JP6227463B2 - 物体透明化システム及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、物体を視覚的に透明化する技術に関し、例えば、景観を向上するための新規な技術に関する。
一般に、市街地整理や都市開発等に伴い、建築物や構造物等が新たに建ち並ぶことがある。新たに立ち並んだ建築物や構造物等は、景観を損なう障害物として地域住民や観光客等に考えられてしまうことがある。これは、景勝地や観光名所等に建築物や構造物等が建てられた場合や、高層マンションの無い住宅街に新たに高層マンションが建てられた場合等に特に多いと考えられる。
一方、物体を視覚的に透明化する技術が知られている。その技術は、光学迷彩技術と一般に呼ばれる。光学迷彩技術によれば、障害物の後方の背景を障害物の前側に投影することで、障害物を視覚的に透明化することができる。光学迷彩技術は、小規模な環境に適宜応用されている(例えば特許文献1)。
特開2013−171252号公報
光学迷彩技術を、建築物や構造物等を視覚的に透明化するといった大規模な環境に応用する技術は知られていない。このため、建築物や構造物等が景観を損ねる障害物となってしまっている場合、景観を回復するためには、障害物を地下に埋める又は壊すといった手法を取らざるを得ない。しかし、その手法は、莫大な費用と時間が費やされる。
視界を遮る物体の後方の風景をCn台のカメラにより撮影し(Cnは2以上の整数)、Cn台のカメラにより撮影された風景の撮影画像を物体の前側の表示面に表示する。
物体が建築物や構造物等の障害物の場合、物体をいわゆる光学迷彩により透明化するためには、複数台のカメラと大型の表示装置が必要である。また、物体の形状は多岐にわたり、立地環境も多種多様でシステム設計をするのが困難である。
そこで、物体形状及び立地環境をモデル化し、システム構築のための複数のファクターを定義し、それら複数のファクターを関連付ける。具体的には、カメラの数Cn、カメラの設置位置、表示面の大きさ及びカメラ画素数の各々をファクターとし、それらのファクターを関連付ける。具体的には、Cnは、表示面の大きさ及びカメラ画素数に基づいて決定された値である。Cn台のカメラの各々の設置位置は、表示面の大きさ及びCnの値に基づいて決められている。なお、カメラは、例えばビデオカメラであり、表示面には、Cn台のビデオカメラにより撮影された映像が表示される。
物体の視覚的な透明化を高品質に実現できる。特に、物体が建築物や構造物等の場合、物体を地下に埋める又は壊すことに比べて、低コスト且つ簡易に、景観を回復できる。
本発明の実施形態に係る景観向上システムの概要を示す。 ゾーンと見かけ上の表示映像の関係の一例を示す。 本発明の実施形態に係る景観向上システムの構成を示す。 本発明の実施形態に係る基礎的工事解コンピュータの構成を示す。 本発明の実施形態に係る基礎的工事解算出のフローチャート 基礎的工事解コンピュータが有するテーブルの一例を示す。 LEDモジュールの一例を示す。 Cn台のビデオカメラの各々の位置の一例を示す。 無効化開始位置の算出方法の説明図である。 LEDモジュールの斜視図の一例である。 表示面の傾斜角の調整の説明図である。 本発明の実施形態に係るスマートフォンの構成を示す。 障害部の無い写真の生成の流れを示す。 本発明の実施形態の一変形例の説明図である。 本発明の実施形態の別の変形例の説明図である。
以下、本発明の一実施形態に係る物体透明化システムが適用された景観向上システムを説明する。
図1は、一実施形態に係る景観向上システムの概要を示す。
構造物112がある。以下、xyz直交座標系を基に、位置又は方向を表現することがある。例えば、構造物112の位置を基準とした場合、構造物112の前方水平方向は、+x軸方向に相当し、構造物112の後方水平方向は、−x軸方向に相当し、構造物112の幅方向は、z軸方向(+z軸方向及び−z軸方向)に相当する。また、構造物112の上方向は、+y軸方向に相当し、構造物112の下方向は、−y軸方向に相当し、構造物112の高さ方向又は垂直方向は、y軸方向(+y軸方向及び−y軸方向)に相当する。また、或る位置を基準とした単なる「前方」は、+x軸方向に限らず、同様に、或る位置を基準とした「後方」は、−x軸方向に限らない。
