JP6223849B2 - 組合せ秤 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の排出経路を有する組合せ秤に関する。
従来、複数の計量ホッパで保持されている被計量物の重量を用いて組合せ演算を行い、被計量物の合計重量が所定重量範囲内になる組合せの計量ホッパを求め、その組合せの計量ホッパの被計量物が集合シュートへ排出され、集合シュートで集合されて包装機等へ排出される組合せ秤が知られている。
このような組合せ秤において、被計量物の排出経路を複数設けることにより、処理能力の向上が図られている(例えば、特許文献1〜4参照)。
例えば、特許文献1,2には、3つの排出経路を有する組合せ秤が記載されている。この組合せ秤では、複数の各計量ホッパに、内側に開く内側ゲートおよび外側に開く外側ゲートが設けられている。そして、複数の計量ホッパの下方には、集合シュートとして、漏斗状の内ファネルと、内ファネルの周囲に配置された2つの外ファネルとが設けられている。そしてこれら3つの各ファネルの排出口から被計量物が排出される。
そして、組合せ秤の下方には、例えば3つの投入口を有する包装機が配設され、組合せ秤の3つの排出口から排出される被計量物は、各投入口へ投入されて包装機で包装される。
国際公開第2012/056488号 特開2013−092408号公報 特開2008−20269号公報 特開平8−152353号公報
上記の特許文献1,2に記載の3つの排出口を有する組合せ秤では、3箇所へ排出することができ、例えば3つの投入口を有する包装機に対応させることができる。しかし、例えば、より生産性の向上を図るために、包装機を4つの投入口を有するものに変更する場合には、組合せ秤も4つの排出口を有するものに変更しなければならならないため、コストがかかる。このように排出口の数を変更する場合には、集合シュートを変更しなければならず、その設計にも長時間が必要となる。
また、特許文献3,4にも、内ファネルと2つの外ファネルとを有する集合シュートの構成が記載されているが、集合シュートの複数の排出口にホッパ等の排出装置を設け、排出装置で被計量物を異なる方向へ振り分けて排出するようになっており、排出装置の構成及び制御が複雑になる。また、4箇所へ排出する構成については何ら記載されていない。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、簡単な構成で、排出箇所を3箇所にする使用と4箇所にする使用とが可能になる組合せ秤を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のある形態(aspect)に係る組合せ秤は、環状に列設され、それぞれ供給される被計量物を前記環状の内側方向と外側方向とへ択一的に排出する複数のホッパと、前記ホッパから前記内側方向へ排出される被計量物を集合させて下端の開口部から排出する漏斗状の内ファネルと、前記内ファネルの一方側の側方に沿って配設され、全ての前記ホッパが一方側のグループと他方側のグループとに分けられてなる前記一方側のグループの前記ホッパから前記外側方向へ排出される被計量物を集合させて下端に設けられた排出口から排出する第1の外ファネルと、前記内ファネルの他方側の側方に沿って配設され、前記他方側のグループの前記ホッパから前記外側方向へ排出される被計量物を集合させて下端に設けられた排出口から排出する第2の外ファネルと、前記内ファネルの内側に配設され、前記内ファネルの内側領域を、前記一方側のグループの前記ホッパと対応する一方側の領域と、前記他方側のグループの前記ホッパと対応する他方側の領域とからなる2つの領域に仕切るとともに、前記開口部を一方側の排出口と他方側の排出口とに仕切るための仕切板とを備えている。
この構成によれば、内ファネルの内側に仕切板を設けたことにより、一方側のグループのホッパから内側方向へ排出される被計量物が、一方側の領域及び一方側の排出口を通過して排出され、他方側のグループのホッパから内側方向へ排出される被計量物が、他方側の領域及び他方側の排出口を通過して排出される。そのため、一方側と他方側の各々のグループのホッパから内側方向へ排出される被計量物を別々に排出させることが可能となり、例えば、各排出口に対応する2つの小さなファネル等を内ファネルの開口部に取付けることにより、2箇所へ排出させることができる。また、一方側の排出口と他方側の排出口とは隣接しているので、例えば、1つの小さなファネル等を内ファネルの開口部に取付けることにより、1箇所へ排出させることができる。また、第1と第2の各々の外ファネルの排出口から排出される被計量物は2箇所に排出される。よって、内ファネルの開口部に取付けるファネルを変更するだけで、3箇所への排出及び4箇所への排出が可能になる。また、必要に応じて第1,第2の外ファネルの排出口に小さなファネルを取付けてもよい。内ファネル及び第1,第2の外ファネルの各々に取付ける小さなファネルは筒状であればよいので、構成が簡単であり、制御も不要である。
