JP6248892B2 - 脚、据付器具および貯湯タンクユニット - Google Patents

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Description

本発明は、重心の変化の少ない装置又はタンク等を支える据付器具に関するものである。
近年、貯湯タンク式給湯機が広く用いられている。貯湯タンク式給湯機は、ヒートポンプサイクル等の加熱装置を用いて沸かした湯を貯湯タンクに貯える。貯湯タンクに蓄えられた湯は、風呂、台所又は洗面所などの給湯装置に供給される。貯湯タンクは、通常、他の構成機器とともに、貯湯タンクユニットとして組み立てられる。貯湯タンクユニットは据付場所の設置面に設置される。貯湯タンクに接続される給湯配管は、例えば、貯湯タンクユニットの筺体の下をくぐらせて設置施工される。このため、貯湯タンクユニットは150mm〜200mm程度の高さの脚部を備えることが多い。
一方、貯湯タンクユニットは、満水状態で400kgを超える重量物となる。このため、大きな地震等の際に転倒しないように、貯湯タンクユニットは設置面に対して強固に固定される必要がある。そのため、従来の貯湯タンクユニットの脚部は、設置面から突出させたアンカーボルトにナットで固定されている。「アンカーボルト」とは、構造部材又は設備機器などを固定するために、コンクリートに埋め込んで使用するボルトのことである。また、脚部はその重さに耐え、地震等の際の横方向からの外力にも耐えられるように、複数の部材を組み合わせた構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、脚部は、構成を簡単にするために、1部品を折り曲げた構成が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2013−167369号公報(第5頁、31行〜34行、図3) 特開2011−2144号公報(第5頁、28行〜39行、図3)
特許文献1の脚部の構成の場合には、複数の部材を組み合わることで組立性の低下を招くという課題があった。また、特許文献2は、一枚の板状部材を曲げ加工して中央に長方形の空間を持つ脚部を用いている。長方形形状の脚部は、強い地震による横方向からの外力に対して、平行四辺形の形状に変形しやすい。その結果、貯湯タンクユニットが大きく傾き、さらには転倒に至るという課題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、簡単な構成で、変形しにくい脚構造を有する据付器具を得ることを目的とする。
この発明に係る脚は、設置面に据付けられる被支持部材を支持するものであって、前記被支持部材に接続される天面と、前記設置面に接続される底面と、前記天面と前記底面とをつなぐ第1の側面と、前記天面と前記底面とをつなぐ第2の側面とを備え、前記第1の側面及び前記第2の側面を各々延長して交わる交線は、前記第1の側面及び前記第2の側面の前記天面側に有り、前記設置面から前記被支持部材の重心までの高さは、前記設置面から前記交線までの高さに等しいことを特徴とするものである。
この発明は、脚部の形状を台形状として、台形状の脚の交を被支持部材の重心位置とすることで、横方向の外力に対する強度を向上させた据付器具を得ることができる。
この発明の実施の形態1に係る貯湯タンクユニット(据付器具および脚を含む)の構成図である。 この発明の実施の形態1に係る脚を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る貯湯タンクユニットの脚部を示す構成図である。 この発明の実施の形態1に係る貯湯タンクユニットの脚部の構成説明図である。 この発明の実施の形態1に係る貯湯タンクユニットの脚部の作用説明図である。 従来の貯湯タンクユニットの脚部の作用説明図である。 従来の貯湯タンクユニットの脚部の作用説明図である。 この発明の変形例1に係る貯湯タンクユニットの脚部の作用説明図である。 この発明の変形例2に係る貯湯タンクユニットの脚部を示す構成図である。 この発明の変形例2に係る貯湯タンクユニットの脚部の作用説明図である。 この発明の変形例2に係る貯湯タンクユニットの脚部の作用説明図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る貯湯タンクユニット10(据付器具100及び脚12を含む)を正面から見た構成図である。なお、以下の説明では、被支持部材をタンク1として説明する。ただし、被支持部材をタンクに限るものではない。
