JP6211257B2 - 通信システム - Google Patents

通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP6211257B2
JP6211257B2 JP2012212989A JP2012212989A JP6211257B2 JP 6211257 B2 JP6211257 B2 JP 6211257B2 JP 2012212989 A JP2012212989 A JP 2012212989A JP 2012212989 A JP2012212989 A JP 2012212989A JP 6211257 B2 JP6211257 B2 JP 6211257B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
priority
network
flows
flow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012212989A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014068259A (ja
Inventor
佳裕 中平
佳裕 中平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2012212989A priority Critical patent/JP6211257B2/ja
Publication of JP2014068259A publication Critical patent/JP2014068259A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6211257B2 publication Critical patent/JP6211257B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

本発明は、通信システムに関するものである。
近年、インターネット等の通信網(以下、単に「網」とも言う。)において、送受信ペアや、使用するアプリなどによって互いに他の転送対象と区別される識別される転送対象の情報(以下、「通信フロー」とも言う。)に優先度を付与し、付与した優先度に応じた順序により通信フローを転送する通信システムが存在する。例えば、RFC791によれば、IPパケットにはTOS(Type Of Service)フィールドが存在し、TOSフィールドの第0〜2ビットにより優先度を、第3ビットにより遅延量を、第4ビットにより転送量を、第5ビットにより信頼性に関する要求を示すことが可能である(例えば、非特許文献1参照)。
また、RFC2474に示されるDiffServでは、上記TOSフィールドを再定義して、PHB(Per Hop Behavior)として用い、EF(Expedited Forwarding=帯域保証を行う仮想専用線サービス)、AF(Assured Forwarding=最低保証帯域付きのベストエフォート)、DF(Default Forwarding=ベストエフォート)、CS(Class Selector=CiscoによるIP優先度での転送)といったように、目的に応じて希望するルータのホップ毎の振る舞いをパケットに付与することが可能である(例えば、非特許文献2参照)。
かかる技術により、例えば、網が輻輳した際、ルータは、優先して転送すべきパケットと転送ができないときに廃棄すべきパケットとを識別して、パケットの転送または廃棄を行うことができる。
RFC791 RFC2474
しかしながら、従来の技術のように、アプリケーションの要求品質に応じて通信フローに転送時の優先度を付する技術では、以下のような課題がある。
第1の課題は、誰もが自分の通信を最優先させたいという欲求を持っているということである。皆が自分のパケットに最優先のフラグを立てれば、優先制御が機能しなくなる。これを防ぐためには、(a)高優先パケットは従量課金とするといった対応や、(b)高優先で流せるトラヒック量に上限を持たせるといった対応が必要となり、利便性が損なわれる可能性がある。
第2の課題は、各利用者が譲り合いの精神を持っていたり、従量課金の制度があり優先制御が機能したりする場合でも、網の状態に応じて付与すべきフラグを変化させる必要があるということである。例えば、優先パケットに対して従量課金がなされる場合、利用者には、網が混んでいれば優先フラグを立ててもよいが、空いていればベストエフォートで済ませて余計な支出を抑えたいという希望がある。
別の例として、課金なしで通信がなされている場合でも、同一のサービスにおけるパケットに対する異なる優先度の付与が必要な場合がある。この例について、図4を用いて説明する。
図4は、従来の技術の課題を説明するための図である。図4に示すように、各加入者に対応する加入者側装置921〜925が存在し、加入者側装置921に対応する企業k1の端末911、912が存在し、加入者側装置922〜925それぞれに対応する端末913〜916が存在する。例えば、企業k1の端末911、912は、加入者側装置921およびアクセス網931を通じて、キャリア側収容装置941と接続されている。アクセス網931は、1Gb/sの帯域を有している。
ここで、例えば、企業k1の端末911、912は、他の加入者の端末913〜916のトラヒックが少ない場合(例えば、端末913〜916それぞれが利用する帯域が100Mb/sの場合)、300Mb/sずつ帯域を利用することが可能である(図4の左側)。一方、他の加入者の端末913〜916のトラヒックが多く、各加入者の要求トラヒックが「全帯域/加入者数」より多い場合(例えば、端末913〜916それぞれが利用する帯域が200Mb/sの場合)、公平性の観点から各加入者に等しい帯域割り当てが行われている(図4の右側)。
より正確には、各加入者の要求帯域の合計がアクセス網931の全帯域を超える場合、「全帯域/加入者数」を超えない帯域を要求する加入者には、そのすべてを許可し、残り帯域を帯域不足の加入者に均等に割り振り、それでも残余する帯域があれば、残り帯域を帯域不足の加入者に均等に割り振ることで、公平性を実現することができる。このような帯域の割り振りの手法を「ポリシ1」と呼ぶとする。
