JP6250114B1 - 延長保証システムおよびサーバ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】購入後の商品に対して延長保証の勧誘を行うことができる延長保証システムおよびサーバ装置を提供する。【解決手段】通信可能に接続される端末装置、中継装置、およびサーバ装置を備える延長保証システムにおいて、端末装置は、中継装置に対して、中継装置に接続されている家電機器のMACアドレスを取得するよう指示するコマンド生成部と、中継装置からMACアドレスを受信し、サーバ装置に送信する通信部と、を備え、中継装置は、端末装置からの指示に応じて、家電機器のMACアドレスを取得するコマンド実行部と、取得したMACアドレスを端末装置に送信する通信部と、を備え、サーバ装置は、端末装置から受信したMACアドレスから家電機器を特定する特定部と、特定された家電機器に対する延長保証の勧誘メールを生成するメール生成部と、勧誘メールを端末装置に送信する通信部と、備える構成とした。【選択図】図2

Description

本発明は、家電機器等に対して延長保証を行う延長保証システムおよびサーバ装置に関するものである。
従来、商品の販売者、生産者などが所有するサーバにおいて、利用者により購入された商品の情報を管理することが知られている。例えば、特許文献1のシステムでは、管理用サーバに商品の識別情報および保証情報を格納し、利用者からの要求に応じて保証情報の提供または保証内容の履行可否の判断を行う構成となっている。
特開2005−234981号公報
ここで、特許文献1のシステムでは、管理用サーバに格納される保証情報は、商品の販売時に店舗端末から管理用サーバに送信されて格納される。そのため、購入時に登録されていない商品については、保証情報等を得ることができない。また、メーカー保証終了後の一定期間に発生した製品の故障・不具合に対して、修理を無償で提供する延長保証が知られている。従来の延長保証は、商品を購入した際に販売店で加入するものであり、購入後に延長保証に加入する機会はほとんどない。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、購入後の商品に対して延長保証の勧誘を行うことができる延長保証システムおよびサーバ装置を提供することを目的とする。
本発明に係る延長保証システムは、通信可能に接続される端末装置、中継装置、およびサーバ装置を備える延長保証システムであって、端末装置は、中継装置に対して、中継装置に接続されている家電機器のMACアドレスを取得するよう指示するコマンド生成部と、家電機器の画像データを取得する画像取得部と、中継装置からMACアドレスを受信し、サーバ装置に送信し、また、画像取得部によって取得された画像データをサーバ装置に送信する通信部と、を備え、中継装置は、端末装置からの指示に応じて、家電機器のMACアドレスを取得するコマンド実行部と、取得したMACアドレスを端末装置に送信する通信部と、を備え、サーバ装置は、端末装置から受信したMACアドレスから家電機器を特定する特定部と、画像データに応じて、特定された家電機器に適用可能な延長保証の有無を含む延長保証の内容を決定する保証内容決定部と、特定された家電機器に対する保証内容決定部で決定された延長保証の勧誘メールを生成するメール生成部と、勧誘メールを端末装置に送信する通信部と、を備える。
本発明に係るサーバ装置は、端末装置および中継装置と通信可能に接続されたサーバ装置であって、端末装置から受信したMACアドレスから中継装置に接続される家電機器を特定する特定部と、端末装置から取得した家電機器の画像データに応じて、特定された家電機器に適用可能な延長保証の有無を含む延長保証の内容を決定する保証内容決定部と、特定された家電機器に対する保証内容決定部で決定された延長保証の勧誘メールを生成するメール生成部と、勧誘メールを端末装置に送信する通信部と、を備える。
本発明の延長保証システムによれば、端末装置から受信したMACアドレスから中継装置に接続される家電機器を特定し、特定された家電機器に対して延長保証の勧誘メールを送信することで、購入時に延長保証に加入していない家電機器に対しても、延長保証へ加入する機会を提供することができる。
