JP6234323B2 - 計算機システム、センタ装置、端末、及び通信制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、端末の通信先となる中継装置を決定する計算機システムに関する。
近年、ボイラーや火力タービン等の設備の監視又は保守、若しくは構内のエネルギー消費量の監視を、現場から離れたセンタ装置から遠隔で実施することの需要が高まっている。この際、末端の監視用の各センサとセンタ装置とが通信用のケーブルで接続されると、コストが増加し、各センサが移動する場合があるため、好ましくない。このため、各センサの情報が無線通信で一旦基地局装置に集約され、基地局装置が集約した各センサの情報をセンタ装置に送信する構成が注目されている。
一般に、無線通信は有線通信に比べて受信信号強度のような通信品質の変動が大きいことが知られている。これに対して、平均通信品質が良い経路を主経路とし、主経路の通信品質が劣化した場合、パケットを再送すること、また、通信品質が劣化した主経路と他の経路とを併用し、パケットを送信することによって、所定の信頼性を満たしつつ、コストを低減する手法が知られている。ここで、信頼性を評価するために例えばパケット到達率を用いることができ、コストを評価するために例えば通信時間を用いることができる。
このような背景技術として、特開2012−151554号公報(特許文献1)及び特開2011−9974号公報(特許文献2)がある。
特許文献1の公報には、「同じ建物5内に配置された親局2と複数台の子局1が順次送信局となるように設定して試験通信を実施し、受信の可否や受信感度等の通信結果を一覧表(通信試験結果表)6にして表示させる。そして、この一覧表6に基づき、複数台の子局1のうち親局2との直接相互通信が行えない通信不良局に対して、この通信不良局および親局2との直接相互通信を良好とする別の子局1を中継局に選定し、この別の子局1を介して前記通信不良局と親局2との無線通信を行う通信経路を構築する。また、中継局として好適な子局1が存在しない場合は、通信速度を遅くしたり、通信電力を上げたり、専用中継局8を追加するなどして対処する。」と記載されている(要約参照)。
特許文献2の公報には、「中央サーバ2は、無線通信のサービスエリア内における作業員行動や荷物搬入等の運用計画を活用し、各時間帯での中継経路の通信品質を推定することで、各時間帯での最適な中継経路を導出する。各無線局1は、中央サーバ2により推定された変動が発生する前に中継経路を変更することで、変動発生による通信のロバスト性やリアルタイム性の低下を避ける。また中央サーバ2は通信環境の状態を表示する状態表示装置25を備え、通信品質が劣化した箇所や通信品質を改善するための対策を表示する。」と記載されている(要約参照)。
特開2012−151554号公報 特開2011−9974号公報
特許文献1には、試験通信を実施し、この試験通信機関の平均通信を指標に主経路を選択する方法が開示されている。しかし、特許文献1に記載された方法は、通信期間における環境変動が考慮されておらず、例えば遮蔽等によってある経路の通信品質の極端に悪い期間があったとしても、その他の期間のこの経路の通信品質が十分に良ければこの経路が主経路に選択される。このため、通信品質の悪い期間においてパケットの再送が多発し、この経路の通信時間は結果的には他の経路の通信時間より長くなる可能性がある。
このように、通信環境の変化による長期的な通信品質の変動への対応方法としては、例えばIETF(International Engineering Task Force)で標準化されているアドホックネットワークがある。アドホックネットワークでは、運用中に周囲の通信が監視され、現在の通信に使用中の経路よりも通信品質の良い経路があれば通信に使用する経路をこの通信品質の良い経路に切り替える。
また、特許文献2には、通信環境の変化による長期的な通信品質の変動に対応するために、長期間の運用ログに基づき通信品質の変動の周期性を予測し、通信品質が悪化する前に経路を切り替える方法が開示されている。
しかし、例えばアドホックネットワークでは、観測できる通信が端末周辺に限定されるので、ネットワーク全体又は長期的な運用において最適な通信経路を選択できない場合がある。また、特許文献2に開示された方法では、通信品質の変動の周期性を利用するので、周期的でない変動に対しては通信品質の悪化を予測できず、通信品質が悪化する前に経路を切り替えることができない場合がある。また、特許文献2に開示された方法では、通信経路を切り替えるが、通信経路の切り替えには端末間で時刻が同期されていることが必要となる。しかし、例えばセンサを有し、バッテリで駆動する端末では、他の端末と時刻を同期できないので、このような端末間で特許文献2の方法を適用することは困難である。
本発明は、通信環境の変化による通信品質の変動があっても最適な通信品質の経路を選択する計算機システムを提供することを目的とする。
本発明の代表的な一例を示せば、端末と、前記端末と通信可能な少なくとも一つの中継装置と、前記少なくとも一つの中継装置に接続されるセンタ装置と、を備える計算機システムであって、前記端末と前記少なくとも一つの中継装置との間の通信の通信時刻及び通信品質を含む通信ログを記憶する通信ログ記憶部と、前記通信ログに基づいて、所定の時間帯毎の前記端末と前記少なくとも一つの中継装置との間の通信品質を算出し、前記少なくとも一つの中継装置毎の前記所定の時間帯毎の前記通信品質を通信品質情報として記憶する通信品質情報作成部と、前記通信品質情報を参照し、前記少なくとも一つの中継装置から前記端末の通信先の中継装置を決定する通信先決定部と、を備え、前記通信先決定部は、前記少なくとも一つの中継装置毎の前記所定の時間帯毎の前記通信品質に基づいて、前記中継装置毎の全ての前記時間帯を通した通信品質の評価値を算出し、前記算出した評価値に基づいて、前記端末の通信先となる前記中継装置を決定することを特徴とする。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡潔に説明すれば、下記の通りである。すなわち、通信環境の変化による通信品質の変動があっても最適な通信品質の経路を選択する計算機システムを提供できる。
上記した以外の課題、構成、及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
実施例1の計算機システムの構成図である。 実施例1の端末及び中継装置のブロック図である。 実施例1のセンタ装置のブロック図である。 実施例1のセンタ装置の装置構成の説明図である。 実施例1の通信ログテーブルの説明図である。 実施例1の通信品質テーブルの説明図である。 実施例1の通信経路監視処理のフローチャートである。 実施例1の計算機システムで通信されるメッセージの形式の説明図である。 実施例1の通信先決定処理のフローチャートである。 実施例1の変形例の通信先決定処理のフローチャートである。 実施例2の計算機システムの構成図である。 実施例2の通信品質テーブルの説明図である。 実施例4のセンタ装置の装置構成の説明図である。 実施例4の通信経路監視処理のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に従い説明する。図面において同じ符号を付したものは同じ動作を示し、そのため記述を省略する。
実施例1について図1〜図10を用いて説明する。図1は、実施例1の計算機システムの構成図である。
本実施例の計算機システムは、端末101、中継装置102A〜102D、及びセンタ装置103を備える。中継装置102A〜102Dを総称する場合、中継装置102と記載する。図1に示す計算機システムは、四つの中継装置102A〜102Dを備えるが、少なくとも二つの中継装置102を備えればよく、中継装置102の数は図1に限定されない。
端末101は、温度又は圧力等を計測する少なくとも一つのセンサが取得したセンサ情報を収集し、収集したセンサ情報をセンタ装置103に送信する。端末101とセンタ装置103とが直接通信できない可能性があるので、端末101とセンタ装置103とは、中継装置102を介して通信する。
中継装置102は、端末101とセンタ装置103との間の通信を中継する。中継装置102は、端末101と無線で通信し、センタ装置103と無線より信頼度の高い例えば有線で通信する。端末101と中継装置102との間の無線による通信で通信品質が変動する。なお、中継装置102と端末101との間の接続は、通信品質が変動するものであれば、有線であってもよい。
センタ装置103は、端末101からセンサ情報を収集し、収集したセンサ情報を管理し、各センサを遠隔で監視する。センタ装置103は、端末101と中継装置102との間の通信品質を含む通信ログを記憶する。また、センタ装置103は、記憶した通信ログに基づいて所定の時間帯毎の通信品質を算出し、算出した通信品質に基づいて端末101の通信先となる中継装置102を決定する。
なお、センタ装置103が各センサを遠隔で監視するので、本実施例の計算機システムは遠隔監視システムともいう。
図2は、実施例1の端末101及び中継装置102のブロック図である。
特定小電力無線又はIEEE802.15.4においては、ノード間の通信機能に大きな違いはない。このため、端末101と中継装置102とは同じハードウェア構成で実現できる。
端末101及び中継装置102は、アンテナ201、無線送受信部202、制御部203、ベースバンド復調部204、復号部205、外部インタフェース部206、符号化部207、及びベースバンド変調部208を有する。
