JP6244957B2 - 表示制御装置、表示制御方法及びプログラム - Google Patents
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Description
そして、上記のようにタッチパネルを備える情報処理装置として、複数のページによりコンテンツが提供される場合において、画面に表示されるページの切り替えをタッチパネルに対するフリック操作によって行えるようにされたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
[コンテンツ配信システムの構成例]
図1は、本実施形態のコンテンツ配信システムの構成例を示している。同図に示すコンテンツ配信システムは、複数のユーザ端末装置100とコンテンツサーバ200とをネットワーク300経由で通信可能に接続して構成される。
本実施形態のユーザ端末装置100(表示制御装置の一例)は、例えばスマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータなどであり、コンテンツサーバ200が提供するコンテンツを閲覧するためのアプリケーション(コンテンツ閲覧アプリケーション)がインストールされている。
また、本実施形態のユーザ端末装置100は、表示部の画面と一体化されたタッチパネルを備える。タッチパネルが備えられることで、ユーザ端末装置100は、指またはスタイラスペンなどの操作体をタッチパネルに触れさせることによる操作が可能とされている。
コンテンツサーバ200が配信するコンテンツについては特に限定されるものではないが、以降の説明にあたっては、コンテンツサーバ200は、電子チラシとしてのコンテンツと、電子チラシに関連した情報を含むコンテンツとを配信する場合を例に挙げる。
以下、図2から図6を参照して、本実施形態のユーザ端末装置100における主画像切り替えの態様例について説明する。
図2(a)には、ユーザ端末装置100が備える表示部の画面105Aが示されている。同図の画面105Aにおいては、現主画像表示領域ARpとカテゴリタブ領域ARcとが配置される。
現主画像表示領域ARpは、主画像が表示される主画像表示領域として、主画像切替操作が行われたときに画面105Aに収まる状態で配置されている主画像表示領域である。
本実施形態における主画像は、予め定められた複数のカテゴリのうちのいずれかに属している。現主画像表示領域ARpに表示されている主画像が属するカテゴリは、カテゴリタブ領域ARcにおいて表示されるタブのうちで強調表示されているタブにより示される。
同図の場合には、カテゴリタブ領域ARcにおけるカテゴリ2のタブが強調表示されていることから、現主画像表示領域ARpに表示されている主画像Pm2はカテゴリ2としてのカテゴリに属するものであることが示される。
なお、カテゴリタブ領域ARcにおいて配置されるタブの数については特に限定されない。また、主画像について予め定められたカテゴリの数が、カテゴリタブ領域ARcにおいて表示可能なタブの数よりも大きい場合には、例えば左端または右端のタブをタッチ操作するのに応じて、タッチされたタブがカテゴリタブ領域ARcが中央側に配置されるようにしてこれまで表示されていなかったタブをカテゴリタブ領域ARc内に表示させるようにすればよい。
一例として、カテゴリ1、カテゴリ2、カテゴリ3のそれぞれに対応する具体的内容としては、「お知らせ」、「電子チラシ」、「クーポン」、「設定」などのうちのいずれかとなる。
「お知らせ」は、コンテンツ閲覧アプリケーションのバージョンアップ、コンテンツ閲覧アプリケーションにより新規に提供されるサービスの紹介などをユーザに知らせる内容の画像が対応するカテゴリである。
「電子チラシ」は、コンテンツサーバ200から受信した電子チラシとしてのコンテンツを閲覧するための閲覧画面の画像が対応するカテゴリである。
「クーポン」は、電子チラシに関連するコンテンツとしてコンテンツサーバ200から受信したクーポンを提示する画像が対応するカテゴリである。
