JP6251066B2 - コージェネレーション装置 - Google Patents

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Description

この発明はコージェネレーション装置に関する。
従来より、発電機を駆動する内燃機関と、熱交換器で内燃機関の冷却水と熱交換されて昇温された温水を貯留する貯湯槽とを備えたコージェネレーション装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1記載のコージェネレーション装置は、上記の如く構成することで、発電の際に発生する熱と電気を有効活用できるため、高い省エネ性と光熱費削減効果が期待できる。
特開2009−47338号公報
しかしながら、特許文献1記載のコージェネレーション装置では、熱需要や電気需要があっても貯湯槽が満蓄(満水)状態になると熱回収ができなくなることから、貯湯槽が満蓄状態になった場合には発電機や内燃機関等からなる発電ユニットを停止せざるを得なかった。そのため、発電ユニットを停止したときの熱需要の不足分は併設されたバックアップ用給湯器で補う必要があると共に、発電ユニットを停止したことによって本来発電ユニットで作られるはずの電力を商用から購入しなければならなくなるため、コージェネレーション装置の利点である省エネ性や光熱費削減効果が損なわれるという不都合があった。
従って、この発明の目的は上記した課題を解決し、貯湯槽が満蓄状態になっても、発電ユニットを停止させずに排熱の有効活用が可能なコージェネレーション装置を提供することにある。
上記した課題を解決するために、請求項1にあっては、貯湯槽に貯留される温水を前記貯湯槽の下部から吸入し、循環路を介してそこに配置される第1熱交換器に送って発電装置の排熱と熱交換させた後、前記貯湯槽の上部に循環させる第1ポンプと、圧縮機と四方弁と室外熱交換器と膨張弁と室内熱交換器とを接続して第1冷媒を循環させる第1冷媒回路を有し、前記四方弁で前記第1冷媒の経路を切り替えることによって冷房運転と暖房運転とを選択的に切り替え可能なヒートポンプユニットとを備えるコージェネレーション装置において、前記循環路に配置され、前記循環路の前記第1熱交換器の配置位置よりも上流側を流れる温水を前記第1冷媒回路において前記四方弁と前記室外熱交換器の間を流れる前記第1冷媒と熱交換させる第2熱交換器と、前記循環路の前記第1熱交換器の配置位置よりも下流側と前記第2熱交換器の配置位置よりも上流側とを接続するバイパス路と、前記バイパス路と前記循環路の前記第2熱交換器の配置位置よりも上流側とを接続する接続部に配置されると共に、温水が循環する経路を、前記循環路と前記バイパス路の間で温水が循環する第1経路と前記循環路と前記貯湯槽の間で温水が循環する第2経路のいずれかに切り替え可能な三方弁と、前記貯湯槽が満蓄状態か否か判定する満蓄状態判定手段と、前記ヒートポンプユニットが前記暖房運転を行っているか否か判定する暖房運転判定手段と、前記満蓄状態判定手段と暖房運転判定手段の判定結果に基づいて前記三方弁の動作を制御する三方弁制御手段とを備える如く構成した。
請求項2に係るコージェネレーション装置にあっては、第2冷媒を第2冷媒回路内で循環させる第2ポンプと、前記第2冷媒回路を流れる前記第2冷媒を前記第1冷媒回路において前記四方弁と前記室外熱交換器の間を流れる前記第1冷媒と熱交換させる第3熱交換器とを備えると共に、前記第2熱交換器は、前記循環路の前記第1熱交換器の配置位置よりも上流側を流れる温水を前記第3熱交換器によって熱交換された前記第2冷媒と熱交換させる如く構成した。
請求項に係るコージェネレーション装置にあっては、前記三方弁制御手段は、前記貯湯槽が満蓄状態と判定され、かつ前記ヒートポンプユニットが暖房運転を行っていると判定されるとき、温水が循環する経路を前記第1経路に切り替えるように前記三方弁の動作を制御する如く構成した。
請求項に係るコージェネレーション装置にあっては、前記循環路において前記第1熱交換器の配置位置と前記第2熱交換器の配置位置の間を流れる温水の温度を検出する温度検出手段と、温水が循環する経路を前記第1経路に切り替えるように前記三方弁の動作が制御されたとき、前記検出された温水の温度に基づいて前記第2ポンプの吐出量を制御する第2ポンプ吐出量制御手段とを備える如く構成した。
請求項に係るコージェネレーション装置にあっては、前記第2ポンプ吐出量制御手段は、温水が循環する経路を前記第1経路に切り替えるように前記三方弁の動作が制御され、かつ前記検出された温水の温度が所定温度未満のとき、前記第2ポンプの吐出量を減少させる如く構成した。
