JP6224417B2 - ユーザ端末、基地局及び無線通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、次世代の通信システムに適用可能なユーザ端末、基地局及び無線通信方法に関する。
UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)ネットワークにおいて、さらなる高速データレート、低遅延などを目的としてロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)が仕様化された(非特許文献1)。LTEではマルチアクセス方式として、下り回線(下りリンク)にOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)をベースとした方式を用い、上り回線(上りリンク)にSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)をベースとした方式を用いている。また、LTEからのさらなる広帯域化及び高速化を目的として、LTEの後継システム(例えば、LTEアドバンスト又はLTEエンハンスメントと呼ぶこともある(以下、「LTE−A」という))も検討され、仕様化されている(Rel.10/11)。
LTE、LTE−Aシステムの無線通信における複信形式(Duplex−mode)として、上りリンク(UL)と下りリンク(DL)を周波数で分割する周波数分割複信(FDD)と、上りリンクと下りリンクを時間で分割する時間分割複信(TDD)とがある(図1A参照)。TDDの場合、上りリンクと下りリンクの通信に同じ周波数領域が適用され、一つの送受信ポイントから上りリンクと下りリンクが時間で分けられて信号の送受信が行われる。
また、LTE−Aシステム(Rel.10/11)のシステム帯域は、LTEシステムのシステム帯域を一単位とする少なくとも1つのコンポーネントキャリア(CC:Component Carrier)を含んでいる。複数のコンポーネントキャリア(セル)を集めて広帯域化することをキャリアアグリゲーション(CA:Carrier Aggregation)という。
Rel.10/11で導入されたキャリアアグリゲーション(CA)では、複数のCC(セル、送受信ポイントともいう)間で適用されるDuplex−modeは、同一のDuplex−modeに限られている(図1B参照)。一方で、将来の無線通信システム(例えば、Rel.12以降)では、複数CC間で異なるDuplex−mode(TDD+FDD)を適用したCAも想定される(図1C参照)。
また、Rel.10/11では、複数CC間で1つのスケジューラを用いてCAを制御する基地局内CA(Intra−eNB CA)を想定している。かかる場合、各CCにおいて送信されるDLデータ信号(PDSCH信号)に対するPUCCH信号(送達確認信号(ACK/NACK)等)は、特定のCC(プライマルセル(PCell))に多重されて送信される。
しかし、複数CC間で異なるDuplex−mode(TDD+FDD)が適用されるCAにおいて従来のフィードバックメカニズムを用いる場合、上りリンクにおける送達確認信号等の送信を適切に行えなくなるおそれがある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、複数セル間で異なるDuplex−modeを適用してCAを行う場合であっても、上りリンクにおける送信を適切に行うことができるユーザ端末、基地局及び無線通信方法を提供することを目的の一とする。
本発明のユーザ端末は、キャリアアグリゲーションを適用するFDDセル及びTDDセルと通信を行うユーザ端末であって、各セルから送信されるDL信号を受信する受信部と、各DL信号に対する送達確認信号を所定のULサブフレームに割当ててフィードバックするフィードバック制御部と、を有し、前記フィードバック制御部は、TDDセルのULサブフレームの上り制御チャネルに各セルのDL信号の送達確認信号を集約して割当てると共に、FDDセルの全てのDLサブフレームの送達確認信号の割当てが可能となるフィードバックメカニズムを適用し、TDDセルのULサブフレームの上り制御チャネルに多重される送達確認信号のビット数が所定値を超える場合には、FDDセルの複数の送達確認信号を圧縮して多重することを特徴とする。
本発明によれば、複数セル間で異なるDuplex−modeを適用してCAを行う場合であっても、上りリンクにおける送信を適切に行うことができる。
LTE、LTE−AにおけるDuplex−modeと、基地局内CA(Intra−eNB CA)の概要を説明するための図である。 FDD、TDDにおけるDL HARQタイミング(上りA/Nフィードバックタイミング)を説明するための図である。 TDD−FDD CAにおけるA/Nフィードバックタイミングの一例(方法1)を説明するための図である。 TDD−FDD CAにおけるA/Nフィードバックタイミングの他の一例(方法2、方法3)を説明するための図である。 TDD−FDD CAにおける新規HARQタイミング(方法3)の一例を説明するための図である。 TDD−FDD CA(2CC)における新規HARQタイミング(方法3)を行う場合の他の一例を説明するための図である。 TDD−FDD CA(2CC)における新規HARQタイミング(方法3)を行う場合の他の一例を説明するための図である。 第1の態様に係るA/Nバンドリングの一例を説明するための図である。 第1の態様に係る複数のA/NとRMコードとの対応関係の一例を示す図である。 TDDで適用するチャネルセレクションの一例を説明するための図である。 TDDで適用するチャネルセレクションにおけるRMコードとA/Nとの対応関係の一例を示す図である。 TDDで適用するチャネルセレクションにおけるRMコードとA/Nとの対応関係の他の一例を示す図である。 TDDで適用するチャネルセレクションにおけるRMコードとA/Nとの対応関係の他の一例を示す図である。 TDDで適用するチャネルセレクションにおけるRMコードとA/Nとの対応関係の他の一例を示す図である。 TDD−FDD CA(5CC)における新規HARQタイミング(方法3)を行う場合の一例(ケース1)を説明するための図である。 TDD−FDD CA(5CC)における新規HARQタイミング(方法3)を行う場合の他の一例(ケース2)を説明するための図である。 TDD−FDD CA(5CC)における新規HARQタイミング(方法3)を行う場合の他の一例(ケース3)を説明するための図である。 TDD−FDD CA(5CC)における新規HARQタイミング(方法3)を行う場合の他の一例(ケース4)を説明するための図である。 第2の態様に係る新規HARQタイミング(方法3)を行う場合のA/Nバンドリングの一例(ケース1)を説明するための図である。 第2の態様に係る新規HARQタイミング(方法3)を行う場合のA/Nバンドリングの他の一例(ケース2)を説明するための図である。 第2の態様に係る新規HARQタイミング(方法3)を行う場合のA/Nバンドリングの他の一例(ケース3)を説明するための図である。 第2の態様に係る新規HARQタイミング(方法3)を行う場合のA/Nバンドリングの他の一例(ケース4)を説明するための図である。 本実施の形態に係る無線通信システムの一例を示す概略図である。 本実施の形態に係る無線基地局の全体構成の説明図である。 本実施の形態に係る無線基地局の機能構成の説明図である。 本実施の形態に係るユーザ端末の全体構成の説明図である。 本実施の形態に係るユーザ端末の機能構成の説明図である。
上述したように、LTE、LTE−Aシステムでは、Duplex modeとしてFDDとTDDの2つが規定されている(上記図1A参照)。また、Rel.10からは、基地局内CA(Intra−eNB CA)がサポートされている。しかし、Rel.10/11におけるCAは、同一Duplex−mode(FDD+FDD Intra−eNB CA、又はTDD+TDD Intra−eNB CA)に限られていた(上記図1B参照)。
一方で、Rel.12以降のシステムでは、複数CC間で異なるDuplex−mode(TDD+FDD)を適用した基地局内CA(Intra−eNB CA)が想定されている(上記図1C参照)。基地局内CA(Intra−eNB CA)は、複数セル間で1つのスケジューラを用いてスケジューリングを制御する。つまり、ユーザ端末は、送達確認信号(ACK/NACK(以下、「A/N」とも記す))等の上り制御信号(UCI)を特定セル(プライマリセル(PCell))にのみフィードバックすればよい。
一方で、複数CC(セル)間で異なるDuplex−modeを適用してCAを行う場合(TDD−FDD CA)、ユーザ端末がどのようにA/Nフィードバックを行うかが問題となる。例えば、TDD−FDD CAにおいて、各セルが従来のフィードバックメカニズムをそのまま適用することが考えられる。
図2Aは、FDDを適用するセル(以下、「FDDセル」とも記す)においてユーザ端末がPDSCH信号に対するA/Nを従来のタイミングでフィードバックする場合を示している。この場合、ユーザ端末は、PDSCH信号が割当てられたDLサブフレームから所定(例えば、4ms)後のULサブフレームでA/Nをフィードバックする。
