JP6229423B2 - 端末装置、機能表示起動方法、及び機能表示起動プログラム - Google Patents

端末装置、機能表示起動方法、及び機能表示起動プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6229423B2
JP6229423B2 JP2013213097A JP2013213097A JP6229423B2 JP 6229423 B2 JP6229423 B2 JP 6229423B2 JP 2013213097 A JP2013213097 A JP 2013213097A JP 2013213097 A JP2013213097 A JP 2013213097A JP 6229423 B2 JP6229423 B2 JP 6229423B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
specific information
menu
displayed
contact
threshold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013213097A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015076008A (ja
Inventor
勝明 赤間
勝明 赤間
直 堀口
直 堀口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2013213097A priority Critical patent/JP6229423B2/ja
Publication of JP2015076008A publication Critical patent/JP2015076008A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6229423B2 publication Critical patent/JP6229423B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Description

開示の技術は、端末装置、機能表示起動方法、及び機能表示起動プログラムに関する。
各々異なるメニューを特定する複数のメニュー項目が対応付けられた操作用画面をディスプレイに表示させ、表示されたメニュー項目をユーザに選択させ、選択されたメニュー項目により特定されたメニューを実行する端末装置が知られている。この種の端末装置は、例えば、画面の幅方向をメニュー項目の個数で分割し、分割して得た複数の分割領域の各々にメニュー項目を個別に表示させ、タッチパネルに対するユーザの接触操作に応じて選択されたメニュー項目により特定されたメニューを実行する。
特表2007−519552号公報
しかしながら、上記技術では、タッチパネルに対する指示体(例えば、ユーザの指又はスタイラスペン)の現在の接触位置とメニュー項目の表示位置とが離れている場合、メニュー項目の選択が手間取ることがある。メニュー項目の選択が手間取るということは、ユーザが要求するメニューの実行開始が遅れることを意味する。
開示の技術は、ユーザが要求する機能を起動させる手間を軽減することが目的である。
開示の技術において、表示部は、各々異なる機能を特定する複数の特定情報が対応付けられた操作用画面を表示する表示領域を有する。検知部は、前記表示領域に重ねられた操作面に対する指示体の接触を検知する。制御部は、前記操作用画面における前記検知部により検知された接触の開始位置から特定端部にかけた少なくとも一部の領域を前記複数の特定情報の個数で分割して得た複数の分割領域の各々に、前記複数の特定情報を個別に表示させる。そして、表示させた複数の特定情報のうちの前記検知部により検知された接触の終了位置に応じた特定情報により特定された機能を起動させる。
開示の技術は、1つの側面として、ユーザが要求する機能を起動させる手間を軽減することができる、という効果を有する。
実施形態に係る通信システムの要部機能の一例を示すブロック図である。 実施形態に係るスマートデバイスのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 実施形態に係るスマートデバイスに含まれる二次記憶部の記憶内容の一例を示す模式図である。 実施形態に係る機能表示起動処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図4Aに示すフローチャートの続きである。 実施形態に係る環状表示処理の流れの一例を示すフローチャートである。 実施形態に係るスマートデバイスに含まれるディスプレイに表示されたメインメニュー対応画面にメインメニューリストがプルダウン表示された状態の一例を示す画面図である。 実施形態に係るスマートデバイスに含まれるディスプレイに表示されたメインメニューからサブメニューが案内され、サブメニュー対応画面にサブメニューリストがプルダウン表示される場合の画面遷移例を示す画面遷移図である。 実施形態に係る環状表示処理が行われることにより環状リストが表示され、所定操作に応じて環状リストが切り替わる場合の画面遷移例を示す画面遷移図である。 接触開始位置とメニュー対応画面の下端との間に環状リストの表示スペースがない場合の複数のメニュー項目の表示例を示す画面図である。
以下、図面を参照して開示の技術の実施形態の一例を詳細に説明する。なお、以下の説明では、開示の技術に係る端末装置の一例としてスマートデバイスを例に挙げて説明するが、開示の技術は、これに限定されるものではない。開示の技術は、例えば、パーソナル・コンピュータ、ゲーム機、カーナビゲーション装置、又はデジタルカメラなどの種々の端末装置に適用可能である。
一例として図1に示すように、スマートデバイス10は、表示部12、検知部14、及び制御部16を含む。
表示部12は、各々異なる機能を特定する複数の特定情報が対応付けられた操作用画面を表示する表示領域を有する。表示部12の一例としては、液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイが挙げられる。
機能とは、例えば、スマートデバイス10に搭載されている機能であるメニュー(例えば、「各種設定」、「プログラム実行」、及び「各種検索」など)を指す。特定情報とは、例えば、メニューに対して予め付与された名称であるメニュー項目(例えば、「設定」、「プログラム」、及び「検索」など)を指す。メニューは、メインメニュー及びサブメニューに大別される。メインメニューとは、最上位階層に存在するメニューを指し、サブメニューとは、実行されたメニューにより案内された下位階層に存在するメニューを指す。特定のメインメニュー(例えば、「各種検索」)は、実行されることにより、特定のサブメニュー(例えば、「ファイル検索」及び「フォルダ検索」)を案内する。
なお、以下では、説明の便宜上、メインメニュー及びサブメニューに対して予め付与された各メニュー項目を区別して説明する必要がある場合、メインメニュー項目及びサブメニュー項目と称する。また、以下では、説明の便宜上、メインメニュー項目及びサブメニュー項目を区別して説明する必要がない場合、メニュー項目と称する。また、以下では、説明の便宜上、メインメニュー及びサブメニューを区別して説明する必要がない場合、メニューと称する。
検知部14は、表示部12の表示領域に重ねられた操作面(例えば、タッチパネル)に対する指示体(本実施形態では、一例として、ユーザの指)の接触を検知する。
