JP6216137B2 - 画像管理システム及びセンタ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置に記録された画像データがセンタ装置に転送される画像管理システム及びセンタ装置に関し、特に、画像データの転送遅延(蓄積遅延)を判断する技術に関する。
近年、監視カメラ自身に一定の記録領域を設けて、この記憶領域に監視画像を蓄積するとともに、所定のタイミングでネットワークを介してセンタ装置に画像を出力する監視システムが知られている。例えば、特許文献1には、遠隔のサーバに撮像画像を転送する監視カメラについて、通信異常など一定の要件が発生すると内部メモリに画像データを蓄積開始し、その後サーバから要求があると蓄積した画像を送信するカメラについて開示されている。
特開2006−186739号公報
しかしながら、カメラ自身が撮像した画像データを記録し、所定のタイミングで遠隔のサーバに記録画像を送信する場合、IP網を用いたベストエフォート型の通信を利用していると、外的要因により帯域が圧迫される可能性があり、予め想定した転送レートが確保できない可能性がある。この結果、画像データの転送が限度を越えて遅延してしまうと、画像が転送されるペースを新規に取得される画像の記録ペースが上回り、データを転送し終える前にカメラ内の記録容量がなくなってしまうおそれがある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたもので、撮像装置に記録された画像データをセンタ装置に転送する画像管理システムにおいて、画像データの転送が想定通りに行われていないことを判定することのできる画像管理システムを提供することを目的とする。
本発明の画像管理システムは、監視区域の画像データを取得する撮像部および前記取得した画像データを記録する記録部を備えた撮像装置と、前記撮像装置から転送される画像データを記録する蓄積記録部を備えたセンタ装置とを含む画像管理システムであって、前記撮像装置は、前記記録部に記録された画像データについて前記センタ装置に転送済みか否かを管理する転送管理部と、所定のタイミングで前記転送管理部にて未転送と管理されている画像データの量を示す未転送情報を前記センタ装置に送信する第一応答部と、前記第一応答部が前記未転送情報を送信した後に前記記録部より前記未転送と管理されている画像データを読み出して前記センタ装置に送信する第二応答部と、を備え、前記転送管理部は、前記センタ装置から完了通知を受信すると前記第二応答部が送信した画像データを転送済みとして管理し、前記センタ装置は、前記撮像装置から未転送情報を受信したときに、前記撮像装置にて未転送と管理されている画像データの量が前記撮像装置の記録部の容量に対して第一所定割合以上であれば蓄積遅延異常と判定する蓄積遅延判定部と、前記撮像装置から画像データを受信すると前記撮像装置に前記完了通知を送信する完了通知部と、を備えている。
本発明によれば、撮像装置は、撮像部で取得した画像データを記録部(例えばSDカード)に記録しておき、所定のタイミング(センタ装置から取得要求を受信すると)で遠隔のセンタ装置に送信する。このとき、センタ装置は、撮像装置で未送信となっていた画像データの量が記録部(例えばSDカード)の容量の所定割合以上(例えば40%以上)であれば蓄積遅延(データ転送の遅延)と判断する。このようにして、蓄積遅延(データ転送の遅延)が発生しているか否かを判断することができる。
また、本発明の画像管理システムでは、前記センタ装置は、さらに、前記監視区域または前記撮像装置の管理者の連絡先情報を予め記憶する連絡先情報記憶部と、前記蓄積遅延異常を判定したときに該当する前記管理者に異常情報を送信する異常情報送信部と、を備えてもよい。
この場合、センタ装置は、撮像装置又は監視領域の管理者の情報を予め記憶し、蓄積遅延(データ転送の遅延)が発生していると判断すると、この管理者に異常情報(メール)を送信する。これにより、管理者に蓄積遅延(データ転送の遅延)の発生を知らせることができる。管理者はこれを受けて監視区域の通信トラフィックの改善など帯域確保を行い、画像データの転送が速やかに行われるよう対応をとることができる。
また、本発明の画像管理システムでは、前記撮像装置は、さらに、前記転送管理部にて未転送と管理されている画像データの容量を監視する容量監視部を備え、前記容量監視部は、前記記録部の容量に対する前記未転送となる画像データの容量が前記第一所定割合より大きい第二所定割合以上であれば、前記センタ装置に残量異常信号を送信してもよい。
この場合、撮像装置は、未送信の画像データの容量が記録部の容量の所定割合以上(例えば80%以上)になると、センタ装置に異常情報を送信する。これにより、上述した所定のタイミング以外であってもセンタ装置に記録部の容量不足を知らせることができる。
また、本発明の画像管理システムでは、前記撮像装置は、さらに、前記記録部の記録領域を所定の記録単位ごとのブロックに区分して管理し、前記撮像部が取得する画像データを順次前記ブロックに記録するよう制御する記録制御部を備え、前記転送管理部は、前記記録部のブロックごとに前記センタ装置から保存完了通知を受信すると転送済みとして管理し、前記センタ装置において、前記蓄積遅延判定部は、前記撮像装置から未転送情報を受信したときに、前記撮像装置にて未転送と管理されているブロック数と前記記録部の全ブロック数とを比較して前記蓄積遅延異常を判定してもよい。
