JP6235408B2 - 発電システム、計画装置、および制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、太陽光エネルギーによって発電した電力を電力系統に供給するシステムにおける電力系統の電力を安定化する技術に関する。
太陽光発電や風力発電などの自然エネルギーによって発電される電力は変動が大きい。このような自然エネルギー発電の普及に伴い、自然エネルギー発電が連携された電力系統の周波数変動を抑制することが求められる。
例えば、下記の特許文献1の手法では、カメラによって空を撮像し、雲の領域、移動方向、移動速度を算出する。その算出結果に基づき、雲の影響による太陽光発電の電力低下を予測し、該低下電力を他の発電手段や蓄電池で補填する。
下記の特許文献2では、風向計と全方位カメラの画像から未来の雲の分布を予測する。そして、未来の時点での予測される雲の分布から、その時点での太陽光パネルの発電電力を予測し、予測結果に基づいてマイクログリッドの需給制御を行っている。
下記の特許文献3では、太陽電池の出力変動による電力系統への周波数や電圧への影響を、蓄電装置を設けずに低減する技術が開示されている。カメラによって空を撮像し、撮像された画像から、雲の位置、移動方向、移動速度を算出し、算出結果から太陽電池の出力を予測する。そして、太陽電池の予測された出力に基づき、複数のディーゼル発電装置を制御し、太陽電池と発電装置の電力合計が減少しないように制御している。
特開2014−11345号公報 特開2009−252940号公報 特開2005−312163号公報
上述のように電力系統の周波数変動を小さく維持することが求められるので、自然エネルギーによって発電した電力を電力会社に売電する場合、自然エネルギー発電システムの発電所全体の電力系統への出力の変化速度を極めて少ない範囲に抑える必要がある。
特許文献1では、上述のように、雲の影響による発電電力の低下を予測し、その予測された低下電力分を他の発電手段や蓄電池で補填する。しかし、太陽光発電の発電電力は不確定に変動するため、予測した電力と実際の発電電力は必ずしも一致しない。そのため、予測した電力低下を補填しても、電力系統への出力電力を安定化させ、上述した厳しい技術要件を満足するのは困難である。
特許文献2では、上述のように、太陽光パネルの発電電力を予測し、マイクログリッドの需給制御を行う。しかしながら、発電電力の予測誤差と需給制御の時間遅れの影響により、需給制御によって前記技術要件を満たすことが困難である。
特許文献3では、蓄電装置を設けずにディーゼル発電機を用い、ディーゼル発電機の制御により電力の安定化を図る。しかし、ディーゼル発電機の起動に数十秒から数分を要するが、数秒や数十秒の間に太陽の周囲に急遽、雲が発生したり、消失したりし、太陽電池の出力が変動することがある。そのため、太陽電池の出力変動をディーゼル発電機で補填できない場合がある。
本発明の目的は、自然エネルギー発電を利用した電力システムの出力を安定化する技術を提供することである。
本発明の一態様による発電システムは、自然エネルギーによって発電を行う自然エネルギー発電装置と、制御を受けて電力を供給する電力供給装置と、前記自然エネルギー発電装置および前記電力供給装置を制御し、前記自然エネルギー発電装置および前記電力供給装置からの電力を電力系統に出力する電力制御装置と、前記自然エネルギー発電装置が発電できる電力を予測し、前記自然エネルギー発電装置が発電できる電力の安定の度合いに基づいて、前記自然エネルギー発電装置からの電力と前記電力供給装置からの電力とのいずれを前記電力系統に出力するかを時間毎に定め、前記電力制御装置に指示する計画装置と、を有している。
本発明によれば、自然エネルギー発電を利用した電力システムの出力を安定化することが可能となる。
本発明の基本的な実施形態による太陽光発電システムのブロック図である。 本実施例による太陽光発電システムのブロック図である。 太陽光発電制御装置6の全体処理を示すフローチャートである。 電力情報入力処理の詳細フローチャートである。 雲遮蔽予測処理の詳細フローチャートである。 ステップS20の詳細フローチャートである。 電力系統出力計画処理S3の詳細フローチャートである。 ステップS43の詳細フローチャートである。 ステップS54の詳細フローチャートである。 ステップS5の詳細フローチャートである。 雲遮蔽予測処理を説明するための各種画像の例を示す図である。 雲遮断予測データの生成について説明するためのタイムチャートである。 電力系統出力計画処理について説明するためのタイムチャートである。 放電指示情報の例を示す図である。 電力制御指示情報の例を示す図である。 電力供給装置2が1つの蓄電池のみで構成される場合の電力系統出力計画部9の動作を説明するための図である。 蓄電池aの充放電指示情報の例を示す図である。 蓄電池bの充放電指示情報の例を示す図である。 発電機の放電指示情報の例を示す図である。 蓄電池cの充放電指示情報の例を示す図である。 電力系統4に出力する電力を示す電力指示情報の作成例を示す図である。 雲による太陽光パネルの遮蔽が減少したときの蓄電池aの充放電制御の指示情報の例を示す図である。 雲による太陽光パネルの遮蔽が増加したときの蓄電池aの充放電制御の指示情報の例を示す図である。 蓄電池a、bの充放電の様子を示す図である。 蓄電池cの充放電の様子を示す図である。 雲による太陽光パネルの遮蔽の予測が変動した場合の処理について説明するための図である。
本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の基本的な実施形態による太陽光発電システムのブロック図である。
太陽光発電システムは、太陽光発電装置1、電力供給装置2、電力制御装置3、および太陽光発電制御装置6を有している。
太陽光発電装置(自然エネルギー発電装置)1は、自然エネルギーである太陽光エネルギーによって発電を行う装置である。
電力供給装置2は、制御を受けて安定的な電力を供給する装置である。
電力制御装置3は、太陽光発電装置1および電力供給装置2を制御し、太陽光発電装置1および電力供給装置2からの電力を電力系統4に出力する。
太陽光発電制御装置(計画装置)6は、太陽光発電装置1が発電できる電力を予測し、太陽光発電装置1が発電できる電力の安定の度合いに基づいて、太陽光発電装置1からの電力と電力供給装置2からの電力とのいずれを電力系統4に出力するかを時間毎に定め、電力制御装置3に指示する。
