JP6245207B2 - 空気調和装置 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和装置に関する。
従来から、室内ユニットが室外ユニットに接続されることによって構成される冷媒回路を備えた空気調和装置が存在している。そして、冷媒回路における冷媒の蒸発温度が目標蒸発温度になるように室外ユニットの空調能力(具体的には、圧縮機の運転容量)を制御する空気調和装置が、幾つか提案されている。例えば、特許文献1(特開2002−147823号公報)に開示される空気調和装置では、建物の空調負荷特性や設定温度に基づいて蒸発温度の目標値を決定し、冷媒の蒸発温度がその目標値になるように圧縮機の容量が制御されている。
上記のような空気調和装置によれば、目標蒸発温度の変更を行うことによって、室外ユニットの空調能力の過多を抑制し、室内ユニットや圧縮機の運転/停止の繰り返し頻度の低減を図り、省エネ性を向上させることができる。
しかし、このような空気調和装置を、外気温度が低い状態において冷房運転を行う必要のある建物(設備)に設置する場合には、室内ユニットや圧縮機の運転/停止の繰り返し頻度の低減が十分に図れないことがある。具体的には、外気温度が低い場合、冷房能力が増大して能力過多となり、室内ユニットのサーモオフ(空調運転を行っている室内ユニットにおける室内温度が設定温度になった場合に、その室内ユニットの空調運転を休止すること)の頻度が上がる傾向にある。そして、特に冷房運転開始時に、目標蒸発温度が適切な値になっていなければ、起動制御の後、すぐにサーモオフが発生することになる。
本発明の課題は、冷房運転開始後すぐにサーモオフする不具合が抑制される空気調和装置を提供することにある。
本発明の第1観点に係る空気調和装置は、冷房運転を行う冷房運転制御部と、起動制御を行う起動制御部と、目標蒸発温度決定部とを備えている。冷房運転では、冷房運転制御部が、目標蒸発温度に冷媒の蒸発温度が近づくように、圧縮機の回転数を調整する。起動制御では、起動制御部が、起動直後の所定期間、圧縮機を所定の回転数で駆動する。目標蒸発温度決定部は、起動制御から冷房運転制御に切り換わったときの目標蒸発温度を、外気温度に基づいて決定する。また、目標蒸発温度決定部は、据え付け時に据え付け業者あるいはユーザーによって行われる初期設定において決定される第1の変数に基づいて上限目標蒸発温度を算出し、その上限目標蒸発温度を超えない範囲において、目標蒸発温度を決定する。
この空気調和装置では、起動直後、まず圧縮機が所定の回転数で駆動される。その後、起動制御が終わると冷房運転制御に切り換わるが、そのときの目標蒸発温度は、目標蒸発温度決定部によって外気温度に基づいて決定される。このため、例えば寒冷地に空気調和装置が設置され、外気温度が低い状態で冷房運転が行われる場合にも、外気温度に応じて冷房能力が大きくなる傾向に鑑みて、冷房運転初期の目標蒸発温度を高く決定することができる。
これにより、外気温度が高いときよりも外気温度が低いときのほうが、冷房運転開始時の目標蒸発温度が高くなるという状況が実現できるようになり、冷房運転開始後すぐにサーモオフする不具合の抑制が可能になる。
また、この空気調和装置では、据え付け時に据え付け業者あるいはユーザーによって行われる初期設定において決定される第1の変数に基づいて上限目標蒸発温度が算出され、その上限目標蒸発温度を超えない範囲において目標蒸発温度が決定される。仮に、上限目標蒸発温度が固定の値、例えば8℃であったとすると、外気温度が非常に低い地域に空気調和装置が設置され冷房能力が過多になる場合においても、目標蒸発温度は8℃で上限となってしまい、冷房運転開始後しばらくしてサーモオフとなる可能性が高い。
しかし、この空気調和装置では、上限目標蒸発温度が設定によって変更可能となっているため、設置環境に応じて上限目標蒸発温度の変更が可能である。これにより、冷房運転開始後すぐにサーモオフする不具合を、より抑制することができる。
本発明の第2観点に係る空気調和装置は、第1観点に係る空気調和装置であって、リモートコントローラと、省エネ要求設定部をさらに備えている。省エネ要求設定部は、リモートコントローラからのユーザーによる入力を受けて、エネルギー消費量の削減要求度合いを設定する。そして、目標蒸発温度決定部は、第1の変数だけではなく、省エネ要求設定部により設定されたエネルギー消費量の削減要求度合いに応じて決定される第2の変数に更に基づいて、上限目標蒸発温度を算出する。
