JP6236617B2 - 電波干渉防止機能を備えた通信装置及びその制御方法 - Google Patents

電波干渉防止機能を備えた通信装置及びその制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、同じ周波数帯を利用する異なる無線通信方式の無線システムにおいて発生する電波干渉を回避する通信装置及びその制御方法であって、より詳細には、センサネットワークおよびIP系無線ネットワークの異なる無線通信方式が共存する環境において、センサネットワークとIP系無線ネットワークのフレームの衝突を回避することができる通信装置及びその制御方法に関する。
センサネットワークに接続された端末(ZigBee端末:例えばZigBeeコーディネータ又はZigBeeエンドデバイス)と、IP系無線ネットワークに接続された端末(無線LAN端末:例えば無線LANアクセスポイント又は無線LANステーション)とが同一の環境に存在する場合、つまり、2つの異なる無線通信方式が共存する環境において、2つのネットワークが、同じ周波数帯を利用している場合がある。このような状況の下では、センサネットワークと、IP系無線ネットワークとに、データフレームが同時に送信される場合、センサネットワークへの電波と、IP系無線ネットワークへの電波との間で、電波干渉が発生する。このような電波干渉を防止するために、それぞれの通信方式において、他の機器等による電波が送出されていないことを確認してから自身の電波を送出するキャリアセンスが行われている。
図1は、センサネットワークおよびIP系無線ネットワークの異なる複数の無線通信方式が共存する環境において、それぞれのネットワークに接続された端末のデータの送受信の様子を示す図である。図1において、センサネットワークに接続された端末(ZigBeeコーディネータ)がデータフレーム101を受信したとき、データフレーム101を受信してから一定時間後に正常にデータを受信できたことを通知(応答)する制御(ACK)フレーム102を送信する。
また、IP系無線ネットワークに接続された無線LANアクセスポイントは、無線LANステーションを含むIP系無線ネットワークに接続された通信可能な端末に、無線LANアクセスポイントの存在を示す管理フレームを定期的に送信している。一方、無線LANアクセスポイントは、管理フレームとは別にデータフレーム103を送信することがあり、無線LANステーションも、データフレームを送信することがある。
ここで、ZigBeeコーディネータは、応答を示す制御フレーム102を送信する際、キャリアセンスは実施していない。一方、IP系無線ネットワークに接続された無線LANアクセスポイントは、データフレームを送信する際、キャリアセンスを行い、一定の期間(フレーム送信間隔:AIFS:Arbitration Inter−Frame Spacing)の経過後、更にコンテンションウィンドウ(ランダムな待ち時間)経過後、他の電波の送出がなければデータフレーム103を送信する。ここで、コンテンションウィンドウ(バックオフタイム)とは、AIFS経過後、データフレームの衝突を避けるために設定された待ち時間であり、一般的にはランダムに決定される。無線LANステーションについても、AIFSの経過後、更にコンテンションウィンドウ経過後、他の電波の送出がなければデータフレームを送信する。
ここで、AIFSは、フレームの送信間隔であり、無線LANアクセスポイントが送信する管理フレーム作成時に決定する。また、管理フレームには、AIFSを示す情報であるAIFSNが含まれており、無線LANステーションは、受信した管理フレームのAIFSNからAIFSを算出して反映する。
この場合、キャリアセンス中に電波の利用が検知されれば、電波が利用されていないことを確認した後、再びキャリアセンスを開始する。ここで、ZigBeeコーディネータは、センサネットワークからのデータフレーム101を受信してから応答を示す制御フレーム102を送信するまでの時間は、電波を未送出である。従って、その間に無線LANアクセスポイント(又は無線LANステーション)がキャリアセンスを行うと、データ送信可能と判断される。このとき、無線LANアクセスポイント(又は無線LANステーション)がデータフレーム103の送信を行うと、無線LANアクセスポイント(又は無線LANステーション)から送出されるデータフレーム103と、ZigBeeコーディネータから送出される応答を示す制御フレーム102が衝突する(送出時間が重なり、電波の干渉を起こしてしまう)。そうすると、無線LANアクセスポイント(又は無線LANステーション)は、データフレーム103の再送を行わなければならず、通信速度の低下を引き起こす。
この、データフレーム同士の衝突の問題に対して、非特許文献1には、センサネットワークに接続された端末において、データフレーム101受信後から応答を示す制御フレーム送信102までの間に、busyトーンを送出することが提案されている。このbusyトーンにより、キャリアセンスによりIP系無線ネットワークに接続された端末がbusy状態であると検出され、IP系無線ネットワークにデータ送信ができず、結果的に衝突を回避している。
