JP6236623B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP6236623B2
JP6236623B2 JP2013119500A JP2013119500A JP6236623B2 JP 6236623 B2 JP6236623 B2 JP 6236623B2 JP 2013119500 A JP2013119500 A JP 2013119500A JP 2013119500 A JP2013119500 A JP 2013119500A JP 6236623 B2 JP6236623 B2 JP 6236623B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
refrigerator
side wall
partition wall
hinge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013119500A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014238187A (ja
Inventor
栗田 潤一
潤一 栗田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2013119500A priority Critical patent/JP6236623B2/ja
Publication of JP2014238187A publication Critical patent/JP2014238187A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6236623B2 publication Critical patent/JP6236623B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Refrigerator Housings (AREA)

Description

本発明は冷蔵庫に関し、特に冷蔵庫の扉支持構成に関するものである。
一般に冷蔵庫は、断熱性を有する冷蔵庫本体内に冷蔵室、冷凍室、野菜室等を設け、これら各冷蔵室、冷凍室、野菜室等は扉によって開閉可能に構成してある。
上記扉は、冷蔵庫本体の前面となる前板と、冷蔵室、冷凍室、野菜室等の内面となる内箱と、これら前板と内箱とを一体に連結する枠体と、の間にウレタンを充填発泡させて、冷蔵庫本体と同様断熱性を有するように構成してある。
このような冷蔵庫にあって、その外観を向上させるべく扉の前板にガラス板を用いたものがみられる。
しかしながらこのようなガラス板で扉表面を構成した冷蔵庫は、扉重量が重く、そのうえ最近の傾向である扉自体の大型化による荷重とその内面に設けてある扉ポケットへ収納した食品の荷重が加わって扉を支持しているヒンジ取付け部分で変形等が生じ、長期間使用しているうちに扉が下がり気味になるという課題があった。
このような課題を解決すべく従来の冷蔵庫では、冷蔵庫本体のヒンジ取付け部分に補強板を追加設置してヒンジ取付け部分の強度を向上し、ヒンジ取付け部分の変形を防止してヒンジ取付け部の変形や扉下がりを防止したものがみられる(例えば、特許文献1参照)。
図11は上記特許文献1に記載されている冷蔵庫の扉支持構成を示し、この冷蔵庫では、ヒンジ金具101を取り付け固定する仕切壁102前面の仕切前板103裏面に補強板104を設けて前記仕切前板103の強度を向上させるとともに、この補強板104にビス105によってヒンジ金具101を固定してある。これにより、扉106及び扉ポケットに収納される食品の荷重は補強板104により支持されるようになり、ヒンジ取付け部となる仕切前板103の変形や扉下がりが軽減される、というものである。なお、図中107は仕切壁102の前端部に設けた断熱材である。
特開平11−14242号公報
しかしながら、上記従来の構成では、冷蔵庫仕切壁102の仕切前板103全幅にまたがるように補強板104を設け、しかもこの補強板104を仕切壁102の仕切前板103裏面に取り付けるための部品が必要となるなど、部品点数が増加してコストアップし、かつ、組立工数も増加して生産性が低下すると同時に冷蔵庫の製品重量も重くなるという課題を有していた。
本発明はこのような点に鑑みてなしたもので、製品重量や組立工数を増加させることなく安価にヒンジ取付け部の変形防止と扉下がりを防止できる冷蔵庫の提供を目的としたものである。