これにより、太陽光エネルギーによる発電が不安的な時間帯には、太陽光発電装置1からの電力を電力系統4に出力せず、電力供給装置2からの電力を電力系統4に出力できるので、太陽光発電を利用した発電システムの出力を安定化することができる。
なお、太陽光発電制御装置6は、太陽光エネルギーにより発電される電力を予測し、太陽光エネルギーにより発電される電力が落ち込む時間帯を決定し、その時間帯には、太陽光発電装置1からの電力を電力系統4に出力せず、電力供給装置2からの電力を電力系統4に出力する、と定める。太陽光エネルギーによって発電される電力の変動は快晴時の発電電力に対する落ち込みとして現れるので、太陽光エネルギーによる発電電力が落ち込む時間帯には、不安定な太陽光発電装置1からの電力を電力系統4に出力せず、安定した電力供給装置2からの電力を電力系統4に出力することで、電力システムの出力を安定化することができる。
以下、より具体的な実施例について説明する。
図2は、本実施例による太陽光発電システムのブロック図である。太陽光発電システムは、太陽光発電装置1、電力供給装置2、電力制御装置3、カメラ5、太陽光発電制御装置6、およびデータベース12を有している。電力制御装置3には電力系統4への電力を供給する太陽光発電装置1および電力供給装置2が接続されている。太陽光発電装置1は、太陽光パネルを備え、その太陽光パネルによって発電した電力を電力制御装置3へ出力する。電力供給装置2は、安定した電力を供給する装置であり、一例として蓄電池がある。太陽光発電制御装置6は、カメラ5で撮影された空画像に基づき、太陽光発電装置1および電力供給装置2を制御するための電力制御情報を生成し、電力制御装置3に通知する。電力制御装置3は、太陽光発電制御装置6から通知された電力制御情報を基に太陽光発電装置1および電力供給装置2を制御し、電力系統4へ電力を出力する。
太陽光発電制御装置6は、電力情報入力部7、雲遮蔽予測部8、電力系統出力計画部9、電力制御指示情報作成部10、および電力制御情報出力部11を有している。
電力情報入力部7は、電力制御装置3を介して、太陽光発電装置1の現在の発電電力と、電力供給装置2の現在の稼動状況および蓄電池の電池残量とを入力し、それらを電力情報としてデータベース12に記録する。
雲遮蔽予測部8は、カメラ5から空を撮像した画像である空画像を入力し、データベース12に記録する。また、雲遮蔽予測部8は、その入力した空画像と、データベース12に記録しておいた過去の空画像とを用いて、雲の領域、移動方向、および移動速度と、太陽の領域を算出し、雲が太陽から太陽光パネルへの日光の照射を遮蔽する時間帯(雲遮蔽時間帯)を表わす遮蔽予測データを作成する。
電力系統出力計画部9は、電力情報および遮蔽予測データに基づき、各時刻について、太陽光発電装置1からの電力を電力系統4へ出力するか、電力供給装置2からの電力を電力系統4へ出力するかを出力計画として決定する。このとき、太陽光発電装置1からの電力を電力系統4へ出力するか、電力供給装置2からの電力を電力系統4へ出力するかは2者択一であり、どちらか一方の電力のみを電力系統4へ出力することとなる。
具体的には、雲遮蔽時間帯には、太陽光発電装置1からの電力を電力系統4に出力せず、電力供給装置2からの電力を電力系統4に出力するという出力計画を定める。太陽光エネルギーによる発電電力は雲が太陽にかかることで落ち込むので、雲が太陽にかかる時間帯には、安定した電力供給装置2からの電力を電力系統4に出力することで、太陽光発電システムの電力系統4への出力を安定化することができる。
なお、太陽光発電装置1からの電力を電力系統4へ出力する場合には、太陽光発電装置1からの電力を全て電力系統4へ出力する場合と、その一部のみを電力系統4へ出力する場合がある。一部のみを電力系統4へ出力する場合、残りの電力は例えば電力供給装置2の蓄電池の充電に用いられる。
電力制御指示情報作成部10は、出力計画に基づき、電力供給装置2に充電および/または放電を指示するための充放電指示情報と、電力系統4への電力の出力の仕方を指示するための電力指示情報を作成する。
充放電指示情報と電力指示情報を合わせて電力制御情報ということにする。
電力制御情報出力部11は、電力制御指示情報作成部10で作成された電力制御情報を電力制御装置3に送信する。電力制御情報を受けた電力制御装置3は、その電力制御情報に基づき、電力供給装置2の充放電と電力系統4へ電力の出力とを制御する。
図3は、太陽光発電制御装置6の全体処理を示すフローチャートである。
太陽光発電制御装置6は、電力情報入力部7により電力情報入力処理を行う(S1)。図4は、電力情報入力処理の詳細フローチャートである。図4を参照すると、電力情報入力部7は、太陽光発電装置1の現在の発電電力を入力し(S10)、電力供給装置2の稼動情報および電池残量を入力し(S11)、入力した情報をデータベース12に格納する(S12)。
図3に戻り、ステップS2では、太陽光発電制御装置6は雲遮蔽予測部8により雲遮蔽予測処理を行う。ここでは空画像の具体例を用いて、ステップS2の雲遮蔽予測処理について説明する。図11は、雲遮蔽予測処理を説明するための各種画像の例を示す図である。
図5は、雲遮蔽予測処理の詳細フローチャートである。図5を参照すると、雲遮蔽予測部8は、カメラ5から入力した空画像をデータベース12に格納し、その空画像とデータベース12に格納されている過去の空画像とを用いて、雲の領域、移動方向、および移動速度と、太陽の領域とを算出する(S20)。
図6は、ステップS20の詳細フローチャートである。
カメラ5では短い撮像周期で連続的に空画像が撮像されている。
図11(a)には時刻t−1に撮像された空画像が示され、図11(b)には、次の撮像タイミングである時刻tに撮像された空画像が示されている。図11(a)の空画像には、ハレーション領域を含む太陽領域100と、雲領域101が含まれている。図11(b)の空画像には、太陽領域100と雲領域101bが含まれている。
撮像周期が短いので、時刻t−1と時刻tの太陽領域100は同じであるとすることができる。一方、時刻t−1から時刻tの間に雲は移動しており、時刻t−1には雲領域101にあった雲が、時刻tには雲領域101bに移動している。
