JP6217748B2 - 屈折率測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、試料に測定光を照射することにより試料の屈折率を測定する屈折率測定装置に関するものである。
屈折率測定装置の一例であるVブロック方式の屈折率測定装置では、Vブロックプリズムに形成されているV字状の溝に試料が載置され、Vブロックプリズムを介して試料に測定光を照射することにより、試料を透過した測定光を検出器で検出して試料の屈折率を測定することができるようになっている(例えば、下記特許文献1参照)。
この種の屈折率測定装置では、試料を透過して検出器へと導かれる測定光の一部が、例えばビームスプリッタにより分離され、接眼部(図示せず)に導かれる。作業者は、Vブロックプリズムの位置調整を行う際などに、接眼部から装置内を覗くことにより、測定光の状態を目視しながら作業を行うことができる。
特開2011−99795号公報
上記のような従来のVブロック方式の屈折率測定装置では、測定中に接眼部から装置外の光が入射し、検出器による検出結果に影響を与えるのを防止するため、測定中は接眼部にキャップが被せられる。そのため、実際の測定光の状態を測定中に観察することができないという問題があった。
そこで、接眼部にカメラを装着し、接眼部からの装置外の光の入射を防止するとともに、接眼部において測定光をカメラで撮像することにより、測定中にカメラで撮像した画像を観察することができるような構成が考えられる。しかしながら、このようにカメラを屈折率測定装置に後付けする場合には、カメラで撮像した画像を表示させるための表示部を別途設ける必要があり、コストがかかるとともに、検出器による検出結果とカメラで撮像した画像とが別々の表示画面に表示されるため、円滑に観察を行うことができないおそれがある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、コストをかけることなく、実際の測定光の状態を測定中に良好に観察することができる屈折率測定装置を提供することを目的とする。また、本発明は、良好に測定を行うことができる屈折率測定装置を提供することを目的とする。
本発明に係る屈折率測定装置は、試料に測定光を照射することにより試料の屈折率を測定する屈折率測定装置であって、試料を透過する前の測定光が通過し、試料を透過した後 の測定光は通過しないスリットと、試料を透過した測定光を検出する検出器と、試料を透過した測定光を撮像するカメラと、試料を透過した測定光が前記検出器に導かれるまでの 光路上に設けられたビームスプリッタと、前記検出器により検出される測定光の検出強度を表すグラフ、及び、前記ビームスプリッタを介して前記カメラにより撮像される前記ス リットを通過した測定光の線状の画像を、1つの表示画面にリアルタイムで表示させる表示処理部とを備えたことを特徴とする。
このような構成によれば、検出器により検出される測定光の検出強度を表すグラフ、及び、カメラにより撮像される測定光の画像が、1つの表示画面にリアルタイムで表示されるため、カメラの撮像画像を表示させるための表示部を別途設ける必要がなく、コストがかからない。また、グラフとともに1つの表示画面にリアルタイムで表示されるカメラの撮像画像を確認することにより、実際の測定光の状態を測定中に良好に観察することができる。
例えば、Vブロックプリズムの位置調整を行う際などには、表示画面にリアルタイムで表示されるカメラの撮像画像を確認しながら作業を行うことができる。このように、カメラによる撮像画像を表示画面に表示させることにより、接眼部を設ける必要がないため、測定中に接眼部から装置外の光が入射し、検出器による検出結果に影響を与えるのを防止することができ、良好に測定を行うことができる。
また、測定中においては、表示画面にリアルタイムで表示されるカメラの撮像画像を確認することにより、測定光のぼやけ具合を観察することができる。試料の設置態様が適当でない場合や、試料が散乱しやすい性質を有する場合などには、測定光がぼやけやすいため、測定光のぼやけ具合をグラフとともにリアルタイムで確認することにより、良好に測定を行うことができる。
前記屈折率測定装置は、試料から出射する測定光を受光する角度、又は、試料に入射する測定光の角度を変化させることにより走査を行う走査処理部をさらに備えていてもよい。この場合、前記表示処理部は、前記走査処理部による走査に伴い変化する前記検出器の検出強度をグラフとして連続的に描画するように前記表示画面にリアルタイムで表示させるとともに、前記カメラにより撮像される画像を前記表示画面上で走査に伴い移動するようにリアルタイムで表示させることが好ましい。