図2Bは、TDDを適用するセル(以下、「TDDセル」とも記す)においてユーザ端末がPDSCH信号に対するA/Nを従来のタイミングでフィードバックする場合を示している。この場合、ユーザ端末は、PDSCH信号が割当てられたDLサブフレームにあらかじめ割当てられた(対応づけられた)ULサブフレームでA/Nをフィードバックする。
Rel.10におけるTDDは、ULとDLの構成比率が複数パターン定められており(DL/UL Configuration0-6)、各DL/UL構成においてULサブフレームに割当てられるDLサブフレームが決められている。例えば、図2Bは、DL/UL構成2(DL/UL Config.2)の場合を示しており、各DLサブフレームは所定のULサブフレームに割当てられている(対応付けられている)。図2Bにおいて、各DLサブフレーム(特別サブフレームを含む)に付された番号は、対応するULサブフレームからさかのぼるサブフレーム数を示している。
Rel.10では、CAを適用する場合(図1B参照)もA/Nフィードバックタイミング(DL HARQタイミング)はCAを適用しない場合と同じとなる。Rel.11では、ULとDLの構成比率が異なるTDDセルを複数用いるCAが導入された。この場合は、A/Nフィードバックタイミングは、既存TDDの7種のUL/DL構成比率(DL/UL configuration 0−6)のいずれかと同じものを使用することとなった。すなわち、既存システムでは、FDDのCAではFDDで規定されたA/Nフィードバックタイミングを用い、TDDのCAではTDDで規定されたA/Nフィードバックタイミングのいずれかを用いることとなっていた。但し、ULでCAを適用する場合であっても、PUCCHを用いたA/N送信は特定セル(PCell)でのみ行うことが規定されている。
既存システムでは、FDDとTDD間で異なるA/Nフィードバックタイミングが規定されているため、複数セル(複数CC)間で異なるDuplex−modeを適用してCA(TDD−FDD CA)を行う場合のPUCCH送信方法をどのように行うかが問題となる。
例えば、TDD−FDD CAにおいて、TDDセルがPCell(FDDセルがセカンダリセル(SCell))に設定され、A/Nフィードバック等をPCellのPUCCHのみ用いて行う場合を想定する。つまり、ユーザ端末は、TDDセルのDL信号に対するA/N、FDDセルのDL信号に対するA/Nを、TDDセルのULサブフレームのPUCCHに集約して多重する。この場合のA/Nフィードバックタイミング(HARQタイミング)として、本発明者らは以下の3通りの方法を検討している。
<方法1>
図3Aに、SCellとして設定されるFDDセルのA/Nのフィードバックを、TDDセル(PCell)のDL/UL構成のフィードバックタイミングと同様に行う場合を示す(方法1)。具体的に、図3Aでは、DL/UL構成2(Config2)を適用するTDDセル(PCell)と、FDDセル(SCell)間でCAを行う際に、TDDセル及びFDDセルのA/NフィードバックをTDDのDL/UL構成2のフィードバックタイミングで行う場合を示している。
この場合、ユーザ端末は、FDDセルで送信されるDL信号のA/Nをフィードバックするサブフレーム(TDDセルのULサブフレーム)を無線基地局から指定されなくとも判断することができる。これにより、ユーザ端末に対して新たなシグナリングの通知を不要とすると共に、既存システムの仕組みをリユースすることができる。さらに、TDDセルとFDDセルで、DLスケジューリングとそのA/Nフィードバックタイミングが常に同じであるから、基地局は、セル間のフィードバック遅延のずれを考慮せずにスケジューリングすることが可能となるため、簡易なアルゴリズムでスケジューラを構成することができる。
一方で、方法1のフィードバック方法を用いる場合、SCellとして設定されるFDDセルのDLサブフレームで送信されるDL信号に対応するA/Nを全てフィードバックすることが困難となる。例えば、TDDセルのULサブフレームと時間領域で同一タイミングとなるFDDセルのDLサブフレーム(図3AにおけるSF#2、#7)で送信されるDL信号に対するA/Nをフィードバックすることができない。特に、TDDセル(PCell)がULサブフレームの比率が高いDL/UL構成(例えば、Config0)を適用する場合、方法1ではTDDセルのULサブフレームに対してFDDセルのDLサブフレームの割当てが大きく制限される(図3B参照)。その結果、FDDセルのDLサブフレームの中でA/NフィードバックできるDLサブフレームが低減する。A/NフィードバックができないDLサブフレームにはスケジューリングすることができないため、結果的にDLリソース利用効率が大きく劣化するという問題がある。
<方法2>
図4Aに、FDDセル(SCell)のA/Nを、PCellが設定されるTDDのDL/UL構成のフィードバックタイミングに従うのではなく、他のTDD DL/UL構成のフィードバックタイミングで制御する場合を示す(方法2)。なお、FDDセルがフィードバックタイミングとして適用するTDD DL/UL構成は、参照DL/UL構成(TDD Reference DL/UL configuration)と呼ぶ。
図4Aでは、TDDセル(PCell)がDL/UL構成0のA/Nフィードバックタイミングを適用し、FDDセル(SCell)が参照DL/UL構成としてDL/UL構成2を適用する場合を示している。この場合、TDDセル(PCell)がULサブフレームの比率が高いDL/UL構成(例えば、Config0)を適用する場合であっても、TDDセルのULサブフレームに対するFDDセルのDLサブフレームの割当ての制限を緩和することができる。なお、FDDセルに適用する参照DL/UL構成は、TDD−FDD CA端末に対して上位レイヤ等により設定(Configure)しても良いし、あらかじめTDDセル(PCell)のDL/UL構成比率などに応じて定められたものとしても良い。
このように、FDDセルに対して参照DL/UL構成を適用することにより、TDDセルのDL/UL構成に関わらず、FDDセルのA/Nフィードバックタイミングを柔軟に制御することが可能となる。但し、図4Aに示す場合も、参照DL/UL構成においてULが設定されるサブフレーム(図4AにおけるSF#2、#7)のA/Nフィードバック設定されないため、当該サブフレームへのDLスケジューリングが不可能となってしまう。既存のTDDにおける7つの参照DL/UL構成では、UL比率が10%〜60%であり、その分だけDL割り当てができないことになる。
<方法3>
図4Bに、TDD−FDD CA(TDDがPCell)において、TDDセルのULサブフレームに対してFDDセルの全てのDLサブフレームに対するA/Nの割当てが可能となるフィードバック方法(フィードバックメカニズム)を示す(方法3)。図4Bでは、TDDセル(PCell)がDL/UL構成2のA/Nフィードバックタイミングを適用し、FDDセル(SCell)がDL/UL構成2をベース(基準)として、FDDセルの全てのDLサブフレームにおけるA/Nの割当てが可能となるフィードバックタイミング(DL/UL構成2+α)を適用している。
つまり、DL/UL構成2でULが設定されるサブフレーム(図4BにおけるFDDセルのSF#2、#7)に対してもA/Nフィードバックを行う。なお、当該サブフレーム(SF#2、#7)のA/Nのフィードバック先としては、例えば、隣接サブフレームと同じフィードバック先とすることができる。なお、図4Bに示す方法3では、FDDセルのA/Nフィードバックタイミングとして、DL/UL構成をベースとして利用する場合を示しているが、本実施の形態はこれに限られない。FDDセルの全てのDLサブフレームにおけるA/Nの割当てが可能となるフィードバックメカニズムであれば適用可能である。
このように、本発明者らは、TDD−FDD CAにおいて、SCellが設定されるFDDセルのA/Nフィードバック(DLサブフレームの割当て)制限を抑制すると共に、A/Nフィードバックタイミングの柔軟性を図るために、A/Nフィードバックタイミング(A/Nフィードバックメカニズム)を新たに定義することを検討している。
方法3に示す新規A/Nフィードバックメカニズム(新規HARQタイミング)により、TDD−FDD CAにおいて、TDDセルがPCellに設定され、PCellのPUCCHのみ用いてA/N送信を行う場合であっても、FDDセルのDLサブフレームで送信される全てのDL信号に対応するA/Nフィードバックが可能となる。これにより、基地局は、方法1や方法2と比較して、DLデータ信号(PDSCH信号)の割当てを柔軟に制御することが可能となる。
一方で、FDDセルの全てのDLサブフレームに対するA/Nを、TDDセルの所定のULサブフレームに集約してフィードバックする場合、既存システムのPUCCHフォーマットで送信可能なビット数より大きくなる場合がある。かかる場合、ユーザ端末は、A/Nフィードバックを適切に行えなくなるおそれがある。以下に、本実施の形態で利用可能なPUCCHフォーマットについて説明する。