この空気調和装置では、省エネ要求設定部を備えているため、エネルギー消費量の節約を考えるユーザーが、その節約度合い、すなわちエネルギー消費量の削減要求度合いを設定することができる。また、そのエネルギー消費量の削減要求度合いに応じて、目標蒸発温度決定部が上限目標蒸発温度を変更することによって、エネルギー消費量を減らすことができるとともに、冷房運転開始後のサーモオフの頻度も減らすことができる。
本発明の第3観点に係る空気調和装置は、第2観点に係る空気調和装置であって、第1の変数の設定幅が、第2の変数の設定幅よりも大きい
本発明の第4観点に係る空気調和装置は、第1観点〜第3観点のいずれかに係る空気調和装置であって、目標蒸発温度決定部は、所定の下限目標蒸発温度から上述の上限目標蒸発温度までの範囲において、目標蒸発温度を決定する。
この空気調査装置では、上限目標蒸発温度に加えて、下限目標蒸発温度も保持しており、これらにより確定される温度範囲において目標蒸発温度が決定される。これにより、目標蒸発温度が下限目標蒸発温度を下回ることがなくなり、蒸発器が凍結するといった不具合を抑制することができる。
本発明の第1観点に係る空気調和装置では、起動制御から冷房運転制御に切り換わったときの目標蒸発温度が外気温度に基づいて決定されるため、冷房運転開始後すぐにサーモオフする不具合の抑制が可能になる。また、上限目標蒸発温度が設定によって変更可能となっているため、冷房運転開始後すぐにサーモオフする不具合を、より抑制することができる。
本発明の第2観点に係る空気調和装置では、エネルギー消費量の削減要求度合いに応じて、目標蒸発温度決定部が上限目標蒸発温度を変更することによって、エネルギー消費量を減らすことができるとともに、冷房運転開始後のサーモオフの頻度も減らすことができる。
本発明の第4観点に係る空気調和装置では、蒸発器が凍結するといった不具合を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る空気調和装置の概略構成図。 空気調和装置の制御ブロック図。 冷房運転における初期の目標蒸発温度TeSを決定する初期制御フロー図。 初期の目標蒸発温度TeSと外気温度Taとの相関を示すグラフ。
以下、本発明の一実施形態に係る空気調和装置1について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明に係る空気調和装置の具体的な構成は、下記の実施形態およびその変形例に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
(1)空気調和装置の全体構成
図1は、空気調和装置1の概略構成図である。空気調和装置1は、蒸気圧縮式の冷凍サイクル運転を行うことによって、屋内の空調に使用される装置である。この空気調和装置1は、冷房および暖房の各動作を行うことができる構造の空気調和装置であるが、ここでは、屋内に設置される発熱の多い設備を冷却するための冷房専用の装置として使用される例を説明する。
空気調和装置1は、主として、室外ユニット2と、室内ユニット4aとが接続されることによって構成されている。ここで、室外ユニット2と室内ユニット4aとは、液冷媒連絡管6およびガス冷媒連絡管7を介して接続されている。すなわち、空気調和装置1の蒸気圧縮式の冷媒回路10は、室外ユニット2と、室内ユニット4aとが冷媒連絡管6、7を介して接続されることによって構成されている。
(2)空気調和装置の詳細構成
(2−1)室内ユニット
屋内に設置される室内ユニット4aは、主として、冷媒回路10の一部を構成する室内側冷媒回路10aを有している。室内側冷媒回路10aは、主として、室内膨張弁41aと、室内熱交換器42aとを有している。
室内膨張弁41aは、室内側冷媒回路10aを流れる冷媒を減圧して冷媒の流量の調節する弁である。室内膨張弁41aは、室内熱交換器42aの液側に接続された電動膨張弁である。
