JP6240001B2 - 雄端子 - Google Patents

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この発明は、コネクタ内に配設される雄端子に関する。
電気自動車等のコネクタとして、例えば、下記特許文献1に開示されたコネクタが知られている。このコネクタに用いられる接続端子は、雄端子と雌端子とを接触バネ部材を介して接続する構造を備え、各端子の接触子が電線接続具を介して電線に交換可能に接続された構造を備えている。
特開平11−214059号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された従来技術のコネクタに用いられる接続端子では、異なる径の電線に対応した電線接続具を用意しておけば一種類の共通の接触子で種々の電線に交換することができ、例えば雌端子に合わせた雄端子を採用することができるとされているが、実際に接触子と電線接続具とを圧着してコネクタに配設した後では、接触子の交換の際には圧着された電線接続具を含めて電線やコネクタ全体を交換しなければならないため、作業性が悪くコストアップに繋がってしまうという問題がある。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消し、簡単且つ容易に接触子を交換することができ、コネクタへの配設自由度の高い雄端子を提供することを目的とする。
本発明に係る雄端子は、一端に端子結合部を有する基台部と、この基台部の前記端子結合部に螺合によって着脱可能に取り付けられる接続端子部を備えた雄端子において、前記接続端子部が、先端に前記接続端子部を前記基台部に着脱させるための治具と係合する係合部を有し、前記係合部は着脱可能なキャップで覆われていることを特徴とする。
本発明に係る雄端子によれば、接触子に相当する接続端子部だけを治具を用いて基台部に取り付け/取り外して交換することができるので、雄端子をコネクタに配設した後においても容易に接続端子部のみを交換することができ、電線やコネクタ全体を交換する場合と比べて作業性が良好であると共にコストを抑えることが可能となる。また、接続端子部の先端の係合部は着脱可能なキャップで覆われているので、係合部に塵や埃等が入り込むことによる不具合等も防止することができる。
本発明の一実施形態においては、前記キャップは、絶縁材からなる。これにより、メンテナンス時等に接続端子部に作業者の手が触れたとしても感電を確実に防止することができる。
本発明の他の実施形態においては、前記基台部は、他端に電線が接続される電線接続部を有し、前記端子結合部は、前記基台部の一端と他端とを結ぶ方向に沿って螺設された第1端子結合部を有する。
本発明の更に他の実施形態においては、前記端子結合部は、前記基台部の一端と他端とを結ぶ方向と交差する方向に沿って螺設された第2端子結合部を有する。これにより、接続端子部を基台部の第1端子結合部とは螺設方向が交差する第2端子結合部に螺合することができるので、雄端子を配設したコネクタ後方の電線配索スペースを省スペース化することができる。
本発明によれば、簡単且つ容易に接触子を交換することができ、コネクタへの配設自由度の高い雄端子を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る雄端子を示す図である。 同雄端子の接続端子部の変形例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る雄端子を一部断面で示す分解側面図である。 同雄端子が配設されたコネクタを示す斜視図である。 図4のA−A’断面図である。 同雄端子が配設されたコネクタの他の例を示す断面図である。
以下、添付の図面を参照して、この発明の実施形態に係る雄端子を詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る雄端子を示す図で、図1(a)は雄端子の一部を断面で示す分解側面図、図1(b)は接続端子部の正面図である。図1(a)に示すように、第1の実施形態に係る雄端子1は、例えば円筒状又は円柱状の基台部10と、この基台部10に螺合によって着脱されるピン状の接続端子部20とを備える。
基台部10は、ほぼ円柱状に形成された基台部本体11と、この基台部本体11の一端に形成された端子結合部13と、基台部本体11の他端に形成された電線接続部12とを有する。電線接続部12は、電線2の芯線3が装着される穴部からなり、かしめ等により電線2を結合する。端子結合部13は雌螺子からなり、接続端子部20が螺合される。
接続端子部20は、雄端子1の接触子として機能し、基台部10よりも小径の円柱状の端子部本体21と、この端子部本体21の一端に形成された螺子部22と、端子部本体21の他端に開口する孔部23及びその奥部に続く係合部24と、孔部23に装着される樹脂などの絶縁材からなる感電防止用のキャップ29とを備える。螺子部22は基台部10の端子結合部13と螺合する。係合部24は、図1(b)に示すように、例えば孔部23を開口側から見た場合に、六角形を形成するように配置された複数の壁面により構成され、治具として例えば六角レンチを係合させることができる。
なお、キャップ29は、孔部23に着脱可能に取り付けられている。キャップ29を孔部23に取り付けることにより、後述するコネクタに雄端子1を配設した後に、不用意に基台部本体21に触れることによる感電等の事故を防止することができると共に、係合部24が孔部23を介して剥き出しとなることによる塵や埃等の係合部24への入り込みによる不具合を防止することができる。