制御部16は、操作用画面における検知部14により検知された接触の開始位置から特定端部にかけた少なくとも一部を複数の特定情報の個数で分割して得た複数の分割領域の各々に、複数の特定情報を個別に表示させる。そして、表示させた複数の特定情報のうちの検知部14により検知された接触の終了位置に応じた特定情報により特定された機能を起動させる。ここで、特定端部とは、例えば、操作用画面の下端を指す。また、検知部14により検知された接触の終了位置に応じた特定情報とは、例えば、検知部14により検知された接触の終了位置に対応する位置の分割領域に表示されている特定情報を指す。
一例として図2に示すように、スマートデバイス10は、CPU(Central Processing Unit)20、一次記憶部22、及び二次記憶部24を含み、CPU20、一次記憶部22、及び二次記憶部24はバス26を介して接続されている。なお、一次記憶部22とは、揮発性のメモリを意味し、例えばRAM(Random Access Memory)を指す。二次記憶部24とは、不揮発性のメモリを意味し、例えばフラッシュメモリやHDD(Hard Disk Drive)を指す。
一例として図3に示すように、二次記憶部24は、機能表示起動プログラム28を記憶している。CPU20は、二次記憶部24から機能表示起動プログラム28を読み出して一次記憶部22に展開し、機能表示起動プログラム28が有する各プロセスを実行する。機能表示起動プログラム28は、検知プロセス28A及び制御プロセス28Bを有する。CPU20は、検知プロセス28Aを実行することで、図1に示す検知部14として動作する。CPU20は、制御プロセス28Bを実行することで、図1に示す制御部16として動作する。
なお、ここでは、機能表示起動プログラム28を二次記憶部24から読み出す場合を例示したが、最初から二次記憶部24に記憶させておく必要はない。例えば、スマートデバイス10に接続されて使用されるSSD(Solid State Drive)、ICカード、光磁気ディスク、CD−ROMなどの任意の可搬型の記憶媒体に先ずは機能表示起動プログラム28を記憶させておいてもよい。そして、CPU20がこれらの可搬型の記憶媒体から機能表示起動プログラム28を取得して実行するようにしてもよい。また、通信回線を介してスマートデバイス10に接続されるコンピュータ又はサーバ装置等の外部電子計算機の記憶部に機能表示起動プログラム28を記憶させておいてもよい。この場合、CPU30は外部電子計算機から機能表示起動プログラム28を取得して実行する。
スマートデバイス10は、タッチパネル・ディスプレイ30を含む。タッチパネル・ディスプレイ30は、タッチパネル30A、及び液晶ディスプレイ(以下、単に「ディスプレイ」という)30Bを備えている。ディスプレイ30Bは、バス26に接続されており、CPU20の制御下で各種情報を表示する。タッチパネル30Aは、透過型のタッチパネルであり、ディスプレイ30Bに重ねられている。タッチパネル30Aは、バス26に接続されており、タッチパネル情報を所定周期(例えば5ミリ秒)でCPU20に出力する。タッチパネル情報とは、例えば、検知結果(タッチパネル30Aに対する指示体による接触の有無)及びタッチパネル30Aに対して指示体の接触があった場合の接触位置を示す接触位置情報を含む情報を指す。
スマートデバイス10は、外部インタフェース(I/F)32を備えており、外部I/F32はバス26に接続されている。外部I/F32は、外部装置(例えばパーソナル・コンピュータやUSBメモリ)に接続され、外部装置とCPU20との間の各種情報の送受信を司る。
スマートデバイス10は、通信I/F34を備えており、通信I/F34はバス26に接続されている。通信I/F34は、無線通信プロセッサ(図示省略)、送受信回路(図示省略)及びアンテナ(図示省略)により実現され、スマートデバイス10と基地局(図示省略)とを通信可能に接続し、CPU20と基地局との間の各種情報の送受信を司る。
次に本実施形態の作用を説明する。先ず、スマートデバイス10の主電源がオンされた場合にCPU20が機能表示起動プログラム28を実行することでスマートデバイス10によって行われる機能表示起動処理について、図4A及び図4Bを参照して説明する。なお、以下では、説明の便宜上、図4A及び図4Bを区別して説明する必要がない場合、図4と称する。
一例として図4に示す機能表示起動処理では、先ず、ステップ100で、検知部14は、開示の技術における操作用画面の一例であるメインメニュー対応画面40(図6参照)がディスプレイ30Bに表示されているか否かを判定する。
一例として図6に示すメインメニュー対応画面40は、メインメニュー及びメインメニュー項目を含むメインメニュー情報が対応付けられた画面である。図6に示す例では、メインメニュー項目が非表示状態で対応付けられたメインメニュー対応画面40に、所定条件を満たした場合(例えば、後述のステップ110で判定が肯定された場合)にメインメニュー項目が表示された状態が示されている。なお、図6に示す例では、メインメニュー対応画面40として、矩形状の画面が例示されているが、画面形状は他の形状(例えば、楕円形状)であってもよい。
ステップ100において、メインメニュー対応画面40がディスプレイ30Bに表示されていない場合(例えば、ロック解除用画面(又はログイン用画面)が表示されている場合)は、判定が否定されて、ステップ128へ移行する。ステップ100において、メインメニュー対応画面40がディスプレイ30Bに表示されている場合は、判定が肯定されて、ステップ102へ移行する。
ステップ102で、検知部14は、タッチパネル30Aから入力されたタッチパネル情報に基づいて、タッチパネル30Aが指示体90(図6〜図8参照)の接触(接触開始)を検知したか否かを判定する。ステップ102において、タッチパネル30Aが指示体90の接触を検知していない場合は、判定が否定されてステップ128へ移行する。ステップ102において、タッチパネル30Aが指示体90の接触を検知した場合は、判定が肯定されてステップ104へ移行する。
ステップ104で、制御部16は、タッチパネル30Aに対する接触開始位置からメインメニュー対応画面40又はサブメニュー対応画面50(図7参照)の下端までの距離を算出し、その後、ステップ106へ移行する。ここで、タッチパネル30Aに対する接触開始位置とは、ステップ102でタッチパネル30Aに対する指示体90の接触の開始が検知された位置(タッチパネル情報に含まれる接触位置情報により示される接触位置)を指す。サブメニュー対応画面50は、後述のステップ124でディスプレイ30Bに表示される。
一例として図7に示すように、サブメニュー対応画面50(開示の技術における操作用画面の一例)は、サブメニュー及びサブメニュー項目を含むサブメニュー情報が対応付けられた画面である。サブメニュー対応画面50には、サブメニュー項目が非表示状態で対応付けられており、所定条件を満たした場合(例えば、後述のステップ110で判定が肯定された場合)にサブメニュー項目が表示される。図7に示す例では、サブメニュー対応画面50として、矩形状の画面が例示されているが、画面形状は他の形状(例えば、楕円形状)であってもよい。
なお、以下では、説明の便宜上、メインメニュー情報及びサブメニュー情報を区別して説明する必要がない場合、メニュー情報と称する。また、以下では、説明の便宜上、メインメニュー対応画面40及びサブメニュー対応画面50を区別して説明する必要がない場合は、メニュー対応画面と称する。