室内熱交換器42aは、例えば、クロスフィン式のフィン・アンド・チューブ型熱交換器である。室内熱交換器42aの近傍には、室内熱交換器42aに室内空気を送るための室内ファン43aが設けられている。室内ファン43aによって室内熱交換器42aに対して室内空気を送風することにより、室内熱交換器42aでは、冷媒と室内空気との間で熱交換が行われる。室内ファン43aは、室内ファンモータ44aによって回転駆動されるようになっている。これにより、室内熱交換器42aは、冷媒の蒸発器として機能する。
また、室内ユニット4aには、各種のセンサが設けられている。室内熱交換器42aの液側には、冷媒の温度を検出する液側温度センサ45aが設けられている。室内熱交換器42aのガス側には、ガス状態の冷媒の温度を検出するガス側温度センサ46aが設けられている。室内ユニット4aの室内空気の吸入口側には、室内ユニット4aが対象とする空調空間の室内空気の温度(すなわち、室内温度)を検出する室内温度センサ47aが設けられている。また、室内ユニット4aは、室内ユニット4aを構成する各部の動作を制御する室内側制御装置48aを有している。そして、室内側制御装置48aは、室内ユニット4aの制御を行うために設けられたマイクロコンピュータやメモリ等を有しており、室内ユニット4aを個別に操作するためのリモートコントローラ49aとの間で制御信号等のやりとりを行ったり、室外ユニット2との間で制御信号等のやりとりを行ったりすることができる。なお、リモートコントローラ49aは、ユーザーが空調運転に関する各種設定や運転/停止指令を行う機器である。
(2−2)室外ユニット
屋外に設置される室外ユニット2は、主として、冷媒回路10の一部を構成する室外側冷媒回路10cを有している。この室外側冷媒回路10cは、主として、圧縮機21と、切換機構22と、室外熱交換器23と、室外膨張弁24とを有している。
圧縮機21は、ケーシング内に図示しない圧縮要素および圧縮要素を回転駆動する圧縮機モータ20が収容された密閉型圧縮機である。圧縮機モータ20は、図示しないインバータ装置を介して電力が供給されるようになっており、インバータ装置の周波数(すなわち、圧縮機モータ20の回転数)を変化させることによって、運転容量を可変することができるようになっている。
切換機構22は、冷媒の流れの方向を切り換えるための四路切換弁である。切換機構22は、冷房運転時には、室外熱交換器23を圧縮機21において圧縮された冷媒の放熱器として、かつ、室内熱交換器42aを室外熱交換器23において放熱した冷媒の蒸発器として機能させるために、圧縮機21の吐出側の配管と室外熱交換器23のガス側とを接続するとともに圧縮機21の吸入側の配管とガス冷媒連絡管7とを接続する(図1の切換機構22の実線を参照)。なお、この切換機構22の切り換えによって暖房運転を行わせることも可能であるが、ここでは空気調和装置1が冷房専用装置として使用されるため、暖房運転時の説明は省略する。
室外熱交換器23は、例えば、クロスフィン式のフィン・アンド・チューブ型熱交換器である。室外熱交換器23の近傍には、室外熱交換器23に室外空気を送るための室外ファン25が設けられている。室外ファン25によって室外熱交換器23に対して室外空気を送風することにより、室外熱交換器23では、冷媒と室外空気との間で熱交換が行われる。室外ファン25は、室外ファンモータ26によって回転駆動されるようになっている。これにより、室外熱交換器23は、冷媒の放熱器として機能する。
室外膨張弁24は、室外側冷媒回路10cを流れる冷媒を減圧する弁である。室外膨張弁24は、室外熱交換器23の液側の配管に接続された電動膨張弁であり、冷房運転において室外ファン25とともに高圧冷媒の圧力値を所定範囲に保つように調整される。
また、室外ユニット2には、各種のセンサが設けられている。室外ユニット2には、圧縮機21の吸入圧力を検出する吸入圧力センサ31と、圧縮機21の吐出圧力を検出する吐出圧力センサ32と、圧縮機21の吸入温度を検出する吸入温度センサ33と、圧縮機21の吐出温度を検出する吐出温度センサ34とが設けられている。室外熱交換器23には、気液二相状態の冷媒の温度を検出する室外熱交温度センサ35が設けられている。室外熱交換器23の液側の配管には、液状態の冷媒の温度を検出する液側温度センサ36が設けられている。室外ユニット2の室外空気の吸入口側には、室外ユニット2が配置される外部空間の室外空気の温度(すなわち、外気温度Ta)を検出する外気温度センサ37が設けられている。また、室外ユニット2は、室外ユニット2を構成する各部の動作を制御する室外側制御装置38を有している。そして、室外側制御装置38は、室外ユニット2の制御を行うために設けられたマイクロコンピュータ、メモリや圧縮機モータ20を制御するインバータ装置等を有しており、室内ユニット4aの室内側制御装置48aとの間で制御信号等のやりとりを行うことができる。
