JP6230452B2 - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザの操作に応じた処理を行う情報処理装置に関する。また、本発明は、そのような情報処理装置の情報処理方法、そのような情報処理装置としてコンピュータを機能させるプログラム、及び、そのようなプログラムが記録されている記録媒体に関する。
ユーザが手を接触部材に接触させる接触行動(例えば、タッチパネルに対するタッチ操作)をした場合に、その接触行動の内容に応じた情報処理をコンピュータに実行させる技術は、一般的に広く知られている。
そのような技術の一例として、特許文献1に開示されている技術が挙げられる。
特許文献1によれば、特許文献1の感情分析デバイスは、ユーザの感情を反映する様々な接触行動に基づいて、ユーザの様々な感情を推定することができるとされている。
特開2009−026125(2009年2月5日公開)
従来の技術では、ユーザが押圧操作を行った場合にコンピュータが実行する処理は、その押圧操作の加減とは無関係である。すなわち、従来の技術では、ユーザが押圧操作の加減を調整しても、押圧操作の加減に応じたユーザの所望する処理をコンピュータに実行させることはできなかった。
本発明は、上記課題に鑑みて成されたものであり、その主な目的は、ユーザが、操作のために操作受付部に加える力の入れ加減を適切に調整することにより、所望の処理をさせること、が可能な情報処理装置を実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報処理装置は、ユーザが操作受付部に対する接触によって自装置の操作を開始した場合に、規定の特徴量の経時変化を測定する測定手段と、上記経時変化中における上記特徴量のピークを特定する特定手段と、上記特定手段が特定したピークの高さに応じた処理を実行する実行手段と、を備え、上記特徴量は、上記ユーザが上記接触により上記操作受付部に加える力が大きいほど、大きくなるような量である。
本発明に係る情報処理装置には、ユーザが操作のために操作受付部に加える力の入れ加減を適切に調整すると、ユーザの所望する処理をする、という利点がある。
本発明の実施形態1に係るテレビ受信機の要部構成を示したブロック図である。 図1のテレビ受信機、並びに、図1のテレビ受信機と組み合わせて使用されるタブレット端末及びスピーカの外観図である。 ユーザがどのような押圧操作を行った場合に図1のテレビ受信機にどのようなツイートが入力されるかを説明するための図である。 図1のテレビ受信機に表示される内容を例示した図である。 ユーザがどのような押圧操作を行った場合に図1のテレビ受信機が録画コンテンツの再生速度をどのように変化させるかを説明するための図である。 ユーザがどのような押圧操作を行った場合に図1のテレビ受信機の音量がどのように変化するかを説明するための図である。 本発明の実施形態2に係るテレビ受信機の要部構成を示したブロック図である。 図7のテレビ受信機と組み合わせて使用される触覚センサの外観図である。 番組映像内の領域がユーザにより指定された場合にその領域の映像をフルスクリーン表示する図7のテレビ受信機の機能に関し、ユーザがどのような押込操作を行った場合に上記領域の広さがどの程度になるかを説明するための図である。 本発明の実施形態3に係るパーソナルコンピュータの要部構成を示したブロック図である。 ユーザが「ある文字列を入力するキーボード操作」をどのように行った場合にどのような表示態様の文字列が図10のパーソナルコンピュータに入力されるかを説明するための図である。
〔実施形態1〕
本発明の一実施形態に係るテレビ受信機(以下、「テレビ」と略称する)について図1〜図6を参照しながら以下に説明する。
(テレビの概要)
本実施形態に係るテレビ(情報処理装置)は、再生中の番組に対するユーザの感情を表す簡単なツイート(言葉)の入力を受け付けることができるようになっている。
ユーザは、テレビと通信可能なタブレット端末(具体的には、ツイート入力用のアプリケーションがフォアグラウンドで起動しているタブレット端末)のタッチパネル式表示部(図示せず)に指を接触させることでテレビにツイートを入力する。これに関し、ユーザは、タッチパネル式表示部に対する指の触れ具合を調整することで、所望の内容のツイートを入力することができる。
そして、このテレビは、番組を視聴中のユーザ自身が入力したツイートと、そのユーザの友人(同じ番組を自身のテレビを用いて視聴している友人)が入力したツイートと、を番組映像の傍に表示するようになっている。
なお、テレビ及びタブレット端末の利用イメージについては図2を参照されたい。
(テレビ100の構成)
本実施形態に係るテレビ100の要部構成について図1を参照しながら説明する。図1は、テレビ100の要部構成を示したブロック図である。
図1に示すように、テレビ100は、チューナ部110、通信I/F(通信インタフェース)部120、通信I/F部130、CPU140、記憶部150、及び、表示部160を備えている。
(チューナ部110)
チューナ部110は、番組コンテンツを含む放送信号を受信するチューナである。チューナ部110が受信する放送信号としては、例えば、地上波、衛星波、ケーブルテレビ、ブロードバンド等による放送の各放送信号が挙げられる。
(通信I/F部120)
通信I/F部120は、多数のテレビから送信されるツイートを収集するサーバ(図示せず)との間の通信に使用される通信インタフェースである。通信I/F部120は、有線通信用のインタフェースであってもよいし、無線通信用のインタフェースであってもよい。通信I/F部120は、例えば、イーサネット(登録商標)インタフェースであってもよいし、無線LANインタフェースであってもよい。
(通信I/F部130)
通信I/F部130は、タブレット端末200との間の通信に使用される通信インタフェースである。通信I/F部130は、有線通信用のインタフェースであってもよいし、無線通信用のインタフェースであってもよい。通信I/F部130は、例えば、HDMI(登録商標)入力端子であってもよいし、Bluetooth(登録商標)通信インタフェースであってもよいし、無線LANインタフェースであってもよい。
(CPU140)
CPU140は、記憶部150に保存されている所定のプログラムを実行することによって、特徴量測定部141、ピーク特定部142、メッセージ表示処理部143、及び、再生部144として機能する。
特徴量測定部141は、ユーザがタブレット端末200のタッチパネル式表示部に指を接触させることでテレビ100に対するツイート入力操作を開始した場合に、指の接触圧力を示す特徴量の経時変化を測定する。
ピーク特定部142は、経時変化中における接触圧力(特徴量)のピークを特定する。
具体的には、ピーク特定部142は、ツイート入力操作の開始後、所定の閾値を上回った接触圧力が当該所定の閾値まで下がったことを初めて検出した場合、ツイート入力操作の開始時点以降における接触圧力のピークを特定する。その後、ピーク特定部142は、所定の閾値を上回った圧力が当該所定の閾値まで下がったことを検出する度に、前回ピークを特定した時点以降における接触圧力のピークを特定する。
メッセージ表示処理部143は、テレビ100のユーザの友人のツイートをサーバから取得し、取得したツイートを表示部160に表示する。また、メッセージ表示処理部143は、ピーク特定部142が特定したピークの高さに基づいて表示することを決定したツイート(テレビ100のユーザ自身のツイート)を表示部160に表示する。
再生部144は、番組を再生することにより、番組映像を表示部160に表示するとともに、番組音声をスピーカ250から出力させる。