第1の動作モードと第2の動作モードとを含む複数の動作モードの中からいずれか1つの動作モードを選択するモード選択手段と、前記モード選択手段により前記第1の動作モードが選択された場合に、前記一方側のグループの前記ホッパの中から、被計量物を排出させる前記ホッパの組合せを1つ求めて第1の外側排出組合せに決め、前記他方側のグループの前記ホッパの中から、被計量物を排出させる前記ホッパの組合せを1つ求めて第2の外側排出組合せに決め、前記一方側及び前記他方側のグループの前記ホッパの中から、被計量物を排出させる前記ホッパの組合せを1つ求めて内側排出組合せに決める第1の組合せ処理を行い、前記モード選択手段により前記第2の動作モードが選択された場合に、前記一方側のグループの前記ホッパの中から、被計量物を排出させる前記ホッパの組合せを2つ求めて、この2つのうちの一方を第1の外側排出組合せに決めるとともに、他方を第1の内側排出組合せに決め、前記他方側のグループの前記ホッパの中から、被計量物を排出させる前記ホッパの組合せを2つ求めて、この2つのうちの一方を第2の外側排出組合せに決めるとともに、他方を第2の内側排出組合せに決める第2の組合せ処理を行う組合せ手段と、前記第1の組合せ処理が行われた場合に、前記第1の外側排出組合せに選択されている前記ホッパに対して前記外側方向へ被計量物を排出させ、前記第2の外側排出組合せに選択されている前記ホッパに対して前記外側方向へ被計量物を排出させ、前記内側排出組合せに選択されている前記ホッパに対して前記内側方向へ被計量物を排出させる排出処理を行い、前記第2の組合せ処理が行われた場合に、前記第1の外側排出組合せに選択されている前記ホッパに対して前記外側方向へ被計量物を排出させ、前記第2の外側排出組合せに選択されている前記ホッパに対して前記外側方向へ被計量物を排出させ、前記第1の内側排出組合せに選択されている前記ホッパに対して前記内側方向へ被計量物を排出させ、前記第2の内側排出組合せに選択されている前記ホッパに対して前記内側方向へ被計量物を排出させる排出処理を行う制御手段とをさらに備えていてもよい。
この構成によれば、第1の動作モードが選択された場合には、第1の外側排出組合せに選択されているホッパから排出される被計量物は、第1の外ファネルを滑落して排出され、第2の外側排出組合せに選択されているホッパから排出される被計量物は、第2の外ファネルを滑落して排出される。また、内側排出組合せに選択されているホッパから排出される被計量物は、内ファネルを滑落して排出される。また、第2の動作モードが選択された場合には、第1の外側排出組合せに選択されているホッパから排出される被計量物は、第1の外ファネルを滑落して排出され、第2の外側排出組合せに選択されているホッパから排出される被計量物は、第2の外ファネルを滑落して排出される。また、第1の内側排出組合せに選択されているホッパから排出される被計量物は、内ファネルの一方側の領域を滑落して排出され、第2の内側排出組合せに選択されているホッパから排出される被計量物は、内ファネルの他方側の領域を滑落して排出される。
前記モード選択手段により前記第1の動作モードが選択される場合に、前記内ファネルの下端の前記開口部に着脱自在に取り付けられ、前記内ファネルの前記一方側及び他方側の排出口から排出される被計量物を通過させる筒状の下部ファネルと、前記第1の外ファネルの下端の前記排出口に着脱自在に取り付けられた筒状の下部ファネルと、前記第2の外ファネルの下端の前記排出口に着脱自在に取り付けられた筒状の下部ファネルとをさらに備えていてもよい。
この構成によれば、内ファネル及び第1,第2の外ファネルに、簡単な構成からなる3つの下部ファネルを取付けることで、所望の3箇所の排出位置へ被計量物を導くことができる。
前記モード選択手段により前記第2の動作モードが選択される場合に、前記内ファネルの前記一方側の排出口から排出される被計量物を通過させる筒状の第1のファネル部と、前記内ファネルの前記他方側の排出口から排出される被計量物を通過させる筒状の第2のファネル部とが結合されてなり、前記内ファネルの下端の前記開口部に着脱自在に取り付けられた結合ファネルと、前記第1の外ファネルの下端の前記排出口に着脱自在に取り付けられた筒状の下部ファネルと、前記第2の外ファネルの下端の前記排出口に着脱自在に取り付けられた筒状の下部ファネルとをさらに備えていてもよい。
この構成によれば、内ファネル及び第1,第2の外ファネルに、簡単な構成からなる結合ファネル及び2つの下部ファネルを取付けることで、所望の4箇所の排出位置へ被計量物を導くことができる。
隣合う複数個の前記ホッパから前記内側方向へ排出される被計量物を前記内ファネルへ導く内シュート部と、前記隣合う複数個の前記ホッパから前記外側方向へ排出される被計量物を前記第1の外ファネルまたは前記第2の外ファネルへ導く外シュート部とが筒状に連結されてなる上部シュートが、前記内ファネルと前記第1または第2の外ファネルとの上方に複数設けられていてもよい。
この構成によれば、複数の上部シュートの下方に内ファネル及び第1,第2の外ファネルが配設されるので、内ファネル及び第1,第2の外ファネルの小型化が図れ、それらの着脱及び清掃等が行いやすくなる。
本発明は、以上に説明した構成を有し、簡単な構成で、排出箇所を3箇所にする使用と4箇所にする使用とが可能になる組合せ秤を提供することができるという効果を奏する。
本発明の上記目的、他の目的、特徴、及び利点は、添付図面参照の下、以下の好適な実施態様の詳細な説明から明らかにされる。