この例のように、企業k1に対しての帯域の割り当てが少ない場合(例えば、企業k1に対して200Mb/sの帯域しか割り振られない場合)、企業k1の端末911、912それぞれにおいて多地点の高精細TV会議サービスを受けているとすると、これらのTV会議サービスの提供が帯域不足により全滅してしまう可能性がある。その解決策として、例えば、特定の端末のみ優先度を上げ、それ以外の品質を犠牲にすることで、重要な通信フローを守れる可能性がある。
第3の課題は、加入者にとって、網の区間に応じて優先フラグを付けたい場合があるという点である。本課題について、図5を用いて説明する。
図5は、従来の技術の課題を説明するための図である。図5に示すように、各加入者に対応する加入者側装置921〜927が存在し、加入者側装置921に対応する企業k1(本社)の端末911、912が存在し、加入者側装置925に対応する企業k1(支社)の端末916が存在し、加入者側装置926に対応する企業k2(他社)の端末917が存在する。また、加入者側装置922〜924、927それぞれに対応する端末913〜915、918が存在する。
また、図5に示すように、アクセス網931〜934、キャリア側収容装置941〜944、地域網951〜953、GW装置961〜963、ISP網971〜975、サーバ981、982が存在する。
ここで、企業k1(本社)の端末912の利用者は、アクセス網931、地域網951、ISP網972、ISP網973、地域網952およびアクセス網933を介して、企業k1(支社)の端末916の利用者と通信しているとする。また、企業k1(本社)の端末911の利用者(企業k1の社長)は、アクセス網931、地域網951、ISP網971、ISP網975、ISP網974、地域網953およびアクセス網934を介して、重要顧客の企業k2の端末917の利用者(企業k2の社長)と通信しているとする。また、いずれの通信もリアルタイム性が必要であり、高優先とすべきTV会議の通信であるが、相対的に後者の優先度が前者の優先度よりも高いとする。
また、他の利用者の端末913〜端末915が、アクセス網931、地域網951、ISP網972およびISP網975を介して、サーバ981から仮想デスクトップサービスを受けているとする。このサービスもリアルタイム性が要求されるため、この経路上には高優先のトラヒックが流れている。なお、上述のポリシ1による運用がなされているとする。
ここで、アクセス網931あるいは地域網951(アクセス網931から地域網951に入る際に廃棄等されるトラヒックも含む)が、やや混雑しており(例:パケット損失率10E−4〜10E−5)、ISP網972では輻輳に近い混雑(例:パケット損失率10E−2〜10E−3)が発生し、遅延やパケット損失が発生しやすい状況であるとする。また、このような状況においては、アクセス網931あるいはアクセス網931から地域網951に各加入者が流せるトラヒックの最大値が一定であると仮定する。
このとき、端末911と端末917との通信および端末912と端末916との通信において、どちらも品質劣化が生じていた場合、どうすべきであるかという課題がある。解決策の一つとして、端末912と端末916との通信における優先度を、端末911と端末917との優先度より低下させることにより、重要顧客と社長との通信を優先し、これを実現するための優先度の設定を行うことが考えられる。
この場合、端末911と端末917との通信の品質は、少なくともアクセス網931においては改善されるが、端末912と端末916との通信の品質は、アクセス網931において劣化するだけではなくISP網972において、更に劣化する。端末911と端末917との通信におけるパケットには、アクセス網931において社長の通信を守るためにやむを得ず落とした優先度のフラグが付いている。このため、ISP網972においては、端末911と端末917との通信は、ルータの出力競合の際に、他の加入者の端末913〜端末915からの高優先の通信に負けてしまい、そのパケット損失率は、全パケットの平均損失率より悪化し、その通信品質は劣悪になることが予想される。
なお、上記では、簡略化のために、企業k1から出力されるトラヒックが2つのTV会議である場合について説明している。しかし、より多くの高優先および低優先のトラヒックが多数のバーストトラヒックを含めて存在し、1加入者の最大利用可能帯域の上限を輻輳と言える確率で超える場面を主に想定している。かかる課題を解決するには、パケットの優先度を、当該パケットが通過する網の状態に応じて変更することが可能性として考えられるが、これを実現する技術は存在しない。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、通信フローが通過する網の状態に応じてその通信フローの優先度を変更することが可能な技術を提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明のある観点によれば、通信網の状態を示す網情報を取得する取得部と、前記網情報に基づいて前記通信網における複数の通信フローそれぞれの通信状況を推定する推定部と、前記複数の通信フローそれぞれの通信状況が所定の条件を満たす場合に、前記複数の通信フローのうち一部の通信フローそれぞれの優先度を変更する変更部と、を備える、通信システムが提供される。
前記変更部は、前記通信網内における一部の区間において前記一部の通信フローそれぞれの優先度を変更し、前記通信網内における前記一部の区間以外の区間において前記一部の通信フローそれぞれの優先度を変更しなくてもよい。
前記変更部は、前記通信網内の一部の区間において通信フロー転送の優先度が異なる複数のトンネルが構築されている場合、当該複数のトンネルの間で前記一部の通信フローそれぞれの転送に使用されるトンネルを変更することによって、前記一部の通信フローそれぞれの優先度を変更してもよい。