「設定」は、コンテンツ閲覧アプリケーションにおける各種設定を行うための設定画面としての画像が対応するカテゴリである。
例えば、カテゴリ2の主画像からカテゴリ1の主画像Pm1の表示に切り替えようとする場合、画面105Aを基準として、カテゴリ2の主画像を右に移動させて画面105Aから外し、代わりに、カテゴリ1の主画像を右に移動させて画面105Aに収めればよいことになる。つまり、この場合のフリック操作は右方向になる。
このように、ユーザは、カテゴリタブ領域ARcにおけるタブ間の位置関係を確認することで、所望のカテゴリの主画像を表示させるには、どちらの方向にフリック操作を行えばよいのかを知ることができる。
次主画像表示領域ARnは、主画像切替操作に応じて、現主画像表示領域ARpに表示された主画像に代わって次に表示されるべき主画像が表示される主画像表示領域である。
また、上記のようにカテゴリ1の主画像Pm1の表示に切り替わるのに応じて、カテゴリタブ領域ARcにおいては、カテゴリ1のタブが強調表示された状態に変化する。このように変化したカテゴリタブ領域ARcを見ることにより、ユーザは、新たに表示された主画像がカテゴリ1に対応するものであると確認できる。
左方向へのフリック操作が行われるのに応じて、これまで画面105Aにちょうど収まるように配置されていた現主画像表示領域ARpは、図3(b)に示すように、画面105Aの左方向に移動する。また、同じ図3(b)に示すように、現主画像表示領域ARpの移動に伴って、画面105Aの右側から、次に表示されるべきカテゴリ3の主画像が表示された次主画像表示領域ARnが現れ、左側に移動していくように表示される。
ここで、図3(b)における副画像表示領域ARsに表示される第2副画像Ps2は、先の図2(b)における副画像表示領域ARsに表示される第1副画像Ps1と画像の内容が異なっている。
また、上記のようにカテゴリ3の主画像Pm3の表示に切り替わるのに応じて、カテゴリタブ領域ARcにおいては、カテゴリ3のタブが強調表示された状態に変化する。
このように変化したカテゴリタブ領域ARcを見ることにより、ユーザは、新たに表示された主画像がカテゴリ3に対応するものであると確認できる。
上記のような表示切り替えの例として、図4(a)には、画面105Aに収まっている状態の現主画像表示領域ARpにカテゴリ3の主画像が表示されている状態のもとで、矢印Bとして示すように左方向にフリック操作を行った場合が示されている。
つまり、本実施形態においては、カテゴリ1とカテゴリ2の主画像表示領域の間と、カテゴリ2とカテゴリ3の主画像表示領域の間と、カテゴリ3とカテゴリ1の主画像表示領域の間とのそれぞれにおいて副画像表示領域ARsが設けられる。そのうえで、これら3つの副画像表示領域ARsに表示される副画像がそれぞれ異なるようにされている。
このように変化したカテゴリタブ領域ARcを見ることにより、ユーザは、新たに表示された主画像がカテゴリ1に対応するものであることを確認できる。
前述のように、第1副画像Ps1は、カテゴリ1とカテゴリ2の主画像表示領域の間に設けられた副画像表示領域ARsに表示される。第2副画像Ps2は、カテゴリ2とカテゴリ3の主画像表示領域の間に設けられた副画像表示領域ARsに表示される。第3副画像Ps3は、カテゴリ1とカテゴリ3の主画像表示領域の間に設けられた副画像表示領域ARsに表示される。
そして、カテゴリ1からカテゴリ2に主画像を切り替えるための左方向へのフリック操作が行われるのに応じて、コンテンツ閲覧アプリケーションは、図6(a)に示すように、画面105Aに対して第1副画像Ps1を描画したレイヤ(副画像レイヤ)を配置させる。
このとき、コンテンツ閲覧アプリケーションは、左方向のフリック操作に応じて、図6(b)に示すように、カテゴリ1の主画像Pm1を表示させた現主画像表示領域ARpの右隣に幅Wの副画像表示領域ARsを配置し、さらに副画像表示領域ARsの右にカテゴリ2の主画像Pm2を描画した次主画像表示領域ARnを配置させた画像のレイヤ(主画像レイヤ)を生成する。
ここで、主画像レイヤは、副画像レイヤの上に配置される。また、主画像レイヤにおける副画像表示領域ARsは透明な領域である。
