JP6225260B2 - ユーザーイクイップメントによりワイヤレス・フィディリティ(Wi−Fi)にアクセスする方法およびWi−Fiアクセスポイント - Google Patents

ユーザーイクイップメントによりワイヤレス・フィディリティ(Wi−Fi)にアクセスする方法およびWi−Fiアクセスポイント Download PDF

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Description

本発明の実施形態は通信技術に関し、特に、ユーザーイクイップメントによりワイヤレス・フィディリティ(Wi−Fi)にアクセスする方法およびWi−Fiアクセスポイントに関する。
ワイヤレス・フィディリティ(Wireless-Fidelity、略称Wi−Fi)技術の継続的な発展に伴い、新しいタイプの無線ルーターすなわちモバイル・ワイヤレス・フィディリティ(Mobile Wireless Fidelity、略称Mobile Wi−Fi)ルーターが内蔵バッテリ、小さいサイズおよび高い携帯性を理由に市場で人気を集めている。図1は、既存のMobile Wi−Fiルーターのシステム原理図である。図1に示されるように、ダウンリンク方向では、別のデバイスがWi−Fiネットワークにアクセスできるように、Mobile Wi−FiルーターはWi−Fiネットワークを確立するWi−Fiアクセスポイントとして用いることができる。別のデバイスがWi−Fiアクセスポイントにアクセスできるように、USBインターフェース、Bluetoothインターフェース等をWi−Fiアクセスポイントに構成することができる。アップリンク方向では、Mobile Wi−Fiルーターは加入者識別モジュールカードを用いて3G/4Gネットワークにアクセスすることができ、それによってInternetにアクセスする。Mobile Wi−Fiルーターは更に、Mobile Wi−Fiルーターが位置する環境内の別のWi−Fiネットワークにアクセスし、該別のWi−Fiネットワークを用いてInternetにアクセスすることができる。
3G/4Gネットワークを用いてInternetにアクセスするために、ユーザーは一般に使用するトラフィックに従って料金を支払う必要があるが、Wi−Fiネットワークは一般に無料であるか、比較的料金が安い。したがって、上述の事項に基づき、別のユーザーイクイップメントを用いてMobile Wi−Fiルーターを用いてInternetにアクセスするとき、ユーザーは、好ましくはMobile Wi−Fiルーターの位置する環境内の別のWi−Fiネットワークを利用して、アップリンク方向でInternetにアクセスすることを望む。
現在のやり方では、別の利用可能なWi−Fiネットワークがあることが検出されると、Mobile Wi−Fiルーターは優先的に該別のWi−Fiネットワークに接続し、別のユーザーイクイップメントがMobile Wi−Fiルーターにアクセスし、Mobile Wi−Fiルーターを用いてInternetに接続する。しかしながら、このやり方では、ユーザーイクイップメント自体のWi−Fi機能が十分に利用されない。また、複数のWi−Fiネットワークリンクが存在するので、たやすく信号干渉が発生し、Mobile Wi−Fiルーターが不必要に電気エネルギーを消費してしまう。
本発明は、ユーザーイクイップメントがワイヤレス・フィディリティ(Wi−Fi)アクセスポイントを用いることなく、直接的に希望のWi−Fiネットワークに接続することのできる、ユーザーイクイップメントによりワイヤレス・フィディリティ(Wi−Fi)にアクセスする方法およびWi−Fiアクセスポイントを提供する。
第1の態様によれば、本発明は、ユーザーイクイップメントによりワイヤレス・フィディリティ(Wi−Fi)にアクセスする方法を提供する。本方法は、
Wi−Fiアクセスポイントが、第1のWi−Fiネットワークを発見するステップと、
ユーザーイクイップメントがWi−Fiアクセスポイントによって確立された第2のWi−Fiネットワークにアクセスした後、Wi−Fiアクセスポイントが、ユーザーイクイップメントと第1のWi−Fiネットワークとの間の通信品質と、ユーザーイクイップメントおよび第1のWi−Fiネットワークの機能構成とのうち少なくとも1つに従って、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定するステップと、
ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークに接続できるとWi−Fiアクセスポイントが判定した場合、Wi−Fiアクセスポイントが、第1のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成をユーザーイクイップメントに送信するステップであって、第1のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成はユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスするために用いられる、ステップと、
を有する。
第1の態様に関して、第1の実施方式では、Wi−Fiアクセスポイントが第1のWi−Fiネットワークを発見するステップは、
Wi−Fiアクセスポイントが、予め保存された第1のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成を用いて、第1のWi−Fiネットワークにアクセスするステップ、
を有する。
第1の態様および第1の実施方式に関して、第2の実施方式では、第1のWi−Fiネットワークは、オペレータによって提供されるWi−Fiネットワークまたは別のWi−Fiアクセスポイントによって提供されるWi−Fiネットワークである。
第1の態様および上述の2つの実施方式に関して、第3の実施方式では、Wi−Fiアクセスポイントが、第1のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成をユーザーイクイップメントに送信するステップの後に、本方法は更に、
Wi−Fiアクセスポイントが、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスしたか否かを問い合わせるか、または、Wi−Fiアクセスポイントが、ユーザーイクイップメントによって報告されユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスしたことを示すイベントを受信するステップと、
Wi−Fiアクセスポイントが、ユーザーイクイップメントへの接続を切断する工程であって、接続は第2のWi−Fiネットワークに基づく工程と、第1のWi−Fiネットワークへの接続を切断する工程と、スリープモードに入る工程とのうち少なくとも1つを実行するステップと、
を有する。
第1の態様および上述の3つの実施方式に関して、第4の実施方式では、通信品質に従ってユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定するステップは、特に、
第1のWi−FiネットワークとWi−Fiアクセスポイントとの間の通信品質を検出し、第1のWi−FiネットワークとWi−Fiアクセスポイントとの間の通信品質に従って、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定するステップ、または、
ユーザーイクイップメントとWi−Fiアクセスポイントとの間の通信品質に従って、且つ、第1のWi−FiネットワークとWi−Fiアクセスポイントとの間の通信品質に従って、ユーザーイクイップメントと第1のWi−Fiネットワークとの間の通信品質を決定し、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定するステップ、
を有する。
第1の態様および上述の4つの実施方式に関して、第5の実施方式では、通信品質は、受信信号強度(RSSI)、信号対雑音比(SNR)、信号対干渉雑音比(SINR)およびパケット誤り率(PER)のうち少なくとも1つを含む。
第1の態様および上述の5つの実施方式に関して、第6の実施方式では、機能構成は、ユーザーイクイップメントおよび第のWi−Fiネットワークによってサポートされる周波数帯域と、ユーザーイクイップメントおよび第のWi−Fiネットワークの動作モードとのうち少なくとも1つを含む。
第1の態様および上述の6つの実施方式に関して、第7の実施方式では、ネットワークアクセス構成は、サービスセット識別子(SSID)と、暗号化モードと、第1のWi−Fiネットワークのパスワードとのうち少なくとも1つを含む。
第2の態様によれば、本発明は、ユーザーイクイップメントによりワイヤレス・フィディリティ(Wi−Fi)にアクセスする方法を提供する。Wi−Fiアクセスポイントは、第2のWi−Fiネットワークおよび第3のWi−Fiネットワークを確立する。本方法は、ユーザーイクイップメントがWi−Fiアクセスポイントによって確立された第2のWi−Fiネットワークにアクセスした後、Wi−Fiアクセスポイントが、予め設定された条件に従って、ユーザーイクイップメントが第3のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定するステップと、
ユーザーイクイップメントが第3のWi−Fiネットワークに接続できるとWi−Fiアクセスポイントが判定した場合、Wi−Fiアクセスポイントが、第3のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成をユーザーイクイップメントに送信するステップであって、第3のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成はユーザーイクイップメントが第3のWi−Fiネットワークにアクセスするために用いられる、ステップと、
を有する。
第2の態様に関して、第1の実施方式では、Wi−Fiアクセスポイントが予め設定された条件に従ってユーザーイクイップメントが第3のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定するステップは、特に、
Wi−Fiアクセスポイントが、ユーザーイクイップメントとWi−Fiアクセスポイントとの接続の負荷状態と、ユーザーイクイップメントと第3のWi−Fiネットワークとの間の通信品質と、ユーザーイクイップメントおよび第3のWi−Fiネットワークの機能構成とのうち少なくとも1つに従って、ユーザーイクイップメントが第3のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定するステップ、
を有する。
第2の態様および第1の実施方式に関して、第2の実施方式では、通信品質は、受信信号強度(RSSI)、信号対雑音比(SNR)、信号対干渉雑音比(SINR)およびパケット誤り率(PER)のうち少なくとも1つを含む。
第2の態様および上述の2つの実施方式に関して、第3の実施方式では、機能構成は、ユーザーイクイップメントおよび第3のWi−Fiネットワークによってサポートされる周波数帯域と、ユーザーイクイップメントおよび第3のWi−Fiネットワークの動作モードとのうち少なくとも1つを含む。
第2の態様および上述の3つの実施方式に関して、第4の実施方式では、ネットワークアクセス構成は、サービスセット識別子(SSID)と、暗号化モードと、第3のWi−Fiネットワークのパスワードとのうち少なくとも1つを含む。
