JP6237548B2 - 現像装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

現像装置及びそれを備えた画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6237548B2
JP6237548B2 JP2014187476A JP2014187476A JP6237548B2 JP 6237548 B2 JP6237548 B2 JP 6237548B2 JP 2014187476 A JP2014187476 A JP 2014187476A JP 2014187476 A JP2014187476 A JP 2014187476A JP 6237548 B2 JP6237548 B2 JP 6237548B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developing
pole
magnetic
developing sleeve
longitudinal direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014187476A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016061820A (ja
Inventor
晃史 山口
晃史 山口
和田 実
実 和田
麻美 佐々木
麻美 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2014187476A priority Critical patent/JP6237548B2/ja
Publication of JP2016061820A publication Critical patent/JP2016061820A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6237548B2 publication Critical patent/JP6237548B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、複写機、プリンター、ファクシミリ、それらの複合機等に用いる現像装置並びに画像形成装置に関するものである。
従来、電子写真プロセスを用いた画像形成装置における現像方式としては、主として粉末の現像剤が使用され、感光体ドラム等の像担持体上に形成された静電潜像を現像剤によって可視化し、その可視像(トナー像)を記録媒体上に転写した後、定着処理を行うプロセスが一般的である。
現像剤は、トナー及び磁性キャリアから成る二成分現像剤と、非磁性或いは磁性を帯びたトナーのみから成る一成分現像剤とに大別され、二成分現像剤を用いる現像方式としては、周方向位置で磁界の強弱を持つマグネット(磁極)を現像ローラー(現像剤担持体)の中心部に固定し、現像ローラー表面に対向するように数百μmの間隔を隔てて金属製の規制ブレードを配置する方式が知られている。
一方、一成分現像剤を用いる現像方式としては、現像ローラー内部に複数の磁極を備えた固定マグネットローラーを配置し、磁気的担持力を利用して現像容器内のトナーを現像ローラー上に担持した後、規制ブレードを利用して層厚規制を行うことによりトナー薄層を形成し、現像位置において感光体ドラムへトナーを飛翔させる、いわゆるジャンピング一成分現像方式が知られている。
近年、現像ローラー内部に配置されるマグネットとして、例えば特許文献1に示すような樹脂材料中に磁性粉を分散させたプラスチックマグネットが使用されている。プラスチックマグネットは、ラバーマグネットと比較して、低容量で高磁力を確保できるという特徴を有する。
このプラスチックマグネットは射出成型により生産されるが、金型構成上の制約を受けて、金型内に樹脂材料を射出する射出ゲートをマグネットの端部に設けるのが一般的である。このとき、樹脂材料中に混合された磁性粉が射出ゲートと反対側(反ゲート側)に偏る傾向にあり、成型されたプラスチックマグネットは、ゲート側に比べて反ゲート側の磁力が高くなる。
特開2011−119769号公報
このプラスチックマグネットを現像ローラー内部のマグネットの主極(感光体ドラムの対向極)として用いた場合、磁力の高い方の端部(反ゲート側)においてトナーを引き付ける磁気吸引力が強くなるため、トナー飛翔性が低下し、結果として現像性が低下する。つまり、現像ローラーの長手方向において現像性に差が生じ、画像の左右で濃度が異なるという問題が生じる。さらに、現像ローラーの長手方向において逆カブリ性能にも差が生じる。
また、プラスチックマグネットを現像ローラー内部のマグネットの規制極(規制ブレードの対向極)として用いた場合、磁力の高い方の端部(反ゲート側)において現像ローラー上のトナー搬送量が低下し、トナーの帯電量が上昇する。つまり、現像ローラーと感光体ドラムの対向領域(現像領域)を通過するトナーの絶対量は減少するが、電界応答性の向上により現像性が向上する。従って、現像ローラーの長手方向において現像性に差が生じ、画像の左右で濃度が異なるという問題が生じる。
上記の現像性、或いは逆カブリ性の差は、プラスチックマグネットの長手方向における磁力勾配に起因するものであり、製造工程上、この磁力勾配を抑えることは困難である。