前記変更部は、前記一部の区間への突入時に通信フローに付加され、前記一部の区間からの脱出時に当該通信フローから取り除かれる所定のタグが存在する場合、変更後の優先度を前記一部の通信フローそれぞれの当該所定のタグに設定することにより、前記一部の通信フローそれぞれの優先度を変更してもよい。
前記取得部は、他の装置から前記網情報を取得することにより、または、前記通信網の状態を自ら検出することにより、前記網情報を取得してもよい。
前記変更部は、前記複数の通信フローのうち相対的に優先順位が低い通信フローが存在する場合、当該相対的に優先度が低い通信フローの優先度を低下させてもよい。
前記変更部は、前記複数の通信フローのうち相対的に優先順位が高い通信フローが存在する場合、当該相対的に優先度が高い通信フローの優先度を向上させてもよい。
前記通信システムは、
前記網情報に基づいて前記通信網の有効性を判断する判断部と、前記判断部による判断結果に基づいて、前記通信網における複数の通信フローそれぞれの経路を選択する経路選択部と、をさらに備えてもよい。
前記変更部は、SDN(Software Defined Network)の機能を用いて、前記一部の通信フローそれぞれの優先度を変更してもよい。
以上説明したように本発明によれば、通信フローが通過する網の状態に応じてその通信フローの優先度を変更することが可能である。
本発明の第1の実施形態に係る通信システムの構成例を示す図である。 低コストにサービス品質を維持するための実装の例を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係る通信システムの構成例を示す図である。 従来の技術の課題を説明するための図である。 従来の技術の課題を説明するための図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。
[第1の実施形態]
[構成の説明]
まず、本発明の第1の実施形態に係る通信システム1Aの構成例について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る通信システム1Aの構成例を示す図である。図1に示すように、通信システム1Aは、端末11〜15と、加入者側装置21〜24と、加入者共通伝送媒体31、32と、キャリア側収容装置41と、コアIPキャリア網51、52とを備える。コアIPキャリア網51、52は、地域網、ISP網などにより構成される通信網である。
加入者側装置21は、加入者からのトラフィックが流れる部分として、主として、LAN(Local Area Network)に接続される端末11、12に対するGW機能を果たすEGW(Enterprise GW)機能240と、加入者共通伝送媒体31を介してキャリア側収容装置41と通信する終端機能250とを備える。
また、加入者側装置21は、制御系の機能として、網情報獲得機能210と、送受信タイミング制御機能220と、付与優先度最適化機能230とを備える。なお、図1に示した例では、かかる制御系の機能は、加入者側装置21に備えられているが、加入者側装置21以外の装置に備えられてもよい。
EGW機能240は、L3優先情報L2マッピング機能241を備える。終端機能250は、キューq1〜q3と、SW251と、送信機能252と、受信機能253と、フィルタリング機能254とを備える。加入者側装置22〜24も加入者側装置21が有する機能と同様の機能を有していてもよい。
ここで、端末の数、加入者側装置の数、加入者共通伝送媒体の数、キャリア側収容装置の数、コアIPキャリア網の数、各装置内の機能ブロックの数などは、図1に示した例に限定されない。また、端末、加入者側装置、加入者共通伝送媒体、キャリア側収容装置、コアIPキャリア網、各装置内の機能ブロックの接続先は、図1に示した例に限定されない。
図1に示すように、加入者の端末11、12は、加入者側装置21に接続され、加入者側装置21は、複数の加入者で共有する加入者共通伝送媒体31を介してキャリア側収容装置41に接続される。加入者共通伝送媒体31は、光ファイバであってもよいし、無線の周波数帯であってもよい。キャリア側収容装置41は、コアIPキャリア網51、52と接続される。
網情報獲得機能210は、網の状態を示す網情報を取得する取得部の一例に相当する。網情報獲得機能210が網情報を取得する手法は特に限定されない。例えば、網情報獲得機能210は、キャリア側収容装置41から網情報を取得してもよい。かかる場合、例えば、キャリア側収容装置41から取得される網情報は、アクセス網や地域網に流せるトラヒックの帯域であってもよいし、キャリア側収容装置41において管理している輻輳に関する情報であってもよい。
また、PON(Passive Optical Network)等の技術により帯域を複数の加入者で共用するアクセス網では、キャリア側収容装置41から加入者側装置21に、アクセス網における送信可能帯域(アクセス網から地域網への出口で廃棄等されるトラヒックも含む)を通知する仕組みを持つものがある。したがって、キャリア側収容装置41から取得される網情報は、このように通知されるアクセス網の送信可能帯域であってもよい。
網情報獲得機能210は、キャリア側収容装置41以外から網情報を取得してもよい。例えば、網情報獲得機能210は、網の状態を検出することによって網情報を取得してもよい。網の状態の検出は、例えば、網を通過する通信トラヒックを測定することによりなされてもよいし、状態検出用のパケットを送信してから所定の装置により返信された応答パケットを受信するまでの時間を測定することによりなされてもよい。すなわち、網情報獲得機能210は、他の装置から網情報を取得することにより、または、網の状態を自ら検出することにより、網情報を取得してもよい。
送受信タイミング制御機能220は、終端機能250による通信のタイミングに相当する送受信タイミングを制御する機能を有する。
フロー別通信品質推定機能232は、網情報に基づいて網を介した複数の通信フローそれぞれの通信状況を推定する推定部の一例に相当する。通信フローは、例えば、端末により実行されるアプリケーション単位で転送される情報(例えば、パケット)に相当する。上記した例では、TV会議のアプリケーション実行により転送される情報、仮想デスクトップのアプリケーション実行により転送される情報が通信フローに相当する。通信状況は、例えば、通信品質であってもよい。
