JP6231044B2 - 電子的加入者識別モジュール(eSIM)のアプリケーション識別情報の取り扱い - Google Patents

電子的加入者識別モジュール(eSIM)のアプリケーション識別情報の取り扱い Download PDF

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Description

本出願は、組込み形ユニバーサル集積回路カード(embedded Univarsal Integrated Circuit Card(eUICC))及び電子的加入者識別モジュール(electronic Subscriber Identity Modules(eSIM))に関する。特に、複数のeSIM環境においてモバイルデバイスがeSIMのコンテンツへアクセスすることを可能にすることに関する。
ほとんどのモバイルデバイスは、移動通信事業者(MNO)により提供されるサービスへモバイルデバイスをアクセス可能にする取り外し可能なユニバーサル集積回路カード(UICC)を受け取り、動作するように構成されている。特に、それぞれのUICCは少なくともマイクロプロセッサと読み出し専用メモリ(ROM)を備えている。ROMは、モバイルデバイスがMNOに登録しMNOと情報をやりとりするために利用することができる、異なるアプレットと認証データを格納するように構成されている。典型的には、UICCは、単一のMNOプロファイルを格納するように構成され、モバイルデバイスに備えられるUICC受け口に挿入される小さな取り外し可能なカード(例えば、SIMカード)の形をしている。さらに近年の実装では、UICCはモバイルデバイスのシステムボードに直接に組込まれ、複数のMNOプロファイルを格納するように構成される。これを電子的SIM(eSIM)と称する。例えば、組込み形UICC(eUICC)は、ローカルのMNOのための1つのeSIMと国際的なMNOのための別のSIMを格納することができる。これらのeUICCは従来の取り外し可能なUICCに対していくつもの長所を備えている。例えば、いくつかのeUICCは、MNOにより提供される拡張された機能にアクセスするためのeSIMの更新を容易にする書き換え可能なメモリを有する。eUICCはモバイルデバイスにUICC受け口を備える必要性をなくす。eUICCの実装はモバイルデバイスのフレキシビリティを高めるだけではなく、デザインを簡単にし、他の部品のためにスペースを解放する。
eUICCは従来の取り外し可能なUICCに対して多くの利益をもたらすが、eUICCを実装することはどうやってeSIMのコンテンツへモバイルデバイスがアクセスするかという新たな課題を提案する。例えば、MNOはお互いにたくさんの同じプロパティを共有している。その結果、eSIMは同じアプリケーション識別情報を有するアプリケーションを含むことができる。その結果、同様なものを共有する2以上のeSIMを含むeUICCを有するモバイルデバイスは、2以上のeSIMの特定の1つのアプリケーションを選択してアクセスすることがうまくいかないかも知れない。詳しくいうと、アプリケーションへアクセスするための既存のプロトコルはAIDのみを参照することを伴う。これは、AID単独ではアプリケーションを含む特定のeSIMのアプリケーションをユニークに識別することはできないから、モバイルデバイスが特定のeSIMのアプリケーションへアクセスするのには不十分である。したがって、モバイルデバイス、とくにモバイルデバイスに備えられるプロセッサに、複数eSIM環境において、特定のeSIMのアプリケーション等の特定のeSIMコンテンツへアクセスできるようにする必要がある。
eUICCは複数のeSIMを記憶でき、それぞれのeSIMは自身のコンテンツ(例えば、アプリケーションやファイル構造)を記憶できる。eUICC上の複数のeSIMの構成に伴って、どうやって同じeUICCに記憶されている異なるeSIMのコンテンツを識別してアクセスするかという問題が生じる。例えば、モバイルデバイスが既存のインターフェイスを使ってファイル識別情報(FID)により識別されるファイルへ読み出しコマンド(command)を送るとき、複数のeSIM内に同じFIDが存在しうるのでコンフリクト(conflict)が生じうる。その結果、eUICCはFIDのみを使って特定のeSIMに対するファイルへアクセスすることはできないだろう。実施形態は、モバイルデバイスからeUICCへ送信可能な特別なコマンドを導入することにより、この問題に取り組むことをここで明らかにする。特に、特別なコマンドは選択のためにeSIMをユニークに識別する識別情報を含み、特別なコマンドはeUICCへeSIMの中に含まれるコンテンツを作動(activate)または非作動(deactivate)にすることを指示する。eSIMを選択した後、モバイルデバイスはeSIMのコンテンツ(例えば、アプリケーションやファイル構造)を見ることができる。この様に、モバイルデバイスは、eUICCに記憶された他のeSIMにまたがって同様なものが存在していても、eUICCに記憶された特定のeSIMのコンテンツにアクセスすることができる。
さらに、アプリケーションに関連付けられているアプリケーション識別情報(AID)のみに基づいてアプリケーションへアクセスしようと試みるときは、eUICCにコンフリクトが発生する可能性がある。この欠陥を救済するために、eUICCによりeSIMへアクセスされる方法を区別するために論理チャネルを使用することができる。論理チャネルは、モバイルデバイスがeSIMの中の異なるアプリケーションへアクセスするために複数の論理チャネルをオープンできるように既存の標準に定められる。詳しくは、既存の標準はアプリケーションがアクセスされる前に、eSIMのアプリケーションが最初に論理チャネルで選択されなければならないことを指示する。したがって、eUICCで実行されるオペレーティングシステム(OS)は、ロジカルチャネルで選択されるeSIMの予備知識を有している。実施形態はここで、異なる論理チャネルで異なるeSIMの選択(アプリケーション自身に対して)を可能にするこの機能を拡張することをここで説明する。続いて、それぞれのアプリケーションはSELECT(eSIM,AID)コマンドによりユニークに識別される。eUICCと情報をやりとりするモバイルデバイスのターミナル(例えばベースバンドプロセッサ)は、例えばさまざまなeSIM IDを管理することにより、eUICCにより管理される異なるeSIMを知ることができる。このようにして、モバイルデバイスのプロセッサはeUICCの中の複数のeSIMにまたがって特定のアプリケーションに同時にアクセスすることができる。
