JP6243964B2 - カップつり下げ具 - Google Patents

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Description

本発明は、主としてコーヒーなどの飲料や麺カップやカップスープなどの食品を収納したカップを吊り下げて持ち運ぶためのカップ吊り下げ具に関する
特許文献1が開示するカップホルダー(第1の先行ホルダー)は、円形の底があり上端に向かって次第に径が大きくなるテーパー状のカップを吊り下げて持ち運ぶためのカップ吊り下げ具であって、一端側と他端側を有する可撓性のシート部材と、当該シート部材の一端側と他端側のほぼ中央に貫通形成された、カップの最大径より小さく、かつ、カップの最小径より大きな内径のカップ保持孔(貫通孔)と、シート部材(帯部)の一端側と他端側を固定する固定部(スナップボタン)を備えている。
特許文献2には、カップ保持孔(透孔)を有する底板部と、底板部の両側から延びて幅方向中央に窓穴を有する2つの提げ板部(シート部材)と、下げ板部の端部を係合する構造とを有するカップホルダー(第3の先行ホルダー)が記述されている。第3の先行ホルダーの用途は、カップケーキ等の柔らかい菓子類の持ち運びに限定されている。
実用新案登録第3198026号公報 実用新案公開昭和59年第168342号公報
第1の先行ホルダーは、シート部材とは別部材である固定部によって、その一端側と他端側が固定されるのであるが、別部材の固定部を有するとなれば、その分だけ部品点数が増加するし加工の手間がかかるので、コスト高になるという問題点がある。また、この種のシート部材は、使用前は何枚も積み重ね、たとえば、コンビニエンスストアの代金支払所の脇などに置かれるのが通常である。そのとき、固定部という突起があるものを積み重ねると不安定になるし嵩張るので、限られたスペースの中でたくさんの枚数を在庫しておくことができないという不都合を招きやすい。
第2の先行ホルダーは、上述したように、柔らかい菓子類を持ち運ぶためのものであるから、持ち運ぶ際にその菓子類に接触することは許されない。菓子類がへこんだり変形したりしてしまうからである。このため、持ち運ぶ際に、菓子の類の底部が、たとえば机のような障害物にぶつかって上に押し上げられると、ホルダーから飛び出すか、飛び出さないまでもホルダーに衝突して変形してしまうおそれがあった。
本発明は、上述した第1の先行ホルダー若しくは第2の先行ホルダーの問題点を解消することを目的とする。すなわち、様々な収容物を収納したカップを安定・安全に吊り下げて持ち運びができ、格別な部品を用いることなく構成でき、さらに、使用前後に積み重ねて最小限の嵩張りで済むカップ吊り下げ具の提供を目的とする。
上記課題を解決するため本発明は、次に述べる特徴を備えている。なお、何れかの請求項記載の発明の特徴を説明に当たり行う用語の定義等は、その記載順に関わりなく、その性質上可能な範囲において他の請求項記載の発明にも適用があるものとする。
(請求項1記載の発明の特徴)
請求項1記載の発明に係るカップ吊り下げ具(以下、請求項1の吊り下げ具」という)は、所定形状の底があり、当該底と平行な断面形状が上端に向かって次第に相似形的に大きくなるテーパー状のカップを吊り下げて持ち運ぶためのカップ吊り下げ具である。この請求項1の吊り下げ具は、一端側と他端側を有する可撓性のシート部材と、当該シート部材の一端側と他端側のほぼ中央にカップを差し入れ可能に貫通形成された、カップの底の最大長より長く、かつ、カップの上端の最大長より短い、内側最大長を有するカップ保持孔と、当該カップ保持孔にカップが保持された状態の当該シート部材の一端側と他端側をカップの脇でそり上がらせ当該カップもしくは当該カップの上端開口に被せられた蓋部材との間の空間を保ったままカップ上方で重ね合わせたとき内側へ折り起こすことでカップの上端開口の周縁もしくは当該蓋部材の頂部と直接的もしくは間接的に接触し、吊り下げたとき弾性的に押えることによって当該シート部材に対するカップの上下動を規制するための押え片を当該シート部材の一端側と他端側の少なくとも一方に有する。
請求項1の吊り下げ具によれば、シート部材の一端側と他端側を重ね合わせた状態で、カップ保持孔に差し込んだカップを吊り下げることができる。カップ保持孔への差し込みにより、シート部材によるカップ保持が安定する。シート部材に対するカップの上下動を押え片が規制するので、吊り下げて持ち運ぶときカップの底が、たとえば、テーブルなどの障害物にぶつかっても容易に跳ね上がったり飛び出したりすることが防止される。このため、カップの持ち運びの際に、収納物をこぼしたり、カップ自体を吊り下げ具から落下されたりする恐れが払しょくされる。
(請求項2記載の発明の特徴)
請求項2記載の発明に係るカップ吊り下げ具(以下、請求項2の吊り下げ具」という)では、請求項1の吊り下げ具の好ましい態様として、前記押え片は、前記シート部材の一端側と他端側の双方に設けられている。
