JP6227492B2 - ランフラットタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、ランフラットタイヤに関するものである。
パンク等の障害によりタイヤ内部の空気圧が低下して0kPaになった状態でも、ある程度の距離を走行することのできるランフラットタイヤと呼ばれる空気入りタイヤがある。このような内圧が下がった状態でのランフラット走行を可能にするための技術として、サイドウォール部の内面にサイド補強ゴム部を設けてサイドウォール部を補強することが知られている。
サイド補強ゴム部は、ランフラット走行時におけるタイヤの変形抑制のため、高硬度配合のゴム組成物が用いられることが多いが、ランフラット走行時にサイド補強ゴム部の温度が高くなることに起因してランフラット耐久性が低下することがある。
また、従来、サイド補強ゴム部を複数の部分に分けた補強構造が提案されている。例えば、特許文献1には、サイド補強ゴム部を、比較的高硬度の第1補強ゴム層と、そのタイヤ幅方向外側に隣接する比較的低硬度の第2補強ゴム層と、カーカスプライを挟んでそのタイヤ幅方向外側に配された比較的高硬度の第3補強ゴム層とで構成することが開示されている。特許文献2には、サイド補強ゴム部を内層と外層の二層に分け、内層を共架橋剤と過酸化物を含むゴム組成物で構成するとともに、外層を過酸化物と硫黄と硫黄化合物を含むゴム組成物で構成することが開示されている。特許文献3には、サイド補強層をタイヤ半径方向に2つに分けて、内側補強層を熱可塑性樹脂又は熱可塑性エラストマーを用いて構成することが開示されている。しかしながら、タイヤ幅方向に内外二層に分けたサイド補強ゴム部の内側補強層に高温時における引張応力が常温時における引張応力と同等以上であるゴム組成物を用いることは開示されておらず、ランフラット耐久性の点で必ずしも十分ではなかった。
特開2004−345385号公報 特開2007−321127号公報 特開2011−235687号公報
本発明は、ランフラット耐久性を向上することができるランフラットタイヤを提供することを目的とする。
本発明に係るランフラットタイヤは、トレッド部と、前記トレッド部の両端から半径方向内側に延びる一対のサイドウォール部と、前記サイドウォール部の半径方向内側に設けられた一対のビード部と、を有するものであって、前記トレッド部から前記サイドウォール部を経て前記ビード部に延び前記ビード部にて係止されたカーカスプライと、前記サイドウォール部に設けられて当該サイドウォール部を補強するサイド補強ゴム部と、を備えたものである。前記サイド補強ゴム部は、前記カーカスプライのタイヤ内面側に配された外側補強層と、前記外側補強層のタイヤ内面側に配された内側補強層と、を備える。前記内側補強層は、測定温度23℃での50%伸張時の引張応力(M50N)に対する測定温度100℃での50%伸張時の引張応力(M50H)の比(M50H/M50N)が1.0以上1.3以下であるゴム組成物からなる。前記外側補強層は、測定温度23℃での50%伸張時の引張応力(M50n)に対する測定温度100℃での50%伸張時の引張応力(M50h)の比(M50h/M50n)が0.1以上1.0未満であるゴム組成物からなる。前記内側補強層の測定温度100℃での50%伸張時の引張応力(M50H)が前記外側補強層の測定温度100℃での50%伸張時の引張応力(M50h)よりも大きい。
本発明によれば、サイド補強ゴム部として内側補強層と外側補強層を設けた上で、カーカスプライ側の外側補強層を低剛性のゴム組成物で構成しつつ、その内側に配された内側補強層を、高温時における引張応力が常温時における引張応力と同等以上であるゴム組成物を用いて構成したことにより、ランフラット走行時におけるサイドウォール部の過度な変形を抑えて、ランフラット耐久性を向上することができる。
一実施形態に係るランフラットタイヤの半断面図 他の実施形態に係るランフラットタイヤの半断面図 轍乗り越し性の評価に用いた試験路の断面図
図1に示すように、一実施形態に係るランフラットタイヤは、乗用車用空気入りラジアルタイヤであって、トレッド部(1)と、その両端から半径方向内側に延びる左右一対のサイドウォール部(2)と、サイドウォール部(2)の半径方向内側に設けられた左右一対のビード部(3)とからなる。一対のビード部(3)にはそれぞれ環状のビードコア(4)が埋設されている。図中、CLはタイヤ赤道を示す。この例では、タイヤは、タイヤ赤道CLに対して左右対称構造をなす。
