JP6250023B2 - 帯域幅適応参照信号 - Google Patents

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Description

関連出願
この出願は、2012年3月23日出願の仮特許出願整理番号61/614,856の利益を主張する。
本開示は、セルラー通信ネットワークに関するものであり、より具体的には、帯域幅適応参照信号を搬送するダウンリンク信号の受信に関するものである。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ロングタームエボリューション(LTE)技術は、拡張ノードB(eNB)と呼ばれる基地局から、ユーザ機器(UE)と呼ばれる移動局への送信が、直交周波数分割多重(OFDM)を使用して実行されるモバイルブロードバンド無線技術である。OFDMは、周波数における複数の並列サブキャリアに送信される信号を分割する。LTEにおける送信の基本ユニットは、図1に示すように、その最も一般的な構成では、12のサブキャリア及び7つのOFDMシンボルで構成されているリソースブロック(RB)である。1つのサブキャリア周波数及び1つのOFDMシンボルのユニットは、図1にも示されるリソースエレメント(RE)と呼ばれる。ゆえに、RBは、84のREから構成される。図2に示すように、時間領域において、LTEダウンリンク送信は、各々が1ミリ秒(ms)の10の等しいサイズのサブフレームで構成される、10msの無線フレームに編成される。さらに、通常のダウンリンクサブフレームについて、各サブフレームは、各スロットが7OFDMシンボル期間からなる、0.5msの2つの等しい大きさのスロットで構成される。
LTEサブフレームは、時間領域に2つのスロット、及び周波数領域に多くのリソースブロックペア(RBペア)を含む。RBペアは、時間的に隣接するサブフレームの2つのRBである。周波数領域のRBペアの数は、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅を決定する。現在、LTEによってサポートされるシステム帯域幅は、1.4、3、5、10、15、20メガヘルツ(MHz)の帯域幅に対して、それぞれ、6、15、25、50、75、100の RBペアの使用に対応する。
ダウンリンクサブフレームのeNBによって送信される信号は、複数のアンテナから送信することができ、信号は、複数のアンテナを有するUEで受信することができる。無線チャネルは、複数のアンテナポートから送信される信号を歪ませる。ダウンリンクキャリア上で任意の送信を復調するために、UEは、ダウンリンクキャリア上で送信される信号に含まれる参照シンボル(RS)に次第で決まる。時間−周波数領域におけるこれらのRS及びそれらの位置は、UEに知らされるので、これらのシンボル上の無線チャネルの影響を測定することにより、チャネル推定値を決定するために使用することができる。
RSは、時間及び周波数同期を実行するためにも使用される。時間及び周波数同期を容易にするためにLTEに存在するRSは、2種類ある、すなわち、プライマリ同期シーケンス及びセカンダリ同期シーケンス(PSS/SSS)、並びに共通参照シンボル(CRS)である。プライマリ同期シーケンス及びセカンダリ同期シーケンスは、フレーム構造1についてのサブフレーム5つごとの第6及び第7のOFDMシンボル期間中に発生し、システム及びセルIDへの初期の時間及び周波数同期のために使用される。したがって、UEがコールドスタートから起動すると、UEは、まずプライマリ同期シーケンス及びセカンダリ同期シーケンスを走査する。粗同期がいったん達成されると、CRSは、時間及び周波数の誤差をさらに低減するために微同期のために使用される。CRSはまた、無線リソース管理(RRM)測定と呼ばれる、移動度測定のためにも使用される。
図3は、LTEのサブフレームの1つのRBペア対を示す。図示されたように、RBペアは、各RBの第6及び第7のOFDMシンボル期間におけるPSS/SSSの位置を含む。また、RBペアは、2つのアンテナポート、すなわち、ポート0及びポート1のCRSの位置を含む。ポート0について、CRSの位置は、各RBの第1のOFDMシンボル期間及び最後から3番目のOFDMシンボル期間内に、6つのサブキャリアの周波数領域間隔で存在する。さらに、各RBの最後から3番目のOFDMシンボル内にCRSのための3つのサブキャリアの周波数領域スタガリングが存在する。各RBペアの間に、ゆえに、ポート0のための8つのCRSが存在する。同様に、図示されたように配置されたRBペアのポート1のための8つのCRSが存在する。
LTEリリース10とLTEの前のリリースでは、単一のアンテナポートのためのCRSが常に存在し、それらは、任意のデータがサブフレームのUEに送られているかどうかが全てのRB及びサブフレーム上で示されるように広がっている。これは非常に優れた時間及び周波数推定性能を保証するが、結果としてオーバーヘッドが大きくなる。さらに、CRSは、セルで搬送されているデータロードから独立しているシステムで干渉を作り出す。つまり、「空の」サブフレーム又はRBでさえ、干渉を生成する。この干渉は、特に、すべてのeNBが同一の電力で送信されない異種ネットワーク環境において、システム全体の処理量を低下させる。例えば、高電力でCRSを送信するマクロeNBは、低電力で送信するピコeNBからのデータ送信を受信するUEに大きな影響を与える干渉を作り出す可能性がある。CRSでの別の欠点は、CRSが、セルで搬送されているデータロードに関わらず、すべてのサブフレームのすべてのRBで常に送信されるので、eNBのエネルギー消費が比較的高いということである。これは、無駄なエネルギー消費をもたらす。ゆえに、CRS送信に起因するオーバーヘッド及び干渉を減らすシステム及び方法が必要とされる。
帯域幅適応参照信号を提供するためのシステム及び方法が開示される。1つの実施形態では、無線デバイスは、セルラー通信ネットワークの基地局から、ダウンリンク信号を受信するが、ここでは、参照シンボルを搬送する前記ダウンリンク信号におけるフレーム毎の時間領域ユニットの数は、前記ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅に基づき決定される、又は別の方法で前記ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅の関数とされる。また、いくつかの実施形態では、参照シンボルを搬送する周波数領域ユニットの数はまた、前記ダウンリンクキャリアの前記システム帯域幅の関数である。前記無線デバイスは、例えば、同期、無線リソース管理測定、チャネル推定などの、1つ又は複数の所望の特性を提供するために、前記参照シンボルを処理する。好ましくは、参照シンボルを搬送するフレーム毎の時間領域ユニットの数、及び、いくつかの実施形態では、参照シンボルを搬送する周波数領域ユニットの数は、フレーム毎の参照シンボルの数が、参照シンボルの所定の最小数以上であるようなものである。
1つの実施形態では、セルラー通信ネットワークは、ロングタームエボリューション(LTE)ネットワークである。無線デバイスは、フレーム毎の共通参照シンボル(CRS)を搬送するサブフレームの数が、前記ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅に基づき決定される、又は別の方法で前記ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅の関数である、LTEネットワークの基地局から、ダウンリンク信号を受信する。また、いくつかの実施形態では、CRSを搬送する前記周波数次元におけるリソースブロックの数は、前記ダウンリンクキャリアの前記システム帯域幅に基づき決定される、又は別の方法で前記ダウンリンクキャリアの前記システム帯域幅の関数である。前記無線デバイスは、例えば、同期、無線リソース管理測定、チャネル推定などの、1つ又は複数の特性を提供するために、前記ダウンリンク信号の前記CRSを処理する。好ましくは、CRSを搬送するフレーム毎のサブフレームの数、及び、いくつかの実施形態では、CRSを搬送する前記周波数次元におけるリソースブロックの数は、CRSの所定の最小数以上であるようなものである。
別の実施形態では、セルラー通信ネットワークは、LTEネットワークである。無線デバイスは、フレーム毎のCRSを搬送する直交周波数分割多重(OFDM)シンボル期間の数が、前記ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅に基づき決定される、又は別の方法で前記ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅の関数である、LTEネットワークの基地局から、ダウンリンク信号を受信する。また、いくつかの実施形態では、CRSを搬送する前記周波数次元におけるリソースブロックの数は、前記ダウンリンクキャリアの前記システム帯域幅に基づき決定される、又は別の方法で前記ダウンリンクキャリアの前記システム帯域幅の関数である。前記無線デバイスは、例えば、同期、無線リソース管理測定、チャネル推定などの、1つ又は複数の特性を提供するために、前記ダウンリンク信号の前記CRSを処理する。好ましくは、CRSを搬送するフレーム毎のOFDMシンボル期間の数、及び、いくつかの実施形態では、CRSを搬送する前記周波数次元におけるリソースブロックの数は、フレーム毎のCRSの数が、CRSの所定の最小数以上であるものとする。
別の実施形態では、無線デバイスは、セルラー通信ネットワークの基地局から受信されるダウンリンク信号のためのダウンリンクキャリアのシステム帯域幅を決定する。無線デバイスは、前記ダウンリンクキャリアの前記システム帯域幅に基づき、参照シンボルを搬送する前記ダウンリンク信号のフレーム毎の時間領域ユニットの数を決定する。また、いくつかの実施形態では、無線デバイスは、前記ダウンリンクキャリアの前記システム帯域幅に基づき、参照シンボルを搬送する周波数領域ユニットの数を決定する。前記無線デバイスは、ダウンリンク信号を受信し、例えば、同期、無線リソース管理測定、チャネル推定などの、1つ又は複数の所望の特性を提供するために、前記ダウンリンク信号で搬送される前記参照シンボルを処理する。好ましくは、参照シンボルを搬送するフレーム毎の時間領域ユニットの数、及び、いくつかの実施形態では、参照シンボルを搬送する周波数領域ユニットの数は、フレーム毎の参照シンボルの数が、参照シンボルの所定の最小数以上であるようなものである。先ほど述べられたように、1つの実施形態では、前記セルラー通信ネットワークは、フレーム毎の時間領域ユニットの数が、フレーム毎のサブフレームの数であり、周波数領域ユニットの数が、前記周波数次元におけるリソースブロックの数である、LTEネットワークである。別の実施形態では、前記セルラー通信ネットワークは、時間領域ユニットの数が、OFDMシンボル期間の数であり、周波数領域ユニットの数が、前記周波数次元におけるリソースブロックの数である、LTEネットワークである。
別の実施形態では、セルラー通信ネットワークの無線デバイスは、参照シンボルを搬送するフレーム毎のサブフレームの数に基づき、基地局から無線デバイスまでダウンリンクキャリアのシステム帯域幅を決定する。
別の実施形態では、セルラー通信ネットワークの基地局は、参照シンボルを搬送する前記ダウンリンク信号中のフレーム毎の時間領域ユニットの数が、前記ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅に基づき決定される、又は別の方法で前記ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅の関数である、ダウンリンク信号を送信する。また、いくつかの実施形態では、前記基地局は、参照シンボルを搬送する周波数領域ユニットの数が、前記ダウンリンクキャリアの前記システム帯域幅に基づき決定される、又は別の方法で前記ダウンリンクキャリアの前記システム帯域幅の関数であるように、前記ダウンリンク信号を送信する。好ましくは、参照シンボルを搬送するフレーム毎の時間領域ユニットの数、及び、いくつかの実施形態では、参照シンボルを搬送する周波数領域ユニットの数は、フレーム毎の参照シンボルの数が、参照シンボルの所定の最小数以上であるようなものである。先ほど述べられたように、1つの実施形態では、前記セルラー通信ネットワークは、フレーム毎の時間領域ユニットの数が、フレーム毎のサブフレームの数であり、周波数領域ユニットの数が、前記周波数次元におけるリソースブロックの数である、LTEネットワークである。別の実施形態では、前記セルラー通信ネットワークは、時間領域ユニットの数が、OFDMシンボル期間の数であり、周波数領域ユニットの数が、前記周波数次元におけるリソースブロックの数である、LTEネットワークである。
別の実施形態では、セルラー通信ネットワークの基地局は、前記基地局から受信されるダウンリンク信号のダウンリンクキャリアのシステム帯域幅を決定する。前記基地局は、前記ダウンリンクキャリアの前記システム帯域幅に基づき、参照シンボルを搬送することになっている前記ダウンリンク信号のフレーム毎の時間領域ユニットの数を決定する。また、いくつかの実施形態では、前記基地局は、前記ダウンリンクキャリアの前記システム帯域幅に基づき、参照シンボルを搬送することになっている周波数領域ユニットの数を決定する。前記基地局は、参照シンボルを搬送するフレーム毎の時間領域ユニットの前記決定された数、及びいくつかの実施形態では、参照シンボルを搬送する周波数領域ユニットの前記決定された数を含むダウンリンク信号を送信する。好ましくは、参照シンボルを搬送するフレーム毎の時間領域ユニットの数、及び、いくつかの実施形態では、参照シンボルを搬送する周波数領域ユニットの数は、フレーム毎の参照シンボルの数が、参照シンボルの所定の最小数以上であるようなものである。先ほど述べられたように、1つの実施形態では、前記セルラー通信ネットワークは、フレーム毎の時間領域ユニットの数が、フレーム毎のサブフレームの数であり、周波数領域ユニットの数が、前記周波数次元におけるリソースブロックの数である、LTEネットワークである。別の実施形態では、前記セルラー通信ネットワークは、時間領域ユニットの数が、OFDMシンボル期間の数であり、周波数領域ユニットの数が、前記周波数次元におけるリソースブロックの数である、LTEネットワークである。