構造物112は、例えば、首都高速道路の一部分であり、視界を遮る大規模な障害物である。構造物112は、視界を遮る部分である障害部113を有する。障害部113は、地面より高い位置に存在する。
障害部113の前側に、表示面104が設けられる。表示面104は、例えば、障害部113の前面視のほぼ全域をカバーする。本実施形態では、障害部113の前面視(前側)が方形なので、表示面104も方形である。本実施形態において、表示面104の幅がWs(Ws>0)であり、表示面104の高さがHs(Hs>0)である。表示面104は、プロジェクターにより映像が投資される領域でもよいし、表示装置が有する表示スクリーンであってもよい。表示スクリーンは、複数のLED(Light Emitting Diode)モジュールにより構成されたLEDスクリーンでもよいし、複数のLCD(Liquid Crystal Display)モジュールにより構成されたLCDスクリーンでもよい。表示面104(例えば表示スクリーン)は、映像補正等の目的で湾曲された面でよいが、平面でもよい。表示面104が湾曲している場合、幅Wsは、表示面104の外周の横辺の長さでよい。
障害部113の後方の風景を撮影するCn台のビデオカメラが、例えば障害部113に設けられる。Cnの値は、2以上の整数である。Cn台のビデオカメラにより撮影される撮影風景範囲133のうちの表示対象範囲132が、撮影映像として表示面104に表示される。表示対象範囲132が、表示面104に対応した範囲である。これにより、表示面104に表示される映像(以下、表示映像)が障害部113の周囲の風景(以下、周囲風景)に馴染むので、障害部113が、視覚的に透明化される。なお、ビデオカメラにより撮影される画像は、映像(動画像)に代えて静止画像でもよいし、ビデオカメラに代えて静止画像を撮影するデジタルスチルカメラが採用されてもよい。撮影画像が静止画像の場合、定期的に撮影された静止画像が表示面104に表示されてよい。
このような視覚的な透明化は、構造物112の前方に定義された有効化開始位置Opで最も有効とされる。「有効化開始位置」とは、見かけ上の表示映像が最も周囲風景に馴染むと定義された位置である。このため、実際には、有効化開始位置Opよりも構造物112から離れた位置でも、障害部113は視覚的に透明化されていてもよい。なお、例えば、有効化開始位置Opは、目視により人為的に決められる。
有効化開始位置Opから−x軸方向に沿って表示水平位置Oqにかけて、連続した複数のゾーン、具体的には、第1ゾーン101A、第2ゾーン101B及び第3ゾーン101Cがある。「表示水平位置」は、表示面104のx軸方向における位置、言い換えれば、表示面104(例えば、下の横辺)から地面に延びた垂線の足のx座標である。
第1ゾーン101Aは、有効化開始位置Opから−x軸方向に距離L1延びたゾーンである。第1ゾーン101Aからの見かけ上の表示映像131Aは、安定して周囲風景に馴染む。
第2ゾーン101Bは、第1ゾーン101Aの終端から−x軸方向に距離L2延びたゾーンである。第2ゾーン101Bでは、画角ズレが起きるが、画角ズレの大きさは、第1ゾーン101よりも大きいが、許容値以下である。なお、本実施形態において、「画角ズレ」とは、見かけ上の表示映像の周囲風景に対するズレを言う。
第3ゾーン101Cは、第2ゾーン101Bの終端から−x軸方向に距離L3延びたゾーン、言い換えれば、第2ゾーン101Bの終端と表示水平位置Oqとの間のゾーンである。第3ゾーン101Cのどの位置でも、画角ズレの大きさは、許容値を超える。
図2は、ゾーンと見かけ上の表示映像の関係の一例を示す。
図2の例によれば、表示水平位置Oq及び有効化開始位置Opは、y軸方向における位置は同じ(例えば両位置のy座標は0)であり、表示水平位置Oqのx座標は0である。障害部113から−x軸方向へ焦点距離L4離れた風景が撮影される。その撮影風景範囲のうちの表示対象範囲が表示面104に表示される。表示面104の高さと表示対象範囲の高さは同じである。有効化開始位置Opと表示水平位置Oqとの間には、第1ゾーン101A〜第3ゾーン101Cがある。人間(以下、便宜上「ユーザ」と言う)が有効化開始位置Opから表示水平位置Oqに近づくにつれ、画角ズレは大きくなる。例えば、ユーザが有効化開始位置Opから表示水平位置Oqに近づくにつれ、表示映像は見かけ上、上方へ移動し、且つ、見かけ上の表示映像の高さが、大きくなる。