このように構成された雄端子1によれば、接続端子部20の係合部24に治具を係合した上で治具を接続端子部20の中心軸を中心として回転操作することで、接続端子部20の雄型の螺子部22を基台部10の端子結合部13に螺合することができ、接続端子部20を基台部10に容易に着脱することができる。
接続端子部20と基台部10は螺合により接続されるので係合や圧入等による接続と比べて接続信頼性が高く、接続端子部20が劣化や破損した場合には、雄端子1全体や電線2を含めた雄端子1を交換することなく接続端子部20のみを容易に交換することができる。
すなわち、接続端子部20だけを治具を用いて基台部10に対して取り付け/取り外して交換することができるので、雄端子1をコネクタに配設した後であっても基台部10や電線2を交換することなく容易に接続端子部20のみを交換することができ、雄端子1全体と共に電線2やコネクタ全体を交換するような従来の場合と比べて作業性が格段に良好であると共にコストを抑えることができる。
図2は、雄端子1の接続端子部20の変形例を示す図であり、図2(a)は正面図、図2(b)は側面図である。図2(a)及び(b)に示すように、接続端子部20の係合部24aは、孔部23の開口部周縁に形成された孔部23と連続する一文字状の溝部からなるものであってもよい。この場合は、治具として例えばマイナスドライバーを用いることができる。その他、係合部は、治具としてのプラスドライバーの先端が係合可能な十文字状の溝により構成されたり、その他の形状の治具が係合可能な種々の形状を採用することができる。
図3は、本発明の第2の実施形態に係る雄端子を一部断面で示す分解側面図、図4は雄端子が配設されたコネクタを示す斜視図である。また、図5は、図4のA−A’断面図、図6は、雄端子が配設されたコネクタの他の例を示す断面図である。第2の実施形態に係る雄端子1Aは、基台部10の端子結合部として第1端子結合部13Aと第2端子結合部13Bとを有する点と、基台部10と接続端子部20との間に中間板部30が設けられている点が、第1の実施形態に係る雄端子1と相違している。
図3〜図5に示すように、第2の実施形態に係る雄端子1Aは、基台部10において、基台部本体11Aの一端に基台部本体11Aと同軸の第1端子結合部13Aの他に、基台部本体11Aの軸心方向と交差する方向を軸方向とする第2端子結合部13Bとを設けている。これら端子結合部13A,13Bには、雌螺子が形成されている。接続端子部20の螺子部22は、第1及び第2端子結合部13A,13Bのいずれにも螺合され得る。また、中間板部30は、基台部10及び接続端子部20よりも大径で中心部に螺子穴31が設けられた円板状に形成され、外周溝32にOリング33が装着されて構成されている。
このように構成された雄端子1Aは、図4及び図5に示すように、樹脂部材からなるコネクタ100の端子収容穴101内に配設される。そして、接続端子部20の螺子部22が基台部10の第1端子結合部13Aに螺合された場合は、基台部10及び接続端子部20と電線2とが同軸となるようにコネクタ100に装着される。
中間板部30は、コネクタ100の端子収容穴101の内周壁面とOリング33とが接するようにコネクタに配置されるので、接続端子部20側と基台部10側とを水密に遮断する役割を担っている。なお、コネクタ100の後部には、例えば雄端子1Aの全体をカバーする図示しない樹脂製のハウジングが備えられ、外部から雄端子1Aに触れることができないように構成されている。
一方、接続端子部20の螺子部22が基台部10の第2端子結合部13Bに螺合された場合は、図6に示すように、雄端子1Aは、基台部10の接続部本体11Aの軸心方向と接続端子部20の端子部本体21の軸心方向とが交差する状態でコネクタ100に配設される。電線2の軸心方向は基台部10の軸心方向と一致するため、コネクタ100の後部における電線2の取り回しスペースを小さくすることができる。
このように、第2の実施形態に係る雄端子1Aは、上記第1の実施形態に係る雄端子1と同様の作用効果を有する他に、防水性を備えることができると共に、電線2の取り回し方向を2方向に変更することができる。
1,1A 雄端子
2 電線
3 芯線
10 基台部
11,11A 基台部本体
12 電線接続部
13 端子結合部
13A 第1端子結合部
13B 第2端子結合部
20 接続端子部
21 端子部本体
22 螺子部
23 孔部
24,24a 係合部
29 キャップ
30 中間板部
31 螺子穴
32 外周溝
33 Oリング
100 コネクタ
101 端子収容穴

Claims (2)

  1. 一端に端子結合部を有する基台部と、
    この基台部の前記端子結合部に螺合によって着脱可能に取り付けられる接続端子部とを備えた雄端子において、
    前記接続端子部は、先端に前記接続端子部を前記基台部に着脱させるための治具と係合する係合部を有し、前記係合部は着脱可能なキャップで覆われ
    前記基台部は、他端に電線が接続される電線接続部を有し、
    前記端子結合部は、前記基台部の一端と他端とを結ぶ方向に沿って螺設された第1端子結合部と、前記基台部の一端と他端とを結ぶ方向と交差する方向に沿って螺設された第2端子結合部とを有する
    ことを特徴とする雄端子。
  2. 前記キャップは、絶縁材からなる
    ことを特徴とする請求項1記載の雄端子。
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