図の説明を容易にするためにXYZ座標を用いる。X軸は、設置面を下側にして貯湯タンクユニットを正面から見て左右方向である。X軸は、設置面に平行である。+X軸方向は、貯湯タンクユニットを正面から見て右側である。−X軸方向は、貯湯タンクユニットを正面から見て左側である。Y軸は、設置面を下側にして貯湯タンクユニットを正面から見て前後方向である。Y軸は、設置面に平行である。+Y軸方向は貯湯タンクユニットを正面からみて奥の方向である。−Y軸方向は貯湯タンクユニットを正面から見て手前方向である。Z軸は上下方向であり、+Z軸方向は上方(空の方向)で、−Z軸方向は下方(設置面の方向)である。
<貯湯タンクユニット10の構成>
貯湯タンクユニット10は、タンク1、脚12を備える。貯湯タンクユニット10は、外装ケース2、脚取り付け部材11又は配管6を備えることができる。タンク1は湯を蓄えるもので、通常円筒形状をしている。外装ケース2は、タンク1を覆う直方体状のケースである。外装ケース2は、例えば直方体状をしている。外装ケース2の内部は、図1では、タンク1及び脚取り付け部材11が納められている。
脚取り付け部材11は、タンク1の底部に溶接等で固定される。脚取り付け部材11は、円筒状のタンク1を安定して配置するための部材である。この脚取り付け部材11は、タンク1の3か所に取り付けられる。脚取り付け部材11の取り付け箇所は、前方に1か所、後方に2か所である。
脚12は、各々の脚取り付け部材11の下に取り付けられる。つまり、X−Y平面上で、脚取り付け部材11に対応する位置に取り付けられる。脚12の底面は、床面5に固定される。ここでは、例えば、設置面を床面5として説明している。ただし、設置面は、屋外の場合もあり、床面に限るものではない。
据付器具100は、3つの脚12を有する。据付器具100は、貯湯タンクユニット10を床面5に固定する。配管6は、タンク1の給水又は給湯のための管である。貯湯タンクユニット10は、配管6を介して室内の給湯装置又はヒートポンプユニットへつながれる。通常、配管6は貯湯タンクユニット10の下を通る。
ヒートポンプ式の貯湯給湯機の場合には、例えば、貯湯タンクユニット10とヒートポンプユニット(図示せず)とを組み合わせて使用する。ヒートポンプユニットは、湯を沸きあげるヒートポンプ回路を内蔵している。また、貯湯タンクユニット10の内部にヒーターを備えたヒーター式の貯湯式給湯機の場合には、ヒートポンプユニットを必要としない。例えば、貯湯タンクユニット10が単体で貯湯式給湯機を構成する。
<脚12の構成>
本実施の形態1では、据付器具100は3つの脚12を備えている。また、各々の脚12は、同一の形状をしている。なお、脚12の数又は配置は、図1に示す例に限定されるものではない。
図2は脚12の斜視図である。図3は設置された状態における脚部の拡大図である。図2に基づき脚12の形状について詳細に説明する。
脚12は、板部材を曲げて作製されている。図2では、脚12は、座標Y軸方向から見て台形形状をしている。つまり、脚12は、板部材を曲げて台形形状にしている。板部材は、例えば、強度を考慮して、金属板である。
脚12は、天面12a,12e、第一側面12b、第二側面12d及び底面12cを有している。天面12aは、X−Y平面に平行に配置された面である。第一側面12bは、天面12aの一端から下方(−Z軸方向)に屈曲して形成されている。つまり、第一側面12bの+Z軸方向の端部は、天面12aの一端に接続している。図2では、第一側面12bの+Z軸方向の端部は、天面12aの−X軸方向の端部に接続している。第一側面12bは、X−Y平面に対して傾斜した面である。図2では、第一側面12bは、Y−Z平面に対して、Y軸を中心として+X軸側に傾いている
