JP6228410B2 - 屋根構造 - Google Patents

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Description

本発明は、平板瓦が重ね葺きされた屋根上に、屋根付加設備が設置された屋根構造に関するものである。
従来、屋根に瓦が葺かれた建築物において、屋根に太陽光発電パネルや温水器等の屋根付加設備を設置するにあたり、各種の構造が採用されている。
例えば、特許文献1には、ソーラーパネル等の構造物を支持する支持膨部を備えた支持瓦を、屋根下地上に釘打固定することが開示されている。
特許第3450123号
しかし、特許文献1に開示されている構造の場合、屋根付加設備を支持する支持瓦から、この支持瓦と屋根下地との間に介在する瓦に強い荷重が掛かり、瓦が撓んで破損してしまうという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、屋根付加設備を支持する支持瓦と、屋根下地との間に介在する平板瓦の破損を抑制することができる屋根構造を提供することを目的とする。
第一の態様に係る屋根構造は、屋根下地上に平板瓦と支持瓦とが重ね葺きされ、更に屋根付加設備が設置された屋根構造において、
前記平板瓦が、前記支持瓦よりも軒側に配置されている第一平板瓦と、前記第一平板瓦よりも軒側に配置されている第二平板瓦と、補助支持用平板瓦とを含み、
前記支持瓦の軒端に支持部材が設置され、且つ前記補助支持用平板瓦の軒端に補助支持部材が設置され、
前記支持部材と前記補助支持部材とが、前記屋根付加設備を支持するように構成され、
前記支持瓦の軒側部分と、前記第二平板瓦の棟側部分とが、前記第一平板瓦を介して重なっており、
前記支持部材が、前記支持瓦と前記第一平板瓦と前記第二平板瓦との重なり部分の範囲内で設置され、且つ前支持瓦の表面側からビス固定されることを特徴とする。
の態様に係る屋根構造は、第の態様において、前記補助支持用平板瓦と前記補助支持部材との間に、弾性材が設けられていることを特徴とする。
本発明では、屋根付加設備の荷重を、支持瓦の重なり部分の直下で、第一平板瓦、第二平板瓦、屋根下地が順次受けることができる。更に、重なり部分の直下で、第二平板瓦と屋根下地との間の隙間が小さくなる。このため、屋根付加設備の荷重を受ける平板瓦が撓みにくくなり、平板瓦の破損が抑制される。
本発明の一実施形態である屋根構造の要部の概略の断面図である。 本発明の一実施形態である屋根構造における、支持瓦の平面図である。 本発明の一実施形態である屋根構造における、支持部材の斜視図である。 本発明の一実施形態である屋根構造の平面図である。 本発明の一実施形態である屋根構造における、補助支持部材の斜視図である。 屋根付加設備を設置した屋根構造の(a)は軒棟方向と直交する方向の断面図、(b)は平面図である。 図2に示す支持瓦の変形例である、短支持瓦及び調整瓦の正面図である。 図7に示す短支持瓦及び調整瓦と共に配置される水切りの斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態を説明する。
本実施形態に係る屋根構造は、屋根下地1上に平板瓦4と支持瓦2とが重ね葺きされ、更に屋根付加設備5が設置された屋根構造である。支持瓦2に支持部材3が設置されている。支持部材3は屋根付加設備5を支持するように構成されている。平板瓦4が、支持瓦2よりも軒側に配置されている第一平板瓦41と、第一平板瓦41よりも軒側に配置されている第二平板瓦42とを含んでいる。支持瓦2の軒側部分と、第二平板瓦42の棟側部分とが、第一平板瓦41を介して重なっている。支持瓦2の軒側部分の、第二平板瓦42の棟側部分と重なっている部分20(以下、重なり部分20という)に、支持部材3が設置されている。
