JP6248691B2 - シート製造装置、解繊機 - Google Patents

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Description

本発明は、シート製造装置に関する。
従来、シート製造装置においては、繊維を含む原料を水に投入し、主に機械的作用により離解して、抄き直す、いわゆる湿式方式が採用されている。このような湿式方式のシート製造装置は、大量の水が必要であり、装置が大きくなる。さらに、水処理施設の整備のメンテナンスに手間がかかる上、乾燥工程に係るエネルギーが大きくなる。
そこで、小型化、省エネルギーのために、水を極力利用しない乾式によるシート製造装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1には、乾式解繊機において紙片を繊維状に解繊し、サイクロンにおいて繊維をインク粒と脱墨繊維とに分級し、脱墨繊維を、フォーミングドラム表面の小孔スクリーンを通過させて、メッシュベルト上に堆積させ、紙を成形することが記載されている。
乾式解繊機では、紙片を解繊する際に発生する解繊音を含む騒音がシート製造装置の中では比較的大きい。特許文献2には、ラミー麻を解砕する解砕機において、材料受け口とハウジングとの間に、ローターの回転によって生じる騒音を吸収するための消音器を介挿したものが開示されている。
特開2012−144819号公報 特開平5−279985号公報
特許文献2に開示された消音器は、配管断面積の急激な拡大を利用して消音を行うものであるが、流路を拡大すると、材料が消音器内部に堆積してしまう問題がある。また、材料の堆積を防止するために下流側にテーパーを設けると、消音性能が低下する問題や、搬送方向に長くなり小型化が難しくなるといった問題、水平に配置できないといった問題がある。
本発明は前述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様または適用例として実現することができる。
(1)本発明に係るシート製造装置の一態様は、
被解繊物を気中で解繊する解繊部と、
前記解繊部で解繊された解繊物の少なくとも一部を用いてシートを成形するシート成形部と、を備えたシート製造装置であって、
前記解繊部に前記被解繊物を搬送する流路は、前記被解繊物が通過する管状をなし、外周部に開口して形成された、前記被解繊物が通過しない大きさの複数の開口を有する管路部と、
記開口が内方に位置するように前記管路部を囲う囲い部とを有し、
前記囲い部は、前記囲い部の外周部の外径が前記管路部の外周部の外径よりも大きく、前記管路部の外周部の周方向に沿ったリング状の中空部を有する
このようなシート製造装置では、解繊部に被解繊物を搬送する流路において、被解繊物
が通過する管路部の表面に開口を設け、開口が内方に位置するように管路部を囲う囲い部を設けることで、解繊部の騒音を低減することができる。また、開口の大きさを被解繊物が通過しない大きさとすることで、管路部表面と囲い部との間の空間に被解繊物が堆積することを防止することができる。
(2)本発明に係るシート製造装置において、
前記開口は、網状の網部で形成される開口であってもよい。すなわち、前記開口の大きさは、網状の網部の目開き(網部の目の間隔)でもよい。
このようなシート製造装置では、管路部に設ける開口を網状の網部で形成される開口とすることで、開口の総面積を大きくして消音性能を向上させることができる。
(3)本発明に係るシート製造装置において、
前記管路部は、前記管路部の周方向の全周に渡って前記網部を有していてもよい。
このようなシート製造装置では、管路部の周方向の全周に渡る網部を設けることで、開口の総面積を大きくして消音性能を向上させることができる。また、広い周波数帯の音を低減することができる。
(4)本発明に係るシート製造装置において、
前記管路部は、前記管路部の周方向の一部に前記網部を有していてもよい。
このようなシート製造装置では、特定の周波数帯の音を低減することができる。
(5)本発明に係るシート製造装置において、
前記管路部には、前記管路部の周方向の全周に渡って前記網部を有する第1管路部と、前記管路部の周方向の一部に前記網部を有する第2管路部とが含まれており、
前記第1管路部と前記第2管路部とは、前記被解繊物の搬送方向に沿って連結されていてもよい。
(6)本発明に係るシート製造装置において、