請求項2の吊り下げ具によれば、複数の押え片の少なくとも一方を使ってカップの上下動を規制することができる。両方の押え片を用いて規制すれば、一方だけの場合に比べ規制効果を高まることはいうまでもない。その反面、一方でも足りると思われる場合に、一端側の押え片か他端側の押え片のうち手近にある方を折り起こして使えばよいので、使い勝手がよい。
(請求項3記載の発明の特徴)
請求項3記載の発明に係るカップ吊り下げ具(以下、請求項3の吊り下げ具」という)では、請求項2の吊り下げ具の好ましい態様として、前記押え片各々は、当該シート部材の一端側と他端側からの部分的折り起こしにより形成され、当該シート部材に形成された折り起こし孔の双方を貫通させた棒状部材を介してカップの上端開口の周縁もしくはカッの上端開口に被せられた蓋部材と接触するように構成されている。この場合の押え片は、両者ともにカップ側に折り起こしてもよいが、一方をカップ側に他方を外側に折り起こして、つまり、同方向に折り起こすようにしてもよい。
請求項3の吊り下げ具によれば、棒状部材がカップの縁にブリッジし、それを一方または双方の押え片が抑えるためより安定したカップの上下動規制を実現することができる。押え片による押えは、折り起こし孔から棒状部材が抜け落ちることも併せて防いでくれる。
押え片は、シート部材の一部を折り起こしてなるものであるから、シート部材の加工だけで形成することができ、格別な部品を要しない。このため、使用前もしくは使用後の請求項1の吊り下げ具を、複数枚を積み重ねても不安定にならないし、嵩張りも最小限で済む。
(請求項4記載の発明の特徴)
請求項4記載の発明に係るカップ吊り下げ具(以下、請求項4の吊り下げ具」という)では、請求項3の吊り下げ具の好ましい態様として、前記棒状部材は、割りばしを流用する。
請求項4の吊り下げ具によれば、棒状部材として特別なものを用意する必要がなく、たとえばコンビニエンスストアなどに必ずといっていいほどストックされている割りばしを流用することができる。特に、たとえば湯を入れた麺カップを吊り下げて持ち運ぶとき、食べるのに使う割りばしを一緒に運べるので、たいへん便利である。
(請求項5記載の発明の特徴)
請求項5記載の発明に係るカップ吊り下げ具(以下、請求項5の吊り下げ具」という)では、請求項1ないし4いずれかの吊り下げ具の好ましい態様として、スプーンもしくはフォークの柄を、上から差し込んで保持するための食器保持孔が、前記カップ保持孔の脇に少なくとも1個貫通形成されている。
請求項5の吊り下げ具によれば、スプーンやフォークをカップとともに持ち運ぶことができる。カップが麺カップやカップスープであるときに、とても便利である。
(請求項6記載の発明の特徴)
請求項6記載の発明に係るカップ吊り下げ具(以下、請求項6の吊り下げ具」という)では、請求項1ないし5いずれかの吊り下げ具の好ましい態様として、前記シート部材の一端側と他端側には、重ね合わせたときに両端を解除可能に嵌めこみ連結するための連結構造が設けられている。
請求項6の吊り下げ具によれば、連結構造がシート部材の一端側と他端側を連結するので、カップとともに吊り下げ具を持ち運ぶとき、持ち運びの前後にテーブルなどの上に置いたとき、一端側と他端側の重ね合わせに気を遣わなくてすむようになる。また、カップの保持をより安定なものにするので、吊り下げ具の使い勝手をより高めることができる。
(請求項7記載の発明の特徴)
請求項7記載の発明に係るカップ吊り下げ具(以下、請求項7の吊り下げ具」という)では、請求項1の吊り下げ具の好ましい態様として、前記カップ保持孔と前記押え片のそれぞれが、前記シート部材の幅方向一列に複数設けられている。
請求項7の吊り下げ具によれば、シート部材の一端側と他端側を重ね合わせた状態で、カップ保持孔に差しこんだ複数のカップを吊り下げることができる。その上で、シート部材に対するカップ各々の上下動を有効規制するなど、請求項1の吊り下げ具の作用効果と同じ作用効果をそれぞれのカップに対し奏することができる。
(請求項8記載の発明の特徴)
請求項8記載の発明に係るカップ吊り下げ具(以下、請求項8の吊り下げ具」という)は、カップを吊り下げて持ち運ぶためのカップ吊り下げ具である。請求項8の吊り下げ具は、カップ保持部を挟んだ両側に一端側と他端側とを有する可撓性のシート部材と、当該カップ保持部にカップが保持された状態で当該シート部材の一端側と他端側とをカップ上方で重ね合わせたとき、当該シート部材の一端側と他端側の少なくとも一方からカップ側に突出してカップの上端開口の周縁もしくはカッブの上端開口に被せられた蓋部材と直接的もしくは間接的に接触することにより当該シート部材に対するカップの上下動を規制するための押え片と、を有することを特徴とする。
請求項8の吊り下げ具によれば、シート部材の一端側と他端側を重ね合わせた状態で、カップを吊り下げることができる。シート部材に対するカップの上下動を押え片が規制するので、吊り下げて持ち運ぶときカップの底が、たとえば、テーブルなどの障害物にぶつかっても容易に跳ね上がったり飛び出したりすることが防止される。このため、カップの持ち運びの際に、収納物をこぼしたり、カップ自体を吊り下げ具から落下されたりする恐れが払しょくされる。押え片は、使用時に突出するものなので、使用前もしくは使用後の請求項8の吊り下げ具を、複数枚を積み重ねても不安定にならないし、嵩張りも最小限で済む。