本実施形態に係る屋根構造がこのような構成を備えるため、屋根付加設備5の荷重を、支持瓦2の重なり部分20の直下で、第一平板瓦41、第二平板瓦42、屋根下地1が順次受けることができる。更に、重なり部分20の直下で、第二平板瓦42と屋根下地1との間の隙間が小さくなる。このため、屋根付加設備5の荷重を受ける平板瓦4が撓みにくくなり、平板瓦4の破損が抑制される。尚、本実施形態においては、支持部材3から支持瓦2に掛かる荷重は全て重なり部分20に掛かっているが、これに限られるものではない。第一平板瓦41に割れが発生しない程度に支持部材3から支持瓦2に掛かる荷重の一部が重なり部分20に掛かっていてもよい。支持部材3は例えば、その軒側部分が重なり部分20の表面上に固定され、その棟側部分が支持瓦2における重なり部分20以外の領域に固定されていてもよい。
本実施形態に係る屋根構造について、更に詳しく説明する。
本実施形態の屋根構造における屋根付加設備5は、屋根上に設置するものであれば、特に制限されるものではない。屋根付加設備5としては、太陽光発電パネルや、温水器、看板等の設備でもよく、又はこれらの設備を設置するための部材であってもよい。本実施形態では、屋根付加設備5として太陽光発電パネルを設置するためのフレームが設置される。
まず、本実施形態における平板瓦4の葺設構造について、図4を参照して説明する。
本実施形態における平板瓦4は、平面視矩形状のスレート瓦である。平板瓦4は、全て同一の形状に形成される。平板瓦4は、屋根下地1上において屋根の軒棟方向に複数葺設される。更に、平板瓦4は、屋根下地1上において、屋根の軒棟方向と直交する方向に複数葺設される。平板瓦4は、屋根下地1上に直接葺設されてもよく、屋根下地1上に、防水シート等を配置した上に葺設されてもよい。
本実施形態では、平板瓦4における、非曝露部には平面視六角形の複数の凸部40が設けられている。これらの凸部は亀甲模様状に配列している。非曝露部とは、平板瓦4の上面の棟側の部分であって、この平板瓦4を屋根上に葺設した際に、他の平板瓦4と重なる部分である。このため、平板瓦4の非曝露部へと雨水等の水が侵入しても、水は凸部間の隙間を流れるため、水が平板瓦4の棟側部分に達することは困難であり、平板瓦4間に侵入した水が排出されやすい。尚、本実施形態においては、平面視六角形の複数の凸部40が設けられているが、これに限られることなく、重なり合う平板瓦4同士の間に雨水等の水が流れる程度の隙間が形成されればよく、木目状、石割状などの凹凸や、砂撒き塗装などによる凹凸などであっても良いものである。
尚、本明細書において、軒側とは、屋根の傾斜に沿った斜め下側のことであり、棟側とは、屋根の傾斜に沿った斜め上側のことであり、軒棟方向とは、屋根の傾斜に沿った方向である。
本実施形態の平板瓦4は、例えば次のように葺設される。
平板瓦4(例えば図1、4に示される第二平板瓦42)の棟側部分の上には、その軒棟方向の棟側に位置する別の平板瓦4(例えば図1、4に示される第一平板瓦41)の軒側部分が重なっている。この軒棟方向に隣り合う二つの平板瓦4のうち、棟側の平板瓦4の、軒棟方向と直交する方向の配置位置は、軒側の平板瓦4の配置位置に対して軒棟方向と直交する方向に、平板瓦4の軒棟方向と直交する方向の働き幅の1/2だけずれている。尚、本実施形態のように1/2ずらす以外に、1/3など任意のずらし幅を選択することことができる。平板瓦4は、制限的ではないが、例えば、釘やビス等により、屋根下地1上に固定される。
本実施形態の支持瓦2は、例えば次の様に葺設される。
