JP6217106B2 - パネル装置 - Google Patents

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本発明は、本体と、当該本体に支持されており、装置の動作の指示が入力される入力部または表示を行う表示部が配置されたパネルと、を備えるパネル装置に関する。
従来、プリンタ、スキャナ、コピー機、ファクシミリ機等において、上記のようなパネル装置が設けられたものがある。
パネルは、装置の上面側から操作される場合と、装置の正面側から操作される場合とが想定される。したがって、パネルを装置上面側に向ければ装置正面側からの操作性が悪くなる。一方、パネルを装置正面側に向ければ装置上面側からの操作性が悪くなる。これを解消するために、パネルが回動可能に装置の本体に設けられて、パネルが装置上面側又は装置正面側の任意の方向を向くように姿勢変化できるパネル装置が提案されている。このようなパネル装置の多くには、特許文献1に開示されたパネル装置のように、パネルを所定の姿勢に保持できるようにするチルト機構のような機構が備えられている。
特開2011−022303号公報
しかしながら、チルト機構のような機構を備えたパネル装置では、パネルの背面側や下面側などに上記機構が配置される。そのため、上記機構の分だけ、パネル装置自体、或いはパネル装置が配置される装置、例えばプリンタなどの画像記録装置が、大型化してしまう。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、状態変化可能なパネルを備えつつも装置の大型化を抑制することのできるパネル装置を提供することにある。
(1) 本発明に係るパネル装置は、表面を有し、当該表面に露出された状態で配置され且つ装置の動作の指示が入力される入力部または上記表面に露出された状態で配置され且つ表示を行う表示部を有するパネルと、上記パネルを支持する支持部を有する本体と、上記パネルにおける重力方向と交差する方向の両側の端部位置または上記本体における上記端部位置との対向位置の一方に設けられており上記端部位置または上記対向位置の他方に向けて突出した一対の突起、及び上記端部位置または上記対向位置の他方に設けられており上記突起を案内する一対の案内溝を有し、上記パネルを回動且つスライド可能に支持する移動機構と、上記パネルに設けられた上記突起または上記案内溝が第1位置に位置し、水平面と上記表面とのなす角度のうち大きい方が第1角度となる第1状態において、上記支持部と当接する第1当接部と、上記パネルに設けられた上記突起または上記案内溝が上記第1位置とは異なる第2位置に位置し、上記水平面と上記表面とのなす角度のうち上記第1角度に対応する方が、上記第1角度よりも小さい第2角度となる第2状態において、上記支持部と当接する第2当接部と、を備える。
本構成によれば、パネルを状態変化させるための移動機構は、突起と案内溝で構成されている。そのため、移動機構をパネル装置に配置するために必要なスペースは僅かである。よって、パネル装置の大型化を抑制することができる。
(2) 上記突起は、上記パネルに設けられている。上記案内溝は、上記本体に設けられている。
本構成のように突起を本体ではなくパネルに設けることによって、パネルは3つ以上の状態に状態変化することができる。
(3) 上記パネルは、上記パネルに設けられた上記突起が上記第1位置及び上記第2位置と異なる第3位置に位置し、上記水平面と上記表面とのなす角度のうち上記第1角度に対応する方が、上記第1角度よりも小さく上記第2角度よりも大きい第3角度となる第3状態において、上記支持部と当接する第3当接部を更に備える。
本構成によれば、パネルは3つの状態に状態変化することが可能となる。
(4) 上記第1当接部と上記第3当接部とは、上記パネルにおける上記表面と対向する面である裏面に設けられている。上記第3当接部は、回動の径方向において上記突起から上記第1当接部よりも離間している。
本構成によれば、第3状態となるパネルの角度は第1状態となるパネルの角度よりも開くが、回動支点から第1当接部よりも離れた位置で当接する第3当接部によってパネルが保持されるため、パネルは、安定的に保持される。
(5) 上記支持部は、上記パネル側に突出した突出部を備える。上記第1当接部と上記第3当接部とは、上記突出部と嵌合可能である。
本構成によれば、支持部の突出部と各当接部とを嵌合させることによって、支持部を所定状態に安定して保持することができる。また、本構成によれば、各当接部が支持部によって安定的に保持される構成を簡易なものとすることができる。
(6) 上記第1当接部における上記突出部の側面との当接面と上記表面とのなす角のうち回動先端側の角度は、上記第3当接部における上記突出部の側面との当接面と上記表面とのなす角のうち回動先端側の角度よりも大きい。
本構成によれば、各当接部の当接面の表面に対する傾斜がパネルの状態に対応して異なっているため、各状態において突出部と各当接部とを適切に嵌合させることができる。その結果、パネルの操作性を向上させることができる。
(7) 上記第3当接部と上記突出部とが嵌合された状態から当該嵌合が解除された状態までの上記パネルの移動量は、上記第1当接部と上記突出部とが嵌合された状態から当該嵌合が解除された状態までの上記パネルの移動量よりも大きい。
本構成によれば、支持部の突出部と各当接部とを嵌合させることによって、支持部を所定状態に安定して保持することができる。また、パネルががたついてスライドした際、第3当接部のがたつきによる移動量は、第3当接部よりも突起から近い位置にある第1当接部の上記がたつきによる移動量よりも大きい。よって、パネルががたついてスライドした際、第3当接部は、第1当接部よりも突出部との嵌合が解除されやすい。しかし、本構成では、第3当接部の突出部からの嵌合の解除に必要なパネルの移動量は、第1当接部の突出部からの嵌合の解除に必要なパネルの移動量よりも大きい。したがって、本構成によれば、パネルのがたつきによる移動量が大きい第3当接部の突出部からの嵌合の解除の可能性を低くすることができる。
(8) 上記第3当接部は、上記突出部が挿入される凹部を備える。上記凹部における上記突出部の側面との当接面は、当該当接面に対向する面に対して、上記凹部が開口側である程に幅広となるように傾斜している。
本構成によれば、第3当接部は、第1当接部に比べて突起から遠い位置にあるため、パネルの所定量の回動に対する移動量が第1当接部よりも大きい。そのため、突出部の第3当接部への嵌合は、突出部の第1当接部への嵌合よりも困難である。そこで、本構成によれば、第3当接部は開口側である程に幅広に構成されている。そのため、突出部の第3当接部への挿入による嵌合を容易に行うことができる。一方、第3当接部は開口側である程に幅広であるために、第3当接部に挿入された突出部は第3当接部から抜けやすい。その場合、例えば、第3当接部を上記(7)のように構成することにより、突出部が第3当接部から誤って抜けてしまう可能性を低くすることができる。