また、その他の方法として、ZigBeeコーディネータからの応答を示す制御フレームと、無線LANアクセスポイント(又は無線LANステーション)からのデータフレームとが衝突する時刻を一意に予測し、データフレームの衝突が生じないように無線LANアクセスポイントからのフレームの送信間隔を設定する方法も考えられている。
X. Zhang and K. G. Shin: "Cooperative Carrier Signaling: Harmonizing Coexisting WPAN and WLAN Devices", IEEE Trans. Networking, Vol.21, No.2, pp.426-439(2013)
しかし、非特許文献1に記載のデータフレームの衝突の回避の方法では、標準規格で規定されていない特殊なフレームを利用している。従って、標準規格のフレームだけを使用してデータの通信を行うことができないという問題がある。
また、ZigBeeコーディネータからの応答を示す制御フレームと、無線LANアクセスポイント又は無線LANステーションからのデータフレームとが衝突する時刻を一意に予測した場合においては、データフレームの衝突時間の予測が外れる場合がある。電波伝搬特性やキャリアセンスなどによって、ZigBeeコーディネータがデータフレームを受信する予測時刻と、実際のデータフレーム到着時刻が異なる場合があるからである。データフレームの衝突時間の予測が外れた場合、無駄な衝突回避処理を更に行うことになってしまい、結果的に通信速度の低下を引き起こす要因となるという問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、IP系無線ネットワークに接続された端末からのフレーム送信間隔を制御することにより、通信速度の低下を防止するための無線通信装置を提供することにある。
本発明は、このような目的を達成するために、本発明の第1の態様は、センサネットワークに接続された第1の端末及びIP系無線ネットワークに接続された第2の端末それぞれと通信可能なモジュールが搭載された通信装置であって、前記第1の端末による前記センサネットワークからのデータフレームの受信時刻を予測する手段と、前記第2の端末による前記IP系無線ネットワークに送信する管理フレームのうち、予測された前記データフレームの受信時刻の直前における管理フレームの送信時刻を予測する手段と、前記予測された前記管理フレームの送信時刻における、前記第2の端末から送信する管理フレームの情報に含まれるフレーム送信間隔及びコンテンションウィンドウを変更する手段であって、前記変更されるフレームの送信間隔とコンテンションウィンドウとの合計時間は、前記データフレームに対する応答を示す制御フレームを送信するための電波と、前記第2の端末又はIP系無線ネットワークに接続された第3の端末からデータフレームを送信するための電波とが干渉しないように設定される、手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の第2の態様は、第1の態様の通信装置であって、前記フレーム送信間隔とコンテンションウィンドウとの合計時間が変更された管理フレーム送信間隔内に、前記第1の端末において前記データフレームが受信されたか否かを判定する手段と、前記フレーム送信間隔とコンテンションウィンドウとの合計時間が変更された管理フレーム送信間隔内に、前記第1の端末において前記データフレームが受信されない場合に、前記センサネットワークからのデータフレームの受信時刻及び前記IP系無線ネットワークに送信する管理フレームの送信時刻を再度予測する手段とをさらに含むことを特徴とする。
また、本発明の第3の態様は、第2の態様の通信装置であって、前記センサネットワークに接続された端末から受信したセンサネットワークのデータフレームの受信間隔の統計値を取り、後続のセンサネットワークのデータフレームの受信時刻を予測する手段をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明の第4の態様は、第1乃至第3のいずれか1つの態様の通信装置であって、前記変更されるフレーム送信間隔とコンテンションウィンドウとは、合計時間が、前記データフレームの受信が終了した時刻から、前記データフレームに対する応答を示す制御フレームの送信を開始する時刻との間隔と同じ又はそれ以上であることを特徴とする。