付与優先度計算機能231は、複数の通信フローそれぞれの通信状況が所定の条件を満たす場合に、複数の通信フローのうち一部の通信フローそれぞれの優先度を変更する変更部の一例に相当する。所定の条件は、特に限定されないが、例えば、所定の通信品質より劣悪な通信品質であるという条件であってもよい。なお、図1に示した例では、付与優先度計算機能231は、加入者側装置21に備えられているが、キャリア側収容装置41に備えられてもよいし、地域網のGW装置に備えられてもよいし、ISP網の通信装置に備えられてもよい。
優先度の変更の手法としても様々な手法が想定される。例えば、付与優先度計算機能231は、複数の通信フローのうち相対的に優先順位が低い通信フローが存在する場合、当該相対的に優先度が低い通信フローの優先度を低下させてもよい。かかる優先度の変更によれば、例えば、通常は高優先で流すサービスに関して、輻輳時に一部の通信フローを低優先化して、他の通信フローを守ることが可能である。
なお、相対的な優先順位は、例えば、優先順位に送信元IPアドレスが対応付けられている場合には、通信フローの送信元IPアドレスに対応付けられている優先順位から判断されてもよいし、通信フローに対して手動で設定された優先順位から判断されてもよい。
あるいは、付与優先度計算機能231は、複数の通信フローのうち相対的に優先順位が高い通信フローが存在する場合、当該相対的に優先度が高い通信フローの優先度を向上させてもよい。かかる優先度の変更によれば、例えば、通常は従量課金されずに低優先で流すサービスに関して、輻輳時に一部の通信フローを高優先化して、当該通信フローを守ることが可能である。
付与優先度計算機能231は、網内の全区間において当該一部の通信フローそれぞれの優先度を変更してもよいが、優先度の変更はかかる例に限定されない。例えば、付与優先度計算機能231は、網内における一部の区間において当該一部の通信フローそれぞれの優先度を変更し、網内における当該一部の区間以外の区間において当該一部の通信フローそれぞれの優先度を変更しなくてもよい。区間毎に優先度を変更することにより、通信状況の調整をより詳細に行うことが可能となる。
区間毎の優先度の変更は、どのようになされてもよい。例えば、特定区間にトンネルを設定し、トンネルでない区間、あるいは、トンネル毎に異なる優先度を設けてもよい。すなわち、付与優先度計算機能231は、網内の一部の区間において通信フロー転送の優先度が異なる複数のトンネルが構築されている場合、当該複数のトンネルの間で当該一部の通信フローそれぞれの転送に使用されるトンネルを変更することによって、当該一部の通信フローそれぞれの優先度を変更してもよい。
また、例えば、付与優先度計算機能231は、当該一部の区間への突入時に通信フローに付加され、当該一部の区間からの脱出時に当該通信フローから取り除かれる所定のタグが存在する場合、変更後の優先度を当該一部の通信フローそれぞれの当該所定のタグに設定することにより、当該一部の通信フローそれぞれの優先度を変更してもよい。
ここで、所定のタグは、後に説明するように、例えば、VLAN(Virtual Local Area Network)タグであってもよい。これにより、例えば、レイヤ2とレイヤ3とで異なる優先度を通信フローに付与し、レイヤ2で転送される区分とレイヤ3で転送される区分とで異なる優先度により通信フローを転送させることができる。他のタグであってもよい。
なお、上記では、付与優先度計算機能231は、複数の通信フローそれぞれの通信状況が所定の条件を満たす場合に、複数の通信フローのうち一部の通信フローそれぞれの優先度を変更することとした。しかし、付与優先度計算機能231は、当該一部の通信フローそれぞれの優先度を変更した場合における通信状況を推定し、優先度の変更により所定の通信状況が維持できる通信フローが生じると判断した場合に、当該一部の通信フローそれぞれの優先度を変更してもよい。
キャリア側収容装置41は、加入者側装置21、22との通信を掌る終端機能410と、加入者側装置23、24との通信を掌る終端機能440と、終端機能410、440それぞれから上がってくるトラヒックを束ねる集約スイッチ420と、課金等のレイヤ3処理をする収容ルータ430とを備える。
以上、本発明の第1の実施形態に係る通信システム1Aの構成例について説明した。
[動作の説明]
続いて、本発明の第1の実施形態に係る通信システム1Aの動作の流れの例について説明する。図1に示した通信システム1Aにおいて、加入者の端末11から送信された加入者データ(通信フロー)は、加入者側装置21に送られる。加入者側装置21においては当該データはレイヤ3終端され、加入者側装置21は、(レイヤ3である)IPアドレスの優先フラグ(あるいは、レイヤ4のプロトコル番号)に基づいて、要求される通信品質を把握し、この通信品質を達成するに相応しいレイヤ2での優先度に関わる制御を行う。
このような制御を行うには、例えば、端末11において実行されるアプリケーション毎にVLAN−IDをデータに付与するという手法が考えられる。このVLAN−IDには優先度が設定されており、当該優先度に応じて終端機能250のクラス別キュー(図1に示した例では、キューq1〜q3)に割り振られて書き込まれる。
終端機能250では、キューの優先度に応じた順序でスイッチ(SW251)にイーサフレームが読み出されるため、優先度の高いキューに書き込まれたイーサフレームから順に加入者共通伝送媒体31を介してキャリア側収容装置41に送信される。
キャリア側収容装置41においては、加入者データは、終端機能410により加入者共通伝送媒体31からの物理終端が行われた後、集約SW420に入力される。集約SW420においては、終端機能410からの加入者データと他の終端機能(例えば、終端機能440など)からの加入者データとの競合が発生し、優先度の高いデータが先に収容ルータ430に送られる。一方、低優先のデータは、内部のキューバッファに蓄積され、キューバッファに蓄積されるデータ量が増えると溢れてパケット損失が発生する。