図1(A)は、本発明の実施形態における一例の組合せ秤を一側方から視た図であり、図1(B)は、図1(A)の組合せ秤を他側方から視た図であり、図1(C)は、図1(A)の組合せ秤を上方から視た図であり、図1(D)は、図1(A)の組合せ秤を下方から視た図である。 図2は、図1(A)〜(D)で示された組合せ秤を一側方から視て一部を断面で示す概略模式図である。 図3は、1つの上部シュートと集合ファネルを斜め上方から視た斜視図である。 図4(A)は、集合ファネルを構成する部品の一例であるファネル部品の正面図であり、図4(B)は、図4(A)のファネル部品を上方から視た平面図であり、図4(C)は、図4(A)のファネル部品の側面図である。 図5(A)は、中央の下部ファネルを上方から視た平面図であり、図5(B)は、図5(A)の下部ファネルの側面図である。 図6(A)は、右または左側の下部ファネルを上方から視た平面図であり、図6(B)は、図6(A)の下部ファネルの側面図である。 第2の動作モードが選択される場合の集合ファネル及び下部ファネルの構成を示す斜視図である。 図8(A)は、内ファネルの下端の開口部に取付ける蓋の側面図であり、図8(B)は、図8(A)の蓋を下方から視た図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、以下では全ての図面を通じて同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。また、本発明は、以下の実施形態に限定されない。
(実施形態)
図1(A)は、本発明の実施形態における一例の組合せ秤を一側方から視た図であり、図1(B)は、同組合せ秤を他側方から視た図であり、図1(C)は、同組合せ秤を上方から視た図であり、図1(D)は、同組合せ秤を下方から視た図である。また、図2は、図1(A)〜(D)で示された組合せ秤を一側方から視て一部を断面で示す概略模式図である。以下では、便宜上、図1(A)及び図2に示すように、組合せ秤において、一方側を右側とし、他方側(一方側の反対側)を左側として説明する。
この組合せ秤は、図2に示すように、その中心にセンター基体(ボディ)21を有する。センター基体21は、架台23に固定された複数本の支持脚22によって支持されている。架台23は図示されない複数本の支柱によって床上などに支持されている。分散フィーダ1、リニアフィーダ2、供給ホッパ3及び計量ホッパ4は、センター基体21に取り付けられ、センター基体21内にそれらの駆動ユニット等が収納されている。
センター基体21の上部に、外部の供給装置から供給される被計量物を振動によって放射状に分散させる円錐形の分散フィーダ1が設けられている。分散フィーダ1の周囲には、分散フィーダ1から送られてきた被計量物を振動によって各供給ホッパ3に送りこむための複数のリニアフィーダ2が設けられている。各リニアフィーダ2の下方には供給ホッパ3が設けられ、さらにその下方には供給ホッパ3から排出された被計量物が供給される計量ホッパ4が設けられている。これらの供給ホッパ3及び計量ホッパ4はそれぞれセンター基体21の周囲に円状に複数配置されている。リニアフィーダ2、供給ホッパ3及び計量ホッパ4は、それぞれ対応して設けられおり、本例では、それぞれ28個ずつ設けられている(図1(C)参照)。
また、計量ホッパ4は、供給ホッパ3から供給される被計量物を一時保持し、保持した被計量物の重量が重量センサ5によって計測される。重量センサ5は、ロードセルなどで構成され、計量ホッパ4を支持するようにセンター基体21内に取付けられている。重量センサ5は、計測値を制御装置31へ出力する。
計量ホッパ4は、その配置形状である円の内側方向へ被計量物を排出するための内側ゲート4aと外側方向へ被計量物を排出するための外側ゲート4bとを有し、保持している被計量物を内側方向と外側方向とへ択一的に排出可能に構成されている。
円状に列設された複数の計量ホッパ4の下方には複数の上部シュート6が円状に配設されている。これらの上部シュート6の下方には集合ファネル7が配設されている。複数の上部シュート6と集合ファネル7とで集合シュートが構成されている。
図3は、1つの上部シュート6と集合ファネル7を斜め上方から視た斜視図である。
各々の上部シュート6は、隣接して配置された複数(本例では、2個または3個)の計量ホッパ4に対応して設けられている。そして、各上部シュート6は、2層の筒状に構成されている。上部シュート6は、図3に示すように、内シュート部6aと、外シュート部6bと、カバー部6cと、カバー部6cの端部と内シュート部6aの端部と外シュート部6bの端部とを連結する連結部6d、6eとを有している。また、上部シュート6の下端の周囲には、外部からごみ等が入らないように隣の上部シュート6との隙間等を覆うカバー部6fが設けられ、集合ファネル7内へ外部からごみ等が入らないようにしている。
また、両側の連結部6d、6eの外面にブラケット6gが設けられている。両側のブラケット6gが、架台23に固定された支持脚22及びフック取付脚26(図1(A))に設けられたフック(図示せず)に引っ掛けられることにより、上部シュート6は取り付けられる。各々の上部シュート6の外側には、作業者等が持ちやすいように2つの取っ手6t(図1(B))が設けられている。
集合ファネル7は、内ファネル8と、内ファネル8の内側に配設された仕切板8pと、右外側の排出経路を構成する右側外ファネル9aと、左外側の排出経路を構成する左側外ファネル9bとを有している。