(記憶部150)
記憶部150は、ツイートを表示部160に表示するためにメッセージ表示処理部143が参照するデータ(図3の変換マップのデータ)やプログラムデータ等の各種データが保存されている記録媒体である。
(表示部160)
表示部160は、番組映像、テレビ100のユーザのツイート、及び、当該ユーザの友人のツイートが表示されるディスプレイである。
以上、テレビ100の要部構成について説明した。
(タブレット端末200)
タブレット端末200にはツイート入力用のアプリケーションがインストールされている。このアプリケーションがフォアグラウンドで起動している間、タブレット端末200のタッチパネル式表示部は、テレビ100にツイートを入力する操作を受け付ける操作受付部として機能する。
このタッチパネル式表示部には圧力センサ(図示せず)が設けられている。ユーザが操作のためにタッチパネル式表示部に指で触れると、圧力センサが指の接触圧力を絶え間なく検知する。そして、起動中の上記アプリケーションは、ユーザがタッチパネル式表示部に触れている間、現在の接触圧力を示す情報を連続的に又は間欠的にテレビ100に送信する。
(スピーカ250)
スピーカ250は、ステレオ音声出力対応のスピーカである。
(テレビ100の動作例1)
次に、ユーザがツイート入力操作(タブレット端末200のタッチパネル式表示部に対する押圧操作)を行った場合にテレビ100がツイートを表示する動作の一例について図3及び図4を参照しながら説明する。
図3は、ユーザがどのような押圧操作を行った場合にテレビ100にどのようなツイートが入力されるかを説明するための図である。また、図4は、テレビ100の表示部160に表示される内容を例示した図である。
ユーザがタブレット端末200のタッチパネル式表示部に指を接触させることでテレビ100に対するツイート入力操作を開始すると、テレビ100は、現在の接触圧力を示す情報の受信を開始する。
テレビ100が現在の接触圧力を示す情報の受信を開始すると、特徴量測定部141は、テレビ100が連続的に又は間欠的に当該情報を受信する期間が終わるまで、指の接触圧力を示す特徴量の経時変化を測定する。
特徴量測定部141が接触圧力(特徴量)の経時変化を測定している間、ピーク特定部142は「所定の閾値(0、閾値A、閾値B又は閾値C)を上回った接触圧力が当該所定の閾値まで下がったかどうか」を繰り返し判定する。その結果、所定の閾値を上回った接触圧力が当該所定の閾値まで下がったことを検出した場合、ピーク特定部142は、ツイート入力操作の開始時点からの接触圧力のピークを特定する。そして、ピーク特定部142は、特定したピークの高さと、ツイート入力操作が始まってからピークを特定するまでの時間の長さと、をメッセージ表示処理部143に通知する。
通知を受けたメッセージ表示処理部143は、1つ目のツイートを表示するために参照すべき変換マップデータ(デフォルト変換マップデータ、図3の変換マップ1を示すデータ)を記憶部150から読み出す。
そして、メッセージ表示処理部143は、図3の変換マップ1上で通知の内容に対応する言葉を特定し、特定した言葉をテレビ100のユーザのツイートとして表示部160に表示する。例えば、ピークの高さが閾値B以上閾値C未満であって、尚且つ、ツイート入力操作が始まってからピークを特定するまでの時間の長さが短い場合、図4に示すように「おっ!!」というツイートを表示部160に表示する。
その後、テレビ100は、ツイート入力操作が終了するまで(即ち、タッチパネル式表示部から指が離れるまで)、以下の工程1〜工程3を繰り返す。
(工程1)ピーク特定部142は、所定の閾値を上回った接触圧力が当該所定の閾値まで下がったことを検出した場合、前回ピークを特定した時点以降における接触圧力のピークを特定する。そして、ピーク特定部142は、ピークの高さと、前回ピークを特定してから今回ピークを特定するまでの時間の長さと、をメッセージ表示処理部143に通知する。
(工程2)通知を受けたメッセージ表示処理部143は、表示中のツイートを更新するために参照すべき変換マップデータを記憶部150から読み出す。
なお、本実施形態では、デフォルト変換マップデータ以外の多数の変換マップデータが記憶部150に保存されている。当該多数の変換マップデータの中には、表示中のツイートが「おっ!!」の場合に参照すべき変換マップデータ(図3の変換マップ2を表す変換マップデータ)や表示中のツイートが「やるなぁ!」の場合に参照すべき変換マップデータ(図3の変換マップ3を表す変換マップデータ)が含まれている。メッセージ表示処理部143は、表示中のツイートを更新する際には、表示中のツイートに対応する変換マップデータを多数の変換マップデータの中から選択し、選択した変換マップデータを記憶部150から読み出すようになっている。
(工程3)メッセージ表示処理部143は、読み出した変換マップデータが表す変換マップ上で通知の内容に対応する言葉を特定し、特定した言葉をテレビ100のユーザのツイートとして表示部160に表示する。例えば、読み出した変換マップデータが図3の変換マップ2を表す変換マップデータであり、ピークの高さが閾値B以上閾値C未満であり、尚且つ、前回ピークを特定してから今回ピークを特定するまでの時間の長さが中程度である場合、図4に示すように、表示中のツイートを「おっ!!」から「やるなぁ!」に更新する。
なお、メッセージ表示処理部143は、ツイートを表示した時点又はツイートの表示を更新した時点から所定の時間(長い時間、例えば、5秒)経過しても「所定の閾値を上回った接触圧力が当該所定の閾値まで下がったこと」を検出しない場合、表示中のツイートを消去してもよい。また、メッセージ表示処理部143は、ツイートを表示した時点又はツイートの表示を更新した時点から所定の時間(短い時間、例えば、1秒)が経過する前に「所定の閾値を上回った接触圧力が当該所定の閾値まで下がったこと」を検出した場合、表示中のツイートを更新する処理を実行しなくてもよい。
以上、テレビ100の動作例1について説明した。以上のように、ユーザは、タブレット端末200のタッチパネル式表示部に対する押圧操作の際に力の入れ加減を適切に調整することで、所望の内容のツイートをテレビ100に入力することができる。
なお、以上の説明からわかるように、テレビ100のメッセージ表示処理部143は、ピーク特定部142が特定したピークの高さと、ピーク特定部142が前回ピークを特定した時から今回ピークを特定するまでの時間の長さと、の両方に応じた内容のツイートを表示するようになっている。
しかしながら、本発明はこのような構成に限定されない。すなわち、メッセージ表示処理部143は、ピーク特定部142が特定したピークの高さのみに基づいて表示すべきツイートの内容を決定してもよい。
(テレビ100の動作例2)
本実施形態では、タブレット端末200に、テレビ100の再生動作を制御するためのアプリケーションがインストールされている。
タブレット端末200においてこのアプリケーションがフォアグラウンドで起動しており、尚且つ、テレビ100が録画コンテンツ(録画番組)又はBDコンテンツを再生している間、ユーザは、タッチパネル式表示部に対する押圧操作により再生速度を調整することができる。
ユーザが再生速度を調整する操作(タブレット端末200のタッチパネル式表示部に対する押圧操作)を行った場合にテレビ100が再生速度を調整する動作の一例について図5を参照しながら説明する。
図5は、ユーザがどのような押圧操作を行った場合にテレビ100が録画コンテンツの再生速度をどのように変化させるかを説明するための図である。