収容ルータ430では、宛先IPアドレスに応じて、出力すべきコアIPキャリア網(例えば、コアIPキャリア網51、コアIPキャリア網52など)が選択され、選択されたコアIPキャリア網に向かって送信される。また、加入者側装置21とキャリア側収容装置41との間では、サービス毎にVLANタグが付与され、VLAN毎に優先度が設定されている。IPパケットのVLANへのマッピングは、例えば、レイヤ4のポート番号により識別することができる。
上記の一連の動作の残りの課題は、端末11から収容ルータ430までの区間における優先度をどのようにして決定し、当該優先度をこの区間外の優先度とどのようにして異ならせるかという点である。ここでは、上記した例のうち、付与優先度計算機能231によりレイヤ2とレイヤ3とで異なる優先度を通信フローに付与する手法についてさらに詳細に述べる。
本発明の第1の実施形態では、キャリア側収容装置41は、加入者側装置21、22に対して、加入者共通伝送媒体31を使用した通信時刻を通知し、加入者側装置21、22は、当該通信時刻に加入者共通伝送媒体31を使用して加入者データをキャリア側収容装置41に送信することで衝突を防いでいる。
加入者側装置21の網情報獲得機能210は、送受信タイミング制御機能220から網の状態を把握するのに必要な情報(例えば、送信キューの情報や、加入者側装置21から許された通信時間の情報など)を取得する。この情報は、付与優先度最適化機能230に送られ、フロー別通信品質推定機能232により、デフォルトのレイヤ3サービス要求品質に対応するレイヤ2優先制御のマッピングを行った際の通信品質が推定される。
推定の結果、仮に、TV会議等の大容量低遅延トラフィックが多く、このままでは、どのTV会議フローも十分な品質が期待できない場合、付与優先度計算機能231は、同一アプリケーションであっても、相対的に優先順位の低い通信フローに関して、VPNタグにデフォルトの優先度ではなく、より低い優先度を付与する。通信フローに対する相対的な優先順位は、例えば、送信元IPアドレスから把握されてもよいし(例えば、役員会議室の端末であれば相対的に高い優先順位である等)、マニュアルで設定されてもよい。
こうして、同一サービスであっても相対的に優先順位が低いフローは、優先度を下げて転送される。しかし、このような手法によれば、優先度が下げられる区間はVLANが有効なレイヤ2の範囲に限定され、レイヤ2終端が行われる収容ルータ430によりVLANタグがイーサフレームごと剥ぎ取られ、コアIPキャリア網に送信される際には、他の同一サービスのデータと何ら変わらないパケットに復活して送信される。
これまでの説明で、網の状態を把握する手法として、送受信タイミング制御機能220からの情報を用いる手法を示したが、網の状態を把握する手法はかかる例に限定されない。例えば、網情報獲得機能210は、キャリア側収容装置41の集約SW420(または収容ルータ430)のMIB(Management Information Base)にアクセスし、これらの装置でのクラス別のパケット損失情報を獲得することで、網の状態に関する情報を取得することができる。あるいは、網情報獲得機能210は、RTCP−XRなどといった端末11のアプリケーションの品質の情報を参照することによって把握することもできる。
なお、本発明の第1の実施形態をより好適に運用するためには、網が輻輳している際のキャリアの公平性ポリシに関して、優先度が異なるサービスであっても、「どの加入者にも同一の帯域を付与する」サービス、あるいは、「同一加入者内では優先度の差を付けるが、他の加入者とは差を付けない」サービスを行うことが効果的である。
ここで、上記したような優先度や経路を変更する仕組みについて、具体的な手段として、Software Defined Networkと呼ばれるノードや、OAM(Operation Administration and Maintenance)の機能を自由に定義できる技術を用いれば、実装が容易になるだけではなく、改良等も容易になるため、好適である。
続いて、図2を用いて低コストにサービス品質を維持するための実装の例を説明する。図2に示すように、キャリアc1は、企業k1の本社と支社との間のデータ通信を提供している。キャリアc1は足回りのみを有しており、コア系は、従量課金で高品質なキャリアc2と、定額制のベストエフォートのキャリアc3の資源を利用している。
ここで、キャリアc1は、網の状態を獲得し、獲得した結果に基づいて網の混み具合を判断し、定額制のキャリアc3が空いていれば、優先してキャリアc3を使用する。一方、キャリアc1は、網が混んでいて品質が不足する場合、従量課金のキャリアc2へ高優先のパケットを転送することで、低コストに高品質な通信を実現できる。
以上、本発明の第1の実施形態に係る通信システム1Aの動作の流れの例について説明した。
[効果の説明]
本発明の第1の実施形態によれば、通信フローが通過する網の状態に応じてその通信フローの優先度を変更することが可能である。さらに、本発明の第1の実施形態によれば、特定の区間における網の状態を把握し、特定区間において、網の状態に応じて同一サービスでも一部の通信フローの優先度を変更することにより、特定の通信フローの品質を守ることができる。また、優先度が変更された通信フローは、この区間以外では通常の優先度により通信される。そのため、当該通信フローの優先度が他の加入者のパケットの優先度に比べて劣ってしまい当該通信フローの転送が不利になってしまう可能性も低減できる。
続いて、以下では、本発明の第2の実施形態に係る通信システム1Bについて説明する。
[第2の実施形態]
本発明の第1の実施形態では、加入者のデータパケット転送の際の優先度の変更は、加入者側装置21のみ、あるいは、加入者側装置21Aとキャリア側収容装置41Aとだけが変更可能な例を示した。これは、企業内の装置の置き換え、あるいは、インターネット接続サービスを提供するキャリアの変更だけで実現できる手法であると考えられたからである。本発明の第2の実施形態では、これらの場合に加え、コア側のノードでも優先度の変更が可能な場合を示す。