図6のステップ30では、雲遮蔽予測部8は、時刻tの空画像と時刻t−1の空画像の差分を算出し、差分画像を生成する。図11(c)にはその差分画像が示されている。
ステップS31では、雲遮蔽予測部8は、その差分画像に対して、画像のノイズ除去、二値化、収縮膨張の各画像処理を施し、太陽光の遮蔽により発電量に影響が生じ得る雲領域111を算出する。図11(d)には、算出した雲領域111が黒色で示されている。
ステップS32では、雲遮蔽予測部8は、雲領域111の各々について、時刻tの空画像と時刻t−1の空画像のそれぞれの雲領域111内の画像に対してオプティカルフロー検出を行い、各雲の移動方向と移動速度を算出する。図11(e)には、各雲領域111、112、113、114の雲の移動方向と移動速度が矢印で示されている。矢印の方向が雲の移動方向を示し、矢印の長さが雲の移動速度を示している。
ステップS33では、雲遮蔽予測部8は、時刻tの空画像から雲領域を除いた画像を求める。図11(f)には、雲領域を除いた画像が示されている。
ステップS34では、雲遮蔽予測部8は、ステップS33で求めた画像を二値化することにより、画像中の高輝度領域を求める。図11(g)には、高輝度領域100bが黒色で示されている。
ステップS35では、雲遮蔽予測部8は、高輝度領域を包含する円を生成し、その円内を太陽領域とする。図11(h)には、太陽領域100cが黒色で示されている。
以上ステップS30からステップS35までの処理により、雲の領域、移動方向、および移動速度と、太陽の領域とが算出される。
図5に戻り、次に、雲遮蔽予測部8は、着目する雲の領域番号の変数iを0に設定し(S21)、i番目の雲領域の個別の雲遮蔽予測データを作成する(S22)。
図12は、雲遮断予測データの生成について説明するためのタイムチャートである。
例えば、図11(e)に示した雲領域111の雲は時間が経過すると移動して太陽領域100にかかり、太陽光パネルへの太陽光の照射を遮蔽するものとする。図12(a)には、雲領域111の雲によって太陽光パネルへの太陽光の照射が遮蔽される時間帯が雲遮蔽時間帯201として示されている。
図5に戻り、雲遮蔽予測部8は、iにi+1を設定し(S23)、そのiが雲領域の個数Nより小さいか否かを判定する(S24)。
iがNより小さい場合、雲遮蔽予測部8は、ステップS22に戻る。そして、雲遮蔽予測部8は、ステップS22からステップS24までの処理を繰り返すことにより、各雲領域による雲遮蔽時間帯を算出する。図12(b)には、雲領域112による雲遮蔽時間帯202、雲領域113による雲遮蔽時間帯203、雲領域114による雲遮蔽時間帯204が示されている。
ステップS24において雲遮蔽予測部8は、iがN以上になればステップS25に進む。
ステップS25では、雲遮蔽予測部8は、各雲領域の個別の雲遮蔽時間帯を示す遮蔽予測データを全て合わせることにより、全体の雲遮蔽時間帯を示す遮蔽予測データを作成する。図12(c)には、個別の雲遮蔽時間帯201、202、203、204を合わせた全体の雲遮蔽時間帯を示す遮蔽予測データが示されている。その際、雲遮蔽予測部8は、図12(c)に点線で示すように、個別の雲遮蔽時間帯を所定時間幅だけ前後に拡張する。また、雲遮蔽予測部8は、2つの個別の雲遮蔽時間帯の間隔が短い場合には、それら2つの雲遮蔽時間帯を連結して一体化する。図12(d)には、雲遮蔽時間帯201が拡張された雲遮蔽時間帯205と、雲遮蔽時間帯202、203、204が拡張され、連結された雲遮蔽時間帯206とが示されている。
このように、太陽光発電制御装置6は、時系列に並ぶ2つ以上の空画像について、雲の領域、移動方向、および移動速度と、太陽の領域とを算出し、時系列に並ぶ2つ以上の空画像についての算出結果に基づき、雲の領域が太陽の領域と重なる雲遮蔽時間帯を算出する。2つ以上の空画像における雲と太陽の位置に基づいて雲が太陽にかかる時間帯を算出し、それを雲遮蔽時間帯とするので、雲遮蔽時間帯を容易に算出することができる。
図3に戻り、ステップS3では、電力系統出力計画部9が電力系統出力計画処理を行う。
図7は、電力系統出力計画処理S3の詳細フローチャートである。
データベース12には、太陽光発電装置1で発電された電力の過去の実績データが蓄積されている。このデータベース12に格納された過去の実績データから、任意の日の快晴の場合に太陽光発電装置1で発電され、出力される電力の一日の推移を推定した推定データを得ることができる。図13は、電力系統出力計画処理について説明するためのタイムチャートである。
図7を参照すると、ステップS40では、電力系統出力計画部9は、対象とする日の快晴の場合の太陽光発電装置1による電力の推定データを生成し、その推定データを、現在の太陽光発電装置1で発電される電力の値に基づいて補正することにより、対象日が快晴の場合に太陽光発電装置1によって発電される電力の補正された値を示す太陽光発電出力予測データを作成する。図13(a)には、太陽光発電出力予測データの例が示されている。図13(a)を見ると、日の出から徐々に発電される電力が上昇し、所定の時刻にピークを迎え、その後は徐々に発電される電力が減少する。
ステップS41では、電力系統出力計画部9は、図12(d)に示した雲遮蔽予測データと、ステップS40で作成した太陽光発電出力予測データから、雲遮断予測データにおける雲遮蔽時を除いた時間帯の太陽光発電出力予測データである雲遮蔽太陽光発電出力予測データを作成する。図13(c)に雲遮蔽太陽光発電出力予測データの例を示している。
ステップS42では、電力系統出力計画部9は、前回予測した雲遮蔽太陽光発電出力予測データと今回予測した雲遮蔽太陽光発電出力予測データに差異があるか否かを判定する。電力系統出力計画部9は、それらに差異があればステップS43に進み、差異が無ければ処理を終了する。
ステップS43では、電力系統出力計画部9は、現在の太陽光発電装置1の運転状況から、今後運用可能な電力系統4への電力の出力の計画を示す電力系統出力計画を作成する。
図8は、ステップS43の詳細フローチャートである。図8を参照すると、ステップS50では、電力系統出力計画部9は、現在の太陽光発電装置1の運転状況(太陽光発電の状況)と、電力供給装置2の運転情報と、電力系統4への出力電力を示す電力出力情報を初期値として設定する。電力出力情報には通常、電力系統4へ出力する電力の最大値を表わす出力最大値Aの設定が含まれる。出力最大値Aは、例えば、太陽光発電システムの運用者から電力系統4の電力会社へ予め提示される。しかし、電力系統4への出力最大値Aが未設定の場合、電力系統出力計画部9は、予測データにおける太陽光発電装置1による発電電力の最大値を初期値として設定する。