タイヤには、一対のビードコア(4)間にトロイダル状に延在する少なくとも1枚のカーカスプライ(5)が埋設されている。この例ではカーカスプライ(5)は1枚であるが、2枚以上設けてもよい。カーカスプライ(5)は、トレッド部(1)からサイドウォール部(2)を経てビード部(3)に延び、ビード部(3)においてビードコア(4)の周りにカーカスプライ(5)の端部を折り返すことにより係止されている。カーカスプライ(5)の端部は、ビードコア(4)の周りをタイヤ幅方向内側から外側に折り返して係止されている。カーカスプライ(5)は、有機繊維コード等からなるカーカスコードと、カーカスコードを被覆する被覆ゴムとからなる。カーカスコードは、タイヤ周方向に対して実質上直角に配列されている。カーカスプライ(5)のタイヤ内面側には、空気圧保持のためのインナーライナー層(6)が設けられている。
カーカスプライ(5)の本体部(5A)とその折返し部(5B)との間には、ビードコア(4)の外周(即ち、半径方向外周側)に硬質ゴム製のビードフィラー(7)が設けられている。ビードフィラー(7)は、半径方向外方側ほど漸次幅が狭く形成された断面三角形状をなす。
トレッド部(1)におけるカーカスプライ(5)の半径方向外周側には、カーカスプライ(5)とトレッドゴム部(8)との間に、少なくとも2枚のベルトプライからなるベルト(9)が配されている。また、ベルト(9)の外周側にはベルト補強層(10)が設けられている。
一対のサイドウォール部(2)にはそれぞれ、その剛性を上げるために、サイドパッドとも称されるサイド補強ゴム部(11)が設けられている。サイド補強ゴム部(11)は、サイドウォール部(2)におけるカーカスプライ(5)のタイヤ内面側に配設されており、カーカスプライ(5)とインナーライナー層(6)とに挟まれている。サイド補強ゴム部(11)は、サイドウォール部(2)の半径方向中央部で厚く、かつ該中央部からトレッド部(1)側とビード部(3)側のそれぞれに向かって漸次薄肉に形成されており、図1に示すタイヤ子午線断面において三日月状の断面形状をなしている。
サイド補強ゴム部(11)は、ビードフィラー(7)の先端(即ち、半径方向外端)を越えて半径方向内方に延在し、ビードコア(4)よりも手前(即ち、半径方向外側)で終端している。従って、サイド補強ゴム部(11)とビードフィラー(7)は、タイヤ半径方向において重なりを有する。この重なり部においてサイド補強ゴム部(11)とビードフィラー(7)は、カーカスプライ(5)の本体部(5A)を挟んで隣接している。
本実施形態において、サイド補強ゴム部(11)は、カーカスプライ(5)のタイヤ内面側に配された外側補強層(12)と、該外側補強層(12)のタイヤ内面側に配された内側補強層(13)とで構成されている。サイド補強ゴム部(11)は、タイヤ半径方向の全体にわたってタイヤ幅方向で分割された内外二層構造をなしており、内側補強層(13)はインナーライナー層(6)と外側補強層(12)の間に介在し、外側補強層(12)は内側補強層(13)とカーカスプライ(5)の間に介在している。
内側補強層(13)は、測定温度23℃での50%伸張時の引張応力をM50Nとし、測定温度100℃での50%伸張時の引張応力をM50Hとして、両者の比であるM50H/M50Nが次の関係を満足するゴム組成物を用いて形成されている。すなわち、内側補強層(13)を構成するゴム組成物は、加硫ゴム物性が次の関係を満たす。
1.0 ≦ M50H/M50N ≦ 1.3
これにより、同物性を有する内側補強層(13)が得られ、通常走行時における走行性能(例えば、轍乗り越し性)を維持しつつ、ランフラット走行時におけるサイドウォール部の変形を抑えてランフラット耐久性を向上することができる。詳細には、一般にランフラットタイヤのサイド補強ゴム部に用いられる高硬度配合のゴム組成物では高温時に弾性率が低下するが、本実施形態では、この関係を反転させて、ランフラット走行時に相当する高温(100℃)時における引張応力が、通常走行時に相当する常温(23℃)時における引張応力と、同等以上であるゴム組成物を用いる。M50H/M50Nが1.0以上であると、ランフラット走行時における剛性低下を抑えて、ランフラット耐久性を向上することができる。より好ましくは、高温時の引張応力が常温時の引張応力よりも高いことであり、即ちM50H/M50N>1.0であり、更に好ましくはM50H/M50Nは1.1以上である。一方、M50H/M50Nが大きすぎると、高温時での剛性が高くなりすぎてビード部での故障要因になる等、ランフラット耐久性が却って損なわれる。M50H/M50Nは、1.3未満であることが好ましく、より好ましくは1.2以下である。