請求項に係るコージェネレーション装置にあっては、前記第2ポンプ吐出量制御手段は、温水が循環する経路を前記第1経路に切り替えるように前記三方弁の動作が制御され、かつ前記検出された温水の温度が前記所定温度以上のとき、前記第2ポンプの吐出量を増加させる如く構成した。
請求項1にあっては、温水を貯湯槽の下部から吸入し、循環路を介して第1熱交換器に送って発電装置の排熱と熱交換させた後、貯湯槽の上部に循環させる第1ポンプと、圧縮機、四方弁、室外熱交換器などを接続して第1冷媒を循環させる第1冷媒回路を有し、四方弁で第1冷媒の経路を切り替えることで冷房運転と暖房運転とを切り替え可能なヒートポンプユニットとを備えるコージェネレーション装置において、循環路に配置され、循環路の第1熱交換器の配置位置よりも上流側を流れる温水を第1冷媒回路において四方弁と室外熱交換器の間を流れる第1冷媒と熱交換させる第2熱交換器と、循環路の第1熱交換器の配置位置よりも下流側と第2熱交換器の配置位置よりも上流側とを接続するバイパス路と、バイパス路と循環路の第2熱交換器の配置位置よりも上流側とを接続する接続部に配置され、温水が循環する経路を、循環路とバイパス路の間で温水が循環する第1経路と循環路と貯湯槽の間で温水が循環する第2経路のいずれかに切り替え可能な三方弁とを備える如く構成したので、例えばヒートポンプユニットが暖房運転を行っている場合には、第2熱交換器を介して第1冷媒回路を流れる低温の第1冷媒によって第1熱交換器に流入する温水を降温させることができるため、発電装置を停止させる必要がない。即ち、貯湯槽が満蓄状態になっても、発電装置を停止させずに排熱の有効活用が可能となる。また、貯湯槽が満蓄状態か否かの判定結果とヒートポンプユニットが暖房運転を行っているか否かの判定結果に基づいて三方弁の動作を制御する如く構成したので、上記した効果に加え、貯湯槽が満蓄状態になっても、ヒートポンプユニットの暖房運転により、第1熱交換器に流入する温水を降温させることができ、発電装置を停止させずに排熱の有効活用が可能となる。
請求項2に係るコージェネレーション装置にあっては、第2冷媒を第2冷媒回路内で循環させる第2ポンプと、第2冷媒回路を流れる第2冷媒を第1冷媒回路において四方弁と室外熱交換器の間を流れる第1冷媒と熱交換させる第3熱交換器とを備えると共に、第2熱交換器は、循環路の第1熱交換器の配置位置よりも上流側を流れる温水を第3熱交換器によって熱交換された第2冷媒と熱交換させる如く構成したので、上記した効果に加え、例えば既存のヒートポンプユニットに第2冷媒回路と第3熱交換器を追加するだけで、循環路の第1熱交換器の配置位置よりも上流側を流れる温水と第1冷媒回路において四方弁と室外熱交換器の間を流れる第1冷媒との熱交換を行うことができる。
請求項に係るコージェネレーション装置にあっては、貯湯槽が満蓄状態と判定され、かつヒートポンプユニットが暖房運転を行っていると判定されるとき、温水が循環する経路を第1経路に切り替えるように三方弁の動作を制御する如く構成したので、上記した効果に加え、貯湯槽が満蓄状態になっても、ヒートポンプユニットの暖房運転と温水が循環する経路の切り替えにより、第1熱交換器に流入する温水を一層確実に降温させることができるため、発電装置を停止させずに排熱の有効活用が可能となる。
請求項に係るコージェネレーション装置にあっては、循環路において第1熱交換器の配置位置と第2熱交換器の配置位置の間を流れる温水の温度を検出し、温水が循環する経路を第1経路に切り替えるように三方弁の動作が制御されたとき、検出された温水の温度に基づいて第2ポンプの吐出量を制御する如く構成したので、上記した効果に加え、貯湯槽が満蓄状態になっても、第1熱交換器に流入する温水の温度を冷却水との熱交換に適した温度に制御することができるため、発電装置を停止させずに排熱の有効活用が可能となる。
請求項に係るコージェネレーション装置にあっては、温水が循環する経路を第1経路に切り替えるように三方弁の動作が制御され、かつ検出された温水の温度が所定温度未満のとき、第2ポンプの吐出量を減少させる如く構成したので、上記した効果に加え、貯湯槽が満蓄状態になっても、第1熱交換器に流入する温水の温度を冷却水との熱交換に適した温度に精度良く制御することができるため、発電装置を停止させずに排熱の有効活用が可能となる。
請求項に係るコージェネレーション装置にあっては、温水が循環する経路を第1経路に切り替えるように三方弁の動作が制御され、かつ検出された温水の温度が所定温度以上のとき、第2ポンプの吐出量を増加させる如く構成したので、上記した効果に加え、貯湯槽が満蓄状態になっても、第2熱交換器に流入する温水の温度を冷却水との熱交換に適した温度に精度良く制御することができるため、発電装置を停止させずに排熱の有効活用が可能となる。