第1ゾーン101A及び第2ゾーン101Bは、透明化有効ゾーン121と定義される。透明化有効ゾーン121では、ユーザが、どの位置にいても、表示映像を見ることができ、画角ズレがあっても、その画角ズレは許容値以下である。例えば、第1ゾーン101Aの開始位置Op(x座標:x3)からの見かけ上の表示映像131Aの高さも、第2ゾーン101Aの開始位置(x座標:x2)からの見かけ上の表示映像131Bの高さも、許容サイズ以下である。許容サイズは、表示面104の高さを基準に決定された閾値である。
一方、第3ゾーン101Cは、透明化無効ゾーン123と定義される。透明化無効ゾーン123では、どの位置からでも表示映像が不可視である。例えば、第3ゾーン101Cの開始位置(x座標:x1)からの見かけ上の表示映像131Cの高さは、上記許容サイズを超え、そのため、後述する仕組みにより、表示映像が不可視とされる。以下、第3ゾーン101Cの開始位置を、「無効化開始位置」と言う。
図3は、景観向上システムの構成を示す。
障害部113の前側に表示面104が設けられている。Cn台のビデオカメラ375が、例えば障害部113(例えば後側)に設けられている。また、Cn台のビデオカメラ375により撮影された映像を表示面104に表示する表示装置373が設けられる。表示装置373は、Cn台のビデオカメラ375によりそれぞれ撮影されたCn個の映像を合成及び補正等して1つの映像を生成する画像エンジンを有し、その映像が表示面104に表示される。
本実施形態は、大きく、下記3つの特徴を有する。
1.基礎的工事解の算出
2.許容値を超えた画角ズレの回避
3.障害部の無い写真の生成
以下、各特徴を詳細に説明する。
<1.基礎的工事解の算出>
基礎的工事解とは、構築する景観向上システムの複数の構成要素に関する複数種類の属性値である。具体的には、複数種類の属性値は、少なくとも、ビデオカメラ375の台数Cnの値、Cn台のビデオカメラ375の各々の位置、表示映像の不可視が開始される無効化開始位置(少なくともx座標)、及び、表示面104の傾斜角を含む。また、表示面104がLEDスクリーンの場合、複数種類の属性は、更に、LEDドットピッチ、LEDモジュールサイズ、及び、LEDスクリーンの画素数を含む。
基礎的工事解は、基礎的工事解コンピュータにより算出される。
図4は、基礎的工事解コンピュータの構成を示す。
基礎的工事解コンピュータ501は、例えばパーソナルコンピュータ及びタブレット型端末のようなコンピュータであり、所定種類のパラメータの入力を受け付け、入力されたパラメータを基に基礎的工事解を算出する。基礎的工事解コンピュータ501は、I/F(通信インターフェイスデバイス)515、入力デバイス514、表示デバイス513、記憶資源512及びそれらに接続されたプロセッサ511を有する。
I/F515は、有線又は無線で通信ネットワークを通じて通信するためのデバイスである。入力デバイス514は、例えばキーボード及びポインティングデバイスであるが、可搬型記憶媒体のリーダライタでもよい。入力デバイス514(又はI/F515)を通じて所定種類のパラメータが入力される。表示デバイス513は、算出された基礎的工事解を表示する。入力デバイス514と表示デバイス513は、タッチパネルのように一体でもよい。
記憶資源512は、例えばメモリであり、テーブル523及びプログラム521を記憶する。プログラム521は、入力されたパラメータを基に基礎的工事解を算出するためのプログラムである。プロセッサ511は、例えばCPU(Central Processing Unit)であり、プログラム521を実行することで、パラメータの入力を受け、基礎的工事解を算出する。
図5は、基礎的工事解の算出のフローチャートである。以下、図5を基本とし、適宜、図6〜図11を参照して、基礎的工事解の算出を説明する。
まず、プロセッサ511が、入力デバイス514を通じて、障害部パラメータ及び有効化開始位置パラメータの入力を受け、それらのパラメータを記憶資源512に格納する。障害部パラメータは、障害部113の前面視の大きさ(幅w及び高さh)を表すパラメータである。有効化開始位置パラメータは、有効化開始位置Opの座標(特にx座標:x3)を表すパラメータである。有効化開始位置Opは、上述したように、例えば目視により人為的に決められた位置である。