一方、外側補強層(12)は、測定温度23℃での50%伸張時の引張応力をM50nとし、測定温度100℃での50%伸張時の引張応力をM50hとして、両者の比であるM50h/M50nが次の関係を満足するとともに、M50hが内側補強層(13)の測定温度100℃での50%伸張時の引張応力M50Hよりも小さいゴム組成物を用いて形成されている。すなわち、外側補強層(12)を構成するゴム組成物は、加硫ゴム物性が次の関係を満たす。
0.1 ≦ M50h/M50n < 1.0
M50h < M50H
これにより、同物性を有する外側補強層(12)が得られ、内側補強層(13)の上記物性規定と相俟って、ランフラット耐久性を顕著に改善することができる。詳細には、外側補強層(12)は、内側補強層(13)よりも低剛性であって、高温時に引張応力が低下するゴム組成物からなる。このような特性は、内側補強層(13)に比べれば、カーカスプライ被覆ゴム等の周辺ゴムの特性と比較的近いものであるため、内側補強層(13)による変形抑制効果を発揮しつつ、周辺ゴムとの物性差を低減してランフラット耐久性を一層向上することができる。なお、M50h/M50nが0.1以上であることにより、外側補強層(12)の過度な変形を抑えて故障を抑制することができる。M50h/M50nは0.8以下であることが好ましく、また0.3以上であることが好ましい。
内側補強層(13)を構成するゴム組成物の測定温度100℃での50%伸張時の引張応力(M50H)は3.5MPa以上であることが、高温時におけるサイドウォール部の剛性を高めて、ランフラット耐久性を向上する上で好ましい。M50Hは、より好ましくは3.5〜5.5MPaであり、更に好ましくは4.0〜5.3MPaである。M50Hが5.5MPa以下であることにより、高温時に剛性が高くなりすぎてサイドウォール部がしなりにくくなることを抑えて、ランフラット耐久性を向上することができる。測定温度23℃での50%伸張時の引張応力(M50N)は、特に限定されないが、通常走行時における走行性能を良好に維持するため、3.0〜5.0MPaであることが好ましく、より好ましくは下限値が3.5MPa以上であり、上限値が4.5MPa以下である。
外側補強層(12)を構成するゴム組成物の測定温度100℃での50%伸張時の引張応力(M50h)は0.7〜3.3MPaであることが好ましく、より好ましくは0.9〜3.0MPaである。測定温度23℃での50%伸張時の引張応力(M50n)は、特に限定されないが、2.5〜3.8MPaであることが好ましく、より好ましくは2.9〜3.4MPaである。
内側補強層(13)には、ジエン系ゴムからなるゴム成分に充填剤を配合してなり、上記加硫ゴム物性を有する種々のゴム組成物を用いることができる。一実施形態に係る内側補強層用ゴム組成物は、天然ゴム(NR)及びポリブタジエンゴム(BR)を含むゴム成分に、フェノール系熱硬化性樹脂と、その硬化剤としてのメチレン供与体を配合してなるものであり、メチレン供与体に対するフェノール系熱硬化性樹脂の配合量の質量比が1.5倍以上である。
該ゴム成分としての天然ゴム及びポリブタジエンゴムとしては、特に限定されず、ゴム工業において一般に使用されているものを用いることができる。ゴム成分中における両者の配合比率は、特に限定されず、例えば、天然ゴムは20〜70質量%であってもよく、30〜60質量%であってもよい。ポリブタジエンゴムは30〜80質量%であってもよく、40〜70質量%であってもよい。天然ゴムの含有率を高めることにより耐引裂性能を向上することができ、ポリブタジエンゴムの含有率を高めることにより耐屈曲疲労性を向上することができる。