当業者は、添付の図面に関連した好ましい実施形態の以下の詳細な説明を読めば、本開示の範囲を認識し、追加の態様を理解するであろう。
本明細書の一部に組み込まれその一部を形成する添付の図面は、本発明のいくつかの態様を例示し、明細書の記述とともに本発明の原理を説明するのに役立つ。
従来のロングタームエボリューション(LTE)ダウンリンクキャリアのリソースブロックを示す。 従来のLTEダウンリンクキャリアのフレーム構造を示す。 従来のLTEサブフレームを示す。 本開示の1つの実施形態による、帯域幅適応参照信号を搬送するダウンリンク信号を提供する、セルラー通信ネットワークを示す。 本開示の1つの実施形態による、帯域幅適応参照信号を搬送するダウンリンク信号を受信し処理するための、図4の無線デバイスの動作を示すフローチャートである。 本開示の1つの具体的な実施形態による、帯域幅適応参照信号を搬送するダウンリンク信号を受信し処理するための、図4の無線デバイスの動作を示すフローチャートである。 図6の実施形態による、帯域幅適応参照信号を搬送するダウンリンク信号のフレームの1つの例を示す。 図6の実施形態による、帯域幅適応参照信号を搬送するダウンリンク信号のフレームの1つの例を示す。 本開示の別の具体的な実施形態による、帯域幅適応参照信号を搬送するダウンリンク信号を受信し処理するための、図4の無線デバイスの動作を示すフローチャートである。 図9の実施形態による、帯域幅適応参照信号を搬送するダウンリンク信号のフレームの例を示す。 本開示の別の具体的な実施形態による、帯域幅適応参照信号を搬送するダウンリンク信号を受信し処理するための、図4の無線デバイスの動作を示すフローチャートである。 図11の実施形態による、帯域幅適応参照信号を搬送するダウンリンク信号のフレームの例を示す。 本開示の別の具体的な実施形態による、帯域幅適応参照信号を搬送するダウンリンク信号を受信し処理するための、図4の無線デバイスの動作を示すフローチャートである。 図13の実施形態による、帯域幅適応参照信号を搬送するダウンリンク信号のフレームの例を示す。 図13の実施形態による、帯域幅適応参照信号を搬送するダウンリンク信号のフレームの例を示す。 本開示の別の具体的な実施形態による、帯域幅適応参照信号を搬送するダウンリンク信号を受信し処理するための、図4の無線デバイスの動作を示すフローチャートである。 図16の実施形態による、帯域幅適応参照信号を搬送するダウンリンク信号のフレームの例を示す。 本開示の別の具体的な実施形態による、帯域幅適応参照信号を搬送するダウンリンク信号を受信し処理するための、図4の無線デバイスの動作を示すフローチャートである。 図18の実施形態による、帯域幅適応参照信号を搬送するダウンリンク信号のフレームの例を示す。 本開示の1つの実施例による、無線デバイスが、ダウンリンク信号のシステム帯域幅を決定することができるプロセスを示すフローチャートである。 本開示の別の実施例による、無線デバイスが、ダウンリンク信号のシステム帯域幅を決定することができるプロセスを示すフローチャートである。 本開示の1つの実施形態による、帯域幅適応参照信号を搬送するダウンリンク信号を生成し送信するための、図4の基地局の動作を示すフローチャートである。 本開示の1つの実施形態による、図4の基地局のブロック図である。 本開示の1つの実施形態による、図4の無線デバイスのブロック図である。
以下に記載する実施形態は、当業者が実施形態を実施可能にするために必要な情報、及び実施形態を実施するベストモードを示す。添付の図面に照らして以下の説明を読めば、当業者は、本開示の概念を理解し、特に、本明細書に扱われていないこれらの概念の応用を認識するであろう。これらの概念及び応用は、本開示の範囲及び添付の特許請求の範囲内にあると理解されるべきである。
帯域幅適応参照信号を提供するためのシステム及び方法が開示される。この点に関して、図4は、本開示の1つの実施形態による、帯域幅適応参照信号を提供するセルラー通信ネットワーク10を示す。図示されたように、セルラー通信ネットワーク10は、基地局12、及び基地局12によってサービスが提供される無線デバイス14を含む。本明細書に記載される好ましい実施形態では、セルラー通信ネットワーク10は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ロングタームエボリューション(LTE)ネットワークであり、基地局12は、拡張ノードB(eNB)又は低電力eNB(例えば、ピコeNB)である。しかしながら、ここで留意すべきは、本明細書に開示される概念は、LTEネットワークに限定されないということである。
以下で詳細に説明するように、基地局12は、ダウンリンク信号が、帯域幅適応参照信号を搬送する、又はそれを含む、ダウンリンクキャリア上にダウンリンク信号を提供する。一般に、参照シンボルを搬送するダウンリンク信号のフレーム毎の時間領域ユニット(例えば、サブフレーム)の数は、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅の関数である。また、参照シンボルを搬送するダウンリンク信号の周波数次元における周波数領域ユニットの数は、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅の関数であってもよい。参照シンボルを搬送するダウンリンク信号のフレーム毎の時間領域ユニットの数、及びいくつかの実施形態では、参照シンボルを搬送する周波数次元における周波数領域ユニットの数は、ダウンリンク信号のフレーム毎の参照シンボルの数が、フレーム毎の参照シンボルの所定の最小数以上であるような、システム帯域幅の関数である。フレーム毎の参照シンボルの所定の最小数は、一般に、少なくとも所望の性能特性を提供するように選択される。関心の対象となる性能特性は、時間及び周波数同期、並びに/若しくはチャネル推定性能を含むことができる。
好適な実施形態では、セルラー通信ネットワーク10は、LTEネットワークである。好適なLTEの実施形態では、サブフレームの数、又は共通参照シンボル(CRS)を搬送するダウンリンク信号中のフレーム毎の直交周波数分割多重(OFDM)シンボル期間の数は、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅の関数である。現在、LTEダウンリンクキャリアのシステム帯域幅は、1.4、3、5、10、15、20メガヘルツ(MHz)の帯域幅に対して、それぞれ、6、15、25、50、75、100リソースブロック(RB)ペアとすることができる。一般に、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅が減少するにつれ、サブフレーム又はCRSを搬送するフレーム毎のOFDMシンボル期間の数は、増加する。また、いくつかの実施形態では、CRSを搬送するダウンリンク信号の周波数次元におけるRBの数は、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅の関数でもある。
無線デバイス14は、基地局12からダウンリンク信号を受信し、ダウンリンク信号で搬送された参照シンボルを使用して、1つ又は複数の動作を実行する。1つ又は複数の動作は、時間及び/又は周波数同期、チャネル推定などを含むことができるが、これらに限定されない。LTEについて、1つ又は複数の動作は、付加的に又は代替的に、ダウンリンク信号で搬送されるCRSを使用して、1つ又は複数の無線リソース管理(RRM)測定値を取得することを含むことができる。
図5は、本開示の1つの実施形態による、図4の無線デバイスの動作を示すフローチャートである。まず、無線デバイス14は、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅を決定する(ステップ100)。LTEについて、システム帯域幅は、サブフレーム毎のリソースブロックペア(RBペア)の数として表すことができる。1つの実施形態では、無線デバイス14は、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅のインジケータを、基地局12から適切なシグナリングを介して、受信することによって、システム帯域幅を決定する。LTEについて、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅は、無線デバイス14、又は類似の上位層シグナリング機構に固有のシグナリングを通して、システム情報ブロック(SIB)において、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)に適用可能なパラメータを介して、無線デバイス14に伝達することができる。以下で詳細に述べられる別の実施形態では、無線デバイス14は、フレーム毎の参照シンボルを搬送する時間領域ユニット(例えば、サブフレーム又はOFDMシンボル期間)の数を検出することにより、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅を決定する。
次に、無線デバイス14は、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅に基づき、又は別の方法でダウンリンクキャリアのシステム帯域幅の関数として、フレーム毎の参照シンボルを搬送する時間領域ユニット(例えば、サブフレーム又はOFDMシンボル期間)の数を決定する(ステップ102)。いくつかの実施形態では、無線デバイス14はまた、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅に基づき、又は別の方法でダウンキャリアのシステム帯域幅の関数として、参照シンボルを搬送するダウンリンク信号(例えば、リソースブロック)の周波数次元における周波数領域ユニットの数も決定する(ステップ104)。注目すべきは、処理に先立って、この実施形態では、ステップ100〜104は、無線デバイス14によってプログラムで実行され、いくつかの実施形態では、必要に応じて繰り返すことができることである。例として、無線デバイス14が、新しいセルラー通信ネットワークでコールドスタートを実行すると、ステップ100〜104を実行することができる。しかしながら、別の実施形態では、ステップ100〜104は、無線デバイス14の設計又は製造中に実行され、この結果、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅、参照シンボルを搬送するフレーム毎の時間領域ユニットの数、及びいくつかの実施形態では、周波数次元における参照シンボルを搬送する周波数領域ユニットの数が、無線デバイス14の設計者または製造者により決定され、無線デバイス14にハードコードされる。
次に、無線デバイス14は、ダウンリンク信号が、フレーム毎の時間領域ユニットの決定された数、及びいくつかの実施形態では、周波数領域ユニットの決定された数で搬送される参照シンボルを有する、ダウンリンク信号を受信する(ステップ106)。無線デバイス14は、ダウンリンク信号で搬送される参照シンボルを使用して、1つ又は複数の動作を実行する(ステップ108)。この場合もやはり、1つ又は複数の動作は、時間及び/又は周波数同期、チャネル推定などを含むことができるが、これらに限定されない。LTEについて、1つ又は複数の動作は、付加的又は代替的に、ダウンリンクキャリアで搬送されるCRSを使用して、1つ又は複数のRRM測定値の取得を含むことができる。
処理に先立って、先ほど述べられたように、本明細書中に開示された好ましい実施形態では、セルラー通信ネットワーク10は、LTEネットワークである。そのようなものとして、この説明の残りの部分は、好ましいLTEの実施形態に焦点を当て、ゆえに、LTE専門用語が使用される。しかしながら、この場合もやはり、本明細書に開示された概念は、LTEに限定されておらず、ネットワークの任意の適切なタイプで使用することができる。
図6は、本発明の第1の具体的な実施形態による、図4の無線デバイス14の動作を示すフローチャートである。この実施形態では、セルラー通信ネットワーク10は、LTEネットワークである。まず、無線デバイス14は、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅を決定する(ステップ200)。LTEについて、システム帯域幅は、ダウンリンクキャリアの周波数次元におけるRBの数(すなわち、サブフレーム毎のRBペアの数)として表すことができる。1つの実施形態では、無線デバイス14は、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅のインジケータを、基地局12から適切なシグナリングを介して、受信することによって、システム帯域幅を決定する。LTEについて、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅は、無線デバイス14、又は類似の上位層シグナリング機構に固有のシグナリングを通して、SIBにおいて、PBCHの適用可能なパラメータを介して、無線デバイス14に伝達することができる。以下で詳細に述べられる別の実施形態では、無線デバイス14は、サブフレームの数を検出することにより、又は代替的には、フレーム毎の参照シンボルを搬送するOFDMシンボル期間を検出することにより、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅を決定する。
次に、無線デバイス14は、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅に基づき、又は別の方法でダウンリンクキャリアのシステム帯域幅の関数として、半フレーム毎のCRSを搬送するサブフレームの数(CSF)を決定する(ステップ202)。より具体的には、この実施形態において、半フレーム毎のCRSを搬送するサブフレームの数(CSF)は、以下のように定義される。