本発明は、上記問題点に鑑み、現像剤担持体内に配置されるマグネットの磁力勾配に起因する現像性のバラツキを簡易な構成で抑制できる現像装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、現像剤担持体と、規制部材と、を備えた現像装置である。現像剤担持体は、像担持体に非接触で対向配置される回転可能な円筒状の現像スリーブと、現像スリーブ内に回転不能に固定され、現像スリーブの周方向に複数の磁極を有する磁極部材と、を有する。規制部材は、現像剤担持体上に形成される現像剤層の層厚を規制する。現像スリーブは、長手方向の一端側から樹脂材料から成るコート液中にディッピングし、他端側から引き上げるディッピング法によって外周面にコート層を形成したものである。磁極部材は、現像スリーブと像担持体との近接部に配置される主極と、現像スリーブと規制部材との近接部に配置される規制極と、を含む。主極および規制極の少なくとも一方は現像剤担持体の長手方向において磁力勾配を有しており、磁力勾配に起因する現像剤担持体の長手方向における現像性の差を相殺する方向に、現像スリーブのディッピング時における下端側と上端側とを配置する。
本発明の第1の構成によれば、磁極部材の主極および規制極の少なくとも一方の長手方向における磁力勾配によって生じる、現像剤担持体の長手方向における現像性の差が、現像スリーブのコート層の膜厚の勾配によって相殺されるため、現像剤担持体の長手方向における現像性の差を解消することができ、画像の左右における濃度差を効果的に抑制可能となる。
本発明の現像装置14を備えた画像形成装置100の概略構成を示す断面図 本発明の一実施形態に係る現像装置14の側面断面図 図2における現像ローラー25周辺の拡大図 現像装置14に用いられる現像ローラー25の側面断面図 現像ローラー25の断面拡大図 ディッピング法により現像スリーブ25aに形成されたコート層61の膜厚を示す縦断面図 射出成型で成型されたプラスチックマグネットの長手方向における磁力勾配を示す図 実施例2における、出力画像の幅方向左右における画像濃度の測定結果を示すグラフ 実施例3における、出力画像の幅方向左右における画像濃度の測定結果を示すグラフ
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の現像装置14が搭載される画像形成装置100(ここではモノクロプリンター)の概略構成を示す断面図であり、右側を画像形成装置の前方側として図示している。画像形成装置100の装置本体1aの下部には、積載された用紙を収容する給紙カセット2が配置されている。この給紙カセット2の上方には、装置本体1aの前方から後方へ略水平に延び、更に上方へ延びて装置本体1aの上面に形成された排紙部3に至る用紙搬送路4が形成されている。この用紙搬送路4に沿って上流側から順に、ピックアップローラー5、フィードローラー6、中間搬送ローラー7、レジストローラー対8、画像形成部9、定着部10及び排出ローラー対21が配置されている。
給紙カセット2には、給紙カセット2に対して回動可能に支持された用紙積載板12が設けられている。用紙積載板12上に積載された用紙がピックアップローラー5によって用紙搬送路4に向けて送出され、ピックアップローラー5によって複数枚の用紙が同時に送出された場合には、フィードローラー6とリタードローラー13とによって用紙が捌かれ、最上位の1枚のみが搬送されるように構成されている。用紙搬送路4に送出された用紙は、中間搬送ローラー7によって装置本体1aの後方へと搬送方向を変えられてレジストローラー対8へと搬送され、レジストローラー対8によってタイミングを調整されて画像形成部9へと供給される。
画像形成部9は、電子写真プロセスによって用紙に所定のトナー像を形成するものであり、図1において時計回り方向に回転可能に軸支された感光体ドラム11と、この感光体ドラム11の周囲に配置される帯電部15、現像装置14、クリーニング部17、用紙搬送路4を挟んで感光体ドラム11に対向するように配置される転写ローラー18、及び感光体ドラム11の上方に配置される光走査ユニット19から構成されており、現像装置14の上方には、現像装置14へトナーを補給するトナーコンテナ20が配置されている。
帯電部15には、図示しない電源が接続された導電性ゴムローラー15aが備えられており、この導電性ゴムローラー15aが感光体ドラム11に当接するように配置されている。そして、感光体ドラム11が回転すると、導電性ゴムローラー15aが感光体ドラム11の表面に接触して従動回転し、この時、導電性ゴムローラー15aに所定の電圧を印加することにより、感光体ドラム11の表面が一様に帯電させられることになる。
次いで、パーソナルコンピューター等から入力された画像データに基づくビーム光が光走査ユニット19から感光体ドラム11上に射出され、感光体ドラム11上に静電潜像が形成される。現像装置14から供給されるトナーが静電潜像に付着して感光体ドラム11の表面にトナー像が形成される。そして、レジストローラー対8から、感光体ドラム11と転写ローラー18とで形成される転写ニップ部に用紙が所定のタイミングで供給され、転写ローラー18により用紙上に感光体ドラム11の表面のトナー像が転写される。
トナー像が転写された用紙は、感光体ドラム11から分離されて定着部10に向けて搬送される。定着部10は、用紙搬送方向に対し画像形成部9の下流側に配置されており、ヒーター等の加熱手段により加熱される加熱ローラー13と、加熱ローラー13に圧接される加圧ローラー16とを有する。画像形成部9にてトナー像が転写された用紙は、加熱ローラー13及び加圧ローラー16によって加熱、加圧され、用紙に転写されたトナー像が定着される。