延長保証システムの概略構成図である。 延長保証システムの各装置の概略構成を示す図である。 端末情報データベースに含まれるデータの一例を示す図である。 家電情報データベースに含まれるデータの一例を示す図である。 延長保証スキームにおける勧誘段階の流れを示す図である。 勧誘メールの一例を示す図である。 延長保証スキームにおける加入段階の流れを示す図である。 延長保証スキームにおける履行段階の流れを示す図である。
以下、本発明における延長保証システムの実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態における延長保証システム1の概略構成図である。本実施の形態の延長保証システム1は、延長保証を提供するための延長保証スキームを実行するものである。図1に示すように、延長保証システムは、通信可能に接続された端末装置10と、中継装置20と、家電機器30と、サーバ装置40とからなる。端末装置10は、無線通信が可能な携帯情報端末であり、例えば、携帯電話、スマートフォンまたはタブレットPCなどである。中継装置20は、端末装置10の所有者宅に設置される無線LANの宅内ルータである。家電機器30は、所有者宅内に設置される情報家電機器である。図1では、家電機器30の一例としてテレビ30a、冷蔵庫30bおよびエアコン30cを示すが、家電機器30は、DVDおよびCDなどを再生する各種オーディオデッキ、家庭用ゲーム機、電子レンジ、照明器具などの各種家電製品、または自動車などを含む。サーバ装置40は、延長保証を提供する保証会社が所有するデータベースサーバである。
端末装置10および家電機器30は、無線LANにより中継装置20に接続され、中継装置20は、端末装置10および家電機器30とインターネット50との中継を行う。また、端末装置10は、携帯電話網などを介してインターネット50に接続することも可能である。サーバ装置40は、社内ルータ等(図示せず)を介してインターネット50に接続される。これにより、端末装置10、中継装置20および家電機器30と、サーバ装置40とが、データ通信を行うことができる。
図2は、延長保証システム1における各装置の概略構成を示す図である。図2に示すように、端末装置10は、表示部11と、操作部12と、通信部13と、画像取得部14と、制御部15とを備える。表示部11は、LCD(Liquid Crystal Display)または有機EL(Electro Luminescence)などによって構成され、各種情報を表示する。操作部12は、例えばタッチパネルにより構成され、表示部11上に表示されたコンテンツに対して、ペンタッチまたはフィンガータッチによる入力操作が行われる。なお、操作部12は、表示部11とは別に設けられる各種キーによって構成されてもよい。通信部13は、無線LANによる中継装置20との近距離通信、およびインターネット50を介したサーバ装置40との長距離通信を行うためのネットワークインタフェースである。画像取得部14は、例えばカメラである。
制御部15は、専用のハードウェア、またはメモリ(図示せず)に格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサともいう)で構成される。制御部15は、コマンド生成部151を有する。コマンド生成部151は、中継装置20に対して、中継装置20に接続される家電機器30のMACアドレスおよび稼働状況を取得するよう指示を行う機能部である。コマンド生成部151は、メモリ(図示せず)に格納される延長保証プログラムを実行することにより機能する。延長保証プログラムは、保証会社により提供されるアプリケーションプログラムであり、端末装置10の購入時に、保証会社との延長保証契約を行うことで、保証会社のサーバ装置40から端末装置10にダウンロードされる。
中継装置20は、通信部21と、制御部22とを備える。通信部21は、無線LANによる端末装置10および家電機器30との近距離通信、およびインターネット50を介したサーバ装置40との長距離通信を行うためのネットワークインタフェースである。制御部22は、専用のハードウェア、またはメモリ(図示せず)に格納されるプログラムを実行するCPUで構成される。また、制御部22は、端末装置10からの指示等に従って、自機器に接続される家電機器30のMACアドレスおよび稼働状況を取得するコマンド実行部221を有する。