副画像表示領域ARsは前述のように主画像レイヤにおいて透明な部分である。このために、画面105Aにおいて、副画像表示領域ARsが移動していくのに応じて、副画像レイヤにて表示されている第1副画像Ps1において副画像表示領域ARsと重なる部分が、主画像Pm1、Pm2の間にて表示される。
そして、主画像レイヤの移動が完了すると、図6(d)に示すように、次主画像表示領域ARnが画面105Aにおいてちょうど収まる状態となって、主画像Pm2が表示される。
スライド操作による主画像切替操作に応じた画面105Aの表示態様について、再度、図2を参照して説明する。例えば、図2(a)に示すようにカテゴリ2の主画像Pm2が表示されている状態からカテゴリ1の主画像Pm1を表示させるためのスライド操作として、ユーザは、操作体をタッチパネルと一体化された画面105Aに触れさせながら右方向に移動させる。
スライド操作が開始された後は、操作体を画面105Aから離さない限り、操作体のスライド方向とスライド量とに応じて現主画像表示領域ARpと次主画像表示領域ARnとが画面105A内にて左右方向に沿って移動する。
つまり、スライド操作として操作体が右に移動されれば、そのときの操作体の移動量に応じて、現主画像表示領域ARpと次主画像表示領域ARnは右に進むように移動する。
また、スライド操作として操作体が左に移動されれば、そのときの操作体の移動量に応じて、現主画像表示領域ARpと次主画像表示領域ARnは左に戻るように移動する。
このようにスライド操作が解除されるのに応じて、画面105Aにおいては、ここからさらに現主画像表示領域ARpと次主画像表示領域ARnとが右に移動され、図2(c)に示すように、主画像Pm1が表示された次主画像表示領域ARnが画面105A内に収まるように配置される。即ち、本実施形態においては、スライド操作によっても画面105Aに表示させる主画像を切り替えることができる。
図7は、ユーザ端末装置100の構成例を示している。同図に示すユーザ端末装置100は、通信部101、制御部102、記憶部103、操作部104及び表示部105を備える。
通信部101は、ネットワーク300経由でコンテンツサーバ200と通信を実行する。
制御部102は、コンテンツ閲覧アプリケーションに対応する機能部として、コンテンツ取得部121、操作受付部122、副画像決定部123及び表示制御部124を備える。
コンテンツ取得部121は、起動時あるいは所定の画面などに遷移した場合に、通信部101からネットワーク300を介して、コンテンツ要求をコンテンツサーバ200に送信する。コンテンツサーバ200は、受信したコンテンツ要求に応答してコンテンツをユーザ端末装置100に送信する。送信されたコンテンツはユーザ端末装置100において通信部101にて受信され、コンテンツ取得部121は、通信部101にて受信されたコンテンツを入力する。このようにしてコンテンツ取得部121はコンテンツを取得することができる。
副画像決定部123は、副画像を決定するにあたり、現主画像表示領域ARpに表示される主画像と操作受付部122が受け付けた主画像切替操作により指定された移動方向(即ちフリック操作またはスライド操作の操作方向)とに基づく決定を行う。より具体的に、副画像決定部123は、副画像決定テーブル記憶部132が記憶する副画像決定テーブルから、現主画像表示領域ARpに表示される主画像と主画像切替操作により指定された移動方向との組み合わせに対応付けられた副画像を検索する。このように検索された副画像が、副画像決定部123の決定結果である。
つまり、表示制御部124は、画面105A内に配置される現主画像表示領域ARpが指定された移動方向に沿って画面105Aの外に移動するように表示する。これとともに、表示制御部124は、次主画像表示領域ARnが指定された移動方向に沿って画面105Aの外から画面105A内に移動されるように表示する。そのうえで、表示制御部124は、副画像決定部123により決定された副画像を副画像表示領域ARsに表示する。