該ゴム成分は、天然ゴムとポリブタジエンゴムのみで構成してもよいが、その他のジエン系ゴムを配合してもよい。その他のゴムとしては、特に限定されないが、例えば、スチレンブタジエンゴム(SBR)、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、クロロプレンゴム(CR)などが挙げられる。
フェノール系熱硬化性樹脂としては、フェノール、レゾルシン、及びこれらのアルキル誘導体からなる群から選択された少なくとも1種のフェノール類化合物を、ホルムアルデヒドなどのアルデヒドで縮合してなる熱硬化性樹脂が用いられ、高硬度化を図ることができる。上記アルキル誘導体には、クレゾール、キシレノールといったメチル基誘導体の他、ノニルフェノール、オクチルフェノールといった比較的長鎖のアルキル基による誘導体が含まれる。フェノール系熱硬化性樹脂の具体例としては、フェノールとホルムアルデヒドを縮合してなる未変性フェノール樹脂(ストレートフェノール樹脂)、クレゾールやキシレノール、オクチルフェノール等のアルキルフェノールとホルムアルデヒドを縮合してなるアルキル置換フェノール樹脂、レゾルシンとホルムアルデヒドを縮合してなるレゾルシン−ホルムアルデヒド樹脂、レゾルシンとアルキルフェノールとホルムアルデヒドを縮合してなるレゾルシン−アルキルフェノール共縮合ホルムアルデヒド樹脂などの、各種ノボラック型フェノール樹脂が挙げられる。また、例えばカシューナッツ油、トール油、ロジン油、リノール油、オレイン酸及びリノレイン酸よりなる群から選択された少なくとも一種のオイルで変性されたオイル変性ノボラック型フェノール樹脂を用いることもできる。これらのフェノール系熱硬化性樹脂は、いずれか1種を用いても、2種以上組み合わせて用いてもよい。
フェノール系熱硬化性樹脂の硬化剤として配合するメチレン供与体としては、ヘキサメチレンテトラミン及び/又はメラミン誘導体が用いられる。メラミン誘導体としては、例えば、ヘキサメトキシメチルメラミン、ヘキサメチロールメラミンペンタメチルエーテル、及び多価メチロールメラミンからなる群から選択される少なくとも1種が挙げられる。これらの中でも、メチレン供与体としては、ヘキサメトキシメチルメラミン及び/又はヘキサメチレンテトラミンが好ましく、より好ましくはヘキサメトキシメチルメラミンである。
フェノール系熱硬化性樹脂の配合量(A)は、メチレン供与体の配合量(B)との質量比で、A/B≧1.5である。硬化剤としてのメチレン供与体の割合が多すぎると、ゴムの架橋系に悪影響を及ぼすおそれがある。適切な割合で使用することにより、M50H/M50Nの比を上記範囲内に設定しやすくなり、ランフラット走行時の変形抑制効果を高めて、ランフラット耐久性を向上することができる。A/Bは、より好ましくは2.0以上であり、更に好ましくは2.5以上である。A/Bの上限は、7.0以下であることが好ましく、より好ましくは5.0以下であり、更に好ましくは4.0以下である。
フェノール系熱硬化性樹脂の配合量は、特に限定しないが、ゴム成分100質量部に対して1〜20質量部であることが好ましく、より好ましくは1〜10質量部である。また、メチレン供与体の配合量は、特に限定しないが、ゴム成分100質量部に対して0.2〜10質量部であることが好ましく、より好ましくは0.5〜5質量部である。
内側補強層用ゴム組成物には、キノリン系老化防止剤と、キノリン系老化防止剤以外の少なくとも一種の老化防止剤を配合してもよい。これらの2種以上の老化防止剤を配合することにより、ランフラット耐久性を向上することができる。
キノリン系老化防止剤としては、例えば、2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン重合体(TMDQ)、及び、6−エトキシ−2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロ−キノリン(ETMDQ)からなる群から選択される少なくとも1種が挙げられる。
キノリン系老化防止剤と併用する他の老化防止剤としては、例えば、芳香族第2級アミン系老化防止剤、フェノール系老化防止剤、硫黄系老化防止剤、及び亜リン酸エステル系老化防止剤からなる群から選択される少なくとも1種の老化防止剤が挙げられる。