家電機器30は、通信部31と、制御部32とを備える。通信部31は、無線LANによる中継装置20との近距離通信を行うためのネットワークインタフェースである。制御部32は、専用のハードウェア、またはメモリ(図示せず)に格納されるプログラムを実行するCPUで構成され、各家電機器に応じた機能を実行する。
サーバ装置40は、通信部41と、制御部42と、記憶部43とを備える。通信部41は、インターネット50を介して端末装置10および中継装置20と長距離通信を行うためのネットワークインタフェースである。
制御部42は、専用のハードウェア、または記憶部43に格納されるプログラムを実行するCPUで構成される。制御部42は、特定部421と、対象判定部422と、メール生成部423と、保証内容決定部424と、状態判定部425とを有する。上記各部は、記憶部43に記憶されるプログラムを実行することによって実行される機能部である。
特定部421は、端末装置10から受信したMACアドレスから家電機器30を特定する。対象判定部422は、特定部421で特定された家電機器30が延長保証の勧誘対象か否かを判定する。メール生成部423は、勧誘対象と判定された家電機器30に対する勧誘メールを生成し、通信部41から端末装置10へ送信する。保証内容決定部424は、端末装置10から受信した家電機器30の情報に基づいて延長保証内容を決定する。状態判定部425は、端末装置10から受信した故障情報に基づいて、家電機器30の状態判定を行う。
記憶部43は、端末情報データベース431と、家電情報データベース432とを記憶するメモリである。なお、記憶部43には、端末装置10にダウンロードされる延長保証プログラムを含む各種プログラムおよびデータも記憶される。図3は、端末情報データベース431に含まれるデータの一例を示す図である。図3に示すように、端末情報データベース431には、端末装置10の所有者属性情報、ならびに端末装置10の端末属性情報および端末保証情報が含まれる。これらの情報は、端末装置10に割り当てられた端末IDごとに記憶される。所有者属性情報は、端末装置10の所有者の氏名、住所、電話番号およびメールアドレスを含む。端末属性情報は、端末装置10のシリアル番号またはIMEI(International Mobile Equipment Identity)、メーカー名、製品名および型番を含む。端末保証情報は、端末装置10の購入日(保証印日付)、メーカー保証期間、延長保証の保証種類、保証金額および保証料、延長保証による修理回数、修理日ならびに延長保証の解約日を含む。
ここで、保証金額は、一般的には端末装置10の購入金額であり、保証料は延長保証の金額である。なお、保証金額は、端末装置10の購入金額ではなく、所定の金額を設定してもよい。また、保証種類は、延長保証の保証期間および保証内容などを含む。所有者属性情報、端末属性情報および端末保証情報は、端末装置10の購入時に、保証会社と延長保証契約を行った際に、端末装置10から保証会社のサーバ装置40に送信され、端末情報データベース431に記憶される。
図4は、家電情報データベース432に含まれるデータの一例を示す図である。図4に示すように、家電情報データベース432には、家電属性情報および家電保証情報が含まれる。これらの情報は、端末装置10に割り当てられた端末IDごとに記憶される。家電属性情報は、家電機器30のMACアドレス、稼働状況、メーカー名、製品名、製造年および型番を含む。また、家電保証情報は、家電機器30の購入日(保証印日付)、メーカー保証期間、延長保証の保証種類、保証金額および保証料、家電機器30の画像(写真)データ、延長保証による修理回数、修理日および解約日を含む。
ここで、保証金額は、一般的には家電機器30の購入金額であり、保証料は延長保証の金額である。なお、保証金額は、家電機器30の購入金額ではなく、所定の金額を設定してもよい。また、保証種類は、延長保証の保証期間および保証内容などを含む。家電属性情報および家電保証情報は、後述する延長保証スキームにおいて、端末装置10からサーバ装置40に送信され、家電情報データベース432に記憶される。
なお、図3および図4に示す端末情報データベース431および家電情報データベース432は一例であり、これらに含まれる情報およびデータベースの構成は図3および図4に示すものに限定されない。例えば、端末情報データベース431および家電情報データベース432を1つのデータベースとしてもよい。