本発明は上記目的を達成するため、冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体内を仕切る仕切壁と、前記冷蔵庫本体の側壁前端面と前記仕切壁の前端面にまたがって取り付けたヒンジ金具と、前記ヒンジ金具のヒンジ軸を中心に回転して前記仕切壁で仕切った冷蔵庫本体の仕切壁上部貯蔵室を開閉する扉と、前記扉の下方に位置していて前記仕切壁によって仕切った冷蔵庫本体の仕切壁下部貯蔵室を開閉する下扉とを備え、前記ヒンジ金具は前記扉の回転中心となるヒンジ軸を有していて扉を支持する扉支持片部と、前記冷蔵庫本体の側壁前端面と前記仕切壁の前端面に取り付け固定されかつ前記下扉内面に装着されている下扉パッキンと重合しない上下幅寸法とした固定片部とからなり、かつ、前記固定片部の側部下端縁には前記下扉パッキンの側端面横の前記冷蔵庫本体側壁前端面に沿って下向きに延長し
た突片部を設けたもので、前記冷蔵庫本体の側壁部は、金属板からなる外装板と、貯蔵室内壁となる内箱と、これら両者間に設けた発泡断熱材とからなり、かつ、前記外装板はその前端に側壁前端面を折り曲げて折り返し重合部を形成し、前記側壁前端面内側コーナ部に配置された放熱パイプを有し、前記下扉パッキンの側端面横に位置するヒンジ金具の前記突片部は、前記折り返し重合部と前記放熱パイプに跨って前記冷蔵庫本体側壁前端面に配置されたものである。
これにより、扉と食品の荷重を受けるヒンジ金具の固定片部の上下幅寸法は突片部によって長くなることによりこれを取り付け固定した冷蔵庫本体側壁部の荷重受け面積が増大し、その分単位面積当たりの荷重が軽減されてヒンジ取付け部の変形や扉下がりを防止することができる。しかもこの構成によれば、ヒンジ金具の突片部が下扉の下扉パッキンにあたってこれを変形させ気密性確保に障害をもたらすことなく単位面積当たりの荷重軽減が実現でき、しかも突片部が位置する下扉パッキン側端面横の冷蔵庫本体側壁前端面はコーナ部であるから強度も高いので、補強部材を用いたり、冷却性能を損なったりすることなく効果的にヒンジ取付け部の変形や扉下がりを防止することができる。
本発明は、変形防止用の補強部材を用いて組立工数や製品重量を増加させたり、扉パッキンを変形させて冷却性能に支障を与えたりするようなことなく、ヒンジ取付け部の変形防止と扉下がりを防止でき、安価で生産性の良い冷蔵庫を提供することができる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の外観斜視図 同冷蔵庫の断面図 同冷蔵庫の扉の一つを示す斜視図 同冷蔵庫の扉の分解斜視図 同図3のA−A断面図 同図3のB−B断面図 同冷蔵庫のヒンジ金具取り付け部分を示す正面図 同図7のC−C断面図 同冷蔵庫のヒンジ金具を示す斜視図 (a)ヒンジ金具の上面図、(b)同正面図、(c)同側面図 従来の冷蔵庫の扉支持構成を示す断面図
第1の発明は、冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体内を仕切る仕切壁と、前記冷蔵庫本体の側壁前端面と前記仕切壁の前端面にまたがって取り付けたヒンジ金具と、前記ヒンジ金具のヒンジ軸を中心に回転して前記仕切壁で仕切った冷蔵庫本体の仕切壁上部貯蔵室を開閉する扉と、前記扉の下方に位置していて前記仕切壁によって仕切った冷蔵庫本体の仕切壁下部貯蔵室を開閉する下扉とを備え、前記ヒンジ金具は前記扉の回転中心となるヒンジ軸を有していて扉を支持する扉支持片部と、前記冷蔵庫本体の側壁前端面と前記仕切壁の前端面に取り付け固定されかつ前記下扉内面に装着されている下扉パッキンと重合しない上下幅寸法とした固定片部とからなり、かつ、前記固定片部の側部下端縁には前記下扉パッキンの側端面横の前記冷蔵庫本体側壁前端面に沿って下向きに延長した突片部を設けたもので、前記冷蔵庫本体の側壁部は、金属板からなる外装板と、貯蔵室内壁となる内箱と、これら両者間に設けた発泡断熱材とからなり、かつ、前記外装板はその前端に側壁前端面を折り曲げて折り返し重合部を形成し、前記側壁前端面内側コーナ部に配置された放熱パイプを有し、前記下扉パッキンの側端面横に位置するヒンジ金具の前記突片部は、前記折り返し重合部と前記放熱パイプに跨って前記冷蔵庫本体側壁前端面に配置されたものである。
これにより、扉と食品の荷重を受けるヒンジ金具の固定片部の上下幅寸法は突片部によって長くなることによりこれを取り付け固定した冷蔵庫本体側壁部の荷重受け面積が増大し、その分単位面積当たりの荷重が軽減されてヒンジ取付け部の変形や扉下がりを防止することができる。しかもこの構成によれば、ヒンジ金具の突片部が下扉の下扉パッキンにあたってこれを変形させ気密性確保に障害をもたらすことなく単位面積当たりの荷重軽減が実現でき、しかも突片部が位置する下扉パッキン側端面横の冷蔵庫本体側壁前端面はコーナ部であるから強度も高いので、補強部材を用いたり、冷却性能を損なったりすることなく効果的にヒンジ取付け部の変形防止や扉下がりを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の外観斜視図、図2は同冷蔵庫の断面図、図3は同冷蔵庫の扉の一つを示す斜視図、図4は同冷蔵庫の扉の分解斜視図、図5は同図3のA−A断面図、図6は同図3のB−B断面図である。
図1、図2において、冷蔵庫本体1は、前方に開口する金属製(例えば鉄板)の外箱2