第3の態様によれば、本発明はWi−Fiアクセスポイントを提供する。本Wi−Fiアクセスポイントは、
第1のWi−Fiネットワークを発見するように構成されるアクセスモジュールと、
ユーザーイクイップメントがWi−Fiアクセスポイントによって確立された第3のWi−Fiネットワークにアクセスした後に、ユーザーイクイップメントと第1のWi−Fiネットワークとの間の通信品質と、ユーザーイクイップメントおよび第1のWi−Fiネットワークの機能構成とのうち少なくとも1つに従って、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定するように構成される判定モジュールと、
ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスできると判定モジュールが判定した場合、第1のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成をユーザーイクイップメントに送信するように構成される送信モジュールであって、第1のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成はユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスするために用いられる、送信モジュールと、
を備える。
第3の態様に関して、第1の実施方式では、アクセスモジュールは、予め保存された第1のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成を用いて、第1のWi−Fiネットワークにアクセスするように構成される。
第3の態様および第1の実施方式に関して、第2の実施方式では、第1のWi−Fiネットワークは、オペレータによって提供されるWi−Fiネットワークまたは別のWi−Fiアクセスポイントによって提供されるWi−Fiネットワークである。
第3の態様および上述の2つの実施方式に関して、第3の実施方式では、判定モジュールは更に、送信モジュールが第1のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成をユーザーイクイップメントに送信した後、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスしたか否かを問い合わせるか、または、ユーザーイクイップメントによって報告されユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスしたことを示すイベントを受信するように構成され、
送信モジュールは、ユーザーイクイップメントへの接続を切断する工程であって、接続は第2のWi−Fiネットワークに基づく工程と、第1のWi−Fiネットワークへの接続を切断する工程と、スリープモードに入る工程とのうち少なくとも1つを実行するように構成される。
第3の態様および上述の3つの実施方式に関して、第4の実施方式では、判定モジュールは特に、
第1のWi−FiネットワークとWi−Fiアクセスポイントとの間の通信品質を検出し、第1のWi−FiネットワークとWi−Fiアクセスポイントとの間の通信品質に従って、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定するように構成されるか、または、
ユーザーイクイップメントとWi−Fiアクセスポイントとの間の通信品質に従って、且つ、第1のWi−FiネットワークとWi−Fiアクセスポイントとの間の通信品質に従って、ユーザーイクイップメントと第1のWi−Fiネットワークとの間の通信品質を決定し、且つ、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定するように構成される。
第3の態様および上述の4つの実施方式に関して、第5の実施方式では、通信品質は、受信信号強度(RSSI)、信号対雑音比(SNR)、信号対干渉雑音比(SINR)およびパケット誤り率(PER)のうち少なくとも1つを含む。
第3の態様および上述の5つの実施方式に関して、第6の実施方式では、機能構成は、ユーザーイクイップメントおよび第のWi−Fiネットワークによってサポートされる周波数帯域と、ユーザーイクイップメントおよび第のWi−Fiネットワークの動作モードとのうち少なくとも1つを含む。
第3の態様および上述の6つの実施方式に関して、第7の実施方式では、ネットワークアクセス構成は、サービスセット識別子(SSID)と、暗号化モードと、第1のWi−Fiネットワークのパスワードとのうち少なくとも1つを含む。
第4の態様によれば、本発明はWi−Fiアクセスポイントを提供する。Wi−Fiアクセスポイントは、第2のWi−Fiネットワークおよび第3のWi−Fiネットワークを確立する。本Wi−Fiアクセスポイントは、
ユーザーイクイップメントがWi−Fiアクセスポイントによって確立された第2のWi−Fiネットワークにアクセスした後、予め設定された条件に従って、ユーザーイクイップメントが第3のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定するように構成される判定モジュールと、
ユーザーイクイップメントが第3のWi−Fiネットワークにアクセスできると判定モジュールが判定した場合、第3のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成をユーザーイクイップメントに送信するように構成される送信モジュールであって、第3のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成はユーザーイクイップメントが第3のWi−Fiネットワークにアクセスするために用いられる、送信モジュールと、
を備える。
第4の態様に関して、第1の実施方式では、判定モジュールは特に、
ユーザーイクイップメントとWi−Fiアクセスポイントとの接続の負荷状態と、ユーザーイクイップメントと第のWi−Fiネットワークとの間の通信品質と、ユーザーイクイップメントおよび第2のWi−Fiネットワークの機能構成とのうち少なくとも1つに従って、ユーザーイクイップメントが第2のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定するように構成される。
第4の態様および第1の実施方式に関して、第2の実施方式では、通信品質は、受信信号強度(RSSI)、信号対雑音比(SNR)、信号対干渉雑音比(SINR)およびパケット誤り率(PER)のうち少なくとも1つを含む。
第4の態様および上述の2つの実施方式に関して、第3の実施方式では、機能構成は、ユーザーイクイップメントおよび第のWi−Fiネットワークによってサポートされる周波数帯域と、ユーザーイクイップメントおよび第のWi−Fiネットワークの動作モードとのうち少なくとも1つを含む。
第4の態様および上述の3つの実施方式に関して、第4の実施方式では、ネットワークアクセス構成は、サービスセット識別子(SSID)と、暗号化モードと、第のWi−Fiネットワークのパスワードとのうち少なくとも1つを含む。
第5の態様によれば、本発明はWi−Fiアクセスポイントを提供する。本Wi−Fiアクセスポイントは、
第1のWi−Fiネットワークを発見し、且つ、
ユーザーイクイップメントがWi−Fiアクセスポイントによって確立された第3のWi−Fiネットワークにアクセスした後に、ユーザーイクイップメントと第1のWi−Fiネットワークとの間の通信品質と、ユーザーイクイップメントおよび第1のWi−Fiネットワークの機能構成とのうち少なくとも1つに従って、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定するように構成される、プロセッサと、
ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスできるとプロセッサが判定した場合、第1のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成をユーザーイクイップメントに送信するように構成される送信部であって、第1のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成はユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスするために用いられる、送信部と、
を備える。
第5の態様に関して、第1の実施方式では、プロセッサは、予め保存された第1のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成を用いて、第のWi−Fiネットワークにアクセスするように構成される。
第5の態様および第1の実施方式に関して、第2の実施方式では、第1のWi−Fiネットワークは、オペレータによって提供されるWi−Fiネットワークまたは別のWi−Fiアクセスポイントによって提供されるWi−Fiネットワークである。
第5の態様および上述の2つの実施方式に関して、第3の実施方式では、プロセッサは更に、第1のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成がユーザーイクイップメントに送信された後、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスしたか否かを問い合わせるか、または、ユーザーイクイップメントによって報告されユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスしたことを示すイベントを受信するように構成され、
送信部は、ユーザーイクイップメントへの接続を切断する工程であって、接続は第2のWi−Fiネットワークに基づく工程と、第1のWi−Fiネットワークへの接続を切断する工程と、スリープモードに入る工程とのうち少なくとも1つを実行するように構成される。
第5の態様および上述の3つの実施方式に関して、第4の実施方式では、プロセッサは特に、
第1のWi−FiネットワークとWi−Fiアクセスポイントとの間の通信品質を検出し、第1のWi−FiネットワークとWi−Fiアクセスポイントとの間の通信品質に従って、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定するように構成されるか、または、
ユーザーイクイップメントとWi−Fiアクセスポイントとの間の通信品質に従って、且つ、第1のWi−FiネットワークとWi−Fiアクセスポイントとの間の通信品質に従って、ユーザーイクイップメントと第1のWi−Fiネットワークとの間の通信品質を決定し、且つ、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定するように構成される。
第5の態様および上述の4つの実施方式に関して、第5の実施方式では、通信品質は、受信信号強度(RSSI)、信号対雑音比(SNR)、信号対干渉雑音比(SINR)およびパケット誤り率(PER)のうち少なくとも1つを含む。
第5の態様および上述の5つの実施方式に関して、第6の実施方式では、機能構成は、ユーザーイクイップメントおよび第のWi−Fiネットワークによってサポートされる周波数帯域と、ユーザーイクイップメントおよび第のWi−Fiネットワークの動作モードとのうち少なくとも1つを含む。
