JP6243284B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機に関するものである。
従来、パチンコ遊技機では、複数種類の図柄を変動させて行う図柄変動ゲームを演出表示装置(ディスプレイ)に表示し、該図柄変動ゲームにおいて大当りを認識可能な図柄組み合わせ(例えば、[777]など)が表示された後に、遊技者が多数の遊技球を獲得し得る大当り遊技を付与するようになっている。そして、パチンコ遊技機における図柄変動ゲーム中には、さまざまな演出装置により、遊技演出を実行させ、遊技者の興趣を向上させるように構成されている。
例えば、近年では、遊技者の動きを検知するモーションセンサを備え、遊技者の動きに応じて遊技演出を実行させる遊技機が存在する(例えば、特許文献1)。このような特許文献1のパチンコ遊技機では、遊技者の積極的な遊技への参加を促すことができ、遊技の興趣を向上することができる。
特開2014−42567号公報
ところで、モーションセンサは、直接接触しなくても反応するものである。このため、モーションセンサは、操作ボタンのように直接触って操作することにより異常を認識できる操作手段と比較して、正常に動きを検知しているか否かを判断しにくいという問題があった。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、非接触型検知手段の動作確認を容易にできる遊技機を提供することにある。
上記問題点を解決する遊技機は、遊技機の前面の検知範囲内における検知対象とするものを、当該検知対象とするものと接触しなくても検知する非接触型検知手段と、前記非接触型検知手段の動作確認用期間を設定する設定手段と、演出実行手段の作動を制御する演出制御手段と、を備え、前記非接触型検知手段には、第1の非接触型検知手段と、第2の非接触型検知手段と、があり、前記第1の非接触型検知手段の検知範囲と前記第2の非接触型検知手段の検知範囲は、他方の非接触型検知手段の検知範囲と重複する重複検知範囲と、他方の非接触型検知手段の検知範囲と重複しない非重複検知範囲と、があり、前記演出実行手段には、第1の演出実行手段と、第2の演出実行手段と、があり、前記第1の非接触型検知手段は前記第1の演出実行手段と対応付けられており、前記第2の非接触型検知手段は前記第2の演出実行手段と対応付けられており、前記動作確認用期間において前記第1の非接触型検知手段の検知範囲のうち前記非重複検知範囲で検知対象とするものを検知したときには、前記第1の演出実行手段と前記第2の演出実行手段のうち前記第1の演出実行手段が作動し、前記動作確認用期間において前記第2の非接触型検知手段の検知範囲のうち前記非重複検知範囲で検知対象とするものを検知したときには、前記第1の演出実行手段と前記第2の演出実行手段のうち前記第2の演出実行手段が作動し、前記動作確認用期間において前記第1の非接触型検知手段及び前記第2の非接触型検知手段の前記重複検知範囲で検知対象とするものを検知したときには、前記第1の演出実行手段及び前記第2の演出実行手段が作動し、前記動作確認用期間は、図柄の変動表示が一定期間行われないときに実行されるデモ演出が実行される期間であり、前記デモ演出の実行中に前記非接触型検知手段により検知対象とするものを検知している間、前記デモ演出の実行が中断され、その後、前記非接触型検知手段により検知対象とするものを検知しなくなった場合、前記デモ演出の実行が中断された時点よりも進行した時点から前記デモ演出の実行が再開されることを要旨とする。
本発明によれば、非接触型検知手段の動作確認を容易にできる。
パチンコ遊技機を示す正面図。 パチンコ遊技機の電気的構成を示すブロック図。 パチンコ遊技機の遊技盤を示す正面図。 左側のモーションセンサの動作確認時における遊技盤を示す正面図。 右側のモーションセンサの動作確認時における遊技盤を示す正面図。 両方のモーションセンサの動作確認時における遊技盤を示す正面図。
以下、遊技機としてのパチンコ遊技機の一実施形態を説明する。
図1に示すように、パチンコ遊技機10には、遊技盤YBが備えられている。パチンコ遊技機10には、発射ハンドルHDが備えられており、発射ハンドルHDが回動動作されることにより、遊技盤YBへ遊技球が発射される。
遊技盤YBには、複数の発光部を有する特別図柄表示装置11が配設されている。この特別図柄表示装置11では、複数種類の図柄(特別図柄)を変動させて表示する変動ゲーム(特別図柄変動ゲーム)が行われる。
本実施形態において特別図柄表示装置11には、複数種類の特別図柄の中から、当り抽選の抽選結果に対応する1つの特別図柄が選択され、その選択された特別図柄が変動ゲームの終了によって停止表示される。特別図柄には、大当りを認識し得る大当り図柄と、はずれを認識し得るはずれ図柄とに分類される。大当り図柄が停止表示された場合、遊技者には、大当り遊技が付与される。
また、遊技盤YBには、画像を表示する演出表示装置13が配設されている。演出表示装置13では、変動ゲームに関連する表示演出が行われる。表示演出として、具体的には、複数種類の飾り図柄を複数列で変動させる飾り図柄変動ゲームが行われる。
演出表示装置13には、各列毎に複数種類の飾り図柄が変動表示及び停止表示可能に構成されている。そして、演出表示装置13は、特別図柄表示装置11に比較して大きい表示領域で構成されるとともに、飾り図柄は特別図柄に比較して遥かに大きく表示される。このため、遊技者は、演出表示装置13に停止表示された図柄組み合わせから大当り又ははずれを認識できる。演出表示装置13に停止表示された全列の図柄が同一種類の場合には、その図柄組み合わせから大当り遊技が付与される大当りを認識できる。この大当りを認識できる図柄組み合わせが飾り図柄による大当りの図柄組み合わせ(大当り表示結果)となる。大当りの図柄組み合わせが停止表示されると、遊技者には、変動ゲームの終了後に大当り遊技が付与される。一方、演出表示装置13に停止表示された全列の図柄が同一種類でない場合には、その図柄組み合わせからはずれを認識できる。このはずれを認識できる図柄組み合わせが飾り図柄によるはずれの図柄組み合わせ(はずれ表示結果)となる。