この発明の実施例に係るコージェネレーション装置を全体的に示すブロック図である。 図1に示す制御部の動作を示すフロー・チャートである。
以下、添付図面に即してこの発明に係るコージェネレーション装置を実施するための形態について説明する。
図1はこの発明の実施例に係るコージェネレーション装置を全体的に示すブロック図である。
図1において、符号10はコージェネレーション装置を示す。コージェネレーション装置10は、電気負荷(例えば家庭内の照明器具など)12に電力を供給可能な発電ユニット14と、熱負荷(例えば台所や風呂の給湯設備など。図示せず)に温水を供給可能な貯湯ユニット16と、冷媒を利用して低温部から高温部へと熱を移動させることで室内の冷暖房などが可能なヒートポンプユニット18と、発電ユニット14、貯湯ユニット16およびヒートポンプユニット18を制御する制御部20とを備える。
発電ユニット14は、商用電源(商用電力系統)22から電気負荷12に至る交流電力の給電路(電力線)24に接続可能な多極コイルからなる発電機(図1で「GEN」と示す)26と、発電機26を駆動する内燃機関(図1で「ENG」と示し、以下「エンジン」という)28などを備える。
商用電源22は、単相3線からAC100/200Vで50Hzまたは60Hzの交流電力を出力する。エンジン28は、都市ガスまたはLPガス(以下、単に「ガス」という)を燃料とする水冷4サイクルの単気筒OHV型火花点火式エンジンからなり、例えば163ccの排気量を有する。
エンジン28に供給される吸気とガスはミキサで混合され、生成された混合気は燃焼室に流れて点火プラグ(図示せず)で点火されて燃焼し、ピストンを駆動すると共に、ピストンに連結されるクランクシャフトを縦(重力)方向に回転させる。これらの動作によって生じた排気は排気熱交換器30でエンジン28の冷却水と熱交換される。
発電機26は、クランクシャフトの上端に取り付けられるフライホイール(図示せず)の内側のクランクケース上に固定され、フライホイールとの間で相対回転するとき、交流電力を発電する。
エンジン28や排気熱交換器30を循環する冷却水は、エンジン28のシリンダブロックなどの発熱部位と排気熱交換器30を通ることから発熱部位と熱交換してエンジン28を冷却しつつ昇温させられると共に、排気熱交換器30によってエンジン28の排気と熱交換して昇温させられる。
冷却水の一部はエンジン側循環路32を流れるが、エンジン側循環路32においてエンジン28の冷却水出口28a付近には電気ヒータ34が設けられる。電気ヒータ34は例えば発電ユニット14において余剰電力が生じたときに通電されてエンジン側循環路32を流れる冷却水を昇温する。
エンジン28のシリンダブロックの下部にはエンジン28の潤滑オイルが貯留されるオイルパン36が形成される。潤滑オイルはギヤポンプ(図示せず)で掻き上げられてピストンなどの摺動部分を潤滑した後、コンロッド(図示せず)やシリンダ壁面を伝って落下してオイルパン36に貯留される。
貯湯ユニット16は、第1熱交換器40でエンジン28の冷却水と熱交換されて昇温された温水を貯留して熱負荷に供給する貯湯槽(貯湯タンク)42などを備える。貯湯槽42には、貯湯槽42内の下部と上部を接続すると共に、第1熱交換器40が配置される貯湯槽側循環路(循環路)44が接続される。
第1熱交換器40は、貯湯槽側循環路44を流れる温水をエンジン側循環路32を流れる冷却水と熱交換させて昇温させる。具体的にはエンジン側循環路32と貯湯槽側循環路44とが局部的に接近して第1熱交換器40を形成し、第1熱交換器40でエンジン側循環路32を流れる冷却水は貯湯槽側循環路44を流れる温水に熱を伝えて冷却させられる。
貯湯槽42は、周囲を断熱(保温)材で被覆された密閉式のタンクからなり、その内部には温水が層状(上部から下部にいくに従って温水の温度が低下していく層)に貯留される。貯湯槽42の下部には水道水などの上水が供給される給水口42aが設けられ、上部には貯湯槽42内に貯留された温水を熱負荷に供給するための出湯口42bが設けられる。また、貯湯槽42の内部の最下部またはその近傍には貯湯槽42内下部の温水の温度T1を検出するための槽内温度センサ46が設けられる。