図3は、本発明の第2の実施形態に係る通信システム1Bの構成例を示す図である。図3に示すように、本発明の第2の実施形態に係る通信システム1Bの構成は、本発明の第1の実施形態に係る通信システム1Aの構成に準じており、これに、コアノード装置nが加わるとともに、網情報獲得機能210および付与優先度・経路最適化機能260が、各キャリアのOpS(Operation System)と情報交換や制御が可能な仕組みとなっている。
付与優先度経路計算機能261は、複数の通信フローそれぞれの通信状況が所定の条件を満たす場合に、複数の通信フローのうち一部の通信フローそれぞれの優先度を変更する場合における当該変更後の優先度を算出する。また、付与優先度経路計算機能261は、網情報獲得機能210により取得された網情報に基づいて網の有効性を判断する判断部の一例に相当する。また、付与優先度経路計算機能261は、当該判断結果に基づいて、網における複数の通信フローそれぞれの経路を選択する経路選択部の一例に相当する。
コアノード装置nは、優先度変更機能450および方路切替機能460を有する。優先度変更機能450は、通信フローの優先度を付与優先度経路計算機能261により算出された優先度に変更する。ここで、優先度の変更は、パケットの優先フラグを変えたり、VLAN毎の優先度を変えたりといった操作により、通信フロー毎になされ得る。優先度変更機能450は、例えば、SDN(Software Defined Network)の機能を用いて、一部の通信フローそれぞれの優先度を変更することもできる。
方路切替機能460は、付与優先度経路計算機能261により選択された経路に従って、方路の切り替えを行う。例えば、方路切替機能460は、優先度別あるいは宛先別にパケットを出力する機能を有する。
以上、本発明の第2の実施形態に係る通信システム1Bの機能構成例について説明した。
[動作の説明]
続いて、本発明の第2の実施形態に係る通信システム1Bの動作の流れの例について説明する。図3に示した例において、網情報獲得機能210は、各キャリア網のOpSと通信して、加入者側装置21A、キャリア側収容装置41Aおよびコアノード装置nそれぞれの通信品質に関する情報を獲得する。
例えば、OpSは、上記装置のMIBに対してSNMP(Simple Network Management Protocol)メッセージを送信すれば、その応答として通信品質に関する情報を得ることができる。また、通信品質に関する情報を得る他の手法として、端末がPingやTrace−routeで各網間の遅延時間を計測する手法や、RTCP−XRなどといった情報を参照する手法を採用することもできる。
これらの情報をもとに、付与優先度・経路最適化機能260は、加入者側装置21A、キャリア側収容装置41Aおよびコアノード装置nが出力する際にパケットに付与すべき最適な優先度や方路を計算し、それに従った通信を行うようにOpSに依頼する。OpSは、加入者側装置21A、キャリア側収容装置41Aおよびコアノード装置nがそのように動作するように指示する。優先度を各ノードで変更して設定するようなノード技術には、前述のSDN技術がある。
また、SDNの具体的な実装手法としては、Open Network FoundationによるOpen Flowが存在する。Open Flowノードは、パケットのレイヤ2〜レイヤ4のヘッダをフロー識別子として使用し、各識別子に対して、フロールールに従った動作をさせることが可能である。各ノードは、初めて入力される識別子に対して、コントローラにフロールールを問い合わせて取得し、これに従ってパケットを処理することができる。
本発明の第2の実施形態の場合、具体的な実装方法として、加入者側装置21A、キャリア側収容装置41Aおよびコアノード装置nのノードにOpen Flowを実装し、OpS部分にコントローラを配置するという手法を採用することができる。
あるいは、付与優先度・経路最適化機能260にコントローラを配置し、そこへフロールールを問い合わせに行く実装も可能だが、各キャリアが、自社ノードに対して外部のコントローラの指示で動く権限を与えることに関しては慎重になると思われる。そこで、各社のOpS部分にコントローラを配備し、その情報を変更するように依頼がされた場合に、各キャリアは、その依頼に対して、許される範囲の依頼であるかを検査した上で、コントローラに情報を入力するのが好適ではないかと考えられる。もちろんこれらの動作は、全て自動で行うことが可能である。
[効果の説明]
本発明の第2の実施形態によれば、本発明の第1の実施形態が奏する効果に加え、通信システム1Bは、ネットワークのEnd to Endで、最適な経路と優先度により通信を実現することが可能となる。
[変形例の説明]
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
通信システム1を構成する各機能ブロックは、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)などから構成され、図示しない記憶部により記憶されているプログラムがCPUによりRAMに展開されて実行されることにより、その機能が実現され得る。あるいは、これらの機能ブロックは、専用のハードウェアにより構成されていてもよいし、複数のハードウェアの組み合わせにより構成されてもよい。
1(1A、1B) 通信システム
11〜16 端末
21〜24、24A 加入者側装置
41、41A キャリア側収容装置
51、52 コアIPキャリア網
250 終端機能
210 網情報獲得機能(取得部)
220 送受信タイミング制御機能
230 付与優先度最適化機能
231 付与優先度計算機能(変更部)
232 フロー別通信品質推定機能(推定部)
240 EGW機能
252 送信機能
253 受信機能
254 フィルタリング機能
260 付与優先度・経路最適化機能
261 付与優先度経路計算機能(判断部、経路選択部)
450 優先度変更機能(変更部)
460 方路切替機能