また、演出表示装置13には、特別図柄表示装置11の表示結果に応じた図柄組み合わせが最終的に停止表示される。より詳しくは、特別図柄表示装置11に停止表示される特別図柄と、演出表示装置13に最終的に停止表示される飾り図柄による図柄組み合わせが対応する。例えば、特別図柄表示装置11に大当り図柄が停止表示される場合には、演出表示装置13にも大当りの図柄組み合わせが最終的に停止表示される。また、特別図柄表示装置11にはずれ図柄が停止表示される場合には、演出表示装置13にもはずれの図柄組み合わせが最終的に停止表示される。なお、特別図柄に対する飾り図柄の図柄組み合わせは一対一とは限らず、1つの特別図柄に対して複数の飾り図柄による図柄組み合わせの中から1つの飾り図柄による図柄組み合わせが選択される。
図1に示すように、演出表示装置13の下方には、常時遊技球が入球可能な始動入賞口14を備えた始動入賞装置15が配設されている。また、始動入賞装置15には、始動入賞口14へ入球した遊技球を検知する始動センサSE1が設けられている。始動センサSE1が始動入賞口14に入球した遊技球を検知することを契機に、変動ゲームの始動条件が成立し得る。また、始動センサSE1が始動入賞口14に入球した遊技球を検知することを契機に、予め定めた個数の賞球としての遊技球の払出条件が成立する。
また、演出表示装置13の右下方(始動入賞口14の右方)には、遊技球が入球可能な大入賞口19を備えた大入賞装置20が備えられている。また、大入賞装置20には、大入賞口19へ入球した遊技球を検知するカウントセンサSE3が配設されている。カウントセンサSE3が大入賞口19に入球した遊技球を検知することにより、予め定めた個数の賞球としての遊技球の払出条件が成立する。
また、大入賞装置20には、大入賞口ソレノイドSOL1の作動により開閉動作を行う大入賞口扉21が備えられている。大入賞口19は、常には大入賞口扉21が閉状態とされて閉鎖されている。そして、大当り遊技が付与されると、付与された大当り遊技の種類に応じて大入賞口扉21が開状態となり、大入賞口19が開放され、その開放により遊技球の入球が許容される。このため、遊技者は、多数の賞球を獲得できるチャンスを得ることができる。本実施形態において大当り遊技は、多数の賞球を獲得できるチャンスを得られることから、遊技者に有利な状態となる。そして、この大当り遊技は、内部抽選で大当りが決定し、変動ゲームにて大当り図柄(大当り表示結果)が停止表示されることを契機に付与される。
図1に示すように、遊技盤YBには、保留表示装置22が配設されている。保留表示装置22は、実行が保留されている変動ゲームの数を示すものである。具体的には、保留表示装置22は、始動入賞口14に入球することにより変動ゲームの始動条件が成立した一方で、変動ゲームの実行条件が未だ成立していないことから実行(開始)が保留されている変動ゲームの数、所謂、始動保留の記憶数(以下、保留記憶数)を示す。
次に、本実施形態における大当り遊技について、説明する。
大当り遊技は、変動ゲームにて大当り図柄が停止表示されて該ゲームが終了した後、開始される。大当り遊技が開始すると、オープニング時間が設定される。そして、このオープニング時間において、最初に大当り遊技の開始を示すオープニング演出が行われる。また、オープニング時間が終了すると、大入賞口19が開放されるラウンド遊技が、予め定めた規定ラウンド数を上限として複数回行われる。1回のラウンド遊技中に大入賞口19は、入球上限個数の遊技球が入賞するまでの間、又は規定時間が経過するまでの間、開放される。また、ラウンド遊技では、ラウンド演出が行われる。そして、すべてのラウンド遊技が終了すると、エンディング時間が設定される。また、このエンディング時間において、大当り遊技の終了を示すエンディング演出が行われる。また、エンディング時間が終了すると、大当り遊技は終了される。
そして、本実施形態では、大当り抽選に当選した場合、複数種類の大当り遊技の中から1つの大当り遊技が決定され、その決定された大当り遊技が付与されるようになっている。そして、複数種類の大当り遊技のうち、何れの大当り遊技が付与されるかは、大当り抽選に当選した際に決定する特別図柄(大当り図柄)の種類に応じて決定されるようになっている。
また、図3に示すように、遊技盤YB上には、演出実行手段としての演出用ランプが複数配設されている。これらの演出用ランプは、ランプの発する光を透過可能に成形したカバー部材でそれぞれ覆われている。
演出用ランプの配置について詳しく説明すると、演出表示装置13の上部にはメガネ型の第1ランプ41が配設されている。この第1ランプ41は、メガネのレンズを模した部分がそれぞれ独立して発光可能に構成されている。以下、第1ランプ41のうち、左側のレンズを模したランプを、第1左ランプ41aと示し、右側のレンズを模したランプを、第1右ランプ41bと示す。また、演出表示装置13の左部には、第2ランプ42が配置され、右部には、第3ランプ43が配置されている。また、始動入賞口14の下方には、第4ランプ44が配設されている。なお、図面では、点灯しているランプを斜線で示し、消灯しているランプを黒く塗り潰して示す場合がある。
また、図3に示すように、演出表示装置13の表示領域の左上には、非接触型検知手段としての左側モーションセンサ51が配設されている。左側モーションセンサ51は、パチンコ遊技機10の前面左側に設定された左側モーションセンサ51用の所定領域51a(図3において破線で示す)における遊技者等の検知対象とするもの(以下、単に検知対象物と示す)の存在を検知するものである。また、演出表示装置13の表示領域の右上には、非接触型検知手段としての右側モーションセンサ52が配設されている。右側モーションセンサ52は、パチンコ遊技機10の前面右側に設定された右側モーションセンサ52用の所定領域52a(図3において一点鎖線で示す)における遊技者等の検知対象物の存在を検知するものである。
詳しく説明すると、左側モーションセンサ51は、LED(図示略)を有しており、当該LEDから赤外線光を出すことが可能に構成されている。そして、左側モーションセンサ51は、自身のLEDから出された赤外線光の反射光により、検知対象物までの距離を測り、決められた左側モーションセンサ51用の所定領域51a内に存在するか否かを判定するものである。そして、左側モーションセンサ51は、当該所定領域51aに遊技者等の検知対象物が存在すると判定した場合には、左側モーションセンサ51用の存在検知信号を出力するように構成されている。