なお、表示制御部124は、副画像決定部123により決定された副画像を副画像記憶部131から取得し、取得した副画像を副画像表示領域ARsに表示させればよい。
図8は、副画像決定テーブル記憶部132が記憶する副画像決定テーブルの一例を示している。
同図に示す副画像決定テーブルにおいては、カテゴリと移動方向の組み合わせごとに1つの副画像が対応付けられる。
カテゴリは、主画像切替操作が行われたときに画面105Aに配置されていた現主画像表示領域ARpに表示されていた主画像が属するカテゴリを示す。
移動方向は、主画像切替操作によって指定された主画像表示領域の移動方向である。
副画像については、カテゴリと移動方向の組み合わせに応じて、第1副画像Ps1、第2副画像Ps2、第3副画像Ps3のいずれかが示される。
副画像決定部123は、副画像決定テーブルから、認識した主画像のカテゴリと移動方向との組み合わせに対応付けられた副画像を検索し、検索した副画像を決定結果とする。
操作部104は、ユーザ端末装置100に備えられる操作子や操作デバイスを一括して示したものである。これまでの説明から理解されるように、本実施形態のユーザ端末装置100は、表示部105の画面105Aと一体化されたタッチパネルを備える。操作部104にはタッチパネルが含まれる。
表示部105は、制御部102の制御に応じて画像を表示する。
図9のフローチャートを参照して、本実施形態におけるユーザ端末装置100がフリック操作による主画像切替操作に応じて主画像を切り替えるための処理手順例について説明する。
操作受付部122は、図2(a)などに示すように、1つのカテゴリに対応する主画像が現主画像表示領域ARpにおいて表示されている状態において、主画像切替操作としてのフリック操作が操作部104のタッチパネルに対して行われるのを待機している(ステップS101−NO)。
そして、操作受付部122がフリック操作を受け付けると(ステップS101−YES)、副画像決定部123は表示対象の副画像を決定する(ステップS102)。ここでの表示対象の副画像とは、フリック操作に応じて画面105Aにて移動する現主画像表示領域ARpと次主画像表示領域ARnの間の副画像表示領域ARsに表示すべき副画像である。
また、副画像決定部123は、操作受付部122により受け付けられたフリック操作の方向に応じて指定される主画像レイヤの移動方向を判定する。副画像決定部123は、フリック操作が右方向であれば主画像レイヤの移動方向が右であると判定し、フリック操作が左方向であれば主画像レイヤの移動方向が左であると判定する。
そして、副画像決定部123は、副画像決定テーブル記憶部132が記憶する副画像決定テーブルに格納される副画像のうちから、上記のように判定したカテゴリと移動方向との組み合わせに対応付けられた副画像を検索する。このように検索された副画像が副画像決定部123による決定結果となる。
ここで、表示制御部124は、フリック操作が受け付けられたときに画面105Aに配置されていた現主画像表示領域ARpに表示されていた主画像が属するカテゴリの番号をnとする。この場合において、表示制御部124は、移動方向が左であれば、カテゴリ(n+1)の主画像を次主画像表示領域ARnに表示すべき主画像として決定する。この際、現主画像表示領域ARpに表示されていた主画像のカテゴリの番号nが最大値である場合、表示制御部124は、カテゴリの番号を循環させ、カテゴリ1の主画像を次主画像表示領域ARnに表示すべき主画像として決定する。
また、移動方向が右であれば、表示制御部124は、カテゴリ(n−1)の主画像を次主画像表示領域ARnに表示すべき主画像として決定する。この際、現主画像表示領域ARpに表示されていた主画像のカテゴリの番号nが最小値の1である場合、表示制御部124は、カテゴリの番号を循環させ、番号が最大のカテゴリの主画像を次主画像表示領域ARnに表示すべき主画像として決定する。