繊維を含む材料を粗砕する粗砕部を更に有し、
前記解繊部は、
前記粗砕部で粗砕された粗砕片を前記被解繊物として気中で解繊し、
前記流路は、前記粗砕部と前記解繊部の間に設けられていてもよい。
(7)本発明に係る解繊機の一態様は、
被解繊物を気中で解繊する解繊部と、前記解繊部に前記被解繊物を搬送する流路と、を備え、
前記流路は、前記被解繊物が通過する管状をなし、外周部に開口して形成された、前記被解繊物が通過しない大きさの複数の開口を有する管路部と、
前記開口が内方に位置するように前記管路部を囲う囲い部とを有し、
前記囲い部は、前記囲い部の外周部の外径が前記管路部の外周部の外径よりも大きく、前記管路部の外周部の周方向に沿ったリング状の中空部を有する。
本実施形態に係るシート製造装置を模式的に示す図。 図2(A)は、消音部を模式的に示す斜視図であり、図2(B)は、消音部の内部を模式的に示す斜視図。 消音部の内部を模式的に示す斜視図。 連結した2つの消音部を模式的に示す斜視図。 図5(A)、図5(B)は、消音部の配置について説明するための図。 本実験で用いた各構成を模式的に示す断面図である。 図7(A)は、解繊部の内部を模式的に示す側面図であり、図7(B)、図7(C)は、回転子を導入口側から見た正面図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
1.全体構成
図1は、本実施形態に係るシート製造装置100を模式的に示す図である。図1に示すように、シート製造装置100は、粗砕部10と、解繊部20と、分級部30と、選別部
40と、樹脂供給部50と、ほぐし部60と、シート成形部70と、を含む。
粗砕部10は、パルプシートや投入されたシート(例えばA4サイズの古紙)などの原料を、空気中で裁断(粗砕)して細片(粗砕片)にする。細片の形状や大きさは、特に限定されないが、例えば、数cm或いは数mm角の細片である。図示の例では、粗砕部10は、粗砕刃11を有し、粗砕刃11によって、投入された原料を裁断することができる。粗砕部10には、原料を連続的に投入するための自動投入部(図示せず)が設けられていてもよい。
粗砕部10によって裁断された細片は、ホッパー15で受けてから第1搬送部81を介して、解繊部20へ搬送される。第1搬送部81は、後述する第7搬送部87と合流して、解繊部20の導入口21と連通している。第1搬送部81および後述する第2〜第7搬送部82〜87の形状は、例えば管状である。第1搬送部81及び第7搬送部87には、それぞれ、解繊部20が発生する騒音を低減するための消音部90(被解繊物を搬送する流路の一例)が設けられている。第1搬送部81には第1消音部90aが設けられ、第7搬送部87には第2消音部90bが設けられている。
解繊部20は、細片(被解繊物)を解繊処理する。解繊部20は、細片を解繊処理することにより、繊維状に解きほぐされた繊維を生成する。
ここで、「解繊処理」とは、複数の繊維が結着されてなる細片を、繊維1本1本に解きほぐすことをいう。解繊部20を通過したものを「解繊物」という。「解繊物」には、解きほぐされた繊維の他に、繊維を解きほぐす際に繊維から分離した樹脂(複数の繊維同士を結着させるための樹脂)粒や、インク、トナー、にじみ防止材等のインク粒を含んでいる場合もある。この後の記載において、「解繊物」は解繊部20を通過したものの少なくとも一部であり、解繊部20を通過した後に添加されたものが混ざっていてもよい。また、「被解繊物」とは、解繊部20にて解繊されるものを言う。
解繊部20は、細片に付着した樹脂粒やインク、トナー、にじみ防止材等のインク粒を繊維から分離させる。樹脂粒及びインク粒は、解繊物とともに、排出口22から排出される。解繊部20は、回転刃によって、導入口21から導入された細片を、解繊処理する。解繊部20は、空気中において乾式で解繊を行う。
解繊部20は、気流を発生させる機構を有していることが好ましい。この場合、解繊部20は、自ら発生する気流によって、導入口21から、細片を気流と共に吸引し、解繊処理して、排出口22へと搬送することができる。排出口22から排出された解繊物は、図1に示すように、第2搬送部82を介して、分級部30に導入される。なお、気流発生機構を有していない解繊部20を用いる場合には、細片を導入口21に導く気流を発生する機構を、外付けで設けてもよい。
