JP6236694B2 - 杭サイズ自在対応自立型杭支持具 - Google Patents

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本発明は、杭サイズに自在に対応可能で、杭打ち作業時に一人作業が可能な杭支持具
に関するものである。
従来、杭打時の杭支持具については、出願人等が特許文献6等に提案したもので、手で持って支持する器具で、杭を打つ人と二人で作業するものがあり、更に、特許文献1から特許文献5に示すような、杭を持つ人が不要な自立型の杭支持具が提案されている。後者は、図3の3−Aから3−Eに示すものである。
3−Aでは、半割りにした円管の下に地面に固定用のピンを付けたものである。構造が簡単である利点がある。
3−Bでは、四角柱を支持するために四角の枠の回りに支えの足を出したもので、四角の枠の中に四角柱を挟むようになっている。3−Cでは、三脚の脚を共通に支える略三角形板の中央に通過穴を有し、この穴に柱を通して緩く支持するものである。3−Dでは、
三脚の脚を支えるのは、厚さの薄い円筒1であり、この円筒1の内側に円筒2、更に内側に円筒3が互いに直角に回転できるように嵌って支持されていることで、円筒3に緩く嵌る杭を任意の角度で地面に支えることが出来るものである。3−Eでは、三脚の脚を支えるのは、長い円筒になっていて、円筒に杭を入れて使用に供される。円筒の上部にはハンマーで杭を打ち損ねたときに当たり、人体への当たりを回避するリングが付いている。他に脚には足で押さえるバーが付いている。
以上の諸提案は、単純が構成であり、杭を支持する役目を果たすので極めて便利であるが、
ただ1点、不都合がある。どの例でも、支持体の中に杭を通すようになっているため、支持体の杭通過穴のサイズ又は、支持体のサイズで利用できる杭のサイズが決まってしまい、制限を受けることである。ところが、実際の作業現場では、色々の杭のサイズに対応しなければならないため、この基本的要求に答えきれない不都合があった。
特開平10−037194 実用新案登録第2059418 実用新案登録第3026942 特開2002−4586 特開2004−162337 特開2012−26208
以上のような従来の提案に見る色々の杭のサイズに対応できない不都合を回避して、杭のサイズに自在に対応できる杭支持具を提供することである。
本発明による杭サイズ自在対応自立型杭支持具は、脚支持体と地上に設置されるためであって、脚支持体に回転軸を介して折り畳み自在に結合し、脚支持体から放射状に伸びた脚と、脚支持体に付設され、脚支持体の外側に杭を支持するための杭支持部とを備えたものである。
以下、請求項に沿って記述する。
請求項1記載の発明は、杭サイズ自在対応自立型杭支持具であって、
脚支持体と、地上に設置されるためであって、前記脚支持体に前記脚支持体の下面又は外周側面に設けられ且つ前記脚支持体の中心を通らず周方向を向いた回転軸を有する折り畳み自在の結合部を介して結合し、前記脚支持体から放射状に伸びた脚と、前記脚支持体に付設され、使用時に前記脚支持体の外周より外側に立設して杭を支持するための杭支持部を備えたことで、前記杭を支持するために前記脚支持体内に前記杭支持部を設けることを不要とすることで、前記杭支持部のサイズ従って杭サイズが前記脚支持体のサイズに制限されることをなくし、杭サイズに自在に対応し、前記杭支持部は、前記脚支持体に介在片を介さず直接的または介在片を介して間接的に接続した杭支持基板と、前記杭支持基板に繋がり、前記杭支持基板との間で前記杭を緩く拘束するための杭拘束手段を有することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の杭サイズ自在対応自立型杭支持具において、