内ファネル8は、内ファネル右側部8aと内ファネル左側部8bとを備え、上部に実質的に円状の開口部を有し、下端に実質的に円状の開口部8eを有する漏斗状の形状をなしている。内ファネル右側部8a及び内ファネル左側部8bは、各々、漏斗状の内ファネル8が鉛直面で左右に均等に2分割されてなる部分である。この内ファネル8の漏斗状の形状の中心軸を含むように仕切板8pが配設されている。この仕切板8pによって、内ファネル8の内側領域が、右側領域(内ファネル右側部8aの内側領域)と左側領域(内ファネル左側部8bの内側領域)とに仕切られている。よって、仕切板8pと内ファネル8とで左右2つの排出経路を構成することができる。内ファネル8の下端の開口部8eには漏斗状の下部ファネル10が取り付けられている。
右側外ファネル9aは、内ファネル8の右側側方に沿って配設され、下端に開口部からなる排出口9eを有している。左側外ファネル9bは、内ファネル8の左側側方に沿って配設され、下端に開口部からなる排出口9eを有している。右側外ファネル9a及び左側外ファネル9bの各々の排出口9e,9eには、漏斗状の下部ファネル11R,11Lが取り付けられている。
また、センター基体21の下方には支持部材24を介して逆円錐状の異物貯留部25が配設されている。この異物貯留部25は、その周囲の端部が各上部シュート6の内側のカバー部6fの下に沿うように配置される。これにより、センター基体21等から落下する古い被計量物やごみ等の異物は、上部シュート6のカバー部6cを滑落して異物貯留部25に溜められる。そのため、異物が排出経路から除去される。よって、排出経路における衛生面が向上されるため、異物貯留部25を設けることは、衛生面において厳しい食品などの被計量物を取り扱う際に特に好ましい。
図4(A)は、集合ファネル7を構成する部品の一例であるファネル部品の正面図であり、図4(B)は、同ファネル部品を上方から視た平面図であり、図4(C)は、同ファネル部品の側面図である。
このファネル部品7Hは、外ファネル部9abと内ファネル半体部8abと略逆台形状の垂直板8p1とが結合されて構成されている。集合ファネル7は、ファネル部品7Hを2つ連結することにより構成される。このとき、一方のファネル部品7Hの外ファネル部9ab、内ファネル半体部8abが、それぞれ右側外ファネル9a、内ファネル右側部8aとなる。また、他方のファネル部品7Hの外ファネル部9ab、内ファネル半体部8abが、それぞれ左側外ファネル9b、内ファネル左側部8bとなる。
外ファネル部9abは、下端に排出口9eが設けられ、内ファネル半体部8abの側方に沿って配設されるシュート部9sと、このシュート部9sの両側の端縁と内ファネル半体部8abの外側面とを連結する2つの連結部9rとを有している。この外ファネル部9abのシュート部9sは、内ファネル半体部8abの外側面との間に間隔をおいて設けられ、この間を被計量物が通過する。外ファネル部9abの連結部9rは、そのシュート部9sの端縁から延設されて内ファネル半体部8abの外側面と、例えば溶接によって結合されている。また、排出口9eの周囲にはフランジ9fが設けられている。
内ファネル半体部8abは、その両側の端縁部分が、略逆台形状の垂直板8p1と接合されており、下端に半円状の開口部8e1が形成されている。開口部8e1の円弧部分の周囲にはフランジ8fが設けられている。
このファネル部品7Hを2つ用意し、2つのファネル部品7Hを、その垂直板8p1同士が完全に重なるように配設することにより集合ファネル7が構成される。この例では、内ファネル8の仕切板8pは、重ね合わせられた2つの垂直板8p1で形成される。また、内ファネル8の下端の開口部8eは、2つの半円状の開口部8e1で形成される。
外ファネル部9abの外側面には3つのフック部材12が取り付けられ、それぞれのフック部材12には、下方へ突出したピン12pが設けられている。そして、架台23には、各フック部材12が取り付けられるブラケット13(図1(A))が複数設けられている。
集合ファネル7(2つのファネル部品7H)を装着する場合には、それぞれのフック部材12が架台23のブラケット13に取り付けられる。また、ファネル部品7Hの内ファネル半体部8abの垂直板8p1と接合されている両側端縁部分の上下には、外側へ突出した突出片(図示せず)が設けられており、2つのファネル部品7Hの突出片同士が重ねられてクリップ等の複数の挟持部材14(図3)によって挟持される。
なお、上記のように集合ファネル7を2つのファネル部品7Hを用いて構成するのは、一例であり、これに限られるものではない。また、仕切板8pは、1枚の金属板で構成されていてもよい。
図5(A)は、下部ファネル10を上方から視た平面図であり、図5(B)は、下部ファネル10の側面図である。下部ファネル10は、筒部10aと、筒部10aの上端の周囲に設けられたフランジ10bとで構成されている。
内ファネル8の下端のフランジ8fに下部ファネル10のフランジ10bを当接して、クリップ等の複数の挟持部材15(図3)によって挟持することにより、下部ファネル10が内ファネル8に取付けられる。