第5の態様および上述の6つの実施方式に関して、第7の実施方式では、ネットワークアクセス構成は、サービスセット識別子(SSID)と、暗号化モードと、第1のWi−Fiネットワークのパスワードとのうち少なくとも1つを含む。
第6の態様によれば、本発明はWi−Fiアクセスポイントを提供する。本Wi−Fiアクセスポイントは、第2のWi−Fiネットワークおよび第3のWi−Fiネットワークを確立する。本Wi−Fiアクセスポイントは、
ユーザーイクイップメントがWi−Fiアクセスポイントによって確立された第2のWi−Fiネットワークにアクセスした後、予め設定された条件に従って、ユーザーイクイップメントが第3のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定するように構成されるプロセッサと、
ユーザーイクイップメントが第3のWi−Fiネットワークにアクセスできるとプロセッサが判定した場合、第3のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成をユーザーイクイップメントに送信するように構成される送信部であって、第3のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成はユーザーイクイップメントが第3のWi−Fiネットワークにアクセスするために用いられる、送信部と、
を備える。
第6の態様に関して、第1の実施方式では、プロセッサは特に、
ユーザーイクイップメントとWi−Fiアクセスポイントとの接続の負荷状態と、ユーザーイクイップメントと第のWi−Fiネットワークとの間の通信品質と、ユーザーイクイップメントおよび第2のWi−Fiネットワークの機能構成とのうち少なくとも1つに従って、ユーザーイクイップメントが第2のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定するように構成される。
第6の態様および第1の実施方式に関して、第2の実施方式では、通信品質は、受信信号強度(RSSI)、信号対雑音比(SNR)、信号対干渉雑音比(SINR)およびパケット誤り率(PER)のうち少なくとも1つを含む。
第6の態様および上述の2つの実施方式に関して、第3の実施方式では、機能構成は、ユーザーイクイップメントおよび第のWi−Fiネットワークによってサポートされる周波数帯域と、ユーザーイクイップメントおよび第のWi−Fiネットワークの動作モードとのうち少なくとも1つを含む。
第6の態様および上述の3つの実施方式に関して、第4の実施方式では、ネットワークアクセス構成は、サービスセット識別子(SSID)と、暗号化モードと、第のWi−Fiネットワークのパスワードとのうち少なくとも1つを含む。
本発明の実施形態において提供されるユーザーイクイップメントによりワイヤレス・フィディリティ(Wi−Fi)にアクセスする方法およびWi−Fiアクセスポイントによれば、Wi−Fiアクセスポイントは、第1のWi−Fiネットワークを発見し、ユーザーイクイップメントがWi−Fiアクセスポイントによって確立された第2のWi−Fiネットワークにアクセスした後、Wi−Fiアクセスポイントが、ユーザーイクイップメントと第1のWi−Fiネットワークとの間の通信品質と、ユーザーイクイップメントおよび第1のWi−Fiネットワークの機能構成とのうち少なくとも1つに従って、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定し、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークに接続できるとWi−Fiアクセスポイントが判定した場合、Wi−Fiアクセスポイントが、第1のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成をユーザーイクイップメントに送信する。第1のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成は、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスするために用いられる。このように、条件を満たすとき、ユーザーイクイップメントはWi−Fiアクセスポイントを利用することなく、第1のWi−Fiネットワークにアクセスすることができる。よって、複数のネットワークが直列に接続されることによって生じるパフォーマンスの損失(例えば信号干渉による損失)が低減され、Wi−Fiアクセスポイントの電力消費が低減され、Wi−Fiアクセスポイントの帯域が節約される。
本発明の実施形態または従来技術における技術的構成をより明確に説明するために、以下、実施形態または従来技術を説明する際に必要な添付の図面を簡単に紹介する。当然ながら、以下の説明において、添付の図面は本発明の実施形態の一部を示す。当業者であれば、これらの添付の図面から創意工夫なく他の図面を更に導出できるであろう。
既存のMobile Wi−Fiルーターのシステム原理図である。 本発明の実施形態1に係る、ユーザーイクイップメントによりワイヤレス・フィディリティ(Wi−Fi)にアクセスする方法の概略フローチャートである。 本発明の実施形態2に係る、ユーザーイクイップメントによりワイヤレス・フィディリティ(Wi−Fi)にアクセスする方法の概略フローチャートである。 本発明の実施形態3に係る、Wi−Fiアクセスポイントの概略構造図である。 本発明の実施形態4に係る、Wi−Fiアクセスポイントの概略構造図である。 本発明の実施形態5に係る、Wi−Fiアクセスポイントの概略構造図である。 本発明の実施形態6に係る、Wi−Fiアクセスポイントの概略構造図である。
本発明の実施形態の目的、技術的構成および利点をより明確にするために、以下、本発明の実施形態において添付の図面を参照して、本発明の実施形態における技術的構成を明確かつ完全に説明する。当然ながら、説明される実施形態は本発明の実施形態の一部であって全部ではない。当業者が本発明の実施形態に基づいて創意工夫なく得た他の実施形態は、全て本発明の保護範囲に包含されるものとする。
図2は、本発明の実施形態1に係る、ユーザーイクイップメントによりワイヤレス・フィディリティ(Wi−Fi)にアクセスする方法の概略フローチャートである。図2に示されるように、本実施形態において提供されるユーザーイクイップメントによりワイヤレス・フィディリティ(Wi−Fi)にアクセスする方法は、以下のステップを有する。
S101.Wi−Fiアクセスポイントが、第1のWi−Fiネットワークを発見する。
Wi−Fiアクセスポイントは、Mobile Wi−Fiルーターや3G/4GWANカード等のモバイル無線ルーターであってよい。第1のWi−Fiネットワークは、オペレータによって提供されるWi−Fiネットワーク、別のWi−Fiアクセスポイントによって提供されるWi−Fiネットワーク等であってよい。Wi−FiアクセスポイントがWi−Fiネットワーク範囲に移動する場合、または、オペレータの新しいWi−FiネットワークがWi−Fiアクセスポイントの位置する環境内で有効化された場合、Wi−Fiアクセスポイント(例えばMobile Wi−Fiルーター)は、Mobile Wi−Fiルーターの予め設定されたネットワークアクセス構成に従ってオペレータのWi−Fiネットワークにアクセスしてよい。
具体的には、Wi−Fiアクセスポイントが第1のWi−Fiネットワークを発見するステップは、予め保存された第1のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成を用いて、Wi−Fiアクセスポイントが、第1のWi−Fiネットワークにアクセスするステップを有する。
S102.ユーザーイクイップメントがWi−Fiアクセスポイントによって確立された第2のWi−Fiネットワークにアクセスした後、Wi−Fiアクセスポイントが、ユーザーイクイップメントと第1のWi−Fiネットワークとの間の通信品質と、ユーザーイクイップメントおよび第1のWi−Fiネットワークの機能構成とのうち少なくとも1つに従って、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定する。
ユーザーイクイップメントは、Wi−Fi機能を有するスマートフォンやポータブルコンピュータ等の、Wi−Fiクライアント機能を有するデバイスであってよい。ユーザーイクイップメントは、Wi−Fi機能を用いてWi−Fiアクセスポイントに接続されてよく、或いは、USBやBluetooth等の手段を用いてWi−Fiアクセスポイントに接続されてもよい。Wi−Fiアクセスポイントは、オペレータの2G/3G/4Gネットワーク、オペレータのWi−Fiネットワーク、または別のWi−Fiアクセスポイントによって提供されるWi−Fiネットワークにアクセスする。このように、ユーザーイクイップメントは、Wi−Fiアクセスポイントを利用して、オペレータの2G/3G/4GネットワークまたはWi−Fiネットワークに接続することができる。Wi−Fiネットワークは、2.4GHzまたは5GHzの周波数帯域で動作してよい。
一般に、ユーザーイクイップメントとWi−Fiアクセスポイントとが共に移動するか、または、ユーザーイクイップメントが位置する環境において、オペレータの新しいWi−Fiネットワークが使用可能となる場合がある。ユーザーイクイップメントとWi−Fiアクセスポイントとが同時に移動して第1のWi−Fiネットワークに入る場合、または、新しい第1のWi−Fiネットワークが使用可能となる場合、Wi−Fiアクセスポイントは、第1のWi−Fiネットワークにアクセスした後、Wi−Fiアクセスポイントとユーザーイクイップメントとの間の通信品質と、Wi−Fiアクセスポイントと第1のWi−Fiネットワークとの間の通信品質とを別々に評価し、それからユーザーイクイップメントと第1のWi−Fiネットワークとの間の通信品質を取得し、ユーザーイクイップメントとオペレータネットワークとの間の通信品質と、ユーザーイクイップメントおよびオペレータネットワークの機能構成とのうち少なくとも1つに従って、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークに直接アクセスできるか否かを判定する。
第1のWi−Fiネットワークは、オペレータによって提供されるWi−Fiネットワーク、別のWi−Fiホットスポットによって提供されるWi−Fiネットワーク等であってよい。機能構成は、ユーザーイクイップメントおよび第1のWi−Fiネットワークのそれぞれの動作周波数帯域、動作モード等を含む。
ユーザーイクイップメントと第1のWi−Fiネットワークとの間の通信品質は、受信信号強度(RSSI)、信号対雑音比(SNR)、信号対干渉雑音比(Signal to Interference plus Noise Ratio、略称SINR)、パケット誤り率(Packet Error Rate、略称PER)等のうち少なくとも1つを含むパラメータを用いて評価されてよい。