ステップ106で、ディスプレイ30Bに現在表示されているメニュー対応画面に対応付けられているメニュー情報を取得し、その後、ステップ108へ移行する。
ステップ108で、制御部16は、ステップ104で取得した距離を、ディスプレイ30Bに現在表示されているメニュー対応画面に対応付けられているメニュー情報の個数(以下、「メニュー数」と称する)で除算し、その後、ステップ110へ移行する。なお、メニュー数は、ステップ106で取得したメニュー情報から特定される。
ステップ110で、制御部16は、ステップ108で除算して得た除算値(例えば、商)が第1閾値を超えているか否かを判定する。ここで、第1閾値とは、例えば、5ミリメートルを指す。第1閾値は、固定値であってもよいし、可変値(例えば、ユーザによりタッチパネル30Aを介して指示されたことでカスタマイズされた値)であってもよい。
ステップ110において、ステップ108で除算して得た除算値が第1閾値を超えている場合は、判定が肯定されてステップ112へ移行する。ステップ108で除算して得た除算値が第1閾値以下の場合は、判定が否定されてステップ130へ移行する。
ステップ112で、制御部16は、ディスプレイ30Bにメインメニュー対応画面40が表示されている場合、接触開始位置から、一例として図6に示すメインメニューリスト42をディスプレイ30Bにプルダウン表示させ、その後、ステップ114へ移行する。また、ディスプレイ30Bにサブメニュー対応画面50が表示されている場合、接触開始位置から、一例として図7に示すサブメニューリスト52をディスプレイ30Bにプルダウン表示させ、その後、ステップ114へ移行する。なお、以下では、説明の便宜上、メインメニューリスト42及びサブメニューリスト52を区別して説明する必要がない場合、メニューリストと称する。
一例として図6に示すように、メインメニューリスト42は、複数の分割領域42で区分されたプルダウン表示形式のリストである。分割領域42(図6に示す例では、分割領域42,42,42)は、タッチパネル30Aに対する指示体90の接触位置からメインメニュー対応画面40の下端にかけてメニュー数で分割して得た分割領域である。
図6に示す例では、メニュー数が“3”の場合のメインメニューリスト42が例示されている。接触開始位置からメインメニュー対応画面40の下端までの距離がNミリメートルの場合、メインメニューリスト42の分割領域42の高さは、N/3ミリメートルである。また、タッチパネル30Aに対する指示体90の接触位置からメインメニュー対応画面40の下端までの距離がP(<N)ミリメートルの場合、メインメニューリスト42の分割領域42の高さは、P/3ミリメートルである。なお、図6に示す例では、ステップ108の除算で余りが生じた場合のメインメニューリスト42が示されており、分割領域42の下端とメインメニュー対応画面40の下端との間に隙間が生じている。
メインメニューリスト42には、ステップ106で取得したメニュー情報に含まれるメインメニュー項目が表示される。図6に示す例では、分割領域42にメインメニュー項目として項目Aが表示され、分割領域42にメインメニュー項目として項目Bが表示され、分割領域42にメインメニュー項目として項目Cが表示された例が示されている。
サブメニューリスト52には、ステップ106で取得したメニュー情報に含まれるサブメニュー項目が表示される。一例として図7に示すように、サブメニューリスト52は、複数の分割領域52で区分されたプルダウン表示形式のリストである。分割領域52(図7に示す例では、分割領域52,52,52,52,52)は、タッチパネル30Aに対する指示体90の接触位置からサブメニュー対応画面50の下端にかけてメニュー数で分割して得た分割領域である。
図7に示す例では、メニュー数が“5”の場合のサブメニューリスト52が例示されている。サブメニューリスト52には、項目Bにより特定されたメインメニューが実行されることで案内された5個のサブメニューの各々を特定する項目B−1〜B−5が表示されている。具体的には、分割領域52にサブメニュー項目として項目B−1が表示されている。また、分割領域52にサブメニュー項目として項目B−2が表示されている。また、分割領域52にサブメニュー項目として項目B−3が表示されている。また、分割領域52にサブメニュー項目として項目B−4が表示されている。更に、分割領域52にサブメニュー項目として項目B−5が表示されている。
ステップ114で、制御部16は、タッチパネル30Aに対する指示体90の接触が解除されたか(タッチパネル30Aから指示体90が離れたか)否かを判定する。ステップ114において、タッチパネル30Aに対する指示体90の接触が解除されていない場合は、判定が否定されて、ステップ114の判定が再び行われる。ここで、タッチパネル30Aに対する指示体90の接触が解除されていない場合とは、タッチパネル30Aに対する指示体90の接触が継続している場合を指し、例えば、タッチパネル30Aに対するスライド操作中又はロングプレス操作中を意味する。ステップ114において、タッチパネル30Aに対する指示体90の接触が解除された場合は、判定が肯定されて、ステップ116へ移行する。
ステップ116で、制御部16は、メニュー対応画面からメニューリストを消去し、その後、ステップ118へ移行する。
ステップ118で、制御部16は、ステップ114、ステップ134G(図5参照)、又はステップ134I(図5参照)でタッチパネル30Aに対する指示体90の接触が解除された位置がメニュー表示領域上か否かを判定する。ここで、メニュー表示領域とは、メニューリスト内、又は後述の環状リスト72内のメニュー項目が個別に表示されている領域を指す。すなわち、メニュー表示領域とは、例えば、メニューリストの場合、分割領域42,52を指し、後述の環状リスト72の場合、分割領域72を指す。また、タッチパネル30Aに対する指示体90の接触が解除された位置とは、換言すると、タッチパネル30Aに対する指示体90の接触の終了が検知された位置を意味する。なお、以下では、説明の便宜上、ステップ114でタッチパネル30Aに対する指示体90の接触が解除された位置(開示の技術における終了位置の一例)を「接触解除位置」と称する。
ステップ118において、接触解除位置がメニュー表示領域上でない場合は、判定が否定されて、ステップ128へ移行する。ステップ118において、接触解除位置がメニュー表示領域上の場合は、判定が肯定されて、ステップ120へ移行する。なお、接触解除位置がメニュー表示領域上か否かは、タッチパネル30Aから入力されたタッチパネル情報に基づいて判定される。
ステップ120で、制御部16は、ステップ106で取得したメニュー情報に基づいて、接触解除位置下のメニュー表示領域のメニュー項目により特定されるメニューがサブメニューを案内するメニューか否かを判定する。ステップ120において、接触解除位置下のメニュー表示領域のメニュー項目により特定されるメニューがサブメニューを案内するメニューの場合は、判定が肯定されて、ステップ124へ移行する。ステップ120において、接触解除位置下のメニュー表示領域のメニュー項目により特定されるメニューがサブメニューを案内しないメニューの場合は、判定が否定されて、ステップ126へ移行する。