これにより、撮像装置は、ブロック単位で記録領域(データ領域)を管理し、未送信となっているブロック数で蓄積遅延(データ転送の遅延)を判断することができる。
本発明のセンタ装置は、画像管理システムにおいて撮像装置から転送される監視区域の画像データを記録する蓄積記録部を備えたセンタ装置であって、前記撮像装置は、前記画像データを取得する撮像部と、前記取得した画像データを記録する記録部と、前記記録部に記録された画像データについて前記センタ装置に転送済みか否かを管理する転送管理部とを備え、前記転送管理部では、前記センタ装置から完了通知を受信すると、前記未転送情報を送信した後に送信した画像データを転送済みとして管理し、前記センタ装置は、前記撮像装置から送信される、前記転送管理部にて未転送と管理されている画像データの量を示す未転送情報を受信する第一受信部と、前記未転送情報を送信した後に前記撮像装置から送信される、前記未転送と管理されている画像データを受信する第二受信部と、前記撮像装置から未転送情報を受信したときに、前記撮像装置にて未転送と管理されている画像データの量が前記記録部の容量に対して第一所定割合以上であれば蓄積遅延異常と判定する蓄積遅延判定部と、前記撮像装置から画像データを受信すると前記撮像装置に前記完了通知を送信する完了通知部と、を備えている。
このセンタ装置によっても、上記のシステムと同様に、センタ装置は、撮像装置で未送信となっていた画像データの量が記録部(例えばSDカード)の容量の所定割合以上(例えば40%以上)であれば蓄積遅延(データ転送の遅延)と判断する。このようにして、蓄積遅延(データ転送の遅延)が発生しているか否かを判断することができる。
本発明によれば、撮像装置に記録された画像データをセンタ装置に転送する画像管理システムにおいて、画像データの転送が想定通りに行われていないことを判定することができる。
本発明の実施の形態における画像管理システムの全体構成を示す説明図 本発明の実施の形態における監視カメラの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態におけるセンタ装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態における画像管理システム全体の処理の流れを示すシーケンス図 本発明の実施の形態の監視カメラにおける処理(画像データの記録処理)の流れを示すフロー図 本発明の実施の形態の監視カメラにおける処理(画像データの転送処理)の流れを示すフロー図 本発明の実施の形態の監視カメラにおける処理(容量監視処理)の流れを示すフロー図 本発明の実施の形態のセンタ装置における処理(蓄積処理)の流れを示すフロー図 本発明の実施の形態のセンタ装置における処理(遅延判定処理)の流れを示すフロー図
以下、本発明の実施の形態の画像管理システムについて、図面を用いて説明する。本実施の形態では、監視システム等に用いられる画像管理システムの場合を例示する。
<全体構成>
本発明の実施の形態の画像管理システムの構成を、図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態の画像管理システム100の全体構成を示す説明図である。図1に示すように、画像管理システム100は、店舗などの監視区域に設置されて当該区域を撮影する監視カメラ200(撮像装置)と、各監視カメラ200の映像を蓄積するために遠隔の管理センタなどに設置されるセンタ装置300とからなる。また、監視区域には、区域内の監視カメラ200の映像を現地で保管するための画像記録装置が設置されている。
監視カメラ200は、各設置場所にて撮影した画像をデジタル符号化し、画像データとして内蔵の画像記録部208(SDカードなどの記録媒体)に記録する。画像記録のタイミングは、常時、スケジュールされた期間内、センサ検知時など、予め設定される。画像データは、H.264形式などによる動画として取得されてよく、或いはJPEG形式などによる静止画を所定フレームレートで生成することにより取得されてよい。さらに、画像データには音声データも含まれていてよい。監視カメラ200はネットワークを介して管理センタと接続され、所定のタイミングで画像記録部208に記録された画像データを送信する。
ネットワークとしては、例えばインターネット網を利用することができる。ここではインターネット網を例示して説明するが、これに限定されるものではなく、公衆電話網、携帯電話網など適宜利用可能なものを選択してよい。また、通信プロトコル、ゲートウェイなどの交換設備、インターネットサービスプロバイダの設備などは、一般的な技術を使用できるが、ここでは詳細に説明するのを省略する。
管理センタは、監視カメラ200の画像データを集中的に管理して、複数の監視区域に対して監視画像の保管サービスを提供する組織(警備保障会社など)により運営される施設である。管理センタに配置されるセンタ装置300は、監視カメラ200が取得する画像データを蓄積して管理するサーバ装置である。センタ装置300は、監視カメラ200から画像データを取得して蓄積記録部304に記録し、画像データの閲覧を所望する監視区域の管理者など画像管理システム100のサービス利用者(以下、単に「利用者」とも言う)からアクセスを受けて、該当する画像データを送信する。