このような構成によれば、走査に伴い表示画面に連続的に描画されるグラフを確認しながら、そのときのカメラによる撮像画像を同じ表示画面においてリアルタイムで確認することができる。したがって、検出器により検出される測定光の検出強度と、カメラの撮像画像との関係が分かりやすいため、より良好に測定を行うことができる。
前記表示処理部は、前記表示画面に対する前記カメラにより撮像される画像の表示を開始又は停止させるための撮像切替キーを前記表示画面に表示させることが好ましい。
このような構成によれば、必要に応じて撮像切替キーを選択することにより、表示画面に対するカメラの撮像画像の表示を開始又は停止させることができる。したがって、測定中などのような必要なときにのみ、グラフ及びカメラの撮像画像を1つの表示画面にリアルタイムで表示させ、良好に測定を行うことができる。
前記表示処理部は、前記カメラにより撮像される画像を前記表示画面に別画面で拡大表示させるための拡大表示キーを前記表示画面に表示させることが好ましい。
このような構成によれば、必要に応じて拡大表示キーを選択することにより、カメラの撮像画像を表示画面に別画面で拡大表示させることができる。したがって、例えばVブロックプリズムの位置調整をより正確に行いたい場合や、測定光のぼやけ具合をより正確に観察したい場合などには、カメラの撮像画像を拡大表示で確認することにより、良好に作業を行うことができる。
前記表示処理部は、前記走査処理部による走査を停止させるための中止キーを前記表示画面に表示させることが好ましい。
このような構成によれば、必要に応じて中止キーを選択することにより、走査処理部による走査を停止させ、測定を中止させることができる。したがって、走査に伴い表示画面に連続的に描画されるグラフを確認しながら、そのときのカメラによる撮像画像を同じ表示画面においてリアルタイムで確認しているときに、異常を発見した場合などには、直ちに測定を中止させることができるため、より良好に測定を行うことができる。
本発明によれば、カメラの撮像画像を表示させるための表示部を別途設ける必要がなく、コストがかからない。また、本発明によれば、グラフとともに1つの表示画面にリアルタイムで表示されるカメラの撮像画像を確認することにより、実際の測定光の状態を測定中に良好に観察することができる。さらに、本発明によれば、測定中に接眼部から装置外の光が入射することがなく、かつ、測定光のぼやけ具合をグラフとともにリアルタイムで確認することができるため、良好に測定を行うことができる。
本発明の一実施形態に係る屈折率測定装置の構成例を示す概略平面図である。 図1の屈折率測定装置における制御部の構成例を示すブロック図である。 表示部の表示画面の一例を示す図である。 表示部の表示画面における表示態様の変化の一例を示す図である。
図1は、本発明の一実施形態に係る屈折率測定装置の構成例を示す概略平面図である。この屈折率測定装置は、Vブロックプリズム1を介して試料に測定光を照射することにより試料の屈折率を測定するVブロック方式の屈折率測定装置である。
試料としては、例えばガラス、プラスチック又は液体などを挙げることができる。試料は、Vブロックプリズム1に形成されているV字状の溝11(図1では溝11を真上から見た図を示している。)に載置され、試料を透過した測定光を検出器2で検出することにより試料の屈折率を測定することができるようになっている。
この屈折率測定装置には、上述のVブロックプリズム1及び検出器2に加えて、測定光を照射する光源部3と、光源部3からの測定光をVブロックプリズム1に導く第1光学系4と、Vブロックプリズム1を透過した測定光を検出器2に導く第2光学系5とが備えられている。
光源部3には、複数の光源31が備えられている。光源31としては、例えばヘリウムランプ、水素ランプ及び水銀ランプが用いられ、ヘリウムd線、水素C線、水素F線、水銀e線、水銀g線及び水銀h線などの異なる波長の測定光を光源部3から照射することができるようになっている。光源31からの測定光は、ミラー32で反射され、光源部3から水平方向に照射される。ミラー32は、垂直方向(図1における紙面前後方向)に延びる回転軸321を中心に回転可能となっており、ミラー32の回転位置に応じた光源31からの測定光を第1光学系4に導くことができる。ただし、光源31は、上記のような種類に限られるものではない。