ユーザがタブレット端末200のタッチパネル式表示部に指を接触させると、テレビ100は、現在の接触圧力を示す情報の受信を開始する。
テレビ100が現在の接触圧力を示す情報の受信を開始すると、特徴量測定部141は、テレビ100が連続的に又は間欠的に当該情報を受信する期間が終わるまで、指の接触圧力を示す特徴量の経時変化を測定する。
ピーク特定部142は、特徴量測定部141による経時変化の測定中に、所定の閾値を上回った押込み量が当該閾値まで下がったことを検出した場合、経時変化中における接触圧力(特徴量)のピークを特定する。そして、ピーク特定部142は、特定したピークの高さを再生部144に通知する。
通知を受けた再生部144は、録画コンテンツの再生速度を、通知されたピークの高さに応じた速度に変更する。
例えば、特徴量測定部141が図5の(a)の左側の曲線が示すような接触圧力の経時変化を測定し、ピーク特定部142が経時変化中の接触圧力のピークの高さを再生部144に通知した場合、再生部144は、図5の(b)に示すように録画コンテンツの再生速度を標準速度(1倍速)に変更する。また、特徴量測定部141が図5の(a)の右側の曲線が示すような接触圧力の経時変化を測定し、ピーク特定部142が経時変化中の接触圧力のピークの高さを再生部144に通知した場合、再生部144は、図5の(c)に示すように録画コンテンツの再生速度を4倍速に変更する。
以上、テレビ100の動作例2について説明した。以上のように、ユーザは、タブレット端末200のタッチパネル式表示部に対する押圧操作の際に力の入れ加減を調整することにより、テレビ100に、所望の再生速度で録画コンテンツを再生させることができる。
なお、再生部144は、BDコンテンツを再生している間にピーク特定部142からの通知を受けた場合、通知されたピークの高さに応じたチャプタ数だけチャプタジャンプするように構成されていてもよい。
(テレビ100の動作例3)
本実施形態では、タブレット端末200に、テレビ100の音声出力に関する動作を制御するためのアプリケーションがインストールされている。
タブレット端末200においてこのアプリケーションがフォアグラウンドで起動している間、ユーザは、タッチパネル式表示部に対する押圧操作によりテレビ100の音量を調整することができる。
ユーザが音量を調整する操作(タブレット端末200のタッチパネル式表示部に対する押圧操作)を行った場合にテレビ100が音量を調整する動作の一例について図5を参照しながら説明する。
図6は、ユーザがどのような押圧操作を行った場合にテレビ100の音量がどのように変化するかを説明するための図である。
ユーザがタブレット端末200のタッチパネル式表示部に指を接触させると、テレビ100は、現在の接触圧力を示す情報の受信を開始する。
テレビ100が現在の接触圧力を示す情報の受信を開始すると、特徴量測定部141は、テレビ100が連続的に又は間欠的に当該情報を受信する期間が終わるまで、指の接触圧力を示す特徴量の経時変化を測定する。
ピーク特定部142は、特徴量測定部141による経時変化の測定中に、所定の閾値を上回った押込み量が当該閾値まで下がったことを検出した場合、経時変化中における接触圧力(特徴量)のピークを特定する。そして、ピーク特定部142は、特定したピークの高さを再生部144に通知する。
通知を受けた再生部144は、ボリュームの値を、通知されたピークの高さに応じた値に変更する。
例えば、特徴量測定部141が図6の(a)の左側の曲線が示すような接触圧力の経時変化を測定し、ピーク特定部142が経時変化中の接触圧力のピークの高さを再生部144に通知した場合、再生部144は、図6の(b)に示すように、ボリュームの値を“25”に変更する。また、特徴量測定部141が図6の(a)の右側の曲線が示すような接触圧力の経時変化を測定し、ピーク特定部142が経時変化中の接触圧力のピークの高さを再生部144に通知した場合、再生部144は、図6の(c)に示すように、ボリュームの値を“40”に変更する。
以上、テレビ100の動作例3について説明した。以上のように、ユーザは、タブレット端末200のタッチパネル式表示部に対する押圧操作の際に力の入れ加減を適切に調整することにより、テレビ100の音量を所望の音量に変更することができる。
なお、ピーク特定部142は、特徴量測定部141による経時変化の測定中に、所定の閾値を上回った押込み量が当該閾値まで下がったことを検出した場合、経時変化中における接触圧力のピークと共に、特徴量測定部141が経時変化を測定した時間(即ち、音量を調整する操作の開始から終了までの時間)の長さを特定してもよい。そして、ピーク特定部142は、ピークの高さとともに、経時変化が測定された時間の長さを再生部144に通知してもよい。
この場合、通知を受けた再生部144は、ボリュームの値を通知されたピークの高さに応じた値に変更する処理だけでなく、ステレオ音声の定位の幅を、通知された時間の長さに応じた幅に変化させる処理を行ってもよい。すなわち、テレビ100は、ユーザがタッチパネル式表示部に指を長い時間接触させた場合には音場が広がるようにステレオ音声の定位の幅を調整し、ユーザがタッチパネル式表示部に指を短い時間接触させた場合にはで音場が狭まるようにステレオ音声の定位の幅を調整してもよい。
(テレビ100の利点)
以上のように、テレビ100は、特徴量測定部141及びピーク特定部142を備えている。
特徴量測定部141は、ユーザがタッチパネル式表示部に対する接触によってテレビ100の操作を開始した場合に、接触圧力を示す特徴量の経時変化を測定する。
ピーク特定部142は、経時変化中における接触圧力(特徴量)のピークを特定する。
また、テレビ100は、メッセージ表示処理部143及び再生部144を備えている。
メッセージ表示処理部143は、ピーク特定部142が特定したピークの高さに応じた内容の言葉をテレビ100のユーザのツイートとして表示部160に表示する。
再生部144は、録画コンテンツの再生速度をピーク特定部142が特定したピークの高さに応じた速度に変更する。
従って、テレビ100には、ユーザがタッチパネル式表示部に指を触れることによりテレビ100を接触しようとする際に指への力の入れ加減を適切に調整すると、ユーザの所望する処理をする、という利点がある。
(実施形態1の付記事項1)
図3の変換マップの記載からわかるように、本実施形態では、ピーク特定部142が特定したピークの高さが非常に小さい場合には、メッセージ表示処理部143は、例外的にツイートを表示しない。しかしながら、メッセージ表示処理部143は、ピーク特定部142が特定したピークの高さが非常に小さい場合にもツイートを表示してもよい。
また、ツイート入力操作が始まってからピーク特定部142が初回のピークを特定するまでの時間の長さが非常に短い場合にも、メッセージ表示処理部143は、例外的にツイートを表示しない。しかしながら、メッセージ表示処理部143は、ツイート入力操作が始まってからピーク特定部142が初回のピークを特定するまでの時間の長さが非常に短い場合にもツイートを表示してもよい。
なお、例外的にツイートを表示しない理由は、誤操作によりユーザの意図しない内容のツイートが入力されることを防ぐためであるとともに、短い時間でツイートが頻繁に変化し過ぎるためにツイートを読みづらくなることを防ぐためである。
(実施形態1の付記事項2)
なお、メッセージ表示処理部143は、ピーク特定部142からピークの高さの通知を受けたタイミングではなく、テレビ100が現在の接触圧力を示す情報の受信を開始したタイミングで変換マップデータを読み出してもよい。この場合、メッセージ表示処理部143は、変換マップデータを読み出した直後に、読み出した変換マップデータが表す変換マップを表示部160に表示してもよい。