と、硬質樹脂製(例えばABS)の内箱3と、これら外箱2と内箱3との間に発泡充填した硬質の発泡ウレタン4からなる。上記冷蔵庫本体1は、その内部を仕切壁5、6、7によって冷蔵室、製氷室、冷凍室、野菜室等と称される複数の貯蔵室に仕切ってあり、冷蔵室と称される仕切壁上部貯蔵室8の前面は例えば観音開き式の扉9により開閉自由に閉塞し、製氷室、冷凍室、野菜室等と称される仕切壁下部貯蔵室10の前面部は引き出し式の扉11,12,13,14によって開閉自由に閉塞してある。
冷蔵庫本体1の背面には冷却室16があり、冷気を生成する冷却器17と、冷気を各室に供給する送風ファン18とが設けてある。また、上記冷蔵庫本体1の本体天面奥部には圧縮機19が設けてあり、コンデンサ(図示せず)と、放熱用パイプ20と、キャピラリーチューブ21と、前記した冷却器17とを順次環状に接続してなる冷凍サイクルに冷媒を封入し、冷却運転を行うように構成してある。
ここで、上記各扉9,11〜14は冷蔵庫本体1と同様硬質のウレタンを発泡充填して断熱性を持たせてあり、更に意匠性を向上させるべくその前面をガラス板で構成してある。
以下、観音開き式の扉9を例にしてその構成について図3〜図6を用いて簡単に説明しておく。なお、扉9以外の扉11〜13も同様の構成である。
図3〜図6において、23は冷蔵庫本体1の内側に位置することになる扉内箱で、例えばABS樹脂で形成してある。24はこの扉内箱23の周端面に結合固定した縁枠で、ABS樹脂で形成してある。25は前記扉内箱23を覆うようにその縁枠24に積層配置したガラス板で、この実施の形態では光沢のある強化ガラス板が用いてある。
このガラス板25は、図6に示すようにその内面に接着剤を介して樹脂フィルム26が貼り付けてあり、この樹脂フィルム26に絵模様、例えばヘアーラインのような金属調模様からなる着色層が形成してある。これによって、前記ガラス板25は、あたかも着色層付きのガラス板となる。なお、前記樹脂フィルム26はこの実施の形態では透明性が高く機械的強度の高いポリエチレンテレフタレートを用いている。
27は前記ガラス板25の樹脂フィルム26側の面と扉内箱23と縁枠24との間の空間に充填した硬質発泡ウレタン等からなる発泡断熱材で、発泡によって扉内箱23及び縁枠24とともに前記ガラス板25内面の樹脂フィルム26に接着し、当該樹脂フィルム26を介してガラス板25を接着保持している。
このように構成した扉のうち冷蔵庫本体1の仕切壁上部貯蔵室を開閉する観音開き式の扉9はその一端部を冷蔵庫本体1に回動自在に取り付けてあり、以下その取り付け構成について図7〜図10を用いて説明する。
図7は扉9を取り付ける冷蔵庫本体のヒンジ金具取付け部分の正面図、図8は図7のC−C断面図、図9はヒンジ金具の斜視図、図10(a)はヒンジ金具の上面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
図7、図8において、冷蔵庫本体1の仕切壁5は既述したように冷蔵庫本体1内を仕切壁上部貯蔵室8と仕切壁下部貯蔵室10とに仕切っており、その前端面28は金属製板で構成してある。
一方、冷蔵庫本体1はその外箱2を形成する金属製の外装板29の前端を前記仕切壁5の前端面28側に折り曲げて側壁前端面30を形成し、その側壁前端面30の端縁をさら
に当該側壁前端面30の内側に沿って折り返し重合させ、そのさらに端縁を内向きに折り曲げて折り返し重合部31と折り曲げ重合部32を一体形成してある。そして、上記折り返し重合部31と折り曲げ重合部32との間に前記仕切壁前端面28の端部と仕切壁固定片33とを挟み込み固定してある。また、外装板29の内側には発泡断熱材27を充填して冷蔵庫本体1の側壁部を形成し、仕切壁5の前端面28の内側には発泡スチロール等からなる断熱材34を装填して断熱性を確保してある。
また、前記冷蔵庫本体1の側壁前端面30の折り曲げコーナ部には冷却用冷媒が通る放熱用パイプ20の一部となる放熱パイプ35が設けてあり、この放熱パイプ35は前記側壁前端面30のコーナ部の内面に沿わせて上下方向に配置してある。
36は扉9を回動自在に支持するヒンジ金具で、上記冷蔵庫本体1の仕切壁5の前端面28と側壁前端面30にまたがって取り付け固定してある。このヒンジ金具36は図9、図10に示すように、略L字状に形成されていて、扉9を回動自在に支持するピン軸37を有していて扉9を支持する扉支持片部38と、これに連なる固定片部39とからなり、当該固定片部39を図7に示すように冷蔵庫本体の仕切壁前端面28及び側壁前端面30にかけてビス40,41止めして取り付け固定してある。
また、上記ヒンジ金具36の固定片部39は図7に示すように仕切壁下部貯蔵室10を開閉する下扉12の内面に装着されている下扉パッキン43と重合しない上下幅寸法とし、かつ、前記固定片部39の側部下端縁には前記下扉パッキン43の側端面横の前記冷蔵庫本体側壁前端面30に沿って下向きに延長した突片部44を設けた構成としてある。
上記構成において、次に作用効果について説明する。