ステップS51では、電力供給装置2が蓄電池と発電機で構成される場合、すなわち、蓄電池だけでなく、発電機も電力系統4へ出力する電力を供給できる場合、電力系統出力計画部9は、雲遮蔽太陽光発電出力予測データから発電機稼動時間帯を求める。
なお、発電機は起動し始めてから出力が安定するまで所定時間がかかるので、ここでは、雲遮蔽時間帯の間隔が一定時間以上ある場合に発電機を用いることとし、発電機稼動時間帯を設定する。例えば、図13(c)に示す時刻t4から時刻t5の長い時間帯が発電機稼動時間帯となる。
次に、ステップS52では、電力系統出力計画部9は、発電機の安定出力を用いることにした以外の雲遮蔽時間帯を、その時間帯に出力すべき太陽光発電電力の高い順にソートする。
ステップS53では、電力系統出力計画部9は、ソートされた雲遮蔽時間帯の番号を表わす変数jを0に設定する。
ステップS54では、電力系統出力計画部9は、j番目の蓄電池充放電計画を作成する。図9は、ステップS54の詳細フローチャートである。
なお、本発明の実施例として、電力供給装置2が1つの蓄電池のみで構成される場合と、電力供給装置2が複数の蓄電池と発電機で構成される場合とがある。
(構成例1)
構成例1は電力供給装置2が1つの蓄電池のみで構成される例である。図16は、電力供給装置2が1つの蓄電池のみで構成される場合の電力系統出力計画部9の動作を説明するための図である。
ステップS60で、電力系統出力計画部9は、j番目の雲遮蔽時間帯に対して、現時点の電力系統4の出力電力からの単位時間当たりの変化を所定範囲(x%)以下に抑えながら出力最大値Aを変更することにより、蓄電池の充放電でその雲遮蔽時間帯に対応可能か否かを判定する。その雲遮蔽時間帯に電力系統4に出力する電力を蓄電池からの放電によって賄うことができる場合に、蓄電池の充放電で雲遮蔽時間帯に対応可能であるといえる。
電力系統出力計画部9は、その雲遮蔽時間帯に蓄電池で対応可能であればステップS61に進み、可能でなければステップS66に進む。
例えば、太陽光発電装置1により発電される電力の最大値が出力最大値Aの初期値とされたものとする。その状態から、電力系統出力計画部9は、その出力最大値Aを変更し、図16(a)に示すように領域301aの電力で蓄電池を充電し、領域303aの電力を蓄電池からの放電で賄うことができれば、時刻t2からt3までの雲遮蔽時間帯については蓄電池の充放電で対応可能であると判定する。その場合、ステップS61へ進み。
続いて、電力系統出力計画部9は、本構成例1では発電機が存在しないのでステップS61ではYES(発電機を稼働させた方が蓄電池を用いるよりもコストが高い)と判定し、ステップS62へ進む。ステップS62では、電力系統出力計画部9は、j番目の雲遮蔽時間帯(ここでは時刻t2からt3までの雲遮蔽時間帯)は蓄電池で対応することを決定する。
ステップS63では、電力系統出力計画部9は、j番目以前の雲遮蔽時間帯で、発電機で対応あり、かつ蓄電池の充放電に変更した方がコスト的に有利か否かという判定をするが、本構成例1では発電機が存在しないので、NOと判定し、ステップS65に進む。
ステップS65では、電力系統出力計画部9は、出力最大値Aを変化させた計画、すなわち図16(a)に示された計画を作成する。
以上で、図8のステップS54の処理が終了するので、電力系統出力計画部9は、次のステップS55でjにj+1を設定することにより、jに1を加算する。
ステップS56では、電力系統出力計画部9は、新たなjの値が、発電機を稼動させるもの以外の雲遮蔽時間帯の個数Mより小さいか判定する。jがMより小さい場合、電力系統出力計画部9はステップS54に戻り、上述と同様の処理を繰り返す。例えば、j番目の雲遮蔽時間帯がt4からt5の時間帯である場合、電力系統出力計画部9は、出力最大値Aを図16(b)に示すように更に下げ、領域301と領域302の電力で蓄電池を充電し、領域303と領域304の電力を蓄電池の放電で賄うという計画を作成する。
ステップS57は、発電機稼動時間帯における電力系統4への電力の出力と蓄電池の充放電とについて計画を作成するステップであるが、本構成例1では発電機が存在しないので、電力系統出力計画部9は、何もせずにステップS57の処理を終了する。
ステップS58は、雲遮蔽時間帯における太陽光発電装置1により発電される電力による蓄電池の充電と、蓄電池からの放電とについて計画を作成するステップであるが、本構成例1では、蓄電池が1つなので、同じ雲遮蔽時間帯に同時に蓄電池の充電と放電を行うことはできないので、電力系統出力計画部9は、何もせずにステップS58の処理を終了する。
これにより図8の処理が終了し、それとともに図7の電力系統出力計画処理(図3のステップS3)が終了し、電力系統出力計画が生成されるので、図3のステップS4へ進む。
ステップS4では、電力制御指示情報作成部10は、今回の計画が前回の計画から変更されているか否か判定する。電力制御指示情報作成部10は、計画が変更されていればステップS5に進み、計画に変更が無ければステップS1に戻る。
図10は、ステップS5の詳細フローチャートである。
ステップS70では、電力制御指示情報作成部10は、先に求めた電力系統出力計画に基づき、電力供給装置2の蓄電池の充放電指示情報を作成する。例えば、図16(b)に示した充放電計画から、図14に示した充放電指示情報を作成する。
時刻t1から時刻t2までの時間帯には、太陽光発電装置1による発電電力の出力最大値Aを超える分を蓄電池に充電し、時刻t2から時刻t3までの時間帯には、蓄電池から出力最大値Aの電力を放電し、時刻t3からt4までの時間帯には、太陽光発電装置1による発電電力の出力最大値Aを超える分を蓄電池に充電し、時刻t4から時刻t5までの時間帯には、蓄電池から出力最大値Aの電力を放電し、時刻t5で蓄電池の充放電を停止する。