画像形成された用紙は、排出ローラー対21によって排紙部3に排出される。一方、転写後に感光体ドラム11の表面に残留しているトナーはクリーニング部17により除去され、感光体ドラム11は帯電部15によって再び帯電され、以下同様にして画像形成が行われる。
図2は、画像形成装置100に用いられる本発明の一実施形態に係る現像装置14の概略構成を示す断面図である。現像装置14は、磁性一成分現像剤を収容する現像容器22と、現像剤(以下、トナーともいう)を攪拌および搬送する第1攪拌搬送部材23及び第2攪拌搬送部材24と、現像ローラー25と、規制ブレード41とを備えている。
第1及び第2攪拌搬送部材23、24は、現像容器22内に、仕切壁22bを挟んで回転可能に配設されている。また、第1及び第2攪拌搬送部材23、24は、軸方向に螺旋状に形成される螺旋羽根を備える。第1及び第2攪拌搬送部材23、24が回転すると、トナーが攪拌され、攪拌されたトナーが仕切壁22bの両端部に設けた第1連通部、第2連通部(図示せず)を介して、現像容器22内を長手方向(図2の紙面と垂直な方向)に循環し、トナー相互の摩擦によってトナーが帯電する。そして、第2攪拌搬送部材24によってトナーが現像ローラー25に供給される。
現像ローラー25は、アルミニウム等の非磁性材料で円筒状に形成された現像スリーブ25aと、現像スリーブ25aに内蔵される磁極部材25b(いずれも図3参照)とを有している。また、現像ローラー25は、第2攪拌搬送部材24に隣接する位置で現像容器22内に回転可能に支持される。また、現像ローラー25は、現像容器22の開口から露出し、像担持体である感光体ドラム11に一定の間隔を有して対向している。この対向する領域には、現像ローラー25に担持されたトナーを感光体ドラム11に向けて供給するための現像領域Dが形成されている。
規制ブレード41は、現像ローラー25の表面に担持されたトナーを所定の層厚に規制するものであり、ブレード状をなし、現像ローラー25の回転方向に対し現像領域Dの上流側において、現像容器22の長手方向に沿って現像ローラー25の表面と所定の間隔を隔てて取り付けられている。規制ブレード41の材質としては、磁性体或いは非磁性体のSUS(ステンレス)等が用いられる。ここでは、非磁性体の規制ブレード41に永久磁石43(図3参照)を装着して磁性を付与している。
現像ローラー25の軸方向両端部には、サイドシール27が現像ローラー25の外周面に沿って略C字状に配置されている。サイドシール27は、フェルトやスポンジ等の弾性部材で形成される接触式シールであり、現像ローラー25の外周面に圧接させることで現像ローラー25の外周面と現像容器22との隙間からのトナーの漏出を防止する。
第2攪拌搬送部材24から供給されたトナーが現像ローラー25の表面に担持され、担持されたトナーは、規制ブレード41により一定の層厚に規制され、さらに、現像ローラー25の回転によって現像領域Dに向けて搬送される。現像ローラー25に所定のバイアス電圧が印加されることにより、現像ローラー25と感光体ドラム11との間に電位差が生じ、現像領域Dにおいて、現像ローラー25上のトナーは感光体ドラム11に供給され、感光体ドラム11上の静電潜像はトナー像に現像される。なお、現像容器22内のトナーが現像によって減少したときは、トナーコンテナ20(図1参照)内に貯留されたトナーがトナー補給口22aを介して第1搬送路22cの上流端に補給される。
図3は、図2における現像ローラー25周辺の拡大図である。図3を用いて現像ローラー25上のトナー量の規制方法を詳細に説明する。現像ローラー25の内部に配置された磁極部材25bは、2つのN極(N1、N2)と、2つのS極(S1、S2)から成る4つの磁極を有している。S1極は主極と呼ばれ、感光体ドラム11と対向する現像領域Dに配置されている。
N1極は規制極と呼ばれ、規制ブレード41と現像ローラー25との隙間(ギャップ)により形成される規制部31での現像剤の密度を左右する磁界を発生させる。具体的には、永久磁石43のN極によって規制ブレード41の先端に誘起されたS極とN1極との間に引き合う方向の磁界が発生する。この磁界により、規制ブレード41と現像ローラー25との間にトナー及びキャリアがブラシ状に起立する、いわゆる磁気ブラシが形成される。なお、本実施例では現像ローラー25の回転方向に対し規制部31から若干上流側(現像ローラー25に沿って時計回り方向)にN1極を配置しているため、形成された磁気ブラシは直立せず斜めに寝た状態で規制部31を通過する。
現像ローラー25が反時計回り方向に回転すると、磁気ブラシはN1極とS1極との間で発生する水平方向(ローラ周方向)の磁界によりローラー表面に沿って寝た状態で移動する。磁気ブラシがS1極の位置(現像領域D)まで来るとS1極の磁界により直立し、感光体ドラム11の表面に接触してトナー像を形成する。
さらに現像ローラー25が反時計回りに回転すると、今度はS1極とN2極との間で発生する水平方向の磁界により磁気ブラシはドラム表面から引き離され、トナー像の形成に使われなかったトナーがキャリアと共に現像容器22の開口端と現像ローラー25との隙間から現像容器22内に回収される。S2極はキャッチ極と呼ばれ、第2攪拌搬送部材24(図2参照)から供給される現像剤を現像ローラー25に受け渡す。
そして、N1極の磁界により再び現像ローラー25上に磁気ブラシが形成される。即ち、規制部31の間隔だけでなく、そこに発生する磁界によって現像ローラー25へのトナー付着量を厳密に制御している。