(2−3)冷媒連絡管
冷媒連絡管6、7は、空気調和装置1を設置する際に、現地にて施工される冷媒管であり、室外ユニット2および室内ユニット4aの設置条件に応じて種々の長さや管径を有するものが使用される。
(2−4)制御装置
室内ユニット4aを操作するためのリモートコントローラ49aと、室内ユニット4aの室内側制御装置48aと、室外ユニット2の室外側制御装置38とは、有線あるいは無線で結ばれ、空気調和装置1全体の運転制御を行う制御装置8を構成している。制御装置8は、図2に示すように、各種センサ31〜37、45a、46a、47a等の検出信号を受けることができるよう、これらに接続されている。そして、制御装置8は、これらの検出信号に基づいて各種機器および弁20、22、24、26、41a、44aを制御することによって、冷房運転等を行う。
また、制御装置8は、マイコンに内蔵されたプログラムの機能部として、起動制御部81、冷房運転制御部82、目標蒸発温度決定部83、省エネ要求設定部84、補正量設定部85、サーモ制御部86、などを有している。
(2−4−1)起動制御部
起動制御を行う起動制御部81は、空気調和装置1の起動直後の所定期間、圧縮機21を所定の回転数で駆動する。具体的には、所定期間、インバータ周波数を階段状に上昇させながら、段々と回転数を上げていく。起動制御においては、室内膨張弁41aの開度も段々と大きくなるように制御される。
(2−4−2)冷房運転制御部
冷房運転制御を行う冷房運転制御部82は、室内ユニット4aの室内熱交換器42aにおける冷媒の蒸発温度Teが目標蒸発温度TeSに近づくように、圧縮機21の回転数を調整して、圧縮機21の運転容量を調整する。
(2−4−3)目標蒸発温度決定部
目標蒸発温度決定部83は、冷房運転開始時の目標蒸発温度TeSを、すなわち、起動制御から冷房運転制御に切り換わったときの冷房運転初期の目標蒸発温度TeSを、外気温度Taに基づいて決定する。目標蒸発温度決定部83は、上限目標蒸発温度Wを超えない範囲において、且つ、下限目標蒸発温度Qを下回らない範囲において、目標蒸発温度TeSを決定する。具体的には、以下の式1によって目標蒸発温度TeSが決定される。
式1:TeS=−A×Ta+B
但し、
A:係数
B:係数
TeS>下限目標蒸発温度Q(固定値)
TeS<上限目標蒸発温度W(可変値)
上限目標蒸発温度Wは可変値であり、以下の式2によって算出される。
式2:W=C+V
C:変数
V:変数
変数C,Vについては、以下で説明する省エネ要求設定部84、補正量設定部85によって決定される。
(2−4−4)省エネ要求設定部
省エネ要求設定部84は、リモートコントローラ49aからのユーザーによる設定入力を受け、消費電力量の削減要求度合いを設定する。ここでは、省エネレベルを示す削減要求の度合いとして、「強い省エネ」および「弱い省エネ」のいずれかが設定される。省エネ要求設定部84において「強い省エネ」が選択されると、「弱い省エネ」が選択された場合よりも上記の上限目標蒸発温度Wが1℃上がる。具体的には、上記の上限目標蒸発温度Wの計算式(式2)の変数Cが1だけ大きくなる。すなわち、目標蒸発温度決定部83は、省エネ要求設定部84により設定された消費電力量の削減要求度合いに応じて、上限目標蒸発温度Wを変更することになる。
(2−4−5)補正量設定部
補正量設定部85は、上限目標蒸発温度Wの基準値(変数C)に対する補正量を設定する。具体的には、上記の上限目標蒸発温度Wの計算式の変数Vが、補正量として設定される。この設定は、空気調和装置1を据え付けたときに行われる初期設定において、据え付け業者(空気調和装置1の設置者)あるいはユーザーによって行われる。デフォルトの変数Vは0℃であるが、補正量設定部85における設定によって、15℃まで数段階で変数Vを設定することが可能となっている。