分級部30は、解繊物から、樹脂粒、インク粒を分離して除去する。分級部30としては、気流式分級機を用いる。気流式分級機は、旋回気流を発生させ、遠心力と分級されるもののサイズや密度によって分離するものであり、気流の速度及び遠心力の調整によって、分級点を調整することができる。具体的には、分級部30としては、サイクロン、エルボージェット、エディクラシファイヤーなどを用いる。特にサイクロンは、構造が簡便であるため、分級部30として好適に用いることができる。以下では、分級部30として、サイクロンを用いた場合について説明する。
分級部30は、少なくとも導入口31と、下部に設けられている下部排出口34と、上部に設けられている上部排出口35と、を有している。分級部30において、導入口31
から導入された解繊物をのせた気流は、円周運動せられ、これにより、導入された解繊物には、遠心力がかかって、繊維物(解きほぐされた繊維)と、繊維物より小さく密度の低い廃棄物(樹脂粒、インク粒)と、に分離される。繊維物は、下部排出口34から排出され、第3搬送部83を通って選別部40の導入口46に導入される。一方、廃棄物は、上部排出口35から第4搬送部84を通って分級部30の外部に排出される。このように、樹脂粒は、分級部30によって外部に排出されるため、後述する樹脂供給部50によって樹脂が供給されても、解繊物に対して樹脂が過剰になることを防ぐことができる。
なお、分級部30により繊維物と廃棄物に分離すると記載したが、正確に分離できる訳ではない。繊維物のうち比較的小さいものや密度の低いものは廃棄物とともに外部に排出される場合がある。また、廃棄物のうち比較的密度の高いものや繊維物に絡まってしまったものは繊維物とともに選別部40へ導入される場合もある。本願では、下部排出口34から排出されるもの(長い繊維を含む割合が廃棄物より多いもの)を「繊維物」といい、上部排出口35から排出されるもの(長い繊維を含む割合が繊維物より少ないもの)を「廃棄物」という。なお、原料が古紙でなくパルプシートのような場合には、廃棄物に相当するものが含まれていないため、シート製造装置100の構成として分級部30を省略してもよい。
選別部40は、分級部30で分離された繊維物を、選別部40を通過する「通過物」と、通過しない「残留物」とに空気中で選別する。選別部40としては、篩(ふるい)を用いる。選別部40は、導入口46と、排出口47と、を有している。選別部40は、モーター(図示せず)によって網部が回転する回転式の篩である。選別部40の網部は、複数の開口を有している。網部が回転することで、網部内の繊維物のうち開口を通過可能な大きさのものは通過し、開口を通過できない大きさのものは通過しない。選別部40は、篩によって、繊維物から一定の長さより短い繊維(通過物)を選別することができる。網部は、平織り金網や溶接金網などの金網から構成されている。網部は、金網を円筒状にしたものであり、円筒の内部は空洞である。なお、選別部40では、金網で構成された網部の代わりに、切れ目が入った金属板を引き延ばしたエキスパンドメタルを用いてもよいし、金属板にプレス機等で穴を形成したパンチングメタルを用いてもよい。エキスパンドメタルを用いる場合、開口とは、金属板に入れた切れ目を引き延ばして形成される穴のことである。パンチングメタルを用いる場合、開口とは、金属板にプレス機等で形成された穴のことである。また、開口を有する部材を金属以外の材質で作ってもよい。なお、シート製造装置100の構成として選別部40を省略してもよい。
選別部40の篩を通過しなかった残留物は、排出口47から排出されて、戻り流路としての第5搬送部85を介してホッパー15に搬送され、再び解繊部20に戻される。一方、選別部40の篩を通過した通過物は、ホッパー16で受けてから第6搬送部86を介して、ほぐし部60の導入口66に搬送される。第6搬送部86には、繊維同士を(解繊物同士を)結着させる樹脂が供給されるための供給口51が設けられている。
樹脂供給部50は、供給口51から第6搬送部86に空気中で樹脂を供給する。すなわち、樹脂供給部50は、選別部40の開口を通過した通過物が選別部40からほぐし部60に向かう経路に(選別部40とほぐし部60との間に)、樹脂を供給する。樹脂供給部50としては、第6搬送部86に樹脂を供給することができれば特に限定されないが、スクリューフィーダー、サークルフィーダーなどを用いる。樹脂供給部50から供給される樹脂は、複数の繊維を結着させるための樹脂である。樹脂が第6搬送部86に供給された時点では、複数の繊維は結着されていない。樹脂は、後述するシート成形部70を通過する際に硬化して、複数の繊維を結着させる。樹脂は、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂であり、繊維状であってもよく、粉末状であってもよい。樹脂供給部50から供給される樹脂の量は、製造されるシートの種類に応じて適切に設定される。なお、繊維を結着させる樹脂