<監視カメラ>
つぎに、監視カメラ200の構成について、図2を参照しながら説明する。図2に示すように、監視カメラ200は、光学系201と撮像素子202と画像アナログ/デジタルコンバータ(A/D)203と画像圧縮回路204と通信部205を備えている。また、この監視カメラ200には、処理部206と記憶部207と画像記録部208が備えられており、処理部206は、記録制御部209と第一応答部210と第二応答部211と転送管理部212と容量監視部213を備えている。
例えば、光学系201は、レンズなどで構成され、撮像素子202は、CCDなどで構成される。また、画像記録部208は、SDカードなどで構成される。通信部205は、センタ装置300とデータ通信を行う機能を備えている。本実施の形態では、撮像素子202により監視区域の画像データが取得され、取得した画像データは、画像記録部208に記録される。したがって、ここでは、撮像素子202が本発明の撮像部に相当し、画像記録部208が本発明の記録部に相当する。
監視カメラ200は、予め各監視カメラ200を識別するカメラIDを記憶部207に記憶した状態で、監視区域内に設置されている。
また、監視カメラ200は、予め利用者により設定された撮影情報を記憶部207に記憶しており、この撮影情報に基づいて撮像された画像データの記録を行う。撮影情報として、撮影間隔(フレームレート)や画質(画像サイズや圧縮率)といった撮影条件が、予め設定されて、記憶部207に記憶される。また、撮影情報として、記録モードが記憶部207に記憶される。記録モードには、撮像する画像データを常時記録する連続記録モードと、指定された期間内に限り画像データを連続的に記録する期間記録モードと、監視センサから検知信号を受信したときのみ画像データを記録するセンサ連動記録モードとが含まれる。監視カメラ200は、これらのモードや撮影条件を組み合わせたスケジュール(監視スケジュール)として撮影情報が設定されることにより、時間帯に応じて撮影情報に従って記録処理を実行する。
監視カメラ200は、撮像素子202から入力される画像信号を撮影情報として記憶した撮影間隔で画像アナログ/デジタルコンバータ203にてデジタル信号に変換し、画像圧縮回路204で、撮影情報として記憶した画質に対応するパラメータに従って、画像圧縮符号化方式としてH.264/MPEG−4 AVC規格に準拠した圧縮符号化データ(画像データ)を生成する。画像圧縮符号化方式としては、MPEG2Video規格など他の規格であってよく、JPEG規格など静止画として生成されてもよい。また、異なる画像圧縮符号化方式のカメラがLAN上に混在してもよいし、一つのカメラが画像圧縮符号化方式を切り替えてもよい。生成された画像データは、画像記録部208に記録される。
ここでは、撮影情報に基づいて画像データの記録が開始されてから終了するまでを一つの記録イベントとして定義している。このとき記録される画像データには、記録制御部209(後述)により、記録イベントごとに異なる記録IDが付与される。
また、利用者は、パソコンなどクライアント装置400から(図1参照)、専用アプリケーション或いはwebブラウザなどを利用して監視カメラ200の通信部205に設定された通信アドレス(IPアドレスなど)にアクセスし、予め設定されたIDとパスワードなど識別情報を入力することで、現在撮影されている画像データを参照することができる。
画像記録部208は、記録領域を所定容量(例えば32MB)ごとに一単位として複数の小領域ブロック(以下、クラスタ(本発明のブロックに相当する))に分割されている。クラスタごとに予めクラスタIDが付与される。例えば、画像記録部208の容量が4GBであれば、制御情報などの記録領域を除いた画像データの記録領域が112個のクラスタに分割される。クラスタIDは特定規則に沿ったシーケンシャルな符号である。
ここで、用語について説明しておく。「記録ID」は、特定規則に沿ったシーケンシャルな符号(端的な例は英数字の連番)であり、記録イベントごとにシーケンシャルに付与される。「クラスタID」は、特定規則に沿ったシーケンシャルな符号(端的な例は英数字の連番)であり、画像記録部208内において32MB単位で区分された記録領域ごとにシーケンシャルに付与される。「クラスタテーブル」は、クラスタIDごとに(つまり、画像記録部208のクラスタごとに)、記録された画像データの記録IDと、画像データのメタ情報(撮影時間、カメラID、撮影条件)と、転送フラグを記憶する。「記録IDテーブル」は、記録IDごとに(つまり、画像データを記録する記録イベントごとに)、画像記録部208において対応する画像データが記録されているクラスタ範囲(最初のクラスタIDと最後のクラスタID)を記憶する。「転送フラグ」は、該当クラスタに記録された画像データをセンタ装置300に転送済みか否かを識別する指標として機能し、画像データが転送されたクラスタについてON(フラグ成立)となるフラグ情報である。画像データがクラスタに記録された初期状態ではOFF(フラグ非成立)に設定される。クラスタテーブルと記録IDテーブルは記憶部207に記憶されている。