無線送受信部202は、デュプレクサ、パワーアンプ、ローノイズアンプ、アップコンバータ、ダウンコンバータ、アナログデジタル変換器、デジタルアナログ変換器、自動周波数調整器、及び自動利得調整器を有する。アンテナ201から入力された無線周波数信号は、無線送受信部202を通じてベースバンド信号に変換され、ベースバンド復調部204に入力される。
ベースバンド復調部204は、制御部203から入力される変調方式の情報に基づいて入力信号を復調し、復調したデータを復号部205に入力する。
復号部205は、制御部203から入力される誤り訂正符号の情報に基づいて誤り訂正処理を入力された復調データに実行し、復調データを復号し、復号したデータを外部インタフェース部206に入力し、制御情報及び復号結果を制御部203に入力する。
端末101が有する外部インタフェース部206にはセンサが接続される。また、中継装置102が有する外部インタフェース部206にはセンタ装置103に接続される通信ケーブルが接続される。外部インタフェース部206は、復号部205から入力されたデータを接続先となるセンサ又はセンタ装置103に入力し、また、センサ又はセンタ装置103からデータが入力された場合、入力されたデータを符号化部207に入力する。また、端末101又は中継装置102の制御部203は、データを生成した場合、生成したデータを符号化部207に入力する。
符号化部207は、制御部203から入力される誤り訂正符号の情報に基づいて、外部インタフェース部206又は制御部203から入力されたデータを符号化し、符号化したデータをベースバンド変調部208に入力する。
ベースバンド変調部208は、制御部203から入力される変調方式の情報に基づいて、符号化部207から入力されたデータを変調し、ベースバンド信号を生成し、生成したベースバンド信号を無線送受信部202に入力する。無線送受信部202は、ベースバンド変調部208から入力されたデータを無線周波数信号に変換し、変換した無線周波数信号をアンテナ201から出力する。
制御部203は、端末101又は中継装置102の動作主体であり、データをセンサ又はセンタ装置103に送信する場合には、誤り訂正符号及び変調方式等を管理し、復号部205から入力される復号結果に基づいて、復号部205によって復号されたデータを外部インタフェース部206に入力するか否かを判定する。また、制御部203は、データをセンサ又はセンタ装置103に送信する場合には、制御情報及び誤り訂正符号の情報を符号化部207に入力し、変調方式の情報をベースバンド変調部208に入力する。
また、制御部203は、センサ又はセンタ装置103からデータを受信した場合には、変調方式の情報をベースバンド復調部204に入力し、誤り訂正符号の情報を復号部205に入力する。
図3は、実施例1のセンタ装置103のブロック図である。
センタ装置103は、送受信部302、制御部303、復調部304、復号部305、アプリケーションインタフェース部306、符号化部307、及び変調部308を有する。なお、センタ装置103が無線通信機能を備える場合、送受信部302は図示しないアンテナに接続される。
送受信部302は中継装置102に接続される通信ケーブルに接続され、送受信部302は中継装置102から送信されたデータを受信した場合、受信したデータを復調部304に入力する。復調部304は、制御部303から入力される変調方式の情報に基づいて、送受信部302から入力されたデータを復調し、復調したデータを復号部305に入力する。
復号部305は、制御部303から入力される誤り訂正符号の情報に基づいて、復調部304から入力されたデータに誤り訂正処理を実行し、入力されたデータを復号し、復号したデータをアプリケーションインタフェース部306に入力し、制御情報及び復号結果を制御部303に入力する。
アプリケーションインタフェース部306は、復号部305から入力されたデータに基づいて、センタ装置103が実行するアプリケーションのデータを取得し、取得したアプリケーションのデータのストレージへの格納処理、又は取得したアプリケーションのデータに統計処理を実行する。また、アプリケーションインタフェース部306は、アプリケーションからデータが入力された場合、入力されたデータを符号化部307に入力する。また、制御部303は、データを生成した場合、生成したデータを符号化部307に入力する。
符号化部307は、制御部303から入力される誤り訂正符号の情報に基づいて、アプリケーションインタフェース部306又は制御部303から入力されたデータを符号化し、符号化したデータを変調部308に入力する。
変調部308は、制御部303から入力される変調方式の情報に基づいて、符号化部307から入力されたデータを変調し、変調したデータを送受信部302に入力する。送受信部302は、変調部308から入力されたデータを出力する。
制御部303は、センタ装置103の動作主体であり、データをアプリケーションに送信する場合には、誤り訂正符号及び変調方式等を管理し、復号部305から入力される復号結果に基づいて、復号部305によって復号されたデータをアプリケーションインタフェース部306に入力するか否かを判定する。また、制御部303は、データを中継装置102に送信する場合には、制御情報及び誤り訂正符号の情報を符号化部307に入力し、変調方式の情報を変調部308に入力する。
また、制御部303は、中継装置102からデータを受信した場合には、変調方式の情報を復調部304に入力し、誤り訂正符号の情報を復号部305に入力する。
また、制御部303は、復号部305から入力された制御情報に基づいて通信ログを記憶し、端末101の通信先となる中継装置102を決定し、決定結果を端末101に送信する。
図4は、実施例1のセンタ装置103の装置構成の説明図である。
センタ装置103は、送受信部302、プロセッサ401、データバッファ402、メモリ403、及び記憶装置405を有する。送受信部302、プロセッサ401、データバッファ402、メモリ403、及び記憶装置405は、それぞれ内部バス404を介して接続される。送受信部302は、図3で説明した詳細を説明したので説明を省略する。
記憶装置405には、通信制御プログラム406、通信品質テーブル管理プログラム407、通信経路選択プログラム408、通信ログテーブル409、通信品質テーブル410、及びパラメータ管理テーブル411が記憶される。
通信制御プログラム406は、センタ装置103が実施する通信を制御するプログラムである。詳細には、通信制御プログラム406は、復号部305又はアプリケーションインタフェース部306から入力された制御情報に基づいて、パラメータ管理テーブル411を更新する。また、通信制御プログラム406は、パラメータ管理テーブル411に基づいて制御情報を生成し、生成した制御情報をデータバッファ402に記憶する。また、通信制御プログラム406は、パラメータ管理テーブル411に基づいて、送受信部302がデータを送信する場合に必要となる制御情報及び変調方式の情報を変調部308に入力し、パラメータ管理テーブル411に基づいて、誤り訂正符号を符号化部307に入力する。
また、通信制御プログラム406は、パラメータ管理テーブル411に基づいて、送受信部302がデータを送信する場合に必要となる制御情報及び変調方式の情報を復調部304に入力し、パラメータ管理テーブル411に基づいて、誤り訂正符号を復号部305に入力する。
通信品質テーブル管理プログラム407は、復号部305から入力される制御情報に基づいて、端末101と中継装置102との間の通信時刻及び当該通信時刻における通信品質を含む通信ログを生成し、生成した通信ログを通信ログテーブル409に登録する。通信ログテーブル409は図5で詳細に説明する。また、通信品質テーブル管理プログラム407は、通信ログテーブル409に登録された通信ログに基づいて、所定の時間帯毎の端末101と中継装置102との間の通信品質を算出し、所定の時間帯毎の通信品質を通信品質テーブル410に登録する。通信品質テーブル410は図6で詳細に説明する。
通信経路選択プログラム408は、所定のタイミングで、通信品質テーブル410に基づいて、端末101と中継装置102との間の全ての時間帯を通した通信品質の評価値を算出し、算出した評価値に基づいて、端末101の通信先となる中継装置102を決定する。所定のタイミングとは、例えば、通信経路選択プログラム408が端末101の通信先を前回選択してから所定時間が経過したタイミングであるが、これに限定されない。なお、通信経路選択プログラム408の具体的な処理は、図9で詳細に説明する。
パラメータ管理テーブル411には、復号部305用の変調方式、符号化部307用の変調方式、及び通信経路選択プログラム408が通信先を決定するために用いる情報等が登録される。
なお、記憶装置405には、図3に示すプログラム及びデータ以外のプログラム及びデータが記憶されてもよい。例えば、記憶装置405には、センタ装置103が実行するアプリケーションのプログラム等も記憶される。
プロセッサ401は、記憶装置405に記憶された通信制御プログラム406、通信品質テーブル管理プログラム407、通信経路選択プログラム408、通信ログテーブル409、通信品質テーブル410、及びパラメータ管理テーブル411をメモリ403にロードし、メモリ403にロードされた各種テーブルを必要に応じて参照しながら、これらのプログラムを実行する。