の他、製造されるシートの種類に応じて、繊維を着色するための着色剤や、繊維の凝集を防止するための凝集防止材を供給してもよい。なお、シート製造装置100の構成として樹脂供給部50を省略してもよい。
樹脂供給部50から供給された樹脂は、第6搬送部86内に設けられた混合部(図示省略)によって、選別部40の開口を通過した通過物と混合される。混合部は、通過物と樹脂とを、混合させながら、ほぐし部60に搬送するための気流を発生する。
ほぐし部60は、絡み合った通過物をほぐす。さらに、ほぐし部60は、樹脂供給部50から供給される樹脂が繊維状である場合、絡み合った樹脂をほぐす。また、ほぐし部60は、後述する堆積部72に、通過物や樹脂を均一に堆積する。つまり、「ほぐす」という言葉は、絡み合ったものをバラバラにする作用や均一に堆積させる作用を含むものである。なお、絡み合ったものが無ければ均一に堆積させる作用となる。ほぐし部60としては、篩を用いる。ほぐし部は、モーター(図示せず)によって網部が回転する回転式の篩である。ここで、ほぐし部60として用いられる「篩」は、特定の対象物を選別する機能を有していなくてもよい。すなわち、ほぐし部60として用いられる「篩」とは、複数の開口を有する網部を備えたもの、という意味であり、ほぐし部60は、ほぐし部60に導入された繊維物および樹脂の全てを、開口から外部に排出してもよい。この場合、ほぐし部60の開口の大きさを、選別部40の開口の大きさ以上とする。ほぐし部60と選別部40との構成上の違いは、ほぐし部60が排出口(選別部40の排出口47に相当する部分)を有していないことである。なお、シート製造装置100の構成としてほぐし部60を省略してもよい。
ほぐし部60が回転している状態で、選別部40を通過した通過物(繊維)と樹脂との混合物は、導入口66からほぐし部60に導入される。ほぐし部60に導入された混合物は、遠心力によって網部側に移動する。上記のように、ほぐし部60に導入される混合物は、絡み合った繊維や樹脂を含んでいる場合があり、絡み合った繊維や樹脂は、回転している網部によって空気中でほぐされる。そして、ほぐされた繊維や樹脂は、開口を通過する。開口を通過した繊維および樹脂は、空気中を通過して、後述する堆積部72に均一に堆積される。
ほぐし部60の開口を通過した繊維物および樹脂は、シート成形部70の堆積部72に堆積される。シート成形部70は、堆積部72と、張架ローラー74と、ヒーターローラー76と、テンションローラー77と、切断部78と、を有している。シート成形部70は、ほぐし部60を通過した解繊物および樹脂を用いて、シートを成形する。
シート成形部70の堆積部72は、ほぐし部60の開口を通過した繊維物および樹脂を受けて堆積させて堆積物を生成する。堆積部72は、ほぐし部60の下方に位置している。堆積部72は、例えば、メッシュベルトである。メッシュベルトには、張架ローラー74によって張架されるメッシュが形成されている。堆積部72は、張架ローラー74が自転することによって移動する。堆積部72が連続的に移動しながら、ほぐし部60から解繊物および樹脂が連続的に降り積もることにより、堆積部72上に厚さの均一なウェブが形成される。
堆積部72の下方には、堆積物を下方から吸引するサクション装置79が設けられている。サクション装置79は、ほぐし部60の下方に堆積部72を介して位置し、下方に向く気流(ほぐし部60から堆積部72に向く気流)を発生させる。これにより、空気中に分散させた解繊物および樹脂を吸引することができ、ほぐし部60からの排出速度を大きくすることができる。その結果、シート製造装置100の生産性を高くすることができる。また、サクション装置79によって、解繊物および樹脂の落下経路にダウンフローを形
成することができ、落下中に解繊物や樹脂が絡み合うことを防ぐことができる。