ここで、ceil()は、最小の次の整数に実数をマッピングする天井関数であり、RMINは、CRSを搬送するために必要な、半フレーム毎のRBペアの所定の最小数であり、かつNRBは、RBの数として表されるダウンリンクキャリアのシステム帯域幅である。注目すべきは、RMINは、半フレーム毎の参照シンボルの所定の数を表す1つの方法であるということである。数式1から、フレーム毎のCRSを搬送するサブフレームの数は、2・CSFとして表すことができる。同様に、CRSを搬送するために必要とされる、フレーム毎のRBペアの所定の最小数は、2・RMINと定義することができる。
無線デバイス14はまた、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅に基づき、又は別の方法でダウンリンクキャリアのシステム帯域幅の関数として、CRS(CRB)を搬送するダウンリンク信号の周波数領域のRBの数も決定する(ステップ204)。より具体的には、本実施形態では、CRSを搬送するダウンリンクキャリアの周波数次元におけるRBの数(CRB)が、以下のように定義される。

ここで、min()は、NRB及びRMINの最小値を返す最小関数である。数式1及び数式2によれば、CRSは、フレーム又は全システム帯域幅内の全てのサブフレームを占めるとは限らない。無線デバイス14は、数式1及び数式2によりCSF及びCRBを計算し、適切な参照表などを使用して、CSF及びCRBを決定することなどができる。
CRSを搬送するダウンリンクキャリアの周波数次元でのRBは、好ましくは、システム帯域幅の中心部である。1つの具体的な実施形態では、CRSは、プライマリ同期シーケンス(PSS)及びセカンダリ同期シーケンス(SSS)が送信される少なくともこれらのサブフレーム中に存在する。CSF>1の場合、次に半フレーム毎に、追加のCSF−1のサブフレームは、CRSを搬送し、これらの追加のCSF−1のサブフレームは、PSS及びSSSが送信されるサブフレームの前で、又はPSS及びSSSが送信されたサブフレームの後で、若しくはその両方で、PSS及びSSSが送信されるサブフレームに直接隣接することができる。PSS及びSSSが送信されるサブフレームの位置にCRSを搬送するサブフレームの位置の関係は、好ましくは、あらかじめ定義され、無線デバイス14に知らされている。さらに、PSS及びSSSを搬送するフレーム毎に2つのサブフレームが存在し、フレーム毎にCRSを搬送する2・CSFサブフレームが存在するだろう。
この実施形態では、ステップ200〜204は、無線デバイス14によりプログラムで実行され、いくつかの実施形態では、必要に応じて、繰り返すことができる。例として、無線デバイス14が、新しいセルラー通信ネットワークでコールドスタートを実行すると、ステップ200〜204を実行することができる。しかしながら、別の実施形態では、ステップ200〜204は、無線デバイス14の設計又は製造中に実行され、この結果、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅は、半フレーム毎のCRSを搬送するサブフレームの数、及びCRSを搬送する周波数次元におけるRBの数は、無線デバイス14の設計者又は製造者により決定され、無線デバイス14にハードコアされる。
次に、無線デバイス14は、ダウンリンク信号を受信するが、ここでは、ダウンリンク信号が、半フレーム毎のサブフレームの決定された数、及びダウンリンク信号の周波数次元におけるRBの決定された数で搬送されるCRSを有する(ステップ206)。無線デバイス14は、ダウンリンク信号で搬送されるCRSを使用して、1つ又は複数の動作を実行する(ステップ208)。この場合もやはり、1つ又は複数の動作は、時間及び/又は周波数同期、チャネル推定などを含むことができるが、これらに限定されない。LTEについて、1つ又は複数の動作は、付加的又は代替的に、ダウンリンクキャリアで搬送されるCRSを使用して、1つ又は複数のRRM測定値の取得を含むことができる。
図7は、図6のプロセスに従って、ダウンリンク信号の時間次元におけるフレーム毎のサブフレームの決定された数、及びダウンリンク信号の周波数次元におけるRBの決定された数でCRSを搬送する、ダウンリンク信号のLTEフレーム16の1つの例を示す。この例では、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅は、NRB=15RB(すなわち、3 MHz)と定義され、半フレーム毎のRBペアの所定の最小数は、RMIN=25と定義される。そのようなものとして、先ほどの数式1及び2に基づき、半フレーム毎のCRSを搬送するサブフレームの数(CSF)は2であり、CRSを搬送するダウンリンクキャリアの周波数次元におけるRBの数(CRB)は15に等しい。ゆえに、図7に示すように、CRSは、LTEフレーム16にCRSを搬送する合計4つのサブフレームについて、半フレーム毎の2つのサブフレームに搬送される。具体的には、この具体的な実施形態では、CRSは、前半フレームのサブフレームSF及びSF、並びに後半フレームのサブフレームSF及びSFに搬送される。サブフレームSF及びSFは、PSS及びSSSを搬送するサブフレームである。さらに、CRSを搬送するサブフレームの各々で、CRSは、ダウンリンクキャリアの周波数次元における15すべてのRBに搬送される。その結果、半フレーム毎のCRSを搬送するRBペアの数は30であり、この例では25であるRMINよりも大きい。図7はまた、RB18と呼ばれる、CRSを搬送するRBの1つを示す。図示されたように、RB18は、アンテナポート0の従来の位置にCRSを搬送する。同様に、LTEフレーム16にCRSを搬送する他のRBは、アンテナポート0の従来の位置にCRSを搬送する。
図8は、図6のプロセスに従った、時間次元におけるフレーム毎のサブフレームの決定された数、及び周波数次元におけるRBの決定された数でCRSを搬送するLTEフレーム20のもう1つの例を示す。この例では、システム帯域幅は、NRB=50RB(すなわち、10MHz)と定義され、半フレーム毎のRBペアの所定の最小数は、RMIN=25と定義される。そのようなものとして、先ほどの数式1及び2に基づき、半フレーム毎のCRSを搬送するサブフレームの数(CSF)は1であり、CRSを搬送するダウンリンクキャリアの周波数次元におけるRBの数(CRB)は25に等しい。ゆえに、図8に示されるように、CRSは、LTEフレーム20にCRSを搬送する合計2つのサブフレームについて、半フレーム毎の1つのサブフレームに搬送される。特に、この具体的な実施形態では、CRSは、第1のスロット、又は半フレームのサブフレームSF、及び第2のスロット、又は半フレームのサブフレームSFに搬送される。サブフレームSF及びSFは、PSS及びSSSを搬送するサブフレームである。さらに、CRSを搬送するサブフレームの各々において、CRSは、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅の50すべてのRBではなく、ダウンリンクキャリアの周波数次元における25のRBだけに搬送される。図示されたように、CRSを搬送する周波数次元における25のRBは、システム帯域幅における25の真ん中のRBである。その結果、半フレーム毎のCRSを搬送するRBペアの数は25であり、RMINに等しい。図8はまた、RB22と呼ばれる、CRSを搬送するRBのうちの1つも示す。図示されたように、RB22は、アンテナポート0の従来の位置にCRSを搬送する。同様に、LTEフレーム20にCRSを搬送する他のRBは、アンテナポート0の従来の位置にCRSを搬送する。
図9は、本開示の第2の具体的な実施形態による、図4の無線デバイス14の動作を示すフローチャートである。この実施形態では、セルラー通信ネットワーク10は、LTEネットワークである。まず、無線デバイス14は、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅を決定する(ステップ300)。LTEについて、システム帯域幅は、ダウンリンクキャリアの周波数次元におけるRBの数として表すことができる。1つの実施形態では、無線デバイス14は、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅のインジケータを、基地局12から適切なシグナリングを介して、受信することによって、システム帯域幅を決定する。LTEについて、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅は、無線デバイス14、又は類似の上位層シグナリング機構に固有のシグナリングを通して、SIBにおいて、PBCHの適用可能なパラメータを介して、無線デバイス14に伝達することができる。以下で詳細に述べられる別の実施形態では、無線デバイス14は、サブフレームの数を検出することにより、又は代替的には、フレーム毎の参照シンボルを搬送するOFDMシンボル期間を検出することにより、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅を決定する。
次に、無線デバイス14は、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅に基づき、又は別の方法でダウンリンクキャリアのシステム帯域幅の関数として、半フレーム毎のCRSを搬送するサブフレームの数(CSF)を決定する(ステップ302)。より具体的には、本実施形態において、半フレーム毎のCRSを搬送するサブフレームの数(CSF)が、以下のように定義される。

ここで、ceil()は、最小の次の整数に実数をマッピングする天井関数であり、RMINは、CRSを搬送するために必要な、半フレーム毎のRBペアの所定の最小数であり、かつNRBは、RBの数として表されるダウンリンクキャリアのシステム帯域幅である。無線デバイス14は、数式3に従ってCSFを計算し、適切な参照表を使用してCSFを決定することなどができる。数式3から、フレーム毎のCRSを搬送するサブフレームの数は、2・CSFとして表すことができる。同様に、CRSを搬送するために必要とされる、フレーム毎のRBペアの所定の最小数は、2・RMINと定義することができる。
この実施形態では、CRSを搬送するダウンリンクキャリアの周波数領域のRBの数(CRB)は、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅に等しい(すなわち、CRB= NRB)。したがって、この実施形態では、CRSは、フレーム内の全てのサブフレームを占めるとは限らない。しかし、CRSは、CRSを搬送するサブフレームのシステム帯域幅にわたり、すべてのRBを占める。
この実施形態では、ステップ300及び302は、無線デバイス14によりプログラムで実行され、いくつかの実施形態では、必要に応じて繰り返すことができる。例として、ステップ300及び302は、無線デバイス14が、新しいセルラー通信ネットワークでコールドスタートを実行すると、実行することができる。しかしながら、代替的な実施形態では、ステップ300及び302は、無線デバイス14の設計及び製造中に実行され、その結果、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅、半フレーム毎のCRSを搬送するサブフレームの数、及びCRSを搬送する周波数次元におけるRBの数は、無線デバイス14の設計者又は製造者により決定され、無線デバイス14にハードコードされる。
次に、無線デバイス14は、ダウンリンクキャリア上でダウンリンク信号を受信するが、ここでは、ダウンリンク信号が、フレーム毎に、半フレーム毎のサブフレームの決定された数、及びダウンリンクキャリアの周波数次元におけるNRB RBで搬送されるCRSを有する。無線デバイス14は、ダウンリンク信号で搬送されるCRSを使用して、1つ又は複数の動作を実行する(ステップ306)。この場合もやはり、1つ又は複数の動作は、時間及び/又は周波数同期、チャネル推定などを含むことができるが、これらに限定されない。LTEについて、1つ又は複数の動作は、付加的又は代替的に、ダウンリンク信号で搬送されるCRSを使用して、1つ又は複数のRRM測定値の取得を含むことができる。
図10は、図9のプロセスに従った、時間次元におけるフレーム毎のサブフレームの決定された数、及び周波数次元におけるNRB RBでCRSを搬送するダウンリンク信号のLTEフレーム24の1つの例を示す。この例では、システム帯域幅は、NRB=50RB(すなわち、10 MHz)と定義され、半フレーム毎のRBペアの所定の最小数は、RMIN=25と定義される。そのようなものとして、先ほどの数式3に基づき、半フレーム毎のCRSを搬送するサブフレームの数(CSF)は1であり、CRSを搬送するダウンリンクキャリアの周波数次元におけるRBの数(CRB)は50に等しい。ゆえに、図10に示されるように、CRSは、LTEフレーム24にCRSを搬送する合計2つのサブフレームについて、半フレーム毎の1つのサブフレームに搬送される。特に、この具体的な実施形態では、CRSは、第1のスロット、又は半フレームのサブフレームSF、及び第2のスロット、又は半フレームのサブフレームSFに搬送される。サブフレームSF及びSFは、PSS及びSSSを搬送するサブフレームである。さらに、CRSを搬送するサブフレームの各々で、CRSは、ダウンリンクキャリアの周波数次元における50すべてのRBに搬送される。その結果、半フレーム毎のCRSを搬送するRBペアの数は50であり、この例では25であるRMINよりも大きい。図10はまた、RB26と呼ばれる、CRSを搬送するRBのうちの1つも示す。図示されたように、RB26は、アンテナポート0の従来の位置にCRSを搬送する。同様に、LTEフレーム24にCRSを搬送する他のRBは、アンテナポート0の従来の位置にCRSを搬送する。
図11は、本開示の第3の具体的な実施形態による、図4の無線デバイス14の動作を示すフローチャートである。この実施形態では、セルラー通信ネットワーク10は、LTEネットワークである。この実施形態は、図6の実施形態に類似する。しかしながら、図6の実施形態では、CRSを搬送する、半フレーム毎のサブフレームの数(CSF)が1より大きい場合には、CRSを搬送する周波数次元におけるRBの数は、NRBに等しい。これに対し、本実施形態では、CRSを搬送する周波数次元におけるRBの数(CRB)は、CRSを搬送するRBペアの数が、ceil(RMIN/ CSF)に等しくなるように選択される。ゆえに、半フレーム毎の複数のサブフレームが、CRSを搬送するために割り当てられる場合に、CRSを搬送する周波数次元におけるRBの数(CRB)は、半フレーム毎のCRSを搬送するRMIN RBペアを提供するために必要とされる最小数である。
より具体的には、まず、無線デバイス14は、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅を決定する(ステップ400)。LTEについて、システム帯域幅は、ダウンリンクキャリアの周波数次元におけるRBの数として表すことができる。1つの実施形態では、無線デバイス14は、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅のインジケータを、基地局12から適切なシグナリングを介して、受信することによって、システム帯域幅を決定する。LTEについて、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅は、無線デバイス14、又は類似の上位層シグナリング機構に固有のシグナリングを通して、SIBにおいて、PBCHの適用可能なパラメータを介して、無線デバイス14に伝達することができる。以下で詳細に述べられる別の実施形態では、無線デバイス14は、サブフレームの数を検出することにより、又は代替的には、フレーム毎の参照シンボルを搬送するOFDMシンボル期間を検出することにより、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅を決定する。
次に、無線デバイス14は、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅に基づき、又は別の方法でダウンリンクキャリアのシステム帯域幅の関数として、半フレーム毎のCRSを搬送するサブフレームの数(CSF)を決定する(ステップ402)。より具体的には、本実施形態において、半フレーム毎のCRSを搬送するサブフレームの数(CSF)が、以下のように定義される。