データバッファ402には、センタ装置103が生成した制御情報(センタ装置103が実行するアプリケーションからの情報、又は、例えば符号化されたデータ及び制御情報の受信の正否を示す情報等)が端末101に送信するために一時的に記憶される。また、データバッファ402には、符号化部307が符号化したデータ、制御部303が生成した制御情報等も一時的に記憶される。
メモリ403には、プロセッサ401が実行する各種プログラムが記憶装置405からロードされ、プログラムを実行する場合に必要な各種テーブル等も記憶装置405からロードされる。
なお、端末101及び中継装置102もセンタ装置103は、送受信部302の代わりに、無線送受信部202、及び外部インタフェース部206を有し、その他の点はセンタ装置103と同じ構成である。
図5は、実施例1の通信ログテーブル409の説明図である。
通信ログテーブル409は、時刻501、送信元502、宛先503、メッセージID504、及び通信品質505を含む。
時刻501には、端末101と中継装置102との間の通信品質を含むメッセージを端末101又は中継装置102が受信した時刻が登録される。送信元502には、メッセージの送信元の識別情報が登録される。宛先503には、メッセージの宛先の識別情報が登録される。メッセージID504には、メッセージの識別情報が登録される。通信品質505には、メッセージに含まれる端末101と中継装置102との間の通信品質を示す情報が登録される。通信品質を示す情報は例えば到達率等のような数値であってもよい。また、通信品質505には、通信品質を示す数値が所定値以上であれば通信品質が良いことを示す情報が登録され、通信品質を示す数値が所定値より小さければ通信品質が悪いことを示す情報が登録されてもよい。
図6は、実施例1の通信品質テーブル410の説明図である。
センタ装置103は、通信ログテーブル409に基づいて、例えば、時間帯毎の長期間の通信品質の評価指標を生成する。評価指標は、例えば、各時間帯における通信品質の平均値、最低値、又はパケット到達率の平均値等である。パケット到達率は、例えば、通信ログテーブル409に含まれるメッセージID504の連続性に基づいて算出されてもよいし、センタ装置103がポーリングによって通信品質を取得する場合、ポーリング実施時刻と当該ポーリングに対応するメッセージの時刻501に登録された時刻との差分に基づいて、算出されてもよい。
図6に示す通信品質テーブル410は、1日(24時間)が6時間毎の四つの時間帯に分割され、各時間帯のパケットの到達率が、端末101と中継装置102との間の通信品質の評価指標として算出された例を示す。
通信品質テーブル410は、宛先601及び時間帯毎の到達率602を含む。
宛先601には、中継装置102の識別情報が登録される。時間帯毎の到達率602には、時間帯毎に算出されたパケットの到達率が登録される。
なお、通信品質の評価指標が算出される時間帯は、通信のサンプル数が所定値以上となるように決定されてもよいし、工場の稼働時間等のように通信品質の変動要因が特定できる場合、変動要因に基づいて時間帯が決定されてもよい。
図7は、実施例1の通信経路監視処理のフローチャートである。
通信経路監視処理は、所定のタイミングでセンタ装置103によって実行される。
本実施例のセンタ装置103の動作フェーズには、運用フェーズと設計フェーズとがある。運用フェーズは、端末101に記憶されたセンサ情報及び端末101と中継装置102との間の通信品質を含む通信ログを記憶するフェーズであり、設計フェーズは、端末101の通信先となる中継装置102を決定することによって、端末101の通信経路を設計するフェーズである。
このように、センタ装置103の動作フェーズを運用フェーズ及び設計フェーズに分けることによって、例えば、センサ情報の収集中であっても端末101の通信経路を変更でき、データの到達性の悪化を回避できる。なお、データの到達性の悪化が回避できれば、センタ装置103の動作フェーズを分ける必要はなく、例えば、センタ装置103は、通信経路の設計とセンサ情報の収集とを並行して実行し、センサ情報を収集していない端末101の通信経路を変更してもよい。
まず、センタ装置103の通信制御プログラム406は、設計フェーズに移行するか否かを判定する(701)。ステップ701の処理の判定基準は、例えば、前回設計フェーズに移行してから所定時間経過した場合、又は、端末101と中継装置102との間の通信品質が所定値以下となった場合であり、通信制御プログラム406は、例えば、いずれかの判定基準を満たすと判定した場合、設計フェーズに移行すると判定する。
また、計算機システムが複数の端末101を備える場合、通信制御プログラム406は、全ての端末101の数に対していずれかの判定基準を満たす端末101の数の割合が所定値以上となった場合、いずれかの判定基準を満たす端末101の通信経路を設計すべく設計フェーズに移行する。この場合、センタ装置103は、いずれかの判定基準を満たす全ての端末101の通信経路をまとめて設計してもよいし、各端末101の通信経路を個別に設計してもよい。
ステップ701の処理で、設計フェーズに移行しないと判定された場合、センタ装置103は運用フェーズで動作する。この場合、センタ装置103の通信制御プログラム406は、端末101からセンサ情報を取得する(702)。
ステップ702の処理について詳細に説明する。
端末101は、所定のタイミングでセンサ情報を含むセンサ情報メッセージをセンタ装置103に送信する。ここで、本計算機システムで通信されるメッセージの形式について図8を用いて説明する。
図8は、実施例1の計算機システムで通信されるメッセージの形式の説明図である。
メッセージは、通信ヘッダ801、及びペイロード802を含む。通信ヘッダ801には、例えば、TCP/IPヘッダ又はMACヘッダ等であり、通信ヘッダ801には、送信元の識別情報、宛先の識別情報、及びメッセージID等の転送に必要なデータが登録される。ペイロード802には、実際のデータが登録される。
本実施例のペイロード802は、通信品質情報ヘッダ803、及びアプリケーションデータ804を含む。
通信品質情報ヘッダ803は、通信品質の計測に用いられたメッセージに関する情報、及び通信品質を含み、詳細には、時刻805、送信元ID806、宛先ID807、メッセージID808、及び通信品質809を含む。アプリケーションデータ804は、実際のデータ、例えば、センサ情報等が登録される。
時刻805には、通信品質の計測に用いられたメッセージの受信時刻が登録される。送信元ID806には、通信品質の計測に用いられたメッセージの送信元の識別情報が登録される。宛先ID807には、通信品質の計測に用いられたメッセージの宛先の識別情報が登録される。メッセージID808には、通信品質の計測に用いられたメッセージの識別情報が登録される。通信品質809には、通信品質を示す値が登録される。
例えばIEEE 802.15.4−2011においては、送信元ID806及び宛先ID807は、それぞれSource Address及びDestination Addressに相当し、メッセージID808はSequence Numberに相当し、通信品質809はLQI(Link Quality Indicator)に相当する。
なお、通信品質情報ヘッダ803は、メッセージを受信した中継装置102又は端末101がペイロード802に付与する。また、センタ装置103が一つのアプリケーションデータを取得するために、無線通信が複数回実施される場合、ペイロード802は複数の通信品質情報ヘッダ803を含む。
図7に戻りステップ702の詳細な説明を続ける。端末101が送信するセンサ情報メッセージでは、通信品質情報ヘッダ803は付与されておらず、アプリケーションデータ804にはセンサ情報が登録される。
中継装置102は、センサ情報メッセージを受信した場合、受信したセンサ情報メッセージのペイロード802に通信品質情報ヘッダ803を付加する。この通信品質情報ヘッダ803の時刻805には、中継装置102がセンサ情報メッセージを受信した時刻が登録される。また、送信元ID806には、中継装置102が受信したセンサ情報メッセージの送信元、すなわち端末101の識別情報が登録される。また、宛先ID807には、中継装置102が受信したセンサ情報メッセージの宛先、すなわち中継装置102の識別情報が登録される。また、メッセージID808には、中継装置102が受信したセンサ情報メッセージの識別情報が登録される。また、通信品質809には、中継装置102が受信したセンサ情報メッセージに基づいて計測された端末101から中継装置102までの経路の通信品質が登録される。
そして、中継装置102は、ペイロード802に通信品質情報ヘッダ803を付加したセンサ情報メッセージをセンタ装置103に送信する。センタ装置103は、センサ情報メッセージを受信することによって、センサ情報を取得することになる。
次に、センタ装置103がポーリング形式によって端末101からセンサ情報を取得する場合について説明する。
まず、センタ装置103の通信制御プログラム406は、端末101にセンサ情報の取得要求メッセージを送信する。次に、中継装置102は、取得要求メッセージを受信した場合、受信した取得要求メッセージを端末101に送信する。なお、中継装置102又はセンタ装置103が送信する取得要求メッセージでは、通信品質情報ヘッダ803は付加されておらず、アプリケーションデータ804には、センサ情報を取得する旨のデータが登録される。