メッセージ表示処理部143をこのよう構成した場合、ツイートを入力しようとしているユーザは、表示された変換マップを見ることによって、「タッチパネル式表示部への指の接触圧力をどのように調整すると、どのようなツイートがテレビ100に入力されるか」を把握することができる。
(実施形態1の付記事項3)
特徴量測定部141は、ユーザがタブレット端末200のタッチパネル式表示部に指を接触させた場合に、接触圧力の経時変化ではなく、接触面積の経時変化を測定するようになっていてもよい。
この場合、ピーク特定部142は、経時変化中の接触面積のピークを特定してもよい。
(実施形態1の付記事項4)
ピーク特定部142から通知された「接触圧力のピークの高さ」及び「前回ピークを特定してから今回ピークを特定するまでの時間の長さ」の組み合わせに対応する位置が、図3の変換マップ(例えば、変換マップ3)上において“※”と記された範囲内に属する場合には、メッセージ表示処理部143は、前回ピークを特定した時に参照した変換マップ(例えば、変換マップ2)を参照してもよい。
すなわち、メッセージ表示処理部143は、前回ピークが特定された時に参照した変換マップ上において上記組み合わせに対応する位置の言葉を参照し、参照した言葉をテレビ100のユーザのツイートとして表示部160に表示してもよい。なお、前回ピークが特定された時に参照した変換マップ上における上記組み合わせに対応する位置も“※”と記された範囲内に属する場合には、メッセージ表示処理部143は、前々回ピークが特定された時に参照した変換マップ(例えば、変換マップ1)を参照してもよい。そして、メッセージ表示処理部143は、前々回ピークを特定した時に参照した変換マップ上において上記組み合わせに対応する位置の言葉を参照し、参照した言葉をテレビ100のユーザのツイートとして表示部160に表示してもよい。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図7〜図9に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と全く同じ機能または略同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
(テレビの概要)
本実施形態に係るテレビ(情報処理装置)は、再生している番組映像中の特定の領域(ユーザに指定された領域)の映像を拡大表示(フルスクリーン表示)することができるようになっている。
ユーザは、有線又は無線でテレビに接続されている触覚センサに触れることで、上記特定の領域を指定する。具体的には、ユーザは、触覚センサのウレタン面上の座標(x、y)に対応する位置に指を置き、指でウレタン面をzだけ押し込んだ上で、指をウレタン面から離すことにより、上記特定の領域を指定する。なお、この場合にユーザにより指定される特定の領域は、押込量zに応じた広さの領域であって、番組映像の左上隅の座標を(0、0)とする座標系における座標(x、y)を中心とする矩形の領域である。
(テレビ100Aの構成)
本実施形態に係るテレビ100Aの要部構成について図7を参照しながら説明する。図7は、テレビ100Aの要部構成を示したブロック図である。
図7に示すように、テレビ100Aは、チューナ部110、操作信号受信部130A、CPU140、記憶部150、表示部160、及び、スピーカ170を備えている。
(操作信号受信部130A)
操作信号受信部130Aは、触覚センサ300からの操作信号を受信する。操作信号受信部130Aは、現在のウレタン面上の指の位置および現在の押込量を示す値を操作信号から抽出し、抽出した値を特徴量測定部141Aに通知する。
(CPU140)
CPU140は、記憶部150に保存されている所定のプログラムを実行することによって、特徴量測定部141A、ピーク特定部142、及び、映像表示制御部145として機能する。
特徴量測定部141Aは、ユーザが触覚センサ300のウレタン面(操作受付部)を指で押し込んでから指をウレタン面から離すまで、連続的に又は間欠的に操作信号受信部130Aから通知される値に基づいて、ウレタン面上の指の位置と、押込量との経時変化を測定する。
ピーク特定部142は、特徴量測定部141Aによる経時変化の測定中に、所定の閾値を上回った押込み量が当該閾値まで下がったことを検出した場合に、経時変化中における押込量のピークを特定する。
再生部144は、番組を再生することにより、表示させるべき番組映像の映像信号を映像表示制御部145に供給するとともに、番組音声をスピーカ170から出力させる。
映像表示制御部145は、映像信号が表す番組映像を表示部160に表示する。
また、映像表示制御部145は、ユーザが触覚センサ300のウレタン面に対する押込操作を行った場合に、表示している番組映像中の特定の領域の映像をフルスクリーン表示する。具体的には、ピーク特定部142が特定したピークの高さzと、押込量がピークになっている時のウレタン面上の指の位置(x、y)とに対応する領域の映像をフルスクリーン表示する。
(スピーカ170)
スピーカ170は、テレビ100Aに内蔵されているスピーカである。
以上、テレビ100Aの要部構成について説明した。
(触覚センサ300)
触覚センサ300の外観は図8に示す通りになっている。
触覚センサ300は、ユーザがウレタン面を指で押し込んでいる間、ウレタン面上の指の位置と、押込量とを絶え間なく検知する。そして、触覚センサ300は、ユーザがウレタン面を指で押し込んでいる間、現在のウレタン面上の指の位置と、現在の押込量とを示す情報を含む操作信号を連続的に又は間欠的にテレビ100Aに送信する。
(テレビ100Aの動作)
ユーザが領域を指定する操作(触覚センサ300のウレタン面に対する押込操作)を行った場合にテレビ100が指定された領域の映像をフルスクリーン表示する動作の一例について、図9を参照しながら説明する。
図9は、ユーザがどのような押込操作を行った場合に領域の広さがどの程度になるかを説明するための図である。
ユーザが触覚センサ300のウレタン面を指で押込み始めると、テレビ100Aは、触覚センサ300からの操作信号の受信を開始する。
テレビ100が操作信号の受信を開始すると、特徴量測定部141は、テレビ100が連続的に又は間欠的に操作信号を受信する期間が終わるまで、連続的に又は間欠的に操作信号受信部130Aから通知される値に基づいて、ウレタン面上の指の位置と、押込量との経時変化を測定する。
ピーク特定部142は、特徴量測定部141による経時変化の測定中に、所定の閾値を上回った押込み量が当該閾値まで下がったことを検出した場合、経時変化中における押込量のピークを特定する。そして、ピーク特定部142は、特定したピークの高さ、および、押込量がピークになっている時のウレタン面上の指の位置を映像表示制御部145に通知する。
通知を受けた映像表示制御部145は、表示している番組映像中の特定の領域の映像をフルスクリーン表示する。具体的には、ピーク特定部142が特定したピークの高さzと、押込量がピークになっている時のウレタン面上の指の位置(x、y)とに対応する領域の映像をフルスクリーン表示する。
例えば、映像表示制御部145は、図9の(a)に示すようにピーク特定部142が特定したピークの高さzが相対的に高い場合には、図9の(b)に示すように、番組映像の中から相対的に狭い領域の映像を抽出し、抽出した映像をフルスクリーン表示する。また、映像表示制御部145は、図9の(c)に示すようにピーク特定部142が特定したピークの高さzが相対的に低い場合には、図9の(d)に示すように、番組映像の中から相対的に広い領域の映像を抽出し、抽出した映像をフルスクリーン表示する。