また、プロセッサ511が、入力デバイス514を通じて、昼夜パラメータの入力を受け、そのパラメータを記憶資源512に格納する。昼夜パラメータは、景観向上システムが昼夜有効か或いは夜帯のみ有効かを表すパラメータである。プロセッサ511は、昼夜パラメータが夜帯のみ有効を表していれば(S1202:No)、表示装置373として、LCDスクリーンを有する表示装置、又は、プロジェクタを、推奨装置として決定する(S1203)。例えば、プロセッサ511は、表示装置373として、LCDスクリーンを有する表示装置、又は、プロジェクタを、推奨装置として表示デバイス513に表示する。
一方、プロセッサ511は、昼夜パラメータが昼夜有効を表していれば(S1202:Yes)、表示装置373として、LEDスクリーンを有する表示装置を、推奨装置として決定する(S1204)。例えば、プロセッサ511は、表示装置373として、LEDスクリーンを有する表示装置を推奨装置として表示デバイス513に表示する。
また、プロセッサ511は、テーブル523及び有効化開始位置パラメータを基に、LEDモジュールサイズ及びLEDドットピッチを取得する(S1205)。具体的には、テーブル523は、図6に示すように、有効化開始位置Opのx座標:x3(言い換えれば、表示水平位置から有効化開始位置Opまでの水平方向に沿った距離)と、LEDドットピッチ及びLEDモジュールサイズとの対応関係を表す。この対応関係は、経験則等により予め定義されていてよい。このテーブル523から、有効化開始位置パラメータが表す値(有効化開始位置Opのx座標)に対応したLEDドットピッチ及びLEDモジュールサイズが取得される。表示面104としてのLEDスクリーンは、複数のLEDモジュールにより構成されるが、各LEDモジュールは、取得されたLEDドットピッチ及びLEDモジュールサイズを有する。LEDは、SMD(Surface Mount Device)タイプでよい。また、例えば図7に示すように、LEDモジュール801は、平面視において1辺がLEDモジュールサイズの正方形であり、複数のLEDドットを有しており、隣り合うLEDドット間の距離が、LEDドットピッチDpである。
そして、プロセッサ511は、障害部パラメータが表す値(障害部113の前面視の大きさ(幅及び高さ))と、取得されたLEDドットピッチとを基に、LEDスクリーンの画素数を算出する(S1206)。例えば、プロセッサ511は、障害部113の前面視の幅wを基に、表示面104の幅Wsを決定し(例えばWs≧w)、障害部113の前面視の高さhを基に、表示面104の高さHsを決定する(例えばHs=h)。そして、プロセッサ511は、
Xd=Ws/Dp、
Yd=Hs/Dp、及び、
Ld=Xd*Yd
を計算する。Xdは、LEDスクリーンの幅方向画素数である。Wsは、上述したように表示面104の幅である。Dpは、取得されたLEDドットピッチである。Ydは、LEDスクリーンの高さ方向画素数である。Hsは、上述したように表示面104の高さである。Ldは、LEDスクリーンの総画素数である。
プロセッサ511は、入力デバイス514を通じて、カメラ画素数パラメータの入力を受け、そのパラメータを記憶資源512に格納する(S1207)。カメラ画素数パラメータは、ビデオカメラ375の画素数を表すパラメータである。ビデオカメラ375の画素数は、ビデオカメラ375の型番等を基に特定されてもよい。
プロセッサ511は、
Cn=Xd/(P−Q)
を計算することにより、ビデオカメラ375の台数Cnを算出する(S1208)。Xdは、上述したようにLEDスクリーンの幅方向画素数である。Pは、カメラ画素数のうち幅方向の画素数である。Qは、0以上の値であり、幅方向に隣り合う撮影映像同士の重ねシロの幅方向画素数である。Xd/(P−Q)が整数ではない場合、小数点は切り上げられる。なお、このS1208において、幅方向のみが考慮されている理由は、高さ方向は、1台のビデオカメラ375によりカバーされるからである。もし、障害部113の高さが1台のビデオカメラ375ではカバーできない程に大きい場合には、1台のビデオカメラ375でカバーされる高さの表示面が高さ方向に並んでいると考えて、本実施形態で説明する基礎的工事解算出を応用できる。