シート成形部70の堆積部72上に堆積された解繊物および樹脂は、堆積部72の移動にともない、ヒーターローラー76を通過することによって加熱および加圧される。加熱により、樹脂は、結着剤として機能して繊維同士を結着させ、加圧により薄くし、さらに図示しないカレンダーローラーを通過させて表面を平滑化し、シートPが成形される。
ヒーターローラー76よりも下流側には、シートPを切断する切断部78として、シートPの搬送方向と交差する方向にシートPを切断する第1切断部78aと、シートPの搬送方向に沿ってシートPを切断する第2切断部78bが配置されている。第1切断部78aは、カッターを備え、連続状のシートPを所定の長さに設定された切断位置に従って枚葉状に裁断する。第2切断部78bは、カッターを備え、シートPの搬送方向における所定の切断位置に従って裁断する。これにより、所望するサイズのシートが形成される。切断されたシートPはスタッカー99等に積載される。また、第2切断部78bによって裁断(切断)された細片は、ホッパー17で受けてから第7搬送部87を介して、解繊部20の導入口21に搬送される。なお、シートPを切断せずに、連続状のまま巻き取りローラーによって巻き取るように構成してもよい。以上により、シートPを製造することができる。
2.消音部の構成
解繊部20で発生する騒音(被解繊物の衝突音及び流体音)は、第1搬送部81を介してホッパー15から、及び、第7搬送部87を介して開放端であるホッパー17から出る。そこで、本実施形態のシート製造装置100では、解繊部20の騒音を低減するために、第1搬送部81と第7搬送部87のそれぞれに消音部90を設けている。
図2(A)は、消音部90(90a、90b)を模式的に示す斜視図であり、図2(B)は、消音部90の内部を模式的に示す斜視図である。図2(A)に示すように、消音部90は、被解繊物が通過する管路部91と、管路部91の一部を囲う囲い部92とを有する。管路部91は、第1搬送部81或いは第7搬送部87の一部を構成しており、管路部91の断面形状は円形である。すなわち、消音部90は、解繊部20に被解繊物を搬送する流路としても機能する。
図2(B)では、囲い部92の外形及び内形を2点鎖線で示している。図2(B)に示すように、管路部91の一部には、複数の開口94を有する網部93が形成されている。図2(B)に示す例では、網部93は、管路部91の周方向の全周に渡っており、筒形状に形成されている。網部93は、例えば平織り金網や溶接金網などの金網から構成され、金網を円筒状に成形したものである。管路部91の内径と網部93の内径は同じか、もしくは、それぞれの内径の差による段差によって、搬送される被解繊物が引っかからない程度の大きさである。
囲い部92は、網部93(複数の開口94)が内方に位置するように(網部93が露出しないように)管路部91を囲っている。囲い部92は、円筒面と、円筒面に接した上面及び下面を有した円筒形状をしており内部は空間である。囲い部92の上面及び下面は、管路部91のうち、網部93ではない部分に接している。囲い部92は、被解繊物の搬送方向において、網部93の大きさよりも囲い部92の大きさ(上面と下面の距離)の方が大きい。また、囲い部92は、管路部91よりも被解繊物の搬送方向と直交する方向における空間断面積が大きくなっている。つまり、囲い部92の内径は管路部91の外径よりも大きい。なお、吸音性能を高めるため、囲い部92の内側に吸音材を設けてもよい。
複数の開口94は、網部93で形成される開口(網部93の目)である。開口94の形
状は、図2(B)に示す例では、正方形であるが、多角形、円形、楕円形であってもよい。複数の開口94の形状や大きさは同一であることが好ましく、また、複数の開口94は、等間隔に配置されていることが好ましい。
開口94の大きさ(網部93の目開き)は、管路部91を通過する被解繊物が通過しない大きさとなっている。すなわち、第1搬送部81には、粗砕部10で裁断された細片と選別部40の開口を通過しなかった残留物が通過するため、第1搬送部81に設けられる第1消音部90aの開口94の大きさを、粗砕部10で裁断された細片及び選別部40の開口の大きさよりも小さくする。また、第7搬送部87には、第2切断部78bで裁断された細片が通過するため、第7搬送部87に設けられる第2消音部90bの開口94の大きさを、第2切断部78bで裁断された細片よりも小さくする。例えば、粗砕部10で裁断される細片の短辺が3mmであり、選別部40の開口の大きさが1.2mmであり、第2切断部78bで裁断される細片(カット端材)の短辺が5mmである場合には、第1消音部90aの開口94の大きさ(目開き)を1.2mm未満(例えば、1mm)とし、第2消音部90bの開口94の大きさを5mm未満(例えば、3mm)とする。