端末101は、取得要求メッセージを受信した場合、受信した取得要求メッセージに基づいてセンサ情報を取得し、センサ情報をアプリケーションデータ804に登録したセンサ情報メッセージをセンタ装置103に送信する。端末101は、センサ情報メッセージのペイロード802に通信品質情報ヘッダ803を付加する。この通信品質情報ヘッダ803には、取得要求メッセージが中継装置102から端末101に到達するまでの経路の通信品質が含まれる。なお、端末101が付加する通信品質情報ヘッダ803に含まれる各項目に登録される情報は、上記した中継装置102が通信品質情報ヘッダ803を付加する場合と同様なので、説明を省略する。
中継装置102は、センサ情報メッセージを受信した場合、受信したセンサ情報メッセージのペイロード802に通信品質情報ヘッダ803を付加して、センタ装置103に送信する。中継装置102が付与する通信品質情報ヘッダ803には、取得要求メッセージが中継装置102から端末101に到達するまでの経路の通信品質が含まれる。なお、中継装置102が付加する通信品質情報ヘッダ803に含まれる各項目に登録される情報は、上記した中継装置102が通信品質情報ヘッダ803を付加する場合と同様なので、説明を省略する。
センタ装置103は、センサ情報メッセージを受信することによって、端末101からセンサ情報を取得することになる。なお、センタ装置103が受信したセンサ情報メッセージは、端末101が付加した通信品質情報ヘッダ803及び中継装置102が付加した通信品質情報ヘッダ803を含む。端末101が付加した通信品質情報ヘッダ803には、中継装置102から端末101への経路の通信品質が登録され、中継装置102が付加した通信品質情報ヘッダ803には、端末101から中継装置102への経路の通信品質が登録される。
これによって、センタ装置103は、中継装置102から端末101までの経路の通信品質及び端末101から中継装置102までの経路の通信品質を把握することができる。
センタ装置103がセンサ情報を収集すると、センタ装置103の通信品質テーブル管理プログラム407は、収集したセンサ情報に基づいて通信ログを通信ログテーブル409に記憶し(703)、通信経路監視処理を終了する。具体的には、通信品質テーブル管理プログラム407は、センタ装置103が受信したセンサ情報メッセージに含まれる通信品質情報ヘッダ803の数だけ、通信ログテーブル409にレコードを追加する。そして、通信品質テーブル管理プログラム407は、追加したレコードの時刻501に通信品質情報ヘッダ803の時刻805に登録された情報を登録し、追加したレコードの送信元502に通信品質情報ヘッダ803の送信元ID806に登録された情報を登録し、追加したレコードの宛先503に通信品質情報ヘッダ803の宛先ID807に登録された情報を登録し、追加したレコードのメッセージID504に通信品質情報ヘッダ803のメッセージID808に登録された情報を登録し、追加したレコードの通信品質505に通信品質情報ヘッダ803の通信品質809に登録された情報を登録する。
一方、ステップ701の処理で設計フェーズに移行すると判定された場合、通信品質テーブル管理プログラム407は、通信ログテーブル409に基づいて、所定時間毎の通信品質を宛先毎に算出し、算出した通信品質を通信品質テーブルに登録する(704)。
次に、センタ装置103の通信経路選択プログラム408は、通信品質テーブル410に基づいて端末101の通信先となる中継装置102を決定する通信先決定処理を実行する(705)。通信先決定処理は、図9で詳細に説明する。
次に、通信経路選択プログラム408は、ステップ705の処理で決定された通信先となる中継装置102を経由する経路を端末101に通知する(706)。
端末101は、ステップ706の通知を受信すると、完了通知を新たな通信先となる中継装置102を介してセンタ装置103に送信する。センタ装置103は、端末101から送信された完了通知を受信し(707)、処理を終了する。このように、センタ装置103が通信先となる中継装置102を経由する経路を端末101に通知することによって、端末101及び中継装置102が経路を変更するので、端末101の時刻と中継装置102の時刻とが同期されていなくても、端末101及び中継装置102の経路の変更が可能である。
図9は、実施例1の通信先決定処理のフローチャートである。
センタ装置103の通信経路選択プログラム408は、通信品質テーブル410を取得する(901)。
次に、通信経路選択プログラム408は、端末101にダイバーシチを実施するか否かを判定する(902)。ここで、ダイバーシチとは、端末101が一つのデータを複数の通信先となる中継装置102に同時に送信する通信方式である。端末101にダイバーシチを実施することによって、端末101から中継装置102までのパケット到達率が向上するが、これと引き換えに、端末101が送信する信号量が増加し、端末101のバッテリの消費量及び無線通信リソースの消費量が増加する。
ダイバーシチを実施するか否かを示す情報は、例えば、パラメータ管理テーブル411に予め登録されているものとし、ステップ902の処理では、通信経路選択プログラム408は、パラメータ管理テーブル411を参照し、端末101にダイバーシチを実施するか否かを判定するものとする。
ステップ902の処理で、端末101にダイバーシチを実施しないと判定された場合、通信経路選択プログラム408は、端末101に接続可能な中継装置102から処理対象となる一の中継装置102を選択し、ステップ903〜905の処理を実行する。ステップ903〜905の処理は、端末101に接続可能な全ての中継装置102(N個の中継装置102)に実行されるまで繰り返し実行される。
通信経路選択プログラム408は、中継装置102の全ての時間帯を通した通信品質の評価値として最悪値を用いるか否かを判定する(903)。例えば、評価値として最悪値を用いるか否かを示す情報はパラメータ管理テーブル411に予め登録されているものとし、ステップ903の処理では、通信経路選択プログラム408は、パラメータ管理テーブル411を参照し、処理対象の中継装置102の評価値として最悪値を用いるか否かを判定するものとする。
ステップ903の処理で、処理対象の中継装置102の評価値として最悪値を用いると判定された場合、通信経路選択プログラム408は、通信品質テーブル410の処理対象の中継装置102の全ての時間帯を通した通信品質のうち最低の通信品質を評価値とする(904)。ステップ904の処理では、具体的には、通信経路選択プログラム408は、数1を計算することによって評価値を算出する。
Figure 0006234323
数1及び後述する数2では、処理対象の中継装置102をkとし、時間帯tにおける通信品質(通信品質テーブルにおけるk及びtの通信品質の値)をPk,tとし、時間帯の総数をTとする。
一方、ステップ903の処理で、処理対象の中継装置102の評価値として最悪値を用いないと判定された場合、通信経路選択プログラム408は、時間帯毎に所定の回数(L回)だけパケットを再送した場合の到達率を算出し、各時間帯の到達率の平均到達率を評価値として算出する(905)。ステップ905の処理では、具体的には、通信経路選択プログラム408は、数2を計算することによって評価値を算出する。
Figure 0006234323
なお、ステップ905の処理によれば、ステップ904の処理より適した評価値を算出できるが、ステップ904の処理より計算量が増加してしまう。このため、センタ装置103の性能、及び中継装置102の数等を考慮して、管理者がステップ904又は905の処理のいずれかで評価値を算出することが望ましい。
ステップ903〜905の処理によって、全ての中継装置102の評価値が算出されると、通信経路選択プログラム408は、評価値が最大となる中継装置102、すなわち評価値が最良となる中継装置102を通信先に決定し(906)、通信先決定処理を終了する。
一方、ステップ902の処理で、端末101にダイバーシチを実施すると判定された場合、通信経路選択プログラム408は、端末101に接続可能な全ての中継装置102(N個の中継装置)から、端末101とダイバーシチによって通信する中継装置102の数(M個の中継装置)を選択する場合の全ての中継装置102の組み合わせを算出し、処理対象となる組み合わせを選択し、ステップ907〜909の処理を実行する。端末101とダイバーシチによって通信する中継装置102の数はパラメータ管理テーブル411に予め登録されている。ステップ907〜909の処理は、全ての中継装置102の組み合わせに実行されるまで繰り返し実行される。なお、中継装置102の組み合わせ個数は、NM個である。
通信経路選択プログラム408は、処理対象の組み合わせとなる中継装置102の全ての時間帯を通した通信品質の評価値として最悪値を用いるか否かを判定する(907)。ステップ907の処理の詳細は、ステップ903の処理と同様であるので、説明を省略する。
ステップ907の処理で、処理対象の組み合わせとなる中継装置102の評価値として最悪値を用いると判定された場合、通信経路選択プログラム408は、通信品質テーブル410の処理対象の組み合わせとなる各中継装置102の各時間帯の通信品質に基づいて、端末101が処理対象となる組み合わせとなる複数の中継装置102にパケットを送信した場合におけるパケットの到達率を算出し、全ての時間帯のうち最大となる到達率を評価値として算出する(908)。ステップ908の処理では、具体的には、通信経路選択プログラム408は、数3を計算することによって評価値を算出する。
Figure 0006234323
数3及び後述する数4では、k、t、及びTは数1及び数2と同じであるので説明を省略し、Fは処理対象の組み合わせとなる中継装置102の集合である。