具体的には、Wi−FiアクセスポイントがWi−Fiアクセスポイントとユーザーイクイップメントとの間の通信品質と、Wi−Fiアクセスポイントと第1のWi−Fiネットワークとの間の通信品質とをそれぞれ評価し、ユーザーイクイップメントと第1のWi−Fiネットワークとの間の通信品質を取得するには、方法が2つある。すなわち、ユーザーイクイップメントと第1のWi−Fiネットワークとの間の通信品質を検出し、第1のWi−FiネットワークとWi−Fiアクセスポイントとの間の通信品質に従って、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定するか、または、ユーザーイクイップメントとWi−Fiアクセスポイントとの間の通信品質に従って、且つ、第1のWi−FiネットワークとWi−Fiアクセスポイントとの間の通信品質に従って、第1のWi−FiネットワークとWi−Fiアクセスポイントとの間の通信品質を決定し、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定する。具体的には、ユーザーイクイップメントとWi−Fiアクセスポイントとが互いに比較的近接している場合、その接続の信号品質は比較的良好であり、第1のWi−FiネットワークとWi−Fiアクセスポイントとの間の通信品質のみが検出されてよい。すなわち、RSSI、DataRate、PER、SNRおよびSINRのうち1以上のパラメータが予め設定された条件を満たす場合、第1のWi−FiネットワークとWi−Fiアクセスポイントとの間の通信品質が要件を満たすとみなされる。ユーザーイクイップメント(UE)とWi−Fiアクセスポイントとは一般に比較的短距離で互いに通信するので、更に、UEと第1のWi−Fiネットワークとの通信品質が要件を満たすとみなされてよい。
加えて、ユーザーイクイップメント(UE)とWi−Fiアクセスポイントとの間の通信品質と、Wi−Fiアクセスポイントと第1のWi−Fiネットワークとの間の通信品質とが別々に検出されて、UEと第1のWi−Fiネットワークとの間の通信品質が評価されてもよい。上述の通信品質の全てが予め設定された条件を満たす場合、UEと第1のWi−Fiネットワークとの通信品質が要件を満たすとみなされる。該方法は通信品質の判定においてより包括的で信頼性が高く、したがって、ユーザーイクイップメントと第1のWi−Fiネットワークとの間の通信品質を決定し、且つ、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを正確に判定することができる。
任意に、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かが判定されるとき、まず、ユーザーイクイップメントおよび第1のWi−Fiネットワークの機能構成が要件を満たすか否かが判定されてよい。要件が満たされていない場合、ユーザーイクイップメントと第1のWi−Fiネットワークとの間の通信品質の検出または判定は実行される必要がない。要件が満たされている場合、ユーザーイクイップメントと第1のWi−Fiネットワークとの通信品質の検出および判定が更に実行される。
任意に、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かが判定されるとき、まず、ユーザーイクイップメントと第1のWi−Fiネットワークとの間の通信品質が要件を満たすか否かが判定されてよい。要件が満たされていない場合、ユーザーイクイップメントおよび第1のWi−Fiネットワークの機能構成が要件を満たすか否かが判定される必要はない。要件が満たされている場合、ユーザーイクイップメントおよび第1のWi−Fiネットワークの機能構成の検出および判定が更に実行される。
任意に、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かが判定されるとき、ユーザーイクイップメントおよび第1のWi−Fiネットワークの機能構成が要件を満たすか否かと、ユーザーイクイップメントと第1のWi−Fiネットワークとの間の通信品質が要件を満たすか否かとの両方が判定されてよい。両者が予め設定された条件を満たす場合、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスできるとみなされる。
S103.ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークに接続できるとWi−Fiアクセスポイントが判定した場合、Wi−Fiアクセスポイントが、第1のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成をユーザーイクイップメントに送信する。第1のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成は、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスするために用いられる。
具体的には、ユーザーイクイップメントがオペレータの第1のWi−FiネットワークにアクセスできるとWi−Fiアクセスポイントが判定した後、Wi−Fiアクセスポイントは、ユーザーイクイップメントがネットワークアクセス構成に従って直接的に第1のWi−Fiネットワークにアクセスできるように、第1のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成(例えば、第1のWi−Fiネットワークのサービスセット識別子(Service Set Identifier、略称SSID)、暗号化モード、パスワード等を含むProfileファイル)をユーザーイクイップメントに送信する。Wi−Fiアクセスポイントが第1のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成を送信する前に、ネットワークアクセス構成は、第1のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成が加持されないように、まず予め設定された鍵を用いて暗号化されてから、ユーザーイクイップメントへ送信されてよい。ユーザーイクイップメントは、Wi−Fiアクセスポイントへの接続を利用して、Wi−Fiアクセスポイントによって送信された第1のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成(例えば、サービスセット識別子(SSID)、暗号化モード、または第1のWi−Fiネットワークのパスワードを含むProfileファイル)を受信する。ネットワークアクセス構成がMobile Wi−Fiルーターによって暗号化される場合、ユーザーイクイップメントは、予め取得される鍵を用いてネットワークアクセス構成を復号し、それにより、第1のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成をセキュアに取得する。そして、暗号化モードやパスワード等の認証情報が、第1のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成に含まれるサービスセット識別子(SSID)に従って、第1のWi−Fiネットワークへ送信される。認証情報が正確であることを第1のWi−Fiネットワークが確認した後、ユーザーイクイップメントは第1のWi−Fiネットワークにアクセスする。
具体的には、Wi−Fiアクセスポイントが第1のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成をユーザーイクイップメントに送信した後、本方法は更に、Wi−Fiアクセスポイントが、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスしたか否かを問い合わせるか、または、Wi−Fiアクセスポイントが、ユーザーイクイップメントによって報告されユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスしたことを示すイベントを受信するステップ、を有する。以下、2つの場合を別々に詳述する。Wi−Fiアクセスポイントが、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスしたか否かを問い合わせるステップは、Ping操作を実行することによって判定されてよい。ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスした場合、この場合Wi−Fiアクセスポイントのアップリンクネットワーク側とユーザーイクイップメントとが同じネットワークセグメントに位置するので、すなわち、Ping操作の応答メッセージを無事に受信することができるので、Wi−Fiアクセスポイントは、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスしたことを問い合わせることができる。または、Wi−Fiアクセスポイントは、ユーザーイクイップメントによって報告されユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスしたことを示すイベントを受信する。すなわち、ユーザーイクイップメントは、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスしたことを報告するために、能動的にメッセージをWi−Fiアクセスポイントに送信する。
任意に、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスした場合、Wi−Fiアクセスポイントがユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスしたか否かを問い合わせるか、または、Wi−Fiアクセスポイントがユーザーイクイップメントによって報告されユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスしたことを示すイベントを受信するステップの後に、Wi−Fiアクセスポイントは、ユーザーイクイップメントへの接続を切断する操作であって、接続は第2のWi−Fiネットワークに基づく、操作と、第1のWi−Fiネットワークへの接続を切断する操作と、スリープモードに入る操作とのうち少なくとも1つを実行してよい。例えば、Wi−Fiアクセスポイントの接続が切断され、別のユーザーイクイップメントへの接続がないとき、Wi−Fiアクセスポイントはスリープモードに入って、Wi−Fiアクセスポイント自体のエネルギー消費を低減する。
ユーザーイクイップメントがネットワークアクセス構成情報に従って直接的に第1のWi−Fiネットワークにアクセスした後、ユーザーイクイップメントの移動等によりユーザーイクイップメントと第1のWi−Fiネットワークとの接続が切断された場合、ユーザーイクイップメントはWi−Fiアクセスポイントに再びアクセスしてよい。この場合、Wi−Fiアクセスポイントが起動され、予め設定されたネットワークアクセス構成に従って、オペレータのWi−Fiネットワークにアクセスする。
本実施形態では、Wi−Fiアクセスポイントは第1のWi−Fiネットワークを発見する。ユーザーイクイップメントがWi−Fiアクセスポイントにアクセスした後、Wi−Fiアクセスポイントは、ユーザーイクイップメントと第1のWi−Fiネットワークのネットワークとの間の通信品質と、ユーザーイクイップメントおよびオペレータネットワークの機能構成とのうち少なくとも1つに従って、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定する。ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークに接続できるとWi−Fiアクセスポイントが判定した場合、Wi−Fiアクセスポイントは、第1のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成をユーザーイクイップメントに送信する。このように、条件を満たすとき、ユーザーイクイップメントはWi−Fiアクセスポイントを利用することなく、第1のWi−Fiネットワークにアクセスすることができる。よって、複数のネットワークの連結によって生じるパフォーマンスの損失(例えば信号干渉による損失)が低減され、Wi−Fiアクセスポイントの電力消費が低減され、Wi−Fiアクセスポイントの帯域が節約される。
