180,000/1,900,000=0.095 式1
式1は、10%未満が支払期日を過ぎており、対象企業は不良の信用リスクとして等級別にされないことを示している。
しかしながら、対象企業は、あるサービス納入業者について良好な条件であり得るが、別のサービス納入業者については支払が遅延し得る。この問題に対処するために、A/R処理210は、各個々の納入業者に対する支払遅延を検討し、これにより不良の信用リスクの定義に異なる遅滞の程度を組み入れる。より具体的には、納入業者ごとに、A/R処理210は、式2に示すように(b)借入残高に対する(a)期限を過ぎた残高の不履行率を計算する。不履行率が特定の値、例えば0.10を超える場合、そのような納入業者を有する対象企業のアカウントは、不良の信用リスクと識別される。
不履行率=支払期日を過ぎた残高/借入残高 式2
納入業者−5については、
不履行率=25,000/100,000=0.25 式3
納入業者−10については、
不履行率=150,000/1,000,000=0.15 式4
したがって、納入業者−5及び納入業者10については、対象企業のアカウントは、不良の信用リスクとして等級別にされる。
ステップ415から、A/R処理210はステップ420に進む。
ステップ420において、対象企業に対して、A/R処理210は「良好」の重み425、及び「不良」の重み430を計算する。
「良好」の重み425を計算するために、A/R処理210は、納入業者のアカウントが良好である、即ち適切な締高と示される納入業者への借入額合計を計算し、次いで、(b)借入残高合計に対する(a)適切な締高の比率を計算する。表450に示される本例では、適切な締高は、納入業者−1,2,3,4,6,7,8及び9に対する借入合計である。ここで、良好合計=800,000であり、
「良好」の重み=良好合計/借入残高合計=800,000/1,900,000=0.42 式5
「不良」の重み430を計算するためにA/R処理210は、アカウントが不良であると示される納入業者への借入額合計、即ち不適切な締高を計算し、次いで、(b)借入残高合計に対する(a)不適切な締高の比率を計算する。表450に示す本例においては、不適切な締高は、納入業者5及び10に対する借入額合計である。ここで、不適切な締高=1,100,000であり、
「不良」の重み=不適切な締高/借入残高=1,100,000/1,900,000=0.58 式6
「良好」の重み及び「不良」の重みの合計は1である、即ち0.42+0.58=1であることに留意されたい。これらの重みはまた、例えば100のスケール上でスケールされ得、本例では、「良好」の重みが値42をとり、「不良」の重みが値58をとる。
アカウントレベルの企業支払行動を見ることが、企業の借入額合計に対する未払残高の重み付けを可能にし、このことが複数の納入業者に対する真の企業業績及び企業の傾向を獲得する。
図5は、モデル発生器215のブロック図であり、モデル発生器215は、上述のように、様々な企業データ、ASD160、及びA/R処理210からの重みを処理し、それらに基づいて、企業を採点するモデルを生成する。モデル発生器215は、ステップ505により始まる。
ステップ505において、モデル発生器215は、企業参照データ140、詳細取引データ135、ASD160、「良好」の重み425、及び「不良」の重み430を受信し、モデル開発データセット510を構築する。
図5Aは、第1の例示的モデル開発データセット510を示す表、即ち表550の解説図である。
表550は、
(1)固有の識別子
(2)予測子:
(a)企業情報(BI)342、
(b)財務諸表(FS)343、
(c)従来の取引データ(TTD)344、
(d)詳細取引(DT)データ135、
(e)信号数(NS)335、及び
(f)信頼度コード整合(CCM)336、
(g)「良好」の重み(GW)425、及び
(h)「不良」の重み(BW)430、並びに
(3)不良リスク指標(BRI)
をリストするヘッダ行を有する。
表550では、各固有の識別子が対象企業を識別する。例えば、対象企業は、固有の識別子00000001に対応する。予測子は、対象企業を特徴づけるデータ項目である。任意の数の固有の識別子、及び任意の数の予測子があり得、実際には、多くの、例えば数百万の固有の識別子があるであろうし、多くの、例えば数百の予測子があるであろう。更に、実際には、表550の予測子のそれぞれは、複数の予測子を表す。例えば、実際には、企業情報の単一の列の代わりに、従業員数、操業年数、業界の列があるであろう。予測子は、回帰分析の独立変数とみなされる。例えば、信号数(NS)335、信頼度コード整合(CCM)336、「良好」の重み(GW)425、「不良」の重み(BW)430のそれぞれは独立変数であることに留意する。
また表550では、対象企業の「良好」の重みがその「不良」の重みよりも小さい場合、対象企業が例えば、不良のリスクであるととみなされる場合、不良のリスク指標(BRI)として示される列のセルは値「1」を含む。対象企業が、不良のリスクでないととみなされる場合、セルは、値「0」を含む。良好なリスク又は不良のリスクの指示は、予測子の所望の任意の組合せに基づき得る。不良のリスク指標は、回帰分析の目的のために従属変数とみなされる。