同様に、右側モーションセンサ52は、LED(図示略)を有しており、当該LEDから赤外線光を出すことが可能に構成されている。そして、右側モーションセンサ52は、自身のLEDから出された赤外線光の反射光により、検知対象物までの距離を測り、決められた右側モーションセンサ52用の所定領域52a内に存在するか否かを判定するものである。そして、右側モーションセンサ52は、当該所定領域52aに遊技者等の検知対象物が存在すると判定した場合には、右側モーションセンサ52用の存在検知信号を出力するように構成されている。
次に、図2に基づき、パチンコ遊技機の制御構成について説明する。
パチンコ遊技機の機裏側には、主制御基板30が装着されている。主制御基板30は、パチンコ遊技機に関する各種処理を実行し、該処理結果に応じて遊技を制御するための各種の制御信号(制御コマンド)を出力する。また、機裏側には、演出制御基板31が装着されている。演出制御基板31は、主制御基板30が出力した制御信号(制御コマンド)に基づき、演出表示装置13の表示態様(図柄、背景、文字などの表示画像など)の決定に関する処理を実行し、処理結果に応じて表示内容を制御する。また、演出制御基板31は、主制御基板30が出力した制御信号(制御コマンド)に基づき、各種演出用ランプ(第1ランプ41〜第4ランプ44)の発光態様の決定に関する処理などを実行し、処理結果に応じて発光させるように制御する。
以下、主制御基板30及び演出制御基板31について、その具体的な構成を説明する。
前記主制御基板30には、主制御用CPU30aが備えられている。該主制御用CPU30aには、主制御用ROM30b及び主制御用RAM30cが接続されている。主制御用CPU30aには、始動センサSE1と、カウントセンサSE3が接続されている。また、主制御用CPU30aには、特別図柄表示装置11が接続されている。また、主制御用CPU30aには、大入賞口ソレノイドSOL1が接続されている。また、主制御用CPU30aには、保留表示装置22が接続されている。
また、主制御用ROM30bには、パチンコ遊技機10に関する各種処理を実行するためのメイン制御プログラムが記憶されている。また、主制御用ROM30bには、複数種類の変動パターンが記憶されている。変動パターンは、図柄(特別図柄及び飾り図柄)が変動表示を開始(変動ゲームが開始)してから図柄が停止表示(変動ゲームが終了)される迄の間の遊技演出(表示演出等)のベースとなるパターンを示すものである。すなわち、変動パターンは、少なくとも、特別図柄が変動表示開始してから特別図柄が停止表示されるまでの演出時間(変動時間)を特定することができる。本実施形態における変動パターンでは、特別図柄が変動表示開始してから特別図柄が停止表示されるまでの間の変動ゲームの演出内容(大当りの有無など)も特定することができる。
変動パターンには、大当り演出を特定する大当り変動パターンがある。また、変動パターンには、はずれ演出を特定するはずれ変動パターンがある。なお、大当り変動パターンと、はずれ変動パターンには、それぞれ複数種類の変動パターンが用意されている。
大当り演出は、変動ゲームが、最終的に大当りの図柄組み合わせを停止表示させるように展開される演出である。はずれ演出は、変動ゲームが、最終的にはずれの図柄組み合わせを停止表示させるように展開される演出である。
また、主制御用ROM30bには、各種の判定値が記憶されている。例えば、主制御用ROM30bには、大当り抽選で用いられる大当り判定値が記憶されている。主制御用RAM30cには、パチンコ遊技機の動作中に適宜書き換えられる各種情報(乱数値、タイマ値、フラグ等)が記憶される。
また、主制御基板30内では、当り判定用乱数や、特別図柄振分用乱数、変動パターン振分用乱数として使用される各種乱数が生成される。因みに、当り判定用乱数は、大当り抽選に用いる乱数である。特別図柄振分用乱数は、特別図柄(大当りの種類)を決定する際に用いる乱数である。変動パターン振分用乱数は、変動パターンを決定する際に用いる乱数である。なお、はずれ変動パターン及び大当り変動パターンの分類毎に、変動パターン振分用乱数の値の振り分けを異ならせている。また、各種乱数として使用される乱数は、ハードウェア乱数であってもよいし、ソフトウェア乱数であってもよい。
次に、図2に基づき演出制御基板31について説明する。
演出制御基板31には、演出制御用CPU31aが備えられている。該演出制御用CPU31aには、演出制御用ROM31b及び演出制御用RAM31cが接続されている。また、演出制御用RAM31cには、パチンコ遊技機の動作中に適宜書き換えられる各種情報(乱数値、タイマ値、フラグ等)が記憶される。また、演出制御用CPU31aは、各種乱数の値を所定の周期毎に更新し、更新後の値を演出制御用RAM31cの設定領域に記憶(設定)して更新前の値を書き換えている。
また、演出制御用ROM31bには、遊技演出を実行させるための演出制御プログラムが記憶されている。演出制御用CPU31aは、各種制御コマンドを入力すると、当該演出制御プログラムに基づき各種制御を実行する。また、演出制御用ROM31bには、各種の画像データ(図柄、各種背景画像、文字、キャラクタなどの画像データ)が記憶されている。また、演出制御用CPU31aには、演出表示装置13が接続されており、各種制御コマンドを入力すると、演出制御プログラムに基づき、演出表示装置13の表示内容を制御する。また、演出制御用ROM31bには、各種の発光パターンのデータが記憶されている。そして、演出制御用CPU31aには、第1ランプ41〜第4ランプ44が接続されており、各種制御コマンドを入力すると、演出制御プログラムに基づき、第1ランプ41〜第4ランプ44の発光態様を制御する。また、演出制御用CPU31aには、左側モーションセンサ51と、右側モーションセンサ52が接続されており、各存在検知コマンドを入力すると、演出制御プログラムに基づき、演出表示装置13や第1ランプ41〜第4ランプ44などの演出装置に遊技演出をそれぞれ実行させるように制御する。