支持瓦2は、図2に示すように、平板瓦4と略同じ寸法の、平面視矩形状の瓦である。支持瓦2は、屋根付加設備5を支持することのできる程度の強度を備えた材料から構成される。支持瓦2は、制限的ではないが、例えば、アルミニウムを鋳造することにより造られる。支持瓦2は、平板瓦4に近い外観を備えることが好ましい。この場合、平板瓦4と支持瓦2を葺設した屋根構造において、支持瓦2と平板瓦4とを、外観上馴染ませることができる。支持瓦2の非曝露部には、平板瓦4と同様に、平面視六角形の複数の凸部22が設けられている。この場合、支持瓦2の被曝露部へ侵入した雨水等の水が、支持瓦2の棟側部分に達することが困難であり、支持瓦2と平板瓦4との間に侵入した水を排出しやすい。支持瓦2は、屋根における特定の位置で、平板瓦4に代えて配置される。
ここで、図1に示すように、第二平板瓦42の棟側部分の上には、第一平板瓦41の軒側部分が重なっている。更に、第一平板瓦41の棟側部分の上には、支持瓦2の重なり部分20が重なっている。更に、支持瓦2の棟側部分の上には、第三の平板瓦43の軒側部分が重なっている。
本実施形態において、支持瓦2の重なり部分20の軒棟方向の寸法は、50mm以上であることが好ましい。この場合、屋根の防水性が確保される。
支持瓦2には、支持部材3が設置される。支持部材3は、支持瓦2の重なり部分20に設置される。支持部材3は、支持瓦2上の、軒棟方向と直交する方向の任意の場所に設置される。
支持部材3は屋根付加設備5を支持するように構成されている。本実施形態の支持部材3は、図3に示すように、支持部31、脚部32、固定片33で構成されている。支持部31には、孔30が設けられている。孔30にビス等が挿通され、更にこのビス等が屋根付加設備5に打ち込まれることにで、屋根付加設備5が固定される。脚部32は、支持部31の二つの端縁の各々から下方に突出している。固定片33は、脚部32の下端から脚部32に対して垂直に突出している。固定片33は、支持瓦2上に配置された状態でこの固定片33にリベットやビスが打ち込まれることにより、支持瓦2上に固定される。上記の構成を備えた支持部材3は、制限的ではないが、例えば鋼板等の金属板を折り曲げ加工等することによって造られる。
屋根付加設備5は、上記の通り、支持瓦2に設けられた支持部材3によって支持される。本実施形態の屋根付加設備5は、支持部材3だけでなく、補助支持部材6によっても支持される。具体的には、本実施形態の屋根付加設備5は、図6(a)、(b)に示すように、屋根付加設備5が四つの支持部材3と、四つの補助支持部材6によって支持されている。
補助支持部材6は、図5に示すように、補助支持具61及び台座62から構成される。補助支持具61は屋根付加設備5を支持するように構成されている。本実施形態の補助支持具61は、図5に示すように、支持部611、脚部612、固定片613から構成される。
支持部611には、孔610が設けられている。孔610にビス等が挿通され、更にこのビス等が屋根付加設備5に打ち込まれることで、屋根付加設備5が固定される。脚部612は、支持部611の二つ端縁の各々から下方に突出している。固定片613は、脚部612の下端から脚部612に対して垂直に突出している。固定片613は、台座62上に配置された状態でこの固定片613にリベットやビスが打ち込まれることにより、台座62上に固定される。上記の構成を備えた補助支持具61は、制限的ではないが、例えば銅板等の金属板を折り曲げ加工等することによって造られる。
台座62は平面視矩形状の板状の部材である。台座62は、補助支持具61を設置可能な面積を有する。台座62の平面視面積は、平板瓦4の露出する部分の面積よりも狭い。台座62は、制限的ではないが、例えば、金属板、樹脂性の板材、窯業系の板材等から形成される。本実施形態の補助支持具61は固定片613で台座62と固定されているが、これに限られず、補助支持具61と台座62とが一体の部材であってもよい。