扉9はヒンジ金具36により支持されて仕切壁上部貯蔵室8を開閉自在とするが、この扉9および扉ポケットに収納した食品の荷重はヒンジ金具36の扉支持片部38に加わり、この荷重は固定片部39を取り付け固定した冷蔵庫本体1の仕切壁前端面28及び側壁前端面30で受け止めている。したがって、上記ヒンジ金具36の固定片部39を固定した冷蔵庫本体1の仕切壁前端面28及び側壁前端面30には扉9および扉ポケットに収納した食品の荷重が加わっている。
この荷重はヒンジ金具36の固定片部39の上下方向の幅寸法を大きくすれば単位面積当たりの荷重を少なくでき、固定片部39を固定している冷蔵庫本体1の仕切壁前端面28及び側壁前端面30の変形や扉下がりを防止できるが、上記ヒンジ金具36の固定片部39を取り付けた冷蔵庫本体1の仕切壁前端面28及び側壁前端面30には仕切壁下部貯蔵室10を開閉する下扉12の下扉パッキン43が対向するようになっているため、この下扉パッキン43と重合しない程度の上下寸法としなければならない。もし、この下扉パッキン43と重合することになれば、下扉パッキン43がヒンジ金具36の固定片部39に当接して下扉パッキン43内に収納されている磁石を損傷させたり、下扉パッキン43による気密性を低下させて冷却性能を損なったりすることになる。
そのため、ヒンジ金具36の固定片部39を介して冷蔵庫本体1の仕切壁前端面28及び側壁前端面30に加わる単位面積当たりの荷重は大きなものとなり、長期間使用しているうちにガラス板25を用いた扉9の荷重や扉ポケットに収納した食品の荷重に耐えきれずに冷蔵庫本体1の仕切壁前端面28や側壁前端面30が変形し、扉下がりが生じる。
しかしながら前記したこの冷蔵庫の構成によれば、扉9を支持するヒンジ金具36の固定片部39の側部下端縁には前記下扉パッキン43の側端面横の前記冷蔵庫本体側壁前端面30に沿って下向きに延長した突片部44を設けてあるから、扉9の荷重を受けるヒン
ジ金具36の固定片部39の上下幅寸法は突片部44によって長くなりこれを取り付け固定した冷蔵庫本体側壁前端面30の荷重受け面積が増大し、その分単位面積当たりの荷重が軽減されてヒンジ取付け部の変形や扉下がりを防止することができる。
しかもこの構成によれば、ヒンジ金具36の突片部44は下扉12の下扉パッキン43を避けたところに位置するように設けてあるから、下扉12の下扉パッキン43を変形させて気密性確保に障害をもたらしたりすることなく単位面積当たりの荷重軽減が実現でき、しかも突片部44が位置する下扉パッキン43の側端面横の冷蔵庫本体側壁前端面30はコーナ部であるから強度も高く、補強部材を用いたり、冷却性能を損なったりすることなく効果的にヒンジ取付け部の変形や扉下がりを防止することができる。
また、上記冷蔵庫本体1の側壁前端面30は外装板29の前端を折り曲げて形成し、その側壁前端面30の端縁をさらに当該側壁前端面30の内側に沿って折り返し重合させた構成としてあるから、ヒンジ金具36の突片部44が当たる冷蔵庫本体1の側壁前端面強度が向上し、より確実にヒンジ取付け部の変形防止と扉下がり防止を実現することができる。
さらに、前記冷蔵庫本体1の側壁前端面30の内面には冷却用の冷媒が通る放熱パイプ35を設け、この放熱パイプ35は下扉パッキン43の側端面横に位置するヒンジ金具36の突片部44と対応する部分の側壁前端面30の内側に配置してあるから、放熱パイプ35を利用して突片部44が当たる冷蔵庫本体1の側壁前端面30の強度を向上させることができ、より確実にヒンジ取付け部の変形と扉下がりを防止することができる。
そして、上記冷蔵庫本体側壁前端面30の内側に沿って形成した折り返し重合部31と放熱パイプ35とによってヒンジ金具36の突片部44が当たる冷蔵庫本体側壁前端面30の強度を二重に向上させることができ、一段と確実なヒンジ取付け部の変形防止と扉下がり防止を実現することができる。
なお、上記実施の形態では冷蔵庫本体1の側壁前端面30に折り返し重合部31を設けるとともに放熱パイプ35を配置したもので説明したが、これらはいずれか一方のみを有するものであってもよいものである。
以上のように本発明は、変形防止用の補強部材を用いて組立工数や製品重量を増加させたり、扉パッキンを変形させて冷却性能に支障を与えたりするようなことなく、ヒンジ取付け部の変形防止と扉下がりを防止でき、安価で生産性の良い冷蔵庫とすることができ、一般用はもちろん業務用の冷蔵庫やワインクーラーにも幅広く適用できる。
1 冷蔵庫本体
2 外箱
3 内箱
5,6、7 仕切壁
8 仕切壁上部貯蔵室
10 仕切壁下部貯蔵室
9,11,12,13,14 扉
12 下扉
25 透明前板(ガラス板)
27 発泡断熱材
28 前端面(仕切壁前端面)
29 外装板
30 側壁前端面(冷蔵庫本体側壁前端面)
31 折り返し重合部
32 折り曲げ重合部
33 仕切壁固定片
34 断熱材
35 放熱パイプ
36 ヒンジ金具
37 ピン軸
38 扉支持片部
39 固定片部
40,41 ビス
43 下扉パッキン
44 突片部