<PUCCHフォーマット>
既存システムでは、送達確認信号(A/N信号)やチャネル品質情報(CQI)等の上り制御信号のPUCCH送信として、複数のフォーマット(PUCCHフォーマット)が規定されている。
FDDセルにおいてCAを適用しない場合(Non−CA)、各ユーザ端末から1サブフレームでフィードバックされるA/Nは1〜2ビットとなる。この場合、ユーザ端末は、PUCCHフォーマット1a/1bを適用して、1又は2ビットのA/NをBPSK又はQPSKを利用して(BPSK又はQPSK変調して)送信する。
FDDセルにおいてCA(2CC)を適用する場合、各ユーザ端末から1サブフレームでフィードバックされるA/Nは最大4ビット必要となる。この場合、ユーザ端末は、PUCCHフォーマット1bに基づくチャネルセレクション(PUCCH format 1b with channel selection)を適用して、最大4ビットのA/Nを送信することができる。
PUCCHフォーマット1bに基づくチャネルセレクション(以下、単に「チャネルセレクション」とも記す)では、最大4ビットのA/Nを、複数のPUCCHリソース候補とQPSKシンボルを用いて表現する。ユーザ端末は、各セルのA/Nの内容に応じて、所定のPUCCHリソース/QPSKシンボル点を選択してフィードバックする。
また、FDDセルにおいて3CC以上のCAを適用する場合、各ユーザ端末から1サブフレームでフィードバックされるA/Nは最大10ビット(5CCの場合)必要となる。この場合、ユーザ端末は、PUCCHフォーマット3を適用して、最大10ビットのA/Nを送信することができる。
TDDでは、複数のDLサブフレームにそれぞれ対応するA/Nを1つのULサブフレームに割当てるため、CAを適用しない場合(Non−CA)であっても、2ビットを超えるA/Nフィードバックが必要となる。そのため、TDDでは、複数のDLサブフレームのA/Nをまとめて1つのA/NとみなすA/Nバンドリングがサポートされている。また、TDDでは、CAを適用しない場合であっても、上記PUCCHフォーマット1bに基づくチャネルセレクションやPUCCHフォーマット3を設定することも可能となっている。
また、TDDでは、各CCにおいて複数のDLサブフレーム分のA/Nを1つのULで送信する。このため、TDDセルにおいてCA(2CC)を適用する場合、1つのULサブフレームに多重されるA/Nが4ビットを超える場合がある。例えば、TDDにおいてDL/UL構成2をCA(2CC)する場合、1つのULでフィードバックすべきA/Nは、最大で16ビット(4サブフレーム×2CW×2CC)となる。上述したように、既存システムのTDDでは、4ビットを超える場合に、A/Nの空間バンドリング(Bundling)を適用して2CW分を1ビットのA/Nとすることがサポートされている。
ユーザ端末は、A/Nの空間バンドリングを適用することにより、1つのULサブフレームでフィードバックするA/Nを最大8ビット(=16/2)とすることができる。さらにTDDのPUCCHフォーマット1bに基づくチャネルセレクションでは、前記最大8ビットのA/Nを符号系列(RM Code input Bits)を利用することによりFDDと同じ4ビットに変換する。このようにすることで、より多いA/Nビットのフィードバックをサポートすることができる。
一方、TDDセルにおいて3CC以上のCAを適用する場合、各ユーザ端末から1サブフレームでフィードバックされるA/Nは最大20ビット(5CCの場合)必要となる。このため、TDDセルにおける既存のPUCCHフォーマット3では、最大20ビットのA/Nフィードバックをサポートしている。
このように、TDDセルでは、2CCのCAを行う場合、ユーザ端末は、PUCCHフォーマット1bに基づくチャネルセレクションを適用することにより、最大8ビット(例えば、各セル4ビット)までのA/Nをフィードバックすることができる。また、3CC以上のCA(例えば、5CC)を行う場合、ユーザ端末は、PUCCHフォーマット3を適用することにより、最大20ビット(例えば、各セル4ビット)までのA/Nをフィードバックすることができる。
一方で、上述したように、TDD−FDD CAにおいて、新規HARQタイミング(上記方法3)を適用する場合、ULサブフレームに割当てられるA/Nのビット数が既存のPUCCHフォーマットでサポート可能なビット数より大きくなるおそれがある。例えば、TDD−FDD CA(2CC)において新規HARQタイミング(上記方法3)を適用する場合、図5に示すように、TDDセルのULサブフレームに多重されるFDDセルの複数のA/Nのビット数の合計が所定値(例えば、4ビット)より大きくなる。その結果、ユーザ端末はチャネルセレクションを適用してA/Nフィードバックを行うことができなくなる。
なお、図5Aは、TDDセル(PCell)がDL/UL構成2のA/Nフィードバックタイミングを適用し、FDDセル(SCell)がDL/UL構成2をベースとした新規HARQタイミング(上記方法3)を適用する場合を示している。また、図5Bは、TDDセル(PCell)がDL/UL構成4のA/Nフィードバックタイミングを適用し、FDDセル(SCell)がDL/UL構成4をベースとした新規HARQタイミング(上記方法3)を適用する場合を示している。
また、TDD−FDD CA(3CC以上)において新規HARQタイミング(上記方法3)を適用する場合、1つのFDDセルから4ビットを超える(例えば、5ビット)のA/NをTDDセルのULサブフレームに多重すると合計で20ビットより大きくなる。この場合、ユーザ端末はPUCCHフォーマット3を適用してA/Nフィードバックを行うことができなくなる。
このように、本発明者らは、TDD−FDD CAにおいて、TDDセルがPCell(FDDセルがSCell)に設定され、PCellのPUCCHに各セルのA/Nを集約して割当てる場合に、新規A/Nフィードバックメカニズム(上記方法3)を適用すると、既存のPUCCHフォーマットが適用できなくなる場合が生じることを見出した。
そこで本発明者らは、TDD−FDD CAにおいて、TDDセルのULサブフレームに複数CC(TDDセル及びFDDセル)のA/Nを集約して割当ててフィードバックする場合に、新規A/Nフィードバックメカニズムを適用すると共に、TDDセルのULサブフレームのPUCCHに多重するA/Nビット数が所定値を超える場合には、FDDセルの複数のA/Nを圧縮することを着想した。
送達確認信号の圧縮方法としては、A/Nバンドリングを利用する方法、及び/又は、TDDのチャネルセレクションで利用する符号系列(RM Code input Bits)をFDDセルの複数のA/Nに対して新たに定義して利用することができる。例えば、同一のULサブフレームに割当てられるFDDセルの複数のDLサブフレームにそれぞれ対応する送達確認信号に対して、時間方向にA/Nバンドリングを適用する。又は、同一のULサブフレームに多重される所定値を超えたFDDセルの複数の送達確認信号の組み合わせに対して、新規の符号系列ビットを定義して、チャネルセレクションを適用する。
このように、TDD−FDD CA(TDDがPCell)において、新規HARQタイミング(上記方法3)を適用することにより、TDDセルのULサブフレームに対して全てのFDDセルのDLサブフレーム割当てを可能とする。さらに、新規HARQタイミングを適用する場合であっても、TDDセルのULサブフレームに多重されるA/Nビット数が所定値以下となるように(所定値を超えないように)、SCellのA/Nを圧縮することにより、既存のPUCCHフォーマットの適用が可能となる。
以下に、本実施の形態にかかる具体的なA/Nフィードバック制御について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明では、FDDセルが利用する新規HARQタイミングとして、DL/UL構成2又はDL/UL構成4をベースとする場合を例に挙げて説明するが、本実施の形態で適用可能な新規HARQタイミングはこれに限られない。また、本実施の形態は、基地局内CA(TDD−FDD CA)に限られず、複数セル毎にスケジューラが独立して設けられ、各セルでそれぞれスケジューリングを制御する基地局間CA(TDD−FDD CA)にも適用可能である。
(第1の態様)
第1の態様では、TDD−FDD CAにおいて、2CCまでのA/Nフィードバック方法について説明する。なお、以下の説明では、TDDセルがPCell(FDDセルがSCell)として設定され、TDDセルのULサブフレームの上り制御チャネルに複数CC(TDDセル及びFDDセル)のA/Nを集約して割当ててPUCCH送信を行う場合を示す。さらに、ユーザ端末が、新規HARQタイミング(上記方法3)を適用する場合について説明する。
図6Aは、DL/UL構成2を適用するTDDセル(PCell)と、FDDセル(SCell)とのCAにおいて、FDDセルにTDDセルで適用するDL/UL構成2を基準とした新規HARQタイミングを適用する場合を示している。図6Bは、DL/UL構成0を適用するTDDセル(PCell)と、FDDセル(SCell)とのCAにおいて、FDDセルにTDDセルとは異なるDL/UL構成2を基準とした新規HARQタイミングを適用する場合を示している。なお、図6では、FDDセルについてULサブフレームを省略している。