補助支持部材6は、補助支持用平板瓦45に設置される。補助支持用平板瓦45は、平板瓦4のうち、補助支持部材6が設置される平板瓦4である。
本実施形態では、補助支持部材6を補助支持用平板瓦45に設置するにあたり、補助支持用平板瓦45と補助支持部材6との間に、弾性材7が設けられている。本実施形態では、台座62と補助支持用平板瓦45との間に、弾性材7が介在している。弾性材7は弾性を有する部材である。弾性材7は、制限的ではないが、例えば、ブチルテープ、シリコーンゴム、エチレンプロピレンゴムからなる群から選択される一種以上の材料を含むことができる。
本実形態の屋根構造は、上記の構成を備えるため、以下の効果を奏する。
屋根付加設備5が支持部材3及び補助支持部材6によって支持されているため、屋根付加設備5の荷重を支持部材3及び補助支持部材6に分散させることができる。
特に、支持瓦2に掛かる荷重は、支持瓦2の重なり部分20の直下で、第一平板瓦41、第二平板瓦42、屋根下地1によって、順次受けることができる。更に、重なり部分20の直下では、第二平板瓦42と屋根下地1との間の隙間が小さくなっている。このため、屋根付加設備5の荷重を受ける平板瓦4が撓みにくくなり、平板瓦4の破損が抑制される。
特に、補助支持用平板瓦45と台座62との間に設けられた弾性材7の弾性力によって、補助支持用平板瓦45に掛かる荷重が制限される。このため、金属等の強度の高い材料から形成されていなくても、補助支持用平板瓦45が破損することが抑制される。
また、本実施形態の屋根構造では、屋根付加設備5が支持部材3だけでなく補助支持部材6によっても支持されるため、屋根付加設備5を支持するために必要な支持部材3の数を減らすことが出来る。このため、支持瓦2を設置する枚数も減らすことができる。
本実施形態の屋根構造において、支持瓦2は平板瓦4と同様の形状であるが、これに限られるものではない。支持瓦2は、例えば、平板瓦4よりも短い支持瓦(以下、短支持瓦21という)であってもよい。本実施形態の短支持瓦21は、調整瓦44と共に配置される。
本実施形態の短支持瓦21は、図7に示すように、軒棟方向と直交する方向の働き幅が、平板瓦4の軒棟方向と直交する方向の働き幅の1/3の瓦である。短支持瓦21の軒棟方向と直交する方向の働き幅は、これに限られるものではなく、支持部材3を設置することができれば、例えば、平板瓦4の軒棟方向と直交する方向の働き幅の1/2でもよく、2/3でもよい。短支持瓦21の軒棟方向の働き幅は、平板瓦4の軒棟方向の働き幅と同じである。本実施形態の短支持瓦21は、支持瓦2と同様、例えば、アルミニウムを鋳造することによって形成される。短支持瓦21の非曝露部には、支持瓦2と同様に、平面視六角形の複数の凸部22が設けられている。凸部22は、亀甲模様状に配置されている。この場合、短支持瓦21の被曝露部へ侵入した雨水等の水が、短支持瓦21の棟側部分に達することが困難であり、侵入した水を排出しやすい。短支持瓦21の重なり部分20には、軒棟方向と直交する方向の任意の部分に支持部材3が設置される。
本実施形態の調整瓦44は、平板瓦4を、軒棟方向に任意の幅で切断することによって造られる。本実施形態の調整瓦44の軒棟方向と直交する方向の働き幅は、平板瓦4ので2/3である。これは、短支持瓦21の軒棟方向と直交する方向の働き幅が、図7に示すように、平板瓦4の軒棟方向と直交する方向の働き幅の1/3であるためである。このため、短支持瓦21と調整瓦44を併せた幅は、平板瓦4の軒棟方向と直交する方向の働き幅と同じである。