Claims (1)

  1. 冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体内を仕切る仕切壁と、前記冷蔵庫本体の側壁前端面と前記仕切壁の前端面にまたがって取り付けたヒンジ金具と、前記ヒンジ金具のヒンジ軸を中心に回転して前記仕切壁で仕切った冷蔵庫本体の仕切壁上部貯蔵室を開閉する扉と、前記扉の下方に位置していて前記仕切壁によって仕切った冷蔵庫本体の仕切壁下部貯蔵室を開閉する下扉とを備え、前記ヒンジ金具は前記扉の回転中心となるヒンジ軸を有していて扉を支持する扉支持片部と、前記冷蔵庫本体の側壁前端面と前記仕切壁の前端面に取り付け固定されかつ前記下扉内面に装着されている下扉パッキンと重合しない上下幅寸法とした固定片部とからなり、かつ、前記固定片部の側部下端縁には前記下扉パッキンの側端面横の前記冷蔵庫本体側壁前端面に沿って下向きに延長した突片部を設けたもので、前記冷蔵庫本体の側壁部は、金属板からなる外装板と、貯蔵室内壁となる内箱と、これら両者間に設けた発泡断熱材とからなり、かつ、前記外装板はその前端に側壁前端面を折り曲げて折り返し重合部を形成し、前記側壁前端面内側コーナ部に配置された放熱パイプを有し、前記下扉パッキンの側端面横に位置するヒンジ金具の前記突片部は、前記折り返し重合部と前記放熱パイプに跨って前記冷蔵庫本体側壁前端面に配置された冷蔵庫。
JP2013119500A 2013-06-06 2013-06-06 冷蔵庫 Active JP6236623B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013119500A JP6236623B2 (ja) 2013-06-06 2013-06-06 冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013119500A JP6236623B2 (ja) 2013-06-06 2013-06-06 冷蔵庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014238187A JP2014238187A (ja) 2014-12-18
JP6236623B2 true JP6236623B2 (ja) 2017-11-29