図2に示す消音部90では、管路部91を囲う囲い部92によって流路の断面積が急激に拡大して収縮されるため、流路の断面積の拡縮による消音効果によって、解繊部20の騒音を低減することができる。また、囲い部92の内部に、管路部91の一部として網部93を設け、網部93の開口94の大きさを被解繊物が通過しない大きさとすることで、囲い部92(流路の拡張部)に被解繊物(細片)が堆積することを防止することができる。
なお、管路部91の周方向の全周に渡って形成された網部93を設けることに代えて、図3に示すように、囲い部92内部の管路部91の周方向の一部に孔部95を設け、孔部95に網部93を設けてもよい。図3に示す消音部90によっても、孔部95によって囲い部92内部の空間で音が共鳴するため、解繊部20の騒音を低減することができ、また、孔部95に網部93を設けることで、囲い部92に被解繊物が堆積することを防止することができる。なお、管路部91に孔部95を複数設けてもよい。
図2に示す消音部90では、凡そ100Hz〜2kHzの広い周波数帯の音を低減することができる。一方、図3に示す消音部90では、特定の周波数帯の音を低減することができる。従って、解繊部20の騒音の周波数特性に応じて、広い周波数帯の音を低減したい場合には図2に示す消音部90を用い、特定の周波数帯の音を低減したい場合には図3に示す消音部90を用いるとよい。なお、図3に示す消音部90で消音できる周波数帯は、孔部95の径(面積)と、囲い部92の体積で定まる。
また、図4に示すように、図2に示す消音部90と図3に示す消音部90を連結して1つの消音部として用いてもよい。このようにすると、広い周波数帯の音を低減しつつ、ピークの大きい特定周波数帯の音を低減することができる。解繊部20で発生する騒音を周波数解析すると、当該騒音の周波数成分は広い周波数帯に渡って存在し、そのうち騒音に対する寄与が最も大きい周波数帯は、解繊部20の送風羽根に被解繊物が衝突する際に発生する音の周波数帯である。従って、図2に示す消音部90と図3に示す消音部90を組み合わせ、且つ、被解繊物の衝突音の周波数帯に合わせて図3に示す消音部90の孔部95の径や囲い部92の大きさを調整すれば、解繊部20の騒音を効果的に低減することができる。
図1に示す例では、第1搬送部81と第7搬送部87のそれぞれに消音部90を設ける場合について説明したが、図5(A)に示すように、第1搬送部81と第7搬送部87の合流点と解繊部20の間に消音部90を設けてもよい。この場合には、第1搬送部81を
通過する被解繊物と第7搬送部87を通過する被解繊物のうち最も小さい被解繊物が通過しないように、開口94の大きさを決定する。例えば、粗砕部10で裁断される細片の短辺が3mmであり、選別部40の開口の大きさが1.2mmであり、第2切断部78bで裁断される細片の短辺が5mmである場合には、開口94の大きさを1.2mm未満(例えば、1mm)とする。
また、図1に示す例では、選別部40からの残留物を、第5搬送部85、ホッパー15、第1搬送部81を介して解繊部20に搬送する場合について説明したが、第5搬送部85を第1搬送部81及び第7搬送部87に直接合流させることで、選別部40からの残留物を解繊部20に搬送するように構成してもよい。この場合には、第1搬送部81及び第7搬送部87に加えて第5搬送部85に消音部90を設けてもよいし、図5(B)に示すように、第1搬送部81、第5搬送部85及び第7搬送部87の合流点と解繊部20の間に消音部90を設けてもよい。
3.実験例
本実施形態の消音部90を用いて、解繊部20解繊時の騒音を材料投入口(ホッパー15)付近で測定する実験を行った。図6は、本実験で用いた各構成を模式的に示す断面図である。本実験では、図6に示す比較例1〜3の構成及び実施例1〜3の構成のそれぞれについて、騒音計を用いてホッパー15から1m離れた位置における騒音レベルを測定し、また、鉛直方向に配管した場合と水平方向に配管した場合の消音部90内部における材料(被解繊物)の堆積の有無を評価した。ここでは、図2に示す消音部90(管路部91の周方向の全周に渡って網部93を設けた構成)を実施例1とし、図3に示す消音部90(管路部91の周方向の一部に形成した孔部95に網部93を設けた構成)を実施例2とし、図2に示す消音部90の囲い部92の内側に吸音材96を設けた構成を実施例3とした。なお、図6において、材料は図中下側に向けて搬送され、解繊部20は図中下側に接続されるものとする。