主画像レイヤを生成するにあたり、表示制御部124は、フリック操作の方向に応じて指定される移動方向が左の場合には、図6(b)のように、現主画像表示領域ARpの右側に次主画像表示領域ARnを配置する。一方、移動方向が右の場合には、表示制御部124は、図6(b)とは反対に、現主画像表示領域ARpの左側に次主画像表示領域ARnを配置する。そのうえで、表示制御部124は、現主画像表示領域ARpと次主画像表示領域ARnとの間に一定の幅Wによる透明の副画像表示領域ARsを設ける。
このような処理の実行により、本実施形態のユーザ端末装置100はフリック操作に応じた主画像の切り替えを行うことができる。
そして、操作受付部122がスライド操作を受け付けると(ステップS201−YES)、副画像決定部123は表示対象の副画像を決定する(ステップS202)。
また、副画像決定部123は、操作受付部122により受け付けられたスライド操作が開始されたときのスライド方向に応じて指定される主画像レイヤの移動方向を判定する。副画像決定部123は、スライド操作開始時のスライド方向が右であれば、主画像レイヤの移動方向が右であると判定し、スライド操作開始時のスライド方向が左であれば、主画像レイヤの移動方向が左であると判定する。
そして、副画像決定部123は、副画像決定テーブル記憶部132が記憶する副画像決定テーブルに格納される副画像のうちから、上記のように判定したカテゴリと移動方向との組み合わせに対応付けられた副画像を検索する。副画像決定部123は、検索された副画像を決定結果とする。
この際、表示制御部124は、例えばスライド操作が解除されたときの次主画像表示領域ARnの横幅が画面105Aにおいて一定以上現れていれば、次主画像表示領域ARnを画面105A内に配置させるべきと決定する。一方、表示制御部124は、スライド操作が解除されたときに画面105Aに現れる次主画像表示領域ARnの横幅が一定未満であれば、現主画像表示領域ARpを画面105A内に配置させるべきと決定する。
また、副画像表示領域ARsの副画像は、現主画像表示領域ARpと次主画像表示領域ARnとに表示される主画像のカテゴリの組み合わせに応じて異なる内容が表示される。つまり、予め用意されたカテゴリに対応した主画像を移動させる操作が行われるごとに異なる内容の副画像が表示されるようになっている。
このように、本実施形態においては、ユーザが全ての副画像を表示させるように主画像切替操作を行うことについての積極性が高められる。この結果、全てのカテゴリの主画像をユーザに閲覧してもらうことが可能になる。
例えば、図2(a)のようにカテゴリ2の主画像Pm2が画面105Aにて表示されている状態において、カテゴリタブ領域ARcにおけるカテゴリ1のタブをタップする操作を行えば、図2(c)のカテゴリ1の主画像Pm1が画面105Aにて表示される状態に遷移する。
また、カテゴリ1の主画像Pm1が画面105Aにて表示されている状態において、カテゴリ3のタブをタップする操作を行えば、図2(c)の状態から、図3(c)のようにカテゴリ3の主画像Pm3が画面105Aにて表示された状態に遷移する。
[概要]
続いて、第2実施形態について説明する。先の第1実施形態においては副画像記憶部131に記憶されている副画像の画像データを利用して副画像表示領域ARsに表示させている。つまり、第1実施形態においては、予めコンテンツ閲覧アプリケーションが備えている副画像を表示させるようにしている。
これに対して、第2実施形態におけるユーザ端末装置100は、コンテンツ閲覧アプリケーションにより、コンテンツサーバ200から副画像の画像データを適宜ダウンロードすることができる。そして、ユーザ端末装置100は、主画像の切り替えに際してダウンロードした副画像データによる副画像を表示させることができる。
図11のフローチャートを参照して、コンテンツサーバ200からの副画像のダウンロードと、ダウンロードした副画像の表示に関してユーザ端末装置100が実行する処理手順例について説明する。
なお、第2実施形態におけるユーザ端末装置100の構成としては、図7と同様でよい。
なお、以降においては、コンテンツサーバ200から送信された副画像についてはダウンロード副画像と呼び、予め副画像記憶部131に画像データが記憶されている副画像についてはデフォルト副画像と呼んで両者を区別する。第2実施形態において、コンテンツ取得部121は、副画像取得部の一例である。