Family

ID=52135473

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013119500A Active JP6236623B2 (ja) 2013-06-06 2013-06-06 冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6236623B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104612508B (zh) * 2015-01-07 2016-10-05 合肥华凌股份有限公司 冰箱的铰链和双开门冰箱

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51105166U (ja) * 1975-02-20 1976-08-23
JPS54111559U (ja) * 1978-01-26 1979-08-06
JPH0197192U (ja) * 1987-12-18 1989-06-28
JPH02242071A (ja) * 1989-03-15 1990-09-26 Matsushita Refrig Co Ltd 断熱箱体
JP3138132B2 (ja) * 1994-02-28 2001-02-26 三洋電機株式会社 冷蔵庫
JP2004028478A (ja) * 2002-06-27 2004-01-29 Hitachi Home & Life Solutions Inc 冷却装置
JP2007085639A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Sharp Corp 冷蔵庫
JP2008070002A (ja) * 2006-09-12 2008-03-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 貯蔵庫
JP4934534B2 (ja) * 2007-07-26 2012-05-16 三洋電機株式会社 貯蔵庫
BRPI1007823B1 (pt) * 2009-02-27 2020-08-18 Electrolux Home Products, Inc conjunto de dobradiça de uma porta pivotante

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014238187A (ja) 2014-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5269720B2 (ja) 冷蔵庫
WO2016031199A1 (ja) 冷蔵庫
KR102520721B1 (ko) 냉장고
JP6038446B2 (ja) 断熱キャビネット
JP5812833B2 (ja) 冷蔵庫
JP2016038142A (ja) 冷蔵庫用扉
JP6236623B2 (ja) 冷蔵庫
JP2016085028A (ja) 冷蔵庫
JP5603620B2 (ja) 冷却貯蔵庫
JP6078433B2 (ja) 冷蔵庫
JP2017083046A (ja) 冷蔵庫
JP5872270B2 (ja) 冷蔵庫
JP2019132568A (ja) 冷蔵庫
WO2018163365A1 (ja) 冷蔵庫
JP2010216764A (ja) 冷却庫のヒンジ部材取付構造
JP6688952B2 (ja) 冷蔵庫
JP2015203524A (ja) 冷蔵庫
JP2015031442A (ja) 冷蔵庫
US20230417481A1 (en) Refrigerator
JP6937472B2 (ja) 冷蔵庫
JP5960447B2 (ja) 冷蔵庫
US20240210097A1 (en) Refrigerator
JP5378322B2 (ja) 冷蔵庫
JP4285402B2 (ja) 冷蔵庫
JP7038274B2 (ja) 冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20141021

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160531

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20160623

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170221

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170417

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170919

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171002

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6236623

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151