(9) 上記第1当接部及び上記第3当接部の各々は、上記突起の突出方向に沿って離間して複数設けられている。
本構成によれば、パネルのがたつきを低減することができる。
(10) 上記支持部は、上記パネル側に突出した突出部を備える。上記第2当接部は、上記突出部と嵌合可能である。上記パネルが上記第2状態において、上記突起のスライド方向における上記突起と上記案内溝の端との間の距離は、上記突出部の突出長よりも長い。
本構成によれば、支持部の突出部と各当接部とを嵌合させることによって、支持部を所定状態に安定して保持することができる。また、本構成によれば、パネルが第2状態である場合において、スライド方向における突起の端と案内溝の端との距離は、突出部の突出長よりも長いため、パネルを第2状態から第1状態に状態変化させる過程において、突起が案内溝の端よりも外側に位置するおそれがない。つまり、本構成によれば、パネルの第2状態から第1状態への状態変化を確実に実行することができる。
(11) 上記第1当接部は、上記パネルにおける上記表面と対向する面である裏面に設けられている。上記第2当接部は、上記パネルの上記表面及び上記裏面と交差する面のうち下面に設けられている。
本構成によれば、第1当接部と第2当接部とを離間して配置させるために、パネルを大きくする必要がない。例えば、第1当接部と第2当接部とを同じ面に配置する場合、第1角度と第2角度との差を大きくするためには各当接部を離す必要があるが、第1当接部と第2当接部とを異なる面に配置すれば、各当接部を近い位置に配置しても第1角度と第2角度との差を大きくすることができる。
(12) 上記突起は、上記パネルに設けられている。上記案内溝は、上記本体に設けられて、上記重力方向に沿っている。
本構成によれば、案内溝が重力方向に沿って延びているため、パネル装置を水平方向において小型化することができる。
(13) 上記突起は中空であり、上記入力部または上記表示部に接続されたケーブルを上記突起の内部に保持する。
本構成によれば、パネルの回動によってケーブルが動く量を少なく抑えることができる。
(14) 上記突起は、上記パネルに設けられている。上記本体は、第1本体と、当該第1本体と組み合わせ可能な第2本体とを備えている。上記案内溝は、上記第1本体に設けられた第1溝部と上記第2本体に設けられた第2溝部とによって形成される。
本構成によれば、パネルに設けられた突起を第1溝部または第2溝部に形成された溝に挿入させてから、第1本体と第2本体とを組み合わせることにより、パネルを曲げることなく、パネルを本体に組み付けることができる。つまり、本構成によれば、パネル装置の組み立て性を向上させることができる。
本発明によれば、パネル装置は状態変化可能なパネルを備えつつも大型化を抑制することができる。
図1は、複合機10の外観斜視図である。 図2は、プリンタ部12の内部構造を模式的に示す縦断面図である。 図3は、複合機10におけるパネル70及びその周辺部の斜視図であり、(A)には、第2状態のパネル70が示されており、(B)には、第3状態のパネル70が示されており、(C)には、第1状態のパネル70が示されている。 図4は、パネル70を取り外した状態の複合機10の斜視図であり、(A)には、複合機10の左端部が示されており、(B)には、複合機10の右端部が示されている。 図5(A)は、支持部82の外観斜視図であり、図5(B)は、パネル70の外観斜視図である。 図6は、パネル70の外観斜視図である。 図7は、複合機10の正面図である。 図8は、図7のVIII−VIII断面図であり、(A)には、パネル70が第2状態の場合が示されており、(B)には、パネルが第3状態の場合が示されており、(C)には、パネルが第1状態の場合が示されている。 図9は、図7のIX−IX断面図であり、(A)には、パネル70が第2状態の場合が示されており、(B)には、パネルが第3状態の場合が示されており、(C)には、パネルが第1状態の場合が示されている。 図10は、図9(A)におけるパネル70の拡大図である。 図11(A)は、変形例5におけるパネル70の左側面図であり、図11(B)は、変形例6におけるパネル70の左側面図であり、図11(C)は、変形例7におけるパネル70の左端部の斜視図であり、図11(D)は、変形例8におけるパネル70の左端部の斜視図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。また、以下の説明では、複合機10が使用可能に設置された状態(図1の状態)を基準として上下方向7が定義され、開口13が設けられている側を手前側(正面)として前後方向8が定義され、複合機10を手前側(正面)から見て左右方向9が定義される。また、以下の各部材の説明では、当該各部材が複合機10に組み付けられた状態で、上下方向7と前後方向8と左右方向9とが定義されるものとする。
[複合機10の全体構成]
図1に示されるように、複合機10は、概ね直方体に形成されている。複合機10は、その上部に、記録用紙などの原稿に記録された画像をイメージセンサによって読み取って画像データを取得するスキャナ部11を備えている。また、複合機10は、その下部に、上記画像データなどに基づいて、記録用紙15(図2参照)に画像を記録するプリンタ部12(本発明の本体の一例)を備えている。
スキャナ部11は、所謂フラットベッドスキャナとして構成されているが、ここでは、スキャナ部11の内部構成の詳細な説明は省略される。プリンタ部12は、概ね直方体に形成されており、正面に開口13が形成されている。
図2に示されるように、プリンタ部12の内部には、開口13から前後方向8に挿入及び脱抜可能であって内部に記録用紙15が収容される給紙トレイ20と、給紙トレイ20に収容された記録用紙15を搬送路23に沿って搬送させる搬送ローラ対63及び排出ローラ対66と、スキャナ部11によって原稿から読み取られた画像データなどに基づいて、搬送路23を搬送される記録用紙15に画像を記録する記録部24などが配置されている。
画像が記録された記録用紙15は、給紙トレイ20の上側に設けられた排紙トレイ21に排出され、排紙トレイ21に載置される。ここで、排紙トレイ21は、給紙トレイ20の上側に給紙トレイ20と重ねられて設けられており、給紙トレイ20と一体に開口13に対して挿入及び脱抜される。
[給紙ローラ52]
図2に示されるように、給紙トレイ20の上方には、給紙ローラ52が配置されている。給紙ローラ52は、給紙用モータ(不図示)から駆動力が伝達されることによって回転する。駆動力が伝達された給紙ローラ52は、給紙トレイ20に収容された記録用紙15を後述する搬送路23へ向けて給送する。
[搬送路23]