表1に実験結果を示す。なお、表1では、材料の堆積がない場合には「○」と表記し、材料の堆積があった場合には「×」と表記している。
Figure 0006248691
比較例1では、流路の拡張部分が無いため消音効果が無く、騒音が98dbと大きくなった。また、比較例2では、流路の拡張部分を設けているため消音性能は高いものの、拡張部分に材料が堆積した。比較例3では、拡張部の下流側にテーパーを設けているため、垂直に配管した場合には材料の堆積は見られないものの、テーパーを設けたことで比較例2と比べて消音性能が低くなっており、また、水平に配管した場合に材料の堆積が見られた。
実施例1及び実施例2では、比較例2と同等の消音性能を持ちつつ、網部93を設けた
ことで材料の堆積がなく、消音性能と材料搬送性を両立できることが分かった。実施例3では、拡張部(囲い部92)内部に吸音材96を設けたことで、1kHz以上の高周波数帯の音が顕著に減衰し、実施例1よりも騒音が7db減少した。また、従来の消音器で拡張部に吸音材を設けた場合には、吸音材に材料が付着する問題があったが、本実施形態の消音部90では、網部93によって材料と音が分離されるため、このような問題は生じない。
なお、本実施形態の消音部90において、囲い部92の側面の延長と底面(或いは上面)のなす角度θは90°である(囲い部92にテーパーがない)ことが好ましいが、θは45°ないしは60°より大きければよい。
4.解繊部の構成
図7(A)は、解繊部20の内部を模式的に示す側面図である。解繊部20は、回転子23を有する。回転子23は、回転軸24周りに回転する。図7(B)は、回転子23を導入口21側から見た正面図である。回転子23の外周面には複数の解繊用の突起25が設けられている。また、回転子23の導入口21と対向する側の側面には、複数の送風羽根26が設けられている。回転子23が回転軸24周りに回転すると、送風羽根26によって気流が発生し、この気流によって、導入口21から被解繊物(細片)が吸引され、球審された被解繊物は解繊処理されて排出口22へと搬送される。
上述したように、解繊部20の騒音に対する寄与が最も大きい周波数帯は、解繊部20の送風羽根26に被解繊物が衝突する際に発生する音の周波数帯である。そこで、本実施形態の解繊部20では、図7(A)、図7(B)に示すように、導入口21側から見て、送風羽根26と導入口21(導入口21の内径PT)が重ならないように、導入口21を配置している。このようにすると、送風羽根26に被解繊物が衝突する際に発生する騒音が、直接導入口21(すなわち、第1搬送部81及び第7搬送部87)に入り込むことを抑制することができ、ホッパー15及びホッパー17から出てくる解繊部20の騒音を低減することができる。
なお、図7(B)に示す例では、送風羽根26を、回転軸24の中心から放射状に延びる線に沿うように配置しているが、図7(C)に示すように、送風羽根26を、回転軸24の中心から放射状に延びる線に対して送風羽根26の平面状の面が傾きを有するように、且つ、送風羽根26が回転子23の回転方向(図中Dで示す方向)に対して後傾するように配置してもよい。送風羽根26を回転方向に対して後傾させて配置すると、被解繊物が送風羽根26に衝突するときの角度が大きくなるため衝突音が減少し、解繊部20の騒音を低減することができる。また、送風羽根26を回転方向に対して後傾させることで、被解繊物を回転子23の外周部側へ逃がし易くするため、被解繊物の搬送能力を向上することができる。
5.変形例
本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
図2〜4において、囲い部92の断面を円形としたが、これに限らない。管路部91の外方を囲っていれば、断面は楕円や多角形でもよい。なお、実施例1〜3における騒音は、断面積が同じであれば断面の形状による差はほとんどない。