図3は、本発明の実施形態2に係る、ユーザーイクイップメントによりワイヤレス・フィディリティ(Wi−Fi)にアクセスする方法の概略フローチャートである。本実施形態は、ワイヤレス・フィディリティ(Wi−Fi)アクセスポイントが第2のWi−Fiネットワークおよび第3のWi−Fiネットワークを確立する実施シナリオに対応する。図3に示されるように、本実施形態において提供されるユーザーイクイップメントによりワイヤレス・フィディリティ(Wi−Fi)にアクセスする方法は、以下のステップを有する。
S301.ユーザーイクイップメントがWi−Fiアクセスポイントによって確立された第2のWi−Fiネットワークにアクセスした後、Wi−Fiアクセスポイントは、予め設定された条件に従って、ユーザーイクイップメントが第3のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定する。
ユーザーイクイップメントは、Wi−Fi機能を有するスマートフォンやポータブルコンピュータ等の、Wi−Fiクライアント機能を有するデバイスであってよい。Wi−Fiアクセスポイントは、Mobile Wi−Fiルーター等のモバイル無線ルーターであってよい。ユーザーイクイップメントは、そのWi−Fi機能を用いてWi−Fiアクセスポイントに接続してから、Wi−Fiアクセスポイントによって確立された第2のWi−Fiネットワークにアクセスしてよい。
具体的には、Wi−Fiアクセスポイントが予め設定された条件に従ってユーザーイクイップメントが第3のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定するステップは、
Wi−Fiアクセスポイントが、ユーザーイクイップメントとWi−Fiアクセスポイントとの接続の負荷状態と、ユーザーイクイップメントと第3のWi−Fiネットワークとの間の通信品質と、ユーザーイクイップメントおよび第3のWi−Fiネットワークの機能構成とのうち少なくとも1つに従って、ユーザーイクイップメントが第3のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定するステップ、
を有する。
Wi−Fiアクセスポイントは、1以上のWi−Fiネットワークを確立してよい。これらのWi−Fiネットワークは異なる機能構成とネットワークアクセス構成を有し、複数の異なるユーザーイクイップメントのアクセスを提供するのに用いられ、或いは、これらのWi−Fiネットワークにアクセスするユーザーイクイップメントをグループ化するのに用いられる。Wi−Fiアクセスポイントが複数のアクセス可能なWi−Fiネットワークを有する場合、ユーザーイクイップメントが現在アクセスしているWi−Fiネットワークの通信負荷が比較的重いとき、ユーザーイクイップメントは、複数のアクセス可能なWi−Fiネットワークの負荷のバランスをとるために、ユーザーイクイップメントが現在アクセスしているWi−Fiネットワークから、Wi−Fiアクセスポイントの別のアクセス可能なWi−Fiネットワークに移行してよい。具体的には、Wi−Fiアクセスポイントは複数のアクセス可能なWi−Fiネットワーク、例えばAP1およびAP2を有する。異なるWi−Fiネットワークは、異なるユーザーサービスセット識別子(SSID)を有する。ユーザーイクイップメントが現在アクセスしてるWi−FiアクセスポイントのWi−FiネットワークがAP1である場合、AP1にアクセスするユーザーイクイップメントが多すぎるか、AP1において通信トラフィックが比較的大きいとき、Wi−Fiアクセスポイントは、アクセスされているWi−Fiネットワークの通信負荷が比較的大きいと判定し、別のアクセス可能なWi−Fiネットワークの通信品質および機能構成に従って、1つの第2のWi−FiネットワークAP2をユーザーイクイップメントのアクセスポイントとして選択してよい。
通信品質は、受信信号強度(RSSI)、信号対雑音比(SNR)、信号対干渉雑音比(SINR)、パケット誤り率(PER)等のうち少なくとも1つを含む。
機能構成は、ユーザーイクイップメントおよび第3のWi−Fiネットワークによってサポートされる周波数帯域と、ユーザーイクイップメントおよび第3のWi−Fiネットワークの動作モードとのうち少なくとも1つを含む。
ネットワークアクセス構成は、サービスセット識別子(SSID)と、暗号化モードと、第3のWi−Fiネットワークのパスワードとのうち少なくとも1つを含む。
具体的には、ユーザーイクイップメントとWi−Fiアクセスポイントとの接続の負荷状態は、Wi−Fiアクセスポイントによって確立されたWi−Fiネットワークにアクセスするユーザーイクイップメントの数、Wi−Fiアクセスポイントによって確立されたWi−Fiネットワークのネットワークトラフィック状態等を含む。Wi−Fiアクセスポイントによって確立されたWi−Fiネットワークが複数存在する場合、負荷状態は、複数のWi−Fiネットワークのそれぞれにアクセスするユーザーイクイップメントの数と、複数のWi−Fiネットワークのそれぞれのネットワークトラフィック状態である。
任意に、ユーザーイクイップメントが第3のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かが判定されるとき、まず、ユーザーイクイップメントとWi−Fiアクセスポイントとの接続の負荷状態が要件を満たすか否かが判定されてよい。要件が満たされていない場合、ユーザーイクイップメントおよび第3のWi−Fiネットワークの機能構成と、ユーザーイクイップメントと第3のWi−Fiネットワークとの間の通信品質とが要件を満たすか否かは、判定される必要がない。要件が満たされている場合、ユーザーイクイップメントおよび第3のWi−Fiネットワークの機能構成と、ユーザーイクイップメントと第3のWi−Fiネットワークとの間の通信品質との検出および判定が、更に実行される。
任意に、ユーザーイクイップメントが第3のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かが判定されるとき、まず、ユーザーイクイップメントおよび第3のWi−Fiネットワークの機能構成が要件を満たすか否かが判定されてよい。要件が満たされていない場合、ユーザーイクイップメントとWi−Fiアクセスポイントとの接続の負荷状態と、ユーザーイクイップメントと第3のWi−Fiネットワークとの間の通信品質との検出または判定が実行される必要はない。要件が満たされている場合、ユーザーイクイップメントとWi−Fiアクセスポイントとの接続の負荷状態と、ユーザーイクイップメントと第3のWi−Fiネットワークとの間の通信品質との検出および判定が、更に実行される。
任意に、ユーザーイクイップメントが第3のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かが判定されるとき、まず、ユーザーイクイップメントと第3のWi−Fiネットワークとの間の通信品質が要件を満たすか否かが判定されてよい。要件が満たされていない場合、ユーザーイクイップメントとWi−Fiアクセスポイントとの接続の負荷状態と、ユーザーイクイップメントおよび第3のWi−Fiネットワークの機能構成とが要件を満たすか否かは、判定される必要がない。要件が満たされている場合、ユーザーイクイップメントとWi−Fiアクセスポイントとの接続の負荷状態と、ユーザーイクイップメントおよび第3のWi−Fiネットワークの機能構成との検出および判定が、更に実行される。
任意に、ユーザーイクイップメントが第3のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かが判定されるとき、ユーザーイクイップメントとWi−Fiアクセスポイントとの接続の負荷状態と、ユーザーイクイップメントおよび第3のWi−Fiネットワークの機能構成と、ユーザーイクイップメントと第3のWi−Fiネットワークとの間の通信品質とのうち、いずれか2つまたは3つ全部が要件を満たすか否かが、判定されてよい。いずれか2つまたは3つ全部が同時に予め設定された条件を満たす場合、ユーザーイクイップメントが第3のWi−Fiネットワークにアクセスできるとみなされてよい。
S302.ユーザーイクイップメントが第3のWi−Fiネットワークに接続できるとWi−Fiアクセスポイントが判定した場合、Wi−Fiアクセスポイントが、第3のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成をユーザーイクイップメントに送信する。第3のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成は、ユーザーイクイップメントが第3のWi−Fiネットワークにアクセスするために用いられる。
具体的には、ユーザーイクイップメントが第3のWi−Fiネットワークに接続できるとWi−Fiアクセスポイントが判定した場合、Wi−Fiアクセスポイントが、第3のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成をユーザーイクイップメントに送信する。そして、ユーザーイクイップメントは、第3のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成に含まれるサービスセット識別子(SSID)および暗号化モードに従って、パスワード等の認証情報を第3のWi−Fiネットワークに送信し、認証情報が正確であると確認された後、第のWi−Fiネットワークにアクセスする。
本実施形態では、Wi−Fiアクセスポイントが第2のWi−Fiネットワークおよび第3のWi−Fiネットワークを確立する。ユーザーイクイップメントがWi−Fiアクセスポイントによって確立された第2のWi−Fiネットワークにアクセスした後、Wi−Fiアクセスポイントは、予め設定された条件に従って、ユーザーイクイップメントが第3のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定する。ユーザーイクイップメントが第3のWi−Fiネットワークに接続できるとWi−Fiアクセスポイントが判定した場合、Wi−Fiアクセスポイントは、第3のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成をユーザーイクイップメントに送信する。第3のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成は、ユーザーイクイップメントが第3のWi−Fiネットワークにアクセスするために用いられる。このように、ユーザーイクイップメントは、もともとWi−Fiアクセスポイントに接続していたネットワークから別のWi−Fiネットワークに切り替わって、Wi−Fiアクセスポイントに接続する。
