JP6230452B2 - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents
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Description
本発明の一実施形態に係るテレビ受信機(以下、「テレビ」と略称する)について図1〜図6を参照しながら以下に説明する。
本実施形態に係るテレビ(情報処理装置)は、再生中の番組に対するユーザの感情を表す簡単なツイート(言葉)の入力を受け付けることができるようになっている。
本実施形態に係るテレビ100の要部構成について図1を参照しながら説明する。図1は、テレビ100の要部構成を示したブロック図である。
チューナ部110は、番組コンテンツを含む放送信号を受信するチューナである。チューナ部110が受信する放送信号としては、例えば、地上波、衛星波、ケーブルテレビ、ブロードバンド等による放送の各放送信号が挙げられる。
通信I/F部120は、多数のテレビから送信されるツイートを収集するサーバ(図示せず)との間の通信に使用される通信インタフェースである。通信I/F部120は、有線通信用のインタフェースであってもよいし、無線通信用のインタフェースであってもよい。通信I/F部120は、例えば、イーサネット(登録商標)インタフェースであってもよいし、無線LANインタフェースであってもよい。
通信I/F部130は、タブレット端末200との間の通信に使用される通信インタフェースである。通信I/F部130は、有線通信用のインタフェースであってもよいし、無線通信用のインタフェースであってもよい。通信I/F部130は、例えば、HDMI(登録商標)入力端子であってもよいし、Bluetooth(登録商標)通信インタフェースであってもよいし、無線LANインタフェースであってもよい。
CPU140は、記憶部150に保存されている所定のプログラムを実行することによって、特徴量測定部141、ピーク特定部142、メッセージ表示処理部143、及び、再生部144として機能する。
記憶部150は、ツイートを表示部160に表示するためにメッセージ表示処理部143が参照するデータ(図3の変換マップのデータ)やプログラムデータ等の各種データが保存されている記録媒体である。
表示部160は、番組映像、テレビ100のユーザのツイート、及び、当該ユーザの友人のツイートが表示されるディスプレイである。
タブレット端末200にはツイート入力用のアプリケーションがインストールされている。このアプリケーションがフォアグラウンドで起動している間、タブレット端末200のタッチパネル式表示部は、テレビ100にツイートを入力する操作を受け付ける操作受付部として機能する。
スピーカ250は、ステレオ音声出力対応のスピーカである。
次に、ユーザがツイート入力操作(タブレット端末200のタッチパネル式表示部に対する押圧操作)を行った場合にテレビ100がツイートを表示する動作の一例について図3及び図4を参照しながら説明する。
本実施形態では、タブレット端末200に、テレビ100の再生動作を制御するためのアプリケーションがインストールされている。
本実施形態では、タブレット端末200に、テレビ100の音声出力に関する動作を制御するためのアプリケーションがインストールされている。
以上のように、テレビ100は、特徴量測定部141及びピーク特定部142を備えている。
図3の変換マップの記載からわかるように、本実施形態では、ピーク特定部142が特定したピークの高さが非常に小さい場合には、メッセージ表示処理部143は、例外的にツイートを表示しない。しかしながら、メッセージ表示処理部143は、ピーク特定部142が特定したピークの高さが非常に小さい場合にもツイートを表示してもよい。
なお、メッセージ表示処理部143は、ピーク特定部142からピークの高さの通知を受けたタイミングではなく、テレビ100が現在の接触圧力を示す情報の受信を開始したタイミングで変換マップデータを読み出してもよい。この場合、メッセージ表示処理部143は、変換マップデータを読み出した直後に、読み出した変換マップデータが表す変換マップを表示部160に表示してもよい。
特徴量測定部141は、ユーザがタブレット端末200のタッチパネル式表示部に指を接触させた場合に、接触圧力の経時変化ではなく、接触面積の経時変化を測定するようになっていてもよい。
ピーク特定部142から通知された「接触圧力のピークの高さ」及び「前回ピークを特定してから今回ピークを特定するまでの時間の長さ」の組み合わせに対応する位置が、図3の変換マップ(例えば、変換マップ3)上において“※”と記された範囲内に属する場合には、メッセージ表示処理部143は、前回ピークを特定した時に参照した変換マップ(例えば、変換マップ2)を参照してもよい。
本発明の他の実施形態について、図7〜図9に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と全く同じ機能または略同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
本実施形態に係るテレビ(情報処理装置)は、再生している番組映像中の特定の領域(ユーザに指定された領域)の映像を拡大表示(フルスクリーン表示)することができるようになっている。
本実施形態に係るテレビ100Aの要部構成について図7を参照しながら説明する。図7は、テレビ100Aの要部構成を示したブロック図である。
操作信号受信部130Aは、触覚センサ300からの操作信号を受信する。操作信号受信部130Aは、現在のウレタン面上の指の位置および現在の押込量を示す値を操作信号から抽出し、抽出した値を特徴量測定部141Aに通知する。