一方、ステップ907の処理で、処理対象の組み合わせとなる中継装置102の評価値として最悪値を用いないと判定された場合、通信経路選択プログラム408は、時間帯毎に所定の回数(L回)だけパケットを処理対象の組み合わせとなる中継装置102に再送した場合の到達率を算出し、各時間帯の到達率の平均到達率を評価値として算出する(909)。ステップ909の処理では、具体的には、通信経路選択プログラム408は、数2を計算することによって評価値を算出する。
Figure 0006234323
ステップ907〜909の処理によって、全ての組み合わせとなる中継装置102の評価値が算出されると、通信経路選択プログラム408は、評価値が最大となる組み合わせの中継装置102の集合、すなわち評価値が最良となる組み合わせとなる中継装置102の集合を通信先に決定し(910)、通信先決定処理を終了する。
なお、ステップ902の処理では、ダイバーシチを実施するか否かを示す情報がパラメータ管理テーブル411に予め登録されていると説明したが、通信経路選択プログラム408は、例えば、端末101のバッテリの消費量及び無線通信リソースの消費量の少なくとも一方に基づいて、端末101のダイバーシチを実施するか否かをその都度判定してもよい。
また、ステップ903又は907の処理では、通信経路選択プログラム408は、例えば、センタ装置103の現在の処理負荷等に基づいて最悪値を用いるか否かをその都度判定してもよい。
また、評価値は、図9で説明した最悪値及び平均到達率に限定されるものではなく、例えば所定の到達率を満足するために必要となる通信時間等の他の値を用いてもよい。
以上によって、本実施例の計算機システムは、全ての時間帯を通した通信品質の評価値を算出し、算出した評価値に基づいて、端末101の通信先となる中継装置102を決定する。このため、通信環境の変化による通信品質の変動があっても最適な通信品質の経路を選択できる。
また、図9で説明したように、本実施例の計算機システムは、評価値として全ての時間帯を通した通信品質の最悪な値を用いて、端末101の通信先を決定する。このため、通信品質が極端に悪くなる時間帯がある中継装置は通信先として決定されにくいので、当該時間帯において通信時間が増大することを防止できる。
また、図9で説明したように、本実施例の計算機システムは、所定の時間帯毎に端末101と中継装置102との間でデータを所定回数通信した場合のデータの到達率を算出し、全ての時間帯の到達率の平均値を評価値に用いて、端末101の通信先を決定する。この評価値は、全ての時間帯の通信品質を精度よく評価するものであるので、データの到達率が平均して高い中継装置102を端末101の通信先として決定できる。
また、本実施例の計算機システムは、端末101から中継装置102への通信品質、及び中継装置102から端末101への通信品質を把握できる。
次に、実施例1の変形例について図10を用いて説明する。
本変形例では、通信経路選択プログラム408は、ダイバーシチを実施するか否かを判定せず、通信先として選択される中継装置102の最大数までの中継装置102の数毎に評価値を算出し、算出した評価値が最大の中継装置102の組み合わせを通信先に決定する。
図10は、実施例1の変形例の通信先決定処理のフローチャートである。図10に示す処理のうち図9に示す処理と同じ処理は、同じ符号を付与し、説明を省略する。
ステップ901の処理で通信品質テーブル410が取得されると、通信経路選択プログラム408は、通信先として中継装置102の最大数である最大選択数を取得し、1から最大選択数の間から処理対象となる選択数(M)を選択し、最大選択数までの全ての選択数に対してステップ907〜909の処理を繰り返し実行する。なお、最大選択数はパラメータ管理テーブル411に予め登録されているものとする。
次に、通信経路選択プログラム408は、端末101に接続可能な全ての中継装置102(N個の中継装置)から、処理選択数の中継装置102を選択する場合の全ての中継装置102の組み合わせを算出し、処理対象となる組み合わせを選択し、ステップ907〜909の処理を実行する。ステップ907〜909の処理は、全ての中継装置102の組み合わせに実行されるまで繰り返し実行される。なお、中継装置102の組み合わせ個数は、NM個である。
ステップ908又は909の処理で評価値が算出され、処理対象の選択数の全ての組み合わせに対してステップ907〜909の処理が実行されていない場合、通信経路選択プログラム408は、他の組み合わせを処理対象となる組み合わせに選択し、ステップ907〜909の処理を実行する。
ステップ908又は909の処理で評価値が算出され、処理対象の選択数の全ての組み合わせに対してステップ907〜909の処理が実行された場合、通信経路選択プログラム408は、最大選択数までの全ての選択数にステップ907〜909の処理が実行されたか否かを判定する。最大選択数までの全ての選択数にステップ907〜909の処理が実行されていない場合、通信経路選択プログラム408は、他の選択数を処理対象の選択数に選択し、ステップ907〜909の処理を実行する。
最大選択数までの全ての選択数にステップ907〜909の処理が実行された場合、通信経路選択プログラム408は、ステップ910の処理で、評価値が最大となる組み合わせの中継装置102の集合を通信先に選択し、通信先決定処理を終了する。
以上によって、ダイバーシチを実施するか否かにかかわらず、最適な中継装置102の集合を通信先に選択できるので、端末101と中継装置102との間で効率よくデータを通信できる。
以下、実施例2について図11及び図12を用いて説明する。
本実施例では、端末101と通信可能な第1中継装置、及びセンタ装置103に接続される第2中継装置を備える計算機システムについて説明する。
図11は、実施例2の計算機システムの構成図である。
端末101と通信可能な第1中継装置は、中継装置102A〜102Dを含む。また、センタ装置103に接続される第2中継装置は、中継装置1102A〜1102を含む。第1中継装置は少なくとも一つの第2中継装置を介在してセンタ装置103に接続される。したがって、センタ装置103は、第1中継装置と通信する場合には、第2中継装置を介して通信することとなる。
第1中継装置と第2中継装置とは無線で接続される。具体的には、中継装置102Aと中継装置1102Aとが無線で接続され、中継装置102Bと中継装置1102Bとが無線で接続され、中継装置102Cと中継装置1102B及び中継装置1102Cと無線で接続され、中継装置102Dと中継装置1102Cと無線で接続される。このため、通信品質の変動は、端末101と第1中継装置との間だけでなく、第1中継装置と第2中継装置との間でも生じる。
本実施例のセンタ装置103による通信経路監視処理は、実施例1の図7に示す通信経路処理と基本的に同じであるが異なる箇所について説明する。
センタ装置103の通信制御プログラム406がステップ702の処理で端末101のセンサ情報を取得する場合に受信するセンサ情報メッセージには、少なくとも端末101から第1中継装置への経路の通信品質、及び第1中継端末から第2中継装置への通信品質が含まれる。
このため、通信品質テーブル管理プログラム407がステップ703の処理で通信ログを通信ログテーブル409に記憶する場合には、端末101から第1中継装置への経路の通信品質、及び第1中継装置から第2中継装置への経路の通信品質を含む通信ログを通信ログテーブル409に記憶する。
また、ステップ704の処理で通信品質テーブル管理プログラム407が通信品質を通信品質テーブル410に登録する場合、端末101から第2中継装置までの各経路の通信品質を所定の時間帯に登録する。端末101から第2中継装置までの経路の通信品質は、通信品質テーブル管理プログラム407が端末101から第2中継装置までの経路の通信品質と第1中継装置から第2中継装置までの経路の通信品質とを乗算することによって算出される。
図12は、実施例2の通信品質テーブル410の説明図である。図12では、図6に示す通信品質テーブル410と同じ構成については同じ符号を付与し、説明を省略する。
通信品質テーブル410は、経路1201、及び時間帯毎の到達率602を含む。
経路1201には、端末101からセンタ装置103までのデータが到達するために経由し得る全ての中継装置102の識別情報が登録される。
図11では、端末101からセンタ装置103までの経路は五つの経路がある。具体的には、中継装置102A及び中継装置1102Aを経由する経路、中継装置102B及び中継装置1102Bを経由する経路、中継装置102C及び中継装置1102Bを経由する経路、中継装置102C及び中継装置1102Cを経由する経路、中継装置102D及び中継装置1102Cを経由する経路がある。経路1201には、これらの中継装置の組み合わせが登録される。
例えば、中継装置102A及び中継装置1102Aを経由する経路の時間帯毎の到達率は、端末101から中継装置102Aへの経路の通信品質と中継装置102Aから中継装置1102Aへの経路の通信品質とが乗算されることによって算出される。
なお、端末101又は中継装置は、他の端末101又は中継装置が送信した無線信号を傍受し、これらの区間の通信品質を記憶し、当該通信品質をセンサ情報メッセージに含めてセンタ装置103に送信してもよい。
また、図9に示すステップ906又は910の処理では、通信経路選択プログラム408は、端末101と通信可能な中継装置102A〜102Dから通信先を決定したが、本実施例では、端末101からセンタ装置103までの経路から通信に用いる経路を経由する第1中継装置及び第2中継装置を決定する。