次に、本発明の現像装置14に用いられる現像ローラー25について説明する。図4は、現像ローラー25の側面断面図であり、図5は、現像ローラー25の断面拡大図(図4におけるAA′矢視断面図)である。現像ローラー25は、アルミニウムまたはアルミニウム合金製の現像スリーブ25aの外周面にアルマイト層(アルミニウムの酸化被膜)45が形成されており、アルマイト層45の表面にはシリコン変性ポリウレタン樹脂或いはアクリル樹脂からなるコート層47が積層されている。なお、図4及び図5では現像スリーブ25a内の磁極部材25bは記載を省略している。
次に、現像ローラー25の製造方法について説明する。先ず、アルミニウムまたはアルミニウム合金製の円筒を切削、研磨等により所定の外径寸法の現像スリーブ25aに仕上げた後、酸水溶液中で陽極酸化処理を行うことにより表面にアルマイト層45を形成する。アルマイト層45は、中心に微細孔を有する六角柱状のセルの集合体であり、微細孔の底面がアルミ素地との界面(バリア層)となる。アルマイト層45は、現像ローラー25へ現像バイアスを印加する際のリークの発生を防止する。
アルマイト層45が厚すぎると、現像ローラー25全体の抵抗が大きくなって高電圧の現像バイアスを印加する必要が生じる。一方、アルマイト層45が薄すぎると、アルマイト層を均一に形成することができずリークが発生するおそれがある。従って、アルマイト層45の層厚は10μm〜20μm程度が好ましい。
その後、アルマイト層45の表面を熱処理する。この熱処理は、後述するコート層47の乾燥工程の前に予めアルマイト層45にクラックを生じさせておくことで、乾燥工程においてアルマイト層45及びコート層47にクラックを生じさせないようにするものである。熱処理時間は、例えば乾燥工程に要する時間以上(例えば120℃で10分以上)の一定時間に定められており、全ての現像スリーブ25aに対して概ね一定量のクラックが生じる。
熱処理の後、アルマイト層45の表面にコート層47を形成する。コート層47は、現像スリーブ23a上に供給されたトナーのアルマイト層45への固着を抑制する。さらに、コート層47が現像剤に与える機械的ストレスは金属表面に比べて少ないため、現像剤搬送量を増加させたときの現像ローラー25からのトナー回収性の向上と現像剤の劣化防止との両立を図ることができる。
コート層47の材質としては、ナイロン樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、メラミン樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂等が挙げられるが、正帯電トナーの樹脂材料と帯電性が近く、トナーの剥離性が良好であるとともに、後述するディッピング法によるコーティングが可能なアルコール可溶性ナイロン樹脂が好ましい。
なお、コート層47には抵抗調整剤として誘電率10以上の導電材を含有させて、コート層47の体積抵抗値を調整し、且つ抵抗ムラを抑制している。抵抗調整剤としてはカーボンブラックや酸化チタン、繊維形状のチタン酸カリウム等が挙げられる。これにより、トナー層の帯電状態の安定化とトナー回収時における剥離性の向上を図ることができる。コート層47の体積抵抗値としては、現像ローラー25表面の残留電荷を適度に滞留可能な104〜108Ω程度が好ましい。
本発明では、コート層47をディッピング法により形成する。具体的には、アルマイト層45が形成された現像スリーブ25aを一端側からコート液中にディッピングし、他端側から引き上げる。その後、コート液がコーティングされた現像スリーブ25aを所定温度で所定時間(例えば130℃で10分)乾燥させる乾燥工程を行い、膜厚が約2〜11μmのコート層47を形成する。
上記のディッピング法でコート層47を作成した現像ローラー25は、図6に示すように、ディッピング時の下端側(図6の左端)が現像ローラー25の長手方向の中央部分よりもコート層47の膜厚が厚くなる傾向にある。つまり、ディッピング時の下端側では現像ローラー25の外径が大きくなるため、感光体ドラム−現像ローラー間(現像領域D)の距離が近くなる。その結果、現像ローラー25はディッピング時の下端側で電界強度が大きくなるため現像性が良くなる。このため、ディッピング法によりコート層47が形成された現像ローラー25では、ディッピング時の上端側よりも下端側で現像性が良くなり、逆カブリ性能は悪化する。なお、本明細書中において「現像性」とは、現像ローラー25から感光体ドラム11へのトナー飛翔性(移動性)を意味する。
一方、磁極部材25bとして、射出成型で成型されたプラスチックマグネットを用いる場合、長手方向の磁力分布に偏りが発生する。図7は、磁極部材25bに用いるプラスチックマグネットの長手方向の磁力分布を示すグラフである。
図7に示すように、射出成型で成型されたプラスチックマグネットでは、長手方向のゲート側の端部に比べて反ゲート側の端部で磁力が高くなる磁力勾配が生じる。
このプラスチックマグネットを磁極部材25bの主極(図3のS1極)として用いた場合、磁力の高い側の端部(反ゲート側)においてトナーを引き付ける磁気吸引力が強くなるため、トナー飛翔性が低下し、結果として現像性が低下する。一方、磁力の低い側の端部(ゲート側)において磁気吸引力が弱くなるため、トナー飛翔性が向上し、結果として現像性が向上する。つまり、現像ローラー25の長手方向において現像性に差が生じ、出力画像の左右で濃度差が発生する。また、磁力の低い側の端部(ゲート側)では磁力の高い側の端部(反ゲート側)に比べて逆カブリ性能が悪化するため、現像ローラー25の長手方向において逆カブリ性能にも差が生じる。