底面12cは、第一側面12bの下端(−Z軸方向)で+X軸方向に屈曲して形成されている。つまり、第一側面12bの−Z軸方向の端部は、底面12cの一端に接続している。図2では、第一側面12bの−Z軸方向の端部は、底面12cの−X軸方向の端部に接続している。底面12cは、X−Y平面に平行に設置された面である。
第二側面12dは、底面12cの他端から上方(+Z軸方向)に屈曲して形成されている。つまり、第二側面12dの−Z軸方向の端部は、底面12cの一端に接続している。図2では、第二側面12dの−Z軸方向の端部は、底面12cの+X軸方向の端部に接続している。第二側面12dは、X−Y平面に対して傾斜した面である。図2では、第二側面12dは、Y−Z平面に対して、Y軸を中心として−X軸側に傾いている。第二側面12dの+Z軸方向の端部は、天面12eの一端で接続している。図2では、第二側面12dの+Z軸方向の端部は、天面12eの+X軸方向の端部に接続している。天面12aと天面12eとは重ねあわされて、天面を形成している。なお、天面12eを設けず、第二側面12dの+Z軸方向の端部を天面12aの+X軸方向の端部に接続してもよい。第二側面12dと天面12aとの接続には溶接等が用いられる。
ここで、天面12a,12eのX軸方向の幅を寸法Aとする。また、底面12cのX軸方向の幅を寸法Bとする。寸法Aは、寸法Bより小さい(寸法A<寸法B)。寸法Aは、天面12aに繋がる第一側面12bの上端と第二側面12dの上端との間隔である。寸法Bは、底面12c繋がる第一側面12bの下端と第二側面12dの下端との間隔である。Y軸方向から見て、天面12a,12eは台形の上底に相当する。また、底面12cは台形の下底に相当する。また、第一側面12b及び第二側面12dは台形の脚に相当する。
天面12a、12eは、脚取り付け部材11から伸びるボルト53を通す貫通穴12fを有する。図2では、貫通穴12fは、天面12a,12eの中央に設けられている。底面12cは、床面5に埋設されているアンカーボルト51を通すための貫通穴12gを有する。図2では、貫通穴12gは、底面12cの中央に設けられている。「埋設」とは、地中に埋めて取り付けることである。ここでは、アンカーボルト51は、床面5に埋められるように取り付けられている。
図3に示すように、脚12が床面5に設置された状態では、+Z軸方向から天面12a,12eを貫通したボルト53を、−Z軸方向からナット54で締結している。ボルト53をナット54で締結することで、タンク1は、脚12に固定される。また、−Z軸方向から底面12cの貫通穴12gにアンカーボルト51を通して、+Z軸方向からナット52で締結している。アンカーボルト51をナット52で締結することで、脚12は床面5に固定される。以上より、貯湯タンクユニット10は、床面5に固定される。
なお、外装ケース2の底板2aは、脚取り付け部材11と脚12との間に挟まれて取り付けられてもよい。タンク1又は外装ケース2内の配管等(図示せず)から万一水漏れを生じた場合には、この底板2aが漏れた水で受けて排水をすることができる。
設置作業時に、貯湯タンクユニット10の正面方向(Y軸方向)からナット52の締結作業ができるように、脚12はY軸方向に開口を有している。ここで「開口」とは、天面12a,12e、第一側面12b、底面12c及び第二側面12dで囲まれて、+Y軸方向又は−Y軸方向に開いている開口である。つまり、貯湯タンクユニット10の固定作業は一方向から行うことができる。なお、Z軸を中心として脚12を120度ずつ回転させて配置することもできる。この場合には、貯湯タンクユニットにかかる横方向からの外力に対して、より強固な据付器具100となる。ただし、貯湯ランクユニット10の固定作業は、一方向から行うことができない。
<貯湯タンクユニット10に外力が加わった際の脚12に作用する力>
図4は外装ケース2と脚12との関係を説明する説明図である。上述のように、外装ケース2は、内部にタンク1及び脚取り付け部材11を納めている。重心31は貯湯タンクユニット10から脚12及び配管6を除いた部分の重心位置を示す。つまり、図1では、重心31はタンク1、外装ケース2及び脚取り付け部材11を合わせた部分の重心である。重心31の床面5(設置面)からの高さ(Z軸方向寸法)を高さLとする。