図2に示されるように、搬送路23は、給紙トレイ20の後端部を基点として、下方から上方に延びつつUターンしてから、前向きに延びて排紙トレイ21に至る通路である。搬送路23は、所定間隔を隔てて互いに対向する第1ガイド部材31及び第2ガイド部材32によって構成される空間である。記録用紙15は、搬送路23を、図2に破線の矢印で示される向きである搬送向き16に搬送される。
[搬送ローラ対63及び排出ローラ対66]
図2に示されるように、搬送路23における記録部24よりも搬送向き16の上流側には、搬送ローラ61及びピンチローラ62よりなる搬送ローラ対63が設けられている。ピンチローラ62は、ばねなどの弾性部材(不図示)によって搬送ローラ61のローラ面に圧接されている。搬送路23における記録部24よりも搬送向き16の下流側には、排出ローラ64及び拍車65よりなる排出ローラ対66が設けられている。拍車65は、ばねなどの弾性部材(不図示)によって排出ローラ64のローラ面に圧接されている。
搬送ローラ61及び排出ローラ64は、搬送用モータ(不図示)から駆動力が伝達されることによって回転する。駆動力が伝達された搬送ローラ61及び排出ローラ64は、ピンチローラ62及び拍車65との間に記録用紙15を挟持しつつ搬送向き16へ搬送する。
[記録部24]
図2に示されるように、記録部24は、搬送路23の上側に配置されている。記録部24は、搬送路23に対向可能な位置に設けられた記録ヘッド37と、記録ヘッド37を搭載したキャリッジ38とを備えている。記録ヘッド37には、インクカートリッジ(不図示)から供給されたインクを搬送路23に向けて吐出するための複数のノズル36が形成されている。キャリッジ38は、左右方向9に往復移動可能に構成されている。記録部24の下方には、プラテン53が配置されている。プラテン53は、記録用紙15を支持する概ね板形状の部材である。キャリッジ38が左右方向9へ往復移動されながら、搬送路23に沿って搬送されてプラテン53に支持されている記録用紙15に向かってノズル36からインク滴が吐出される。これにより、記録用紙15に画像が記録される。
なお、本実施形態において、記録部24が記録用紙15に画像を記録する方式は、インクジェット記録方式であるが、記録部24が記録用紙15に画像を記録する方式はインクジェット記録方式に限らず、例えば電子写真方式などであってもよい。
[パネル装置]
複合機10には、パネル装置が設けられている。パネル装置は、図1、図4、図5(B)、及び図6に示されるように、上述したプリンタ部12と、プリンタ部12に支持されたパネル70と、パネル70を回動且つスライド可能に支持する移動機構81と、パネル70が後述する第1状態のときにプリンタ部12に設けられた後述する支持部82と当接する第1当接部83と、パネル70が後述する第3状態のときに支持部82と当接する第3当接部85と、パネル70が後述する第2状態のときに支持部82と当接する第2当接部84と、を備えている。
[プリンタ部12]
図1及び図7に示されるように、プリンタ部12は、第1本体14と、第1本体14の上方において第1本体14に支持されている第2本体19とを備えている。第1本体14と第2本体19とは、ビスや嵌合などによって組み合わせることが可能である。第1本体14は、開口13の右側を構成する右側部14Aと、開口13の左側を構成する左側部14Bと、開口13の上側を構成する支持部82とを備えている。支持部82は、右端を右側部14Aと連結されており、左端部を左側部14Bと連結されている。支持部82は、後述するパネル70を下側から支持する部材である。
図5(A)に示されるように、支持部82は、左右方向9に長い棒状の部材である。また、支持部82の上面には、上側に突出しており且つ左右方向9に延設された突出部86が形成されている。つまり、支持部82は、突出部86を備えている。また、支持部82の前面には、後側に凹んだ凹部87が形成されている。凹部87は、後述するパネル70の状態変化の際に複合機10のユーザがパネル70を把持するために手を挿入するための空間を形成する。
[パネル70]
図1及び図3に示されるように、プリンタ部12の支持部82の上方には、パネル70が配置されている。後述するようにパネル70は状態変化するが、パネル70は、何れの状態であっても、その下側を支持部82によって支持されることが可能である。
図5(B)及び図6に示されるように、パネル70は、概ね直方体形状の部材である。パネル70は、プリンタ部12の外部に露出された表面71と、表面71よりもプリンタ部12の内部側に位置しており表面71と対向している裏面72と、パネル70が図1に示されるように上下方向7に沿って起立した状態において表面71及び裏面72の上端を繋ぐ面である上面73と、パネル70が図1に示されるように上下方向7に沿って起立した状態において表面71及び裏面72の下端を繋ぐ面である下面74と、表面71及び裏面72の右端を繋ぐ面である右面75と、表面71及び裏面72の左端を繋ぐ面である左面76と、を備えている。
図1、図3、及び図5(B)に示されるように、パネル70には、操作キー51(本発明の入力部の一例)及び液晶パネル28(本発明の表示部の一例)が配置されている。なお、液晶パネル28は、タッチパネルであってもよい。この場合、液晶パネル28は、本発明の表示部の一例であるとともに本発明の入力部の一例でもある。また、パネル70には、操作キー51が配置され液晶パネル28が配置されていなくてもよく、逆に、液晶パネル28が配置され操作キー51が配置されていなくてもよい。
操作キー51及び液晶パネル28は、パネル70の表面71に露出した状態、つまり外部から視認可能な状態で配置されている。操作キー51及び液晶パネル28の内部には、制御回路が組み込まれている。制御回路は、パネル70の各面71〜76によって形成されたパネル70の内部空間に配置されている。
プリンタ部12に配置されており、複合機10の動作を制御する制御部(不図示)は、液晶パネル28に、ユーザへの指示や画像記録に関する情報などを表示させる。つまり、液晶パネル28は、制御部に制御されることによって表示を行う。ユーザは、液晶パネル28に表示された情報に基づいて、操作キー51を押圧することによって、画像記録の実行などを指示する。操作キー51は、当該押圧に基づく信号を制御部に出力する。制御部は、操作キー51から入力された信号に基づいて、複合機10の動作を制御する。以上より、操作キー51は、複合機10の動作の指示が入力される。
なお、後述するように、パネル70の右面75及び左面76には、突起88が形成されている。また、パネル70の裏面72には、第1当接部83及び第3当接部85が形成されている。また、パネル70の下面74には、第2当接部84が形成されている。
[移動機構81]