ダウンロード副画像の画像データが含まれていなければ(ステップS302−NO)、コンテンツ取得部121は、ステップS303をスキップする。
つまり、表示制御部124は、図9のステップS102または図10のステップS202において、副画像記憶部131に記憶されるダウンロード副画像を候補として、1つのダウンロード副画像を決定する。そのうえで、表示制御部124は、決定されたダウンロード副画像の画像データを副画像記憶部131から取得し、取得された画像データを描画した副画像レイヤを画面105Aに配置させる(ステップS306)。
つまり、表示制御部124は、図9のステップS102または図10のステップS202において、副画像記憶部131に記憶されるデフォルト副画像を候補として、1つのデフォルト副画像を決定する。表示制御部124は、決定されたデフォルト副画像の画像データを副画像記憶部131から取得し、取得された画像データを描画した副画像レイヤを画面105Aに配置させる(ステップS307)。
そのうえで、図11にて説明した処理が実行されることで、コンテンツサーバ200からダウンロード副画像をダウンロードしている場合には、副画像表示領域ARsにおいてダウンロード副画像を表示させることができる。
しかし、副画像の画像データをダウンロードするタイミングとしては、起動時に限られない。例えばコンテンツ取得部121は、主画像切り替えの操作が行われて副画像を表示すべきタイミングに至ったときに表示すべき副画像の画像データを指定してコンテンツサーバ200からダウンロードするようにしてもよい。この場合、コンテンツ取得部121は、一度ダウンロードした副画像の画像データについては副画像記憶部131に記憶しておくようにする。以降において同じ副画像を表示すべきタイミングとなったときには、コンテンツ取得部121は、表示すべき副画像の画像データをダウンロードする必要はない。表示制御部124は、副画像記憶部131に記憶させてある画像データを副画像の表示に利用すればよい。
[概要]
続いて、第3実施形態について説明する。
図12(a)、図12(b)、図12(c)は、第3実施形態における第1副画像Ps1、第2副画像Ps2、第3副画像Ps3を示している。第3実施形態における第1副画像Ps1、第2副画像Ps2、第3副画像Ps3のそれぞれには、キーワードを形成する文字chrが含まれている。
ユーザは、入力ボックスBXにキーワードの文字列を入力したうえで、送信ボタンBTをタップする操作を行う。送信ボタンBTに対する操作に応じて、例えば、入力ボックスBXに入力された文字列の情報が応募情報としてコンテンツサーバ200に送信される。コンテンツサーバ200は、応募情報の受信に応じて、送信元のユーザ端末装置100のユーザによるプレゼントの応募を受け付ける。
図13のフローチャートを参照して、第3実施形態のユーザ端末装置100が、図12により説明したプレゼント応募画像Pprsの表示のために実行する処理手順例について説明する。
表示制御部124は、主画像切替操作(フリック操作またはスライド操作)に応じて、主画像の切り替えが行われるのを待機している(ステップS401−NO)。
主画像の切り替えが行われると(ステップS401−YES)、表示制御部124は、主画像の切り替えに伴って副画像表示領域ARsに表示された副画像を示す副画像識別子を記憶部103に記憶させる(ステップS402)。このように記憶部103に記憶される副画像識別子は、副画像の表示履歴を示す情報として扱われる。
また、第3実施形態において、主画像の切り替えに伴って副画像表示領域ARsに表示される副画像は、例えば、図12(a)、図12(b)、図12(c)に示した第1副画像Ps1、第2副画像Ps2、第3副画像Ps3のいずれかである。
一方、全ての副画像が表示済みである場合(ステップS403−YES)、表示制御部124は、図12(d)に示したプレゼント応募画像Pprsを画面105Aに表示させる(ステップS404)。