サーモ制御部86は、室内ユニット4aにおける室内温度が、室内ユニット4aにおける室内温度の設定温度に達したときに、室内ユニット4aの冷房運転を休止し(室内サーモオフ)、圧縮機21を停止する(室外サーモオフ)。より詳しく説明すると、室内温度の設定温度に対してサーモ温度幅が設定されており、サーモ温度幅を超えて設定温度を下回る室内温度になったときにサーモオフとなる。サーモ温度幅が±0.5℃であって、設定温度が24.0℃であれば、室内温度が23.5℃を下回ったときにサーモオフとなる。一方、室内サーモオフの状態の室内ユニット4aにおける室内温度がサーモ温度幅から外れると、冷房運転を再開する(サーモオン)。なお、サーモオフの状態では、冷媒回路10内の冷媒の流れが止まり、空気調和装置1は、冷房運転の指令は継続しているものの、実質的には、運転がすべて停止された状態となる。
なお、室内ユニット4aでは、室内温度が、その室内温度の目標値である設定温度になるように、室内ユニット4aの室内膨張弁41aおよび室内ファンモータ44aが制御される。
(3)空気調和装置の動作
(3−1)基本動作
次に、空気調和装置1の冷房運転の基本動作について、図1を用いて説明する。
リモートコントローラ49aから冷房運転の指令がなされると、圧縮機21、室外ファン25および室内ファン43aが起動する。上述のように、圧縮機21を所定の回転数で駆動する起動制御が所定期間行われ、その後に冷房運転に移行する。
冷房運転において、冷媒回路10内の低圧のガス冷媒は、圧縮機21に吸入されて圧縮され、高圧のガス冷媒となる。この高圧のガス冷媒は、切換機構22を経由して室外熱交換器23に送られる。室外熱交換器23に送られた高圧のガス冷媒は、冷媒の放熱器として機能する室外熱交換器23において、室外ファン25によって供給される室外空気と熱交換を行って冷却される。室外熱交換器23で冷却され凝縮した高圧の液冷媒は、室外膨張弁24および液冷媒連絡管6を経由して、室外ユニット2から室内ユニット4aに送られる。
室内ユニット4aに送られた高圧の液冷媒は、室内膨張弁41aによって減圧され、低圧の気液二相状態の冷媒となる。この気液二相状態の冷媒は、室内熱交換器42aに送られる。室内熱交換器42aに送られた低圧の気液二相状態の冷媒は、冷媒の蒸発器として機能する室内熱交換器42aにおいて、室内ファン43aによって供給される室内空気と熱交換を行って加熱される。室内熱交換器42aで加熱され蒸発した低圧のガス冷媒は、ガス冷媒連絡管7を経由して、室内ユニット4aから室外ユニット2に送られる。
室外ユニット2に送られた低圧のガス冷媒は、切換機構22を経由して、再び、圧縮機21に吸入される。
(3−2)冷房運転制御
冷房運転においては、冷媒回路10における冷媒の蒸発温度Teが目標蒸発温度TeSに近づくように室外ユニット2の空調能力(すなわち、圧縮機21の運転容量)が制御される。また、室内ユニット4aにおける室内温度が、室内ユニット4aにおける室内温度の設定温度に近づくように、室内ユニット4aの室内膨張弁41aおよび室内ファンモータ44aが制御される。なお、室内ユニット4aにおける室内温度の設定温度は、リモートコントローラ49aによって入力、設定される。また、冷房運転制御部82が冷房運転制御を行っているとき、室外ユニット2の空調能力の制御は、制御装置8の室外側制御装置38が担い、室内ユニット4aの制御は、制御装置8の室内側制御装置48aが担う。
冷房運転制御において、冷房運転制御部82は、室内熱交換器42aの出口における冷媒の過熱度が目標過熱度になるように、室内膨張弁41aの開度を制御する。ここで、過熱度は、吸入圧力センサ31によって検出される吸入圧力、および、ガス側温度センサ46aによって検出される室内熱交換器42aのガス側の冷媒の温度から算出される。より具体的には、まず、吸入圧力センサ31から得た吸入圧力を冷媒の飽和温度に換算し、冷媒回路10における蒸発圧力Peに等価な状態量である蒸発温度Teを得る。ここで、蒸発圧力Peとは、冷房運転において、室内膨張弁41aの出口から室内熱交換器42aを経由して圧縮機21の吸入側配管に至るまでの間を流れる低圧の冷媒の圧力を意味している。そして、室内熱交換器42aのガス側の冷媒の温度から蒸発温度Teを差し引くことによって過熱度を得る。