第1光学系4には、レンズ41、ミラー42,43,44、干渉フィルタ45、スリット46及びコリメータレンズ47などが備えられている。光源部3からの測定光は、レンズ41を通過し、ミラー42,43で順次に反射した後、干渉フィルタ45に入射する。
干渉フィルタ45は複数設けられており、光源31の種類に応じて選択された干渉フィルタ45が光路中に挿入されることにより、その干渉フィルタ45に対応する特定波長の測定光(単色光)のみが干渉フィルタ45を透過し、ミラー44側へと導かれる。ミラー44で反射した測定光は、スリット46を通過し、コリメータレンズ47で平行光とされた後、Vブロックプリズム1に入射する。Vブロックプリズム1に対して一方の端面12から入射した測定光は、V字状の溝11に載置されている試料を透過した後、再びVブロックプリズム1を通り、Vブロックプリズム1と試料の屈折率差に応じた角度で他方の端面13から出射する。
第2光学系5には、ミラー51,52、テレメータレンズ53及びビームスプリッタ54などが備えられている。第2光学系5は、モータ6の回転軸61に取り付けられた円板7に固定されている。具体的には、ミラー51,52及びテレメータレンズ53が、回転軸61に対して偏心した位置で回転軸61に平行に並び、ミラー52及びビームスプリッタ54が、回転軸61に対して垂直方向に並ぶように、それぞれ円板7に固定されている。
ミラー51は、測定光の入射方向に対して反射面が45°傾斜するように配置されることにより、当該ミラー51で反射した測定光は、進行方向が90°変換されてテレメータレンズ53に導かれる。テレメータレンズ53は、Vブロックプリズム1からの測定光を集光させてミラー52に導き、ミラー52で反射した測定光は、ビームスプリッタ54を透過して、円板7に固定された検出器2により検出される。
ミラー51及びテレメータレンズ53は、Vブロックプリズム1からの測定光の入射方向に対して垂直方向に1列に配置され、回転軸61に対して偏心した位置で、テレメータ部50として一体的に円板7に保持されている。したがって、モータ6を回転させることにより、回転軸61を中心に円板7を回転させれば、Vブロックプリズム1に対するテレメータ部50の位置を変化(走査)させ、Vブロックプリズム1からの測定光を異なる角度から受光して検出器2に導くことができる。モータ6は、例えばエンコーダ付きのサーボモータからなり、モータ6の回転角を正確に把握することができる。
一方、ビームスプリッタ54で反射した測定光は、ミラー8で反射した後、レンズ9を通過してカメラ200へと導かれ、当該カメラ200により試料を透過した測定光を撮像することができる。ビームスプリッタ54及びミラー8は、回転軸61上に設けられており、Vブロックプリズム1の位置調整を行う際には、ビームスプリッタ54とミラー8との間の光路上にオートコリメーションプリズム10を挿入可能となっている。
カメラ200は、例えばCCD(Charge Coupled Device)カメラにより構成することができる。カメラ200は、上記のような位置に設けられた構成に限らず、例えば円板7に取り付けられ、ビームスプリッタ54とは別に設けられたビームスプリッタを介して、当該カメラ200に測定光が導かれるような構成であってもよいし、カメラ200が2つ以上設けられた構成であってもよい。
図2は、図1の屈折率測定装置における制御部100の構成例を示すブロック図である。この屈折率測定装置の動作は、例えばCPU(Central Processing Unit)を含む制御部100により制御される。制御部100は、CPUがプログラムを実行することにより、走査処理部101、屈折率測定処理部102及び表示処理部103などとして機能する。
走査処理部101は、モータ6を回転させることにより、Vブロックプリズム1に対してテレメータ部50を走査させる。試料の屈折率を測定する際には、走査処理部101が一定速度でモータ6を回転させることにより、試料から出射する測定光を受光する角度を変化させる。これにより、Vブロックプリズム1から検出器2に導かれる測定光の光量が変化するため、モータ6の回転に伴い、検出器2における検出強度が変化することとなる。
屈折率測定処理部102は、走査処理部101により回転されるモータ6の回転角と検出器2における検出強度とに基づいて、試料の屈折率を測定するための処理を行う。具体的には、モータ6を回転させて、各回転角におけるVブロックプリズム1からの測定光を検出器2で検出することにより、検出強度が最も高くなる回転角を特定し、その回転角とVブロックプリズム1の屈折率とに基づいて試料の屈折率を測定することができる。