記録制御部209は、画像記録部208の記録領域を所定の記録単位ごとのクラスタに区分して管理し、撮像素子202が取得する画像データを順次クラスタに記録するよう制御する。記録制御部209は、撮影情報に記録されたスケジュールが到来すると撮像素子202側(画像データを生成する側)で取得された画像データを書き込み可能なクラスタに順次記憶する制御を行う。書き込み可能なクラスタとは、画像データが記録されていないクラスタ及び転送フラグがONになっているクラスタである。また、記録制御部209は、画像データがセンタ装置300に転送されていない状態が続いた場合など、画像記録部208において新規に取得する画像データの書き込み可能なクラスタがなくなった場合には、最も過去に記録されたクラスタについて画像データを上書きする制御を行う。これは、過去の画像データよりも今現在の最新の画像データを優先するといった考え方に基づいている。記録制御部209は、画像データを記録するとクラスタテーブルを更新し、記録IDテーブルも更新する。画像データを記録したときに、転送フラグは初期値としてOFFに設定される。
第一応答部210は、所定のタイミングで転送管理部212にて未転送と管理されている画像データの量を示す未転送情報および画像記録部208の容量をセンタ装置300に送信する。より具体的には、第一応答部210は、センタ装置300からリストデータの取得要求を受信すると、第一応答部210はクラスタテーブルのなかで転送フラグがOFFとなっている画像データを抽出し、これら画像データの情報を未転送リスト(未転送情報)として生成する。未転送リストは、クラスタテーブルから転送フラグOFFのものを抽出したリストであり、クラスタテーブルと同様、クラスタIDごとに画像データの記録IDとメタ情報とが対応づけられている。そして、第一応答部210は未転送リストをセンタ装置300に送信する。また、このとき、画像記録部208内の全クラスタ数をセンタ装置300に送信する。
第二応答部211は、第一応答部210が未転送リストを送信した後に画像記録部208より未転送と管理されている画像データを読み出してセンタ装置300に送信する。より具体的には、第二応答部211は、未転送リストを送信した後に、センタ装置300から当該リストにある画像データについてセンタ装置300から取得要求を受信すると、第二応答部211は指定された画像データをセンタ装置300に送信する。センタ装置300からの画像データ取得要求では、未転送リストに記載されたクラスタIDを指定され、第二応答部211はこのクラスタIDの領域に記憶されている画像データを読み出してセンタ装置300に送信する。
転送管理部212は、画像記録部208に記録された画像データがセンタ装置300に転送済みか否かを管理する。また、転送管理部212は、センタ装置300から完了通知を受信すると第二応答部211が送信した画像データを転送済みとして管理する。この場合、転送管理部212は、画像記録部208のクラスタごとにセンタ装置300から保存完了通知を受信すると転送済みとして管理する。より具体的には、転送管理部212は、センタ装置300からクラスタIDを指定されて画像データを送信したときに、センタ装置300から当該クラスタIDについて蓄積完了信号を受信すると、転送管理部212はクラスタテーブルにおいて該当するクラスタの転送フラグをONに設定する。
容量監視部213は、転送管理部212にて未転送と管理されている画像データの容量を監視する。この場合、容量監視部213は、画像記録部208の容量に対する未転送となる画像データの容量がセンタ装置300にて蓄積遅延を判定するための第一所定割合より大きい第二所定割合以上であれば、センタ装置300に残量異常信号を送信する。より具体的には、容量監視部213は、転送フラグがOFFとなっているクラスタ数が全クラスタに対して所定の残量閾値以上(例えば、全クラスタ数の80%以上)であれば残量異常を判定する。換言すると、容量監視部213は、転送フラグがOFFとなっているクラスタを除いた画像記録部208内の書き込み可能クラスタ数(画像データ未記録のクラスタ及び転送フラグONのクラスタ)を監視するとも言える。すなわち、容量監視部213は、書き込み可能クラスタ数と全クラスタ数との比を求めて、書き込み可能クラスタ数が全クラスタ数に対して所定の残量閾値以下(例えば、書き込み可能クラスタ数が全クラスタ数の20%以下)であれば残量異常を判定するようにしてもよく、同様の効果が得られる。容量監視部213は、残量異常を判定するとセンタ装置300に残量異常信号を送信する。このとき、監視カメラ200の異常ランプ(図示せず)を点灯させるようにしてもよい。
<センタ装置>
つづいて、センタ装置300の構成について、図3を参照しながら説明する。図3に示すように、センタ装置300は、通信部301と記憶部302と制御部303と蓄積記録部304を備えている。そして、制御部303には、蓄積処理部305と蓄積遅延判定部306と完了通知部307と異常情報送信部308と閲覧受付部309が備えられている。
通信部301は、監視カメラ200から送信される未転送リストおよび画像記録部208の容量を受信する。また、この通信部301は、未転送リストを送信した後に監視カメラ200から送信される画像データ(未転送として管理されている画像データ)を受信する。この通信部301は、本発明の第一受信部および第二受信部に相当する。