前記脚支持体と前記杭支持基板との前記接続が、前記介在片を介さない場合は、前記杭支持部の前記杭支持基板は、前記脚支持体との間で回転軸を備えた折り畳み手段を有し、前記介在片を介した場合は、前記介在片は、前記脚支持体との間で回転軸を備えた折り畳み手段を有し、且つ、前記介在片は、前記杭支持部の前記杭支持基板との間でも回転軸を備えた折り畳み手段を有することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の杭サイズ自在対応自立型杭支持具において、
前記杭支持部は、前記杭支持基板を杭打ちによる杭の移動に対応して滑動させるために、前記杭支持基板をガイド基板と前記ガイド基板に沿って滑動可能な滑動基板で構成し、前記ガイド基板に、前記脚支持体に介在片を介さず直接的または介在片を介して間接的に接続した前記杭支持基板の前記接続を行わせ、前記ガイド基板と前記滑動基板の間は、前記滑動基板についた滑動片が前記ガイド基板の長手方向に沿って滑動するように構成したことを特徴とする。
以上の様に構成されているので、本発明による杭サイズ自在対応自立型杭支持具は、三脚等の脚を支持する脚支持体のサイズに制限されること無く、これとは無関係に杭のサイズに自在に対応することが可能となる。
本発明による杭サイズ自在対応自立型杭支持具の一実施態様を示す図である。 本発明による杭サイズ自在対応自立型杭支持具の別の一実施態様を示す図である。 従来の杭支持具を示す図である。
本発明による杭サイズ自在対応自立型杭支持具は、脚支持体と地上に設置されるためであって、脚支持体に回転軸を介して折り畳み自在に結合し、脚支持体から放射状に伸びた脚と、脚支持体に付設され、脚支持体の外側に杭を支持するための杭支持部とを備えたものである。
以下図に沿って説明する。
図1は、本発明による杭サイズ自在対応自立型杭支持具の一実施態様を示す図である。
1−Aでは、杭サイズ自在対応自立型杭支持具の使用状態での設置状態を示している。1−Bでは、使用しない場合に折り畳んでしまう状況を示している。矢印はその方向に自在に折れ曲がることを示しているので、小さく折り畳める。
1−Aにおいて、杭サイズ自在対応自立型杭支持具100は、脚支持体110(ここでは、円板形状)に脚120と脚支持体110に付設され、脚支持体110の外側に杭を支持するための杭支持部130を備えている。脚120は、脚支持体110から放射状に伸びたいわゆる三脚が都合がよく、長さ調整が可能なように伸縮自在になっていると更に好都合である。勿論三脚以外でも可能である。杭支持部130は、杭を打つ使用時には、地面に向かって立設される杭支持基板131Aと杭を緩く拘束するためであって杭支持基板131Aに付けられた杭拘束帯132を備え、更に便利なこととして、杭支持基板131Aについた滑動片131Cと滑動片131Cに付いた滑動基板がガイド基板131Bの長手方向に沿って開けられた長いガイド穴131Dに嵌って、打たれた杭の移動に沿って滑動し、杭が地面に刺さった状態では、杭はそのままで、杭が緩く杭拘束帯132に拘束されているために、杭支持基板131Aが図示されないバネ等の復元体により元に戻るようにすることが出来る。ガイド基板131Bは、1−Cのようにそのまま脚支持体110に付設されても良いし、1−Aのように、ガイド基板131Bに回転軸を介して折り曲げ自在に接続した介在片133を介して脚支持体110に付設されても良い。尚、介在片133を支持するため、脚又は脚支持体110についた中心棒140から固定用片134が出ていて、これを介在片133についた固定用ピン135に掛けることで、介在片133を固定することが出来る。尚、中心棒140は必ずしも必要ではない。
図2は、本発明による杭サイズ自在対応自立型杭支持具の別の一実施態様を示す図である。
図1との違いは、図1では、脚120を通常の三脚のように立てて使うことに比べて、図2では、2−Aにおいて、脚支持体110から放射状に伸びた脚120が平面上につぶされた状態で、同一平面になった状態で使うことである。そのため、杭支持部130は、杭を打つ使用時には、地面に向かって立設される杭支持基板131Aと杭を緩く拘束するためであって杭支持基板131Aに付けられた杭拘束帯132を備え、この図では、杭支持基板131Aは、立基板131についている。立基板131は、脚支持体110に回転軸を介して折り曲げ自在についているので、使用時には、脚支持体110の面、従って、地面に直角に立てることが出来る。尚、この図では、図と違って、杭支持基板131Aを滑動する手段は付けていないが、つけることも可能であることは勿論である。