なお、全ての副画像を表示させるのに応じて表示される特典画像としてはプレゼント応募のためのプレゼント応募画像Pprsに限定されない。つまり、特典画像は、例えばクーポン、くじ引きなどをはじめ全ての副画像を表示させたユーザにのみに提供される各種サービスの情報など、所定の特典を表す画像であればよい。
また、上記の例では全ての副画像表示領域ARsのそれぞれに対応する副画像が全て表示されるのに応じて特典画像が表示されるようにしている。しかし、全ての副画像表示領域ARsのそれぞれに対応する副画像のうち、予め定められた一部の副画像が表示されるのに応じて特典画像が表示されるようにしてもよい。即ち、本実施形態においては、ルールで定められた副画像が表示されることに応じて特典画像が表示されればよい。
続いて、第4実施形態について説明する。
図14は、第4実施形態において、フリック操作による主画像切替操作が行われた場合の画面105Aにおける表示態様例を示している。同図は、右方向にフリック操作が行われるのに応じて現主画像表示領域ARpと次主画像表示領域ARnが右方向に移動して主画像が切り替わる場合の態様例である。
なお、画面105Aにおける表示の時間経過に従った変化は、図14(a)、図14(b)、図14(c)、図14(d)の順となる。
さらに現主画像表示領域ARpと次主画像表示領域ARnの移動が進み、図14(c)のように現主画像表示領域ARpと次主画像表示領域ARnの間の副画像表示領域ARsが画面105Aにおける横方向のほぼ中央に位置したときに、副画像表示領域ARsの幅Wが最大となる。
そして、ここからさらに現主画像表示領域ARpと次主画像表示領域ARnの右への移動が進み、副画像表示領域ARsも中央から右に移動していくのに応じて、副画像表示領域ARsの幅Wは、図14(d)に示すように徐々に狭くなっていく。
なお、図14に示す副画像表示領域ARsの幅Wの変化は、スライド操作による主画像切替操作に応じて行うようにしてもよい。
続いて、第5実施形態について説明する。
図15は、第5実施形態における主画像と副画像の表示態様例を示している。同図に例示するように、第5実施形態においては、現主画像表示領域ARpと次主画像表示領域ARnに表示される各主画像の左右の縁が副画像表示領域ARsのほうに所定の形状ではみ出すように表示される。
カテゴリ1の主画像からカテゴリ2の主画像に切り替えが行われる場合、副画像レイヤには図16(a)に示すように第1副画像Ps1が表示される。
そして、画像レイヤの移動が完了したときには、図16(d)に示すように、主画像Pm2の左右両側の装飾部分は画面105Aの表示範囲から外れた状態で、画面105Aにて主画像Pm2が配置される状態が得られる。
このような表示が行われることによっても、主画像を切り替える際の表示についておもしろみを与えることができる。
また、上記各実施形態においては、主画像と副画像の移動が左右方向に沿って行われる態様を挙げているが、主画像と副画像の移動が上下方向に沿って行われるようにしてもよい。
また、上記各実施形態において、コンテンツサーバ200から配信されるコンテンツは電子チラシと電子チラシに関連したものである場合を例に挙げている。しかし、コンテンツサーバ200から配信されるコンテンツとしては、例えば動画や静止画などをはじめ、電子チラシに関連するもの以外であってもよい。
しかし、主画像の移動を伴う主画像の切り替えは、フリック操作やスライド操作以外の操作によって行われてもよい。例えば、マウスなどの操作デバイスを利用したドラッグ操作などによって、タッチパネルに対するスライド操作と同様の動きで主画像が切り替わるようにしてもよい。
また、カテゴリタブ領域ARcにおいて表示されるタブ以外であって、主画像切り替えのために画面105A上に配置されたボタンをタッチする等の操作を行うことによって主画像の切り替えが行われるようにしてもよい。
Claims (7)
- 表示部の画面内に配置される現主画像表示領域について移動方向を指定して画面外に移動させるとともに、前記現主画像表示領域に表示される主画像とは異なる主画像が表示される次主画像表示領域を前記移動方向に沿って画面外から画面内に移動させる主画像切替操作を受け付ける操作受付部と、