貯湯槽側循環路44において第1熱交換器40の下流側には、温水を貯湯槽42内の下部から吸入し、第1熱交換器40を経由させて貯湯槽42の上部から貯湯槽42内へ循環させる第1ポンプ48が設けられる。従って、第1ポンプ48によって貯湯槽42の下部から吸入された低温の温水は第1熱交換器40で昇温された後、貯湯槽42の上部から貯湯槽42内に戻される。尚、貯湯槽側循環路44において第1熱交換器40の上流側には第1熱交換器40に流入する温水の温度T2を検出する循環路温度センサ50が設けられる。
貯湯槽側循環路44には、第1熱交換器40の下流側から分岐して第1熱交換器40の上流側(より具体的には後述する第2熱交換器74の上流側)に接続されるバイパス路52が設けられる。また、バイパス路52と貯湯槽側循環路44において第1熱交換器40の上流側とを接続する接続部には三方弁54が設けられる。
三方弁54は、温水が循環する経路を、貯湯槽側循環路44とバイパス路52の間で温水を循環させる(貯湯槽42をバイパスする)第1経路Aと、貯湯槽側循環路44と貯湯槽42の間で温水を循環させる第2経路Bのいずれかに切り替え可能なように構成される。
ヒートポンプユニット18は、圧縮機60、四方弁62、室外熱交換器64、膨張弁66および室内熱交換器68をこの順で接続した第1冷媒回路70からなり、第1冷媒回路70を循環する冷媒の経路を四方弁62によって切り替えることで冷房運転と暖房運転とを選択的に切り替える。
圧縮機60は駆動装置(図示せず)によって駆動され、吸引した冷媒を内部で圧縮し高温・高圧として吐出する。室外熱交換器64は冷媒と外気との熱交換を行う。膨張弁66は冷媒を減圧して低温・低圧にし、室内熱交換器68は冷媒と室内の空気との熱交換を行う。尚、室外熱交換器64の近傍に冷却ファン72aおよびそれを駆動するファンモータ72bが設けられる。
四方弁62は、圧縮機60から吐出された冷媒が室外熱交換器64方向(図1において第1冷媒回路70を時計回り)に流れる(循環する)経路と室内熱交換器68方向(図1において第1冷媒回路70を反時計回り)に流れる経路のいずれかに切り替え可能なように構成される。四方弁62を制御して圧縮後の冷媒が室外熱交換器64方向に流れる経路を選択するとヒートポンプユニット18は冷房運転を行い、室内熱交換器68方向に流れる経路を選択すると暖房運転を行う。
ヒートポンプユニット18は、第2熱交換器74を介して貯湯ユニット16に接続される。具体的には貯湯ユニット16の貯湯槽側循環路44とヒートポンプユニット18の第1冷媒回路70の間に第2冷媒回路(内部に冷媒(第2冷媒)が循環する閉回路)76が配置され、貯湯槽側循環路44と第2冷媒回路76とが第2熱交換器74を介して接続される一方、第1冷媒回路70と第2冷媒回路76とが第3熱交換器78を介して接続される。尚、第2冷媒回路76には冷媒を循環させるための第2ポンプ80が設けられる。
第2熱交換器74は、貯湯槽側循環路44において第1熱交換器40の上流側に配置され、そこを流れる温水と第2冷媒回路76を流れる冷媒との熱交換を行う。また、第3熱交換器78は、第1冷媒回路70において四方弁62と室外熱交換器64の間に配置され、四方弁62と室外熱交換器64の間を流れる冷媒と第2冷媒回路76を流れる冷媒との熱交換を行う。
制御部20は、CPU,ROM,RAMなどを備えたマイクロコンピュータからなり、コージェネレーション装置10の動作を制御する。
制御部20は、発電ユニット14の図示しない電子制御ユニットと通信自在に接続され、発電機26やエンジン28の動作を制御する。また、制御部20は、貯湯槽側循環路44の第1ポンプ48や三方弁54の動作、あるいは第1冷媒回路70の四方弁62や第2冷媒回路76の第2ポンプ80の動作などを制御する。尚、槽内温度センサ46や循環路温度センサ50の出力値は制御部20に入力される。
以上がこの実施例に係るコージェネレーション装置10の構成であるが、次に図1を参照してヒートポンプユニット18が冷房運転を行っており、かつ貯湯槽42が満蓄状態のときの第1冷媒回路70と第2冷媒回路76を循環する冷媒および貯湯槽側循環路44を循環する温水の温度変化の様子について説明する。
上記したように、ヒートポンプユニット18が暖房運転を行うとき、第1冷媒回路70の冷媒は、室内熱交換器68、膨張弁66、室外熱交換64、圧縮機60の順で第1冷媒回路70内を循環する。従って、第1冷媒回路70の冷媒は、図1に示すように、圧縮機60で60度から90度程度まで昇温された後、室内熱交換器68に流入し、ここで室内の空気と熱交換を行って40度から55度程度まで降温される。さらに冷媒は膨張弁66で−5度から(+)5度程度まで冷却されて室外熱交換器64に流入する。