以上、テレビ100Aの動作について説明した。以上のように、ユーザは、触覚センサ300のウレタン面を押し込む際に力の入れ加減を調整することにより、テレビ100Aに、番組映像中の所望の領域の映像をフルスクリーン表示させることができる。
なお、映像表示制御部145は、ピーク特定部142が特定したピークの高さzが相対的に低い程、番組映像の中から相対的に狭い領域の映像を抽出し、抽出した映像をフルスクリーン表示してもよい。
(実施形態2の付記事項1)
テレビ100Aは、3次元映像の表示に対応していてもよい。テレビ100Aは、3次元映像を表示している間、触覚センサ300のウレタン面を押し込む際に力の入れ加減を調整することにより、3次元映像の奥行量及び/又は飛び出し量を調整できるように構成されていてもよい。
テレビ100Aが3次元映像の奥行量及び/又は飛び出し量を調整する動作について触れておく。
ユーザが触覚センサ300のウレタン面を指で押込み始めると、テレビ100Aは、触覚センサ300からの操作信号の受信を開始する。
テレビ100Aが操作信号の受信を開始すると、特徴量測定部141は、テレビ100Aが連続的に又は間欠的に操作信号を受信する期間が終わるまで、連続的に又は間欠的に操作信号受信部130Aから通知される値に基づいて、押込量の経時変化を測定する。
ピーク特定部142は、特徴量測定部141による経時変化の測定中に、所定の閾値を上回った押込み量が当該閾値まで下がったことを検出した場合、経時変化中における押込量のピークを特定する。そして、ピーク特定部142は、特定したピークの高さを奥行調整処理部(図示せず)に通知する。
通知を受けた奥行調整処理部は、通知されたピークの高さに基づいて、表示中の3次元映像の奥行量及び/又は飛び出し量を調整する。例えば、奥行調整処理部は、ピークの高さが相対的に高い程、奥行量及び/又は飛び出し量が相対的に多くなるように、表示中の3次元映像の奥行量及び/又は飛び出し量を調整する、例えば、両眼視差を利用した3次元映像技術を本発明に適用する場合であれば、奥行調整処理部は、左右各眼用の2つの映像のずれの量を変化させることで奥行き量を変化させることができる。
また、テレビ100Aは、奥行量及び/又は飛び出し量を調整とは別の目的のために、左右各眼用の2つの映像のずれ量の調整、又は、視差バリア若しくは偏光軸の調整をできるように構成されていてもよい。例えば、テレビ100Aは、ユーザの現在の視聴位置をより適切な立体視ができる位置に移動させる目的で、上記調整を行ってもよい。
(実施形態2の付記事項2)
また、テレビ100Aは、3次元映像を表示している間、触覚センサ300を介して、3次元映像中のオブジェクトを選択する操作を受け付けることができるように構成されていてもよい。
この操作が行われた場合、ピーク特定部142は、経時変化中における押込量のピークを特定し、映像表示制御部145は、3次元映像中における奥行き方向の位置がピークの高さに応じた位置にあるオブジェクトを特定してもよい。そして、映像表示制御部145は、当該オブジェクトが選択されたことをユーザに認識させるために、当該オブジェクトの表示態様を変更したり、当該オブジェクトの傍にカーソルを表示したりしてもよい。
〔実施形態3〕
本発明のさらに別の実施形態について、図10及び図11に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と全く同じ機能または略同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
(パーソナルコンピュータの概要)
本実施形態に係るパーソナルコンピュータ(情報処理装置)にはワープロアプリケーションがインストールされている。
また、パーソナルコンピュータに内蔵されているキーボードは、キーがタイプされると、タイプされたキーがキーボード上の多数のキーのうちのどのキーであるかを示すキー信号を発信するが、文字キーが押し込まれている間、連続的に又は間欠的に、現在の文字キーの押込量を示す信号を発信するようになっている。
ユーザは、キーボードをタイプすることで、ワープロアプリケーションに文章を入力できるが、文字キーの押込量を調整することで、文字キーの押込量に応じたスタイルの文字を入力できる。
(パーソナルコンピュータ100Bの構成)
本実施形態に係るパーソナルコンピュータ100Bの要部構成について図10を参照しながら説明する。図10は、パーソナルコンピュータ100Bの要部構成を示したブロック図である。
図10に示すように、パーソナルコンピュータ100Bは、キーボード135、CPU140、記憶部150、及び、表示部160を備えている。
(キーボード135)
キーボード135は、文字キー(操作受付部)がタイプされると、タイプされた文字キーがキーボード135上の多数の文字キーのうちのどの文字キーであるかを示すキー信号を発信する。キーボード135は、文字キーが押し込まれている間(ユーザが当該文字キーを指で押し始めてから当該文字キーから指を離すまでの間)、連続的に又は間欠的に、現在の当該文字キーの押込量(当該文字キーが現在どの程度押し込まれているかを示す量)を示す信号を発信するようになっている。
(CPU140)
CPU140は、記憶部150に保存されている所定のプログラムを実行することによって、特徴量測定部141B、ピーク特定部142、及び、文字スタイル決定部146として機能する。
特徴量測定部141Bは、ユーザがキーボード135の文字キーを押すたびに、連続的に又は間欠的にキーボード135から発信される信号に基づいて、当該文字キーの押込量の経時変化を測定する。
ピーク特定部142は、特徴量測定部141Bによる経時変化の測定中に、所定の閾値を上回った押込み量が当該閾値まで下がったことを検出した場合、経時変化中における文字キーの押込量のピークを特定する。
文字スタイル決定部146は、ピーク特定部142が特定した文字キーの押込量のピークの高さに基づいて、当該文字キーのタイプにより入力及び表示される文字のスタイルを決定する。
以上、パーソナルコンピュータ100Bの要部構成について説明した。
(パーソナルコンピュータ100Bの動作)
パーソナルコンピュータ100Bがキーボード135の操作により入力された文字列を表示する動作の一例について、図11を参照しながら説明する。
図11は、ユーザが「ある文字列を入力するキーボード操作」をどのように行った場合にどのような表示態様の文字列がパーソナルコンピュータ100Bに入力されるかを説明するための図である。
パーソナルコンピュータ100Bは、ユーザがキーボード135の文字キーを押下する度に、以下の工程A〜工程Gを行う。
(工程A)ユーザがキーボード135の文字キーを押込み始めると、キーボード135は、現在の文字キーの押込量を示す信号を連続的に又は間欠的に発信する動作を開始する。
(工程B)特徴量測定部141Bは、キーボード135が当該信号を連続的に又は間欠的に発信する期間が終わるまで、連続的に又は間欠的にキーボード135から発信される信号に基づいて、文字キーの押込量の経時変化を測定する。
(工程C)文字キーの押込量が所定の量に達すると、キーボード135は、当該文字キーがキーボード135上の多数の文字キーのうちのどの文字キーであるかを示すキー信号を発信する。
(工程D)文字スタイル決定部146は、キーボード135が発信したキー信号を受信する。