なお、シート製造装置100によって製造されるシートは、シート状にしたものを主に指す。しかしシート状ものに限定されず、ボード状、ウェブ状であってもよい。本明細書におけるシートは、紙と不織布に分けられる。紙は、パルプや古紙を原料とし薄いシート状に成形した態様などを含み、筆記や印刷を目的とした記録紙や、壁紙、包装紙、色紙、画用紙、ケント紙などを含む。不織布は紙より厚いものや低強度のもので、一般的な不織布、繊維ボード、ティッシュペーパー、キッチンペーパー、クリーナー、フィルター、液体吸収材、吸音体、緩衝材、マットなどを含む。なお、原料としてはセルロースなどの植物繊維やPET(ポリエチレンテレフタレート)、ポリエステルなどの化学繊維や羊毛、絹などの動物繊維であってもよい。
また、堆積部72に堆積された堆積物に、水分を噴霧添加するための水分噴霧器が設けられていてもよい。これにより、シートPを成形した際の水素結合の強度を高くすることができる。水分の噴霧添加は、ヒーターローラー76を通過する前の堆積物に対して行われる。水分噴霧器で噴霧する水分には、澱粉やPVA(ポリビニルアルコール)等が添加されていてもよい。これにより、さらにシートPの強度を高くすることができる。
シート製造装置100には、粗砕部10は無くても良い。例えば、既存のシュレッダーなどで粗砕したものを原料とするなら粗砕部10は不要となる。
戻り流路としての第5搬送部85は無くてもよい。残留物を解繊部20に戻さずに、回収して廃棄してもよい。また、残留物が出ないような性能の解繊部20であれば、第5搬送部85は不要となる。
10 粗砕部、11 粗砕刃、15 ホッパー、16 ホッパー、17 ホッパー、20
解繊部、21 導入口、22 排出口、23 回転子、24 回転軸、25 突起、26 送風羽根、30 分級部、31 導入口、34 下部排出口、35 上部排出口、40 選別部、46 導入口、47 排出口、50 樹脂供給部、51 供給口、60 ほぐし部、66 導入口、70 シート成形部、72 堆積部、74 張架ローラー、76
ヒーターローラー、77 テンションローラー、78 切断部、79 サクション装置、81 第1搬送部、82 第2搬送部、83 第3搬送部、84 第4搬送部、85 第5搬送部、86 第6搬送部、87 第7搬送部、90 消音部、91 管路部、92
囲い部、93 網部、94 開口部、95 孔部、96 吸音材、99 スタッカー、100 シート製造装置

Claims (7)

  1. 被解繊物を気中で解繊する解繊部と、
    前記解繊部で解繊された解繊物の少なくとも一部を用いてシートを成形するシート成形部と、を備えたシート製造装置であって、
    前記解繊部に前記被解繊物を搬送する流路は、前記被解繊物が通過する管状をなし、外周部に開口して形成された、前記被解繊物が通過しない大きさの複数の開口を有する管路部と、
    記開口が内方に位置するように前記管路部を囲う囲い部とを有し、
    前記囲い部は、前記囲い部の外周部の外径が前記管路部の外周部の外径よりも大きく、前記管路部の外周部の周方向に沿ったリング状の中空部を有する、シート製造装置。
  2. 前記開口は、網状の網部で形成される開口である、請求項1に記載のシート製造装置。
  3. 前記管路部は、前記管路部の周方向の全周に渡って前記網部を有する、請求項2に記載のシート製造装置。
  4. 前記管路部は、前記管路部の周方向の一部に前記網部を有する、請求項2に記載のシート製造装置。
  5. 前記管路部には、前記管路部の周方向の全周に渡って前記網部を有する第1管路部と、前記管路部の周方向の一部に前記網部を有する第2管路部とが含まれており、
    前記第1管路部と前記第2管路部とは、前記被解繊物の搬送方向に沿って連結されている、請求項2に記載のシート製造装置。
  6. 繊維を含む材料を粗砕する粗砕部を更に有し、
    前記解繊部は、
    前記粗砕部で粗砕された粗砕片を前記被解繊物として気中で解繊し、
    前記流路は、前記粗砕部と前記解繊部の間に設けられる、請求項1〜5のいずれか1項に記載のシート製造装置。
  7. 被解繊物を気中で解繊する解繊部と、前記解繊部に前記被解繊物を搬送する流路と、を備え、
    前記流路は、前記被解繊物が通過する管状をなし、外周部に開口して形成された、前記被解繊物が通過しない大きさの複数の開口を有する管路部と、
    記開口が内方に位置するように前記管路部を囲う囲い部とを有し、
    前記囲い部は、前記囲い部の外周部の外径が前記管路部の外周部の外径よりも大きく、前記管路部の外周部の周方向に沿ったリング状の中空部を有する、解繊機。
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