プリンタ部12の第1本体14とパネル70とには、パネル70を回動及びスライド可能に支持する移動機構81が設けられている。本実施形態において、移動機構81は、パネル70に形成された一対の突起88(図5(B)及び図6参照)と、プリンタ部12に形成された一対の案内溝89(図4参照)とを備えている。
図5(B)及び図6に示されるように、一対の突起88は、パネル70の右面75及び左面76の上端部から左右方向9の外側に向けて突出している。ここで、パネル70の右面75及び左面76は、重力方向と交差する方向である左右方向9の両側に位置している。つまり、パネル70の右面75及び左面76は、本発明の端部位置の一例である。なお、本実施形態では、複合機10は、上下方向7が重力方向となり、前後方向8及び左右方向9が水平方向となるように設置されている。
図4に示されるように、一対の案内溝89は、プリンタ部12の右側部14Aの左面77と、左面77と左右方向9において対向しており且つプリンタ部12の左側部14Bの右面78とに形成されている。案内溝89は、左面77及び右面78の表面から凹んだ溝形状となっている。ここで、左面77は、パネル70が図1に示されるように上下方向7に沿って起立した状態において、パネル70の右面75(図6参照)と左右方向9において対向している。また、右面78は、パネル70が図1に示されるように上下方向7に沿って起立した状態において、パネル70の左面76(図6参照)と左右方向9において対向している。つまり、プリンタ部12の左面77及び右面78は、本発明の対向位置の一例である。また、一対の案内溝89は、上下方向7に沿って延びている。
そして、パネル70の右面75に形成された突起88は、プリンタ部12の左面77に形成された案内溝89に挿入されている。また、パネル70の左面76に形成された突起88は、プリンタ部12の右面78に形成された案内溝89に挿入されている。突起88は、円筒状であり、左右方向9に沿った方向に突出している。案内溝89の溝幅は、突起88が摺動可能な程度に、突起88よりも若干大きく形成されている。
これにより、突起88は、案内溝89に沿って摺動可能である。換言すると、案内溝89は、突起88を案内可能である。つまり、パネル70は、突起88が案内溝89に沿って摺動することにより、上下方向7に沿ってスライド可能である。また、パネル70は、案内溝89に挿入された突起88を軸として、矢印79の方向に回動可能である。以上より、移動機構81は、パネル70を回動且つスライド可能に支持する。
突起88は、中空である。これにより、パネル70の内部空間と外部とが連通されている。中空の突起88の内部には、ケーブル80(図6(B)参照)が保持されている。ここで、ケーブル80は、パネル70の内部空間に設けられた操作キー51及び液晶パネル28の制御回路と、プリンタ部12に設けられた制御部とを接続するものである。つまり、ケーブル80は、一端を制御回路と接続されており、他端を制御部と接続されている。そして、ケーブル80は、パネル70の内部空間に配置された制御回路から突起88の内部空間を経てプリンタ部12に配置された制御部へ配線されている。
図4に示されるように、案内溝89は、第1溝部90と第2溝部91とによって形成される。ここで、第1溝部90は、案内溝89の下側部分を構成しており、第1本体14に形成されている。また、第2溝部91は、案内溝89の上側部分を構成しており、第2本体19に形成されている。第1本体14と第2本体19とが組み合わせられることにより、第1溝部90の上端と第2溝部91の下端とが繋がる。これにより、案内溝89が形成される。
[第1当接部83]
図6及び図9に示されるように、パネル70の裏面72には、第1当接部83が形成されている。第1当接部83は、突起88の突出方向である左右方向9に沿って離間して2つ設けられている。詳細には、第1当接部83は、裏面72の右端に近い位置と左端に近い位置とに設けられている。2つの第1当接部83は、突起88を中心としたパネル70の回動の径方向において突起88からの距離が同じ位置に設けられている。なお、第1当接部83は、2つに限らず、1つだけ設けられていてもよいし、3つ以上設けられていてもよい。
第1当接部83は、パネル70が図1に示されるように上下方向7に沿って起立し表面71が上下方向7及び左右方向9に拡がった面である状態であって、裏面72が上下方向7及び左右方向9に拡がった面である状態において、裏面72から斜め上方に凹んだ凹部39を備えている(図10参照)。本実施形態では、第1当接部83は、上記状態において、裏面72から斜め下方に突出しており、当該突出した部分に凹部39が形成されている。凹部39は、プリンタ部12の支持部82に形成された突出部86(図5参照)と嵌合可能な形状である。つまり、第1当接部83は、突出部86と嵌合可能である。
[第3当接部85]
図6及び図9に示されるように、パネル70の裏面72には、第3当接部85が形成されている。第3当接部85は、パネル70の回動の径方向において、第1当接部83よりも突起88から離間した位置に形成されている。換言すると、第3当接部85は、パネル70が図1に示されるように上下方向7に沿って起立している状態において、第1当接部83よりも下方に形成されている。
第3当接部85は、第1当接部83と同様に、突起88の突出方向である左右方向9に沿って離間して2つ設けられている。詳細には、第3当接部85は、裏面72の右端に近い位置と左端に近い位置とに設けられている。2つの第3当接部85は、突起88を中心としたパネル70の回動の径方向において突起88からの距離が同じ位置に設けられている。なお、第3当接部85は、2つに限らず、1つだけ設けられていてもよいし、3つ以上設けられていてもよい。また、図6では、第3当接部85は、左右方向9において、第1当接部83と同じ位置に設けられているが、異なる位置に設けられていてもよい。
第3当接部85は、パネル70が図1に示されるように上下方向7に沿って起立し表面71が上下方向7及び左右方向9に拡がった面である状態であって、裏面72が上下方向7及び左右方向9に拡がった面である状態において、第1当接部83と同様に、裏面72から斜め上方に凹んだ凹部40を備えている(図10参照)。本実施形態では、第3当接部85は、上記状態において、裏面72から斜め下方に突出しており、当該突出した部分に凹部40が形成されている。凹部40は、プリンタ部12の支持部82に形成された突出部86と嵌合可能な形状である。つまり、第3当接部85は、突出部86と嵌合可能である。なお、第1当接部83と第3当接部85とは、パネル70の裏面72に一体成型されている。