この概要は、ここで記載される主題のいくつかの側面の基本的な理解を提供するために、いくつかの例示的実施形態を要約する目的で提供されるにすぎない。したがって、記載された機能は単に例示であり、どのような方法でも記載されている主題の範囲や精神を狭く解釈されるべきでないことが理解されるだろう。他の機能、側面、主題の利点は詳細な説明、図面及び特許請求の範囲から明らかになるだろう。
図面は説明の目的であり、無線コンピューティングデバイスに提供する開示された発明に係る装置及び方法についての例示的な構成及び配置を提供する。これらの図面は、実施形態の精神と範囲とを逸脱することなく当業者により実施形態に行われる形式的および詳細などんな変更も制限されない。実施形態は添付の図面と併せて次の発明の詳細な説明により容易に理解できるだろう。同じ参照番号は同様な構成要素を示す。
実施形態に係る様々な技術を実行するように構成されたMNO、基地局およびモバイルデバイスを含む無線システムの異なる構成要素を表すブロック図。 実施形態に係る図1のシステムの特定の構成のより詳細なブロック図。 実施形態に係るeSIMのブロック図。 実施形態に係る複数のeSIMを記憶するeUICCのブロック図。 実施形態に係るアプリケーションのファイル構造の詳細図。 実施形態に係るeUICCに含まれる特定のeSIMのアプリケーションの選択を表すタイミングチャート。 実施形態に係るアプリケーションを含む複数のeSIMの中の1つのeSIMのアプリケーションを選択しアクセスすることを表すタイミングチャート。 実施形態に係る図5Aのタイミングチャートをサポートするフレーム構造。 実施形態に係る図5Aおよび図5Bに関係する方法を表すフローチャート。 実施形態に係る複数のeSIMプロバイダからの複数のeSIMを記憶するeUICCのブロック図。 実施形態に係る論理チャネルを使ってターミナルにより選択される複数のeSIMを記憶するeUICCのブロック図。 実施形態に係る図6Aおよび図6Bに関係する方法のフローチャート。 実施形態に係る様々な構成要素を実行することができるコンピューティングデバイスの詳細図。
次に説明される実施形態による装置および方法の代表的な応用がこのセクションで提供される。これらの例は単に記載された実施形態の理解の背景と助けを加えるために提供される。当業者にとってこれらの特定の詳細な記述の一部あるいは全てなしでここで説明される実施形態を実行できることは明らかである。他の例では、よく知られている処理ステップは実施形態の説明を不必要に分かりにくくすることを避けるために詳細に説明しない。以下の例に限定されないように、他の適用が可能である。
UICCは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)やロングタームエボリューション(LTE)を含むセルラーネットワークのためのモバイル端末で使用されるスマートカード(smart card)である。特に、UICCは、加入者の個人データを完全かつ安全に保証しつつ、加入者をセルラーネットワークに対して認証する。UICCはモバイルサービスの正しい展開に使用するためのMNOとエンドユーザとのためのアプリケーションを記憶している。UICCは、同時にいくつかのアプリケーションをホストする一般のマルチアプリケーションプラットフォームである。
UICCは、国際携帯機器加入者識別情報(international mobile subscriber identity(IMSI))と携帯電話デバイス(携帯電話等)において加入者を識別し認証するのに使用される関連するキーを安全に記憶する集積回路であるSIMを有している。初期の実装では、SIM回路は取り外し可能なプラスチックカードに組込まれる。このプラスチックカードはSIMカードと呼ばれ、異なるモバイルデバイスの間で移動することができる。SIMカードは、ユニークなシリアル番号、集積回路カードID(ICCID)、国際携帯機器加入者識別情報(IMSI)、セキュリティ認証情報及び暗号情報、ローカルネットワークに関する一時的な情報、ユーザがアクセスするサービスのリスト、認証情報(例えばパスワード)を持っている。
時間と共にUICCの役割は発展し、加入者の管理下にある、唯一のネットワークのMNOに所有される部分になっている。したがって、UICCはMNOが加入者に対して安全にサービスを提供するために有益なツールである。そして、多くのモバイルハンドセットにおいて動作する携帯性と能力のために、UICCはMNOにネットワークに特有なサービスを提供することと携帯電話が使用されているのに関係なくカスタマイズすることを可能にする。UICCのユニークさは、多様な向上した機能を全てのMNOと加入者とに与える。
先に記載したように、UICCはモバイルデバイスのシステムボードに直接組み込まれ(すなわちeUICC)、例えば、ローカルMNO用の1つのeSIMと国際MNO用の他のeSIMのように、複数の電子的SIM(eSIM)を管理できるように構成される。これらのeUICCは従来の取り外し可能なUICCに対していくつもの利点を提供する。例えば、いくつかのeUICCは、MNOにより提供される拡張された機能にアクセスするためのeSIMの更新を容易にする書き換え可能なメモリを有する。特にそれぞれのeSIMは独自のファイル構造とアプリケーションを有することができる。解決すべき問題は、どうやって同じeUICC上にある複数のeSIMを識別し、そのコンテンツにアクセスするかである。例えば、モバイルデバイスが、既存のインターフェイスを使ってFIDにより識別されるファイルへ読み出しコマンドを送ると、同じFIDが他のeSIMに存在する可能性があり、他のeSIMに関連する可能性があるためにコンフリクトが発生する可能性がある。その結果、eUICCはFIDにより識別される特定のファイルへどうアクセスするのか分からないだろう。