ステップS71では、電力制御指示情報作成部10は、電力系統4に出力する電力についての指示を示す電力指示情報を作成する。例えば、電力系統4へ出力する電力が図13(d)に示すよう値であれば、電力制御指示情報作成部10は、図15に示すように、時刻t0から時刻t1までは太陽光発電装置1で発電される全ての電力を電力系統4へ出力し、時刻t1から時刻t2までは太陽光発電装置1で発電される電力のうち出力最大値Aの電力を電力系統4へ出力し、時刻t2から時刻t3までは蓄電池からの放電により出力最大値Aの電力を電力系統4へ出力し、時刻t3から時刻t4までは太陽光発電装置1で発電される電力のうち出力最大値Aの電力を電力系統4へ出力し、時刻t4から時刻t5までは蓄電池からの放電により出力最大値Aの電力を電力系統4へ出力し、時刻t5から時刻t6までは太陽光発電装置1で発電される全ての電力を電力系統4に出力する。
(構成例2)
構成例2は電力供給装置2が蓄電池a、蓄電池b、蓄電池c、および発電機で構成される例である。
本構成例2においても図3のステップS1から図8のステップS50までの処理は、上述した構成例1の場合と同様である。
ステップS51では、電力系統出力計画部9は発電機稼働時間帯を求める。例えば、図13(c)の場合に時刻t4から時刻t5までの時間帯のように所定長よりも長い雲遮蔽時間帯が発電機稼動時間帯となる。ここで、発電機稼動時間帯において、発電機が時刻t4に起動してから時刻t4bに安定出力となるまでの時間帯が雲遮蔽時間帯に含まれている場合、その発電機が起動して安定出力となるまでの時間帯は、発電機の安定出力を用いることにした以外の雲遮蔽時間帯となる。
ステップS52では、電力系統出力計画部9は、発電機の安定出力を用いる以外の雲遮蔽時間帯を太陽光発電装置1の出力する電力が高い順にソートする。
ステップS53では、電力系統出力計画部9は、雲遮蔽時間帯の番号を示す変数jに0を設定する。
ステップS54では、電力系統出力計画部9は、j番目の雲遮蔽時間帯について蓄電池の充放電計画を作成する。
ステップS55では、電力系統出力計画部9は、雲遮蔽時間帯の番号を示す変数jをj+1に設定する。
ステップS56では、電力系統出力計画部9は、雲遮蔽時間帯の番号を示す変数jが雲遮蔽時間帯の個数Mより小さいか否か判定し、小さければステップS54に戻ることにより、jがM以上となるまで上述した蓄電池充放電計画を作成する処理を繰り返す。
例えば、図24(a)に示す時刻t2から時刻t3までの時間帯と、時刻t4から時刻t4bまでの発電機が起動してから安定出力となるまでの時間帯が対象である雲遮蔽時間帯となり、出力最大値Aを、その初期値である太陽光発電装置1が出力する電力の最大値から変更することにより、図24(b)に示すように、領域401と領域402の部分の電力を蓄電池aに充電し、領域403と領域404の部分の電力を蓄電池aが放電することで対応できるようになる。
ステップS57では、発電機稼動時間帯の決定と充放電計画の作成を行う。
例えば、出力最大値Aの決定に基づき、図25(a)に示すように、発電機の最大出力も出力最大値Aに決定し、時刻t4から時刻t4bまでの時間帯が発電機の起動から出力が安定するまでの期間となり、時刻t4bから時刻t4cまでは発電機の出力が出力最大値Aとなり、時刻t4cから時刻t4dまでは予め求めた晴天時の太陽光発電装置1の出力予測値Pに合わせた電力を出力し、時刻t4dで出力を停止するように発電機の出力を決める。
更に、例えば、蓄電池cにおいては、図25(b)に示すように、発電機の起動から安定した出力が得られるまでの時刻t4から時刻t4bまでの時間帯は、発電機から出力される電力を蓄電池cに充電し、その充電した電力を時刻t4dから時刻t5までの時間帯で放電するように充放電の計画を決める。
ステップS58では、雲遮蔽時間帯における太陽光発電装置1の充電と放電の計画を作成する。
例えば、図24(c)に示すように、時刻t2から時刻t3までの時間帯と時刻t4から時刻t5の時間帯は蓄電池bを充電し、蓄電池aが稼動していない時間帯である時刻t5から時刻t5bまでの時間帯に放電を行う。蓄電池aは、図24(b)に示すように、蓄電池bが放電する時刻t5から時刻t5bまでの時間帯に蓄電池bからの電力を充電する。
ステップS5の電力制御指示情報作成処理では、先の処理で決定した蓄電池および発電機の電力系統への出力を示す制御指示情報を作成する。
図17は、蓄電池aの充放電指示情報の例を示す図である。
例えば、図24(b)に示す蓄電池aの充放電において、図17に示すように、時刻t1bから時刻t2までの時間帯は出力最大値Aを超える太陽光発電装置1の発電電力を蓄電池aに充電し、時刻t2から時刻t3までの時間帯は出力最大値Aの電力を蓄電池aから放電し、時刻t3から時刻t4までの時間帯は出力最大値Aを超える太陽光発電装置1の発電電力を蓄電池aに充電し、時刻t4から時刻t4bまでの時間帯は出力最大値Aを蓄電池aから放電し、時刻t4bで停止し、時刻t5から時刻t5bまでの時間帯は蓄電池bからの電力を蓄電池aに充電し、時刻t5bで充放電を停止する。
図18は、蓄電池bの充放電指示情報の例を示す図である。
例えば、図24(c)に示す蓄電池bの充放電において、図18に示すように、時刻t2から時刻t3まの時間帯では太陽光発電装置1で発電される全ての電力を蓄電池bに充電し、時刻t3で停止し、時刻t4から時刻t5までは太陽光発電装置1で発電される全ての電力を蓄電池bに充電し、時刻t5から時刻t5bまでの時間帯は蓄電池bに蓄積されている全ての電力を蓄電池aに放電し、時刻t5bに充放電を停止する。
図19は、発電機の放電指示情報の例を示す図である。
例えば、図25(a)に示す発電機の制御において、図19に示すように、時刻t4から時刻t4bまでの時間帯は発電機を出力最大値Aで起動し、時刻t4bから時刻t4cまでの時間帯は発電機の出力が電力Aとなるように調整し、時刻t4cから時刻t4dまでの時間帯は発電機の出力が予め算出した晴天時の太陽光発電電力予測値Pとなるように調整し、時刻t4dに充放電を停止する。
図20は、蓄電池cの充放電指示情報の例を示す図である。
例えば、図25(b)に示す蓄電池cの充放電において、図20に示すように、時刻t4から時刻t4bまでの時間帯は発電機で発電される全ての電力を蓄電池cに充電し、時刻t4bに停止し、時刻t4dから時刻t5までの時間帯は予め算出した太陽光発電電力予測値Pで放電し、時刻t5で充放電を停止する。
図21は、電力系統4に出力する電力を示す電力指示情報の作成例を示す図である。