また、本発明の第5の態様は、第1乃至4のいずれか1つの態様の通信装置であって、前記第2の端末をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明の第6の態様は、センサネットワークに接続された第1の端末及びIP系無線ネットワークに接続された第2の端末それぞれと通信可能なモジュールが搭載された通信装置において、前記第2の端末から送信するフレームのフレーム送信間隔を制御する方法であって、前記第1の端末による前記センサネットワークからのデータフレームの受信時刻を予測するステップと、前記第2の端末による前記IP系無線ネットワークに送信する管理フレームのうち、予測された前記データフレームの受信時刻の直前における管理フレームの送信時刻を予測するステップと、前記予測された前記管理フレームの送信時刻における前記第2の端末から送信する管理フレームの情報に含まれるフレーム送信間隔とコンテンションウィンドウとの合計時間を変更するステップであって、前記変更されるフレーム送信間隔とコンテンションウィンドウとの合計時間は、前記データフレームに対する応答を示す制御フレームを送信するための電波と、前記第2の端末又はIP系無線ネットワークに接続された第3の端末からデータフレームを送信するための電波とが干渉しないように設定される、ステップとを備えることを特徴とする。
また、本発明の第7の態様は、コンピュータにより実行されたときに、第6の態様の制御方法をコンピュータに実行させる命令を格納することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。
また、本発明の第8の態様は、コンピュータにより実行されたときに、請求項6に記載の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明では、同じ周波数帯を利用する異なる通信方式の無線システムにおいて発生する電波干渉問題に対して、チャネル(周波数)変更ができない場合に、電波送出時間を制御することで異なる通信方式の無線システムにおけるフレーム送信による電波の干渉を回避することができる。そのため、干渉によるフレーム再送回数を減少し、通信速度の低下を防ぐことができる。
センサネットワークおよびIP系無線ネットワークの異なる複数の無線通信方式が共存する環境において、それぞれのネットワークに接続された端末のデータの送受信の様子を示す図である。 本発明の実施形態1に係る無線システムの構成を示すブロック図である。 図2の無線システムを使用した場合における、センサネットワークからのフレーム受信と、IP系無線ネットワークへの管理フレーム送信との様子を示す図である。 図2の無線システムの連携モジュールにおける、IP系無線ネットワークへのフレーム送信間隔を変更する手順を示すフローチャートである。 図2の無線システムにおける、ZigBeeコーディネータのデータフレームの受信間隔の度数分布を示す図である。 図2の無線システムにおける、ZigBeeコーディネータのデータフレーム受信時刻の推定の方法を示す図である。 図2の無線システムにおける、センサネットワークに接続された端末と、IP系無線ネットワークに接続された端末とにおけるそれぞれのデータ送受信の様子を表す図である。 本発明の実施形態2に係る無線システムの構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照して、本発明の各実施形態について説明する。
[実施形態1]
図2は、本発明の実施形態1に係る無線システムの構成を示すブロック図である。図2の無線システム200は、無線LANアクセスポイント210と、ZigBeeコーディネータ220と、無線LANアクセスポイント210及びZigBeeコーディネータ220双方に通信可能に接続された連携モジュール240を備える通信装置230とを備える。無線LANアクセスポイント210は、IP系無線ネットワークに接続された端末であり、IP無線系ネットワーク内の複数の無線LANステーションと通信可能である。また、ZigBeeコーディネータ220は、センサネットワークに接続された端末であり、センサネットワーク内の複数のZigBeeエンドデバイスと通信可能である。連携モジュール240は無線LANアクセスポイント210及びZigBeeコーディネータ220からの情報を基に、無線LANアクセスポイント210からのBeacon(管理フレーム)送信の管理を行う。
センサネットワークに接続されたZigBeeコーディネータ220がデータフレームを受信したとき、データフレームを受信してから一定時間後に正常にデータを受信できたことを通知する制御フレームをZigBeeエンドデバイスに送信する。
また、IP系無線ネットワークに接続された無線LANアクセスポイントは、無線LANステーションを含むIP系無線ネットワーク内の通信可能な端末に、無線LANアクセスポイントの存在を示すBeaconを定期的に送信している。一方、無線LANアクセスポイントは、Beaconとは別にデータフレーム103を送信することがあり、無線LANステーションも、データフレームを送信することがある。
ここで、ZigBeeコーディネータ220は、応答を示す制御フレームを送信する際、キャリアセンスは実施していない。一方、無線LANアクセスポイント210又は無線LANステーションがデータフレームを送信する際、AIFSの間、キャリアセンスを行い、コンテンションウィンドウが設定された場合は更にバックオフタイム経過後、他の電波の送出がなければデータフレームを送信する。