その他の考慮は以下のものがある:UICCの実装のための標準は、AIDがSIMに実装されるアプリケーションを識別するために使用されることを規定する。AIDは、5バイトのアプリケーションプロバイダIDと11バイト(もしくはそれより少ない)の個別利用AIDを有する。AIDは、例えばベンダーにより製造される間のように、カードが用意される間に決定される。eUICCの実装についての問題は複数のeSIM環境におけるAIDのあいまいさに関する。すでに明らかにしたように、eUICCは複数のeSIMを有することができる。特に、これらのeSIMは、例えばAT&TとT−モバイルのような、異なる、調整がされないソースからもたらされることがある。AIDのユニークさは異なるeSIMにまたがって保護(preserve)されていないので、ある場合は、異なるソースは同じAIDを使うことができる。したがって、アプリケーションが同じAIDを共有する複数のeSIMを有する場合にコンフリクトが発生する。
前述の問題のために、実施形態は、モバイルデバイスがeUICCへ、eUICCにより管理されるeSIMをユニークに識別する識別情報を有する特別なコマンドを送ることができることによる技術を説明する。特に、この特別なコマンドは、eUICCにeSIMが有するコンテンツを作動または非作動にすることを指示することができる。eSIMが選択されると、eSIMのファイル構造とアプリケーションとは、モバイルデバイスにより既存のコマンド(例えば読み出しコマンド)を使ってアクセス可能にされる。モバイルデバイスは作動しているeSIMを非作動にしてから異なるeSIMを作動することにより異なるeSIMを選択することができる。前述の技術は、作動中のeSIMを有するeUICCをレガシーデバイスへ実装でき、レガシーデバイスでうまく動作することができるという、互換性の利益をもたらす。このような機能により、eUICCは最後に選択したeSIMを記憶することが必要であり、レガシーデバイスの立ち上げが実行されると、eUICCは自動的に前に選択されたeSIMを選択する。
前述したように、モバイルデバイスがeSIM内の異なるアプリケーションへアクセスするために異なる論理チャネルをオープンすることができるような論理チャネルは、既存の標準に定義されている。本実施形態では、異なる論理チャネルで異なるeSIM(アプリケーションに対して)の選択をするように機能を拡張することを説明する。この機能はモバイルデバイスが複数のeSIM及び関連するコンテンツへ同時にアクセスすることを認める。複数のeSIM環境において同じアプリケーションへアクセスすることに関し、解答は標準の外部エンティティの調整原理を利用して定義することができる。原理は:1)同じeSIM内のAIDがユニークである。すなわちeSIMベンダーにより保証される(既存のUICC標準と類似している)、2)異なるeSIMベンダーからのAIDはeUICCに重複しうる。
eUICC OSの操作によって、モバイルデバイスはeUICCへ複数の論理チャネルをオープンでき、AIDコンフリクトを避けられる。すなわち、アプリケーションの関連するeSIMは、アプリケーションが選択される前に最初に所定の論理チャネルに関連付けられる。このようにeUICC OSは、eSIMが所定の論理チャネルでAIDと関連することを知ることができる。それぞれのアプリケーションはSELECT(eSIM ID,AID)コマンドによりユニークに識別される。端末(すなわちベースバンドプロセッサ)は、例えばさまざまなeSIM IDを管理することにより、eUICCにより管理される異なるeSIMを知っている。この解答は、インターフェイスに大きな変更なしで実装することができる。
したがって、前述のアプローチはシステムがeUICC内の異なるeSIMを識別し、そのコンテンツにアクセスする技術を提供する。より詳しい説明は図1、2、3A、3B、3C、4、5A、5B、5C、6A、6B、6C及び7に関連して以下に明らかにされる。これらの図は、これらの技術が実装されて使われるシステム及び方法の詳しい図を表す。
実施形態に関連する用語は次に説明される。
・AID−UICC内のアプリケーションを識別するアプリケーション識別情報。AIDは5バイトの登録されたアプリケーションプロバイダ識別情報(RID)と11バイトまでの個別利用アプリケーション拡張識別情報(PIX)とを有する。アプリケーションのAIDは、所定のUICCにおいてユニークにできる。AIDはカードが用意される間、例えばベンダーによる製造処理の間に決定される。
・APDU−アプリケーション プロトコル データ ユニット
・EUM−eUICC製造者
・ICCID−集積回路カードID−eUICC内のeSIMを識別するためのユニークな番号。
・IMSI−国際携帯機器加入者識別情報。IMSIは、ユーザを識別し、モバイルデバイスをネットワークとユーザサービスに所属させる、MNOが所有し発行するユニークな識別情報。
・MCC−モバイル国コード
・MNO−移動通信事業者。モバイルネットワークインフラストラクチャを通して顧客にアクセス能力と通信サービスを提供するエンティティ。
・OTA プラットフォーム−無線(over the air)プラットフォーム。UICCのリモート管理に使用され、eUICCのeSIMをイネーブルするMNOベースのプラットフォーム。
・SIM−加入者識別モジュール