ステップ124で、ディスプレイ30Bに現在表示されている画面に代えてサブメニュー対応画面50をディスプレイ30Bに表示させ、その後、ステップ102へ移行する。一例として図7に示す例では、サブメニュー対応画面50にサブメニューリスト52が表示された状態が例示されているが、ステップ124の段階では、サブメニュー対応画面50にサブメニューリスト52は表示されない。図7に示す例では、メインメニューリスト42の項目B上でタッチパネル30Aに対する指示体90の接触が解除され、これにより、項目Bにより特定されるメインメニューが実行されることでサブメニューリスト52が表示された状態が例示されている。なお、一例として図7に示すサブメニューリスト52は、ディスプレイ30Bにサブメニュー対応画面50が表示された状態で、ステップ110において判定が肯定された場合に、サブメニュー対応画面50に表示される(ステップ112)。
ステップ126で、制御部16は、接触解除位置下のメニュー表示領域のメニュー項目により特定されるメニューを実行し、その後、ステップ128へ移行する。
ステップ128で、制御部16は、機能表示起動処理の終了条件を満たしたか否かを判定する。機能表示起動処理の終了条件とは、例えば、主電源のスイッチがオフされたとの条件、又は機能表示起動処理の終了指示がタッチパネル30Aによって受け付けられたとの条件を指す。ステップ128において、機能表示起動処理の終了条件を満たしていない場合は、判定が否定されて、ステップ100へ移行する。ステップ128において、機能表示起動処理の終了条件を満たした場合は、判定が肯定されて、機能表示起動処理を終了する。
一方、ステップ130で、制御部16は、ステップ108で除算して得た除算値が下限値(後述の環状リスト72(図8参照)の周方向の幅に相当する値)を超えているか否かを判定する。ここで、下限値とは、第1閾値未満の値を指し、例えば、4ミリメートルを指す。下限値は、固定値であってもよいし、所定範囲内(例えば、3.5ミリメートル以上4.5ミリメートル以下)で定められた可変値(例えば、ユーザによりタッチパネル30Aを介して指示されたことでカスタマイズされた値)であってもよい。
ステップ130において、ステップ108で除算して得た除算値が下限値(図8に示す例では、Sミリメートル)以下の場合は、判定が否定されて、ステップ132へ移行する。ステップ130において、ステップ108で除算して得た除算値が下限値を超えている場合は、判定が肯定されて、ステップ134へ移行する。
ステップ132で、制御部16は、エラー処理を実行し、その後、ステップ128へ移行する。ここで、エラー処理とは、例えば、タッチパネル30Aに対する接触開始位置が不適切な位置であることを報知する処理、又はタッチパネル30Aに対して再び指示体90を接触させることをユーザに促すメッセージをディスプレイ30Bに表示する処理などを指す。不適切な位置とは、例えば、接触開始位置からメニュー対応画面の下端までの距離が不足しているために後述の環状リスト72を表示することができない位置を指す。
ステップ134で、制御部16は、一例として図5に示す環状表示処理を実行し、その後、ステップ118へ移行する。
一例として図5に示す環状表示処理では、先ず、ステップ134Aで、ステップ106で取得したメニュー情報を上限個数に基づいて組分けし、その後、ステップ134Bへ移行する。ここで、上限個数とは、タッチパネル30Aに対する接触開始位置を含む接触開始領域70(図8参照)に隣接するように表示可能なメニュー項目の個数を指す。開示の技術における特定領域の一例である接触開始領域70とは、例えば、接触開始位置を中心とした半径が3ミリメートルの円領域を指す。上限個数の一例としては、接触開始領域70を中心とした円環状に形成された環状リスト72に表示可能なメニュー項目の上限個数(図8に示す例では、“6”)が挙げられる。
一例として図8に示すように、環状リスト72は、所定幅(例えば、4ミリメートル)の円環状に形成された枠(以下、「環状枠」という)71を有する。環状枠71(内周縁と外周縁との間の領域)は、周方向に4等分して得た分割領域72〜72(以下、区別して説明する必要がない場合、「分割領域72」と称する。)に区分されている。メニュー項目は、分割領域72〜72の各々に最多で2個ずつ表示され、分割領域72は空白領域である。
ステップ134Aにおいて、メニュー情報の上限個数に基づく組分けとは、ステップ106で取得したメニュー情報を、メニュー数を上限個数で除して得た個数で組分けすることを指す。メニュー数を上限個数で除して得た個数とは、例えば、メニュー数を上限個数で除して得た除算結果に余りが生じない場合、商を指し、メニュー数を上限個数で除して得た除算結果に余りが生じる場合、商に1を加算して得た値を指す。図8に示す例では、メニュー対応画面に対応付けられている13個のメニュー情報の各々に含まれるメニュー項目(項目a〜n)が表示されている。この場合、メニュー数の“13”を上限個数の“6”で除すると、商として“2”が得られ、余りが生じるため、ステップ134Aで組分けして得られる組数は“3”となる。図8に示す例では、項目a〜fを第1組とし、項目g〜mを第2組とし、項目nを第3組として組分けされている。なお、図8に示す例では、メニュー対応画面に対応付けられている全メニュー情報の各々に含まれるメニュー項目がメニュー対応画面の上端部に横列状に表示されているが、環状リスト72に表示されるメニュー項目以外のメニュー項目は表示されなくてもよい。
ステップ134Bで、制御部16は、カウンタ(図示省略)のカウント値(初期設定値は“0”)が、ステップ134Aで組分けされて得た組数(図8に示す例では“3”)と一致しているか否かを判定する。ステップ134Bにおいて、カウンタのカウント値がステップ134Aで組分けされて得た組数と一致している場合は、判定が肯定されて、ステップ134Cへ移行する。ステップ134Bにおいて、カウンタのカウント値がステップ134Aで組分けされて得た組数と一致していない場合は、判定が否定されて、ステップ134Dへ移行する。
ステップ134Cで、制御部16は、カウンタのカウント値をリセットし(初期設定値に戻し)、その後、ステップ134Dへ移行する。
ステップ134Dで、制御部16は、カウンタのカウント値に1を加算し、その後、ステップ134Eへ移行する。
ステップ134Eで、制御部16は、カウンタのカウント値に対応する環状リスト72をメニュー対応画面に表示し、その後、ステップ134Fへ移行する。環状リスト72の環状枠71は、内周縁が接触開始領域70の外周縁に接するように形成され、カウンタのカウント値に対応する組に属するメニュー情報に含まれるメニュー項目が環状枠71内に周方向に沿って表示される。
カウンタのカウント値に対応する組とは、カウント値が“1”の場合、第1組を指し、カウント値が“2”の場合、第2組を指し、カウント値が“3”の場合、第3組を指す。メニュー項目を環状枠71内に周方向に沿って表示するとは、カウンタのカウント値に対応する組に属するメニュー情報に含まれるメニュー項目を、分割領域72〜72のうちの対応する分割領域72に環状枠71の周方向に沿って表示することを指す。
メニュー項目は、分割領域72,72,72の順にメニュー番号の小さい方から最多で2個ずつ表示される。メニュー番号とは、メニュー対応画面に対応付けられているメニュー情報を識別可能な識別番号(例えば、自然数)を指す。図8に示す例では、項目a〜nにかけて識別番号が昇順に付与されている。そのため、第1組に属するメニュー情報に含まれる項目a〜fのうちの項目a及び項目bは、分割領域72に環状枠71の周方向に沿って表示される。第1組に属するメニュー情報に含まれる項目a〜fのうちの項目c及び項目dは、分割領域72に環状枠71の周方向に沿って表示される。第1組に属するメニュー情報に含まれる項目a〜fのうちの項目e及び項目fは、分割領域72に環状リスト72の周方向に沿って表示される。第2組に属するメニュー情報に含まれる項目g〜nのうちの項目g及び項目hは、分割領域72に環状枠71の周方向に沿って表示される。また、第2組に属するメニュー情報に含まれる項目g〜nのうちの項目i及び項目jは、分割領域72に環状枠71の周方向に沿って表示される。第2組に属するメニュー情報に含まれる項目g〜nのうちの項目k及び項目mは、分割領域72に環状枠71の周方向に沿って表示される。更に、第3組に属するメニュー情報に含まれる項目nは、分割領域72に表示される。