芳香族第2級アミン系老化防止剤としては、例えば、N−フェニル−N’−(1,3−ジメチルブチル)−p−フェニレンジアミン(6PPD)、N−イソプロピル−N’−フェニル−p−フェニレンジアミン(IPPD)、N,N’−ジフェニル−p−フェニレンジアミン(DPPD)、N,N’−ジ−2−ナフチル−p−フェニレンジアミン(DNPD)、N−(3−メタクリロイルオキシ−2−ヒドロキシプロピル)−N’−フェニル−p−フェニレンジアミン、N−シクロヘキシル−N’−フェニル−p−フェニレンジアミンなどのp−フェニレンジアミン系老化防止剤; p−(p−トルエンスルホニルアミド)ジフェニルアミン、4,4’−ビス(α,α−ジメチルベンジル)ジフェニルアミン(CD)、オクチル化ジフェニルアミン(ODPA)、スチレン化ジフェニルアミンなどのジフェニルアミン系老化防止剤; N−フェニル−1−ナフチルアミン(PAN)、N−フェニル−2−ナフチルアミン(PBN)等のナフチルアミン系老化防止剤などが挙げられる。これらはいずれか1種又は2種以上組み合わせて用いることができる。
フェノール系老化防止剤としては、例えば、2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール(DTBMP)、スチレン化フェノール(SP)などのモノフェノール系老化防止剤; 2,2’−メチレン−ビス(4−メチル−6−tert−ブチルフェノール)(MBMBP)、2,2’−メチレン−ビス(4−エチル−6−tert−ブチルフェノール)(MBETB)、4,4’−ブチリデン−ビス(3−メチル−6−tert−ブチルフェノール)(BBMTBP)、4,4’−チオ−ビス(3−メチル−6−tert−ブチルフェノール)(TBMTBP)などのビスフェノール系老化防止剤; 2,5−ジ−tert−ブチルハイドロキノン(DBHQ)、2,5−ジ−tert−アミルハイドロキノン(DAHQ)などのハイドロキノン系老化防止剤などが挙げられる。これらはいずれか1種又は2種以上組み合わせて用いることができる。
硫黄系老化防止剤としては、例えば、2−メルカプトベンズイミダゾール、2−メルカプトメチルベンズイミダゾール、2−メルカプトベンズイミダゾールの亜鉛塩などのベンズイミダゾール系老化防止剤; ジブチルジチオカルバミン酸ニッケルなどのジチオカルバミン酸塩系老化防止剤; 1,3−ビス(ジメチルアミノプロピル)−2−チオ尿素、トリブチルチオ尿素などのチオウレア系老化防止剤; チオジプロピオン酸ジラウリルなどの有機チオ酸系などが挙げられる。亜リン酸エステル系老化防止剤としては、例えば、トリス(ノニルフェニル)ホスファイトなどが挙げられる。これらについてもいずれか1種又は2種以上組み合わせて用いることができる。
キノリン系老化防止剤と併用する他の老化防止剤としては、上記の中でも、芳香族第2級アミン系老化防止剤が好ましく、より好ましくはp−フェニレンジアミン系老化防止剤である。
キノリン系老化防止剤の配合量は、老化防止剤の全配合量に対して20質量%以上であることが好ましく、ランフラット耐久性の向上効果を高めることができる。より好ましくは25質量%以上であり、更に好ましくは30質量%以上である。この比率の上限は、80質量%以下であることが好ましく、より好ましくは75質量%以下である。老化防止剤の全配合量、すなわちキノリン系老化防止剤とそれ以外の老化防止剤の配合量の合計は、ゴム成分100質量部に対して、1〜10質量部であることが好ましく、より好ましくは1.5〜7質量部であり、更に好ましくは2〜5質量部である。キノリン系老化防止剤の配合量は、ゴム成分100質量部に対して、0.2〜8質量部であることが好ましく、より好ましくは0.5〜4質量部である。
内側補強層用ゴム組成物には、カーボンブラック及び/又はシリカなどの充填剤を配合することができる。充填剤の配合量は、ゴム成分100質量部に対して20〜100質量部であることが好ましく、より好ましくは30〜80質量部であり、更に好ましくは50〜70質量部である。充填剤としては、カーボンブラック単独、又はカーボンブラックとシリカのブレンドが好ましく、より好ましくはカーボンブラックである。なお、充填剤の種類及び配合量により、ゴム組成物の引張応力の値を調整することができる。カーボンブラックとしては、特に限定されず、例えば、ISAF級(N200番台)、HAF級(N300番台)、FEF級(N500番台)、GPF級(N600番台)(ともにASTMグレード)のものを用いることができ、より好ましくはFEF級のものである。