そこで、本実施形態では、プラスチックマグネットを磁極部材25bの主極(S1極)として用いる場合、ディッピング法によってコート層47が形成された現像ローラー25の、ディッピング時の下端側(図6の左端)にプラスチックマグネットの磁力が高い側(反ゲート側)を配置するようにした。即ち、プラスチックマグネットの磁力が高い側においてコート層47の膜厚が大きくなり、磁力が低い側においてコート層47の膜厚が小さくなるように現像スリーブ25aと磁極部材25bの主極(S1極)の方向を規定した。
これにより、磁極部材25bの主極(S1極)の長手方向における磁力勾配によって生じるトナーの飛翔性の差が、現像スリーブ25aのコート層47の膜厚の勾配によって相殺されるため、現像ローラー25の長手方向における現像性および逆カブリ性の差を解消することができ、画像の左右における濃度差や逆カブリ現象を効果的に抑制可能となる。
また、プラスチックマグネットを磁極部材25bの規制極(図3のN1極)として用いた場合、磁力の高い側の端部(反ゲート側)において現像ローラー25上のトナー搬送量が低下し、トナーの帯電量が上昇する。つまり、磁力の高い側の端部(反ゲート側)では、感光体ドラム−現像ローラー間(現像領域D)を通過するトナーの絶対量は減少するが、現像領域Dの電界に対する応答性の向上により現像性が向上する。その結果、現像ローラー25の長手方向において現像性に差が生じ、出力画像の左右で濃度差が発生する。
そこで、本実施形態では、プラスチックマグネットを磁極部材25bの規制極(N1極)として用いる場合、ディッピング法によってコート層47が形成された現像ローラー25の、ディッピング時の上端側(図6の右端)にプラスチックマグネットの磁力が高い側(反ゲート側)を配置するようにした。即ち、プラスチックマグネットの磁力が高い側においてコート層47の膜厚が小さくなり、磁力が低い側においてコート層47の膜厚が大きくなるように現像スリーブ25aと磁極部材25bの規制極(N1極)の方向を規定した。
これにより、磁極部材25bの規制極(N1極)の長手方向における磁力勾配によって生じる現像性の差が、現像スリーブ25aのコート層47の膜厚の勾配によって相殺されるため、現像ローラー25の長手方向における現像性の差を解消することができ、画像の左右における濃度差を効果的に抑制可能となる。
その他、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば上記実施形態においては、プラスチックマグネットを用いる磁極部材25bの主極(S1極)及び規制極(N1極)の両方の磁力勾配を相殺するように、現像スリーブ25aと主極(S1極)、及び現像スリーブ25aと規制極(N1極)の方向を規定したが、磁極部材25bの主極(S1極)または規制極(N1極)のいずれか一方の磁力勾配を相殺するように現像スリーブ25aの方向を規定しても画像の左右における濃度差や逆カブリ現象の抑制効果が期待できる。
また、上記実施形態では、本発明を磁性一成分現像方式の現像装置14に適用した例について説明したが、本発明は磁性一成分現像方式に限らず、磁性キャリアと非磁性トナーとを含む二成分現像剤を用い、現像ローラー上に磁性キャリアと非磁性トナーから成る磁気ブラシを形成し、この磁気ブラシを用いて感光体ドラム上の静電潜像を現像する二成分現像方式の現像装置にも同様に適用可能である。
また、本発明は図1に示したモノクロプリンターに限らず、デジタル或いはアナログ方式のモノクロ複写機、カラープリンター、カラー複写機、ファクシミリ等の、現像装置を備えた種々の画像形成装置に適用可能である。以下、実施例により本発明の効果について更に具体的に説明する。
(現像ローラーの作製)
直径20mmのアルミニウム素管から成る現像スリーブ25aの外周面にアルマイト処理を施して、厚さ10μmのアルマイト層45を形成し、アルマイト層45の表面を120℃で10分以上熱処理した。一方、結着樹脂としてアルコール可溶性ナイロン樹脂(CM8000、東レ製)100重量部、導電材として酸化チタン(ET−300W、石原産業製)100重量部、および分散媒としてメタノール800重量部を、ボールミル(φ1mmのジルコニアビーズ)にて48時間混合、分散させてコート液を調製した。次いで、アルマイト処理された現像スリーブ25aを、円筒形状の軸方向が鉛直方向に沿うようにして一端側からコート液中にディッピング(浸漬)し、他端側から引き上げた後、130℃で10分間乾燥させて、アルマイト層45の表面に膜厚が約2〜11μmのコート層47を形成した。
アルマイト層45及びコート層47が形成された現像スリーブ25a内に、磁極部材25bを構成するS1、S2、N1、N2として射出成型により成型されたプラスチックマグネットを配置して現像ローラー25を作製した。このとき、主極S1の長手方向の磁力が高い側に現像ローラー25のディッピング時の下端側を配置したものを本発明1、主極S1の長手方向の磁力が高い側に現像スリーブ25aのディッピング時の上端側を配置したものを比較例1とした。また、アルマイト層45の表面にスプレーコーティングによってコート層47を形成した現像スリーブ25a(コート層47の膜厚が長手方向において略均一)を用いたものを比較例2とした。
(画像濃度差の評価1)