(工程E)ピーク特定部142は、特徴量測定部141Bによる経時変化の測定中に、所定の閾値を上回った押込み量が当該閾値まで下がったことを検出した場合、経時変化中における文字キーの押込量のピークを特定する。そして、ピーク特定部142は、特定したピークの高さを文字スタイル決定部146に通知する。
(工程F)文字スタイル決定部146は、キーボード135からキー信号を受信し、尚且つ、ピーク特定部142からピークの高さの通知を受けると、ピークの高さが所定の閾値以上であるか否かを判定する。
(工程G)文字スタイル決定部146は、ピークの高さが所定の閾値(図11(a)の閾値T)以上であると判定した場合には、受信したキー信号に対応する文字を太字で表示することを決定し、太字の文字をワープロアプリケーションの編集領域に表示する。一方、文字スタイル決定部146は、ピークの高さが所定の閾値未満であると判定した場合には、受信したキー信号に対応する文字を通常のスタイルで表示することを決定し、通常のスタイルの文字をワープロアプリケーションの編集領域に表示する。
パーソナルコンピュータ100Bは以上の動作を行うので、ユーザは、ショートカットキーを使用したりマウスを使用したりことなく、2種類の文字スタイルが混在する文字列を入力することができる。
例えば、ユーザが、“I am”の部分が通常のスタイルで表示され、“VERY HAPPY.”の部分が太字で表示されるように、“I am VERY HAPPY.”という文字列を入力するケースを考える。
この場合、図11(a)に示すように、ユーザは、“I am ”の各文字のキーを弱めに押込み、“VERY HAPPY”の各文字のキーを強めに押込めばよい。
即ち、ユーザが“I am ”の各文字のキーを弱めに押し込んだ段階では、図11(b)に示すように“I am”の各文字が通常スタイルで表示される。その後、ユーザが“VERY HAPPY.”の各文字のキーを強めに押し込むと、2種類の文字スタイルが混在した“I am VERY HAPPY.”という文字列が表示されることになる。
(実施形態3の付記事項1)
実施形態3では、文字スタイル決定部146は、ピークの高さが所定の閾値以上であると判定した場合には文字を太字で表示し、ピークの高さが所定の閾値未満であると判定した場合には文字を通常のスタイルで表示するようになっていた。
本発明はこのような構成に限定されない。文字スタイル決定部146は、ピークの高さが所定の閾値以上であると判定した場合には文字を斜体で表示し、ピークの高さが所定の閾値未満であると判定した場合には文字を通常のスタイルで表示してもよい。
あるいは、文字スタイル決定部146は、ピークの高さが所定の閾値以上であると判定した場合にはアルファベット文字を大文字で表示し、ピークの高さが所定の閾値未満であると判定した場合にはアルファベット文字を小文字で表示してもよい。
あるいは、文字スタイル決定部146は、ピークの高さが所定の閾値以上であると判定した場合には文字をゴシック体で表示し、ピークの高さが所定の閾値未満であると判定した場合には文字を行書体で表示してもよい。
(実施形態1〜3の付記事項)
特徴量測定部は、特徴量の経時変化を測定するが、この特徴量は、ユーザが接触により操作受付部に加える力が大きいほど、大きくなるような量であれば如何なるものであってもよい。即ち、特徴量測定部141は接触圧力または接触面積の経時変化を測定するように構成され、特徴量測定部141A、141Bは押込量の経時変化を測定するように構成されているが、接触圧力、接触面積、及び、押込量は、それぞれ、そのような特徴量の一例に過ぎない。
(実施形態3の付記事項2)
パーソナルコンピュータ100Bは、文字スタイル決定部146に代えて、文字サイズ決定部(図示せず)を備えていてもよい。
この場合、文字サイズ決定部は、ピークの高さが相対的に高いほど、相対的に大きいサイズで文字を表示するようになっていてもよい。
〔その他の実施形態〕
本発明のその他の実施形態について簡単に触れておく。
(コンロ)
本発明は、点火及び消火のためのボタンと火力調整ボタンとを備えたコンロとしても実施できる。点火している間に、火力調整ボタンが指で押されると、このコンロの制御部(図示せず)は、火力調整ボタンから指が離れる(即ち、火力調整ボタンが自由位置に戻る)までの間の火力調整ボタンの押込量のピークを特定する。そして、コンロの制御部は、ピークを特定すると、特定したピークの高さに応じた強さになるような火力を調整する。
(電子レンジ)
本発明は、出力ワット数を調整可能な電子レンジとしても実施できる。出力ワット数を調整するためのボタンが指で押されると、この電子レンジの制御部(図示せず)は、ボタンから指が離れる(即ち、ボタンが自由位置に戻る)までの間のボタンの押込量のピークを特定する。そして、電子レンジの制御部は、ピークを特定すると、特定したピークの高さに応じた値になるような出力ワット数を調整する。
(エアコン)
本発明は、温度調整ボタンを備えたリモコンが付属しているエアコンとしても実施できる。温度調整ボタンが指で押されると、このエアコンの制御部(図示せず)は、温度調整ボタンから指が離れる(即ち、温度調整ボタンが自由位置に戻る)までの間の温度調整ボタンの押込量のピークを特定する。そして、エアコンの制御部は、ピークを特定すると、特定したピークの高さに応じた温度となるようにエアコンの設定温度を調整する。
(扇風機)
本発明は、風量ボタンを備えた扇風機としても実施できる。風量ボタンが指で押されると、この扇風機の制御部(図示せず)は、風量ボタンから指が離れる(即ち、風量ボタンが自由位置に戻る)までの間の風量ボタンの押込量のピークを特定する。そして、扇風機のCPUは、ピークを特定すると、特定したピークの高さに応じた風量となるように羽根の回転速度を調整する。
また、本発明は、首振り幅及び/又は首振り速度を調整可能な扇風機としても実施できる。調整ボタンが指で押されると、この扇風機の制御部は、調整ボタンから指が離れる(即ち、調整ボタンが自由位置に戻る)までの間の調整ボタンの押込量のピークを特定する。そして、扇風機のCPUは、ピークを特定すると、特定したピークの高さに応じた幅となるように首振り幅及び/又は首振り速度を調整する。
(ドアの開閉速度を制御する制御装置)
本発明は、自動ドアの開閉速度、及び/又は、エレベータのドアの開閉速度を制御する制御装置としても実施できる。この制御装置は、ドアの開閉速度を制御するためのボタンを備えており、ボタンはエレベータ及び/又は自動ドアが設置されているビルの管理者によって操作される。
このボタンが指で押されると、この制御装置のCPU(図示せず)は、ボタンから指が離れる(即ち、ボタンが自由位置に戻る)までの間のボタンの押込量のピークを特定する。そして、制御装置のCPUは、ピークを特定すると、特定したピークの高さに応じた速度となるようにドアの開閉速度を制御する。
(自動販売機)
本発明は、淹れたてコーヒーを販売する自動販売機としても実施できる。自動販売機には、コーヒーの温度を指定するためのボタンが設けられている。
このボタンが指で押されると、この自動販売機の制御部(図示せず)は、ボタンから指が離れる(即ち、ボタンが自由位置に戻る)までの間のボタンの押込量のピークを特定する。そして、自動販売機の制御部は、ピークを特定すると、出来上がり時のコーヒーの温度がピークの高さに応じた温度となるように、コーヒーを作るために使用するお湯の温度を調整する。
(ゲーム機)
本発明は、格闘ゲームのメディア(ディスクなど)が装着されたゲーム機としても実施できる。格闘ゲームを行っているユーザは、コントローラのボタンを押すことにより、ボタンの種類とボタンの押込量とに応じた技を繰り出すことができる。