例えば、図24(a)に示す電力系統4への電力出力において、図21に示すように、時刻t0から時刻t1bまでの時間帯は太陽光発電装置1が発電する全ての電力を電力系統4へ出力し、時刻t1bから時刻t2までの時間帯は太陽光発電装置1が発電する電力のうちの出力最大値Aだけを電力系統4へ出力し、時刻t2から時刻t3までの時間帯は蓄電池aから出力最大値Aの電力を電力系統4へ出力し、時刻t3から時刻t4までの時間帯は太陽光発電装置1が発電する電力のうちの最大出力値Aだけを電力系統4へ出力し、時刻t4から時刻t4bまでの時間帯は蓄電池aから最大出力値Aの電力を電力系統4へ出力し、時刻t4bから時刻t4cまでの時間帯は発電機の発電する電力Aを電力系統4へ出力し、時刻t4cから時刻t4dの時間帯は発電機の発電する電力Pを電力系統4へ出力し、時刻t4dから時刻t5までの時間帯は蓄電池cの放電する電力Pを電力系統4へ出力し、時刻t5から時刻t6までの時間帯は太陽光発電装置1が発電する全ての電力を電力系統4へ出力し、時刻t6に充放電を停止する。
次に、ステップS42で前回の予測データがあり、今回の予測データと前回の予測データとに差異がある場合の蓄電池aに関連する処理について説明する。
図26は、雲による太陽光パネルの遮蔽の予測が変動した場合の処理について説明するための図である。
例えば、図26(a)には、前回計画した蓄電池aの充放電が示されている。そのときには時刻t2から時刻t3までの時間帯に雲が太陽光パネルを遮蔽すると予想されていた。
しかし、その雲が時刻t1cの時点で消失し、太陽光パネルの遮蔽の予測が変動したとする。その場合、ステップS60で、電力系統出力計画部9は、雲遮蔽時間帯の変化が、j番目の雲遮蔽時間帯に対して、現時点の出力から単位時間当たりの変化がx%以下となるように抑えながら出力最大値Aを変更することで、蓄電池の充放電による対応が可能なものか否かを判定する。
ここでは対応可能であるとする。次にステップS61にて、電力系統出力計画部9は、出力最大値Aを変更するよりも、出力最大値Aを変更せず発電機を稼動させる方がコストが大きいか否かを判定する。判定は、出力最大値Aを変化させた場合に売電で得られる報酬の金額等に基づいて行われる。
ここでは、出力最大値Aを変更しても時刻t4から時刻t4bまでの時間帯が新たに発電機稼動対象とはならないため、出力最大値Aを変更する方が発電機を稼働させるよりもコストが低いと判定する。
ステップS62で、j番目の雲遮蔽時間帯は蓄電池で対応となり、ステップS63で、電力系統出力計画部9は、j番目以前の雲遮蔽時間帯で発電機での対応があり、かつ蓄電池の充放電に変更した方がコスト的に有利であるか否かを判定する。ここでは、j番目以前の雲遮蔽時間帯で発電機での対応がないため、ステップS65に進む。
ステップS65では、時刻t1cの系統出力電力Aを初期値とし、出力の単位時間当たりの変化をx%に抑えつつ、時刻t1dまで太陽光発電装置1が発電する電力の電力系統4への出力A1に向けて増加させる。時刻t1dでは晴天時の太陽光発電出力予測値Pとなるため、時刻t1dから時刻t4までの時間帯は太陽光発電装置1が発電する全電力を出力し、時刻t4から時刻t4bまでの時間帯は蓄電池aから電力Pを放電する。これにより、時刻t1c以降、蓄電池aは領域411の分の電力を充電し、領域414の分の電力を放電する。
上の例では雲が消失する場合について説明したが、次に雲が大きくなる場合について説明する。
本例でも、前回の予測データによって計画した蓄電池aの充放電は図26(a)の通りであるとする。前回の予測データでは時刻t2から時刻t3までの時間帯に太陽光パネルを遮蔽していた雲が、時刻t1cにおける予測データでは大きくなっていたとする。その結果、時刻t2から時刻t3bまでが雲遮蔽時間帯になっていたとする。
その場合、ステップS60で、電力系統出力計画部9は、雲遮蔽時間帯の変化が、j番目の雲遮蔽時間帯に対して、現時点の出力から単位時間当たりの変化をx%以内に抑えつつ出力最大値Aを変更することにより、蓄電池aの充放電による対応が可能なものか否か判定する。
ここでは対応可能であるとする。次にステップS61では、電力系統出力計画部9は、出力最大値Aを変更することによる売電による収入の減少額より、出力最大値Aを変更せず発電機を稼動させる場合のコストの方が大きいか否かを判定する。
ここでは、出力最大値Aを変更した場合、時刻t4から時刻t4bまでの時間帯が新たに発電機を稼動させる対象とはならないため、時刻t4から時刻t4bまでの時間帯に発電機を稼働させるよりも出力最大値Aを変更した方がコストが低いとする。次に、ステップS62では、j番目の雲遮蔽時間帯は蓄電池aの充放電で対応となる。ステップS63では、電力系統出力計画部9は、j番目以前の雲遮蔽時間帯に発電機での対応あり、かつ蓄電池aの充放電に変更した方がコスト的に有利か否かを判定する。j番目以前の雲遮蔽時間帯に発電機で対応しないため、電力系統出力計画部9は、ステップS65に進む。
ステップS65では、時刻t1cの電力系統4への出力最大値Aを初期値とし、出力電力の単位時間当たりの変化をx%以内に抑えつつ時刻t2まで太陽光発電装置1が発電した電力のうち電力系統4へ出力する電力を電力A2に向けて減少させる。時刻t2から時刻t4bまでの時間帯について蓄電池aの充放電する電力を調整し、電力系統4への出力最大値A2にする。
時刻t4b以降の蓄電池aへ充電する電力は、当日の利用計画がないため出来るだけ充電量を減らすように調整する。時刻t4bから、単位時間当たりの電力系統4への出力電力の変化をx%以内に抑えつつ太陽光発電装置1が発電する電力のうち電力系統4への出力する分を増加させ、時刻t4eで電力Pに到達させて充電を停止する。
図22は、雲による太陽光パネルの遮蔽が減少したときの蓄電池aの充放電制御の指示情報の例を示す図である。
例えば、図26(b)に示したように蓄電池aの充放電を行う場合、蓄電池aの充放電の制御は、図22に示すように、時刻t1cから時刻t1dまでの時間帯は、太陽光発電装置1により発電される電力のうち、出力最大値Aから単位時間当たりの増加量をx%にした電力値を表わす増加ラインを超える分を蓄電池aに充電し、時刻t1dで充電を停止し、時刻t4から時刻t4bまでの時間帯は晴天であったとしたら太陽光発電装置1が発電するであろう電力の予測値Pを放電し、時刻t4bに放電を停止する。