実施例1で作製した本発明1、比較例1、比較例2の現像ローラー25のいずれかを装着し、粒径6.8μmの正帯電性トナーのみから成る磁性一成分現像剤を用いた磁性一成分現像方式の現像装置14(図2参照)を作製した。これらの現像装置14を図1に示したような試験機に搭載し、常温常湿環境下(25℃、50%)で現像装置14に現像剤を充填した直後にテスト画像(25mm×25mmのベタパッチ画像)を出力し、出力画像の幅方向左右における画像濃度(ID;イメージデンシティ)を、反射濃度計により測定した。
画像出力条件は、プリント速度を30枚/min、ドラム線速を180mm/sec、ドラム表面電位(V0)を+200V、画像部電位(VL)を+10Vとし、現像ローラー25に印加される現像バイアスの交流成分を1200V、周波数3.0kHz、Duty比50%、直流成分を130Vとした。また、感光体ドラム11としては有機感光層(OPC)を形成したOPCドラムを使用し、現像ローラー−感光体ドラム間のギャップ0.3mm、感光体ドラム11に対する現像ローラー25の線速比S/Dを1.5(順回転)とした。試験結果を図8に示す。なお、図8では主極S1であるプラスチックマグネットの長手方向において磁力が高い側を「右側」とする。
図8から明らかなように、主極S1の長手方向の磁力が高い側に現像スリーブ25aのディッピング時の下端側を配置した本発明の現像装置14では、出力画像の左側(図8の斜線領域)、中央(図8の白抜き領域)、及び右側(図8のドット領域)の画像濃度に大きな差は見られず、出力画像の幅方向左右における画像濃度差を解消することができた。
一方、主極S1の長手方向の磁力が高い側に現像スリーブ25aのディッピング時の上端側を配置した比較例1の現像装置14では、出力画像の左側から右側に向かうにつれて画像濃度が低下し、出力画像の幅方向左右における画像濃度差はより大きくなった。また、スプレーコーティングによって略均一なコート層47を形成した現像スリーブ25aを用いた比較例2の現像装置14では、比較例1ほどではないが、本発明に比べて出力画像の幅方向左右における画像濃度差が生じた。
(画像濃度差の評価2)
実施例1の手順によってアルマイト層45及びコート層47が形成された現像スリーブ25a内に、磁極部材25bを構成するS1、S2、N1、N2として射出成型により成型されたプラスチックマグネットを配置して現像ローラー25を作製した。このとき、規制極N1の長手方向の磁力が高い側に現像ローラー25のディッピング時の上端側を配置したものを本発明2、規制極N1の長手方向の磁力が高い側に現像スリーブ25aのディッピング時の下端側を配置したものを比較例3とした。また、アルマイト層45の表面にスプレーコーティングによってコート層47を形成した現像スリーブ25a(コート層47の膜厚が長手方向において略均一)を用いたものを比較例2とした。
本発明2、比較例2、比較例3の現像ローラー25のいずれかを装着し、粒径6.8μmの正帯電性トナーのみから成る磁性一成分現像剤を用いた磁性一成分現像方式の現像装置14(図2参照)を作製した。これらの現像装置14を図1に示したような試験機に搭載し、常温常湿環境下(25℃、50%)で現像装置14に現像剤を充填した直後にテスト画像(25mm×25mmのベタパッチ画像)を出力し、出力画像の幅方向左右における画像濃度(ID;イメージデンシティ)を、反射濃度計により測定した。画像形成条件は実施例2と同様とした。結果を図9に示す。なお、図9では規制極N1であるプラスチックマグネットの長手方向において磁力が高い側を「右側」とする。
図9から明らかなように、規制極N1の長手方向の磁力が高い側に現像スリーブ25aのディッピング時の上端側を配置した本発明の現像装置14では、出力画像の左側(図9の斜線領域)、中央(図9の白抜き領域)、及び右側(図9のドット領域)の画像濃度に大きな差は見られず、出力画像の幅方向左右における画像濃度差を解消することができた。
一方、規制極N1の長手方向の磁力が高い側に現像スリーブ25aのディッピング時の下端側を配置した比較例3の現像装置14では、出力画像の左側から右側に向かうにつれて画像濃度が上昇し、出力画像の幅方向左右における画像濃度差はより大きくなった。また、スプレーコーティングによって略均一なコート層47を形成した現像スリーブ25aを用いた比較例2の現像装置14では、比較例3ほどではないが、本発明に比べて出力画像の幅方向左右における画像濃度差が生じた。
なお、上記の実施例では本発明を磁性一成分現像方式の現像装置14に適用した場合の効果について説明したが、磁性キャリアと非磁性トナーとを含む二成分現像剤を用いる二成分現像方式の現像装置に適用した場合にも同様の効果が確認されている。
本発明は、複写機、プリンター、ファクシミリ、それらの複合機等に用いる現像装置及びそれを備えた画像形成装置に利用可能である。本発明の利用により、現像剤担持体内に配置されるマグネットの磁力勾配に起因する現像性や逆カブリ性のバラツキを簡易な構成で抑制できる現像装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することができる。
14 現像装置
22 現像容器
22a トナー補給口
22b 仕切壁
22c 第1搬送路
22g 内側壁
23 第1攪拌搬送部材
24 第2攪拌搬送部材
25 現像ローラー(現像剤担持体)
25a 現像スリーブ
25b 磁極部材
27 サイドシール
31 規制部
29 規制ブレード(規制部材)
45 アルマイト層
47 コート層
100 画像形成装置
S1 主極
N1 規制極