ステップ134Fで、制御部16は、ステップ134Aで組分けされて得た組が複数組か否かを判定する。ステップ134Fにおいて、ステップ134Aで組分けされて得た組が複数組でない場合(一組の場合)は、判定が否定されて、ステップ134Gへ移行する。ステップ134Fにおいて、ステップ134Aで組分けされて得た組が複数組の場合は、判定が肯定されて、ステップ134Hへ移行する。
ステップ134Gで、制御部16は、タッチパネル30Aに対する指示体90の接触が解除されたか否かを判定する。ステップ134Gにおいて、タッチパネル30Aに対する指示体90の接触が解除されていない場合は、判定が否定されて、ステップ134Gの判定が再び行われる。ステップ134Gにおいて、タッチパネル30Aに対する指示体90の接触が解除された場合は、判定が肯定されて、ステップ134Jへ移行する。
ステップ134Hで、制御部16は、タッチパネル30Aに対する指示体90の接触位置が接触開始領域から所定領域にスライドしたか否かを判定する。ここで、所定領域とは、例えば、分割領域72を指す。ステップ134Hにおいて、タッチパネル30Aに対する指示体90の接触位置が接触開始領域から所定領域にスライドした場合は、判定が肯定されて、ステップ134Bへ移行する。ステップ134Hにおいて、タッチパネル30Aに対する指示体90の接触位置が接触開始領域から所定領域にスライドしていない場合は、判定が否定されて、ステップ134Iへ移行する。
ステップ134Iで、制御部16は、タッチパネル30Aに対する指示体90の接触が解除されたか否かを判定する。ステップ134Iにおいて、タッチパネル30Aに対する指示体90の接触が解除されていない場合は、判定が否定されて、ステップ134Hへ移行する。ステップ134Iにおいて、タッチパネル30Aに対する指示体90の接触が解除された場合は、判定が肯定されて、ステップ134Jへ移行する。
ステップ134Jで、制御部16は、ステップ134Eで表示された環状リスト72をメニュー対応画面から消去し、その後、環状表示処理を終了する。
以上説明したように、スマートデバイス10では、ディスプレイ30Bにメニュー情報が対応付けられたメニュー対応画面が表示される。また、メニュー対応画面が表示された状態で検知された接触開始位置からメニュー対応画面の下端にかけた領域をメニュー数で分割して得た分割領域42(52)を有するメニューリストがプルダウン表示される。そして、メニューリストに含まれる複数のメニュー項目から接触解除位置に応じて選択されたメニュー項目により特定されたメニューが実行される。これにより、スマートデバイス10は、ユーザが要求するメニューを起動させる手間を軽減することができる。
また、スマートデバイス10では、ステップ130で判定が肯定された場合(図4A参照)、接触開始領域70(図8参照)に各々隣接するように複数のメニュー項目が表示される。そして、表示された複数のメニュー項目から接触解除位置に応じて選択されたメニュー項目により特定されたメニューが実行される。これにより、スマートデバイス10は、メニュー対応画面においてメニューリストのプルダウン表示のスペースが不足していたとしても、ユーザが要求するメニューを起動させる手間を軽減することができる。
また、スマートデバイス10では、ステップ130で判定が肯定された場合(図4A参照)、接触開始領域70に各々隣接するように接触開始領域70の周方向に複数のメニュー項目が表示される。これにより、スマートデバイス10は、ユーザによるメニュー項目の選択に要する手間を軽減することができる。
また、スマートデバイス10では、ステップ130で判定が肯定された場合、メニュー数が上限個数を上回る場合に、複数のメニュー項目が上限個数以下の個数毎に分類されて切替表示される(ステップ134B〜134F及びステップ134F参照)。これにより、スマートデバイス10は、メニュー対応画面においてメニューリストのプルダウン表示のスペースが不足していたとしても、メニュー対応画面に対応付けられている全てのメニュー項目をユーザに把握させることができる。
また、スマートデバイス10では、ステップ102(図4A参照)で検知された接触の開始位置(接触開始位置)が、スライド操作の開始位置であり、ステップ118(図4A参照)で検知された接触の終了位置(接触解除位置)が、スライド操作の終了位置である。これにより、スマートデバイス10は、メニュー項目の表示及び選択を円滑に行うことができる。
また、スマートデバイス10では、複数のメニュー項目は階層毎に定められており、上位階層に含まれる複数のメニュー項目のうちの少なくとも1つは下位階層を案内するメニューを特定するメニュー項目とされている。これにより、スマートデバイス10は、上位階層に含まれるメニュー項目により特定されたメニューによって案内された下位階層に含まれる複数のメニュー項目からユーザにメニュー項目を選択させる手間を軽減することができる。
なお、上記実施形態では、接触解除位置が分割領域42,52,72上の場合に、接触解除位置下の分割領域42,52,72に表示されているメニュー項目で特定されるメニューが実行される場合を例示したが、開示の技術はこれに限定されない。例えば、メニューリストが表示されている場合、接触解除位置が分割領域42,52の幅方向に所定範囲内で離れていても、近接する分割領域42,52に表示されているメニュー項目で特定されるメニューが実行されるようにしてもよい。また、環状リスト72が表示されている場合、接触解除位置が分割領域72から接触開始領域70の半径方向に所定範囲内で離れていても、近接する分割領域72に表示されているメニュー項目で特定されるメニューが実行されるようにしてもよい。ここで、所定範囲とは、例えば、1ミリメートル以上2ミリメートル以下を指す。
また、上記実施形態では、円環状の環状リスト72を例示したが、開示の技術はこれに限定されるものではない。例えば、接触開始領域70に代えて、接触開始位置を含む矩形領域を用いる場合、環状リスト72に代えて、接触開始位置を含む矩形領域の外周縁に接する内周縁を有する矩形枠状リストを用いる。また、各メニュー項目を、枠を利用せずに、接触開始領域70(又は接触開始位置を含む特定形状領域)に隣接させて他のメニュー項目の表示領域と区分して表示するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、除算値が下限値未満の場合にステップ132でエラー処理が実行される場合を例示したが、開示の技術はこれに限定されるものではない。例えば、図9に示すように、接触開始位置を含む半円状の接触開始領域92がメニュー対応画面の下端に接触している場合、半環状リスト94をメニュー対応画面に表示するようにしてもよい。図9に示す例では、半環状リスト94は、内周縁が接触開始領域92に接する半環状枠95を有しており、半環状枠95内(内周縁と外周縁との間)にメニュー項目としての項目a〜gが周方向に沿って区分されて配置されている。