ここで、ceil()は、最小の次の整数に実数をマッピングする天井関数であり、RMINは、CRSを搬送するために必要な、半フレーム毎のRBペアの所定の最小数であり、かつNRBは、RBの数として表されるダウンリンクキャリアのシステム帯域幅である。数式4から、フレーム毎のCRSを搬送するサブフレームの数は、2・CSFとして表すことができる。同様に、CRSを搬送するために必要とされる、フレーム毎のRBペアの所定の最小数は、2・RMINと定義することができる。
無線デバイス14はまた、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅に基づき、又は別の方法でダウンリンクキャリアのシステム帯域幅の関数として、CRSを搬送するダウンリンクキャリアの周波数領域のRBの数(CRB)も決定する(ステップ404)。より具体的には、本実施形態では、CRSを搬送するダウンリンクキャリアの周波数次元におけるRBの数(CRB)が、以下のように定義される。

無線デバイス14は、数式4及び数式5によりCSF及びCRBを計算し、適切な参照表などを使用して、CSF及びCRBを決定することなどができる。数式4及び5によると、半フレーム毎のRBペアの所定の最小数(RMIN)のみが、CRSを搬送するために割り当てられる。ゆえに、複数のサブフレームがCRSを搬送すると、CRSは、システム帯域幅のRBのほんの一部のみを占めている。
CRSを搬送するダウンリンクキャリアの周波数次元でのRBは、好ましくは、システム帯域幅の中心部である。1つの具体的な実施形態では、CRSは、PSS及びSSSが送信される少なくともこれらのサブフレーム中に存在する。CSF>1の場合、次に各スロット毎に、又は半フレーム毎に、追加のCSF−1のサブフレームは、CRSを搬送し、これらの追加のCSF−1のサブフレームは、PSS及びSSSが送信されるサブフレームの前で、又はPSS及びSSSが送信されたサブフレームの後で、若しくはその両方で、PSS及びSSSが送信されるサブフレームに直接隣接することができる。PSS及びSSSが送信されるサブフレームの位置にCRSを搬送するサブフレームの位置の関係は、好ましくは、あらかじめ定義され、無線デバイス14に知らされている。さらに、PSS及びSSSを搬送するフレーム毎に2つのサブフレームが存在するので、フレーム毎にCRSを搬送する2・CSFサブフレームが存在するだろう。
この実施形態では、ステップ400〜404は、無線デバイス14によりプログラムで実行され、いくつかの実施形態では、必要に応じて、繰り返すことができる。例として、無線デバイス14が、新しいセルラー通信ネットワークでコールドスタートを実行すると、ステップ400〜404を実行することができる。しかしながら、別の実施形態では、ステップ400〜404は、無線デバイス14の設計又は製造中に実行され、この結果、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅は、半フレーム毎のCRSを搬送するサブフレームの数、及びCRSを搬送する周波数次元におけるRBの数は、無線デバイス14の設計者又は製造者により決定され、無線デバイス14にハードコアされる。
次に、無線デバイス14は、ダウンリンクキャリア上でダウンリンク信号を受信するが、ここでは、ダウンリンク信号が、フレーム毎に、半フレーム毎のサブフレームの決定された数、及び周波数次元におけるRBの決定された数で搬送されるCRSを有する(ステップ406)。無線デバイス14は、ダウンリンク信号で搬送されるCRSを使用して、1つ又は複数の動作を実行する(ステップ408)。この場合もやはり、1つ又は複数の動作は、時間及び/又は周波数同期、チャネル推定などを含むことができるが、これらに限定されない。LTEについて、1つ又は複数の動作は、付加的又は代替的に、ダウンリンクキャリアで搬送されるCRSを使用して、1つ又は複数のRRM測定値の取得を含むことができる。
図12は、図11のプロセスに従った、時間次元におけるフレーム毎のサブフレームの決定された数、及び周波数次元におけるRBの決定された数でCRSを搬送するダウンリンク信号のLTEフレーム28の1つの例を示す。この例では、システム帯域幅は、NRB=15RB(すなわち、3 MHz)と定義され、半フレーム毎のRBペアの所定の最小数は、RMIN=25と定義される。そのようなものとして、先ほどの数式4及び5に基づき、半フレーム毎のCRSを搬送するサブフレームの数(CSF)は2であり、CRSを搬送するダウンリンクキャリアの周波数次元におけるRBの数(CRB)は13に等しい。ゆえに、図12に示すように、CRSは、LTEフレーム28にCRSを搬送する合計4つのサブフレームについて、半フレーム毎の2つのサブフレームに搬送される。特に、この具体的な実施形態では、CRSは、第1のスロット、又は半フレームのサブフレームSF及びSF、並びに第2のスロット、又は半フレームのサブフレームSF及びSFに搬送される。サブフレームSF及びSFは、PSS及びSSSを搬送するサブフレームである。さらに、CRSを搬送するサブフレームの各々において、CRSは、ダウンリンクキャリアの周波数次元における真ん中の13のRBに搬送される。その結果、半フレーム毎のCRSを搬送するRBペアの数は26であり、この例では25であるRMINよりも大きい。図12はまた、RB30と呼ばれる、CRSを搬送するRBのうちの1つも示す。図示されたように、RB30は、アンテナポート0の従来の位置にCRSを搬送する。同様に、LTEフレーム28にCRSを搬送する他のRBは、アンテナポート0の従来の位置にCRSを搬送する。
図13は、本開示の第4の具体的な実施形態による、図4の無線デバイス14の動作を示すフローチャートである。この実施形態では、セルラー通信ネットワーク10は、LTEネットワークである。この実施形態は、先ほどの実施形態に類似する。しかし、本実施形態では、複数のアンテナポートのCRSの位置を使用することができる。一般に、CRSは、まず、アンテナポート0の位置に搬送される。より多くのCRSが必要な場合には、CRSは、追加のアンテナポート位置に搬送される。注目すべきことに、異なるアンテナポート位置のCRSは、同一のアンテナポート又は異なるアンテナポート(例えば、基地局12の同一の又は異なる無線機、若しくは異なる基地局の無線機)により送信することができる。
より具体的には、まず、無線デバイス14は、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅を決定する(ステップ500)。LTEについて、システム帯域幅は、ダウンリンクキャリアの周波数次元におけるRBの数として表すことができる。1つの実施形態では、無線デバイス14は、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅のインジケータを、基地局12から適切なシグナリングを介して、受信することによって、システム帯域幅を決定する。LTEについて、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅は、無線デバイス14、又は類似の上位層シグナリング機構に固有のシグナリングを通して、SIBにおいて、PBCHの適用可能なパラメータを介して、無線デバイス14に伝達することができる。以下で詳細に述べられる別の実施形態では、無線デバイス14は、サブフレームの数を検出することにより、又は代替的には、フレーム毎の参照シンボルを搬送するOFDMシンボル期間を検出することにより、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅を決定する。
次に、無線デバイス14は、CRSを搬送するアンテナポートの数(CPORTS)を決定する(ステップ502)。より具体的には、アンテナポートの数(CPORTS)は、以下のように定義される。

ここで、RMINは、CRSを搬送するために必要とされる、半フレーム毎のRBペアの所定の最小数であり、NRBは、RBの数として表されるダウンリンクキャリアのシステム帯域幅である。数式6は、CRSを搬送するために使用することができるアンテナポートの最大数が2であると仮定することに留意すべきである。しかし、本開示は、これに限定されない。使用できるアンテナポートの最大数では、2より大きくてもよい(例えば、3又は4)。
次に、無線デバイス14は、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅に基づき、又は別の方法でダウンリンクキャリアのシステム帯域幅の関数として、半フレーム毎のCRSを搬送するサブフレームの数(CSF)を決定する(ステップ504)。より具体的には、本実施形態において、半フレーム毎のCRSを搬送するサブフレームの数(CSF)が、以下のように定義される。

ここで、ceil()は、最小の次の整数に実数をマッピングする天井関数である。数式7から、フレーム毎のCRSを搬送するサブフレームの数は、2・CSFとして表すことができる。同様に、CRSを搬送するために必要とされる、フレーム毎のRBペアの所定の最小数は、2・RMINと定義することができる。
いくつかの実施形態では、無線デバイス14はまた、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅に基づき、又は別の方法でダウンリンクキャリアのシステム帯域幅の関数として、CRSを搬送するダウンリンクキャリアの周波数領域のRBの数(CRB)も決定する(ステップ506)。より具体的には、1つの実施形態では、CRSを搬送するダウンリンクキャリアの周波数次元におけるRBの数(CRB)が、以下のように定義される。

無線デバイス14は、数式6、7、8によりCPORTS、CSF及びCRBを計算し、数式6、7、8に基づき、適切な参照表を使用して、CPORTS、CSF及びCRBを決定することなどができる。
数式8が1つの例にすぎないということに留意すべきである。ダウンリンクキャリアの周波数次元におけるRBの数(CRB)は、別の方法で定義することができる。例えば、別の実施形態では、CRSを搬送するダウンリンクキャリアの周波数次元におけるRBの数(CRB)が、以下のように定義される。

この実施形態では、無線デバイス14は、数式6、7、9によりCPORTS、CSF及びCRBを計算し、数式6、7、9に基づき、適切な参照表を使用して、CPORTS、CSF及びCRBを決定することなどができる。
さらに別の実施形態では、CRSを搬送するダウンリンクキャリアの周波数次元におけるRBの数(CRB)が、以下のように定義される。