図23は、雲による太陽光パネルの遮蔽が増加したときの蓄電池aの充放電制御の指示情報の例を示す図である。
例えば、図26(c)に示したように蓄電池aの充放電を行う場合、蓄電池aの充放電の制御は、図23に示すように、時刻t1cから時刻t2までの時間帯は、太陽光発電装置1により発電される電力のうち、出力最大値Aから単位時間当たりの増加量をx%にした電力値を示す増加ラインを超える分を蓄電池aに充電し、時刻t2から時刻t3bまでの時間帯は電力A2の放電を行い、時刻t3bから時刻t4までの時間帯は太陽光発電装置1の発電電力のうち電力A2を超える分を充電し、時刻t4から時刻t4bまでの時間帯は電力A2の放電を行い、時刻t4bから時刻t4eまでの時間帯は、電力A2から単位時間当たりの増加量をx%とした電力値を示す増加ラインを超える分を充電し、時刻t4eに充電を停止する。
図3に戻り、ステップS6では、太陽光発電制御装置6は、ステップS5で作成した充放電指示情報と電力指示情報を電力制御装置3に送信する。電力制御装置3は受信した放電指示情報と電力指示情報に基づき、蓄電池aの充放電と、電力系統4への電力の出力を実行する。
ステップS7では、太陽光発電制御装置6は、一連の処理が終了したか否か判定する。太陽光発電制御装置6は、処理が終了していなければステップS1に戻り、処理が終了していれば終了とする。これで、図3に示した太陽光発電装置1の一連の全体処理が終了する。
本実施形態によれば、電力供給装置2は蓄電池aを含み、太陽光発電制御装置6は、太陽光発電装置1からの電力を電力系統4に出力する時間帯において、太陽光発電装置1により発電される電力と電力系統4へ出力すべき電力との差分によって蓄電池aを充電し、電力供給装置2からの電力を電力系統4に出力する時間帯に、蓄電池aから放電させた電力を電力系統4に出力する。それゆえ、太陽光エネルギーによって余分に発電される時間帯に蓄電池aを充電し、太陽光エネルギーによる発電が不安定なときに蓄電池aから放電される電力を電力系統4に出力するので、太陽光エネルギーにより発電される電力を効率よく利用することができる。
また、電力供給装置2は蓄電池bを更に含み、太陽光発電制御装置6は、太陽光発電装置1により発電される電力を電力系統4に出力しない時間帯に、太陽光発電装置1により発電される電力で蓄電池bを充電する。それゆえ、不安定なときに太陽光エネルギーにより発電された電力を蓄電池bに一旦蓄積するので、太陽光エネルギーからの不安定な電力を有効活用することができる。
また、太陽光発電制御装置6は、太陽光発電装置1により発電される電力を電力系統4に出力しない時間帯に、太陽光発電装置1により発電される電力で蓄電池bを充電し、太陽光発電装置1により発電される電力を電力系統4に出力する時間帯に、蓄電池bに充電した電力を放電して蓄電池aを充電する。それゆえ、太陽光発電装置1の発電電力を電力系統に出力しない時間帯に蓄電池bに充電した電力を第1蓄電池に移すことで、太陽光発電装置1の発電電力を電力4系統に出力する時間帯に充電した電力と、自然エネルギー発電装置の発電電力を電力系統に出力しない時間帯に充電した電力とを合わせて利用することができる。
また、電力供給装置2は発電機と蓄電池cを含み、予測した電力供給装置2による電力を電力系統4に出力すると定めた時間帯の開始時刻までに発電機を起動し、起動途中の発電機からの電力が安定するまで発電機からの電力で蓄電池cを充電し、その時間帯の末尾において、電力系統4に出力する電力を発電機による電力から蓄電池cが放電する電力へと切り替えた後、太陽光発電装置1からの電力に切り替える。それゆえ、太陽光エネルギーによる電力が不安定なとき発電機からの安定した電力を電力系統4に出力できるとともに、発電機の起動途中の電力も無駄なく利用できる。
また、太陽光発電制御装置6は、予測される太陽光発電装置1が発電できる電力が変化し、電力系統4へ太陽光発電装置1からの電力を出力する時間帯と電力供給装置2からの電力を出力する時間帯が変化したとき、電力系統4へ出力すべき電力の値を変化させることにより、蓄電池aの充電および/または放電する電力を調整する。それゆえ、太陽光発電装置1の発電電力の予測値が変化したときに、それに合わせて電力系統4へ出力する電力の値を変化させ蓄電池aの充放電を容易に調整できるので、予測値が変化してもそれに応じて電力系統4へできるだけ大きな電力を出力することができる。
なお、上述の説明では、蓄電池bは、雲が太陽光パネルを遮蔽したときの太陽光発電装置1の不安定な発電電力を充電し、最後の雲遮蔽時間帯以降に蓄電値aを充電するために放電する例を示した。しかし、本発明がこれの限定されることはない。他の例として、晴天時の太陽光発電装置1の発電電力を蓄電池bに充電してもよい。また、蓄電池bに充電した電力を直接、電力系統4へ出力することにしてもよい。
また、上述した例では、蓄電池cは、発電機を稼動開始するとき、発電機の出力が安定するまでの間に発電される電力を充電するのに用いた。しかし、本発明がこれに限定されることはない。他の例として、発電機を停止させるとき、発電機の出力が完全になくなるまでの間に発電される電力を蓄電池cに充電してもよい。
また、上述した例では、長い雲遮蔽時間帯の開始時点から発電機を起動する例を示したが、本発明がこれに限定されることはない。他の例として、長い雲遮蔽期間の開始時点に既に発電機の出力が安定した状態となっているように、前もって発電機を起動しておいても良い。
また、上述した例では、自然エネルギーの例として太陽光発電を挙げて説明を行ったが、本発明がこれに限定されることはない。風力発電、潮力発電など他の自然エネルギー発電に本発明を適用することができる。
以上、上述した本発明の実施形態は、本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲をそれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。当業者は、本発明の要旨を逸脱することなしに、他の様々な態様で本発明を実施することができる。
1…太陽光発電装置、10…電力制御指示情報作成部、11…電力制御情報出力部、2…電力供給装置、3…電力制御装置、4…電力系統、5…カメラ、6…太陽光発電制御装置、7…電力情報入力部、8…雲遮蔽予測部、9…電力系統出力計画部

Claims (6)