ヒートポンプ式貯湯給湯機は、室内の給湯設備へ湯を供給すると同時に水道から水が供給される。室内の給湯設備は、例えば、風呂、洗面所又は台所の蛇口などの設備のことである。そのため、貯湯タンクユニット10内のタンク1は、常に満水状態に保たれている。従って、重心31の高さ方向(Z軸方向)の位置が変化することがない。
脚12の第一側面12bを+Z軸方向に延長した延長面141と、第二側面12dを+Z軸方向に延長した延長面142の交線を143とする。この交線143の床面5からの高さLが重心31の高さと同じになるように、寸法A及び寸法Bを設定する。上述のように、寸法Aは、第一側面12b上端と第二側面12d上端との間隔である。また、寸法Bは、第一側面12b下端と第二側面12d下端との間隔である。3つの脚12いずれにおいても、交線143の床面5からの高さ(Z軸方向寸法)は高さLとなる。
次に地震のように強い横方向からの外力が加わった場合の脚12が受ける力について説明する。貯湯タンクユニット10に横方向(+X軸方向)からの外力が加わった場合には、力学的には重心位置に集中的に力が加わったのと等価に考えることができる。実際には、床面5がX−Y平面上の方向に移動することで、脚12の底面12cがX−Y平面上の方向に移動する。これにより貯湯タンクユニット10には慣性力が加わる。この慣性力が重心31に加わると考えられる。
図5A及び図5Bは、1つの脚12に作用する力を説明した図である。図5Aは脚12の天面12aの上に、タンク1を模擬したブロック40を配置した図である。図5Bは、外力により脚12が変形した場合を示した図である。図5Aのブロック40は変形しない剛体と仮定する。ブロック40は直方体形状をしている。ブロック40のX軸方向の長さは長さAである。ブロック40のZ軸方向の長さは高さLbである。交線143はブロック40の+Z軸方向の端面上に位置している。なお、実際には交線143はタンク1の重心位置にあるので、交線143の上側(+Z軸方向)にもブロック40が存在する。しかし、説明を容易にするために、交線143より上側(+Z軸方向)のブロック40部分は削除して説明する。
図5Aにおいて、ブロック40の上端部に、力Fが−X軸方向に加わった状態を考える。図5Bを用いて、この状態の脚12に作用する力を説明する。脚12の天面12aには、ブロック40に加わる力Fが間接的に作用し、−X軸方向へ力Fが作用する。
この場合には、第一側面12bは、−Z軸方向の端部を中心として、−Y方向から見てY軸を中心軸として反時計回りに傾くように変形しようとする。また、第二側面12dも、−Z軸方向の端部を中心として、−Y軸方向から見てY軸を中心軸として反時計回りの方向に傾くように変形しようとする。そのため、天面12aの−X軸方向の端部は、+Z軸方向に移動しようとする。天面12aの−X軸方向の端部は、第一側面12bに接続している部分である。一方、天面12aの+X軸方向の端部は、−Z軸方向に移動しようとする。天面12aの+X軸方向の端部は、第二側面12dに接続している部分である。
これにより、脚12の天面12aは、−Y軸方向から見て、天面12aのX軸方向の中心を通り、Y軸に平行な軸を中心軸として時計回りの方向に回転しようとする。つまり、天面12aは、−Y軸方向から見て右下がりに傾斜するように回転しようとする。
一方、ブロック40は、天面12aと同様に−Y軸方向から見て、ブロック40の下端部を通り、Y軸に平行な軸を中心軸として反時計回りの方向に回転しようとする。ブロック40の下端部は、天面12aに接続されている部分である。
以上により、天面12aは、脚12の変形により時計方向に回転しようとする。また、天面12aは、ブロック40からの回転力により反時計回りの方向に回転しようとする。これらの回転力は相反する方向にかかるので、脚12の変形は低減される。そして、力Fの位置が交線143の位置と一致したときに、この相反する回転力は同程度となり、脚12の変形は最も低減される。これにより、ブロックの40の上端(タンク1の重心31)は移動せず、安定している。