数式10を使用して、CRSを搬送する周波数次元におけるRBの数(CRB)は、CRSを搬送するRBペアの数が、ceil(RMIN/(CPORTSxCSF))に等しくなるように選択される。ゆえに、半フレーム毎の複数のサブフレームが、CRSを搬送するために割り当てられる場合に、CRSを搬送する周波数次元におけるRBの数(CRB)は、半フレーム毎のCRSを搬送するRMIN RBペアを提供するために必要とされる最小数である。この実施形態では、無線デバイス14は、数式6、7、10によりCPORTS、CSF及びCRBを計算し、数式6、7、10に基づき、適切な参照表を使用して、CPORTS、CSF及びCRBを決定することなどができる。
CRSを搬送するダウンリンクキャリアの周波数次元でのRBは、好ましくは、システム帯域幅の中心部である。1つの具体的な実施形態では、CRSは、PSS及びSSSが送信される少なくともこれらのサブフレーム中に存在する。CSF>1の場合、次に各スロット毎に、追加のCSF−1のサブフレームは、CRSを搬送し、これらの追加のCSF−1のサブフレームは、PSS及びSSSが送信されるサブフレームの前で、又はPSS及びSSSが送信されたサブフレームの後で、若しくはその両方で、PSS及びSSSが送信されるサブフレームに直接隣接することができる。PSS及びSSSが送信されるサブフレームの位置にCRSを搬送するサブフレームの位置の関係は、好ましくは、あらかじめ定義され、無線デバイス14に知らされている。さらに、PSS及びSSSを搬送するフレーム毎に2つのサブフレームが存在するので、フレーム毎にCRSを搬送する2・CSFサブフレームが存在するだろう。
この実施形態では、ステップ500〜506は、無線デバイス14によりプログラムで実行され、いくつかの実施形態では、必要に応じて、繰り返すことができる。例として、無線デバイス14が、新しいセルラー通信ネットワークでコールドスタートを実行すると、ステップ500〜506を実行することができる。しかしながら、代替的な実施形態では、ステップ500〜506は、無線デバイス14の設計及び製造中に実行され、その結果、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅、半フレーム毎のCRSを搬送するサブフレームの数、及びCRSを搬送する周波数次元におけるRBの数は、無線デバイス14の設計者又は製造者により決定され、無線デバイス14にハードコードされる。
次に、無線デバイス14は、ダウンリンクキャリア上でダウンリンク信号を受信するが、ここでは、ダウンリンク信号は、アンテナポートの決定された数、フレーム毎に、半フレーム毎のサブフレームの決定された数、及び周波数次元におけるRBの決定された数で搬送されるCRSを有する(ステップ508)。無線デバイス14は、ダウンリンク信号で搬送されるCRSを使用して、1つ又は複数の動作を実行する(ステップ510)。この場合もやはり、1つ又は複数の動作は、時間及び/又は周波数同期、チャネル推定などを含むことができるが、これらに限定されない。LTEについて、1つ又は複数の動作は、付加的又は代替的に、ダウンリンクキャリアで搬送されるCRSを使用して、1つ又は複数のRRM測定値の取得を含むことができる。
図14は、図13のプロセスに従った、アンテナポートの決定された数、時間次元におけるフレーム毎のサブフレームの決定された数、及び周波数次元におけるRBの決定された数でCRSを搬送するダウンリンク信号のLTEフレーム32の1つの例を示す。この例では、システム帯域幅は、NRB=15RB(すなわち、3MHz)と定義され、半フレーム毎のRBペアの所定の最小数は、RMIN=25と定義される。そのようなものとして、先ほどの数式6及び8に基づき、CRSを搬送するアンテナポートの数(CPORTS)は2であり、半フレーム毎のCRSを搬送するサブフレームの数(CSF)は1であり、CRSを搬送するダウンリンクキャリアの周波数次元におけるRBの数(CRB)は13に等しい。ゆえに、図14に示されるように、CRSは、LTEフレーム32にCRSを搬送する合計2つのサブフレームについて、半フレーム毎の1つのサブフレームに搬送される。特に、この具体的な実施形態では、CRSは、第1のスロット、又は半フレームのサブフレームSF、及び第2のスロット、又は半フレームのサブフレームSFに搬送される。サブフレームSF及びSFは、PSS及びSSSを搬送するサブフレームである。さらに、CRSを搬送するサブフレームの各々において、CRSは、ダウンリンクキャリアの周波数次元における真ん中の13のRBのアンテナポート0及び1のCRS位置に搬送される。その結果、半フレーム毎のCRSを搬送するRBペアの数は26であり、この例では25であるRMINよりも大きい。図14はまた、RB34と呼ばれる、CRSを搬送するRBのうちの1つも示す。図示されたように、RB34は、アンテナポート0のCRSの位置及びアンテナポート1のCRS位置にCRSを搬送する。同様に、LTEフレーム32にCRSを搬送する他のRBは、アンテナポート0のCRSの位置及びアンテナポート1のCRSの位置にCRSを搬送する。
図15は、図13のプロセスに従った、アンテナポートの決定された数、時間次元におけるフレーム毎のサブフレームの決定された数、及び周波数次元におけるRBの決定された数でCRSを搬送するダウンリンク信号のLTEフレーム36の1つの例を示す。この例では、ダウンリンクキャリアの周波数次元におけるRBの数は、CRB= NRBと定義され、システム帯域幅は、NRB=15RB(すなわち、3 MHz)と定義され、半フレーム毎のRBペアの所定の最小数は、RMIN=25と定義される。そのようなものとして、先ほどの数式6及び7に基づき、CRSを搬送するアンテナポートの数(CPORTS)は2であり、半フレーム毎のCRSを搬送するサブフレームの数(CSF)は1であり、CRSを搬送するダウンリンクキャリアの周波数次元におけるRBの数(CRB)は15に等しい。ゆえに、図15に示されるように、CRSは、LTEフレーム36にCRSを搬送する合計2つのサブフレームについて、半フレーム毎の1つのサブフレームに搬送される。特に、この具体的な実施形態では、CRSは、第1のスロット、又は半フレームのサブフレームSF、及び第2のスロット、又は半フレームのサブフレームSFに搬送される。サブフレームSF及びSFは、PSS及びSSSを搬送するサブフレームである。さらに、CRSを搬送するサブフレームの各々において、CRSは、ダウンリンクキャリアの周波数次元における15すべてのRBのアンテナポート0及び1のCRS位置に搬送される。結果として、半フレーム毎の1つのCRSを搬送するRBペアの数は30であり(各RBがCRSの2つのポートを有するので)、本実施例では25であるRMINよりも大きい。図15はまた、RB38と呼ばれる、CRSを搬送するRBのうちの1つも示す。図示されたように、RB38は、アンテナポート0のCRSの位置及びアンテナポート1のCRS位置にCRSを搬送する。同様に、LTEフレーム36にCRSを搬送する他のRBは、アンテナポート0のCRSの位置及びアンテナポート1のCRSの位置にCRSを搬送する。
図16は、本開示の第4の具体的な実施形態による、図4の無線デバイス14の動作を示すフローチャートである。この実施形態では、セルラー通信ネットワーク10は、LTEネットワークである。この実施形態は、図13の実施形態に類似する。しかし、この実施形態では、異なるサブフレームでCRSを搬送するために使用されるアンテナポートの数は異なっていてもよい。
より具体的には、まず、無線デバイス14は、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅を決定する(ステップ600)。LTEについて、システム帯域幅は、ダウンリンクキャリアの周波数次元におけるRBの数として表すことができる。1つの実施形態では、無線デバイス14は、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅のインジケータを、基地局12から適切なシグナリングを介して、受信することによって、システム帯域幅を決定する。LTEについて、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅は、無線デバイス14、又は類似の上位層シグナリング機構に固有のシグナリングを通して、SIBにおいて、PBCHの適用可能なパラメータを介して、無線デバイス14に伝達することができる。以下で詳細に述べられる別の実施形態では、無線デバイス14は、サブフレームの数を検出することにより、又は代替的には、フレーム毎の参照シンボルを搬送するOFDMシンボル期間を検出することにより、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅を決定する。
次に、無線デバイス14は、CRSを搬送するアンテナポートの数(CPORTS)を決定する(ステップ602)。より具体的には、アンテナポートの数(CPORTS)は、以下のように定義される。

ここで、RMINは、CRSを搬送するために必要とされる、半フレーム毎のRBペアの所定の最小数であり、NRBは、RBの数として表されるダウンリンクキャリアのシステム帯域幅である。数式11は、CRSを搬送するために使用することができるアンテナポートの最大数が2であると仮定することに留意すべきである。しかし、本開示は、これに限定されない。使用できるアンテナポートの最大数では、2より大きくてもよい(例えば、3又は4)。
無線デバイス14は次に、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅に基づき、又は別の方法でダウンリンクキャリアのシステム帯域幅の関数として、アンテナポート0のCRSの位置(CSF0)の、半フレーム毎のCRSを搬送するサブフレームの数を決定する(ステップ604)。より具体的には、本実施形態において、アンテナポート0のCRSの位置(CSF0)の、半フレーム毎のCRSを搬送するサブフレームの数が、以下のように定義される。

ここで、ceil()は、最小の次の整数に実数をマッピングする天井関数である。数式12から、アンテナポート0のCRSの位置の、フレーム毎のCRSを搬送するサブフレームの数は、2・CSF0と表すことができる。同様に、CRSを搬送するために必要とされる、フレーム毎のRBペアの所定の最小数は、2・RMINと定義することができる。
無線デバイス14はまた、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅に基づき、又は別の方法でダウンリンクキャリアのシステム帯域幅の関数として、アンテナポート1のCRSの位置(CSF1)の、半フレーム毎のCRSを搬送するサブフレームの数を決定する(ステップ606)。より具体的には、本実施形態において、アンテナポート1のCRSの位置(CSF1)の、半フレーム毎のCRSを搬送するサブフレームの数が、以下のように定義される。