すなわち、ユーザがボタンを指で押すと、このゲーム機のCPU(図示せず)は、ボタンから指が離れる(即ち、ボタンが自由位置に戻る)までの間のボタンの押込量のピークを特定する。そして、ゲーム機のCPUは、ピークを特定すると、特定したピークの高さとボタンの種類とに応じた処理(技の名称を示す音声を出力する処理や技を繰り出しているキャラクタを描画する処理等)を行う。
(水洗式トイレ)
本発明は、トイレを洗浄するために流す水の量を調整するためのボタンを備えた水洗式トイレとしても実施できる。
このボタンが指で押されると、このトイレの制御部(図示せず)は、ボタンから指が離れる(即ち、ボタンが自由位置に戻る)までの間のボタンの押込量のピークを特定する。そして、このトイレの制御部は、ピークを特定すると、水洗レバーが引かれた時にトイレ洗浄用の水がピークの高さに応じた量だけ流れるように、該トイレを制御する。
また、本発明は、お尻を洗浄する水の勢いを調整するためのボタンを備えたお尻洗浄機能付き水洗式トイレとしても実施できる。
このボタンが指で押されると、このトイレの制御部(図示せず)は、ボタンから指が離れる(即ち、ボタンが自由位置に戻る)までの間のボタンの押込量のピークを特定する。そして、トイレの制御部は、ピークを特定すると、お尻洗浄機能の使用時に出る水の勢いがピークの高さに応じた強さとなるように、該トイレを制御する。
(各実施形態に共通の付記事項)
各実施形態の装置は、経時変化中における特徴量のピークを特定するピーク特定部を備えているが、本発明はそのような構成に限定されない。各実施形態の装置は、ピーク特定部に代えて、経時変化中(即ち、ユーザが操作を開始してから操作を終了するまでの期間)における特徴量の時間積分値を算出する積分値算出部(図示せず)を備えていてもよい。
そして、各実施形態の装置は、算出された時間積分値の大きさに応じた処理を行うようになっていてもよい。例えば、実施形態1の動作例2に関し、テレビ100の再生部144は、BDコンテンツを再生している間に積分値算出部から接触圧力の時間積分値が通知された場合、通知された時間積分値の大きさに応じたチャプタ数だけチャプタジャンプするように構成されていてもよい。あるいは、再生部144は、録画コンテンツを再生している間に積分値算出部から接触圧力の時間積分値が通知された場合、録画コンテンツの再生速度を通知された時間積分値の大きさに応じた再生速度に変更してもよい。
また、実施形態2の付記事項2に関し、映像表示制御部145は、3次元映像を表示している間に積分値算出部から押込量の時間積分値が通知された場合、3次元映像中における奥行き方向の位置が時間積分値の大きさに応じた位置にあるオブジェクトを特定してもよい。そして、映像表示制御部145は、当該オブジェクトが選択されたことをユーザに認識させるために、当該オブジェクトの表示態様を変更したり、当該オブジェクトの傍にカーソルを表示したりしてもよい。
また、実施形態3に係るパーソナルコンピュータ100Bの文字スタイル決定部146は、積分値算出部が算出した文字キーの押込量の時間積分値の大きさに基づいて、当該文字キーのタイプにより入力及び表示される文字のスタイルを決定してもよい。
〔ソフトウェアによる実現例〕
テレビ100、テレビ100Aおよびパーソナルコンピュータ100Bの制御ブロック(特に、特徴量測定部、ピーク特定部、メッセージ表示処理部、再生部、映像表示制御部、及び、文字スタイル決定部)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、各装置は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る情報処理装置(テレビ100、100A、パーソナルコンピュータ100B)は、ユーザが操作受付部(タッチパネル式表示部、触覚センサ300のウレタン面、キーボード135の文字キー)に対する接触によって自装置の操作を開始した場合に、規定の特徴量(接触圧力、接触面積、押込量)の経時変化を測定する測定手段(特徴量測定部141、141A、141B)上記経時変化中における上記特徴量に関する値を特定する特定手段(ピーク特定部142)と、上記特定手段が特定した値の大きさに応じた処理を実行する実行手段(メッセージ表示処理部143、再生部144、映像表示制御部145、文字スタイル決定部146)と、を備え、上記特徴量は、上記ユーザが上記接触により上記操作受付部に加える力が大きいほど、大きくなるような量であり、上記経時変化中における上記特徴量に関する上記値は、当該経時変化中における上記特徴量のピークの高さを示す値、又は、当該経時変化中における上記特徴量の時間積分値である。
上記の構成によって、上記情報処理装置には、ユーザが操作の為に操作受付部に加える力の入れ加減を適切に調整した場合に、ユーザの所望する処理をする、という利点がある。
本発明の態様2に係る情報処理装置(テレビ100)は、上記態様1において、上記特定手段は、上記経時変化中における上記特徴量に関する上記値として、当該経時変化中における上記特徴量のピークの高さを示す値を特定するように構成されており、上記特定手段が、上記経時変化中に、上記ピークの高さを示す値を繰り返し特定するように構成されており、上記実行手段(メッセージ表示処理部143)は、上記特定手段がピークの高さを示す値を特定する度に、特定した値が示すピークの高さに応じた処理を実行してもよい。
上記の構成によって、上記情報処理装置は、上記ユーザが上記操作を1回だけ行った場合でも、上記ユーザの所望する処理を複数回行うことができる、という更なる効果を奏する。
本発明の態様3に係る情報処理装置は、上記態様2において、上記実行手段が、上記特定手段がピークの高さを示す値を特定する度に、上記特定手段が特定した値が示すピークの高さ、及び、上記特定手段が直近で上記特定を行ってから上記特定手段が当該ピークの高さを示す値を特定するまでの時間の長さに応じた処理を実行してもよい。
本発明の態様4に係る情報処理装置(テレビ100)では、上記態様1から上記態様3のうちのいずれかの態様において、上記特徴量が上記接触の圧力又は面積であってもよい。
本発明の態様5に係る情報処理装置(テレビ100A、パーソナルコンピュータ100B)は、上記態様1から上記態様3のうちのいずれかの態様において、上記操作受付部が押込操作を受け付けるように構成されており、上記特徴量は上記押込操作によって生じる押込量であってもよい。
本発明の態様6に係る情報処理装置(テレビ100)は、上記態様1から上記態様5のうちのいずれかの態様において、コンテンツを再生する再生手段(再生部144)を備え、上記実行手段(メッセージ表示処理部143)が上記ピークの高さに応じて実行する処理は、上記コンテンツに対する上記ユーザの感情を示す言葉を表示部に表示する処理であり、上記実行手段は、上記ピークの高さに基づいて、上記ユーザの感情を示す言葉として上記表示部に表示すべき言葉を決定し、当該言葉を上記表示部に表示してもよい。
上記の構成によれば、上記情報処理装置には、ユーザが操作の為に操作受付部に加える力の入れ加減を適切に調整した場合に、ユーザの感情を示す感情語を表示する、という更なる利点がある。
本発明の態様7に係る情報処理装置(テレビ100)は、上記態様1において、上記実行手段は、コンテンツを再生する再生手段(再生部144)であり、上記実行手段が上記ピークの高さに応じて実行する処理は、再生中の上記コンテンツの再生速度を上記ピークの高さに応じた速度に変更する処理であってもよい。
上記の構成によれば、上記情報処理装置には、ユーザが操作の為に操作受付部に加える力の入れ加減を適切に調整した場合に、再生中のコンテンツの再生速度をユーザの所望する速度に変更する、という更なる利点がある。