・eSIM−電子的SIM。eSIMはソフトウェアベースのSIM、あるいは「ソフトSIM」。eSIMは、eUICCに供給あるいは存在する、ファイル構造、データ及びアプリケーションの組合せが可能である。
・SM-SR−サブスクリプション マネージャ− セキュア ルーチング(subscription manager secure routing)
・UICC−ユニバーサル 集積回路カード
・eUICC−組込み形UICC
・USIM−ユニバーサル加入者識別モジュール。USIMはUMTSのためのネットワークアクセスアプリケーション(NAA)である。UICC上のUSIMは加入者を識別する情報を含むことができる。
ここに記載のさまざまな実施形態に従って、用語「無線通信デバイス」、「無線デバイス」、「モバイルデバイス」、「モバイルステーション」及び「ユーザ端末(UE)」は、ここに開示される実施形態に関連する処理手順を実行することができる1以上の一般的な家庭用電子機器を記述するために交換可能に使用することができる。さまざまな実施形態に従えば、これらの家庭用電子機器のうちのいずれか1つは、ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)、ワイヤレスメトロエリアネットワーク(WMAN)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、ワイヤレスパーソナリエリアネットワーク(WPAN)、近距離無線通信(NFC)、セルラー無線ネットワーク、第4世代(4G)LTE、LTEアドバンス(LTE−A)、5Gまたは他の現在のあるいは将来開発されるセルラー無線ネットワーク等で通信に使われる1以上の無線通信プロトコルによって無線通信ができるセルラーフォンまたはスマートフォン、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、パーソナルコンピュータ、ネットブックコンピュータ、メディアプレーヤデバイス、電子ブック、MiFi(登録商標)デバイス、ウェアラブルコンピューティングデバイス、及び同様な他のタイプのコンピューティングデバイスに関係する。
いくつかの実施形態では無線通信デバイスは、局、クライアントワイヤレスデバイス、クライアント通信デバイスと呼ばれるワンセットのクライアントデバイスを含み、無線通信システムの一部として動作することができ、例えば、WLANの一部、WPANの一部、またはアドホック無線ネットワーク等のアクセスポイント(AP)に接続される。いくつかの実施形態では、クライアントデバイスは、ワイヤレスローカルエリアネットワーク通信プロトコルに従うWLAN技術による通信が可能な無線通信デバイスである。いくつかの実施形態では、WLAN技術はWi−Fi(またはより一般的にはWLAN)無線通信サブシステムまたは無線機を含む。Wi−Fi無線機は、1以上のIEEE802.11a、IEEE802.11b、IEEE802.11g、IEEE802.11−2007、IEEE802.11n、IEEE802.11−2012、IEEE802.11ac、または現在のあるいは将来開発される802.11技術等の米国電気電子学会(IEEE)802.11技術を実装することができる。
さらに、ここに記載されるUEは異なる第3世代(3G)または第2世代(2G)のRATにより通信できるマルチモード通信デバイスに構成されてもよい。これらのシナリオでは、マルチモードUEは、より低いデータレートスループットの従来の3Gに比べ、より早いデータレートスループットを提案するLTEに接続するのを優先できる。例えば、いくつかの実施形態では、マルチモードUEは、LTEまたはLTE−Aネットワークが使えないときに、エボルブド(evolved)高速パケットアクセス(HSPA+)ネットワーク、符号分割多元接続(CDMA)2000、エボリューション(evolution)データオンリー(EV−DO)ネットワークなどの従来の3Gネットワークへフォールバックするように構成されてもよい。
図1は、いくつかの実施形態に従って、記載されているさまざまな技術を実装するように構成されるシステム100の異なる構成要素のブロック図を表す。詳しくは、図1はシステム100の高レベルな外観を表し、モバイルデバイス102、1以上の基地局112、1以上のMNO114を含むことを示している。一実施形態によれば、モバイルデバイス102は、少なくとも1つの基地局112を経由して少なくとも1つのMNO114と通信が可能な無線通信デバイス(例えば、スマートフォン、タブレット、ラップトップ等)を表す。図1に示すように、モバイルデバイス102はプロセッサ104,メモリ106、eUICC108及びベースバンドプロセッサ110を有することができる。eUICC108は、例えば、モバイルデバイス102のシステムボードに組み込まれ、従来の取り外し可能なUICCよりも柔軟な環境を提供するように構成されるハードウェア要素である。以下により詳しく記載されるように、eUICC108は、ここに記載される技術によりeUICC108がeSIMを管理することを可能にするいろいろなハードウェア及びソフトウェアの構成要素を有することができる。
図2は、一実施形態による、図1のモバイルデバイス102の詳しい図200である。図2に示されるように、モバイルデバイスOS202と1以上のアプリケーション204は、プロセッサ104及びメモリ106によりモバイルデバイス102で実行できる。図2はeUICC108が有するさまざまなハードウェア及びソフトウェア構成要素を示す。より詳しくは、eUICC108は、eUICC OS214に、eUICC108で実行して1以上のeSIM216を管理できるようにする、プロセッサ210、メモリ212を有する。この構成により、プロセッサ104,プロセッサ210及びベースバンドプロセッサ110は、モバイルデバイス102が少なくとも1つのMNO104により提供されるサービスへアクセスできるようにするために協力して動作する。