図4は、本発明の実施形態3に係るWi−Fiアクセスポイントの概略構造図である。図4に示されるように、本実施形態において提供されるWi−Fiアクセスポイント41は、以下の要素を有する。
アクセスモジュール401は、第1のWi−Fiネットワークを発見するように構成される。
判定モジュール402は、ユーザーイクイップメントがWi−Fiアクセスポイント41によって確立された第3のWi−Fiネットワークにアクセスした後、ユーザーイクイップメントと第1のWi−Fiネットワークとの間の通信品質と、ユーザーイクイップメントおよび第1のWi−Fiネットワークの機能構成とのうち少なくとも1つに従って、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定するように構成される。
送信モジュール403は、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスできると判定モジュール402が判定した場合、記第1のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成をユーザーイクイップメントに送信するように構成される。第1のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成は、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスするために用いられる。
具体的には、アクセスモジュール401は、予め保存された第1のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成を用いて、第1のWi−Fiネットワークにアクセスするように構成されてよい。
具体的には、第1のWi−Fiネットワークは、オペレータによって提供されるWi−Fiネットワークまたは別のWi−Fiアクセスポイントによって提供されるWi−Fiネットワークである。
具体的には、判定モジュール402は更に、送信モジュール403が第1のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成をユーザーイクイップメントに送信した後、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスしたか否かを問い合わせるか、または、ユーザーイクイップメントによって報告されユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスしたことを示すイベントを受信するように構成されてよい。
送信モジュール403は、ユーザーイクイップメントへの接続を切断する工程であって、該接続は第2のWi−Fiネットワークに基づく工程と、第1のWi−Fiネットワークへの接続を切断する工程と、スリープモードに入る工程とのうち少なくとも1つを実行するように構成される。
具体的には、判定モジュール402は、
第1のWi−FiネットワークとWi−Fiアクセスポイントとの間の通信品質を検出し、第1のWi−FiネットワークとWi−Fiアクセスポイント41との間の通信品質に従って、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定するように構成されるか、または、
ユーザーイクイップメントとWi−Fiアクセスポイント41との間の通信品質に従って、且つ、第1のWi−FiネットワークとWi−Fiアクセスポイント41との間の通信品質に従って、ユーザーイクイップメントと第1のWi−Fiネットワークとの間の通信品質を決定し、且つ、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定するように構成されてよい。
具体的には、通信品質は、受信信号強度(RSSI)、信号対雑音比(SNR)、信号対干渉雑音比(SINR)およびパケット誤り率(PER)のうち少なくとも1つを含む。
具体的には、機能構成は、ユーザーイクイップメントおよび第のWi−Fiネットワークによってサポートされる周波数帯域と、ユーザーイクイップメントおよび第のWi−Fiネットワークの動作モードとのうち少なくとも1つを含む。
具体的には、ネットワークアクセス構成は、サービスセット識別子(SSID)と、暗号化モードと、第1のWi−Fiネットワークのパスワードとのうち少なくとも1つを含む。
本実施形態において提供されるWi−Fiアクセスポイントがユーザーイクイップメントによりワイヤレス・フィディリティ(Wi−Fi)ネットワークにアクセスする方法を実行する具体的なプロセスについては、図2に示される方法実施形態の関連説明を参照されたい。ここでは詳細の説明を省略する。
本実施形態では、アクセスモジュールは、第1のWi−Fiネットワークを発見するように構成される。判定モジュールは、ユーザーイクイップメントがWi−Fiアクセスポイントにアクセスした後、ユーザーイクイップメントと第1のWi−Fiネットワークとの間の通信品質と、ユーザーイクイップメントおよび第1のWi−Fiネットワークの機能構成とのうち少なくとも1つに従って、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定するように構成される。送信モジュールは、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスできると判定モジュールが判定した場合、ユーザーイクイップメントがネットワークアクセス構成に従って第1のWi−Fiネットワークに直接アクセスできるように、第1のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成をユーザーイクイップメントに送信するように構成される。このように、条件を満たすとき、ユーザーイクイップメントはWi−Fiアクセスポイントを利用することなく、第1のWi−Fiネットワークにアクセスすることができる。よって、複数のネットワークの連結によって生じるパフォーマンスの損失(例えば信号干渉による損失)が低減され、Wi−Fiアクセスポイントの電力消費が低減され、Wi−Fiアクセスポイントの帯域が節約される。
図5は、本発明の実施形態4に係るWi−Fiアクセスポイントの概略構造図である。図5に示されるように、本実施形態において提供されるWi−Fiアクセスポイント51は、第2のWi−Fiネットワークおよび第3のWi−Fiネットワークを確立する。Wi−Fiアクセスポイント51は、以下の要素を有する。
判定モジュール501は、ユーザーイクイップメントがWi−Fiアクセスポイント51によって確立された第2のWi−Fiネットワークにアクセスした後、予め設定された条件に従って、ユーザーイクイップメントが第3のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定するように構成される。
送信モジュール502は、判定モジュールが予め設定された条件に従ってユーザーイクイップメントが第3のWi−Fiネットワークにアクセスできると判定した場合、第3のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成をユーザーイクイップメントに送信するように構成される。第3のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成は、ユーザーイクイップメントが第3のWi−Fiネットワークにアクセスするために用いられる。
具体的には、判定モジュール501は、ユーザーイクイップメントとWi−Fiアクセスポイント51との接続の負荷状態と、ユーザーイクイップメントと第のWi−Fiネットワークとの間の通信品質と、ユーザーイクイップメントおよび第2のWi−Fiネットワークの機能構成とのうち少なくとも1つに従って、ユーザーイクイップメントが第2のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定するように構成されてよい。
具体的には、通信品質は、受信信号強度(RSSI)、信号対雑音比(SNR)、信号対干渉雑音比(SINR)およびパケット誤り率(PER)のうち少なくとも1つを含む。
具体的には、機能構成は、ユーザーイクイップメントおよび第のWi−Fiネットワークによってサポートされる周波数帯域と、ユーザーイクイップメントおよび第のWi−Fiネットワークの動作モードとのうち少なくとも1つを含む。
本実施形態において提供されるWi−Fiアクセスポイントがユーザーイクイップメントによりワイヤレス・フィディリティ(Wi−Fi)ネットワークにアクセスする方法を実行する具体的なプロセスについては、図3に示される方法実施形態の関連の説明を参照されたい。ここでは詳細の説明を省略する。
本実施形態では、Wi−Fiアクセスポイントが第2のWi−Fiネットワークおよび第3のWi−Fiネットワークを確立する。Wi−Fiアクセスポイントの判定モジュールは、ユーザーイクイップメントがWi−Fiアクセスポイントによって確立された第2のWi−Fiネットワークにアクセスした後、予め設定された条件に従って、ユーザーイクイップメントが第3のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定するように構成される。送信モジュールは、ユーザーイクイップメントが第3のWi−Fiネットワークにアクセスできると判定モジュールが判定した場合、第3のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成をユーザーイクイップメントに送信するように構成される。第3のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成は、ユーザーイクイップメントが第3のWi−Fiネットワークにアクセスするために用いられる。このように、ユーザーイクイップメントは、もともとWi−Fiアクセスポイントに接続していたネットワークから別のWi−Fiネットワークに切り替わって、Wi−Fiアクセスポイントに接続する。
図6は、本発明の実施形態5に係るWi−Fiアクセスポイントの概略構造図である。図6に示されるように、本実施形態において提供されるWi−Fiアクセスポイント61は、以下の要素を有する。
プロセッサ601は、第1のWi−Fiネットワークを発見し、ユーザーイクイップメントがWi−Fiアクセスポイント61によって確立された第3のWi−Fiネットワークにアクセスした後、ユーザーイクイップメントと第1のWi−Fiネットワークとの間の通信品質と、ユーザーイクイップメントおよび第1のWi−Fiネットワークの機能構成とのうち少なくとも1つに従って、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定するように構成される。
送信部602は、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスできるとプロセッサ601が判定した場合、第1のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成をユーザーイクイップメントに送信するように構成される。第1のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成は、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスするために用いられる。