次に、本実施の形態における延長保証スキームについて説明する。本実施の形態の延長保証スキームは、(1)勧誘、(2)加入および(3)履行の3段階からなる。なお、延長保証スキームは、3段階に限定されるものではなく、これらの少なくとも何れか一つを含む、またはこれら以外の段階を含むものであってもよい。
また、本実施の形態の延長保証スキームは、端末装置10の所有者が、端末装置10の購入時に、サーバ装置40の保証会社が提供する延長保証に加入することを前提とする。延長保証の加入に際して、サーバ装置40の端末情報データベース431に端末装置10の端末属性情報および保証情報が記憶される。また、サーバ装置40の記憶部43に記憶される延長保証プログラムが、端末装置10にダウンロードされる。延長保証プログラムは、端末装置10による延長保証スキームの実行を促すアプリケーションプログラムである。
(1)勧誘
図5は、延長保証スキームにおける勧誘段階の流れを示す図である。本処理は、端末装置10の利用者により、延長保証プログラムが起動されることによって開始される。本処理では、まず端末装置10のコマンド生成部151によって、中継装置20に接続される家電機器30のMACアドレスおよび稼働状況の取得指示が生成され、通信部13から中継装置20へ送信される(S1)。中継装置20のコマンド実行部221は、端末装置10からの指示を受信すると、自機器に無線接続されている家電機器30のMACアドレスを取得する(S2)。MACアドレスの取得には、ARP(Address Resolution Protocol)コマンド等が用いられる。続いて、中継装置20のコマンド実行部221は、接続されている家電機器30の稼働状況を取得する(S3)。ここでは、Pingコマンドなどを用いて、中継装置20に接続されている家電機器30が稼働しているか否かが判断される。そして、中継装置20は、取得したMACアドレスと稼働状況とを通信部21から端末装置10に送信する(S4)。
端末装置10の通信部13は、中継装置20から受信した家電機器30のMACアドレスと稼働状況とをサーバ装置40へ送信する(S5)。そして、サーバ装置40は、端末装置10から受信したMACアドレスと稼働状況とを、記憶部43の家電情報データベース432に記憶する(S6)。そして、サーバ装置40の特定部421により、受信したMACアドレスから家電機器30の特定が行われる(S7)。MACアドレスは、各家電機器30に一意に割り当てられているため、MACアドレスから家電機器30の特定を行うことができる。そして、特定された家電機器30の家電属性情報が取得され、家電情報データベース432に記憶される(S8)。家電属性情報は、メーカー名、製品名、製造年および型番などであり、MACアドレスに基づいてインターネット50上を検索することなどによって取得される。サーバ装置40において取得できない家電属性情報については、端末装置10に問い合わせて取得してもよい。
次に、サーバ装置40の対象判定部422によって、延長保証の勧誘対象とするか否かが判定される(S9)。特定部421によって特定された家電機器30の中には、延長保証の勧誘対象とする必要が無いもの、または延長保証の対象とすることができないものが含まれる。例えば、稼動が確認できない家電機器30は、使用されていないものであり、延長保証の必要がないと考えられる。また、製造年から一定の期間(例えば10年)を超えた家電機器30については、延長保証の対象とすることができない。そのため、対象判定部422では、家電機器30の稼動状況、型番、および製造年等に基づいて、延長保証の勧誘対象とするか否かを自動的に判定する。具体的には、対象判定部422は、家電機器30の稼働状況がONである場合、および製造年が10年未満の場合に、当該家電機器30を延長保証の勧誘対象とする。なお、延長保証の勧誘対象とするか否かの判定基準は上記に限定されるものではなく、例えば購入日から7年以上経過したものを延長保証の勧誘対象から除外してもよい。