図3Aは、第1アプリケーション306及び第2アプリケーション308、及びアプリケーションファイル構造304を有するeSIM302のブロック図300を表す。図3Aに示されるように、第1アプリケーション306及び第2アプリケーション308は、それぞれアプリケーション識別情報、第1AID307及び第2AID309により識別される。第1アプリケーション306及び第2アプリケーション309は、eSIM302に関連するMNOにより提供される異なるアプリケーションを表す。アプリケーション識別情報、第1AID307及び第2AID309により、モバイルデバイス102は第1アプリケーション306か第2アプリケーション308の何れかにユニークにアクセスすることができる。図3Cに関して詳しく後述するように、このアクセス能力は、モバイルデバイス102がアプリケーションファイル構造304に適切にアクセスすることを可能にする。
図3Bは、第1eSIM354及び第2eSIM356として表される複数のeSIM216を記憶するeUICC352のブロック350を表す図である。この実施例では、第1eSIM354と第2eSIM356に関連するアプリケーション(図2Bに不図示)は同じアプリケーション識別情報、第1AID307で識別される。したがって、第1eSIM354と第2eSIM356のアプリケーションは同じアプリケーションでありうる。そしてアプリケーションは異なるMNOにより提供されうる。図3Bを参照すると、ICCIDは、第1eSIM354及び第2eSIM356について同じである。ベースバンドプロセッサ110がICCIDを読む場合に、ユニークなアプリケーション識別情報(したがってアプリケーション)が識別できないので、コンフリクトがありうる。従って、アプリケーションファイル構造が適切に識別されないだろう。
図3Cは、図3AのeSIM302についてのアプリケーションファイル構造304の詳細370を示す図である。ファイル識別情報(FID)は特定のファイルを指し識別するのに使用される。図3Cに含まれるファイルタイプは以下である。
・個別ファイル(dedicated file(DF)):アクセス条件やオプションで基本ファイル(elementary file(EF))または他の個別ファイルを含む。DFは、FIDにより参照される。
・アプリケーション個別ファイル(ADF):アプリケーションへのエントリポイント。アプリケーションDF(ADF)はアプリケーションの全てのDFとEFを含む特定のDF。
・基本ファイル(EF):有効なIMSI値は、SIMカード製造時にSIM内のIMSI基本ファイル(EF IMSI)にデフォルトで存在しなければならない。
・マスタファイル(MF)
アプリケーションはAIDによりユニークに識別され、EFDIRから得られる。AIDはアプリケーションを選択するのに使用される。EFDIR、EFPL及びEFICCIDは必須であり、MFの下に直接にある。DFTELECOMはオプションであり、存在する場合は、MFの下にある。DFTELECOMはアプリケーション独立な情報を含むことができる。
図4はeUICC内に含まれる特定のeSIMのアプリケーションを選択するためのタイミングチャート400を表す。処理はモバイルデバイス102のベースバンドプロセッサ110が通信のためのチャネルを要求することで開始する。eUICCは例えばチャネル1を選択して応答する。ベースバンドプロセッサ110はSELECT(AID)コマンドを送り、指定されるAIDに関連するアプリケーションへアクセスを要求する。ベースバンドプロセッサ110は、他のアプリケーションへアクセスするためにこの処理を繰り返すことができる。したがって、2つの並列のセッションはアクティブになりうる。この方法は、図3Aに記載された構造のeSIM内の適切なアプリケーションを選択するのにはうまくいく。しかし、eUICC内(例えば図3B)に複数のeSIMがある場合には、アプリケーションが同じでありうるので、コンフリクトが生じうる。アプリケーションは異なるMNOにより発行され、eSIMは同じICCIDを有することができる。その結果、例えば、第1AID307のようにアプリケーション識別情報が同じになりうるので、図4の方法は適切なアプリケーションファイル構造を識別できないかもしれない。
図5Aは、アプリケーションを有する複数のeSIMの中から1つのeSIMのアプリケーションを選択し、アクセスすることを示すタイミングチャートである。最初にベースバンドプロセッサ110は、SELECT(eSIM ID)コマンドを、eSIMを識別しかつeSIMへのアクセスを要求するeUICCへ送る。eUICCは、応答としてアクティブ状態を示す受信確認(acknowledgement)メッセージ(例えば、OK)を送信する。モバイルデバイス102が非作動中であれば、ベースバンドプロセッサ110はeSIMへアクセスすることはできない。MNOの規制に基づいて、一時には1つのeSIMしか作動できない。SELECT(eSIM ID)は、例えば第1eSIM354または第2eSIM356のように特定のeSIMを選択できる。図5Bに記載のP1及びP2は、次により詳しく記載するが、例えばeSIM選択のように、SELECTコマンドのタイプを指定する値を有することができる。第1eSIM354と第2eSIM356との間を切り替えるために、ベースバンドプロセッサ110は「非選択」コマンドを発行でき、新しい選択をする。例えば、SELECT(P1,P2)は最初のeSIMを非選択にすることを示し、SELECT(P3,P4)は2番目のeSIMを選択することを示す。
eSIMが作動しているときは、ベースバンドプロセッサ110は、特定のアプリケーション(そしてアプリケーションファイル構造)に対する要求を表すSELECT(第1AID307)コマンドで応答することができる。eUICCからの肯定応答の後、ベースバンドプロセッサ110は、特定のアプリケーションを選択するためにSELECT(ICCID)を送信することができる。eUICCからの肯定応答の後に、ベースバンドプロセッサ110はREAD BINARYコマンドをeUICCへ送信することができる。READ BINARY応答メッセージはトランスペアレントな構造を持つEFのコンテンツを含むことができる。さらにeSIMは、eUICCが特定のMNOを選択するようにプログラムされるのを防ぐ補助ロック(subsidy lock)を有することができる。補助ロックは、MCC/MNC選択を制限することができる。