プロセッサ511は、障害部パラメータ及び算出されたCnを基に、Cn台のビデオカメラ375の各々の位置を算出する(S1209)。例えば、プロセッサ511は、障害部113の後側の後面視の中央を、1台のビデオカメラの位置とし、カメラ設置ピッチ(幅方向に隣り合うビデオカメラ375間の距離)CPを、Ws/Cnとする。このため、例えば、図8に示すように、Cn=3の場合、1台のビデオカメラ375が、Ws/2及びHs/2に対応した中央に設けられ、カメラ設置ピッチCPは、Ws/3である。
プロセッサ511は、無効化開始位置のx座標:x1、すなわち、透明化無効ゾーン123の開始位置を算出する(S1210)。これは、例えば図9に示す考え方に基づく。すなわち、任意位置(x座標:X)から表示映像を見た場合の見かけ上の表示映像の高さがYであるとし、表示面104の高さHs=aとし、ビデオカメラ375の焦点距離(投影される距離)L4=bとした場合、
X:a=(b+X):Y
が成り立つので、
Y=ab/X+a
が成り立つ。
Yの許容値(すなわち、画角ズレの許容値)は、表示面104の高さaを基準に決定される。例えば、Yの許容値が、raであるとし、且つ、Y=raのときのXがx1であるとすると、
X=b/(r−1)=x1
が成り立つ。パラメータrの値が、予め決められていてもよいし、オペレータにより入力されてもよい(r>1)。r=1.35とした場合、X=b/0.35=x1、となる。このようにして、無効化開始位置のx座標(x1)が算出される。
プロセッサ511は、z軸方向に対する表示面104の傾斜角を算出する(S1211)。傾斜角の算出方法については後述する。
最後に、プロセッサ511は、これまで算出された値を含む基礎的工事解、すなわち、ビデオカメラ375の台数Cnの値、カメラ設置ピッチCpの値、無効化開始位置のx座標:x1の値、及び、表示面104の傾斜角の値を出力(例えば表示デバイス513に表示又はI/F515を通じて電子メール等で送信)する(S1212)。表示装置373としてLEDスクリーンが推奨された場合、出力される基礎的工事解には、LEDスクリーンを構成するLEDモジュールの数を表す値が含まれていてもよい。LEDモジュールの数は、取得されたLEDモジュールサイズと、表示面104の幅Ws及び高さHsとを基に算出された数である。
以上が、基礎的工事解の算出の説明である。以上の説明によれば、建築物や構造物等を視覚的に透明化するといった大規模な環境において、障害部113の形状や立地環境がモデル化されており、システム構築のための複数のファクターが関連付けられており、所定の複数種類のパラメータを入力することにより、ビデオカメラ375の台数Cn等を含んだ基礎的工事解が算出される。これにより、大規模な環境における障害部113を正確に視覚的に透明化することができ、且つ、そのような視覚的透明化を実現する景観向上システムを簡易に構築することができる。
<2.許容値を超えた画角ズレの回避>
第3ゾーン101C(図1参照)では、上述したように、見かけ上の表示映像の高さは、許容サイズを超える。つまり、第3ゾーン101Cでは、ユーザがどの位置にいても画角ズレは許容値を超え、透明化効果が低い。
そこで、本実施形態では、上述したように、第3ゾーン101Cが透明化無効ゾーン123と定義され、透明化無効ゾーン123では、表示映像が不可視とされる。以下、表示映像の不可視の仕組みを説明する。なお、その説明では、表示面104としてLEDスクリーンを例に取る。
図10に示すように、LEDモジュール801に複数のフィン901が設けられる。複数のフィン901は、遮光部の一例である。複数のフィン901は、LEDモジュール801から前方に延びており、LEDモジュール801が有する複数の表示領域1011にそれぞれ対応している。表示領域1011は、幅方向に連続した領域であり、故に、フィン901も幅方向に連続している。表示領域1011に対応したフィン901は、その表示領域1011の下方向からの視線を制限するべく、対応表示領域1011の下辺から前方に延びている。仰角が最大値を超えると、フィン901により、対応表示領域1011(フィン901の上の表示領域1011)が見えなくなる。
基礎的工事解の算出(図5)のS1210において、透明化無効ゾーン123の開始位置である無効化開始位置のx座標:x3が決まる。透明化無効ゾーン123において、無効化開始位置からの仰角が最小である。そこで、図11に示すように、無効化開始位置からの仰角をθとした場合、