そして、勧誘対象とする家電機器30がある場合、サーバ装置40のメール生成部423によって延長保証の勧誘メールが生成され、通信部41から端末装置10へ送信される(S10)。延長保証の勧誘メールは、プッシュメールとして端末装置10へ送信される。そして、端末装置10の表示部11に勧誘メールが表示される(S11)。図6は、勧誘メールの一例を示す図である。図6に示すように、勧誘メールには、勧誘対象となる家電機器30の製品名、メーカー名、型番、製品の写真、適用可能な保証プラン、各保証プランの保証金額、保証期間、保証料が含まれる。また、勧誘メールは、さらに、所有者が加入を希望する際に操作するための操作キー110を含む。図6の例では、「加入する」と記載された操作キー110を操作することで、(2)の加入段階に進む。
(2)加入
続いて、延長保証スキームにおける加入段階について説明する。図7は、延長保証スキームにおける加入段階の流れを示す図である。本処理では、まず、端末装置10の所有者によって、端末装置10に延長保証の加入に必要な情報が入力される(S21)。ここで入力される保証情報は、加入対象となる家電機器30の購入日(保証印日付)、メーカー保証期間、延長保証の保証種類(保証プラン)、保証金額および保証料、ならびに対象となる家電機器30の画像データを含む。これらの情報は、例えば、勧誘メールの操作キー110が操作された後に表示部11に表示される入力画面に入力される。
また、家電機器30の画像データは、端末装置10の画像取得部14によって取得される。ここでは、表示部11に表示される入力画面に加入対象の家電機器30の全体写真、損傷箇所(もしあれば)の拡大写真、シリアル番号部分の写真を要求するメッセージを表示する。そして、端末装置10の所有者によって、端末装置10を用いてこれらの写真が撮影され、入力画面に添付される。なお、端末装置10が画像取得部14を備える必要はなく、別のカメラによって撮影された画像を端末装置10に取り込んでもよい。端末装置10に入力された保証情報は、通信部13からサーバ装置40へ送信される(S22)。
サーバ装置40は、受信した保証情報を家電情報データベース432に記憶する(S23)。そして、サーバ装置40の保証内容決定部424によって、受信した保証情報に基づいて、延長保証内容が決定される(S24)。基本的には、入力された保証種類(保証プラン)に基づく保証内容となるが、入力された情報によっては、延長保証の加入を受け付けることができない場合がある。また、加入時点で既にある損傷については、延長保証の免責となる。そのため、保証内容決定部424は、入力された家電機器30の画像の解析などを自動的に行って、最終的な延長保証内容を決定する。なお、家電機器30の画像の解析は、調査員が画像を確認することによって行ってもよい。家電機器30の画像の解析では、対象となる家電機器30と画像との一致/不一致および損傷箇所の有無などが解析される。
そして、保証内容決定部424において決定された延長保証内容が、サーバ装置40から端末装置10へ送信される(S25)。そして、端末装置10において、例えば月額料金等に保証料が課金され(S26)、延長保証への加入が完了する。なお、課金は、端末装置10の月額料金に課金されるだけではなく、インターネット上でのクレジットカード決済など、その他の決済方法で行われてもよい。
(3)履行
続いて、延長保証スキームの履行段階について説明する。図8は、延長保証スキームにおける履行段階の流れを示す図である。本段階では、延長保証に加入した家電機器30が故障した場合に、端末装置10を用いて家電機器30の修理が要求される。まず、端末装置10の所有者によって、延長保証プログラムが起動され、端末装置10からサーバ装置40に修理要求が送信される(S31)。サーバ装置40は、受信した修理要求に対して、家電情報データベース432を照会し、要求された家電機器30が延長保証の対象であるか否かを判定する(S32)。そして、延長保証の対象である場合、サーバ装置40から端末装置10に対し、家電機器30の故障情報が要求される(S33)。
端末装置10では、サーバ装置40からの要求に応じて、故障情報が入力される(S34)。本実施の形態では、故障情報として、対象となる家電機器30の画像データが入力される。具体的には、端末装置10の画像取得部14によって、家電機器30の写真が撮影され、画像データとして入力される。端末装置10に入力された故障情報は、サーバ装置40へ送信される(S35)。なお、故障情報として、家電機器30の故障箇所を説明するテキストをサーバ装置40へ送信してもよく、複数の故障項目から何れかを選択する方式としてもよい。