図6A及び図6Bは従来の脚12に作用する力を説明した図である。図6Aは脚12の天面12aの上に、タンク1を模擬したブロック40を配置した図である。図5Aと同様に、ブロック40の上側(+Z軸方向)の部分は削除して説明する。図6Bは、脚12が変形した場合を示した図である。図6Aの脚12は、Z−X平面上で長方形の形状をしている。図6Aのブロック40は変形しない剛体と仮定する。ブロック40は直方体形状をしている。ブロック40のX軸方向の長さは長さBである。ブロック40のZ軸方向の長さは高さLbである。図6A及び図6Bにおいて、第一側面12bと第二側面12dとは平行である。つまり、天面幅A(X軸方向の長さ)と底面幅B(X軸方向の長さ)とが等しい場合である(天面幅A=底面幅B)。
天面12aから高さLbの位置に、+Z軸方向から力Fが加わった状態を考える。つまり、天面12aから+Z軸方向の位置に、+Z軸方向から力Fが加わった状態を考える。つまり、ブロック40の上端部に−X軸方向に力Fが加わった状態を考える。図6Bを用いて、この状態で脚12に作用する力について説明する。
脚12の天面12aには、ブロック40への力Fが間接的に作用し、−X軸方向へ力が作用する。第一側面12bと第二側面12dとは平行に配置されている。このため、力Fによって、脚12は天面12aを水平に保ったまま長方形の形状から平行四辺形の形状に変形する。つまり、天面12aは、Y軸を中心軸として回転せずに、−X軸方向へ移動する。これにより、ブロックの40の上端(重心31)は、−X軸方向へ移動する。そのため、重心31が移動することによる更なる脚12の変形が発生する。
さらに、天面12aのX軸方向の寸法Aが底面12cのX軸方向の寸法Bよりも大きい場合について説明する(寸法A>寸法B)。つまり、第一側面12bと第二側面12dとは平行でない。第一側面12bと第二側面12dとの間隔は、+Z軸方向に向かって広がっている。
図7A及び図7Bは、脚12に作用する力を説明した図である。図7Aは脚12の天面12aの上に、タンク1を模擬したブロック40を配置した図である。図5A及び図6Aと同様に、ブロック40の上側(+Z軸方向)の部分は削除して説明する。図7Aのブロック40は変形しない剛体と仮定する。ブロック40は直方体形状をしている。ブロック40のX軸方向の長さは長さAである。ブロック40のZ軸方向の長さは高さLbである。
図7Aにおいて、ブロック40の上端部に−X軸方向に外力Fが加わった状態を考える。つまり、天面12aから高さLbの位置に、力Fが加わった状態を考える。つまり、天面12aから+Z軸方向の位置に力Fが加わった状態を考える。図7Bを用いて、この状態で脚12に作用する力を説明する。脚12の天面12aには、ブロック40への力Fが間接的に作用し、−X軸方向へ力が作用する。
力Fによって、脚12の天面12aは、−Y軸方向から見て、天面12aのX軸方向の中心を通り、Y軸に平行な軸を中心軸として反時計回りに回転しようとする。つまり、天面12aは−Y軸方向から見て左下がりに傾斜するように回転しようとする。
一方、ブロック40は、天面12aと同様に−Y軸方向から見て、ブロック40の下端部を通り、Y軸に平行な軸を中心軸として反時計回りの方向に回転しようとする。ブロック40の下端部は、天面12aに接続されている部分である。
以上により、天面12aは、脚12の変形により反時計回りの方向に回転しようとする。また、天面12aは、ブロック40からの回転力により反時計回りの方向に回転しようとする。これらの回転力は同一の方向にかかるので、脚12は変形する。これにより、ブロックの40の上端(重心31)は、−X軸方向へ移動する。そのため、重心31が移動することによる更なる脚12の変形が発生する。
以上のように、2つの側面12b,12dが平行な場合又は上方向(+Z軸方向)に向かって広がっている場合には、脚12は変形しやすくなる。このため、重心31が移動しやすくなる。2つの側面12b,12dが上方向(+Z軸方向)に向かって狭くなっている場合には、脚12は変形しにくくなる。そして、重心31が移動しにくい。特に、交線143の高さと重心31の高さが同じであれば、重心31は移動せずに、脚12は変形しにくくなる。