一方、第2冷媒回路76の冷媒は、第3熱交換器78で第1冷媒回路70の冷媒に熱を与えて15度から20度程度まで降温された後、第2熱交換器74に流入する。第2熱交換器74に流入した冷媒は、貯湯槽の満蓄状態により75度程度で流入してきた貯湯槽側循環路44の温水から熱を奪って30度から40度程度に昇温され、再び第3熱交換器78に流入する。また、第2熱交換器74を通過した温水は第2冷媒回路76の冷媒へ熱を与えて65度前後に降温されて第1熱交換器40に流入する。
次に図2を参照してコージェネレーション装置10の動作について説明する。
図2は制御部20の動作を示すフロー・チャートである。尚、図示のプログラムはコージェネレーション装置10が起動された後、所定周期ごとに実行される。
以下説明すると、先ずS(S:処理ステップ)10において、ヒートポンプユニット18が暖房運転を行っているか否か判断(判定)する。暖房運転を行っているか否かは、ヒートポンプユニット18の操作用リモコンの暖房運転開始ボタンが押されたか否かを監視することで判断する。但し、これ以外に例えば四方弁62に対する経路を切り替えるための制御指令信号を監視することで暖房運転を行っているか否かを判断するようにしても良い。
S10で肯定されるときはS12に進み、貯湯槽42が満蓄状態か否か判断(判定)する。貯湯槽42が満蓄状態か否かは、槽内温度センサ46の出力値に基づいて判断する。具体的には貯湯槽42内下部の温水の温度T1が満蓄状態を判定するための既定温度(例えば給湯温度付近である75度)以上になったとき、貯湯槽42は満蓄状態と判断する。高温の温水は比重の関係で貯湯槽42内の上部から蓄積され始め、量が増加するに従って高温の温水層の厚さが増していくため、貯湯槽42内下部の温水の温度T1を監視することで貯湯槽42が満蓄状態になったか否か判断することができる。
S12で肯定されるときはS14に進んで暖房運転が停止されたか否か判断し、肯定されるときはS16に進み、発電ユニット14を停止した後、処理を終了する。尚、暖房運転が停止されたか否かは、ヒートポンプユニット18の操作用リモコンの暖房運転停止ボタンあるいは四方弁62に対する経路を切り替えるための制御指令信号を監視することにより判断する。
一方、S14で否定、即ち、暖房運転が停止されていないと判断されるときはS18に進んで三方弁54の第1経路A側を開(全開)にする。これにより、貯湯槽側循環路44の温水は、貯湯槽側循環路44の第1熱交換器40の下流側からバイパス路52を通って再び貯湯槽側循環路44(の第2熱交換器74の上流側)に戻る第1経路Aを流れるようになる。換言すると、温水は貯湯槽42を経由せずに貯湯槽側循環路44とバイパス路52の間を循環するようになる。
このように、ヒートポンプユニット18が暖房運転を行っている状態で、温水を貯湯槽側循環路44とバイパス路52の間で循環させることにより、温水は第2熱交換器74で降温されるため、第1熱交換器40で冷却水との熱交換が可能となる(よって発電ユニット14を停止させる必要がない)。
次いでS20に進み、循環路温度センサ50の出力値に基づき、貯湯槽側循環路44において第1熱交換器40と第2熱交換器74の間を流れる温水、即ち、第1熱交換器40に流入する温水の温度T2が所定温度TA以上か否か判断する。
S20は、第1熱交換器40に流入する温水の温度T2がエンジン28の冷却水との熱交換に適した温度、即ち、冷却水を冷却するのに適した温度か否かを判断するための処理であり、所定温度TAは例えば65度に設定される。
ところで、第2熱交換器74の効率(熱伝達率)は、第2熱交換器74を流れる冷媒や温水の流速(流量)に応じて変化する。即ち、第2熱交換器74に流入する冷媒や温水の流速が増加するほど、高温の流体から低温の流体へと熱が多く移動するようになるため、例えば図1に示すように、第2熱交換器74に流入する第2冷媒回路76の冷媒より第2熱交換器74に流入する貯湯槽側循環路44の温水の方が温度が高い場合には冷媒や温水の流速が増加するほど冷媒は温水から熱を多く奪って上昇する。
従って、第2ポンプ80の吐出量を増加させることで、第2熱交換器74の効率が上がって温水が冷媒に多くの熱を与えるようになるため、第1熱交換器40に流入する温水の温度T2を下げることができる。反対に、第2ポンプ80の吐出量を減少させるほど第2熱交換器74の効率が落ちるため、第1熱交換器40に流入する温水の温度T2の低下率は低くなる。
よってS20で肯定、即ち、第1熱交換器40に流入する温水の温度T2が所定温度TA以上と判断されるときは、S22に進んで第2ポンプ80の吐出量を増加させて温度T2を下げるようにする。一方、S20で否定、即ち、第1熱交換器40に流入する温水の温度T2が所定温度TA未満と判断されるときは、S24に進んで第2ポンプ80の吐出量を減少させて温度T2を上げるようにする。尚、S24の処理後はS14の処理に戻る。