図6(A)は、下部ファネル(11R,11L)を上方から視た平面図であり、図6(B)は、下部ファネル(11R,11L)の側面図である。2つの下部ファネル11R,11Lは、同一形状であり、筒部11aと、筒部11aの上端の周囲に設けられたフランジ11bとで構成されている。
右側及び左側外ファネル9a,9bの各々の下端のフランジ9f,9fに下部ファネル11R,11Lのフランジ11b,11bを当接して、クリップ等の複数の挟持部材15(図3)によって挟持することにより、下部ファネル11R,11Lが外ファネル9a、9bに取付けられる。このとき、外ファネル9a,9bの排出口9e,9eの形状に下部ファネル11R,11Lの筒部11aの上端の開口部の形状が対応するようにして下部ファネル11R,11Lが取り付けられる。
この構成の組合せ秤では、円状に配置された全ての計量ホッパ4のうち、右側に配置されている右側半分のグループ(以下、「右側グループ4R」という)の計量ホッパ4において、内側ゲート4aが開いてその計量ホッパ4から排出される被計量物は、右側に配置された上部シュート6の内シュート部6a上を滑り落ちて、さらに内ファネル右側部8aを滑り落ちて下部ファネル10を通過して排出される。
一方、全ての計量ホッパ4のうち、左側に配置されている左側半分のグループ(以下、「左側グループ4L」という)の計量ホッパ4において、内側ゲート4aが開いてその計量ホッパ4から排出される被計量物は、左側に配置された上部シュート6の内シュート部6a上を滑り落ちて、さらに内ファネル左側部8bを滑り落ちて中央の下部ファネル10を通過して排出される。
また、右側グループ4Rの計量ホッパ4において、外側ゲート4bが開いてその計量ホッパ4から排出される被計量物は、右側に配置された上部シュート6の外シュート部6b上を滑り落ちて、さらに右側外ファネル9aを滑り落ちて右側の下部ファネル11Rを通過して排出される。
一方、左側グループ4Lの計量ホッパ4において、外側ゲート4bが開いてその計量ホッパ4から排出される被計量物は、左側に配置された上部シュート6の外シュート部6b上を滑り落ちて、さらに左側外ファネル9bを滑り落ちて左側の下部ファネル11Lを通過して排出される。
ここで、内ファネル右側部8aと右側外ファネル9aとは、それぞれ右側グループ4Rの全ての計量ホッパ4と対応している。そして、内ファネル左側部8bと左側外ファネル9bとは、それぞれ左側グループ4Lの全ての計量ホッパ4と対応している。
この組合せ秤の下方には、例えば、被計量物の投入口を3つ有する包装機(図示せず)が配置されており、包装機の3つの投入口に対応して、下部ファネル10,11R,11Lの下端が配置されるように、これら3つの形状が決められている。各下部ファネル10,11R,11Lから排出される被計量物は、それぞれ包装機の投入口へ投入されて袋詰めにされる。
操作表示器32は、例えばタッチパネルディスプレイ等を用いて構成され、組合せ秤の運転の開始及び停止等の操作および組合せ条件の設定等を行うための入力手段と、運転速度、組合せ重量等の組合せ処理の結果等をスクリーン(ディスプレイ画面)に表示する表示手段とを備えている。制御装置31は、操作表示器32からの信号を入力するとともに、操作表示器32へ表示するデータ等の信号を出力する。
制御装置31は、CPUと、このCPUの動作プログラム及び動作パラメータ等が記憶されているROM及びRAMのメモリ等を備えたマイクロコントローラ等からなり、CPUがROMに記憶されている動作プログラムを実行することにより、この組合せ秤全体の動作を制御する。すなわち、制御装置31は、分散フィーダ1及びリニアフィーダ2の振動動作を制御するとともに、供給ホッパ3および計量ホッパ4の排出ゲートの開閉動作を制御する。
なお、制御装置31は、必ずしも単独の制御装置で構成される必要はなく、複数の制御装置が分散配置されていて、それらが協働して組合せ秤の動作を制御するよう構成されていてもよい。
この組合せ秤では、操作表示器32を操作することによって、複数の動作モードのうちのいずれか1つを選択して制御装置31に設定することができる。制御装置31は、設定された動作モードに応じて、被計量物を排出させる計量ホッパ4の組合せを求める組合せ処理を行う。このように、操作表示器32はモード選択手段としての機能を有している。また、制御装置31は組合せ手段及び制御手段としての機能を有している。
本実施形態では、操作表示器32を操作して、例えば第1〜第3の3つの動作モードのうちのいずれか1つを選択することによって、選択した動作モードを制御装置31に設定することができる。設定される動作モードによって組合せ処理が異なる。
ここでは、第1の動作モードが制御装置31に設定されている。この第1の動作モードにおける組合せ処理では、右側グループ4Rの計量ホッパ4の中から、供給されている被計量物の合計重量が所定重量範囲内になる計量ホッパ4の組合せ(以下、「適量組合せ」という)を1つ求めて、それを排出組合せaに決める。また、左側グループ4Lの計量ホッパ4の中から、適量組合せを1つ求めてそれを排出組合せbに決める。そしてさらに、全ての計量ホッパ4の中から、適量組合せを1つ求めてそれを排出組合せcに決める。ここで、排出組合せa、bと排出組合せcとには、同一の計量ホッパ4が含まれないようにする。