図5A及び図5Bにおいて、第一側面12bと床面5とのなす角度と、第二側面12dと床面5とのなす角度は同じ角度で描かれている。ここで「角度」とは、図5Aに示された台形形状の内角のことである。しかし、必ずしもこれらの角度は同じ角度である必要はない。床面5に対する2つの側面12b,12dの角度が同じでなくても、2つの側面12b,12dが上方向に向かって狭くなっていれば、重心31が移動し難くなる。そして、脚12は変形しにくくなる。
ヒートポンプ式貯湯給湯機の場合には、タンク1が常にほぼ満水状態に保たれている。このため、重心31の高さは変化しない。タンク1内の水量が変動し、そのため重心31の高さが変化する場合には、交線143の高さを重心31の取り得る高さ範囲内に設定する。これにより、変形しにくい脚12を実現できる。設定する交線143の高さは、重心31の高さの分布を考慮して、最も頻度の高い高さに設定してもよい。また、設定する交線143の高さを、取り得る重心31の高さの中間点に設定してもよい。
また、タンク1内の水量の変動だけでなく、貯湯タンクユニット10への付属品の追加又は別の貯湯量のタンク1と交換等を想定して、重心31の取り得る高さ範囲内で交線143の高さを決めてもよい。さらに、複数の種類の貯湯タンクユニット10に対して、それぞれ個別の脚12を用意することが困難な場合には、複数の種類の貯湯タンクユニット10の重心31を算出し、算出された複数の重心31の取り得る高さ範囲内で交線143の高さを決定する。そして、決定した交線143の高さとなるように、脚12の形状を決定する。例えば、第一側面12bと底面12cとのなす角度と、第二側面12dと底面12cとのなす角度を決定する。
以上のように、2つの側面12b,12dを上方向(+Z軸方向)に延長した交線143の高さが、据付対象機器(被支持部材)が取り得る重心の高さの範囲内となるように、脚12の形状を決める。例えば、側面12b,12dと底面12cとのなす角度を設定する。これにより、据付対象機器(被支持部材)の横方向(X軸方向)の揺れに対して強度を増した脚12を得ることができる。
<変形例1>
上述の例では、天面12aと底面12cとが平行に構成された脚12を示した。しかし、変形例1では天面12aと底面12cとが平行でない場合を説明する。この脚12は、例えば、底面が平面でない被支持部材を支持する場合のものである。
図8はこのような場合の脚12に作用する力を説明した図である。図8は1つの脚12に作用する力を説明した図である。脚12を構成する天面12aと底面12cとは平行でない。図8では、底面12cから天面12aの−X軸方向の端部までの高さは、底面12cから天面12aの+X軸方向の端部までの高さよりも低い。そのため、第一側面12bの形と第二側面12dの形とは異なる。第一側面12bの形及び第二側面12dの形は、共に矩形形状である。しかし、第一側面12bのZ軸方向の辺の長さは、第二側面12dのZ方向の辺の長さよりも短い。
第一側面12bを+Z軸方向に延長した延長面141と、第二側面12dを+Z軸方向に延長した延長面142との交線を交線143とする。交線143に向かって−X軸方向に外力Fが加わった状態を考える。交線143の高さは、貯湯ユニットシステム10から脚12及び配管6を除いた部分の重心の高さと同じ高さLである。
図5の説明と同じように、図10の天面12aには、交線143への力Fが間接的に作用し、−X軸方向へ力が作用する。天面12aは、力Fにより−Y軸方向から見て、天面12aのX軸方向の中心を通り、Y軸に平行な軸を中心軸として時計回りに回転しようとする。つまり、天面12aは−Y軸方向から見て右下がりに傾斜するように回転しようとする。
一方、ブロック40は、天面12aと同様に−Y軸方向から見て、ブロック40の下端部を通り、Y軸に平行な軸を中心軸として反時計回りの方向に回転しようとする。ブロック40の下端部は、天面12aに接続されている部分である。そして、ブロック40の下端部は、天面12aと同様に、−X軸方向に移動する。