このように、第2ポンプ80の吐出量を制御することにより、第1熱交換器40に流入する温水の温度T2を制御(所定温度TAに維持)することが可能となる。
次いでS26に進み、第2ポンプ80の吐出量が最大になったか否か判断し、肯定されるときはS16に進んで発電ユニット14を停止させた後、処理を終了する一方、否定されるときはS14の処理に戻る。
また、S12で否定、即ち、ヒートポンプユニット18が暖房運転を行っている(S10で肯定)が、貯湯槽42が満蓄状態でないと判断されるときはS28に進み、S20の処理と同様、循環路温度センサ50の出力値に基づき、第1熱交換器40に流入する温水の温度T2が所定温度TA以上か否か判断する。
S28で肯定されるときはS30に進んで第2ポンプ80の吐出量を増加させると共に、S32に進んで三方弁54の第1経路A側の開度を減少させる。一方、S28で否定されるときはS34に進んで第2ポンプ80の吐出量を減少させると共に、S36に進んで三方弁54の第1経路A側の開度を増加させる。
このように、S28からS36の処理では、循環路温度センサ50の出力値に基づき第2ポンプ80の吐出量と三方弁54の第1経路A側の開度を制御することで、第2熱交換器74に流入する温水の温度T2が所定温度TAになるように制御する。
次いでS38に進んで暖房運転が停止されたか否か判断し、肯定されるときはS40に進む一方、否定されるときはS12の処理に戻る。
S40ではS12と同様、貯湯槽42が満蓄状態か否か判断し、肯定されるときはS16に進んで発電ユニット14を停止させた後、処理を終了する一方、否定されるときはS42に進み、循環路温度センサ50の出力値に基づき、第1熱交換器40に流入する温水の温度T2が所定温度TA以上か否か判断する。
S42で肯定されるときはS44に進み、三方弁54の第1経路A側の開度を減少させた後S10の処理に戻る一方、否定されるときはS46に進んで三方弁54の第1経路A側の開度を増加させた後S10の処理に戻る。
また、S10で否定、即ち、暖房運転が行われていないと判断されるときはS40の処理に進む。このように、S40からS46の処理では、暖房運転が行われていないと判断され(S10またはS38の処理で肯定)、貯湯槽42が満蓄状態と判断された場合にはヒートポンプユニット18によって第1熱交換器40に流入する温水の温度T2を降温させることができないため、発電ユニット14を停止させる一方、貯湯槽42が満蓄状態でないと判断された場合には三方弁54の第1経路A側の開度を制御することで第1熱交換器40に流入する温水の温度T2を制御する。
以上説明したように、コージェネレーション装置10は、貯湯槽側循環路44において第1熱交換器40の上流側に第2熱交換器74を介してヒートポンプユニット18を接続することで、ヒートポンプユニット18が暖房運転を行うときに生成される低温の冷媒を利用して第1熱交換器40に流入する温水を降温させることができる。
また、第1熱交換器40に流入する温水を単に降温させるだけでなく、第2冷媒回路76の第2ポンプ80の吐出量を制御することで、第1熱交換器40に流入する温水の温度T2をより精度良く制御することができる。
上記の如く、この発明の実施例にあっては、貯湯槽42に貯留される温水を前記貯湯槽の下部から吸入し、循環路(貯湯槽側循環路)44を介してそこに配置される第1熱交換器40に送って発電装置(発電ユニット。具体的には発電機26を駆動するエンジン28)14の排熱と熱交換させた後、前記貯湯槽の上部に循環させる第1ポンプ48と、圧縮機60と四方弁62と室外熱交換器64と膨張弁66と室内熱交換器68とを接続して第1冷媒を循環させる第1冷媒回路70を有し、前記四方弁で前記第1冷媒の経路を切り替えることによって冷房運転と暖房運転とを選択的に切り替え可能なヒートポンプユニット18とを備えるコージェネレーション装置10において、前記循環路に配置され、前記循環路の前記第1熱交換器の配置位置よりも上流側を流れる温水を前記第1冷媒回路において前記四方弁と前記室外熱交換器の間を流れる前記第1冷媒と熱交換させる第2熱交換器74と、前記循環路の前記第1熱交換器の配置位置よりも下流側と前記第2熱交換器の配置位置よりも上流側とを接続するバイパス路52と、前記バイパス路と前記循環路の前記第2熱交換器の配置位置よりも上流側とを接続する接続部に配置されると共に、温水が循環する経路を、前記循環路と前記バイパス路の間で温水が循環する第1経路Aと前記循環路と前記貯湯槽の間で温水が循環する第2経路Bのいずれかに切り替え可能な三方弁54とを備える如く構成したので、例えばヒートポンプユニット18が暖房運転を行っている場合には、第2熱交換器74を介して第1冷媒回路70を流れる低温の第1冷媒によって第1熱交換器40に流入する温水を降温させることができるため、発電ユニット14を停止させる必要がない。