(請求項9記載の発明の特徴)
請求項9記載の発明に係るカップ吊り下げ具(以下、請求項9の吊り下げ具」という)は、カップを吊り下げて持ち運ぶためのカップ吊り下げ具である。請求項9の吊り下げ具は、カップ保持部を挟んだ両側に一端側と他端側とを有する可撓性のシート部材と、当該シート部材の一端側と他端側のそれぞれに貫通形成された、カップを部分的に突出可能な突出用開口と、当該カップ保持部にカップが保持された状態で当該シート部材の一端側と他端側とをカップ上方で重ね合わせたとき、当該シート部材の一端側と他端側の少なくとも一方から反カップ側に突出して当該突出用開口から突出したカップの上端開口の周縁もしくはカッブの上端開口に被せられた蓋部材と直接的もしくは間接的に接触し、当該シート部材に対するカップの上下動を規制するための押え片と、を有することを特徴とする。
請求項9の吊り下げ具によれば、シート部材の一端側と他端側を重ね合わせた状態で、カップを吊り下げることができる。シート部材に対するカップの上下動を押え片が規制するので、吊り下げて持ち運ぶときカップの底が、たとえば、テーブルなどの障害物にぶつかっても容易に跳ね上がったり飛び出したりすることが防止される。このため、カップの持ち運びの際に、収納物をこぼしたり、カップ自体を吊り下げ具から落下されたりする恐れが払しょくされる。さらに、突出用開口からカップが部分的に突出するので、突出部分が引っ掛かってシート部材に対するカップ全体の横ずれを防止する。押え片は、使用時に突出するものなので、使用前もしくは使用後の請求項9の吊り下げ具を、複数枚を積み重ねても不安定にならないし、嵩張りも最小限で済む。
(請求項10記載の発明の特徴)
請求項10記載の発明に係るカップ吊り下げ具(以下、請求項10の吊り下げ具」という)では、請求項8または9の吊り下げ具の好ましい態様として、前記規制片は、当該シート部材の一部を切り起こしてなるものであることを特徴とする。
請求項10の吊り下げ具によれば、押え片は、シート部材の一部を切り起こしてなるものであるから、シート部材の加工だけで形成することができ、格別な部品を要しない。このため、使用前もしくは使用後の請求項10の吊り下げ具を、複数枚を積み重ねても不安定にならないし、嵩張りも最小限で済む効果がより確実になる。
(請求項11記載の発明の特徴)
請求項11記載の発明に係るカップ吊り下げ具(以下、請求項11の吊り下げ具」という)では、請求項9または10の吊り下げ具の好ましい態様として、前記カップ保持部は丼形状のカップを載置可能に構成され、前記突出用開口のそれぞれは、丼形状のカップの上縁開口の周縁が少なくとも突出可能な形状に形成されていることを特徴とする。
請求項11の吊り下げ具によれば、丼形状のカップを安定して吊り下げることができる。うどんやそばなどが入った麺カップなどが対象となる。
(請求項12記載の発明の特徴)
請求項12記載の発明に係るカップ吊り下げ具(以下、請求項12の吊り下げ具」という)では、請求項9または10の吊り下げ具の好ましい態様として、前記カップ保持部は、対向する角部を有する弁当箱形状のカップを、対向する角部のそれぞれが前記突出用開口に向けて載置可能に構成され、前記突出用開口のそれぞれは、対向する角部のそれぞれが突出可能な形状に形成されていることを特徴とする。
請求項12の吊り下げ具によれば、弁当箱形状のカップを安定して吊り下げることができる。やきそばなどは入った麺カップなどが対象となる。
(請求項13記載の発明の特徴)
請求項13記載の発明に係るカップ吊り下げ具(以下、請求項13の吊り下げ具」という)では、請求項8ないし12いずれかの吊り下げ具の好ましい態様として、前記押え片は、前記シート部材の一端側と他端側の双方に設けられていることを特徴とする。
請求項13のつり下げ具によれば、シート部材の一端側と他端側の双方に設けられていることにより、カップの押えをより確実にすることができる。なお、一端側の押え片と他端側の押え片は同数でもよいが、同数でなければならない、ということではない。
(請求項14記載の発明の特徴)
請求項14記載の発明に係るカップ吊り下げ具(以下、請求項14の吊り下げ具」という)では、請求項8ないし10いずれかの吊り下げ具の好ましい態様として、前記カップ保持部には、カップの底部を差し込み保持するためのカップ保持孔が貫通形成されている
ことを特徴とする。
請求項14の吊り下げ具によれば、カップ保持孔への差し込みにより、シート部材によるカップ保持が安定する。
(請求項15記載の発明の特徴)
請求項15記載の発明に係るカップ吊り下げ具(以下、請求項15の吊り下げ具」という)では、請求項14の吊り下げ具の好ましい態様として、前記カップ保持孔と前記押え片のそれぞれが、前記シート部材の幅方向一列に複数設けられていることを特徴とする。