統計的モデルにおける従属変数は、複数の予測子、即ち独立変数を使用して予測しようとする測定である。このようにして、モデル発生器215は、対象企業と納入業者との間の債務上の良好な支払行動と不良の支払行動とを区別して、従属変数、この場合には不良のリスク指標を定義する。
図5Bは、第2の例示的モデル開発データセット510を示す表、即ち、表560の解説図である。
表560は、
(1)固有の識別子、
(2)予測子:
(a)信号数(NS)335、及び
(b)「不良」の重み(BW)430
をリストするヘッダ行を有する。
例えば、信号数(NS)335、「不良」の重み(BW)430のそれぞれは、独立変数であることに留意する。表560の場合、不良のリスク指標、即ち従属変数は、「不良」の重み(BW)430から導出され得る。例えば、「不良」の重みが0.50以上の場合、不良のリスク指標は1と想定される。
ステップ505から、モデル発生器215はステップ515へ進む。
ステップ515において、モデル発生器215はモデル開発データセット510について回帰分析を実行し、回帰モデル、即ちモデル520を生成する。式7は、モデル520の一般式である。
スコア=C1(予測子1)+C2(予測子2)+...+Cm(予測子m) 式7
したがって、モデル520は、一連の変数、及び変数ごとに計算される係数からなる式である。例えば、モデル開発データセット510が表560に示すようなものである場合、信号数(NS)335及び「不良」の重み(BW)430、即ち独立変数は、式7において予測子として働く。
図6は採点処理220のブロック図であり、採点処理220は、上述のように、モデル発生器215からのモデルを利用して、スコア165を生成する。採点処理220は、ステップ610で始まる。
ステップ610において、採点処理220は、モデル開発データセット510からデータを取得し、モデル520を取り入れる。ステップ610から、採点処理220はステップ620へ進む。
ステップ620において、採点処理220は、ステップ610から取り入れられたモデルを評価し、こうしてスコア165を生成する。取り入れられたモデル520が特定の独立変数、例えば信号数(NS)335を含む場合、スコア165は、そのような独立変数に基づく、即ちそのような独立変数の関数となるであろう。
図7は、採点処理220にしたがって採点される単一の企業のスコアカードの例を示す表700である。予測子の例示的リスト、即ち要因は、各予測子からの点がどのようにして合計スコアに累積するのかを示す。生のスコアは、母集団分布に基づいて定義されたパーセンタイル点、及びクラス値に変換される。パーセンタイルは、1〜100の範囲を有し、ここで「100」は最も低いリスクを意味する。パーセンタイルは、母集団のスコア分布に基づいて作成される。パーセンタイルは、全母集団に対してランクを生成する。1〜5の範囲で定義される例のようなクラスは、全母集団の記録の分布に基づいて生成される。最もリスクが低い母集団の10%はクラス1であり、次の20%はクラス2に割り当てられる。中間の40%はクラス3である。母集団の20%は、クラス4に等級別にされる。最もリスクが高い母集団の10%は、クラス5に割り当てられる。プロセッサ115は、表700を含む報告を作成し、この報告をユーザーインターフェース110によりコンピュータ105の使用者に、又はネットワーク150により遠隔の装置(図示せず)の使用者に送る。
試算の操作において、全部で3,300,000の企業が使用されて、モデル520が開発された。これらの企業について報告された取引は、2つの分類、即ち支払期日が91日未満として定義される「良好」、及び著しく遅滞していると定義され実質的に支払期日を91日以上過ぎている「不良」のうちのいずれか1つに等級別にされた。良好なアカウントは、その債務において期限までに又は最小限の遅延で支払われる。モデル開発の際、各企業は、「良好」な取引、及び「不良」の取引のパーセンテージに基づいて重み付けされた。例えば、特定の企業について、借入額合計の30%が支払期日を91日以上過ぎており、支払期日が91日未満のものが70%である場合、この会社は70%の「良好」、及び30%の「不良」と重み付けられる。3,300,000の母集団のうち、これらの企業に関係する営業勘定の約10.2%が「不良」、又は著しく遅滞していた。
モデル開発処理において、データは、観測ウィンドウ及び実行ウィンドウとして指定される最低限2つの期間から収集された。観測ウィンドウは、全ての識別データ及び特性データが収集される期間を定義する。実行ウィンドウは、企業の支払行動を審査するためにアカウントが追跡される時間の長さを定義する。データのスナップショットは、モデルが開発されるとともに、他の何らかの時間フレームを表す時間フレームを表す。予測変数又は独立変数は、組み合わせて、同様の特性の異なるグループの記録を等級別にする成果及びセグメンテーションスキームを定義し得、このスナップショットから定義される。