そして、サーバ装置40の状態判定部425により、受信した故障情報に基づいて、家電機器30の故障状態が判定される(S36)。故障状態の判定では、状態判定部425が、延長保証加入時に家電情報データベース432に記憶される家電機器30の写真と、故障情報として受信した損傷後の家電機器30の写真との照合および画像解析を行い、保証の対象となる修理範囲を自動判定する。なお、故障状態の判定は自動判定に限定されるものではなく、受信した故障情報に基づいて、保証会社の担当者が判断してもよい。そして、家電機器30のメーカーなどに対して、修理依頼を行う(S37)。また、家電情報データベース432において、修理回数、および修理日に関する情報を記憶する(S38)。そして、端末装置10に対して、家電機器30の修理情報について通知を行う(S39)。
このように、本実施の形態では、端末装置10の所有者宅内の中継装置20に無線接続される家電機器30に対して、延長保証の勧誘を行うことができる。これにより、購入時に延長保証に加入していない家電機器30に対しても、延長保証へ加入する機会を提供することができる。また、中継装置20が取得するMACアドレスを用いて、延長保証の勧誘対象とすることにより、事前に登録されていない家電機器30に対しても延長保証の勧誘を行うことができる。
また、端末装置10および家電機器30の属性情報および保証情報をサーバ装置40において管理することにより、延長保証の加入、履行の際も端末装置10から操作を行うことができ、利便性も向上する。さらに、家電機器30の画像データを用いて保証内容の決定および故障状態の判定を行うことで、遠隔地からも延長保証の加入および履行依頼を行うことができる。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して説明したが、本発明の具体的な構成はこれに限られるものでなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。例えば、上記実施の形態では、端末装置10の所有者宅内の家電機器30に対して延長保証を提供するシステムとしたが、端末装置10の所属企業内または施設内の各種情報機器に対して延長保証を提供する構成としてもよい。
また、上記実施の形態では、延長保証スキームの勧誘段階において、ユーザの操作によって延長保証プログラムを実行する構成としたが、これに限定されるものではなく、所定の時間間隔で(例えば1日1回など)、自動的に延長保証プログラムを実行してもよい。
また、上記実施の形態では、延長保証スキームの勧誘段階において、家電機器30のMACアドレスおよび稼働状況を取得する構成としたが、これに限定されるものではなく、稼働状況の取得を省略してもよい。また、対象判定部422を省略し、MACアドレスを取得した全ての家電機器30に対して、延長保証の勧誘を行ってもよい。
また、端末装置10の制御部15が、サーバ装置40の特定部421を有する構成とし、端末装置10において、MACアドレスに基づいて家電機器30の特定および属性情報の取得を行い、サーバ装置40に送信してもよい。
さらに、サーバ装置40の家電情報データベース432に、家電機器30の部品の消耗等の情報を記憶し、メール生成部423において、部品交換が必要な時期に部品交換の案内を行うメール生成し、自動的に送信してもよい。このような構成とすることで故障の予防を促すことができる。
1 延長保証システム、10 端末装置、11 表示部、12 操作部、13 通信部、14 画像取得部、15 制御部、20 中継装置、21 通信部、22 制御部、30 家電機器、30a テレビ、30b 冷蔵庫、30c エアコン、31 通信部、32 制御部、40 サーバ装置、41 通信部、42 制御部、43 記憶部、50 インターネット、110 操作キー、151 コマンド生成部、221 コマンド実行部、421 特定部、422 対象判定部、423 メール生成部、424 保証内容決定部、425 状態判定部、431 端末情報データベース、432 家電情報データベース。

Claims (8)

  1. 通信可能に接続される端末装置、中継装置、およびサーバ装置を備える延長保証システムであって、
    前記端末装置は、
    前記中継装置に対して、前記中継装置に接続されている家電機器のMACアドレスを取得するよう指示するコマンド生成部と、
    前記家電機器の画像データを取得する画像取得部と、