そして、制御装置31は、所定のタイミングで、排出組合せa、b、cに選択されている計量ホッパ4から同時に被計量物を排出させる。このとき、排出組合せa及び排出組合せbに選択されている計量ホッパ4については外側ゲート4bを開いて被計量物を排出させ、排出組合せcに選択されている計量ホッパ4については内側ゲート4aを開いて被計量物を排出させる。これにより、排出組合せaに選択されている計量ホッパ4から排出された被計量物は、右側の下部ファネル11Rから排出され、排出組合せbに選択されている計量ホッパ4から排出された被計量物は、左側の下部ファネル11Lから排出される。また、排出組合せcに選択されている計量ホッパ4から排出された被計量物は、中央の下部ファネル10から排出される。
制御装置31は、被計量物が排出されて空になった計量ホッパ4の上方の供給ホッパ3の排出ゲートを開いて被計量物を排出させ、同計量ホッパ4へ供給する。さらに、空になった供給ホッパ3に対応する直進フィーダ2を駆動させ、同供給ホッパ3へ被計量物を供給する。さらに、直進フィーダ2の駆動と同時に分散フィーダ1を駆動させて直進フィーダ2へ被計量物を供給する。制御装置31は、組合せ処理を繰り返し行い、組合せ処理を行うたびに以上の動作を行わせる。このことは、後述の第2、第3の動作モードの場合も同様である。
上記で説明した排出組合せa、b、cに選択されている計量ホッパ4から被計量物を排出させるタイミングは一例であり、上記例に限られるものではない。例えば、排出組合せa、b、cをそれぞれ時間をずらして求め、それに応じて排出組合せa、b、cに選択されている計量ホッパ4から被計量物を排出させるタイミングをずらすようにしてもよい。
次に、第2の動作モードが制御装置31に設定される場合について説明する。図7は、第2の動作モードが設定される場合の集合ファネル及び下部ファネルの構成を示す図である。
第2の動作モードが設定される場合、集合ファネル7の下端に、前述の下部ファネル10,11R,11Lに代えて、図7に示す下部ファネル10s,11Rs,11Lsが取り付けられる。
中央の下部ファネル(結合ファネル)10sは、筒状の2つのファネル部10R,10Lが結合された構成であり、上端部分には、前述の下部ファネル10のフランジ10bと同一形状のフランジが設けられている。このフランジを内ファネル8の下端のフランジ8fに当接して、複数の挟持部材15によって挟持することにより、内ファネル8の下端に取付けられる。このとき、各ファネル部10R,10Lの上端の開口部は半円状であり、各々の開口部が内ファネル8の2つの半円状の開口部8e1(図4(B))に合わせて取り付けられる。これにより、内ファネル右側部8aを滑り落ちる被計量物は全て右側のファネル部10Rから排出され、内ファネル左側部8bを滑り落ちる被計量物は全て左側のファネル部10Lから排出される。
なお、左右の下部ファネル11Rs,11Lsは、前述の下部ファネル11R,11Lとは傾斜方向が異なるだけである。
この場合、組合せ秤の下方には、例えば、被計量物の投入口を4つ有する包装機(図示せず)が配置されており、包装機の4つの投入口に対応して、下部ファネル11Rs,11Ls及びファネル部10R,10Lの下端が配置されるように、これら4つの形状が決められている。下部ファネル11Rs,11Ls及びファネル部10R,10Lから排出される被計量物は、それぞれ包装機の投入口へ投入されて袋詰めにされる。
この第2の動作モードにおける組合せ処理では、右側グループ4Rの計量ホッパ4の中から、適量組合せを2つ求めてそれぞれを排出組合せa1、a2に決めるとともに、左側グループ4Lの計量ホッパ4の中から、適量組合せを2つ求めてそれぞれを排出組合せb1、b2に決める。ここで、排出組合せa1と排出組合せa2とには同一の計量ホッパ4が含まれないようにするとともに、排出組合せb1と排出組合せb2とには同一の計量ホッパ4が含まれないようにする。
そして、制御装置31は、所定のタイミングで、排出組合せa1、a2、b1、b2に選択されている計量ホッパ4から同時に被計量物を排出させる。このとき、排出組合せa1、b1に選択されている計量ホッパ4については外側ゲート4bを開いて被計量物を排出させ、排出組合せa2、b2に選択されている計量ホッパ4については内側ゲート4aを開いて被計量物を排出させる。これにより、排出組合せa1に選択されている計量ホッパ4から排出された被計量物は右側の下部ファネル11Rから排出され、排出組合せb1に選択されている計量ホッパ4から排出された被計量物は左側の下部ファネル11Lから排出される。また、排出組合せa2に選択されている計量ホッパ4から排出された被計量物はファネル部10Rから排出され、排出組合せb2に選択されている計量ホッパ4から排出された被計量物はファネル部10Lから排出される。
上記で説明した排出組合せa1、a2、b1、b2に選択されている計量ホッパ4から被計量物を排出させるタイミングは一例であり、上記例に限られるものではない。例えば、排出組合せa1、a2、b1、b2をそれぞれ時間をずらして求め、それに応じて排出組合せa1、a2、b1、b2に選択されている計量ホッパ4から被計量物を排出させるタイミングをずらすようにしてもよい。
次に、第3の動作モードが制御装置31に設定される場合について説明する。この場合、集合ファネル7の下端には、例えば、図2に示す下部ファネル10,11R,11Lが取付けられている。