例示的実施形態において、使用された観測スナップショットは2011年2月であり、実行スナップショットは2011年3月から2012年2月までの12か月であった。観測ウィンドウデータから、大量のデータ解析が行われて統計的に著しい遅滞を予測するための最も重要な要因である変数決定し、それぞれに適した重みを計算した。
システム100は、メタデータから定義される内部企業活動データ、及び取引データの細分のレベルを使用して予測子を生成する。操作手順についての生成されたメタデータ320からのデータは、我々のモデルにおける、特に限定された取引活動の記録、又は取引活動がない記録に対して有意の予測子であることを見出した。また、詳細取引データを使用して、良好な支払行動と不良の支払行動とをよりよく区別した。データソースは、1セットの有意の予測子をもたらした。
本明細書において記載される技法は、例示的であり、本開示に対して特定の限界を示唆するように解釈されるべきではない。様々な代替、組合せ、及び修正は、当業者によって考案され得ることが理解されるはずである。例えば、本明細書における処理に関係するステップは、別段にステップ自体によって特定又は規定されない限り任意の順番で実行され得る。
用語「備える(comprises)」又は「備える(comprising)」は、表明された特徴、整数、ステップ又は構成要素の存在を特定すると解釈されるが、1つ又は複数の他の特徴、整数、ステップ又は構成要素又はそれらのグループの存在を除外するものではない。「a」及び「an」という用語は、不定冠詞であり、したがって、複数の冠詞を有する実施形態を除外しない。

Claims (7)

  1. コンピュータが、
    データソースから電子通信により企業の記述子を受信すること、
    前記記述子をデータベースのデータと整合させ、これにより整合を生成することと、この時前記データは前記企業の固有の識別子を含み、
    記固有の識別子と前記整合の生成された前記整合に対応する時間を含む信号を、ログに保存することと、
    前記固有の識別子を含み、かつ前記対応する時間が特定のある期間に属することを示す、前記ログにおける信号量を計数し、これにより前記固有の識別子の信号数を生成することと、
    データセットに独立変数として前記信号数を含めることと、
    前記企業の複数の納入業者のそれぞれに関連するデータベースから、(a)前記企業から前記納入業者に支払われるべき残高を取得し、これにより前記納入業者に対する借入残高を生成し、かつ(b)支払期日を過ぎた前記借入残高の額を取得し、これにより前記納入業者に対する支払期日を過ぎた残高を生成することと、
    前記企業による前記複数の納入業者に対する借入合計を計算し、これにより借入残高合計を生成することと、
    前記納入業者ごとに、(b)前記納入業者に対する前記借入残高に対する(a)前記納入業者に対する支払期日を過ぎた前記残高を計算し、これにより前記納入業者に対する対応する不履行率を生成することと、
    前記企業が、不履行率の閾値よりも高い、対応する不履行率を有する前記納入業者のそれぞれに関して不良の信用リスクであることを指定し、これによりアカウントが不良であると指定された納入業者のセットを生成することと、
    アカウントが不良であると指定された前記納入業者のセットに対する借入額合計を計算し、これにより不適切な締高を生成することと、
    (b)前記借入残高に対する(a)前記不適切な締高の比率を計算し、これにより「不良」の重みを生成することと、
    前記「不良」の重みを前記データセットにおいて独立変数として含むことと、
    前記データセットを回帰分析し、これによりモデルを生成することと、
    前記企業の信用力スコアの計算に前記モデルを利用することと、
    を含む操作を実行する、方法。
  2. 前記整合させることはまた、前記整合が正しいという信頼度のレベルを示すコードを生成し、
    前記操作はまた、
    前記コードを前記ログに保存することと、
    (a)前記ログにおいて前記固有の識別子を含み、かつ(b)前記信頼度のレベルが特定の信頼度のレベル閾値以上であることを指示する信号量を計数し、これにより前記固有の識別子に対する信頼度のある整合のカウントを生成することと、
    前記データセットにおける独立変数として前記固有の識別子に対する前記信頼度のある整合のカウントを含むことと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. プロセッサと、
    前記プロセッサにより可読の命令であって、
    データソースから電子通信により企業の記述子を受信し、
    前記記述子をデータベースのデータと整合させ、これにより整合を生成し、前記データは、前記企業の固有の識別子を含み、
    記固有の識別子と前記整合の生成された前記整合に対応する時間を含む信号を、ログに保存し、
    前記固有の識別子を含み、かつ前記対応する時間が特定のある期間に属することを示す、前記ログにおける信号量を計数し、これにより前記固有の識別子の信号数を生成し、