Claims (7)

  1. 通信網の状態を示す網情報を取得する取得部と、
    前記網情報に基づいて前記通信網における複数の通信フローそれぞれの通信状況を推定する推定部と、
    前記複数の通信フローそれぞれの通信状況が所定の条件を満たす場合に、前記複数の通信フローのうち一部の通信フローそれぞれの優先度を変更する変更部と、
    を備え、
    前記変更部は、前記通信網内における一部の区間において前記一部の通信フローそれぞれの優先度を変更し、
    前記優先度を変更するに際して、前記複数の通信フローのうち、
    相対的に優先順位が低い通信フロー、
    優先度を下げる通信フロー数が最小で、他の通信フローの品質を守れる通信フロー、
    最も帯域が大きな又は小さな通信フロー、
    開始時刻が最も早い又は遅い通信フロー、および
    ランダムに選択したいずれか単数又は複数の通信フロー、
    のいずれかの優先度を低下させ、
    前記通信網内における前記一部の区間以外の区間において前記一部の通信フローそれぞれの優先度を変更しない、
    通信システム。
  2. 通信網の状態を示す網情報を取得する取得部と、
    前記網情報に基づいて前記通信網における複数の通信フローそれぞれの通信状況を推定する推定部と、
    前記複数の通信フローそれぞれの通信状況が所定の条件を満たす場合に、前記複数の通信フローのうち一部の通信フローそれぞれの優先度を変更する変更部と、
    を備え、
    前記変更部は、前記通信網内における一部の区間において前記一部の通信フローそれぞれの優先度を変更し、
    前記優先度を変更するに際して、前記複数の通信フローのうち、
    相対的に優先順位が高い通信フロー、
    優先度を上げる通信フロー数が最小で、他の通信フローの品質を守れる通信フロー、
    最も帯域が大きな又は小さな通信フロー、
    開始時刻が最も早い又は遅い通信フロー、および
    ランダムに選択したいずれか単数又は複数の通信フロー、
    のいずれかの優先度を上昇させ、
    前記通信網内における前記一部の区間以外の区間において前記一部の通信フローそれぞれの優先度を変更しない、
    通信システム。
  3. 前記変更部は、前記通信網内の一部の区間において通信フロー転送の優先度が異なる複数のトンネルが構築されている場合、当該複数のトンネルの間で前記一部の通信フローそれぞれの転送に使用されるトンネルを変更することによって、前記一部の通信フローそれぞれの優先度を変更する、
    請求項1または2に記載の通信システム。
  4. 前記変更部は、前記一部の区間への突入時に通信フローに付加され、前記一部の区間からの脱出時に当該通信フローから取り除かれる所定のタグが存在する場合、変更後の優先度を前記一部の通信フローそれぞれの当該所定のタグに設定することにより、前記一部の通信フローそれぞれの優先度を変更する、
    請求項1または2に記載の通信システム。
  5. 前記取得部は、他の装置から前記網情報を取得することにより、または、前記通信網の状態を自ら検出することにより、前記網情報を取得する、
    請求項1〜のいずれか一項に記載の通信システム。
  6. 前記通信システムは、
    前記網情報に基づいて前記通信網の有効性を判断する判断部と、
    前記判断部による判断結果に基づいて、前記通信網における複数の通信フローそれぞれの経路を選択する経路選択部と、
    をさらに備える、請求項1〜のいずれか一項に記載の通信システム。
  7. 前記変更部は、SDN(Software Defined Network)の機能を用いて、前記一部の通信フローそれぞれの優先度を変更する、
    請求項1〜のいずれか一項に記載の通信システム。
JP2012212989A 2012-09-26 2012-09-26 通信システム Active JP6211257B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012212989A JP6211257B2 (ja) 2012-09-26 2012-09-26 通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012212989A JP6211257B2 (ja) 2012-09-26 2012-09-26 通信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014068259A JP2014068259A (ja) 2014-04-17
JP6211257B2 true JP6211257B2 (ja) 2017-10-11