記憶部302には、監視区域の管理者などの画像管理システム100のサービス利用者ごとに対応する監視区域の情報とそこに設置された監視カメラ200のカメラIDとが利用者情報として記憶されている。利用者情報には、当該利用者(管理者)を識別するためのIDとパスワードなど識別情報も記憶される。また、利用者情報には利用者(管理者)の氏名、電話番号、電子メールアドレスといった利用者(管理者)の連絡先情報も記憶される。この記憶部302が、本発明の連絡先情報記憶部に相当する。
センタ装置300は、監視区域単位で画像データを蓄積する蓄積スケジュールを設定して記憶している。蓄積スケジュールは、例えば毎時0分から30分までといった具合に1時間ごとに到来するよう設定される。
蓄積処理部305は、或る監視区域について蓄積スケジュールが到来すると、該当する1または複数の監視カメラ200について画像データの蓄積処理を行う。蓄積処理部305は、監視カメラ200にリストデータの取得要求を送信し、監視カメラ200から未転送リストを取得する。このとき監視カメラ200の全クラスタ数も合わせて通知される。そして、蓄積処理部305は、未転送リストに記録されたクラスタIDを指定して、監視カメラ200に画像データの取得要求を送信する。監視カメラ200から画像データを受信すると、これを蓄積記録部304に記録する。蓄積処理部305は、画像データの未転送リストに記録された画像データから最も古い記録IDを記録しているクラスタから順に指定して画像データを取得する。未転送リストに記録された画像データを全て取得するか、蓄積スケジュールの終了時間になると処理を終了する。蓄積処理部305は、蓄積処理を終了するときに、未転送リストのなかで今回蓄積を行った画像データの情報をデータテーブルに記録する。
なお、蓄積処理部305は、監視カメラ200からセンタ装置300が残量異常信号を受信すると、この監視カメラ200について例外的に蓄積スケジュールが到来したと判定して、上述した画像データの蓄積処理を開始するようにしてもよい。
蓄積記録部304は、監視カメラ200から取得した画像データ(監視カメラ200から転送される画像データ)とこの画像データの管理情報であるデータテーブルを記憶している。画像データの記録領域は、予め利用者ごと或いは監視区域ごとに区分され、蓄積処理部305により該当する監視カメラ200の画像データが記録される。データテーブルは、記録された画像データを識別するための情報であって、未転送リストから抽出した画像データの記録IDと、画像データのメタ情報(時間、カメラID、撮影条件)とが、画像データを記録したアドレス情報と対応付けて記録される。
蓄積遅延判定部306は、蓄積処理部305が監視カメラ200から未転送リストを取得したときに、監視カメラ200において未転送の画像データが所定以上存在している場合(監視カメラ200にて未転送と管理されている画像データの量が記録部の容量に対して所定割合以上である場合)に、蓄積遅延異常と判定する。具体的には、転送フラグがOFFのクラスタ数が全クラスタ数の所定割合(例えば40%)以上であれば、蓄積遅延異常と判定する。これは、蓄積スケジュールに沿って定期的に監視カメラ200からセンタ装置300に画像データが転送されているにも拘わらず、監視カメラ200内に未転送の画像データが一定数存在していることから、通信不通や低帯域などカメラからセンタ装置300への転送速度が遅くなり、画像データが転送されないという通信上の問題が存在することを意味する。
この場合、蓄積遅延判定部306は、監視カメラ200から未転送リストを受信したときに、監視カメラ200にて未転送と管理されているクラスタ数と画像記録部208の全クラスタ数とを比較して蓄積遅延異常を判定する。画像記録部208の全クラスタ数は、未転送リストとともに取得する例に限らず、センタ装置300の記憶部302に監視カメラ200ごとに記憶しておいてもよい。
完了通知部307は、監視カメラ200から画像データを受信すると監視カメラ200に完了通知として蓄積完了信号を送信する。具体的には、完了通知部307は、蓄積処理部305により画像データが蓄積処理部305に記憶されると、監視カメラ200に該当クラスタIDについて蓄積完了信号を送信する。
異常情報送信部308は、蓄積遅延異常が判定されたときに、該当する利用者(監視区域の管理者)に異常情報を通知する蓄積異常通知信号として、電子メールを送信する。また、異常情報送信部308は、監視カメラ200から残量異常信号を受信すると、該当する利用者に残量異常通知信号として、電子メールを送信する。このような異常情報送信部308は、メール送信サーバとして構成されてよい。
また、異常情報送信部308は、予め蓄積遅延異常と残量異常を通知する電子メールの送信フォームを記憶している。そして、異常情報送信部308は、蓄積遅延異常が判定されると記憶部302の利用者情報からこの監視カメラ200の利用者として登録されている電子メールアドレスを取得して、該当する送信フォームに予め定義された件名(Subject)と送信元(from)となる自己のアドレスを設定し、利用者の電子メールアドレスを宛先(To)に設定した電子メールを生成する。また、監視カメラ200から残量異常信号をしたときも同様に、該当する送信フォームに予め定義された件名と送信元を設定し、利用者の電子メールアドレスを宛先に設定した電子メールを生成する。異常情報送信部308は、生成した電子メールを送信して、利用者に対して通信上の問題(蓄積遅延異常)、あるいは記録残量が残りわずか(残量異常)の状態が存在していることを通知する。