次に、主制御用CPU30aが、メイン制御プログラムに基づき実行する特別図柄入力処理や特別図柄開始処理などの各種処理について説明する。最初に、特別図柄入力処理を説明する。特別図柄入力処理は、主制御用CPU30aにより所定周期毎に実行されるようになっている。
まず、主制御用CPU30aは、始動入賞口14に遊技球が入球したか否かを判定する入球判定を実行する。すなわち、主制御用CPU30aは、入球判定において、始動センサSE1が遊技球を検知した時に出力する検知信号を入力したか否かを判定する。入球判定の判定結果が肯定の場合(入球した場合)、主制御用CPU30aは、主制御用RAM30cの記憶内容に基づき、保留記憶数を特定し、特定した保留記憶数が上限値(本実施形態では「4」)よりも少ないか否かを判定する保留記憶数判定を実行する。保留記憶数判定の判定結果が否定の場合(保留記憶数の上限値に達していた場合)、主制御用CPU30aは、特別図柄入力処理を終了する。
一方、保留記憶数判定の判定結果が肯定の場合(上限値に達していない場合)、主制御用CPU30aは、変動ゲームに係わる各種乱数の値を取得し、主制御用RAM30cの所定の記憶領域に取得した乱数値を記憶する。その際、変動ゲームに係わる乱数値の取得順序が認識できるように記憶する。なお、主制御用CPU30aは、主制御用RAM30cの記憶内容(例えば、未だ変動ゲームで利用されていない乱数値の記憶量)に基づき、保留記憶数を特定可能に構成されている。そして、主制御用CPU30aは、主制御用RAM30cの記憶内容が更新され、保留記憶数が変化すると、更新後の保留記憶数を表示させるように保留表示装置22を制御する。また、主制御用CPU30aは、更新後の保留記憶数等の保留記憶情報を指定する保留指定コマンドを出力する。そして、特別図柄入力処理を終了する。なお、入球判定の判定結果が否定の場合(始動入賞口14に入球しなかった場合)、主制御用CPU30aは、特別図柄入力処理を終了する。
次に、特別図柄開始処理について説明する。主制御用CPU30aは、特別図柄開始処理を所定周期毎に実行するようになっている。
主制御用CPU30aは、大当り遊技中でなく、且つ、図柄変動ゲーム中でない場合、保留記憶数を特定し、保留記憶数が「0」よりも大きいか否か判定する記憶判定を行う。記憶判定の判定結果が否定(保留記憶数が「0」)の場合、主制御用CPU30aは、デモンストレーション演出(以下、「デモ演出」と示す)の実行中であるか否かを判定する。当該判定結果が肯定の場合(デモ演出の実行中である場合)、主制御用CPU30aは特別図柄開始処理を終了する。一方、判定結果が否定の場合(デモ演出の実行中でない場合)、主制御用CPU30aは、保留記憶数が「0」となってから所定の経過時間が経過したか否かを判定する。この判定結果が否定の場合、主制御用CPU30aは、特別図柄開始処理を終了する。
一方、保留記憶数が「0」となってから所定の経過時間が経過したと判定した場合、主制御用CPU30aは、デモ演出の実行開始を指示するデモコマンドを演出制御用CPU31aに出力した後に特別図柄開始処理を終了する。このように、デモ演出は、図柄変動ゲームの実行が保留されていないとき(主に、遊技が行われていないとき)に実行が指示される演出であり、遊技者を待つため(興味を持たせるため)の演出である。
一方、記憶判定の判定結果が肯定の場合(保留記憶数>0の場合)、主制御用CPU30aは、変動ゲームの実行条件が成立したと判定し、主制御用RAM30cの所定の記憶領域に記憶される特別図柄変動処理フラグに変動ゲームを実行することを示す値を設定する。なお、本実施形態では、大当り遊技及び図柄変動ゲームのいずれも実行中でない場合であって、保留記憶数が>0のときに、変動ゲームの実行条件が成立する。
次に、主制御用CPU30aは、変動ゲームに係わる(変動ゲームに利用される)乱数値のうち、取得順序に従って最も早く実行される変動ゲームに係わる乱数値(当り判定用乱数、変動パターン振分用乱数及び特別図柄振分用乱数の値)を取得する。具体的には、変動ゲームに係わる乱数値であって、まだ変動ゲームを実行させるために利用されていない乱数値のうち、最も早く取得された乱数値を取得する。また、主制御用CPU30aは、特定した保留記憶数を1減算し、当該保留記憶数を表すように保留表示装置22の表示内容を変更させる。また、主制御用CPU30aは、更新後の保留記憶数等の保留記憶情報を示す保留指定コマンドを出力する。
主制御用CPU30aは、取得した当り判定用乱数の値が主制御用ROM30bに記憶されている大当り判定値と一致するか否かを判定して大当り判定(大当り抽選)を行う。
大当り判定の判定結果が肯定の場合(大当りの場合)、主制御用CPU30aは、取得した特別図柄振分用乱数の値に基づき、大当り遊技の種類を決定すると共に、特別図柄による大当り図柄の中から特別図柄表示装置11にて停止表示される最終停止図柄を決定する。その後、主制御用CPU30aは、取得した変動パターン振分用乱数の値に基づき、大当り変動パターンの中から変動パターンを決定する。
変動パターン及び最終停止図柄を決定した主制御用CPU30aは、演出制御基板31(演出制御用CPU31a)に対し、所定の制御コマンドを所定のタイミングで出力する等、変動ゲームに関する各種処理を実行する。
具体的に言えば、主制御用CPU30aは、変動パターンを指定すると共に飾り図柄の変動表示開始を指示する変動パターン指定コマンドを最初に出力する。変動パターン指定コマンドを出力する同時に、主制御用CPU30aは、特別図柄を変動開始させるように特別図柄表示装置11の表示内容を制御する。また、同時に、主制御用CPU30aは、変動ゲームの演出時間の計測を開始する。また、主制御用CPU30aは、最終停止図柄(特別図柄)の種類を指定するための特別図柄指定コマンドを出力する。なお、最終停止図柄が大当り図柄である場合には、大当り遊技の種類を特定することができるため、特別図柄指定コマンドは、当り遊技の種類を指定するための当り種別指定コマンドでもある。そして、主制御用CPU30aは、特別図柄開始処理を終了する。
その後、特別図柄開始処理とは別の処理で、主制御用CPU30aは、前記指定した変動パターンに定められている演出時間(変動時間)に基づいて、決定した最終停止図柄を表示させるように特別図柄表示装置11の表示内容を制御する。また、主制御用CPU30aは、前記指定した変動パターンに定められている演出時間に基づいて、飾り図柄の変動停止を指示し、図柄組み合わせを停止表示させるための全図柄停止コマンドを出力する。