前記現主画像表示領域に表示される主画像と前記操作受付部が受け付けた主画像切替操作により指定された移動方向とに基づいて、複数の副画像のうちから、前記現主画像表示領域と前記次主画像表示領域との間の副画像表示領域に表示させるべき副画像を決定する副画像決定部と、
前記操作受付部が受け付けた主画像切替操作に応じて、前記現主画像表示領域が指定された移動方向に沿って画面外に移動し、前記次主画像表示領域を前記指定された移動方向に沿って画面外から画面内に移動するように表示するとともに、前記副画像決定部により決定された副画像を前記副画像表示領域に表示する表示制御部と、
を備える表示制御装置。 - ネットワーク経由で副画像を取得する副画像取得部をさらに備え、
前記副画像決定部は、
前記副画像取得部により副画像が取得された場合には、前記副画像取得部により取得された副画像を候補として、前記現主画像表示領域と前記次主画像表示領域との間に表示させるべき副画像を決定する
請求項1に記載の表示制御装置。 - 前記表示制御部は、
主画像切替操作に応じてルールで定められた主画像が表示されたことに応じて、所定の特典を表す特典画像を表示させる
請求項1または2に記載の表示制御装置。 - 前記表示制御部は、
前記現主画像表示領域を指定された移動方向に沿って画面外に移動させるとともに、前記次主画像表示領域を前記指定された移動方向に沿って画面外から画面内に移動させるときの前記副画像表示領域の移動方向における幅を変化させる
請求項1から3のいずれか一項に記載の表示制御装置。 - 前記表示制御部は、
それぞれが前記画面と同じサイズの前記現主画像表示領域と前記次主画像表示領域とのうちの少なくともいずれか一方の主画像表示領域に対して、前記主画像切替操作により指定された移動方向において主画像表示領域からはみ出した部分を有する主画像を表示させる
請求項1から4のいずれか一項に記載の表示制御装置。 - 表示部の画面内に配置される現主画像表示領域について移動方向を指定して画面外に移動させるとともに、前記現主画像表示領域に表示される主画像とは異なる主画像が表示される次主画像表示領域を前記移動方向に沿って画面外から画面内に移動させる主画像切替操作を受け付ける操作受付ステップと、
前記現主画像表示領域に表示される主画像と前記操作受付ステップが受け付けた主画像切替操作により指定された移動方向とに基づいて、複数の副画像のうちから、前記現主画像表示領域と前記次主画像表示領域との間の副画像表示領域に表示させるべき副画像を決定する副画像決定ステップと、
前記操作受付ステップが受け付けた主画像切替操作に応じて、前記現主画像表示領域が指定された移動方向に沿って画面外に移動し、前記次主画像表示領域を前記指定された移動方向に沿って画面外から画面内に移動するように表示するとともに、前記副画像決定ステップにより決定された副画像を前記副画像表示領域に表示する表示制御ステップと、
を備える表示制御方法。 - コンピュータに、
表示部の画面内に配置される現主画像表示領域について移動方向を指定して画面外に移動させるとともに、前記現主画像表示領域に表示される主画像とは異なる主画像が表示される次主画像表示領域を前記移動方向に沿って画面外から画面内に移動させる主画像切替操作を受け付ける操作受付ステップと、
前記現主画像表示領域に表示される主画像と前記操作受付ステップが受け付けた主画像切替操作により指定された移動方向とに基づいて、複数の副画像のうちから、前記現主画像表示領域と前記次主画像表示領域との間の副画像表示領域に表示させるべき副画像を決定する副画像決定ステップと、
前記操作受付ステップが受け付けた主画像切替操作に応じて、前記現主画像表示領域が指定された移動方向に沿って画面外に移動し、前記次主画像表示領域を前記指定された移動方向に沿って画面外から画面内に移動するように表示するとともに、前記副画像決定ステップにより決定された副画像を前記副画像表示領域に表示する表示制御ステップと、
を実行させるためのプログラム。
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