連携モジュール240は、Beacon送信時刻を受信する無線LAN管理フレーム送信時刻受信部241と、Beacon送信時刻を蓄積する無線LAN管理フレーム送信時刻管理部242と、Beacon送信間隔を算出する無線LAN管理フレーム送信間隔算出部243と、次のBeacon送信時刻を推定する無線LAN管理フレーム送信時刻推定部244(管理フレーム送信推定手段)とを備える。また、連携モジュール240は、ZigBeeデータフレーム受信時刻を受信するZigBeeデータフレーム受信部245と、ZigBeeデータフレーム受信時刻を蓄積するZigBeeデータフレーム受信時刻管理部246と、ZigBeeデータフレーム受信間隔を算出するZigBeeデータフレーム受信間隔算出部247と、次のZigBeeデータフレーム受信時刻を推定するZigBeeデータフレーム受信時刻推定部248(データフレーム受信推定手段)とを備える。さらに、連携モジュール240は、ZigBeeデータフレーム受信時刻前後のフレーム送信間隔を変更する無線LANフレーム送信間隔・コンテンションウィンドウ変更部249(フレーム送信間隔・コンテンションウィンドウ変更手段)と、AIFSを変更したBeacon送信間隔においてZigBeeデータフレームを受信したかを判定するZigBeeデータフレーム受信判定部250(データフレーム受信判定手段)とを備える。
図3は、図2の無線システム200を使用した場合における、ZigBeeコーディネータ220によるセンサネットワークからのデータフレーム受信と、無線LANアクセスポイント210からのIP系無線ネットワークへのBeacon送信との様子を示す図である。本実施形態においては、標準規格のフレームを用いて、データフレーム同士の衝突を回避するために、連携モジュール240において、センサネットワークにおけるフレーム管理と、IP系無線ネットワークとのフレーム管理とを連携させ、ZigBeeコーディネータ220がデータフレームを受信する時刻前後におけるIP系無線ネットワークのフレーム送信間隔(AIFS)を変更する。ここで、センサネットワークは、ZigBeeのエンドデバイスが、温度データなどのセンシングデータを定期的にZigBeeコーディネータに送信することに用いられることが多い。そのため、データの送信間隔が周期的であることを利用して、ZigBeeデータフレーム受信間隔算出部247と、ZigBeeデータフレーム受信時刻推定部248とにより、センサネットワークからデータフレームを受信する時刻を予測することができる。予測したセンサネットワークからのデータフレーム受信時刻前後において無線LANアクセスポイント210からのIP系無線ネットワークへのフレーム送信間隔(AIFS)を変更することにより、無線LANアクセスポイント及び無線LANステーションにおけるデータフレーム送信の制御を行うことが可能となる。
また、センサネットワークにおけるデータフレーム受信の予測時刻が、実際のデータフレームの受信時刻と逸脱する場合には、再度予測し直す機構を取り入れる。
次に、連携モジュール240における、IP系無線ネットワークへのフレーム送信間隔を変更するフローについて説明する。図4は、連携モジュール240における、無線LANアクセスポイント210からのIP系無線ネットワークへのフレーム送信間隔を変更する手順を示すフローチャートである。
図4のフローは、ステップ400において開始し、ステップ411において、無線LAN管理フレーム送信時刻受信部241により、無線LANアクセスポイント210から、無線LANアクセスポイントの存在を通知するBeacon送信(作成)時刻の通知を受信する。ステップ412において、無線LAN管理フレーム送信時刻管理部242により、受信した無線LANアクセスポイントのBeacon送信時刻を蓄積する。ステップ413において、無線LAN管理フレーム送信間隔算出部243により、蓄積した無線LANアクセスポイントのBeacon送信時刻から、Beacon送信間隔を算出する。無線LANアクセスポイントのBeacon送信間隔については、直近のBeacon送信間隔を代表値として、又はBeacon送信間隔を逐次計算してそれらの直近の数個の平均値をとることにより算出できる。
ステップ414において、無線LAN管理フレーム送信時刻推定部244により、算出したBeacon送信間隔から、次のBeacon送信時刻を推定する。次のBeacon送信時刻については、例えば、算出されたBeacon送信間隔を、ステップ411において受信した最新の(直前の)のBeacon送信時刻に加算することで推定できる。
一方で、ステップ421において、ZigBeeデータフレーム受信部245により、ZigBeeコーディネータ220から、ZigBeeコーディネータ220のデータフレームの受信時刻の通知を受信する。ステップ422において、ZigBeeデータフレーム受信時刻管理部246により、受信したZigBeeコーディネータ220のデータフレーム受信時刻を蓄積する。ステップ423において、ZigBeeデータフレーム受信間隔算出部247により、蓄積したデータフレーム受信時刻からデータフレーム受信間隔を算出する。