一方、大当り判定の判定結果が否定の場合(大当りでない場合)、主制御用CPU30aは、はずれ図柄を特別図柄表示装置11にて停止表示させる最終停止図柄として決定する。次に、主制御用CPU30aは、取得した変動パターン振分用乱数の値に基づき、はずれ変動パターンの中から変動パターンを決定する。
そして、変動パターン及び最終停止図柄を決定した主制御用CPU30aは、前述(大当りの場合)同様、演出制御基板31(演出制御用CPU31a)に対し、所定の制御コマンドを所定のタイミングで出力する等、変動ゲームに関する各種処理を実行する。その後、主制御用CPU30aは、特別図柄開始処理を終了する。
そして、主制御用CPU30aは、大当りを決定した場合、決定した変動パターンに基づく変動ゲームの終了後、最終停止図柄に基づき特定された種類の大当り遊技の制御を開始し、演出制御基板31(演出制御用CPU31a)に対し、所定の制御コマンドを所定のタイミングで出力する。
具体的には、主制御用CPU30aは、オープニング時間の設定を開始する。また、主制御用CPU30aは、オープニング時間が開始したことを指示するオープニングコマンドを演出制御基板31に出力する。次に、主制御用CPU30aは、オープニング時間の終了後、各ラウンド遊技を制御する。すなわち、主制御用CPU30aは、各ラウンド遊技の開始時にラウンド遊技の開始を指示するラウンドコマンドを演出制御基板31に出力する。また、主制御用CPU30aは、ラウンド遊技毎に、大入賞口19の開放及び閉鎖を制御する。すなわち、主制御用CPU30aは、入球上限個数の遊技球が入賞するまでの間、又はラウンド遊技毎に予め決められた規定時間が経過するまでの間、大入賞口19を開放する。
そして、主制御用CPU30aは、大入賞口19を閉鎖した場合には、ラウンド遊技毎に予め決められたインターバル時間を経過するまで、閉鎖を維持し、その後、ラウンド遊技を終了する。これらの一連の制御を、規定ラウンド数に達するまで実行する。
規定ラウンド数のラウンド遊技が終了すると、主制御用CPU30aは、エンディング時間の設定を開始する。また、主制御用CPU30aは、エンディング時間が開始したことを指示するエンディングコマンドを演出制御基板31に出力する。そして、エンディング時間を経過すると、主制御用CPU30aは、大当り遊技を終了させる。
次に、演出制御基板31の演出制御用CPU31aが演出制御プログラムに基づき実行する各種処理について説明する。主制御用CPU30aから所定の制御コマンドを所定のタイミングで入力すると、演出制御用CPU31aは、それに応じて各種処理を実行する。
例えば、演出制御用CPU31aは、特別図柄指定コマンドを入力すると、当該特別図柄指定コマンドにより指定された最終停止図柄に基づき、演出表示装置13に停止表示させる飾り図柄による図柄組み合わせを決定する。
すなわち、演出制御用CPU31aは、特別図柄指定コマンドにより指定された最終停止図柄が大当り図柄である場合には、大当りの図柄組み合わせを決定する。また、演出制御用CPU31aは、指定された最終停止図柄が、はずれ図柄の場合であって、はずれ変動パターンが指定された場合、はずれの図柄組み合わせを決定する。
また、演出制御用CPU31aは、変動パターン指定コマンドを入力すると、当該変動パターン指定コマンドにより指定された変動パターンに基づき、変動ゲームを実行させるように演出表示装置13及び第1ランプ41〜第4ランプ44を制御する。その後、演出制御用CPU31aは、全図柄停止コマンドを入力すると、変動ゲームを終了させると共に、決定した図柄組み合わせを停止表示させる。
また、演出制御用CPU31aは、変動パターンに基づき、変動ゲーム中、左側モーションセンサ51の有効期間を設定する場合がある。この場合、当該有効期間中に、左側モーションセンサ51用の存在検知信号を入力すると、演出制御用CPU31aは、変動パターンに基づき、左側モーションセンサ51の検知結果に対応する所定の遊技演出を実行させる。同様に、演出制御用CPU31aは、変動パターンに基づき、変動ゲーム中、右側モーションセンサ52の有効期間を設定する場合がある。この場合、当該有効期間中に、右側モーションセンサ52用の存在検知信号を入力すると、演出制御用CPU31aは、変動パターンに基づき、右側モーションセンサ52の検知結果に対応する所定の遊技演出を実行させる。
また、演出制御用CPU31aは、デモコマンドを入力すると、デモ演出を演出表示装置13や第1ランプ41〜第4ランプ44により実行させる。
そして、本実施形態では、デモ演出中において、左側モーションセンサ51の動作確認と、右側モーションセンサ52の動作確認を実行可能に構成されている。左側モーションセンサ51の動作確認では、左側モーションセンサ51が正常に遊技者を検知するか否かを確認する。同様に、右側モーションセンサ52の動作確認では、右側モーションセンサ52が正常に遊技者を検知するか否かを確認する。以下、動作確認のための詳しい制御及びその作用について説明する。
まず、左側モーションセンサ51の動作確認について説明する。
デモ演出中、左側モーションセンサ51は、左側モーションセンサ51用の所定領域51a内に、店員などの検知対象物を検知すると、左側モーションセンサ51用の存在検知信号を出力する。演出制御用CPU31aは、デモ演出中に、左側モーションセンサ51用の当該存在検知信号を入力すると、演出制御プログラムに基づき、第1ランプ41〜第4ランプ44を左側モーションセンサ51用の確認発光パターンにて点灯及び消灯させる。
具体的には、図4に示すように、演出制御用CPU31aは、第1左ランプ41aを点灯させ、その他の演出用ランプ(第1右ランプ41b及び第2ランプ42〜第4ランプ44)を全て消灯させる。左側モーションセンサ51用の所定領域51a内に店員などの検知対象物が存在するときに、第1左ランプ41aが点灯していることを確認することにより、左側モーションセンサ51が店員などの検知対象物を正常に検知することを確認することができる。また、左側モーションセンサ51用の所定領域51aも確認することができる。なお、図4〜図6では、点灯しているランプを斜線で示し、消灯しているランプを黒く塗り潰して示す。