閲覧受付部309は、利用者からのアクセスを受け付けるwebサーバとして機能する。利用者は、パソコンなどクライアント装置400から、専用アプリケーション或いはwebブラウザなどを利用して閲覧受付部309のURLにアクセスし、識別情報を入力することで、自己に対応した監視カメラ200の画像データを参照することができる。
閲覧受付部309は、クライアント装置400から接続を受け付けると、クライアント装置400から受信するIDとパスワードなど識別情報を照合し、照合OKであれば蓄積記録部304から該当する画像データを参照可能とする。クライアント装置400への画像データの提供は、ファイル転送或いはストリーミングなど周知の方法を採用してよい。
<システム全体の動作>
以上のように構成された本実施の形態の画像管理システム100について、図4のシーケンス図を参照して、システム全体の動作を説明する。
図4に示すように、本実施の形態の画像管理システム100では、蓄積スケジュールが到来すると(S401)、センタ装置300から監視カメラ200にリストデータの取得要求が送信される(S402)。監視カメラ200は、リストデータの取得要求を受信すると、未転送リストを生成し(S403)、その未転送リストをセンタ装置300へ送信する(S404)。センタ装置300では、未転送リストを受信すると(S405)、未転送のデータ量から蓄積遅延を判定し(S406)、蓄積遅延が発生していると判定された場合には、利用者(管理者)に蓄積遅延異常をメールで通知する(S407)。
また、センタ装置300では、監視カメラ200から未転送リストに記録された画像データ(例えば、画像データ(A)、(B)、・・・)を取得して蓄積する処理が行われる。
例えば、図4に示すように、センタ装置300が、未転送リストから画像データの情報を抽出して監視カメラ200に画像データ(A)の取得要求を送信すると(S408)、監視カメラ200は、この取得要求に応答して、画像データ(A)をセンタ装置300へ送信する(S409)。センタ装置300は、監視カメラ200から受信した画像データ(A)を蓄積記録部304に記録すると(S410)、画像データ(A)の蓄積完了信号を監視カメラ200に送信する(S411)。監視カメラ200では、蓄積完了信号をセンタ装置300から受信すると、画像データ(A)について転送フラグをONにする処理が行われる(S412)。
同様に、センタ装置300が、監視カメラ200に画像データ(B)の取得要求を送信すると(S413)、監視カメラ200は、この取得要求に応答して、画像データ(B)をセンタ装置300へ送信する(S414)。センタ装置300は、監視カメラ200から受信した画像データ(B)を蓄積記録部304に記録すると(S415)、画像データ(B)の蓄積完了信号を監視カメラ200に送信する(S416)。監視カメラ200では、蓄積完了信号をセンタ装置300から受信すると、画像データ(B)について転送フラグをONにする処理が行われる(S417)。
そして、センタ装置300は、未転送の画像データのすべてを監視カメラ200から受信すると、または、未転送の画像データが残っていても蓄積スケジュールの終了時間になると、蓄積処理を終了して(S418)、データテーブルの更新を行う(S419)。
<監視カメラの動作>
つぎに、監視カメラ200で行われる種々の処理を、図5〜図7のフロー図を参照して説明する。
図5は、監視カメラ200で行われる画像データの記録処理の流れを示すフロー図である。監視カメラ200では、所定のスケジュール(監視スケジュール)に従って画像データの記録処理が行われる。図5に示すように、監視カメラ200は、所定のスケジュールが到来すると(S501)、監視区域の画像データを取得して(S502)、取得した画像データを所定の記録単位ごとに順次画像記録部208に記録する(S503)。画像データの記録が行われた後、監視カメラ200では、クラスタテーブルの更新が行われるとともに(S504)、記録IDテーブルの更新が行われる(S505)。このように、スケジュール期間中は画像データ記録と各種テーブルの更新が繰り返され、そして、所定のスケジュール期間が終了すると(S506)、画像データの記録処理が終了する。
図6は、監視カメラ200で行われる画像データの転送処理の流れを示すフロー図である。図6に示すように、監視カメラ200は、センタ装置300からリストデータの取得要求を受信すると(S601)、クラスタテーブルから転送フラグがOFFの画像データの情報を抽出して未転送リストを生成し(S602)、その未転送リストをセンタ装置300へ送信する(S603)。
その後、監視カメラ200は、センタ装置300から画像データの取得要求があると(S604)、センタ装置300から要求された画像データ(未転送の画像データ)をセンタ装置300へ送信する(S605)。そして、センタ装置300から蓄積完了信号を受信すると(S606)、送信した画像データの転送フラグがONに更新され、次の画像データの取得要求を待ち受ける。