CPU140は、記憶部150に保存されている所定のプログラムを実行することによって、特徴量測定部141A、ピーク特定部142、及び、映像表示制御部145として機能する。
スピーカ170は、テレビ100Aに内蔵されているスピーカである。
触覚センサ300の外観は図8に示す通りになっている。
ユーザが領域を指定する操作(触覚センサ300のウレタン面に対する押込操作)を行った場合にテレビ100が指定された領域の映像をフルスクリーン表示する動作の一例について、図9を参照しながら説明する。
テレビ100Aは、3次元映像の表示に対応していてもよい。テレビ100Aは、3次元映像を表示している間、触覚センサ300のウレタン面を押し込む際に力の入れ加減を調整することにより、3次元映像の奥行量及び/又は飛び出し量を調整できるように構成されていてもよい。
また、テレビ100Aは、3次元映像を表示している間、触覚センサ300を介して、3次元映像中のオブジェクトを選択する操作を受け付けることができるように構成されていてもよい。
本発明のさらに別の実施形態について、図10及び図11に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と全く同じ機能または略同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
本実施形態に係るパーソナルコンピュータ(情報処理装置)にはワープロアプリケーションがインストールされている。
本実施形態に係るパーソナルコンピュータ100Bの要部構成について図10を参照しながら説明する。図10は、パーソナルコンピュータ100Bの要部構成を示したブロック図である。
キーボード135は、文字キー(操作受付部)がタイプされると、タイプされた文字キーがキーボード135上の多数の文字キーのうちのどの文字キーであるかを示すキー信号を発信する。キーボード135は、文字キーが押し込まれている間(ユーザが当該文字キーを指で押し始めてから当該文字キーから指を離すまでの間)、連続的に又は間欠的に、現在の当該文字キーの押込量(当該文字キーが現在どの程度押し込まれているかを示す量)を示す信号を発信するようになっている。
CPU140は、記憶部150に保存されている所定のプログラムを実行することによって、特徴量測定部141B、ピーク特定部142、及び、文字スタイル決定部146として機能する。
パーソナルコンピュータ100Bがキーボード135の操作により入力された文字列を表示する動作の一例について、図11を参照しながら説明する。
実施形態3では、文字スタイル決定部146は、ピークの高さが所定の閾値以上であると判定した場合には文字を太字で表示し、ピークの高さが所定の閾値未満であると判定した場合には文字を通常のスタイルで表示するようになっていた。
特徴量測定部は、特徴量の経時変化を測定するが、この特徴量は、ユーザが接触により操作受付部に加える力が大きいほど、大きくなるような量であれば如何なるものであってもよい。即ち、特徴量測定部141は接触圧力または接触面積の経時変化を測定するように構成され、特徴量測定部141A、141Bは押込量の経時変化を測定するように構成されているが、接触圧力、接触面積、及び、押込量は、それぞれ、そのような特徴量の一例に過ぎない。
パーソナルコンピュータ100Bは、文字スタイル決定部146に代えて、文字サイズ決定部(図示せず)を備えていてもよい。
本発明のその他の実施形態について簡単に触れておく。
本発明は、点火及び消火のためのボタンと火力調整ボタンとを備えたコンロとしても実施できる。点火している間に、火力調整ボタンが指で押されると、このコンロの制御部(図示せず)は、火力調整ボタンから指が離れる(即ち、火力調整ボタンが自由位置に戻る)までの間の火力調整ボタンの押込量のピークを特定する。そして、コンロの制御部は、ピークを特定すると、特定したピークの高さに応じた強さになるような火力を調整する。
本発明は、出力ワット数を調整可能な電子レンジとしても実施できる。出力ワット数を調整するためのボタンが指で押されると、この電子レンジの制御部(図示せず)は、ボタンから指が離れる(即ち、ボタンが自由位置に戻る)までの間のボタンの押込量のピークを特定する。そして、電子レンジの制御部は、ピークを特定すると、特定したピークの高さに応じた値になるような出力ワット数を調整する。
本発明は、温度調整ボタンを備えたリモコンが付属しているエアコンとしても実施できる。温度調整ボタンが指で押されると、このエアコンの制御部(図示せず)は、温度調整ボタンから指が離れる(即ち、温度調整ボタンが自由位置に戻る)までの間の温度調整ボタンの押込量のピークを特定する。そして、エアコンの制御部は、ピークを特定すると、特定したピークの高さに応じた温度となるようにエアコンの設定温度を調整する。
本発明は、風量ボタンを備えた扇風機としても実施できる。風量ボタンが指で押されると、この扇風機の制御部(図示せず)は、風量ボタンから指が離れる(即ち、風量ボタンが自由位置に戻る)までの間の風量ボタンの押込量のピークを特定する。そして、扇風機のCPUは、ピークを特定すると、特定したピークの高さに応じた風量となるように羽根の回転速度を調整する。
本発明は、自動ドアの開閉速度、及び/又は、エレベータのドアの開閉速度を制御する制御装置としても実施できる。この制御装置は、ドアの開閉速度を制御するためのボタンを備えており、ボタンはエレベータ及び/又は自動ドアが設置されているビルの管理者によって操作される。