また、図7Aは、DL/UL構成4を適用するTDDセル(PCell)と、FDDセル(SCell)とのCAにおいて、FDDセルにTDDセルで適用するDL/UL構成4を基準とした新規HARQタイミングを適用する場合を示している。図7Bは、DL/UL構成0を適用するTDDセル(PCell)と、FDDセル(SCell)とのCAにおいて、FDDセルにTDDセルとは異なるDL/UL構成4を基準とした新規HARQタイミングを適用する場合を示している。
図6A、Bに示す場合、TDDセルの特定のULサブフレーム(SF#2)の上り制御チャネルに割当てられるFDDセルのDLサブフレーム数が所定値(例えば、4)より大きくなる。その結果、TDDセルの特定のULサブフレーム(SF#2)の上り制御チャネルに多重するFDDのA/Nが所定値(例えば、4ビット)より大きくなる。この場合、PUCCHフォーマット1bに基づくチャネルセレクションを適用することができなくなる。
同様に、図7A、Bに示す場合も、TDDセルの特定のULサブフレーム(SF#2)に多重するFDDセルの複数のDLサブフレームのA/Nが所定値(例えば、4ビット)より大きくなる。この場合、PUCCHフォーマット1bに基づくチャネルセレクションを適用することができなくなる。
そのため、本実施の形態では、TDDセルのULサブフレームに多重されるA/Nのビット数が所定値を超えないように、FDDセルの複数のA/Nを圧縮する。つまり、ユーザ端末は、TDDセルのULサブフレームに多重されるA/Nのビット数に応じて、SCellのA/Nの圧縮を制御する。以下に、A/Nの圧縮方法として、A/Nバンドリングを利用する場合(圧縮方法1)と、TDDのチャネルセレクションで利用する符号系列(RM Code input Bits)を利用する場合(圧縮方法2)について説明する。
(圧縮方法1)
圧縮方法1では、各セル(例えば、SCellが設定されるFDDセル)において、特定のULに多重する複数のA/Nが所定ビット(例えば、4ビット)を超える場合に時間方向にA/Nバンドリングを適用する。例えば、ULサブフレームに多重するA/Nが5ビットの場合(ULサブフレームに割当てられるDLサブフレーム数が5の場合)、一部のA/Nに対してA/Nバンドリングを適用して所定値以下とする(図8参照)。
図8では、TDDのULサブフレームに割当てられるFDDのDLサブフレームが5の場合を想定している。この場合、ユーザ端末は、複数のDLサブフレームから一部のDLサブフレームのA/Nを選択して、A/Nバンドリングを適用することによりA/Nを5ビットから4ビットに圧縮している。なお、図8では、時間領域において後方に配置される2つのサブフレームのA/NにA/Nバンドリングを適用する場合を示しているが、A/Nバンドリングを適用するサブフレームはこれに限られない。ただし、あらかじめ定められたサブフレームのA/Nをバンドリングするようにしておくことで、基地局がDLスケジューリングする際に、A/Nバンドリングされるサブフレームには重要ではないデータを配置し、バンドリングされないサブフレームにより重要なデータを配置する、といった制御が可能となる。
A/Nバンドリングでは、バンドリングするA/Nの中で一つでもNACK(又は、DTX)があればNACKとし、全てがACKである場合にACKと判断する。なお、A/Nバンドリングにより、複数のA/Nビットを所定値以下に圧縮した後は、既存のA/Nフィードバックを適用することができる。基地局では、ユーザ端末がバンドリングした結果がNACKであった場合、2つのサブフレーム両方を再送する。
なお、A/Nを上りデータ(PUSCH信号)と同時にフィードバックする場合には、A/NをPUSCHに多重してフィードバックすることができる。PUCCHと比較してPUSCHのリソース容量は大きいため、上りデータ信号(PUSCH信号)を送信する場合、ユーザ端末は、多重するA/Nビット数が所定値を超える場合であっても、A/Nバンドリングを適用せずに、PUSCHに複数のA/Nを多重してフィードバックすることが好ましい。
例えば、上記図6に示す場合、TDDセルの特定のULサブフレーム(SF#2)に対して、FDDセルの複数のDLサブフレーム(SF#4、#5、#6、#7、#8)が割当てられる。したがって、ユーザ端末は、当該複数のDLサブフレームのうち、一部のDLサブフレームのA/Nに対して、時間方向にA/Nバンドリングを適用する。例えば、ユーザ端末は、FDDセルの複数のDLサブフレーム(SF#4、#5、#6、#7、#8)全てにDL信号が割当てられている場合、SF#7、#8に対してA/Nバンドリングを適用して、A/Nビット数を4ビットに圧縮する。なお、多重するA/N数が所定値以下である場合(SF#4〜#8のいずれかにDL信号がスケジューリングされない場合等)には、ユーザ端末は、A/Nを圧縮せず(A/Nバンドリングを行わず)にA/Nをフィードバックする。
また、上記図7に示す場合、TDDセルの特定のULサブフレーム(SF#2)に対して、FDDセルの複数のDLサブフレーム(SF#0、#1、#2、#3、#4、#5)が割当てられる。したがって、ユーザ端末は、当該複数のDLサブフレーム(SF#0、#1、#2、#3、#4、#5)のうち、一部のDLサブフレームのA/Nに対して、時間方向にA/Nバンドリングを適用する。例えば、TDDセルのPUCCHに多重するFDDセルのA/Nビット数が6ビットである場合、3つのA/Nの組み合わせを選択してA/Nバンドリングを適用してもよいし(3ビットから1ビットへ圧縮)、2つのA/Nの組み合わせを2組選択してA/Nバンドリングを適用してもよい(2ビットから1ビットへ圧縮×2)。
このように、ULサブフレームに多重するA/Nのビット数が所定値を超える場合であっても、複数のA/Nに対してA/Nバンドリングを適用してビット数を所定値以下に圧縮して多重する。これにより、新規HARQタイミングを適用する場合であっても、PUCCHフォーマット1bに基づくチャネルセレクションを適用することが可能となる。
(圧縮方法2)
圧縮方法2では、特定のULサブフレームに多重する複数のA/Nが所定ビット(例えば、4ビット)を超える場合に、A/Nの組み合わせ(A/Nの状態)に対して、TDDのチャネルセレクションで利用する符号系列(RM Code input Bits)を新たに定義してフィードバックを行う(図9参照)。
まず、TDDのチャネルセレクションで利用する符号系列(RM Code input Bits)について図10を参照して説明する。TDDでは、各CCにおいてそれぞれ最大4ビットまでのA/Nをフィードバックすることがサポートされている。この場合、まず、各CC(PCell、SCell)のA/Nの組み合わせを所定の符号系列(RM Code input Bits)に割当てる(ステップ1)。
なお、各A/Nの組み合わせに対応する符号系列のビットはあらかじめ定義されている。図11は、3つのA/Nの組み合わせと、符号系列との関係を示したテーブルである。A/Nの組み合わせとしては、最初に送信されるPDSCHに対する再送制御判定から、ACKが連続する数に応じて分類されている。つまり、A/Nが3ビット(3つのA/N組み合わせ)の場合には、最初に送信されるPDSCHからACKが連続する数は、0、1、2、3の4状態となる。具体的に、最初に送信されるPDSCHからACKが3つ連続する場合は‘11’、ACKが2つ連続する場合は‘10’、ACKが1つの場合は‘00’、最初に送信されるPDSCHがACKでない場合は‘00’の符号系列を割当てることができる。
図12は、4つのA/Nの組み合わせと、符号系列との関係を示したテーブルである。この場合、最初に送信されるPDSCHからACKが連続する数は、0、1、2、3、4の5状態ある。符号系列のビット数を2とする場合、5状態のうち2状態を重複して定義する必要がある。
例えば、最初に送信されるPDSCHからACKが4つ連続する場合は‘01’、ACKが3つ連続する場合は‘11’、ACKが2つ連続する場合は‘10’、ACKが1つの場合は‘01’、最初に送信されるPDSCHがACKでない場合は‘00’の符号系列が割当てられる。つまり、ACKが4つ連続する場合とACKが1つの場合(連続しない場合)が同じ符号系列‘01’で定義されている。
このように、各CCの複数のA/N(3ビット又は4ビット)の組み合わせを所定の符号系列(RM Code input Bits)に割当ててそれぞれ2ビットで表現することができる。図10では、ステップ1において、PCellにおけるA/N組み合わせ(A,A,N/D,any)が符号系列‘1,0’に割当てられ、SCellにおけるA/N組み合わせ(A,A,A,N/D)が符号系列‘1,1’に割当てられる場合を示している。つまり、PCellとSCellのA/Nは、‘1011’となる。