請求項15の吊り下げ具によれば、シート部材の一端側と他端側を重ね合わせた状態で、カップ保持孔に差しこんだ複数のカップを吊り下げることができる。その上で、シート部材に対するカップ各々の上下動を有効規制するなど、請求項14の吊り下げ具の作用効果と同じ作用効果をそれぞれのカップに対し奏することができる。
(請求項16記載の発明の特徴)
請求項16記載の発明に係るカップ吊り下げ具(以下、請求項16の吊り下げ具」という)では、請求項8ないし12いずれかの吊り下げ具の好ましい態様として、前記シート部材の一端側と他端側には、重ね合わせたときに両端を解除可能に嵌めこみ連結するための連結構造が設けられていることを特徴とする。
請求項16の吊り下げ具によれば、連結構造がシート部材の一端側と他端側を連結するので、カップとともに吊り下げ具を持ち運ぶとき、持ち運びの前後にテーブルなどの上に置いたとき、一端側と他端側の重ね合わせに気を遣わなくてすむようになる。また、カップの保持をより安定なものにするので、吊り下げ具の使い勝手をより高めることができる。
本発明によれば、様々な収容物を収納したカップを安定・安全に吊り下げて持ち運びができ、格別な部品を用いることなく構成でき、さらに、使用前後に積み重ねて最小限の嵩張りで済むカップ吊り下げ具の提供することができる。
コーヒーカップを保持した状態のカップ吊り下げ具を示す斜視図である。 図1に示すカップ吊り下げ具を展開した状態の正面図(a)と平面図(b)である。 図1に示すカップ吊り下げ具の左側面図である。 麺カップを保持した状態のカップ吊り下げ具を示す斜視図である。 図4に示すカップ吊り下げ具の左側面図である。 図4に示すカップ吊り下げ具に割りばしを差し込んだ状態を示す左側面図である。 カップスープとスプーンを保持した状態のカップ吊り下げ具を示す斜視図である。 図7に示すカップ吊り下げ具の展開平面図である。 カップ吊り下げ具の変形例を示す展開平面図である。 2個のカップを持ち運ぶことのできるカップ吊り下げ具の展開平面図である。 カップ保持孔の変形例の使用状態を示す斜視図である。 本実施形態の変形例1に係るカップ吊り下げ具の使用状態を示す斜視図である。 図12に示すカップ吊り下げ具の展開平面図である。 本実施形態の変形例2に係るカップ吊り下げ具の使用状態を示す斜視図である。 図14に示すカップ吊り下げ具の正面図である。 図14に示すカップ吊り下げ具の平面図である。 本実施形態の変形例3に係るカップ吊り下げ具の使用状態を示す斜視図である。 図17に示すカップ吊り下げ具の展開平面図である。 本実施形態の変形例4に係るカップ吊り下げ具の使用状態を示す斜視図である。 図19に示すカップ吊り下げ具の展開平面図である。
(定義)
本明細書におけるカップには、たとえば、ホットもしくはやアイスのコーヒーや紅茶などの飲料が収納された飲料カップ、ラーメン・うどん・春雨などの麺・ヌードルが収納された麺カップ、かゆや雑炊などが収納された飯物カップ、味噌汁や各種スープなどの汁物が収納された汁カップなど、がある。カップには所定形状(たとえば、円形や多角形)の底があり当該底と平行な断面形状が上端に向かって次第に相似形的に大きくなる(底が円形ならその径がだんだん大きくなる)テーパー状のものであり、その大きさは、収納物の種類や量などによってさまざまなものがある。日本そばやうどんなどが収容されたどんぶり(丼)形のものや、焼きそばなどを入れる弁当箱形のものなども含まれる。たとえば、コーヒーのカップのように、同じ飲料であっても大中小にサイズ分けされたものもある。こぼれやゴミが入るのを防ぐ目的で、カップに蓋を被せることもある。また、麺カップや汁カップのように、カップ上端に貼り付けられたシール蓋を僅かに剥がして湯を注ぎ、中身が出来上がるまでシールを戻しておくタイプもある。飲料や麺などの代わりに、スナック菓子を入れるものも一般的である。本明細書におけるカップは、上記したものを一例として、また、飲食料品に限らずあらゆる目的のカップが対象となる。
(全体構造・シート部材)
以下、本発明の実施形態に係るカップ吊り下げ具について図面を参照しながら説明する。
図1における符号1は、カップ101を保持した状態のカップ吊り下げ具(以下、適宜「吊り下げ具1」という)を示す。図2の(a)および(b)に示すように、シート部材3は、可撓性(弾性変形できる性質)がある素材、たとえば、薄いプラスチックシートや無垢の紙材、プラスチックをコーティングした紙材などの素材、天然・合成皮革、布、不織布などの素材、さらにこれらを複合した素材などによって構成されている。コーヒーなどが入ったカップ101を吊り下げるのに十分な強度を持ち、その強度は濡れても保てる素材であれば何でもよい。後述するカップ保持孔や係合孔・折り起こし孔の縁などを合成樹脂材などによって被覆することも本発明の射程内である。使い捨てとしてもよいが、何回も使いまわしできるようにすれば、環境にやさしい吊り下げ具となる。使用時に外から見えるシート部材の表面を表示部とし、そこに、歩く広告塔としての機能を持たせるために商品の宣伝や店舗表示を入れたり、ファッション性を持たせるために適宜に彩色・装飾を施したりすることもよい。たとえば、桜、ひまわり、紅葉、雪だるまのような装飾を季節替わりで施したり、ご当地のゆるキャラやアニメのキャラクターなどを表示したりすることも楽しい。