同様に、右側モーションセンサ52の動作確認について説明する。
デモ演出中、右側モーションセンサ52は、右側モーションセンサ52用の所定領域52a内に、店員などの検知対象物を検知すると、右側モーションセンサ52用の存在検知信号を出力する。演出制御用CPU31aは、デモ演出中に、右側モーションセンサ52用の当該存在検知信号を入力すると、演出制御プログラムに基づき、第1ランプ41〜第4ランプ44を右側モーションセンサ52用の確認発光パターンにて点灯及び消灯させる。
すなわち、図5に示すように、演出制御用CPU31aは、第1右ランプ41bを点灯させ、その他の演出用ランプ(第1左ランプ41a及び第2ランプ42〜第4ランプ44)を全て消灯させる。右側モーションセンサ52用の所定領域52a内に店員などの検知対象物が存在するときに、第1右ランプ41bが点灯していることを確認することにより、右側モーションセンサ52が店員などの検知対象物を正常に検知することを確認することができる。また、右側モーションセンサ52用の所定領域52aも確認することができる。
なお、本実施形態では、左側モーションセンサ51用の所定領域51aと、右側モーションセンサ52用の所定領域52aの一部は重複するように構成されている。従って、デモ演出中、左側モーションセンサ51用の所定領域51aと、右側モーションセンサ52用の所定領域52aが重なる領域において店員などの検知対象物が存在する場合、左側モーションセンサ51は、左側モーションセンサ51用の存在検知信号を出力し、右側モーションセンサ52は、右側モーションセンサ52用の存在検知信号を出力する。
そして、左側モーションセンサ51用の存在検知信号と、右側モーションセンサ52用の存在検知信号を入力すると、演出制御用CPU31aは、左側モーションセンサ51及び右側モーションセンサ52が検知していることを示す確認発光パターンにて第1ランプ41〜第4ランプ44を点灯及び消灯させる。
すなわち、図6に示すように、演出制御用CPU31aは、第1左ランプ41aと第1右ランプ41bを点灯させ、その他の演出用ランプ(第2ランプ42〜第4ランプ44)を全て消灯させる。当該重複する領域に、店員などの検知対象物が存在するときに、第1左ランプ41a及び第1右ランプ41bが点灯していることを確認することにより、左側モーションセンサ51及び右側モーションセンサ52が正常に遊技者を検知することを確認することができる。第1ランプ41〜第4ランプ44の発光態様を見ることで、左側モーションセンサ51用の所定領域51aと、右側モーションセンサ52用の所定領域52aが重複する領域を確認することができる。
従って、本実施形態では、主制御用CPU30aが、動作確認用期間としてのデモ演出を設定する設定手段となる。また、演出制御用CPU31aが、演出制御手段となる。また、本実施形態では、第1ランプ41〜第4ランプ44が確認用演出実行手段となる。
以上詳述したように、本実施形態は、以下の効果を有する。
(1)演出制御用CPU31aは、動作確認用期間としてのデモ演出中、左側モーションセンサ51が店員などの検知対象物を検知している間、検知していることを示す演出態様(発光態様)で第1ランプ41〜第4ランプ44を点灯及び消灯(動作)させる。同様に、演出制御用CPU31aは、デモ演出中、右側モーションセンサ52が店員などの検知対象物を検知している間、検知していることを示す演出態様(発光態様)で第1ランプ41〜第4ランプ44を点灯及び消灯(動作)させる。これにより、デモ演出中に第1ランプ41〜第4ランプ44の発光態様(動作態様)を見ることにより、左側モーションセンサ51及び右側モーションセンサ52が店員などの検知対象物を検知しているか否かを判断することができる。また、デモ演出中に検知させるため、他の演出と混じることがなく、第1ランプ41〜第4ランプ44の発光態様(動作態様)が、左側モーションセンサ51及び右側モーションセンサ52の動作確認のための発光態様か否かを簡単に判断することができる。
(2)演出制御用CPU31aは、デモ演出中、左側モーションセンサ51により遊技者を検知している間、デモ演出に係わる動作態様とは異なる態様で第1ランプ41〜第4ランプ44を点灯及び消灯(動作)させる。同様に、演出制御用CPU31aは、デモ演出中、右側モーションセンサ52により遊技者を検知している間、デモ演出に係わる動作態様とは異なる態様で第1ランプ41〜第4ランプ44を点灯及び消灯(動作)させる。同様に、演出制御用CPU31aは、デモ演出中、左側モーションセンサ51及び右側モーションセンサ52により遊技者を検知している間、デモ演出に係わる動作態様とは異なる態様で第1ランプ41〜第4ランプ44を点灯及び消灯(動作)させる。これにより、デモ演出中に第1ランプ41〜第4ランプ44の発光態様(動作態様)を見ることにより、左側モーションセンサ51及び右側モーションセンサ52が店員などの検知対象物を検知しているか否かを判断することができる。また、デモ演出とは異なる態様で発光させている第1ランプ41〜第4ランプ44を確認することにより、左側モーションセンサ51及び右側モーションセンサ52の動作確認を行うことができるため、その判断が容易となる。また、デモ演出中に検知させることができるため、図柄を変動させて左側モーションセンサ51及び右側モーションセンサ52を使用する演出を実行させる必要が無く、簡単に判断することができる。また、デモ演出中に検知させることができるため、図柄が変動して第1ランプ41〜第4ランプ44による各種遊技演出が行われる場合と比較して、第1ランプ41〜第4ランプ44の動作が左側モーションセンサ51及び右側モーションセンサ52の検知によるものか否かを容易に判断できる。