続いて、ユーザ端末は、各セルのA/Nの内容に応じた所定のPUCCHリソース/QPSKシンボル点に、符号系列(RM Code input Bits)を多重してフィードバックする(ステップ2)。つまり、ユーザ端末は、A/Nの内容に応じた所定のPUCCHリソース、QPSKシンボル点及び符号系列を組み合わせてA/Nフィードバックを行う。
本実施の形態では、ULサブフレームに対して、所定値(例えば、4ビット)を超えて割当てられるFDDセルの複数のA/Nの組み合わせに対して、新規の符号系列(RM Code input Bits)ビットを定義して、チャネルセレクションを適用する。例えば、ULサブフレームに対して多重されるFDDセルのA/Nが所定値を超える場合に、当該A/Nの組み合わせに対して新たに定義された符号系列(RM Code input Bits)を割当てる(図9参照)。
図9では、TDDのULサブフレームに多重するFDDセルのA/Nが5ビットである場合(例えば、図6A参照)に、当該5ビットのA/Nに対して、符号系列‘10’を割当てる。一方で、TDDセルでは、多重するA/Nが4ビットであるため、上記図12に示したテーブルを参照して符号系列‘11’を割当てる。つまり、ユーザ端末は、A/Nビット数が所定値を超える場合(Problematic case)に新たに定義した符号系列を割当て、A/Nビット数が所定値以下である場合には上記図11、図12で定義された符号系列を割当てる。
このように、ユーザ端末は、ULサブフレームに対して所定値以下のビット数で割当てられる第1のA/Nの組み合わせと、所定値より大きいビット数で割当てられる第2のA/Nの組み合わせに対して、それぞれ異なるテーブルを参照して2ビットの符号系列を割当てる。第2のA/Nの組み合わせに対して利用するテーブルの一例を図13、14に示す。
図13、図14は、5つのA/N組み合わせ(5ビット)と、符号系列(2ビット)との対応関係を示している。この場合、最初に送信されるPDSCHからACKが連続する数は、0、1、2、3、4、5の6状態ある。符号系列のビット数を2とする場合、6状態のうち少なくとも2状態を重複して定義する必要がある。
図13は、符号系列の1つ(‘01’)を、3つのA/Nの組み合わせを重複して定義した場合を示している。具体的には、最初に送信されるPDSCHからACKが5つ連続する場合、ACKが4つ連続する場合、及びACKが1つの場合(連続しない場合)が同じ符号系列‘01’で定義されている(オプション1)。このように定義することにより、‘01’以外の符号系列で定義されるA/Nの組み合わせを変えずにA/Nが5ビットの場合を運用することが可能となる。言い換えれば、既存のアルゴリズムからの変更点を最小として5ビットのA/Nを適用可能となるため、端末や基地局の実装負荷を減らすことができるという利点がある。
図14は、符号系列の2つ(‘10’、‘01’)を、それぞれ2つのA/Nの組み合わせを重複して定義した場合を示している。具体的には、最初に送信されるPDSCHからACKが5つ連続する場合、及びACKが1つの場合(連続しない場合)が同じ符号系列‘01’で定義され、最初に送信されるPDSCHからACKが4つ連続する場合、及びACKが2つ連続する場合が同じ符号系列‘10’で定義されている(オプション2)。このように定義することにより、1つの符号系列で表すA/Nの組み合わせが重複する数を最小とできるため、実際に端末が受信したA/Nをより正確に基地局に伝達できるという利点がある。
なお、本実施の形態では、A/Nの組み合わせと符号系列の対応関係は、図13、図14に示した場合に限られない。
(第2の態様)
第2の態様では、TDD−FDD CAにおいて、3CC以上のA/Nフィードバック方法について説明する。なお、以下の説明では、TDDセルがPCell(FDDセルがSCell)として設定され、TDDセルのULサブフレームの上り制御チャネルに複数CC(TDDセル及びFDDセル)のA/Nを集約してPUCCH送信を行う場合を示す。さらに、ユーザ端末が、新規HARQタイミング(上記方法3)を適用する場合について説明する。
まず、3CC以上(例えば、5CC)でCAを行う場合に、新規HARQタイミングの適用によりTDDセルの特定のULサブフレームに割当てられるA/Nビット数が20ビットを超える場合について、4つのケースを例に挙げて説明する(図15〜図18参照)。なお、図15〜図18では、FDDセルについてULサブフレームを省略し、DLサブフレームのみ示している。
<ケース1>
図15は、DL/UL構成2を適用するTDDセル(PCell)と、FDDセル(SCell1〜4)とのCAにおいて、FDDセルにTDDセルで適用するDL/UL構成2を基準とした新規HARQタイミングを適用する場合を示している。この場合、TDDセルの特定のULサブフレーム(SF#2)の上り制御チャネルに割当てられる各CCのFDDセルのDLサブフレーム数が所定値(例えば、4)より大きくなる(ここでは、各SCellでDLサブフレーム数が5)。その結果、TDDセルの特定のULサブフレーム(SF#2)の上り制御チャネルに多重するTDDセル及び複数のFDDのA/Nのビット数が所定値(例えば、20ビット)より大きくなる(ここでは、24ビット)。この場合、PUCCHフォーマット3を適用することができなくなる。
<ケース2>
図16は、DL/UL構成0を適用するTDDセル(PCell)と、FDDセル(SCell1〜4)とのCAにおいて、FDDセルにTDDセルとは異なるDL/UL構成2を基準とした新規HARQタイミングを適用する場合を示している。この場合、TDDセルの特定のULサブフレーム(SF#2)の上り制御チャネルに割当てられる各CCのFDDセルのDLサブフレーム数が所定値より大きくなる(ここでは、各SCellでDLサブフレーム数が5)。その結果、TDDセルの特定のULサブフレーム(SF#2)の上り制御チャネルに多重するTDDセル及び複数のFDDのA/Nのビット数が所定値より大きくなり(ここでは、21ビット)、PUCCHフォーマット3を適用することができなくなる。
<ケース3>
図17は、DL/UL構成4を適用するTDDセル(PCell)と、FDDセル(SCell1〜4)とのCAにおいて、FDDセルにTDDセルで適用するDL/UL構成4を基準とした新規HARQタイミングを適用する場合を示している。この場合、TDDセルの特定のULサブフレーム(SF#2)の上り制御チャネルに割当てられる各CCのFDDセルのDLサブフレーム数が所定値より大きくなる(ここでは、各SCellでDLサブフレーム数が6)。その結果、TDDセルの特定のULサブフレーム(SF#2)の上り制御チャネルに多重するTDDセル及び複数のFDDのA/Nのビット数が所定値より大きくなり(ここでは、28ビット)、PUCCHフォーマット3を適用することができなくなる。
<ケース4>
図18は、DL/UL構成0を適用するTDDセル(PCell)と、FDDセル(SCell1〜4)とのCAにおいて、FDDセルにTDDセルとは異なるDL/UL構成4を基準とした新規HARQタイミングを適用する場合を示している。この場合、TDDセルの特定のULサブフレーム(SF#2)の上り制御チャネルに割当てられる各CCのFDDセルのDLサブフレーム数が所定値より大きくなる(ここでは、各SCellでDLサブフレーム数が6)。その結果、TDDセルの特定のULサブフレーム(SF#2)の上り制御チャネルに多重するTDDセル及び複数のFDDのA/Nのビット数が所定値より大きくなり(ここでは、25ビット)、PUCCHフォーマット3を適用することができなくなる。
そのため、本実施の形態では、TDDセル(PCell)のULサブフレームに多重されるA/Nのビット数が所定値を超えないように、各CC(例えば、複数のFDDセル)のA/Nをそれぞれ圧縮する。つまり、ユーザ端末は、TDDセルのULサブフレームに多重されるA/Nのビット数に応じて、各SCellのA/Nの圧縮を制御する。以下に、上記ケース1〜ケース4に本実施の形態を適用する場合について説明する。
<ケース1>
図19は、上記図15に示した新規HARQタイミングを適用する場合に、TDDの特定のULサブフレーム(SF#2)に割当て可能な各SCell(FDDセル)のDLサブフレーム(SF#4、#5、#6、#7、#8)のうち、一部のDLサブフレームのA/Nに対して時間方向にA/Nバンドリングを適用する場合を示している。なお、A/Nバンドリングを適用するDLサブフレームは、CC毎に制御することができる。ここでは、各SCellに対して、DLサブフレーム7、8のA/Nに対してA/Nバンドリングを適用する場合を示している。これにより、新規HARQタイミングを適用する場合であっても、ユーザ端末はPUCCHフォーマット3を適用してA/Nフィードバックを行うことができる。
<ケース2>
図20は、上記図16に示した新規HARQタイミングを適用する場合に、TDDの特定のULサブフレーム(SF#2)に割当て可能な各SCell(FDDセル)のDLサブフレーム(SF#4、#5、#6、#7、#8)のうち、一部のセルのDLサブフレームのA/Nに対して時間方向にA/Nバンドリングを適用する場合を示している。ここでは、SCell1に対して、DLサブフレーム7、8のA/Nに対してA/Nバンドリングを適用し、SCell2〜SCell4については、A/Nバンドリングを行わない。つまり、TDDセルにおけるA/Nビット数が1であるため、5CCのA/Nビット数が20を超えない範囲で、各SCellのA/Nビット数を4ビットより大きくすることができる。