ここで、floor()は、最大の前の整数に実数をマッピングする床関数である。数式13から、アンテナポート1のCRSの位置の、フレーム毎のCRSを搬送するサブフレームの数は、2・CSF1と表すことができる。
いくつかの実施形態では、無線デバイス14はまた、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅に基づき、又は別の方法でダウンリンクキャリアのシステム帯域幅の関数として、CRSを搬送するダウンリンクキャリアの周波数領域のRBの数(CRB)も決定する(ステップ608)。より具体的には、1つの実施形態では、CRSを搬送するダウンリンクキャリアの周波数次元におけるRBの数(CRB)が、数式9のように定義される。他の実施形態では、数式8又は10が使用されてもよい。無線デバイス14は、数式11、12、13及び9により、CPORTS、CSF0、CSF1、及びCRBを計算し、数式11、12、13及び9に基づき構成された適切な参照表を使用して、CPORTS、CSF及びCRBを決定することなどができる。
CRSを搬送するダウンリンクキャリアの周波数次元でのRBは、好ましくは、システム帯域幅の中心部である。1つの具体的な実施形態では、CRSは、PSS及びSSSが送信される少なくともこれらのサブフレーム中に存在する。CSF>1の場合、次に各スロット毎に、追加のCSF−1のサブフレームは、CRSを搬送し、これらの追加のCSF−1のサブフレームは、PSS及びSSSが送信されるサブフレームの前で、又はPSS及びSSSが送信されたサブフレームの後で、若しくはその両方で、PSS及びSSSが送信されるサブフレームに直接隣接することができる。PSS及びSSSが送信されるサブフレームの位置にCRSを搬送するサブフレームの位置の関係は、好ましくは、あらかじめ定義され、無線デバイス14に知らされている。さらに、PSS及びSSSを搬送するフレーム毎に2つのサブフレームが存在するので、フレーム毎にCRSを搬送する2・CSFサブフレームが存在するだろう。
この実施形態では、ステップ600〜608は、無線デバイス14によりプログラムで実行され、いくつかの実施形態では、必要に応じて、繰り返すことができる。例として、無線デバイス14が、新しいセルラー通信ネットワークでコールドスタートを実行すると、ステップ600〜608を実行することができる。しかしながら、代替的な実施形態では、ステップ600〜608は、無線デバイス14の設計及び製造中に実行され、その結果、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅、アンテナポートの数、異なるアンテナポート各々に対する半フレーム毎のCRSを搬送するサブフレームの数、及びCRSを搬送する周波数次元におけるRBの数は、無線デバイス14の設計者又は製造者により決定され、無線デバイス14にハードコードされる。
次に、無線デバイス14は、ダウンリンクキャリア上でダウンリンク信号を受信するが、ここでは、ダウンリンク信号は、アンテナポートの決定された数、異なるアンテナポート各々に対するフレーム毎に、半フレーム毎のサブフレームの決定された数、及び周波数次元におけるRBの決定された数で搬送されるCRSを有する(ステップ610)。無線デバイス14は、ダウンリンク信号で搬送されるCRSを使用して、1つ又は複数の動作を実行する(ステップ612)。この場合もやはり、1つ又は複数の動作は、時間及び/又は周波数同期、チャネル推定などを含むことができるが、これらに限定されない。LTEについて、1つ又は複数の動作は、付加的又は代替的に、ダウンリンクキャリアで搬送されるCRSを使用して、1つ又は複数のRRM測定値の取得を含むことができる。
図17は、図18のプロセスに従った、アンテナポートの決定された数、異なるサブフレーム各々に対する時間次元におけるフレーム毎のサブフレームの決定された数、及び周波数次元におけるRBの決定された数でCRSを搬送するLTEフレーム40の1つの例を示す。この例では、CRBは、NRBに等しいものと定義される。しかし、本開示は、これに限定されない。さらに、この例では、システム帯域幅は、NRB=15RB(すなわち、3 MHz)と定義され、半フレーム毎のRBペアの所定の最小数は、RMIN=35と定義される。そのようなものとして、先ほどの数式11〜13に基づき、CRSを搬送するアンテナポートの数(CPORTS) は2であり、アンテナポート0のCRSの位置(CSF0)における、半フレーム毎のCRSを搬送するサブフレームの数(CSF)は2であり、アンテナポート1のCRSの位置(CSF1)における、半フレーム毎のCRSを搬送するサブフレームの数は1に等しく、CRSを搬送するダウンリンクキャリアの周波数次元におけるRBの数(CRB)は15に等しい。ゆえに、図17に示すように、CRSは、LTEフレーム40にCRSを搬送する合計4つのサブフレームについて、半フレーム毎の2つのサブフレームに搬送される。特に、この具体的な実施形態では、アンテナポート0の位置のCRSは、前半フレームのサブフレームSF及びSF、並びに後半フレームのサブフレームSF及びSFに搬送される。アンテナポート1の位置のCRSは、前半フレームのサブフレームSF、及び後半フレームのサブフレームSFに搬送される。サブフレームSF及びSFは、PSS及びSSSを搬送するサブフレームである。結果として、半フレーム毎の1つのCRSを搬送するRBペアの数は45であり(第1のサブフレームのRBは2つのCRSポートを搬送し、第2のサブフレームのRBは1つのCRSポートを搬送するので)、本実施例では35であるRMINよりも大きい。図17はまた、RB42と呼ばれる、アンテナポート0及び1の位置でCRSを搬送するRBのうちの1つ、並びにRB44と呼ばれる、アンテナポート0の位置だけでCRSを搬送するRBのうちの1つも示す。
図18は、本開示の第6の具体的な実施形態による、図4の無線デバイス14の動作を示すフローチャートである。一般的に、先ほど説明した実施形態の多くは、時間領域ユニットとしてサブフレームを利用するが、本開示は、これに限定されない。代替的には、OFDMシンボル期間は、時間領域ユニットとして使用することができる。図18の具体的な実施形態は、図6の実施形態と類似しているが、時間領域ユニットは、サブフレームではなく、OFDMシンボル期間である。
まず、無線デバイス14は、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅を決定する(ステップ700)。LTEについて、システム帯域幅は、ダウンリンクキャリアの周波数次元におけるRBの数として表すことができる。1つの実施形態では、無線デバイス14は、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅のインジケータを、基地局12から適切なシグナリングを介して、受信することによって、システム帯域幅を決定する。LTEについて、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅は、無線デバイス14、又は類似の上位層シグナリング機構に固有のシグナリングを通して、SIBにおいて、PBCHの適用可能なパラメータを介して、無線デバイス14に伝達することができる。以下で詳細に述べられる別の実施形態では、無線デバイス14は、サブフレームの数を検出することにより、又は代替的には、フレーム毎の参照シンボルを搬送するOFDMシンボル期間を検出することにより、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅を決定する。
次に、無線デバイス14は、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅に基づき、又は別の方法でダウンリンクキャリアのシステム帯域幅の関数として、半フレーム毎の1つのCRSポートを搬送するOFDMシンボル期間の数(CSYM)を決定する(ステップ702)。より具体的には、本実施形態において、半フレーム毎のCRSを搬送するOFDMシンボル期間の数(CSYM)が、以下のように定義される。

ここで、RMIN_SYMは、半フレームの1つのCRSポートを搬送することになっている、1RB×1OFDMシンボル期間ユニットの所定の最小数を表す。CRSの同一数を取得するために、1つのサブフレームのCRSの1つのアンテナポートが4OFDMシンボル期間を使用するので、RMIN_SYMは、以下のように定義される。

数式15から、フレーム毎のCRSを搬送するOFDMシンボル期間の数は、2・CSYMとして表すことができる。同様に、フレームごとに1つのCRSを搬送するために必要とされる1 RB×1 OFDMシンボル期間ユニットの所定の最小数は、2・RMIN_SYMと定義することができる。
無線デバイス14はまた、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅に基づき、又は別の方法でダウンリンクキャリアのシステム帯域幅の関数として、CRSを搬送するダウンリンクキャリアの周波数領域のRBの数(CRB)も決定する(ステップ704)。より具体的には、本実施形態では、CRSを搬送するダウンリンクキャリアの周波数次元におけるRBの数(CRB)が、以下のように定義される。