ZigBeeコーディネータ220のデータフレーム受信間隔の算出については、以下の方法により求めることができる。
第1に、直近のデータフレーム受信間隔を代表値として、又はデータフレーム受信間隔を逐次計算してそれらの直近の数個の平均値をとることによりデータフレームの受信間隔が算出できる。
第2に、ZigBeeのデータフレームには、シーケンス番号が振られていることを利用すると、以下の式でZigBeeコーディネータ220のデータフレームの受信間隔(DI)を算出することもできる。
ここで、NRはZigBeeコーディネータ220が受信したデータフレーム数、Tiは、ZigBeeコーディネータ220が受信した受信番号iにおけるデータフレーム受信時刻、Siは、ZigBeeコーディネータ220が受信した受信番号iにおけるデータフレームのシーケンス番号を表す。
第3に、ZigBeeコーディネータ220のデータフレームの受信間隔の度数分布から、データフレームの受信間隔を算出こともできる。図5は、ZigBeeコーディネータ220のデータフレームの受信間隔の度数分布を示す図である。図5のデータフレーム受信間隔の度数分布から、発生頻度が高いデータフレーム受信間隔を抽出(複数個も可)する。ZigBeeエンドデバイスがセンサネットワークに複数接続されている場合には、受信されたデータフレームがどのZigBeeエンドデバイスからのデータフレームであるかを識別することで、ZigBeeエンドデバイスごとに度数分布を作成することができる。
ステップ424において、ZigBeeデータフレーム受信時刻推定部248により、算出したデータフレーム受信間隔から、次にデータフレームが受信される時刻を推定する。図6は、ZigBeeコーディネータのデータフレーム受信時刻の推定の方法を示す図である。例えば、ステップ423において算出したデータフレームの受信間隔(例えばT1、T2又はT3)を、ステップ421において受信した最新の(直前の)ZigBeeコーディネータのデータフレームの受信時刻に加算する。データフレームの受信間隔を最新のデータフレームの受信時刻に加算することにより、次に受信されるデータフレームの受信時刻が予測できる。
ステップ431において、無線LANフレーム送信間隔変更部249により、推定されたZigBeeコーディネータの次のデータフレーム受信時刻に対して、そのデータフレーム受信時刻の直前の無線LANアクセスポイントのBeacon送信時刻を算出する。
ステップ432において、無線LANフレーム送信間隔変更部249から、無線LANアクセスポイントに、算出されたBeacon送信時刻において送信されるBeaconに含まれるAIFSNにおけるAIFS及びコンテンションウィンドウの変更を通知する。変更すべきAIFSとコンテンションウィンドウとの合計時間については、データフレーム同士の衝突が起きないようにするが、この場合、以下の2つの場合を考える。
第1の例として、無線LANのスロットタイムが20μsである場合、ZigBeeコーディネータのデータフレーム受信から応答を示す制御フレーム送信までの時間(aTurnaroundTime)が192μsであることから、変更すべきAIFSとして、aTurnaroundTimeである192μsよりも少し長い時間、例えば210μsと設定するのがよい。ZigBeeコーディネータのaTurnaroundTimeを完全に一致させなくとも、データフレーム同士の衝突を回避できるように、予測時間となるAIFSをaTurnaroundTimeよりも若干長めに設定するのがよいからである。
無線LANアクセスポイントがAIFSを変更すると、この時点におけるBeacon間隔において、データフレーム同士の衝突を回避できる間隔でデータフレームを送信することができる。また、無線LANステーションには無線LANアクセスポイント210からBeaconが送信されるが、このとき無線LANステーションは送信されたBeaconに含まれるAIFSNにおける変更されたAIFS及びコンテンションウィンドウにより、無線LANステーションもデータフレーム同士の衝突を回避できる間隔でデータフレームを送信することができる。
図7は、本実施形態における、センサネットワークに接続された端末(ZigBeeコーディネータ)と、IP系無線ネットワークに接続された端末(無線LANアクセスポイント)とにおけるそれぞれのデータ送受信の様子を表す図である。例えば、AIFSを210μsとした場合、無線LANアクセスポイント210は、ステップ431において算出されたBeacon送信時刻からAIFSの間(210μs)キャリアセンスを行う。ここで、センサネットワークにおけるZigBeeコーディネータへのデータフレームの送信による電波の利用を感知すると、ZigBeeコーディネータ220のデータフレームの受信が終了し、電波が利用されていないことを確認した後、再びキャリアセンスを開始する。キャリアセンスをAIFSの間(210μs)行うと、192μs後にZigBeeの応答を示す制御フレームが送信されるため、電波の利用が感知され、無線LANアクセスポイント210からデータフレームを送信することができない。従って、制御フレームとデータフレームとの衝突が回避される。ZigBeeの応答を示す制御フレームの送信後に再びAIFSがカウントされ、210μs後、更にコンテンションウィンドウを経たのち、無線LANアクセスポイント210データフレームを送信する。この時点で、ZigBeeの応答を示す制御フレームの送信が終了しているため、この場合にも制御フレームとデータフレームとの衝突が生じない。