図2(a)に示すように、平面視のシート部材3は、全体として角を取り去ったひし形に似た形状の1枚シートによって構成されている。別の言い方をすると、それぞれ釣鐘形状の一端側3aと他端側3bが、長さ方向中央に形成された折れ線11を挟んで線対称に構成されている。折れ線11は、吊り下げ具1にとってなくてはならないものではないが、これを設けておくことにより使用していないときに二つ折りしてコンパクトにする効果や、図3に示すような一端部3aと他端部3bとの重ね合わせを容易にするメリットなどが得られる。なお、シート部材3の平面形状は、本発明の特徴を備えカップの吊り下げという目的を達成可能であれば、何ら限定がないことはいうまでもない。図2(a)に示すように、バランス的に支障がなければ、左右対称である必要もない。
(カップ保持孔)
図1および図2(b)が示すように、シート部材3の中央(カップ保持部3c、図2)には、折り線11を遮るように円形のカップ保持孔5が形成されている。カップ保持孔5は、吊り下げが想定されるカップ101のカップの最大径より小さく、かつ、カップの最小径より大きな内径に形成されている。この径の差を利用して、カップ保持孔5にカップ101を保持するようになっている。
カップ保持孔5の形状は、カップを差し入れることができる形状であればカップの底の形状と同じ(相似)である必要は必ずしもない。たとえば、カップ保持孔5の形状が円形のまま多角形のカップを保持することもできるし、その逆もある。ハート形の底をもつカップを多角形のカップ保持孔で保持してもよい。どのような形のカップであっても、まず。そのカップの底を差し入れることができる孔であること、カップの底の最大長(円形なら直径、正方形なら対角線、ひし形なら長いほうの対角線の長さ、その他の形状ならその形状の一番長い部分の長さ)より長く、かつ、カップの上端の最大長より短い、内側最大長を有する孔であることが要件となる。この要件が満たされないと、差し入れ不能であっては論外であるし、カップの上端の最大長より長い内側最大長を有する孔では、カップがすり抜けてしまうのでカップ保持孔として機能しないからである。
(押え片)
図2(b)に示すように、シート部材3の長さ方向に、カップ保持孔5を挟んで押え片7と押え片9が一端を残して切り抜き形成され、図2(a)に示すようにシート部材3から折り起こして使用する。押え片7は一端側3aに、押え片9は他端側3bに、それぞれ位置している。押え片7と押え片9は、その目的が達成できるのであれば形状を問わないが(後述の各変形例で同じ)、本実施形態ではそれぞれ扁平の半円形状に形成されている。半円形状であれば、たとえば、麺カップのシール蓋(図4参照)などと接触した際に突き刺さったりする恐れがないからである。なお、押え片は上記のように2個とすることが安定した押えなどのために好ましいが、押え片7もしくは押え片9の何れか一方だけ設けるようにしてもかまわない。さらに、適宜な個所に、押え片7および押え片9以外の他の押え片を形成することを妨げない。
(連結構造)
図1ないし3を参照しながら、連結構造を説明する。この連結構造は、シート部材3の一端側3aと他端側3bとを重ね合わせたときに両端を解除可能に嵌めこみ連結するためのものであり、次のように構成されている。すなわち、連結構造は、シート部材3の、たとえば一端側3aに形成された係合孔21と、同じく他端側3bに形成された係合片23から構成されている。係合孔21は、切り抜き孔であって、押え片7に近いほうに設けられた扁平楕円形状の長円孔部21aと、遠いほうに形成された細い長方形状の方形孔部21bとから構成されている。図2(b)から明らかなように、長円孔部21aの長さは、方形孔部21bの長さより短く構成されている。
一方、係合片23は、図2(b)から明らかなように、平面視したときに係合孔21とほぼ同じ形状をしており、折れ線11に対し線対称の位置に設けられている。すなわち、係合片23は、長円孔部21aに対応する長円部23aと、方形孔部21bに対応する方形部を備えている。係合片23は、シート部材3に一端を残して切り抜き形成したものである。係合片23を折り起こすと、シート部材3に折り起こし孔23hが現れる(図1参照)。
(吊り下げ具の使用方法)
図1ないし3を参照しながら、吊り下げ具1の使用方法を説明する。ここでは、コンビニエンスストアでホッコーヒーを購入した場合を想定する。カップ101には蓋部材103を被せてある。ここで、図2(b)に示すように吊り下げ具1をテーブルT(図3参照)の上に置き、その状態でカップ101の底をカップ保持孔5の中に入れる(テープ?Tの上に置かれた状態)。ここで、吊り下げ具1(シート部材3)の一端側3aと他端側3bをそれぞれ両手で持って持ち上げる(図3の2点鎖線で示す状態)。カップ保持孔5の内径とカップ101の外形が一致すると、カップ101の重みで吊り下げ具1自体の持ち上げができなくなり、その代わりに、2点鎖線の矢印で示すように一端側3aと他端側3bがそり上がり、やがて両者が重ね合わされる。図3の実線は、一端側3aと他端側3bを重ね合わせた状態を示している。