また、冷房運転制御において、冷房運転制御部82は、冷媒回路10における上述の蒸発温度Teが目標蒸発温度TeSに近づくように、圧縮機21の運転容量を制御する。ここで、圧縮機21の運転容量の調整は、圧縮機モータ20のインバータ周波数を変更することによって行われる。また、ここでは、制御対象の状態量を蒸発温度Teとしているが、その蒸発温度Teに相当する蒸発圧力Peであってもよい。この場合には、目標蒸発温度TeSに相当する目標蒸発圧力PeSを使用すればよい。すなわち、蒸発圧力Peと蒸発温度Te、および、目標蒸発圧力PeSと目標蒸発温度TeSは、文言自体は異なるが、実質的に同じ状態量を意味している。
このように、冷房運転においては、その基本制御として、室内膨張弁41aによる過熱度制御、および、圧縮機21による蒸発温度制御が行われるようになっている。
なお、冷房運転制御における目標蒸発温度TeSは、室内ユニット4aにおける室内温度の設定温度や外気温度Taに基づいて、数十秒毎に更新される。具体的には、室内温度の設定温度と外気温度Taとの温度差が大きいほど、目標蒸発温度TeSを低く設定している。これにより、サーモオン/サーモオフの繰り返し頻度の低減を図り、空気調和装置1の省エネ性を向上させているが、室外ユニット2の空調能力が抑制されやすい傾向になっている分だけ、室内温度が設定温度に到達するまでの時間が長くなる傾向になり、快適性が損なわれるおそれがある。上述の省エネ要求設定部84は、主として、この快適性の向上を望むユーザーのために設けられている。
(3−3)冷房運転における初期の目標蒸発温度TeSの決定
次に、図3を参照して、起動制御から冷房運転制御に切り換わったときの目標蒸発温度である初期の目標蒸発温度TeS(以下、初期TeSという。)の決定について説明する。この目標蒸発温度決定部83による初期TeSの決定によって、初期TeSは、図4において太い実線で示すように、外気温度Taに応じて可変する。
図3に示すように、冷房運転の初期制御では、まず起動制御が終了条件を満たしたか否かが判定される(ステップS11)。例えば、数分の所定期間が経過したという条件を満たすことによって、ステップS11からステップS12に移行する。
ステップS12では、目標蒸発温度決定部83は、外気温度センサ37から外気温度Taの情報を取得し、その外気温度Taを用いて、上述の式1(TeS=−A×Ta+B)によって仮の目標蒸発温度(以下、仮TeSという。)を算出する。
次に、ステップS13において、その仮TeSが下限目標蒸発温度Qを下回っているか否かを、目標蒸発温度決定部83は判定する。下回っている場合、ステップS14に移行し、初期TeSを下限目標蒸発温度Qに決定する(初期TeS=Q)。
ステップS13において仮TeSが下限目標蒸発温度Q以上であれば、目標蒸発温度決定部83は、ステップS15に移行し、省エネ要求設定部84における消費電力量の削減要求度合いの設定に基づく変数Cの値を取得するとともに、補正量設定部85において設定された補正量である変数Vの値を取得する。そして、これらの変数C,Vの値に基づいて、上述の式2(W=C+V)によって、上限目標蒸発温度Wを算出する。
次に、ステップS16では、目標蒸発温度決定部83は、ステップS12で算出した仮TeSが上限目標蒸発温度Wを超えているか否かを判定する。仮TeSが上限目標蒸発温度Wを超えている場合、ステップS17に移行し、初期TeSを上限目標蒸発温度Wに決定する(初期TeS=W)。
ステップS16において仮TeSが上限目標蒸発温度W以下であれば、目標蒸発温度決定部83は、ステップS18に移行し、仮TeSの値を初期TeSにする。すなわち、仮TeSの値が下限目標蒸発温度Qから上限目標蒸発温度Wまでの範囲にあれば、外気温度Taに基づいて算出された仮TeSが、初期TeSとなる。
ステップS14、ステップS17、あるいはステップS18で決定された初期TeSに、冷媒の蒸発温度Teが近づくように、ステップS19では、冷房運転制御部82が、圧縮機21のインバータ周波数の調整を開始する。
その後、上述のように、冷房運転制御部82は、室内ユニット4aにおける室内温度の設定温度や外気温度Taに基づいて目標蒸発温度TeSを数十秒毎に更新し、その目標蒸発温度TeSに冷媒の蒸発温度Teが近づくように、圧縮機21のインバータ周波数の調整を行い続ける。
(4)特徴
(4−1)