以上によって、センタ装置103は、端末101から複数の中継装置を介してセンタ装置103にデータが到達する場合であっても、端末101からセンタ装置103までの経路の通信品質を算出できる。
実施例2では、通信品質テーブル管理プログラム407は、端末101から第1中継装置への経路の通信品質と第1中継装置から第2中継装置への経路の通信品質とを乗算することによって、端末101からセンタ装置103までの経路の通信品質を算出したが、本実施例では、End−To−End(すなわち、端末101とセンタ装置103との間)で通信されたパケット数に基づいて端末101からセンタ装置103までの経路の通信品質を算出する。
具体的には、センタ装置103は、センタ装置103が受信したセンサ情報メッセージの数とセンタ装置103が送信したセンサ情報メッセージの数とに基づいて、端末101からセンタ装置103までの経路の通信品質を算出する。例えば、センタ装置103は、受信したセンサ情報メッセージに含まれるシーケンス番号に基づいて、端末101が送信したにもかかわらず、センタ装置103が受信していないセンサ情報メッセージの数を算出する。そして、センタ装置103は、算出したセンサ情報メッセージの数を受信したセンサ情報メッセージの数に加算し、端末101が送信したセンサ情報メッセージの数を算出する。そして、センタ装置103は、受信したセンサ情報メッセージの数を端末101が送信したセンサ情報メッセージの数で除算することによって、端末101からセンタ装置103までの経路の通信品質を算出する。
端末101からセンタ装置103までに経由可能な中継装置の数が増加すると、実際に通信されるデータの数が少なくなる区間の経路が生じる可能性がある。このような経路の通信品質は信頼性が低く、実施例3のように端末101からセンタ装置103までの経路を経路の通信品質が算出されると、信頼性の低い区間の通信品質を用いて算出された端末101からセンタ装置103までの経路を経路の通信品質も信頼性が低くなる。このため、本実施例のように、End−To−Endで通信されたパケット数に基づいて、端末101からセンタ装置103までの経路の通信品質を算出するようにすれば、信頼性の高い通信品質を算出できる。
以下、実施例4について図13及び図14を用いて説明する。
実施例1〜実施例3では、端末101の通信先を決定する動作主体がセンタ装置103であってが、本実施例では、端末101の通信先を決定する動作主体が端末101である場合について説明する。本実施例は実施例1〜実施例3に適用可能である。
図13は、実施例4のセンタ装置103の装置構成の説明図である。図12では、図4に示すセンタ装置103と同じ構成については同じ符号を付与し、説明を省略する。
端末101は、無線送受信部202、外部インタフェース部206、プロセッサ401、データバッファ402、メモリ403、及び記憶装置405を有する。無線送受信部202、外部インタフェース部206、プロセッサ401、データバッファ402、メモリ403、及び記憶装置405は、それぞれ内部バス404を介して接続される。
無線送受信部202、及び外部インタフェース部206は、図2と同じであるので、説明を省略する。プロセッサ401、データバッファ402、メモリ403、及び記憶装置405は、図4と同じであるので、説明を省略する。
記憶装置405には、通信制御プログラム406、通信品質テーブル管理プログラム407、通信経路選択プログラム408、通信ログテーブル409、通信品質テーブル410、及びパラメータ管理テーブル411が記憶されるが、これらは、図4と同じであるので、説明を省略する。
図14は、実施例4の通信経路監視処理のフローチャートである。図14では、図7に示す実施例1の通信経路処理と同じ処理は同じ符号を付与し、説明を省略する。
ステップ701の処理で、設計フェーズに移行しないと判定された場合、端末101は運用フェーズで動作する。この場合、端末101の通信制御プログラム406は、センタ装置103から送信されたセンサ情報の取得要求メッセージを受信する(1401)。
ステップ1401の処理で受信した取得要求メッセージに基づいて、通信品質テーブル管理プログラム407は、端末101と中継装置102との間の通信品質を算出し、通信時刻及び通信品質を含む通信ログを通信ログテーブル409に記憶する。
なお、センタ装置103がポーリングによりセンサ情報を収集しない場合、端末101が送信したセンサ情報メッセージの応答メッセージを受信した場合、通信品質テーブル管理プログラム407は、受信した応答メッセージに基づいて、端末101と中継装置102との間の通信品質を算出し、通信時刻及び通信品質を含む通信ログを通信ログテーブル409に記憶してもよい。
また、通信品質テーブル管理プログラム407は、中継装置102から他の端末101への無線信号を傍受し、傍受した無線信号に基づいて、通信品質テーブル管理プログラム407を実行する端末101と中継装置102との間の通信品質を算出し、通信時刻及び通信品質を含む通信ログを通信ログテーブル409に記憶してもよい。
ステップ705の処理で通信先が決定された場合、通信経路選択プログラム408は、ステップ705の処理で決定された通信先となる中継装置102を経由する経路をセンタ装置103に通知する(1402)。
センタ装置103は、ステップ1402の通知を受信すると、完了通知を新たな通信先となる中継装置102を介して端末101に送信する。端末101は、センタ装置103から送信された完了通知を受信し(1403)、処理を終了する。
以上によって、実施例1〜実施例3の通信経路監視処理を端末101側で実行することが可能となる。これによって、例えば、端末101の数が多いため、センタ装置103が全ての端末101の通信先を決定する処理を実行すると計算量が膨大になる場合、又は端末101が中継装置102から他の端末101の無線信号を傍受して端末101と中継装置102との間の経路の通信品質を取得したほうが、多くの通信品質を取得できる場合、及び端末101が自律的にデータを送信する場合等に適し、信頼性の高い通信品質を用いて通信先を決定できる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることも可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、又は、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない、実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
101 端末
102 中継装置
103 センタ装置
406 通信制御プログラム
407 通信品質テーブル管理プログラム
408 通信経路選択プログラム
409 通信ログテーブル
410 通信品質テーブル
411 パラメータ管理テーブル

Claims (12)

  1. 端末と、
    前記端末と通信可能な少なくとも一つの中継装置と、
    前記少なくとも一つの中継装置に接続されるセンタ装置と、を備える計算機システムであって、
    前記端末と前記少なくとも一つの中継装置との間の通信の通信時刻及び通信品質を含む通信ログを記憶する通信ログ記憶部と、
    前記通信ログに基づいて、所定の時間帯毎の前記端末と前記少なくとも一つの中継装置との間の通信品質を算出し、前記少なくとも一つの中継装置毎の前記所定の時間帯毎の前記通信品質を通信品質情報として記憶する通信品質情報作成部と、
    前記通信品質情報を参照し、前記少なくとも一つの中継装置から前記端末の通信先の中継装置を決定する通信先決定部と、を備え、
    前記通信先決定部は、
    前記少なくとも一つの中継装置毎の前記所定の時間帯毎の前記通信品質に基づいて、前記中継装置毎の全ての前記時間帯を通した通信品質の評価値を算出し、
    前記算出した評価値に基づいて、前記端末の通信先となる前記中継装置を決定し、
    前記少なくとも一つの中継装置は、前記端末と通信可能な少なくとも一つの第1中継装置、及び前記センタ装置に接続される第2中継装置を含み、
    前記少なくとも一つの第1中継装置と前記第2中継装置とは通信可能であって、
    前記通信ログ記憶部は、前記端末と前記少なくとも一つの第1中継装置との間の通信品質を示す第1通信品質値と通信時刻とを含む第1通信ログ、及び前記少なくとも一つの第1中継装置と前記第2中継装置との間の通信品質を示す第2通信品質値と通信時刻とを含む第2通信ログを記憶し、
    前記通信品質情報作成部は、
    前記第1通信ログ及び前記第2通信ログに基づいて、前記所定の時間帯毎の前記第1通信品質値及び前記第2通信品質値を乗算することによって、前記端末と前記第2中継装置との間の通信品質を示す値を、前記少なくとも一つの第1中継装置と前記第2中継装置との組み合わせとなる経路毎に算出し、
    前記所定の時間帯毎の前記経路の通信品質を前記通信品質情報として記憶し、
    前記通信先決定部は、
    前記時間帯毎の前記経路の前記通信品質の値に基づいて、前記経路毎の全ての前記時間帯を通した通信品質の評価値を算出し、
    前記算出した評価値に基づいて、前記端末が通信する経路を決定することを特徴とする計算機システム。
  2. 端末と、
    前記端末と通信可能な少なくとも一つの中継装置と、
    前記少なくとも一つの中継装置に接続されるセンタ装置と、を備える計算機システムであって、