重ね合わさった状態で、図2(a)に示すように、係合片23をシート部材3(の他端側3b)から折り起こし、係合孔21の長円孔部21aに差し込み、少し持ち上げるように折り返すと(図1、3参照)、方形部23bが方形孔部21bに係合させることができる。このとき、長円部23bは方形孔部21aよりも幅広であるため、そこで引っ掛かり抜け止めされるようになっている。その状態で、外側から押圧して押え片7と押え片7を折り起こすと、両者はそれぞれ蓋部材103の頂部を弾性的に押え、これによって吊り下げ具101に対するカップ101の上下動が規制される。
なお、係合片21の折り起こしと折り返しによって、係合孔21と折り起こし孔23hが一致して貫通するので、そこに指をいれ(図3参照)、カップ101ごと吊り下げ具1を持ち上げることができる。これでカップ101の吊り下げが可能となる。指の代わりに紐やフック(いずれも図示省略)などを差し入れ、それらを持ち上げることにより間接的に吊り下げることもできる。
(別の形状のカップ)
図4および5に示すカップ111は、シール蓋113を有する麺カップである。吊り下げ具101の押え片7および押え片9は、シール蓋113の頂部を弾性的に押えている。図6に示すように、押え片7と押え片9は、折り起こし孔7hと折り起こし孔9hを貫通させた割りばし(棒部材)117を介してカップ111を押えるようにしてもよい。割りばし11tが麺カップ111の上端縁にブリッジしてより安定的に上下動を規制することができるし、中身を食べるとき使う割りばしを一緒に吊り下げて運ぶことができて便利である。
図7および8に示す吊り下げ具121は、次の1点を除き吊り下げ具1と基本構造が共通である。したがって、両者に共通する部材については、図1に示す部材番号と同じ部材番号を図7で用い、それらの説明は省略する。両者間で異なる点は、食器保持孔25hの有無である。すなわち、吊り下げ具121は食器保持孔25hを有する点で吊り下げ具1と異なっている。食器保持孔25hは、スプーン119の柄を、上から差し込んで保持するための小円形の孔であって、カップ保持孔5の脇に少なくとも1個(本実施形態では2個。1個はカップの裏に隠れている)貫通形成されている。カップスープや雑炊などを食べるときに用いるスプーンを、カップ101と同時に吊り下げて運べるので、たいへん便利である。
図9に示す吊り下げ具131は、シート部材135の形状がシート部材3と異なる点を除き吊り下げ具1と基本構造が共通である。したがって、両者に共通する部材については、図1に示す部材番号と同じ部材番号を図9で用い、それらの説明は省略する。シート部材135は、同じほどの大きさの円形シート135a、135b,135cを1列に3個並べたような形状に形成され、中央に位置する円形シート(カップ保持部)135bの中心部にカップ保持孔5が貫通形成されている。一端側の円形シート135aには指入れ孔137aが、他端側の円形シート135bには指入れ孔137bが、それぞれ形成され、両者を重ね合わせたとき両方の孔の中に指を入れられるようになっている。指入れ孔137aの中に突き出す小片は、重ね合わせた円形シート135aと円形シート135bを連結するための折り返し片である。折り返し片139を円形シート137bの外側で折り返して両シートを連結する機能を担っている。
図10に示す吊り下げ具141は、次の1点を除き吊り下げ具1と基本構造が共通である。したがって、両者に共通する部材については、図1に示す部材番号と同じ部材番号を図10で用い、それらの説明は省略する。両者間で異なる点は、カップ保持孔5と、一対の押え片7,7,9,9が複数になっている点である。すなわち、吊り下げ具141のシート部材143は、先に説明したシート部材3の倍近い幅広に形成され、記カップ保持孔5と押え片7,7,9,9のそれぞれが、シート部材143の中央部位(カップ保持部)の幅方向一列に複数設けられている。同時に2このカップを吊り下げて運ぶときにたいへん便利である。なお、符号13,13は、中央の折れ線11により二つ折りにした一端側143aと他端側143bを、さらにそれぞれ二つ折りにするための折れ線を示す。すなわち、シート部材143は、よりコンパクトにするために四つ折り可能に形成されている。なお、図示は省略するが、先に説明したシート部材3もこれと同様に四つ折り可能に形成してもよい。
(カップ保持孔の変形例)
図11に示す吊り下げ具151の基本形は、図4に示す吊り下げ具1であり、両者が異なる点は、カップ保持孔の形状と、保持されるカップの形状のみである。したがって、両者共通する部材について図11では図4で用いた符号と同じ符号を付するに留め、この相違点についてだけ説明する。