図10に示されるように、第3当接部85の凹部40は、突出部86と嵌合した際に突出部86の先端と当接する奥当接面43と、突出部86と嵌合した際に突出部86の側面と当接する側当接面44(本発明の第3当接部における突出部の側面との当接面の一例)とによって構成されている。また、上述した第1当接部83の凹部39は、突出部86と嵌合した際に突出部86の先端と当接する奥当接面45と、突出部86と嵌合した際に突出部86の側面と当接する側当接面46(本発明の第1当接部における突出部の側面との当接面の一例)とによって構成されている。
そして、第1当接部83における側当接面46とパネル70の表面71とのなす角のうち回動先端側、つまり図10における下側の角度θ2は、第3当接部85における側当接面44とパネル70の表面71とのなす角のうち回動先端側の角度θ1よりも大きい。
また、突出部86が第3当接部85に挿入される方向に沿った第3当接部85の側当接面44の長さM1は、突出部86が第1当接部83に挿入される方向に沿った第1当接部83の側当接面46の長さM2よりも長い。つまり、第3当接部85と突出部86とが嵌合された状態から当該嵌合が解除された状態までのパネル70の移動量は、第1当接部83と突出部86とが嵌合された状態から当該嵌合が解除された状態までのパネル70の移動量よりも大きい。
また、図10に示されるように、第3当接部85は、開口側である程に幅広となるように構成されている。当該構成を実現するため、本実施形態では、第3当接部85の凹部40における側当接面44は、当該側当接面44と対向する面49に対して傾斜している。なお、本実施形態では、第1当接部83の凹部39における側当接面46は、当該側当接面46と対向する面50と平行である。
[第2当接部84]
図5(B)及び図9に示されるように、本実施形態では、パネル70の下面74が、第2当接部84として構成されている。つまり、第2当接部84は、下面74に設けられている。
第2当接部84には、左右方向9に長い溝92が形成されている。溝92は、プリンタ部12の突出部86と嵌合可能な形状及び位置に形成されている。これにより、溝92は、パネル70が図1に示されるように上下方向7に沿って起立した状態において、図9(A)に示されるように、突出部86と嵌合する。つまり、第2当接部84は、突出部86と嵌合可能である。
[パネル70の動作]
以下、パネル70が回動且つスライドする動作が詳細に説明される。本実施形態において、パネル70は、矢印79(図8及び図9参照)の方向に回動しつつ上下方向7にスライドすることによって、以下に詳述するように、図3(A)、図3(B)、及び図3(C)の3つの状態に状態変化する。
図1、図3(A)、図8(A)、及び図9(A)の状態は本発明の第2状態である。この第2状態では、パネル70は、上下方向7に沿って起立している。また、第2状態のパネル70は、下面74、つまり第2当接部84がプリンタ部12の支持部82と当接することによって、支持部82に支持されている。また、パネル70が第2状態のとき、パネル70の下面74、つまり第2当接部84に形成された溝92と、支持部82に形成された突出部86とが嵌合している。これにより、パネル70は第2状態に保持される。
また、パネル70が第2状態のとき、パネル70に形成された突起88は、図8(A)に示される位置、つまり案内溝89の上端に近い位置である第2位置に位置している。また、パネル70が第2状態のとき、図9(A)に示されるように、水平面54とパネル70の表面71とのなす角度のうち、前側且つ上側の角度θ3(本発明の第2角度の一例)は、90度である。
また、突起88のスライド方向である上下方向7における突起88と案内溝89の上端との距離M3(図8(A)参照)は、突出部86の突出長L1(図9(A)参照)よりも長い。
複合機10のユーザは、支持部82に形成された凹部87(図1参照)に手を挿入してパネル70の下側を把持することができる。そして、ユーザがパネル70の下側を把持して突起88を案内溝89に沿って上方へ移動させると、パネル70が上方に移動する。ここで、上述したように距離M3が突出長L1よりも長いため、パネル70の上方への移動によって、第2当接部84に形成された溝92と支持部82に形成された突出部86との嵌合が解除される。
次に、ユーザがパネル70の下部を前側に引き出すと、パネル70は、その下端部が上端部よりも前側になるように矢印79の方向に回動する。パネル70の回動によって、パネル70の裏面72に形成された第3当接部85が支持部82に形成された突出部86の真上に位置する。この状態で、パネル70に形成された突起88は案内溝89に沿って下方に移動可能である。つまり、パネル70は、回動し且つ上下方向7にスライド可能である。上記状態で、パネル70が下方へ移動されると、図9(B)に示されるように、第3当接部85に形成された凹部40と支持部82に形成された突出部86とが嵌合する。このとき、図3(B)及び図9(B)に示されるように、パネル70は、その下部がプリンタ部12よりも前方に位置するように、上下方向7に対して傾倒した状態となる。当該状態が、本発明の第3状態である。
第3状態のパネル70は、第3当接部85がプリンタ部12の支持部82と当接することによって、支持部82に支持されている。また、パネル70が第3状態のとき、第3当接部85に形成された凹部40と支持部82に形成された突出部86とが嵌合することによって、パネル70は第3状態に保持される。
また、パネル70が第3状態のとき、パネル70に形成された突起88は、図8(B)に示される位置、つまり案内溝89における第2位置よりも下方の位置であって上下方向7の概ね中央の位置である第3位置に位置している。つまり、第3位置は、第2位置と異なる位置である。
また、パネル70が第3状態のとき、図9(B)に示されるように、水平面54とパネル70の表面71とのなす角度のうち、前側且つ上側の角度θ4、つまり上述した角度θ3に対応する角度θ4(本発明の第3角度の一例)は、90度である角度θ3よりも大きい。なお、角度θ4は、90度よりも大きいため鈍角である。つまり、角度θ4は、水平面54とパネル70の表面71とのなす角度のうち大きい方の角度である。
パネル70が第3状態において、複合機10のユーザがパネル70の下側を把持して突起88を案内溝89に沿って上方へ移動させると、パネル70が上方に移動する。これにより、第3当接部85に形成された凹部40と支持部82に形成された突出部86との嵌合が解除される。
次に、ユーザがパネル70の下部を前側に引き出すと、パネル70は、パネル70が第3状態のときよりも、その下端部が前方に位置するように矢印79の方向に回動する。パネル70の回動によって、パネル70の裏面72に形成された第1当接部83が支持部82に形成された突出部86の真上に位置する。この状態で、パネル70に形成された突起88は案内溝89に沿って下方に移動可能である。つまり、パネル70は、回動し且つ上下方向7にスライド可能である。上記状態で、パネル70が下方へ移動されると、図9(C)に示されるように、第1当接部83に形成された凹部39と支持部82に形成された突出部86とが嵌合する。このとき、図3(C)及び図9(C)に示されるように、パネル70は、その下部が第3状態のときよりも更に前方に位置するように、上下方向7に対して傾倒した状態となる。当該状態が、本発明の第1状態である。