    前記端末と前記少なくとも一つの中継装置との間の通信の通信時刻及び通信品質を含む通信ログを記憶する通信ログ記憶部と、
    前記通信ログに基づいて、所定の時間帯毎の前記端末と前記少なくとも一つの中継装置との間の通信品質を算出し、前記少なくとも一つの中継装置毎の前記所定の時間帯毎の前記通信品質を通信品質情報として記憶する通信品質情報作成部と、
    前記通信品質情報を参照し、前記少なくとも一つの中継装置から前記端末の通信先の中継装置を決定する通信先決定部と、を備え、
    前記通信先決定部は、
    前記少なくとも一つの中継装置毎の前記所定の時間帯毎の前記通信品質に基づいて、前記中継装置毎の全ての前記時間帯を通した通信品質の評価値を算出し、
    前記算出した評価値に基づいて、前記端末の通信先となる前記中継装置を決定し、
    前記少なくとも一つの中継装置は、前記端末と通信可能な少なくとも一つの第1中継装置、及び前記センタ装置に接続される第2中継装置を含み、
    前記少なくとも一つの第1中継装置と前記第2中継装置とは通信可能であって、
    前記通信ログ記憶部は、
    前記端末及び前記センタ装置の一方が送信したデータの数を特定可能な情報、及び前記端末及び前記センタ装置の他方が受信したデータの数を前記通信品質として含む通信ログを、前記少なくとも一つの第1中継装置と前記第2中継装置との組み合わせとなる経路毎に記憶し、
    前記通信品質情報作成部は、
    前記通信ログに含まれる前記一方が送信したデータの数及び前記他方が受信したデータの数に基づいて、前記端末と前記第2中継装置との間の通信品質を、前記少なくとも一つの第1中継装置と前記第2中継装置との組み合わせとなる経路毎に算出し、
    前記所定の時間帯毎の前記経路の通信品質を前記通信品質情報として記憶し、
    前記通信先決定部は、
    前記時間帯毎の前記経路の前記通信品質に基づいて、前記経路毎の全ての前記時間帯を通した通信品質の評価値を算出し、
    前記算出した評価値に基づいて、前記端末が通信する経路を決定することを特徴とする計算機システム。
  3. 端末と、
    前記端末と通信可能な少なくとも一つの中継装置と、
    前記少なくとも一つの中継装置に接続されるセンタ装置と、を備える計算機システムであって、
    前記端末と前記少なくとも一つの中継装置との間の通信の通信時刻及び通信品質を含む通信ログを記憶する通信ログ記憶部と、
    前記通信ログに基づいて、所定の時間帯毎の前記端末と前記少なくとも一つの中継装置との間の通信品質を算出し、前記少なくとも一つの中継装置毎の前記所定の時間帯毎の前記通信品質を通信品質情報として記憶する通信品質情報作成部と、
    前記通信品質情報を参照し、前記少なくとも一つの中継装置から前記端末の通信先の中継装置を決定する通信先決定部と、を備え、
    前記通信先決定部は、
    前記少なくとも一つの中継装置毎の前記所定の時間帯毎の前記通信品質に基づいて、前記中継装置毎の全ての前記時間帯を通した通信品質の評価値を算出し、
    前記算出した評価値に基づいて、前記端末の通信先となる前記中継装置を決定し、
    前記通信先決定部は、前記少なくとも一つの中継装置の全ての時間帯の通信品質のうち最悪な通信品質をそれぞれの中継装置の評価値とすることを特徴とする計算機システム。
  4. 端末と、
    前記端末と通信可能な少なくとも一つの中継装置と、
    前記少なくとも一つの中継装置に接続されるセンタ装置と、を備える計算機システムであって、
    前記端末と前記少なくとも一つの中継装置との間の通信の通信時刻及び通信品質を含む通信ログを記憶する通信ログ記憶部と、
    前記通信ログに基づいて、所定の時間帯毎の前記端末と前記少なくとも一つの中継装置との間の通信品質を算出し、前記少なくとも一つの中継装置毎の前記所定の時間帯毎の前記通信品質を通信品質情報として記憶する通信品質情報作成部と、
    前記通信品質情報を参照し、前記少なくとも一つの中継装置から前記端末の通信先の中継装置を決定する通信先決定部と、を備え、
    前記通信先決定部は、
    前記少なくとも一つの中継装置毎の前記所定の時間帯毎の前記通信品質に基づいて、前記中継装置毎の全ての前記時間帯を通した通信品質の評価値を算出し、
    前記算出した評価値に基づいて、前記端末の通信先となる前記中継装置を決定し、
    前記通信先決定部は、前記所定の時間帯毎の前記通信品質に基づいて、前記所定の時間帯毎に前記端末と前記少なくとも一つ中継装置との間でデータを所定回数通信した場合のデータの到達率を算出し、全ての時間帯の到達率の平均値を前記少なくとも一つの中継装置の評価値とすることを特徴とする計算機システム。
  5. 端末と、
    前記端末と通信可能な少なくとも一つの中継装置と、
    前記少なくとも一つの中継装置に接続されるセンタ装置と、を備える計算機システムであって、
    前記端末と前記少なくとも一つの中継装置との間の通信の通信時刻及び通信品質を含む通信ログを記憶する通信ログ記憶部と、
    前記通信ログに基づいて、所定の時間帯毎の前記端末と前記少なくとも一つの中継装置との間の通信品質を算出し、前記少なくとも一つの中継装置毎の前記所定の時間帯毎の前記通信品質を通信品質情報として記憶する通信品質情報作成部と、
    前記通信品質情報を参照し、前記少なくとも一つの中継装置から前記端末の通信先の中継装置を決定する通信先決定部と、を備え、
    前記通信先決定部は、
    前記少なくとも一つの中継装置毎の前記所定の時間帯毎の前記通信品質に基づいて、前記中継装置毎の全ての前記時間帯を通した通信品質の評価値を算出し、
    前記算出した評価値に基づいて、前記端末の通信先となる前記中継装置を決定し、
    前記通信ログの前記通信品質は、前記端末から前記少なくとも一つの中継装置への通信品質、及び前記少なくとも一つの中継装置から前記端末への通信品質を含み、
    前記センタ装置は、前記端末に記憶されたデータを取得するものであって、前記通信ログ記憶部を有し、
    前記センタ装置は、前記端末に記憶されたデータの取得要求を前記少なくとも一つの中継装置を介して前記端末に送信し、
    前記端末は、前記少なくとも一つの中継装置から前記取得要求を受信した場合、前記少なくとも一つの中継装置から前記端末への通信品質を、前記端末が記憶するデータに含めて前記少なくとも一つの中継装置に送信し、
    前記少なくとも一つの中継装置は、前記端末から前記データを受信した場合、前記端末から前記少なくとも一つの中継装置への通信品質を前記受信したデータに含めて前記センタ装置に送信し、
    前記センタ装置が前記少なくとも一つの中継装置からデータを受信した場合、前記通信ログ記憶部は、前記受信したデータに含まれる前記少なくとも一つの中継装置から前記端末への通信品質、及び前記端末から前記少なくとも一つの中継装置への通信品質を前記通信ログの前記通信品質として記憶することを特徴とする計算機システム。
  6. 端末と、
    前記端末と通信可能な複数の中継装置と、
    前記複数の中継装置に接続されるセンタ装置と、を備える計算機システムであって、
    前記端末と前記複数の中継装置との間の通信の通信時刻及び通信品質を含む通信ログを記憶する通信ログ記憶部と、
    前記通信ログに基づいて、所定の時間帯毎の前記端末と前記複数の中継装置との間の通信品質を算出し、前記複数の中継装置毎の前記所定の時間帯毎の前記通信品質を通信品質情報として記憶する通信品質情報作成部と、
    前記通信品質情報を参照し、前記複数の中継装置から前記端末の通信先の中継装置を決定する通信先決定部と、を備え、
    前記通信先決定部は、
    前記複数の中継装置毎の前記所定の時間帯毎の前記通信品質に基づいて、前記中継装置毎の全ての前記時間帯を通した通信品質の評価値を算出し、
    前記算出した評価値に基づいて、前記端末の通信先となる前記中継装置を決定し、
    前記端末は、一つのデータを複数の中継装置に送信可能であって、
    前記通信先決定部は、
    前記端末が送信可能な中継装置の組み合わせ毎の前記所定の時間帯毎の通信品質に基づいて、前記中継装置の組み合わせ毎の全ての前記時間帯を通した通信品質の評価値を算出し、
    前記算出した評価値に基づいて、前記端末が通信する中継装置の組み合わせの中継装置に決定することを特徴とする計算機システム。
  7. 端末と通信可能な少なくとも一つの中継装置に接続されるセンタ装置であって、
    前記端末と前記少なくとも一つの中継装置との間の通信の通信時刻及び通信品質を含む通信ログを記憶する通信ログ記憶部と、
    前記通信ログに基づいて、所定の時間帯毎の前記端末と前記少なくとも一つの中継装置との間の通信品質を算出し、前記少なくとも一つの中継装置毎の前記所定の時間帯毎の前記通信品質を通信品質情報として記憶する通信品質情報作成部と、
    前記通信品質情報を参照し、前記少なくとも一つの中継装置から前記端末の通信先の中継装置を決定する通信先決定部と、を備え、
    前記通信先決定部は、
    前記少なくとも一つの中継装置毎の前記所定の時間帯毎の前記通信品質に基づいて、前記中継装置毎の全ての前記時間帯を通した通信品質の評価値を算出し、
    前記算出した評価値に基づいて、前記端末の通信先となる前記中継装置を決定し、
    前記少なくとも一つの中継装置は、前記端末と通信可能な少なくとも一つの第1中継装置、及び前記センタ装置に接続される第2中継装置を含み、