A/Nバンドリング適用の優先順位としては、セカンダリセル(FDDセル)をプライマリセル(TDDセル)より優先する。また、セカンダリセルが複数ある場合には、セカンダリセルに付されたインデックス番号順にA/Nバンドリングの適用を決定することができる。なお、セカンダリセルの一部にTDDセルが設定される場合には、FDDセルをTDDセルより優先してA/Nバンドリングを適用することができる。これにより、優先順位を示す新たな上位レイヤシグナリングを導入せずにA/Nバンドリング適用の優先順位を決めることができる。
一方、A/Nバンドリング適用の優先順位を示す新たな上位レイヤシグナリングを導入しても良い。これにより、CAにおけるセルの優先順位を示すプライマリ・セカンダリの関係と、セカンダリセルのインデックス番号とは独立してA/Nバンドリングの適用順位を指定することができる。マクロセルとスモールセルでCAを行う図1Bおよび図1Cのような環境では、広帯域・大容量なセルが常にプライマリセルである場合や、インデックス番号が若いとは限らず、最新の(つまり最後に追加された)セカンダリセルが一番大容量である場合も考えられる。したがって、A/Nバンドリング適用の優先順位をセルの優先順位とは異なる設定にできるようにすることで、より柔軟なCA運用が可能となる。
<ケース3>
図21は、上記図17に示した新規HARQタイミングを適用する場合に、TDDの特定のULサブフレーム(SF#2)に割当て可能な各SCell(FDDセル)のDLサブフレーム(SF#0、#1、#2、#3、#4、#5)のうち、一部のDLサブフレームのA/Nに対して時間方向にA/Nバンドリングを適用する場合を示している。ここでは、各SCellに対して、DLサブフレーム3、4、5のA/Nに対してA/Nバンドリングを適用する場合を示している。これにより、新規HARQタイミングを適用する場合であっても、ユーザ端末はPUCCHフォーマット3を適用してA/Nフィードバックを行うことができる。なお、A/Nバンドリングを適用するDLサブフレームの組み合わせは図21に示した場合に限られない。
<ケース4>
図22は、上記図18に示した新規HARQタイミングを適用する場合に、TDDの特定のULサブフレーム(SF#2)に割当て可能な各SCell(FDDセル)のDLサブフレーム(SF#0、#1、#2、#3、#4、#5)のうち、所定CCにおける一部のDLサブフレームのA/Nに対して時間方向にA/Nバンドリングを適用する場合を示している。ここでは、SCell1に対して、DLサブフレーム3、4、5のA/Nに対してA/Nバンドリングを適用し、SCell2〜SCell4に対して、DLサブフレーム4、5のA/Nに対してA/Nバンドリングを適用する。つまり、TDDセルにおけるA/Nビット数が1であるため、5CCのA/Nビット数が20を超えない範囲で、各SCellのA/Nビット数を4ビットより大きくすることができる。なお、A/Nバンドリングを適用するDLサブフレームの組み合わせは図22に示した場合に限られない。
このように、図19〜図22に示すように、新規HARQタイミングによってTDDの特定のULサブフレームに割当て可能となるFDDセルのDLサブフレーム数が所定値より大きくなる場合であっても、FDDセルの一部のDLサブフレームのA/Nに対してA/Nバンドリングを適用する。これにより、新規HARQタイミングを適用する場合であっても、PUCCHフォーマット3を適用することが可能となる。
(無線通信システムの構成)
以下、本実施の形態に係る無線通信システムの一例について、詳細に説明する。
図23は、本実施の形態に係る無線通信システムの概略構成図である。なお、図23に示す無線通信システムは、例えば、LTEシステム或いは、SUPER 3Gが包含されるシステムである。この無線通信システムでは、LTEシステムのシステム帯域幅を1単位とする複数の基本周波数ブロック(コンポーネントキャリア)を一体としたキャリアアグリゲーション(CA)が適用することができる。また、この無線通信システムは、IMT−Advancedと呼ばれても良いし、4G、FRA(Future Radio Access)と呼ばれても良い。
図23に示す無線通信システム1は、マクロセルC1を形成する無線基地局11と、マクロセルC1内に配置され、マクロセルC1よりも狭いスモールセルC2を形成する無線基地局12a及び12bとを備えている。また、マクロセルC1及び各スモールセルC2には、ユーザ端末20が配置されている。ユーザ端末20は、無線基地局11及び無線基地局12の双方に接続すること(dual connectivity)ができる。また、無線基地局11と無線基地局12間で基地局内CA(Intra−eNB CA)、又は基地局間CA(Inter−eNB CA)が適用される。また、無線基地局11と無線基地局12の一方はFDDを適用し、他方はTDDを適用することができる。
ユーザ端末20と無線基地局11との間は、相対的に低い周波数帯域(例えば、2GHz)で帯域幅が狭いキャリア(既存キャリア、Legacy carrier等と呼ばれる)を用いて通信が行なわれる。一方、ユーザ端末20と無線基地局12との間は、相対的に高い周波数帯域(例えば、3.5GHz等)で帯域幅が広いキャリアが用いられてもよいし、無線基地局11との間と同じキャリアが用いられてもよい。ユーザ端末20と無線基地局12間のキャリアタイプとしてニューキャリアタイプ(NCT)を利用してもよい。無線基地局11と無線基地局12(又は、無線基地局12間)は、有線接続(Optical fiber、X2インターフェース等)又は無線接続されている。
無線基地局11及び各無線基地局12は、それぞれ上位局装置30に接続され、上位局装置30を介してコアネットワーク40に接続される。なお、上位局装置30には、例えば、アクセスゲートウェイ装置、無線ネットワークコントローラ(RNC)、モビリティマネジメントエンティティ(MME)等が含まれるが、これに限定されるものではない。また、各無線基地局12は、無線基地局11を介して上位局装置に接続されてもよい。
なお、無線基地局11は、相対的に広いカバレッジを有する無線基地局であり、eNodeB、マクロ基地局、送受信ポイントなどと呼ばれてもよい。また、無線基地局12は、局所的なカバレッジを有する無線基地局であり、スモール基地局、ピコ基地局、フェムト基地局、Home eNodeB、マイクロ基地局、送受信ポイントなどと呼ばれてもよい。以下、無線基地局11及び12を区別しない場合は、無線基地局10と総称する。各ユーザ端末20は、LTE、LTE−Aなどの各種通信方式に対応した端末であり、移動通信端末だけでなく固定通信端末を含んでよい。
無線通信システムにおいては、無線アクセス方式として、下りリンクについてはOFDMA(直交周波数分割多元接続)が適用され、上りリンクについてはSC−FDMA(シングルキャリア−周波数分割多元接続)が適用される。OFDMAは、周波数帯域を複数の狭い周波数帯域(サブキャリア)に分割し、各サブキャリアにデータをマッピングして通信を行うマルチキャリア伝送方式である。SC−FDMAは、システム帯域幅を端末毎に1つ又は連続したリソースブロックからなる帯域に分割し、複数の端末が互いに異なる帯域を用いることで、端末間の干渉を低減するシングルキャリア伝送方式である。
ここで、図23に示す無線通信システムで用いられる通信チャネルについて説明する。下りリンクの通信チャネルは、各ユーザ端末20で共有されるPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)と、下りL1/L2制御チャネル(PDCCH、PCFICH、PHICH、拡張PDCCH)とを有する。PDSCHにより、ユーザデータ及び上位制御情報が伝送される。PDCCH(Physical Downlink Control Channel)により、PDSCHおよびPUSCHのスケジューリング情報等が伝送される。PCFICH(Physical Control Format Indicator Channel)により、PDCCHに用いるOFDMシンボル数が伝送される。PHICH(Physical Hybrid-ARQ Indicator Channel)により、PUSCHに対するHARQのACK/NACKが伝送される。また、拡張PDCCH(EPDCCH)により、PDSCH及びPUSCHのスケジューリング情報等が伝送されてもよい。このEPDCCHは、PDSCH(下り共有データチャネル)と周波数分割多重される。
上りリンクの通信チャネルは、各ユーザ端末20で共有される上りデータチャネルとしてのPUSCH(Physical Uplink Shared Channel)と、上りリンクの制御チャネルであるPUCCH(Physical Uplink Control Channel)とを有する。このPUSCHにより、ユーザデータや上位制御情報が伝送される。また、PUCCHにより、下りリンクの無線品質情報(CQI:Channel Quality Indicator)、ACK/NACK等が伝送される。