    データセットに独立変数として前記信号数を含め、
    前記企業の複数の納入業者のそれぞれに関連するデータベースから、(a)前記企業から前記納入業者へ支払うべき残高を取得し、これにより前記納入業者に対する借入残高を生成し、かつ(b)支払期日を過ぎた前記借入残高の額を取得し、これにより前記納入業者に対する支払期日を過ぎた残高を生成し、
    前記複数の納入業者に対する前記企業による借入合計を計算し、これにより借入残高合計を計算し、
    前記納入業者ごとに、(b)前記納入業者に対する前記借入残高に対する(a)前記納入業者に対する支払期日を過ぎた前記残高の比率を計算し、これにより前記納入業者に対する対応する不履行率を生成し、
    前記企業が、不履行率閾値よりも高い、対応する不履行率を有する前記納入業者のそれぞれに関して不良の信用リスクであることを指定し、これによりアカウントが不良と指定された納入業者のセットを生成し、
    前記アカウントが不良と指定された前記納入業者のセットに対する借入額合計を計算し、これにより不適切な締高を生成し、
    (b)前記借入残高合計に対する(a)前記不適切な締高の比率を計算し、これにより「不良」の重みを生成し、
    前記データセットにおいて独立変数として前記「不良」の重みを含み、
    前記データセットを回帰分析し、これによりモデルを生成し、
    前記企業の信用力スコアの計算に前記モデルを利用する、メモリと、
    を備えるシステム。
  4. 前記整合を実行する前記命令はまた、前記プロセッサを制御して、
    前記整合が正しいという信頼度のレベルを指示するコードを生成し、
    前記命令はまた、前記プロセッサを制御して、
    前記コードを前記ログに保存し、
    (a)前記固有の識別子を前記ログに含み、かつ(b)前記信頼度のレベルが特定の信頼度レベルの閾値以上であることを指示する信号量を計数し、これにより前記固有の識別子に対する信頼度の整合のカウントを生成し、
    前記データセットにおける独立変数として前記固有の識別子に対する前記信頼度の整合の前記カウントを含む、
    請求項に記載のシステム。
  5. コンピュータに、プロセッサを制御して、
    データソースから電子通信により企業の記述子を受信し、
    前記記述子をデータベースのデータと整合させ、これにより整合を生成し、前記データは、前記企業の固有の識別子を含み、
    記固有の識別子と前記整合の生成された前記整合に対応する時間を含む信号を、ログに保存し、
    前記固有の識別子を含み、かつ前記対応する時間が特定のある期間に属することを示す、前記ログにおける信号量を計数し、これにより前記固有の識別子の信号数を生成し、
    データセットに独立変数として前記信号数を含め、
    前記企業の複数の納入業者のそれぞれに関連するデータベースから、(a)前記企業から前記納入業者へ支払うべき残高を取得し、これにより前記納入業者に対する借入残高を生成し、かつ(b)支払期日を過ぎた前記借入残高の額を取得し、これにより前記納入業者に対する支払期日を過ぎた残高を生成し、
    前記複数の納入業者に対する前記企業による借入合計を計算し、これにより借入残高合計を生成し、
    前記納入業者ごとに、(b)前記納入業者に対する前記借入残高に対する(a)前記納入業者に対する支払期日を過ぎた前記残高の比率を計算し、これにより前記納入業者に対する対応する不履行率を生成し、
    前記企業が、不履行率閾値よりも高い、対応する不履行率を有する前記納入業者のそれぞれに関して不良の信用リスクであることを指定し、これによりアカウントが不良と指定された納入業者のセットを生成し、
    前記アカウントが不良と指定された前記納入業者のセットに対する借入額合計を計算し、これにより不適切な締高を生成し、
    (b)前記借入残高合計に対する(a)前記不適切な締高の比率を計算し、これにより「不良」の重みを生成し、
    前記データセットにおいて独立変数として前記「不良」の重みを含み、
    前記データセットを回帰分析し、これによりモデルを生成し、
    前記企業の信用力スコアの計算に前記モデルを利用する
    操作を実行させるプログラムを記録した記録媒体。
  6. 前記整合を実行する前記命令はまた、前記プロセッサを制御して、前記整合が正しいという信頼度のレベルを指示するコードを生成し、
    前記命令はまた、前記プロセッサを制御して、
    前記コードを前記ログに保存し、
    (a)前記固有の識別子を前記ログに含み、かつ(b)前記信頼度のレベルが特定の信頼度レベルの閾値以上であることを指示する信号量を計数し、これにより前記固有の識別子に対する信頼度の整合のカウントを生成し、
    前記データセットにおける独立変数として前記固有の識別子に対する前記信頼度の前記整合のカウントを含む、請求項に記載の記憶装置。
  7. コンピュータに請求項1〜のいずれか一項に記載の操作を実行させるためのプログラム。
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