Claims (4)

  1. 像担持体に非接触で対向配置される回転可能な円筒状の現像スリーブと、
    該現像スリーブ内に回転不能に固定され、前記現像スリーブの周方向に、前記現像スリーブと前記像担持体との近接部に配置される主極と、前記現像スリーブと前記規制部材との近接部に配置される規制極と、を含む複数の磁極を有する磁極部材と、
    を有する現像剤担持体と、
    該現像剤担持体上に形成される現像剤層の層厚を規制する規制部材と、
    を備えた現像装置の製造方法であって、
    前記現像スリーブ長手方向の一端側から樹脂材料から成るコート液中にディッピングし、他端側から引き上げるディッピング法によって、前記現像スリーブの外周面に前記トナー担持体のディッピング時における下端側の膜厚が前記トナー担持体の長手方向の中央部分の膜厚よりも厚くなるようなコート層を形成し
    前記主極が前記現像剤担持体の長手方向において磁力勾配を有する場合、前記主極の長手方向において磁力が高い側に前記現像スリーブのディッピング時における下端側配置し、
    前記規制極が前記現像剤担持体の長手方向において磁力勾配を有する場合、前記規制極の長手方向において磁力が高い側に前記現像スリーブのディッピング時における上端側配置することを特徴とする現像装置の製造方法。
  2. 前記主極および前記規制極の少なくとも一方を構成する磁石は、樹脂材料中に磁性粉を分散させたプラスチックマグネットであることを特徴とする請求項1に記載の現像装置の製造方法
  3. 前記コート層はアルコール可溶性ナイロンで形成されており、前記コート層中に酸化チタンが分散されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の現像装置の製造方法
  4. 前記現像スリーブは、アルミニウムまたはアルミニウム合金から成る外周面にアルマイト層を形成し、該アルマイト層の表面に前記コート層を形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の現像装置の製造方法
JP2014187476A 2014-09-16 2014-09-16 現像装置及びそれを備えた画像形成装置 Active JP6237548B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014187476A JP6237548B2 (ja) 2014-09-16 2014-09-16 現像装置及びそれを備えた画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014187476A JP6237548B2 (ja) 2014-09-16 2014-09-16 現像装置及びそれを備えた画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016061820A JP2016061820A (ja) 2016-04-25
JP6237548B2 true JP6237548B2 (ja) 2017-11-29