(3)演出制御用CPU31aは、デモ演出中、左側モーションセンサ51により店員などの検知対象物を検知している間、所定の第1左ランプ41aのみ点灯(動作)させ、その他の第1右ランプ41b及び第2ランプ〜第4ランプ44を消灯させる(動作させない)。このため、第1左ランプ41aが動作しなくても(すなわち、故障していたとしても)、その他の第1右ランプ41b、及び第2ランプ〜第4ランプ44に、デモ演出に係わる動作を実行させていないことを確認することにより、左側モーションセンサ51の動作確認を行うことができる。逆に、第1左ランプ41aが動作していても、その他の第1右ランプ41b、及び第2ランプ〜第4ランプ44に、デモ演出に係わる動作を実行させていた場合には、左側モーションセンサ51が検知していないことを確認することができる。
同様に、演出制御用CPU31aは、デモ演出中、右側モーションセンサ52により店員などの検知対象物を検知している間、所定の第1右ランプ41bのみ点灯(動作)させ、その他の第1左ランプ41a及び第2ランプ〜第4ランプ44を消灯させる(動作させない)。このため、第1右ランプ41bが動作しなくても(すなわち、故障していたとしても)、その他の第1左ランプ41a、及び第2ランプ〜第4ランプ44に、デモ演出に係わる動作を実行させていないことを確認することにより、右側モーションセンサ52の動作確認を行うことができる。逆に、第1右ランプ41bが動作していても、その他の第1左ランプ41a、及び第2ランプ〜第4ランプ44に、デモ演出に係わる動作を実行させていた場合には、右側モーションセンサ52が検知していないことを確認することができる。
(4)演出制御用CPU31aは、デモ演出中、左側モーションセンサ51又は右側モーションセンサ52により検知対象物を検知している間、デモ演出に係わる第1ランプ41〜第4ランプ44の発光演出(動作)を中断する。すなわち、検知に係わる第1左ランプ41a(又は第1右ランプ41b)以外の第1ランプ41〜第4ランプ44は、消灯する。デモ演出に係わる第1ランプ41〜第4ランプ44の動作が中断されているため、遊技者は、左側モーションセンサ51又は右側モーションセンサ52の動作をより確認しやすくなる。
(5)演出制御用CPU31aは、デモ演出中、左側モーションセンサ51が店員などの検知対象物を検知している間、左側モーションセンサ51に対応する第1左ランプ41aを、検知していることを示すように点灯させる。同様に、演出制御用CPU31aは、デモ演出中、右側モーションセンサ52が店員などの検知対象物を検知している間、右側モーションセンサ52に対応する第1右ランプ41bを、検知していることを示すように点灯させる。これにより、検知している左側モーションセンサ51(又は右側モーションセンサ52)に対応する第1左ランプ41a(又は第1右ランプ41b)を点灯(動作)させるため、どのモーションセンサが検知しているかを容易に判断することができる。また、左側モーションセンサ51が検知している所定領域51aについて、第1左ランプ41aが点灯するか否かを見ることにより、容易に判断することができる。同様に、右側モーションセンサ52が検知している所定領域52aを、第1右ランプ41bが点灯するか否かを見ることにより、容易に判断することができる。
(6)演出制御用CPU31aは、デモ演出中、左側モーションセンサ51用の所定領域51aと、右側モーションセンサ52用の所定領域52aとが重複する領域に、検知対象物が存在する場合には、第1左ランプ41aと第1右ランプ41bを同時に点灯させた。このため、重複する領域を確認することができる。
なお、上記実施形態は、次のような別の実施形態(別例)にて具体化できる。
・上記実施形態では、反射型以外のモーションセンサを採用したが、これ以外の方式のモーションセンサを採用しても良い。例えば、周囲と温度差のある検知対象物が動く際に起こる赤外線の変化を検出する受光型のモーションセンサを採用しても良い。
・上記実施形態では、デモ演出中に、左側モーションセンサ51及び右側モーションセンサ52の動作確認を行ったが、動作確認のための期間は任意に設定可能に構成しても良い。例えば、変動ゲーム中でもよく、大当り遊技中でも良い。また、パチンコ遊技機10の前枠を開放しているときであってもよい。
・上記実施形態において、パチンコ遊技機10には、左側モーションセンサ51及び右側モーションセンサ52の2つのモーションセンサを設けたが、モーションセンサの数及び配置は任意に変更しても良い。その際、モーションセンサの数に応じて、各モーションセンサに対応させる演出用ランプを変更する必要がある。
・上記実施形態において、動作確認用期間中、各モーションセンサに対応する演出用ランプを点灯させたが、発光パターンを変更するだけでもよい。例えば、左側モーションセンサ51が検知対象物を検知した場合には、点滅させ、右側モーションセンサ52が検知対象物を検知した場合には、点灯させるようにしもよい。なお、この場合、動作させる演出用ランプはいずれでも構わない。また、発光色を変更できるようにして、発光色を変更するようにしても良い。例えば、左側モーションセンサ51が検知対象物を検知した場合には、青色で点灯させ、右側モーションセンサ52が検知対象物を検知した場合には、赤色で点灯させるようにしてもよい。なお、この場合、動作させる演出用ランプはいずれでも構わない。
・上記実施形態において、左側モーションセンサ51用の所定領域51a及び右側モーションセンサ52用の所定領域52aは、任意に変更しても良い。重複しないように所定領域を変更しても良い。
・上記実施形態では、主制御用CPU30aが、デモ演出の開始を設定したが、演出制御用CPU31aが、デモ演出の開始を設定してもよい。
・上記実施形態において、モーションセンサの確認のために、第1ランプ41〜第4ランプ44を動作させたが、第1ランプ41〜第4ランプ44以外の演出実行手段、例えば、音声出力手段としてのスピーカや演出表示装置13を動作させてもよい。
・上記実施形態において、左側モーションセンサ51に第1左ランプ41aを対応させたが、対応させる演出用ランプを変更しても良い。また、対応させる演出用ランプの数も変更しても良い。同様に、右側モーションセンサ52に第1右ランプ41bを対応させたが、対応させる演出用ランプを変更しても良い。また、対応させる演出用ランプの数も変更しても良い。
・上記実施形態において、デモ演出中、左側モーションセンサ51が検知対象物を検知した場合、左側モーションセンサ51に対応する第1左ランプ41a以外の演出用ランプは、消灯させるようにしたが、デモ演出に係わる発光パターンで発光させても良い。同様に、デモ演出中、右側モーションセンサ52が検知対象物を検知した場合、右側モーションセンサ52に対応する第1右ランプ41b以外の演出用ランプは、消灯させるようにしたが、デモ演出に係わる発光パターンで点灯又は消灯させても良い。