図5Bはタイミングチャート500をサポートするフレーム構造550である。図5Bに示すように、フレーム構造550はAPDUヘッダとeSIM IDを有する。APDUヘッダは、次のフレームを含む:SELECT CLASS、INS(命令コード)、P1/P2、LEN(長さ)。APDUヘッダはeUICCオペレーションについての標準に含まれる。標準に含まれる同じINSコードがタイミングチャート500において利用される。アプリケーションのユニークな識別情報を提供するために、P1/P2フレームは標準に含まれていない特別な値を割り当てられる。このP1/P2のプログラミングにより、ベースバンドプロセッサ110はタイミングチャート500に示される通信方法を実行することができる。このように、ベースバンドプロセッサ110は関心のあるアプリケーションを選択し、アクセスすることができる。前述したように、eSIM IDは、eUICCに存在あるいは提供されたファイル構造、データ及びアプリケーションの組合せであり、イネーブルされると特定のモバイルネットワークインフラストラクチャへアクセスすることを許容する。
図5Cは、図5A及び図5Bに関連する方法を表すフローチャート570である。フローチャートのステップはベースバンドプロセッサ110により実行され、次のように実行される。
1.eSIM572を識別するためにeUICCへSELECT(eSIM ID)コマンドを送信する。−572
2.受信確認を受信後、識別情報「第1AID」に関連するアプリケーションを選択するためにSELECT(第1AID)コマンドをeUICCへ送信する。−574
3.受信確認を受信後、ICCIDを確認(confirm)しかつファイル構造(例えばアプリケーションファイル構造304)を有するeSIMを選択するためにSELECT(ICCID)コマンドを送信する。−576
4.受信確認を受信後、特定のファイルを指定するREAD BINARYコマンドを送信する。−578
5.特定のファイルを受信する。−580
特に、この方法は標準にデザインされたeUICCと後方互換性がある。すなわち、eUICC OSは最後に選択されたeSIMを記憶できる。ここでeSIM IDはeSIMを選択する。P1/P2コーディングは、例えばeSIMを選択するための選択コマンドのような、SELECTコマンドの特定のタイプを決定する。
図6Aは第1eSIM604と第2eSIM606とを有するeUICC602のブロック図600である。図6Aに示されるように、第1eSIM604と第2eSIM606とはAIDが「n」であるアプリケーションを有しており、これはeUICCが実行されるときに生じうる問題を示している。特に、異なるeSIMは、異なる調整されていないソースに由来してもよく、ここでこれらソースはeSIMプロバイダ#1(例えばAT&T)とeSIMプロバイダ#2(例えばT−モバイル)として示される。異なるソースはeSIMに含まれるアプリケーションについて同じAIDを使うことができる。このことはAIDにより特定のアプリケーションへアクセスするときにコンフリクトを生じうる。したがって、eUICCが、異なるソースから供給された同じアプリケーションを持つ複数のeSIMを有する場合、コンフリクトが生じうる。
前述の問題への解答は図6Bのブロック図650に説明される。図6Bに示されるように、ブロック図650は第1eSIM674と第2eSIM676とを有するeUICC672を含んでいる。これらの各eSIMは同じアプリケーションとAIDをサポートする。すなわち、図6Bで、APP、AID=nである。ここで、eUICC678は、eSIMの識別情報(例えば、eSIM ID)とアプリケーション識別情報(AID)とによりアプリケーション情報のターミナル680(すなわち図1のベースバンドプロセッサ110)への送信を調整するように構成されている。より詳しくは、eUICC OS678は、(eSIM ID,AID)を使って論理チャネルを確立するように構成される。これらの論理チャネルは、生じるかも知れない説明した起こりうるコンフリクトを除去する。
ブロック図650の実施形態はいくつかの機能をサポートする。同じeSIM内のAIDはユニークである。すなわち、従来のUICCと同様にeSIMベンダーにより保証される。しかし、異なるeSIMからのAIDは、異なるeSIMの間でeUICCにおいて重複しうる。AIDのコンフリクトはeUICC OS678の操作によって避けることができる。アプリケーションに関して、それと関連するeSIMは、アプリケーションが選択される前に所定の論理チャネルで最初に選択されなければならない。したがって、eUICC OS678はどのeSIMが所定の論理チャネルでこのAIDに関連するかを知っていることができる。それぞれのアプリケーションは、コマンド(eSIM ID,AID)によりユニークに識別される。ターミナルはeSIM IDによりeUICC上の異なるeSIMを知っている。他の実施形態では、複数のeSIMは複数の論理チャネルを使ってeUICCで作動することができる。それぞれの論理チャネルは異なるMNOを同時に選択することができる。したがって、モバイルデバイス102は2以上のMNOに同時にアクセスすることができる。
図6Cは、図6A及び図6Bに関連する方法についてのフローチャート670を示す。方法は次のステップを有し、ステップは図6BのeUICC OS678により実行される。
1.eSIMを特定の論理チャネルに関係させる。−672
2.AIDをeSIMに関係させる。−674