吊り下げ具151のカップ保持孔5´は、多角形(ここでは八角形)のカップ101´の底(図11では隠れて見えない)の形状と相似形に形成されている。符号113´は、カップ101´の開口を塞ぐシール蓋を示す。吊り下げ具151の作用効果は、吊り下げ具101のそれと変わるところがない。カップ保持孔5´の形状は多角形であるが、吊り下げ具151を用いて円形の底をもつカップを吊り下げることもできる。
(本実施形態の変形例1)
図12および図13を参照しながら、変形例1について説明する。変形例1に係る吊り下げ具161は、本実施形態に係る吊り下げ具1(図1、2)と基本構造を共通にする。このため、以下では両者間で異なる点についての説明を行う。図12および13に示される部材番号と同じ部材番号が図1および2にも示される場合は、当該同じ部材番号によって示される部材は、両者間で共通する部材である。
図12および図13に示すシート部材3中央のカップ保持部3cには、カップ101の形状に合わせたカップ保持孔5´(変形例1では円形)が貫通形成されている。符号163は、シート部材3の一端側3aと他端側3bのそれぞれに貫通形成された突出用開口を示す。突出用開口163(本実施形態の折り起こし孔9hの変形)は、カップ101が部分的に突出可能な形状に形成されている。突出用開口163からの部分的突出は、突出用開口163の周縁部に突出部位を引っ掛からせることにより、カップ101の上部がシート部材3に対して首振りしないで安定的に保持されるようにする。
押え片165(本実施形態の押え片7の変形)は、突出用開口163に突出するように切り起こして形成され、突出用開口163から突出するカップ101の突出部位のシール蓋113´の上から押えられるよう構成されている。すなわち、使用時の押え片165のそれぞれは、シート部材3の外側(反カップ101側)に突出してシート部材3に対するカップ101の上下動を規制することになる。なお、変形例1では、2本の折れ線11´,11´がカップ保持孔5´が形成されたカップ保持部3cを挟んで形成されている。必須ではないが2本とすることにより、一端側3aと他端側3bを重ね合わせようとするときのシート部材3の反発が少なくなるため係合片23を係合孔21(図13)に係合させる作業が幾分楽になる。
(本実施形態の変形例2)
図14ないし16を参照しながら、変形例2について説明する。変形例2に係る吊り下げ具171は、変形例1に係る吊り下げ具161(図12、13)と基本構造を共通にする。以下では、両者間で異なる部分を重点的に説明する。
吊り下げ具171のシート部材173は、一端側173aと他端側173bの間に、折れ線173p,173pで区切られたカップ保持部173cを有している。カップ保持部173cは、カップ172(図14)を載置可能な広さを持っており、任意ではあるがカップ保持孔は形成されていない。カップ172は丼形状で、一般的にはうどんやそばを入れるのに適している。
シート部材173の一端側173aと他端側173bのそれぞれには、半円形の突出用開口175が形成され、それぞれに押え片177が突出している。押え片177,177は、係合孔173dに係合片173eを係合させたとき、シート部材173の外側(反カップ172側)に突出し、突出用開口175から突き出したカップ172の突出部位を、蓋部材172の上から押えて上下動を規制するように構成されている。

(本実施形態の変形例3)
図17および図18を参照しながら、変形例3について説明する。変形例3に係る吊り下げ具171´は、変形例2に係る吊り下げ具171(図14ないし16)と基本構造を共通にする。このため、以下では両者間で異なる点についての説明を行う。図14ないし16に示される部材番号と同じ部材番号にダッシュ「´」を付したものが図17および18にも示される場合は、当該同じ部材番号によって示される部材は、両者間で共通する部材である。
すなわち、吊り下げ具171´が有する突出用開口175´は、変形例2の突出用開口175より大きく、カップ172´の突出部位の上から下までが突出するように形成されている。つまり、カップ172´の底部をも突出用開口175´から部分的に突出するようになっている。突出用開口175´の形状をカップ172´の形状に合わせて適切に設定することにより、カップ172´がシート部材3に対して首振りしないで安定的に保持されるようになることは、変形例1の吊り下げ具161と同じである。図17に示されるように押え片177´が三角形でカップ172´より外側にせり出すほど大きいが、これはデザイン上の要請によるもので、押え機能を果たせる限り形状や大きさに何ら制限はない。なお、吊り下げ具171´は折れ線173qを有する点で、これを有しない吊り下げ具171と異なっている。折れ線173q,173qは、必須ではないがこれらを有することにより、一端側173a´と他端側173b´を重ね合わせようとするときのシート部材173´の反発が少なくなるため係合片173e´を係合孔173d´(図18)に係合させる作業が幾分楽になる。