この第3の動作モードにおける組合せ処理では、右側グループ4Rの計量ホッパ4の中から、適量組合せを1つ求めてそれを排出組合せa3に決めるとともに、左側グループ4Lの計量ホッパ4の中から、適量組合せを1つ求めてそれを排出組合せb3に決める。
そして、制御装置31は、所定のタイミングで、排出組合せa3、b3に選択されている計量ホッパ4から同時に被計量物を排出させる。このとき、排出組合せa3及び排出組合せb3に選択されている計量ホッパ4の外側ゲート4bを開いて被計量物を排出させる。これにより、排出組合せa3に選択されている計量ホッパ4から排出された被計量物は、右側の下部ファネル11Rから排出され、排出組合せb3に選択されている計量ホッパ4から排出された被計量物は、左側の下部ファネル11Lから排出される。
この場合、組合せ秤の下方には、例えば、被計量物の投入口を2つ有する包装機(図示せず)が配置されており、包装機の2つの投入口に対応して、左右の下部ファネル11R,11Lの下端が配置されている。下部ファネル11R,11Lから排出される被計量物は、それぞれ包装機の投入口へ投入されて袋詰めにされる。
上記で説明した排出組合せa3、b3に選択されている計量ホッパ4から被計量物を排出させるタイミングは一例であり、上記例に限られるものではない。例えば、排出組合せa3、b3をそれぞれ時間をずらして求め、それに応じて排出組合せa3、b3に選択されている計量ホッパ4から被計量物を排出させるタイミングをずらすようにしてもよい。
また、この場合、排出組合せa3、b3に選択されている計量ホッパ4から排出される被計量物は内ファネル8を通過しない。そこで、例えば、過大な重量の被計量物が保持されている計量ホッパ4は排出組合せ(適量組合せ)に選択されにくいので、所定重量値以上の被計量物が保持されている計量ホッパ4が存在する場合には、その計量ホッパ4の内側ゲート4aを開いて被計量物を排出させ、中央の下部ファネル10から排出させるようにしてもよい。
あるいは、異物貯留部25を支持部材24とともにセンター基体21から取り外すとともに、中央の下部ファネル10を取り外して、内ファネル8の下端の開口部8eに蓋を取り付けるようにしてもよい。図8(A)は、内ファネル8の下端の開口部8eに取付ける蓋の側面図であり、図8(B)は、同蓋を下方から視た図である。この蓋28は、下部ファネル10のフランジ10bの外周と同じ大きさの円形の蓋本体28aに、取っ手28bが取り付けられたものであり、下部ファネル10と同様にして内ファネル8の下端の開口部8eに取付けられる。この場合、蓋28の上に異物を貯留させることができる。
また、内ファネル8の開口部8eに、図7の下部ファネル10sを取り付けて、排出組合せa3、b3に選択されている計量ホッパ4の被計量物を、同計量ホッパ4の内側ゲート4aを開いて内ファネル右側部8a及び内ファネル左側部8bを介してファネル部10R,10Lから排出させて、包装機の投入口へ投入させるように構成してもよい。
本実施形態では、内ファネル8の内側に仕切板8pを設けたことにより、右側グループ4Rの計量ホッパ4から内側方向へ排出される被計量物が、内ファネル右側部8aの領域及び内ファネル8の右側の排出口(右側の半円状の開口部8e1)を通過して排出され、左側グループ4Lの計量ホッパ4から内側方向へ排出される被計量物が、内ファネル左側部8bの領域及び内ファネル8の左側の排出口(左側の半円状の開口部8e1)を通過して排出される。そのため、右側グループ4Rと左側グループ4Lの計量ホッパ4から内側方向へ排出される被計量物を、別々に排出させることができる。
例えば、図7のように、2つのファネル部10R,10Lが結合された下部ファネル10sを内ファネル8の下端に取付け、下部ファネル11Rs,11Lsを右側及び左側外ファネル9a,9bの下端に取付けることにより、所望の4箇所の排出位置へ被計量物を排出させることができる。また、図2等のように、下部ファネル10を内ファネル8の下端に取付け、下部ファネル11R,11Lを右側及び左側外ファネル9a,9bの下端に取付けることにより、所望の3箇所の排出位置へ被計量物を排出させることができる。
すなわち、内ファネル8の内側に仕切板8pを設けるという簡単な構成により、右側グループ4Rと左側グループ4Lの計量ホッパ4から内側方向へ排出される被計量物を、同一箇所へ排出させることもできるし、別々の箇所へ排出させることもできる。また、内ファネル8及び外ファネル9a,9bに取付ける下部ファネル(10,11R,11L/10s,11Rs,11Ls)は、構成が簡単であり、制御も不要である。
なお、本実施形態では、複数の計量ホッパ4及び供給ホッパ3が円状に列設されているが、円状に限らず、例えば楕円状等の環状に列設された構成でもよい。但し、複数の計量ホッパ4の列設形状に応じて集合シュート(上部シュート6及び集合ファネル7)の形状が決められる。
また、組合せ秤が小型の場合には、上部シュート6を設けずに、集合シュートを集合ファネル7のみで構成してもよい。この場合、内ファネル8の上端が計量ホッパ4の直下に位置するようにして、計量ホッパ4から内側方向へ排出される被計量物が内ファネル8上へ直接落下し、計量ホッパ4から外側方向へ排出される被計量物が右側及び左側外ファネル9a、9b上へ直接落下するように構成すればよい。なお、上部シュート6を設けることにより、集合ファネル7の小型化が図れ、それらの着脱及び清掃等が行いやすくなる。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