θ=θ1+θ2
の関係が維持されるよう調整される。
θ1は、複数のフィン901に遮光されることなく表示面104を見ることが可能な最大の仰角である。フィン901の角度は固定のため、θ1は固定値である。
θ2は、0以上であり、垂直方向を基準とした表示面104の傾斜角である。表示面104の傾斜角はシステム構築時に調整可能である。このため、θ>θ1の場合、θ2を調整することで、θ=θ1+θ2の関係が維持される。
これにより、ユーザが透明化有効ゾーン121(図2参照)から透明化無効ゾーン123に達すると、表示映像が不可視となる。これにより、許容値を超えた画角ズレを回避することができる。
<3.障害部の無い写真の生成>
しかし、そうすると、透明化無効ゾーン123において写真撮影した場合、風景が障害部113により大きく遮られ、良好な景観の写真を撮影できない。これは、景観向上の観点から回避されることが望ましい。
そこで、本実施形態では、ユーザが所持する携帯型の通信端末に、透明化支援部の一例であるアプリケーションプログラム(以下、透明化APP)がインストールされ、透明化APPにより、いわゆる電子透かし技術を利用して、透明化無効ゾーン123において障害部113の無い写真を得ることができる。通信端末は、少なくとも、写真を撮影する撮影部と、通信端末の位置を検出する位置検出部とを有する端末である。そのような通信端末として、例えば、タブレット型端末やスマートフォン等のスマートデバイスがある。以下、通信端末としてスマートフォンを例に取る。
図12は、スマートフォンの構成を示す。
スマートフォン401は、タッチパネル451と、記憶資源453と、無線通信用のI/F(通信インターフェイスデバイス)455と、撮影部の一例であるカメラ454と、位置検出部の一例であるGPSセンサ456と、それらに接続されたプロセッサ(例えばCPU)452とを有する。記憶資源453に、上述した所定のアプリケーションプログラムの一例である透明化APP461が記憶されている。プロセッサ452により、透明化APP461が実行される。
透明化APP461は、カメラ454により撮影された写真を加工することで障害部113の無い写真を生成する。透明化APP461は、スマートフォン401が透明化有効ゾーン121にいるときは、起動不可、又は、障害部の無い撮影写真とするための処理である透明化加工処理(例えば後述の図13が示すような、撮影写真の加工を含む処理)を非実行とし、スマートフォン401が透明化無効123にいるときにだけ、起動可能、又は、透明化加工処理を実行してもよい。具体的には、例えば、透明化APP461は、スマートフォン401が透明化無効ゾーン123にいるときにダウンロード可能なアプリケーションプログラム(例えば、構造物112の周辺で有効な無線通信サービスにより配信されるアプリケーションプログラム)であってもよい。また、透明化無効ゾーン123にいるときに受信可能な所定の信号を外部からスマートフォン401が受信しているときにだけ、透明化APP461は、起動可能、又は、透明化加工処理を行ってよい。また、記憶資源453に、透明化有効ゾーン121の位置と透明化無効ゾーン123の位置に関する情報が記憶されていてよく、透明化APP461は、撮影時の位置(GPSセンサ456により取得された緯度経度)が透明化無効ゾーン123に含まれていると判断したときにだけ、起動可能、又は、透明化加工処理を行ってよい。更に、スマートフォン401が、方位検出部の一例であるジャイロセンサ(図示せず)を有していて、スマートフォン401が透明化無効ゾーン123に位置することに加えて、撮影時のスマートフォン401の向きが障害部113の存在する方向であると判断したときにだけ、透明化APP461は、起動可能、又は、透明化加工処理を行ってよい。
図13は、障害部の無い写真の生成の流れを示す。
透明化無効ゾーン123において、構造物112を含む風景を背景として、スマートフォン401のカメラ454により撮影されたとする(S1301)。このため、撮影された写真画像1351には、障害部311が写っている。
透明化APP461が、撮影時の位置情報(GPSセンサ456により取得された緯度経度を表す情報)を、地形データサーバ1352に送信する。位置情報は、緯度経度情報に代えて、景勝地や観光名所等の所定のエリアに設置されている中継器の位置のIDであってもよい。