    前記少なくとも一つの第1中継装置と前記第2中継装置とは通信可能であって、
    前記通信ログ記憶部は、前記端末と前記少なくとも一つの第1中継装置との間の通信品質を示す第1通信品質値と通信時刻とを含む第1通信ログ、及び前記少なくとも一つの第1中継装置と前記第2中継装置との間の通信品質を示す第2通信品質値と通信時刻とを含む第2通信ログを記憶し、
    前記通信品質情報作成部は、
    前記第1通信ログ及び前記第2通信ログに基づいて、前記所定の時間帯毎の前記第1通信品質値及び前記第2通信品質値を乗算することによって、前記端末と前記第2中継装置との間の通信品質を示す値を、前記少なくとも一つの第1中継装置と前記第2中継装置との組み合わせとなる経路毎に算出し、
    前記所定の時間帯毎の前記経路の通信品質を前記通信品質情報として記憶し、
    前記通信先決定部は、
    前記時間帯毎の前記経路の前記通信品質の値に基づいて、前記経路毎の全ての前記時間帯を通した通信品質の評価値を算出し、
    前記算出した評価値に基づいて、前記端末が通信する経路を決定することを特徴とするセンタ装置。
  8. 端末と通信可能な少なくとも一つの中継装置に接続されるセンタ装置であって、
    前記端末と前記少なくとも一つの中継装置との間の通信の通信時刻及び通信品質を含む通信ログを記憶する通信ログ記憶部と、
    前記通信ログに基づいて、所定の時間帯毎の前記端末と前記少なくとも一つの中継装置との間の通信品質を算出し、前記少なくとも一つの中継装置毎の前記所定の時間帯毎の前記通信品質を通信品質情報として記憶する通信品質情報作成部と、
    前記通信品質情報を参照し、前記少なくとも一つの中継装置から前記端末の通信先の中継装置を決定する通信先決定部と、を備え、
    前記通信先決定部は、
    前記少なくとも一つの中継装置毎の前記所定の時間帯毎の前記通信品質に基づいて、前記中継装置毎の全ての前記時間帯を通した通信品質の評価値を算出し、
    前記算出した評価値に基づいて、前記端末の通信先となる前記中継装置を決定し、
    前記少なくとも一つの中継装置は、前記端末と通信可能な少なくとも一つの第1中継装置、及び前記センタ装置に接続される第2中継装置を含み、
    前記少なくとも一つの第1中継装置と前記第2中継装置とは通信可能であって、
    前記通信ログ記憶部は、
    前記端末及び前記センタ装置の一方が送信したデータの数を特定可能な情報、及び前記端末及び前記センタ装置の他方が受信したデータの数を前記通信品質として含む通信ログを、前記少なくとも一つの第1中継装置と前記第2中継装置との組み合わせとなる経路毎に記憶し、
    前記通信品質情報作成部は、
    前記通信ログに含まれる前記一方が送信したデータの数及び前記他方が受信したデータの数に基づいて、前記端末と前記第2中継装置との間の通信品質を、前記少なくとも一つの第1中継装置と前記第2中継装置との組み合わせとなる経路毎に算出し、
    前記所定の時間帯毎の前記経路の通信品質を前記通信品質情報として記憶し、
    前記通信先決定部は、
    前記時間帯毎の前記経路の前記通信品質に基づいて、前記経路毎の全ての前記時間帯を通した通信品質の評価値を算出し、
    前記算出した評価値に基づいて、前記端末が通信する経路を決定することを特徴とするセンタ装置。
  9. センタ装置に接続される少なくとも一つ中継装置と通信可能な端末であって、
    前記端末と前記少なくとも一つの中継装置との間の通信の通信時刻及び通信品質を含む通信ログを記憶する通信ログ記憶部と、
    前記通信ログに基づいて、所定の時間帯毎の前記端末と前記少なくとも一つの中継装置との間の通信品質を算出し、前記少なくとも一つの中継装置毎の前記所定の時間帯毎の前記通信品質を通信品質情報として記憶する通信品質情報作成部と、
    前記通信品質情報を参照し、前記少なくとも一つの中継装置から前記端末の通信先の中継装置を決定する通信先決定部と、を備え、
    前記通信先決定部は、
    前記少なくとも一つの中継装置毎の前記所定の時間帯毎の前記通信品質に基づいて、前記中継装置毎の全ての前記時間帯を通した通信品質の評価値を算出し、
    前記算出した評価値に基づいて、前記端末の通信先となる前記中継装置を決定し、
    前記通信先決定部は、前記少なくとも一つの中継装置の全ての時間帯の通信品質のうち最悪な通信品質をそれぞれの中継装置の評価値とすることを特徴とする端末。
  10. センタ装置に接続される少なくとも一つ中継装置と通信可能な端末であって、
    前記端末と前記少なくとも一つの中継装置との間の通信の通信時刻及び通信品質を含む通信ログを記憶する通信ログ記憶部と、
    前記通信ログに基づいて、所定の時間帯毎の前記端末と前記少なくとも一つの中継装置との間の通信品質を算出し、前記少なくとも一つの中継装置毎の前記所定の時間帯毎の前記通信品質を通信品質情報として記憶する通信品質情報作成部と、
    前記通信品質情報を参照し、前記少なくとも一つの中継装置から前記端末の通信先の中継装置を決定する通信先決定部と、を備え、
    前記通信先決定部は、
    前記少なくとも一つの中継装置毎の前記所定の時間帯毎の前記通信品質に基づいて、前記中継装置毎の全ての前記時間帯を通した通信品質の評価値を算出し、
    前記算出した評価値に基づいて、前記端末の通信先となる前記中継装置を決定し、
    前記通信先決定部は、前記所定の時間帯毎の前記通信品質に基づいて、前記所定の時間帯毎に前記端末と前記少なくとも一つ中継装置との間でデータを所定回数通信した場合のデータの到達率を算出し、全ての時間帯の到達率の平均値を前記少なくとも一つの中継装置の評価値とすることを特徴とする端末。
  11. 端末と、少なくとも一つの中継装置と、センタ装置とを有する計算機システムにおける通信制御方法であって、
    前記端末は、前記少なくとも一つの中継装置と通信可能であって、
    前記少なくとも一つの中継装置は前記センタ装置に接続され、
    前記方法は、
    前記センタ装置が、前記端末と前記少なくとも一つの中継装置との間の通信の通信時刻及び通信品質を含む通信ログを記憶し、
    前記計算機システムが、前記通信ログに基づいて、所定の時間帯毎の前記端末と前記少なくとも一つの中継装置との間の通信品質を算出し、前記少なくとも一つの中継装置毎の前記所定の時間帯毎の前記通信品質を通信品質情報として記憶し、
    前記計算機システムが、前記通信品質情報を参照し、前記少なくとも一つの中継装置から前記端末の通信先の中継装置を決定し、
    前記端末の通信先を決定する場合、前記計算機システムが、前記少なくとも一つの中継装置毎の前記所定の時間帯毎の前記通信品質に基づいて、前記中継装置毎の全ての前記時間帯を通した通信品質の評価値を算出し、前記算出した評価値に基づいて、前記端末の通信先となる前記中継装置を決定し、
    前記センタ装置が、前記端末に記憶されたデータの取得要求を前記少なくとも一つの中継装置を介して前記端末に送信し、
    前記端末が、前記少なくとも一つの中継装置から前記取得要求を受信した場合、前記少なくとも一つの中継装置から前記端末への通信品質を、前記端末が記憶するデータに含めて前記少なくとも一つの中継装置に送信し、
    前記少なくとも一つの中継装置が、前記端末から前記データを受信した場合、前記端末から前記少なくとも一つの中継装置への通信品質を前記受信したデータに含めて前記センタ装置に送信し、
    前記センタ装置が、前記少なくとも一つの中継装置からデータを受信した場合、前記受信したデータに含まれる前記少なくとも一つの中継装置から前記端末への通信品質、及び前記端末から前記少なくとも一つの中継装置への通信品質を前記通信ログの前記通信品質として記憶することを特徴とする通信制御方法。
  12. 端末と、複数の中継装置と、センタ装置とを有する計算機システムにおける通信制御方法であって、
    前記端末は、前記複数の中継装置と通信可能であって、
    前記複数の中継装置は前記センタ装置に接続され、
    前記方法は、
    前記計算機システムが、が、前記端末と前記複数の中継装置との間の通信の通信時刻及び通信品質を含む通信ログを記憶し、
    前記計算機システムが、前記通信ログに基づいて、所定の時間帯毎の前記端末と前記複数の中継装置との間の通信品質を算出し、前記複数の中継装置毎の前記所定の時間帯毎の前記通信品質を通信品質情報として記憶し、
    前記計算機システムが、前記通信品質情報を参照し、前記複数の中継装置から前記端末の通信先の中継装置を決定し、
    前記端末の通信先を決定する場合、前記計算機システムが、前記複数の中継装置毎の前記所定の時間帯毎の前記通信品質に基づいて、前記中継装置毎の全ての前記時間帯を通した通信品質の評価値を算出し、前記算出した評価値に基づいて、前記端末の通信先となる前記中継装置を決定し、
    前記端末は、一つのデータを複数の中継装置に送信可能であって、
    前記方法は、
    前記端末が送信可能な中継装置の組み合わせ毎の前記所定の時間帯毎の通信品質に基づいて、前記中継装置の組み合わせ毎の全ての前記時間帯を通した通信品質の評価値を算出し、
    前記算出した評価値に基づいて、前記端末が通信する中継装置の組み合わせの中継装置に決定することを特徴とする通信制御方法。
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