具体的には、プロセッサ601は、予め保存された第1のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成を用いて、第1のWi−Fiネットワークにアクセスするように構成されてよい。
具体的には、第1のWi−Fiネットワークは、オペレータによって提供されるWi−Fiネットワークまたは別のWi−Fiアクセスポイントによって提供されるWi−Fiネットワークである。
具体的には、プロセッサ601は更に、送信部602が第1のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成をユーザーイクイップメントに送信した後、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスしたか否かを問い合わせるか、または、ユーザーイクイップメントによって報告されユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスしたことを示すイベントを受信するように構成されてよい。
送信部602は、ユーザーイクイップメントへの接続を切断する工程であって、接続は第2のWi−Fiネットワークに基づく、工程と、第1のWi−Fiネットワークへの接続を切断する工程と、スリープモードに入る工程とのうち少なくとも1つを実行するように構成される。
具体的には、プロセッサ601は、
第1のWi−FiネットワークとWi−Fiアクセスポイントとの間の通信品質を検出し、第1のWi−FiネットワークとWi−Fiアクセスポイント61との間の通信品質に従って、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定するように構成されるか、または、
ユーザーイクイップメントとWi−Fiアクセスポイント61との間の通信品質に従って、且つ、第1のWi−FiネットワークとWi−Fiアクセスポイント61との間の通信品質に従って、ユーザーイクイップメントと第1のWi−Fiネットワークとの間の通信品質を決定し、且つ、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定するように構成されてよい。
具体的には、通信品質は、受信信号強度(RSSI)、信号対雑音比(SNR)、信号対干渉雑音比(SINR)およびパケット誤り率(PER)のうち少なくとも1つを含む。
具体的には、機能構成は、ユーザーイクイップメントおよび第のWi−Fiネットワークによってサポートされる周波数帯域と、ユーザーイクイップメントおよび第のWi−Fiネットワークの動作モードとのうち少なくとも1つを含む。
具体的には、ネットワークアクセス構成は、サービスセット識別子(SSID)と、暗号化モードと、第1のWi−Fiネットワークのパスワードとのうち少なくとも1つを含む。
本実施形態において提供されるWi−Fiアクセスポイントがユーザーイクイップメントによりワイヤレス・フィディリティ(Wi−Fi)ネットワークにアクセスする方法を実行する具体的なプロセスについては、図2に示される方法実施形態の関連の説明を参照されたい。ここでは詳細の説明を省略する。
本実施形態では、プロセッサは、第1のWi−Fiネットワークを発見し、ユーザーイクイップメントがWi−Fiアクセスポイントにアクセスした後、ユーザーイクイップメントと第1のWi−Fiネットワークとの間の通信品質と、ユーザーイクイップメントおよび第1のWi−Fiネットワークの機能構成とのうち少なくとも1つに従って、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定するように構成される。送信部は、ユーザーイクイップメントが第1のWi−Fiネットワークにアクセスできるとプロセッサが判定した場合、ユーザーイクイップメントがネットワークアクセス構成に従って第1のWi−Fiネットワークに直接アクセスできるように、第1のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成をユーザーイクイップメントに送信するように構成される。このように、条件を満たすとき、ユーザーイクイップメントはWi−Fiアクセスポイントを利用することなく、第1のWi−Fiネットワークにアクセスすることができる。よって、複数のネットワークの連結によって生じるパフォーマンスの損失(例えば信号干渉による損失)が低減され、Wi−Fiアクセスポイントの電力消費が低減され、Wi−Fiアクセスポイントの帯域が節約される。
図7は、本発明の実施形態6に係るWi−Fiアクセスポイントの概略構造図である。図7に示されるように、本実施形態において提供されるWi−Fiアクセスポイント71は、第2のWi−Fiネットワークおよび第3のWi−Fiネットワークを確立する。Wi−Fiアクセスポイント71は、以下の要素を有する。
プロセッサ701は、ユーザーイクイップメントがWi−Fiアクセスポイント71によって確立された第2のWi−Fiネットワークにアクセスした後、予め設定された条件に従って、ユーザーイクイップメントが第3のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定するように構成される。
送信部702は、ユーザーイクイップメントが第3のWi−Fiネットワークにアクセスできるとプロセッサ701が判定した場合、第3のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成をユーザーイクイップメントに送信するように構成される。第3のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成は、ユーザーイクイップメントが第3のWi−Fiネットワークにアクセスするために用いられる。
具体的には、プロセッサ701は、ユーザーイクイップメントとWi−Fiアクセスポイント61との接続の負荷状態と、ユーザーイクイップメントと第のWi−Fiネットワークとの間の通信品質と、ユーザーイクイップメントおよび第2のWi−Fiネットワークの機能構成とのうち少なくとも1つに従って、ユーザーイクイップメントが第2のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定するように構成されてよい。
具体的には、通信品質は、受信信号強度(RSSI)、信号対雑音比(SNR)、信号対干渉雑音比(SINR)およびパケット誤り率(PER)のうち少なくとも1つを含む。
具体的には、機能構成は、ユーザーイクイップメントおよび第のWi−Fiネットワークによってサポートされる周波数帯域と、ユーザーイクイップメントおよび第のWi−Fiネットワークの動作モードとのうち少なくとも1つを含む。
本実施形態において提供されるWi−Fiアクセスポイントがユーザーイクイップメントによりワイヤレス・フィディリティ(Wi−Fi)ネットワークにアクセスする方法を実行する具体的なプロセスについては、図3に示される方法実施形態の関連の説明を参照されたい。ここでは詳細の説明を省略する。
本実施形態では、Wi−Fiアクセスポイントが第2のWi−Fiネットワークおよび第3のWi−Fiネットワークを確立する。Wi−Fiアクセスポイントのプロセッサは、ユーザーイクイップメントがWi−Fiアクセスポイントによって確立された第2のWi−Fiネットワークにアクセスした後、予め設定された条件に従って、ユーザーイクイップメントが第3のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定するように構成される。送信部は、ユーザーイクイップメントが第3のWi−Fiネットワークにアクセスできるとプロセッサが判定した場合、第3のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成をユーザーイクイップメントに送信するように構成される。第3のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成は、ユーザーイクイップメントが第3のWi−Fiネットワークにアクセスするために用いられる。このように、ユーザーイクイップメントは、もともとWi−Fiアクセスポイントに接続していたネットワークから別のWi−Fiネットワークに切り替わって、Wi−Fiアクセスポイントに接続する。
当業者であれば理解できるように、実施形態において提供される端末のモジュールまたはエンティティは、実施形態の説明に従って分散して端末に配置されてよく、実施形態に記載の装置とは異なる1以上の装置に配置されてもよい。上述の実施形態におけるモジュールまたはエンティティは、1つのモジュールまたはエンティティとして組み合わされてよく、複数のサブモジュールまたはエンティティに分割されてもよい。
当業者であれば、方法実施形態のステップの全部または一部がプログラム命令関連ハードウェアによって実現されてよいことが理解できるであろう。プログラムは、コンピューター可読の記憶媒体に保存されてよい。プログラムが作動すると、方法実施形態が実行される。上述の記憶媒体の例として、ROM、RAM、磁気ディスク、光ディスク等の、プログラムコードを保存可能な媒体が挙げられる。
最後に、留意すべきこととして、上述の実施形態は本発明の技術的構成を説明することを意図するものに過ぎず、本発明の限定を意図するものではない。上述の実施形態を参照して本発明を詳細に説明したが、当業者であれば、本発明の実施形態の技術的構成の範囲から逸脱することなく、上述の実施形態に記載の技術的構成に変更を行えること、或いは、それらの技術的特徴の一部または全部に均等置換を行えることが理解できるであろう。

Claims (22)

  1. ユーザーイクイップメントによりワイヤレス・フィディリティ(Wi−Fi)ネットワークにアクセスする方法であって、
    Wi−Fiアクセスポイントが、予め保存された第1のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成を用いて、前記第1のWi−Fiネットワークにアクセスするステップと、
    ユーザーイクイップメントが前記Wi−Fiアクセスポイントによって確立された第2のWi−Fiネットワークにアクセスした後、前記Wi−Fiアクセスポイントが、前記ユーザーイクイップメントと前記Wi−Fiアクセスポイントとの間の通信品質に従って、且つ、前記第1のWi−Fiネットワークと前記Wi−Fiアクセスポイントとの間の通信品質に従って、前記ユーザーイクイップメントと前記第1のWi−Fiネットワークとの間の前記通信品質を決定し、前記ユーザーイクイップメントが前記第1のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定するステップと、
    前記ユーザーイクイップメントが前記第1のWi−Fiネットワークに接続できると前記Wi−Fiアクセスポイントが判定した場合、前記Wi−Fiアクセスポイントが、前記第1のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成を前記ユーザーイクイップメントに送信するステップであって、前記第1のWi−Fiネットワークの前記ネットワークアクセス構成は前記ユーザーイクイップメントが前記第1のWi−Fiネットワークにアクセスするために用いられる、ステップと、
    含む、方法。