短支持瓦21と調整瓦44は、軒棟方向と直交する方向に並べて配置される。本実施形態の短支持瓦21は、図7に示すように、調整瓦44の軒棟方向と直交する方向の左側に配置されているが、軒棟方向と直交する方向の右側に配置してもよい。短支持瓦21及び調整瓦44は、支持瓦2と同様に、屋根における特定の位置で平板瓦4に代わって配置される。尚、調整瓦44の軒棟方向と直交する方向の左側に短支持瓦21が配置される場合、短支持瓦21は平板瓦4の左側の一部と同じ形状に形成される。また、調整瓦44の軒棟方向と直交する方向の右側に短支持瓦21が配置される場合、短支持瓦21は平板瓦4の右側の一部と同じ形状に形成される。
本実施形態では、短支持瓦21と調整瓦44との下面に重ねて水切り8が設けられる。水切り8は、短支持瓦21と調整瓦44との継ぎ目9の下方面に設けられる。水切り8の軒側端部は、第一平板瓦41の上にまで達している。水切り8は板状の部材である。水切り8は、水切り片81と突出部82とを備える。突出部82は、水切り片81の棟側端部から、上方に向けて突出している(図8参照)。突出部82は、短支持瓦21の棟側端部及び調整瓦44の棟側端部と当接する。水切り片81は、水切り用凹部83を備える(図8参照)。継ぎ目9から雨水等の水が侵入した場合、水切り用凹部83で受けられ、第一平板瓦41上へと誘導される。このため、屋根下地1上に水が侵入することが抑制される。
短支持瓦21及び調整瓦44は、図2に示される支持瓦2と同様に、第一平板瓦41の棟側に配置される。また、短支持瓦21及び調整瓦44の棟側には、支持瓦2と同様に、第三平板瓦43が重ねて配置される。
図2に示される支持瓦2に代わって短支持瓦21及び調整瓦44を設置する場合、短支持瓦21の平面視面積が図2に示される支持瓦2より小さいため、図2に示される支持瓦2を葺設する場合よりも、材料費を削減することができる。
また、短支持瓦21は、調整瓦44の軒棟方向と直交する方向の左右どちらにでも配置することができるため、支持部材3の設置位置の自由度が向上し、屋根付加設備5の設置位置の自由度も向上する。
本実施形態の屋根構造は、支持瓦2の軒側部分と屋根下地1との間に、第一平板瓦41及び第二平板瓦42が介在しているがこれに限られない。例えば、支持瓦2の重なり部分20と屋根下地1との間に、第一平板瓦41及び第二平板瓦42に加えて、更に別の平板瓦4が介在してもよい。
また、本実施形態の構造は、屋根付加設備5が四つの支持部材3及び支持部材3の間に配置された補助支持部材6によって支持されているがこれに限られない。例えば、屋根付加設備5の形状、重量に合わせて、任意の数の支持部材3及び補助支持部材6が設置されてもよい。勿論、屋根付加設備5が、支持部材3だけで支持されてもよい。
1 屋根下地
2 支持瓦
3 支持部材
4 平板瓦
41 第一平板瓦
42 第二平板瓦
5 屋根付加設備
6 補助支持部材6
7 弾性材7

Claims (2)

  1. 屋根下地上に平板瓦と支持瓦とが重ね葺きされ、更に屋根付加設備が設置された屋根構造において、
    前記平板瓦が、前記支持瓦よりも軒側に配置されている第一平板瓦と、前記第一平板瓦よりも軒側に配置されている第二平板瓦と、補助支持用平板瓦とを含み、
    前記支持瓦の軒端に支持部材が設置され、且つ前記補助支持用平板瓦の軒端に補助支持部材が設置され、
    前記支持部材と前記補助支持部材とが、前記屋根付加設備を支持するように構成され、
    前記支持瓦の軒側部分と、前記第二平板瓦の棟側部分とが、前記第一平板瓦を介して重なっており、
    前記支持部材が、前記支持瓦と前記第一平板瓦と前記第二平板瓦との重なり部分の範囲内で設置され、且つ前記支持瓦の表面側からビス固定されることを特徴とする屋根構造。
  2. 前記補助支持用平板瓦と前記補助支持部材との間に、弾性材が設けられていることを特徴とする請求項に記載の屋根構造。
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