表示処理部103は、表示部300の表示画面への表示に関する処理を行う。表示部300は、例えば液晶表示器からなり、屈折率測定装置に備えられていてもよいし、屈折率測定装置とは別に設けられていてもよい。表示処理部103は、例えば走査処理部101により回転されるモータ6の回転角と、検出器2における検出強度との関係を、表示部300の表示画面にグラフで表示させることができる。また、表示処理部103は、カメラ200により撮像される測定光の画像を、表示部300の表示画面に表示させることができる。
図3は、表示部300の表示画面301の一例を示す図である。図3に示すように、本実施形態では、検出器2により検出される測定光の検出強度を表すグラフ311と、カメラ200による撮像画像312とが、1つの表示画面301にリアルタイムで表示されるようになっている。
グラフ311は、例えばモータ6の回転角を横軸、検出器2における検出強度を縦軸として表示画面301に表示される。カメラ200による撮像画像312は、スリット46を通過した測定光の画像であるため、図3に示すように、例えばスリット46の形状に対応する線状の画像として表示画面301に表示される。
この例では、カメラ200による撮像画像312として1本の測定光の画像が表示されているが、例えば試料が複屈折する材料である場合などには、試料を透過した測定光が複数の方向に出射することにより、複数本の測定光の画像が表示される場合もある。また、オートコリメーションプリズム10を用いてVブロックプリズム1の位置調整を行う際には、Vブロックプリズム1の位置に対応して表示位置が変化するオートコリメーション像及び標線が撮像画像312内に現れ、このオートコリメーション像と標線の表示が所定の配置となるように調整することによって、Vブロックプリズム1の位置と光軸とが垂直になるように調整を行うことができる。
表示処理部103の処理により、表示画面301には、撮像切替キー313、拡大表示キー314、開始キー315及び中止キー316などが表示される。撮像切替キー313及び拡大表示キー314は、例えばカメラ200による撮像画像312の近傍に表示される。これらのキー313〜316は、例えばマウス又はキーボードなどにより構成される操作部(図示せず)を操作することにより選択することができる。
撮像切替キー313は、表示画面301に対するカメラ200による撮像画像312の表示を開始又は停止させるために選択される。図3に示すように、カメラ200による撮像画像312が表示画面301に表示されているときには、撮像切替キー313は表示停止キーとして表示され、当該表示停止キーを選択することにより、撮像画像312の表示を停止させることができる。一方、カメラ200による撮像画像312が表示画面301に表示されていないときには、撮像切替キー313は表示開始キーとして表示され、当該表示開始キーを選択することにより、撮像画像312の表示を開始させることができる。
拡大表示キー314は、カメラ200による撮像画像312を表示画面301に別画面で拡大表示させるために選択される。拡大表示キー314が選択された場合には、例えば表示画面301にポップアップ画面が表示され、当該ポップアップ画面に、縦横比を保持した状態で拡大されたカメラ200による撮像画像312が表示される。
開始キー315は、走査処理部101による走査を開始させるために選択される。開始キー315が選択されることにより測定が開始された場合には、走査処理部101による走査に伴って、グラフ311及びカメラ200による撮像画像312が表示画面301にリアルタイムで表示される。なお、測定中は、開始キー315を選択できないように構成されていてもよい。
中止キー316は、走査処理部101による走査を停止させるために選択される。測定中に中止キー316が選択された場合には、測定が中止され、表示画面301に対するグラフ311及びカメラ200による撮像画像312の表示が停止される。なお、測定中でないときには、中止キー316を選択できないように構成されていてもよい。
本実施形態では、検出器2により検出される測定光の検出強度を表すグラフ311、及び、カメラ200による撮像画像312が、1つの表示画面301にリアルタイムで表示されるため、カメラ200の撮像画像312を表示させるための表示部を別途設ける必要がなく、コストがかからない。また、グラフ311とともに1つの表示画面301にリアルタイムで表示されるカメラ200の撮像画像312を確認することにより、実際の測定光の状態を測定中に良好に観察することができる。