第1状態のパネル70は、第1当接部83がプリンタ部12の支持部82と当接することによって、支持部82に支持されている。また、パネル70が第1状態のとき、第1当接部83に形成された凹部39と支持部82に形成された突出部86とが嵌合することによって、パネル70は第1状態に保持される。
また、パネル70が第1状態のとき、パネル70に形成された突起88は、図8(C)に示される位置、つまり案内溝89の下端と当接する位置である第1位置に位置している。つまり、第1位置は、第2位置及び第3位置とは異なる位置である。
また、パネル70が第1状態のとき、図9(C)に示されるように、水平面54とパネル70の表面71とのなす角度のうち、前側且つ上側の角度θ5、つまり上述した角度θ3、θ4に対応する角度θ5(本発明の第1角度の一例)は、角度θ4よりも大きい。なお、角度θ5は、90度よりも大きいため鈍角である。つまり、角度θ5は、水平面54とパネル70の表面71とのなす角度のうち大きい方の角度である。
パネル70を第1状態から第3状態或いは第2状態に状態変化させるためには、複合機10のユーザは、上述した動作と概ね逆の動作を実行する。以下に詳述する。パネル70が第1状態において、ユーザがパネル70の下側を把持して突起88を案内溝89に沿って上方へ移動させると、パネル70が上方に移動する。これにより、第1当接部83に形成された凹部39と支持部82に形成された突出部86との嵌合が解除される。
次に、ユーザは、パネル70に形成された突起88を案内溝89に沿って上方へスライドさせつつパネル70の下部を後側に押す。これにより、パネル70は、上方へスライドしつつ、第3状態のときよりも下端部が後方に位置するように矢印79の方向に回動する。第3当接部85が突出部86の真上に位置したときにパネル70のスライド及び回動を止めてからパネル70を下方へスライドさせると、第3当接部85に形成された凹部40と突出部86とが嵌合して、パネル70は第3状態となる。一方、第2当接部84、つまりパネル70の下面74が突出部86の真上に位置したときにパネル70のスライド及び回動を止めてからパネル70を下方へスライドさせると、第2当接部84に形成された溝92と突出部86とが嵌合して、パネル70は第2状態となる。
[実施形態の効果]
本実施形態によれば、パネル70を状態変化させるための移動機構81は、突起88と案内溝89で構成されている。そのため、移動機構81をパネル装置に配置するために必要なスペースは僅かである。よって、パネル装置の大型化を抑制することができる。
また、チルト機構などの機構を備えた従来のパネル装置の多くは、パネルを所定状態に維持するために、ばねなどの付勢部材の付勢力を利用する。この場合、付勢部材の付勢力がパネルの状態によって異なると、パネルを所定状態に保持するための力がパネルの状態によってばらついてしまう。また、付勢部材の付勢力によって、他の部品が変形してしまうおそれがある。しかし、本実施形態では、パネル70は、各当接部83、84、85がプリンタ部12の支持部82と当接することによって、所定の状態に維持される。よって、パネル70を所定状態に保持するための力をパネル70の状態にかかわらず一定にすることができる。また、他の部品の変形を防止することができる。
また、本実施形態によれば、突起88がプリンタ部12ではなくパネル70に設けられているために、パネル70は3つ以上の状態に状態変化することができる。そして、本実施形態によれば、パネル70は、第3当接部85を備えているため、3つの状態に状態変化することが可能である。
また、本実施形態によれば、第3状態のパネル70の角度は第1状態となるパネルの角度よりも開くが、回動支点から第1当接部83よりも離れた位置で当接する第3当接部85によってパネル70が保持されるため、パネル70は、安定的に保持される。
また、本実施形態によれば、支持部82の突出部86と各当接部83、84、85とを嵌合させることによって、支持部82を所定状態に安定して保持することができる。また、本実施形態によれば、各当接部83、84、85が支持部82によって安定的に保持される構成を簡易なものとすることができる。
また、本実施形態によれば、各当接部83、85の側当接面46、44の表面71に対する傾斜がパネル70の状態に対応して異なっているため、各状態において突出部86と各当接部83、85とを適切に嵌合させることができる。その結果、パネル70の操作性を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、支持部82の突出部86と各当接部83、84、85とを嵌合させることによって、支持部82を所定状態に安定して保持することができる。また、パネル70ががたついてスライドした際、第3当接部85のがたつきによる移動量は、第3当接部85よりも突起88から近い位置にある第1当接部83の上記がたつきによる移動量よりも大きい。よって、パネル70ががたついてスライドした際、第3当接部85は、第1当接部83よりも突出部86との嵌合が解除されやすい。しかし、本実施形態では、第3当接部85の突出部86からの嵌合の解除に必要なパネル70の移動量は、第1当接部83の突出部86からの嵌合の解除に必要なパネル70の移動量よりも大きい。したがって、本構成によれば、パネル70のがたつきによる移動量が大きい第3当接部85の突出部86からの嵌合の解除の可能性を低くすることができる。
また、本実施形態によれば、第3当接部85は、第1当接部83に比べて突起88から遠い位置にあるため、パネル70の所定量の回動に対する移動量が第1当接部83よりも大きい。そのため、突出部86の第3当接部85への嵌合は、突出部86の第1当接部83への嵌合よりも困難である。そこで、本実施形態によれば、第3当接部85は開口側である程に幅広に構成されている。そのため、突出部86の第3当接部85への挿入による嵌合を容易に行うことができる。一方、第3当接部85は開口側である程に幅広であるために、第3当接部85に挿入された突出部86は第3当接部85から抜けやすい。その対策として、本実施形態では、長さM1を長さM2よりも長く構成している。これにより、突出部86が第3当接部85から誤って抜けてしまう可能性を低くすることができる。
また、本実施形態によれば、第1当接部83及び第3当接部85が左右方向9に沿って離間して複数設けられているために、パネル70のがたつきを低減することができる。