本発明は、淹れたてコーヒーを販売する自動販売機としても実施できる。自動販売機には、コーヒーの温度を指定するためのボタンが設けられている。
本発明は、格闘ゲームのメディア(ディスクなど)が装着されたゲーム機としても実施できる。格闘ゲームを行っているユーザは、コントローラのボタンを押すことにより、ボタンの種類とボタンの押込量とに応じた技を繰り出すことができる。
本発明は、トイレを洗浄するために流す水の量を調整するためのボタンを備えた水洗式トイレとしても実施できる。
各実施形態の装置は、経時変化中における特徴量のピークを特定するピーク特定部を備えているが、本発明はそのような構成に限定されない。各実施形態の装置は、ピーク特定部に代えて、経時変化中(即ち、ユーザが操作を開始してから操作を終了するまでの期間)における特徴量の時間積分値を算出する積分値算出部(図示せず)を備えていてもよい。
テレビ100、テレビ100Aおよびパーソナルコンピュータ100Bの制御ブロック(特に、特徴量測定部、ピーク特定部、メッセージ表示処理部、再生部、映像表示制御部、及び、文字スタイル決定部)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
本発明の態様1に係る情報処理装置(テレビ100、100A、パーソナルコンピュータ100B)は、ユーザが操作受付部(タッチパネル式表示部、触覚センサ300のウレタン面、キーボード135の文字キー)に対する接触によって自装置の操作を開始した場合に、規定の特徴量(接触圧力、接触面積、押込量)の経時変化を測定する測定手段(特徴量測定部141、141A、141B)上記経時変化中における上記特徴量に関する値を特定する特定手段(ピーク特定部142)と、上記特定手段が特定した値の大きさに応じた処理を実行する実行手段(メッセージ表示処理部143、再生部144、映像表示制御部145、文字スタイル決定部146)と、を備え、上記特徴量は、上記ユーザが上記接触により上記操作受付部に加える力が大きいほど、大きくなるような量であり、上記経時変化中における上記特徴量に関する上記値は、当該経時変化中における上記特徴量のピークの高さを示す値、又は、当該経時変化中における上記特徴量の時間積分値である。
100B パーソナルコンピュータ(情報処理装置)
140 CPU
141、141A、141B 特徴量測定部(測定手段)
142 ピーク特定部(特定手段)
143 メッセージ表示処理部(実行手段)
144 再生部(実行手段、再生手段)
145 映像表示制御部(実行手段)
146 文字スタイル決定部(実行手段)
Claims (6)
- ユーザが操作受付部に対する接触によって自装置の操作を開始した場合に、規定の特徴量の経時変化を測定する測定手段と、
上記経時変化中における上記特徴量に関する値を特定する特定手段と、
上記特定手段が特定した値の大きさに応じた処理を実行する実行手段と、を備え、
上記特徴量は、上記ユーザが上記接触により上記操作受付部に加える力が大きいほど、大きくなるような量であり、
上記特定手段は、上記経時変化中における上記特徴量に関する上記値として、当該経時変化中における上記特徴量のピークの高さを示す値を特定するように構成されており、
上記特定手段は、上記経時変化中に、上記ピークの高さを示す値を繰り返し特定するように構成されており、
上記実行手段は、上記特定手段がピークの高さを示す値を特定する度に、特定した値が示すピークの高さに応じた処理を実行する、ことを特徴とする情報処理装置。 - 上記規定の特徴量は接触面積値である、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 上記実行手段は、上記特定手段がピークの高さを示す値を特定する度に、上記特定手段が特定した値が示すピークの高さ、及び、上記特定手段が直近で上記特定を行ってから上記特定手段が当該ピークの高さを示す値を特定するまでの時間の長さに応じた処理を実行する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
- コンテンツを再生する再生手段を更に備え、
上記実行手段は、上記コンテンツに関する情報を表示部に表示するように構成され、
上記実行手段は、上記特定手段が特定した値の大きさに基づいて、上記表示部に表示している上記情報を更新する、ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 情報処理装置による情報処理方法であって、
ユーザが操作受付部に対する接触によって上記情報処理装置の操作を開始した場合に、規定の特徴量の経時変化を測定する測定ステップと、
上記経時変化中における上記特徴量に関する値を特定する特定ステップと、
上記特定ステップにて特定した値の大きさに応じた処理を実行する実行ステップと、を含んでおり、
上記特徴量は、上記ユーザが上記接触により上記操作受付部に加える力が大きいほど、大きくなるような量であり、
上記特定ステップにて、上記経時変化中における上記特徴量に関する上記値として、当該経時変化中における上記特徴量のピークの高さを示す値を特定し、
上記特定ステップにて、上記経時変化中に、上記ピークの高さを示す値を繰り返し特定し、
上記特定ステップにてピークの高さを示す値を特定する度に、特定した値が示すピークの高さに応じた処理を上記実行ステップにて実行する、ことを特徴とする情報処理方法。 - 上記規定の特徴量は接触面積値である、ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理方法。
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