Family

ID=55795959

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014187476A Active JP6237548B2 (ja) 2014-09-16 2014-09-16 現像装置及びそれを備えた画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6237548B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6331911B2 (ja) * 2014-09-16 2018-05-30 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 現像装置の製造方法
JP6512172B2 (ja) * 2016-05-18 2019-05-15 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5689766A (en) * 1979-12-21 1981-07-21 Canon Inc Developing method
JPH0588528A (ja) * 1991-09-30 1993-04-09 Toshiba Corp 現像装置
JPH06274036A (ja) * 1993-03-22 1994-09-30 Canon Inc 現像ローラ及び現像装置
JP3309621B2 (ja) * 1995-02-03 2002-07-29 株式会社ブリヂストン ローラの製造方法
JPH11144947A (ja) * 1997-11-14 1999-05-28 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd マグネットロール
JPH11243009A (ja) * 1998-02-24 1999-09-07 Bridgestone Corp マグネットローラ及びその製造方法
JP2007027220A (ja) * 2005-07-13 2007-02-01 Kaneka Corp 樹脂磁石成形体の製造方法、樹脂磁石成形体、および、着磁ヨーク
JP5188745B2 (ja) * 2007-05-14 2013-04-24 シャープ株式会社 現像装置及びそれを備えた画像形成装置
JP5247352B2 (ja) * 2008-10-28 2013-07-24 キヤノン株式会社 現像装置及び現像方法
JP2010276899A (ja) * 2009-05-29 2010-12-09 Kyocera Mita Corp 現像装置及びそれを備えた画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016061820A (ja) 2016-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20130243489A1 (en) Developing apparatus
JP2014048441A (ja) 画像形成装置
JP5256096B2 (ja) 現像装置及びそれを備えた画像形成装置
JP6237548B2 (ja) 現像装置及びそれを備えた画像形成装置
JP6314850B2 (ja) 現像装置および画像形成装置
JP6755699B2 (ja) 現像装置
JP2011112657A (ja) 画像形成装置
JP5244357B2 (ja) 現像装置及びそれを備えた画像形成装置
JP5264534B2 (ja) 画像形成装置
JP4890099B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP6331911B2 (ja) 現像装置の製造方法
JP5422433B2 (ja) 現像装置及びそれを備えた画像形成装置
US9239541B2 (en) Image forming apparatus
JP6021795B2 (ja) 現像ローラー、現像装置、画像形成装置、現像ローラーの製造方法
JP2006301495A (ja) 画像形成装置
JP5750378B2 (ja) 現像装置及びそれを備えた画像形成装置
JP5001689B2 (ja) 画像形成装置
JP2023012675A (ja) 現像装置およびそれを備えた画像形成装置
JP2009169097A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP2024083783A (ja) 現像装置およびそれを備えた画像形成装置
US9304433B1 (en) Developing device, image forming apparatus
JP2023012678A (ja) 現像装置およびそれを備えた画像形成装置
JP5247324B2 (ja) 現像装置及びこれを用いた画像形成装置
JP2020148839A (ja) 画像形成装置
JP2010091803A (ja) 画像形成装置における現像方法と装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160923

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170627

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170628

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170807

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170905

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170913

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171003

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171016

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6237548

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150