また、本実施形態によれば、支持部82の突出部86と各当接部83、84、85とを嵌合させることによって、支持部82を所定状態に安定して保持することができる。また、本実施形態によれば、パネル70が第2状態である場合において、スライド方向における突起88の端と案内溝89の端との距離は、突出部86の突出長よりも長いため、パネル70を第2状態から第1状態に状態変化させる過程において、突起88が案内溝89の端よりも外側に位置するおそれがない。つまり、本実施形態によれば、パネル70の第2状態から第1状態への状態変化を確実に実行することができる。
また、本実施形態によれば、第1当接部83と第2当接部84とが異なる面に配置されているため、第1当接部83と第2当接部84とを離間して配置させるために、パネル70を大きくする必要がない。例えば、第1当接部83と第2当接部84とを同じ面に配置する場合、第1角度θ5と第2角度θ3との差を大きくするためには各当接部83、84を離す必要があるが、第1当接部83と第2当接部84とを異なる面に配置すれば、各当接部83、84を近い位置に配置しても第1角度θ5と第2角度θ3との差を大きくすることができる。
また、本実施形態によれば、案内溝89が上下方向7に沿って延びているため、複合機10を前後方向8において小型化することができる。
また、本実施形態によれば、ケーブル80が中空の突起88の内部に保持されているため、パネル70の回動によってケーブル80が動く量を少なく抑えることができる。
また、本実施形態によれば、パネル70に設けられた突起88を第1溝部90または第2溝部91に形成された溝に挿入させてから、第1本体14と第2本体19とを組み合わせることにより、パネル70を曲げることなく、パネル70をプリンタ部12に組み付けることができる。つまり、本実施形態によれば、複合機10の組み立て性を向上させることができる。
[変形例1]
上述の実施形態では、一対の突起88がパネル70の右面75及び左面76に形成され、一対の案内溝89がプリンタ部12の左面77及び右面78に形成されていた。しかし、一対の突起88がプリンタ部12の左面77及び右面78に形成され、一対の案内溝89がパネル70の右面75及び左面76に形成されていてもよい。なお、この場合でも、突起88が案内溝89に向けて突出していることは言うまでもない。また、この場合、パネル70の移動に伴って、一対の案内溝89が、第1位置、第2位置、及び第3位置に移動する。
[変形例2]
上述の実施形態では、パネル70は、第1状態、第2状態、及び第3状態の3つの状態に状態変化した。しかし、パネル70は、第1状態及び第2状態の2つの状態に状態変化してもよい。この場合、パネル70は、第1当接部83及び第2当接部84を備えているが、第3当接部85を備えていない。また、パネル70は、4つ以上の状態(例えば第1状態、第2状態、第3状態、及び第4状態)に状態変化してもよい。この場合、上記第4状態は、例えば、パネル70に設けられた突起88が第1位置、第2位置、及び第3位置の何れとも異なる第4位置に位置し、水平面54とパネル70の表面71とのなす角度のうち前側且つ上側の角度が角度θ3よりも大きく角度θ4よりも小さくなる状態である。また、この場合、パネル70は、第1当接部83及び第3当接部85と同様の構成であり、パネル70を第4状態に保持するための第4当接部(不図示)を備える。
[変形例3]
上述の実施形態では、突起88は、右面75及び左面76に形成されていた。しかし、突起88は、案内溝89に挿入されるのであれば、右面75及び左面76以外に形成されていてもよい。例えば、突起88は、裏面72の右端部及び左端部から後方に突出されており、当該突出の先端部において左右方向9の外側に屈曲していてもよい。そして、当該外側の先端部が案内溝89に挿入されていてもよい。
[変形例4]
上述の実施形態では、案内溝89は、上下方向7に沿って延びていたが、案内溝89は、上下方向7以外、例えば前方に向かうに従って下方に向かうように傾斜して延びていてもよい。
[変形例5]
上述の実施形態では、第1当接部83及び第3当接部85は、裏面72から斜め下方に突出しており、当該突出した部分に凹部39、40を有していたが、第1当接部83及び第3当接部85は、図11(A)に示されるように、裏面72から突出しておらず、裏面72自体に凹部39、40を有していてもよい。
[変形例6]
上述の実施形態では、第1当接部83及び第3当接部85は、凹部39、40を備えていたが、第1当接部83及び第3当接部85は、図11(B)に示されるように、凹部39、40を備えていなくてもよい。この場合、支持部82には突出部86が形成されていない。そして、パネル70が第1状態のときに、第1当接部83の当接面41がプリンタ部12の支持部82と当接し、パネル70が第3状態のときに、第3当接部85の当接面42がプリンタ部12の支持部82と当接する。
[変形例7]
上述の実施形態では、第1当接部83及び第3当接部85は、パネル70の裏面72に形成されていた。しかし、第1当接部83及び第3当接部85は、パネル70が第1状態及び第3状態においてプリンタ部12の支持部82と当接するならば、パネル70の裏面72以外に形成されていてもよい。例えば、図11(C)に示されるように、第1当接部83は、パネル70の左面76から左向きに突出しており、当該突出の先端部において屈曲して裏面72よりも後方まで延びる凸部であってもよい。この場合、パネル70が第1状態のときに、第1当接部83の後方へ延びた部分の先端部の下面47が支持部82と当接する。
[変形例8]
上述の実施形態では、第2当接部84は、パネル70の下面74に設けられていた。しかし、第2当接部84は、パネル70が第2状態においてプリンタ部12の支持部82と当接するならば、下面74以外の面に設けられていてもよい。例えば、図11(D)に示されるように、第2当接部84は、パネル70の左面76から左向きに突出しており、当該突出の先端部において屈曲して下方へ延びていてもよい。この場合、パネル70が第2状態のときに、第2当接部84の下方へ延びた部分の先端部48が支持部82と当接する。
10・・・複合機
12・・・プリンタ部
54・・・水平面
70・・・パネル
71・・・表面
75・・・右面
76・・・左面
77・・・左面
78・・・右面
81・・・移動機構
82・・・支持部
83・・・第1当接部
84・・・第2当接部
88・・・突起
89・・・案内溝

Claims (11)

  1. 表面を有し、当該表面に露出された状態で配置され且つ装置の動作の指示が入力される入力部または上記表面に露出された状態で配置され且つ表示を行う表示部を有するパネルと、
    上記パネルを支持する支持部を有する本体と、
    上記パネルにおける重力方向と交差する方向の両側の端部位置に設けられており上記本体における上記端部位置との対向位置に向けて突出した一対の突起、及び上記本体における上記対向位置に設けられており上記突起を案内する一対の案内溝を有し、上記パネルを回動且つスライド可能に支持する移動機構と、