監視カメラ200は、センタ装置300から画像データの取得要求に応じて、上記の処理(S604〜S606)を繰り返す。センタ装置300から画像データの取得要求がなく、所定のタイムアウト時間が経過したとき、または、センタ装置300から終了信号を受信したときに(S607)、画像データの転送処理を終了する。
図7は、監視カメラ200で行われる容量監視処理の流れを示すフロー図である。図7に示すように、監視カメラ200では、転送フラグがOFFのクラスタ数が抽出され(S701)、転送フラグがOFFのクラスタ数と全クラスタ数の比が算出される(S702)。そして、転送フラグがOFFのクラスタ数が全クラスタ数の所定割合以上(例えば80%以上)である場合、すなわち、書き込み可能なクラスタ数が全クラスタ数に対して所定の閾値以下(例えば20%以下)である場合に(S703)、残量異常と判定し(S704)、センタ装置300に残量異常信号を送信する(S705)。
<センタ装置の動作>
つづいて、センタ装置300で行われる種々の処理を、図8および図9のフロー図を参照して説明する。
図8は、センタ装置300で行われる画像データの蓄積処理の流れを示すフロー図である。センタ装置300では、所定のスケジュール(蓄積スケジュール)に従って画像データの蓄積処理が行われる。図8に示すように、センタ装置300は、蓄積スケジュールが到来すると(S801)、該当する監視カメラ200にリストデータの取得要求を送信する(S802)。そして、その監視カメラ200から未転送リストを取得すると(S803)、その未転送リスト中のクラスタID(つまり、未転送である画像データ)を指定して、その監視カメラ200に対して画像データの取得要求を送信する(S804)。センタ装置300は、その監視カメラ200から画像データを受信すると(S805)、受信した画像データを蓄積記録部304に記録して(S806)、その監視カメラ200に蓄積完了信号を送信する(S807)。なお、未転送リストに画像データの情報がなければ(つまり、未転送画像データがなければ)、ステップS804〜S807はスキップされる。
センタ装置300は、未転送リスト中のすべての画像データを取得すると(S808)、または、蓄積スケジュールが終了すると(S809)、画像データの蓄積処理を終了し(S810)、データテーブルを更新する(S811)。
図9は、センタ装置300で行われる遅延判定処理の流れを示すフロー図である。図9に示すように、センタ装置300は、監視カメラ200から未転送リストを取得すると(S901)、その未転送リストの中からクラスタ数を抽出する(S902)。そして、その監視カメラ200の画像記録部208の全クラスタ数と、未転送リストのクラスタ数とを比較して(S903)、未転送のクラスタ数が全クラスタ数の所定割合以上(例えば40%以上)であれば(S904)、蓄積遅延異常と判定し(S905)、利用者に電子メール等で蓄積異常通知信号を送信する(S906)。
このような本実施の形態の画像管理システム100によれば、監視カメラ200に記録された画像データをセンタ装置300に転送する場合に、例えば、帯域など通信上の問題などで、画像データの転送が想定通りに行われていないことを判定することができる。
すなわち、カメラ側で蓄積しつつ所定のタイミングでセンタに転送するような場合に、センタ装置300において画像の転送が想定通りに行われていないこと(蓄積遅延)を判定して、監視カメラ200の画像記録部208の容量に一定の余裕があるうちに、通信上のボトルネック改善を管理者に促すことができる。また、画像の転送が一定限度を超えて停滞し、カメラ側の蓄積マージンがなくなるおそれがある場合(残量異常)には、即座に管理者に通報することが可能となる。
本実施の形態では、監視カメラ200は、撮像素子202で取得した画像データを画像記録部208(SDカード)に記録しておき、所定のタイミング(センタ装置300から取得要求を受信すると)で遠隔のセンタ装置300に送信する。このとき、センタ装置300は、監視カメラ200で未送信となっていた画像データの量が画像記録部208(SDカード)の容量の所定割合以上(40%以上)であれば蓄積遅延(データ転送の遅延)と判断する。このようにして、蓄積遅延(データ転送の遅延)が発生しているか否かを判断することができる。
また、本実施の形態では、センタ装置300は、監視カメラ200又は監視区域の管理者の情報を予め記憶し、蓄積遅延(データ転送の遅延)が発生していると判断すると、この管理者に異常情報(メール)を送信する。これにより、管理者に蓄積遅延(データ転送の遅延)の発生を知らせて、通信状態の改善を図ることで、監視カメラ200の記録容量がなくなってしまうことを未然に防止できる。
また、本実施の形態では、監視カメラ200は、未送信の画像データの容量が画像記録部208の容量の所定割合以上(80%以上)になると、センタ装置300に異常情報を送信する。これにより、監視カメラ200の記録容量がなくなるおそれがある場合には、即座に、センタ装置300に画像記録部208の容量不足を知らせることができる。
例えば、監視カメラ200は、未送信の映像データ領域を書き込み不可(未記録領域及び送信済みの映像データの記憶領域を書き込み可能領域)とし、SDカードの書き込み不可領域がSDカード容量の一定割合以上(80%以上)となるとセンタに異常信号を送信する。