また、上記実施形態では、接触開始位置からメニュー対応画面の下端に向けてメニューリストがプルダウン表示される場合を例示したが、開示の技術はこれに限定されるものではない。例えば、メニュー対応画面の上端に向けてメニューリストを表示させてもよい。また、例えば、メニューリストをメニュー対応画面の幅方向に表示させてもよい。この場合、分割領域42,52には縦書きでメニュー項目が表示される。なお、メニューリストをメニュー対応画面の幅方向に表示させる場合、ステップ108では、接触開始位置からメニュー対応画面の側端(左端又は右端)までの距離をメニュー数で除算すればよい。
また、上記実施形態では、接触位置が接触開始領域70から所定領域にスライドしたことを条件に環状リスト72内のメニュー項目を他の組のメニュー項目に切り替える場合を例示したが、開示の技術はこれに限定されるものではない。例えば、接触開始領域70内でダブルタップ操作が検知されたことを条件に環状リスト72内のメニュー項目を他の組のメニュー項目に切り替えるようにしてもよい。また、接触開始領域70に対する所定時間(例えば、5秒以上)のロングプレス操作が検知されたことを条件に環状リスト72内のメニュー項目を他の組のメニュー項目に切り替えるようにしてもよい。また、スマートデバイス10に設けられている特定のキー(ハードキー)が押下されたことを条件に環状リスト72内のメニュー項目を他の組のメニュー項目に切り替えるようにしてもよい。また、タッチパネル30Aに対する指示体の接触が継続していることを条件に所定時間(例えば、10秒)毎に環状リスト72内のメニュー項目を切り替えるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、メニュー対応画面において接触開始位置から特定端部にかけた一部の領域内に矩形状のメニュー対応画面(図6及び図7参照)が表示される場合を例示したが、開示の技術はこれに限定されるものではない。例えば、メニュー対応画面において接触開始位置から特定端部にかけた全領域(メニュー対応画面の全幅)内に分割領域42(52)が表示されるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、メニュー対応画面からメニューリストが表示されていない状態で環状リスト72内にメニュー項目が表示される場合を例示したが、開示の技術はこれに限定されるものではない。例えば、メニュー対応画面にメニューリストが表示された状態で環状リスト72内にメニュー項目が表示されてもよい。この場合、例えば、環状リスト72をメニューリストに重畳表示し、環状リスト72に表示されたメニュー項目が指示体90によって選択される(メニューリストに表示されたメニュー項目が選択されない)ようにすればよい。
本明細書に記載された全ての文献、特許出願及び技術規格は、個々の文献、特許出願及び技術規格が参照により取り込まれることが具体的かつ個々に記された場合と同程度に、本明細書中に参照により取り込まれる。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
各々異なる機能を特定する複数の特定情報が対応付けられた操作用画面を表示する表示領域を有する表示部と、前記表示領域に重ねられた操作面に対する指示体の接触を検知する検知部と、前記操作用画面における前記検知部により検知された接触の開始位置から特定端部にかけた少なくとも一部の領域を前記複数の特定情報の個数で分割して得た複数の分割領域の各々に、前記複数の特定情報を個別に表示させ、表示させた複数の特定情報のうちの前記検知部により検知された接触の終了位置に応じた特定情報により特定された機能を起動させる制御部と、を含む端末装置。
(付記2)
前記制御部は、前記複数の特定情報の個数と、前記開始位置から前記特定端部までの距離との関係が所定条件を満たした場合に、前記操作用画面における前記開始位置を含む特定領域に各々隣接するように前記複数の特定情報を表示させ、表示させた前記複数の特定情報のうちの前記終了位置に応じた特定情報により特定された機能を起動させる付記1に記載の端末装置。
(付記3)
前記制御部は、前記関係が前記所定条件を満たした場合に、前記特定領域に各々隣接するように前記特定領域を中心とした周方向に前記複数の特定情報を表示させる付記2に記載の端末装置。
(付記4)
前記制御部は、前記関係が前記所定条件を満たした場合に、前記特定領域に各々隣接するように前記特定領域を中心とした環状枠内に前記周方向に沿って前記複数の特定情報を表示させる付記3に記載の端末装置。
(付記5)
前記制御部は、前記関係が前記所定条件を満たし、且つ、前記特定領域に各々隣接するように前記複数の特定情報を表示可能な上限個数を前記複数の特定情報の個数が上回る場合に、前記複数の特定情報を前記上限個数以下の個数毎に分類して切替表示させる付記3又は付記4に記載の端末装置。
(付記6)
前記開始位置は、前記検知部により検知されたスライド操作の開始位置であり、前記終了位置は、前記スライド操作の終了位置である付記1から付記5の何れか1つに記載の端末装置。
(付記7)
前記複数の特定情報は階層毎に定められており、上位階層に含まれる前記複数の特定情報のうちの少なくとも1つは下位階層を案内する機能を特定する特定情報である付記1から付記6の何れか1つに記載の端末装置。
(付記8)
各々異なる機能を特定する複数の特定情報が対応付けられた操作用画面を表示する表示領域を有する表示部の前記表示領域に重ねられた操作面に対する指示体の接触を検知し、前記操作用画面における検知した接触の開始位置から特定端部にかけた少なくとも一部の領域を前記複数の特定情報の個数で分割して得た複数の分割領域の各々に、前記複数の特定情報を個別に表示させ、表示させた複数の特定情報のうちの検知した接触の終了位置に応じた特定情報により特定された機能を起動させることを含む機能表示起動方法。
(付記9)
前記複数の特定情報の個数と、前記開始位置から前記特定端部までの距離との関係が所定条件を満たした場合に、前記操作用画面における前記開始位置を含む特定領域に各々隣接するように前記複数の特定情報を表示させ、表示させた前記複数の特定情報のうちの前記終了位置に応じた特定情報により特定された機能を起動させることを含む付記8に記載の機能表示起動方法。
(付記10)
前記関係が前記所定条件を満たした場合に、前記特定領域に各々隣接するように前記特定領域を中心とした周方向に前記複数の特定情報を表示させることを含む付記9に記載の機能表示起動方法。
(付記11)
前記関係が前記所定条件を満たした場合に、前記特定領域に各々隣接するように前記特定領域を中心とした環状枠内に前記周方向に沿って前記複数の特定情報を表示させることを含む付記10に記載の機能表示起動方法。
(付記12)
前記関係が前記所定条件を満たし、且つ、前記特定領域に各々隣接するように前記複数の特定情報を表示可能な上限個数を前記複数の特定情報の個数が上回る場合に、前記複数の特定情報を前記上限個数以下の個数毎に分類して切替表示させる付記10又は付記11に記載の機能表示起動方法。
(付記13)
前記開始位置は、前記検知部により検知されたスライド操作の開始位置であり、前記終了位置は、前記スライド操作の終了位置である付記8から付記12の何れか1つに記載の機能表示起動方法。
(付記14)
前記複数の特定情報は階層毎に定められており、上位階層に含まれる前記複数の特定情報のうちの少なくとも1つは下位階層を案内する機能を特定する特定情報である付記8から付記13の何れか1つに記載の機能表示起動方法。
(付記15)