以上より、天面12aは、脚12の変形により時計回り方向に回転しようとする。また、天面12aは、ブロック40からの回転力により反時計回りの方向に回転しようとする。これらの回転力は、相反する方向にかかるので、脚12の変形は低減される。そして、力Fの位置が交線143の位置と一致したときに、この相反する回転力は同程度となり、脚12の変形は最も低減される。これにより、ブロック40の上端(タンク1の重心31)は移動せず、安定している。
<変形例2>
上述の脚12は、一枚の板材を曲げ加工していた。しかし、変形例2では、例えば材質をアルミ合金としてY軸方向に均一断面を有する押し出し成型したものについて説明する。
図9は脚12の斜視図である。図10は、脚12の構造を機構モデルで示した図である。天面12aのX軸方向の両端の屈曲部41,44には、溝12h、12kが形成されている。溝12hは、天面12aの−X軸方向の端部(屈曲部41)に形成されている。溝12kは、天面12aの+X軸方向の端部(屈曲部44)に形成されている。底面12cのX軸方向の両端の屈曲部42,43には、溝12i、12jが形成されている。溝12iは、底面12cの−X軸方向の端部(屈曲部42)に形成されている。溝12jは、底面12cの+X軸方向の端部(屈曲部43)に形成されている。これら溝12h,12i,12j,12kを設けたことで、屈曲部41,42,43,44の板厚は薄くなる。例えば、溝12h,12i,12j,12kの部分の厚さは、第一側面12b又は第二側面12dの板厚よりも薄くなる。
上記溝12h,12i,12j,12kによって、屈曲部41,42,43,44の剛性は天面12a、第一側面12b、底面12c及び第二側面12dの剛性よりも低くなる。これにより、脚12はより変形しにくくすることができる。
図10は、天面12a、第一側面12b、底面12c及び第二側面12dを回転自由に連結した4リンクモデルである。
このモデルに基づいて変形例2の効果について説明する。図11は脚12に作用する力を説明した図である。図11では、脚12の天面12aの上に、タンク1を模擬したブロック40を固定している。ブロック40は変形しない剛体と仮定する。ブロック40は、直方体形状をしている。ブロック40のX軸方向の長さは、天面12aのX軸方向の長さと同じである。床面5からブロック40の上側の端部までの長さは高さLである。
脚12の屈曲部41,42,43,44の剛性が必要以上に高い場合を考える。ブロック40の上端部に+X軸方向から力Fが加わったとする。
このとき、屈曲部41,42,43,44の剛性が高すぎると、図11に示すように、屈曲部41,42,43,44が初期の角度を維持したまま、第一側面12b又は第二側面12dが変形する。図11では、第一側面12bには、圧縮方向の力(圧縮荷重)が作用する。第二側面12dには、引張方向の力(引張荷重)が作用する。特に第一側面12bのように、波打つように面が変形した状態で圧縮方向に力がかかると、座屈しやすくなる。そのため、屈曲部41,42,43,44の剛性が必要以上に高い場合には、地震などの強い横方向の力に対して、脚12は十分な強度を発揮できない。
屈曲部41,42,43,44の板厚を少なくとも第一側面12bまたは第二側面12dの板厚よりも薄くなるようにする。これにより、屈曲部41,42,43,44の剛性が低くなり、外部からの力を受けた場合に屈曲部41,42,43,44の初期の角度を維持できなくなる。そして屈曲部41の角度は大きくなるように変形する。また屈曲部44の角度は小さくなるように変形する。これにより、第一側面12b又は第二側面12dが波打つように変形することを防げる。さらに、波打つような変形がないことで、圧縮荷重のかかっている第一側面12bは座屈しにくくなる。以上のように、屈曲部41,42,43,44の厚さを側面12b,12dの板の厚さより薄くしたので、側面12b,12dが座屈しにくい脚12を得ることができる。
床面5に据付けられる被支持部材を支持する脚12は、前記被支持部材に接続される天面12aと、床面5に接続される底面12cと、天面12aと底面12cとをつなぐ第1の側面12bと、天面12aと底面12cとをつなぐ第2の側面12dとを備える。第1の側面12b及び第2の側面12dを上方向(+Z軸方向)に延長して交わる交線143は、第1の側面12b及び第2の側面12dの天面12a側に有る。床面5から前記被支持部材の重心までの高さ(Z軸方向)は、床面5から交線143までの高さに等しい。