また、本実施の形態では、監視カメラ200は、ブロック単位で記録領域(データ領域)を管理し、未送信となっているブロック数で蓄積遅延(データ転送の遅延)を判断することができる。
以上、本発明の実施の形態を例示により説明したが、本発明の範囲はこれらに限定されるものではなく、請求項に記載された範囲内において目的に応じて変更・変形することが可能である。
以上のように、本発明にかかる画像管理システムは、画像データの転送が想定通りに行われていないことを判定することができるという効果を有し、監視システム等に適用され、有用である。
100 画像管理システム
200 監視カメラ(撮像装置)
201 光学系
202 撮像素子(撮像部)
203 画像アナログ/デジタルコンバータ
204 画像圧縮回路
205 通信部
206 処理部
207 記憶部
208 画像記録部
209 記録制御部
210 第一応答部
211 第二応答部
212 転送管理部
213 容量監視部
300 センタ装置
301 通信部
302 記憶部
303 制御部
304 蓄積記録部
305 蓄積処理部
306 蓄積遅延判定部
307 完了通知部
308 異常情報送信部
309 閲覧受付部
400 クライアント装置

Claims (5)

  1. 監視区域の画像データを取得する撮像部および前記取得した画像データを記録する記録部を備えた撮像装置と、前記撮像装置から転送される画像データを記録する蓄積記録部を備えたセンタ装置とを含む画像管理システムであって、
    前記撮像装置は、
    前記記録部に記録された画像データについて前記センタ装置に転送済みか否かを管理する転送管理部と、
    所定のタイミングで前記転送管理部にて未転送と管理されている画像データの量を示す未転送情報を前記センタ装置に送信する第一応答部と、
    前記第一応答部が前記未転送情報を送信した後に前記記録部より前記未転送と管理されている画像データを読み出して前記センタ装置に送信する第二応答部と、
    を備え、
    前記転送管理部は、前記センタ装置から完了通知を受信すると前記第二応答部が送信した画像データを転送済みとして管理し、
    前記センタ装置は、
    前記撮像装置から未転送情報を受信したときに、前記撮像装置にて未転送と管理されている画像データの量が前記撮像装置の記録部の容量に対して第一所定割合以上であれば蓄積遅延異常と判定する蓄積遅延判定部と、
    前記撮像装置から画像データを受信すると前記撮像装置に前記完了通知を送信する完了通知部と、
    を備えたことを特徴とする画像管理システム。
  2. 前記センタ装置は、さらに、
    前記監視区域または前記撮像装置の管理者の連絡先情報を予め記憶する連絡先情報記憶部と、
    前記蓄積遅延異常を判定したときに該当する前記管理者に異常情報を送信する異常情報送信部と、
    を備えた請求項1に記載の画像管理システム。
  3. 前記撮像装置は、さらに、
    前記転送管理部にて未転送と管理されている画像データの容量を監視する容量監視部を備え、
    前記容量監視部は、前記記録部の容量に対する前記未転送となる画像データの容量が前記第一所定割合より大きい第二所定割合以上であれば、前記センタ装置に残量異常信号を送信する請求項1または2に記載の画像管理システム。
  4. 前記撮像装置は、さらに、
    前記記録部の記録領域を所定の記録単位ごとのブロックに区分して管理し、前記撮像部が取得する画像データを順次前記ブロックに記録するよう制御する記録制御部を備え、
    前記転送管理部は、前記記録部のブロックごとに前記センタ装置から保存完了通知を受信すると転送済みとして管理し、
    前記センタ装置において、前記蓄積遅延判定部は、
    前記撮像装置から未転送情報を受信したときに、前記撮像装置にて未転送と管理されているブロック数と前記記録部の全ブロック数とを比較して前記蓄積遅延異常を判定する請求項1から3の何れかに記載の画像管理システム。
  5. 画像管理システムにおいて撮像装置から転送される監視区域の画像データを記録する蓄積記録部を備えたセンタ装置であって、
    前記撮像装置は、前記画像データを取得する撮像部と、前記取得した画像データを記録する記録部と、前記記録部に記録された画像データについて前記センタ装置に転送済みか否かを管理する転送管理部とを備え、
    前記転送管理部では、前記センタ装置から完了通知を受信すると、未転送情報を送信した後に送信した画像データを転送済みとして管理し、
    前記センタ装置は、
    前記撮像装置から送信される、前記転送管理部にて未転送と管理されている画像データの量を示す未転送情報を受信する第一受信部と、
    前記未転送情報を送信した後に前記撮像装置から送信される、前記未転送と管理されている画像データを受信する第二受信部と、
    前記撮像装置から未転送情報を受信したときに、前記撮像装置にて未転送と管理されている画像データの量が前記記録部の容量に対して第一所定割合以上であれば蓄積遅延異常と判定する蓄積遅延判定部と、
    前記撮像装置から画像データを受信すると前記撮像装置に前記完了通知を送信する完了通知部と、
    を備えたことを特徴とするセンタ装置。
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