本発明に係る空気調和装置1では、起動直後、起動制御部81による起動制御が行われ、圧縮機21が所定の回転数で駆動される。その後、起動制御が終わると冷房運転制御に切り換わるが、そのときの目標蒸発温度TeS(初期TeS)は、目標蒸発温度決定部83によって外気温度Taに基づいて決定される。具体的には、外気温度Taの低下に応じて冷房能力が大きくなる傾向に鑑み、外気温度Taが小さくなるほど初期TeSが小さくなるように、上述の式1(TeS=−A×Ta+B)によって初期TeSが算出される。
このため、例えば寒冷地に空気調和装置1が設置され、外気温度Taが低い状態で冷房運転が行われる場合にも、冷房運転開始時の目標蒸発温度である初期TeSを高く決定することができる。これにより、外気温度Taが高いときよりも外気温度Taが低いときのほうが、冷房運転開始時の初期TeSが高くなるようになり、冷房運転開始後すぐに空気調和装置1がサーモオフするといった不具合が抑制されている。
また、この空気調和装置1では、初期TeSが、ユーザーや設置者が省エネ要求設定部84あるいは補正量設定部85で設定した設定値に基づく上限目標蒸発温度Wを超えない範囲において決定される。仮に、上限目標蒸発温度Wが固定の値、例えば8℃であったとすると、外気温度Taが非常に低い地域に空気調和装置1が設置され冷房能力が過多になる場合においても、初期TeSは8℃で上限となってしまい、冷房運転開始後しばらくして空気調和装置1がサーモオフとなる可能性が高い。
しかし、この空気調和装置1では、省エネ要求設定部84や補正量設定部85が設けられており、設置環境に応じて上限目標蒸発温度Wを変更することができる。これにより、冷房運転開始後すぐに空気調和装置1がサーモオフする不具合が、より抑制されている。
(4−2)
本発明に係る空気調和装置1では、冷房運転において、基本的に、室内ユニット4aの設定温度と外気温度Taとの温度差が大きいほど目標蒸発温度TeSを低く設定している。このような目標蒸発温度TeSの調整を行うと、室内ユニット4aからの空調能力の要求が小さい場合(設定温度が高い場合)には、目標蒸発温度TeSが高くなるため、室外ユニット2の空調能力の過多が抑制されることになる。これにより、室内ユニット4aや圧縮機21の運転/停止、すなわち、空気調和装置1のサーモオン/サーモオフの繰り返し頻度の低減を図り、省エネ性を向上させている。
しかし、その一方で、室外ユニット2の空調能力が抑制されやすい傾向になっている分だけ、室内温度が設定温度に到達するまでの時間が長くなる傾向になり、快適性が損なわれるおそれがある。
このように、目標蒸発温度TeSを空調負荷に応じて調整するだけでは、省エネ性を優先するユーザーには満足が得られるものの、快適性を優先するユーザーには満足が得られにくくなるため、空気調和装置1では、省エネ要求設定部84を設けている。ユーザーは、リモートコントローラ49aから、「強い省エネ」および「弱い省エネ」のいずれかを選択することができる。ここで快適性を優先するユーザーが「弱い省エネ」を選択すれば、「強い省エネ」が選択された場合よりも上限目標蒸発温度Wが1℃下がり、快適性を向上させることができる。そして、省エネ要求設定部84において「強い省エネ」が設定されると、上限目標蒸発温度Wが高くなり、消費電力量を減らすことができるとともに、冷房運転開始後のサーモオフの頻度を更に減らすことができる。
(4−3)
本発明に係る空気調和装置1では、上限目標蒸発温度Wを大きく変えることを可能にするために、補正量設定部85を設けている。ユーザーあるいは空気調和装置1の設置者は、上限目標蒸発温度Wの基準値(変数C)に対する補正量である変数Vを入力設定することができる。そして、目標蒸発温度決定部83は、補正量設定部85により設定された補正量(変数V)に応じて、上記の式2(W=C+V)によって上限目標蒸発温度Wを算出する。
このため、空気調和装置1のユーザー等は、設置場所の温熱環境や電気料金などに応じて、補正量である変数Vを決めて設定入力することができる。そして、この補正量に応じて上限目標蒸発温度Wが変更されることで、空気調和装置1のサーモオフ頻度の抑制や電気代の節約といった効果を得ることができる。
(4−4)