即ち、貯湯槽42が満蓄状態になっても、発電ユニット14を停止させずに排熱の有効活用が可能となる。また、前記貯湯槽が満蓄状態か否か判定する満蓄状態判定手段(制御部20。S12)と、前記ヒートポンプユニットが前記暖房運転を行っているか否か判定する暖房運転判定手段(制御部20。S10)と、前記満蓄状態判定手段と暖房運転判定手段の判定結果に基づいて前記三方弁の動作を制御する三方弁制御手段(制御部20。S18)とを備える如く構成したので、貯湯槽42が満蓄状態になっても、ヒートポンプユニット18の暖房運転により、第1熱交換器40に流入する温水を降温させることができ、発電ユニット14を停止させずに排熱の有効活用が可能となる。
また、第2冷媒を第2冷媒回路76内で循環させる第2ポンプ80と、前記第2冷媒回路を流れる前記第2冷媒を前記第1冷媒回路において前記四方弁と前記室外熱交換器の間を流れる前記第1冷媒と熱交換させる第3熱交換器78とを備えると共に、前記第2熱交換器は、前記循環路の前記第1熱交換器の配置位置よりも上流側を流れる温水を前記第3熱交換器によって熱交換された前記第2冷媒と熱交換させる如く構成したので、例えば既存のヒートポンプユニット18に第2冷媒回路76と第3熱交換器78を追加するだけで、循環路44の第1熱交換器40の配置位置よりも上流側を流れる温水と第1冷媒回路70において四方弁62と室外熱交換器64の間を流れる第1冷媒との熱交換を行うことができる。
また、前記三方弁制御手段は、前記貯湯槽が満蓄状態と判定され、かつ前記ヒートポンプユニットが暖房運転を行っていると判定されるとき、温水が循環する経路を前記第1経路に切り替えるように前記三方弁の動作を制御する(制御部20。S10,S12,S18)如く構成したので、貯湯槽42が満蓄状態になっても、ヒートポンプユニット18の暖房運転と温水が循環する経路の切り替えにより、第1熱交換器40に流入する温水を一層確実に降温させることができるため、発電ユニット14を停止させずに排熱の有効活用が可能となる。
また、前記循環路において前記第1熱交換器の配置位置と前記第2熱交換器の配置位置の間を流れる温水の温度を検出する温度検出手段(循環路温度センサ50。S20)と、温水が循環する経路を前記第1経路に切り替えるように前記三方弁の動作が制御されたとき、前記検出された温水の温度に基づいて前記第2ポンプの吐出量を制御する第2ポンプ吐出量制御手段(制御部20。S18〜S24)とを備える如く構成したので、貯湯槽42が満蓄状態になっても、第1熱交換器40に流入する温水の温度T2を冷却水との熱交換に適した温度TAに制御することができるため、発電ユニット14を停止させずに排熱の有効活用が可能となる。
また、前記第2ポンプ吐出量制御手段は、温水が循環する経路を前記第1経路に切り替えるように前記三方弁の動作が制御され、かつ前記検出された温水の温度が所定温度未満のとき、前記第2ポンプの吐出量を減少させる(制御部20。S18,S20,S24)如く構成したので、貯湯槽42が満蓄状態になっても、第1熱交換器40に流入する温水の温度T2を冷却水との熱交換に適した温度TAに精度良く制御することができるため、発電ユニット14を停止させずに排熱の有効活用が可能となる。
また、前記第2ポンプ吐出量制御手段は、温水が循環する経路を前記第1経路に切り替えるように前記三方弁の動作が制御され、かつ前記検出された温水の温度が前記所定温度以上のとき、前記第2ポンプの吐出量を増加させる(制御部20。S18〜S22)如く構成したので、貯湯槽42が満蓄状態になっても、第1熱交換器40に流入する温水の温度T2を冷却水との熱交換に適した温度TAに精度良く制御することができるため、発電ユニット14を停止させずに排熱の有効活用が可能となる。
尚、実施例では、発電ユニット14として、エンジン28により駆動される発電機26を例に説明したが、例えば発電ユニット14として燃料電池を用いても良い。発電ユニット14が燃料電池から構成される場合、電池の寿命などの観点から発電ユニット14を頻繁に停止させることができない。そこで、通常、発電ユニット14が燃料電池からなる場合には貯湯槽42が満蓄状態になると発電ユニット14を停止させずに放熱器を用いて放熱するようにしている。しかし本発明に係るコージェネレーション装置10のように、貯湯槽42が満蓄状態であってもヒートポンプユニット18が暖房運転を行っている限りは発電ユニット14を停止させないようにすることで、放熱器などを用いる必要もない。