Family

ID=50744240

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012212989A Active JP6211257B2 (ja) 2012-09-26 2012-09-26 通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6211257B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6553538B2 (ja) * 2016-03-25 2019-07-31 日本電信電話株式会社 データ伝送装置、データ伝送方法及びデータ伝送プログラム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5351857B2 (ja) * 2010-08-23 2013-11-27 日本電信電話株式会社 パケット転送装置およびパケット転送方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014068259A (ja) 2014-04-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7756026B2 (en) Providing a quality of service for various classes of service for transfer of electronic data packets
US9413611B2 (en) Generating and enforcing a holistic quality of service policy in a network
EP1739914B1 (en) Method, apparatus, edge router and system for providing a guarantee of the quality of service (qos)
US8665892B2 (en) Method and system for adaptive queue and buffer control based on monitoring in a packet network switch
AU2003264320B2 (en) The system and method for realizing the resource distribution in the communication network
US9882817B2 (en) Inter-device policing on network interface devices in LAG configuration
JP7512456B2 (ja) パケットスケジューリング方法、スケジューラ、ネットワーク装置及びネットワークシステム
CN106712899B (zh) 一种端口速率调整方法及设备
US9699113B2 (en) Method and apparatus for bandwidth adjustment in network virtualization system
JP2020072336A (ja) パケット転送装置、方法、及びプログラム
JP6211257B2 (ja) 通信システム
CN112714072B (zh) 一种调整发送速率的方法及装置
WO2021174236A2 (en) In-band signaling for latency guarantee service (lgs)
WO2015139729A1 (en) Configuration of backhaul bearers
Cisco QC: Quality of Service Overview
US20170373982A1 (en) System and method for mtu size reduction in a packet network
Lim et al. Modeling of LTE back-hauling through OFDMA-PONs
CN114501544A (zh) 一种数据传输方法、装置和存储介质
US20220070736A1 (en) Traffic steering device
JP4536047B2 (ja) アドミッション制御装置および方法
CN112714071A (zh) 一种数据发送方法及装置
JP5045683B2 (ja) フロー単位でトラフィック制御を行う通信システム、該通信システムで使用する管理装置及びプログラム
Carmo et al. NSIS-based quality of service and resource allocation in Ethernet networks
Tarasiuk et al. On the signaling system in the IPv6 QoS Parallel Internet
Chen QoS and Over-subscription for IP/MPLS Networks

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150515

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160301

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160427

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160712

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170628

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170913

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6211257

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150