例えば、Vブロックプリズム1の位置調整を行う際などには、表示画面301にリアルタイムで表示されるカメラ200の撮像画像312を確認しながら作業を行うことができる。このように、カメラ200による撮像画像312を表示画面301に表示させることにより、接眼部を設ける必要がないため、測定中に接眼部から装置外の光が入射し、検出器2による検出結果に影響を与えるのを防止することができ、良好に測定を行うことができる。
また、測定中においては、表示画面301にリアルタイムで表示されるカメラ200の撮像画像312を確認することにより、測定光のぼやけ具合を観察することができる。試料の設置態様が適当でない場合や、試料が散乱しやすい性質を有する場合などには、測定光がぼやけやすいため、測定光のぼやけ具合をグラフ311とともにリアルタイムで確認することにより、良好に測定を行うことができる。
特に、本実施形態では、必要に応じて撮像切替キー313を選択することにより、表示画面301に対するカメラ200の撮像画像312の表示を開始又は停止させることができる。したがって、測定中などのような必要なときにのみ、グラフ311及びカメラ200の撮像画像312を1つの表示画面301にリアルタイムで表示させ、良好に測定を行うことができる。
また、本実施形態では、必要に応じて拡大表示キー314を選択することにより、カメラ200の撮像画像312を表示画面301に別画面で拡大表示させることができる。したがって、例えばVブロックプリズム1の位置調整をより正確に行いたい場合や、測定光のぼやけ具合をより正確に観察したい場合などには、カメラ200の撮像画像312を拡大表示で確認することにより、良好に作業を行うことができる。
図4は、表示部300の表示画面301における表示態様の変化の一例を示す図である。図4では、試料の屈折率を測定する際に表示画面301にリアルタイムで表示されるグラフ311及びカメラ200による撮像画像312の一例を段階的に示している。
表示処理部103は、走査処理部101による走査に伴い変化する検出器2の検出強度をグラフ311として連続的に描画するように表示画面301にリアルタイムで表示させる。すなわち、走査処理部101による走査に伴い、検出器2における検出強度は変化することとなるが、測定開始からその時点までの検出強度の変化の軌跡が、グラフ311として連続的に表示画面301に描画される。
したがって、図4(a)のような測定開始後の初期の段階では、グラフ311として表される部分は少ないが、図4(b)のように検出器2の検出強度が最も高くなったときには、グラフ311にピークが現れる。その後、図4(c)のように検出器2の検出強度が徐々に下がることにより、ピークを有する曲線状のグラフ311が連続的に描画される。
また、表示処理部103は、カメラ200による撮像画像312を表示画面301上で走査に伴い移動するようにリアルタイムで表示させる。すなわち、走査処理部101による走査に伴い、試料から出射する測定光を受光する角度が変化するため、カメラ200に入射する測定光の位置も変化し、図4(a)〜(c)に示すように、カメラ200による撮像画像312が表示画面301上で移動することとなる。
なお、走査処理部101による走査が終了した後は、検出器2の検出強度が最も高くなったときの位置にテレメータ部50が移動されることにより、カメラ200による撮像画像312は、図4(b)の場合と同じ状態で維持される。このとき、グラフ311は、図4(c)の場合と同じ状態で維持されてもよいし、非表示とされてもよい。
本実施形態では、走査に伴い表示画面301に連続的に描画されるグラフ311を確認しながら、そのときのカメラ200による撮像画像312を同じ表示画面301においてリアルタイムで確認することができる。したがって、検出器2により検出される測定光の検出強度と、カメラ200の撮像画像312との関係が分かりやすいため、より良好に測定を行うことができる。
また、本実施形態では、図3において説明したように、必要に応じて中止キー316を選択することにより、走査処理部101による走査を停止させ、測定を中止させることができる。したがって、走査に伴い表示画面301に連続的に描画されるグラフ311を確認しながら、そのときのカメラ200による撮像画像312を同じ表示画面301においてリアルタイムで確認しているときに、異常を発見した場合などには、直ちに測定を中止させることができるため、より良好に測定を行うことができる。
