JP6215783B2 - 配線基板、測温体および測温装置 - Google Patents
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Description
検知される。
選択される。白金以外の成分としては、例えばパラジウム、ロジウム、イリジウム等の白金族元素の金属材料および金等が挙げられる。なお、例えば抵抗配線2の温度変化に対する抵抗値の変化の直線性が重視される場合には白金の含有量が大きい方が好ましい。
変化し、抵抗配線2の温度は配線基板4等が位置している環境の温度(外部の温度)に応じて変化する。抵抗配線2の第1端部Aと第2端部Bとの間の抵抗値が、配線基板4としての抵抗値に相当する。すなわち、抵抗配線2の第1および第2端部A、B間の抵抗値を検知することによって、外部の温度が検知される。具体的には、あらかじめ設定されている上記0℃における初期値に対して、外部の温度の上昇に伴い抵抗配線の抵抗値が増加する。白金を主成分とする抵抗配線は、この抵抗値の増加が温度の増加に対して直線的に比例する。そのため、抵抗値の初期値からの増加に基いて、0℃等からの外部の温度の上昇が容易に算出され、検知され得る。
ゆるビア導体)9によって行なわれている。
(白金の含有量が99.99質量%以上のいわゆる純白金等)からなり、その厚みが約5〜15
μm程度の場合であれば、抵抗配線2の線幅は、例えば約20〜50μm程度に設定される。
また、この場合、抵抗配線2のうち絶縁層1aの外周に沿った部分(つまり外部に近い部分)の線幅を約50〜200μm程度に設定してもよい。これにより、抵抗配線2のうち外部
に近い部分における白金の昇華等による相対的な減少量が低減され、温度変化の検知の精度がさらに向上し得る。
の長さが抵抗配線2に比べて小さいため、接続導体8の両端間の抵抗値は抵抗配線2に比べてもともと小さいが、上記のように断面積が比較的大きいことによって、さらに接続導体8の抵抗値を、例えば無視できる程度に小さく抑えることができる。したがって、例えば接続導体8の存在によって、抵抗配線2の第1端部Aと第2端部Bとの間の抵抗値の所定値からずれるような可能性がさらに低減され、温度検知の精度が向上し得る。
である。図4において図1および図2と同様の部位には同様の符号を付している。図4(a)においても、接続導体8のうち貫通導体の一部を模式的に破線で示している。また、図4(b)では、見やすくするために上側の絶縁層1aを省略している。この測温装置は、上記構成の測温体6と、端子5を覆うように絶縁基板1の外表面に取り付けられた被覆体11とを含んでいる。この例では、平面透視において、つまりこの測温体6に含まれている絶縁基板1の厚み方向に見たときに、被覆体11が抵抗配線2と重なっていない。
外表面を被覆するものであり、円筒状または楕円筒状の形状である。また、被覆体11は、インコネル等の耐熱性金属で形成されている。被覆体11は、例えば円筒等の形状であって、絶縁基板1のうち被覆体から突き出る長さが5mm程度であり、絶縁基板1のうち被覆体11に被覆されている部分の長さが5mm程度になるような寸法で形成されている。このような被覆体の長さは、例えば約40mm程度である。
1a・・・絶縁層
2・・・抵抗配線
3・・・補助配線
4・・・配線基板
5・・・端子
6・・・測温体
7・・・接続点
8・・・接続導体
9・・・ビア導体
10・・・測温装置
11・・・被覆体
12・・・リード端子
Claims (10)
- 複数の絶縁層が積層されてなり、主面を有する絶縁基板と、
前記複数の絶縁層の層間に設けられており、第1端部および第2端部を有する抵抗配線と、
前記絶縁基板の前記主面に設けられた複数の補助配線とを備えており、
前記抵抗配線が該抵抗配線の長さ方向の途中に複数の接続点を有しているとともに、該複数の接続点のうち互いに隣り合う二つの接続点の間で前記複数の補助配線のそれぞれと並列に接続されており、
前記複数の補助配線のそれぞれの長さ方向に直交する方向における断面積が、前記抵抗配線の長さ方向に直交する断面における断面積よりも大きいことを特徴とする配線基板。 - 前記複数の補助配線が順次直列に接続されていることを特徴とする請求項1記載の配線基板。
- 前記絶縁層がセラミック焼結体からなり、前記抵抗配線および前記補助配線が厚膜導体であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の配線基板。
- 前記抵抗配線が、互いに平行に並んだ複数の直線部と該複数の直線部のうち隣り合う直線部の端同士をつないでいる複数の折り返し部とを有するミアンダ状であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の配線基板。
- 前記抵抗配線の前記接続点が前記折り返し部に位置しているとともに、前記接続点と前記補助配線とが、前記絶縁層を厚み方向に貫通する複数の貫通導体を含む接続導体によって互いに電気的に接続されており、前記接続導体の長さ方向に直交する断面における断面積が、前記抵抗配線の長さ方向に直交する断面における断面積よりも大きいことを特徴とする請求項4記載の配線基板。
- 平面視において、前記複数の貫通導体は、互いに隣り合うものの位置が前記直線部の長さ方向に互いにずれているものを含んでいることを特徴とする請求項5記載の配線基板。
- 前記複数の貫通導体は、互いに隣り合うもの同士が前記直線部の前記長さ方向に順次互い違いにずれているジグザグ配置部を有しており、該ジグザグ配置部において前記複数の補助配線がジグザグのパターンで互いに直列に接続されていることを特徴とする請求項6記載の配線基板。
- 前記複数の貫通導体は、互いに隣り合うもの同士が前記直線部の前記長さ方向に順次互い違いにずれているジグザグ配置部を有しており、該ジグザグ配置部において前記複数の補助配線が互いに直列に接続されて面状のパターンを形成していることを特徴とする請求項6記載の配線基板。
- 請求項1〜請求項8のいずれかに記載の配線基板と、
前記抵抗配線の前記第1端部および前記第2端部にそれぞれ電気的に接続された端子とを備えることを特徴とする測温体。 - 請求項9記載の測温体と、
前記端子を覆うように前記絶縁基板の外表面に取り付けられた被覆体とを備えており、
前記測温体に含まれている前記絶縁基板の厚み方向に見たときに、前記被覆体が前記抵抗配線と重なっていないことを特徴とする測温装置。
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