コンピュータに、各々異なる機能を特定する複数の特定情報が対応付けられた操作用画面を表示する表示領域を有する表示部の前記表示領域に重ねられた操作面に対する指示体の接触を検知し、前記操作用画面における検知した接触の開始位置から特定端部にかけた少なくとも一部の領域を前記複数の特定情報の個数で分割して得た複数の分割領域の各々に、前記複数の特定情報を個別に表示させ、表示させた複数の特定情報のうちの検知した接触の終了位置に応じた特定情報により特定された機能を起動させることを含む処理を実行させるための機能表示起動プログラム。
(付記16)
コンピュータに、前記複数の特定情報の個数と、前記開始位置から前記特定端部までの距離との関係が所定条件を満たした場合に、前記操作用画面における前記開始位置を含む特定領域に各々隣接するように前記複数の特定情報を表示させ、表示させた前記複数の特定情報のうちの前記終了位置に応じた特定情報により特定された機能を起動させることを含む処理を実行させるための付記15に記載の機能表示起動プログラム。
(付記17)
コンピュータに、前記関係が前記所定条件を満たした場合に、前記特定領域に各々隣接するように前記特定領域を中心とした周方向に前記複数の特定情報を表示させることを含む処理を実行させるための付記16に記載の機能表示起動プログラム。
(付記18)
コンピュータに、前記関係が前記所定条件を満たした場合に、前記特定領域に各々隣接するように前記特定領域を中心とした環状枠内に前記周方向に沿って前記複数の特定情報を表示させることを含む付記17に記載の機能表示起動プログラム。
(付記19)
コンピュータに、前記関係が前記所定条件を満たし、且つ、前記特定領域に各々隣接するように前記複数の特定情報を表示可能な上限個数を前記複数の特定情報の個数が上回る場合に、前記複数の特定情報を前記上限個数以下の個数毎に分類して切替表示させることを含む処理を実行させるための付記17又は付記18に記載の機能表示起動プログラム。
(付記20)
前記開始位置は、前記検知部により検知されたスライド操作の開始位置であり、前記終了位置は、前記スライド操作の終了位置である付記15から付記19の何れか1つに記載の機能表示起動プログラム。
(付記21)
前記複数の特定情報は階層毎に定められており、上位階層に含まれる前記複数の特定情報のうちの少なくとも1つは下位階層を案内する機能を特定する特定情報である付記15から付記20の何れか1つに記載の機能表示起動プログラム。
10 スマートデバイス
12 表示部
14 検知部
16 制御部
30A タッチパネル
40 メインメニュー対応画面
50 サブメニュー対応画面
42,52,72 分割領域
70,92 接触開始領域
90 指示体

Claims (6)

  1. 各々異なる機能を特定する複数の特定情報が対応付けられた操作用画面を表示する表示領域を有する表示部と、
    前記表示領域に重ねられた操作面に対する指示体の接触を検知する検知部と、
    前記操作用画面における前記検知部により検知された接触の開始位置から特定端部までの距離を特定情報の個数で分割して得た値が第1閾値よりも大きい場合に、接触の開始位置から特定端部にかけた少なくとも一部の領域を前記複数の特定情報の個数で分割して得た、前記値の幅を有する矩形型の複数の分割領域の各々に、前記複数の特定情報を個別に表示させ、
    前記値が第1閾値以下であり、かつ第1閾値よりも小さい第2閾値よりも大きい場合に、前記少なくとも一部の領域内に配置され前記接触の開始位置を中心とする環状枠内を、周方向に沿って前記複数の特定情報の個数で分割して得た、複数の分割領域の各々に前記複数の特定情報を表示させ、
    表示させた複数の特定情報のうちの前記検知部により検知された接触の終了位置に応じた特定情報により特定された機能を起動させる
    制御部と、
    を含む端末装置。
  2. 前記制御部は、前記値が第1閾値以下であり、かつ第1閾値よりも小さい第2閾値よりも大きい場合であって、且つ、前記環状枠内に前記複数の分割領域を表示可能な上限個数を前記複数の特定情報の個数が上回る場合に、前記複数の特定情報を前記上限個数以下の個数毎に分類して切替表示させる請求項に記載の端末装置。
  3. 前記開始位置は、前記検知部により検知されたスライド操作の開始位置であり、
    前記終了位置は、前記スライド操作の終了位置である請求項1または2に記載の端末装置。
  4. 前記複数の特定情報は階層毎に定められており、
    上位階層に含まれる前記複数の特定情報のうちの少なくとも1つは下位階層を案内する機能を特定する特定情報である請求項1から請求項の何れか1項に記載の端末装置。
  5. 各々異なる機能を特定する複数の特定情報が対応付けられた操作用画面を表示する表示領域を有する表示部の前記表示領域に重ねられた操作面に対する指示体の接触を検知し、
    前記操作用画面における検知した接触の開始位置から特定端部までの距離を特定情報の個数で分割して得た値が第1閾値よりも大きい場合に、接触の開始位置から特定端部にかけた少なくとも一部の領域を前記複数の特定情報の個数で分割して得た、前記値の幅を有する矩形型の複数の分割領域の各々に、前記複数の特定情報を個別に表示させ、前記値が第1閾値以下であり、かつ第1閾値よりも小さい第2閾値よりも大きい場合に、前記少なくとも一部の領域内に配置され前記接触の開始位置を中心とする環状枠内を、周方向に沿って前記複数の特定情報の個数で分割して得た、複数の分割領域の各々に前記複数の特定情報を表示させ、表示させた複数の特定情報のうちの検知した接触の終了位置に応じた特定情報により特定された機能を起動させることを含む機能表示起動方法。
  6. コンピュータに、
    各々異なる機能を特定する複数の特定情報が対応付けられた操作用画面を表示する表示領域を有する表示部の前記表示領域に重ねられた操作面に対する指示体の接触を検知し、
    前記操作用画面における検知した接触の開始位置から特定端部までの距離を特定情報の個数で分割して得た値が第1閾値よりも大きい場合に、接触の開始位置から特定端部にかけた少なくとも一部の領域を前記複数の特定情報の個数で分割して得た、前記値の幅を有する矩形型の複数の分割領域の各々に、前記複数の特定情報を個別に表示させ、前記値が第1閾値以下であり、かつ第1閾値よりも小さい第2閾値よりも大きい場合に、前記少なくとも一部の領域内に配置され前記接触の開始位置を中心とする環状枠内を、周方向に沿って前記複数の特定情報の個数で分割して得た、複数の分割領域の各々に前記複数の特定情報を表示させ、表示させた複数の特定情報のうちの検知した接触の終了位置に応じた特定情報により特定された機能を起動させることを含む処理を実行させるための機能表示起動プログラム。
JP2013213097A 2013-10-10 2013-10-10 端末装置、機能表示起動方法、及び機能表示起動プログラム Active JP6229423B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013213097A JP6229423B2 (ja) 2013-10-10 2013-10-10 端末装置、機能表示起動方法、及び機能表示起動プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013213097A JP6229423B2 (ja) 2013-10-10 2013-10-10 端末装置、機能表示起動方法、及び機能表示起動プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015076008A JP2015076008A (ja) 2015-04-20