以上の実施形態では、測定光が水平方向に沿って光源部3から検出器2まで導かれるような構成について説明した。しかし、このような構成に限らず、光源部3から検出器2に至る測定光の光路の少なくとも一部が、水平方向に対して傾斜していてもよい。この場合、モータ6の回転軸61は、水平方向に延びるような構成に限らず、水平方向に対して傾斜した方向に延びるような構成であってもよい。
また、光源部3から検出器2に至る測定光の光路中に設けられた光学部材の構成は、上記実施形態において例示した構成に限らず、他の光学部材が設けられていてもよいし、一部の光学部材が省略されていてもよい。
走査処理部101は、試料から出射する測定光を受光する角度を変化させることにより走査を行うような構成に限らず、試料に入射する測定光の角度を変化させることにより走査を行うような構成であってもよい。この場合、例えばコリメータレンズを保持するコリメータ部(図示せず)を円板に固定し、当該円板をモータで回転させることにより、Vブロックプリズム1に対するコリメータ部の角度を変化させて走査を行うことができるような構成であってもよい。
以上の実施形態では、本発明をVブロック方式の屈折率測定装置に適用した場合について説明したが、本発明は、Vブロック方式の屈折率測定装置に限らず、アッベ方式などの他の方式の屈折率測定装置にも適用可能である。
1 Vブロックプリズム
2 検出器
3 光源部
4 第1光学系
5 第2光学系
6 モータ
7 円板
8 ミラー
9 レンズ
10 オートコリメーションプリズム
31 光源
32 ミラー
41 レンズ
42,43,44 ミラー
45 干渉フィルタ
46 スリット
47 コリメータレンズ
50 テレメータ部
51,52 ミラー
53 テレメータレンズ
54 ビームスプリッタ
61 回転軸
100 制御部
101 走査処理部
102 屈折率測定処理部
103 表示処理部
200 カメラ
300 表示部
301 表示画面
311 グラフ
312 撮像画像
313 撮像切替キー
314 拡大表示キー
315 開始キー
316 中止キー

Claims (5)

  1. Vブロックプリズムを介して試料に測定光を照射することにより試料の屈折率を測定するVブロック方式の屈折率測定装置であって、
    試料を透過する前の測定光が通過し、試料を透過した後の測定光は通過しないスリットと、
    試料を透過した測定光を検出する検出器と、
    試料を透過した測定光を撮像するカメラと、
    試料を透過した測定光が前記検出器に導かれるまでの光路上に設けられたビームスプリッタと、
    前記検出器により検出される測定光の検出強度を表すグラフ、及び、前記ビームスプリッタを介して前記カメラにより撮像される前記スリットを通過した測定光の線状の画像を、1つの表示画面にリアルタイムで表示させる表示処理部と
    一定速度でモータを回転させて、試料から出射する測定光を受光する角度、又は、試料に入射する測定光の角度を変化させることにより走査を行う走査処理部と、
    前記走査処理部により回転される前記モータの回転角と前記検出器における検出強度とに基づいて、試料の屈折率を測定する屈折率測定処理部とをさらに備え、
    前記表示処理部は、前記走査処理部による走査に伴い変化する前記検出器の検出強度をグラフとして連続的に描画するように前記表示画面にリアルタイムで表示させるとともに、前記カメラにより撮像される線状の画像を前記表示画面上で走査に伴い移動するようにリアルタイムで表示させることを特徴とする屈折率測定装置。
  2. 前記表示処理部は、前記走査処理部による走査が終了した後は、前記検出器の検出強度が最も高くなったときの前記カメラによる撮像画像を前記表示画面に表示させることを特徴とする請求項に記載の屈折率測定装置。
  3. 前記表示処理部は、前記表示画面に対する前記カメラにより撮像される画像の表示を開始又は停止させるための撮像切替キーを前記表示画面に表示させることを特徴とする請求項1又は2に記載の屈折率測定装置。
  4. 前記表示処理部は、前記カメラにより撮像される画像を前記表示画面に別画面で拡大表示させるための拡大表示キーを前記表示画面に表示させることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の屈折率測定装置。
  5. 前記表示処理部は、前記走査処理部による走査を停止させるための中止キーを前記表示画面に表示させることを特徴とする請求項のいずれかに記載の屈折率測定装置。
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