一方、外側補強層(12)を構成するゴム組成物としても、ジエン系ゴムからなるゴム成分に充填剤を配合してなり、上記加硫ゴム物性を有する種々のゴム組成物を用いることができる。一実施形態に係る外側補強層用ゴム組成物は、ゴム成分が天然ゴム(NR)及びポリブタジエンゴム(BR)を含むものであり、両者の配合比率は、内側補強層用ゴム組成物と同様、天然ゴムが20〜70質量%(より好ましくは30〜60質量%)であり、ポリブタジエンゴムが30〜80質量%(より好ましくは40〜70質量%)であることが好ましい。
外側補強層用ゴム組成物には、内側補強層用ゴム組成物と同様、キノリン系老化防止剤と、キノリン系老化防止剤以外の少なくとも一種の老化防止剤を配合してもよく、それらの具体例、配合比率、及び配合量は、内側補強層用ゴム組成物の場合と同じである。外側補強層用ゴム組成物には、また、カーボンブラック及び/又はシリカなどの充填剤を配合することができ、充填剤としては、内側補強層用ゴム組成物と同様、カーボンブラックが好ましい。充填剤の配合量は、ゴム成分100質量部に対して20〜80質量部であることが好ましく、より好ましくは30〜60質量部であり、内側補強層用ゴム組成物よりも少量であることが好ましい。
外側補強層用ゴム組成物には、フェノール系熱硬化性樹脂とメチレン供与体を配合してもよいが、配合しない方がM50h/M50nの比を上記範囲内としやすい。また、フェノール系熱硬化性樹脂の配合量が内側補強層用ゴム組成物よりも少量であることが好ましい。
内側補強層用ゴム組成物と外側補強層用ゴム組成物には、上記成分の他に、オイル、亜鉛華、ステアリン酸、ワックス、加硫剤、加硫促進剤など、タイヤ用ゴム組成物において一般に使用される各種添加剤を配合することができる。ここで、加硫剤としては、粉末硫黄、沈降硫黄、コロイド硫黄、不溶性硫黄、高分散性硫黄などの硫黄成分が挙げられ、特に限定するものではないが、その配合量はゴム成分100質量部に対して0.1〜10質量部であることが好ましく、より好ましくは0.5〜8質量部であり、更に好ましくは1〜5質量部である。また、加硫促進剤の配合量としては、ゴム成分100質量部に対して0.1〜7質量部であることが好ましく、より好ましくは0.5〜5質量部である。
内側補強層用ゴム組成物と外側補強層用ゴム組成物は、通常に用いられるバンバリーミキサーやニーダー、ロール等の混合機を用いて、常法に従い混練し作製することができる。また、該ゴム組成物からなる内側補強層(13)と外側補強層(12)は、常法に従い、例えば140〜180℃でタイヤを加硫成形することにより形成することができる。
本実施形態に係るタイヤでは、図1に示すように、外側補強層(12)がカーカスプライ(5)に接触し、内側補強層(13)がカーカスプライ(5)に非接触に設けられている。すなわち、サイド補強ゴム部(11)は、外側補強層(12)のみでカーカスプライ(5)に接触し、内側補強層(13)はカーカスプライ(5)に接触していない。このように高剛性の内側補強層(13)を比較的低剛性のカーカスプライ(5)と非接触にすることにより、ランフラット耐久性を高めることができる。
なお、内側補強層(13)と外側補強層(12)の断面積比は、特に限定されず、例えば、図1に示す子午線断面における断面積比で、内側補強層(13)の断面積Siと外側補強層(12)の断面積Soの比は、Si/So=1/3〜3/1でもよく、1/2〜2/1でもよい。
図1に示す実施形態では、サイド補強ゴム部(11)をタイヤ半径方向の全体にわたって内外二層構造とし、内側補強層(13)と外側補強層(12)のタイヤ半径方向における高さを同等に設定している。しかしながら、必ずしもタイヤ半径方向の全体にわたって二重構造とする必要はなく、部分的に一層構造としてもよい。
例えば、図2に示す実施形態では、外側補強層(12)のタイヤ半径方向内端(12A)が内側補強層(13)のタイヤ半径方向内端(13A)よりもタイヤ半径方向内側に延在している。このように外側補強層(12)をタイヤ半径方向内側に延在させることにより、ランフラット走行時におけるビード部(3)での故障をより効果的に抑制することができる。