第2の例として、無線LANのスロットタイムが9μsである場合、AIFSは最大でも145μsしか設定できない。ZigBeeコーディネータのaTurnaroundTimeが192μsであるが、この場合、AIFSはZigBeeコーディネータのaTurnaroundTimeよりも小さい。そこで、コンテンションウィンドウの値を大きくして、AIFSとコンテンションウィンドウとの合計がZigBeeコーディネータのaTurnaroundTimeよりも長くするように設定する。コンテンションウィンドウは、タイムスロットの整数倍の値であるため、タイムスロットにかける数を大きくすることにより、値を大きくすることができる。本実施形態においては、このコンテンションウィンドウを決定するパラメータの一つであるCWminを変更して、AIFSとコンテンションウィンドウとの合計がZigBeeコーディネータのaTurnaroundTimeよりも長くなるように設定すれば、制御フレームとデータフレームとの衝突が生じないようにすることができる。無線LANステーションからのデータフレーム送信についても同様である。
ステップ433において、ZigBeeデータフレーム受信判定部250により、AIFS及びコンテンションウィンドウを変更したBeacon間隔内において、実際にZigBeeコーディネータ220がデータフレームを受信したか判別する。ステップ433において、AIFS及びコンテンションウィンドウを変更したBeacon間隔に、実際にZigBeeコーディネータ220がデータフレームを受信した場合は、推定したZigBeeコーディネータ220の受信したデータフレームの受信間隔は正しいと判断し(ステップ433:Yes)、ステップ424に戻り、後続のZigBeeコーディネータ220のデータフレームの受信予定時刻を推定する。一方、AIFS及びコンテンションウィンドウを変更したBeacon間隔において、実際にZigBeeコーディネータ220がデータフレームを受信しなかった場合は、推定したZigBeeコーディネータ220の受信したデータフレームの受信間隔が誤っていると判断し(ステップ433:No)、ステップ400に戻り、データフレームの受信時刻及びBeaconの送信時刻の受信・蓄積から再度行う。データフレームの受信時刻の受信・蓄積から再度行うことで、予測が外れてもすぐに修正可能になる。
本実施形態の連携モジュール240における、無線LANアクセスポイント210又は無線LANステーションからのIP系無線ネットワークへのフレーム送信間隔を変更する方法は、プログラムモジュールの中に含まれ、通信装置230において、目標の現実のプロセッサ上または仮想のプロセッサ上で実行されるコンピュータ実行可能命令の一般的な文脈で説明することができる。プログラムモジュールのためのコンピュータ実行可能命令は、ローカルのコンピューティング環境内で、または分散コンピューティング環境において実行することができる。
また、本実施形態のフレーム送信間隔を変更する方法は、コンピュータ可読媒体の一般的な文脈で説明することができる。コンピュータ可読媒体は、コンピューティング環境内でアクセスすることが可能な任意の可用な媒体である。例として、限定としてではなく、コンピューティング環境内で、コンピュータ可読媒体には、メモリ、ストレージ、通信媒体、および以上のいずれの組合せも含まれる。
[実施形態2]
図8は、本発明の実施形態2に係る無線システムの構成を示すブロック図である。図8の無線システムは、無線LANアクセスポイント800内に、ZigBeeデータフレーム受信部811と、ZigBeeデータフレーム受信時刻管理部812と、ZigBeeデータフレーム受信間隔算出部813と、ZigBeeデータフレーム受信時刻推定部814と、無線LANフレーム送信間隔・コンテンションウィンドウ変更部815と、ZigBeeデータフレーム受信判定部816とを備える。本実施形態の無線LANアクセスポイント800におけるBeacon送信(作成)時刻および送信(作成)間隔については、無線LANアクセスポイント800自体が収集し、その他の各機能の処理内容は、実施形態1と同一である。
101 データフレーム
102 制御フレーム
103 データフレーム
200 無線システム
210、800 無線LANアクセスポイント
220 ZigBeeコーディネータ
230 通信装置
240 連携モジュール