地形データサーバ1352は、三次元地形データを管理するサーバである。また、地形データサーバ1352は、Cn台のビデオカメラ375により撮影されている風景の映像データを受信し管理している。地形データサーバ1352は、スマートフォン401から位置情報を受信し、受信した位置情報が表す位置を含んだ領域の三次元地形データを取得する。地形データサーバ1352は、取得した三次元地形データと、上記位置情報を受けた時の映像データとを基に、障害部113の後方の風景の三次元画像1353を表す三次元造形データを生成し(S1303)、三次元造形データをスマートフォン401に送信する。
透明化APP461は、三次元造形データを受信し(S1304)、三次元造形データ(三次元画像1353)を二次元データ(二次元画像1253)に変換する(S1305)。具体的には、例えば、透明化APP461は、三次元画像1353をタッチパネル451に表示し、タッチパネル451に対するユーザ操作(例えば、ピンチイン、ピンチアウト、マルチタップ等)に従い三次元画像1353の表示態様(例えば、拡大率、視線方向等)を変更し、タッチパネル451に対して決定を表すユーザ操作(例えば、タッチパネル451上の所定のボタンへのタップ)がされた場合に、決定された表示態様(拡大率及び視線方向等)の三次元画像1353を二次元画像1253に変換する。また、透明化APP461は、写真画像1351から、特定のオブジェクトの一例である人物1254を抽出する(S1306)。つまり、電子透かし技術により、写真画像1351から障害部等、特定オブジェクト以外が除去される。透明化APP461は、人物1254と二次元画像1253とを合成することにより(障害部が除去された部分に二次元画像1253の部分を貼付けることにより)(S1307)、特定オブジェクトが残され障害部が除去された写真1255を生成する。
これにより、透明化無効ゾーン123において、障害部113により風景が遮られていない写真を得ることができる。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、これは、本発明の説明のための例示であって、本発明の範囲をこの実施例にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、他の種々の形態でも実施する事が可能である。
例えば、図5のS1208において、幅方向のみが考慮されている理由は、高さ方向は、1台のビデオカメラ375によりカバーされるからである。もし、障害部113の高さが1台のビデオカメラ375ではカバーできない程に大きい場合には、1台のビデオカメラ375でカバーされる高さの表示面が高さ方向に並んでいると考えて、本実施形態で説明する基礎的工事解算出を応用できる。
また、表示面は、障害部113の前側に加えて後側にも設けられてもよく、障害部113の後方の風景を撮影するCn台のビデオカメラ375に加えて、障害部113の前方の風景を撮影するCm台のビデオカメラが設置されてもよい。そして、Cm台のビデオカメラによる撮影映像が、障害部113の後側の表示面に表示されてもよい。これにより、障害部113の前方及び後方のどちらからも障害部113を視覚的に透明化することができる。なお、障害部113の後側に設けられる表示面の大きさや、Cmの値等は、表示面104の大きさ及びCnの値等を含む基礎的工事解の算出を適用できる。
また、上述の実施形態の応用範囲は広範であると考えられる。例えば、図14に示す1つの変形例によれば、物体1403と物体1403を支える支柱1413とを有した構造物があり、支柱1413の前側に表示面1404が設けられ、支柱1413が視覚的に透明化される。これにより、支柱1413の上部にある物体1403がまるで空中に浮いているかのように視覚的に見せることができる。また、例えば、図15に示す別の変形例によれば、1台のビデオカメラではカバーできない程の広い壁を有し且つ窓が無い部屋において、その広い壁の内側(前面)所定範囲に表示面1504が設けられる。表示面1504には、広い壁の外側の風景が複数台のビデオカメラにより撮影されその撮影映像が表示される。これにより、窓のない部屋に窓として映像を映すことができる。これらの変形例でも、ビデオカメラの台数等を含んだ基礎的工事解の算出は、上述の実施形態で説明した方法を適用できる。