  1. 自然エネルギーによって発電を行う自然エネルギー発電装置と、
    制御を受けて電力を供給する電力供給装置と、
    前記自然エネルギー発電装置および前記電力供給装置を制御し、前記自然エネルギー発電装置および前記電力供給装置からの電力を電力系統に出力する電力制御装置と、
    前記自然エネルギー発電装置が発電できる電力を予測し、前記自然エネルギー発電装置が発電できる電力の安定の度合いに基づいて、前記自然エネルギー発電装置からの電力と前記電力供給装置からの電力とのいずれを前記電力系統に出力するかを時間毎に定め、前記電力制御装置に指示する計画装置と、
    を有し、
    前記電力供給装置は第1蓄電池および第2蓄電池を含み、
    前記計画装置は、
    前記自然エネルギー発電装置からの電力を前記電力系統に出力する時間帯において、前記自然エネルギー発電装置により発電される電力と前記電力系統へ出力すべき電力との差分によって前記第1蓄電池を充電し、前記電力供給装置からの電力を前記電力系統に出力する時間帯に、前記第1蓄電池から放電させた電力を前記電力系統に出力する、と定め、
    前記自然エネルギー発電装置により発電される電力を前記電力系統に出力しない時間帯に、前記自然エネルギー発電装置により発電される電力で前記第2蓄電池を充電する、と定める
    電システム。
  2. 前記計画装置は、前記自然エネルギー発電装置により発電される電力を前記電力系統に出力しない時間帯に、前記自然エネルギー発電装置により発電される電力で前記第2蓄電池を充電し、前記自然エネルギー発電装置により発電される電力を前記電力系統に出力する時間帯に、前記第2蓄電池に充電した電力を放電して前記第1蓄電池を充電する、と定める、
    請求項に記載の発電システム。
  3. 自然エネルギーによって発電を行う自然エネルギー発電装置と、
    制御を受けて電力を供給する電力供給装置と、
    前記自然エネルギー発電装置および前記電力供給装置を制御し、前記自然エネルギー発電装置および前記電力供給装置からの電力を電力系統に出力する電力制御装置と、
    前記自然エネルギー発電装置が発電できる電力を予測し、前記自然エネルギー発電装置が発電できる電力の安定の度合いに基づいて、前記自然エネルギー発電装置からの電力と前記電力供給装置からの電力とのいずれを前記電力系統に出力するかを時間毎に定め、前記電力制御装置に指示する計画装置と、
    を有し、
    前記電力供給装置は発電機と第3蓄電池を含み、
    前記計画装置は、前記電力供給装置による電力を前記電力系統に出力すると定めた時間帯の開始時刻までに前記発電機を起動し、起動途中の前記発電機からの電力が安定するまで当該発電機からの電力で前記第3蓄電池を充電し、前記時間帯の末尾において、前記電力系統に出力する電力を前記発電機による電力から前記第3蓄電池が放電する電力へと切り替えた後、前記自然エネルギー発電装置からの電力に切り替える、と定める、
    発電システム。
  4. 前記計画装置は、予測される前記自然エネルギー発電装置が発電できる電力が変化し、前記電力系統へ前記自然エネルギー発電装置からの電力を出力する時間帯と前記電力供給装置からの電力を出力する時間帯が変化したとき、前記電力系統へ出力すべき電力の値を変化させることにより、前記第1蓄電池の充電および/または放電する電力を調整する、請求項1に記載の発電システム。
  5. 自然エネルギーによって発電を行う自然エネルギー発電装置と、制御を受けて電力を供給する電力供給装置と、前記自然エネルギー発電装置および前記電力供給装置を制御し、前記自然エネルギー発電装置および前記電力供給装置からの電力を電力系統に出力する電力制御装置と、を有する発電システムにおいて、前記電力制御装置に指示を行う計画装置であって、
    前記自然エネルギー発電装置が発電できる電力を予測する予測手段と、
    前記自然エネルギー発電装置が発電できる電力の安定の度合いに基づいて、前記自然エネルギー発電装置からの電力と前記電力供給装置からの電力とのいずれを前記電力系統に出力するかを時間毎に定める計画手段と、
    前記自然エネルギー発電装置からの電力前記電力供給装置からの電力とのいずれを前記電力系統に出力するかの情報を前記電力制御装置に指示する指示手段と、を有し、
    前記電力供給装置は発電機と第3蓄電池を含み、
    前記計画手段は、前記電力供給装置による電力を前記電力系統に出力すると定めた時間帯の開始時刻までに前記発電機を起動し、起動途中の前記発電機からの電力が安定するまで当該発電機からの電力で前記第3蓄電池を充電し、前記時間帯の末尾において、前記電力系統に出力する電力を前記発電機による電力から前記第3蓄電池が放電する電力へと切り替えた後、前記自然エネルギー発電装置からの電力に切り替える、と定める、
    計画装置。
  6. 自然エネルギーによって発電を行う自然エネルギー発電装置と、制御を受けて電力を供給する電力供給装置と、前記自然エネルギー発電装置および前記電力供給装置を制御し、前記自然エネルギー発電装置および前記電力供給装置からの電力を電力系統に出力する電力制御装置と、を有する発電システムにおいて、前記電力制御装置における制御を行うために、
    前記自然エネルギー発電装置が発電できる電力を予測し、
    前記自然エネルギー発電装置が発電できる電力の安定の度合いに基づいて、前記自然エネルギー発電装置からの電力と前記電力供給装置からの電力とのいずれを前記電力系統に出力するかを時間毎に定め、
    前記自然エネルギー発電装置からの電力と前記電力供給装置からの電力とのいずれを前記電力系統に出力するかの情報を前記電力制御装置に指示する、制御方法において、
    前記電力供給装置は発電機と第3蓄電池を含み、
    前記電力供給装置による電力を前記電力系統に出力すると定めた時間帯の開始時刻までに前記発電機を起動し、起動途中の前記発電機からの電力が安定するまで当該発電機からの電力で前記第3蓄電池を充電し、前記時間帯の末尾において、前記電力系統に出力する電力を前記発電機による電力から前記第3蓄電池が放電する電力へと切り替えた後、前記自然エネルギー発電装置からの電力に切り替える、と定める、
    制御方法。
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