図2に示す例では、詳細には、内側補強層(13)と外側補強層(12)は、タイヤ半径方向外端の位置(タイヤ半径方向における位置)が略一致しているが、タイヤ半径方向内端の位置が一致しておらず、外側補強層(12)の内端(12A)が内側補強層(13)の内端(13A)よりもタイヤ半径方向内方に位置している。そのため、外側補強層(12)の高さ(タイヤ半径方向での寸法)Hoが内側補強層(13)の高さHiよりも大きい(Ho>Hi)。外側補強層(12)の高さHoに対する内側補強層(13)の高さHiの比Hi/Hoは0.7以上1.0未満であることが好ましく、より好ましくは0.8以上0.9以下である。この比Hi/Hoが0.7以上であることにより、ランフラット走行時において外側補強層(12)での負荷を低減し、また内側補強層(13)の変形を抑制することができるので、ランフラット耐久性を向上することができる。
なお、図2に示す実施形態において外側補強層(12)を上記のように延在させた以外の構成は図1に示す実施形態と同様であり、同じ符号を付して説明は省略する。
上記寸法値は、タイヤを正規リムに装着して正規内圧を充填した無負荷の正規状態でのものである。ここで、正規リムとは、JATMA規格では「標準リム」、TRA規格では「Design Rim」、ETRTO規格では「Measuring Rim」である。正規内圧とは、JATMA規格では「最高空気圧」、TRA規格では「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に記載の「最大値」、ETRTO規格では「INFLATION PRESSURE」である。
以下、本発明の実施例を示すが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
[ゴム組成物の調製及び評価]
バンバリーミキサーを使用し、下記表1に示す配合(質量部)に従い、まず、第1工程(ノンプロ混合工程)で、硫黄と加硫促進剤とメチレン供与体を除く成分を添加混合し(排出温度=160℃)、次いで、得られた混合物に、第2工程(ファイナル混合工程)で硫黄と加硫促進剤とメチレン供与体を添加混合して(排出温度=100℃)、サイド補強ゴム部用ゴム組成物を調製した。
表1中の各成分の詳細は以下の通りである。
・NR:天然ゴム、RSS3号
・BR:JSR(株)製「BR01」
・カーボンブラック:N550、東海カーボン(株)製「シーストSO」
・ステアリン酸:花王(株)製「ルナックS−20」
・フェノール系樹脂:オイル変性ノボラック型フェノール樹脂、住友ベークライト(株)製「スミライトレジンPR13349」
・亜鉛華:三井金属鉱業(株)製「亜鉛華1号」
・老化防止剤1:N−フェニル−N’−(1,3−ジメチルブチル)−p−フェニレンジアミン、住友化学(株)製「アンチゲン6C」
・老化防止剤2:2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン重合体(TMDQ)、川口化学工業(株)製「アンテージRD」
・加硫促進剤:大内新興化学工業(株)製「ノクセラーNS−P」
・硫黄:四国化成工業(株)「ミュークロンOT−20」
・メチレン供与体:ヘキサメトキシメチルメラミン、三井サイテック(株)製「CYREZ 964RPC」。
各ゴム組成物について、160℃で25分間加硫した厚さ2mmの試験片を用いて、下記方法により、23℃での50%伸張時の引張応力(M50N,M50n)と、100℃での50%伸張時の引張応力(M50H,M50h)を測定し、両者の比(M50H/M50N,M50h/M50n)を求めた。
・23℃での50%伸張時の引張応力:JIS K6251に準拠。ダンベル状3号形の試験片につき、室温23℃にて引張試験を実施し、50%伸長時の引張応力を求めた。
・100℃での50%伸張時の引張応力:JIS K6251に準拠。ダンベル状3号形の試験片を1時間以上100℃の恒温槽で保持した後、恒温槽つきの引っ張り試験機にて、100℃の雰囲気下で引張試験を実施し、50%伸長時の引張応力を求めた。
表1に示すように、配合1〜4では、常温と高温のM50比が1.0未満であり、高温時に剛性が下がった。配合5では、配合1に対し、カーボンブラックを増量しかつフェノール系樹脂とメチレン供与体を添加したことにより、高温時における引張応力の低下はなくなったものの、剛性上昇が大きすぎ、M50比が1.3を超えた。これに対し、フェノール系樹脂とメチレン供与体を所定量配合するとともに、キノリン系老化防止剤を含む2種以上の老化防止剤を配合した配合6〜10では、高温時における引張応力を高めて常温と高温のM50比を1.0〜1.3の範囲内にすることができた。