本発明に係る空気調和装置1では、上限目標蒸発温度Wに加えて、下限目標蒸発温度Qも制御装置8のメモリ内に保持しており、これらにより確定される温度範囲(Q以上W以下)において目標蒸発温度TeSが決定されている。これにより、冷房運転初期の目標蒸発温度TeSである初期TeSが下限目標蒸発温度Qを下回ることがなくなり(図3のステップS13,S14参照)、室内熱交換器42aが凍結するといった不具合を抑制することができている。
(5)変形例
(5−1)変形例1A
上記の実施形態では、1つの室外ユニット2と1つの室内ユニット4aとから成る空気調和装置1に本発明を適用した例を説明したが、1つの室外ユニットに複数の室内ユニットが接続されるマルチ型の空気調和装置に本発明を適用することもできる。
また、上記の実施形態では、冷房専用の装置として空気調和装置1を説明しているが、冷房、暖房を切り換えることができる空気調和装置1においても本発明の適用は可能である。
(5−2)変形例1B
上記の実施形態では、外気温度Taに基づいて、下限目標蒸発温度Qから上限目標蒸発温度Wまでの範囲内で初期TeSを決定している。
しかし、上限目標蒸発温度Wに加えて、室内ユニット4aにおける室内温度の設定温度に基づく第2の上限目標蒸発温度を設け、それら2つの上限目標蒸発温度を超えないように、起動制御から冷房運転制御に切り換わったときの初期TeSを決定してもよい。この場合には、空気調和装置1のユーザーの快適性がより向上することになる。
(5−3)変形例1C
上記の実施形態では、目標蒸発温度決定部83が、起動制御の直後に初期TeSを決定しているが、その決定タイミングはもっと早くても構わない。すなわち、目標蒸発温度決定部83は、起動制御中に初期TeSを決定してもよい。
(5−4)変形例1D
上記の実施形態では、室外ユニット2に外気温度センサ37を設け、外気温度Taを取得している。しかし、空気調和装置1が長く停止した後であれば、目標蒸発温度決定部83は、外気温度Taを、室外熱交換器23に設けられた室外熱交温度センサ35から起動直後に取得することができる。すなわち、外気温度センサ37は必須の構成要素ではなく、室外熱交温度センサ35あるいは吸入温度センサ33があれば、外気温度Taを取得することができる。
1 空気調和装置
21 圧縮機
81 起動制御部
82 冷房運転制御部
83 目標蒸発温度決定部
84 省エネ要求設定部
85 補正量設定部
Ta 外気温度
Te 蒸発温度
TeS 目標蒸発温度
Q 下限目標蒸発温度
W 上限目標蒸発温度
特開2002−147823号公報

Claims (4)

  1. 目標蒸発温度(TeS)に冷媒の蒸発温度(Te)が近づくように、圧縮機(21)の回転数を調整する、冷房運転制御を行う、冷房運転制御部(82)と、
    起動直後の所定期間、圧縮機を所定の回転数で駆動する、起動制御を行う、起動制御部(81)と、
    前記起動制御から前記冷房運転制御に切り換わったときの前記目標蒸発温度(初期TeS)を、外気温度(Ta)に基づいて決定する、目標蒸発温度決定部(83)と、
    を備え、
    前記目標蒸発温度決定部(83)は、据え付け時に据え付け業者あるいはユーザーによって行われる初期設定において決定される第1の変数(V)に基づいて上限目標蒸発温度(W)を算出し、前記上限目標蒸発温度(W)を超えない範囲において、前記目標蒸発温度を決定する、
    空気調和装置(1)。
  2. リモートコントローラ(49a)と、
    前記リモートコントローラからのユーザーによる入力を受けて、エネルギー消費量の削減要求度合いを設定する省エネ要求設定部(84)と、
    をさらに備え、
    前記目標蒸発温度決定部(83)は、前記第1の変数(V)だけではなく、前記省エネ要求設定部(84)により設定された前記エネルギー消費量の削減要求度合いに応じて決定される第2の変数(C)に更に基づいて、前記上限目標蒸発温度を算出する、
    請求項1に記載の空気調和装置(1)。
  3. 前記第1の変数(V)の設定幅が、前記第2の変数(C)の設定幅よりも大きい、
    請求項2に記載の空気調和装置(1)。
  4. 前記目標蒸発温度決定部(83)は、所定の下限目標蒸発温度(Q)から前記上限目標蒸発温度(W)までの範囲において、前記目標蒸発温度を決定する、
    請求項1から3のいずれかに記載の空気調和装置(1)。
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