3.モバイル端末(例えば、図6Bのモバイル端末680)に、本願記載の{eSIM ID、AID}コマンドを使って論理チャネル経由でAIDへアクセスするように指示する。ターミナル680は図1に示され、より詳しく記述されたベースバンドプロセッサ110に相当しうる。−676
図7は、ここに記載され実施形態に従うさまざまな構成要素を実行するのに使用されるコンピューティングデバイス700の詳細図である。特に、この詳細図は図1に示されるモバイルデバイス102に含まれうるさまざまな構成要素を示している。図7によると、コンピューティングデバイス700は、コンピューティングデバイス700の全体の動作を制御するためのマイクロプロセッサまたは制御装置に相当するプロセッサ702を有することができる。コンピューティングデバイス700は、コンピューティングデバイスのユーザがコンピューティングデバイス700と情報をやりとりするためのユーザ入力デバイス708を備えることができる。例えば、ユーザ入力デバイス708は、ボタン、キーパッド、ダイアル、タッチスクリーン、音声入力インターフェイス、光学/画像入力インターフェイス、センサーデータの形式の入力等の多様な形式をとりうる。さらに、コンピューティングデバイス700は、ユーザへ情報を表示するためにプロセッサ702により制御される表示部710(スクリーン表示)を有することができる。データバス716は、少なくとも記憶装置740、プロセッサ702および制御装置713の間のデータ伝送を容易にすることができる。制御装置713は、機器制御バス714によりインターフェイスでき、機器制御バスを通して異なる機器を制御することができる。コンピューティングデバイス700は、データリンク712に接続するネットワーク/バスインターフェイス711を有することができる。無線接続の場合、ネットワーク/バスインターフェイス711は無線送受信装置を有することができる。
コンピューティングデバイス700は、単一の記憶装置または複数の記憶装置を備えることができ、記憶装置740の1以上のパーティションを管理するための記憶管理モジュールを備える記憶装置740を有することができる。いくつかの実施形態では、記憶装置740はフラッシュメモリ、半導体(固体)メモリや同様なものを含むことができる。コンピューティングデバイス700はランダムアクセスメモリ(RAM)720や読み出し専用メモリ(ROM)722も含みうる。ROM722はプログラム、ユーティリティ、プロセスを不揮発に記憶することができる。RAM720は揮発性のデータ記憶を提供し、ここに記載のものと異なるソフトウェア処理の動作に関連する命令を記憶することが可能である。コンピューティングデバイス700はさらに、図1、2に記載され説明されるeUICCで表わされうるセキュアエレメント(secure element)750を有することができる。
説明した実施形態のさまざまな側面、実施形態、実行または特徴は別個にあるいは組み合わされて使用することができる。実施形態のさまざまな側面はソフトウェア、ハードウェアまたはハードウェアとソフトウェアの組合せにより実装されることができる。また、実施形態はコンピュータ可読媒体のコンピュータ可読コードとして実現することもできる。コンピュータ可読媒体は、コンピュータシステムにより後で読み出されることができるデータを記憶できるあらゆるデータ記憶デバイスである。コンピュータ可読媒体の例は、読み出し専用メモリ、ランダムアクセスメモリ、CDROM、DVD、磁気テープ、ハードディスクドライブ、固体ドライブ、光学データ記憶デバイスを含む。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読コードが分散形式で記憶されて実行されるように、ネットワーク接続されたコンピュータシステムに分散されることができる。
上述の説明は、説明の目的であり、実施形態の説明の全ての理解のために特定の用語を使っている。しかし、当業者には特定の詳細が説明された実施形態を実行するために必要ではないことは明らかである。上述の特定の実施形態の記述は説明および例示のために存在する。これらは網羅的であることおよび実施形態を開示された明確な形に限定することを意図していない。当業者には上述の教示を考慮して多くの修正や変更が可能である。

Claims (20)

  1. 組込み形ユニバーサル集積回路カード(eUICC)により管理される電子的加入者識別モジュール(eSIM)のアプリケーションへアクセスするための方法であって、
    前記eUICCにおいて、
    論理チャネルを介してベースバンドプロセッサから、コマンドに含まれるeSIM識別情報(eSIM ID)に対応する第1のeSIMを選択するための、前記コマンドを受け取るステップと、
    前記論理チャネルを前記第1のeSIMと関連付けるステップと、
    前記eUICCにより管理される前記第1のeSIMのアプリケーションへアクセスするリクエストを、前記論理チャネルを介して前記ベースバンドプロセッサから受け取るステップであって、前記アプリケーションは、第2のeSIMのアプリケーションにより共有されるアプリケーション識別情報(AID)に関連付けられている、ステップと、
    前記リクエストに応じて 前記ベースバンドプロセッサが、前記論理チャネルを介して前記第1のeSIMの前記AIDに関連付けられている前記アプリケーションへアクセスすることを可能にするステップと、を含む方法。