図24は、本実施の形態に係る無線基地局10(無線基地局11及び12を含む)の全体構成図である。無線基地局10は、MIMO伝送のための複数の送受信アンテナ101と、アンプ部102と、送受信部103と、ベースバンド信号処理部104と、呼処理部105と、伝送路インターフェース106とを備えている。
下りリンクにより無線基地局10からユーザ端末20に送信されるユーザデータは、上位局装置30から伝送路インターフェース106を介してベースバンド信号処理部104に入力される。
ベースバンド信号処理部104では、PDCPレイヤの処理、ユーザデータの分割・結合、RLC(Radio Link Control)再送制御の送信処理などのRLCレイヤの送信処理、MAC(Medium Access Control)再送制御、例えば、HARQの送信処理、スケジューリング、伝送フォーマット選択、チャネル符号化、逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)処理、プリコーディング処理が行われて各送受信部103に転送される。また、下りリンクの制御チャネルの信号に関しても、チャネル符号化や逆高速フーリエ変換等の送信処理が行われて、各送受信部103に転送される。
また、ベースバンド信号処理部104は、上位レイヤシグナリング(RRCシグナリング、報知信号等)により、ユーザ端末20に対して、当該セルにおける通信のための制御情報を通知する。当該セルにおける通信のための情報には、例えば、上りリンク又は下りリンクにおけるシステム帯域幅、フィードバック用のリソース情報等が含まれる。各送受信部103は、ベースバンド信号処理部104からアンテナ毎にプリコーディングして出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換する。アンプ部102は、周波数変換された無線周波数信号を増幅して送受信アンテナ101により送信する。
一方、上りリンクによりユーザ端末20から無線基地局10に送信されるデータについては、各送受信アンテナ101で受信された無線周波数信号がそれぞれアンプ部102で増幅され、各送受信部103で周波数変換されてベースバンド信号に変換され、ベースバンド信号処理部104に入力される。また、送受信部103は、ユーザ端末が、新規HARQタイミングを適用する場合に、TDDセルのULサブフレームの上り制御チャネルを介して、FDDセルのA/Nを圧縮された状態で受信する。
ベースバンド信号処理部104では、入力されたベースバンド信号に含まれるユーザデータに対して、FFT処理、IDFT処理、誤り訂正復号、MAC再送制御の受信処理、RLCレイヤ、PDCPレイヤの受信処理がなされ、伝送路インターフェース106を介して上位局装置30に転送される。呼処理部105は、通信チャネルの設定や解放等の呼処理や、無線基地局10の状態管理や、無線リソースの管理を行う。
図25は、本実施の形態に係る無線基地局10が有するベースバンド信号処理部104の主な機能構成図である。図25に示すように、無線基地局10が有するベースバンド信号処理部104は、制御部301と、下り制御信号生成部302と、下りデータ信号生成部303と、マッピング部304と、デマッピング部305と、チャネル推定部306と、上り制御信号復号部307と、上りデータ信号復号部308と、判定部309と、を少なくとも含んで構成されている。
制御部301は、PDSCHで送信される下りユーザデータ、PDCCH及び/又は拡張PDCCH(EPDCCH)で伝送される下り制御情報、下り参照信号等のスケジューリングを制御する。また、制御部301は、PUSCHで伝送される上りデータ、PUCCH又はPUSCHで伝送される上り制御情報、上り参照信号のスケジューリングの制御(割当て制御)も行う。上りリンク信号(上り制御信号、上りユーザデータ)の割当て制御に関する情報は、下り制御信号(DCI)を用いてユーザ端末に通知される。
具体的に、制御部301は、上位局装置30からの指示情報や各ユーザ端末20からのフィードバック情報に基づいて、下りリンク信号及び上りリンク信号に対する無線リソースの割り当てを制御する。つまり、制御部301は、スケジューラとしての機能を有している。また、制御部301は、複数CC(セル)でCAを行う場合に、送達確認信号(A/N)の圧縮(例えば、A/Nバンドリング)を適用するCCを選択して、ユーザ端末に通知することができる。なお、Inter−eNB CAでは、制御部301は複数CC毎に独立に設けられており、Intra−eNB CAでは、制御部301は複数CCに対して共通に設けた構成とすることができる。
下り制御信号生成部302は、制御部301により割当てが決定された下り制御信号(PDCCH信号及び/又はEPDCCH信号)を生成する。具体的に、下り制御信号生成部302は、制御部301からの指示に基づいて、下りリンク信号の割当て情報を通知するDL割当て(DL assignment)と、上りリンク信号の割当て情報を通知するULグラント(UL grant)を生成する。
下りデータ信号生成部303は、下りデータ信号(PDSCH信号)を生成する。下りデータ信号生成部303により生成されるデータ信号には、各ユーザ端末20からのCSI等に基づいて決定された符号化率、変調方式に従って符号化処理、変調処理が行われる。
マッピング部304は、制御部301からの指示に基づいて、下り制御信号生成部302で生成された下り制御信号と、下りデータ信号生成部303で生成された下りデータ信号の無線リソースへの割当てを制御する。
デマッピング部305は、ユーザ端末から送信された上りリンク信号をデマッピングして、上りリンク信号を分離する。チャネル推定部306は、デマッピング部305で分離された受信信号に含まれる参照信号からチャネル状態を推定し、推定したチャネル状態を上り制御信号復号部307、上りデータ信号復号部308に出力する。
上り制御信号復号部307は、上り制御チャネル(PUCCH)でユーザ端末から送信されたフィードバック信号(送達確認信号等)を復号し、制御部301へ出力する。上りデータ信号復号部308は、上り共有チャネル(PUSCH)でユーザ端末から送信された上りデータ信号を復号し、判定部309へ出力する。判定部309は、上りデータ信号復号部308の復号結果に基づいて、再送制御判定(ACK/NACK)を行うと共に結果を制御部301に出力する。
図26は、本実施の形態に係るユーザ端末20の全体構成図である。ユーザ端末20は、MIMO伝送のための複数の送受信アンテナ201と、アンプ部202と、送受信部(受信部)203と、ベースバンド信号処理部204と、アプリケーション部205とを備えている。
下りリンクのデータについては、複数の送受信アンテナ201で受信された無線周波数信号がそれぞれアンプ部202で増幅され、送受信部203で周波数変換されてベースバンド信号に変換される。このベースバンド信号は、ベースバンド信号処理部204でFFT処理や、誤り訂正復号、再送制御の受信処理等がなされる。この下りリンクのデータの内、下りリンクのユーザデータは、アプリケーション部205に転送される。アプリケーション部205は、物理レイヤやMACレイヤより上位のレイヤに関する処理等を行う。また、下りリンクのデータの内、報知情報もアプリケーション部205に転送される。
一方、上りリンクのユーザデータについては、アプリケーション部205からベースバンド信号処理部204に入力される。ベースバンド信号処理部204では、再送制御(H−ARQ (Hybrid ARQ))の送信処理や、チャネル符号化、プリコーディング、DFT処理、IFFT処理等が行われて各送受信部203に転送される。送受信部203は、ベースバンド信号処理部204から出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換する。その後、アンプ部202は、周波数変換された無線周波数信号を増幅して送受信アンテナ201により送信する。
図27は、ユーザ端末20が有するベースバンド信号処理部204の主な機能構成図である。図27に示すように、ユーザ端末20が有するベースバンド信号処理部204は、制御部401(フィードバック制御部)と、上り制御信号生成部402と、上りデータ信号生成部403と、マッピング部404と、デマッピング部405と、チャネル推定部406と、下り制御信号復号部407と、下りデータ信号復号部408と、判定部409と、を少なくとも含んで構成されている。
制御部401は、無線基地局から送信された下り制御信号(PDCCH信号)や、受信したPDSCH信号に対する再送制御判定結果に基づいて、上り制御信号(フィードバック信号)や上りデータ信号の生成を制御する。下り制御信号は下り制御信号復号部407から出力され、再送制御判定結果は、判定部409から出力される。
また、制御部401は、PDSCH信号に対する送達確認信号(ACK/NACK)のフィードバックを制御するフィードバック制御部としても機能する。具体的に、制御部401は、CAが適用される通信システムにおいて、送達確認信号をフィードバックするセル(又は、CC)や、送達確認信号を割当てるPUCCHリソースの選択を制御する。