数式14〜16によると、CRSは、ダウンリンクキャリアの時間次元及び周波数次元において全てのRBを占めるとは限らない。無線デバイス14は、数式14及び数式16によりCSYM及びCRBを計算し、適切な参照表を使用して、CSYM及びCRBを決定することなどができる。
CRSを搬送するダウンリンクキャリアの周波数次元でのRBは、好ましくは、システム帯域幅の中心部である。1つの具体的な実施形態では、CRSは、PSS及びSSSが送信されるサブフレームの少なくともOFDMシンボル期間に存在する。CSYM>4の場合、次に半フレーム毎に、追加のCSYM−4−1OFDMシンボル期間は、CRSを搬送し、これらの追加のCSYM−4−1OFDMシンボル期間は、PSS及びSSSが送信されるサブフレームの前で、又はPSS及びSSSが送信されたサブフレームの後で、若しくはその両方で、PSS及びSSSが送信されるサブフレームに直接隣接することができる。PSS及びSSSが送信されるサブフレームの位置にCRSを搬送するOFDMシンボル期間の位置の関係は、好ましくは、予め定義され、無線デバイス14に知らされている。
この実施形態では、ステップ700〜704は、無線デバイス14によりプログラムで実行され、いくつかの実施形態では、必要に応じて、繰り返すことができる。例として、無線デバイス14が、新しいセルラー通信ネットワークでコールドスタートを実行すると、ステップ700〜704を実行することができる。しかしながら、代替的な実施形態では、ステップ700〜704は、無線デバイス14の設計及び製造中に実行され、その結果、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅、半フレーム毎の1つのCRSポートを搬送するOFDMシンボル期間の数、及びCRSを搬送する周波数次元におけるRBの数は、無線デバイス14の設計者又は製造者により決定され、無線デバイス14にハードコードされる。
次に、無線デバイス14は、ダウンリンクキャリア上でダウンリンク信号を受信するが、ここでは、ダウンリンク信号は、半フレーム毎のOFDMシンボル期間の決定された数、及び周波数次元におけるRBの決定された数で搬送されるCRSを有する(ステップ706)。無線デバイス14は、ダウンリンク信号で搬送されるCRSを使用して、1つ又は複数の動作を実行する(ステップ708)。この場合もやはり、1つ又は複数の動作は、時間及び/又は周波数同期、チャネル推定などを含むことができるが、これらに限定されない。LTEについて、1つ又は複数の動作は、付加的又は代替的に、ダウンリンクキャリアで搬送されるCRSを使用して、1つ又は複数のRRM測定値の取得を含むことができる。
図19は、図18のプロセスに従った、時間次元におけるフレーム毎のOFDMシンボル期間の決定された数、及び周波数次元におけるRBの決定された数でCRSを搬送するダウンリンク信号のLTEフレーム46の1つの例を示す。この例では、システム帯域幅は、NRB=15RB(即ち、3MHz)及びRMIN_SYM=78と定義される。そのようなものとして、半フレーム毎のCRSを搬送するOFDMシンボル期間の数(CSYM)は6であり、CRSを搬送するダウンリンクキャリアの周波数次元におけるRBの数(CRB)は13に等しい。ゆえに、図19に示されるように、CRSは、LTEのフレーム46でCRSを搬送する合計12のOFDMシンボル期間について、半フレーム毎に6OFDMシンボル期間で搬送される(すなわち、CRSは、半フレーム毎に1.5サブフレームで搬送される)。具体的には、この特定の実施形態では、CRSは、前半フレームのサブフレームSFの4つのOFDMシンボル期間、及びサブフレームSFの2つのOFDMシンボル期間で搬送される。同様に、CRSは、後半フレームのサブフレームSFの4つのOFDMシンボル期間、及びサブフレームSFの2つのOFDMシンボル期間で搬送される。サブフレームSF及びSFは、PSS及びSSSを搬送するサブフレームである。さらに、CRSは、ダウンリンクキャリアの周波数次元における真ん中の13のRBに搬送される。その結果、半フレーム毎の1つのCRSポートを搬送する1OFDMシンボル期間×1RBユニットの数は78であり、この例で78であるRMIN_SYMに等しい。
図19はまた、RB48と呼ばれる、4つのOFDMシンボル期間のCRSを搬送するRBのうちの1つも示す。図示されたように、RB48は、アンテナポート0の従来の位置にCRSを搬送する。同様に、LTEフレーム46の4つのOFDMシンボル期間でCRSを搬送する他のRBは、アンテナポート0の従来の位置でCRSを搬送する。対照的に、図19は、RB50と呼ばれる、4つの可能なOFDMシンボル期間のうちの2つだけでCRSを搬送するRBのうちのいくつかを示している。図示されたように、RB50は、アンテナポート0の4つの従来の位置のうちの2つだけにCRSを搬送する。同様に、LTEフレーム46の2つのOFDMシンボル期間でCRSを搬送する他のRBは、アンテナポート0の4つの従来の位置のうちの2つだけでCRSを搬送する。
図20は、本開示の1つの実施形態による、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅を決定するための無線デバイス14の動作を示すフローチャートである。まず、無線デバイス14は、基地局12から基地局のダウンリンクキャリアを介して受信されるダウンリンク信号において、半フレーム毎のCRSを搬送するサブフレームの数を検出する。サブフレームが本実施形態では言及されているが、OFDMシンボル期間が代替的に使用されてもよいことに留意されたい。サブフレームの数が検出されると、無線デバイス14は、CRSを搬送するサブフレームの数に基づき、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅を決定する(ステップ802)。より具体的には、無線デバイス14は、半フレーム毎のCRSを搬送するサブフレームの数と、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅との間の所定の関係の知識を有する。例えば、無線デバイス14は、対応するシステム帯域幅にサブフレームの検出数を相関させる参照表を格納することができる。
以下の表1は、サブフレームの検出数とダウンリンクキャリアのシステム帯域幅との間の所定の関係の一例を示す。しかしながら、注目すべきは、表1に示された関係は、1つの例に過ぎず、本開示の範囲を限定するものではない。
図21は、本開示の別の実施形態による、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅を決定するための無線デバイス14の動作を示すフローチャートである。この実施形態では、ダウンリンクキャリア上で受信されるダウンリンク信号の各フレームで、少なくとも、PSS及びSSSを搬送するサブフレームからのオフセットDにおけるサブフレームもまた、CRSを搬送する。オフセットDは、任意の0以上の整数とすることができる。この知識に基づいて、無線デバイス14はまず、既知の技術を使用して、サブフレームNにおけるPSS及びSSSを検出する(ステップ900)。サブフレームNがPSS及びSSSを搬送するので、無線デバイス14には、サブフレームN+DもまたCRSを搬送することが知らされる。このようなものとして、無線デバイス14は、例えば、1つ又は複数の動作を実行するために、サブフレームN+DのCRSを使用する(ステップ902)。とりわけ、この時点で、無線デバイス14は、まだシステム帯域幅を決定していないので、例えば、現在、LTEについて6RBである最小の可能なシステム帯域幅のCRSを使用することができる。
次に、無線デバイス14は、CRSがサブフレームN+D+1で検出されるかどうかを判定する(ステップ904)。検出されない場合、無線デバイス14には、CRSの少なくとも所定の最小数が、半フレーム毎に1つのサブフレームだけに送信されることが知らされている。このようなものとして、この具体的な例では、無線デバイス14は、システム帯域幅は25RBであると判定し、したがって、25RBのシステム帯域幅を使用して同期及びRRM測定に切り替える(ステップ906)。ステップ904に戻り、CRSがサブフレームN+D+1で検出された場合、次に無線デバイス14は、同期及びRRM測定ためにサブフレームN+D+1のCRSを使用する(ステップ908)。
次に、無線デバイス14は、CRSがサブフレームN+D+2で検出されるかどうかを判定する(ステップ910)。検出されない場合、無線デバイス14には、CRSの少なくとも所定の最小数が、半フレーム毎に2つのサブフレームに送信されることが知らされている。このようなものとして、この具体的な例では、無線デバイス14は、システム帯域幅は15RBであると判定し、したがって、15RBのシステム帯域幅を使用して同期及びRRM測定に切り替える(ステップ912)。ステップ910に戻って、CRSがサブフレームN+D+2で検出された場合、無線デバイス14は、システム帯域幅が6RBであると判定し、したがって、すべてのサブフレーム及びシステム帯域幅のすべてを使用して、同期及びRRM測定に切り替える(ステップ914)。図21のプロセスは、半フレーム毎のCRSを搬送するサブフレームの数が、検出され、システム帯域幅を決定するために使用されることができる方法の例に過ぎないことに留意すべきである。図21のプロセスに対する多くの変形が、この開示を読めば、当業者には容易に明らかになるだろう。これらの変形は、CRSを搬送するサブフレームの数とシステム帯域幅との間の相関関係を含むが、これに限定されない。
図22は、本開示の1つの実施形態による、ダウンリンクキャリア上でダウンリンク信号を送信するための、基地局12の動作を示すフローチャートである。図示されたように、基地局12は、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅を決定する(ステップ1000)。LTEについて、システム帯域幅は、サブフレーム毎のRBペアの数として表すことができる。システム帯域幅は、基地局12にプログラムすることができる。代替的には、基地局12は、ダウンリンクキャリアに利用可能な帯域幅をプログラムで決定することができる。例えば、いくつかの実施形態において、基地局12は、例えば、干渉測定に基づき、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅を決定することができる。さらに別の実施形態では、基地局12は、例えば、別の基地局、管理ノードなどのような別のネットワークノードから、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅を受信することができる。
システム帯域幅に基づき、基地局12は、システム帯域幅に基づき、又は別の方法でシステム帯域幅の関数として、フレーム毎の参照シンボルを搬送することになっている時間領域ユニット(例えば、サブフレーム又はOFDMシンボル期間)の数を決定する(ステップ1002)。時間領域ユニットの数は、例えば、上記の技術のいずれかを使用して、決定することができる。いくつかの実施形態では、基地局12はまた、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅に基づき、又は別の方法でダウンリンクキャリアのシステム帯域幅の関数として、参照シンボルを搬送することになっているダウンリンクキャリアの周波数領域の周波数領域ユニットの数(例えば、RB)も決定する(ステップ1004)。周波数領域ユニットの数は、例えば、上記の技術のいずれかを使用して、決定することができる。注目すべきは、処理に先立ち、この実施形態では、ステップ1000〜1004は、基地局12によりプログラムで実行され、いくつかの実施形態では、必要に応じて繰り返すことができることである。例として、ステップ1000〜1004は、基地局12がコールドスタートを実行すると、実行され、周期的に又は別の方法で必要に応じて、潜在的に繰り返すことができる。しかしながら、代替的な実施形態では、ステップ1000〜1004は、基地局12の設計及び製造中に実行され、その結果、ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅、参照シンボルを搬送するフレーム毎の時間領域ユニットの数、及びいくつかの実施形態では、周波数次元における参照シンボルを搬送する周波数領域ユニットの数は、基地局12の設計者又は製造者により決定され、基地局12にハードコードされる。次に、基地局12は、ダウンリンクキャリア上でダウンリンク信号を受信するが、ここでは、ダウンリンク信号は、フレーム毎に時間領域ユニットの決定された数、及びいくつかの実施形態では、周波数領域ユニットの決定された数で搬送される参照シンボルを有する(ステップ1006)。
図23は、本開示の1つの実施形態による、基地局12のブロック図である。基地局12は、1つ又は複数のトランシーバーサブシステム52及び制御サブシステム54を含む。トランシーバーサブシステム52のうちの少なくとも1つは、セルラー通信ネットワーク10において、無線デバイス14のような、無線デバイスとメッセージを無線で送受信するための、一般的にはアナログコンポーネントを含み、いくつかの実施形態では、そのようなデジタルコンポーネントを含む。具体的な実施形態では、トランシーバーサブシステム52は、無線周波数(RF)トランシーバーを表す又は含むことができ、若しくは、そのようなメッセージ及び/又は他の適する情報を、無線デバイス14などの無線デバイスに無線で送信することができる、RFトランスミッターとレシーバーとを分離することができる。
制御サブシステム54は、ハードウェア又はハードウェアとソフトウェアとの組み合わせで実装される。一般的に、制御サブシステム54は、本明細書に記載されるように、帯域幅適応参照信号を有するダウンリンク信号を送信するために、トランシーバーサブシステム52を介して、潜在的な他の基地局の無線デバイス14と通信するように動作する。
具体的な実施形態では、制御サブシステム54は、例えば、本明細書中に記載された基地局12の機能の一部又はすべてを実行するために、1つ又は複数の汎用又は専用のマイクロプロセッサ、若しくは適切なソフトウェア及び/又はファームウェアでプログラムされた他のマイクロコントローラを含むことができる。加えて又は代替的に、制御サブシステム54は、本明細書に記載された基地局12の機能の一部又はすべてを実行するように構成された、各種デジタルハードウェアブロック(例えば、1つ又は複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、1つ又は複数の市販のデジタルハードウェアコンポーネント及びアナログハードウェアコンポーネント、若しくはこれらの組み合わせ)を含むことができる。さらに、具体的な実施形態では、基地局12の上述の機能は、ソフトウェア、又は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、磁気記憶デバイス、光記憶デバイス、又は他の適切な種類のデータ記憶コンポーネントのような、非一時的なコンピュータ可読媒体に格納された他の命令を実行する制御サブシステム54により、全体的に又は部分的に、実装することができる。
図24は、本開示の1つの実施形態による、無線デバイス14のブロック図である。無線デバイス14は、1つ又は複数のトランシーバーサブシステム56、及び制御サブシステム58を含む。トランシーバーサブシステム56のうちの少なくとも1つは、セルラー通信ネットワーク10において、他の無線デバイスとメッセージを無線で送受信するための、一般的にはアナログコンポーネントを含み、いくつかの実施形態では、そのようなデジタルコンポーネントを含む。具体的な実施形態では、トランシーバーサブシステム56は、RFトランシーバーを表す又は含むことができ、若しくは、そのようなメッセージ及び/又は他の適する情報を、基地局又は他の無線デバイスに無線で送信することができる、RFトランスミッターとレシーバーとを分離することができる。
制御サブシステム58は、ハードウェア又はハードウェアとソフトウェアとの組み合わせで実装される。一般的に、制御サブシステム58は、上記の方法で、ダウンリンクキャリア上で基地局12によって送信される帯域幅適応参照信号を有するダウンリンク信号を、トランシーバーサブシステム56を介して、受信するように動作する。
具体的な実施形態では、制御サブシステム58は、例えば、本明細書中に記載された無線デバイス14の機能の一部又はすべてを実行するために、1つ又は複数の汎用又は専用のマイクロプロセッサ、若しくは適切なソフトウェア及び/又はファームウェアでプログラムされた他のマイクロコントローラを含むことができる。加えて又は代替的に、制御サブシステム58は、本明細書に記載された無線デバイス14の機能の一部又はすべてを実行するように構成された、各種デジタルハードウェアブロック(例えば、1つ又は複数のASIC、1つ又は複数の市販のデジタルハードウェアコンポーネント及びアナログハードウェアコンポーネント、若しくはこれらの組み合わせ)を含むことができる。さらに、具体的な実施形態では、無線デバイス14の上述の機能は、ソフトウェア、又は、RAM、ROM、磁気記憶デバイス、光記憶デバイス、又は他の適切な種類のデータ記憶コンポーネントのような、非一時的なコンピュータ可読媒体に格納された他の命令を実行する制御サブシステム58により、全体的に又は部分的に、実装することができる。
以下の略語が、本開示全体で使用されている。
・ 3GPP 第3世代パートナーシッププロジェクト
・ ASIC 特定アプリケーション向け集積回路
・ CRS 共通参照シンボル
・ eNB 拡張ノードB
・ LTE ロングタームエボリューション
・ MHz メガヘルツ
・ ms ミリ秒
・ OFDM 直交周波数分割多重
・ PBCH 物理ブロードキャストチャネル
・ PSS プライマリ同期シーケンス
・ RAM ランダムアクセスメモリ
・ RB リソースブロック
・ RE リソースエレメント
・ RF 無線周波数
・ ROM 読み取り専用メモリ
・ RRM 無線リソース管理
・ CRS 参照シンボル
・ SIB システム情報ブロック
・ PSS セカンダリ同期シーケンス
・ UE ユーザ機器
当業者は、本開示の好ましい実施形態に対する改良および修正を認識するだろう。このような全ての改良および修正は、本明細書に開示された概念及び添付の特許請求の範囲の範囲内であると考えられる。

Claims (31)