・上記実施形態では、モーションセンサは、検知対象物が所定領域に存在する場合に、存在検知信号を出力するように構成されていたが、所定領域内において、検知対象物が所定距離移動したとき(一定量の距離が変化したとき)に限り、検知信号を出力するようにしてもよい。つまり、検知対象物が動作したときに限り、検知信号を出力するようにしてもよい。
・上記実施形態では、モーションセンサの動作確認のため、デモ演出を中断した際、再開する場合には、中断した時点から再開していたが、再開する時点は任意に変更しても良い。例えば、デモ演出を中断した際、デモ演出を中断した時間を計測しておき、当該中断時間だけデモ演出が進行した時点からデモ演出を再開させても良い。或いは、デモ演出の開始時からの経過時間を計測しておき、再開したときにおける経過時間の時点からデモ演出を再開しても良い。
・上記実施形態では、パチンコ遊技機10が備える前枠に設けられた枠ランプについてもデモ演出等の遊技演出を実行させても良い。この場合、モーションセンサの動作確認するときに、遊技盤YBに設けられた演出用ランプと同様に、枠ランプを消灯させても良いし、当該枠ランプのみデモ演出に係わる発光演出を継続させても良い。
・上記実施形態において、演出制御用CPU31aは、デモ演出中、デモ演出に係わる表示演出を演出表示装置13に実行させても良い。その際、モーションセンサの動作確認するときにおいても、デモ演出に係わる表示演出を継続しても良いし、中断してもよい。
・上記実施形態において、演出用ランプの発光パターンを変更する場合、モーションセンサの動作確認するために使用する演出用ランプの発光パターンを、デモ演出用の発光パターンから動作確認用の発光パターンに上書きすることにより、動作確認用期間中、変更しても良い。
・上記実施形態では、パチンコ遊技機に採用したが、パチンコ式スロットマシン(回胴式遊技機、以下、スロット)にて実現させても良い。なお、スロットは、遊技者が開始操作手段(スタートレバー)の操作を行うことを契機に、図柄が配列された複数の回動体(リール)が変動開始すると共に、変動ゲームの当否に関連した当否判定を行うものである。そして、スロットでは、リールの回転後、各リールに対応して設けられた停止操作手段(ストップボタン)の操作を契機に、当否判定に基づく図柄停止処理が実行され、停止した図柄の組み合わせにより遊技価値(賞メダルなど)が付与されるものである。スロットに採用した場合、演出表示装置13において必ずしも、飾り図柄変動ゲームを実行させる必要はなく、当否判定の結果を示唆する演出ゲームなどの演出表示を行っていればよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(イ)上記遊技機において、前記演出実行手段は、発光手段であるようにしてもよい。
(ロ)上記遊技機において、前記演出実行手段は、図柄を表示する演出表示装置であるようにしてもよい。
(ハ)上記遊技機において、前記演出実行手段は、音声を出力する音声出力手段であるようにしてもよい。
HD…発射ハンドル、SOL1…大入賞口ソレノイド、SE1…始動センサ、SE3…カウントセンサ、YB…遊技盤、11…特別図柄表示装置、13…演出表示装置、14…始動入賞口、15…始動入賞装置、19…大入賞口、20…大入賞装置、21…大入賞口扉、22…保留表示装置、30…主制御基板、30a…主制御用CPU、30b…主制御用ROM、30c…主制御用RAM、31…演出制御基板、31a…演出制御用CPU、31b…演出制御用ROM、31c…演出制御用RAM、41a…第1左ランプ、41b…第1右ランプ、42…第2ランプ、43…第3ランプ、44…第4ランプ、51…左側モーションセンサ、52…右側モーションセンサ。

Claims (1)

  1. 遊技機の前面の検知範囲内における検知対象とするものを、当該検知対象とするものと接触しなくても検知する非接触型検知手段と、
    前記非接触型検知手段の動作確認用期間を設定する設定手段と、
    演出実行手段の作動を制御する演出制御手段と、を備え、
    前記非接触型検知手段には、第1の非接触型検知手段と、第2の非接触型検知手段と、があり、
    前記第1の非接触型検知手段の検知範囲と前記第2の非接触型検知手段の検知範囲は、他方の非接触型検知手段の検知範囲と重複する重複検知範囲と、他方の非接触型検知手段の検知範囲と重複しない非重複検知範囲と、があり、
    前記演出実行手段には、第1の演出実行手段と、第2の演出実行手段と、があり、
    前記第1の非接触型検知手段は前記第1の演出実行手段と対応付けられており、前記第2の非接触型検知手段は前記第2の演出実行手段と対応付けられており、
    前記動作確認用期間において前記第1の非接触型検知手段の検知範囲のうち前記非重複検知範囲で検知対象とするものを検知したときには、前記第1の演出実行手段と前記第2の演出実行手段のうち前記第1の演出実行手段が作動し、
    前記動作確認用期間において前記第2の非接触型検知手段の検知範囲のうち前記非重複検知範囲で検知対象とするものを検知したときには、前記第1の演出実行手段と前記第2の演出実行手段のうち前記第2の演出実行手段が作動し、
    前記動作確認用期間において前記第1の非接触型検知手段及び前記第2の非接触型検知手段の前記重複検知範囲で検知対象とするものを検知したときには、前記第1の演出実行手段及び前記第2の演出実行手段が作動し、
    前記動作確認用期間は、図柄の変動表示が一定期間行われないときに実行されるデモ演出が実行される期間であり、
    前記デモ演出の実行中に前記非接触型検知手段により検知対象とするものを検知している間、前記デモ演出の実行が中断され、その後、前記非接触型検知手段により検知対象とするものを検知しなくなった場合、前記デモ演出の実行が中断された時点よりも進行した時点から前記デモ演出の実行が再開されることを特徴とする遊技機
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