    上記パネルに設けられた上記突起が第1位置に位置し、水平面と上記表面とのなす角度のうち大きい方が第1角度となる第1状態において、上記支持部と当接する第1当接部と、
    上記パネルに設けられた上記突起が上記第1位置とは異なる第2位置に位置し、上記水平面と上記表面とのなす角度のうち上記第1角度に対応する方が、上記第1角度よりも小さい第2角度となる第2状態において、上記支持部と当接する第2当接部と、を備え
    記パネルは、
    上記パネルに設けられた上記突起が上記第1位置及び上記第2位置と異なる第3位置に位置し、上記水平面と上記表面とのなす角度のうち上記第1角度に対応する方が、上記第1角度よりも小さく上記第2角度よりも大きい第3角度となる第3状態において、上記支持部と当接する第3当接部を更に備え
    記第1当接部と上記第3当接部とは、上記パネルにおける上記表面と対向する面である裏面に設けられており、
    上記第3当接部は、回動の径方向において上記突起から上記第1当接部よりも離間しているパネル装置。
  2. 上記支持部は、上記パネル側に突出した突出部を備え、
    上記第1当接部と上記第3当接部とは、上記突出部と嵌合可能である請求項に記載のパネル装置。
  3. 上記第1当接部における上記突出部の側面との当接面と上記表面とのなす角のうち回動先端側の角度は、上記第3当接部における上記突出部の側面との当接面と上記表面とのなす角のうち回動先端側の角度よりも大きい請求項に記載のパネル装置。
  4. 上記第3当接部と上記突出部とが嵌合された状態から当該嵌合が解除された状態までの上記パネルの移動量は、上記第1当接部と上記突出部とが嵌合された状態から当該嵌合が解除された状態までの上記パネルの移動量よりも大きい請求項またはに記載のパネル装置。
  5. 上記第3当接部は、上記突出部が挿入される凹部を備え、
    上記凹部における上記突出部の側面との当接面は、当該当接面に対向する面に対して、上記凹部が開口側である程に幅広となるように傾斜している請求項からのいずれかに記載のパネル装置。
  6. 上記第1当接部及び上記第3当接部の各々は、上記突起の突出方向に沿って離間して複数設けられている請求項からのいずれかに記載のパネル装置。
  7. 表面を有し、当該表面に露出された状態で配置され且つ装置の動作の指示が入力される入力部または上記表面に露出された状態で配置され且つ表示を行う表示部を有するパネルと、
    上記パネルを支持する支持部を有する本体と、
    上記パネルにおける重力方向と交差する方向の両側の端部位置に設けられており上記本体における上記端部位置との対向位置に向けて突出した一対の突起、及び上記本体における上記対向位置に設けられており上記突起を案内する一対の案内溝を有し、上記パネルを回動且つスライド可能に支持する移動機構と、
    上記パネルに設けられた上記突起が第1位置に位置し、水平面と上記表面とのなす角度のうち大きい方が第1角度となる第1状態において、上記支持部と当接する第1当接部と、
    上記パネルに設けられた上記突起が上記第1位置とは異なる第2位置に位置し、上記水平面と上記表面とのなす角度のうち上記第1角度に対応する方が、上記第1角度よりも小さい第2角度となる第2状態において、上記支持部と当接する第2当接部と、を備え、
    上記支持部は、上記パネル側に突出した突出部を備え、
    上記第2当接部は、上記突出部と嵌合可能であり、
    上記パネルが上記第2状態において、上記突起のスライド方向における上記突起と上記案内溝の端との間の距離は、上記突出部の突出長よりも長いパネル装置。
  8. 表面を有し、当該表面に露出された状態で配置され且つ装置の動作の指示が入力される入力部または上記表面に露出された状態で配置され且つ表示を行う表示部を有するパネルと、
    上記パネルを支持する支持部を有する本体と、
    上記パネルにおける重力方向と交差する方向の両側の端部位置または上記本体における上記端部位置との対向位置の一方に設けられており上記端部位置または上記対向位置の他方に向けて突出した一対の突起、及び上記端部位置または上記対向位置の他方に設けられており上記突起を案内する一対の案内溝を有し、上記パネルを回動且つスライド可能に支持する移動機構と、
    上記パネルに設けられた上記突起または上記案内溝が第1位置に位置し、水平面と上記表面とのなす角度のうち大きい方が第1角度となる第1状態において、上記支持部と当接する第1当接部と、
    上記パネルに設けられた上記突起または上記案内溝が上記第1位置とは異なる第2位置に位置し、上記水平面と上記表面とのなす角度のうち上記第1角度に対応する方が、上記第1角度よりも小さい第2角度となる第2状態において、上記支持部と当接する第2当接部と、を備え、
    上記第1当接部は、上記パネルにおける上記表面と対向する面である裏面に設けられ、
    上記第2当接部は、上記パネルの上記表面及び上記裏面と交差する面のうち下面に設けられているパネル装置。
  9. 表面を有し、当該表面に露出された状態で配置され且つ装置の動作の指示が入力される入力部または上記表面に露出された状態で配置され且つ表示を行う表示部を有するパネルと、
    上記パネルを支持する支持部を有する本体と、
    上記パネルにおける重力方向と交差する方向の両側の端部位置に設けられており上記本体における上記端部位置との対向位置に向けて突出した一対の突起、及び上記本体における上記対向位置に設けられており上記突起を案内する一対の案内溝を有し、上記パネルを回動且つスライド可能に支持する移動機構と、
    上記パネルに設けられた上記突起が第1位置に位置し、水平面と上記表面とのなす角度のうち大きい方が第1角度となる第1状態において、上記支持部と当接する第1当接部と、
    上記パネルに設けられた上記突起が上記第1位置とは異なる第2位置に位置し、上記水平面と上記表面とのなす角度のうち上記第1角度に対応する方が、上記第1角度よりも小さい第2角度となる第2状態において、上記支持部と当接する第2当接部と、を備え、
    上記案内溝は、上記重力方向に沿っているパネル装置。
  10. 上記突起は中空であり、上記入力部または上記表示部に接続されたケーブルを上記突起の内部に保持する請求項1からのいずれかに記載のパネル装置。
  11. 上記突起は、上記パネルに設けられており、
    上記本体は、第1本体と、当該第1本体と組み合わせ可能な第2本体とを備えており、
    上記案内溝は、上記第1本体に設けられた第1溝部と上記第2本体に設けられた第2溝部とによって形成される請求項1から10のいずれかに記載のパネル装置。

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