241 無線LAN管理フレーム作成時刻受信部
242 無線LAN管理フレーム作成時刻管理部
243 無線LAN管理フレーム作成間隔算出部
244 無線LAN管理フレーム作成時刻推定部
245、811 ZigBeeデータフレーム受信部
246、812 ZigBeeデータフレーム受信時刻管理部
247、813 ZigBeeデータフレーム受信間隔算出部
248、814 ZigBeeデータフレーム受信時刻推定部
249、815 無線LANフレーム・コンテンションウィンドウ作成間隔変更部
250、816 ZigBeeデータフレーム受信判定部

Claims (8)

  1. センサネットワークに接続された第1の端末及びIP系無線ネットワークに接続された第2の端末それぞれと通信可能なモジュールが搭載された通信装置であって、
    前記第1の端末による前記センサネットワークからのデータフレームの受信時刻を予測する手段と、
    前記第2の端末による前記IP系無線ネットワークに送信する管理フレームのうち、予測された前記データフレームの受信時刻の直前における管理フレームの送信時刻を予測する手段と、
    前記予測された前記管理フレームの送信時刻における、前記第2の端末から送信する管理フレームの情報に含まれるフレーム送信間隔及びコンテンションウィンドウを変更する手段であって、前記変更されるフレーム送信間隔とコンテンションウィンドウとの合計時間は、前記データフレームに対する応答を示す制御フレームを送信するための電波と、前記第2の端末又はIP系無線ネットワークに接続された第3の端末から送信するデータフレームを送信するための電波とが干渉しないように設定される、手段と
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記フレーム送信間隔とコンテンションウィンドウとの合計時間が変更された前記管理フレームの送信間隔内に、前記第1の端末において前記データフレームが受信されたか否かを判定する手段と、
    前記フレーム送信間隔とコンテンションウィンドウとの合計時間が変更された前記管理フレームの送信間隔内に、前記第1の端末において前記データフレームが受信されない場合に、前記センサネットワークからのデータフレームの受信時刻及び前記IP系無線ネットワークに送信する管理フレームの送信時刻を再度予測する手段と
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記センサネットワークに接続された端末から受信したセンサネットワークのデータフレームの受信間隔の統計値を取り、後続のセンサネットワークのデータフレームの受信時刻を予測する手段をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記変更されるフレーム送信間隔とコンテンションウィンドウとは、合計時間が、前記データフレームの受信が終了した時刻から、前記データフレームに対する応答を示す制御フレームの送信を開始する時刻との間隔と同じ又はそれ以上であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記第2の端末をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. センサネットワークに接続された第1の端末及びIP系無線ネットワークに接続された第2の端末それぞれと通信可能なモジュールが搭載された通信装置において、前記第2の端末から送信するフレームの送信間隔を制御する方法であって、
    前記第1の端末による前記センサネットワークからのデータフレームの受信時刻を予測するステップと、
    前記第2の端末による前記IP系無線ネットワークに送信する管理フレームのうち、予測された前記データフレームの受信時刻の直前における管理フレームの送信時刻を予測するステップと、
    前記予測された前記管理フレームの送信時刻における前記第2の端末から送信する管理フレームの情報に含まれるフレーム送信間隔とコンテンションウィンドウとの合計時間を変更するステップであって、前記変更されるフレーム送信間隔とコンテンションウィンドウとの合計時間は、前記データフレームに対する応答を示す制御フレームを送信するための電波と、前記第2の端末又はIP系無線ネットワークに接続された第3の端末から送信するデータフレームを送信するための電波とが干渉しないように設定される、ステップと
    を備えることを特徴とする方法。
  7. コンピュータにより実行されたときに、請求項6に記載の制御方法をコンピュータに実行させる命令を格納することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  8. コンピュータにより実行されたときに、請求項6に記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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