本発明は、簡単な構成で、排出箇所を3箇所にする使用と4箇所にする使用とが可能になる組合せ秤等として有用である。
4 計量ホッパ
5 重量センサ
6 上部シュート
6a 内シュート部
6b 外シュート部
7 集合ファネル
8 内ファネル
8e 内ファネルの下端の開口部
8p 仕切板
9a 右側外ファネル
9b 左側外ファネル
9e 排出口
10,10s 下部ファネル
10L,10R ファネル部
11R,11L,11Rs,11Ls 下部ファネル
31 制御装置
32 操作表示器

Claims (3)

  1. 環状に列設され、それぞれ供給される被計量物を前記環状の内側方向と外側方向とへ択一的に排出する複数のホッパと、
    前記ホッパから前記内側方向へ排出される被計量物を集合させて下端の開口部から排出する漏斗状の内ファネルと、
    前記内ファネルの一方側の側方に沿って配設され、全ての前記ホッパが一方側のグループと他方側のグループとに分けられてなる前記一方側のグループの前記ホッパから前記外側方向へ排出される被計量物を集合させて下端に設けられた排出口から排出する第1の外ファネルと、
    前記内ファネルの他方側の側方に沿って配設され、前記他方側のグループの前記ホッパから前記外側方向へ排出される被計量物を集合させて下端に設けられた排出口から排出する第2の外ファネルと、
    前記内ファネルの内側に配設され、前記内ファネルの内側領域を、前記一方側のグループの前記ホッパと対応する一方側の領域と、前記他方側のグループの前記ホッパと対応する他方側の領域とからなる2つの領域に仕切るとともに、前記開口部を一方側の排出口と他方側の排出口とに仕切るための仕切板と、
    第1の動作モードと第2の動作モードとを含む複数の動作モードの中からいずれか1つの動作モードを選択するモード選択手段と、
    前記モード選択手段により前記第1の動作モードが選択された場合に、前記一方側のグループの前記ホッパの中から、被計量物を排出させる前記ホッパの組合せを1つ求めて第1の外側排出組合せに決め、前記他方側のグループの前記ホッパの中から、被計量物を排出させる前記ホッパの組合せを1つ求めて第2の外側排出組合せに決め、前記一方側及び前記他方側のグループの前記ホッパの中から、被計量物を排出させる前記ホッパの組合せを1つ求めて内側排出組合せに決める第1の組合せ処理を行い、前記モード選択手段により前記第2の動作モードが選択された場合に、前記一方側のグループの前記ホッパの中から、被計量物を排出させる前記ホッパの組合せを2つ求めて、この2つのうちの一方を第1の外側排出組合せに決めるとともに、他方を第1の内側排出組合せに決め、前記他方側のグループの前記ホッパの中から、被計量物を排出させる前記ホッパの組合せを2つ求めて、この2つのうちの一方を第2の外側排出組合せに決めるとともに、他方を第2の内側排出組合せに決める第2の組合せ処理を行う組合せ手段と、
    前記第1の組合せ処理が行われた場合に、前記第1の外側排出組合せに選択されている前記ホッパに対して前記外側方向へ被計量物を排出させ、前記第2の外側排出組合せに選択されている前記ホッパに対して前記外側方向へ被計量物を排出させ、前記内側排出組合せに選択されている前記ホッパに対して前記内側方向へ被計量物を排出させる排出処理を行い、前記第2の組合せ処理が行われた場合に、前記第1の外側排出組合せに選択されている前記ホッパに対して前記外側方向へ被計量物を排出させ、前記第2の外側排出組合せに選択されている前記ホッパに対して前記外側方向へ被計量物を排出させ、前記第1の内側排出組合せに選択されている前記ホッパに対して前記内側方向へ被計量物を排出させ、前記第2の内側排出組合せに選択されている前記ホッパに対して前記内側方向へ被計量物を排出させる排出処理を行う制御手段とを備えた、組合せ秤。
  2. 前記モード選択手段により前記第1の動作モードが選択される場合に、
    前記内ファネルの下端の前記開口部に着脱自在に取り付けられ、前記内ファネルの前記一方側及び他方側の排出口から排出される被計量物を通過させる筒状の下部ファネルと、
    前記第1の外ファネルの下端の前記排出口に着脱自在に取り付けられた筒状の下部ファネルと、
    前記第2の外ファネルの下端の前記排出口に着脱自在に取り付けられた筒状の下部ファネルとをさらに備えた、請求項1に記載の組合せ秤。
  3. 前記モード選択手段により前記第2の動作モードが選択される場合に、
    前記内ファネルの前記一方側の排出口から排出される被計量物を通過させる筒状の第1のファネル部と、前記内ファネルの前記他方側の排出口から排出される被計量物を通過させる筒状の第2のファネル部とが結合されてなり、前記内ファネルの下端の前記開口部に着脱自在に取り付けられた結合ファネルと、
    前記第1の外ファネルの下端の前記排出口に着脱自在に取り付けられた筒状の下部ファネルと、
    前記第2の外ファネルの下端の前記排出口に着脱自在に取り付けられた筒状の下部ファネルとをさらに備えた、請求項1に記載の組合せ秤。
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