例えば、TDD−FDD CA(TDDがPCell)において、制御部401(フィードバック制御部)は、TDDセルのULサブフレームのPUCCHに各セルのDL信号のA/Nを集約して割当てると共に、上述した新規HARQタイミング(上記方法3)を適用する。また、制御部401は、TDDセルのULサブフレームの上り制御チャネルに多重される送達確認信号のビット数が所定値を超える場合には、FDDセルの複数の送達確認信号を圧縮して多重する。
例えば、制御部401は、同一のULサブフレームに多重するFDDセルの複数のA/Nに対して、時間方向にA/Nバンドリングを適用する。より具体的には、制御部401は、TDDセルのULサブフレームに多重されるA/Nのビット数が所定値より大きくなる場合、当該ULサブフレームに割当てられるFDDセルのDLサブフレームのうち、一部のDLサブフレームのA/Nの組み合わせに対して、時間方向にA/Nバンドリングを適用する(上記図8、図19〜20参照)。
あるいは、制御部401は、TDDセルのULサブフレームに多重されるA/Nビット数が所定値より大きくなる場合、当該ULサブフレームに多重されるFDDセルの複数のA/Nの組み合わせに対して所定の符号系列(RM Code input Bits)を割当てて、チャネルセレクションを適用する(上記図9等参照)。
なお、制御部401は、A/Nを上りデータ信号(PUSCH信号)と同時に送信する場合、A/Nの圧縮を行わずに上り共有チャネル(PUSCH)に多重してフィードバックするように制御する。
上り制御信号生成部402は、制御部401からの指示に基づいて上り制御信号(送達確認信号やチャネル状態情報(CSI)等のフィードバック信号)を生成する。また、上りデータ信号生成部403は、制御部401からの指示に基づいて上りデータ信号を生成する。なお、制御部401は、無線基地局から通知される下り制御信号にULグラントが含まれている場合に、上りデータ信号生成部403に上りデータ信号の生成を指示する。
マッピング部404(割当て部)は、制御部401からの指示に基づいて、上り制御信号(送達確認信号等)と上りデータ信号の無線リソース(PUCCH、PUSCH)への割当てを制御する。例えば、マッピング部404は、フィードバック(PUCCH送信)を行うCC(セル)に応じて、当該CCのPUCCHに送達確認信号の割当てを行う。
デマッピング部405は、無線基地局10から送信された下りリンク信号をデマッピングして、下りリンク信号を分離する。チャネル推定部406は、デマッピング部405で分離された受信信号に含まれる参照信号からチャネル状態を推定し、推定したチャネル状態を下り制御信号復号部407、下りデータ信号復号部408に出力する。
下り制御信号復号部407は、下り制御チャネル(PDCCH)で送信された下り制御信号(PDCCH信号)を復号し、スケジューリング情報(上りリソースへの割当て情報)を制御部401へ出力する。
下りデータ信号復号部408は、下り共有チャネル(PDSCH)で送信された下りデータ信号を復号し、判定部409へ出力する。判定部409は、下りデータ信号復号部408の復号結果に基づいて、再送制御判定(ACK/NACK)を行うと共に結果を制御部401に出力する。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。例えば、上述した複数の態様を適宜組み合わせて適用することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
1…無線通信システム
10…無線基地局
11…無線基地局(マクロ基地局)
12、12a、12b…無線基地局(スモール基地局)
20…ユーザ端末
30…上位局装置
40…コアネットワーク
101…送受信アンテナ
102…アンプ部
103…送受信部
104…ベースバンド信号処理部
105…呼処理部
106…伝送路インターフェース
201…送受信アンテナ
202…アンプ部
203…送受信部
204…ベースバンド信号処理部
205…アプリケーション部
301…制御部(スケジューラ)
302…下り制御信号生成部
303…下りデータ信号生成部
304…マッピング部
305…デマッピング部
306…チャネル推定部
307…上り制御信号復号部
308…上りデータ信号復号部
309…判定部
401…制御部(フィードバック制御部)
402…上り制御信号生成部
403…上りデータ信号生成部
404…マッピング部
405…デマッピング部
406…チャネル推定部
407…下り制御信号復号部
408…下りデータ信号復号部
409…判定部

Claims (9)

  1. キャリアアグリゲーションを適用するFDDセル及びTDDセルと通信を行うユーザ端末であって、
    各セルから送信されるDL信号を受信する受信部と、
    各DL信号に対する送達確認信号を所定のULサブフレームに割当ててフィードバックするフィードバック制御部と、を有し、
    前記フィードバック制御部は、TDDセルのULサブフレームの上り制御チャネルに各セルのDL信号の送達確認信号を集約して割当てると共に、FDDセルの全てのDLサブフレームの送達確認信号の割当てが可能となるフィードバックメカニズムを適用し、TDDセルのULサブフレームの上り制御チャネルに多重される送達確認信号のビット数が所定値を超える場合には、FDDセルの複数の送達確認信号を圧縮して多重することを特徴とするユーザ端末。
  2. 前記フィードバック制御部は、同一のULサブフレームに多重するFDDセルの複数の送達確認信号に対して、時間方向にA/Nバンドリングを適用することを特徴とする請求項1に記載のユーザ端末。
  3. 前記フィードバック制御部は、TDDセルのULサブフレームに多重される送達確認信号のビット数が所定値より大きくなる場合、当該ULサブフレームに割当てられるFDDセルのDLサブフレームのうち、一部のDLサブフレームの送達確認信号の組み合わせに対して、時間方向にA/Nバンドリングを適用することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のユーザ端末。
  4. 前記フィードバック制御部は、TDDセルのULサブフレームに多重される送達確認信号のビット数が所定値より大きくなる場合、当該ULサブフレームに多重されるFDDセルの複数の送達確認信号の組み合わせに対して符号系列(RM Code input Bits)を割当てて、PUCCHフォーマット1bに基づくチャネルセレクションを適用することを特徴とする請求項1に記載のユーザ端末。
  5. 前記フィードバック制御部は、TDDセルのULサブフレームに所定値以下のビット数で割当てられる第1の送達確認信号の組み合わせと、当該ULサブフレームに所定値より大きいビット数で割当てられる第2の送達確認信号の組み合わせに対して、それぞれ2ビットの符号系列を割当てることを特徴とする請求項4に記載のユーザ端末。
  6. 前記フィードバック制御部は、前記第1の送達確認信号の組み合わせと、前記第2の送達確認信号の組み合わせに対して、それぞれ異なる送達確認信号と符号系列との関係が規定されたテーブルを参照して符号系列の割当てを行うことを特徴とする請求項5に記載のユーザ端末。
  7. 前記フィードバック制御部は、送達確認信号を上りデータ信号と同時に送信する場合、送達確認信号の圧縮を行わずに上り共有チャネルに多重することを特徴とする請求項1に記載のユーザ端末。
  8. 異なる複信形式を利用する他の基地局とキャリアアグリゲーションを適用してユーザ端末と通信する基地局であって、
    DL信号を生成する生成部と、
    前記DL信号をDLサブフレームに割当ててユーザ端末に送信する送信部と、
    ULサブフレームを介して前記ユーザ端末から送信される送達確認信号を受信する受信部と、を有し、
    前記ユーザ端末が、TDDセルのULサブフレームの上り制御チャネルに各セルのDL信号の送達確認信号を集約して割当てると共に、FDDセルの全てのDLサブフレームの送達確認信号の割当てが可能となるフィードバックメカニズムを適用する場合に、前記受信部は、TDDセルのULサブフレームの上り制御チャネルを介して圧縮されて多重されたFDDセルの送達確認信号を受信することを特徴とする基地局。
  9. キャリアアグリゲーションを適用するFDDセル及びTDDセルと通信を行うユーザ端末の無線通信方法であって、
    各セルから送信されるDL信号を受信する工程と、
    TDDセルのULサブフレームの上り制御チャネルに各セルのDL信号の送達確認信号を集約して割当てると共に、FDDセルの全てのDLサブフレームの送達確認信号の割当てが可能となるフィードバックメカニズムを適用する工程と、を有し、
    TDDセルのULサブフレームの上り制御チャネルに多重される送達確認信号のビット数が所定値を超える場合には、FDDセルの複数の送達確認信号を圧縮して多重することを特徴とする無線通信方法。

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