(本実施形態の変形例4)
最後に図19および図20を参照しながら、変形例4について説明する。変形例4に係る吊り下げ具171´は、変形例3に係る吊り下げ具171´(図17および18)と同じものである。変形例4の最大の特徴は、カップ179が矩形の弁当箱形状である点である。カップ173c´カップ179の対向する角部のそれぞれを突出用開口175´,175´に向けて載置可能な形状に、また、突出用開口175´,175´は当該角部のそれぞれが突出可能な形状に、それぞれ形成されている(図20)。カップ179は、たとえば、ざるそばや焼きそば用として好適である。角部を突出させずに載置することを妨げないが、突出させるとカップ179が使用時のシート部材173´からずり落ちないので、安定した吊り下げのために好ましい。
1 吊り下げ具
3 シート部材
3a 一端側
3b 他端側
3c カップ保持部
5 カップ保持孔
5´ カップ保持孔
7 押え片(規制構造)
7h 折り起こし孔
9 押え片(規制構造)
9h 折り起こし孔
11 折れ線
11´ 折れ線
13 折れ線
21 係合孔
21a 長円孔部
21b 方形孔部
23 係合片
23h 折り起こし孔
23a 長円部
23b 方形部
25h 食器保持孔
101 カップ
101´ 多角形カップ
103 蓋部材
105 カップシール
111 カップ
113 シール蓋
113´ シール蓋
117 割りばし
119 スプーン
121 吊り下げ具
131 吊り下げ具
135 シート部材
137 指入れ孔
139 折り返し片
141 吊り下げ具
151 吊り下げ具
161 吊り下げ具
163 突出用開口
165 押え片
171 吊り下げ具
171´ 吊り下げ具
172 カップ(丼形状)
172´ カップ(丼形状)
172a 蓋部材
172a´ 蓋部材
173 シート部材
173´ シート部材
173a 一端側
173a´ 一端側
173b 他端側
173b´ 他端側
173c カップ保持部
173c´ カップ保持部
173d 係合孔
173d´ 係合孔
173e 係合片
173e´ 係合片
173p 折れ線
173p´ 折れ線
173q 折れ線
175 突出用開口
175´ 突出用開口
177 押え片
177´ 押え片
179 カップ(弁当箱形状)
T テーブル

Claims (7)

  1. 所定形状の底があり、当該底と平行な断面形状が上端に向かって次第に相似形的に大きくなるテーパー状のカップを吊り下げて持ち運ぶためのカップ吊り下げ具であって、
    一端側と他端側を有する可撓性のシート部材と、
    当該シート部材の一端側と他端側のほぼ中央にカップを差し入れ可能に貫通形成された、カップの底の最大長より長く、かつ、カップの上端の最大長より短い、内側最大長を有するカップ保持孔と、
    当該カップ保持孔にカップが保持された状態の当該シート部材の一端側と他端側をカップの脇でそり上がらせ当該カップもしくは当該カップの上端開口に被せられた蓋部材との間の空間を保ったままカップ上方で重ね合わせたとき内側へ折り起こすことでカップの上端開口の周縁もしくは当該蓋部材の頂部と直接的もしくは間接的に接触し、吊り下げたとき弾性的に押えることによって当該シート部材に対するカップの上下動を規制するための押え片を当該シート部材の一端側と他端側の少なくとも一方に有する
    ことを特徴とするカップ吊り下げ具。
  2. 前記押え片は、前記シート部材の一端側と他端側の双方に設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載のカップ吊り下げ具。
  3. 前記押え片各々は、当該シート部材の一端側と他端側からの部分的折り起こしにより形成され、
    当該シート部材に形成された折り起こし孔の双方を貫通させた棒状部材を介してカップの上端開口の周縁もしくはカッの上端開口に被せられた蓋部材と接触するように構成されている
    ことを特徴とする請求項2記載のカップ吊り下げ具。
  4. 前記棒状部材は、割りばしである
    ことを特徴とする請求項3記載のカップ吊り下げ具。
  5. スプーンもしくはフォークの柄を、上から差し込んで保持するための食器保持孔が、前記カップ保持孔の脇に少なくとも1個貫通形成されている
    ことを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載のカップ吊り下げ具。
  6. 前記シート部材の一端側と他端側には、重ね合わせたときに両端を解除可能に嵌めこみ連結するための連結構造が設けられている
    ことを特徴とする請求項1ないし5いずれか記載のカップ吊り下げ具。
  7. 前記カップ保持孔と前記押え片のそれぞれが、前記シート部材の幅方向一列に複数設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載のカップ吊り下げ具。
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