天面12a、底面12c、第1の側面12b及び第2の側面12dは、矩形状の板で形成される。第1の側面12bの第1の辺は、天面12aの第1の辺に接続される。第1の側面12bの第1の辺に対向する第2の辺は、底面12cの第1の辺に接続される。第2の側面12dの第1の辺は、天面12aの第1の辺に対向する第2の辺に接続される。第2の側面12dの第1の辺に対向する第2の辺は、底面12cの第1の辺に対向する第2の辺に接続される。
天面12aと側面12b,12dとの接続部(変形例2中の屈曲部41,44)の厚さが、側面12b,12dの板厚よりも薄い。また、底面12cと側面12b,12dとの接続部(変形例2中の屈曲部42,43)の厚さは、側面12b,12dの板厚よりも薄い。
据付器具100は脚12を複数備え、複数の脚12で被支持部材を支持する。
据付器具100に備えるけられる複数の脚12は、同じ方向を向いている。
貯湯タンクユニット10は、湯を貯留するタンク1と、床面5に据付けられるタンク1を支持する据付器具100とを備える。
なお、上述の実施の形態においては、「平行」や「垂直」などの部品間の位置関係もしくは部品の形状を示す用語を用いている場合がある。これらは製造上の交差や組立上のばらつきなどを考慮した範囲を含むことを表している。このため、請求の範囲に部品間の位置関係もしくは部品の形状を示す記載をした場合には、製造上の公差又は組立て上のばらつき等を考慮した範囲を含むことを示している。
なお、以上のように本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれらの実施の形態に限るものではない。
1 タンク、2 外装ケース、2a 底板、5 床面、6 配管、10 貯湯タンクユニット、11 脚取り付け部材、12 脚、12a 天面、12b 第一側面、12c 底面、12d 第二側面、12e 天面、12f 12g 貫通穴、12h 12i 12j 12k 溝、31 重心、40 ブロック、41 42 43 44 屈曲部、51 アンカーボルト、52 ナット、53 ボルト、54 ナット、100 据付器具、141 142 延長面、143 交線。

Claims (6)

  1. 設置面に据付けられる被支持部材を支持する脚において、
    前記被支持部材に接続される天面と、
    前記設置面に接続される底面と、
    前記天面と前記底面とをつなぐ第1の側面と、
    前記天面と前記底面とをつなぐ第2の側面と
    を備え、
    前記第1の側面及び前記第2の側面を各々延長して交わる交線は、前記第1の側面及び前記第2の側面の前記天面側に有り、
    前記設置面から前記被支持部材の重心までの高さは、前記設置面から前記交線までの高さに等しい脚。
  2. 前記天面、前記底面、前記第1の側面及び前記第2の側面は、矩形状の板で形成され、
    前記第1の側面の第1の辺は、前記天面の第1の辺に接続され、
    前記第1の側面の第1の辺に対向する第2の辺は、前記底面の第1の辺に接続され、
    前記第2の側面の第1の辺は、前記天面の第1の辺に対向する第2の辺に接続され、
    前記第2の側面の第1の辺に対向する第2の辺は、前記底面の第1の辺に対向する第2の辺に接続されることを特徴とする請求項1記載の脚。
  3. 前記天面と前記側面の接続部および、前記底面と前記側面の接続部の厚さが、前記側面の板厚よりも薄いことを特徴とする請求項1又は2に記載の脚。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の脚を複数備え、
    前記複数の脚で前記被支持部材を支持することを特徴とする据付器具。
  5. 前記複数の脚は、同じ方向を向いていることを特徴とする請求項4に記載の据付器具。
  6. 湯を貯留する貯湯タンクと、
    前記設置面に据付けられる前記貯湯タンクを支持する請求項4又は5に記載の据付器具とを備えることを特徴とする貯湯タンクユニット。
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