104:表示面 112:構造物 373: 表示装置 375:ビデオカメラ

Claims (7)

  1. 視界を遮る物体の後方の風景を撮影するCn台のカメラと(Cnは2以上の整数)、
    前記Cn台のカメラにより撮影された風景の撮影画像を前記物体の前側の表示面に表示する表示装置と
    を有し、
    Cnは、前記表示面の幅方向の大きさ及びカメラの幅方向画素数に基づいて決定された値であり、
    前記Cn台のカメラの各々の設置位置は、前記表示面の大きさ及びCnの値に基づいて決められている、
    物体透明化システム。
  2. 前記表示装置は、複数のLED(Light Emitting Diode)モジュールにより構成されたLEDスクリーンを有するLED表示装置であり、
    前記表示面は、前記LEDスクリーンであり、
    各LEDモジュールは、有効化開始位置と表示水平位置との間の水平方向に沿った距離に基づいて決定されたLEDドットピッチを有するモジュールであり、
    前記有効化開始位置は、前記物体の前方にあり前記表示面に表示される画像が前記物体の周囲に最も馴染むと定義された位置であり、
    前記表示水平位置は、前記表示面の水平方向における位置であり、
    Cnは、Xd/(P−Q)により決定された値であり、
    Xdは、前記表示面の幅と前記LEDドットピッチとに基づいて決定された値であり、
    Pは、カメラの幅方向画素数を表す値であり、
    Qは、0以上の値であり、幅方向に隣り合う撮影画像同士の重ねシロの幅方向画素数を表す値である、
    請求項1記載の物体透明化システム。
  3. 前記表示面について遮光部を有し、
    前記物体は、有効化開始位置より高い位置にあり、
    前記有効化開始位置は、前記物体の前方にあり前記表示面に表示される画像が前記物体の周囲に最も馴染むと定義された位置であり、
    水平方向に沿った透明化無効ゾーンからは前記表示面に表示された画像が前記遮光部により不可視となっており、
    前記透明化無効ゾーンは、無効化開始位置と表示水平位置との間を水平方向に沿ったゾーンであり、
    前記無効化開始位置は、前記物体の前方に定義され前記表示面に表示された画像が不可視とされる開始位置であり、
    前記表示水平位置は、前記表示面の水平方向における位置である、
    請求項1又は2記載の物体透明化システム。
  4. 前記無効化開始位置は、前記表示面の高さと、前記Cn台のカメラの焦点距離と、前記表示面の見かけ上の高さの許容値とに基づいて決定されている、
    請求項3記載の物体透明化システム。
  5. 前記遮光部は、前記表示面が有する複数の表示領域についてそれぞれ設けられ前方へ延びた複数のフィンであり、
    θ=θ1+θ2であり、
    θは、前記無効化開始位置からの前記物体に対する仰角であり、
    θ1は、前記複数のフィンに遮光されることなく前記表示面を見ることが可能な最大の仰角であり、
    θ2は、0以上であり、垂直方向を基準とした前記表示面の傾斜角である、
    請求項3又は4記載の物体透明化システム。
  6. 人間が所持し撮影部及び位置検出部を有する携帯型の通信端末で実行される透明化支援部を有し、
    前記透明化支援部は、
    前記撮影部により前記透明化無効ゾーンにおいて撮影された写真の撮影位置であり前記位置検出部により検出された位置を表す位置情報を取得し、
    前記位置情報が表す位置の近辺を表す三次元画像を二次元画像に変換し、
    前記写真から抽出された特定のオブジェクトと前記二次元画像とを合成する、
    請求項3乃至5のうちのいずれか1項に記載の物体透明化システム。
  7. 視界を遮る物体の後方の風景をCn台のカメラにより撮影し(Cnは2以上の整数)、
    前記Cn台のカメラにより撮影された風景の撮影画像を前記物体の前側の表示面に表示し、
    Cnは、前記表示面の幅方向の大きさ及びカメラの幅方向画素数に基づいて決定された値であり、
    前記Cn台のカメラの各々の設置位置は、前記表示面の大きさ及びCnの値に基づいて決められている、
    物体透明化方法。
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