JP6229423B2 true JP6229423B2 (ja) 2017-11-15

Family

ID=53000792

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013213097A Active JP6229423B2 (ja) 2013-10-10 2013-10-10 端末装置、機能表示起動方法、及び機能表示起動プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6229423B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103927054B (zh) 2014-04-15 2017-02-01 华为终端有限公司 一种显示操作界面的方法、装置及触摸屏终端
JP6726936B2 (ja) * 2015-05-29 2020-07-22 キヤノンメディカルシステムズ株式会社 医用画像診断システム、サーバー装置及び医用画像表示装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3864999B2 (ja) * 1995-09-25 2007-01-10 ソニー株式会社 情報処理装置および情報処理方法
JP4863211B2 (ja) * 2006-12-15 2012-01-25 株式会社日立ソリューションズ 文字データ入力装置
JP4412737B2 (ja) * 2007-09-06 2010-02-10 シャープ株式会社 情報表示装置
JP4522475B1 (ja) * 2009-03-19 2010-08-11 Smk株式会社 操作入力装置、制御方法、およびプログラム
JP2011107823A (ja) * 2009-11-13 2011-06-02 Canon Inc 表示制御装置及び表示制御方法
WO2012066591A1 (ja) * 2010-11-15 2012-05-24 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント 電子機器、メニュー表示方法、コンテンツ画像表示方法、機能実行方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015076008A (ja) 2015-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10078420B2 (en) Electronic devices, associated apparatus and methods
US9304668B2 (en) Method and apparatus for customizing a display screen of a user interface
EP2608006B1 (en) Category search method and mobile device adapted thereto
US8296681B2 (en) Searching a list based upon user input
WO2012111057A1 (ja) 電子装置、表示方法及びプログラム
US9176667B2 (en) Method and apparatus for virtual keypad control
EP3021204B1 (en) Information processing device, information processing method, and computer program
US20140304631A1 (en) Method and device for arranging icons
EP2192477A1 (en) Portable terminal with touch screen and method for displaying tags in the portable terminal
US9626071B2 (en) Method and apparatus for moving items using touchscreen
US9898111B2 (en) Touch sensitive device and method of touch-based manipulation for contents
EP3021203A1 (en) Information processing device, information processing method, and computer program
US20130268853A1 (en) Mobile terminal comprising a man/machine interface
US20140082554A1 (en) Method and electronic device for displaying categories
CN107589888B (zh) 信息处理方法和信息处理装置
US9785334B2 (en) Method for editing frame-based page, electronic apparatus and recording medium using the same
JP6229423B2 (ja) 端末装置、機能表示起動方法、及び機能表示起動プログラム
KR20150022812A (ko) 터치-감지 스크린으로부터 심볼을 입력하는 방법 및 장치
JP5972692B2 (ja) ユーザインタフェース装置、ユーザインタフェース方法及びプログラム
EP2902896B1 (en) Method and device for unlocking mobile terminal
TWI514242B (zh) 觸控螢幕操作方法及電子裝置
US20130106753A1 (en) Terminal having touch screen and method for displaying data thereof
JP2017123053A (ja) 表示処理装置、及び画像形成装置
CN104539779A (zh) 电子设备及其联系人列表中黑名单的管理方法和模块
US9099058B2 (en) Method for browsing within a content displayable by browsing commands, browsing device and associated program

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160606

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170314

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170515

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170919

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171002

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6229423

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250