また、四方弁62を制御することによって冷房運転と暖房運転とを切り替え可能なヒートポンプユニット18を示したが、切り替え機能を有しない暖房運転のみ行うヒートポンプユニットを用いても良い。
また、所定温度TA、エンジン28の排気量、貯湯槽側循環路44を流れる温水の温度、第1、第2冷媒回路70,76を流れる冷媒の温度などを具体的な値で示したが、それらは例示であって限定されるものではない。
10 コージェネレーション装置、14 発電ユニット(発電装置)、16 貯湯ユニット、18 ヒートポンプユニット、20 制御部、26 発電機、28 エンジン(内燃機関)、40 第1熱交換器、42 貯湯槽、44 貯湯槽側循環路(循環路)、46 槽内温度センサ、48 第1ポンプ、50 循環路温度センサ、52 バイパス路、54 三方弁、60 圧縮機、62 四方弁、64 室外熱交換器、66 膨張弁、68 室内熱交換器、70 第1冷媒回路、74 第2熱交換器、76 第2冷媒回路、78 第3熱交換器、80 第2ポンプ

Claims (6)

  1. 貯湯槽に貯留される温水を前記貯湯槽の下部から吸入し、循環路を介してそこに配置される第1熱交換器に送って発電装置の排熱と熱交換させた後、前記貯湯槽の上部に循環させる第1ポンプと、圧縮機と四方弁と室外熱交換器と膨張弁と室内熱交換器とを接続して第1冷媒を循環させる第1冷媒回路を有し、前記四方弁で前記第1冷媒の経路を切り替えることによって冷房運転と暖房運転とを選択的に切り替え可能なヒートポンプユニットとを備えるコージェネレーション装置において、前記循環路に配置され、前記循環路の前記第1熱交換器の配置位置よりも上流側を流れる温水を前記第1冷媒回路において前記四方弁と前記室外熱交換器の間を流れる前記第1冷媒と熱交換させる第2熱交換器と、前記循環路の前記第1熱交換器の配置位置よりも下流側と前記第2熱交換器の配置位置よりも上流側とを接続するバイパス路と、前記バイパス路と前記循環路の前記第2熱交換器の配置位置よりも上流側とを接続する接続部に配置されると共に、温水が循環する経路を、前記循環路と前記バイパス路の間で温水が循環する第1経路と前記循環路と前記貯湯槽の間で温水が循環する第2経路のいずれかに切り替え可能な三方弁と、前記貯湯槽が満蓄状態か否か判定する満蓄状態判定手段と、前記ヒートポンプユニットが前記暖房運転を行っているか否か判定する暖房運転判定手段と、前記満蓄状態判定手段と暖房運転判定手段の判定結果に基づいて前記三方弁の動作を制御する三方弁制御手段とを備えることを特徴とするコージェネレーション装置。
  2. 第2冷媒を第2冷媒回路内で循環させる第2ポンプと、前記第2冷媒回路を流れる前記第2冷媒を前記第1冷媒回路において前記四方弁と前記室外熱交換器の間を流れる前記第1冷媒と熱交換させる第3熱交換器とを備えると共に、前記第2熱交換器は、前記循環路の前記第1熱交換器の配置位置よりも上流側を流れる温水を前記第3熱交換器によって熱交換された前記第2冷媒と熱交換させることを特徴とする請求項1記載のコージェネレーション装置。
  3. 前記三方弁制御手段は、前記貯湯槽が満蓄状態と判定され、かつ前記ヒートポンプユニットが暖房運転を行っていると判定されるとき、温水が循環する経路を前記第1経路に切り替えるように前記三方弁の動作を制御することを特徴とする請求項記載のコージェネレーション装置。
  4. 前記循環路において前記第1熱交換器の配置位置と前記第2熱交換器の配置位置の間を流れる温水の温度を検出する温度検出手段と、温水が循環する経路を前記第1経路に切り替えるように前記三方弁の動作が制御されたとき、前記検出された温水の温度に基づいて前記第2ポンプの吐出量を制御する第2ポンプ吐出量制御手段とを備えることを特徴とする請求項記載のコージェネレーション装置。
  5. 前記第2ポンプ吐出量制御手段は、温水が循環する経路を前記第1経路に切り替えるように前記三方弁の動作が制御され、かつ前記検出された温水の温度が所定温度未満のとき、前記第2ポンプの吐出量を減少させることを特徴とする請求項記載のコージェネレーション装置。
  6. 前記第2ポンプ吐出量制御手段は、温水が循環する経路を前記第1経路に切り替えるように前記三方弁の動作が制御され、かつ前記検出された温水の温度が前記所定温度以上のとき、前記第2ポンプの吐出量を増加させることを特徴とする請求項または記載のコージェネレーション装置。
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