本発明の態様8に係る情報処理装置(テレビ100)は、上記態様1において、上記実行手段(再生部144)が上記ピークの高さに応じて実行する処理は、自装置の音量を上記ピークの高さに応じた音量に変更する処理であってもよい。
上記の構成によれば、上記情報処理装置には、ユーザが操作の為に操作受付部に加える力の入れ加減を適切に調整した場合に、上記情報処理装置の音量をユーザの所望する音量に変更する、という更なる利点がある。
本発明の態様9に係る情報処理装置は、上記態様1において、上記操作受付部が文字キー(キーボード135の文字キー)であり、上記実行手段(文字スタイル決定部146)が実行する処理は、上記文字キーが押された場合に、当該文字キーに対応する文字を表示部に表示する処理であり、上記特徴量は上記文字キーの押込量であり、上記実行手段は、上記特定手段が特定した値が示すピークの高さが所定の閾値以上である場合、上記ピークの高さが上記所定の閾値未満である場合とは異なる表示態様で上記文字を表示してもよい。
上記の構成によれば、上記情報処理装置は、文字入力を行おうとするユーザに、当該ユーザが所望する表示態様の文字を簡単に(即ち、文字キーを押す力の入れ加減を適切に調整するだけで)入力させることができる、という更なる効果を奏する。
本発明の態様10に係る情報処理装置(テレビ100)は、上記態様1において、上記実行手段(再生部144)は、上記特定手段が特定した値が示すピークの高さとユーザが上記操作を開始してから上記操作を終了するまでの時間の長さとの両方に応じた処理を実行してもよい。
本発明の態様11に係る情報処理装置は、上記態様1から態様3のいずれかの態様において、コンテンツを再生する再生手段(再生部144)を更に備え、上記実行手段は、上記特定手段が特定した値の大きさに基づいて、上記再生手段が再生しているコンテンツに関する情報の出力態様を制御してもよい。
例えば、上記実行手段は、上記特定手段が特定した値の大きさに基づいて、上記再生手段が再生しているコンテンツに関するツイートの内容を変更してもよい。あるいは、上記実行手段は、コンテンツの再生速度を上記特定手段が特定した値の大きさに応じた速度に変更することにより、上記コンテンツに関する情報(コンテンツに含まれる映像情報)の出力態様を制御してもよい。
また、例えば、上記実行手段は、上記情報処理装置の音量を上記特定手段が特定した値の大きさに応じた音量に変更することにより、上記コンテンツに関する情報(コンテンツに含まれる音声情報)の出力態様を制御してもよい。
本発明の態様12に係る情報処理方法は、情報処理装置による情報処理方法であって、ユーザが操作受付部に対する接触によって上記情報処理装置の操作を開始した場合に、規定の特徴量の経時変化を測定する測定ステップと、上記経時変化中における上記特徴量に関する値を特定する特定ステップと、上記特定ステップにて特定した値の大きさに応じた処理を実行する実行ステップと、を含んでおり、上記特徴量は、上記ユーザが上記接触により上記操作受付部に加える力が大きいほど、大きくなるような量であり、上記経時変化中における上記特徴量に関する上記値は、当該経時変化中における上記特徴量のピークの高さを示す値、又は、当該経時変化中における上記特徴量の時間積分値である。
上記の構成によれば、上記情報処理方法は、本発明の態様1に係る情報処理装置と同様の作用効果を奏する。
本発明の各態様に係る情報処理装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記情報処理装置が備える各手段として動作させることにより上記情報処理装置をコンピュータにて実現させるプログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、テレビやパーソナルコンピュータなどの装置に好適に適用することができる。
100、100A テレビ(情報処理装置)
100B パーソナルコンピュータ(情報処理装置)
140 CPU
141、141A、141B 特徴量測定部(測定手段)
142 ピーク特定部(特定手段)
143 メッセージ表示処理部(実行手段)
144 再生部(実行手段、再生手段)
145 映像表示制御部(実行手段)
146 文字スタイル決定部(実行手段)

Claims (6)

  1. ユーザが操作受付部に対する接触によって自装置の操作を開始した場合に、規定の特徴量の経時変化を測定する測定手段と、
    上記経時変化中における上記特徴量に関する値を特定する特定手段と、
    上記特定手段が特定した値の大きさに応じた処理を実行する実行手段と、を備え、
    上記特徴量は、上記ユーザが上記接触により上記操作受付部に加える力が大きいほど、大きくなるような量であり、
    上記特定手段は、上記経時変化中における上記特徴量に関する上記値として、当該経時変化中における上記特徴量のピークの高さを示す値を特定するように構成されており、
    上記特定手段は、上記経時変化中に、上記ピークの高さを示す値を繰り返し特定するように構成されており、
    上記実行手段は、上記特定手段がピークの高さを示す値を特定する度に、特定した値が示すピークの高さに応じた処理を実行する、ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 上記規定の特徴量は接触面積値である、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 上記実行手段は、上記特定手段がピークの高さを示す値を特定する度に、上記特定手段が特定した値が示すピークの高さ、及び、上記特定手段が直近で上記特定を行ってから上記特定手段が当該ピークの高さを示す値を特定するまでの時間の長さに応じた処理を実行する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. コンテンツを再生する再生手段を更に備え、
    上記実行手段は、上記コンテンツに関する情報を表示部に表示するように構成され、
    上記実行手段は、上記特定手段が特定した値の大きさに基づいて、上記表示部に表示している上記情報を更新する、ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 情報処理装置による情報処理方法であって、
    ユーザが操作受付部に対する接触によって上記情報処理装置の操作を開始した場合に、規定の特徴量の経時変化を測定する測定ステップと、
    上記経時変化中における上記特徴量に関する値を特定する特定ステップと、
    上記特定ステップにて特定した値の大きさに応じた処理を実行する実行ステップと、を含んでおり、
    上記特徴量は、上記ユーザが上記接触により上記操作受付部に加える力が大きいほど、大きくなるような量であり、
    上記特定ステップにて、上記経時変化中における上記特徴量に関する上記値として、当該経時変化中における上記特徴量のピークの高さを示す値を特定し、
    上記特定ステップにて、上記経時変化中に、上記ピークの高さを示す値を繰り返し特定し、
    上記特定ステップにてピークの高さを示す値を特定する度に、特定した値が示すピークの高さに応じた処理を上記実行ステップにて実行する、ことを特徴とする情報処理方法。
  6. 上記規定の特徴量は接触面積値である、ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理方法。
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