  1. セルラー通信ネットワーク(10)における無線デバイス(14)の動作の方法であって、
    ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅を決定すること、
    参照シンボルを搬送するダウンリンク信号中のフレーム毎の時間領域ユニットの数が前記ダウンリンクキャリアの前記システム帯域幅の関数である基地局(12)から、前記ダウンリンクキャリア上で前記ダウンリンク信号を受信すること(106、206、306、406、508、610、706)、及び
    1つ又は複数の所望の特性を提供するために、前記ダウンリンク信号の前記参照シンボルを処理すること(108、208、308、408、510、612、708)
    を含み、
    前記フレーム毎の時間領域ユニットの数が可変となるように、前記フレーム毎の時間領域ユニットの数は、第1のシステム帯域幅に対しては第1の値であり、第2のシステム帯域幅に対しては第2の値である、方法。
  2. 参照シンボルを搬送する前記ダウンリンク信号のフレーム毎の時間領域ユニット記数は、参照シンボルを搬送するフレーム毎のサブフレームの数である、請求項1に記載の方法。
  3. 参照シンボルを搬送する前記ダウンリンク信号中のフレーム毎の時間領域ユニットの前記数は、参照シンボルを搬送するフレーム毎のシンボル期間の数である、請求項1に記載の方法。
  4. 参照シンボルを搬送する前記ダウンリンク信号中のフレーム毎の時間領域ユニットの前記数は、前記ダウンリンク信号が、フレーム毎の参照シンボルの少なくとも所定の最小数を含むように、前記システム帯域幅及びフレーム毎の参照シンボルの所定の最小数の関数である、請求項1に記載の方法。
  5. 前記ダウンリンク信号は、前記ダウンリンクキャリアの前記システム帯域幅全体にわたり参照シンボルを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記ダウンリンク信号は、前記ダウンリンク信号の時間次元における複数のサブフレーム、及び前記ダウンリンク信号の周波数次元における複数のリソースブロックを含むフレームを含み、ここで、前記ダウンリンク信号の前記周波数次元における前記複数のリソースブロックは、前記ダウンリンクキャリアの前記システム帯域幅を定義し、
    参照シンボルを搬送する前記ダウンリンク信号中のフレーム毎の時間領域ユニットの前記数は、参照シンボルを搬送するフレーム毎のサブフレーム数であり、並びに
    前記ダウンリンク信号は、参照シンボルを搬送する前記周波数次元におけるリソースブロックの数がまた、前記システム帯域幅の関数となるものである、請求項1に記載の方法。
  7. 前記ダウンリンク信号は、前記ダウンリンク信号の時間次元における複数のシンボル期間、及び前記ダウンリンク信号の周波数次元における複数のリソースブロックを含むフレームを含み、ここで、前記ダウンリンク信号の前記周波数次元における前記複数のリソースブロックは、前記ダウンリンクキャリアの前記システム帯域幅を定義し、
    参照シンボルを搬送する前記ダウンリンク信号中のフレーム毎の時間領域ユニットの前記数は、参照シンボルを搬送するフレーム毎のシンボル期間の数であり、並びに
    前記ダウンリンク信号は、参照シンボルを搬送する前記周波数次元におけるリソースブロックの数がまた、前記システム帯域幅の関数となるものである、請求項1に記載の方法。
  8. 参照シンボルを搬送する周波数領域ユニットの数はまた、前記ダウンリンクキャリアの前記システム帯域幅の関数である、請求項1に記載の方法。
  9. 前記ダウンリンク信号は、前記ダウンリンク信号の時間次元における複数のサブフレーム、及び前記ダウンリンク信号の周波数次元における複数のリソースブロックを備えるフレームを備え、ここで、前記ダウンリンク信号の前記周波数次元における前記複数のリソースブロックは、前記ダウンリンクキャリアの前記システム帯域幅を定義し、並びに
    参照シンボルを搬送する前記ダウンリンク信号中のフレーム毎の時間領域ユニットの前記数は、2倍のceil(RMIN/NRB(ここで、R MIN は、参照シンボルを搬送するために必要とされる半フレーム毎のリソースブロックペアの所定の最小数であり、N RB は、リソースブロックの数として表される前記ダウンリンクキャリアの前記システム帯域幅である)と定義される参照シンボルを搬送する前記ダウンリンク信号中のフレーム毎のサブフレームの数である、請求項1に記載の方法。
  10. 参照シンボルを搬送する前記周波数次元におけるリソースブロックの数はまた、前記ダウンリンクキャリアの前記システム帯域幅の関数であり、min(NRB、RMIN)と定義される、請求項9に記載の方法。
  11. 参照シンボルを搬送する前記周波数次元におけるリソースブロックの数は、前記ダウンリンクキャリアの前記システム帯域幅のリソースブロックの数に等しい、請求項9に記載の方法。
  12. 参照シンボルを搬送する前記周波数次元におけるリソースブロックの数はまた、前記ダウンリンクキャリアの前記システム帯域幅の関数であり、CSFが、参照シンボルを搬送する前記ダウンリンク信号中のフレーム毎のサブフレームの前記数の半分である場合に、ceil(RMIN/CSF)と定義される、請求項9に記載の方法。
  13. 前記ダウンリンク信号は、前記ダウンリンク信号の時間次元における複数のサブフレーム、及び前記ダウンリンク信号の周波数次元における複数のリソースブロックを含むフレームを含み、ここで、前記ダウンリンク信号の前記周波数次元における前記複数のリソースブロックは、前記ダウンリンクキャリアの前記システム帯域幅を定義し、各リソースブロックは、複数の送信ポートのための参照シンボル位置を含み、
    参照シンボルを搬送する前記ダウンリンク信号中のフレーム毎の時間領域ユニットの前記数は、参照シンボルを搬送する前記ダウンリンク信号中のフレーム毎のサブフレームの数であり、ここで、参照シンボルを搬送する前記ダウンリンク信号中のフレーム毎のサブフレームの数は、前記ダウンリンクキャリアの前記システム帯域幅の関数であり、並びに
    参照シンボルを搬送する前記複数の送信ポートの数はまた、前記ダウンリンクキャリアの前記システム帯域幅の関数である、請求項1に記載の方法。
  14. 前記複数の送信ポートのうちの同数が、参照シンボルを搬送するフレーム毎のサブフレームの前記数のうちの各々で参照シンボルを搬送する、請求項13に記載の方法。
  15. 参照シンボルを搬送する前記複数の送信ポートの前記数は、min(2,ceil(RMIN/NRB))(ここで、R MIN は、参照シンボルを搬送することになっている半フレーム毎のリソースブロックペアの所定の最小数であり、N RB は、リソースブロックの数として表される前記ダウンリンクキャリアの前記システム帯域幅である)と定義される、請求項14に記載の方法。
  16. 参照シンボルを搬送する前記ダウンリンク信号中のフレーム毎のサブフレームの前記数は、2倍のceil(RMIN/(NRBxCPORTS))(ここで、C PORTS は、参照シンボルを搬送する前記複数の送信ポートの前記数である)と定義される、請求項15に記載の方法。
  17. 参照シンボルを搬送する前記周波数次元におけるリソースブロックの数はまた、前記ダウンリンクキャリアの前記システム帯域幅の関数であり、及


    (ここで、N RB は、リソースブロックの数として表される前記ダウンリンクキャリアの前記システム帯域幅であり、R MIN は、参照シンボルを搬送することになっている半フレーム毎のリソースブロックペアの所定の最小数であり、かつC PORTS は、参照シンボルを搬送する前記複数の送信ポートの前記数である)と定義される、請求項16に記載の方法。
  18. 参照シンボルを搬送するフレーム毎のサブフレームの前記数のうちの1つの中の参照シンボルを搬送する前記複数の送信ポートの前記数は、参照シンボルを搬送するフレーム毎のサブフレームの前記数のうちの異なる1つの中の参照シンボルを搬送する前記複数の送信ポートの前記数とは異なる、請求項13に記載の方法。
  19. 参照シンボルを搬送する前記複数の送信ポートの前記数は、min(2,ceil(RMIN/NRB))(ここで、R MIN は、参照シンボルを搬送することになっている半フレーム毎のリソースブロックペアの所定の最小数であり、N RB は、リソースブロックの数として表される前記ダウンリンクキャリアの前記システム帯域幅である)と定義される、請求項18に記載の方法。
  20. 前記複数の送信ポートのうちの第1の送信ポートの中の参照シンボルを搬送する前記ダウンリンク信号のフレーム毎のサブフレームの前記数は、2倍のceil(RMIN/(NRBxCPORTS))(ここで、C PORTS は、参照シンボルを搬送する前記複数の送信ポートの前記数である)と定義され、及び
    前記複数の送信ポートの第2の送信ポートの中の参照シンボルを搬送する前記ダウンリンク信号中のフレーム毎のサブフレームの前記数は、2倍のfloor(RMIN/(NRBxCPORTS))と定義される、請求項19に記載の方法。
  21. 参照シンボルを搬送する前記周波数次元におけるリソースブロックの数はまた、前記ダウンリンクキャリアの前記システム帯域幅の関数であり
    RB = NRB (ここで、N RB は、リソースブロックの数として表される前記ダウンリンクキャリアの前記システム帯域幅である)
    と定義される、請求項20に記載の方法。
  22. 前記ダウンリンク信号は、前記ダウンリンク信号の時間次元における複数のシンボル期間、及び前記ダウンリンク信号の周波数次元における複数のリソースブロックを含むフレームを含み、ここで、前記ダウンリンク信号の前記周波数次元における前記複数のリソースブロックは、前記ダウンリンクキャリアの前記システム帯域幅を定義し、並びに
    参照シンボルを搬送する前記ダウンリンク信号中のフレーム毎の時間領域ユニットの前記数は、2倍のceil(RMIN_SYM/NRB(ここで、R MIN_SYM が、参照シンボルを搬送するために必要とされる半フレーム毎の1シンボル期間ユニットによる1リソースブロックの所定の最小数であり、N RB が、リソースブロックの数として表される前記ダウンリンクキャリアの前記システム帯域幅である)と定義される参照シンボルを搬送する前記ダウンリンク信号中のフレーム毎のシンボル期間の数である、請求項1に記載の方法。
  23. 参照シンボルを搬送する前記周波数次元におけるリソースブロックの数はまた、前記ダウンリンクキャリアの前記システム帯域幅の関数であり、ceil(RMIN_SYM/CSYM(ここで、C SYM は、参照信号を搬送する前記ダウンリンク信号中の半フレーム毎の時間領域ユニットの前記数である)と定義される、請求項22に記載の方法。
  24. 照シンボルを搬送する前記ダウンリンク信号中のフレーム毎の時間領域ユニットの前記数を、前記システム帯域幅の関数として決定すること、
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  25. 前記システム帯域幅を決定することは、前記システム帯域幅のインジケータを、前記セルラー通信ネットワークにおける前記基地局からシグナリングを介して受信することを含む、請求項24に記載の方法。
  26. 前記システム帯域幅を決定することは
    ブフレームN(ここで、オフセットDは0以上の整数であり、サブフレームN+Dは参照シンボルを搬送するよう知らされている)のプライマリ同期信号を検出すること、
    参照シンボルが、サブフレームN+D+1で搬送されるかどうかを決定すること、
    参照シンボルが前記サブフレームN+D+1で搬送されないと決定することに応答して、前記システム帯域幅が、第1の所定値であると決定すること、
    参照シンボルが前記サブフレームN+D+1で搬送されると決定することに応答して、
    参照シンボルが、サブフレームN+D+2で搬送されるかどうかを決定すること、及び
    参照シンボルがサブフレームN+D+2で搬送されないと決定することに応答して、前記システム帯域幅が、前記第1の所定値未満である第2の所定値であると決定すること
    を含む、請求項24に記載の方法。
  27. 参照シンボルが前記サブフレームN+D+2で搬送されると決定することに応答して、前記システム帯域幅が、前記第1及び第2の所定値未満である第3の所定値であると決定することをさらに含む、請求項26に記載の方法。
  28. 参照シンボルを搬送する時間領域ユニット毎の周波数領域ユニットの数を、前記システム帯域幅の関数として決定することをさらに含む、請求項24に記載の方法。
  29. セルラー通信ネットワーク(10)における動作のための無線デバイス(14)であって、
    参照シンボルを搬送するダウンリンク信号中のフレーム毎の時間領域ユニットの数がダウンリンクキャリアのシステム帯域幅の関数である基地局(12)から、前記ダウンリンクキャリア上で前記ダウンリンク信号を受信するように構成されたトランシーバーサブシステム(56)、及び
    前記ダウンリンクキャリアの前記システム帯域幅を決定し、かつ、1つ又は複数の所望の特性を提供するために、前記ダウンリンク信号の前記参照シンボルを処理するように構成された制御サブシステム(58)
    を備え、
    前記フレーム毎の時間領域ユニットの数が可変となるように、前記フレーム毎の時間領域ユニットの数は、第1のシステム帯域幅に対しては第1の値であり、第2のシステム帯域幅に対しては第2の値である、無線デバイス(14)。
  30. セルラー通信ネットワーク(10)における基地局(12)の動作の方法であって、
    ダウンリンクキャリアのシステム帯域幅を決定すること、及び
    前記基地局から、参照シンボルを搬送するダウンリンク信号中のフレーム毎の時間領域ユニットの数が前記ダウンリンクキャリアの前記システム帯域幅の関数である前記ダウンリンクキャリア上で、前記ダウンリンク信号を送信すること(1006)を含み、
    前記フレーム毎の時間領域ユニットの数が可変となるように、前記フレーム毎の時間領域ユニットの数は、第1のシステム帯域幅に対しては第1の値であり、第2のシステム帯域幅に対しては第2の値である、方法。
  31. セルラー通信ネットワーク(10)における基地局(12)であって、
    制御サブシステム(54)、及び
    前記制御サブシステム(54)に関連付けられ、参照シンボルを搬送するダウンリンク信号中のフレーム毎の時間領域ユニットの数がダウンリンクキャリアのシステム帯域幅の関数である前記ダウンリンクキャリア上で、前記ダウンリンク信号を送信するように構成された、トランシーバーサブシステム(52)
    を備え、
    前記制御サブシステム(54)は、前記ダウンリンクキャリアの前記システム帯域幅を決定するように構成され、
    前記フレーム毎の時間領域ユニットの数が可変となるように、前記フレーム毎の時間領域ユニットの数は、第1のシステム帯域幅に対しては第1の値であり、第2のシステム帯域幅に対しては第2の値である、基地局(12)。
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