Figure 0006227492
[タイヤの作製及び評価]
表1に記載のゴム組成物を表2に記載の通りに内側補強層(13)及び外側補強層(12)に用いるとともに、内側補強層(13)と外側補強層(12)の高さ比Hi/Hoを表2の通り変更して、図2に示す構造を持つタイヤサイズ:245/40ZR18のラジアルタイヤを、常法に従い加硫成形した。各タイヤについて、サイド補強ゴム部以外の構成は、全て共通の構成とした。なお、比較例1〜3のサイド補強ゴム部(11)は一層構造である。
得られた各タイヤについて、ランフラット耐久性と轍乗り越し性を評価した。各評価方法は以下の通りである。
・ランフラット耐久性:表面が平滑な鋼製で、直径1700mmのドラム試験機を用いた。タイヤ内圧0kPaで、荷重はロードインデックスに対応する負荷能力の65%とした。試験開始から5分で80km/hまで速度を上昇させた後、80km/hで故障が発生するまで走行させた。故障が発生するまでの走行距離を、比較例1のタイヤを100として指数表示した。数字大きいほどランフラット耐久性が良好である。
・轍乗り越し性:内圧200kPaで標準リムに組み込んだ試験タイヤを試験車両の前輪に装着し、一般道の轍を模した図3に示す断面形状を持つ試験路(轍の高低差h=20mm)にて、タイヤの乗り越し性を官能評価した。轍をスムーズに乗り越せるものを○、やや乗り越しにくいものを△、非常に乗り越しにくいものを×とした。
Figure 0006227492
結果は、表2に示す通りである。比較例1〜3は、サイド補強ゴム部を一層構造とした例であり、この場合、M50比が1.2である比較例1であると、M50比が1.0〜1.3の範囲内にない比較例2,3に比べてランフラット耐久性に優れていた。サイド補強ゴム部を二層構造としたものの、内側補強層と外側補強層の各M50比が規定範囲を満たさない比較例4〜10では、比較例1に対してランフラット耐久性の改善効果は得られなかった。これに対し、実施例1〜9であると、轍乗り越し性を損なうことなく、ランフラット耐久性を顕著に改善することができた。
1…トレッド部、2…サイドウォール部、3…ビード部、5…カーカスプライ、7…ビードフィラー、11…サイド補強ゴム部、12…外側補強層、13…内側補強層

Claims (3)

  1. トレッド部と、前記トレッド部の両端から半径方向内側に延びる一対のサイドウォール部と、前記サイドウォール部の半径方向内側に設けられた一対のビード部と、を有し、
    前記トレッド部から前記サイドウォール部を経て前記ビード部に延び前記ビード部にて係止されたカーカスプライと、前記サイドウォール部に設けられて当該サイドウォール部を補強するサイド補強ゴム部と、を備えたランフラットタイヤにおいて、
    前記サイド補強ゴム部は、前記カーカスプライのタイヤ内面側に配された外側補強層と、前記外側補強層のタイヤ内面側に配された内側補強層と、を備え、
    前記内側補強層は、測定温度23℃での50%伸張時の引張応力(M50N)に対する測定温度100℃での50%伸張時の引張応力(M50H)の比(M50H/M50N)が1.0以上1.3以下であるゴム組成物からなり、
    前記外側補強層は、測定温度23℃での50%伸張時の引張応力(M50n)に対する測定温度100℃での50%伸張時の引張応力(M50h)の比(M50h/M50n)が0.1以上1.0未満であるゴム組成物からなり、
    前記内側補強層の測定温度100℃での50%伸張時の引張応力(M50H)が前記外側補強層の測定温度100℃での50%伸張時の引張応力(M50h)よりも大きい、
    ランフラットタイヤ。
  2. 前記外側補強層が前記カーカスプライに接触し、前記内側補強層が前記カーカスプライに非接触に設けられた、請求項1に記載のランフラットタイヤ。
  3. 前記外側補強層のタイヤ半径方向内端が前記内側補強層のタイヤ半径方向内端よりもタイヤ半径方向内側に延在している、請求項1又は2に記載のランフラットタイヤ。
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