  2. 前記第1のWi−Fiネットワークは、オペレータによって提供されるWi−Fiネットワークまたは別のWi−Fiアクセスポイントによって提供されるWi−Fiネットワークである、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記Wi−Fiアクセスポイントが前記第1のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成を前記ユーザーイクイップメントに送信する前記ステップの後に、
    前記Wi−Fiアクセスポイントが、前記ユーザーイクイップメントが前記第1のWi−Fiネットワークにアクセスしたか否かを問い合わせるか、または、前記Wi−Fiアクセスポイントが、前記ユーザーイクイップメントによって報告され前記ユーザーイクイップメントが前記第1のWi−Fiネットワークにアクセスしたことを示すイベントを受信するステップと、
    前記Wi−Fiアクセスポイントが、前記ユーザーイクイップメントへの接続を切断する工程であって、前記接続は前記第2のWi−Fiネットワークに基づく工程と、前記第1のWi−Fiネットワークへの接続を切断する工程と、スリープモードに入る工程とのうち少なくとも1つを実行するステップと、
    を更に有する、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記Wi−Fiアクセスポイントが前記ユーザーイクイップメントと前記第1のWi−Fiネットワークとの間の前記通信品質に従って前記ユーザーイクイップメントが前記第1のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定する前記ステップは、特に、
    前記第1のWi−Fiネットワークと前記Wi−Fiアクセスポイントとの間の通信品質を検出し、前記第1のWi−Fiネットワークと前記Wi−Fiアクセスポイントとの間の通信品質に従って、前記ユーザーイクイップメントが前記第1のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定するステップ、
    を有する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記通信品質は、受信信号強度(RSSI)、信号対雑音比(SNR)、信号対干渉雑音比(SINR)およびパケット誤り率(PER)のうち少なくとも1つを含む、
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記機能構成は、前記ユーザーイクイップメントおよび前記第1のWi−Fiネットワークによってサポートされる周波数帯域と、前記ユーザーイクイップメントおよび前記第1のWi−Fiネットワークの動作モードとのうち少なくとも1つを含む、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記ネットワークアクセス構成は、サービスセット識別子(SSID)と、暗号化モードと、前記第1のWi−Fiネットワークのパスワードとのうち少なくとも1つを含む、
    請求項1乃至6のいずれか一項に記載の方法。
  8. Wi−Fiアクセスポイントであって、
    予め保存された第1のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成を用いて、前記第1のWi−Fiネットワークにアクセスするように構成されるアクセスモジュールと、
    ユーザーイクイップメントが前記Wi−Fiアクセスポイントによって確立された第2のWi−Fiネットワークにアクセスした後に、前記ユーザーイクイップメントと前記Wi−Fiアクセスポイントとの間の通信品質に従って、且つ、前記第1のWi−Fiネットワークと前記Wi−Fiアクセスポイントとの間の通信品質に従って、前記ユーザーイクイップメントと前記第1のWi−Fiネットワークとの間の前記通信品質を決定し、前記ユーザーイクイップメントが前記第1のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定するように構成される判定モジュールと、
    前記ユーザーイクイップメントが前記第1のWi−Fiネットワークにアクセスできると前記判定モジュールが判定した場合、前記第1のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成を前記ユーザーイクイップメントに送信するように構成される送信モジュールであって、前記第1のWi−Fiネットワークの前記ネットワークアクセス構成は前記ユーザーイクイップメントが前記第1のWi−Fiネットワークにアクセスするために用いられる、送信モジュールと、
    を備える、
    Wi−Fiアクセスポイント。
  9. 前記第1のWi−Fiネットワークは、オペレータによって提供されるWi−Fiネットワークまたは別のWi−Fiアクセスポイントによって提供されるWi−Fiネットワークである、
    請求項8に記載のWi−Fiアクセスポイント。
  10. 前記判定モジュールは更に、前記送信モジュールが前記第1のWi−Fiネットワークの前記ネットワークアクセス構成を前記ユーザーイクイップメントに送信した後、前記ユーザーイクイップメントが前記第1のWi−Fiネットワークにアクセスしたか否かを問い合わせるか、または、前記ユーザーイクイップメントによって報告され前記ユーザーイクイップメントが前記第1のWi−Fiネットワークにアクセスしたことを示すイベントを受信するように構成され、
    前記送信モジュールは、前記ユーザーイクイップメントへの接続を切断する工程であって、前記接続は前記第2のWi−Fiネットワークに基づく工程と、前記第1のWi−Fiネットワークへの接続を切断する工程と、スリープモードに入る工程とのうち少なくとも1つを実行するように構成される、
    請求項8または9に記載のWi−Fiアクセスポイント。
  11. 前記判定モジュールは特に、
    前記第1のWi−Fiネットワークと前記Wi−Fiアクセスポイントとの間の通信品質を検出し、前記第1のWi−Fiネットワークと前記Wi−Fiアクセスポイントとの間の通信品質に従って、前記ユーザーイクイップメントが前記第1のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定するように構成される、
    請求項8乃至10のいずれか一項に記載のWi−Fiアクセスポイント。
  12. 前記通信品質は、受信信号強度(RSSI)、信号対雑音比(SNR)、信号対干渉雑音比(SINR)およびパケット誤り率(PER)のうち少なくとも1つを含む、
    請求項8乃至11のいずれか一項に記載のWi−Fiアクセスポイント。
  13. 前記機能構成は、前記ユーザーイクイップメントおよび前記第1のWi−Fiネットワークによってサポートされる周波数帯域と、前記ユーザーイクイップメントおよび前記第1のWi−Fiネットワークの動作モードとのうち少なくとも1つを含む、
    請求項8乃至12のいずれか一項に記載のWi−Fiアクセスポイント。
  14. 前記ネットワークアクセス構成は、サービスセット識別子(SSID)と、暗号化モードと、前記第1のWi−Fiネットワークのパスワードとのうち少なくとも1つを含む、
    請求項8乃至13のいずれか一項に記載のWi−Fiアクセスポイント。
  15. コンピュータに請求項1乃至7のいずれか一項に記載の方法を実行させるプログラム。
  16. Wi−Fiアクセスポイントであって、
    予め保存された第1のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成を用いて、前記第1のWi−Fiネットワークにアクセスし、ユーザーイクイップメントが前記Wi−Fiアクセスポイントによって確立された第2のWi−Fiネットワークにアクセスした後に、前記ユーザーイクイップメントと前記Wi−Fiアクセスポイントとの間の通信品質に従って、且つ、前記第1のWi−Fiネットワークと前記Wi−Fiアクセスポイントとの間の通信品質に従って、前記ユーザーイクイップメントと前記第1のWi−Fiネットワークとの間の前記通信品質を決定し、前記ユーザーイクイップメントが前記第1のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定するように構成されるプロセッサと、
    前記ユーザーイクイップメントが前記第1のWi−Fiネットワークにアクセスできると前記プロセッサが判定した場合、前記第1のWi−Fiネットワークのネットワークアクセス構成を前記ユーザーイクイップメントに送信するように構成される送信部であって、前記第1のWi−Fiネットワークの前記ネットワークアクセス構成は前記ユーザーイクイップメントが前記第1のWi−Fiネットワークにアクセスするために用いられる、送信部と、
    を備える、
    Wi−Fiアクセスポイント。
  17. 前記第1のWi−Fiネットワークは、オペレータによって提供されるWi−Fiネットワークまたは別のWi−Fiアクセスポイントによって提供されるWi−Fiネットワークである、
    請求項16に記載のWi−Fiアクセスポイント。
  18. 前記プロセッサは更に、前記送信部が前記第1のWi−Fiネットワークの前記ネットワークアクセス構成を前記ユーザーイクイップメントに送信した後、前記ユーザーイクイップメントが前記第1のWi−Fiネットワークにアクセスしたか否かを問い合わせるか、または、前記ユーザーイクイップメントによって報告され前記ユーザーイクイップメントが前記第1のWi−Fiネットワークにアクセスしたことを示すイベントを受信するように構成され、
    前記送信部は、前記ユーザーイクイップメントへの接続を切断する工程であって、前記接続は前記第2のWi−Fiネットワークに基づく工程と、前記第1のWi−Fiネットワークへの接続を切断する工程と、スリープモードに入る工程とのうち少なくとも1つを実行するように構成される、
    請求項16または17に記載のWi−Fiアクセスポイント。
  19. 前記プロセッサは、特に、
    前記第1のWi−Fiネットワークと前記Wi−Fiアクセスポイントとの間の通信品質を検出し、前記第1のWi−Fiネットワークと前記Wi−Fiアクセスポイントとの間の前記通信品質に従って、前記ユーザーイクイップメントが前記第1のWi−Fiネットワークにアクセスできるか否かを判定するように構成される、
    請求項16乃至18のいずれか一項に記載のWi−Fiアクセスポイント。
  20. 前記通信品質は、受信信号強度(RSSI)、信号対雑音比(SNR)、信号対干渉雑音比(SINR)およびパケット誤り率(PER)のうち少なくとも1つを含む、
    請求項16乃至19のいずれか一項に記載のWi−Fiアクセスポイント。
  21. 前記機能構成は、前記ユーザーイクイップメントおよび前記第1のWi−Fiネットワークによってサポートされる周波数帯域と、前記ユーザーイクイップメントおよび前記第1のWi−Fiネットワークの動作モードとのうち少なくとも1つを含む、
    請求項16乃至20のいずれか一項に記載のWi−Fiアクセスポイント。
  22. 前記ネットワークアクセス構成は、サービスセット識別子(SSID)と、暗号化モードと、前記第1のWi−Fiネットワークのパスワードとのうち少なくとも1つを含む、
    請求項16乃至21のいずれか一項に記載のWi−Fiアクセスポイント。
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