  2. 前記第1のeSIMの各アプリケーションは、ユニークなAIDに関連付けられていることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記eUICCにより管理される各eSIMはユニークなeSIM IDに関連付けられていることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1のeSIMの前記アプリケーションへアクセスするための前記リクエストは、アプリケーションプロトコルデータユニット(APDU)ヘッダを有するSELECT(eSIM ID,AID)コマンドを含み、前記APDUヘッダはSELECTコマンドのタイプを判定するP1及びP2フィールドを含み、前記P1及びP2フィールドの値はeSIM選択を表すことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 少なくとも2つのeSIMが、前記eUICC内で同時にアクティブであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記ベースバンドプロセッサは、異なる論理チャネルを使って前記eUICC内の異なるアクティブなeSIMのアプリケーションへ同時にアクセスすることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. モバイルデバイスであって、
    電子的加入者識別モジュール(eSIM)を管理する組込み形ユニバーサル集積回路カード(eUICC)と、
    ベースバンドプロセッサと、
    少なくとも1つのメモリと、を備え、
    前記少なくとも1つのメモリは、前記ベースバンドプロセッサにより実行されて、前記ベースバンドプロセッサに、
    1のeSIMを選択するための第1のコマンドを、第1の論理チャネルを介して前記eUICCへ送るステップと
    第2のeSIMを選択するための第2のコマンドを、第2の論理チャネルを介して前記eUICCへ送るステップであって、前記第1のeSIMと前記第2のeSIMとのそれぞれが同じアプリケーション識別情報(AID)に関連付けられているアプリケーションを含む、ステップと、
    前記eUICCに、前記第1の論理チャネルを介して、前記第1のeSIMに関連付けられるeSIM識別情報(eSIM ID)と前記AIDとの両方を含む第3のコマンドを発行するステップと、
    前記第1の論理チャネルを使って前記第1のeSIMに含まれる前記アプリケーションへアクセスするステップと、
    を実行させる命令を記憶するよう構成されていることを特徴とするモバイルデバイス。
  8. 前記AIDは、前記第1のeSIMと前記第2のeSIMのそれぞれの異なるアプリケーションに関連付けられた他のAIDの中でユニークであることを特徴とする請求項7に記載のモバイルデバイス。
  9. 前記eUICCにより管理される各eSIMは、ユニークなeSIM IDに関連付けられていることを特徴とする請求項7に記載のモバイルデバイス。
  10. 前記第3のコマンドはSELECT(eSIM ID,AID)コマンドを含むことを特徴とする請求項7に記載のモバイルデバイス。
  11. 前記SELECT(eSIM ID,AID)コマンドは、SELECTコマンドのタイプを判定するP1及びP2フィールドを含むアプリケーションプロトコルデータユニット(APDU)ヘッダを含み、前記P1及びP2フィールドの値はeSIM選択を表すことを特徴とする請求項10に記載のモバイルデバイス。
  12. 少なくとも2つのeSIMが前記eUICC内で同時にアクティブであることを特徴とする請求項7に記載のモバイルデバイス。
  13. 前記ベースバンドプロセッサは、異なる論理チャネルを使って、前記eUICC内の異なるアクティブなeSIMのアプリケーションへ同時にアクセスすることを特徴とする請求項7に記載のモバイルデバイス。
  14. モバイルデバイスのベースバンドプロセッサにより実行されると、ステップを実行することにより、前記ベースバンドプロセッサにより発行されるコマンドを、前記モバイルデバイスの組込み形ユニバーサル集積回路カード(eUICC)により管理される特定の電子的加入者識別モジュール(eSIM)へ送るようにする命令を含むコンピュータプログラムであって、前記ステップは
    1のeSIMを選択するための第1のコマンドを、第1の論理チャネルを介して前記eUICCへ送るステップと
    第2のeSIMを選択するための第2のコマンドを、第2の論理チャネルを介して前記eUICCへ送るステップであって、前記第1のeSIMと前記第2のeSIMとのそれぞれが同じアプリケーション識別情報(AID)に関連付けられているアプリケーションを含むステップと、
    前記eUICCに、前記第1の論理チャネルを介して、前記第1のeSIMに関連付けられるeSIM識別情報(eSIM ID)と前記AIDとの両方を含む第3のコマンドを発行するステップと、
    前記第1の論理チャネルを使って、前記第1のeSIMに含まれる前記アプリケーションへアクセスするステップと、
    を含むことを特徴とするコンピュータプログラム。
  15. 前記AIDは、前記第1のeSIMと前記第2のeSIMのそれぞれの異なるアプリケーションに関連付けられた他のAIDの中でユニークであることを特徴とする請求項14に記載のコンピュータプログラム。
  16. 前記eUICCにより管理される各eSIMは、ユニークなeSIM IDに関連付けられていることを特徴とする請求項14に記載のコンピュータプログラム。
  17. 前記第3のコマンドはSELECT(eSIM ID,AID)コマンドを含むことを特徴とする請求項14に記載のコンピュータプログラム。
  18. 前記SELECT(eSIM ID,AID)コマンドは、SELECTコマンドのタイプを判定するP1及びP2フィールドを含むアプリケーションプロトコルデータユニット(APDU)ヘッダ含み、前記P1及びP2フィールドの値はeSIM選択を表すことを特徴とする請求項17に記載のコンピュータプログラム。
  19. 少なくとも2つのeSIMが前記eUICC内で同時にアクティブであることを特徴とする請求項14に記載のコンピュータプログラム。
  20. 前記ベースバンドプロセッサは、異なる論理チャネルを使って、異なるeSIMのアプリケーションへ同時にアクセスすることを特徴とする請求項14に記載のコンピュータプログラム。
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