2−Bにおいて、脚120を二つ折り曲げて、一つを折り曲げ前後で示している。尚、立基板131をこれから折り曲げようとしている状態を示す。これを見ると、図1同様に、図2でも折り曲げ自在になっていて、不使用時には極めて小さくすることが可能である。
尚、杭拘束帯132の形態としては、種々の手段を取れる。
例えば、この図のように、針金、帯や紐、インシュロック、ベルクロ帯、杭を緩く拘束することに都合が良いスパイラルバネ、中心から放射状に切れ目が入った円形ゴム(切れ目の開き方で穴径が自在になる)、穴絞り手段(カメラの絞りのように回転により中心穴が開く)、板バネなどがあげられるが、これにこだわらない。
図1、図2の例に示したように、本願では、脚支持体110の外側に杭を位置させるように構成しているので、脚支持体110のサイズとは無関係に杭のサイズに自在に対応した自立型杭支持具になっている。
以上のように本発明による杭サイズ自在対応自立型杭支持具は、杭のサイズに自在に対応でき、しかも一人で杭打ち作業が可能であり、不使用時は小さく折り畳めるので産業上利用して効果が極めて大きい。
100 杭サイズ自在対応自立型杭支持具
110 脚支持体
120 脚
130 杭支持部
131 立基板
131A 杭支持基板
131B ガイド基板
131C 滑動片
131D ガイド穴
132 杭拘束帯
133 介在片
134 固定用片
135 固定用ピン
140 中心棒


以上。

Claims (3)

  1. 脚支持体と、地上に設置されるためであって、前記脚支持体に前記脚支持体の下面又は外周側面に設けられ且つ前記脚支持体の中心を通らず周方向を向いた回転軸を有する折り畳み自在の結合部を介して結合し、前記脚支持体から放射状に伸びた脚と、前記脚支持体に付設され、使用時に前記脚支持体の外周より外側に立設して杭を支持するための杭支持部を備えたことで、前記杭を支持するために前記脚支持体内に前記杭支持部を設けることを不要とすることで、前記杭支持部のサイズ従って杭サイズが前記脚支持体のサイズに制限されることをなくし、杭サイズに自在に対応し、前記杭支持部は、前記脚支持体に介在片を介さず直接的または介在片を介して間接的に接続した杭支持基板と、前記杭支持基板に繋がり、前記杭支持基板との間で前記杭を緩く拘束するための杭拘束手段を有することを特徴とする杭サイズ自在対応自立型杭支持具。
  2. 前記脚支持体と前記杭支持基板との前記接続が、前記介在片を介さない場合は、前記杭支持部の前記杭支持基板は、前記脚支持体との間で回転軸を備えた折り畳み手段を有し、前記介在片を介した場合は、前記介在片は、前記脚支持体との間で回転軸を備えた折り畳み手段を有し、且つ、前記介在片は、前記杭支持部の前記杭支持基板との間でも回転軸を備えた折り畳み手段を有することを特徴とする請求項1に記載の杭サイズ自在対応自立型杭支持具。
  3. 前記杭支持部は、前記杭支持基板を杭打ちによる杭の移動に対応して滑動させるために、前記杭支持基板をガイド基板と前記ガイド基板に沿って滑動可能な滑動基板で構成し、前記ガイド基板に、前記脚支持体に介在片を介さず直接的または介在片を介して間接的に接続した前記杭支持基板の前記接続を行わせ、前記ガイド基板と前記滑動基板の間は、前記滑動基板についた滑動片が前記ガイド基板の長手方向に沿って滑動するように構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の杭サイズ自在対応自立型杭支持具。
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