    前記中継装置から前記MACアドレスを受信し、前記サーバ装置に送信し、また、前記画像取得部によって取得された前記画像データを前記サーバ装置に送信する通信部と、を備え、
    前記中継装置は、
    前記端末装置からの指示に応じて、前記家電機器のMACアドレスを取得するコマンド実行部と、
    取得した前記MACアドレスを前記端末装置に送信する通信部と、を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記端末装置から受信した前記MACアドレスから前記家電機器を特定する特定部と、
    前記画像データに応じて、特定された前記家電機器に適用可能な延長保証の有無を含む延長保証の内容を決定する保証内容決定部と、
    特定された前記家電機器に対する前記保証内容決定部で決定された前記延長保証の勧誘メールを生成するメール生成部と、
    前記勧誘メールを前記端末装置に送信する通信部と、
    を備えることを特徴とする延長保証システム。
  2. 前記端末装置の前記コマンド生成部は、さらに、前記中継装置に対して、前記中継装置に接続されている前記家電機器の稼働状況を取得するよう指示するものであり、
    前記中継装置の前記コマンド実行部は、前記家電機器の稼働状況を取得するものである請求項1に記載の延長保証システム。
  3. 前記サーバ装置は、
    特定された前記家電機器の稼働状況、型番、製造年または購入日に応じて、該家電機器を前記延長保証の対象とするか否かを判定する対象判定部をさらに備え、
    前記メール生成部は、前記延長保証の対象とすると判定された前記家電機器に対して、前記勧誘メールを生成することを特徴とする請求項1または2に記載の延長保証システム。
  4. 前記サーバ装置は、
    前記端末装置に関する情報、前記端末装置から受信した前記MACアドレス、および前記MACアドレスから特定された前記家電機器に関する情報を含むデータベースを記憶する記憶部をさらに備えることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の延長保証システム。
  5. 前記データベースはさらに、前記家電機器の部品の消耗に関する情報を含むものであり、
    前記サーバ装置の前記メール生成部は、前記家電機器の部品の交換の案内を行うメールを生成することを特徴とする請求項4に記載の延長保証システム。
  6. 記端末装置の前記通信部は、前記画像取得部によって取得された画像データを前記家電機器の故障情報として前記サーバ装置に送信するものであり、
    前記サーバ装置は、前記故障情報に応じて、前記家電機器の故障状態を判定する状態判定部をさらに備えることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の延長保証システム。
  7. 端末装置および中継装置と通信可能に接続されたサーバ装置であって、
    前記端末装置から受信したMACアドレスから前記中継装置に接続される家電機器を特定する特定部と、
    前記端末装置から取得した前記家電機器の画像データに応じて、特定された前記家電機器に適用可能な延長保証の有無を含む延長保証の内容を決定する保証内容決定部と、
    特定された前記家電機器に対する前記保証内容決定部で決定された前記延長保証の勧誘メールを生成するメール生成部と、
    前記勧誘メールを前記端末装置に送信する通信部と、
    を備えることを特徴とするサーバ装置。
  8. 端末装置および中継装置と通信可能に接続されたサーバ装置であって、
    前記端末装置から受信したMACアドレスから前記中継装置に接続される家電機器を特定する特定部と、
    特定された前記家電機器に対する延長保証の勧誘メールを生成するメール生成部と、
    前記勧誘メールを前記端末装置に送信する通信部と、
    前記端末装置にダウンロードされる延長保証プログラムを記憶する記憶部とを備え、
    前記延長保証プログラムは、前記端末装置に対し、前記中継装置に接続された家電機器のMACアドレスを取得し、前記サーバ装置に送信するよう促すものであることを特徴とするサーバ装置。
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